JP5937688B2 - スロット付きフェースマスクを備えるゴルフクラブヘッドまたは他の打球装置 - Google Patents

スロット付きフェースマスクを備えるゴルフクラブヘッドまたは他の打球装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5937688B2
JP5937688B2 JP2014534609A JP2014534609A JP5937688B2 JP 5937688 B2 JP5937688 B2 JP 5937688B2 JP 2014534609 A JP2014534609 A JP 2014534609A JP 2014534609 A JP2014534609 A JP 2014534609A JP 5937688 B2 JP5937688 B2 JP 5937688B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
face
head
face mask
mask
plate member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014534609A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014528325A (ja
Inventor
ロバート ボイド
ロバート ボイド
レイモンド サンダー
レイモンド サンダー
デービッド エス. リー
デービッド エス. リー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nike Innovate CV USA
Original Assignee
Nike Innovate CV USA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nike Innovate CV USA filed Critical Nike Innovate CV USA
Publication of JP2014528325A publication Critical patent/JP2014528325A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5937688B2 publication Critical patent/JP5937688B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B53/00Golf clubs
    • A63B53/04Heads
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B53/00Golf clubs
    • A63B53/04Heads
    • A63B53/0416Heads having an impact surface provided by a face insert
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B53/00Golf clubs
    • A63B53/04Heads
    • A63B53/0416Heads having an impact surface provided by a face insert
    • A63B53/042Heads having an impact surface provided by a face insert the face insert consisting of a material different from that of the head
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B53/00Golf clubs
    • A63B53/04Heads
    • A63B53/0445Details of grooves or the like on the impact surface
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B53/00Golf clubs
    • A63B53/04Heads
    • A63B53/047Heads iron-type
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B60/00Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B53/00Golf clubs
    • A63B53/04Heads
    • A63B53/0416Heads having an impact surface provided by a face insert
    • A63B53/042Heads having an impact surface provided by a face insert the face insert consisting of a material different from that of the head
    • A63B53/0425Heads having an impact surface provided by a face insert the face insert consisting of a material different from that of the head the face insert comprising two or more different materials
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B53/00Golf clubs
    • A63B53/04Heads
    • A63B53/0466Heads wood-type
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B60/00Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like
    • A63B60/52Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like with slits

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Golf Clubs (AREA)

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2011年10月7日に出願された米国特許出願第13/269,271号の優先権を主張する。この先行出願は、全体として本明細書に組み入れられ、本明細書の一部とされる。
技術分野
本発明は概して、打球装置、たとえばゴルフクラブおよびヘッドに関する。本発明の特定の局面は、ヘッドの打球面に溝を形成するためのスロットを有する少なくとも一つのフェースマスクを有するゴルフクラブおよびゴルフクラブヘッドに関する。
背景
ゴルフは、多種多様なプレーヤ、すなわち異なる性別ならびに劇的に異なる年齢および技術レベルのプレーヤによって楽しまれている。ゴルフは、そのような多様なプレーヤの集まりがゴルフの試合またはイベントで互いに直接競いながら一緒にプレーし(たとえば、ハンデ付きのスコア、異なるティーボックスなどを使用して)、なおもゴルフの試合または競技を楽しむことができるという点で、スポーツ界ではいくぶんユニークである。これらの要因が、テレビにおけるゴルフ番組(たとえばゴルフトーナメント、ゴルフニュース、ゴルフ史および/または他のゴルフ番組)の増加および著名なゴルフスーパースターの出現と相まって、少なくとも部分的に、近年、米国および世界中でのゴルフ人気を高めた。
ゴルファーは、すべての技術レベルにおいて、パフォーマンスを改善し、ゴルフスコアを減らし、その次のパフォーマンス「レベル」に到達しようとする。すべてのタイプのゴルフ用具の製造者はこれらの要求に応え、近年、ゴルフ用具における劇的な変化および改良を見た。たとえば、今や、広い範囲の異なるゴルフボールモデルが利用可能であり、一部のボールは、より遠く、よりまっすぐに飛ぶ、より高い、またはよりフラットな弾道を提供する、より多くのスピン、コントロールおよび感触(特にグリーン周りの)を提供する、などのように設計されている。
プレー中にゴルフボールを動かす唯一の道具であることから、ゴルフクラブもまた、近年、多大な技術的研究および進歩の対象であった。たとえば、市場は、近年、ゴルフクラブヘッド、シャフトおよびグリップにおける改良を見てきた。加えて、ゴルフクラブの様々な要素およびゴルフボールの特性を特定のユーザのスイング特徴または特性により良く適合させようとして、他の技術的進歩が達成されてきた(たとえばクラブフィッティング技術、ボール打ち出し角計測技術など)。
様々な技術的改良にもかかわらず、ゴルフは依然として高いレベルではプレーしにくい競技である。ゴルフボールがまっすぐ所望の方向に確実に飛ぶためには、ゴルフクラブが、所望の目標経路に対してスクエアに(または実質的にスクエアに)ゴルフボールと当たらなければならない。そのうえ、まっすぐ所望の方向に所望の距離だけ確実に飛ばすためには、ゴルフクラブは、クラブヘッドフェース上の所望の位置またはその近くで(すなわち、「所望の」または「最適な」ボール接触位置またはその近くで)ゴルフボールと当たらなければならない。中心を外した(オフセンター)ヒットは、クラブフェースがボールと接触したときクラブフェースを「ねじる」傾向にあり、それにより、ボールを誤った方向に送り出したり、望まれないフックまたはスライススピンをかけたり、および/またはショットの飛距離を奪ったりし得る。また、ゴルフクラブによってボールに伝達されるエネルギーまたは速度は、少なくとも部分的に、クラブフェースの接触点における反発係数(または「COR」)に関連し得る。ゴルフクラブヘッドの最大CORは、現在、USGAによって0.83に制限されている。概して、クラブヘッドは、最大のエネルギーおよび速度をボールに付与する、フェースの他の区域に対して最大応答の区域、たとえば最高のCORを有する区域を有し、この区域は一般に、所望のボール接触位置、通常はフェースの中央に位置する。
ボールの飛びの距離および方向はまた、クラブヘッドとのインパクトによってボールに付与されるスピンによって有意な影響を受けることができる。ボールが空中にある間、ボールスピンの速度および方向によって生じる空気力学的力がボールの弾道をより高く、またはより低くしたり、またはカーブさせ、および「プル」、「プッシュ」、「ドロー」、「フェード」、「フック」、「スライス」などを生じさせたりすることができる。加えて、ボールのスピンは、地面との衝突後にボールがロールし、かつ跳ねるときのボールの挙動を変化させることができる。たとえば、高度なバックスピンは、衝突時、ボールを減速させる、停止させる、または後方にロールさせることさえでき、逆に、トップスピンまたはより小さい程度のバックスピンは、地面との衝突後、ボールをより大きな距離だけ移動させる。ボールに対するスピンの様々な速度および方向は、インパクト点、インパクト時のクラブヘッドの向き、インパクト時のクラブヘッドのねじれの程度およびクラブヘッドの重心位置を含む多くの要因の積であり得る。静止摩擦、摩擦などを含む、インパクト点におけるボールとクラブフェースとの間の相互作用はまた、インパクト時にボールに付与されるスピンの程度に有意な影響を及ぼすことができる。
ゴルフボールのカバーは一般に、材料の中でとりわけ、イオノマーまたはウレタンのようなポリマーでできている。ゴルフショット時、カバー材料はクラブフェースと物理的に接触する。所望のバックスピンまたは他のスピンをボールにかけるためには、クラブのフェースによってボールに剪断力が加えられなければならない。インパクト時にボールカバーが変形して入り込み、ボールとフェースとの間の静止摩擦を増して、より効果的にトルクをボールに伝達することができる区域を形成することによってこの相互作用を助長することができる溝を、多くのクラブヘッドはクラブの打球面に有している。特性の中でとりわけ溝の幅、深さ、形状、方向、断面もしくは輪郭形状、および分布を含むこれらの溝の構成が、インパクト時にボールに付与されるスピンの量および方向に影響し得る。いくつかの状況においては、たとえば、より低い、またはよりライナー性の弾道の、よりまっすぐでより長いボールの飛びおよびより大きなロール距離を達成するために、できるだけボールにスピンを付与しないことが望ましい場合もある。たとえば、多くのドライバータイプクラブは、インパクト時に比較的ボールにスピンを付与しないように設計されている。他の状況においては、より高い弾道および最小量のロールを達成するために、またはさらに地面との衝突後にボールを後方に引き寄せるために、高度なバックスピンをボールに付与することが望ましい場合もある。たとえば、多くのアイアンタイプクラブ、ハイブリッドクラブおよびフェアウェイウッドクラブは、インパクト時、より多くの量のスピンをボールに付与するように設計されている。さらに、ゴルファーは、ゴルファーのスイングのフォームおよび/または技巧を変えることなどにより、フック性またはスライス性のスピンをボールに付与する能力を有することを望む場合もある。ゴルフクラブヘッドの打球面の溝は、これらの性能特性のいくつかまたはすべてを達成することを支援することができる。
ゴルフクラブヘッドのフェースの溝は一般に、切削、機械加工、鍛造、成形などのような加工によってフェース材料中に形成される。フェースは一般に、ある程度の弾性および可撓性を有し、かつ過度には硬くない金属材料で作られるため、溝を画定する縁は、度重なる使用ののち、摩耗しやすくなり得る。プレーの過程で、粉砕岩屑、石、砂、砂利および他の硬い物質と接触すると、これらはインパクト時にボールとフェースとの間に挟まれて、溝の縁を欠損もしくは摩耗させる、フェースを掘る、または他のやり方でクラブフェースを劣化させることなどにより、クラブフェースおよびフェース中の溝を摩耗し得る。溝が摩耗するにつれ、ボールに掛かるスピンの量およびスピンの軸によって、ボールの弾道およびゴルフボールのロールを効果的に制御するゴルファーの能力が損なわれてしまう可能性がある。したがって、溝の縁の耐摩耗性を高めることができるクラブヘッド特徴は、ボールに対して所望のスピンを一貫して確実にかけるのに役立つことができる。加えて、フェース上の溝の特徴および構成に関してカスタマイズ能力を提供することができるクラブヘッド特徴は、クラブ性能に関して潜在的なオプションをさらに増すことができる。
本装置および方法は、上記問題および他の問題に対処し、かつ、このタイプの従来の打球装置によって提供されていない利点および局面を提供するために提供される。本発明の特徴および利点の十分な説明は、添付図面を参照しながら進める以下の詳細な説明にゆだねることとする。
以下、本発明の基本的理解を提供するために、本発明の局面の概要を提示する。この概要は本発明の完全な概観ではない。発明の主要または重要な要素を特定することを意図したものでもなく、本発明の範囲を限定することを意図したものでもない。以下の概要は、本発明のいくつかの概念を、以下に提供される詳細な説明への前置きとして概略的な形態で提示するだけである。
本発明の局面は、ボールを打つように構成されたフェースとフェースに接続されたボディとを含むヘッドを備え、ボディが、それへのシャフトの接続のために適合されている打球装置、たとえばゴルフクラブに関する。本明細書に記載されるヘッドの様々な例示的構造は、フェースの外面に接続されたフェースマスクを含み、フェースマスクは、ボールを打つように構成されたヘッドの打球サーフェスの少なくとも一部分を形成するように構成された第一の面、第一の面とは反対側にありかつフェースの外面と対面する第二の面、およびフェースマスクを第一の面から第二の面まで完全に貫通する複数の細長いスロットを有する。スロットはフェースの外面と組み合わさって打球サーフェス上に複数のフェース溝を形成する。一つの態様において、フェースの外面は実質的に平坦であり、フェースマスクの第二の面はフェースの外面と面係合状態に配置されている。別の態様において、フェースマスクは、フェースの外面全体を覆い、かつ打球サーフェス全体を形成する。さらなる態様において、フェースマスクはフェースプレートまたはプレート部材である。
一つの局面にしたがって、フェースは外面に凹みを有し、フェースマスクの少なくとも一部分が凹みの中に受けられる。一つの態様において、フェースマスクは、フェースマスクの第二の面から突出する突出部分を有し、フェースマスクがフェースに接続されたとき、突出部分は凹みの中に受けられる。別の態様において、突出部分は、フェースマスクの中心の近くに位置し、フェースマスクは、突出部分の両側から延びる二つの肉薄部分をさらに含み、肉薄部分は突出部分よりも小さい厚さを有する。さらなる態様において、凹みは周境界によって画定され、フェースマスク全体が凹みの周境界の中に受けられる。
別の局面にしたがって、フェースマスクは、フェースマスクの材料よりも高い硬さを有する硬質材料のコーティングをさらに含み、コーティングはフェースマスクの第一の面の少なくとも一部分を覆う。
さらに別の局面にしたがって、フェースマスクは、フェースの外面およびフェースマスクの第二の面に接着される接着材料によってフェースの外面に接続されている。
さらなる局面にしたがって、ヘッドは、フェースの周縁の少なくとも一部分に延びる縁凹みをさらに含み、フェースマスクは、フェースマスクの外周の少なくとも一部分から後方に延びる周壁をさらに含み、フェースマスクがフェースに接続されたとき、フェースマスクの周壁は縁凹みの中に受けられる。一つの態様において、縁凹みはフェースの周縁の大部分に延び、周壁はフェースマスクの外周の大部分から延びる。
なおさらなる局面にしたがって、フェースおよびフェースマスクの一方が突起を有し、フェースおよびフェースマスクの他方が受け部を有する。突起および受け部は相補的嵌合構造を有し、フェースマスクがフェースに接続されたとき、突起は受け部の中に受けられる。
さらなる局面にしたがって、フェースマスクは、少なくとも一つの取り外し可能なファスナによってフェースに接続されている。
本発明のさらなる局面は、打球装置用のヘッドのフェースに接続されるように構成された部材に関する。部材は、第一の面、第一の面とは反対側の第二の面、および第一の面と第二の面との間に延びる周縁を含むプレート部材を含む。複数の細長いスロットがプレート部材を第一の面から第二の面まで完全に貫通する。プレート部材は、フェースに接続されるように構成されて、そのためプレート部材の第二の面が、フェースの外面と対面するように構成され、かつプレート部材の第一の面が、ボールを打つように構成されたヘッド上の打球サーフェスの少なくとも一部分を形成するように構成されている。
一つの局面にしたがって、部材は、プレート部材の第二の面から突出する突出部分をさらに含み、突出部分は、プレート部材がフェースに接続されたときフェースの外面の凹みの中に受けられるように構成されている。
