JP5939000B2 - 管継手 - Google Patents

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Description

本発明は、管継手に関し、さらに詳しくは、大口径の配管に用いる管継手であっても、小さな労力でスリーブをロック位置からロック解除位置の間で移動させることができる管継手に関するものである。
ソケットに設けたスリーブを用いて、ロックボールをプラグの係合部にロックおよびロック解除させることにより、ソケットとプラグとを結合および分離させる管継手が種々提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。これら従来の管継手では、スリーブを手作業でソケット軸方向にスライド移動させることにより、ロックボールをロック、或いはロック解除させるようにしている。
しかしながら、管継手に接続する配管径が大きくなると、これに伴ってソケットおよびプラグの外径も大きくなる。ソケット外径が大きくなると、スリーブも大径化するとともに重量が重くなる。このような場合には、手作業では、スリーブが取り扱い難くなり、スリーブをロック位置とロック解除位置の間で移動させるには、相応の大きな力が必要になるという問題があった。
特開平8−178159号公報 特開昭55−166592号公報
本発明の目的は、大口径の配管に用いる管継手であっても、小さな労力でスリーブをロック位置からロック解除位置の間で移動させることができる管継手を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明の管継手は、ソケットと、このソケットが外嵌されるプラグとを備え、前記ソケットは、外周面にソケット軸方向にロック位置とロック解除位置との間を移動するスリーブと、このスリーブによってソケット半径方向の移動が規制されるロックボールとを有し、前記プラグは、ロック位置にあるスリーブによって押圧されるロックボールが係合する係合部を有する管継手において、前記ソケットの外周面および前記スリーブの内周面に互いに螺合するネジ部を設け、前記スリーブを螺合させてソケット軸心を中心にして回転させることにより、前記ロック位置とロック解除位置との間を移動させ、前記ネジ部は前記スリーブが前記ロック位置にあってもロック解除位置にあっても常に互いに螺合している状態になっていて、前記ソケットの外周面と前記スリーブの内周面との間に介設されているスプリングにより前記スリーブを常に前記ロック位置の方向に付勢する構成にしたことを特徴とする。
本発明によれば、ソケットとスリーブを螺合させる構造にして、スリーブを螺合させてソケット軸心を中心にして回転させることにより、ロック位置とロック解除位置との間を移動させるようにしたので、スリーブを移動させるには、スリーブをスライドさせる力ではなく、回転トルクが必要となる。そして、大口径の配管に用いる管継手の場合は、スリーブの外径が大きくなるので、小さな力であっても大きな回転トルクが得られ易くなり、小さな労力でスリーブをロック位置からロック解除位置の間で移動させることが可能になる。
本発明では、前記ソケットの外周面と前記スリーブの内周面との間にスプリングを介設し、このスプリングにより前記スリーブを、常にロック位置の方向に付勢しているので、振動等を受ける状況下においてもスリーブをロック位置に維持し易くな、プラグとソケットの不測の分離を防止するには有利になる。
前記プラグの内径は例えば、35mm〜65mm程度である。プラグの内径がこの程度に大径化しても、小さな労力でスリーブをロック位置からロック解除位置の間で移動させることができる。
前記スリーブの外周面を凹凸状に形成した仕様にすることもできる。この凹凸状がスリーブを回転させる際の滑り止めになるので、スリーブを小さな力で回転させ易くなる。前記ネジ部のピッチは例えば2mm〜5mm程度である。この範囲であると、スリーブを円滑に回転させることができるとともに適度な移動量も確保できる。
本発明の管継手を例示する半断面側面図である。 図1のA矢視図である。 図1の一部拡大図である。 スリーブを回転させてロック位置からロック解除位置へ移動させている状態の管継手を例示する半断面側面図である。 スリーブをロック解除位置に移動させた状態を例示する管継手の半断面側面図である。 プラグとソケットとの結合を解除した状態の管継手を例示する半断面側面図である。 本発明の管継手の別の実施形態を例示する半断面側面図である。
