JP5936373B2 - インプリント装置、インプリント装置の制御方法、及びデバイス製造方法 - Google Patents

インプリント装置、インプリント装置の制御方法、及びデバイス製造方法 Download PDF

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本発明は、基板に供給したインプリント材に型のパターンを転写するインプリント装置、インプリント装置の制御方法、及びデバイス製造方法に関する。
インプリント技術は、電子線描画装置等の装置を用いて微細なパタ−ンが形成された型(モールド)を原版としてシリコンウエハやガラスプレ−ト等の基板上に微細なパタ−ンを形成する技術である。インプリント装置は、基板上にインプリント材(樹脂)を供給(塗布)し、インプリント材と型のパターンを押し付ける。押し付けた状態でインプリント材を硬化させることで微細なパタ−ンを形成(転写)することができる。
インプリント装置には基板を保持する基板ステ−ジ、インプリント材を基板上に供給するためのインプリント材の供給機構、型を保持するインプリントヘッド、光照射系及び位置決めマ−ク検出機構を有する。このようなインプリント装置が特許文献1に開示されている。
このようなインプリント装置では基板ステージと、型とが所定の関係になるように位置を合わせることがある。基板ステージに設けられた基準マークをスコープで観察し、干渉計などを用い基板ステージの位置の基準を計測することがある。このとき、型を介して基準マークを観察する。
例えば、グローバルアライメント方式による位置合わせ計測を行う際は、基板を観察する検出系と型の相対位置(所謂ベースライン量)を計測する。このとき、型の相対位置を計測するために型を介して基準マークを観察する。ベースライン量の計測から基板を型の下へ送り込んでパターンを形成する。
特開2007−281072号公報
しかし、ステージ基準部材に形成された基準マークと型に形成されたマークを検出する時、型とステージ基準部材の間隔が離れているほど計測値に含まれる誤差が大きくなる。そのため、型とステージ基準部材との間隔を近づけて計測する必要がある。
しかし、型とステージ基準部材の間隔を近づけすぎると、基板と型が干渉して接触する恐れがある。互いに接触すると基板や型が破損する恐れがある。そのため、型とステージ基準部材を近づける間隔には基板と型が接触する恐れがないように間隔を取る必要がある。
そこで本発明は、基板と型が接触せずにマーク計測の精度が向上するインプリント装置、インプリント装置の制御方法及びデバイス製造方法を提供することを目的とする。
本発明のインプリント装置は、型を用いて、基板に供給されたインプリント材にパターンを形成するインプリント装置であって、基板を保持する基板ステージと、基板ステージに設けられた基準マークと、型を介して基準マークを観察する第1スコープ、を備え、基準マークの表面の高さが、基板ステージに保持された基板の表面の高さより低く、第1スコープを用いて型に形成されたマークと基準マークとを観察する場合には、基板ステージに基板が搭載されていない状態で、型を基準マークに近づけて、第1スコープが型に形成されたマークと基準マークとを観察することを特徴とする。
型と基板が接触せずにマーク計測の精度が向上するインプリント装置、インプリント装置の制御方法及びデバイス製造方法を提供することができる。
第1実施形態のインプリント装置を示した図である。 スコープ6で生じる計測値に含まれる誤差を説明する図である。 (a)は基板と型との干渉を説明する図である。(b)は型と基準マークとの干渉を説明する図である。 第1実施形態の基板ステージの動きを示した模式図である。 第1実施形態のシーケンスのフローチャートである。 第2実施形態の基板ステージの動きを示した模式図である。 第2実施形態のシーケンスのフローチャートである。 第3実施形態のステージ基準板と型の配置を示した模式図である。
以下に本発明の好ましい実施形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は本発明のインプリント装置IMPついて説明したものである。インプリント装置IMPを用いて基板上にパターンを形成するインプリント技術について説明する。