別の局面にしたがって、突出部分はプレート部材の中心の近くに位置し、部材は、突出部分の両側から延びる二つの肉薄部分をさらに含み、肉薄部分は突出部分よりも小さい厚さを有する。
さらなる局面にしたがって、部材は、プレート部材の材料よりも高い硬さを有する硬質材料のコーティングをさらに含み、コーティングはプレート部材の第一の面の少なくとも一部分を覆う。
さらに別の局面にしたがって、この部材は、プレート部材の周縁の少なくとも一部分から後方に延びる周壁をさらに含み、周縁は、フェースプレートがフェースに接続されたときフェースの周囲の少なくとも一部分で縁凹みの中に受けられるように構成されている。一つの態様において、周壁はプレート部材の外周の大部分から延びる。
さらなる局面にしたがって、部材は、プレート部材を貫通する通路をさらに含み、通路は、部材をフェースに接続するために、それに通される取り外し可能なファスナを受けるように構成されている。
本発明のさらなる局面は、打球装置用のヘッドであって、ヘッドの正面に位置する外面を有するフェースと、フェースに接続され、かつフェースから後方に延びるボディと、フェースの外面に接続された第一のプレート部材と、第一のプレート部材に接続された第二のプレート部材とを含むヘッドに関する。第一のプレート部材は、第一の面、および第一の面とは反対側にありかつフェースの外面と対面する第二の面、および第一のプレート部材をその第一の面から第二の面まで完全に貫通する第一の複数の細長いスロットを有し、第一の複数のスロットのうちの一つの第一のスロットが第一の幅を有する。第二のプレート部材は、第一の面、および第一の面とは反対側の第二の面を有し、第二のプレート部材が第一のプレート部材の上に重ねられて、そのため第二のプレート部材の第二の面が第一のプレート部材の第一の面と対面し、かつ第二のプレート部材の第一の面が、ボールを打つように構成されたヘッドの打球サーフェスの少なくとも一部分を形成する。第二のプレート部材は、第二のプレート部材をその第一の面から第二の面まで完全に貫通する第二の複数の細長いスロットをさらに含み、第二の複数のスロットのうちの一つの第二のスロットが、第一の幅よりも大きい第二の幅を有する。第二のプレート部材が第一のプレート部材の上に重ねられたとき、第一のスロットは第二のスロットと整合して、そのため第一のスロットと第二のスロットとが組み合わさって打球サーフェス上にフェース溝を形成する。
一つの局面にしたがって、フェースの外面、第一のプレート部材の第一および第二の面ならびに第二のプレート部材の第一および第二の面はそれぞれ実質的に平坦である。第一のプレート部材の第二の面はフェースの外面と面係合状態に配置され、第一のプレート部材の第一の面は第二のプレート部材の第二の面と面係合状態に配置されている。
別の局面にしたがって、フェースは外面に凹みを有し、第一のプレート部材の少なくとも一部分および第二のプレート部材の少なくとも一部分が凹みの中に配置されている。
さらなる局面にしたがって、第一のプレート部材は第一の面に凹みを有し、第二のプレート部材の少なくとも一部分が凹みの中に配置されている。
さらに別の局面にしたがって、第二のプレート部材は、第二のプレート部材の材料よりも高い硬さを有する硬質材料のコーティングをさらに含み、コーティングは第二のプレート部材の第一の面の少なくとも一部分を覆う。
なおさらなる局面にしたがって、第一のプレート部材はフェースの外面に接続され、第二のプレート部材は接着材料によって第一のプレート部材に接続されている。
本発明のなおさらなる局面は、打球装置用のヘッドを含むキットであって、ヘッドの正面に位置する外面を有するフェース、およびフェースに接続されかつフェースから後方に延びるボディを含むヘッドと、フェースの外面に接続するようにそれぞれが構成された複数のフェースプレートとを含むキットに関する。各フェースプレートは、ヘッドの打球サーフェスの少なくとも一部分を形成するように構成された第一の面、第一の面とは反対側にありかつフェースの外面と対面する第二の面、およびフェースプレートを第一の面から第二の面まで完全に貫通する複数の細長いスロットを有する。各フェースプレートがヘッドに接続されたとき、それぞれのフェースプレートのスロットがフェースの外面と組み合わさって打球サーフェス上に複数のフェース溝を形成する。複数のフェースプレートそれぞれは、複数のフェースプレートの他のフェースプレートそれぞれのスロットの配設とは異なるスロットの配設を有する。
一つの局面にしたがって、複数のフェースプレートそれぞれは、代替的にヘッドに接続されるように構成され、複数のフェースプレートは、ヘッドから取り外し可能かつ互いに交換可能であるように構成されている。
別の局面にしたがって、キットは、ヘッドに接続されるように構成されたシャフトをさらに含む。
本発明のなおさらなる局面は、打球装置用のヘッドと共に使用するための方法であって、ヘッドが、ヘッドの正面に位置する外面を有するフェース、およびフェースに接続されかつフェースから後方に延びるボディを含む、方法に関する。フェースプレートがフェースの外面に接続され、フェースプレートは、第一の面、第一の面とは反対側の第二の面、およびフェースプレートを第一の面から第二の面まで完全に貫通する複数の細長いスロットを有する。フェースプレートがフェースに接続されたとき、第一の面はヘッドの打球サーフェスの少なくとも一部分を形成し、第二の面はフェースの外面と対面し、スロットはフェースの外面と組み合わさって打球サーフェス上に複数のフェース溝を形成する。
一つの局面にしたがって、本方法は、フェースプレートをフェースに接続する前に、それぞれがフェースに接続されるように構成されている複数のフェースプレートから打球装置の潜在ユーザの特性に基づいてフェースプレートを選択する工程をさらに含む。
別の局面にしたがって、本方法は、フェースプレートをフェースから取り外す工程と、第二のフェースプレートをフェースの外面に接続する工程とをさらに含む。第二のフェースプレートは、第一の面、第一の面とは反対側の第二の面、および第二のフェースプレートを第一の面から第二の面まで完全に貫通する複数の細長いスロットを有する。第二のフェースプレートのスロットはフェースプレートのスロットとは異なるふうに配設されている。第二のフェースプレートがフェースに接続されたとき、第一の面はヘッドの打球サーフェスの少なくとも一部分を形成し、第二の面はフェースの外面と対面し、スロットはフェースの外面と組み合わさって打球サーフェス上に複数のフェース溝を形成する。
本発明の他の局面は、上記ゴルフクラブヘッドと、ヘッドに接続されたシャフトとを含むゴルフクラブに関する。
[本発明1001]
打球装置用のヘッドであって、
該ヘッドの前面に位置する外面を有するフェースと;
該フェースに接続され、かつ該フェースから後方に延びるボディと;
該フェースの該外面に接続されたフェースマスクであって、
ボールを打つように構成された該ヘッドの打球サーフェスの少なくとも一部分を形成するように構成された第一の面、
該第一の面とは反対側にありかつ該フェースの該外面と対面する第二の面、および
該フェースマスクを該第一の面から該第二の面まで完全に貫通する複数の細長いスロット
を有するフェースマスクと
を含み、
該スロットが該フェースの該外面と組み合わさって該打球サーフェス上に複数のフェース溝を形成する、ヘッド。
[本発明1002]
フェースの外面が実質的に平坦であり、フェースマスクの第二の面が該フェースの該外面と面係合状態に配置されている、本発明1001のヘッド。
[本発明1003]
フェースマスクがフェースの外面全体を覆い、かつ打球サーフェス全体を形成する、本発明1001のヘッド。
[本発明1004]
フェースが外面に凹みを有し、フェースマスクの少なくとも一部分が該凹みの中に受けられる、本発明1001のヘッド。
[本発明1005]
フェースマスクが、該フェースマスクの第二の面から突出する突出部分を有し、該フェースマスクがフェースに接続されたとき、該突出部分が前記凹みの中に受けられる、本発明1004のヘッド。
[本発明1006]
突出部分がフェースマスクの中心の近くに位置し、該フェースマスクが、該突出部分の両側から延びる二つの肉薄部分をさらに含み、該肉薄部分が該突出部分よりも小さい厚さを有する、本発明1005のヘッド。
[本発明1007]
凹みが周境界によって画定され、フェースマスク全体が該凹みの該周境界の中に受けられる、本発明1004のヘッド。
[本発明1008]
フェースマスクが、該フェースマスクの材料よりも高い硬さを有する硬質材料のコーティングをさらに含み、該コーティングが該フェースマスクの第一の面の少なくとも一部分を覆う、本発明1001のヘッド。
[本発明1009]
フェースマスクが、フェースの外面および該フェースマスクの第二の面に接着された接着材料によって該フェースの該外面に接続されている、本発明1001のヘッド。
[本発明1010]
ヘッドが、フェースの周縁の少なくとも一部分に延びる縁凹みをさらに含み、フェースマスクが、該フェースマスクの外周の少なくとも一部分から後方に延びる周壁をさらに含み、該フェースマスクが該フェースに接続されたとき該フェースマスクの該周壁が該縁凹みの中に受けられる、本発明1001のヘッド。
[本発明1011]
縁凹みがフェースの周縁の大部分に延び、周壁がフェースマスクの外周の大部分から延びる、本発明1010のヘッド。
[本発明1012]
フェースおよびフェースマスクの一方が突起を有し、該フェースおよび該フェースマスクの他方が受け部を有し、該突起と該受け部とが相補的嵌合構造を有し、該フェースマスクが該フェースに接続されたとき該突起が該受け部の中に受けられる、本発明1001のヘッド。
[本発明1013]
フェースマスクが少なくとも一つの取り外し可能なファスナによってフェースに接続されている、本発明1001のヘッド。
[本発明1014]
本発明1001のヘッドと、該ヘッドに接続されたシャフトとを含む、ゴルフクラブ。
[本発明1015]
打球装置用のヘッドであって、
該ヘッドの前面に位置する外面を有するフェースと;
該フェースに接続され、かつ該フェースから後方に延びるボディと;
該フェースの該外面に接続されたフェースマスクであって、
ボールを打つように構成された該ヘッドの打球サーフェスの少なくとも一部分を形成するように構成された第一の面、
該第一の面とは反対側にありかつ該フェースの該外面と対面する第二の面、および
該フェースマスクの厚さの一部分に延びる複数の細長いスロット
を有するフェースマスクと
を含み、
該フェースの該外面が実質的に平坦であり、該フェースマスクの該第二の面が該フェースの該外面と面係合状態に配置されている、ヘッド。
[本発明1016]
本発明1015のヘッドと、該ヘッドに接続されたシャフトとを含む、ゴルフクラブ。
[本発明1017]
打球装置用のヘッドのフェースに接続されるように構成された部材であって、
第一の面、該第一の面とは反対側の第二の面、および該第一の面と該第二の面との間に延びる周縁を含むプレート部材と;
該プレート部材を該第一の面から該第二の面まで完全に貫通する複数の細長いスロットと
を含み、
該プレート部材が、該フェースに接続されるように構成されて、そのため該プレート部材の該第二の面が該フェースの外面と対面するように構成され、該プレート部材の該第一の面が、ボールを打つように構成された該ヘッド上の打球サーフェスの少なくとも一部分を形成するように構成されている、部材。
[本発明1018]
プレート部材の第二の面から突出する突出部分をさらに含み、該突出部分が、該プレート部材がフェースに接続されたとき該フェースの外面の凹みの中に受けられるように構成されている、本発明1017の部材。
[本発明1019]
突出部分がプレート部材の中心の近くに位置し、該部材が、該突出部分の両側から延びる二つの肉薄部分をさらに含み、該肉薄部分が該突出部分よりも小さい厚さを有する、本発明1018の部材。
[本発明1020]
プレート部材の材料よりも高い硬さを有する硬質材料のコーティングをさらに含み、該コーティングが該プレート部材の第一の面の少なくとも一部分を覆う、本発明1017の部材。
[本発明1021]
プレート部材の周縁の少なくとも一部分から後方に延びる周壁をさらに含み、該周縁が、フェースプレートがフェースに接続されたとき該フェースの周囲の少なくとも一部分で縁凹みの中に受けられるように構成されている、本発明1017の部材。
[本発明1022]
周壁がプレート部材の外周の大部分から延びる、本発明1021の部材。
[本発明1023]
プレート部材を貫通する通路をさらに含み、該通路が、該部材をフェースに接続するために、それに通される取り外し可能なファスナを受けるように構成されている、本発明1017の部材。
[本発明1024]
打球装置用のヘッドであって、
該ヘッドの前面に位置する外面を有するフェースと;
該フェースに接続され、かつ該フェースから後方に延びるボディと;
該フェースの該外面に接続された第一のプレート部材であって、
該第一のプレート部材が、
第一の面、
該第一の面とは反対側にありかつ該フェースの該外面と対面する第二の面、および
該第一のプレート部材をその第一の面から第二の面まで完全に貫通する第一の複数の細長いスロット
を有し、該第一の複数のスロットのうち第一のスロットが第一の幅を有する、第一のプレート部材と;
該第一のプレート部材に接続された第二のプレート部材であって、
該第二のプレート部材が
第一の面、および
該第一の面とは反対側の第二の面
を有し、
該第二のプレート部材が該第一のプレート部材の上に重ねられて、そのため
該第二のプレート部材の該第二の面が該第一のプレート部材の該第一の面と対面し、
該第二のプレート部材の該第一の面が、ボールを打つように構成された該ヘッドの打球サーフェスの少なくとも一部分を形成し、
該第二のプレート部材が、該第二のプレート部材をその第一の面から第二の面まで完全に貫通する第二の複数の細長いスロットをさらに有し、
該第二の複数のスロットの第二のスロットが、該第一の幅よりも大きい第二の幅を有する、第二のプレート部材と
を含み、
該第二のプレート部材が該第一のプレート部材の上に重ねられたとき、該第一のスロットが該第二のスロットと整合して、そのため該第一のスロットと該第二のスロットとが組み合わさって該打球サーフェス上にフェース溝を形成する、ヘッド。
[本発明1025]
フェースの外面、第一のプレート部材の第一および第二の面、ならびに第二のプレート部材の第一および第二の面がそれぞれ実質的に平坦であり、該第一のプレート部材の該第二の面が該フェースの該外面と面係合状態に配置され、該第一のプレート部材の該第一の面が該第二のプレート部材の該第二の面と面係合状態に配置されている、本発明1024のヘッド。
[本発明1026]
フェースが外面に凹みを有し、第一のプレート部材の少なくとも一部分および第二のプレート部材の少なくとも一部分が該凹みの中に配置されている、本発明1024のヘッド。
[本発明1027]
第一のプレート部材が第一の面に凹みを有し、第二のプレート部材の少なくとも一部分が該凹みの中に配置されている、本発明1024のヘッド。
[本発明1028]
第二のプレート部材が、該第二のプレート部材の材料よりも高い硬さを有する硬質材料のコーティングをさらに含み、該コーティングが該第二のプレート部材の第一の面の少なくとも一部分を覆う、本発明1024のヘッド。
[本発明1029]
第一のプレート部材がフェースの外面に接続され、第二のプレート部材が接着材料によって該第一のプレート部材に接続されている、本発明1024のヘッド。
[本発明1030]
本発明1024のヘッドと、該ヘッドに接続されたシャフトとを含む、ゴルフクラブ。
[本発明1031]
打球装置用のヘッドであって、
該ヘッドの正面に位置する外面を有するフェース、および
該フェースに接続され、かつ該フェースから後方に延びるボディ
を含むヘッドと;
該フェースの該外面に接続するようにそれぞれが構成された複数のフェースプレートであって、それぞれのフェースプレートが、
ボールを打つように構成された該ヘッドの打球サーフェスの少なくとも一部分を形成するように構成された第一の面、
該第一の面とは反対側にありかつ該フェースの該外面と対面する第二の面、および
該フェースプレートを該第一の面から該第二の面まで完全に貫通する複数の細長いスロット
を有する複数のフェースプレートと
を含むキットであって、
該フェースプレートそれぞれが該ヘッドに接続されたとき、該それぞれのフェースプレートの該スロットが該フェースの該外面と組み合わさって該打球サーフェス上に複数のフェース溝を形成し、
該複数のフェースプレートそれぞれが、該複数のフェースプレートの他のフェースプレートそれぞれのスロットの配設とは異なるスロットの配設を有する、キット。
[本発明1032]
複数のフェースプレートそれぞれが、代替的にヘッドに接続されるように構成され、該複数のフェースプレートが、該ヘッドから取り外し可能かつ互いに交換可能であるように構成されている、本発明1031のキット。
[本発明1033]
ヘッドに接続されたシャフトをさらに含む、本発明1031のキット。
[本発明1034]
打球装置用のヘッドを提供する工程であって、該ヘッドが、
該ヘッドの正面に位置する外面を有するフェース、および
該フェースに接続され、かつ該フェースから後方に延びるボディ
を含む、工程と;
フェースプレートを該フェースの該外面に接続する工程であって、該フェースプレートが、
第一の面、
該第一の面とは反対側の第二の面、および
該フェースプレートを該第一の面から該第二の面まで完全に貫通する複数の細長いスロット
を有する、工程と
を含む方法であって、
該フェースプレートが該フェースに接続されたとき、該第一の面が、ボールを打つように構成された該ヘッドの打球サーフェスの少なくとも一部分を形成し、該第二の面が該フェースの該外面と対面し、該スロットが該フェースの該外面と組み合わさって該打球サーフェス上に複数のフェース溝を形成する、方法。
[本発明1035]
フェースプレートをフェースに接続する前に、
それぞれが該フェースに接続されるように構成されている複数のフェースプレートから打球装置の潜在ユーザの特性に基づいて該フェースプレートを選択する工程
をさらに含む、本発明1034の方法。
[本発明1036]
前記フェースプレートをフェースから取り外す工程と;
第二のフェースプレートを該フェースの外面に接続する工程であって、該第二のフェースプレートが、
第一の面、
該第一の面とは反対側の第二の面、および
該第二のフェースプレートを該第一の面から該第二の面まで完全に貫通する複数の細長いスロット
を有し、該第二のフェースプレートの該スロットが、前記フェースプレートの前記スロットとは異なるふうに配設されている、工程と
をさらに含み、
該第二のフェースプレートが該フェースに接続されたとき、該第一の面が、ボールを打つように構成されたヘッドの打球サーフェスの少なくとも一部分を形成し、該第二の面が該フェースの該外面と対面し、該スロットが該フェースの該外面と組み合わさって該打球サーフェス上に複数のフェース溝を形成する、本発明1034の方法。

