JP5935457B2 - 画像処理装置、情報処理端末のプログラムおよび画像処理システム - Google Patents

画像処理装置、情報処理端末のプログラムおよび画像処理システム Download PDF

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Description

本明細書に開示の技術は、文字列の入力操作性を高めることができる画像処理装置、情報処理端末のプログラムおよび画像処理システムに関する。
近年、タッチパネルを搭載した画像処理装置(プリンタ等)が増加している。また、タッチパネル上にキーボードを表示して、文字列の入力を受け付ける装置が増加している。なお、関連する文献として、特許文献1が知られている。
特開2011‐186879号公報
タッチパネルの大きさは、コスト低減や画像処理装置の筐体の小型化などの要請により、小型化される場合が多い。この場合、小さいタッチパネルに表示されたキーボードを用いて文字列を入力することになるため、各キーの大きさが小さくなる事態や、キー間隔が狭くなる事態が発生し、入力操作性が低下することがある。本明細書では、このような不便性を解消することができる技術を提供する。
本明細書に開示の画像処理装置は、複数の入力項目のうち少なくとも1つの入力項目に対応する文字列入力画面を、表示部に表示させる表示制御手段と、表示部に表示された文字列入力画面に対応する入力項目に対して、文字列を入力するための入力手段と、情報処理端末と通信する通信手段と、を備え、通信手段は、表示制御手段によって表示されている文字列入力画面に対応する入力項目を識別する項目識別情報を、情報処理端末へ送信し、項目識別情報および文字列を示す文字列情報を情報処理端末から受信し、表示制御手段は、通信手段が項目識別情報および文字列情報を受信すると、その文字列情報に基づく文字列を、項目識別情報により識別される入力項目に対応する文字列入力画面に表示することを特徴とする。
これにより、情報処理端末を、画像処理装置に文字列を入力する手段として用いることができる。情報処理端末の画面の大きさは、通常、画像処理装置の表示部の大きさよりも大きいため、キーボードをより大きく表示することが可能となり、入力操作性を向上させることができる。
また、請求項2に記載の画像処理装置では、情報処理端末との通信が確立することをトリガとして、項目識別情報を情報処理端末へ送信することができる。よって、項目識別情報を情報処理端末へ送信するための操作を不要とすることが可能となるため、ユーザの利便性を高めることができる。
また、請求項3に記載の画像処理装置では、画像処理装置で入力を受け付けている文字種を、情報処理端末へ報知することができる。よって、情報処理端末側において、画像処理装置と同一種類の文字種を選択するための操作を不要とすることが可能となるため、ユーザの利便性を高めることができる。
また、請求項4に記載の画像処理装置では、画像処理装置で入力した文字列を、情報処理端末に表示させることができる。これにより、画像処理装置で途中まで入力していた文字列の続きを、情報処理端末で入力することが可能となるため、入力操作性を高めることができる。
また、請求項5に記載の画像処理装置では、文字列入力画面に対応する入力項目が入力を受け付けていない種類の文字種を情報処理端末から受信した場合に、受信した文字列が文字列入力画面に表示されてしまう事態を防止することができる。
また、請求項6に記載の画像処理装置では、情報処理端末側に、文字数の上限値の範囲内で文字列の入力を受け付けさせることができる。よって、上限値を越えた文字数を有する文字列が、情報処理端末から送信されてきてしまう事態を防止できる。
また、請求項7に記載の画像処理装置では、画像処理装置に対して情報処理端末を近接させることで、近接させた画像処理装置を文字入力対象の画像処理装置として選択することができる。すなわち、画像処理装置が複数存在する場合にも、通信手段を用いて、文字入力対象の画像処理装置を特定することが可能となる。これにより、文字入力対象の画像処理装置を直感的に選択することが可能となる。
また、請求項8に記載の画像処理装置では、画像処理装置と情報処理端末との間で通信を開始する際に、通信設定が不要なため、
情報処理端末を画像処理装置に近接させるだけという簡易な操作によって、文字入力対象の画像処理装置を選択することが可能となる。
また、請求項9に記載の画像処理装置では、文字列入力画面に対応する入力項目とは異なる入力項目についての文字列を情報処理端末から受信した場合に、受信した文字列が文字列入力画面に表示されてしまう事態を防止することができる。
なお、上記の技術を実現するためのコンピュータプログラム、及び、システムも、新規で有用である。
通信システムのブロック図である。 MFPの文字情報通信処理の設定処理を説明するフローチャートである。 MFPの文字情報通信処理を説明するフローチャートである。 MFPの文字情報通信処理を説明するフローチャートである。 MFPの文字情報通信処理を説明するフローチャートである。 携帯電話の文字情報通信処理を説明するフローチャートである。 携帯電話の文字情報通信処理を説明するフローチャートである。 テーブルの一例を示す図である。 入力項目選択画面の一例を示す図である。 文字列入力画面の一例を示す図である。 文字列入力画面の一例を示す図である。 通信システム1の動作の具体例を示すシーケンス図である。
<通信システム1の構成>
図1に、本実施形態として例示される通信システム1のブロック図を示す。通信システム1は、携帯電話10、MFP(Multifunction Peripheral)51、アクセスポイント62、基地局61を備える。携帯電話10およびMFP51は、既知の無線LAN端末装置としての機能を備える。またMFP51は、電話回線網100を使用した通信機能を備える。アクセスポイント62は、既知の無線LANアクセスポイントとしての機能を備える。
MFP51は、複数の機能を備える多機能周辺装置である。複数の機能の例としては、ファックス送信機能、受信ファックス閲覧機能、スキャン機能、印刷機能、などが挙げられる。ファックス送信機能は、電話回線網100を介して不図示の外部の装置へ画像データを送信する機能である。受信ファックス閲覧機能は、電話回線網100を介して不図示の外部の装置から画像データを受信し、受信した画像データを出力する機能である。スキャン機能は、スキャナ20を用いて原稿をスキャンし、画像データを生成する機能である。印刷機能は、プリンタ19を用いて画像データを印刷用紙に印刷する機能である。
<携帯電話10の構成>
