JP5938370B2 - 遠隔制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、家電機器やオフィス機器等の機能実行装置の機能をセンシングユニットを使用して遠隔制御する遠隔制御装置に関する。
近年、家電機器やオフィス機器の中には、機器本体が有する機能をリモートコントローラを使用して遠隔制御するものが増えている。例えば、リモートコントローラには複数のハードウエアスイッチ又はソフトウエアスイッチとディスプレイが設けられ、ユーザが上記スイッチを操作するとその操作信号がリモートコントローラから機器本体へ送信される。機器本体では、上記操作信号を受信すると当該操作信号が解読され、この解読結果に従い対応する機能が実行される。また、上記操作内容又は実行された機能に関する情報がリモートコントローラのディスプレイに表示される(例えば特許文献1を参照)。
特開2011−172097号公報
ところが、上記のようにリモートコントローラを用いて機器本体の機能を遠隔制御する機器では、遠隔制御を行う場合に必ずスイッチを操作しなければならない。このため、制御対象機能とスイッチと対応関係を記憶しておくか或いはその都度確認しなければならず、特にお年寄り等のように機器の操作に不慣れなユーザにとっては操作が面倒だった。また、リモートコントローラのディスプレイに操作内容又は実行された機能に関する情報が表示されるため、リモートコントローラの消費電力が大きくなり、バッテリ寿命が短くなる傾向があった。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、複雑な操作を必要とすることなく、機能実行装置に対し多様な遠隔制御を行えるようにした遠隔制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の第1の観点は、機能実行装置を遠隔制御する複数のセンシングユニットからなる遠隔制御装置であって、前記複数のセンシングユニットのそれぞれは、周面に複数の平面部を有する立体形状をなす筐体と、前記筐体の前記複数の平面部の各々に配置された複数の感圧センサと、前記筐体の前記複数の平面部に対して、前記機能実行装置を遠隔制御するために用いる機能IDを対応付けて記憶する記憶手段と、前記複数の感圧センサから出力される検出電圧を予め設定した閾値と比較することにより前記筐体のいずれの平面部が下面となっているかを判定し、当該下面と判定された平面部とは反対側となる平面部を前記筐体の上面として検出する判定手段と、前記判定手段により上面として検出された前記筐体の平面部に対応する機能IDを前記記憶手段から特定し、当該特定された機能IDに応じて遠隔制御信号を生成して前記機能実行装置へ送信する送信手段とを具備し、かつ前記複数のセンシングユニットは異なる物理的特徴を有することを特徴とするものである。
この発明の第1の観点によれば、実行を希望する動作モードに応じて複数のセンシングユニットを選択的に使用するだけで、機能実行装置に異なる動作モードを実行させることができる。すなわち、複数のセンシングユニットを選択的に使用することで、機能実行装置をセンシングユニットの物理的特徴の違いから直感的に理解できる動作モードで遠隔制御することが可能となり、しかもセンシングユニットの筐体をその複数の平面部のうちの任意の面が上面となるようにテーブル等に置くだけで、複雑なボタン選択操作や入力操作を必要とすることなく、機能実行装置に対し多様な遠隔制御を行うことを可能にした遠隔制御装置を提供することができる。
この発明の第1の実施形態に係る遠隔制御システムの全体構成図。 図1に示したシステムの機能ブロック図。 図2に示したシステムの機能実行装置に記憶される機能変換テーブルの一例を示す図。 図2に示したシステムにおける遠隔制御の処理手順と処理内容を示すフローチャート。 この発明の第2の実施形態に係る遠隔制御システムの機能ブロック図。 図5に示したシステムのセンシングユニットが管理する機能ID格納部の記憶情報の一例を示す図。 図5に示したシステムのセンシングユニットが管理する機能ID格納部の記憶情報の一例を示す図。 図5に示したシステムにおける遠隔制御の処理手順と処理内容を示すフローチャート。 この発明の第3の実施形態に係る遠隔制御システムの全体構成図。 図9に示したシステムの機能ブロック図。 図10に示したシステムの機能実行装置で管理される機能変換テーブルの一例を示す図。 この発明の第4の実施形態に係る遠隔制御システムの機能ブロック図。 図12に示したシステムのセンシングユニットが管理する機能ID格納部の記憶情報の一例を示す図。 図12に示したシステムのセンシングユニットが管理する機能ID格納部の記憶情報の一例を示す図。 この発明の第5の実施形態に係る遠隔制御システムの全体構成図。 図15に示したシステムの機能ブロック図。 図16に示したシステムのセンシングユニットが管理する機能ID格納部の記憶情報の一例を示す図。 図16に示したシステムのセンシングユニットが管理する機能ID格納部の記憶情報の一例を示す図。 図16に示したシステムのセンシングユニットが管理する機能ID格納部の記憶情報の一例を示す図。 図16に示したシステムのセンシングユニットが管理する機能ID格納部の記憶情報の一例を示す図。 図16に示したシステムにおける遠隔制御の処理手順と処理内容を示すフローチャート。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
この発明の第1の実施形態は、2個のセンシングユニットを選択的に使用して、1台の機能実行装置に対し多様な遠隔制御を行えるようにするものである。
図1はこの発明の第1の実施形態に係る遠隔制御システムの全体構成を示す図であり、図中10a,10bはセンシングユニット、20aは機能実行装置をそれぞれ示している。
機能実行装置20aは、照明スタンドからなり、その機能として「ON」、「OFF」等の標準的な機能に加え、「明るくする」、「リラックス」、「寝る」等のユーザのメタ命令に対応する複数の付加的な実行機能を備えている。
一方、センシングユニット10a,10bは大きさ(一辺の長さ)の異なる正六面体からなる筐体を有する。この筐体の6つの各面にはそれぞれ上記機能実行装置20aに対するメタ命令、例えば「ON」、「OFF」、「明るくする」、「リラックス」、「寝る」を表す名称が印刷等により表記されている。なお、これらの文字は印刷以外に手書きしてもよく、さらには当該文字が印刷されたシールを筐体面に貼付することにより表記してもよい。
図2は、上記センシングユニット10a,10b及び機能実行装置20bの機能構成を示すブロック図である。
センシングユニット10a,10bは、上記6つの面にそれぞれ配設された計測部111〜116と、回路モジュール部12を備えている。計測部111〜116は感圧センサからなり、センシングユニット10a,10bがどの面を上にしてテーブル(図示せず)等に置かれたかを検出するもので、計測部111〜116ごとにそれぞれ検出電圧値v1 〜v6 を出力する。
回路モジュール部12は、命令ID格納部121と、センシングユニットID格納部122と、閾値判定部123と、センシング通信部124を備えている。なお、これらの機能のうち閾値判定部123及びセンシング通信部124は、図示しないプログラムメモリに格納されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)に実行させることにより実現される。