本発明の他の特徴および利点は、添付図面と併せて読まれる以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
本発明のより完全な理解を可能にするために、以下、添付図面を参照しながら本発明を実例によって説明する。
本発明の局面のアイアンタイプ打球装置の例示的態様の正面図である。 図1の打球装置のヘッドの例示的態様の正面図である。 図2のヘッドの分解正面図である。 図2のヘッドの背面図である。 図2のヘッドを図2の5−5線から見た断面図である。 図5に示すヘッドの一部分の拡大図である。 図5Aに示すヘッドの一部分の拡大図である。 図5に示すヘッドの別の態様の一部分の拡大図である。 図2のヘッドの下面図である。 図2のヘッドの一部分およびヘッドに接続されるように構成された複数のフェースマスクの正面図である。 本発明の局面のアイアンタイプ打球装置のヘッドの第二の例示的態様の正面図である。 図8のヘッドの分解正面図である。 図8のヘッドを図8の10−10線から見た断面図である。 図10に示すヘッドの一部分の拡大図である。 図8のヘッドの下面図である。 図8のヘッドの一部分およびヘッドに接続されるように構成された複数のフェースマスクの正面図である。 本発明の局面のアイアンタイプ打球装置のヘッドの第三の例示的態様の正面図である。 図13のヘッドの分解正面図である。 図13のヘッドを図13の15−15線から見た断面図である。 図15に示すヘッドの一部分の拡大図である。 図13のヘッドを図13の16−16線から見た断面図である。 図13のヘッドの下面図である。 本発明の局面のアイアンタイプ打球装置のヘッドの第四の例示的態様の分解正面図である。 図18のヘッドを図18の19−19線から見た断面図である。 図19に示すヘッドの一部分の拡大図である。 図18のヘッドを図18の20−20線から見た断面図である。 本発明の局面のアイアンタイプ打球装置のヘッドの第五の例示的態様の分解正面図である。 図21のヘッドを図21の22−22線から見た断面図である。 本発明の局面のアイアンタイプ打球装置のヘッドの第六の例示的態様の分解正面図である。 図23のヘッドを図23の24−24線から見た断面図である。 本発明の局面のアイアンタイプ打球装置のヘッドの第七の例示的態様の分解正面図である。 図25のヘッドを図25の26−26線から見た断面図である。 本発明の局面のアイアンタイプ打球装置のヘッドの第八の例示的態様の分解正面図である。 本発明の局面のアイアンタイプ打球装置のヘッドの第九の例示的態様の分解正面図である。 図28のヘッドのフェースマスクの平面図である。 本発明の局面のアイアンタイプ打球装置のヘッドの第10の例示的態様の分解正面図である。 本発明の局面のアイアンタイプ打球装置のヘッドの第11の例示的態様の拡大断面図である。 本発明の局面のアイアンタイプ打球装置のヘッドの第12の例示的態様の分解正面図である。 本発明の局面のアイアンタイプ打球装置のヘッドの第13の例示的態様の分解正面図である。 本発明の局面のアイアンタイプ打球装置のヘッドの第14の例示的態様の分解正面図である。 図31〜33に示す打球装置のヘッドの一つの例示的態様の拡大断面図である。 図31〜33に示す打球装置のヘッドの別の例示的態様の拡大断面図である。 図31〜33に示す打球装置のヘッドのさらなる例示的態様の拡大断面図である。 本発明の局面の打球装置のヘッドの第15の例示的態様の拡大断面図である。 本発明の局面のアイアンタイプ打球装置のヘッドの第16の例示的態様の背面図である。 図38のヘッドを図38の39−39線から見た断面図である。 本発明の局面のウッドタイプ打球装置のヘッドの例示的態様の正面図である。 図40のヘッドの分解正面図である。 図40のヘッドとの接続における使用に適したフェースマスクの一つの態様の正面図である。 図40のヘッドとの接続における使用に適したフェースマスクの別の態様の正面図である。
詳細な説明
本発明の様々な例示的構造に関する以下の説明においては、本明細書の一部を形成し、本発明の局面を実現し得る様々な例示的装置、システムおよび環境が実例として示されている添付図面を参照する。発明の範囲を逸脱することなく、パーツ、例示的装置、システムおよび環境の他の具体的配設を利用し得、構造的および機能的変更を加え得ることが理解されよう。また、本明細書において、本発明の様々な例示的特徴および要素を説明するために「上」、「下」、「前」、「後」、「側方」、「後方」などの語が使用される場合があるが、これらの語は、本明細書中、たとえば図に示す例示的配向または一般的な使用における配向に基づいて便宜上使用される。加えて、本明細書において使用される語「複数」は、1よりも大きい、離接的または接続的に、必要ならば無限数までの任意の数を示す。本明細書におけるいかなる記載も、本発明の範囲に入るために構造の特定の三次元配向を要するものと解釈されるべきではない。また、読者は、添付図面が必ずしも一定の縮尺に描かれてはいないことに留意されたい。
本明細書においては以下の用語が使用されるが、特に断りない限り、または文脈から明らかでない限り、これらの用語は、以下に提供される意味を有する。
「打球装置」とは、ボールまたは他の類似物体(たとえばホッケーのパック)を打つように構築され、かつ設計された任意の装置をいう。以下さらに詳細に説明する「打球ヘッド」を総称的に包含することに加えて、「打球装置」の例は、ゴルフクラブ、パター、クロケットのマレット、ポロのマレット、野球またはソフトボールのバット、クリケットのバット、テニスラケット、バドミントンラケット、フィールドホッケーのスティック、アイスホッケーのスティックなどを含むが、これらに限定されない。
「打球ヘッド」とは、「打球装置」のうち、使用中にボール(または他の物体)と接触するように設計された打球装置の部分を含み、かつそれに隣接する(場合によってはそれを包囲する)部分をいう。いくつかの例、たとえば多くのゴルフクラブおよびパターにおいて、打球ヘッドは、任意のシャフトまたは取っ手部材から切り離され、独立した実体であってもよく、打球ヘッドは、何らかのやり方でシャフトまたは取っ手に取り付けられていてもよい。
用語「シャフト」および「取っ手」は、本明細書においては同義かつ互換可能に使用され、それらは、打球装置のうち、打球装置のスイング時にユーザが保持する部分(あるならば)を含む。
「一体接合技術」とは、構造的損傷を加えない限り、接合されたピースの分離を達成することができない、不可逆的接合技術、たとえば接着剤接合、セメンティングおよび溶接(ろう付け、はんだ付けなどを含む)を含むが、これらに限定されない、二つのピースをそれらが実質的に一つの一体化ピースになるように接合するための技術をいう。
「概して平行」とは、第一の線、線分、平面、縁、面などが、その第一の線、線分、平面、縁、面などの長さの少なくとも50%にかけて別の線、平面、縁、面などからほぼ(この場合、5%以内)等距離にあることをいう。
「実質的に面一」とは、ある物体の面が隣接する物体の面と同じ高さで整合しており、そのためそれら二つの面が+/-0.005インチの許容差の範囲内で実質的に平坦な単一面を形成していることをいう。
概して、本発明の局面は、打球装置、たとえばゴルフクラブヘッド、ゴルフクラブ、パターヘッド、パターなどに関する。本発明の少なくともいくつかの例のそのような打球装置は、打球ヘッドおよび打球サーフェスを含み得る。ゴルフクラブの場合、打球サーフェスは、打球ヘッドの一面上の実質的に平坦な面である。本発明のいくつかのより具体的な局面は、ロングアイアン、ショートアイアン、ウェッジなどを含むアイアンタイプゴルフクラブおよびゴルフクラブヘッドに関する。または、本発明のいくつかの局面は、ハイブリッドクラブ、チッパーなど、またはウッドタイプゴルフクラブなどで実現されてもよい。
本発明の様々な局面にしたがって、本発明の範囲を逸脱することなく、打球装置は、多様な材料、たとえば金属(金属合金を含む)、セラミックス、ポリマー、複合材(繊維強化複合材を含む)および木のうち一つまたは複数で形成され得、かつ多様な構成の一つで形成され得る。一つの例示的態様において、ヘッドのいくつかまたはすべてのコンポーネントは、フェースおよびヘッドのボディの少なくとも一部分を含め、金属製である。ヘッドは、炭素繊維および他のコンポーネントを含む、いくつかの異なる材料でできたコンポーネントを含み得ることが理解されよう。加えて、コンポーネントは、様々な成形法によって成形され得る。たとえば、金属コンポーネント(たとえばチタン、アルミニウム、チタン合金、アルミニウム合金、鋼(ステンレス鋼を含む)など)は、鍛造、モールド成形、鋳造、スタンピング、機械加工および/または他の公知の技術によって形成され得る。別の例において、複合コンポーネント、たとえば炭素繊維・ポリマー複合材は、多様な複合材加工技術、たとえばプレプレグ加工、パウダーベースの技術、型浸潤および/または他の公知の技術によって製造することができる。
本出願における様々な図面が本発明の打球装置の例を示す。一つより多い図面において同じ参照番号が見られる場合、その参照番号は、本明細書および図面を通して同じまたは類似パーツを指すために一貫して使用される。
本発明の打球装置の少なくともいくつかの例は、ウッドタイプゴルフクラブ、たとえばドライバならびにロングアイアンクラブ(たとえばドライビングアイアン、0番アイアン〜5番アイアン)、ショートアイアンクラブ(たとえば6番アイアン〜ピッチングウェッジならびにサンドウェッジ、ロブウェッジ、ギャップウェッジおよび/または他のウェッジ)、ハイブリッドクラブおよびパター用のヘッドを含むゴルフクラブヘッド構造に関する。そのような装置は、ワンピース構造を含んでもよく、またはマルチピース構造を含んでもよい。本発明の打球装置の例示的構造は、以下、本発明の少なくともいくつかの例にしたがって、アイアンタイプゴルフクラブの形態の打球装置100の例を示す図1およびウッドタイプゴルフクラブの形態の打球装置1800の例を示す図40に関連して詳細に説明される。
図1は、本発明の少なくともいくつかの例にしたがって、ゴルフアイアンの形態の打球装置100を示し、このタイプの打球装置100のヘッド102(他の番号は省略)の例示的態様が図2〜39に示されている。図1のゴルフクラブヘッド102は、本発明の例の任意のアイアンタイプゴルフクラブヘッドを表し得る。図1〜2に示すように、打球装置100は、打球ヘッド102と、打球ヘッド102に接続されかつそれから延びるシャフト104とを含む。図1〜2の打球装置100の打球ヘッド102は、ボディ108に接続されたフェース112を有し、ホーゼル109がそこから延びている。本発明を逸脱することなく、当技術分野において公知であり、かつ使用されているような従来のホーゼルもしくは他のヘッド/シャフト相互接続構造または、すべて参照により全体として本明細書に組み入れられる、2005年5月10日付けのBruce D. Burrowsの名における米国特許第6,890,269号、2007年7月6日にJohn Thomas Stitesらの名で出願された米国特許出願公開公報第2009/0011848号、2007年7月6日にJohn Thomas Stitesらの名で出願された米国特許出願公開公報第2009/0011849号、2007年7月6日にJohn Thomas Stitesらの名で出願された米国特許出願公開公報第2009/0011850号および2007年8月28日にJohn Thomas Stitesらの名で出願された米国特許出願公開公報第2009/0062029号に示され、記載されているような調節可能、解放可能および/または交換可能なホーゼルまたは他のヘッド/シャフト相互接続構造を含め、任意の所望のホーゼルおよび/またはヘッド/シャフト相互接続構造が使用されてもよい。
図2〜6に示すように、ゴルフクラブヘッド102は、フェース112を有するボディ部材108と、シャフト104の取り付けのためにボディ108から延びるホーゼル109とを含む。参照のために、ヘッド102は概して、トップ116、ボトムまたはソール118、ホーゼル109に近いヒール120、ホーゼル109から遠いトウ122、前面124および背面または後部126を有する。ヘッド102の形状および設計は、装置100の所期の用途によって部分的に決められてもよい。ヒール部分120は、ホーゼル109に取り付けられる、および/またはホーゼル109から延びる(たとえば、一体型ワンピース構造として、別個の接続される要素として、など)。図2〜6に示す態様において、ボディ108およびホーゼル109は、鋳造、鍛造などによって一つの一体ピースとして形成されている。フェース112もまた、ボディ108とホーゼル109とで同じ一つの一体ピースとして形成されてもよい。別の態様において、フェース112、ボディ108および/またはホーゼル109は、一体接合技術または別の接合技術によって互いに接続される二つ以上の別々のピースで形成されてもよい。異なるタイプのゴルフクラブの場合のような他の用途において、ヘッドは、異なる寸法および構成を有するように設計されてもよい。
フェース112は、ヘッド102の前面124に位置し、外面110と、外面110とは反対側に位置する、フェース112の内面とみなされてもよい背面111とを有する。フェース112は、上縁113、下縁115、ヒール縁117およびトウ縁119を含む複数の周縁によって画定されている。
以下さらに詳細に説明するように、ヘッド102は、フェース112に接続されかつフェース112の外面110と対面する関係に配置されたフェースマスク140をさらに含む。フェースマスクは、ヘッド102上の打球サーフェス142の少なくとも一部を形成する外面144と、外面142とは反対側の内面146とを有する。打球サーフェス142は概して、使用中にボール(図示せず)に面するように構成されたヘッド102の外面であり、かつスイングなどによって装置100が動かされたとき、ボールを打つように適合されている。図示するように、打球サーフェス142は相対的に平坦であり、ヘッド102の前面124の大部分を占める。図示する態様において、打球サーフェス142は、打球サーフェス142を横切って延びる概して水平な溝121の形態の複数の溝121を含む。他の態様においては、本発明を逸脱することなく、従来の溝パターンおよび/または構造を含む任意の数の溝、所望の溝パターンおよび/または溝構造が設けられてもよい(または、必要により、溝パターンがなくてもよい)。
参照のために、ヘッド102のフェース上縁113およびヒール120にもっとも近いフェース112の部分を「ハイヒール区域」と呼び、ヘッド102のフェース上縁113およびトウ122にもっとも近いフェース112の部分を「ハイトウ区域」と呼び、ヘッド102のフェース下縁115およびヒール120にもっとも近いフェース112の部分を「ロウヒール区域」と呼び、ならびにヘッド102のフェース下縁115およびトウ122にもっとも近いフェース112の部分を「ロウトウ区域」と呼ぶ。概念的に、これらの区域は、実質的に等しいサイズの四半分(および/またはフェース112の幾何学的中心から延びる四半分)として認識され、かつ参照されてもよいが、必ずしも対称な寸法を有するわけではない。フェース112は、当技術分野において公知であり、かつ従来的であるように、上下方向および/またはヒール−トウ方向にいくらかの湾曲(たとえばバルジおよびロール特徴)を含んでもよい。他の態様において、フェースマスク140は、フェース112の異なる割合を占めてもよく、またはヘッド102が、その上に複数の打球サーフェスを有してもよい。図2〜5Bにおける例示的態様に見られるように、打球サーフェス142は傾斜して(すなわちロフト角を有して)、打ったとき、かなりの程度のリフトおよびスピンをボールに加える。他の例示的態様において、打球サーフェス142は、ボールの弾道に影響するために、異なる傾斜またはロフト角を有してもよい。
ゴルフクラブヘッド102のボディ108およびフェース112は、当技術分野において従来から公知であり、かつ使用されている材料、たとえば鋼、チタン、アルミニウム、タングステン、グラファイト、ポリマーもしくは複合材またはそれらの組み合わせを含む多種多様な異なる材料から構成され得る。また、必要により、クラブヘッド102は、任意の数のピースから製造されてもよく(たとえば、別個のフェースマスクを有する、など)、任意の構成技術、たとえば鋳造、鍛造、溶接および/または当技術分野において公知であり、かつ使用されている他の方法によって製造されてもよい。
打球装置100は、図1に示すように、打球ヘッド102に接続された、または他のやり方でそれと係合したシャフト104を含み得る。シャフト104は、打球装置100をスイングしてボールを打つためにユーザによって把持されるように適合されている。シャフト104は、図1に示すように、たとえばホーゼル109に接続することによってヘッド102に接続された別個のピースとして形成されることができる。他の例示的態様においては、シャフト104の少なくとも一部分がヘッド102と一緒に一体のピースであってもよく、および/またはヘッド102が、ホーゼル109を含まなくてもよく、もしくは内部ホーゼル構造を含んでもよい。本発明の範囲を逸脱することなく、なおさらなる態様が考えられる。シャフト104は、金属、セラミクス、ポリマー、複合材または木を含む多様な材料の一つまたは複数から構成され得る。いくつかの例示的態様において、シャフト104または少なくともその部分は、金属、たとえばステンレス鋼もしくチタンまたは複合材、たとえば炭素/グラファイト繊維・ポリマー複合材で構成され得る。しかし、本発明の範囲を逸脱することなく、シャフト104は、当技術分野において公知であり、かつ使用されている従来の材料を含む様々な材料で構成され得ると考えられる。ゴルフクラブシャフト104を把持するための滑り止め面をゴルファーに提供するために、図1に示すように、グリップ要素105がシャフト104上に配置されてもよい。グリップ要素105は、当技術分野において公知であり、かつ使用されている従来のやり方を含む任意の所望のやり方でシャフト104に取り付けられ得る(たとえば、接着剤またはセメント、ねじまたは他の機械的コネクタ、スエッジ加工/スエージ加工などによって)。
図2〜6に示す一つの例示的態様において、ヘッド102のボディ108は、背面111によって少なくとも部分的に画定される、フェース112の背後に位置する後部キャビティ130を含む。図2〜6に示すように、ボディ108は、フェース112の下縁115から後方に延び、かつ後部キャビティ130の一部分を画定するソールボディ部材131をさらに含む。後部キャビティ130はまた、フェース112の上縁113、ヒール縁117およびトウ縁119を含むフェース112の周縁から後方に延びる周壁もしくは外壁133によって部分的に画定されてもよい。ソール部材131またはその一部分が、本明細書において定義される周壁133であるとみなされてもよいことが理解されよう。周壁133は、ボディ108の曲線的輪郭をたどり、かつソール部材131を含む周壁133によって画定される後部キャビティ130への開口を形成する。ヘッド102Aの別の態様において、図38〜39の態様におけるように、後部キャビティ130はまた、ソール部材131の後部から上に延びる後壁132によって部分的に画定されてもよい。図38〜39に示すように、後壁132は、ソール部材131、フェース112の背面111およびヘッド102の周壁133と組み合わさって後部キャビティ130を部分的に画定する。図2〜6の態様において、ソール部材131は、ヘッド102のソール118の少なくとも一部を形成し、ソール部材131の質量がヘッド102の重心を下げ、それが他方で、フェース112で打たれたボールにより大きなロフトを生じさせることができる。図38〜39に示す態様のようなさらなる態様において、ヘッド102は、異なるふうに構成されたソール部材および/または後壁を有してもよく、またはこれらのコンポーネントのいくつかを含まなくてもよい。たとえば、別の態様において、ヘッド102は、後部キャビティを含まない、従来のブレードタイプアイアン構成を有してもよい。
概して、ヘッド102は、プレー中にボールを打つように構成された打球サーフェス142を有する。ヘッド102はまた、フェース112に接続されて打球サーフェス142の少なくとも一部分を形成する少なくとも一つのフェースマスク140を有する。一つの態様において、フェースマスク140は、打球サーフェス142の少なくとも一部分を形成する外面144と、外面144とは反対側の内面146とを有し、外面144には複数のスロット148がある。加えて、一つの態様において、スロット148はフェースマスク140を内面146から外面144まで完全に貫通する。しかし、別の態様において、スロット148の少なくともいくつかはフェースマスク140の厚さの一部分しか延びなくてもよい。たとえば、図5Cは、外面144Aから内に延びて溝121Aを形成する複数のスロット148Aを有するフェースマスク140Aを有する、上記のようなフェース112を有するヘッド102Aの態様を示す。この態様において、スロット148Aは、フェースマスク140Aの厚さの一部分しか延びず、フェースマスク140Aの内面146Aには到達しない。スロット148Aの壁149Aどうしは突き合って、各スロット148Aのカーブした底を形成している。ヘッド102Aの他の局面および特徴は上記局面および特徴に類似しており、この構成を、本明細書に記載される他の態様に関連しても使用することができることが理解されよう。フェースマスク140は、多様な異なる構成を有し得、かつ多様な異なる方法でフェース112に接続され得る。加えて、ヘッド102は一つより多いフェースマスク140を含んでもよい。そのような様々な構成の多様な例を示すいくつかの異なる態様が図2〜43に示され、かつ以下に記載される。以下に記載される各フェースマスク140(他の番号は省略)はプレート部材またはフェースプレートとして形成されているが、他の態様において、フェースマスク140は異なる構成を有してもよい。
図2〜6は、本発明のヘッド102の一つの例示的態様を示す。上記のように、ヘッド102はボディ108を有し、フェース112がボディ108に接続され、ヘッド102は、フェース112に接続された一つのフェースマスク140も有する。この態様において、フェース112の外面110はその中に凹み150を有し、フェースマスク140がフェース112に取り付けられたとき、フェースマスク140は少なくとも部分的にその凹み150の中に受けられる。凹み150は、フェース112の上縁113から下縁115まで延びる周境界によって画定され、かつさらに、ヘッド102のヒール120およびトウ122の近くに延びる実質的に垂直な縁152によって画定されている。その結果、フェース112の外面110は、凹み150の中の凹んだ面156と、凹んだ面156と比べて隆起している、ヒール120およびトウ122の近くに位置する隆起部分154とを有する。
