JP5933598B2 - バネなし緩衝装置兼用懸架装置、及び使用方法 - Google Patents

バネなし緩衝装置兼用懸架装置、及び使用方法 Download PDF

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Description

我々、マーク M.アレン(30345 ジョージア州 アトランタ グレンブライアー ドライブ ノースイースト 2722在住、オーストラリア国民)及びニコラス C.ギアンノプロス(30115 ジョージア州 カントン ランドール クリーク ドライブ 250在住、アメリカ合衆国民)は、特定の新規且つ有用なバネなし緩衝装置兼用懸架装置の改良、及びその使用方法を発明した。以下は明細書である。
(優先権主張)
法律で認められる最大限の範囲で、本出願は、「バネなし緩衝装置兼用懸架装置、及び使用方法」という発明の名称で2011年2月16日に出願され、シリアル番号13/028348が割り当てられた米国非仮特許出願に対する優先権及び特許協力条約出願としての十分な利益を主張する。
(発明の分野)
本発明は、概ね車両用緩衝装置に、より詳細には、車両を支持するのにバネを必要としない調節可能な緩衝装置に関する。
緩衝装置又はダンパーは、衝撃インパルスを取り除き又は減衰させ、且つ運動エネルギーを消散させるように設計された機械装置である。大部分の緩衝装置(ダンパー)は、外バネ(コイル)と共に使用される。
車両用の様々な衝撃を吸収する装置が、そうでなければ車両に伝えられるであろう衝撃の平滑化をもたらすためにその内部に振動減衰(「ツインチューブ」構造)をもたらすようにシリンダー内で上下に移動するピストンロッドを利用しようとしてきた。他の緩衝装置は、シリンダーに出入りするピストンロッドの体積に対応する浮動ピストンを利用する(「モノチューブ」構造)。このような装置は、車両の荷重を支えるために緩衝装置の本体の周りに又は懸架装置の別の場所に配置された、典型的にはバネ、最も典型的にはコイルバネに依存する。従来の装置では、バネは、弁動作を内部で制御するために必要とされ、ガスチャンバ内のガスが外部の状況に応じて減圧又は圧縮し、システム内の均衡を取り戻すように流体チャンバ内の圧力が低下又は上昇すると、緩衝装置の本体内の流体が二方弁を通って浮動ピストンの動きと反対方向に流れて戻る。しかし、荷重は内部の圧縮ガスによって部分的にしか支えられず、したがって装置は事実上、協調して働くバネがない、非耐荷重性である。
緩衝装置は、所望の「乗り心地」特性を提供するように調整できることがさらに望ましい。このことは、様々な車両に適合させることができる緩衝装置を作る上でも重要である。ある装置は、調整可能なロックアウト弁と二段流量制限とを有する緩衝装置を教示することによって、この問題にアプローチしている。この懸架装置/緩衝装置兼用装置は、ピストンの圧縮及び回復ストローク中に流体チャンバから別のチャンバへの流体流を有することによって部分的に動作する。流体流は、要求に応じて開いたり閉じたりするように外部から操作することができる弁を使って制御される。弁の開閉位置(又は開閉の間の中間位置)を調整することによって流体流が増減されるので、衝撃吸収特性が影響を受ける可能性がある。この装置は、自転車などの軽量車のためだけのダンパーである。また、この装置は、車両の重量を支持しない。
さらに別の装置が、車両懸架装置用の空気圧接続を教示しているが、ダンパーのみを備えている。この装置はハウジング内にピストンを含み、別個の第1及び第2チャンバも配置されている。ピストンは、2つのチャンバ間で制動流体の流れを調節する、関係するアクチュエータが取り付けられた、少なくとも1つの開口を含む。アクチュエータが作動すると、ピストン開口は遮られ、それにより直ちに流体流を減少させる。アクチュエータの停止が、再び自由な流体の流れを可能にする。また、フリットが、衝撃を減衰させるのを支援するために流体の流れを制限する。
別の装置は、弁ユニットを介在させた導管によって相互接続された2つの液体チャンバを有する車両用テレスコピック懸架装置を教示している。この装置は、チューブ内弁構造を有する。流体の流れは、アウターチューブとピストン(又はインナー)チューブとの間で直接的である。固定チューブはない。また、弁体は、ピストンチューブに配置されているので、ピストンチューブと共に移動する。しかしながら、この装置は、バネなし動作を提供するものの、調整制御を欠いている。
別の設計では、減衰管がアウターチューブの底部にねじ結合され、弁が減衰管に外側からねじ結合される。この装置は、ダンパー管がその中に穴を有することを必要とし、さらに車両を支持するのにバネを必要とする。オプションとして、この装置はポートを備え、ポートは、減衰管にガスを充填して延伸時にガスが負のバイアス効果を生じるようにするために、減衰管の外側に開けられることができる。しかし、バイアス効果は圧縮時には生じない。
市場にある大部分のダンパーは(ツインチューブ構造でもモノチューブ構造でも)、ガスチャンバ領域を有し、且つ、モノチューブ構造の場合には、浮動ピストンを有する。しかしながら、ガスチャンバの目的は、バネ作用を提供することではなく、むしろ、ピストンロッドが下に移動(圧縮)したときにピストンロッドによって押し出される余分な油を収容する場所である。言い換えれば、ガスチャンバ内で生じる力は車両の重量を支えるのに十分ではなく、したがって、このようなダンパーには外バネの必要性がある。ピストンロッドの端部に位置する流量弁(フローバルブ)は、流れ、したがって、減衰を調整する。
したがって、車両の荷重を支持するのにバネを組み合わせて使用することを必要とせずに、減衰動作の必要な動作範囲を提供することができ、且つさらに圧縮時と伸長時の両方でバイアス効果をもたらす緩衝装置が必要であることは容易に明らかである。
簡単に説明したように、好ましい実施形態において、本発明は、コイルバネが不要になる、バネなし緩衝装置兼用懸架装置、及び使用方法を提供することにより上述の欠点を克服し、且つ認識されているこのような装置の必要性を満たし、これらにおいて、ガス圧を調整し、それにより必要な耐荷重性を提供するために浮動ピストン装置を使用し、且つピストン装置を2つの主要なチャンバ、流体で満たされた下部チャンバと空気で満たされた上部チャンバとの間に配置する。流体は、流体流が流体作動空間のセグメント内の容積変化を補償するように二方弁及び流体通路を通って作業空間に出入りすることができる。二方弁を通る流体流は、油の流れのための開口又は弁通路上に配置される適切なシムプレートの選択により内部で制御されることができる。
バネなし緩衝装置兼用懸架装置は、3つのチューブ、すなわち、アウターチューブと、端部にピストンヘッド又はリングを有するピストンチューブ(インナーチューブ)と、固定(減衰管)とで構成される。本発明の精神から逸脱することなく、ピストンヘッドがピストンチューブに加工され、又は、代わりに、ピストンチューブにねじ結合される(又は別の方法で固定される)ことができることは、当業者に認識されるであろう。ピストンチューブの内部に位置する、浮動ピストンより上の領域は、ガスで満たされている。ピストンチューブヘッド(アウターチューブを2つのチャンバに分割する)より上及び下の固定チューブとアウターチューブとを含む、浮動ピストンより下の領域は、油で満たされている。ピストンチューブが圧縮すると、油はアウターチューブから、a)弁(好ましい実施形態の場合、固定チューブの内部に位置する)又はb)固定チューブの外側(第1代替実施形態の場合)を通って、固定チューブの上へ流れる。押し出される油の体積の一部と固定チューブ(実ロッドとして作用する)の容積とが浮動ピストンを上に押し、次いで浮動ピストンの上のチャンバ内のガス圧を増大させ、それによって与えられた力(衝撃)を吸収するのに必要な抵抗力を提供する。ガスチャンバが縮小される量は、バネのような力を発生させるのに必要な高圧力を発生させるのに十分な大きさ(緩衝装置の幾何学形状のために)である。この設計は、ガス圧チャンバがバネとして効果的に動作することを可能にする。流量弁は、それを通る油の流れを調節することによって減衰をもたらす。