命令ID格納部121には、上記6つの計測部111〜116の識別情報(センサID)に対応付けて、上記6つの面に記載された「ON」、「OFF」、「明るくする」、「リラックス」、「寝る」等のメタ命令を識別するための命令IDが記憶されている。また命令ID格納部121には、上記各命令IDと計測部111〜116との対応関係を表す情報と、上記計測部111〜116から出力される検出電圧値v1 〜v6 を判定するための異なる6つの閾値Vt1〜Vt6が予め記憶されている。
センシングユニットID格納部122には、センシングユニット10a,10bを識別するためのセンシングユニットID(SUa,SUb)が記憶されている。
閾値判定部123は、上記計測部111〜116から出力される検出電圧値v1 〜v6 を、上記命令ID格納部121に記憶された閾値Vt1〜Vt6と比較することにより検出電圧を出力した計測部111〜116がどの面に配置された計測部かを判定し、さらに上記命令ID格納部121に記憶された、各命令IDと計測部111〜116との対応関係を表す情報を参照することにより、当該計測部が配置された面と対向する面(反対側の面)に記載された命令IDを読み出す。またそれと共に、センシングユニットID格納部122からセンシングユニットIDを読み出す。
センシング通信部124は、上記読み出された命令ID及びセンシングユニットIDを含む遠隔制御信号を生成し、この生成された遠隔制御信号を機能実行装置20aへ送信する処理を行う。なお、通信媒体としては指向性の制限が少ない無線が好適であるが、赤外線を用いてもよい。
一方、機能実行装置20aは、機能変換テーブル格納部21と、機能実行部22と、クライアント通信部23を備えている。このうち機能実行部22及びクライアント通信部23は、図示しないプログラムメモリに格納されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)に実行させることにより実現される。
機能変換テーブル格納部21には、上記センシングユニット10a,10bから送信される命令IDとセンシングユニットIDの全ての組み合わせに対応付けて、機能実行装置(照明スタンド)20aが備える機能の実行内容を表す情報が記憶されている。図3は機能変換テーブル格納部21に記憶された情報の一例を示すものである。
クライアント通信部23は、上記センシングユニット10a,10bから送信される遠隔制御信号をそれぞれ受信する機能を有する。通信媒体としては無線または赤外線が用いられる。
機能実行部22は、上記クライアント通信部23により受信された遠隔制御信号から命令ID及びセンシングユニットIDを抽出し、この抽出された命令ID及びセンシングユニットIDに対応する機能実行内容を表す情報を上記機能格納部21から読み出し、この読み出された機能実行内容を表す情報を実行する処理を行う。
(動作)
次に、以上のように構成されたセンシングユニット10a,10b及び機能実行装置20aの動作を説明する。図4は遠隔制御の処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
ユーザが、センシングユニット10a,10bの何れか一方を、希望するメタ命令が記載された面を上にしてテーブル上に置いたとする。センシングユニット10a又は10bでは、計測値の発生をステップS11で検出すると、ステップS12において計測部111〜116から出力される検出電圧v1 〜v6 がそれぞれ取り込まれる。そして、この取り込まれた検出電圧v1 〜v6 が、命令ID格納部121に格納されている閾値Vt1 〜Vt6とステップS13で比較され、検出電圧を出力した計測部111〜116がどの面に配置された計測部であるかが判定される。続いて、命令ID格納部121に格納された、各命令IDと計測部111〜116との対応関係を表す情報をもとに、上記検出電圧を出力した計測部111〜116が配置された面と対向する面(反対側となる面)に記載されたメタ命令を表す命令IDが命令ID格納部121から読み出される。
すなわち、センシングユニット10a,10bをテーブルに置くと、当該センシングユニット10a,10bのテーブルと接する面(下面)に配置された計測部から検出信号が出力され、この検出信号を出力した計測部が配置された面とは反対側となる面、つまり上面に記載されたメタ命令を表す命令IDが読み出される。
次にステップS15において、上記読み出された命令IDと、センシングユニットID格納部122から読み出されたセンシングユニットIDとを含む遠隔制御信号が生成され、この生成された遠隔制御信号がセンシング通信部124から機能実行装置20aに向け送信される。
これに対し機能実行装置20aでは、ステップS16で遠隔制御信号の到来を検知すると、ステップS17により上記遠隔制御信号の受信処理が行われ、この受信された遠隔制御信号から命令ID及びセンシングユニットIDが抽出される。続いてステップS18において、上記抽出された命令ID及びセンシングユニットIDをもとに機能変換テーブル格納部21がアクセスされ、上記命令ID及びセンシングユニットIDに対応付けられた機能実行内容を表す情報が読み出される。そして、この読み出された情報に従い、ステップS19において該当する機能が実行される。
例えば、いまユーザが、サイズが大きい方のセンシングユニット10aを、図1に示すように「明るくする」が記載された面が上面となるようにテーブル上に置いたとする。この場合、センシングユニット10aからは、「明るくする」に対応する命令IDと、センシングユニット10aを識別するセンシングユニットID(SUa)を含む遠隔制御信号が送信される。これに対し機能実行装置(照明スタンド)20aでは、上記遠隔制御信号に含まれる命令ID及びセンシングユニットID(SUa)をもとに、図3に示す機能変換テーブル格納部21から「最大に明るくする」が読み出され、この情報に従い機能実行部22により照度が最大になるように照明が制御される。
一方、ユーザが、サイズが小さい方のセンシングユニット10bを、図1に示すように「明るくする」が記載された面が上面となるようにテーブルに置いたとする。この場合、センシングユニット10bからは、「明るくする」に対応する命令IDと、センシングユニット10bを識別するセンシングユニットID(SUb)を含む遠隔制御信号が送信される。これに対し機能実行装置(照明スタンド)20aでは、上記遠隔制御信号に含まれる命令ID及びセンシングユニットID(SUb)をもとに、図3に示す機能変換テーブル格納部21から「明度を落として明るくする」が読み出され、この情報に従い機能実行部22により照明は明度が落とされた状態に制御される。
すなわち、ユーザは、希望する明るさに応じて大きいサイズのセンシングユニット10aと小さいサイズのセンシングユニット10bのいずれか一方を選択し、「明るくする」が記載された面を上面にしてテーブル上に置くだけで、機能実行装置(照明スタンド)20aの照度を希望する明るさに遠隔制御することが可能となる。