まず、シリコンウエハやガラスプレ−ト等を含む基板1の被加工面上に、不図示の樹脂供給機構からインプリント材(樹脂)が供給される。供給されたインプリント材とパターンが形成された型2との少なくとも一方を他方へ押し付ける。基板1と型2を押し付けた状態で、光源から光を照射することによってインプリント材を硬化させる。
本実施形態では、インプリント材として、光を照射することにより硬化する硬化性樹脂を用いた場合について説明する。インプリント材は熱を加えることによって硬化する樹脂を用いてもよい。照射する光の波長は硬化性樹脂の種類に応じて決めれば良い。また、型を押し付けた状態で光を照射するため、型2は石英など光を透過する材料から作成される。
光を照射した後、硬化した硬化性樹脂から型を引き離すことにより、基板1上のインプリント材に型2のパターンが反転した状態で形成(転写)される。このように、光を用いてインプリント材を硬化させるインプリント方法を光硬化法と呼ぶ。
第1実施形態のインプリント装置IMPは、図1に示すように、パタ−ンが形成された型2を支持するための支持体3を備えている。基板ステージ7は基板1を保持する。また、基板ステージ7は基準マーク10が形成されたステージ基準部材8を備えている。基準マーク10は基板ステージ7の位置出し基準となるマークである。
また、支持体3内にはスコープ6(第1スコープ)が備わっている。スコープ6は、型2に形成されたマーク4と、基準マーク10を光学的に観察する。スコープ6は、マーク4と基準マーク10を同時に観察して両者の相対的な位置関係が計測できれば良い。そこで、スコープ6は内部に結像光学系を有し、画像によりマークを観察するスコープとすることができる。また、マーク4と基準マーク10が重なることによって生じる干渉信号やモアレ、ビートといった相乗効果による信号を検知するスコ−プでも良い。
スコープ6内部に設けられた基準位置(マークやセンサー面等)に対する、マーク4や基準マーク10の位置を観察することで、マーク4と基準マーク10の相対位置関係を計測しても良い。この場合、マーク4と基準マーク10を同時に観察できなくても良い。
オフアクシスアライメントスコープ(以下、OAスコープ9)は型2のパタ−ン中心外に備えられている。OAスコープ9(第2スコープ)はスコープ6と比較して配置される場所に制限を受けないので、NAの大きな光学系を用いることができる。そのため、一般的に支持体3に備えられたスコープ6よりもOAスコープ9の方が解像度は高い。
OAスコープ9は型2のパタ−ン面の中心により近ければ近いほど、ベースライン量BLが小さくなって、誤差成分が少なくなる。ここで、ベースライン量BLとは、型2のパターン面の中心を通りパターン面に直交する軸とOAスコープ9を構成する光学系の光軸との距離である。型2のパターン面の中心を通りパターン面に直交する軸の位置は、スコープ6でマーク4を検出した結果を用いて計測することができる。
インプリント装置IMPは、制御部Cを備えている。制御部Cは、基板1の代表的な数ショットに形成されたマーク5のOAスコープ9による観察結果を処理する。そして、代表的な数ショットの位置から基板1上の全てのショットの位置を決定するグローバルアライメント処理を行う。
上述のベースライン量BLは、制御部Cで求めたグローバルアライメント処理の結果をインプリント装置IMPへ反映するための、オフセット量に相当する。ベースライン量BLが変動することによりグローバルアライメントの結果がインプリント装置IMPに正しく反映されなくなる。これはショットの位置と転写するパターンとの重ね合わせ精度の低下につながる。そのため、定期的にベースライン量BLの計測を行うことが一般的である。