携帯電話10の構成について説明する。図1に示すように、携帯電話10は、制御部6、無線送受信部15、無線アンテナ部16、ボタン入力部17、パネル18、携帯電話送受信部22、携帯電話アンテナ部23、カメラ部27、NFC(Near Field Communication)リーダ30、を主に備えている。また、通話や音声入力を行うために、スピーカ3とマイク4とを備えている。これらの構成要素は、入出力ポート7を介して互いに通信可能とされている。
制御部6は、CPU(Central Processing Unit)11および記憶部12を備えている。CPU11は、記憶部12に記憶されるプログラムを実行する。記憶部12は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、HDD(ハードディスク)、CPU11が備えるバッファなどが組み合わされて構成されている。記憶部12は、プログラム21を記憶する。プログラム21は、文字入力アプリケーション28a、通信アプリケーション28b、OS(Operating System)29等を含んでいる。
文字入力アプリケーション28aは、文字入力機能を実現するプログラムである。文字入力アプリケーション28aは、アドレス帳の入力項目の文字入力に用いられる場合に限られず、メール作成などの一般的な文字入力に用いることが可能なプログラムである。文字入力アプリケーション28aは、文字列の入力を受け付けるための文字列入力画面を、パネル18に表示させる。文字列入力画面には、入力される文字列の文字種に対応して、複数の種類が存在する。例えば、入力される文字列の文字種が「数字」である場合には、数字に対応したテンキーの文字列入力画面が表示される。また例えば、入力される文字列の文字種が「英語」である場合には、英語に対応したアルファベットのキーボードの文字列入力画面が表示される。文字入力アプリケーション28aは、予め携帯電話10に備えられているとしてもよい。
通信アプリケーション28bは、文字情報通信処理を実現させるプログラムである。文字情報通信処理は、携帯電話10で入力された文字列をMFP51で使用できるように、文字列に関する各種の情報をMFP51との間で通信する処理である。文字情報通信処理には、NFC通信200が用いられる。文字情報通信処理の詳細内容については後述する。
OS29は、携帯電話送受信部22に無線通信210を実行させるためのプログラムや、NFCリーダ30にNFC通信200を実行させるためのプログラム等を含む。またOS29は、NFCリーダ30などの各種のハードウェアが取得した情報を各プログラムが取得するための、もしくは、各プログラムが各種ハードウェアに指示をするためのAPI(Application Programming Interface)を提供するプログラムでもある。
無線送受信部15は、無線アンテナ部16を介して、無線LAN方式(電波を用いたデータ通信方式)のインフラストラクチャーモード(複数の無線LAN端末装置が、アクセスポイントを介してデータ通信するモード)に準拠する無線LAN通信201を行う。そして、無線送受信部15により、各種のデータを構成するデジタル信号が送受信される。なお、無線LAN方式の例としては、例えばIEEE802.11a/b/g/nの規格で定められる通信方式が挙げられる。
NFCリーダ30は、NFCタグ46との間でNFC通信200を行う。NFC通信200は、近接場型の無線通信であり、通信エリアがおよそ1メートル以内の極短距離である通信である。NFC通信の種類には、赤外線通信や、ブルートゥース(登録商標)が含まれる。NFC通信200を確立するためには、通信設定のための各種の情報(IPアドレス、SSIDなど)は不要である。また、携帯電話送受信部22は、携帯電話アンテナ部23を介して、基地局61との間で携帯電話通信の方式に準拠する無線通信210を行う。
ボタン入力部17は、携帯電話10の使用者による操作を受け付ける操作手段である。ボタン入力部17は、タッチパネルとして、パネル18と一体に構成されている。パネル18は、携帯電話10の各種機能情報を表示する。カメラ部27は、CCD等により所定範囲を撮影して画像データを取得する部位である。
<MFP51の構成>
MFP51の構成について説明する。MFP51は、プリンタ19、スキャナ20、CPU32、 ROM(Read Only Memory)33、RAM(Random Access Memory)34、NVRAM(Non-Volatile RAM)35、無線送受信部36、無線アンテナ部37、ボタン入力部38、パネル39、モデム40、電話回線接続部41、NFCタグ46、表示灯45、を主に備えている。これらの構成要素は、入出力ポート43を介して互いに通信可能とされている。
ROM33は、各種のプログラムを記憶する。CPU32は、ROM33に記憶されているプログラムを実行する。RAM34は、揮発性のメモリである。RAM34には、MFP入力文字列情報、項目識別情報、携帯電話文字列情報が記憶される。これらの情報の内容については後述する。
NVRAM35は、不揮発性のメモリである。NVRAM35には、文字情報通信フラグ、通信済みフラグが記憶されている。文字情報通信フラグは、文字情報通信処理を実行する場合には「オン」となり、実行しない場合には「オフ」となるフラグである。通信済みフラグは、タグ記憶部47に記憶されている情報(項目識別情報など)が、NFC通信200によって携帯電話10へ送信済みである場合には「オン」となり、未送信である場合には「オフ」となるフラグである。
また、NVRAM35には、テーブルTB1が記憶されている。テーブルTB1は、複数の入力項目の各々について、各種の情報を記憶するテーブルである。図8に、本実施形態におけるテーブルTB1の一例を示す。テーブルTB1は、入力項目ID110、入力項目111、文字種群112、文字数上限値113、を記憶する。
入力項目ID110は、各種の入力項目111を識別するための情報である。入力項目111は、入力を受け付ける情報の属性を示す情報である。入力項目111の例としては、名前、名前(ヨミガナ)、メールアドレス、電話番号、などが挙げられる。「名前」は、アドレス帳に登録される人物の名前である。「名前(ヨミガナ)」は、名前の読み方をカタカナで表した情報である。メールアドレスは、アドレス帳に登録される人物のメールアドレスである。電話番号は、アドレス帳に登録される人物の電話番号である。
文字種群112は、複数種類の文字種のうち、入力項目111の文字列に使用可能である文字種群を示す情報である。文字種群112の例としては、日本語、日本語片仮名、英語、数字、などが挙げられる。文字種群112=「日本語」に含まれる文字種の例としては、平仮名(変換可)、片仮名(変換可)、アルファベット、数字、特殊文字、などが挙げられる。文字種群112=「日本語片仮名」に含まれる文字種の例としては、片仮名(変換禁止)、アルファベット、数字、特殊文字、などが挙げられる。文字種群112=「英語」に含まれる文字種の例としては、アルファベット、数字、特殊文字、などが挙げられる。文字種群112=「数字」に含まれる文字種の例としては、数字などが挙げられる。