また、ユーザが大きいサイズのセンシングユニット10aを選択して「リラックス」を上面にしてテーブル上に置いた場合には、センシングユニット10aからは「リラックス」を表す命令IDとセンシングユニット10aのセンシングユニットID(SUa)を含む遠隔制御信号が送信される。このため機能実行装置20aでは、上記遠隔制御信号に含まれる命令ID及びセンシングユニットIDをもとに、図3に示すように実行内容として「明るさを落とし、発光色を電球色とする」が読み出され、これにより機能実行装置(照明スタンド)20aは明るさが落とされるだけでなく発光色が電球色に変更される。
一方、ユーザが小さいサイズのセンシングユニット10bを選択して「リラックス」を上面にしてテーブルに置いた場合には、機能実行装置(照明スタンド)20aでは図3に示すように「明るさを落とす」が読み出され、これにより機能実行装置(照明スタンド)20aの照度は暗めの落ち着いた明るさになるように変更される。
同様に、ユーザが大きいサイズのセンシングユニット10aを選択して「寝る」を上面にしてテーブル上に置いたとする。この場合、センシングユニット10aからは「寝る」を表す命令IDとセンシングユニット10aのセンシングユニットID(SUa)を含む遠隔制御信号が送信される。このため機能実行装置20aでは、上記遠隔制御信号に含まれる命令ID及びセンシングユニットIDをもとに、図3に示すように実行内容として「即時消灯」が読み出され、これにより機能実行装置(照明スタンド)20aは即時消灯される。
これに対し、ユーザが小さいサイズのセンシングユニット10bを選択して「寝る」を上面にしてテーブル上に置くと、機能実行装置(照明スタンド)20aでは図3に示すように実行内容として「消灯後、30分後に徐々に明るくする」が読み出され、これにより機能実行装置(照明スタンド)20aは一旦消灯された後、30分後に徐々に明るくなるように制御される。
以上のように機能実行装置20aでは、新たな遠隔制御信号が受信されるごとに、当該遠隔制御信号に含まれる命令IDとセンシングユニットIDに対応付けられた機能が実行される。但し、大きいサイズのセンシングユニット10aと小さいサイズのセンシングユニット10bが例えばほぼ同時にテーブルに置かれた場合のように、両センシングユニット10a,10bから短い時間間隔で遠隔制御信号が送信されることもあり得る。この場合、機能実行装置20aは予め設定した時間内に複数の遠隔制御信号が受信されたか否かを監視する。そして、上記監視時間内に複数の遠隔制御信号が受信された場合には、両信号とも無効にする。
(効果)
以上詳述したように第1の実施形態では、大きいサイズのセンシングユニット10aと小さいサイズのセンシングユニット10bを用意し、ユーザがこれらのセンシングユニット10a,10bのうち、希望する実行内容に対応するセンシングユニットを選択して、希望するメタ命令が記載された面が上面となるようにテーブル上に置くと、センシングユニット10a,10bから当該上面に記載されたメタ命令を表す命令IDとセンシングユニットIDを含む遠隔制御信号が生成されて機能実行得装置20aへ送信される。これに対し機能実行装置20aでは、上記遠隔制御信号に含まれる命令ID及びセンシングIDに対応付けられた機能実行内容を表す情報が機能変換テーブル21から読み出され、当該情報に従い装置の動作が制御される。
したがって、ユーザは、希望する実行内容に応じて大きいサイズのセンシングユニット10aと小さいサイズのセンシングユニット10bの何れかを選択し、希望するメタ命令が記載された面を上面にしてテーブル上に置くだけで、機能実行装置(照明スタンド)20aを希望する明るさに制御したり、点灯/消灯を制御することができる。すなわち、サイズの異なる2個のセンシングユニット10a,10bを選択的に使用することで、機能実行装置20aをセンシングユニット10a,10bのサイズから直感的に理解できる動作状態に遠隔制御することが可能となる。
また、センシングユニット10a,10bの6つの面にはそれぞれメタ命令が表記されているので、この表記されたメタ命令により機能実行装置20aでどのような機能が実行されているかを識別することができる。このため、実行対象の機能をディスプレイに電子表示する必要がなくなり、これによりセンシングユニット10a,10bの消費電力を低減して、バッテリ寿命を延長することが可能となる。
センシングユニット10a,10bからは命令IDとセンシングユニットのIDを遠隔制御信号により送信し、機能実行装置20a,20bにおいて上記遠隔制御信号に含まれる命令IDをもとに実行内容を特定して機能を実行するようにしているので、センシングユニット10a,10bの処理負荷を軽減し、これによりセンシングユニット10a,10bの消費電力を減らしてバッテリ寿命を延ばすことが可能となる。
[第2の実施形態]
この発明の第2の実施形態は、2個のセンシングユニットに、命令IDと制御対象となる機能実行装置の実行内容を表す機能IDとを関連付けて記憶した機能ID格納部を設け、センシングユニットにおいて計測部の検出結果により特定されたメタ命令を実行内容を表す機能IDに変換してこれを遠隔制御信号として送信し、機能実行装置では上記遠隔制御信号に含まれる機能IDに対応する実行内容を実行するようにしたものである。
(構成)
図5は、この発明の第2の実施形態に係る遠隔制御システムを構成するセンシングユニット及び機能実行装置の機能構成を示すブロック図である。
機能実行装置40aは、前記第1の実施形態と同様に照明スタンドからなり、機能についても「ON」、「OFF」等の標準的な機能に加え、「明るくする」、「リラックス」、「寝る」等のユーザのメタ命令に対応する複数の付加的な実行機能を備えている。
センシングユニット30a,30bについても、前記第1の実施形態と同様に大きさ(一辺の長さ)の異なる正六面体により構成され、6つの各面にはそれぞれ上記機能実行装置40aに対するメタ命令、例えば「ON」、「OFF」、「明るくする」、「リラックス」、「寝る」を表す名称が印刷等により表記されている。
またセンシングユニット30a,30bは、上記6つの面にそれぞれ配設された計測部311〜316と、回路モジュール部32を備えている。計測部311〜316は感圧センサからなり、センシングユニット30a,30bがどの面を上にしてテーブル(図示せず)等に置かれたかを検出するもので、計測部311〜316ごとにそれぞれ検出電圧値v1 〜v6 を出力する。
回路モジュール部32は、機能ID格納部321と、閾値判定部322と、センシング通信部323を備えている。なお、これらの機能のうち閾値判定部322及びセンシング通信部323は、図示しないプログラムメモリに格納されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)に実行させることにより実現される。
機能ID格納部321には、センシングユニット30a,30bごとに予め設定された機能ID変換情報が記憶されている。機能ID変換情報は、上記各面に記載されたメタ命令を表す情報に対し、機能実行装置40aの識別情報とその機能実行内容を表す情報(機能ID)を関連付けたものである。
図6及び図7はそれぞれセンシングユニット30a,30bの機能ID格納部321に記憶された機能ID変換情報の一例を示すものである。なお、同図では制御対象の機能実行装置が増設される場合を考慮して、機能ID変換情報に機能実行装置の識別情報を含めたが、制御対象となる機能実行装置が1台のみの場合には省略することも可能である。
また機能ID格納部321には、上記各命令IDと計測部311〜316との対応関係を表す情報と、上記計測部311〜316から出力される検出電圧値v1 〜v6 を判定するための異なる6つの閾値Vt1〜Vt6も記憶されている。