ベースライン量BLの計測は、まず、スコープ6を使って、マーク4とステージ基準部材8上に形成された基準マーク10との相対位置(第1相対位置)を計測する。このとき、不図示の干渉計などで基板ステージ7の位置を計測する。そして、干渉計などで基板ステージ7の駆動量をモニタしながら、ステージ基準部材8をOAスコープ9下へ配置する。OAスコープ9を用いてステージ基準部材8に形成された基準マーク10を観察し、観察した結果からOAスコープ9との相対位置(第2相対位置)を計測する。このとき、干渉計などで基板ステージ7の位置を計測する。干渉計などで計測した基板ステージの駆動量からスコープ6を用いて基準マーク10を検出した際のステージの位置と、OAスコープ9を用いて基準マーク10を検出した際のステージの位置との距離を求めることができる。制御部Cはこの距離を取得し、マーク4と基準マーク10の相対位置、OAスコープ9と基準マーク10の相対位置から、型2とOAスコープ9の相対位置関係を求めることができる。いわゆる、型2とOAスコープ9のベースライン量BLを求めることができる。ここで、ベースライン量BLには、距離だけでなく方向に関する情報も含めることができる。相対位置関係は、基準マーク10をOAスコープ9で観察して位置決めされた位置Aから、型2のマーク4と基準マーク10が位置決めされた位置Bへ、ステージ7を移動するための位置AとBの相対的な位置関係の情報であり、ベースライン量BLが一例である。
基準マーク10はスコープ6で観察するものと、OAスコープ9で観察するものを別のものにしても良い。別のものであれば、事前に基準マークの互いの位置関係が分かっている必要がある。
上述のインプリント装置IMPにおけるベースライン量BLの計測のうち、スコープ6でマーク4と基準マーク10を計測する際に、両者を十分に近付けて計測する必要がある。前述したように、両者の間隔が小さいほど計測値に含まれる誤差が小さくなるためである。そのため、スコープ6でマーク4と基準マーク10を検出する時は型2を基板1に対して近づける。マーク4と基準マーク10の間隔が近づけば良いので、基板1を型2に対して近づけても良く、また、互いに近づけても良い。例えば、型2の下で基板ステージ7が移動している時の型2とステージ基準部材8の間隔よりも、スコープ6でマーク4と基準マーク10を検出する時の型2とステージ基準部材8の間隔を近づける。スコープ6でマーク4と基準マーク10が検出可能な間隔までマーク4と基準マーク10を近づければよい。
図2は、型2に形成されたマーク4とステージ基準部材8に形成された基準マーク10の相対位置をスコープ6で計測する状態を示している。この時、型2とステージ基準部材8が接触すると、型2やステージ基準部材8が破損する恐れがあるため、両者の間隔を空ける必要がある。しかし、スコープ6を計測方向に傾きを無くして配置できれば良いが、スコープ6の取り付け誤差等により図2のように計測方向に傾きが生じる恐れがある。
型2とステージ基準部材8との間隔を空けすぎると図2のようにスコープ6が計測方向に傾きが生じるとテレセン度の低下により、計測値に含まれる誤差が大きくなってしまう。
スコープ6の計測方向への倒れをθ、マーク4と基準マーク10の間隔をgapとすると、計測値に含まれる誤差xは
x=gap×tanθ
で、あらわされる。例えば、gap=200μm、θ=5’とすると、計測値に含まれる誤差はx=2.9nm発生することになる。この誤差を低減するにはマーク4と基準マーク10の間隔を狭くしてgapの値を小さくすればよい。
図3はマーク4とステージ基準部材8を近付け、gapを小さくして計測した場合の模式図を示している。例えば、スコープ6を用いてマーク4と基準マーク10の相対位置を計測する場合、図3(a)のように型2とステージ基準部材8を近付けすぎると、基板ステージ7の傾きにより、型2と基板1が接触する恐れがある。また、図3(b)のように基板のエッジショット(周辺ショット)をインプリントする際に、基板ステージ7の傾きより、型2とステージ基準部材8が接触する恐れがある。型2と基板1とが接触すると基板や型が破損する恐れがある。
以上のような事態を避けるために、図4及び図5を用いて本実施形態のシーケンスを説明する。図4はインプリント装置を上から見た基板ステージ7の動きを示した模式図である。図5に示したフローチャートと共に基板ステージ7の動きを述べる。
図5のステップS5−1では転写工程(インプリント)を行う。基板ステージ7が保持する基板1に型2のパターンを転写していく(図4(a))。図4では型の位置を点線の円で示しているが、その形状は円に限らず、矩形であってもよい。また、パターンは型2の中心付近に形成されている。基板1のショットに転写工程を繰り返すことで、全てのショットにパターンを転写することができる。転写工程が終わった基板1は、装置外へ搬出する。そのため、基板ステージ7は基板搬出位置へ移動する。
