JP5942415B2 - 射出成形方法およびその装置 - Google Patents

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本発明は、油圧により、金属の溶湯を金型のキャビティ内に射出充填し、キャビティ内の溶湯を加圧成形する射出成形方法およびその装置に関する。
例えば、特許文献1には、ボールネジ装置および油圧装置を備えた射出成形装置の射出成形方法が記載されている。この射出成形方法は、ボールネジ装置を駆動して金属の溶湯を金型のキャビティ内に射出充填し、油圧装置を駆動してボールネジ装置を押圧してキャビティ内の溶湯を加圧成形する。この溶湯の充填動作から加圧動作への切替は、ロードセルによって検知したボールネジ装置に加わる荷重と、予め設定したボールネジ装置に加わる最大荷重とが一致したときに指令する。これにより、溶湯の給湯量のばらつきに関係なく、油圧装置は加圧動作のみを行うことが可能となり、安定した昇圧特性を得ることができる。
また、特許文献2には、射出成形装置の金型のキャビティ内の圧力を金型に設けたロードセルによって計測する装置が記載されている。この装置によれば、キャビティ内の溶湯に掛かる圧力を再現性良く計測することができ、射出成形装置の耐久性を向上させることができる。
特開平7−204823号公報 特開2010−42446号公報
上述の特許文献1に記載の方法では、キャビティ内への溶湯の射出充填はボールネジ装置により行われ、キャビティ内の溶湯の加圧成形は油圧装置により行われる。このため、油圧装置による加圧成形中は、ボールネジ装置の射出充填力が加わったままとなっている。よって、ボールネジ装置の射出充填力により、金型が若干開いて所謂バリ吹きが発生するおそれがある。一方、特許文献1に記載の装置では、キャビティ内の溶湯に掛かる圧力を計測することができるので、上述のバリ吹きの発生を抑制することは可能である。しかし、非常に多種類に及ぶ金型毎にロードセルの配置箇所を設定する必要があり、手間が掛かると共にコスト高になり、良好な成形体を得るには射出成形の制御が困難である。また、成形体が複雑な形状のときはキャビティ内の正確な圧力を計測できない場合があり、その場合は上述のバリ吹きや所謂ヒケが発生するおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、良好な成形体を得ることができる射出成形を簡易に制御できる射出成形方法およびその装置を提供することを目的とする。
(射出成形方法)
(請求項1)本発明の射出成形方法は、油圧で作動する射出装置を用いて、金属の溶湯を金型のキャビティ内に射出充填し、前記キャビティ内に射出充填した前記溶湯を加圧成形する射出成形方法であって、射出開始から射出充填が完了するまでの時間帯で射出充填速度を制御する速度制御域と、前記速度制御域に続く時間帯で、前記加圧成形に係る加圧力を制御する加圧力制御域とで構成される射出成形条件で前記射出充填及び前記加圧成形を行う射出制御工程と、前記射出充填中の射出装置のイナーシャの変化を測定する測定工程と、前記測定したイナーシャに基づいて、前記射出成形条件を補正する補正工程と、を備え、前記射出成形条件における射出充填速度が、前記補正の有無によらず、前記速度制御域と前記加圧制御域との境界位置直前では、前記速度制御域における最高速度より小さく0より大きい一定速度を維持し、前記境界位置を過ぎた後に0となるように設定されている
(請求項2)また、前記補正工程は、測定した前記射出装置のイナーシャの最大値を、指令した前記キャビティ内の前記溶湯に対する加圧力最大値を超えないように、前記射出成形条件を補正するとよい。
(請求項3)また、前記補正工程は、測定した前記射出装置のイナーシャの最大値を、指令した前記射出装置のイナーシャの最大値を超えないように、前記射出成形条件を補正するとよい。
(請求項4)また、前記補正工程は、前記射出成形条件として前記射出装置の射出充填速度のパターンにおける指令した減速域の減速速度を補正するとよい。