文字数上限値113は、入力項目111の情報を入力する際に入力可能である文字数の上限値を示す情報である。テーブルTB1に記憶される各種の情報は、予め多機能機10の製造者によって記憶されてもよい。
図8のテーブルTB1の例では、入力項目ID110=「1」に対応する入力項目111では、名前に関する情報の入力を受け付けており、使用可能である文字種群112が「日本語」であり、名前を入力する際に使用できる文字数(文字数上限値113)が20字までであることが分かる。
また、NVRAM35には、情報記憶領域35aが記憶されている。情報記憶領域35aは、各種の情報を記憶する領域である。情報記憶領域35aに記憶される情報の一例としては、アドレス帳が挙げられる。アドレス帳は、複数の人物の各々に対応付けて、入力項目111(名前、名前(ヨミガナ)、メールアドレス、パスワード、電話番号)が記憶されている情報である。
NFCタグ46は、NFCリーダ30との間でNFC通信200を行う。NFCタグ46は、タグ記憶部47を備える。タグ記憶部47は、不揮発性の記憶部である。タグ記憶部47は、NFCタグ46からNFCリーダ30へ送信するデータを記憶しておくための記憶部である。タグ記憶部47には、項目識別情報、文字種群112、MFP入力文字列情報、文字数上限値113、などが記憶される。
項目識別情報は、入力項目111を識別する情報である。MFP入力文字列情報は、MFP51で入力を受け付けた文字列を示す情報である。
無線送受信部36は、無線アンテナ部37を介してアクセスポイント62との間で無線LAN通信203を行うことにより、各種のデータを構成するデジタル信号を送受信する。無線LAN通信203は、NFC通信200よりも通信可能距離が大きい通信である。また、無線LAN通信203の通信速度は、NFC通信200の通信速度よりも高速である。
ボタン入力部38は、MFP51の各機能を実行するためのキーである。ボタン入力部38は、タッチパネルとして、パネル39と一体に構成されていてもよい。パネル39は、MFP51の各種機能情報を表示する。プリンタ19は、印刷用紙に印刷を実行する部位である。スキャナ20は、紙の原稿をスキャンして、画像データを生成する部位である。モデム40は、ファクシミリ機能によって送信する原稿データを、電話回線網100に伝送可能な信号に変調して電話回線接続部41を介して送信したり、電話回線網100から電話回線接続部41を介して入力された信号を受信し、原稿データへ復調するものである。表示灯45は、LED(Light Emitting Diode)等を備えており、MFP51の各種ステータスを使用者に報知するための部位である。
携帯電話10とアクセスポイント62とは、無線LAN方式のインフラストラクチャーモードに準拠する無線LAN通信201を行うことが可能とされている。また、MFP51とアクセスポイント62とは、無線LAN方式のインフラストラクチャーモードに準拠する無線LAN通信203を行うことが可能とされている。よって、携帯電話10およびMFP51の各々がアクセスポイント62へアクセスし、無線LANのインフラストラクチャーモードに準拠する無線LAN通信201および203の各々を行える状態になることで、携帯電話10とMFP51との間でデータ通信をすることが可能になる。
また、携帯電話10とMFP51とは、NFC通信200を行うことが可能とされている。よって、携帯電話10をMFP51に近接させる(例:かざす)ことにより、NFC通信200を行える状態になることで、携帯電話10とMFP51との間で各種の情報を通信することが可能になる。
<MFPの動作>
図2を用いて、MFP51で行われる文字情報通信処理の設定処理を説明する。図2のフローは、文字情報通信処理の設定入力を受け付ける状態にMFP51が移行したことに応じて開始されるフローである。例えば、文字情報通信処理の設定ボタンがパネル39に表示されており、当該ボタンがタッチされたことに応じて、図2のフローが開始されるとしてもよい。
S12においてCPU32は、文字情報通信処理の設定入力を受け付ける画面をパネル39に表示する。S13においてCPU32は、文字情報通信処理の設定入力が受け付けられたか否かを判断する。設定入力が受け付けられていない場合(S13:NO)にはS13へ戻り、受け付けられた場合(S13:YES)にはS14へ進む。
S14においてCPU32は、文字情報通信処理を実行する旨の設定入力が行われたか否かを判断する。例えば、文字情報通信処理を実行する旨の入力を受け付けるボタン(実行ボタン)と、文字情報通信処理を実行しない旨の入力を受け付けるボタン(不実行ボタン)とがパネル39に表示されており、何れのボタンがタッチされたかを判断してもよい。文字情報通信処理を実行する旨の設定が行われた場合(S14:YES)には、S16へ進む。S16においてCPU32は、NVRAM35に記憶されている文字情報通信フラグを「オン」にする。一方、文字情報通信処理を実行しない旨の設定が行われた場合(S14:NO)には、S18へ進む。S18においてCPU32は、NVRAM35に記憶されている文字情報通信フラグを「オフ」にする。そしてフローを終了する。
図3〜図5を用いて、MFP51で行われる文字情報通信処理を説明する。図3〜図5のフローは、NVRAM35に記憶されている文字情報通信フラグが「オン」である場合に実行されるフローである。ここでは、アドレス帳へ情報を記憶する処理を例に挙げて説明する。アドレス帳へ情報を記憶する処理は、アドレス帳に情報を記憶させる旨の命令が受け付けられることに応じて開始される。アドレス帳に情報を記憶させる旨の命令は、例えば、アドレス帳への情報追加ボタンがパネル39に表示されており、当該情報追加ボタンがタッチされたことに応じて受け付けられるとしてもよい。
S110においてCPU32は、入力項目選択画面をパネル39に表示する。入力項目選択画面は、入力項目111の種類の選択を受け付ける画面である。図9に、入力項目選択画面の一例である、入力項目選択画面P1を示す。入力項目選択画面P1は、図8のテーブルTB1に基づいて表示される画面である。入力項目選択画面P1には、入力項目ボタン画像B1〜B4が表示されている。入力項目ボタン画像B1は、「名前」の入力項目111を選択する操作を受け付けるための画像である。入力項目ボタン画像B2は、「名前(ヨミガナ)」の入力項目111を選択する操作を受け付けるための画像である。入力項目ボタン画像B3は、「メールアドレス」の入力項目111を選択する操作を受け付けるための画像である。入力項目ボタン画像B4は、「電話番号」の入力項目111を選択する操作を受け付けるための画像である。