図5のステップS5−2では基板搬出を行う。基板ステージ7が基板搬出位置へ移動すると、基板1は不図示の搬出用ハンドなどで基板ステージ7から搬出される(図4(b))。このとき、型2と基板1の間隔は十分に広くして、互いに干渉する恐れを無くしておく。
図5のステップS5−3では型2の相対位置計測を行う。型2に形成されたマーク4と、ステージ基準部材8に形成された基準マーク10の相対位置計測が行われる。ステップS5−2でインプリント装置から基板の搬出を行った後、型2の下へステージ基準部材8が位置するように基板ステージ7が移動する。基板1が搬出された基板ステージ7は、基板を搭載しないでステージ基準部材8が型2の下に位置するように移動する。型2の下へステージ基準部材8が移動したら、型2をステージ基準部材8に近づけてマーク4と基準マーク10の間隔を小さくする。ここでいう間隔とは、本実施形態では高さ方向(重力方向)の間隔であり、マーク4と基準マーク10の対向している間隔のこと、或いはそれらの形成されている2つ面の間隔と捉えても良い。所定の間隔にした後、スコープ6を用いてマーク4と基準マーク10を検出して相対位置を計測する。この際に、基板ステージ7に基板が搭載されていると、型2と基板1が接触(干渉)する恐れがある。そのため、本実施形態では基板を搭載しないで相対位置計測を行う(図4(c))。
図5のステップS5−4ではOAスコープ9の相対位置計測を行う。OAスコープ9の基準と、ステージ基準部材8に形成された基準マーク10の相対位置計測が行われる。ステップS5−3の相対位置計測が終わったら、OAスコープ9下へステージ基準部材8が位置するように基板ステージ7が移動する。この際、干渉計などで基板ステージ7の駆動量を計測しておく。OAスコープ9下へステージ基準部材8が位置したら、OAスコープ9で基準マーク10を計測する(図4(d))。このとき、型2とステージ基準部材8の間隔は十分に広くして、互いに干渉する恐れを無くしておく。また、型2と基板ステージ7との間隔も広くして、基板ステージ7が移動する際に型2と基板ステージ7との干渉の恐れを無くしておく。
ここでOAスコープの基準は、OAスコープ9内に設けられた基準マークとしてもよいし、OAスコープ9の受光素子を基準としてもよい。また、スコープ6を用いて検出する基準マークとOAスコープ9を用いて検出する基準マークを別のものを用いても良い。異なる基準マークを用いた場合には、異なる基準マークの設計位置が分かっている必要がある。
以上のステップS5−3での計測、基板ステージ駆動量計測、ステップS5−4での計測から制御部Cはベースライン量BLを求めることができる。不図示の干渉計を用いて計測される基板ステージ7の駆動量を用いてベースライン量を求める。
図5のステップS5−5では基板搭載を行う。次にパターンが転写される基板(未転写基板)を基板ステージ7へ搭載する。ステップS5−4の相対位置計測が終わったら、基板ステージ7は基板搭載位置へ移動する。このとき、型2と基板ステージ7との間隔は十分に広くして、基板ステージ7が移動する間に型2と干渉する恐れを無くしておく。基板搭載位置へ移動した基板ステージ7に、不図示の搬入用ハンドなどで、次にパターンが転写される基板を搭載する(図4(e))。
なお、ベースライン量を計測している間、次にパターンが転写される基板は搬送系内で待機していても良い。待機の間に基板表面の異物検査や異物除去、基板温度ならし、基板ステージへ精度良く搭載するためのアライメント計測などを搬送系内で行うことができる。
図5のステップS5−6ではグローバルアライメント計測を行う。基板ステージ7へ基板1を搭載したら、基板1がOAスコープ9の下へ位置するように基板ステージ7が移動する。このとき、型2と基板1の間隔は十分に広くして、互いに干渉する恐れを無くしておく。基板1がOAスコープ9の下へ移動したら、OAスコープ9を用いて基板1に形成された複数ショットのアライメントマークを検出する。検出した結果を用いて制御部Cは統計処理を行い、基板上のショットの配置を求める。所謂グローバルアライメント計測を行う。