(請求項5)また、前記補正工程は、前記減速速度の補正により、前記射出装置のイナーシャの最大測定値を、前記溶湯に対する最大加圧力指令値もしくは前記イナーシャの最大指令値を超えないようにできないとき、前記射出成形条件として指令した前記減速域の減速開始位置を補正するとよい。
(請求項6)また、前記補正工程は、測定した前記射出装置のイナーシャの最大値と最小値との差に基づいて、指令した前記射出装置の射出充填速度の制御域と前記キャビティ内の前記溶湯に対する加圧力の制御域との境界位置を補正するとよい。
(射出成形装置)
(請求項7)本発明の射出成形装置は、油圧で作動する射出装置を用いて、金属の溶湯を金型のキャビティ内に射出充填し、前記キャビティ内に射出充填した前記溶湯を加圧成形する射出成形装置であって、射出開始から射出充填が完了するまでの時間帯で射出充填速度を制御する速度制御域と、前記速度制御域に続く時間帯で、前記加圧成形に係る加圧力を制御する加圧力制御域とで構成される射出成形条件で前記射出充填及び前記加圧成形を行う制御装置と、前記射出充填中の射出装置のイナーシャの変化を測定するイナーシャ測定装置と、前記イナーシャ測定装置により測定したイナーシャに基づいて、前記射出成形条件を補正する補正装置と、を備え、前記制御装置には、前記射出成形条件における射出充填速度が、前記補正の有無によらず、前記速度制御域と前記加圧制御域との境界位置直前では、前記速度制御域における最高速度より小さく0より大きい一定速度を維持し、前記境界位置を過ぎた後に0となるように設定されている
(請求項8)また、前記イナーシャ測定装置は、前記射出装置における前記油圧を受ける第1ロッドと、前記溶湯を射出および加圧する第2ロッドと、を連接する連接部材に設けられているとよい。
(請求項1)本発明によると、射出充填中の射出装置のイナーシャの変化を測定している。これにより、射出充填中の溶湯に実際に加わる力を把握することができる。よって、測定したイナーシャに基づいて、射出成形条件を補正することにより、良好な成形体を得ることができる。
(請求項2)射出充填中の射出装置のイナーシャの最大測定値が、キャビティ内の溶湯に対する最大加圧力指令値以下となるように射出成形条件を補正している。これにより、溶湯の射出充填中における金型の開きを防止することができる。よって、成形体におけるバリ吹きの発生を無くし、良好な成形体を得ることができる。
(請求項3)射出充填中の射出装置のイナーシャの最大測定値が、イナーシャの最大指令値以下となるように射出成形条件を補正している。これにより、多少のバリ吹きの発生は許容して均一な密度の成形体を得たい場合に有効である。
(請求項4)一般的に、射出装置の射出充填速度は、低速域、高速域、減速域の3フェーズのパターンで構成されている。このパターンにおける減速域の減速指令速度を補正することにより、高速域の後の減速域で発生する射出装置のイナーシャの最大測定値を制御することが可能となる。
(請求項5)減速指令速度の補正により射出装置のイナーシャの最大測定値を、溶湯に対する最大加圧力指令値もしくはイナーシャの最大指令値を超えないようにできないときは、減速域の減速開始指令位置を補正することにより、高速域の後の減速域で発生する射出装置のイナーシャの最大測定値をさらに制御することが可能となる。
(請求項6)射出充填中の射出装置のイナーシャの最大測定値と最小測定値との差に基づいて、射出装置の射出充填速度の制御域とキャビティ内の溶湯に対する加圧力の制御域との境界指令位置を補正している。これにより、キャビティ内の溶湯の密度を均一化を図ることができ、成形体の精度を高めることができる。
(請求項7)本発明の射出成形装置によれば、上述した射出成形方法における効果と同様の効果を奏する。