第1代替実施形態は、一方向弁の中心を通るチューブによる追加の通路を含み、この通路は、弁通路を開閉するためにフットボール形のプレートを回転調整することにより流れの外部調整を提供する。本発明の別の代替実施形態は、1つの外部パイプ又は2つの外部パイプのいずれかを加えることにより、追加オプションの弁を提供する。2つのパイプのシステムでは、各パイプは、一方のパイプが一方向において流体流を制御し、他方のパイプが反対方向において流体流を制御する、一方向弁を有することになる。1つのパイプのシステムでは、外部パイプ内の二方弁が両方向の流体流を制御する。さらなる代替実施形態は、浮動ピストンを有するサイドチャンバと空気部及び流体部と備え、後者は緩衝装置内の底部オイルチャンバと流体連通する。したがって、ユニットは、効果的な一体型のバネ及びダンパーとして機能する。外バネ(コイル)は必要ない。また、両実施形態は、オプションで、ガスを含む上部チャンバと連通した追加のガスチャンバを有することができる。
その主要な側面によれば、且つ大まかに言えば、本発明は、その好ましい形態において、第1流体チャンバ及び第2流体チャンバを内部に備えた内側筒状部を有するバネなし緩衝装置兼用懸架装置である。第1流体チャンバはガスを含み、第2流体チャンバは油を含む。浮動ピストンは第1流体チャンバと第2流体チャンバとの間の内側筒状部内に配置される。バネなし兼用緩衝装置は、第3流体チャンバを内部に有する固定筒状部をさらに備え、第3流体チャンバは、バルブブロックを介して第4流体チャンバと流体連通する。内側筒状部は、第4流体チャンバを内部に有する外側筒状部内に摺動可能に配置され、固定筒状部はそれに固定的に留められたバルブブロックを有し、バルブブロックは二方弁を備える。
好ましい実施形態では、バルブブロックは、第3及び第4流体チャンバの間の流体連通を提供する。バルブブロック内の各弁を通る流速は、流体がバルブブロックを出るときにバルブブロックを通る流体の通過で偏向するが、逆方向の流体の流れを防止する、選択された厚さのシムプレートを設置することにより組み立て前に選択され、逆方向の通過を可能にする独立した、類似の弁によって制御される。
バネなし兼用緩衝装置は、上側流体チャンバと下側流体チャンバとをさらに備える。好ましい実施形態では、上側流体チャンバは第2流体チャンバと直接流体連通し、下側流体チャンバは第4流体チャンバと直接流体連通する。第1代替実施形態では、下側流体チャンバは第2流体チャンバと直接流体連通したままであり、一方、上側流体チャンバはバルブブロックを介して第4流体チャンバと流体連通する。
代替実施形態では、バネなし緩衝装置兼用懸架装置は、バルブブロックを通る反対方向の流れを選択的に制御する、二方弁の回転制御によって外部から調整可能である。
別の代替実施形態では、バネなし緩衝装置兼用懸架装置は、上側オイルチャンバと下側オイルチャンバとの間に1つ又は複数のバイパスチューブを備える。
さらに別の代替実施形態では、バネなし緩衝装置兼用懸架装置は、油を含む第4流体チャンバと流体連通する外部流体チャンバを備え、外部流体チャンバは、浮動ピストンによってガス状流体部から分離された液状流体部を有し、又は、代わりに、外部ガス収容チャンバが、ガスを含む第1流体チャンバと連通し、且つ緩衝装置内のガス圧を調整するために制御可能なピストンを内部に有することができる。
さらに別の代替実施形態では、バネなし緩衝装置兼用懸架装置は、拡張ガス収容チャンバを浮動ピストン内に備える。
より詳細には、本発明は、緩衝装置が、インナーチューブと、アウターチューブと、浮動ピストンと、固定チューブと、アウターチューブと固定チューブとの間に配置されたバルブブロックとを含む、バネなし緩衝装置兼用懸架装置、及びその使用方法である。インナーチューブは、側壁と、第1端部と、ヘッドとを備える。インナーチューブは、内部にガスニップルを有する頂部アイレットにねじ結合される。ヘッドは、アウターチューブに対して摺動可能に密封し、且つ固定チューブに対して摺動可能に密封する。ヘッドは上側オイルチャンバと下側流体チャンバとを分離し、前者はインナーチューブとアウターチューブとの間に形成され、後者はヘッドと固定チューブとバルブブロックとアウターチューブとによって囲まれる。
弁は通路と、第1開口と、第2開口とを備え、バネワッシャーとシムプレートが留め具によって弁に固定された場合に弁に対するシムプレートの圧力を提供するように、シムプレートが弁上に配置され且つバネワッシャーで弁に固定される。シムプレートは、開口を介して弁を通る流体の流れを可能にするように内部に穴を有し、それによって弁を通る流れの規定された調整を可能にする。固定チューブはバルブブロックにねじ結合され、それにより固定チューブをバルブブロックに固定する。
緩衝装置が組み立てられると、第1流体チャンバが、浮動ピストンとインナーチューブと頂部アイレットとの間に形成され、第1流体チャンバは、その後、窒素ガスで満たされる。第2流体チャンバが、浮動ピストンとインナーチューブとの間に形成され、第2流体チャンバは油で満たされる。第2流体チャンバは、側部伸長チャンバ内、及び固定チューブ内に広がり、その内部に第3流体チャンバを形成する。一旦組み立てられると、選択された車両のライドハイトを達成するのに十分な圧力になるまで第1チャンバにガスが導入される。
緩衝装置が衝撃力によって圧縮されると、浮動ピストンが頂部アイレットに向かって移動し、それにより、第1流体チャンバの窒素ガスを圧縮し、弁を通る油の流れを制御することによって衝撃のショックを減衰させる。緩衝装置は衝撃力の除去後に又は車両が上方に移動したときに緩み、インナーチューブとアウターチューブが離れ、窒素ガスがそのチャンバを満たすように伸長する。
したがって、本発明の特徴と利点は、衝撃インパルスを取り除き又は減衰させ且つ運動エネルギーを放散する能力である。
本発明の他の特徴及び利点は、構造がモジュール式であり、様々なサイズ/長さを容易に上部及び下部に適合させることにより、アプリケーション要件に応じて緩衝装置を長く又は短くすることができることである。
本発明のさらに別の特徴及び利点は、外部制御により調整することができる能力である。
また、本発明のさらに別の特徴及び利点は、車両を支持するのに別個のバネを必要としないことである。
本発明のさらなる特徴及び利点は、より多量のガス及び/又は油を必要とする選択された用途のために、浮動ピストンをその中に有するより大きな外部流体タンクを提供する能力である。
本発明のこれら及び他の特徴及び利点は、添付の図面に照らして読まれる以下の説明及び特許請求の範囲から当業者に明らかになるであろう。
本発明は、添付の図面を参照して好ましい実施形態及び選択された代替実施形態の詳細な説明を読むことによってより良く理解されるであろう。図面において、類似の符号は全体にわたって同様の構造を表し且つ類似の要素を指す。
好ましい実施形態に係る緩衝装置の正面図である。 図1Aの緩衝装置の断面図である。 代替実施形態に係る緩衝装置の正面図である。 図2Aの緩衝装置の断面図である。 図1A/1Bの緩衝装置の分解図である。 図2A/2Bの緩衝装置の分解図である。 衝撃によって圧縮されて示された図1A/1Bの緩衝装置の断面図である。 衝撃から回復した後の伸長されて示された図1A/1Bの緩衝装置の断面図である。 代替実施形態に係る延長された浮動ピストンを示す断面図である。 衝撃によって圧縮されて示された図2A/2Bの緩衝装置の断面図である。 衝撃から回復した後の伸長されて示された図2A/2Bの緩衝装置の断面図である。 図1A/1Bの実施形態に係る内部調整バルブブロックの上面斜視図である。 図1A/1Bの実施形態に係る内部調整バルブブロックの底面斜視図である。 図2A/2Bの代替実施形態に係る外部調整可能なバルブブロックの底面斜視図である。 代替実施形態に係る上部ガスチャンバと流体連通する外部流体リザーバの側断面図である。 代替実施形態に係る下部オイルチャンバと流体連通する外部流体リザーバの側断面図である。 代替実施形態に係る2つの代替外部平衡システムの側面断面図である。 図1A/1Bの好ましい実施形態と図2A/2Bの代替実施形態との代替的な実施形態の組み合わせの側面断面図である。
法律で認められる最大限の範囲で、本出願は、「バネなし緩衝装置兼用懸架装置、及び使用方法」という発明の名称で2011年2月16日に出願され、シリアル番号13/028348が割り当てられた米国非仮特許出願に対する優先権及び特許協力条約出願として十分な利益を主張する。
図1A〜11に示すように、本発明の好ましい実施形態及び選択された代替実施形態を説明するに当たって、明確化のために特定の用語が用いられる。しかしながら、本発明は、そのように選択された特定の用語に限定することを意図しておらず、それぞれの特定の要素は同様の機能を達成するために同様の方法で動作する全ての技術的等価物を含むことを理解されたい。
図1A,1B,3,5A,5B,7A及び7Bを参照すると、好ましい実施形態は、緩衝装置10を備え、緩衝装置10は、インナーチューブ12と、頂部アイレット20と、アウターチューブ14と、底部アイレット24と、浮動ピストン30と、バルブブロック74と、固定チューブ46とを備える。頂部アイレット20は頂部マウント18と頂部ボルト貫通孔16とを備え、頂部ボルト貫通孔16は頂部マウント18に配置され、頂部ボルト貫通孔16は、当技術分野で知られるように、車両のシャーシ(図示せず)に緩衝装置10を固定するための取付ボルト(図示せず)を受け入れるように構成される。頂部アイレット20は、頂部アイレットねじ部84と、ガス充填ニップル受け部94とをさらに備える。
インナーチューブ12は、側壁40と、第1端部39と、ヘッド41とを備える。第1端部39はインナーチューブねじ部85を備え、インナーチューブねじ部85は頂部アイレットねじ部84と協働的に係合し、頂部シール22が頂部アイレット20とインナーチューブ12との間に配置され、それにより、頂部アイレット20をインナーチューブ12に対して密封する。ヘッド41はシール62,64,66,68を備え、シール62,66は、アウターチューブ14に接触してヘッド41より外側に配置され、アウターチューブ14に対して摺動可能にシールし、シール64,68は、ヘッド41より内側に配置され、且つ固定チューブ46に接触して配置され、固定チューブ46に対して摺動可能にシールする。浮動ピストン30はインナーチューブ12内に配置され、浮動ピストン30は、第2流体チャンバ36(油)から第1流体チャンバ90(ガス)を分離する。ヘッド41は、上側流体チャンバ60と下側流体チャンバ72を分離し、前者は側壁40とアウターチューブ14との間に形成され、後者はヘッド41と固定チューブ46とバルブブロック74とアウターチューブ14とによって囲まれる。インナーチューブ12は、第2流体チャンバ36と上側流体チャンバ60との間に流体連通をもたらすピストンチューブ孔43を備える。
緩衝装置10が圧縮されると、流体は、第2流体チャンバ36からピストンチューブ孔43を通って上側流体チャンバ60に流れる。同時に、流体は、下側オイルチャンバ72から第4流体チャンバ88に流れる。流体は、その後、第4流体チャンバ88からバルブブロック74を通って固定チューブ46内の第3流体チャンバ44へ及び第2流体チャンバ36へと通過することができる。
固定チューブ46は、第3流体チャンバ44を介する第2及び第4流体チャンバ36及び88間の所望の流量と、固定チューブ46が第2流体チャンバ36に入る/第2流体チャンバ36から退出するときの所望の圧力の増加/減少とをもたらすように選択された直径であり、前記固定チューブ46が第2流体チャンバ36に入るときに、浮動ピストン30がインナーチューブ12内で上昇し、それによって第1流体チャンバ90の圧力を増加させる。逆の場合も同様である。
緩衝装置10が伸長すると、流体は、上側流体チャンバ60からピストンチューブ孔43を通って第2流体チャンバ36に入り、第3流体チャンバ44に流れ込み、その後、バルブブロック74を通って第4流体チャンバ88に入り、最終的に通路79を通って下側流体チャンバ72に入る。
底部アイレット24は、底部アイレットねじ部87と、抽気(ブリード)ニップル95と、底部マウント26とを備え、底部マウント26は、それを貫通して配置された底部ボルト貫通孔28を有し、底部ボルト貫通孔28は、当該技術分野で知られるように、緩衝装置10を車両の懸架装置(図示せず)に固定するための取付ボルト(図示せず)を受け入れるように適合される。
アウターチューブ14は側壁45と、第1端部15と、第2端部17とを備え、第1端部15は、シール52,54,56及び58を備え、第2端部17はアウターチューブねじ部86を備え、アウターチューブねじ部86は底部アイレットねじ部87と協働的に係合し、底部シール82は底部アイレット24とアウターチューブ14との間に配置され、それにより底部アイレット24をアウターチューブ14に対して密封する。
ここで特に図1B,3,5A,5B,7A及び7Bを参照すると、バルブブロック74は通路79と弁中央ねじ部83とを備え、弁中央ねじ部83は固定チューブねじ部89と協働的に係合する。プレート80がバルブブロック74上に配置され、留め具76によってバルブブロック74に固定される。バルブブロック74は雄ねじ部27を備え、雄ねじ部27は、雄ねじ部27及び底部アイレットねじ部87のアウターチューブねじ部86とのねじ係合によって、バルブブロック74を底部アイレット24に固定し、第4流体チャンバ88はそれによってバルブブロック74と底部アイレット24との間に形成される。
バルブブロック74(図7に最も良く示される)は、留め具76と、頂部69と、底部71と、オプションの通路79と、オプションの穴101と、第1貫通穴65と、第2貫通孔67とを備え、第1貫通孔65は、緩衝装置10の伸長時にバルブブロック74を通る流れを可能にし、第2貫通孔67は、緩衝装置10の圧縮時にバルブブロック74を通る流れを可能にする。
オプションの通路79及び穴101は、圧縮時にシムプレート80への無制限の流れをもたらし、伸長時にチャンバ72へ戻る無制限の流れをもたらす。貫通孔65は伸長時に流れをシムプレート63に導き、貫通孔67は圧縮時に流れをプレート80に導く。
伸長時には、バルブブロック74を通って第3流体チャンバ44から第4流体チャンバ88に流れる流体が、第1頂部オリフィス75を通って第1貫通孔65に入り、第1底部オリフィス81を通って出る。しかし、流れは、1つ以上の下側シムプレート63によって制限され、これらの下側シムプレート63は、留め具76によってバルブブロック74に対して固定されている。流体が第1貫通孔65を通して押し出されると、下部シムプレート63は流体が通過できるように撓む。生じる圧力によってシムプレート63に作用する力は、シムプレート63を撓ませ、流体が通過することを可能にする。撓み量は、各シムプレート63の数と厚さによって決まる。
圧縮時には、バルブブロック74を通って第4流体チャンバ88から第3流体チャンバ44に流れる流体が、第2底部オリフィス77を通って第2貫通孔67に入り、第2頂部オリフィス73を通って出る。しかし、流れは、プレート103,105を選択的に含む1つ以上のプレート80によって規制され、これらのプレート80は、留め具76によってバルブブロック74に対して固定されている。流体が第2貫通孔67を通して押し出されると、プレート80は流体が通過できるように撓む。生じた圧力によってシムプレート63に作用する力は、シムプレート63を撓ませ、流体が通過することを可能にする。撓み量は、各シムプレート63の数と厚さによって決まる。
シムプレート103、105を加えることにより、プレート80のさらなる強化が達成され、それにより、追加のシムプレート103,105の適切な選択による、流れ抵抗の調整を提供する。各プレート80,103,105の剛性を変えることにより、且つ/又は直径及び/又は厚さを変えることにより、緩衝装置動作中の圧力値の広い範囲をカバーするように流れ抵抗が調整される。同様に、下側シムプレート63について、流れ抵抗の調整は、追加の、より硬い、又はより大きい直径のシムプレート63によって選択的に調整されることが、当業者に認識されるであろう。
固定チューブ46は、第1端部48と、第2端部50と、第2端部50に配置された固定チューブねじ部89とを備え、固定チューブねじ部89は弁中央ねじ部83と協働的に係合し、それによって固定チューブ46をバルブブロック74に固定し、第2端部50がバルブブロック74の近くに配置される。
浮動ピストン30はシール32,34を備え、シール32,34はインナーチューブ12の内側と接触して配置され、それにより浮動ピストン30をインナーチューブ12に対して摺動可能に密封する。
緩衝装置10が組み立てられると、第1流体チャンバ90が浮動ピストン30とインナーチューブ12と頂部アイレット20との間に形成され、第1流体チャンバ90はその後、選択した車両への緩衝装置10の取り付けの前に、ニップル受け部94に配置されたニップルを介して、ガス、例えば(単なる例示目的であるが)窒素などで満たされる。緩衝装置10が車両に搭載されると、ガス圧が同様に調整されることができることは、当業者に認識されるであろう。第2流体チャンバ36は浮動ピストン30とインナーチューブ12との間に形成され、第2流体チャンバ36は組立中に、好適な衝撃吸収液、例えば(単なる例示目的であるが)油で満たされる。第2流体チャンバ36は、伸長チャンバ70内、及び内部に第3流体チャンバ44を形成する固定チューブ46内に延びている。
使用時には、緩衝装置10が第2、第3及び第4流体チャンバ36,44及び88内にそれぞれ油を有して組み立てられ、ガスが第1流体チャンバ90に導入され、緩衝装置10が車両に搭載される。ガス圧はその後、選択された車両のライドハイトを達成するのに十分な圧力に第1流体チャンバ90内で調整されることができる。
車両が車輪と懸架装置に影響をもたらす粗い面上を走行する場合、そのような影響は緩衝装置10を圧縮し、アウターチューブ14はインナーチューブ12に向かって駆動され、それによって緩衝装置10を短くする(図5Aに最も良く示される)。緩衝装置10の長さが短くなると、下側流体チャンバ72からの流体が通路79を通して第4流体チャンバ88に押し出される。第4流体チャンバ88が一定の寸法であるため、流体はその後、バルブブロック74を通して第3流体チャンバ44に押し出され、最終的に連続する第2流体チャンバ36に入る。第2流体チャンバ36内の流体の体積が増大することにより、浮動ピストン30が頂部アイレット20に向かって移動させられ、それにより、第1流体チャンバ90内のガスを圧縮して衝撃のショックを減衰させる(図5Aに最も良く示される)。
緩衝装置10が衝撃力の除去後又は車両が上方に移動するか道路のくぼみに遭遇したような場合に緩むと、インナーチューブ12とアウターチューブ14は離れる(図5Bに最も良く示される)。
緩衝装置10の代替実施形態では、図5Cに示すように、インナーチューブ912内に配置された浮動ピストン930は、ピストンヘッド995と、ピストン延伸部999とを備え、ピストン延伸部999はガス空間伸長チャンバ997を備え、ピストン延伸部999はピストンヘッド995から固定チューブ946内にある第3流体チャンバ944に延び、固定チューブ946はバルブブロック974に固定される。
伸長チャンバ997を加えることにより浮動ピストン930を変更すると、2つの変数(実施例Iに記載される)及び緩衝装置の動作におけるそれらの効果が変更される。第1のものは、今や浮動ピストンの上の領域だけでなく、伸長チャンバ997内の領域をも含む、利用可能なガス量である。第2に、伸長チャンバ997が今や物理的に固定チューブ946の内部に配置されているので、それはバルブブロック974の上の第3流体チャンバ944における固定チューブ946の内部の油の体積と予め置き換わっている。したがって、ピストンチューブ912が下方に移動するとき、より少ない油量が移動させられ、ガスチャンバ990は今や伸長チャンバ997の追加によってより大きくなっているので、より少ない圧力が生成される。当業者には、伸長チューブ936の直径(ロッド効果)と長さ(ガス量領域)を変更することによって、好ましい実施形態の緩衝装置10と比べて、より柔らかいバネ定数及び当初ライドハイトを達成することができることは明らかであろう。
この代替実施形態の変形例では、図5Cにも示すように、プラグ932が、下部伸長部942を形成することにより、第1流体チャンバ990から伸長チャンバ997をさらに分割し、雄ねじ部934を有するプラグ932は伸長チャンバ997の内側のねじ部936にねじ係合され、プラグ932は、下部伸長部942を増加/減少させ、それに対応して第1流体チャンバ990の容積を減少/増加させるために、例えば(単なる例示目的であるが)アレンレンチはめ込みによって回転させられる。
この変形例では、プラグ932は選択的にピストン延伸部999内に設置されることができ、プラグ932は駆動ソケット938とねじ部934とを備え、ピストン延伸部999は雌ねじ部936を備える。ねじ部934及び雌ねじ部936は、プラグ932をピストン延伸部999に対してねじによりシールするために協働的に係合し、それにより第1流体チャンバ990から伸長流体チャンバ942を隔離する。伸長流体チャンバ942は選択的に、プラグ932をねじ入れる/ねじ出すことにより、容積を縮小/拡大することができる。オプションで、油又はガスは、伸長流体チャンバ942を満たすように選択されることができる。
ここで図2A,2B,4,6A,6B及び8を参照すると、緩衝装置10の第1代替実施形態が図示され、図2A,2B,4,6A,6B及び8の代替実施形態は、以下で具体的に言及されることを除いて、図1A,1B,3,5A,5B及び7において詳述及び図示した実施形態と形及び機能において実質的に同等である。具体的には、図2A,2B,4,6A,6B及び8の実施形態は緩衝装置100を備え、緩衝装置100は、インナーチューブ112と、頂部アイレット120と、アウターチューブ114と、底部アイレット124と、浮動ピストン130と、バルブブロック174と、固定チューブ146とを含む。頂部アイレット120は、頂部マウント118と、頂部ボルト貫通孔116とを備え、頂部ボルト貫通孔116は頂部マウント118内に配置され、頂部ボルト貫通孔116は、当技術分野で知られるように、緩衝装置100を車両のシャーシ(図示せず)に固定するための取付ボルト(図示せず)を受け入れるように適合される。頂部アイレット120は、頂部アイレットねじ部184と、ガス充填ニップルポート194をさらに備える。
インナーチューブ112は、側壁140と、第1端部139と、ヘッド141とを備える。第1端部139はインナーチューブねじ部185を備え、インナーチューブねじ部185は頂部アイレットねじ部184と協働的に係合し、頂部アイレット120とインナーチューブ112との間に頂部シール122が配置され、それにより頂部アイレット120をンナーチューブ112に対して密封する。ヘッド141はシール162,164,166,168を備え、シール162,166はアウターチューブ114と接触してヘッド141より外側に配置され、アウターチューブ114に対して摺動可能にシールし、シール164,168はヘッド141より内側に配置され且つ固定チューブ146と接触して配置され、固定チューブ146に対して摺動可能にシールする。固定チューブ146は、第3流体チャンバ144を介して第2及び第4流体チャンバ136及び188間の所望の流量と、固定チューブ146が第2流体チャンバ136に入る/第2流体チャンバ136から退出するときの所望の圧力上昇/減少とをもたらすように選択された直径であり、固定チューブ146が第2流体チャンバ136に入るとき、浮動ピストン130がインナーチューブ112内で上昇し、それにより第1流体チャンバ190内で圧力が増加する。逆の場合も同様である。
ヘッド141は、上側流体チャンバ160と下側流体チャンバ172とを分離し、前者は側壁140とアウターチューブ114との間に形成され、後者はヘッド141と、固定チューブ146と、バルブブロック174と、アウターチューブ114とによって囲まれる。
緩衝装置100が圧縮されると、流体は、第2流体チャンバ136からピストンチューブ孔143を通って上側流体チャンバ160へと通過する。同時に、流体は、下側流体チャンバ172からバルブブロック174を通って第4流体チャンバ188へと通過する。流体はさらに、第4流体チャンバ188から固定チューブ146内の第3流体チャンバ144へ、及び第2流体チャンバ136へと通過する。
緩衝装置100が伸長すると、流体が上側流体チャンバ160からピストンチューブ孔143を通って第2流体チャンバ136へと通過し、第3流体チャンバ144、第4流体チャンバ188、及び最終的にバルブブロック174を通って下側流体チャンバ172に入る。
底部アイレット124は、ニップルポート195と、底部アイレットねじ部187と、底部マウント126とを備え、底部マウント126は、それを貫通して配置された底部ボルト貫通孔128を有し、底部ボルト貫通孔128は、当該技術分野で知られるように、緩衝装置110を車両の懸架装置(図示せず)に固定するための取付ボルト(図示せず)を受け入れるように構成される。ニップルポート195はニップルを受け入れるように構成され、ニップルポート195は、第4流体チャンバ188と流体連通し、緩衝装置100の充填をもたらす。
アウターチューブ114は、側壁145と、第2端部117と、アウターチューブキャップ115とを備え、アウターチューブキャップ115はシール152,154,156及び158を備え、第2端部117はアウターチューブねじ部186を備え、アウターチューブねじ部186は底部アイレットねじ部187と協働的に係合し、底部アイレット124とアウターチューブ114との間に底部シール182が配置され、それにより底部アイレット124をアウターチューブ114に対して密封する。
続けて図2B,4,6A,6B及び8を参照すると、バルブブロック174は、ダウエルピン175とアジャスタ177とを備える。バルブブロック174は、ダウエルピン175により底部アイレット124に固定され、アウターチューブ114と係合し、底部アイレットねじ部187はアウターチューブねじ部186と協働的に係合し、第4流体チャンバ188はバルブブロック174と底部アイレット124との間に形成される。
アジャスタ177,178の各々の回転は、バルブブロック174を通る流れの規定された調整を可能にするためにカバープレート205,206を保持する力を変えるようにそれぞれの扁球楕円プレート203,204を回転させる。
ここでより詳細に図8を参照すると、バルブブロック174は少なくとも1つの圧縮出口211を備え、少なくとも1つの圧縮入口213がそれと流体連通する。バルブブロック174は、少なくとも1つの伸長穴215と、それと連通する少なくとも1組の伸長孔217とをさらに備える。
バルブブロック174は、さらにアジャスタ177,178を介して底部アイレット124に固定され、アジャスタ177,178はシャフト173を備え、シャフト173はその上に、複数の止め輪129と、スプリングディスク組立体201と、楕円プレート203,204と、カバープレート205,206と、スペーサー209と、ナット207とを有する。アジャスタ177,178の回転はそれぞれ、圧縮及び伸長時にバルブブロック174を通る流れを変える。
カバープレート205は圧縮出口211又は伸長孔217の上に配置され、楕円プレート203は、圧縮出口211又は伸長孔217よりカバープレート205の外側に配置され、楕円プレート203は、アジャスタ177,178と底部アイレット124とバルブブロック174が組み立てられたときカバープレート205に当接して配置される。スプリングディスク組立体201と止め輪129はさらに外側に配置され、止め輪129は底部アイレット124の近くに配置され、スプリングディスク組立体201は、楕円プレート203に圧力を加えて楕円プレート203をカバープレート205に押し付ける。
アジャスタ177,178はその上に移動止め127を備え、底部アイレット124は印125と、バネ121と、玉軸受123とを備え、バネ121は玉軸受123に圧力を加えて玉軸受123をアジャスタ177,178の移動止め127に押し込み、アジャスタ177,178の回転は玉軸受123の圧力によって抑制される。印125は、アジャスタ177,178の回転中に基準を提供するのに役立つ。
代替実施形態の緩衝装置100の圧縮時には、第3流体チャンバ144からの流体がバルブブロック174を通して第4流体チャンバ188に押し出され、流体は圧縮入口213に入り、圧縮出口211を通過して、流体流を可能にするようにカバープレート205を撓ませる。楕円プレート203の位置決めが圧縮出口211を通る選択的な流れを可能にし、楕円プレート203は、楕円プレート203がカバープレート205の完全屈曲又は部分的な屈曲を可能にするように、選択的に配置されることができる。完全屈曲が望ましい場合は、楕円プレート203は圧縮出口211の間に配置され、カバープレート205の部分的な屈曲が望ましい場合は、楕円プレート203は圧縮出口211の上に配置される。圧縮出口211のサイズが流れの決定要因であることは、当業者に認識されるであろう。
代替実施形態の緩衝装置100の伸長時には、第4流体チャンバ188からの流体が伸長穴215に押し込まれて伸長孔217を通過し、流体流を可能にするようにカバープレート206を撓ませる。楕円プレート204の位置決めが伸長孔217を通る選択的な流れを可能にし、楕円プレート204は、楕円プレート204がカバープレート206の完全屈曲又は部分的な屈曲を可能にするように選択的に配置されることができる。完全屈曲が望ましい場合は、楕円プレート204は伸長孔217の間に(及びまた伸長穴215の間に)配置され、カバープレート205の部分的な屈曲が望ましい場合は、楕円プレート204は伸長孔217の上に配置される。伸長孔217のサイズが流れの決定要因であることは、当業者に認識されるであろう。
固定チューブ146は、第1端部148と、第2端部150と、第2端部150に配置された固定チューブねじ部189とを備え、固定チューブねじ部189はバルブブロック雌ねじ部191と協働的に係合し、それによって固定チューブ146をバルブブロック174に固定し、第2端部150はバルブブロック174の近くに配置される。
浮動ピストン130はシール132,134を備え、シール132,134はインナーチューブ112の内側と接触して配置され、それにより浮動ピストン130をインナーチューブ112に対して摺動可能に密封する。
緩衝装置100が組み立てられると、第1流体チャンバ190が浮動ピストン130とインナーチューブ112と頂部アイレット120との間に形成され、第1流体チャンバ190は、その後、緩衝装置100が選択された車両に取り付けた後に、ニップルポート194に配置されたガスニップルを介して、ガス、例えば(単なる例示目的であるが)窒素などで満たされる。第2流体チャンバ136は浮動ピストン130とインナーチューブ112との間に形成され、第2流体チャンバ136は組立中に、好適な衝撃吸収液、例えば(単なる例示目的であるが)油で満たされる。第2流体チャンバ136は、伸長チャンバ170内、及び内部に第3流体チャンバ144を形成する固定チューブ146内に延びている。
以下は、上記の好ましい実施形態及び選択された代替実施形態から得られる、緩衝装置の設計の一例であり、好ましい実施形態及び代替実施形態を限定することを意図するものではない。
実施例I
プロセス
緩衝装置10がまず完全に伸長され(インナーチューブ12が最後まで引き出される)、浮動ピストン30がその最低位置(ピストンチューブ孔43のすぐ上)に設定される。緩衝装置10は次いで、浮動ピストン30の下にあるすべてのチャンバが油で満たされる。第1流体チャンバ90がその後、初期圧力(Pi)の窒素で満たされる。緩衝装置10は、ここで加圧される。外力が加えられると(例えば、車両の重量など)、それがピストンリング41の下の第2流体チャンバ36に圧力(Pv)を生じ、第1流体チャンバ90の圧力に対して作用する。この圧力差(dP=Pv−Pi)が、インナーチューブ12を下方に移動させる。これにより、油が浮動ピストン30に対して移動させられ、それを上向きに移動させ、それが今度は第1流体チャンバ90内の圧力を上昇させる。インナーチューブ12は、第1流体チャンバ90の圧力が第2流体チャンバ36の圧力と等しくなると、最終的に停止する。車両は、所定のライドハイトに落ち着く。Piを上げるか下げるかすると、dPとそれに応じて車高とが変化する。
「バネ定数」等価量/上部リザーバ
例えば、普通車のバネは、1インチ(2.54センチメートル)動くのに300ポンド(136キログラム)を必要とする。そのバネ定数はしたがって300ポンド/インチ(5,360kg/m)である。第1流体チャンバ90は、一定の寸法のものである。浮動ピストン30が上方へ移動すると、第1流体チャンバ90の容積を減少させ、圧力を上昇させる。逆の場合も同じである。圧力が増加する量は、浮動ピストン30が第1流体チャンバ90内に移動する距離のみによって決まる。浮動ピストン30が移動する距離は、移動される油の体積と、第2流体チャンバ36に入る固定チューブ46の体積とによって決まる。例えば、緩衝装置10が、1インチだけ縮められる。浮動ピストン30が上方へ移動し、第1流体チャンバ90の圧力が1000psi(6,890キロパスカル)まで上昇し、それは、所定のチャンバ寸法の場合に約400ポンド(181キログラム)の力に相当する。「等価バネ定数」は、400ポンド/インチ(7,140kg/m)である。ユニットの上に追加のガス収容チャンバ333(図9Aに最も良く示される)を加えることにより、窒素量が増加させられる。追加のガス収容チャンバ333は、好ましい実施形態及び第1代替実施形態と共に利用され得ることが認識されるであろう。このことは、同じピストン移動量に対して、圧力の上昇がより小さい、200ポンドの力になり、したがって、「バネ定数」を200ポンド/インチ(3,570kg/m)に低減することを意味する。外部リザーバ311は、チャンバの容積を制御する可動ピストン332を内部に有する。ピストンをリザーバ内で異なる高さで配置することにより、容積が変更され、結果として、「バネ定数」が変化する。窒素圧力は直線的に減少しないので、バネ定数は事実上漸進的である。
移動される油
移動される油の量は、ピストンチューブがどのくらい遠くまで移動するかによる。
1.インナーチューブ12が所定距離下方に移動すると、浮動ヘッド41の下の油量が押し出され、バルブブロック74の被制御部を通って第3流体チャンバ44へ入り、移動の速度はバルブブロック74と固定チューブ46とによって制御される。これが起こっているとき、上側流体チャンバ60がピストンヘッド41の上で拡大し、上側流体チャンバ60内のインナーチューブ12とアウターチューブ14との間に過剰量を引き入れる。インナーチューブ12のODとアウターチューブ14のIDとの間の面積に等しい移動される流体量の一部がインナーチューブ12のピストンチューブ孔43を通して上側流体チャンバ60を満たす。インナーチューブ12のODと固定チューブ46のOD(Vo)との間の面積として定義される残りの油量が、浮動ピストン30に対して作用し、圧力P1を発生させる。
2.インナーチューブ12が下方に移動するにつれ、固定チューブ46は第2流体チャンバ36に同じ距離入り(ロッドのように作用)、容積(Vt)の減少をもたらす。この容積の減少はさらなる圧力P2を発生させる。固定チューブ46の直径が大きくなるほど、P1に対するP2が大きくなる。
流れの狭窄
インナーチューブ12上の4つのピストンチューブ穴43が、特に回復時に流れを収縮させ、追加の減衰をもたらすのに役立つ。インナーチューブ12が上方に延びるにつれ、ピストンチューブ孔43がアウターチューブキャップ39を越え、徐々に上側オイルチャンバ60とインナーチューブ12との間の連通チャネルを閉じる。なお、ピストンチューブ孔43が所望の効果をもたらすように選択的に異なる大きさ、数及び/又は形状であり得ることが、当業者に認識されるであろう。
油圧ロック