フェースマスク140は、図2〜6に示すように、トップ面141、ボトム面143、ヒール面145およびトウ面147によって画定されたプレート部材またはフェースプレートとして形成されている。この態様において、フェースマスク140は、フェースマスク140全体が凹み150の周境界の中に受けられるように凹み150の中に受けられる。フェースマスクのトップ面141およびボトム面143は、フェースマスク140のトップ面141およびボトム面143がフェース112の上縁113および下縁115と実質的に面一になるよう、それぞれフェース112の上縁113および下縁115と同様に付形されている。加えて、フェースマスク140の内面146および凹んだ面156はいずれも実質的に平坦であり、フェースマスク140の内面146は、凹んだ面156と対面する関係に配設され、かつ面接触状態で凹んだ面156と係合する。この配設において、フェースマスク140の外面144は、フェース112の外面110の隆起部分154と実質的に面一であり、かつヘッド102の打球サーフェス142の少なくとも一部分を形成する。この態様において、フェースマスク140の外面144は、インパクト時に最大のCOR応答およびボールへのエネルギー伝達を有する打球サーフェス142の区域を「ホットゾーン」または「スイートスポット」およびその付近に形成する。フェースマスク140は、一つのピースとして示されているが、複数のピースで構成されてもよいことが理解されよう。さらに、一つの態様において、一つより多いフェースマスク140がフェース112に接続されてもよく、一つより多いフェースマスク140がフェース112中の凹み150の中に受けられてもよい。
図5〜5Bに示すように、スロット148は、フェースマスク140を内面146から外面144まで完全に貫通する。この態様において、図5Bに示すように、スロット148は、内面146から外面144まで延びる側壁149を有し、側壁149は、互いに対して概して平行であり、外面144および内面146に対して概して垂直である。他の態様において、スロット148の側壁149は異なるふうに斜めであってもよく、スロット148の幅はテーパ状または不規則な形状であってもよい。フェースマスク140のスロット148は打球サーフェス142上に溝121を形成して、そのため溝は、同じく図5Aおよび5Bに示すように、スロット148の側壁149およびフェース112の外面110の部分によって画定されている。別の態様において、図30に示すように、フェース112の外面110は、フェースマスク140のスロット148のいくつかまたはすべてと整合する状態に配置された副次的な溝169を有して、丸みのあるトラフを形成することによって溝121をさらに画定してもよい。図30に示す副次的な溝169は、本明細書に記載される態様のいずれとともに使用されてもよく、他の態様において、副次的な溝169は異なるふうに構成されてもよいことが理解されよう。さらなる態様において、フェース112は、フェースマスク140によっては全く形成されない少なくともいくつかの溝121を有してもよい。溝121の深さは、フェース溝121の深さに関する該当するUSGA規格と適合するように設計され得、スロット148の深さおよび/またはフェースマスク140の厚さは、そのような規格に適合するように相応に寸法決定され得ることが理解されよう。
一つの態様において、フェースマスク140は、フェースマスク140の外面144の少なくとも一部分上にコーティング材料を有する。図2〜6に示す態様において、フェースマスク140は、外面144上およびスロット148の側壁149に沿ってコーティング材料159を有する。コーティング159は、フェースマスク140上に様々な表面性質を創出するように選択され得る。たとえば、コーティング159は、フェースマスク140の硬さをさらに増すための硬化コーティング、たとえば窒化チタンコーティング、ダイアモンドもしくはダイアモンド様コーティング、炭窒化ジルコニウムコーティングまたは他のそのような硬化コーティングであってもよい。別の例として、コーティング159は、疎水性であってもよく(超疎水性コーティングを含む)、または親水性であってもよい。さらなる例として、コーティング159は高摩擦または低摩擦コーティングであってもよい。さらに他のコーティング159をフェースマスク140とともに使用して、さらなる性質および特性を創出してもよい。コーティング159は、めっき、塗装、原子付着技術、たとえばPVD、CVDなどまたは他のコーティング技術を含む多様な技術によって適用され得る。他の態様において、フェースマスク140は複数のコーティング159を含んでもよく、一つのコーティング159が複数の性質または特性をフェースマスク140に付与してもよい。さらに、コーティング159は、フェースマスク140上で異なる構成に分配されてもよく、たとえば、外面144もしくは外面144の一部分だけに配置されてもよく、またはフェースマスク140の外部全体に分配されてもよい。フェースマスクの他の態様は、以下に記載し、図8〜43に示すフェースマスク240(他の番号は省略)のいずれかを含む一つまたは複数のコーティングを含んでもよいことが理解されよう。
フェースマスク140は、追加的または代替的に、外面144およびスロットに性質を付与することができる表面テクスチャを有してもよい。たとえば、フェースマスク140の外面144は、インパクト時、より大きなスピンをボールに付与する粗い表面テクスチャを有してもよい。別の例として、外面144は、インパクト時、より少ないスピンをボールに付与する滑らかな表面テクスチャを有してもよい。他のタイプの表面テクスチャが使用されてもよい。以下に記載し、図8〜43に示すフェースマスク240(他の番号は省略)のいずれかを含むフェースマスクの他の態様がそのような表面テクスチャを含んでもよいことが理解されよう。
フェースマスク140は多様なやり方でフェース112に接続され得る。一つの態様において、フェースマスク140は、フェース112とフェースマスク140との間に接着される接着材料によって表面に接続することができる。接着材料は、接着剤またはセメント材料(たとえばエポキシ)であってもよく、または溶接、ろう付けもしくははんだ付け材料または一体接合技術に使用される他の材料であってもよい。使用される接着材料のタイプは、フェース112の材料および/またはフェースマスク140の材料の性質に依存し得る。図2〜6の態様において、フェースマスク140は、図5Aおよび5Bに示すように、フェースマスク140の内面146およびフェース112の凹んだ面156に接触する接着材料158によってフェース112に接合される。この態様において、同じく図5Aおよび5Bに示すように、接着材料158は、凹んだ面156上に断続的に存在し、かつフェースマスク140の内面146と接触する区域のみに存在する。フェースマスク140をフェース112に接合するための他の技術および構成が以下に記載され、かつ図8〜37に示される。
一つの態様において、ヘッド102は、異なるパターンまたは配設のスロット148を有する複数の異なるフェースマスク140を提供され得、各フェースマスク140は、ヘッド102に代替的に接続されるように構成されている。図7に示す態様において、図2〜6に示すようなヘッド102は、三つのフェースマスク140、140'、140''に代替的に接続されるように構成されている。第一のフェースマスク140は図2〜6のフェースマスク140と同一である。第二のフェースマスク140'は、第一のフェースマスク140のスロット140よりも大きな幅を有する、より少数のスロット148'を有する。第三のフェースマスク140''は、第一のフェースマスク140のスロット148と幅が同じくらいであるスロット148''を有し、スロット148''は、プレー中にボールとの位置合わせを支援するための視覚的指示をユーザに提供するために、フェース112のホットゾーンの周囲に円形パターンを提供するためのパターンで配設されている。異なるパターンのスロットを有する多様な他のフェースマスクが使用されてもよく、フェースマスクの構成におけるさらなる変形が存在してもよいことが理解されよう。たとえば、スロット148は、異なる形状もしくは断面形状を有してもよく、または他のやり方で異なるふうに構成されてもよい。
図8〜11は、本発明のヘッド202の別の態様を示す。図8〜11のヘッド202の多くの特徴は図2〜6に示すヘッド102の特徴に類似しており、そのような類似した特徴は、200番台の参照番号を使用する、図8〜11における類似した参照番号によって特定される。したがって、すでに先に説明されている図8〜11のヘッド202の特定の特徴は、以下、詳細には説明されない場合もあるし、または全く説明されない場合もある。
図8〜11のヘッド202は、図2〜6のヘッド102におけるような凹みを含まない実質的に平坦な外面210を有するフェース212を有する。ヘッド202はまた、フェース212に取り付けられるように構成されているフェースマスク240を含む。フェースマスクは、図8〜11に示すように、トップ面241、ボトム面243、ヒール面245およびトウ面247によって画定されるプレート部材またはフェースプレートとして形成されている。この態様において、フェースマスク240は、フェース212の外面210のすべてまたは実質すべてを覆うように配置されている。フェースマスク240のトップ面241、ボトム面243、ヒール面245およびトウ面247は、それぞれフェース212の上縁213、下縁215、ヒール縁217およびトウ縁219と同様に付形されており、かつフェース212の上縁213、下縁215、ヒール縁217、およびトウ縁219と実質的に面一である。加えて、フェースマスク240の内面246およびフェース212の外面210はいずれも実質的に平坦であり、フェースマスク240の内面246は、フェース212の外面210と対面する関係に配設され、かつ面接触状態で外面210と係合する。この配設において、フェースマスク240の外面244はヘッド202の打球サーフェス242全体を形成する。図10Aに示すように、スロット248はフェースマスク240を内面246から外面244まで完全に貫通する。この態様において、スロット248は、内面246から外面244まで延びる、図2〜6のスロット148と同様に構成された側壁249を有する。フェースマスク240のスロット248は打球サーフェス242上に溝221を形成して、そのため溝は、同じく図10Aに示すように、スロット248の側壁249およびフェースの外面210の一部分によって画定されている。フェースマスク240は、上記任意のやり方でフェース212に接続することができる。図示する態様において、フェースマスク240は、上記のように、接着材料によってフェース212に接続される。
また、図7に関して同様に上述したように、ヘッド202は、複数の異なるフェースマスク240への接続のために構成され得る。図12は図8〜11に示すヘッド202を示し、三つの異なるフェースマスク240、240'、240''がヘッドへの接続のために構成されている。第一のフェースマスク240は、上述し、かつ図8〜11に示すフェースマスク240と同一である。第二のフェースマスク240'および第三のフェースマスク240''は、上述し、かつ図7に示すフェースマスク140'、140''に類似しているスロット248'、248''のパターンおよび配設を有する。また、図7および12に示す交換可能なフェースマスク140、240は、本明細書に記載される態様のいずれとともに使用されてもよく、他の態様において、交換可能なフェースマスク140、240は異なるふうに構成されてもよいことが理解されよう。
図13〜17は、本発明のヘッド302の別の態様を示す。図13〜17のヘッド302の多くの特徴は図2〜6に示すヘッド102の特徴に類似しており、そのような類似した特徴は、300番台の参照番号を使用する、図13〜17における類似した参照番号によって特定される。したがって、すでに先に説明されている図13〜17のヘッド302の特定の特徴は、以下、詳細には説明されない場合もあるし、または全く説明されない場合もある。
図13〜17のヘッド302は、フェースマスク340をフェース312に接続するための相補的連結形状を有するフェース312およびフェースマスク340を有する。フェース312の外面310は、フェース312の中心の近くに隆起部分354を有し、ヘッド302のヒール320およびトウ322の近くに凹み350が位置し、フェースマスク340がフェース312に取り付けられたとき、フェースマスク340の一部分が凹み350の中に受けられる。隆起部分354は、フェース312の上縁313から下縁315まで延びる周境界によって画定され、かつさらに、隆起部分354を凹んだ部分350から分ける実質的に垂直な縁352によって画定されている。その結果、フェース312の外面310は、凹み350内の凹んだ面356と、凹んだ面356と比べて隆起している隆起部分354上の隆起面355とを有する。
フェース312に取り付けられるように構成され、かつ、図13〜17に示すように、トップ面341、ボトム面343、ヒール面345およびトウ面347によって画定されるフェースマスク340を、ヘッド302はまた含む。この態様において、フェースマスク340の内面346は凹んだ部分360を有し、ヒール面345およびトウ面347の近くに隆起部分362があり、実質的に垂直な縁364が凹んだ部分360を隆起部分362から分けている。フェースマスク340の厚さは、隆起部分362よりも凹んだ部分360において小さい。この態様において、フェースマスク340は、フェース312の外面310のすべてまたは実質すべてを覆うように配置される。フェースマスク340のトップ面341、ボトム面343、ヒール面345およびトウ面347は、それぞれフェース312の上縁313、下縁315、ヒール縁317およびトウ縁319と同様に付形されており、かつフェース312のトップ縁313、ボトム縁315、ヒール縁317、およびトウ縁319と実質的に面一である。加えて、フェースマスク340の隆起部分362はフェース312の凹み350の中に受けられ、フェース312の隆起部分354はフェースマスク340の凹んだ部分360の中に受けられる。フェースマスク340の内面346は、外面310と対面する関係に配設され、かつ面接触状態でフェース312の外面310と係合する。図15〜16は、フェースマスク340の内面346とフェース312の外面310との係合を示し、また、凹んだ部分360および隆起部分362におけるフェースマスク340の厚さの差を示す。
この配設において、フェースマスク340の外面344はヘッド302の打球サーフェス342全体を形成する。図15Aに示すように、スロット348はフェースマスク340を内面346から外面344まで完全に貫通する。この態様において、スロット348は、内面346から外面344まで延びる、図2〜6のスロット148と同様に構成された側壁349を有する。フェースマスク340のスロット348は打球サーフェス342上に溝321を形成して、そのため溝は、同じく図15Aに示すように、スロット348の側壁349およびフェースの外面310の一部分によって画定されている。
フェースマスク340は、上記任意のやり方でフェース312に接続することができる。図示する態様において、フェースマスク340は、上記のように、接着材料によってフェース312に接続される。この態様において、接着材料358は、隆起部分362においてフェースマスク340の内面346をフェース312の凹んだ面356に接続するが、図15〜16に示すように、フェースマスク340の凹んだ部分360とフェース312の隆起部分354との間には存在しない。
図18〜20は、本発明のヘッド402の別の態様を示す。図18〜20のヘッド402の多くの特徴は図2〜6、8〜11および13〜17に示すヘッド102、202、302の特徴に類似しており、そのような類似した特徴は、400番台の参照番号を使用する、図18〜20における類似した参照番号によって特定される。したがって、すでに先に説明されている図18〜20のヘッド402の特定の特徴は、以下、詳細には説明されない場合もあるし、または全く説明されない場合もある。
図18〜20のヘッド402は、フェースマスク440をフェース412に接続するための相補的連結形状を有するフェース412およびフェースマスク440を有する。ヘッド402のフェース412およびボディ408は、図2〜6のヘッド102と同様に構成されている。そのようなものとして、フェース412の外面410は、フェース412の中心の近くに凹み450を有し、ヘッド402のヒール420およびトウ422の近くに隆起部分454が位置し、実質的に垂直な縁452が隆起部分454を凹み450から分けている。その結果、フェース412の外面410は、凹み450内の凹んだ面456と、凹んだ面456と比べて隆起している隆起部分454上の隆起面455とを有する。
フェース412に取り付けられるように構成され、かつ、図18〜20に示すように、トップ面441、ボトム面443、ヒール面445およびトウ面447によって画定されるフェースマスク440を、ヘッド402はまた含む。この態様において、フェースマスク440の内面446は、中心の近くの隆起部分462と、ヒール面445およびトウ面447の近くの凹んだ部分460とを有し、実質的に垂直な縁464が凹んだ部分460を隆起部分462から分けている。フェースマスク440の厚さは、隆起部分462よりも凹んだ部分460において小さい。したがって、隆起部分462は、または、その両側から延びる二つの肉薄部分(すなわち凹んだ部分460)を有する突出部分と記されてもよい。この態様において、フェースマスク440は、フェース412の外面410のすべてまたは実質すべてを覆うように配置される。フェースマスク440のトップ面441、ボトム面443、ヒール面445およびトウ面447は、それぞれフェース412の上縁413、下縁415、ヒール縁417およびトウ縁419と同様に付形されており、かつフェース412の上縁413、下縁415、ヒール縁417、およびトウ縁419と実質的に面一である。加えて、フェースマスク440の隆起部分462はフェース412の凹み450の中に受けられ、フェース412の隆起部分454はフェースマスク440の凹んだ部分460の中に受けられる。フェースマスク440の内面446は、フェース412の外面410と対面する関係に配設され、かつ面接触状態で外面410と係合する。図19〜20は、フェースマスク440の内面446とフェース412の外面410との係合を示し、また、凹んだ部分460および隆起部分462におけるフェースマスク440の厚さの差を示す。
この配設において、フェースマスク440の外面444はヘッド402の打球サーフェス442全体を形成する。図19Aに示すように、スロット448はフェースマスク440を内面446から外面444まで完全に貫通する。この態様において、スロット448は、内面446から外面444まで延びる、図2〜6のスロット148と同様に構成された側壁449を有する。フェースマスク440のスロット448は打球サーフェス442上に溝を形成して、そのため溝は、同じく図19Aに示すように、スロット448の側壁449およびフェースの外面410の一部分によって画定されている。
フェースマスク440は、上記任意のやり方でフェース412に接続することができる。図示する態様において、フェースマスク440は、上記のように、接着材料によってフェース412に接続される。この態様において、接着材料458は、凹んだ部分460においてフェースマスク440の内面446をフェース412の隆起部分454に接続するが、図19〜20に示すように、フェースマスク440の隆起部分462とフェース412の凹み450との間には存在しない。
図21〜22は、本発明のヘッド502の別の態様を示す。図21〜22のヘッド502の多くの特徴は図2〜6、8〜11および13〜20に示すヘッド102、202、302、402の特徴に類似しており、そのような類似した特徴は、500番台の参照番号を使用する、図21〜22における類似した参照番号によって特定される。したがって、すでに先に説明されている図21〜22のヘッド502の特定の特徴は、以下、詳細には説明されない場合もあるし、または全く説明されない場合もある。
図21〜22のヘッド502は、フェースマスク540をフェース512に接続するための相補的連結形状を有するフェース512およびフェースマスク540を有する。フェース512の外面510は、フェース512の中心の近くに配置された凹み550を有し、凹み550内で、フェース512の上縁513および下縁515に沿って縁凹み566が配置されている。凹み550は、凹み550の凹んだ面556を、ヘッド502のヒール520およびトウ522の近くに位置する隆起部分554から分ける実質的に垂直な縁552を有する。縁凹み566はさらに、凹んだ面556に比べて凹んでいる。
フェース512に取り付けられるように構成され、かつ、図21〜22に示すように、トップ面541、ボトム面543、ヒール面545およびトウ面547によって画定されるフェースマスク540を、ヘッド502はまた含む。この態様において、フェースマスク540の内面546は、フェースマスク540のトップ面541およびボトム面543から後方に延びる周壁568を有し、周壁568の間の凹んだ部分560が部分的カップ様構造をフェースマスク540に与えている。加えて、この態様において、フェースマスク540は、少なくとも部分的に凹み550の中に配置され、フェースマスク540の外面544は、フェース512の外面510の隆起部分554と実質的に面一である。フェースマスク540のトップ面541およびボトム面543は、それぞれフェース512の上縁513および下縁515と同様に付形されており、かつフェース512の上縁513および下縁515と実質的に面一である。フェースマスク540のヒール面545およびトウ面547は凹み550の縁552と係合する。加えて、フェースマスク540の周壁568はフェース512の縁凹み566の中に受けられる。フェースマスク540の内面546の凹んだ部分560は、フェース512の外面510の凹んだ面556と対面する関係に配設され、かつ面接触状態で外面510と係合する。図22は、フェースマスク540の内面546とフェース512の外面510との係合を示す。