閾値判定部322は、上記計測部311〜316から出力される検出電圧値v1 〜v6 を、上記機能ID格納部321に記憶された閾値Vt1〜Vt6と比較することにより検出電圧を出力した計測部311〜316がどの面に配置された計測部かを判定し、さらに上記機能ID格納部321に記憶された、各命令IDと計測部311〜316との対応関係を表す情報を参照することにより、当該計測部が配置された面と対向する面(反対側の面)に記載された命令IDを特定する。そして、この特定された命令IDに対応する、機能実行装置の装置IDと、機能実行内容を表す情報(機能ID)を、機能ID変換情報から特定する。
センシング通信部323は、上記特定された機能ID及び機能実行装置の装置IDを含む遠隔制御信号を生成し、この生成された遠隔制御信号を機能実行装置40aへ送信する処理を行う。なお、遠隔制御信号には機能実行装置の装置IDを含めなくてもよい。また通信媒体としては指向性の制限が少ない無線が好適であるが、赤外線を用いてもよい。
一方、機能実行装置40aは、機能情報格納部41と、機能実行部42と、クライアント通信部43を備えている。このうち機能実行部22及びクライアント通信部23は、図示しないプログラムメモリに格納されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)に実行させることにより実現される。
クライアント通信部43は、上記センシングユニット30a,30bから送信される遠隔制御信号をそれぞれ受信する機能を有する。通信媒体としては無線または赤外線が用いられる。
機能情報格納部41には、機能実行装置40aが有する各機能を表す機能IDに対応付けて、当該機能の実行内容を表す情報が記憶されている。また、機能実行装置40aの機能実行部42は、上記クライアント通信部43により受信された遠隔制御信号に含まれる機能IDに対応する機能実行内容を表す情報を上記機能情報格納部41から読み出し、この読み出された情報に従い機能を実行する処理を行う。
(動作)
次に、以上のように構成されたセンシングユニット30a,30b及び機能実行装置40aの動作を説明する。図8は遠隔制御の処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
ユーザが、センシングユニット30a,30bの何れか一方を、希望するメタ命令が記載された面を上にしてテーブル上に置いたとする。センシングユニット30a又は30bでは、計測値の発生をステップS21で検出すると、ステップS22において計測部311〜316から出力される検出電圧v1 〜v6 がそれぞれ取り込まれる。そして、この取り込まれた検出電圧v1 〜v6 が、機能ID格納部321に格納されている閾値Vt1 〜Vt6とステップS23で比較され、検出電圧を出力した計測部311〜316がどの面に配置された計測部であるかが判定される。続いて、機能ID格納部321に格納された、各命令IDと計測部311〜316との対応関係を表す情報をもとに、上記検出電圧を出力した計測部311〜316が配置された面と対向する面(反対側となる面)に記載された命令IDが特定される。さらに、この特定された命令IDに対応する機能IDと、機能実行装置の装置IDが特定される。なお、このとき特定するIDは機能IDだけでもよい。
すなわち、センシングユニット30a,30bをテーブル上に置くと、当該センシングユニット30a,30bのテーブルと接する面(下面)に配置された計測部から検出信号が出力され、この検出信号を出力した計測部が配置された面とは反対側となる面、つまり上面に記載されたメタ命令を表す命令IDが特定され、さらにこの命令IDに対応する機能IDが特定される。
次にステップS25において、上記読み出された機能IDを含む遠隔制御信号が生成され、この生成された遠隔制御信号がセンシング通信部323から機能実行装置40aに向け送信される。
これに対し機能実行装置40aでは、ステップS26で遠隔制御信号の到来を検知すると、ステップS27により上記遠隔制御信号の受信処理が行われ、この受信された遠隔制御信号から機能IDが抽出される。続いてステップS28において、上記抽出された機能IDをもとに機能情報格納部41から対応する機能実行内容を表す情報が読み出される。そして、この読み出された情報に従い、ステップS29において該当する機能が実行される。
なお、センシングユニット30a,30b及び面の選択の結果、機能実行装置40bで実行される具体的な動作内容は、第1の実施形態と同一であるので、ここでの説明は省略する。
(効果)
以上詳述したように第2の実施形態では、サイズの異なる2個のセンシングユニット30a,30bに、命令IDと制御対象となる機能実行装置40aの実行内容を表す機能IDとを関連付けて記憶した機能ID格納部321を設け、センシングユニット30a,30bにおいて、計測部311〜316の検出結果により特定されたメタ命令を機能実行装置40aの実行内容を表す機能IDに変換してこれを遠隔制御信号として送信している。そして、機能実行装置40aにおいては、上記遠隔制御信号に含まれる機能IDに対応する機能実行内容を表す情報を機能情報格納部41から読み出し、当該機能を実行するようにしている。
したがって、第1の実施形態と同様に、ユーザは、希望する実行内容に応じて大きいサイズのセンシングユニット30aと小さいサイズのセンシングユニット30bの何れかを選択し、希望するメタ命令が記載された面を上面にしてテーブル上に置くだけで、機能実行装置(照明スタンド)40aを希望する明るさに制御したり、また点灯/消灯を制御する等、多様な制御を実現できる。すなわち、サイズの異なる2個のセンシングユニット30a,30bを選択的に使用することで、機能実行装置40aをセンシングユニット30a,30bのサイズから直感的に理解できる動作状態に遠隔制御することが可能となる。
また、センシングユニット30a,30bの6つの面にはそれぞれメタ命令が表記されているので、この表記されたメタ命令により機能実行装置40aでどのような機能が実行されているかを識別することができる。このため、実行対象の機能をディスプレイに電子表示する必要がなくなり、これによりセンシングユニット30a,30bの消費電力を低減して、バッテリ寿命を延長することが可能となる。
さらに、各センシングユニット30a,30bにおいて、それぞれ計測部の検出結果がセンシングユニット30a,30b特有の機能IDに変換されて遠隔制御信号として送信されるので、各機能実行装置40aでは各メタ命令に対しセンシングユニット別に機能実行内容を管理する変換テーブルを用意する必要がない。
[第3の実施形態]
この発明の第3の実施形態は、サイズの異なる2個のセンシングユニットを選択的に使用して、2台の機能実行装置に対しその装置固有の機能を同時に遠隔制御するようにするものである。
(構成)
図9はこの発明の第3の実施形態に係る遠隔制御システムの全体構成を示す図であり、図中10a,10bはセンシングユニット、20a,20bは機能実行装置をそれぞれ示している。
機能実行装置20bは、エアコンからなり、その機能として「ON」、「OFF」等の標準的な機能に加え、「リラックス」、「寝る」等のユーザのメタ命令に対応するエアコン特有の複数の付加的な実行機能を備えている。