S112においてCPU32は、入力項目111の種類が選択されたか否かを判断する。入力項目111の種類が選択されたか否かの判断は、入力項目ボタン画像B1〜B4の何れかが押下されたか否かによって判断してもよい。入力項目の種類が選択されていない場合(S112:NO)にはS112へ戻り、入力項目の種類が選択された場合(S112:YES)にはS114へ進む。以下、本実施形態では、例として、「名前」の入力項目111が選択された場合について説明する。
S114においてCPU32は、選択された入力項目111に対応する文字入力画面を、パネル39に表示する。図10に、文字列入力画面の一例である、文字列入力画面P2を示す。文字列入力画面P2は、「名前」の入力項目111が選択された場合に表示される画面である。文字列入力画面P2には、文字列表示領域A1、キーボード画像K1、OKボタン画像B11、キャンセルボタン画像B12、矢印ボタン画像B13、文字種変更ボタン画像B14、変換ボタン画像B15、などが表示されている。また文字列表示領域A1には、選択された入力項目111の名称(「名前」)が表示されている。
S116においてCPU32は、選択された入力項目111について、文字入力が実行されたか否かを判断する。文字入力は、キーボード画像K1、変換ボタン画像B15などを用いて行われるとしてもよい。また、文字入力の際に行われる処理は一般的な処理を用いればよいため、ここでは説明を省略する。文字入力が実行されていない場合(S116:NO)にはS120へ進み、文字入力が実行されている場合(S116:YES)にはS118へ進む。S118においてCPU32は、入力された文字列を示す情報であるMFP入力文字列情報を、RAM34に一時的に記憶させる。MFP入力文字列情報は、標準化された文字コード体系(例:Unicode)が用いられている情報である。また、入力された文字列を、文字列入力画面P2の文字列表示領域A1に表示させる。
S120においてCPU32は、NFC通信200が確立されているか否かを判断する。具体的には、CPU32は、携帯電話10に備えられているNFCリーダ30が、NFCタグ46を中心とする所定距離内に近接したか否かを判断する。所定距離は、例えば10cm程度であってもよい。NFC通信200が確立されていない場合(S120:NO)にはS116へ戻り、確立されている場合(S120:YES)にはS122へ進む。
S122においてCPU32は、NVRAM35に記憶されている通信済みフラグが「オン」であるか否かを判断する。通信済みフラグが「オン」の場合(S122:YES)にはS138(図4)へ進み、「オン」ではない場合(S122:NO)にはS124へ進む。
S124においてCPU32は、選択されている入力項目111で使用可能な文字種群112を、テーブルTB1から読み出す。本実施形態の説明例では、入力項目111として「名前」が選択されている場合を説明しているため、文字種群112=「日本語」がテーブルTB1から読み出される。
S126においてCPU32は、S124で読み出した文字種群112を、NFCタグ46のタグ記憶部47に記憶させる。これにより、後述するS134で、文字種群112を携帯電話10に送信することが可能となる。本実施形態の説明例では、文字種群112=「日本語」がタグ記憶部47に記憶される。
S128においてCPU32は、S118において文字入力を受け付けている場合には、入力された文字列を示す情報であるMFP入力文字列情報を、NFCタグ46のタグ記憶部47に記憶させる。これにより、後述するS134で、MFP入力文字列情報を携帯電話10に送信することが可能となる。
S130においてCPU32は、選択されている入力項目111で使用可能な文字数の上限値である文字数上限値113を、テーブルTB1から読み出して、NFCタグ46のタグ記憶部47に記憶させる。これにより、後述するS134で、文字数上限値113を携帯電話10に送信することが可能となる。本実施形態の例では、入力項目111として「名前」が選択されている場合を説明しているため、文字数上限値113=「20」がタグ記憶部47に記憶される。
S132においてCPU32は、選択されている入力項目111を識別するための項目識別情報を生成する。項目識別情報は、例えば、4桁の乱数を発生させることで生成されてもよい。そしてCPU32は、生成した項目識別情報を、NFCタグ46のタグ記憶部47に記憶させる。これにより、後述するS134で、項目識別情報を携帯電話10に送信することが可能となる。本実施形態の例では、入力項目111が「名前」であることを識別するための項目識別情報が生成され、タグ記憶部47に記憶される。
S134においてCPU32は、NFCタグ46のタグ記憶部47に記憶されている情報を、NFC通信200を用いて携帯電話10へ送信する。これにより、文字種群112、文字数上限値113、項目識別情報、が携帯電話10へ送信される。また、S118で文字入力が受け付けられている場合には、MFP入力文字列情報も携帯電話10へ送信される。S136においてCPU32は、NVRAM35に記憶されている通信済みフラグを「オン」に設定する。
S138(図4)においてCPU32は、NFC通信200を介して携帯電話10から返信を受けたか否かを判断する。携帯電話10から返信を受けていない場合(S138:NO)にはS140(図5)へ進む。
S140においてCPU32は、文字入力を確定させる旨の命令が入力されたか否かを判断する。例えば、MFP51のボタン入力部38を介して入力された文字列(S116)を用いて入力を確定する旨の命令入力を受け付ける入力確定ボタンが、パネル39に表示されていてもよい。そして、当該入力確定ボタンがタッチされたことに応じて、文字入力を確定させる旨の命令が入力されるとしてもよい。文字入力を確定させる旨の命令が入力された場合(S140:YES)にはS142へ進む。S142においてCPU32は、S118でRAM34に一時的に記憶させていたMFP入力文字列情報を、NVRAM35の情報記憶領域35aに記憶させる。これにより、入力が確定された文字列(MFP入力文字列情報に基づく文字列)が文字列表示領域A1に表示されている状態となる。また、MFP入力文字列情報に基づく文字列をアドレス帳に入力する、という処理が完了する。S144においてCPU32は、パネル39から文字入力画面を消去するとともに、NFC通信200の通信状態を解除する。そしてフローを終了する。