図5のステップS5−7では転写工程を開始する。ステップS5−6のグローバルアライメント計測より、基板1上のショット位置が求まる。ステップS5−6で求めたショット位置にしたがって基板1を型2の下へ位置するように基板ステージ7が移動する。基板1が位置決めされると、インプリントを開始する(図4(f))。そして再び、ステップS5−1と同様にパターンの転写を繰り返すことで、基板上にパターンを転写していく。
以上により、基板1を基板ステージ7へ搭載する前にベースライン量BLの計測を行うことができる。基板ステージ7に基板1が搭載されていないので、型2とステージ基準部材8の間隔(GAP)を小さくすることができる。型2に形成されたマーク4とステージ基準部材8に形成された基準マーク10とを近づけることができる。よって、スコープ6によるマークの計測精度が向上する。
また、型2と基板1又は基板ステージ7との間隔は、ステップS5−3のスコープ6を用いて基準マーク10を計測する時と、基板1のショットにパターンを転写する場合を除いて、十分に間隔を空けておく。こうすることで、基板ステージ7の移動時に型2との干渉の恐れを無くすことができる。
なお、基板ステージ7に基板を搭載せずにベースライン量を計測する場合は、ステップS5−3のスコープ6による計測が先でも良いし、ステップS5−4のOAスコープ9による計測が先でも良い。
[第2実施形態]
本実施形態では、スコープ6を用いてマーク4と基準マーク10の相対位置計測の際に、基板ステージに基板を搭載せずにマークを検出し、OAスコープ9を用いたマークの検出時には基板を搭載する例について説明する。
図6及び図7を用いて本実施形態のシーケンスを説明する。図6はインプリント装置を上から見た基板ステージ7の動きを示した模式図である。図7に示したフローチャートに基づいて第2実施形態のインプリント方法について説明する。装置の構成は第1実施形態と同様である。第1実施形態と符号が同じものは説明を省略する。
図7のステップS6−1では転写工程を行う(図6(a))。第1実施形態で説明したステップS5−1に対応している。
ステップS6−2では基板搬出を行う(図6(b))。第1実施形態で説明したステップS5−2に対応している。
ステップS6−3では型2の相対位置計測を行う(図6(c))。第1実施形態で説明したステップS5−3に対応している。
ステップS6−4では基板搭載を行う。ステップS6−3の相対位置計測を行った後に、基板ステージ7は基板搭載位置に移動する。基板搭載位置へ移動した基板ステージ7に、不図示の搬入用ハンドなどで、次にパターンが転写される基板を基板ステージ7へ搭載する(図6(d))。第1実施形態で説明したステップS5−5に対応している。
その後、ステップS6−5ではOAスコープ9の相対位置計測を行う。ステップS6−4で基板ステージ7に基板を搭載した後、OAスコープ9の下へステージ基準部材8が位置するように基板ステージ7が移動する。ステージ基準部材8が位置決めされたら、OAスコープ9の基準と基準マーク10の相対位置計測を行う(図6(e))。ステップS6−5は第1実施形態で説明したステップS5−4に対応している。
ステップS6−6では、グローバルアライメント計測を行う。ステップS6−6は第1実施形態で説明したステップS5−6に対応している。グローバルアライメント計測は、第1実施形態のステップS5−6で説明したように、基板1上のアライメントマークをOAスコープ9で検出することにより行う。ステップS6−5のOAスコープ9の相対位置計測が終わった時点で、OAスコープ9の下にステージ基準部材8が位置している。
ステップS6−7では、転写工程を開始する(図6(f))。ステップS6−7は第1実施形態で説明したステップS5−7に対応している。
本実施形態では第1実施形態と異なり、OAスコープ9による相対位置計測の前に次にパターンが転写される基板を基板ステージに搭載する。これは、前述した型2と基板1の干渉が、スコープ6でマーク4と基準マーク10の相対位置計測の際に起こるためである。ステップS6−3で基板を搭載せずに相対位置計測をすれば、本実施形態のようにステップS6−4で基板ステージに基板を搭載してもよい。
ステップS6−3で基板を搭載していないので、スコープ6を用いた計測の際に、マーク4と基準マーク10を近づけることができる。よって、スコープ6によるマークの計測精度が向上する。このように、基板ステージに基板を搬入する順番を変えてもスコープ6を用いたマークの計測時に型2とステージ基準部材8を近づけることができる。