(請求項8)射出装置における油圧を受ける第1ロッドと、溶湯を射出および加圧する第2ロッドとを連接する連接部材に、イナーシャ測定装置を設けているので、金型を交換してもそのまま対応することができ、簡易な構成により低コスト化が可能となる。また、キャビティ内の溶湯に対する加圧力も測定可能となり、従来の油圧測定による見掛けの加圧力に代えて実際の加圧力を把握することができ、成形の精度を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係る射出成形装置の概略構成を示す図である。 図1の射出成形装置のカップリングの拡大断面図である。 射出成形条件を示すグラフであり、射出装置の射出充填速度、キャビティ内の溶湯に対する加圧力および射出装置のイナーシャの経時変化を示すグラフである。 射出充填の高速域の時間T3の補正を説明するためのフローチャートである。 射出充填の高速域の速度V2の補正を説明するためのフローチャートである。 イナーシャの最大値Ipの第1の補正を説明するためのフローチャートである。 イナーシャの最大値Ipの第2の補正を説明するためのフローチャートである。 イナーシャの最小値Imの補正を説明するためのフローチャートである。 イナーシャの最大値Ipから最小値Imになるまでの時間T1の補正を説明するためのフローチャートである。 キャビティ内の溶湯に対する加圧力最大値Mpの補正を説明するためのフローチャートである。 イナーシャの最小値Imから加圧力最大値Mp付近に達するまでの時間T2の補正を説明するためのフローチャートである。 イナーシャの最大値Ipと減速域の速度V3との関係を示すグラフである。 減速域の速度V3と減速域の開始位置P5との関係を示すグラフである。
(1.射出成形装置の機械構成)
射出成形装置1の一例として、油圧により金型のキャビティ内に溶湯を高速高圧で射出充填し加圧成形するダイカストマシンを例に挙げ、図1および図2を参照して説明する。
図1に示すように、射出成形装置1は、射出装置としてプランジャ10と、アキュムレータ20と、マニホールド30と、溶湯供給部40と、制御装置50等とから概略構成される。
プランジャ10は、シリンダ11と、第1ロッド12と、第2ロッド13と、連接部材としてカップリング14等とから概略構成される。シリンダ11は、中空円筒状に形成され、マニホールド30に連結される。第1ロッド12は、両端に円柱状の第1ピストン12a,12aが固着され、シリンダ11の内周側に軸方向に摺動可能に挿入される。第2ロッド13は、両端に第1ピストン12aと同一径の円柱状の第2ピストン13a,13aが固着され、後述する溶湯供給部40のシリンダ42の内周側に軸方向に摺動可能に挿入される。
図2に示すように、カップリング14は、中空円筒状の一対の連接部14a,14aで構成される。連接部14aは、一端側に大径の円柱状の中空部14b、他端側に小径の円柱状の中空部14cが形成されている。中空部14bは、第1、第2ピストン12a,13aの径よりも若干大径に形成されている。中空部14cは、第1、第2ロッド12,13の径よりも若干大径に形成されている。一方の連接部14aの中空部14cには、第1ロッド12が挿入され、中空部14bには、第1ピストン12aが挿入される。他方の連接部14aの中空部14cには、第2ロッド13が挿入され、中空部14bには、第2ピストン13aが挿入される。
そして、一対の連接部14a,14aは、第1ロッド12と第2ロッド13とが同軸となるように中空部14b,14bが対向配置され、図略のネジ等により締結固定される。中空部14bと第1、第2ピストン12a,13aとの間、および中空部14cと第1、第2ロッド12,13との間にクリアランスが設けられているので、第1、第2ロッド12,13が軸方向に摺動するときのセンタリングを自動的に行うことが可能となる。
さらに、第1ピストン12aと第2ピストン13aとの間には、第1、第2ピストン12a,13aの径と同一径の円柱状のスペーサ15が介在される。このスペーサ15の一端面側には、後で詳述する第1ロッド12、第2ロッド13およびカップリング14等(以下、プランジャ10という)のイナーシャの変化を測定するためのイナーシャ測定装置としてロードセル16が嵌め込まれる穴15aが穿設されている。ロードセル16の測定凸部16aは、第2ピストン13aの端面に当接され、ロードセル16の底面16bは、スペーサ15の穴15aの底面に当接され、スペーサ15の他端面は、第1ピストン12aの端面に当接される。
アキュムレータ20は、マニホールド30に連結され、プランジャ10に供給するための油圧が蓄積される。