一方、S140において、文字入力を確定させる旨の命令が入力されていない場合(S140:NO)にはS146へ進む。S146においてCPU32は、入力項目111に対する文字列の入力操作をキャンセルする旨の命令が入力されたか否かを判断する。例えば、前述した入力確定ボタンとともに、文字列入力キャンセルボタンがパネル39に表示されているとしてもよい。そして、当該キャンセルボタンがタッチされたことに応じて、文字列の入力操作をキャンセルする旨の命令が入力されるとしてもよい。文字列の入力操作がキャンセルされていない場合(S146:NO)にはS138へ戻り、キャンセルされた場合(S146:YES)にはS148へ進む。S148においてCPU32は、MFP51で入力が受け付けられた文字列(S118で入力された文字列)の情報を消去する。これにより、S118で入力された文字列が破棄される。またCPU32は、パネル39から文字入力画面を消去するとともに、NFC通信200の通信状態を解除する。そしてS110(図3)へ戻る。
またS138(図4)において、携帯電話10から返信を受けた場合(S138:YES)にはS150へ進む。S150においてCPU32は、携帯電話10から返信された情報(項目識別情報および携帯電話文字列情報)を、RAM34に一時的に記憶させる。携帯電話文字列情報は、携帯電話10で入力された文字列を表す情報である。携帯電話文字列情報は、標準化された文字コード体系(例:Unicode)が用いられている情報である。
S152においてCPU32は、S134で携帯電話10へ送信した項目識別情報と、S150で携帯電話10から受信した項目識別情報とが、一致するか否かを判断する。一致しない場合(S152:NO)にはS138へ戻り、一致する場合(S152:YES)にはS154へ進む。
S154においてCPU32は、携帯電話10から受信した携帯電話文字列情報により表される文字列を、文字列入力画面P2(図10)の文字列表示領域A1へ表示する。これにより、携帯電話10で入力された文字列が、MFP51の文字列表示領域に表示される。
S156において、CPU32は、文字列入力画面P2(図10)のOKボタン画像B11が押下されたか否かを判断する。押下されていない場合(S156:NO)にはS156へ戻り、押下された場合(S156:YES)にはS158へ進む。S158においてCPU32は、携帯電話文字列情報により表される文字列の文字種が、選択されている入力項目111で使用可能な文字種群112に含まれるか否かを判断する。本実施形態の説明例では、携帯電話文字列情報により表される文字列の文字種が、入力項目111(「名前」)で使用可能な文字種群112(「日本語」)に含まれるか否かが判断される。含まれない場合(S158:NO)にはS160へ進み、CPU32は、文字種が異なる旨のエラー表示をパネル39に表示する。そしてS138へ戻る。一方、含まれる場合(S158:YES)には、S162へ進む。
S162においてCPU32は、S150でRAM34に一時的に記憶させていた携帯電話文字列情報を、NVRAM35の情報記憶領域35aに記憶させる。これにより、入力が確定された文字列(携帯電話文字列情報に基づく文字列)が文字列表示領域A1に表示されている状態となる。また、携帯電話文字列情報に基づく文字列をアドレス帳に入力する、という処理が完了する。
S164においてCPU32は、パネル39から文字列入力画面を消去するとともに、NFC通信200の通信状態を解除する。そしてフローを終了する。
<携帯電話10の動作>
図6および図7を用いて、携帯電話10で行われる文字情報通信処理を説明する。図6および図7のフローは、文字入力アプリケーション28aがCPU11により起動されることに応じて開始される。S210において、CPU11は、通信アプリケーション28bの起動命令を受け付けたか否かを判断する。例えば、通信アプリケーション28bの起動ボタンがパネル18に表示されており、当該起動ボタンがタッチされたことに応じて、起動命令が受け付けられるとしてもよい。起動命令が受け付けられていない場合(S210:NO)にはS210へ戻り、受け付けられた場合(S210:YES)にはS212へ進む。S212においてCPU11は、通信アプリケーション28bを起動する。そして、NFC通信200の実行を監視する。
S216においてCPU11は、文字種群112、文字数上限値113、項目識別情報などの各種情報を、MFP51から受信したか否かを判断する。具体的には、NFCタグ46からNFC通信200を介して送信されてきた情報を、NFCリーダ30で受信したか否かを判断する。受信していない場合(S216:NO)にはS216へ戻り、受信した場合(S216:YES)にはS218へ進む。S218においてCPU11は、MFP51から受信した情報を記憶部12に記憶させる。
S220においてCPU11は、文字入力アプリケーション28aを起動させる。これにより、文字列入力画面が携帯電話10のパネル18に表示される。また、文字列入力画面が対応する文字種は、MFP51から受信した文字種群112に含まれている文字種と同一とされる。図11に文字列入力画面の一例である、文字列入力画面P3を示す。文字列入力画面P3は、文字種群112=「日本語」に含まれている、文字種=「平仮名」に対応した画面である。文字列入力画面P3には、文字列表示領域A2、キーボード画像K2、確定ボタン画像B21、次候補ボタン画像B22、バックスペースボタン画像B23、などが表示されている。以下、本実施形態では、例として、携帯電話10のパネル18に文字列入力画面P3が表示されている場合について説明する。
S224においてCPU11は、S216においてMFP入力文字列情報を受信している場合には、MFP入力文字列情報によって表される文字列を、文字列入力画面P3の文字列表示領域A2に表示する。これにより、MFP51側で途中まで入力された文字列の続きを、携帯電話10で入力することが可能となる。
S226(図7)においてCPU11は、ユーザによる文字入力を受け付ける。そして、入力された文字列を、文字列表示領域A2に表示する。S226での文字入力の受け付けは、S218で受信した文字数上限値113によって指定されている上限値の範囲内で行われる。文字入力は、キーボード画像K2、次候補ボタン画像B22などを用いて行われるとしてもよい。また、文字入力の際に行われる処理は一般的な処理を用いればよいため、ここでは説明を省略する。
S227において、CPU11は、文字列入力画面P3の確定ボタン画像B21が押下されたか否かを判断する。押下されていない場合(S227:NO)にはS226へ戻り、押下された場合(S227:YES)にはS228へ進む。S228においてCPU11は、確定ボタン画像B21が押下された時点において文字列表示領域A2に表示されている文字列(携帯電話文字列情報)を、記憶部12に記憶させる。これにより、携帯電話10での文字列の入力が確定される。
S230においてCPU11は、MFP51とのNFC通信200が確立されているか否かを判断する。具体的には、CPU11は、携帯電話10のNFCリーダ30が、MFP51のNFCタグ46を中心とする所定距離内に近接したか否かを判断する。NFC通信200が確立されていないと判断された場合(S230:NO)にはS232へ進む。S232においてCPU11は、MFP51に携帯電話10をタッチする旨を、パネル18に表示する。そしてS230へ戻る。