図10は、上記センシングユニット10a,10b及び機能実行装置20a,20bの機能構成を示すブロック図である。なお、同図においてセンシングユニット10a,10b及び機能実行装置20aについては、図2と同一なのでここでの説明は省略する。
機能実行装置20bの機能変換テーブル格納部21には、上記センシングユニット10a,10bから送信される命令IDとセンシングユニットIDの組み合わせに対応付けて、機能実行装置(エアコン)20bが備える機能の実行内容を表す情報が記憶されている。図11は機能変換テーブル格納部21に記憶された情報の一例を示すものである。
(動作)
次に、以上のように構成されたシステムの動作を説明する。
例えば、いまユーザが、サイズが大きい方のセンシングユニット10aを、図9に示すようにメタ命令「寝る」が記載された面が上面となるようにテーブル上に置いたとする。この場合、センシングユニット10aからは、メタ命令「寝る」に対応する命令IDと、センシングユニット10aを識別するセンシングユニットID(SUa)を含む遠隔制御信号が、機能実行装置(照明スタンド)20a及び機能実行装置(エアコン)20bに向け送信される。
これに対し機能実行装置(照明スタンド)20aでは、上記遠隔制御信号に含まれる命令ID(寝る)及びセンシングユニットID(SUa)をもとに、図3に示す機能変換テーブル格納部21から「即時消灯」が読み出され、この情報に従い機能実行部22により照明が即時消灯される。
一方機能実行装置(エアコン)20bでは、上記遠隔制御信号に含まれる命令ID(寝る)及びセンシングユニットID(SUa)をもとに、図11に示す機能変換テーブル格納部21から「3時間後にOFF」が読み出され、この情報に従い機能実行部22によりタイマが起動されて3時間後に運転が停止するように制御される。
次に、ユーザが、サイズが小さい方のセンシングユニット10bを、図9に示すようにメタ命令「寝る」が記載された面が上面となるようにテーブルに置いたとする。この場合、センシングユニット10bからは、メタ命令「寝る」に対応する命令IDと、センシングユニット10bを識別するセンシングユニットID(SUb)を含む遠隔制御信号が送信される。これに対し機能実行装置(照明スタンド)20aでは、上記遠隔制御信号に含まれる命令ID及びセンシングユニットID(SUb)をもとに、図3に示す機能変換テーブル格納部21から「消灯後、30分後に徐々に明るくする」が読み出され、この情報に従い機能実行部22により照明は一旦消灯された後、30分後に徐々に明るくなるように制御される。
一方機能実行装置(エアコン)20bでは、上記遠隔制御信号に含まれる命令ID「寝る)及びセンシングユニットID(SUb)をもとに、図11に示す機能変換テーブル格納部21から「1時間後にOFF」が読み出され、この情報に従い機能実行部22によりタイマが起動されて1時間後に運転が停止するように制御される。
同様に、ユーザがサイズが大きい方のセンシングユニット10aを、メタ命令「リラックス」が記載された面が上面となるようにテーブル上に置いたとする。この場合、センシングユニット10aからは、メタ命令「リラックス」に対応する命令IDと、センシングユニット10aを識別するセンシングユニットID(SUa)を含む遠隔制御信号が、機能実行装置(照明スタンド)20a及び機能実行装置(エアコン)20bに向け送信される。
これに対し機能実行装置(照明スタンド)20aでは、上記遠隔制御信号に含まれる命令ID(リラックス)及びセンシングユニットID(SUa)をもとに、図3に示す機能変換テーブル格納部21から「明るさを落とし、発光色を電球色とする」が読み出され、これにより機能実行装置(照明スタンド)20aは明るさが落とされるだけでなく発光色が電球色に変更される。
一方機能実行装置(エアコン)20bでは、上記遠隔制御信号に含まれる命令ID(リラックス)及びセンシングユニットID(SUa)をもとに、図11に示す機能変換テーブル格納部21から「静音モード」が読み出され、この情報に従い機能実行部22により静音運転が行われる。
次に、ユーザがサイズが小さい方のセンシングユニット10bを、メタ命令「リラックス」が記載された面が上面となるようにテーブルに置いたとする。この場合、センシングユニット10bからは、メタ命令「リラックス」に対応する命令IDと、センシングユニット10bを識別するセンシングユニットID(SUb)を含む遠隔制御信号が送信される。
これに対し機能実行装置(照明スタンド)20aでは、上記遠隔制御信号に含まれる命令ID及びセンシングユニットID(SUb)をもとに、図3に示す機能変換テーブル格納部21から「明るさを落とす」が読み出され、この情報に従い機能実行部22により照明の明度は暗めの落ち着いた明るさになるように変更される。
一方機能実行装置(エアコン)20bでは、上記遠隔制御信号に含まれる命令ID(寝る)及びセンシングユニットID(SUb)をもとに、図11に示す機能変換テーブル格納部21から「微風モード」が読み出され、この情報に従い機能実行部22により微風運転が行われる。
(効果)
以上述べたように第3の実施形態によれば、1個のセンシングユニット10a又は10bを使用するだけで、機能実行装置(照明スタンド)20a及び機能実行装置(エアコン)20bを、同時にしかも装置それぞれの異なる動作状態に制御することが可能となる。さらに、サイズの異なるセンシングユニット10a,10bを選択的に使用することで、上記機能実行装置(照明スタンド)20a及び機能実行装置(エアコン)20bを、サイズ(大きさ)から直感的に理解される異なる動作状態又は運転状態に遠隔制御することができる。
[第4の実施形態]
この発明の第4の実施形態は、2個のセンシングユニットに、メタ命令を表す命令IDと、制御対象となる2台の機能実行装置各々の実行内容を表す機能IDとを関連付けて記憶した機能ID格納部を設ける。そして各センシングユニットにおいて、計測部の検出結果により特定されたメタ命令を、対応する機能の実行内容を表す機能IDに変換して、これを遠隔制御信号として2台の異なる機能実行装置へ送信する。これに対し各機能実行装置では、受信された遠隔制御信号に含まれる機能IDに対応する実行内容を実行するようにしたものである。
(構成)
図12は、この発明の第4の実施形態に係る遠隔制御システムを構成するセンシングユニット及び機能実行装置の機能構成を示すブロック図である。なお、同図において前記図5と同一部分については同一符号を付して詳しい説明は省略する。
センシングユニット30a,30bの機能ID格納部324には、命令IDに関連付けて、制御対象とする2台の機能実行装置40a,40bの装置IDと、当該各機能実行装置40a,40bがそれぞれ実行する内容を表す機能IDが記憶されている。図13及び図14はそれぞれ上記センシングユニット30a,30bに記憶された機能ID変換情報の一例を示すものである。
(動作)
次に、以上のように構成されたシステムの動作を説明する。
ユーザが、サイズの大きいセンシングユニット30aを、「リラックス」が上面となるようにテーブル上に置いたとする。そうするとセンシングユニット30aでは、計測部311〜316の検出出力をもとに上記テーブルと接する面(底面)が検出され、さらに当該底面と対向する面(上面)に記載されたメタ命令「リラックス」が特定される。そして、この特定されたメタ命令「リラックス」に応じて、機能実行装置(照明スタンド)40aについては、図13に示すようにその装置ID(照明)と実行内容「明るさを落とし、発光色を電球色とする」を表す機能IDが読み出され、これが遠隔制御信号として機能実行装置(照明スタンド)40aに向け送信される。またそれと共に、機能実行装置(エアコン)40bについては、図13に示すようにその装置ID(エアコン)と実行内容「静音モード」を表す機能IDが読み出され、これらのIDが遠隔制御信号として機能実行装置(エアコン)40bに向け送信される。