以下、本発明の管継手を図に示した実施形態に基づいて説明する。
図1〜図3に例示するように、本発明の管継手1は、互いに結合および分離するソケット2とプラグ9とを有している。ソケット2は筒状体であり、プラグ9にソケット2が外嵌されて互いが結合する。ソケット2およびプラグ9は互いの一端側で結合し、それぞれの他端側には大口径の配管、例えばゴムホース等が接続される。
配管の内径は例えば、35mm〜65mm程度である。このような大口径の配管の場合のプラグ9の内径は、35mm〜65mm程度となる。
ソケット2の一端側端部には、外周面にソケット軸方向に移動する筒状のスリーブ4が設けられている。図1では、スリーブ4がロック位置に位置している。ソケット2の外周面にはネジ部3(例えば、ISO 228−1に規定のPFねじ)が設けられ、スリーブ4の内周面にはネジ部4a(例えば、ISO 228−1に規定のPFねじ)が設けられている。
これらネジ部3、4aは互いに螺合し、スリーブ4がロック位置にあってもロック解除位置にあっても常に螺合している状態になっている。ネジ部3、4aのネジピッチは、例えば、2mm〜5mm程度である。
スリーブ4は、ネジ部3、4aを螺合させた状態で、手作業でソケット軸心(ソケット2の長手方向に延びる中心軸)を回転中心にして回転させることによって、ロック位置とロック解除位置との間を移動するように構成されている。図5で示すスリーブ4の位置がロック解除位置である。ソケット2の一端側端の外周面には、スリーブ4の一端側方向への移動を制限するストッパリング8が設けられている。
また、スリーブ4によって覆われる部分のソケット2の外周面には、周方向に間隔をあけて複数(例えば、4つ)の貫通穴が設けられ、それぞれの貫通穴にはロックボール7が保持されている。貫通穴は円錐形状に形成され、ロックボール7が内周側に落下しないようになっている。このロックボール7は、スリーブ4によってソケット半径方向の移動が規制されている。
ロックボール7よりも他端側のソケット2の内周面には、環状のシール部材6が設けられている。シール部材6は、プラグ9の一端側の外周面に当接して、ソケット2とプラグ9を結合した際にそれぞれの流路からの流体の漏洩を防止する。
プラグ9の一端側端部の外周面の断面は段差状になっていて、その一部に断面円弧状の係合部10が設けられている。係合部10は環状に形成されていて、ロック位置にあるスリーブ4によって押圧されるロックボール7が係合する。ソケット2およびプラグ9の内周側は流路になっている。
この実施形態では、ソケット2の外周面とスリーブ4の内周面との間にスプリング5が介設されている。このスプリング5により、スリーブ4は常にロック位置の方向(ソケット2の一端側)に付勢されている。
また、スリーブ4の外周面には、ソケット軸方向に延びる凸部4bが、周方向に等間隔で4つ突設されている。凸部4bは、スリーブ4を回転させる際の滑り止めとして機能する。凸部4bの高さは例えば、0.3mm〜1.0mm程度である。この凸部4bは任意に設けることができ、数や配置、形状等は適宜決定することができる。
図1に例示するようにスリーブ4がロック位置にあって、結合しているソケット2とプラグ9を分離させるには、図4に例示するように、ソケット軸心を回転中心にしてスリーブ4を手作業で一方方向に回転させて、ネジ部3、4aを螺合させながらソケット2の他端側に移動させる。この手作業によって、スリーブ4を図5に例示するようにロック解除位置まで移動させると、係合部10に係合していたロックボール7がソケット半径方向外周側に移動可能になり、係合部10から係脱する。即ち、スリーブ4をロック位置からロック解除位置に移動させることができるように、ネジ部3、4aのネジ加工した部分の長さと位置が設定されている。
次いで、図6に例示するように、スリーブ4をロック解除位置にした状態で、プラグ9をソケット2から引き抜く。これにより、ソケット2とプラグ9とが分離される。
ソケット2とプラグ9とを結合する場合は、分離する場合と反対の手順を行なう。即ち、ロック解除位置にあるスリーブ4を、ソケット軸心を回転中心にして手作業で他方方向に回転させて、ネジ部3、4aを螺合させながらソケット2の一端側のロック位置まで移動させる。スリーブ4をロック位置まで移動させると、ロックボール7がスリーブ4によって押圧されて係合部10に係合し、ソケット半径方向の移動が規制される。