一方、S230において、NFC通信200が確立されていると判断された場合(S230:YES)には、S234へ進む。S234においてCPU11は、携帯電話文字列情報(S228で確定)と、項目識別情報(S218で受信)を、NFC通信200を用いてMFP51へ送信する。
S236においてCPU11は、文字入力アプリケーション28aを終了する。これにより、文字列入力画面P3の表示が終了する。S238においてCPU11は、通信アプリケーション28bの終了命令を受け付けたか否かを判断する。例えば、通信アプリケーション28bの終了ボタンがパネル18に表示されており、当該終了ボタンがタッチされたことに応じて、終了命令が受け付けられるとしてもよい。終了命令が受け付けられていない場合(S238:NO)にはS216(図6)へ戻り、受け付けられた場合(S238:YES)にはS240へ進む。S240においてCPU11は通信アプリケーション28bを終了する。これにより、NFC通信200の監視が終了する。そしてフローを終了する。
<動作の具体例>
本実施形態に係る通信システム1の動作の具体例を、図12のシーケンス図を用いて説明する。図12では、例として、「名前」の入力項目111が選択される場合を説明する。また、NVRAM35に記憶されている文字情報通信フラグが「オン」とされている場合を説明する。
ユーザが、MFP51のパネル39上で、アドレス帳への情報追加ボタンを押下すると、入力項目選択画面P1(図9)がパネル39に表示される(S110)。ユーザが入力項目ボタン画像B1を押下すると、入力項目111として「名前」が選択され(S112)、文字列入力画面P2(図10)がパネル39に表示される(S114)。ユーザがキーボード画像K1を操作して、「鈴木」の文字列を入力すると、「鈴木」の文字列が文字列表示領域A1に表示される(S118)。
ユーザが、携帯電話10のパネル18上で通信アプリケーション28bの起動ボタンをタッチすると、通信アプリケーション28bが起動する(S212)。ユーザが携帯電話10をMFP51にかざすと、NFC通信200が確立する(S120:YES)。4桁の乱数である、項目識別情報=「5812」が生成される(S132)。文字種群112=「日本語」、文字数上限値113=「20」、項目識別情報=「5812」、MFP入力文字列情報=「鈴木」が、NFC通信200によって携帯電話10へ送信される(S134)。また、通信済みフラグが「オン」に設定される(S136)。
MFP51から送信された各種の情報が携帯電話10で受信されると(S216:YES)、文字入力アプリケーション28aが起動され、文字列入力画面P3(図11)がパネル18に表示される(S220)。MFP入力文字列情報によって表される文字列(鈴木)が、文字列入力画面P3の文字列表示領域A2に表示される(S224)。ユーザは、キーボード画像K2などを操作して、「太郎」の文字列を入力すると、「鈴木太郎」の文字列が文字列表示領域A1に表示された状態となる(S226)。ユーザが確定ボタン画像B21を押下し(S227:YES)、携帯電話10をMFP51に再度かざすと、NFC通信200が確立する(S230:YES)。携帯電話文字列情報=「鈴木太郎」、および、項目識別情報=「5812」が、NFC通信200によってMFP51へ送信される(S234)。そして文字入力アプリケーション28aが終了する(S236)。
MFP51は、携帯電話10から返信を受けると(S138:YES)、携帯電話文字列情報=「鈴木太郎」、および、項目識別情報=「5812」をRAM34に一時的に記憶させる(S150)。携帯電話10へ送信した項目識別情報=「5812」(S134)と、携帯電話10から受信した項目識別情報=「5812」(S150)とが一致するため(S152:YES)、携帯電話文字列情報により表される文字列(鈴木太郎)を、文字列入力画面P2(図10)の文字列表示領域A1へ表示する(S154)。携帯電話文字列情報により表される文字列(鈴木太郎)の文字種が、入力項目111=「名前」で使用可能な文字種群112=「日本語」に含まれるため(S158:YES)、入力が確定された文字列=「鈴木太郎」が文字列表示領域A1に表示されている状態となる(S162)。パネル39から文字列入力画面P2が消去されるとともに、NFC通信200の通信状態が解除される(S164)。
<効果>
以上説明した、本実施形態の説明例に係る通信システム1の効果を説明する。本明細書に開示されている技術では、携帯電話10を、MFP51に文字列を入力する手段として用いることができる。携帯電話10のパネル18の大きさは、通常、MFP51のパネル39の大きさよりも大きいため、文字列入力を受け付けるためのキーボード画像をより大きく表示することが可能となり、入力操作性を向上させることができる。
本明細書に開示されている技術では、携帯電話10にすでに搭載されている汎用の文字入力アプリケーション28aを、MFP51に文字列を入力するためのアプリケーションとして流用することが可能となる。よって、MFP51に文字列を入力するための専用の文字入力アプリケーションを携帯電話10に備える必要性を無くすことができる。
本明細書に開示されている技術では、標準化された文字コード体系(例:Unicode)を用いて、MFP51と携帯電話10との間で文字列の情報を通信している。これにより、様々な種類の文字入力アプリケーションに対応することが可能となるため、携帯電話10の機種依存性を無くすことができる。また、文字列の情報のサイズを小さくすることができるため、無線LANなどに比して低速なNFC通信200を用いて、文字列の情報を通信することが可能となる。
本明細書に開示されている技術では、携帯電話10とのNFC通信200が確立することをトリガとして(S120:YES)、項目識別情報などを携帯電話10へ送信することができる(S134)。よって、項目識別情報などを携帯電話10へ送信するための操作を不要とすることが可能となるため、ユーザの利便性を高めることができる。
本明細書に開示されている技術では、文字種群112を携帯電話10へ送信することによって(S126、S134)、MFP51で入力を受け付けている文字種を携帯電話10へ報知することができる。これにより、MFP51で入力を受け付けている文字種を入力するための文字入力アプリケーションを、携帯電話10で起動させることが可能となる(S220)。よって、携帯電話10側において、MFP51で入力を受け付けている文字種と同一種類の文字種を選択するための操作を不要とすることが可能となるため、ユーザの利便性を高めることができる。