これに対し機能実行装置(照明スタンド)40aでは、自装置の装置ID(照明)を含む遠隔制御信号を受信すると、当該遠隔制御信号に含まれる機能IDに対応する実行内容「明るさを落とし、発光色を電球色とする」により照明動作が行われる。
一方、機能実行装置(エアコン)40bでは、自装置の装置ID(エアコン)を含む遠隔制御信号を受信すると、当該遠隔制御信号に含まれる機能IDに対応する実行内容「静音モード」で運転が行われる。
次に、サイズの小さいセンシングユニット30bを、「リラックス」が上面となるようにテーブル上に置いたとする。この場合センシングユニット30bでは、上記メタ命令「リラックス」に応じて、機能実行装置(照明スタンド)40aについては、図14に示すようにその装置ID(照明)と実行内容「明るさを落とす」を表す機能IDが読み出され、これが遠隔制御信号として機能実行装置(照明スタンド)40aに向け送信される。またそれと共に、機能実行装置(エアコン)40bについては、図14に示すようにその装置ID(エアコン)と実行内容「微風モード」を表す機能IDが読み出され、これらのIDが遠隔制御信号として機能実行装置(エアコン)40bに向け送信される。
これに対し機能実行装置(照明スタンド)40aでは、自装置の装置ID(照明)を含む遠隔制御信号を受信すると、当該遠隔制御信号に含まれる機能IDに対応する実行内容「明るさを落とす」に従い照明動作が制御される。
一方、機能実行装置(エアコン)40bでは、自装置の装置ID(エアコン)を含む遠隔制御信号を受信すると、当該遠隔制御信号に含まれる機能IDに対応する実行内容「微風モード」で運転が行われる。
同様に、ユーザがセンシングユニット30a,30bを「寝る」が上面になるようにテーブルに置いた場合には、センシングユニット30a,30bにおいて、それぞれ図13及び図14に示す機能ID変換情報に従い、機能実行装置40a,40bごとにその装置IDと実行内容を表す機能IDが読み出され、機能実行装置40a,40bへ向け送信される。そして、機能実行装置40a,40bでは、それぞれ自装置向けに送られた遠隔制御信号に含まれる機能IDに従い、当該機能IDに対応する実行内容で点灯動作及び運転が行われる。
なお、ユーザがセンシングユニット30a,30bを「明るくする」が上面になるようにテーブルに置いた場合には、センシングユニット30a,30bからは図13及び図14に示す機能ID変換情報に従い、機能実行装置(照明スタンド)40aに対してのみ遠隔制御信号が送信される。
(効果)
したがって第4の実施形態においても、前記第3の実施形態と同様に、1個のセンシングユニット30a又は30bを使用するだけで、種類の異なる機能実行装置(照明スタンド)40a及び機能実行装置(エアコン)40bを、同時にしかも装置それぞれの異なる動作状態に制御することが可能となる。さらに、サイズの異なるセンシングユニット30a,30bを選択的に使用することで、上記機能実行装置(照明スタンド)40a及び機能実行装置(エアコン)40bを、サイズ(大きさ)から直感的に理解される異なる動作状態又は運転状態に遠隔制御することができる。
また、各センシングユニット30a,30bにおいて、それぞれ計測部の検出結果がセンシングユニット30a,30b特有の機能IDに変換されて遠隔制御信号として送信されるので、各機能実行装置40a,40bでは各メタ命令に対しセンシングユニット別に機能実行内容を管理する変換テーブルを用意する必要がない。
[第5の実施形態]
この発明の第5の実施形態は、それぞれ2台の機能実行装置が設置された部屋A,Bが存在する場合に、サイズの異なる2台のセンシングユニットを上記部屋A,Bの各々で使用できるようにするために、部屋A,Bごとに親ノードを設け、これらの親ノードからそれぞれ部屋に設置された機能実行装置に関する機能IDリストを各センシングユニットにダウンロードして記憶させる。そして、各センシングユニットは、各部屋A,Bにおいて上記ダウンロードされた機能IDリストをもとに、当該部屋A,Bに設置された各機能実行装置を遠隔制御するようにしたものである。
(構成)
図15は、この発明の第5の実施形態に係る遠隔制御システムの全体構成を示す図である。同図において、部屋Aには機能実行装置40Aa,40Abが設置されている。機能実行装置40Aa,40Abはそれぞれ照明スタンド及びエアコンからなる。一方、部屋Bには機能実行装置40Ba,40Bbが設置されている。機能実行装置40Ba,40Bbはそれぞれシーリングライト及びファンヒータからなる。また、部屋A,Bにはそれぞれ親ノード60A,60Bが設置されている。
図16は、上記図15に示した遠隔制御システムのセンシングユニット50a,50b、機能実行装置40Aa,40Ab、40Ba,40Bb、及び親ノード60A,60Bの構成を示すブロック図である。なお、図16において機能実行装置40Aa,40Ab、40Ba,40Bbについては、前記図5に示した機能実行装置40aと機能が同一であるため、同一符号を付して詳しい説明は省略する。
親ノード60A,60Bは、いずれも機能IDリスト格納部61と、親ノード通信部62を備えている。機能IDリスト格納部61には、部屋A,Bごとに、当該部屋A,Bに設置された機能実行装置40Aa,40Ab及び40Ba,40Bbの装置IDと、当該機能実行装置が備える機能実行内容を表す機能IDのリストが記憶されている。親ノード通信部62は、センシングユニット50a,50bからリスト取得要求を受信した場合に、上記機能IDリスト格納部61から機能IDリストを読み出す。そして、この読み出された機能IDリストを部屋A,Bを識別するための部屋IDと共に要求元のセンシングユニット50a,50bへ送信する処理を行う。
センシングユニット50a,50bは、前記第1乃至第4の実施形態と同様に、大きさ(一辺の長さ)の異なる正六面体からなる筐体を有する。筐体の6つの面にはそれぞれ上記機能実行装置40Aa,40Ab及び40Ba,40Bbに対するメタ命令、例えば「ON」、「OFF」、「明るくする」、「リラックス」、「寝る」、「暖める」を表す名称が印刷等により表記されている。
またセンシングユニット50a,50bは、上記6つの面にそれぞれ配設された計測部511〜516と、回路モジュール部52を備えている。計測部511〜516は感圧センサからなり、センシングユニット50a,50bがどの面を上にしてテーブル(図示せず)等に置かれたかを検出するもので、計測部511〜516ごとにそれぞれ検出電圧値それぞれ検出電圧値v1 〜v6 を出力する。
回路モジュール部52は、機能ID格納部521と、閾値判定部523と、センシング通信部524を備えている。なお、これらの機能のうち閾値判定部523及びセンシング通信部524は、図示しないプログラムメモリに格納されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)に実行させることにより実現される。
