JP5937122B2 - パイプ保持装置 - Google Patents

パイプ保持装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5937122B2
JP5937122B2 JP2014037272A JP2014037272A JP5937122B2 JP 5937122 B2 JP5937122 B2 JP 5937122B2 JP 2014037272 A JP2014037272 A JP 2014037272A JP 2014037272 A JP2014037272 A JP 2014037272A JP 5937122 B2 JP5937122 B2 JP 5937122B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
diameter pipe
holding device
small
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014037272A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015161368A (ja
Inventor
尚樹 佐藤
尚樹 佐藤
Original Assignee
星野楽器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 星野楽器株式会社 filed Critical 星野楽器株式会社
Priority to JP2014037272A priority Critical patent/JP5937122B2/ja
Priority to US14/287,229 priority patent/US9631656B2/en
Priority to CN201410374628.8A priority patent/CN104882130B/zh
Publication of JP2015161368A publication Critical patent/JP2015161368A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5937122B2 publication Critical patent/JP5937122B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B7/00Connections of rods or tubes, e.g. of non-circular section, mutually, including resilient connections
    • F16B7/10Telescoping systems
    • F16B7/14Telescoping systems locking in intermediate non-discrete positions
    • F16B7/1418Telescoping systems locking in intermediate non-discrete positions with a clamping collar or two split clamping rings tightened by a screw or a cammed latch member
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T403/00Joints and connections
    • Y10T403/32Articulated members
    • Y10T403/32254Lockable at fixed position
    • Y10T403/32426Plural distinct positions