溶湯供給部40は、溶湯が貯留される貯留部41と、この貯留部41と連通するシリンダ42等とから構成される。シリンダ42の一端側からは、第2ロッド13が挿入される。シリンダ42の他端側には、金型60のキャビティと連通するように金型60が着脱可能に装着される。
制御装置50は、アキュムレータ20に蓄積された油圧をマニホールド30を介してプランジャ10に供給し、溶湯供給部40から供給される溶湯を金型60に射出充填し加圧成形する。この制御装置50には、ロードセル16により測定したプランジャ10のイナーシャに基づいて、射出成形条件を補正するメモリ(図略)を有する補正装置51が備えられている。この補正装置51は、ハードウエアによる構成することもできるし、ソフトウエアによりそれぞれ実現する構成とすることもできる。
(2.制御装置による射出制御工程)
次に、制御装置50による射出制御工程について、図3の射出成形条件を参照して説明する。図3は、射出開始からのプランジャ10のストローク位置(時間)を横軸にとったときの、プランジャ10の射出充填速度(図示一点鎖線)、および金型60のキャビティ内の溶湯に対する加圧力(図示破線)の変化を示す。射出成形条件は、射出開始から射出充填が完了するプランジャ10のストローク位置V/Pまでの速度制御域AVCと、プランジャ10のストローク位置V/P以降の加圧力制御域APCとで構成されている。プランジャ10のストローク位置V/Pが、速度制御域AVCと加圧力制御域APCとの境界位置となっている。
プランジャ10の射出充填速度(図示一点鎖線)は、プランジャ10のストローク位置がP1〜P2の間の低速域(低速速度V1)、プランジャ10のストローク位置がP3〜P4の間の高速域(高速速度V2、時間T3)、プランジャ10のストローク位置がP5〜V/Pの間の減速域(減速速度V3)の3フェーズのパターンで構成されている。金型60のキャビティ内の溶湯に対する加圧力(図示破線)は、プランジャ10のストローク位置V/P以降に加圧力最大値Mpに達するパターンで構成されている。
ここで、成形体にバリ吹きが発生する要因として以下のことが挙げられる。すなわち、プランジャ10が、金型60のキャビティ内への溶湯の射出充填完了時に急停止すると、停止直前のプランジャ10の射出充填速度とプランジャ10の自重によってイナーシャ(運動エネルギ)が発生し、その力によって成形体にバリ吹きが発生すると考えられる。バリ吹きの発生を抑制するには、上述の減速域を設けてプランジャ10の停止直前の射出充填速度を落とし、プランジャ10のイナーシャを減少させればよい。図3から明らかなように、金型60のキャビティ内の溶湯に対する加圧力(図示破線)のグラフからは、プランジャ10のイナーシャの変化をモニタすることはできない。そこで、この射出成形装置1には、プランジャ10のイナーシャの変化を測定するためのロードセル16がカップリング14に設けられている。
図3に示すように、プランジャ10のイナーシャ(図示実線)は、プランジャ10による金型60のキャビティ内への溶湯の射出充填完了時(プランジャ10のストローク位置V/P)に急上昇して最大値Ipとなる。そして、直後に急降下して最大値Ipとなった時点から時間T1経過後に最小値Imとなり、その後は加圧力(図示破線)に追従して最小値Imとなった時点から時間T2経過後に加圧力最大値Mp付近に達する。
ここで、プランジャ10のイナーシャの最大値Ipが加圧力最大値Mpを超えると、成形体にバリ吹きが発生することが判明した。一方、プランジャ10のイナーシャの最小値Imが過小であると、成形体に巣が発生することも判明した。そこで、補正装置51は、プランジャ10のイナーシャの変化が上述の急上昇および急降下を取らずに滑らかに上昇して加圧力最大値Mpを超えない付近に達するように射出成形条件を補正する。これにより、バリ吹きおよび巣の発生を抑制した良好な成形体を得ることが可能となる。
(3.補正装置による補正工程)