センシング通信部524は、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線データ通信インタフェース又は赤外線インタフェースを使用して、親ノード60A,60Bとの間、及び機能実行装置40Aa,40Ab及び40Ba,40Bbとの間で通信を行うもので、以下の機能を有している。
(1) 図示しない起動スイッチが操作されるか又は計測部511〜516の何れかから検出信号が出力されると、親ノード60A,60Bに対しリスト取得要求を送信し、この要求に対し親ノード60A,60Bから送信された機能IDリストと部屋IDを受信する。そして、受信された部屋IDを機能ID格納部521に保存中の部屋IDと比較し、両部屋IDが異なる場合に、センシングユニット50a,50bが他の部屋へ移動したと判断し、機能ID格納部521に格納されている機能IDリストを上記受信された機能IDリストに更新する処理。
(2) 後述する閾値判定部523から出力される、制御対象となる機能実行装置の装置IDと機能IDを含む遠隔制御信号を生成し、この生成された遠隔制御信号を機能実行装置へ送信する処理。
機能ID格納部521は、上記センシング通信部524により受信された最新の機能IDリストを、部屋IDと関連付けて格納するために用いられる。機能IDリストは、センシングユニット50a,50bの各面に表記されたメタ命令に対し、部屋に設置されている各機能実行装置の装置IDと機能の実行内容を表す機能IDを関連付けたものである。
図17及び図18はそれぞれセンシングユニット50a,50bに格納された部屋Aにおける機能IDリストの一例を示す。また、図19及び図20はそれぞれセンシングユニット50a,50bに格納された部屋Bにおける機能IDリストの一例を示す。
(動作)
次に、以上のように構成されたシステムによる遠隔制御動作を説明する。図21はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
なお、ここではユーザが部屋Aで機能実行装置40Aa,40Abの制御に使用していたセンシングユニット50a,50bを、部屋Bに持ち込んで機能実行装置40Ba,40Bbの制御に使用する場合を例にとって説明する。
ユーザが、センシングユニット50a,50bを部屋Bに持ち込み、図示しない起動スイッチを操作するか、又は当該ユニットをテーブル等に置いて計測部511〜516の何れかから検出信号が出力されたとする。そうすると、ステップS31においてセンシング通信部524から親ノード60Bに対し機能ID取得要求が送信される。
これに対し親ノード60Bは、上記取得要求を受信したことをステップS32で検出すると、機能IDリスト格納部61から部屋Bに設置されている機能実行装置40Ba,40Bbに関する機能IDリストをステップS33により読み出し、この読み出された機能IDリストを、部屋Bを識別するための部屋IDと共に、親ノード通信部61から要求元のセンシングユニット50a,50bへ送信する。
センシングユニット50a,50bは、親ノード60Bから送信された機能IDリストと部屋IDを受信すると、ステップS34において、先ずこの受信された部屋Bの部屋IDを機能ID格納部521に保存中の部屋Aの部屋IDと比較する。そして、この場合は両部屋IDが異なるため、センシングユニット50a,50bは他の部屋へ移動したと判断し、機能ID格納部521に格納されている機能IDリストを、上記受信された機能IDリストに更新する。
なお、親ノード60A,60Bが予め設定した時間間隔で定期的に機能IDリストと部屋IDを送信している場合には、上記リスト取得要求の送信は省略してもよい。但し、この場合センシングユニット50a,50bは、センシング通信部524を間欠的に受信動作させて、親ノード60A,60Bから送信される機能IDリストを受信する必要がある。
さて、この状態でユーザが、サイズの大きいセンシングユニット50aを、メタ命令「リラックス」が上面となるようにテーブル上に置いたとする。そうするとセンシングユニット50aでは、ステップS35〜S39により以下のような処理が行われる。すなわち、先ず計測部511〜516の検出出力をもとに上記テーブルと接する面(底面)が検出され、さらに当該底面と対向する面(上面)に記載されたメタ命令「リラックス」が特定される。そして、この特定されたメタ命令「リラックス」に応じて、機能実行装置(シーリングライト)40Baについては、図19に示すようにその装置ID(照明)と実行内容「明るさを落とし、発光色を電球色とする」を表す機能IDが読み出され、これが遠隔制御信号として機能実行装置(シーリングライト)40Baに向け送信される。
またそれと共に、機能実行装置(ファンヒータ)40Bbについては、図19に示すようにその装置ID(ファンヒータ)と実行内容「静音モード」を表す機能IDが読み出され、これらのIDが遠隔制御信号として機能実行装置(ファンヒータ)40Bbに向け送信される。
これに対し機能実行装置(シーリングライト)40Baでは、ステップS40,S41において自装置の装置ID(照明)を含む遠隔制御信号を受信すると、当該遠隔制御信号に含まれる機能IDに対応する実行内容「明るさを落とし、発光色を電球色とする」表す情報がステップS42により機能情報格納部41から読み出される。そして、ステップS43により、機能実行装置(シーリングライト)40Baでは明るさが落とされるだけでなく発光色が電球色に変更される。
一方、機能実行装置(ファンヒータ)40Bbでは、ステップS40,S41において自装置の装置ID(ファンヒータ)を含む遠隔制御信号が受信されると、当該遠隔制御信号に含まれる機能IDに対応する実行内容「静音モード」がステップS42により機能情報格納部41から読み出され、ステップS43により上記実行内容「静音モード」に従い暖房運転が行われる。
次に、サイズの小さいセンシングユニット50bを、メタ命令「リラックス」が上面となるようにテーブル上に置いたとする。この場合センシングユニット50bでもステップS35〜S39に従い以下のような処理が実行される。すなわち、上記メタ命令「リラックス」に応じて、機能実行装置(シーリングライト)40Baについては、図20に示すようにその装置ID(照明)と実行内容「明るさを落とす」を表す機能IDが読み出され、これが遠隔制御信号として機能実行装置(シーリングライト)40Baに向け送信される。またそれと共に、機能実行装置(ファンヒータ)40Bbについては、図20に示すようにその装置ID(ファンヒータ)と実行内容「設定温度を2度下げて運転」を表す機能IDが読み出され、これらのIDが遠隔制御信号として機能実行装置(ファンヒータ)40Bbに向け送信される。
これに対し機能実行装置(シーリングライト)40Baでは、ステップS40,S41により自装置の装置ID(照明)を含む遠隔制御信号を受信すると、ステップS42により当該遠隔制御信号に含まれる機能IDに対応する実行内容「明るさを落とす」が機能情報格納部41から読み出される。そして、ステップS43において、上記読み出された実行内容を表す情報に従い照度が暗めの落ち着いた明るさになるように制御される。
一方、機能実行装置(ファンヒータ)40Bbでは、ステップS40,S41により自装置の装置ID(ファンヒータ)を含む遠隔制御信号を受信すると、ステップS42により当該遠隔制御信号に含まれる機能IDに対応する実行内容「設定温度を2度下げて運転」を表す情報が機能情報格納部41から読み出される。そして、この読み出された情報に従いステップS43において暖房運転が制御される。