この配設において、フェースマスク540の外面544は、図2〜6に示すフェースマスク140と同様に、ヘッド502の打球サーフェス542の少なくとも一部分を形成する。スロット548は、フェースマスク540を内面546から外面544まで完全に貫通し、上述し、かつ図2〜6に示すスロット148および上記の他のスロット248、348、448と同様に構成されている。フェースマスク540は、上記任意のやり方でフェース512に接続することができる。図示する態様において、フェースマスク540は、上記のように、接着材料によってフェース512に接続される。
図23〜24は、本発明のヘッド602の別の態様を示す。図23〜24のヘッド602の多くの特徴は図2〜6、8〜11および13〜22に示すヘッド102、202、302、402、502の特徴に類似しており、そのような類似した特徴は、600番台の参照番号を使用する、図23〜24における類似した参照番号によって特定される。したがって、すでに先に説明されている図23〜24のヘッド602の特定の特徴は、以下、詳細には説明されない場合もあるし、または全く説明されない場合もある。
図23〜24のヘッド602は、フェースマスク640をフェース612に接続するための相補的連結形状を有するフェース612およびフェースマスク640を有する。フェース612の外面610は実質的に平坦であり、フェース612の上縁613および下縁615に沿って縁凹み666が配置されている。縁凹み666は外面610の大部分に比べて凹んでいる。
フェース612に取り付けられるように構成され、かつ、図23〜24に示すように、トップ面641、ボトム面643、ヒール面645およびトウ面647によって画定されるフェースマスク640を、ヘッド602はまた含む。この態様において、フェースマスク640の内面646は、フェースマスク640のトップ面641、ボトム面643およびトウ面647から後方に延びる周壁668を有し、周壁668の間の凹んだ部分660が部分的カップ様構造をフェースマスク640に与えている。加えて、この態様において、フェースマスク640は実質的にフェース612の外面610全体を覆う。フェースマスク640のトップ面641、ボトム面643、ヒール面645およびトウ面647は、それぞれフェース612の上縁613、下縁615、ヒール縁617およびトウ縁619と同様に付形されており、かつフェース612の上縁613、下縁615、ヒール縁617およびトウ縁619と実質的に面一である。フェースマスク640の周壁668はフェース612の縁凹み666の中に受けられ、フェース612の外面610の大部分はフェースマスク640の凹んだ部分660の中に受けられる。フェースマスク640の内面646の凹んだ部分660は、フェース612の外面610と対面する関係に配設され、かつ面接触状態で外面610と係合する。図24は、フェースマスク640の内面646とフェース612の外面610との係合を示す。
この配設において、フェースマスク640の外面644は、図8〜11に示すフェースマスク240と同様に、ヘッド602の打球サーフェス642全体を形成する。スロット648は、フェースマスク640を内面646から外面644まで完全に貫通し、上述し、かつ図2〜6に示すスロット148および上記の他のスロット248、348、448、548と同様に構成されている。フェースマスク640は、上記任意のやり方でフェース612に接続することができる。図示する態様において、フェースマスク640は、上記のように、接着材料によってフェース612に接続される。
図25〜26は、本発明のヘッド702の別の態様を示す。図25〜26のヘッド702の多くの特徴は図2〜6、8〜11および13〜24に示すヘッド102、202、302、402、502、602の特徴に類似しており、そのような類似した特徴は、700番台の参照番号を使用する、図25〜26における類似した参照番号によって特定される。したがって、すでに先に説明されている図25〜26のヘッド702の特定の特徴は、以下、詳細には説明されない場合もあるし、または全く説明されない場合もある。
図25〜26のヘッド702は、凹み750を有するフェース712と、凹み750の中に受けられるように構成されたフェースマスク740とを有する。フェース712の外面710は凹み750を有し、フェース712の中心の近くに凹んだ面756があり、ヒール720およびトウ722の近くに隆起部分754がある。凹み750は、フェース712の上縁713、下縁715、ヒール縁717およびトウ縁719から内寄りに位置する実質的に垂直な複数の縁752によってフェース712内に画定されている。
フェース712に取り付けられるように構成され、かつ、図25〜26に示すように、トップ面741、ボトム面743、ヒール面745およびトウ面747によって画定されるフェースマスク740を、ヘッド702はまた含む。この態様において、フェースマスク740は、少なくとも部分的に凹み750の中に受けられ、かつフェース712の外面710の一部分を覆う。フェースマスク740のトップ面741、ボトム面743、ヒール面745およびトウ面747はすべて、凹み750を画定する縁752と係合している。フェースマスク740の外面744は、フェース712の外面710の隆起部分754と実質的に面一である。フェースマスク740の内面746は、フェース712の外面710の凹んだ面756と対面する関係に配設され、かつ面接触状態で外面710と係合する。図26は、フェースマスク740の内面746とフェース712の外面710との係合を示す。
この配設において、フェースマスク740の外面744は、ヘッド702の打球サーフェス742の少なくとも一部分を形成する。スロット748は、フェースマスク740を内面746から外面744まで完全に貫通し、上述し、かつ図2〜6に示すスロット148および上記の他のスロット248、348、448、548、648と同様に構成されている。フェースマスク740は、上記任意のやり方でフェース712に接続することができる。図示する態様において、フェースマスク740は、上記のように、接着材料によってフェース712に接続される。
図27〜29は、上記様々な態様のいずれかとともに使用することができる、フェースマスク840、940、1040をフェース812、912、1012に接続するための代替取り付け構造を示す。図27のヘッド802は、図2〜6に示すヘッド102に類似し、かつ概してそれに類似した特徴を含み、そのような類似した特徴は、800番台の参照番号を使用する、図27における類似した参照番号によって特定される。図28のヘッド902は、図8〜11に示すヘッド202に類似し、かつ概してそれに類似した特徴を含み、そのような類似した特徴は、900番台の参照番号を使用する、図28における類似した参照番号によって特定される。図29のヘッド1002は、図8〜11に示すヘッド202に類似し、かつ概してそれに類似した特徴を含み、そのような類似した特徴は、1000番台の参照番号を使用する、図29における類似した参照番号によって特定される。
図27に示す態様において、ヘッド802は、図2〜6のヘッド102と同様に構成され、フェース812の外面810は、フェース812の中心の近くの凹み850と、ヒール820およびトウ822の近くの隆起部分854と、凹み850を画定しかつ凹み850の凹んだ面856を隆起部分854から分ける実質的に垂直な縁852とを有する。フェースマスク840もまた、図2〜6のフェースマスク140と同様に構造化され、かつ凹み850の中に受けられるように構成されて、そのためフェースマスク840の内面846がフェース812の外面810の凹んだ面856と対面しかつ係合し、フェースマスク840の外面844がフェース812の外面810の隆起部分854と実質的に面一である。フェースマスク840はヘッド802の打球サーフェス842の少なくとも一部分を形成し、スロット848はフェースマスク840を完全に貫通している。この態様において、フェース812およびフェースマスク840は、フェースマスク840をフェース812に接続するための複数の相補的連結構造を有する。フェースマスク840は、内面846から延びる二つの細長い突起870を有し、フェース812の外面810は、凹んだ面856上の細長いチャネル872の形態の二つの相補的な受け部を有する。突起870がチャネル872に受けられてフェースマスク840をフェース812に接続する。いくつかの態様において、突起870および/またはチャネル872は、接続を強化するために、さらなる連結構造、たとえばタブ、スロット、溝などを有してもよい。他の態様においては、追加的または代替的に、突起870とチャネル872との間の接続を強化するために接着材料が使用されてもよい。他の態様において、突起870およびチャネル872は、異なるふうに成形され、構成され、および配置されてもよく、より多数またはより少数の突起870およびチャネル872が使用されてもよいことが理解されよう。たとえば、一つの態様において、一つまたは複数の突起がフェースプレート840ではなくフェース812上に配置され、フェースプレート840が、その突起を受ける相補的な受け部を含んでもよい。
図28および28Aに示す態様において、ヘッド902は、図8〜11のヘッド202と同様に構造化されており、フェース912の外面910は実質的に平坦である。フェースマスク940もまた、図8〜11のフェースマスク240と同様に構造化され、フェース912の外面910を覆い、かつ打球サーフェス942全体を形成するように配置されるように構成されて、そのためフェースマスク940の内面946がフェース912の外面910と対面しかつ係合し、フェースマスク940のトップ面941、ボトム面943、ヒール面945、およびトウ面947がフェース912の上縁913、下縁915、ヒール縁917、およびトウ縁919と実質的に連続している。スロット948はフェースマスク940を完全に貫通している。この態様において、フェース912およびフェースマスク940は、フェースマスク940をフェース912に接続するための複数の相補的連結構造を有する。フェースマスク940は、内面946から延びる二つの突起970を有し、フェース912の外面910は、開口972の形態の二つの相補的な受け部を有する。突起970が開口972の中に受けられてフェースマスク940をフェース912に接続する。加えて、突起970は弾性的に可撓性であり、かつ図28Aに示すように、その上に傾斜のある係合タブ971を有して、フェースマスク940をフェース912に「パチン」と嵌め込むことを可能にする。いくつかの態様において、突起970および/または開口972はさらなる連結構造を有してもよく、追加的または代替的に、突起970と開口972との間の接続を強化するために接着材料が使用されてもよい。他の態様において、突起970および開口972は、異なるふうに成形され、構成され、および配置されてもよく、より多数または少数の突起970および開口972が使用されてもよいことが理解されよう。たとえば、一つの態様において、一つまたは複数の突起がフェースプレート940ではなくフェース912上に配置され、フェースプレート940が、その突起を受ける相補的な受け部を含んでもよい。
図29に示す態様において、ヘッド1002は、図8〜11のヘッド202と同様に構造化されており、フェース1012の外面1010は実質的に平坦である。フェースマスク1040もまた、図8〜11のフェースマスク1040と同様に構造化され、かつフェース1012の外面1010を覆い、かつ打球サーフェス1042全体を形成するように配置されるように構成されて、そのためフェースマスク1040の内面1046がフェース1012の外面1010と対面しかつ係合し、フェースマスク1040のトップ面1041、ボトム面1043、ヒール面1045およびトウ面1047が、フェース1012の上縁1013、下縁1015、ヒール縁1017、およびトウ縁1019と実質的に連続している。スロット1048はフェースマスク1040を完全に貫通している。この態様において、フェースマスク1040は複数のファスナ1074によってフェース1012に接続される。フェースマスク1040は、それを貫通する三つの穴1076を有し、フェース1012の外面1010は、開口1072の形態の三つの相補的受け部を有する。この態様において、ファスナ1074は、フェースマスク1040をフェース1012に接続するために、フェースマスク1040中の穴1076を貫通し、かつフェース1012中の開口1072の中に受けられるように構成されているねじである。穴1076および/または開口1072は、接続を確保するために、ファスナ1074と相補的にねじを切られてもよい。加えて、ファスナ1074のヘッドを受けるために、穴1076の周辺が座ぐりされてもよい。他の態様においては、異なるタイプのファスナ1074が使用されてもよく、異なるファスナ1074への接続のために、フェースマスク1040および/またはフェース1012の構成が異なるふうに構成されてもよい。より多数またはより少数のファスナ1074、穴1076および開口1072が使用されてもよいことが理解されよう。
図31〜33は、そのフェース1112、1212、1312に接続された複数のフェースマスクを有する本発明のヘッド1102、1202、1302のいくつかの態様を示す。図31のヘッド1102は、図2〜6に示すヘッド102に類似し、かつ概してそれに類似した特徴を含み、そのような類似した特徴は、1100番台の参照番号を使用する、図31における類似した参照番号によって特定される。図32のヘッド1202は、図2〜6に示すヘッド102に類似し、かつ概してそれに類似した特徴を含み、そのような類似した特徴は、1200番台の参照番号を使用する、図32における類似した参照番号によって特定される。図33のヘッド1302は、図8〜11に示すヘッド202に類似し、かつ概してそれに類似した特徴を含み、そのような類似した特徴は、1300番台の参照番号を使用する、図33における類似した参照番号によって特定される。
図31に示す態様において、ヘッド1102は、図2〜6のヘッド102と同様に構造化されており、フェース1112の外面1110は、フェース1112の中心の近くの凹み1150と、ヒール1120およびトウ1122の近くの隆起部分1154と、凹み1150を画定しかつ凹み1150の凹んだ面1156を隆起部分1154から分ける実質的に垂直な縁1152とを有する。この態様において、凹み1150は図2〜6の凹み150よりも浅い。ヘッド1102は、積み重なる向きでいずれもフェース1112に接続された二つのフェースマスク1140A〜Bを含む。第一または内側フェースマスク1140Aは凹み1150の中に受けられて、そのため内側フェースマスク1140Aの内面1146がフェース1112の外面1110の凹んだ面1156と面接触状態で対面しかつ係合し、第一のフェースマスク1140Aの外面1144がフェース1112の外面1110の隆起部分1154と実質的に面一である。第二または外側フェースマスク1140Bは、内側フェースマスク1140Aの上に配置され、かつフェース1112の外面1110を覆って、そのため外側フェースマスク1140Bの内面1146がフェース1112の外面1110の隆起部分1154および第一のフェースマスク1140Aの外面1144と面接触状態で対面し、かつ係合する。この態様において、二つのフェースマスク1140A〜Bは、図2〜6のフェースマスク140よりも小さい厚さを有して、二つのフェースマスク1140A〜Bを合わせた厚さが図2〜6の一つのフェースマスク140の厚さに近くなっている。この態様において、外側フェースマスク1140Bはヘッド1102の打球サーフェス1142全体を形成する。加えて、内側フェースマスク1140Aおよび外側フェースマスク1140Bはそれぞれ複数のスロット1148を有し、内側フェースマスク1140Aのスロット1148と外側フェースマスク1140Bのスロット1148とは互いに整合し、かつ組み合わさって打球サーフェス1142中に溝(図示せず)を形成する。スロット1148は、多くの異なる方法で、たとえば図34〜36に示し、かつ以下に記載する態様におけるように構成され得る。さらに、フェースマスク1140A〜Bは、接着材料、連結構造、ファスナなどの使用を含め、上記構成のいずれかでフェース1112および互いに接続され得る。
図32に示す態様において、ヘッド1202は、図2〜6のヘッド102と同様に構造化されており、フェース1212の外面1210は、フェース1212の中心の近くの凹み1250と、ヒール1220およびトウ1222の近くの隆起部分1254と、凹み1250を画定しかつ凹み1250の凹んだ面1256を隆起部分1254から分ける実質的に垂直な縁1252とを有する。ヘッド1202は、積み重なる向きでいずれもフェース1212に接続された二つのフェースマスク1240A〜Bを含む。第一または内側フェースマスク1240Aは凹み1250の中に受けられて、そのため内側フェースマスク1240Aの内面1246がフェース1212の外面1210の凹んだ面1256と面接触状態で対面し、かつ係合する。第二または外側フェースマスク1240Bは、内側フェースマスク1240Aの上に配置され、かつまた、凹み1250の中に受けられて、そのため外側フェースマスク1240Bの内面1246が内側フェースマスク1240Aの外面1244と面接触状態で対面しかつ係合し、外側フェースマスク1240Bの外面1244がフェース1212の外面1210の隆起部分1254と実質的に面一である。この態様において、二つのフェースマスク1240A〜Bは図2〜6のフェースマスク140よりも小さい厚さを有して、二つのフェースマスク1240A〜Bを合わせた厚さが図2〜6の一つのフェースマスク140の厚さに近くなっている。この態様において、外側フェースマスク1240Bはヘッド1202の打球サーフェス1242の少なくとも一部分を形成する。加えて、内側フェースマスク1240Aおよび外側フェースマスク1240Bはそれぞれ複数のスロット1248を有し、内側フェースマスク1240Aのスロット1248と外側フェースマスク1240Bのスロット1248とは互いに整合し、かつ組み合わさって打球サーフェス1242中に溝(図示せず)を形成する。スロット1248は、多くの異なる方法で、たとえば図34〜36に示し、かつ以下に記載する態様におけるように構成され得る。さらに、フェースマスク1240A〜Bは、接着材料、連結構造、ファスナなどの使用を含め、上記構成のいずれかでフェース1212および互いに接続され得る。
図33に示す態様において、ヘッド1302は、図8〜11のヘッド202と同様に構造化されており、フェース1312は実質的に平坦な外面1310を有する。ヘッド1302は、積み重なる向きでいずれもフェース1312に接続された第一または内側フェースマスク1340Aおよび第二または外側フェースマスク1340Bを含み、内側フェースマスク1340Aは外側フェースマスク1340Bの凹んだ部分1360の中に受けられる。この態様において、外側フェースマスク1340Bは、図13〜17のフェースマスク340と同様に構造化されて、そのため外側フェースマスク1340Bの内面1346が凹んだ部分1360を有し、凹んだ部分1360Bの両側の隆起部分1362および実質的に垂直な縁1364が凹んだ部分1360を隆起部分1362から分けている。内側フェースマスク1340Aの内面1346はフェース1312の外面1310と面接触状態で対面しかつ係合し、内側フェースマスク1340Aは外側フェースマスク1340Bの凹んだ部分1360の中に受けられる。第二または外側フェースマスク1340Bは内側フェースマスク1340Aの上に配置され、内側フェースマスク1340Aの外面1344は、凹んだ部分1360内の外側フェースマスク1340Bの内面1346と面接触状態で対面し、かつ係合する。この態様において、二つのフェースマスク1340A〜Bは、図8〜11のフェースマスク240よりも小さい厚さを有して、二つのフェースマスク1340A〜Bを合わせた厚さが図8〜11の一つのフェースマスク240の厚さに近くなっている。この態様において、外側フェースマスク1340Bはヘッド1302の打球サーフェス1342全体を形成する。加えて、内側フェースマスク1340Aおよび外側フェースマスク1340Bはそれぞれ複数のスロット1348を有し、内側フェースマスク1340Aのスロット1348と外側フェースマスク1340Bのスロット1348とは互いに整合し、かつ組み合わさって打球サーフェス1342中に溝(図示せず)を形成する。スロット1348は、多くの異なる方法で、たとえば図34〜36に示し、かつ以下に記載する態様におけるように構成され得る。さらに、フェースマスク1340A〜Bは、接着材料、連結構造、ファスナなどの使用を含め、上記構成のいずれかでフェース1312および互いに接続され得る。
図34〜36は、様々な構成の整合したスロット1448、1548、1648がフェース溝1421、1521、1621を形成する、上述し、かつ図31〜33に示すように積み重なる向きに配設された二つのフェースマスク1440A〜B、1540A〜B、1640A〜Bを有するヘッド1402、1502、1602のいくつかの異なる態様を示す。これらの態様それぞれにおいて、内側フェースマスク1440A、1540A、1640Aは、フェース1412、1512、1612の外面1410、1510、1610と面係合した内面1446、1546、1646を有し、内側フェースマスク1440A、1540A、1640Aの外面1444、1544、1644は、外側フェースマスク1440B、1540B、1640Bの内面1446、1546、1646と面係合している。上述し、かつ図31〜33に示す態様は、図34〜36の溝1421、1521、1621の構成のいずれかを含むこともできるし、または異なるふうに構成されてもよい。
図34に示す態様において、外側フェースマスク1440Bのスロット1448Bは、互いに対して概して平行でありかつ外側フェースマスク1440Bの外面1444Bおよび内面1446Bに対して概して垂直である側壁1449Bを有する。内側フェースマスク1440Aのスロット1448Aは、外側フェースマスク1440Bのスロット1448Bと整合し、かつ、互いに対して概して平行でありかつ内側フェースマスク1440Aの外面1444Aおよび内面1446Aに対して概して垂直である側壁1449Aも有する。内側フェースマスク1440Aのスロット1448Aは、外側フェースマスク1440Bのスロット1448Bの幅よりも狭い幅を有して、それにより、打球サーフェス1442からフェース1412に向かって減少する幅を有する溝1421を形成している。別の態様において、内および外の両フェースマスク1440A〜Bのスロット1448A〜Bは、同じまたは実質的に同じ幅を有してもよい。