次に、補正装置51による射出成形条件の補正工程について、図4〜図11のフローチャートを参照して説明する。ここで、補正項目としては、射出充填の高速域の時間T3(図4参照)、射出充填の高速域の速度V2(図5参照)、イナーシャの最大値Ip(図6、図7参照)、イナーシャの最小値Im(図8参照)、イナーシャの最大値Ipから最小値Imになるまでの時間T1(図9参照)、キャビティ内の溶湯に対する加圧力最大値Mp(図10参照)、イナーシャの最小値Imから加圧力最大値Mp付近に達するまでの時間T2(図11参照)が挙げられる。なお、イナーシャの最大値Ipから最小値Imになるまでの時間T1は、補正せずに監視のみ行う。また、例えばイナーシャの最大値Ipを補正することにより、他の補正項目も補正する必要がある場合も生じるが、以下では各補正項目の補正のみについて説明する。
図4に示すように、補正装置51は、作業者によって指令される高速域の高速開始指令位置P3および高速終了指令位置P4を入力してメモリに格納する(ステップ1)。そして、射出充填を開始したら、高速域の高速開始位置を測定し高速開始測定位置DP3としてメモリに格納する(ステップ2)。高速域の高速開始指令位置P3と高速開始測定位置DP3との差を演算し、該差が予めメモリに格納されている該差に関する閾値未満であるか否かを判断する(ステップ3)。高速域の高速開始指令位置P3と高速開始測定位置DP3との差が、閾値以上であるときは、閾値未満となるように高速域の高速開始指令位置P3を補正する(ステップ4)。
一方、ステップ3において、高速域の高速開始指令位置P3と高速開始測定位置DP3との差が、閾値未満であるとき、又はステップ4において、高速域の高速開始指令位置P3を補正したら、高速域の高速終了位置を測定し高速終了測定位置DP4としてメモリに格納する(ステップ5)。高速域の高速終了指令位置P4と高速終了測定位置DP4との差を演算し、該差が予めメモリに格納されている該差に関する閾値未満であるか否かを判断する(ステップ6)。高速域の高速終了指令位置P4と高速終了測定位置DP4との差が、閾値以上であるときは、閾値未満となるように高速域の高速終了指令位置P4を補正し(ステップ7)、処理を終了する。以上により、射出充填の高速域の時間T3を補正することができる。
図5に示すように、補正装置51は、作業者によって指令される高速域の高速開始指令速度V2Sおよび高速終了指令速度V2Eを入力してメモリに格納する(ステップ11)。そして、射出充填を開始したら、高速域の高速開始指令位置P3の油の流量F3を測定してメモリに格納する(ステップ12)。測定した油の流量F3に基づいて、高速域の高速開始速度を演算し高速開始演算速度VHSとしてメモリに格納する(ステップ13)。高速域の高速開始指令速度V2Sと高速開始演算速度VHSとの差を演算し、該差が予めメモリに格納されている該差に関する閾値未満であるか否かを判断する(ステップ14)。高速域の高速開始指令速度V2Sと高速開始演算速度VHSとの差が、閾値以上であるときは、閾値未満となるように高速域の高速開始指令速度V2Sを補正する(ステップ15)。
一方、ステップ14において、高速域の高速開始指令速度V2Sと高速開始演算速度VHSとの差が、閾値未満であるとき、又はステップ15において、高速域の高速開始指令速度V2Sを補正したら、高速域の高速終了指令位置P4の油の流量F4を測定してメモリに格納する(ステップ16)。測定した油の流量F4に基づいて、高速域の高速終了速度を演算し高速終了演算速度VHEとしてメモリに格納する(ステップ17)。高速域の高速終了指令速度V2Eと高速終了演算速度VHEとの差を演算し、該差が予めメモリに格納されている該差に関する閾値未満であるか否かを判断する(ステップ18)。高速域の高速終了指令速度V2Eと高速終了演算速度VHEとの差が、閾値以上であるときは、閾値未満となるように高速域の高速終了指令速度V2Eを補正し(ステップ19)、処理を終了する。以上により、射出充填の高速域の速度V2を補正することができる。
図6に示すように、補正装置51は、作業者によって指令される減速域の減速開始指令位置P5、減速域の減速開始指令速度V3S、および最大加圧力指令値Mpを入力してメモリに格納する(ステップ21)。そして、射出充填を開始したら、イナーシャの最大値を測定し最大測定値DIpとしてメモリに格納する(ステップ22)。イナーシャの最大測定値DIpが、最大加圧力指令値Mpより大きいか否かを判断し(ステップ23)、イナーシャの最大測定値DIpが、最大加圧力指令値Mp以下であるときは処理を終了する。
