JP5940106B2 - サーボプレス機械及びサーボプレス機械の制御方法 - Google Patents
サーボプレス機械及びサーボプレス機械の制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5940106B2 JP5940106B2 JP2014035057A JP2014035057A JP5940106B2 JP 5940106 B2 JP5940106 B2 JP 5940106B2 JP 2014035057 A JP2014035057 A JP 2014035057A JP 2014035057 A JP2014035057 A JP 2014035057A JP 5940106 B2 JP5940106 B2 JP 5940106B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operation section
- speed control
- slide
- press machine
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Control Of Presses (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
Description
回転運動を直線運動に変換する偏心機構によって、サーボモータの回転をスライドの往復直線運動に変換してプレス加工を行うサーボプレス機械であって、
前記スライドが加工領域の少なくとも一部を含む領域を下降している第1の動作区間であるか、前記第1の動作区間以外の第2の動作区間であるかを判定する判定部と、
前記サーボモータの速度制御を行う制御部と、を有し、
前記制御部は、
前記第1の動作区間であるときには、前記第2の動作区間であるときよりも速度制御系の応答を低下させることを特徴とする。
回転運動を直線運動に変換する偏心機構によって、サーボモータの回転をスライドの往復直線運動に変換してプレス加工を行うサーボプレス機械の制御方法であって、
前記スライドが加工領域の少なくとも一部を含む領域を下降している第1の動作区間であるか、前記第1の動作区間以外の第2の動作区間であるかを判定する判定手順と、
前記サーボモータの速度制御を行う制御手順と、を有し、
前記制御手順では、
前記第1の動作区間であるときには、前記第2の動作区間であるときよりも速度制御系の応答を低下させることを特徴とする。
前記制御部は(前記制御手順では)、
前記速度制御系のゲインを変更することで、前記速度制御系の応答を低下させてもよい。
前記制御部は(前記制御手順では)、
前記サーボモータのトルク指令値の制限値又は前記速度制御系のフィルタ時定数を変更することで、前記速度制御系の応答を低下させてもよい。
前記判定部は(前記判定手順では)、
前記偏心機構が有する偏心軸の回転角度、前記サーボモータの回転角度、前記サーボモータのトルク指令値、前記サーボモータの電流値、又は前記サーボモータを駆動するインバータの直流電圧値に基づいて、前記第1の動作区間であるか前記第2の動作区間であるかを判定してもよい。
前記制御部は(前記制御手順では)、
前記速度制御系の応答を徐々に変化させてもよい。
前記制御部は(前記制御手順では)、
前記第1の動作区間であるときに、速度偏差が所定値を超えた場合には、前記速度制御系の応答を回復させてもよい。
図1は、第1の実施の形態に係るサーボプレス機械の構成を示す模式図である。
2にはドライブギヤ14が接続される。ドライブギヤ14にはメインギヤ16が噛み合わされ、メインギヤ16にはクランクシャフト19(偏心軸の一例)が接続される。クランクシャフト19とコネクティングロッド21とで偏心機構18が形成される。偏心機構18は、回転運動を往復直線運動に変換する機構であり、偏心機構18によって、コネクティングロッド21に接続されたスライド22は、静止側のボルスタ24に対して昇降可能になる。スライド22には上金型23が装着され、ボルスタ24には下金型25が装着される。
御(PI制御)とした構成を例にとって説明する。
ン指令部101内で演算するクランク軸の角度や、クランク軸の角度と等価な角度信号に基づき動作区間の判定を行ってもよい。また、速度制御部120が出力するトルク指令値や、サーボモータ10の電流値、モータ速度、インバータ160に供給される直流電圧値に基づいて、動作区間の判定を行ってもよい。この場合、トルク指令値或いは電流値が変化或いは所定値を超えた場合、モータ速度が急激に低下した場合、或いは直流電圧が急変或いは所定値以下となった場合に、第1の動作区間になったと判定することができる。
図6は、第2の実施の形態に係るサーボプレス機械の速度制御部の構成を示すブロック図である。図6において、図4の構成と同様の構成については同一の符号を付し、その説明を適宜省略する。第2の実施の形態に係る速度制御部は、トルク指令値の制限値を可変させることで、速度制御系の応答を低下させる。
図7は、第3の実施の形態に係るサーボプレス機械の速度制御部の構成を示すブロック図である。図7において、図4の構成と同様の構成については同一の符号を付し、その説明を適宜省略する。第3の実施の形態に係る速度制御部は、速度制御系のフィルタ時定数
を可変させることで、速度制御系の応答を低下させる。
Claims (7)
- 回転運動を直線運動に変換する偏心機構によって、サーボモータの回転をスライドの上下往復直線運動に変換してプレス加工を行うサーボプレス機械であって、
前記スライドが加工領域の少なくとも一部を含む領域を下降している第1の動作区間であるか、前記第1の動作区間以外であって前記スライドが上昇する動作区間を含む第2の動作区間であるかを判定する判定部と、
前記サーボモータの速度制御を行う制御部と、を有し、
前記制御部は、
前記第1の動作区間であるときに低下させた速度制御系の応答を、前記第2の動作区間では上昇させることを特徴とするサーボプレス機械。 - 請求項1において、
前記制御部は、
前記速度制御系のゲインを変更することで、前記速度制御系の応答を低下させることを特徴とするサーボプレス機械。 - 請求項1において、
前記制御部は、
前記サーボモータのトルク指令値の制限値又は前記速度制御系のフィルタ時定数を変更することで、前記速度制御系の応答を低下させることを特徴とするサーボプレス機械。 - 請求項1乃至3のいずれか1項において、
前記判定部は、
前記偏心機構が有する偏心軸の回転角度、前記サーボモータの回転角度、前記サーボモータのトルク指令値、前記サーボモータの電流値、又は前記サーボモータを駆動するインバータの直流電圧値に基づいて、前記第1の動作区間であるか前記第2の動作区間であるかを判定することを特徴とするサーボプレス機械。 - 請求項1乃至4のいずれか1項において、
前記制御部は、
前記加工領域を前記スライドが下降しているときは、前記スライドが前記加工領域に入る前に下降しているときよりも、前記速度制御系の応答を低下させることを特徴とするサーボプレス機械。 - 請求項1乃至5のいずれか1項において、
前記制御部は、
前記第1の動作区間であるときに、速度偏差が所定値を超えた場合には、前記速度制御系の応答を回復させることを特徴とするサーボプレス機械。 - 回転運動を直線運動に変換する偏心機構によって、サーボモータの回転をスライドの上下往復直線運動に変換してプレス加工を行うサーボプレス機械の制御方法であって、
前記スライドが加工領域の少なくとも一部を含む領域を下降している第1の動作区間であるか、前記第1の動作区間以外であって前記スライドが上昇する動作区間を含む第2の動作区間であるかを判定する判定手順と、