本明細書に開示されている技術では、MFP入力文字列情報を携帯電話10へ送信することによって(S128、S134)、MFP51で入力した文字列を携帯電話10に表示させることができる(S224)。これにより、MFP51で途中まで入力されていた文字列の続きを、携帯電話10で入力することが可能となるため、入力操作性を高めることができる。
本明細書に開示されている技術では、携帯電話10から受信した携帯電話文字列情報により表される文字列の文字種が、選択されている入力項目111で使用可能な文字種である場合に(S158:YES)、携帯電話文字列情報により表される文字列を文字列表示領域へ表示する、という処理が完了する(S162)。これにより、選択されている入力項目111で入力を受け付けていない文字種の文字列を携帯電話10から受信した場合に、受信した文字列が文字列表示領域に表示されてしまう、という事態を防止することができる。
本明細書に開示されている技術では、選択されている入力項目とは異なる入力項目についての携帯電話文字列情報を携帯電話10から受信した場合には(S152:NO)、携帯電話文字列情報により表される文字列を文字列表示領域へ表示しないように制御することができる。これにより、受信した文字列が誤った入力項目に表示されてしまう事態を防止することができる。
本明細書に開示されている技術では、携帯電話10側に、文字数の上限値の範囲内で文字列の入力を受け付けさせることができる(S226)。よって、上限値を越えた文字数を有する文字列が、携帯電話10から送信されてきてしまう事態を防止できる。
本明細書に開示されている技術では、MFP51と携帯電話10との間の通信に、NFC通信200を用いている。これにより、MFP51に対して携帯電話10を近接させることで、近接させたMFP51を文字入力対象のMFP51として選択することができる。すなわち、MFP51が複数存在する場合にも、通信手段を用いて、文字入力対象のMFP51を特定することが可能となる。よって、文字入力対象のMFP51を直感的に選択することが可能となる。
本明細書に開示されている技術では、MFP51と携帯電話10との間の通信に、NFC通信200を用いている。よって、MFP51と携帯電話10との間で通信を開始する際に、通信設定が不要なため、携帯電話10をMFP51に近接させるだけという簡易な操作によって、文字入力対象のMFP51を選択することが可能となる。
入力項目の各々を識別するための項目識別情報を、入力項目の各々に予め割り当てておく場合には、入力項目の数が多くなるほど項目識別情報のサイズが大きくなる。例えば、アドレス帳において、登録されている人物ごとに入力項目を識別する場合には、登録人数が多くなるほど、大きなサイズの項目識別情報が必要となる。本明細書に開示されている技術では、通信を実行するたびに、項目識別情報(乱数)を生成している(S132)。これにより、入力項目の各々に項目識別情報を予め割り当てておく、という処理を不要とすることができる。よって、入力項目が多数存在する場合においても、項目識別情報のサイズが大きくなってしまう事態を防止することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。以下に変形例を説明する。
<変形例>
図10に示す文字列入力画面P2は、表示画面の一例であり、他の表示態様を用いることも可能である。例えば、文字列表示領域A1において、選択された入力項目111の名称(「名前」)が表示されない態様であってもよい。また、文字列入力画面P2に、複数の入力項目(名前、メールアドレス、など)が表示されていてもよい。そして、複数の入力項目のうち、入力対象として選択されている入力項目が強調表示されてもよい。また、入力対象として選択されている入力項目に、文字入力が行われる位置を示すカーソルが表示されるとしてもよい。
S158において、携帯電話文字列情報によって表される文字列に、選択されている入力項目111で使用不可能な文字種が含まれている場合には、エラー表示される(S160)場合を説明したが、この形態に限られない。携帯電話文字列情報によって表される文字列から、選択されている入力項目111で使用可能な文字のみを抽出し、抽出した文字列を文字列表示領域A1に表示する形態としてもよい。
項目識別情報として、乱数を用いる場合を説明したが(S132)、この形態に限られない。項目識別情報を、入力項目の各々に予め割り当てておいてもよい。
S227において、確定ボタン画像が押下されることに応じて携帯電話10での文字列の入力が確定される形態を説明したが、この形態に限られない。例えば、S230においてMFP51とのNFC通信200が確立されること(すなわち携帯電話10をMFP51にかざすこと)によって、携帯電話10での文字列の入力が確定される形態であってもよい。これにより、文字列の入力を確定する操作と、通信を実行する操作とを一体化することができるため、操作を簡略化することが可能となる。
S156において、OKボタン画像B11が押下されない場合(S156:NO)には、S146へ進むとしてもよい。S146においてCPU32は、文字列の入力操作をキャンセルする旨の命令が入力されたか否かを判断するとしてもよい。これにより、携帯電話10から文字列が送信されてきた場合に、当該文字列を用いて入力を確定するか否かをユーザに判断させることが可能となる。
入力項目111の例として、名前、名前(ヨミガナ)、メールアドレス、電話番号などを挙げたが、これらに限られない。入力項目111として、他の情報(パスワードなど)を用いることも可能である。情報記憶領域35aに記憶される情報の一例として、アドレス帳を挙げたが、他の情報を記憶させることも可能である。
MFP入力文字列情報および携帯電話文字列情報に用いられている、標準化された文字コード体系は、Unicodeに限られず、他の体系であってもよい。
MFP51と携帯電話10との間で各種の情報を通信するために、NFC通信200を用いる形態を説明したが、この形態に限られず、例えば無線LAN通信201および203を用いてもよい。
また携帯電話10に代えて、ノートパソコンなどのNFC通信機能を有する機器を用いることも可能である。この場合、文字入力アプリケーション28aおよび通信アプリケーション28bは、ノートパソコンにインストールされている、各種のドライバソフトであってもよい。
NFCタグを備えるMFPは、MFP51の1台に限られず、多数存在してもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
パネル39は、表示部の一例である。S114を実行するCPUは、表示制御手段の一例である。S118を実行するCPUは、入力手段の一例である。携帯電話10は、情報処理端末の一例である。NFCタグ46は、通信手段の一例である。MFP51は、画像処理装置の一例である。文字種群112は、文字種群情報の一例である。