また、ユーザがセンシングユニット50a,50bを「暖める」が上面になるようにテーブルに置いた場合には、センシングユニット50a,50bにおいて、それぞれ図19及び図20に示す機能IDリストに従い、機能実行装置(ファンヒータ)40Bbの実行内容を表す命令IDとして、「急速暖房モード」及び「快適暖房モード」を表す機能IDが読み出され、機能実行装置40Bbへ向け送信される。すなわち、機能実行装置(ファンヒータ)40Bbに対してのみ遠隔制御信号が送信される。これに対し機能実行装置(ファンヒータ)40Bbでは、自装置向けの遠隔制御信号が受信されると、当該遠隔制御信号に含まれる機能IDに従い、当該機能IDに対応する実行内容で暖房運転が行われる。
同様に、ユーザがセンシングユニット50a,50bを「明るくする」が上面になるようにテーブルに置いた場合には、センシングユニット50a,50bからは図19及び図20に示す機能IDリストに従い、機能実行装置(シーリングライト)40Baに対してのみ遠隔制御信号が送信される。この結果、機能実行装置(シーリングライト)40Baでは、図19及び図20に示す機能IDに対応する実行内容により照明動作が制御される。
なお、ユーザがセンシングユニット50a,50bを持って部屋Bから部屋Aに戻り、機能実行装置40Aa,40Abを制御する場合には、機能IDリスト格納部61に格納された機能IDリストが親ノード60Aから送信された機能IDリストに更新される。そして、以後ユーザが当該部屋A内に止まる限り、上記更新された機能IDリスト、つまり図17及び図18に例示されたリストに従い、センシングユニット50a,50bによる機能実行装置40Aa,40Abに対する遠隔制御が実行される。
(効果)
以上詳述したように第5の実施形態では、機能実行装置40Aa,40Abが設置された部屋Aと、機能実行装置40Ba,40Bbが設置された部屋Bが存在する場合に、部屋A,Bごとに親ノード60A,60Bを設け、これらの親ノード60A,60Bからそれぞれ部屋A,Bに設置された機能実行装置40Aa,40Ab、40Ba,40Bbに関する機能IDリストを各センシングユニット50a,50bにダウンロードして記憶させる。そして、各センシングユニット50a,50bは、各部屋A,Bにおいて上記ダウンロードされた機能IDリストをもとに、当該部屋A,Bに設置された各機能実行装置40Aa,40Ab、40Ba,40Bbを遠隔制御するようにしている。
したがって、ユーザが部屋A,B間の移動に伴い2個のセンシングユニット50a,50bを部屋A,Bに持ち込むと、それぞれの部屋A,Bにおいてセンシングユニット50a,50bに格納された機能IDリストが親ノード60A,60Bからダウンロードされる機能IDリストに更新される。そして、この更新された機能IDリストに基づいて、部屋A,Bごとにそれぞれその機能実行装置40Aa,40Ab、40Ba,40Bbの遠隔制御が行われる。このため、センシングユニット50a,50bを用いて、各部屋A,B固有の機能実行装置40Aa,40Ab、40Ba,40Bbをそれぞれ正確に遠隔制御することができる。
しかも、サイズの異なる2個のセンシングユニット50a,50bを選択的に使用することで、何れの部屋A,Bにおいても機能実行装置40Aa,40Ab、40Ba,40Bbをセンシングユニット50a,50bのサイズから直感的に理解できる動作状態又は運転状態に遠隔制御することができる。
[他の実施形態]
前記各実施形態では、サイズの異なる正六面体からなるセンシングユニットを使用する場合を例にとって説明した。しかし、それに限らずセンシングユニットは板体、球体、角錐体、柱体等でもよく、またサイズを異ならせる代わりに色や重量、形状を異ならせるようにしてもよい。要するに、複数のセンシングユニットの物理的特徴の違いに応じて直感的に理解される動作状態に機能実行装置を遠隔制御するものであれば、センシングユニットの物理的特徴は如何なるものであってもよい。
前記第5の実施形態では、部屋A,Bにそれぞれ親ノード60A,60Bを設置し、この親ノード60A,60Bからセンシングユニット50a,50bに対し機能ID変換情報を配信するようにした。しかし、それに限定されるものではなく、上記親ノード60A,60Bの機能を機能実行装置の何れか一つまたは全てに設け、当該機能実行装置からセンシングユニット50a,50bに対し機能ID変換情報を配信するようにしてもよい。
前記第3及び第4の実施形態では、機能実行装置が2台の場合を例にとって説明したが、3台以上であってもよく、また機能実行装置の種類や機能、実行内容等についても如何に設定してもよい。
さらに前記第5の実施形態では、部屋A,Bにそれぞれ2台の機能実行装置40Aa,40Ab、40Ba,40Bbが設置された場合を例にとって説明したが、各部屋における機能実行装置の台数は1台あってもまた3台以上であってもよく、部屋間で異なる台数であってもよい。
その他、センシングユニットと機能実行装置、及びセンシングユニットと親ノードとの間の通信媒体や通信手順等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。
要するにこの発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
RA,RB…部屋、10a,10b,30a,30b,50a,50b…センシングユニット、20a,20b,40a,40b,40Aa,40Ab,40Ba,40Bb…機能実行装置、21,41…機能変換テーブル格納部、22,42…機能実行部、23,43…クライアント通信部、60A,60B…親ノード、61…機能IDリスト格納部、62…親ノード通信部、111〜116,311〜316,511〜516…計測部群、12,32,52…回路モジュール部、121,321,521…命令ID格納部、122…センシングユニットID格納部、123,322,523…閾値判定部、124,323,524…センシング通信部。

Claims (1)

  1. 機能実行装置を遠隔制御する複数のセンシングユニットからなる遠隔制御装置であって、
    前記複数のセンシングユニットのそれぞれは、
    周面に複数の平面部を有する立体形状をなす筐体と、
    前記筐体の前記複数の平面部の各々に配置された複数の感圧センサと、
    前記筐体の前記複数の平面部に対して、前記機能実行装置を遠隔制御するために用いる機能IDを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記複数の感圧センサから出力される検出電圧を予め設定した閾値と比較することにより前記筐体のいずれの平面部が下面となっているかを判定し、当該下面と判定された平面部とは反対側となる平面部を前記筐体の上面として検出する判定手段と、
    前記判定手段により上面として検出された前記筐体の平面部に対応する機能IDを前記記憶手段から特定し、当該特定された機能IDに応じて遠隔制御信号を生成して前記機能実行装置へ送信する送信手段と
    を具備し、
    かつ前記複数のセンシングユニットは異なる物理的特徴を有する
    ことを特徴とする遠隔制御装置。
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