[第3実施形態]
本実施形態では、インプリント装置の基板搬出位置、基板搭載位置、ステージ基準部材8、スコープ6などの配置に特徴がある。
図8(a)は、基板搬出位置に基板ステージ7が位置したときに、ステージ基準部材8が、ほぼ型2の下に来るようにインプリント装置が設計されている場合である。型2を介してマークを検出するための不図示のスコープ6が配置されている。そのため、図8(a)のような場合には基板を搬出する際にステージ基準部材8に形成された基準マーク10を検出することができる。この場合、第1実施形態で説明したステップS5−2の基板搬出を行った後に、基板ステージ7が大幅に移動しなくてもスコープ6を用いてマーク4と基準マーク10を検出することができる。基板が搬出されているので、型2とステージ基準部材8を近づけることができる。型2に形成されたマーク4とステージ基準部材8に形成された基準マーク10とを近づけることができる。そのため、計測値に含まれる誤差を低減することができる。
また、図8(b)は、基板搭載位置に基板ステージ7が位置したときに、ステージ基準部材8が、ほぼ型2の下に来るようにインプリント装置が設計されている場合である。同様に型2を介してマークを検出するための不図示のスコープが配置されている。そのため、図8(a)のような場合には基板を搭載する際にステージ基準部材8に形成された基準マーク10を検出することができる。この場合、第2実施形態で説明したステップS6−3の型2の相対位置計測を行った後に、基板ステージ7が大幅に移動しなくても基板ステージ7に基板1を搭載することができる。基板を搬入する前にマークの検出を行うので、型2とステージ基準部材8を近づけることができる。型2に形成されたマーク4とステージ基準部材8に形成された基準マーク10とを近づけることができる。そのため、計測値に含まれる誤差を低減することができる。
ただし、基板ステージ7から基板を搬出する際や、基板ステージ7に基板を搬入する際は型2と基板1の接触を防ぐために型2と基板ステージ7との間隔を十分に空ける。
このように、基板ステージ7が基板搬出位置又は基板搭載位置に配置されたとき、ステージ基準部材に形成された基準マーク10と型に形成されたマーク4の相対位置計測を行えるようにインプリント装置を設計する。こうすることにより、基板ステージ7の移動距離を減らすことができる。また、基板の搬出中又は基板の搭載中にスコープ6でマーク4と基準マークの相対位置を計測すれば、ベースライン量の計測に必要とされる時間を短くすることができる。
何れの実施形態も、上述したベースライン量の計測は必ずしも基板毎に行わなくてもよい。予め決められたロット数毎に実施するなど任意に決めることができる。ベースライン量の計測を行わない場合は、基板を搬出した後、基板搭載位置で基板ステージ7に次にパターンが転写される基板を搭載する。
また、基板のエッジショット(周辺ショット)をインプリントする際に、型2とステージ基準部材8との接触(干渉)が気になる場合は、ステージ基準部材8の表面を基板1の表面より低くすればよい。ステージ基準部材を低くした場合でも、マーク4とステージ基準部材に形成された基準マークの計測時には基板1が搭載されていないので、図2のgapを小さくしても基板1と型2とが干渉せずに、スコープ6でマークを検出することができる。
基板1を搭載しないまま基板ステージ7が移動すると、基板ステージ上にゴミが付着する恐れがある。そこで、基板ステージ7に基板1が無い時には、基板ステージに気体を吹き付ける、もしくは、基板ステージ7から気体を噴出することにより、ゴミの付着を低減することができる。このように、インプリント装置は基板ステージに気体を供給する供給機構を備えていてもよい。供給する気体としては、フィルタを通過させて不純物を低減させたクリーンな気体とすることができる。ベースライン計測後、基板搭載位置にくる際に気体を基板ステージ表面に当てて付着したゴミを吹き飛ばしてもよい。
また、基板1の有無で基板ステージの加重に差が出てしまい、基板ステージの傾きなどにより、計測値に含まれる誤差が大きくことが考えられる。その場合は、基板1が搭載されていない状態で基板の重量と同等の重さを基板ステージに加えればよい。例えば、基板搬出時に基板の代わりにおもり(ダミーウェイト)を搭載すればよい。基板の重量と同じか、その重量に近いおもりを用いることにより、基板ステージの傾きを低減することができる。そのため、計測値に含まれる誤差を低減することができる。