このように本発明は、スリーブ4をソケット2の外周面に螺合させて、ソケット軸心を中心にして回転させることによって、ロック位置とロック解除位置との間を移動させる。それ故、スリーブ4を移動させるには回転トルクが必要となる。ところが、大口径の配管に用いる管継手の場合は、配管の外径に応じてスリーブ4の外径も大きくなるので、小さな力であっても大きな回転トルクを得易くなる。そのため、小さな労力でもスリーブ4をロック位置からロック解除位置の間で移動させることが可能になる。この実施形態では、スリーブ4がスプリング5によって、ロック位置の方向に付勢されているが、スプリング5の付勢力に対抗してロック解除位置まで移動させることができる。
従来のようにソケット軸方向に力を入れてスリーブ4をスライドさせる場合は、スリーブ4の外径の大きさに比例して重量も大きくなるので、スリーブ4の移動には大きな力が必要であったが、本発明を適用することによって、そのような多大な労力は不要になる。プラグ9の内径が、例えば35mm〜65mm程度に大径化しても、小さな労力でスリーブ4をロック位置からロック解除位置の間で移動させることができる。
この実施形態の場合、スリーブ4はスプリング5の付勢力によってロック位置の方向に付勢されている。そのため、振動等を受ける状況下においてもスリーブ4をロック位置に維持し易くなり、プラグ9とソケット2の不測の分離を防止するには有利になる。
また、スリーブ4の外周面に凸部4bを設けて凹凸状にしているので、スリーブ4を回転させる際には、滑りに難く、力を確実に伝えることができる。そのため、スリーブ4を小さな力で回転させ易くなる。
ネジ部3、4aのネジピッチは例えば2mm〜5mm程度にする。ネジピッチが2mm未満であると、スリーブ4を所定距離移動させるために回転させる回数が多くなり、ネジピッチが5mm超であると回転させるために必要なトルクが大きくなる。そのため、この範囲であれば、スリーブ4を円滑に回転させることができるとともに適度な移動量も確保できる。
図7に別の実施形態を例示する。この実施形態は、先の実施形態からスプリング5を省略し、スリーブ4の外周面の仕様も異ならせているが、その他の構成は同じである。この実施形態では、先の実施形態のようにスリーブ4がロック位置の方向に付勢されていないので、より小さな労力で、スリーブ4をロック解除位置に移動させることができる。また、ローレット加工を施すことによって、スリーブ4の外周面を凹凸状にしているので、突出高さの大きな凸部4bを設けることなく、回転滑り止め機能を確保できる。
1 管継手
2 ソケット
3 ネジ部
4 スリーブ
4a ネジ部
4b 凸部
5 スプリング
6 シール部材
7 ロックボール
8 ストッパリング
9 プラグ
10 係合部

Claims (4)

  1. ソケットと、このソケットが外嵌されるプラグとを備え、前記ソケットは、外周面にソケット軸方向にロック位置とロック解除位置との間を移動するスリーブと、このスリーブによってソケット半径方向の移動が規制されるロックボールとを有し、前記プラグは、ロック位置にあるスリーブによって押圧されるロックボールが係合する係合部を有する管継手において、前記ソケットの外周面および前記スリーブの内周面に互いに螺合するネジ部を設け、前記スリーブを螺合させてソケット軸心を中心にして回転させることにより、前記ロック位置とロック解除位置との間を移動させ、前記ネジ部は前記スリーブが前記ロック位置にあってもロック解除位置にあっても常に互いに螺合している状態になっていて、前記ソケットの外周面と前記スリーブの内周面との間に介設されているスプリングにより前記スリーブを常に前記ロック位置の方向に付勢する構成にしたことを特徴とする管継手。
  2. 前記プラグの内径が35mm〜65mmである請求項1に記載の管継手。
  3. 前記スリーブの外周面を凹凸状に形成した請求項1または2に記載の管継手。
  4. 前記ネジ部のピッチが2mm〜5mmである請求項1〜3のいずれかに記載の管継手。
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