図35に示す態様において、外側フェースマスク1540Bのスロット1548Bは、互いに対して概して平行でありかつ外側フェースマスク1540Bの外面1544Bおよび内面1546Bに対して概して垂直である側壁1549Bを有する。内側フェースマスク1540Aのスロット1548Aは、外側フェースマスク1540Bのスロット1548Bと整合し、かつ外面1544Aから内面1546Aまで内向きにテーパ状である側壁1549Aを有する。この構成は、打球サーフェス1542からフェース1512に向かって減少する幅を有する溝1521を形成する。別の態様においては、追加的または代替的に、外側フェースマスク1540Bのスロット1548Bがテーパ状の幅を有してもよい。
図36に示す態様において、外側フェースマスク1640Bのスロット1648Bは、互いに対して概して平行でありかつ外側フェースマスク1640Bの外面1644Bおよび内面1646Bに対して概して垂直である側壁1649Bを有する。内側フェースマスク1640Aのスロット1648Aは外側フェースマスク1640Bのスロット1648Bと整合している。しかし、スロット1648Aは、内側フェースマスク1640Aの外面1644Aから内面1646Aまでの厚さ全体には延びず、内側フェースマスク1640Aの側壁1649Aはトラフ形を形成している。その結果、図36のヘッド1602のフェース溝1621は、フェース1612の外面1610によっては全く画定されない。別の態様において、内側フェースマスク1640Aのスロット1648Aは、異なる断面形状を有してもよい。
図37は、積み重なる向きに配設された複数のフェースマスク1740A〜Jを有するヘッド1702の別の態様を示す。この態様において、ヘッド1702は、互いに積み重ねられた10個のフェースマスク1740A〜Jを有しており、ここで9個の外側フェースマスク1740B〜Jそれぞれの内面1746は、内に向いて隣接する次のフェースマスク1740A〜Jの外面1744と面接触状態で係合しかつ対面する。加えて、最も内側のフェースマスク1740Aの内面1746はフェース1712の外面1710と面接触状態で対面し、かつ係合し、最も外側のフェースマスク1740Jの外面1744はヘッド1702の打球サーフェス1742の少なくとも一部分を形成している。フェースマスク1740A〜Jそれぞれは少なくとも一つのスロット1748を含み、フェースマスク1740A〜Jは、複数のフェースマスク1740A〜Jのスロット1748が互いに整合するように配置されている。図37に見られるように、フェースマスク1740A〜Jは、異なる幅のスロット1748を有し、各スロット1748は、互いに対して概して平行でありかつフェースマスク1740A〜Jの外面1744および内面1746に対して概して垂直である側壁1749を有する。さらに、フェースマスク1740A〜Jは、最も外側のプレート1740Jが最大幅のスロット1748を有し、最も内側のプレート1740Aが最小幅のスロット1748を有するように配設され、残りのフェースマスク1740B〜Iは、フェースマスク1740A〜Iそれぞれが、すぐ外側に隣接するフェースマスク1740B〜Jのスロット1748よりも徐々に狭いスロット1748を有するように、順に配設される。スロット1748はフェース1712の外面1710と組み合わさって少なくとも一つのフェース溝1721を画定し、狭くなるスロット1748の配設は、フェース溝1721の内に向かってテーパ状となる幅を作り出す。この態様において、フェースマスク1740A〜Jはすべて小さい厚さを有して、そのため図37のフェースマスク1740A〜Jすべの組み合わせが図2〜6のフェースマスク140と実質的に同じ幅を有する。たとえば、図2〜6のフェースマスク140は厚さ0.20インチであり得、図37の10のフェースマスク1740A〜Jそれぞれは厚さ0.02インチであり得る。この態様におけるフェースマスク1740A〜Jの数の多さは、カスタマイズされた幅、カスタマイズされた形状およびカスタマイズされた断面輪郭を含むカスタマイズされた特性を有するフェース溝1721を作り出すための、より多数のオプションを可能にする。
図37に示す態様およびその変形は、上記ヘッド102(他の番号は省略)および以下に記載し、図40〜41に示すヘッド1802を含む、本明細書に記載される様々なヘッドとともに使用することができ、かつ接着材料、連結構造および/またはファスナを含む、本明細書に記載される様々な取り付け構成のいずれかを利用することができる。加えて、他の態様においては、異なる数のフェースマスク1740A〜Jが利用されてもよい。一つの態様においては、少なくとも3個または少なくとも5個の積み重ねられたフェースマスクが使用されてもよく、別の態様においては、少なくとも10個の積み重ねられたフェースマスクが使用されてもよい。この態様におけるフェースマスク1740A〜Jの数の多さは、カスタマイズされた幅、カスタマイズされた形状およびカスタマイズされた断面輪郭を含むカスタマイズされた特性を有するフェース溝1721を作り出すための多数のオプションを可能にする。さらに、他の態様において、スロット1748の幅および構成は異なってもよく、スロット1748の幅は、同じ幅もしくは比較的近い幅であってもよく、またはより大きく異なってもよい。さらに別の態様において、スロット1748の側壁1749A〜Jは、テーパ状であってもよく、または構成において不規則もしくは非対称であってもよい。本明細書に記載される他の態様のいずれかの特徴を含む変形を含め、なおさらなる態様および変形が考えられる。
図40〜41は、ウッドゴルフクラブ(たとえばドライバ)または、フェアウェイウッド、ハイブリッドクラブなどを含む他のウッドタイプクラブの形態の打球装置1800の別の例示的態様を示す。図40〜41に示すゴルフクラブ1800は、使用中にボールを打つように構成された打球ヘッド1802と、打球ヘッド1802に接続され、かつそれから延びるシャフト1804とを含む。ヘッド1802は、上記アイアンタイプヘッド102(他の番号は省略)とは異なるウッドタイプヘッドであるが、図40〜41のヘッド1802の多くの特徴は図2〜6に示すヘッド102の特徴に類似しており、そのような類似した特徴は、1800番台の番号を使用する、図40〜41における類似した参照番号によって特定される。したがって、すでに先に説明されている図40〜41のヘッド1802の特定の特徴は、以下、詳細には説明されない場合もあるし、または全く説明されない場合もある。
図40〜41のゴルフクラブ1800の打球ヘッド1802は、ボディ1808に接続されたフェース1812を有し、ホーゼル1809がボディから延びている。本発明を逸脱することなく、上記のものを含む、任意の所望のホーゼルおよび/またはヘッド/シャフト相互接続構造が使用されてもよい。クラブヘッド1802は、ボールを長距離で正確に打つためのドライバとしての使用のために設計されたウッドタイプクラブヘッドであるため、ヘッド1802は囲い込まれた体積を有する。異なるタイプのゴルフクラブの場合のような他の用途において、ヘッド1802は、異なる寸法および構成を有するように設計されてもよい。たとえば、図40〜41に示す態様において、クラブヘッド1802は、少なくとも400cc、いくつかの構造においては少なくとも450ccまたは少なくとも460ccの体積を有し得る。そうではなく、フェアウェイウッドとして構成されるならば、ヘッドは120cc〜230ccの体積を有し得、ハイブリッドクラブとして構成されるならば、ヘッドは85cc〜140ccの体積を有し得る。他のクラブヘッドの場合の他の適切なサイズは当業者によって容易に決定され得る。
ヘッド1802のボディ1808は、丸みのある形、正方形もしくは長方形または多様な他の形状のいずれかを含む様々な異なる形状を有することができる。そのような形状は、より低い重心および/またはより高い慣性モーメントを生じさせるために、重量をフェース1812および/またはヘッド1802の幾何学的中心/体積測定の中心から離して配分するように構成され得ることが理解されよう。ゴルフクラブ1800は、図40〜41に模式的に示し、図1〜2にも同様に示し、かつ上述したように、打球ヘッド1802に接続された、または他のやり方でそれと係合したシャフト1804を含み得る。
図40〜41に示す例示的態様において、ヘッド1802は、その中に画定された複数の内面によって内部キャビティ(図示せず)を画定する中空構造を有する。一つの態様において、中空の内部キャビティは空気で満たされてもよい。しかし、他の態様において、ヘッドは、別の材料、たとえばフォームで満たされることもできる。なおさらなる態様においては、ヘッドの固体材料が体積のより大きな割合を占有してもよく、ヘッドは、より小さいキャビティを有してもよく、または内部キャビティを全く有しなくてもよい。いくつかの態様において、内部キャビティは完全には囲い込まれなくてもよいことが理解されよう。
図40〜41のフェース1812は、ヘッド1802の前面1824に位置し、外面1810と、外面1810とは反対側の内面(図示せず)とを有する。図示するように、フェース1812の外面1810は実質的に平坦であり、かつ上縁1813、下縁1815および側縁(ヒール縁1817およびトウ縁1819を含む)を含む複数の外縁または周縁を有する。図40〜41に示す例示的態様において、フェース1812の外面1810は傾斜して(すなわちロフト角において)、打ったときにボールに所望のリフトおよびスピンを加える。フェース1812のロフト角は、ボールの弾道に影響するために、様々な態様において様々であり得る。
フェース1812、ボディ1808および/またはホーゼル1809は、単一のピースとして形成されることもできるし、または互いに接合される別々のピースとして形成されることもできることが理解されよう。フェース1812は、フェースフレーム部材の一部として形成され、ボディ1808が、フェースフレーム部材に接続された一つまたは複数の別個のピースによって部分的または完全に形成され、壁がフェースの1812の縁から後方に延びてもよい。この構成(図示せず)は「カップフェース」構造としても知られている。加えて、ボディ1808の少なくとも一部分が、フェースフレーム部材の壁に接合された別個のピースとして、たとえば、一つのピースまたは複数のピースで構成されたカップフェース構造に取り付けられたバックボディ部材によって形成されてもよい。これらのピースは、一体接合技術、たとえば溶接、セメンティングまたは接着剤接合によって接続され得る。これらのパーツを接合するための他の公知の技術を、解放可能な機械的係合技術を含む多くの機械的接合技術を含め、同様に使用することができる。必要により、ホーゼル1809がフェースフレーム部材の一部として一体に形成されてもよい。さらには、ガスケット(図示せず)がカップフェース構造とバックボディ部材との間に含まれてもよい。
図40〜41のヘッド1802は、実質的に平坦な外面1810を有するフェース1812と、フェース1812に取り付けられるように構成されたフェースマスク1840とを有する。フェースマスク1810は、図40〜41に示すように、トップ面1841、ボトム面1843、ヒール面1845およびトウ面1847によって画定されている。この態様において、フェースマスク1840は、フェース1812の外面1810のすべてまたは実質すべてを覆うように配置される。フェースマスク1840のトップ面1841、ボトム面1843、ヒール面1845およびトウ面1847は、それぞれフェース1812の上縁1813、下縁1815、ヒール縁1817およびトウ縁1819と同様に付形され、かつフェース1812の上縁1813、下縁1815、ヒール縁1817およびトウ縁1819と実質的に面一である。加えて、フェースマスク1840の内面1846およびフェース1812の外面1810は実質的に平坦であり、フェースマスク1840の内面1846は、フェース1812の外面1810と対面する関係に配設され、かつ外面1810と面接触状態で係合する。この配設において、フェースマスク1840の外面1844はヘッド1802の打球サーフェス1842全体を形成する。同様に上述したように、スロット1848はフェースマスク1840を内面1846から外面1844まで完全に貫通する。この態様において、スロット1848は、内面1846から外面1844まで延びる、図2〜6のスロット148と同様に構成された側壁(図示せず)を有する。フェースマスク1840のスロット1848は打球サーフェス1842上に溝1821を形成して、そのため溝はスロット1848の側面およびフェース1812の外面1810の一部分によって画定されている。フェースマスク1840は、上記任意のやり方でフェース1812に接続することができる。図示する態様において、フェースマスク1840は、上記のように接着材料によってフェース1812に接続される。他の態様において、フェース1812およびフェースマスク1840は、上記アイアンタイプゴルフクラブヘッド102(他の番号は省略)の態様のいずれかと同様に構成されてもよい。たとえば、フェース1812およびフェースマスク1840は、凹みおよび/または突出部分のような相補的構造を有してもよく、フェース1812および/またはフェースマスク1840の一部分がそのような凹みの中に受けられてもよい。別の例として、フェースマスク1840はまた、その上にコーティング材料を有してもよい。さらなる例として、フェースマスク1840は打球サーフェス1842の全体未満を占有してもよい。さらに他の態様が当業者には認識可能である。
同じく図7に関して同様に上述したように、ヘッド1802は、複数の異なるフェースマスク1840への接続のために構成されてもよい。図40〜41は、フェースマスク1840の第一の態様を備えるヘッド1802を示し、図42〜43は、図40〜41のフェース1812への接続のために構成されたフェースマスク1840'、1840''のさらなる態様を示す。第一のフェースマスク1840は、円形構成に配設された複数のスロット1848を含む。第二および第三のフェースマスク1840'、1840''は、第一のフェースマスク1840のものとは異なるパターン、配設および/または特性を有するスロット1848'、1848''を有する。図42中の第二のフェースマスク1840'のスロット1848'はフェースマスク1840'の中央を横切って延びている。図43の第三のフェースマスク1840''のスロット1848''は、第一のフェースマスク1840のスロット1848のように円形パターンに配設されているが、より幅が狭い。また、他の態様において、交換可能なフェースマスク1840、1840'、1840''は異なるふうに構成されてもよいことが理解されよう。
本明細書に記載されたゴルフクラブ100、1800およびヘッド102、202、302、402、502、602、702、802、902、1002、1102、1202、1302、1402、1502、1602、1703、1802ならびにそれらの一部分を含むいくつかの異なる態様が本明細書において先に説明されている。これら様々な態様の特徴のいずれかが組み合わされたり、交換されたりしてもよいことが理解されよう。たとえば、上記のように、クラブヘッド102(他の番号は省略)と、異なるふうに構成されたフェースマスク140(他の番号は省略)との様々な異なる組み合わせが、本明細書に記載された構成、そのような構成の変形もしくは組み合わせまたは他の構成を含め、使用されてもよい。さらなる態様において、本明細書に記載された特徴の少なくともいくつかは、他の構成のアイアンタイプクラブ、ウッドタイプクラブ、他のゴルフクラブまたは他のタイプの打球装置とともに使用することができる。
本明細書に記載されたフェースマスク140(他の番号は省略)は、多様な異なる材料で形成されることができる。いくつかの態様において、フェースマスク140(他の番号は省略)は、相対的に硬質および/または耐摩耗性の材料、たとえばエッジ保持のために開発された材料で全体的または部分的に作られることができる。たとえば、一つの態様において、フェースマスクは、超硬合金材料、たとえばWC-Co(コバルトマトリックス中の炭化タングステン)で作られることができる。別の例において、フェースマスクは、ナイフブレード合金、たとえばCarpenter Technology CorporationのCTSファミリーの合金(一般にステンレスまたは他の高クロム鋼)または類似合金で作られることができる。さらなる例において、フェースマスクは、別の材料、たとえば金属材料(金属合金を含む)、セラミック材料、ポリマー材料、木または多様な複合材料のいずれかもしくはそのような材料の他の組み合わせから作られることができる。フェースマスクの材料は、得られるクラブヘッドの所望の性能特性に依存して、硬さ、靱性、強さおよび/または耐摩耗性ならびに特定の密度または重さ、親水性または疎水性、変化した跳ね返りもしくはCOR応答効果などを含む一つまたは複数の異なる性質をフェースマスクに付与し得る。上述したように、フェースマスク140は、フェースマスク140の一つまたは複数の性質に影響し得るコーティング材料159をその上に有してもよい。フェースマスク140(他の番号は省略)は、モールド成形/鋳造、鍛造、プレス成形、押出しなどおよびプレプレグ加工ならびに数多くの他の複合成形技術を含む数多くの様々な成形技術の一つまたは複数を使用して成形することができる。フェースマスクを成形する方法は使用材料に依存し得、任意の公知の成形法を任意の適当な材料とともに使用し得る。
スロット148(他の番号は省略)は、フェースマスク140(他の番号は省略)とともにたとえば鋳造/モールド成形または鍛造法で形成されること、または製造後加工、たとえば切削、フライス削り、機械加工などで形成されることを含め、多くの異なるやり方の一つで形成することができる。一つの態様において、フェースマスク140(他の番号は省略)がWC-Co材料から作られる場合、スロット148(他の番号は省略)は、ウォータジェット、高出力レーザまたは他の適当な方法を使用して形成することができる。他の態様においては様々な技術を使用することができ、適当な技術は、フェースマスク140(他の番号は省略)の材料の実体に依存し得ることが理解されよう。加えて、一つの態様において、スロット148(他の番号は省略)は、任意のコーティング材料または接着材料がフェースマスク140(他の番号は省略)に接続される前に、フェースマスク140(他の番号は省略)中に形成されてもよい。
本明細書に開示された特徴を組み込んだヘッド102(他の番号は省略)は打球装置またはその一部として使用され得る。たとえば、図1に示すようなゴルフクラブ100は、シャフトまたは取っ手104を、提供されるヘッド、たとえば上記ヘッド102に取り付けることによって製造され得る。本明細書において使用される、ヘッドを「提供する」とは、広く、物品を、その物品に対して実施される将来の動作のために利用可能またはアクセス可能にすることをいい、その物品を提供する当事者がその物品を製造、生産または供給したということ、またはその物品を提供する当事者がその物品の所有権または管理を有するということを意味するわけではない。ヘッド102(他の番号は省略)を製造することはまた、一つまたは複数のスロット148(他の番号は省略)をフェースマスク140(他の番号は省略)中に形成すること、またはフェースマスク140(他の番号は省略)をフェース112(他の番号は省略)に接続することを含んでもよい。他の態様においては、本明細書に記載される原理にしたがって様々なタイプの打球装置を製造することができる。加えて、ヘッド102(他の番号は省略)、ゴルフクラブ100(他の番号は省略)または他の打球装置は、特定のゴルファーに適した一つまたは複数の特定の特性を有するフェースマスク140(他の番号は省略)を選択し、そのフェースマスク140(他の番号は省略)をヘッド102(他の番号は省略)に接続することを含み得る、カスタムフィッティングによって人にフィッティングまたはカスタマイズされてもよい。そのようなカスタマイズはまた、第一のフェースマスク140(他の番号は省略)を取り外し、別のフェースマスク、たとえば図7のフェースマスク140、140'、140''、図12のフェースマスク240、240'、240''および図41〜43のフェースマスク1840、1840'、1840''をヘッドに接続することを含み得る。新たなフェースマスクは、以前のフェースマスクとは異なる少なくとも一つの特性、たとえば一つまたは複数の異なる物性、異なる構成および/または配設のスロットなどを有し得る。様々な他の異なる構成が可能であり、様々な性能特性のために様々な他のクラブヘッドが設計されてもよい。
本明細書に記載されるような打球装置および打球装置用のヘッドは、既存の製品に対して多くの恩典および利点を提供する。たとえば、フェースマスクは、一つまたは複数の有益な性質または特性をヘッドに付与し得る。一つの態様において、フェースマスクは、打球面の耐摩耗性、特にフェース溝の耐摩耗性を高め得る。他方で、この増大した耐摩耗性は、溝が長期間より効果的に機能し、特に、長期にわたる度重なる使用の後でさえ、インパクト時にボールにスピンを付与する溝の能力を高めることを可能にする。上記のように、フェースマスクは、他の有益な性質をヘッドおよびその打球サーフェスに付与し得る。たとえば、表面テクスチャが異なる摩擦効果を生じさせ得、それが他方で、インパクト時に異なるスピンをボールに付与することができる。いくつかの態様において、様々なフェースマスクの使用は、特定のフェースマスクに関連する性質の一つまたは複数をヘッドに付与することを含め、特定のユーザのための打球面のカスタマイズを可能にする。たとえば、フェースマスクは、打球サーフェス上のその場所におけるCORまたは他のインパクト特性を変化させる強さおよび弾性を有し得る。さらなる例として、様々な可能な接続法が、クラブヘッドおよび対応するフェースマスクの設計者にとって、より多数の構成オプションを許す。なおさらなる恩典および利点が当業者には容易に認識可能である。
本発明を実施する好ましい形態を含む具体例に関して本発明を説明したが、当業者は、上記システムおよび方法の数多くの変形および交換があることを理解するであろう。したがって、本発明の真意および範囲は、請求の範囲に述べられるように広義に解釈されるべきである。