一方、イナーシャの最大測定値DIpが、最大加圧力指令値Mpより大きいときは、最大加圧力指令値Mp以下となる減速域の減速開始指令速度V3Sを、予めメモリに格納されているイナーシャの最大値Ipと減速域の減速速度V3との関係から補正する(ステップ24)。このイナーシャの最大値Ipと減速域の減速速度V3との関係は、図12に示すように、減速域の減速速度V3が大きくなるにつれてイナーシャの最大値Ipが小さくなる反比例関係にある。
そして、イナーシャの最大測定値DIpが、最大加圧力指令値Mpより大きいか否かを判断し(ステップ25)、イナーシャの最大測定値DIpが、最大加圧力指令値Mp以下であるときは処理を終了する。一方、イナーシャの最大測定値DIpが、最大加圧力指令値Mpより大きいときは、マニホールド30に設けられている射出充填速度を制御するバルブ(図略)の動作速度を演算し(ステップ26)、バルブの動作速度がバルブの応答速度よりも大きいか否かを判断する(ステップ27)。バルブの動作速度がバルブの応答速度よりも小さいときは、ステップ24に戻って上述の処理を実行する。
一方、バルブの動作速度がバルブの応答速度よりも大きいときは、減速域の減速開始指令位置P5を、予めメモリに格納されている減速域の減速速度V3と減速域の減速開始位置P5との関係から補正し(ステップ28)、処理を終了する。この減速域の減速速度V3と減速域の減速開始位置P5との関係は、図13に示すように、減速域の減速開始位置P5が射出充填開始位置に近づくにつれて減速域の減速速度V3が大きくなる比例関係にある。以上により、イナーシャの最大値Ipを補正することができる。
上述の図6においては、最大加圧力指令値Mpを指令し(ステップ21)、イナーシャの最大測定値DIpが、最大加圧力指令値Mpより大きいか否かを判断したが(ステップ23,25)、図7に示すように、イナーシャの最大値を指令してイナーシャの最大指令値Ipとし(ステップ31)、イナーシャの最大測定値DIpが、イナーシャの最大指令値Ipより大きいか否かを判断するようにしてもよい(ステップ33,35)。なお、図7において、図6に示すステップ番号と同一のステップ番号22,24,26,27,28は同一の処理であるので、それらの説明は省略する。
図8に示すように、補正装置51は、作業者によって指令される速度制御域AVCと加圧力制御域APCとの境界位置V/Pを入力してメモリに格納する(ステップ51)。そして、射出充填を開始したら、イナーシャの最大値を測定し最大測定値DIpとしてメモリに格納し(ステップ52)、イナーシャの最小値を測定し最小測定値DImとしてメモリに格納する(ステップ53)。そして、イナーシャの最大測定値DIpとイナーシャの最小測定値DImとの差を演算し、該差が予めメモリに格納されている該差に関する閾値未満であるか否かを判断する(ステップ54)。イナーシャの最大測定値DIpとイナーシャの最小測定値DImとの差が、閾値以上であるときは、閾値未満となるように速度制御域AVCと加圧力制御域APCとの境界位置V/Pを補正し(ステップ55)、処理を終了する。以上により、イナーシャの最小値Imを補正することができる。
図9に示すように、補正装置51は、射出充填を開始したら、イナーシャが最大となる時間tipを測定してメモリに格納し(ステップ61)、イナーシャが最小となる時間timを測定してメモリに格納する(ステップ62)。そして、イナーシャが最小となる時間timとイナーシャが最大となる時間tipとの差を演算し、該差が予めメモリに格納されている該差に関する閾値未満であるか否かを判断する(ステップ63)。イナーシャが最小となる時間timとイナーシャが最大となる時間tipとの差が、閾値未満であるときは、処理を終了し、閾値以上であるときは、音声や画像等により警告を発し(ステップ64)、処理を終了する。以上により、イナーシャの最大値Ipから最小値Imになるまでの時間T1を監視することができる。