前記サーボモータの速度制御を行う制御手順と、を有し、
前記制御手順では、
前記第1の動作区間であるときに低下させた速度制御系の応答を、前記第2の動作区間では上昇させることを特徴とするサーボプレス機械の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014035057A JP5940106B2 (ja) | 2014-02-26 | 2014-02-26 | サーボプレス機械及びサーボプレス機械の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014035057A JP5940106B2 (ja) | 2014-02-26 | 2014-02-26 | サーボプレス機械及びサーボプレス機械の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015160211A JP2015160211A (ja) | 2015-09-07 |
JP5940106B2 true JP5940106B2 (ja) | 2016-06-29 |
Family
ID=54183680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014035057A Active JP5940106B2 (ja) | 2014-02-26 | 2014-02-26 | サーボプレス機械及びサーボプレス機械の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5940106B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019122986A (ja) * | 2018-01-16 | 2019-07-25 | ファナック株式会社 | モータ制御装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113370573B (zh) * | 2020-03-10 | 2023-01-20 | 山东省科学院激光研究所 | 一种伺服压力机的机械传动系统间隙冲击抑制系统及方法 |
CN115366467A (zh) * | 2022-08-04 | 2022-11-22 | 武汉华夏精冲技术有限公司 | 一种基于plc的精冲机滑块平滑速度规划控制方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11123600A (ja) * | 1997-10-20 | 1999-05-11 | Aida Eng Ltd | サーボプレスの成形制御装置 |
JP2004174562A (ja) * | 2002-11-27 | 2004-06-24 | Komatsu Ltd | 電動サーボプレスの過負荷脱出方法 |
JP5115899B2 (ja) * | 2006-04-06 | 2013-01-09 | 株式会社Ihi | プレス機械、プレス機械の制御装置及び制御方法 |
-
2014
- 2014-02-26 JP JP2014035057A patent/JP5940106B2/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019122986A (ja) * | 2018-01-16 | 2019-07-25 | ファナック株式会社 | モータ制御装置 |
US10605273B2 (en) | 2018-01-16 | 2020-03-31 | Fanuc Corporation | Motor control device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015160211A (ja) | 2015-09-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4916121B2 (ja) | 油圧式加工機械、油圧式プレスブレーキおよびその制御方法 | |
JP4604288B2 (ja) | 可動盤の駆動装置及びプレス機械のスライド駆動装置 | |
JP5453522B2 (ja) | アクチュエータの制御装置およびこれを備えた作業機械 | |
US11002266B2 (en) | Method for regulating the output pressure of a hydraulic drive system, use of the method and hydraulic drive system | |
US9694412B2 (en) | Drawing method and servo press system | |
JP5940106B2 (ja) | サーボプレス機械及びサーボプレス機械の制御方法 | |
JP5115899B2 (ja) | プレス機械、プレス機械の制御装置及び制御方法 | |
JP2011115835A (ja) | 電動サーボプレスの制御方法及び制御装置 | |
JP5164540B2 (ja) | モータ駆動装置の制御方法および装置 | |
US9021946B2 (en) | Press machine and method of controlling the same | |
CN112585862B (zh) | 电力转换系统和电动机控制方法 | |
JP2007222926A (ja) | クッション荷重制御装置およびクッション荷重制御装置を備えたプレス機械 | |
CN112776413B (zh) | 一种伺服压力机的位置压力混合优化控制方法 | |
JP2013237062A (ja) | サーボプレス装置 | |
KR20110122125A (ko) | 포크리프트 | |
JP4849400B2 (ja) | プレス機械の駆動装置 | |
JP7406379B2 (ja) | 電力変換システムおよびそれによるモータ制御方法 | |
JP5892995B2 (ja) | プレス機械の運転方法およびプレス機械の制御装置 | |
JP6727437B2 (ja) | エレベータ装置 | |
JP5272546B2 (ja) | エレベータの制御装置 | |
AU2019476749A1 (en) | A drive system and method for controlling a drive system | |
JP4425716B2 (ja) | エレベーターの制御装置 | |
KR960012102B1 (ko) | 유압엘리베이터의 속도 제어방법 및 장치 | |
JP4662245B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP6592118B2 (ja) | モータ制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151014 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151210 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160511 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160517 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5940106 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |