JP5934598B2 - シールド掘進機 - Google Patents
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Description
シールド工法ではシールド掘進機が用いられる。シールド掘進機は、例えば、筒状のスキンプレートと、このスキンプレートの前端部(切羽側端部)に設けられて地山を掘削するカッタヘッドと、スキンプレートより内側に設けられる推進ジャッキとを備える。
尚、本実施形態では、便宜上、トンネル掘進方向を前進方向として前後左右を規定している。
また本実施形態では、いわゆる泥土圧式のシールド掘進機を例にとってシールド掘進機の構成を説明するが、シールド掘進機の種類はこれに限らない。
カッタチャンバ6内では、カッタヘッド3による掘削で生じた掘削土砂が滞留する。
エレクタ装置10は把持部11を備える。エレクタ装置10は、円弧状断面を有するセグメントSを把持部11で把持しつつ、セグメントSをトンネル軸方向、径方向、周方向に適宜移動させることができる。
図2(a)は、セグメントリングSRの横断面図である。図2(b)は、セグメントリングSRの展開図である。
次に、セグメントS1の他側に、セグメントS3を連結させる。
次に、セグメントS3のセグメントS1と反対の側に、セグメントS5を連結させる。
次に、セグメントS5のセグメントS3と反対の側に、セグメントS7を連結させる。
尚、互いに隣接するセグメントリングSRについては、互いのキーセグメントKS同士が接触しないように平面視で千鳥配置になるように、各セグメントリングSRが構築される。
延長部20は、平面視で矩形状に形成されており、横断面が円弧状を成している。
図3は、延長部20を示す横断面図である。
テールシール41、42は金属製のブラシ(ワイヤブラシ)である。尚、テールシール41、42については、金属製に限らず、例えば、ウレタンなどの樹脂製であってもよい。
尚、テールシール41、42間の隙間にはグリースなどの充填材が充填され得る。
延長右シール部41cは、主シール部41の右上端より延長部20の右側外縁に沿って後方に延びている。
後側のテールシール42の構成は、前側のテールシール41の構成と同様であるので、その説明を省略する。
図4は直線施工時のシールド掘進機1を示す平面図である。
また、曲線施工時には、シールド掘進機1が目標の掘進方向に進むように、複数の推進ジャッキ30の推力分布が調整される。
図5は曲線施工時のシールド掘進機1を示す平面図である。
また、図5の2点鎖線は、円筒状のスキンプレート及びカッタヘッドを備える従来型のシールド掘進機100の輪郭を示す。
また、このようにテールクリアランスを大きくすると、テールシールが大型化し、また、スキンプレートの後端部で止水性を確保することが難しかった。
図1に示した延長部20と異なる点について説明する。
尚、テールシール41’、42’の各々の構成は、上述のテールシール41、42と同様であるので、その説明を省略する。
図1に示した第1実施形態と異なる点について説明する。
前側スキンプレート23の後端部23bには、その外径が縮径された縮径部25が形成されている。縮径部25の外周面には、前後2列の環状溝26、27が所定深さで凹設されている。
後側スキンプレート24の前端部24aの突起28は、前側スキンプレート23の後端部23bの後側の環状溝27に遊嵌されている。これにより、後側スキンプレート24は、突起28及び環状溝27によってガイドされつつ、前側スキンプレート23に対して周方向に回転することができる。尚、後側スキンプレート28の回転駆動源としては、例えば、電気モータや油圧モータなどを挙げることができる。
また、上述の第1及び第2実施形態では、泥土圧式のシールド掘進機1を用いて説明したが、シールド掘進機1の種類はこれに限らず、例えば、泥水式のシールド掘進機であってもよい。
2 スキンプレート
2a 前端部
2b 後端部
3 カッタヘッド
4 シールド隔壁
5 駆動用モータ
6 カッタチャンバ
10 エレクタ装置
11 把持部
15 覆工体
20、20’、21 延長部
22 スキンプレート
23 前側スキンプレート
23a 前端部
23b 後端部
24 後側スキンプレート
24a 前端部
24b 後端部
25 縮径部
26、27 環状溝
28 突起
29 シール
30 推進ジャッキ
31 シリンダ
32 ロッド
35 スクリューコンベア
41、41’ 前側のテールシール
41a 主シール部
41b 延長左シール部
41c 延長右シール部
41d 延長後端シール部
42、42’ 後側のテールシール
42a 主シール部
42b 延長左シール部
42c 延長右シール部
42d 延長後端シール部
KS、KS1、KS2、 キーセグメント
S、S1〜S7 セグメント
SR、SR1、SR2 セグメントリング
Claims (4)
- 筒状のスキンプレートと、
このスキンプレートの前端部に設けられて地山を掘削するカッタヘッドと、
このカッタヘッドより後方の前記スキンプレート内にて、前記スキンプレートの周方向に沿って複数のセグメントを連結して、最後にセグメント間にキーセグメントを差し込むことによりセグメントリングを構築するエレクタ装置と、
を含んで構成されるシールド掘進機であって、
前記スキンプレートは、前記スキンプレートの後端部の一部より後方に延在する延長部を有し、
トンネル軸方向に順次構築された複数のセグメントリングのうち最も前側に位置するセグメントリングの前記キーセグメントが、前記スキンプレート及び前記延長部により覆われることを特徴とするシールド掘進機。 - 前記キーセグメントは、前記セグメントリングの上部に位置し、
前記スキンプレートの後端部の前記一部は、前記スキンプレートの後端部の上部であることを特徴とする請求項1に記載のシールド掘進機。 - 前記スキンプレートの後端部及び前記延長部の外縁に沿って設けられて、前記スキンプレートの後端部及び前記延長部の内面と前記セグメントリングの外面との間の間隙を塞ぐテールシールを更に含んで構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシールド掘進機。
- 前記スキンプレートは、前端部に前記カッタヘッドが設けられる円筒状の前側スキンプレートと、この前側スキンプレートの後端部に前端部が連結されて前記前側スキンプレートに対して回転可能な円筒状の後側スキンプレートと、を含んで構成され、
前記延長部は、前記後側スキンプレートの後端部の一部より後方に延在することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のシールド掘進機。
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