窒素(単なる例示目的である)が入っている第1流体チャンバ90は、油圧ロックと緩衝装置に対する損傷を防ぐために、緩衝装置10の全ストローク運動にわたって移動されるすべての流体(VoとVt)を収容するのに十分な容積を有する必要がある。第1流体チャンバ90は、サイズが、及び/又は外部窒素リザーバ(図9Aに最も良く示される)の追加によって、選択的に増大される。ストローク運動は、用途に依存して変化する。
注:この実施例の目的では、上側流体チャンバ60,160の圧力に寄与しない油量は、浮動ピストン30,130が同じ直径を有するので、好ましい実施形態と第1代替実施形態の両方において同じである。
したがって、第1流体チャンバ90,190は、固定チューブ46,146の体積及び移動される油の量(Vo)に等しい量だけ容積(Vt)が低減される。全圧力上昇は、P3=P1+P2である。第1流体チャンバ90,190の総容積縮小は、好ましい実施形態及び第1代替実施形態に関して同じであり、P3も同様である。好ましい実施形態の緩衝装置10は、第1代替実施形態の緩衝装置100の固定チューブ146よりも大きい直径の固定チューブ46と小さいVoとを有し、緩衝装置10及び緩衝装置100に対して異なる圧力比をもたらす。両方のユニットが移動される油(Vo)を制御するためにバルブブロック74,174を利用し、代替実施形態では、バルブブロック174は、緩衝装置100の外側からの調整を提供する。
好ましい実施形態及び第1代替実施形態は両方とも、浮動ピストンの上のそれぞれ第1流体チャンバ90,190内の圧力下の窒素を利用して車両を支え、それにより従来のバネに取って代わる。動作中、バルブブロック74,174はそれぞれ、通過する油の流れを調節し、所望の減衰特性をもたらす。
次に図9Aを参照すると、緩衝装置10又は100の代替実施形態が図示されており、図9Aの代替実施形態は、インナーチューブ312内の第1流体チャンバ390とパイプ313を介して流体連通する追加の外部リザーバ311を有する緩衝装置300を備え、パイプ313は、チャネル317によって頂部アイレット320を貫通して第1流体チャンバ390に開口する。外部リザーバ311は、可動ピストン332と、可変ガス収容チャンバ333とを内部に備える。
ガス収容チャンバ333においてガス、例えば(単なる例示目的であるが)窒素などの体積を減少させるための可動ピストン332の運動は、第1流体チャンバ390内のガス圧を増大させ、それにより、より大きな重量の車両の支持を提供する。逆に、より軽い車両のために、可動ピストン332は、ガス収容チャンバ333内のガスの体積を増加させるように操作され、それにより第1流体チャンバ390の圧力を減少させる。つまり、窒素量を変えることは、圧力に直接影響を与え、当初のライドハイトと「有効バネ定数」の両方に影響する。
次に図9Bを参照すると、緩衝装置10又は110の代替実施形態が図示されており、図9Bの代替実施形態は、追加の外部リザーバ311が浮動ピストン330を内部に有する緩衝装置310を備え、外部リザーバ311はアウターチューブ314内の第4流体チャンバ388とパイプ313を介して流体連通し、パイプ313は底部アイレット324を貫通して第4流体チャンバ388に開口し、それにより、第1流体チャンバ90(Vo)(図示せず)の伸長によって収容される、移動する油の量を減らすことができる。インナー(ピストン)チューブ12,112(図1A及び2Aに最も良く示される)の壁の厚さに相当する油量(Vw)が、それが下部チャンバに入るときに、外部リザーバ311へ押し出される。したがって、同じ所定のインナー(ピストン)チューブ12,112の運動に対して、(Vo−Vw)に等しい油量が押し出され、第1流体チャンバの容積に対して作用し、それによりP1を低減する。
次に図10を参照すると、緩衝装置100の代替実施形態が図示されており、図10の代替実施形態は、非常に小さいインナー(ピストン)チューブ412の動きに対応し、それによってバルブブロック474を迂回するためにブリード弁444を有する緩衝装置400である。ブリード弁444のようなブリード弁が好ましい実施形態及び第1代替実施形態と共に利用され得ることは、当業者に認識されるであろう。また、好ましい実施形態及び第1代替実施形態の場合と同様に、小孔443が第2流体チャンバ436と上側流体チャンバ460との間の直接的な流れの交換を可能にする。低速移動に対応するために、1つ以上の外部バイパスチューブ417,421,422を側部流体チャンバ472と460との間に配置することもできる。バイパスチューブ417は、第1端部411と第2端部413とを備え、第1端部411はアウターチューブ側壁445を通って開口448を介して上側流体チャンバ460へ出て行き、第2端部413は開口449を介して下側流体チャンバ472に開口する。また、第1端部411は、アウターチューブ414の第1端部418を通って穴450を介して上側流体チャンバ460に出て行くことができる。バイパスチューブ421及び422は、同様に貫通孔447を介して上側流体チャンバ460と下側流体チャンバ472とに連通する。バイパスチューブ417,421及び422は、いずれかの方向に流れを調節するために、それぞれの制御弁419(双方向)、425(一方向)、423(一方向)を選択的に有することができる。
図11に示すさらに別の代替実施形態では、図11の代替実施形態は、以下に言及される場合を除いて、図1A〜2Bに示される好ましい実施形態及び代替実施形態の両方に形と機能が類似し、緩衝装置700は、内部に頂部マウント貫通孔716を有する頂部マウント718を有する頂部アイレット720と、インナーチューブ712と、アウターチューブ714と、内部に底部マウント貫通孔728を有する底部マウント726を有する底部アイレット724とを備える。頂部アイレット720は、協働的に係合するねじ部784によってインナーチューブ712に固定され、頂部アイレット720はシール722によってインナーチューブ712に対してシールされる。頂部アイレット、ガスニップル794をさらに備え、ガスニップル794は、車両への設置の前に又は設置の後に緩衝装置700をガスで満たすために利用される。
緩衝装置700は、第1流体チャンバ790と、第2流体チャンバ736と、第3流体チャンバ744と、第4流体チャンバ788と、上側流体チャンバ760と、下側流体チャンバ772とをさらに備える。
インナーチューブ712内に浮動ピストン730が配置され、浮動ピストン730はシール732,734によってインナーチューブ712に対して摺動可能にシールされ、浮動ピストン730は、典型的には(単なる例示目的であるが)ガスを内部に含む第1流体チャンバ790を、典型的には(単なる例示目的であるが)油を内部に含む第2流体チャンバ736から分離する。
底部アイレット724が、協働的に係合するねじ部786によってアウターチューブ714に固定され、シール782によってアウターチューブ714に対してシールされる。底部アイレット724はニップル受け部795をさらに備え、ニップル受け部795は第4流体チャンバ788と流体連通する。バルブブロック774が、アウターチューブ714内に配置され、ダウエルピン775によって、及び底部アイレット724のアウターチューブ714への設置及び固定によって緩衝装置700内に固定される。バルブブロック774は、雌ねじ部749とアジャスタ777とを備える。