1:通信システム、10:携帯電話、11:CPU、51:MFP、39:パネル、46:NFCタグ、111:入力項目、112:文字種群、113:文字数上限値、200:NFC通信

Claims (11)

  1. 複数の入力項目のうち少なくとも1つの前記入力項目に対応する文字列入力画面を、表示部に表示させる表示制御手段と、
    前記表示部に表示された前記文字列入力画面に対応する前記入力項目に対して、文字列を入力するための入力手段と、
    情報処理端末と通信する通信手段と、
    を備え、
    前記通信手段は、前記表示制御手段によって表示されている文字列入力画面に対応する前記入力項目を識別する項目識別情報を、前記情報処理端末へ送信し、前記項目識別情報および前記文字列を示す文字列情報を前記情報処理端末から受信し、
    前記表示制御手段は、前記通信手段が前記項目識別情報および前記文字列情報を受信すると、その文字列情報に基づく文字列を、前記項目識別情報により識別される前記入力項目に対応する文字列入力画面に表示することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記通信手段は、前記情報処理端末との通信を開始した時点において前記表示制御手段によって表示されている文字列入力画面に対応する前記入力項目を識別する前記項目識別情報を前記情報処理端末へ送信することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記複数の入力項目の各々は、複数種類の文字種のうち、1種類以上の文字種を含む、複数の文字種群の各々と対応づけられており、
    前記通信手段は、前記表示制御手段によって表示されている文字列入力画面に対応する前記入力項目に対応する前記文字種群を示す文字種群情報を、前記情報処理端末へ送信することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記入力手段で入力を受け付けた文字列を前記文字列入力画面に表示させ、
    前記通信手段は、前記入力手段で入力を受け付けた文字列を、前記情報処理端末へ送信することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記複数の入力項目の各々は、複数種類の文字種のうち、1種類以上の文字種を含む、複数の文字種群の各々と対応づけられており、
    前記表示制御手段は、前記情報処理端末から受信した前記文字列情報に基づく文字列の文字種が、前記表示部に表示された前記文字列入力画面に対応する入力項目に対応する前記文字種群に含まれる場合は、前記文字列情報に基づく文字列を前記文字列入力画面に表示することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記複数の入力項目のそれぞれには、文字数の上限値が対応づけられており、
    前記通信手段は、前記上限値を前記情報処理端末へ送信することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記通信手段は、前記情報処理端末との通信を、通信可能な距離が1メートル以内の近距離通信で行うことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記通信手段は、前記情報処理端末との通信を、認証情報を必要としない通信規格を用いて行うことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 前記表示制御手段は、
    前記通信手段が受信した前記項目識別情報が示す入力項目が、前記表示部に表示されている前記文字列入力画面に対応する入力項目と一致する場合は、前記文字列情報に基づく文字列を前記文字列入力画面に表示する一方、
    前記通信手段が受信した前記項目識別情報が示す入力項目が、前記表示部に表示された前記文字列入力画面に対応する入力項目と一致しない場合は、前記文字列情報に基づく文字列を前記文字列入力画面に表示しないことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の画像処理装置。
  10. 通信部を備えた情報処理端末のコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    文字列の入力操作を受け付ける入力手段と、
    前記通信部に画像処理装置と通信させる通信制御手段と、して機能させ、
    前記通信制御手段は、前記通信部に前記画像処理装置が入力を受け付けている入力項目を識別する特定入力項目情報を、前記画像処理装置から受信させ、
    前記入力手段は、前記画像処理装置から前記特定入力項目情報を受信すると、文字列情報の入力操作を受け付け、
    前記通信制御手段は、前記文字列情報の入力操作が受け付けられた後に、前記特定入力項目情報および前記文字列情報を前記通信部に前記画像処理装置へ送信させることを特徴とするプログラム。
  11. 画像処理装置と情報処理端末とが通信可能に接続されている画像処理システムであって、
    前記画像処理装置は、
    複数の入力項目のうち少なくとも1つの前記入力項目に対応する文字列入力画面を表示部に表示させる表示制御手段と、
    前記表示部に表示された前記入力項目に対して、文字列の入力操作を受け付ける第1入力手段と、
    情報処理端末と通信する第1通信手段と、
    を備え、
    前記情報処理端末は、
    文字列の入力操作を受け付ける第2入力手段と、
    画像処理装置と通信する第2通信手段と、
    を備え、
    前記画像処理装置の前記第1通信手段は、前記表示制御手段によって表示されている文字列入力画面に対応する前記入力項目を識別する入力項目識別情報を、前記情報処理端末へ送信し、
    前記情報処理端末の前記第2入力手段は、前記画像処理装置から前記入力項目識別情報を受信することに応じて、文字列情報の入力操作を受け付け、
    前記情報処理端末の前記第2通信手段は、前記文字列情報の入力操作が受け付けられた後に、前記入力項目識別情報および前記入力操作を受け付けた文字列情報を前記画像処理装置へ送信し、
    前記画像処理装置の前記表示制御手段は、前記入力項目識別情報および前記文字列情報を前記第1通信手段が前記情報処理端末から受信すると、受信した前記文字列情報に基づく文字列を受信した前記入力項目識別情報に対応する前記文字列入力画面に表示することを特徴とする画像処理システム。
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