図10に示すように、補正装置51は、作業者によって指令される最大加圧力指令値Mpを入力してメモリに格納する(ステップ71)。そして、射出充填を開始したら、キャビティ内の溶湯に対する加圧力の最大値を測定し最大加圧力測定値DMpとしてメモリに格納する(ステップ72)。そして、最大加圧力測定値DMpと最大加圧力指令値Mpとの差を演算し、該差が予めメモリに格納されている該差に関する閾値未満であるか否かを判断する(ステップ73)。最大加圧力測定値DMpと最大加圧力指令値Mpとの差が、閾値以上であるときは、閾値未満となるように射出圧力を補正し(ステップ74)、処理を終了する。以上により、キャビティ内の溶湯に対する加圧力の最大値Mpを補正することができる。
図11に示すように、補正装置51は、射出充填を開始したら、イナーシャが最大となる時間tipを測定してメモリに格納し(ステップ81)、キャビティ内の溶湯に対する加圧力が最大となる時間tmpを測定してメモリに格納する(ステップ82)。そして、キャビティ内の溶湯に対する加圧力が最大となる時間tmpとイナーシャが最大となる時間tipとの差を演算し、該差が予めメモリに格納されている該差に関する閾値未満であるか否かを判断する(ステップ83)。キャビティ内の溶湯に対する加圧力が最大となる時間tmpとイナーシャが最大となる時間tipとの差が、閾値以上であるときは、閾値未満となるようにマニホールド30に設けられている射出充填速度を制御するバルブの開度を補正し(ステップ84)、処理を終了する。以上により、イナーシャの最小値Imから加圧力最大値Mp付近に達するまでの時間T2を補正することができる。
(4.射出成形方法による効果)
射出充填中のプランジャ10のイナーシャの変化を測定しているので、射出充填中の溶湯に実際に加わる力を把握することができる。そして、測定したイナーシャに基づいて、射出成形条件を補正、例えば、射出充填中のプランジャ10のイナーシャの最大測定値DIpが、キャビティ内の溶湯に対する最大加圧力指令値Mp以下となるように射出成形条件を補正している。これにより、溶湯の射出充填中における金型60の開きを防止することができ、成形体におけるバリ吹きの発生を無くし、良好な成形体を得ることができる。また、例えば、射出充填中のプランジャ10のイナーシャの最大測定値DIpが、イナーシャの最大指令値Ip以下となるように射出成形条件を補正している。これにより、多少のバリ吹きの発生は許容して均一な密度の成形体を得たい場合に有効である。
また、プランジャ10の減速域の減速速度V3を補正することにより、高速域の後の減速域で発生するプランジャ10のイナーシャの最大値Ipを制御することが可能となる。また、減速速度V3の補正によりプランジャ10のイナーシャの最大測定値DIpを、溶湯に対する最大加圧力指令値Mpもしくはイナーシャの最大指令値Ipを超えないようにできないときは、減速域に入るときの減速位置P5を補正することにより、さらにプランジャ10のイナーシャの最大測定値DIpを制御することが可能となる。また、射出充填中のプランジャ10のイナーシャの最大測定値DIpと最小測定値DImとの差に基づいて、プランジャ10の射出充填速度の制御域AVCとキャビティ内の溶湯に対する加圧力の制御域APCとの境界位置V/Pを補正している。これにより、キャビティ内の溶湯の密度を均一化することができ、成形体の精度を高めることができる。
また、カップリング14にロードセル16を設けてプランジャ10のイナーシャを測定するように構成しているので、金型60を交換してもそのまま対応することができ、簡易な構成により低コスト化が可能となる。また、キャビティ内の溶湯に対する加圧力も測定可能となり、従来の油圧測定による見掛けの加圧力に代えて実際の加圧力を把握することができ、成形の精度を向上させることができる。
(5.変形態様)
なお、上述した実施形態では、イナーシャ測定装置としてロードセル16を用いたが、圧力を測定する装置であれば用いることができる。また、ロードセル16をカップリング14に配置する構成としたが、第1ロッド12または第2ロッド13に配置する構成としてもよい。