ダミーウェイトは、基板の物質より比重の大きい物質から作られる。こうすることで、基板と同じ重量のダミーウェイトを作製しても、その体積は小さくすることができる。例えば、基板1がシリコンの場合は、シリコンより比重の重い鉄や金などであれば、同様の面積の円盤状ウェイトでも厚みが薄くなる。そのため、ダミーウェイトの表面と型との間隔が大きくなるので、型との接触を低減することができる。また、基板ステージに対して基板を搭載したことと同じ効果が得られれば良いので、ダミーウェイトの形状は円盤状である必要はない。
現時点において実用化されているインプリント技術としては、熱サイクル法及び光硬化法がある。熱サイクル法では、熱可塑性樹脂をガラス転移温度以上の温度に加熱し、樹脂の流動性を高めた状態で樹脂を介して基板に型を押し付け、冷却した後に樹脂から型を引き離すことによりパタ−ンが形成される。光硬化法では、光硬化樹脂を使用し、樹脂を介して基板に型を押し付けた状態で光を照射して樹脂を硬化させた後、硬化した樹脂から型を引き離すことによりパタ−ンが形成される。熱サイクル法は、温度制御による転写時間の増大及び温度変化による寸法精度の低下を伴うが、光硬化法には、そのような問題が存在しないため、現時点においては、光硬化法がナノスケ−ルの半導体デバイスの量産において有利である。本発明のインプリント装置は何れ方法を用いても良い。
何れの実施形態も基板ステージが1つの場合を説明したが、アライメント計測系と型の位置関係をベースライン量として定期的に計測して管理するシステムであれば、複数ステージを使ったシステムでも本発明を実施することができる。
[デバイス製造方法]
デバイス(半導体集積回路素子、液晶表示素子等)製造方法は、上述したインプリント装置を用いて基板(ウエハ、ガラスプレート、フィルム状基板)にパターンを形成する工程を含む。さらに、該デバイス製造方法は、パターンを形成された基板をエッチングする工程を含みうる。なお、パターンドメディア(記録媒体)や光学素子などの他の物品を製造する場合には、該製造方法は、エッチングの代わりに、パターンを形成された基板を加工する他の処理を含みうる。本実施形態の物品製造方法は、従来の方法に比べて、物品の性能・品質・生産性・生産コストの少なくとも一つにおいて有利である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の組み合わせ、変形および変更が可能である。
1 基板
2 型
4 マーク(型に形成されたマーク)
6 スコープ
7 基板ステージ
8 ステージ基準部材
9 OAスコープ
10 基準マーク(ステージ基準部材に形成された基準マーク)

Claims (12)

  1. 型を用いて、基板に供給されたインプリント材にパターンを形成するインプリント装置であって、
    前記基板を保持する基板ステージと、
    該基板ステージに設けられた基準マークと、
    前記型を介して前記基準マークを観察する第1スコープ、を備え、
    前記基準マークの表面の高さが、前記基板ステージに保持された前記基板の表面の高さより低く、
    前記第1スコープを用いて前記型に形成されたマークと前記基準マークとを観察する場合には、前記基板ステージに前記基板が搭載されていない状態で、前記型を前記基準マークに近づけて、前記第1スコープが前記型に形成されたマークと前記基準マークとを観察することを特徴とするインプリント装置。
  2. 前記型を介さずに前記基準マークを観察する第2スコープと、
    制御部を有し、
    前記制御部は
    前記第1スコープを用いて計測した、前記基準マークと、前記型に形成されたマークとの第1相対位置を取得し、
    前記第2スコープを用いて計測した、前記基準マークと、前記第2スコープに設けられた基準との第2相対位置を取得し、
    前記第1相対位置を計測した前記基板ステージの位置と、前記第2相対位置を計測した前記基板ステージの位置との距離を取得し、
    前記第1相対位置、前記第2相対位置、前記距離から、前記型と前記第2スコープの相対位置を求めることを特徴とする請求項1に記載のインプリント装置。
