JP5939721B2 - 地盤上の盛土の補強方法、荷重予定地の補強方法、及び、補強構造 - Google Patents
地盤上の盛土の補強方法、荷重予定地の補強方法、及び、補強構造 Download PDFInfo
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Description
以上は、本発明の好適な実施形態についての説明であるが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、課題を解決するための手段に記載された範囲の限りにおいて様々な変更が可能なものである。
3 ふとん籠
11 ジオテキスタイル
12 グラベル
102 荷重体
10,110-140 補強部材
11,111-118,121,122 シート部材
Claims (9)
- 粗粒材料、砂利及び砕石の少なくともいずれかからなる粒状材料と、1又は複数枚のシート部材とを有する補強部材であって、鉛直方向に沿った一断面において、前記1又は複数枚のシート部材が前記粒状材料全体を巻くことで取り囲んだ構成を有する補強部材を地盤上に構築する構築工程を備えており、
前記構築工程が、
前記一断面において前記補強部材の水平方向に関する幅のほぼ全体に亘って、前記補強部材上に盛土を形成する工程と、
前記盛土の荷重によって前記補強部材を、前記幅全体に亘って下方に向かって撓ませる工程とを含んでいることを特徴とする地盤上の盛土の補強方法。 - 地中の軟弱層を上下方向に貫通すると共に前記軟弱層より深層の基盤層に達する複数の改良体を、水平方向に並べて形成し、
粗粒材料、砂利及び砕石の少なくともいずれかからなる粒状材料と、1又は複数枚のシート部材とを有する補強部材であって、鉛直方向に沿った一断面において、前記1又は複数枚のシート部材が前記粒状材料全体を巻くことで取り囲んだ構成を有する補強部材を、前記複数の改良体間をこれらの並んだ方向に関して跨ぐように前記複数の改良体上に形成し、
前記補強部材における前記改良体間に対応する部分のそれぞれを下方に向かって撓ませると共に、撓ませた部分で前記改良体を挟むことで、前記補強部材と前記改良体とを一体化させつつ、前記補強部材に前記補強部材上の盛土を支持させることを特徴とする地盤上の盛土の補強方法。 - 前記1又は複数枚のシート部材における少なくともいずれかの端部が、前記1又は複数枚のシート部材における前記端部とは異なる部分と重なりつつ、前記粒状材料の一部と、前記盛土、前記地盤及び前記粒状材料の他の一部のいずれかとに上下から挟持されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の補強方法。
- 前記1又は複数枚のシート部材の少なくともいずれか1枚のシート部材が、前記一断面において、前記粒状材料を取り囲んでおり、
前記1枚のシート部材における両端部が、前記一断面において、互いに重なりつつ、前記粒状材料と前記盛土に上下から挟持されていることを特徴とする請求項3に記載の補強方法。 - 前記補強部材を地盤上に構築する構築工程を備えており、
前記構築工程が、
水平方向に関して互いに離隔した前記地盤上の2つの地点のそれぞれに支持部を形成する工程と、
前記2つの地点に形成された前記支持部を水平方向に関して跨ぐように前記シート部材を配置する工程と、
前記シート部材上であって水平方向に関して前記2つの地点に形成された前記支持部同士の間に前記粒状材料を堆積させる工程と、
前記シート部材の端部を前記粒状材料の上方へと巻き上げる工程とを含んでいることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の補強方法。 - 長期間の荷重原因となる第1の荷重体を地盤上に形成する予定地を補強する方法であって、
粗粒材料、砂利及び砕石の少なくともいずれかからなる粒状材料と、1又は複数枚のシート部材とを有する補強部材であって、鉛直方向に沿った一断面において、前記1又は複数枚のシート部材が前記粒状材料全体を巻くことで取り囲んだ構成を有する補強部材を地盤上に配置する工程と、
前記第1の荷重体と異なる第2の荷重体である盛土を、前記一断面において前記補強部材の水平方向に関する幅のほぼ全体に亘って前記補強部材上に形成する工程と、
前記第2の荷重体による短期間の荷重によって前記補強部材を前記幅全体に亘って下方に向かって撓ませる工程と、
前記第2の荷重体の少なくとも一部を前記補強部材上から除去する工程とを備えていることを特徴とする荷重予定地の補強方法。 - 地中の軟弱層を上下方向に貫通すると共に前記軟弱層より深層の基盤層に達する複数の改良体を、水平方向に並べて形成し、
前記複数の改良体間をこれらの並んだ方向に関して跨ぐように、前記補強部材を前記複数の改良体上に形成し、前記補強部材における前記改良体間に対応する部分のそれぞれを下方に向かって撓ませると共に、撓ませた部分で前記改良体を挟むことで、前記補強部材と前記改良体とを一体化させることを特徴とする請求項1及び3〜5のいずれか1項に記載の補強方法。 - 粗粒材料、砂利及び砕石の少なくともいずれかからなる粒状材料と、1又は複数枚のシート部材とを有する補強部材であって、鉛直方向に沿った一断面において、前記1又は複数枚のシート部材が前記粒状材料全体を巻くことで取り囲んだ構成を有する地盤上の補強部材が、前記一断面において前記補強部材の水平方向に関する幅のほぼ全体に亘って形成された前記補強部材上の盛土を、前記幅全体に亘って下方に向かって撓みつつ支持していることを特徴とする補強構造。
- 地中の軟弱層を上下方向に貫通すると共に前記軟弱層より深層の基盤層に達する複数の改良体が、水平方向に並んで形成されており、
粗粒材料、砂利及び砕石の少なくともいずれかからなる粒状材料と、1又は複数枚のシート部材とを有する補強部材であって、鉛直方向に沿った一断面において、前記1又は複数枚のシート部材が前記粒状材料全体を巻くことで取り囲んだ構成を有する補強部材が、前記複数の改良体間をこれらの並んだ方向に関して跨ぐように前記複数の改良体上に形成されていると共に、前記補強部材上の荷重体を支持しており、
前記補強部材が、
前記改良体間に対応する部分のそれぞれが下方に向かって撓んでいると共に、撓んだ部分で前記改良体を挟むことで、前記改良体と一体化していることを特徴とする補強構造。
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