1:射出成形装置
10:プランジャ、 11:シリンダ、 12:第1ロッド、 12a:第1ピストン
13:第2ロッド、 13a:第2ピストン、 14:カップリング
14a:連接部、 14b,14c:中空部、 15:スペーサ、 16:ロードセル
20:アキュムレータ
30:マニホールド
40:溶湯供給部、 41:貯留部、 42:シリンダ
50:制御装置、 51:補正装置
60:金型

Claims (8)

  1. 油圧で作動する射出装置を用いて、金属の溶湯を金型のキャビティ内に射出充填し、前記キャビティ内に射出充填した前記溶湯を加圧成形する射出成形方法であって、
    射出開始から射出充填が完了するまでの時間帯で射出充填速度を制御する速度制御域と、前記速度制御域に続く時間帯で、前記加圧成形に係る加圧力を制御する加圧力制御域とで構成される射出成形条件で前記射出充填及び前記加圧成形を行う射出制御工程と、
    前記射出充填中の射出装置のイナーシャの変化を測定する測定工程と、
    前記測定したイナーシャに基づいて、前記射出成形条件を補正する補正工程と、を備え
    前記射出成形条件における射出充填速度が、前記補正の有無によらず、前記速度制御域と前記加圧制御域との境界位置直前では、前記速度制御域における最高速度より小さく0より大きい一定速度を維持し、前記境界位置を過ぎた後に0となるように設定されている射出成形方法。
  2. 請求項1において、
    前記補正工程は、測定した前記射出装置のイナーシャの最大値を、指令した前記キャビティ内の前記溶湯に対する加圧力最大値を超えないように、前記射出成形条件を補正する射出成形方法。
  3. 請求項1において、
    前記補正工程は、測定した前記射出装置のイナーシャの最大値を、指令した前記射出装置のイナーシャの最大値を超えないように、前記射出成形条件を補正する射出成形方法。
  4. 請求項2又は3において、
    前記補正工程は、前記射出成形条件として前記射出装置の射出充填速度のパターンにおける指令した減速域の減速速度を補正する射出成形方法。
  5. 請求項4において、
    前記補正工程は、前記減速速度の補正により、前記射出装置のイナーシャの最大測定値を、前記溶湯に対する最大加圧力指令値もしくは前記イナーシャの最大指令値を超えないようにできないとき、前記射出成形条件として指令した前記減速域の減速開始位置を補正する射出成形方法。
  6. 請求項1〜5の何れか一項において、
    前記補正工程は、測定した前記射出装置のイナーシャの最大値と最小値との差に基づいて、指令した前記射出装置の射出充填速度の制御域と前記キャビティ内の前記溶湯に対する加圧力の制御域との境界位置を補正する射出成形方法。
  7. 油圧で作動する射出装置を用いて、金属の溶湯を金型のキャビティ内に射出充填し、前記キャビティ内に射出充填した前記溶湯を加圧成形する射出成形装置であって、
    射出開始から射出充填が完了するまでの時間帯で射出充填速度を制御する速度制御域と、前記速度制御域に続く時間帯で、前記加圧成形に係る加圧力を制御する加圧力制御域とで構成される射出成形条件で前記射出充填及び前記加圧成形を行う制御装置と、
    前記射出充填中の射出装置のイナーシャの変化を測定するイナーシャ測定装置と、
    前記イナーシャ測定装置により測定したイナーシャに基づいて、前記射出成形条件を補正する補正装置と、を備え
    前記制御装置には、前記射出成形条件における射出充填速度が、前記補正の有無によらず、前記速度制御域と前記加圧制御域との境界位置直前では、前記速度制御域における最高速度より小さく0より大きい一定速度を維持し、前記境界位置を過ぎた後に0となるように設定されている射出成形装置。
  8. 請求項7において、
    前記イナーシャ測定装置は、前記射出装置における前記油圧を受ける第1ロッドと、前記溶湯を射出および加圧する第2ロッドと、を連接する連接部材に設けられている射出成形装置。
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