緩衝装置700は固定チューブ746を備え、固定チューブ746はねじ部747を備え、ねじ部747は、異なるサイズの固定チューブ746とインナーチューブ712の組み合わせを選択的に置き換えるために、バルブブロック774の雌ねじ部749と協働的に係合する。
インナーチューブ712は、アウターチューブ714及び固定チューブ746に摺動可能に係合され、シール752,754,756,758がインナーチューブ712をアウターチューブ714の上部キャップ784に対してシールする。インナーチューブ712は、側壁740と、ヘッド741とをさらに備え、ヘッド741は、シール762,766によってアウターチューブ714の側壁745に、及びシール764,768によって固定チューブ746に、摺動可能にシールされる。インナーチューブ712は穴743をさらに備え、穴743は、インナーチューブ712の側壁740を通る第2流体チャンバ736と上側流体チャンバ760との間の流体連通を容易にする。
好ましい実施形態及び代替実施形態の様々な組み合わせを選択的に利用することができ、一実施形態の特徴を類似の構造の構成要素を用いて他の実施形態に組み込むことができることは、当業者に認識されるであろう。
前述の説明及び図面は、本発明の例示的な実施形態を含む。したがって、本発明の例示的な実施形態を説明してきたが、開示内にあるのは例示のみであり、様々な他の代案、改変、及び修正が本発明の範囲内でなされ得ることが、当業者に留意されるべきである。方法のステップを単にリストアップすること又は特定の順序でステップに番号をつけることは、その方法のステップの順序にいかなる限定を課すものでもない。本発明の多くの改良品及び他の実施形態が、上述の説明及び関連する図面に示された教示の利益を有する、本発明が関連する当業者に思い浮かぶであろう。本明細書では特定の用語を使用する場合があるが、それらは限定の目的ではなく、一般的且つ説明的な意味でのみ使用されている。したがって、本発明は、本明細書で説明した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲によってのみ限定される。

Claims (11)

  1. バネなし緩衝懸架装置であって、
    第1流体チャンバ及び第2流体チャンバを内部に備える内側筒状部であって、前記第1流体チャンバはガスを含み、前記第2流体チャンバは油を含む内側筒状部と、
    前記内側筒状部内で前記第1流体チャンバと前記第2流体チャンバとの間に配置された浮動ピストンと、
    第1端部及び第2端部を有する外側筒状部であって、前記外側筒状部の第1端部は、少なくとも前記内側筒状部の一部の周りに少なくとも部分的に配置され、前記外側筒状部は油を含む第4流体チャンバを内部に備える外側筒状部と、
    前記外側筒状部の第2端部に固定的に留められたバルブブロックと、
    前記バルブブロックに連結された前記外側筒状部と少なくとも前記内側筒状部の一部との内部に配置された固定筒状部であって、第3流体チャンバを内部に有する固定筒状部と
    を備えるバネなし緩衝懸架装置。
  2. 前記バルブブロックは二方弁を備える、請求項1に記載のバネなし緩衝懸架装置。
  3. 前記二方弁の調整が前記バネなし緩衝懸架装置の外部から制御可能である、請求項2に記載のバネなし緩衝懸架装置。
  4. 前記外部制御は、前記二方弁内の流れの対向する方向に選択的に個別に適用される、請求項3に記載のバネなし緩衝懸架装置。
  5. 前記内側筒状部は前記外側筒状部の一部内に摺動可能に配置される、請求項1に記載のバネなし緩衝懸架装置。
  6. 前記第3流体チャンバは前記バルブブロックを介して前記第4流体チャンバと流体連通する、請求項1に記載のバネなし緩衝懸架装置。
  7. 前記二方弁は回転調節可能である、請求項2に記載のバネなし緩衝懸架装置。
  8. バネなし緩衝装置であって、
    内側筒状部と、
    前記内側筒状部内に配置された浮動ピストンと、
    少なくとも前記内側筒状部の一部の周りに同心状に構成された外側筒状部であって、それに固定的に留められたバルブブロックを備える外側筒状部と、
    前記バルブブロックに固定的に留められた固定筒状部と
    前記浮動ピストン内の拡張ガス収容チャンバと、
    前記拡張ガス収容チャンバ内のねじ付きプラグと
    を備える、緩衝装置。
  9. 上側流体チャンバと下側流体チャンバとをさらに含み、前記内側筒状部はヘッドを含み、前記ヘッドはブリード弁孔を含み、前記ブリード弁孔は前記上側流体チャンバ及び前記下側流体チャンバと流体連通する、請求項1に記載のバネなし緩衝懸架装置。
  10. バネなし緩衝装置であって、
    テレスコープ式チューブ組立体と、
    前記テレスコープ式チューブ組立体の一端部内に配置されたガス充填チャンバと、
    前記テレスコープ式チューブ組立体の他端部内に配置された複数の油充填チャンバであって、少なくとも
    第1側部油充填チャンバと流体連通する第1油充填チャンバと、
    第2側部油充填チャンバと流体連通する第2油充填チャンバと
    をさらに備える油充填チャンバと、
    前記テレスコープ式チューブ組立体内に配置された浮動ピストンであって、前記ガス充填チャンバと前記第1油充填チャンバを移動可能にシールし且つ分離する浮動ピストンと、
    前記テレスコープ式チューブ組立体の他端に固定的に連結されたバルブブロックであって、前記第1油充填チャンバを前記第2油充填チャンバに流体的に連結する少なくとも1つの制限された流れの穴を提供するバルブブロックと
    を備え、
    前記テレスコープ式チューブ組立体が伸長された形態から圧縮された形態へ変化するにつれて、
    前記テレスコープ式チューブ組立体で所望の荷重を支持するように、前記テレスコープ式チューブ組立体内にバネのような力を発生させるために前記ガス充填チャンバの容積が減少し、
    前記第1側部油充填チャンバの容積が増大し、一方、実質的に同時に前記第2側部油充填チャンバが減少し、前記テレスコープ式チューブ組立体の運動に減衰力をもたらすように、少なくとも前記バルブブロックの制限された流れの穴を通して油を移動させ
    前記バルブブロックの制限された流れの穴は、貫通孔と、前記貫通孔に当接する少なくとも1つのプレートとを備え、前記少なくとも1つのプレートは、前記バルブブロックの制限された流れの穴に関連付けられた所望の流れ抵抗に関連する流れ抵抗特性を有し、
    前記テレスコープ式チューブ組立体は、(1)内側筒状部と、(2)前記バルブブロックに結合され且つ前記内側筒状部に対して関節接合する外側筒状部と、(3)前記外側筒状部に対して固定された固定筒状部との同心組立体をさらに備え、
    前記第1油充填チャンバは、前記内側筒状部の少なくとも1つの制限された穴と、前記内側筒状部と前記固定筒状部との間の制限された径差とを介して前記第1側部油充填チャンバと流体連通する、バネなし緩衝装置。
  11. 前記流れ抵抗特性は、前記バネなし緩衝装置の動作中の圧力値の所望の範囲に関連付けられ、さらに、プレート剛性、プレート厚さ、プレート直径、及び前記少なくとも1つのプレートをいくつのプレートで構成するかを含む群からの少なくとも1つのプレート特性に関連する、請求項10に記載のバネなし緩衝装置。
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