Claims (13)

  1. 打球装置用のヘッドであって、
    該ヘッドの前面に位置する外面を有し、該外面に凹みを有するフェースと;
    該フェースに接続され、かつ該フェースから後方に延びるボディと;
    該フェースの該外面に接続されたフェースマスクであって、
    ボールを打つように構成された該ヘッドの打球サーフェスの少なくとも一部分を形成するように構成された第一の面、
    該第一の面とは反対側にありかつ該フェースの該外面と対面する第二の面、および
    該フェースマスクを該第一の面から該第二の面まで完全に貫通する複数の細長いスロット
    を有するフェースマスクと
    を含み、
    該フェースマスクが、該フェースマスクの第二の面から突出する突出部分を有し、該フェースマスクがフェースに接続されたとき、該突出部分が該凹みの中に受けられ、
    該スロットが該フェースの該外面と組み合わさって該打球サーフェス上に複数のフェース溝を形成する、ヘッド。
  2. フェースマスクがフェースの外面全体を覆い、かつ打球サーフェス全体を形成する、請求項1記載のヘッド。
  3. 突出部分がフェースマスクの中心の近くに位置し、該フェースマスクが、該突出部分の両側から延びる二つの肉薄部分をさらに含み、該肉薄部分が該突出部分よりも小さい厚さを有する、請求項1記載のヘッド。
  4. フェースマスクが、該フェースマスクの材料よりも高い硬さを有する硬質材料のコーティングをさらに含み、該コーティングが該フェースマスクの第一の面の少なくとも一部分を覆う、請求項1記載のヘッド。
  5. フェースマスクが、フェースの外面および該フェースマスクの第二の面に接着された接着材料によって該フェースの該外面に接続されている、請求項1記載のヘッド。
  6. 打球装置用のヘッドであって、
    該ヘッドの前面に位置する外面を有するフェースと;
    該フェースに接続され、かつ該フェースから後方に延びるボディと;
    該フェースの該外面に接続されたフェースマスクであって、
    ボールを打つように構成された該ヘッドの打球サーフェスの少なくとも一部分を形成するように構成された第一の面、
    該第一の面とは反対側にありかつ該フェースの該外面と対面する第二の面、および
    該フェースマスクを該第一の面から該第二の面まで完全に貫通する複数の細長いスロット
    を有するフェースマスクと
    を含み、
    該スロットが該フェースの該外面と組み合わさって該打球サーフェス上に複数のフェース溝を形成し、
    該ヘッドが、該フェースの周縁の少なくとも一部分に延びる縁凹みをさらに含み、該フェースマスクが、該フェースマスクの外周の少なくとも一部分から後方に延びる周壁をさらに含み、該フェースマスクが該フェースに接続されたとき該フェースマスクの該周壁が該縁凹みの中に受けられ
    該縁凹みが該フェースの該周縁の大部分に延び、該周壁が該フェースマスクの外周の大部分から延びる、ヘッド。
  7. フェースマスクが金属材料で形成され、かつ該フェースマスクが該金属材料よりも高い硬さを有する硬質非金属材料のコーティングをさらに含み、
    該コーティングが該フェースマスクの第一の面を覆い、かつ該コーティングが該フェースマスクの第二の面を覆わない、請求項6記載のヘッド。
  8. 打球装置用のヘッドであって、
    該ヘッドの前面に位置する外面を有するフェースと;
    該フェースに接続され、かつ該フェースから後方に延びるボディと;
    該フェースの該外面に接続されたフェースマスクであって、
    ボールを打つように構成された該ヘッドの打球サーフェスの少なくとも一部分を形成するように構成された第一の面、
    該第一の面とは反対側にありかつ該フェースの該外面と対面する第二の面、および
    該フェースマスクを該第一の面から該第二の面まで完全に貫通する複数の細長いスロット
    を有するフェースマスクと
    を含み、
    該スロットが該フェースの該外面と組み合わさって該打球サーフェス上に複数のフェース溝を形成し、
    フェースマスク突起を有し、該フェース受け部を有し、該突起と該受け部とが相補的嵌合構造を有し、該フェースマスクが該フェースに接続されたとき該突起が該受け部の中に受けられ、
    該突起がフェースマスクの中心の近くに位置し、該フェースマスクが、該突起の両側から延びる二つの肉薄部分をさらに含み、該肉薄部分が該突起よりも小さい厚さを有する、ヘッド。
  9. 請求項1〜のいずれか一項記載のヘッドと、該ヘッドに接続されたシャフトとを含む、ゴルフクラブ。
  10. 打球装置用のヘッドのフェースに接続されるように構成された部材であって、
    第一の面、該第一の面とは反対側の第二の面、および該第一の面と該第二の面との間に延びる周縁を含み、該第二の面から突出する突出部分を有するプレート部材と;
    該プレート部材を該第一の面から該第二の面まで完全に貫通する複数の細長いスロットと
    を含み、
    該プレート部材が、該フェースに接続されるように構成されて、そのため該プレート部材の該第二の面が該フェースの外面と対面するように構成され、該プレート部材の該第一の面が、ボールを打つように構成された該ヘッド上の打球サーフェスの少なくとも一部分を形成するように構成されており、かつそのため該突出部分が、該プレート部材が該フェースに接続されたとき該フェースの該外面の凹みの中に受けられるように構成されている、部材。
  11. 突出部分がプレート部材の中心の近くに位置し、該部材が、該突出部分の両側から延びる二つの肉薄部分をさらに含み、該肉薄部分が該突出部分よりも小さい厚さを有する、請求項10記載の部材。
  12. プレート部材の材料よりも高い硬さを有する硬質材料のコーティングをさらに含み、該コーティングが該プレート部材の第一の面の少なくとも一部分を覆う、請求項10記載の部材。
  13. 打球装置用のヘッドのフェースに接続されるように構成された部材であって、
    第一の面、該第一の面とは反対側の第二の面、および該第一の面と該第二の面との間に延びる周縁を含むプレート部材と;
    該プレート部材を該第一の面から該第二の面まで完全に貫通する複数の細長いスロットと
    を含み、
    該プレート部材が、該フェースに接続されるように構成されて、そのため該プレート部材の該第二の面が該フェースの外面と対面するように構成され、該プレート部材の該第一の面が、ボールを打つように構成された該ヘッド上の打球サーフェスの少なくとも一部分を形成するように構成されており、
    該部材が該プレート部材の周縁の少なくとも一部分から後方に延びる周壁をさらに含み、該周縁が、プレート部材がフェースに接続されたとき該フェースの周囲の少なくとも一部分で縁凹みの中に受けられるように構成されており、
    該縁凹みが該フェースの周縁の大部分に延び、該周壁が該プレート部材の外周の大部分から延びる、部材。
JP2014534609A 2011-10-07 2012-09-27 スロット付きフェースマスクを備えるゴルフクラブヘッドまたは他の打球装置 Expired - Fee Related JP5937688B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/269,271 2011-10-07
US13/269,271 US8545343B2 (en) 2011-10-07 2011-10-07 Golf club head or other ball striking device with slotted face mask
PCT/US2012/057572 WO2013052349A1 (en) 2011-10-07 2012-09-27 Golf club head or other ball striking device with slotted face mask