Description

本発明は、径の異なるパイプ同士を固定又は摺動可能に保持するパイプ保持装置に関する。
例えば、特許文献1〜3には、この種のパイプ保持装置が開示されている。特許文献1に開示のパイプ保持装置は、上段パイプを、バスドラムから上方へ延びる下段パイプに保持する。パイプ保持装置は、金属製のクランプと、クランプの孔に挿通されるボルトと、ボルトに螺着されるT型ナットとを備えている。この構成によれば、T型ナットを回してクランプが上段パイプを保持することで、上段パイプが下段パイプに固定される。一方、T型ナットを緩めるとクランプによる上段パイプの保持が解除されるため、下段パイプに対して上段パイプが摺動可能となる。
特許文献2に開示のパイプ保持装置は、保治具と、保治具内に収容される樹脂製のブッシュと、保治具及びブッシュの両孔に挿通されるボルトと、ボルトに螺着されるT型ナットとを備えている。この構成によれば、T型ナットを回すと座金がブッシュの端部を押圧し、更にブッシュが小径パイプを締め付けるため、大径パイプに小径パイプが固定される。一方、T型ナットを緩めると座金によるブッシュの押圧が解除されるため、大径パイプに対して小径パイプが摺動可能となる。
特許文献3に開示のパイプ保持装置は、クランプと、クランプの内側に配置される樹脂製のブッシュと、クランプの孔に挿通されるボルトと、ボルトに螺着されるT型ナットとを備えている。この構成によれば、T型ナットを回すとクランプがブッシュを外側から締め付け、更にブッシュが小径パイプを締め付けるため、大径パイプに小径パイプが固定される。一方、T型ナットを緩めるとクランプによるブッシュの締付が解除されるため、大径パイプに対して小径パイプが摺動可能となる。
特開2007−79437号公報 特開2001−159407号公報 独国特許出願公開第10257515号明細書
上述したように、特許文献1に開示のパイプ保持装置は、金属製のクランプにより上段パイプを直接保持するように構成されている。このため、剛性を有する金属製のクランプによって、下段パイプに上段パイプを固定する固定力は十分に確保できる。しかしながら、金属製のクランプが上段パイプに直接接触するため、上段パイプの外周面に傷を付けたり、上段パイプを摺動する際に耳障りな金属音が生じたりする。一方、特許文献2,3に開示のパイプ保持装置は、樹脂製のブッシュにより小径パイプを直接保持するように構成されている。この場合、樹脂が自己潤滑性を有しているため、大径パイプに対して小径パイプを滑らかに摺動させることはできる。しかしながら、樹脂製のブッシュの剛性は金属製のクランプの剛性よりも小さいため、下段パイプに上段パイプを固定する固定力は十分に確保できない。
本発明の目的は、大径パイプに小径パイプを固定する固定力を十分に確保できると共に、大径パイプに対して小径パイプを摺動する際の操作性が向上するパイプ保持装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、径の異なるパイプ同士を固定又は摺動可能に保持するパイプ保持装置であって、大径パイプに小径パイプを保持する金属部材と、金属部材に設けられ、金属部材と共に小径パイプを保持する樹脂部材とを備え、金属部材は、小径パイプの外周面と接する金属面を有し、樹脂部材は、小径パイプの外周面と接する樹脂面を有し、樹脂面及び金属面は、大径パイプの軸線方向に隣接し、金属部材は、大径パイプに固定される固定クランプと、固定クランプに対し回動可能に連結される可動クランプとを備え、樹脂部材は、固定クランプの内側に嵌合され、可動クランプを固定クランプに固定した状態で、可動クランプ及び固定クランプのうち少なくとも一方の金属面により小径パイプが直接保持され、可動クランプ及び固定クランプによる小径パイプの保持を解除した状態で、樹脂部材の樹脂面のみにより小径パイプが保持されることを要旨とする。
この構成によれば、樹脂部材の樹脂面と金属部材の金属面とが大径パイプの軸線方向に隣接しているため、大径パイプに小径パイプを固定する場合、金属部材及び樹脂部材の両方により小径パイプの外周面を保持することができる。この場合、剛性を有する金属面により小径パイプが直接保持されるため、大径パイプに小径パイプを固定する固定力を十分に確保することができる。一方、大径パイプに対する小径パイプの固定を解除した場合、金属部材による小径パイプの保持を解除することで、樹脂部材の樹脂面のみにより小径パイプを保持することができる。この場合、自己潤滑性を有する樹脂面に沿って小径パイプを滑らかに摺動させることができる。よって、大径パイプに対して小径パイプを摺動する際の操作性が向上する。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、樹脂部材は、樹脂面と大径パイプ先端との間に金属面を介在させる位置に設けられていることを要旨とする。
この構成によれば、樹脂面と大径パイプ先端との間に金属面を介在させるように樹脂部材を設けることで、金属面と大径パイプ先端との間に樹脂面を介在させるように樹脂部材を設ける場合と比較して、大径パイプに固定された小径パイプの姿勢がより安定化する。また、大径パイプに対する小径パイプのふらつきも抑制されるため、大径パイプに対して小径パイプを摺動する際の操作性がより一層向上する。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、樹脂部材は、金属面の両側に樹脂面をそれぞれ隣接させるように設けられていることを要旨とする。
この構成によれば、第1樹脂面と大径パイプ先端との間に金属面を介在させると共に、金属面と大径パイプ先端との間に第2樹脂面を介在させることで、金属面の両側に第1及び第2樹脂面をそれぞれ隣接させることができる。これにより、大径パイプに固定された小径パイプの姿勢がより一層安定化する。また、大径パイプに対する小径パイプのふらつきも更に抑制されるため、大径パイプに対して小径パイプを摺動する際の操作性が更に向上する。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の発明において、金属部材及び樹脂部材は、小径パイプを保持する保持孔をそれぞれ有し、金属部材の保持孔の内周面は、樹脂部材の保持孔の内周面と面一に配置されることを要旨とする。
この構成によれば、金属部材の保持孔の内周面が樹脂部材の保持孔の内周面と面一に配置されることで、金属部材及び樹脂部材による小径パイプの保持力を向上させることができる。よって、大径パイプに小径パイプを固定する固定力を更に高めることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の発明において、樹脂部材は、小径パイプの外周面と嵌合可能なリング状に形成され、金属部材は、樹脂部材の外周面と嵌合可能なリング部を有していることを要旨とする。
この構成によれば、金属部材のリング部に樹脂部材を嵌合することで、大径パイプに対する小径パイプの固定を解除した場合、リング部によって樹脂部材の内径を一定に維持することができる。この場合、小径パイプの外周面に対する樹脂部材の接触圧が一定に維持されるため、樹脂面に沿って小径パイプを滑らかに摺動させることができる。よって、大径パイプに対して小径パイプを摺動する際の操作性が更に向上する。
請求項6に記載の発明は、請求項5記載の発明において、パイプ保持装置は、更に、締結部材を備え、締結部材により可動クランプを固定クランプに固定することで、両クランプにより小径パイプを挟持することを要旨とする。
この構成によれば、締結部材により可動クランプを固定クランプに固定して両クランプにより小径パイプを挟持するため、締結部材の締結力が小径パイプの外周面全体に作用する。これにより、金属部材及び樹脂部材による小径パイプの保持力が更に向上し、大径パイプに小径パイプを固定する固定力を更に高めることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項6記載の発明において、樹脂部材は、リング部の内側に配置される筒状体と、筒状体の外周面から筒状体の軸線と直交する方向に突出する突出部とを有し、金属部材は、突出部と係合する溝を有していることを要旨とする。
この構成によれば、金属部材の溝に樹脂部材の突出部を係合させることで、樹脂部材を金属部材から抜け難くすることができる。
請求項8に記載の発明は、請求項7記載の発明において、樹脂部材は、更に、筒状体の外周面において突出部と反対側にフランジを有し、フランジは、リング部の端面に当接されることを要旨とする。
この構成によれば、金属部材の係合溝に突出部を係合させると共にリング部の端面にフランジを当接させることで、樹脂部材を金属部材からより一層抜け難くすることができる。
請求項9に記載の発明は、請求項8記載の発明において、可動クランプを固定クランプに固定した状態で、フランジは、リング部の端面と可動クランプの端面との間に介装されていることを要旨とする。
この構成によれば、可動クランプを固定クランプに締め付けた状態でフランジをリング部の端面と可動クランプの端面との間に介装させることで、樹脂部材を金属部材内で確実に保持することができる。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9のうちいずれか一項に記載の発明において、樹脂部材は、大径パイプの内周面と小径パイプの外周面との間に介装される筒状の案内部を有していることを要旨とする。
この構成によれば、樹脂部材が大径パイプの内周面と小径パイプの外周面との間に介装される筒状の案内部を有しているため、大径パイプに固定された小径パイプの姿勢が更に安定化する。また、大径パイプに対する小径パイプのふらつきも抑制されるため、大径パイプに対して小径パイプを摺動する際の操作性が更に向上する。
尚、樹脂部材の具体例として、請求項11に記載されるように、樹脂部材が上下一対の樹脂部材のうちの少なくとも一方からなるといった構成を採用することができる。また、請求項12に記載されるように、単一の樹脂部材からなるといった構成を採用することもできる。また、請求項13に記載されるように、樹脂部材に案内部材が一体形成されるといった構成を採用することもできる。
本発明によれば、大径パイプに小径パイプを固定する固定力を十分に確保できると共に、大径パイプに対して小径パイプを摺動する際の操作性が向上する。
本発明のパイプ保持装置の斜視図。 パイプ保持装置の分解斜視図。 可動クランプが閉じた状態でのパイプ保持装置の縦断面図。 パイプ保持装置の側面図。 図4の5−5線に沿った断面図。 図4の6−6線に沿った断面図。 図4の7−7線に沿った断面図。 図4の8−8線に沿った断面図。 可動クランプが開いた状態でのパイプ保持装置の縦断面図。 別例のパイプ保持装置を示す断面図。 別例のパイプ保持装置を示す断面図。 別例のパイプ保持装置を示す部分斜視図。 別例の樹脂部材を示す斜視図。
以下、本発明に係るパイプ保持装置10を具体化した一実施形態について図1〜図9を参照して説明する。
図1に示すように、パイプ保持装置10は、高さ調整機能を備えた楽器用スタンドの支柱1に取り付けられている。支柱1は、外径の異なる2本のパイプからなる。小径パイプとしての上パイプ2は、大径パイプとしての下パイプ3の内側に挿入されている。パイプ保持装置10は、下パイプ3の上端に固定されている。上パイプ2は、パイプ保持装置10を介し下パイプ3に対して固定又は摺動可能に保持されている。
図2に示すように、パイプ保持装置10は、金属部材としての固定クランプ12及び可動クランプ13と、ボルト16及びナット17からなる締結部材と、樹脂部材としての上リング14及び下リング15とを備えている。パイプ保持装置10は、ボルト16及びナット17を用いて、固定クランプ12、可動クランプ13、上リング14、及び下リング15を組み付けることにより構成されている。尚、上リング14は第1樹脂部材であり、下リング15は第2樹脂部材である。
図2及び図3に示すように、固定クランプ12は、下リング15の外周面が嵌合される円筒状の基部20と、上リング14の外周面が嵌合されるリング部21と、基部20とリング部21との間に設けられる保持部23とを備えている。可動クランプ13と共に小径パイプ2を保持する。基部20は、リング部21と同軸上に配置されている。
基部20は、下リング15の外周面が嵌合される下嵌合孔20aと、大径パイプ3の先端が固定される固定孔20bとを有している。固定孔20bにおいて、大径パイプ3と小径パイプ2との間には、案内部材18が介装されている。案内部材18は、筒部18aと、筒部18aの上端に拡径部18bとを有している。拡径部18bは、大径パイプ3の開口端に係止されている。
下嵌合孔20aは、固定孔20bと同軸上に配置されると共に固定孔20bと連通している。また、下嵌合孔20aの径は、固定孔20bの径よりも小さい。このため、下嵌合孔20aと固定孔20bとの境界部には、段差20cが形成されている。基部20と保持部23との間には、溝24が設けられている。溝24は、可動クランプ13と反対側に設けられている。溝24は、下嵌合孔20aの内周面に沿って延びている。
図4〜図6に示すように、保持部23は、固定クランプ12の軸線C1に対して可動クランプ13と略対称な形状を有している。保持部23の一方の側部には、連結ピン25を介して、可動クランプ13の基端が回動可能に連結されている。保持部23の他方の側部には、ボルト16が挿通される挿通孔23aが形成されている。また、可動クランプ13の先端にも、ボルト16が挿通される挿通孔13aが形成されている。両挿通孔23a,13aに挿通されたボルト16にナット17を締め付けることで、可動クランプ13の先端が保持部23に固定される。こうして、固定クランプ12及び可動クランプ13が小径パイプ2を挟持するため、小径パイプ2は、大径パイプ3に対して動かないように保持される。つまり、小径パイプ2は、パイプ保持装置10を介して大径パイプ3に固定される。
保持部23は、小径パイプ2の外周面と接する金属面としての内周面23dを有している。可動クランプ13も、小径パイプ2の外周面と接する金属面としての内周面13dを有している。両内周面23d,13dは、固定クランプ12の軸線C1を中心とする円弧面である。両内周面23d,13dは、小径パイプ2を保持するための保持孔23bを形成する。保持孔23bは、固定クランプ12の軸線C1に沿って延びている。
図2及び図3に示すように、リング部21は、上リング14の外周面が嵌合される上嵌合孔21aと、連結ピン25が挿入される挿入孔21bとを有している。リング部21と保持部23との間には、溝27が設けられている。溝27は、可動クランプ13と反対側に設けられている。溝27は、上嵌合孔21aの内周面に沿って延びている。
上リング14は、上嵌合孔21aに嵌合される筒状体14aを備えている。筒状体14aの基端には、突出部14b及びフランジ14cが形成されている。突出部14b及びフランジ14cは、筒状体14aの外周面から外側にそれぞれ突出している。フランジ14cは、筒状体14aの中心に対して突出部14bと反対側に設けられている。上リング14は、筒状体14aの先端を上向きにしてリング部21の上嵌合孔21aに装着されている。この状態で、突出部14bは、固定クランプ12の溝27に係合され、フランジ14cは、リング部21の下端面と可動クランプ13の上端面との間に介装されている。
下リング15は、下嵌合孔20aに嵌合される筒状体15aを備えている。筒状体15aの基端には、突出部15b及びフランジ15cが形成されている。突出部15b及びフランジ15cは、筒状体15aの外周面から外側にそれぞれ突出している。フランジ15cは、筒状体15aの中心に対して突出部15bと反対側に設けられている。下リング15は、筒状体15aの先端を下向きにして基部20の下嵌合孔20aに装着されている。この状態で、突出部15bは、固定クランプ12の溝24に係合され、フランジ15cは、可動クランプ13の下端面と基部20の上端面との間に介装されている。下リング15は、上リング14と略対称な形状を有している。
上リング14、下リング15、及び案内部材18は、同種の樹脂材料により形成されている。樹脂材料として、高強度で耐磨耗性を有し、成形性及び自己潤滑性に優れる材料が用いられ、具体的には、ナイロンやポリアセタール等が挙げられる。筒状体14aの厚さは、筒状体15aの厚さよりも大きく設定されている。また、筒部18aの厚さは、筒状体15aの厚さよりも大きくかつ筒状体14aの厚さよりも小さく設定されている。
図4、図7、図8に示すように、上リング14は、筒状体14aの内側に、小径パイプ2を保持する保持孔14eを有している。筒状体14aの内周面14dは、小径パイプ2の外周面と接する第1樹脂面である。下リング15も、筒状体15aの内側に、小径パイプ2を保持する保持孔15eを有している。筒状体15aの内周面15dは、小径パイプ2の外周面と接する第2樹脂面である。
次に、上記のパイプ保持装置10の作用について説明する。
まず、パイプ保持装置10により小径パイプ2を大径パイプ3に固定した状態について説明する。
図3に示すように、上リング14は、筒状体14aの内周面14dと大径パイプ3の先端との間に両クランプ12,13の両内周面23d,13dを介在させるように配置されている。下リング15は、両クランプ12,13の両内周面23d,13dと大径パイプ3の先端との間に筒状体15aの内周面15dを介在させるように配置されている。案内部材18は、筒部18aの内周面18dと両クランプ12,13の両内周面23d,13dとの間に筒状体15aの内周面15dを介在させるように配置されている。
筒状体14aの内径は、両内周面23d,13dからなる保持孔23bの径、筒状体15aの内径、及び筒部18aの内径と同じに設定されている。また、筒状体14aは、保持孔23b、筒状体15a、及び筒部18aと同軸上に配置されている。このため、筒状体14aの内周面14d、両クランプ12,13の両内周面23d,13d、筒状体15aの内周面15d、及び筒部18aの内周面18dは、内周面14d、両内周面23d,13d、内周面15d、及び内周面18dの順で、大径パイプ3の軸線方向に隣接している。また、筒状体14aの内周面14d、両クランプ12,13の両内周面23d,13d、筒状体15aの内周面15d、及び筒部18aの内周面18dは、同一面上に配置されている。
この状態では、固定クランプ12及び可動クランプ13と上リング14及び下リング15との両方により、小径パイプ2の外周面が保持されている。ここで、筒状体14aの内周面14d及び筒状体15aの内周面15dは樹脂面であり、両クランプ12,13の両内周面23d,13dは金属面である。金属は、樹脂よりも硬く、高い剛性を有している。この場合、高い剛性を有する両クランプ12,13の両内周面23d,13dによって、小径パイプ2が直接保持されている。このため、パイプ保持装置10によって、大径パイプ3に小径パイプ2を固定する固定力が十分に確保されている。また、筒状体14aの内周面14d、両クランプ12,13の両内周面23d,13d、及び筒状体15aの内周面15dが同一面上に配置されているため、パイプ保持装置10により保持される小径パイプ2の外周面には、ほぼ均一な保持力が付与されている。
次に、パイプ保持装置10による小径パイプ2の固定を解除した状態について説明する。
図9に示すように、固定クランプ12及び可動クランプ13による小径パイプ2の保持を解除することで、両筒状体14a,15aの内周面14d,15dと筒部18aの内周面18dとにより、小径パイプ2が保持されている。ここで、樹脂は、金属よりも軟らかく、自己潤滑性を有している。この場合、自己潤滑性を有する両筒状体14a,15aの内周面14d,15d及び筒部18aの内周面18dの各表面を滑らせながら、小径パイプ2を摺動させることができる。
この場合、突出部14bが固定クランプ12の溝27に係合されると共に、フランジ14cがリング部21の下端面に当接されている。また、突出部15bが固定クランプ12の溝24に係合されると共に、フランジ15cが基部20の上端面に当接されている。このため、大径パイプ3に対して小径パイプ2を上下に摺動させても、上リング14は、突出部14b及びフランジ14cによって、リング部21から抜けないように保持されている。また、下リング15も、突出部15b及びフランジ15cによって、基部20から抜けないように保持されている。
従って、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)パイプ保持装置10は、固定クランプ12及び可動クランプ13と、上リング14及び下リング15とを備えている。固定クランプ12及び可動クランプ13は、小径パイプ2の外周面と接する金属面としての内周面23d,13dをそれぞれ有している。また、筒状体14a,15aの内周面14d,15dは、小径パイプ2の外周面と接する第1樹脂面、第2樹脂面にそれぞれ対応している。筒状体14aの内周面14d、両クランプ12,13の内周面23d,13d、筒状体15aの内周面15dは、大径パイプ3の軸線方向に隣接している。
この構成によれば、大径パイプ3に小径パイプ2を固定する場合、両クランプ12,13と両リング14,15とにより、小径パイプ2の外周面を保持することができる。この場合、剛性を有する金属面により小径パイプ2が直接保持されるため、大径パイプ3に小径パイプ2を固定する固定力を十分に確保することができる。一方、大径パイプ3に対する小径パイプ2の固定を解除した場合、両クランプ12,13による小径パイプ2の保持が解除されるため、両リング14,15の樹脂面のみにより小径パイプ2を保持することができる。この場合、自己潤滑性を有する樹脂面に沿って小径パイプ2を滑らかに摺動させることができる。よって、大径パイプ3に対して小径パイプ2を摺動する際の操作性が向上する。また、金属製の両クランプ12,13が小径パイプ2に直接接触しないため、小径パイプ2の外周面に傷を付けたり、小径パイプ2を摺動する際に耳障りな金属音が生じたりすることもない。
(2)上リング14は、筒状体14aの内周面14dと大径パイプ3の先端との間に両クランプ12,13の両内周面23d,13dを介在させるように配置されている。また、下リング15は、両クランプ12,13の両内周面23d,13dと大径パイプ3の先端との間に筒状体15aの内周面15dを介在させるように配置されている。この構成によれば、金属面である両クランプ12,13の内周面23d,13dの両側に、樹脂面である両リング14,15の内周面14d,15dをそれぞれ隣接させることができる。これにより、大径パイプ3に固定された小径パイプ2の姿勢がより安定化する。また、大径パイプ3に対する小径パイプ2のふらつきも抑制されるため、大径パイプ3に対して小径パイプ2を摺動する際の操作性がより一層向上する。
(3)筒状体14aの内周面14d、両クランプ12,13の両内周面23d,13d、筒状体15aの内周面15d、及び筒部18aの内周面18dは、同一面上に配置されている。この構成によれば、両クランプ12,13と両リング14,15とによる小径パイプ2の保持力を向上させることができる。よって、大径パイプ3に小径パイプ2を固定する固定力を更に高めることができる。
(4)固定クランプ12は、下リング15の外周面が嵌合される円筒状の基部20と、上リング14の外周面が嵌合されるリング部21とを備えている。この構成によれば、基部20及びリング部21のそれぞれに下リング15及び上リング14を嵌合させることで、大径パイプ3に対する小径パイプ2の固定を解除した場合、両リング14,15の内径を一定に維持することができる。この場合、小径パイプ2の外周面に対する両リング14,15の接触圧が一定に維持されるため、両リング14,15の内周面14d,15dに沿って小径パイプ2を滑らかに摺動させることができる。よって、大径パイプ3に対して小径パイプ2を摺動する際の操作性が更に向上する。
(5)両挿通孔23a,13aに挿通されたボルト16にナット17を締め付けて可動クランプ13の先端が保持部23に固定されることで、固定クランプ12及び可動クランプ13が小径パイプ2を挟持する。この構成によれば、締結部材の締結力が小径パイプ2の外周面全体に作用する。これにより、両クランプ12,13と両リング14,15とによる小径パイプ2の保持力が更に向上し、大径パイプ3に小径パイプ2を固定する固定力を更に高めることができる。
(6)上リング14は、上嵌合孔21aに嵌合される筒状体14aを備えている。筒状体14aの基端には、突出部14bが形成されている。突出部14bは、固定クランプ12の溝27に係合されている。この構成によれば、上リング14を固定クランプ12から抜け難くすることができる。同様に、固定クランプ12の溝24に突出部15bを係合させることで、下リング15を固定クランプ12から抜け難くすることもできる。
(7)固定クランプ12及び可動クランプ13による小径パイプ2の保持を解除した状態で、突出部14bが固定クランプ12の溝27に係合されると共に、フランジ14cがリング部21の下端面に当接されている。また、突出部15bが固定クランプ12の溝24に係合されると共に、フランジ15cが基部20の上端面に当接されている。この構成によれば、上リング14及び下リング15のそれぞれを固定クランプ12からより一層抜け難くすることができる。
(8)筒状体14a,15aの基端には、フランジ14c,15cがそれぞれ形成されている。パイプ保持装置10により小径パイプ2を大径パイプ3に固定した状態で、フランジ14cは、リング部21の下端面と可動クランプ13の上端面との間に介装されている。また、フランジ15cは、可動クランプ13の下端面と基部20の上端面との間に介装されている。この構成によれば、両リング14,15を両クランプ12,13内で確実に保持することができる。
(9)大径パイプ3と小径パイプ2との間には、案内部材18が介装されている。この構成によれば、大径パイプ3に固定された小径パイプ2の姿勢が更に安定化する。また、大径パイプ3に対する小径パイプ2のふらつきも抑制されるため、大径パイプ3に対して小径パイプ2を摺動する際の操作性が更に向上する。
なお、本実施形態は、以下のように変更してもよい。
・本実施形態において、図10に示すように、パイプ保持装置10から下リング15を省略してもよい。この構成であっても、両クランプ12,13の金属面と大径パイプ3の先端との間に樹脂部材としてのリングを設ける場合と比較して、大径パイプ3に固定された小径パイプ2の姿勢がより安定化する。
・本実施形態において、図11に示すように、大径パイプ3に固定された筒状の金属部材30にネジ孔30aを形成し、ネジ孔30aに螺着されたボルト31を締め付けるようにしてもよい。この場合、ボルト31の先端によって、小径パイプ2が金属部材30の内壁面30bに押圧され、固定される。
・本実施形態において、樹脂部材として上リング14及び下リング15を用いたが、上リング、下リング及案内部材を一体形成して構成された樹脂部材40を用いてもよい。例えば、図12及び図13に示すように、樹脂部材40は、固定クランプ12のリング部21に嵌合される上リング部41と、固定クランプ12の基部20に嵌合される下リング部42とを有している。樹脂部材40は、軸線を有する筒状体として形成されている。上リング部41は、可動クランプ13が配置される位置に開口41aを有している。上リング部41は、下リング部42の外周面よりも樹脂部材40の軸線と直交する方向に突出する突出部41bを有している。固定クランプ12のリング部21には、突出部41bと係合する係合溝としての凹部21cが形成されている。
下リング部42は、フランジ部42aと、筒状の案内部42bとを有している。フランジ部42aは、樹脂部材40の軸線に対して、上リング部41の突出部41bと反対側に配置されている。フランジ部42aは、可動クランプ13の下端面と基部20の上端面との間に介装される。案内部42bは、大径パイプ3の内周面と小径パイプ2の外周面との間に介装される。樹脂部材40は、金属面である可動クランプ13の内周面13dの両側に樹脂面40dをそれぞれ隣接させるように配置されている。
この構成によれば、ナット17を締め付けることで、可動クランプ13と樹脂部材40とが小径パイプ2を挟持するため、小径パイプ2は大径パイプ3に対して動かないように保持される。また、このパイプ保持装置50によれば、樹脂部材40が、大径パイプ3の内周面と小径パイプ2の外周面との間に介装される筒状の案内部42bを有している。このため、大径パイプ3に固定された小径パイプ2の姿勢が更に安定化する。また、大径パイプ3に対する小径パイプ2のふらつきも抑制されるため、大径パイプ3に対して小径パイプ2を摺動する際の操作性が更に向上する。
・本実施形態において、上リング14及び下リング15からそれぞれフランジ14c,15cを省略してもよい。
・本実施形態において、大径パイプ3と小径パイプ2との間に介装された案内部材18を省略してもよい。
・本実施形態において、上リング14及び下リング15として、基材の表面をフッ素樹脂でコーティングしたものを用いてもよい。
・本実施形態において、楽器用スタンド以外にも、高さ調整機能を備えたマイクスタンドや長さ調整機能を備えた水平バーに、パイプ保持装置10を適用してもよい。
C1…軸線、2…小径パイプ、3…大径パイプ、10…パイプ保持装置、12…固定クランプ(金属部材)、13…可動クランプ(金属クランプ)、13d…内周面(金属面)、14…上リング(樹脂部材)、14a…筒状体、14b…突出部、14c…フランジ、14d…内周面(第1樹脂面)、14e…保持孔、15…下リング(樹脂部材)、15a…筒状体、15b…突出部、15c…フランジ、15d…内周面(第2樹脂面)、15e…保持孔、16…ボルト(締結部材)、17…ナット(締結部材)、18…案内部材、21…リング部、21a…保持孔、23d…内周面(金属面)、24…溝、27…溝、30…金属部材、40…樹脂部材、42b…案内部。

Claims (13)

  1. 径の異なるパイプ同士を固定又は摺動可能に保持するパイプ保持装置であって、
    大径パイプに小径パイプを保持する金属部材と、
    前記金属部材に設けられ、前記金属部材と共に前記小径パイプを保持する樹脂部材とを備え、
    前記金属部材は、前記小径パイプの外周面と接する金属面を有し、
    前記樹脂部材は、前記小径パイプの外周面と接する樹脂面を有し、
    前記樹脂面及び前記金属面は、前記大径パイプの軸線方向に隣接し
    前記金属部材は、前記大径パイプに固定される固定クランプと、前記固定クランプに対し回動可能に連結される可動クランプとを備え、
    前記樹脂部材は、前記固定クランプの内側に嵌合され、
    前記可動クランプを前記固定クランプに固定した状態で、前記可動クランプ及び前記固定クランプのうち少なくとも一方の金属面により前記小径パイプが直接保持され、
    前記可動クランプ及び前記固定クランプによる前記小径パイプの保持を解除した状態で、前記樹脂部材の樹脂面のみにより前記小径パイプが保持されることを特徴とするパイプ保持装置。
  2. 請求項1記載のパイプ保持装置において、
    前記樹脂部材は、前記樹脂面と前記大径パイプ先端との間に前記金属面を介在させる位置に設けられていることを特徴とするパイプ保持装置。
  3. 請求項1又は2記載のパイプ保持装置において、
    前記樹脂部材は、前記金属面の両側に前記樹脂面をそれぞれ隣接させるように設けられていることを特徴とするパイプ保持装置。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか一項に記載のパイプ保持装置において、
    前記金属部材及び前記樹脂部材は、前記小径パイプを保持する保持孔をそれぞれ有し、
    前記金属部材の保持孔の内周面は、前記樹脂部材の保持孔の内周面と面一に配置されることを特徴とするパイプ保持装置。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか一項に記載のパイプ保持装置において、
    前記樹脂部材は、前記小径パイプの外周面と嵌合可能なリング状に形成され、前記金属部材は、前記樹脂部材の外周面と嵌合可能なリング部を有していることを特徴とするパイプ保持装置。
  6. 請求項5記載のパイプ保持装置において、
    前記パイプ保持装置は、更に、締結部材を備え、
    前記締結部材により前記可動クランプを前記固定クランプに固定することで、両クランプにより前記小径パイプを挟持することを特徴とするパイプ保持装置。
  7. 請求項6記載のパイプ保持装置において、
    前記樹脂部材は、筒状体と、前記筒状体の外周面から前記筒状体の軸線と直交する方向に突出する突出部とを有し、
    前記金属部材は、前記突出部と係合する溝を有していることを特徴とするパイプ保持装置。
  8. 請求項7記載のパイプ保持装置において、
    前記樹脂部材は、更に、前記筒状体の外周面において前記突出部と反対側にフランジを有し、前記フランジは、前記リング部の端面に当接されることを特徴とするパイプ保持装置。
  9. 請求項8記載のパイプ保持装置において、
    前記可動クランプを前記固定クランプに固定した状態で、前記フランジは、前記リング部の端面と前記可動クランプの端面との間に介装されていることを特徴とするパイプ保持装置。
  10. 請求項1〜9のうちいずれか一項に記載のパイプ保持装置において、
    前記大径パイプの内周面と前記小径パイプの外周面との間に介装される筒状の案内部材を有していることを特徴とするパイプ保持装置。
  11. 請求項1〜10のうちいずれか一項に記載のパイプ保持装置において、
    前記樹脂部材は、上下一対の樹脂部材のうちの少なくとも一方からなることを特徴とするパイプ保持装置。
  12. 請求項1〜10のうちいずれか一項に記載のパイプ保持装置において、
    前記樹脂部材は、単一の樹脂部材からなることを特徴とするパイプ保持装置。
  13. 請求項12記載のパイプ保持装置において、
    案内部材は、前記樹脂部材に一体形成されていることを特徴とするパイプ保持装置。
JP2014037272A 2014-02-27 2014-02-27 パイプ保持装置 Active JP5937122B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014037272A JP5937122B2 (ja) 2014-02-27 2014-02-27 パイプ保持装置
US14/287,229 US9631656B2 (en) 2014-02-27 2014-05-27 Pipe holding device
CN201410374628.8A CN104882130B (zh) 2014-02-27 2014-07-31 管保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014037272A JP5937122B2 (ja) 2014-02-27 2014-02-27 パイプ保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015161368A JP2015161368A (ja) 2015-09-07
JP5937122B2 true JP5937122B2 (ja) 2016-06-22

Family

ID=53881782

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014037272A Active JP5937122B2 (ja) 2014-02-27 2014-02-27 パイプ保持装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9631656B2 (ja)
JP (1) JP5937122B2 (ja)
CN (1) CN104882130B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6518255B2 (ja) * 2013-09-27 2019-05-22 レキスポルト アーゲー 長さ調節可能なポール及びそのための締め付け装置
US10378739B2 (en) 2015-04-24 2019-08-13 Milwaukee Electric Tool Corporation Stand light
CN209621770U (zh) * 2018-09-04 2019-11-12 林建廷 束套
US11035558B2 (en) * 2019-06-26 2021-06-15 Hme, Incorporated Pole assembly and method of use
US20210031671A1 (en) * 2019-07-29 2021-02-04 Innovative Logistics, Inc. Adjustable shoring beam and hook assembly
US11543058B2 (en) * 2020-07-24 2023-01-03 Tsun-Chi Liao Clamping seat of telescopic rod
JP2022079272A (ja) * 2020-11-16 2022-05-26 株式会社ミツトヨ 固定装置

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5119706Y1 (ja) * 1970-10-28 1976-05-24
JPS5212858Y2 (ja) * 1972-02-21 1977-03-23
JPS5119706U (ja) 1974-07-29 1976-02-13
JPS555768Y2 (ja) * 1976-06-11 1980-02-09
JPS58125711U (ja) * 1982-02-19 1983-08-26 木村 義昌 伸縮パイプロツク装置
US4430017A (en) * 1982-04-29 1984-02-07 Mardan Corp. Musical instrument support
JPS60154698U (ja) * 1984-03-24 1985-10-15 日本ベルボン精機工業株式会社 三脚の伸縮固定装置
JPS6424315U (ja) * 1987-08-05 1989-02-09
US4744690A (en) * 1987-09-18 1988-05-17 Hsieh Wu H Stabilizer for telescopic stands
FI894671A (fi) * 1989-10-03 1991-04-04 Erkki Rinne Reglerbar faestanordning.
US6155743A (en) * 1998-12-09 2000-12-05 Tay-E Co., Ltd. Anchoring fixture for holding a musical instrument
EP1141610B1 (en) * 1998-12-18 2003-05-21 Accor Technology, Inc. Tube coupling
JP2001159407A (ja) * 1999-12-02 2001-06-12 Hoshino Gakki Kk パイプ保持装置
JP3612270B2 (ja) * 2000-09-04 2005-01-19 星野楽器株式会社 楽器用スタンドのパイプ連結部の構造
DE10257515B4 (de) 2002-12-10 2005-12-08 Sonor Gmbh & Co. Kg Klemmvorrichtung
JP4612513B2 (ja) 2005-09-16 2011-01-12 星野楽器株式会社 サイドドラムの支持装置
JP3149714U (ja) * 2009-01-28 2009-04-09 エイチ. ワン デニス 快速固定の支持稈
JP5480566B2 (ja) * 2009-08-31 2014-04-23 ローランド株式会社 楽器スタンド用のクランプ

Also Published As

Publication number Publication date
US9631656B2 (en) 2017-04-25
CN104882130B (zh) 2018-11-02
JP2015161368A (ja) 2015-09-07
CN104882130A (zh) 2015-09-02
US20150240850A1 (en) 2015-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5937122B2 (ja) パイプ保持装置
JP5993885B2 (ja) 楽器用ティルター及びシンバルスタンド
US7943840B2 (en) Percussion instrument bracket systems and methods
KR101811699B1 (ko) 센서 고정 기구
US7135634B2 (en) Mounting device for a microphone
US8662461B2 (en) Clamps for musical instrument stand
US20140116230A1 (en) Musical instrument holding angle adjusting apparatus and musical instrument holder including the holding angle adjusting apparatus
JP2009108872A (ja) 棒状部材に対する部材取付け構造
US7267606B2 (en) Angle retaining assembly of a hand tool
US20170233029A1 (en) Press-fit device for bicycle stem
US11543058B2 (en) Clamping seat of telescopic rod
JP5488270B2 (ja) パイプのt字型連結装置
KR100859406B1 (ko) 파이프 행거
US9343049B1 (en) Cymbal clamp assembly
JPWO2009057201A1 (ja) 棒状体固定具付き支柱
US849517A (en) Clamp for drum attachments.
JP6249461B2 (ja) 内視鏡ホルダー
TWI636217B (zh) Tubular quick mount
CN212717538U (zh) 伸缩杆夹座
JP2022181647A (ja) 樹脂クランプ
JP2008080465A (ja) クランプ装置
JP5754948B2 (ja) 楽器の支持角度調節装置及び該支持角度調節装置を有する楽器支持具
JP2022071709A (ja) 測量機用三脚
JP4517803B2 (ja) コネクタ装置
JP4825735B2 (ja) パイプ取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150916

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160404

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160426

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160511

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5937122

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250