  3. 前記基板ステージに気体を供給する供給機構を有し、
    前記基板が搭載されていない状態で前記供給機構から気体を供給して、前記基準マークを観察することを特徴とする請求項1又は2に記載のインプリント装置。
  4. 型を用いて、基板に供給されたインプリント材にパターンを形成するインプリント装置であって、
    前記基板を保持する基板ステージと、
    該基板ステージに設けられた基準マークと、
    前記型を介して前記基準マークを観察する第1スコープ、を備え、
    前記基板ステージに前記基板が搭載されていない状態で前記基板ステージに、前記基板の重さを加えて、前記第1スコープを用いて、前記型に形成されたマークと前記基準マークを観察することを特徴とするインプリント装置。
  5. 前記基板が搭載されていない状態で前記基板ステージにおもりを搭載して、前記基準マークを観察することを特徴とする請求項に記載のインプリント装置。
  6. 型を用いて、基板に供給されたインプリント材にパターンを形成するインプリント装置であって、
    前記基板を保持する基板ステージと、
    該基板ステージに設けられた基準マークと、
    前記型を介して前記基準マークを観察する第1スコープと、を備え、
    前記基板ステージに保持された前記基板を前記基板ステージから搬出するために前記基板ステージが移動した位置で、
    前記第1スコープを用いて前記型に形成されたマークと前記基準マークを観察する場合には、前記基板ステージに前記基板が搭載されていない状態で、前記型を前記基準マークに近づけて、前記第1スコープが前記型に形成されたマークと前記基準マークとを観察することを特徴とするインプリント装置。
  7. 型を用いて、基板に供給されたインプリント材にパターンを形成するインプリント装置であって、
    前記基板を保持する基板ステージと、
    該基板ステージに設けられた基準マークと、
    前記型を介して前記基準マークを観察する第1スコープと、を備え、
    前記基板を前記基板ステージに搬入するために前記基板ステージが移動した位置で、
    前記第1スコープを用いて前記型に形成されたマークと前記基準マークを観察する場合には、前記基板ステージに前記基板が搭載されていない状態で、前記型を前記基準マークに近づけて、前記第1スコープが前記型に形成されたマークと前記基準マークとを観察することを特徴とするインプリント装置。
  8. 前記基準マークの表面の高さが、前記基板ステージに保持された前記基板の表面の高さより低いことを特徴とする請求項乃至7の何れか一項に記載のインプリント装置。
  9. 前記基板ステージに前記基板が搭載された状態で前記第1スコープにより前記型に形成されたマークと前記基準マークとを観察する場合、前記型と前記基板ステージの間に前記基板の一部が位置するように、前記基準マークが前記基板ステージに設けられていることを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載のインプリント装置。
  10. 型を用いて、基板に供給されたインプリント材にパターンを形成するインプリント装置の制御方法であって、
    前記型を介して前記基板を保持する基板ステージに設けられた基準マークを観察するスコープは、前記基板を保持する基板ステージに前記基板が搭載されていない状態で、前記型を前記基準マークに近づけて、前記型に形成されたマークと前記基準マークとを観察する工程を有し、前記基準マークの表面の高さが、前記基板ステージに保持された前記基板の表面の高さより低いことを特徴とするインプリント装置の制御方法。
  11. 請求項1乃至のいずれか一項に記載のインプリント装置を用いてパターンを基板に形成する工程
    前記工程で前記パターンが形成された前記基板を加工する工程と、
    を含むことを特徴とする物品の製造方法。
  12. 請求項1乃至のいずれか一項に記載のインプリント装置を用いてパターンを基板に形成する工程
    を含むことを特徴とする物品の製造方法。
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