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014528325A JP2014528325A (ja) 2014-10-27
JP5937688B2 true JP5937688B2 (ja) 2016-06-22

Family

ID=47076407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014534609A Expired - Fee Related JP5937688B2 (ja) 2011-10-07 2012-09-27 スロット付きフェースマスクを備えるゴルフクラブヘッドまたは他の打球装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8545343B2 (ja)
EP (1) EP2766101B1 (ja)
JP (1) JP5937688B2 (ja)
WO (1) WO2013052349A1 (ja)

Families Citing this family (184)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9987530B2 (en) 2011-09-30 2018-06-05 Karsten Manufacturing Corporation Grooves of golf club heads and methods to manufacture grooves of golf club heads
US11083938B2 (en) 2008-08-07 2021-08-10 Karsten Manufacturing Corporation Grooves of golf club heads and methods to manufacture grooves of golf club heads
US11420100B2 (en) 2008-08-07 2022-08-23 Karsten Manufacturing Corporation Grooves of golf club heads and methods to manufacture grooves of golf club heads
US10315079B2 (en) 2011-09-30 2019-06-11 Karsten Manufacturing Corporation Grooves of golf club heads and methods to manufacture grooves of golf club heads
US9452326B2 (en) * 2011-09-30 2016-09-27 Karsten Manufacturing Corporation Grooves of golf club heads and methods to manufacture grooves of golf club heads
USRE48977E1 (en) 2008-08-07 2022-03-22 Karsten Manufacturing Corporation Grooves of golf club heads and methods to manufacture grooves of golf club heads
US9849351B2 (en) 2011-09-30 2017-12-26 Karsten Manufacturing Corporation Grooves of golf club heads and methods to manufacture grooves of golf club heads
US11992736B2 (en) 2008-08-07 2024-05-28 Karsten Manufacturing Corporation Grooves of golf club heads and methods to manufacture grooves of golf club heads
CN103930177B (zh) 2011-09-30 2017-03-08 卡斯腾制造公司 高尔夫球杆头的沟槽以及制造高尔夫球杆头的沟槽的方法
US11161022B2 (en) 2011-09-30 2021-11-02 Karsten Manufacturing Corporation Golf club heads with a multi-material striking surface
US10391370B2 (en) * 2011-11-28 2019-08-27 Acushnet Company Co-forged golf club head and method of manufacture
US11918867B2 (en) 2011-11-28 2024-03-05 Acushnet Company Co-forged golf club head and method of manufacture
US8882609B2 (en) 2012-05-31 2014-11-11 Nike, Inc. Golf club head or other ball striking device with face having modulus variance
US9044653B2 (en) 2012-06-08 2015-06-02 Taylor Made Golf Company, Inc. Iron type golf club head
JP6009828B2 (ja) * 2012-06-13 2016-10-19 ブリヂストンスポーツ株式会社 ゴルフクラブヘッド
US9283449B1 (en) * 2013-09-23 2016-03-15 Callaway Golf Company Golf club head with composite face
US9492722B2 (en) 2013-11-12 2016-11-15 Taylor Made Golf Company, Inc. Golf club
US9937395B2 (en) 2013-11-12 2018-04-10 Taylor Made Golf Company, Inc. Golf club
US10729949B2 (en) 2014-02-20 2020-08-04 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US10814193B2 (en) 2014-02-20 2020-10-27 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
USD746926S1 (en) 2015-08-25 2016-01-05 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
US10512829B2 (en) 2014-02-20 2019-12-24 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US10933286B2 (en) 2014-02-20 2021-03-02 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US10596425B2 (en) 2014-02-20 2020-03-24 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US10232235B2 (en) 2014-02-20 2019-03-19 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US9468821B2 (en) 2014-08-25 2016-10-18 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US11691056B2 (en) 2014-02-20 2023-07-04 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US10821339B2 (en) 2014-02-20 2020-11-03 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US10940375B2 (en) 2014-07-07 2021-03-09 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US9764208B1 (en) 2016-05-31 2017-09-19 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
USD802068S1 (en) 2016-12-08 2017-11-07 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
US11117030B2 (en) 2014-02-20 2021-09-14 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
USD863478S1 (en) 2017-07-20 2019-10-15 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
US10864414B2 (en) 2014-02-20 2020-12-15 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US11731013B2 (en) 2014-02-20 2023-08-22 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US9814952B2 (en) 2014-05-13 2017-11-14 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US11344775B2 (en) 2014-02-20 2022-05-31 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US10029159B2 (en) 2014-02-20 2018-07-24 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US10729948B2 (en) 2014-02-20 2020-08-04 Parsond Xtreme Golf, Llc Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US20170368429A1 (en) 2014-02-20 2017-12-28 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US11358039B2 (en) 2014-02-20 2022-06-14 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US10596424B2 (en) 2014-02-20 2020-03-24 Parsons Extreme Golf, Llc Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US11291890B2 (en) 2017-11-03 2022-04-05 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US11167187B2 (en) 2014-02-20 2021-11-09 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
USD764610S1 (en) 2015-08-25 2016-08-23 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
US9675853B2 (en) 2014-05-13 2017-06-13 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US10632349B2 (en) 2017-11-03 2020-04-28 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US11458372B2 (en) 2014-02-20 2022-10-04 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US9610481B2 (en) 2014-02-20 2017-04-04 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US9533201B2 (en) 2014-08-25 2017-01-03 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US11141633B2 (en) 2014-02-20 2021-10-12 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US11541288B2 (en) 2014-02-20 2023-01-03 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US10478684B2 (en) 2014-02-20 2019-11-19 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US9199143B1 (en) 2014-08-25 2015-12-01 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US11794081B2 (en) 2014-02-20 2023-10-24 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US10874919B2 (en) 2017-11-03 2020-12-29 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
USD835737S1 (en) 2017-02-27 2018-12-11 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
US11235211B2 (en) 2014-02-20 2022-02-01 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US10874921B2 (en) 2014-02-20 2020-12-29 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US11058932B2 (en) 2014-02-20 2021-07-13 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US9649542B2 (en) 2014-05-13 2017-05-16 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US11097168B2 (en) 2014-02-20 2021-08-24 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US9796131B2 (en) 2014-08-25 2017-10-24 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
USD746927S1 (en) 2015-07-17 2016-01-05 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD786377S1 (en) 2015-10-21 2017-05-09 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
GB2544231B (en) 2014-08-26 2017-09-20 Karsten Mfg Corp Club heads with varying groove parameters and related methods
USD807976S1 (en) 2016-01-21 2018-01-16 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD767696S1 (en) 2016-01-21 2016-09-27 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD773575S1 (en) 2014-10-21 2016-12-06 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
US10413785B2 (en) * 2014-12-11 2019-09-17 Karsten Manufacturing Corporation Golf club head or other ball striking device with removable face and/or internal support structure
US20160332040A1 (en) * 2015-05-12 2016-11-17 Nike, Inc. Golf club head with selectively detachable face
US10661128B2 (en) 2015-10-06 2020-05-26 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Adjustable club head
US10780329B2 (en) 2015-10-06 2020-09-22 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Multi-component golf club wedge
JP6982572B2 (ja) * 2016-01-05 2021-12-17 モッド ゴルフ テクノロジーズ,リミティド ライアビリティ カンパニー 調節可能交換可能コンポーネントゴルフクラブヘッド
USD802070S1 (en) 2016-01-21 2017-11-07 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
US10130852B2 (en) * 2016-05-12 2018-11-20 Karsten Manufacturing Corporation Golf club head having a detached faceplate
USD800238S1 (en) 2016-05-31 2017-10-17 Sport Maska Inc. Hockey stick
USD800239S1 (en) 2016-05-31 2017-10-17 Sport Maska Inc. Hockey stick
USD776216S1 (en) 2016-06-30 2017-01-10 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD777858S1 (en) 2016-06-30 2017-01-31 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD816787S1 (en) 2016-10-31 2018-05-01 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD827065S1 (en) 2016-12-08 2018-08-28 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD802069S1 (en) 2017-01-10 2017-11-07 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD822134S1 (en) 2017-02-14 2018-07-03 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
US11426640B2 (en) 2017-11-03 2022-08-30 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US11745067B2 (en) 2017-03-29 2023-09-05 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US11369847B2 (en) 2019-03-07 2022-06-28 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US11192003B2 (en) 2017-11-03 2021-12-07 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US11400352B1 (en) 2018-02-12 2022-08-02 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
JP7138413B2 (ja) * 2017-04-14 2022-09-16 住友ゴム工業株式会社 ゴルフクラブヘッド
USD825891S1 (en) 2017-04-25 2018-08-21 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD852303S1 (en) 2017-07-10 2019-06-25 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD827745S1 (en) 2017-07-10 2018-09-04 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD865886S1 (en) 2017-07-10 2019-11-05 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD839372S1 (en) 2017-09-07 2019-01-29 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD850551S1 (en) 2017-07-10 2019-06-04 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD930100S1 (en) 2017-07-10 2021-09-07 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD856451S1 (en) 2017-09-25 2019-08-13 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
US10905921B1 (en) * 2017-10-27 2021-02-02 Callaway Golf Company Golf club face insert
US11642577B2 (en) 2017-11-03 2023-05-09 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US10905920B2 (en) 2018-12-04 2021-02-02 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US11707653B2 (en) 2017-11-03 2023-07-25 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US10166444B1 (en) * 2017-12-29 2019-01-01 Acushnet Company Golf club with removable face
US10137339B1 (en) * 2017-12-29 2018-11-27 Acushnet Company Golf club having removable face
US11839800B2 (en) 2018-02-12 2023-12-12 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US11944880B2 (en) 2018-02-12 2024-04-02 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
JP6854389B2 (ja) 2018-02-12 2021-04-07 パーソンズ エクストリーム ゴルフ, エルエルシーParsons Xtreme Golf, Llc ゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブヘッド製造方法
US11565158B1 (en) 2018-02-12 2023-01-31 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US11938385B1 (en) 2018-02-12 2024-03-26 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US11786786B2 (en) 2018-02-12 2023-10-17 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US11707655B2 (en) 2018-02-12 2023-07-25 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
USD852304S1 (en) 2018-04-23 2019-06-25 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD852305S1 (en) 2018-04-23 2019-06-25 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
US10828538B2 (en) 2018-05-04 2020-11-10 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
USD896903S1 (en) 2018-06-26 2020-09-22 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD893647S1 (en) 2018-07-25 2020-08-18 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD852302S1 (en) 2018-07-25 2019-06-25 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD915535S1 (en) 2018-07-25 2021-04-06 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD893648S1 (en) 2018-07-25 2020-08-18 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD894302S1 (en) 2018-07-25 2020-08-25 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD897462S1 (en) 2018-10-05 2020-09-29 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD894301S1 (en) 2018-11-30 2020-08-25 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
US11839799B2 (en) 2019-01-02 2023-12-12 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
US11806589B2 (en) 2019-03-11 2023-11-07 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club heads and methods to manufacture golf club heads
USD921786S1 (en) 2019-03-13 2021-06-08 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD921787S1 (en) 2019-03-13 2021-06-08 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD926900S1 (en) 2019-05-17 2021-08-03 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD927620S1 (en) 2019-06-14 2021-08-10 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD930773S1 (en) 2019-07-15 2021-09-14 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD930775S1 (en) 2019-07-15 2021-09-14 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD933148S1 (en) 2019-07-15 2021-10-12 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD930774S1 (en) 2019-07-15 2021-09-14 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
US11918864B2 (en) 2019-08-01 2024-03-05 Karsten Manufacturing Corporation Golf club heads with a multi-material striking surface
GB2600862B (en) 2019-08-01 2023-10-11 Karsten Mfg Corp Golf club heads with a multi-material striking surface
USD956902S1 (en) 2019-12-03 2022-07-05 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD938533S1 (en) 2019-12-03 2021-12-14 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD962373S1 (en) 2020-10-30 2022-08-30 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD926901S1 (en) 2019-12-13 2021-08-03 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD933150S1 (en) 2019-12-13 2021-10-12 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD933151S1 (en) 2019-12-13 2021-10-12 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD933149S1 (en) 2019-12-13 2021-10-12 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD930772S1 (en) 2019-12-16 2021-09-14 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD962371S1 (en) 2020-08-04 2022-08-30 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD921796S1 (en) 2020-08-04 2021-06-08 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD922506S1 (en) 2020-08-04 2021-06-15 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD916220S1 (en) 2020-08-04 2021-04-13 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD935542S1 (en) 2020-08-04 2021-11-09 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD923732S1 (en) 2020-08-11 2021-06-29 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD941946S1 (en) 2020-08-11 2022-01-25 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD914820S1 (en) 2020-08-11 2021-03-30 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD954877S1 (en) 2020-08-11 2022-06-14 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD956900S1 (en) 2020-09-28 2022-07-05 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD956899S1 (en) 2020-09-28 2022-07-05 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD956898S1 (en) 2020-09-28 2022-07-05 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD954879S1 (en) 2020-10-16 2022-06-14 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD954878S1 (en) 2020-10-16 2022-06-14 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD981516S1 (en) 2021-02-24 2023-03-21 Parsons Xtreme Golf, LLC Strike face for a golf club head
USD985083S1 (en) 2021-03-03 2023-05-02 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD998072S1 (en) 2021-03-03 2023-09-05 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD995675S1 (en) 2021-03-03 2023-08-15 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD994809S1 (en) 2021-03-03 2023-08-08 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD940261S1 (en) 2021-03-24 2022-01-04 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD940262S1 (en) 2021-03-24 2022-01-04 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD940801S1 (en) 2021-03-29 2022-01-11 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD941412S1 (en) 2021-03-29 2022-01-18 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD940802S1 (en) 2021-06-16 2022-01-11 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD938534S1 (en) 2021-06-24 2021-12-14 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD985085S1 (en) 2021-06-30 2023-05-02 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD962370S1 (en) 2021-09-03 2022-08-30 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD973814S1 (en) 2022-03-03 2022-12-27 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD962372S1 (en) 2022-03-03 2022-08-30 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD980360S1 (en) 2022-06-08 2023-03-07 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD982110S1 (en) 2022-06-08 2023-03-28 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD988449S1 (en) 2022-06-08 2023-06-06 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD985087S1 (en) 2022-07-15 2023-05-02 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD985084S1 (en) 2022-11-14 2023-05-02 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD1005425S1 (en) 2023-06-02 2023-11-21 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD1029159S1 (en) 2023-06-19 2024-05-28 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD1013811S1 (en) 2023-06-19 2024-02-06 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
KR102668068B1 (ko) * 2023-08-14 2024-05-21 박희창 조립 밀착성이 향상된 파크골프 클럽 헤드
USD1020947S1 (en) 2023-08-17 2024-04-02 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD1020948S1 (en) 2023-09-01 2024-04-02 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head
USD1023205S1 (en) 2023-10-20 2024-04-16 Parsons Extreme Golf, Llc Golf club head
USD1025258S1 (en) 2023-11-03 2024-04-30 Parsons Xtreme Golf, LLC Golf club head

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1336671A (en) * 1920-04-13 Gole-club
US1289553A (en) 1916-03-25 1918-12-31 Archibald H Sanders Golf-club.
US1253700A (en) * 1916-07-21 1918-01-15 John C Mclaughlin Universal golf-club.
US1567248A (en) * 1925-04-07 1925-12-29 Joseph A Dahlman Golf club
US3368812A (en) * 1964-06-29 1968-02-13 William K. Baldwin Sr. Wood-type golf club with detachable face plate
US3975023A (en) 1971-12-13 1976-08-17 Kyoto Ceramic Co., Ltd. Golf club head with ceramic face plate
US4768787A (en) 1987-06-15 1988-09-06 Shira Chester S Golf club including high friction striking face
US4884808A (en) * 1988-03-24 1989-12-05 Retzer Jerome E Golf club with head having exchangeable face plates
US5154425A (en) 1990-10-19 1992-10-13 Lanxide Technology Company, Lp Composite golf club head
US5509660A (en) 1993-08-17 1996-04-23 Elmer; John C. Golf clubs
US5620382A (en) 1996-03-18 1997-04-15 Hyun Sam Cho Diamond golf club head
US5681227A (en) * 1996-09-09 1997-10-28 Sayrizi; Donald Golf club head having air-accommodation passages
JP2001327636A (ja) * 2000-05-23 2001-11-27 Sumitomo Rubber Ind Ltd ゴルフクラブヘッド及びその製造方法
US6699140B1 (en) * 2002-06-18 2004-03-02 Donald J. C. Sun Golf putter head with honeycomb face plate structure
US20040009829A1 (en) * 2002-07-15 2004-01-15 Kapilow Alan W. Golf club head with interchangeable striking face-plates
WO2004009186A1 (en) 2002-07-24 2004-01-29 Burrows Golf, Inc. Temporary golf club shaft-component connection
US6743117B2 (en) * 2002-09-13 2004-06-01 Acushnet Company Golf club head with face inserts
US7594862B2 (en) 2003-08-13 2009-09-29 Acushnet Company Golf club head
US7413517B2 (en) * 2005-01-25 2008-08-19 Butler Jr Joseph H Reconfigurable golf club and method
JP4728738B2 (ja) 2005-02-25 2011-07-20 Sriスポーツ株式会社 ゴルフクラブヘッド
JP4545178B2 (ja) * 2006-06-28 2010-09-15 アクシュネット カンパニー ゴルフクラブヘッド
TWM317872U (en) 2007-02-12 2007-09-01 Jen-Kuen Liou Improved joint structure of golf club head body with heterogeneous metal
US7722475B2 (en) 2007-07-06 2010-05-25 Nike, Inc. Releasable and interchangeable connections for golf club heads and shafts
US7704156B2 (en) 2007-07-06 2010-04-27 Nike, Inc. Releasable and interchangeable connections for golf club heads and shafts
US7722474B2 (en) 2007-07-06 2010-05-25 Nike, Inc. Releasable and interchangeable connections for golf club heads and shafts
US20090062029A1 (en) 2007-08-28 2009-03-05 Nike, Inc. Releasable and Interchangeable Connections for Golf Club Heads and Shafts
US7794333B2 (en) * 2008-02-21 2010-09-14 Sri Sports Limited Strike face insert
US7691006B1 (en) * 2008-02-22 2010-04-06 William Burke Golf club head having interchangeable and weight displacement system
US8216081B2 (en) 2008-05-19 2012-07-10 Nike, Inc. Putter heads and putters including polymeric material as part of the ball striking face
US8075420B2 (en) * 2009-06-24 2011-12-13 Acushnet Company Hardened golf club head

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014528325A (ja) 2014-10-27
WO2013052349A1 (en) 2013-04-11
US8545343B2 (en) 2013-10-01
EP2766101B1 (en) 2019-09-18
US20130090181A1 (en) 2013-04-11
EP2766101A1 (en) 2014-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5937688B2 (ja) スロット付きフェースマスクを備えるゴルフクラブヘッドまたは他の打球装置
US11383139B2 (en) Golf club head or other ball striking device with weighted body member
US10245480B2 (en) Golf club head or other ball striking device having impact-influencing body features
JP6612276B2 (ja) アイアンタイプゴルフクラブヘッドまたはその他の打球装置
JP5638074B2 (ja) フェースインサート材料を有するゴルフクラブヘッドまたは他の打球装置
US8747253B2 (en) Golf club head or other ball striking device having adjustable weighting features
EP2461875B1 (en) Golf club head or other ball striking device having one or more face channels
JP2012523912A (ja) 複数のフェースインサートを有するゴルフクラブヘッドまたは他の打球装置
US20130090182A1 (en) Golf club head or other ball striking device with adjustable weighting

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150324

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150730

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151030

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160404

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160502

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160512

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5937688

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees