JP5933506B2 - 色変換装置、色変換プログラムおよび色変換方法 - Google Patents

色変換装置、色変換プログラムおよび色変換方法 Download PDF

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Description

本発明は、対象の色を変換前の表色系の色から変換後の表色系の色に変換する色変換装置、色変換プログラムおよび色変換方法に関する。
従来、対象の色を変換前の表色系の色から変換後の表色系の色に変換する方法として、変換前の表色系の色と、変換後の表色系の色との対応関係を特定の数の色に対して定義している色変換テーブルの不規則に分布する定義済色のうち、対象の色の周囲の定義済色を選択し、選択した定義済色と、対象の色とに基づいて、対象の色を変換前の表色系の色から変換後の表色系の色に変換する方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この方法においては、対象の色の周囲の定義済色を選択する場合に、色変換テーブルの色空間を複数に分割して、分割した複数の色空間のうち対象の色を含む色空間を検索し、さらにその色空間を複数に分割して、分割した複数の色空間のうち対象の色を含む色空間を検索するという動作を繰り返すことによって、対象の色の周囲の定義済色を高速に絞り込む。
特開平11−103397号公報
しかしながら、従来の方法においては、色変換テーブルの色空間の分割をある程度の回数繰り返すので、処理に時間がかかる場合があるという問題がある。
そこで、本発明は、対象の色を変換前の表色系の色から変換後の表色系の色に高速に変換することができる色変換装置、色変換プログラムおよび色変換方法を提供することを目的とする。
本発明の色変換装置は、変換前の表色系の色と、変換後の表色系の色との対応関係を特定の数の色に対して定義している色変換テーブルを利用して対象の色を前記変換前の表色系の色から前記変換後の表色系の色に変換する色変換装置であって、前記色変換テーブルにおいて定義されている定義済色を一連の色相の範囲毎に分類した複数のグループのそれぞれに対して設けられて前記定義済色を母点としたボロノイ図において、前記対象の色と明度および彩度が同一であるボロノイ図上対象色の色相を取得するボロノイ図上対象色色相取得手段と、前記複数のグループのうち色相に関して前記対象の色の両側に配置されている2つのグループである両側グループを、前記対象の色の色相、および、前記ボロノイ図上対象色色相取得手段によって取得された色相に基づいて、取得する両側グループ取得手段と、前記両側グループ取得手段によって取得された前記両側グループの前記定義済色、および、前記対象の色に基づいて、前記対象の色を前記変換前の表色系の色から前記変換後の表色系の色に変換する色変換手段とを備え、前記ボロノイ図上対象色色相取得手段は、前記ボロノイ図において前記対象の色と明度および彩度が最も近いボロノイ点に最も近い複数の前記母点と、前記対象の色とに基づいて前記ボロノイ図上対象色の色相を取得することを特徴とする。
この構成により、本発明の色変換装置は、ボロノイ図上対象色の色相をボロノイ図の特性を生かして取得することができる。すなわち、本発明の色変換装置は、色変換テーブルにおいて定義されている定義済色のうち対象の色の周囲の定義済色をボロノイ図の特性を生かして取得することができる。したがって、本発明の色変換装置は、対象の色を変換前の表色系の色から変換後の表色系の色に高速に変換することができる。
また、本発明の色変換装置において、前記色変換手段は、前記両側グループ取得手段によって取得された前記両側グループのそれぞれの前記ボロノイ図において、前記対象の色に対応するボロノイ図上対応色を前記定義済色に基づいて前記変換後の表色系の色で取得し、前記両側グループのそれぞれに対して前記変換後の表色系の色で取得した前記ボロノイ図上対応色に基づいて前記対象の色を前記変換後の表色系の色で取得し、前記色変換手段は、前記変換後の表色系の色で前記ボロノイ図上対応色を取得する場合に、前記両側グループの前記ボロノイ図上対象色の色相の等色相面において前記対象の色の色相の等色相面における前記対象の色と同一の位置関係にある対応色と、前記両側グループの前記ボロノイ図において前記対応色に明度および彩度が最も近いボロノイ点に最も近い複数の前記母点とに基づいて取得しても良い。
この構成により、本発明の色変換装置は、両側グループのそれぞれのボロノイ図上対応色をボロノイ図の特性を生かして変換後の表色系の色で取得することができる。すなわち、本発明の色変換装置は、色変換テーブルにおいて定義されている定義済色のうち対象の色の周囲の定義済色をボロノイ図の特性を生かして取得することができる。したがって、本発明の色変換装置は、対象の色を変換前の表色系の色から変換後の表色系の色に高速に変換することができる。
本発明の色変換プログラムは、変換前の表色系の色と、変換後の表色系の色との対応関係を特定の数の色に対して定義している色変換テーブルを利用して対象の色を前記変換前の表色系の色から前記変換後の表色系の色に変換する色変換プログラムであって、前記色変換テーブルにおいて定義されている定義済色を一連の色相の範囲毎に分類した複数のグループのそれぞれに対して設けられて前記定義済色を母点としたボロノイ図において、前記対象の色と明度および彩度が同一であるボロノイ図上対象色の色相を取得するボロノイ図上対象色色相取得手段、前記複数のグループのうち色相に関して前記対象の色の両側に配置されている2つのグループである両側グループを、前記対象の色の色相、および、前記ボロノイ図上対象色色相取得手段によって取得された色相に基づいて、取得する両側グループ取得手段、および、前記両側グループ取得手段によって取得された前記両側グループの前記定義済色、および、前記対象の色に基づいて、前記対象の色を前記変換前の表色系の色から前記変換後の表色系の色に変換する色変換手段としてコンピューターを機能させ、前記ボロノイ図上対象色色相取得手段は、前記ボロノイ図において前記対象の色と明度および彩度が最も近いボロノイ点に最も近い複数の前記母点と、前記対象の色とに基づいて前記ボロノイ図上対象色の色相を取得することを特徴とする。
この構成により、本発明の色変換プログラムは、ボロノイ図上対象色の色相をボロノイ図の特性を生かして取得することができる。すなわち、本発明の色変換プログラムは、色変換テーブルにおいて定義されている定義済色のうち対象の色の周囲の定義済色をボロノイ図の特性を生かして検索することができる。したがって、本発明の色変換プログラムは、対象の色を変換前の表色系の色から変換後の表色系の色に高速に変換することができる。
本発明の色変換方法は、変換前の表色系の色と、変換後の表色系の色との対応関係を特定の数の色に対して定義している色変換テーブルを利用して対象の色を前記変換前の表色系の色から前記変換後の表色系の色に変換する色変換方法であって、前記色変換テーブルにおいて定義されている定義済色を一連の色相の範囲毎に分類した複数のグループのそれぞれに対して設けられて前記定義済色を母点としたボロノイ図において、前記対象の色と明度および彩度が同一であるボロノイ図上対象色の色相を取得するボロノイ図上対象色色相取得ステップと、前記複数のグループのうち色相に関して前記対象の色の両側に配置されている2つのグループである両側グループを、前記対象の色の色相、および、前記ボロノイ図上対象色色相取得ステップによって取得された色相に基づいて、取得する両側グループ取得ステップと、前記両側グループ取得ステップによって取得された前記両側グループの前記定義済色、および、前記対象の色に基づいて、前記対象の色を前記変換前の表色系の色から前記変換後の表色系の色に変換する色変換ステップとを備え、前記ボロノイ図上対象色色相取得ステップは、前記ボロノイ図において前記対象の色と明度および彩度が最も近いボロノイ点に最も近い複数の前記母点と、前記対象の色とに基づいて前記ボロノイ図上対象色の色相を取得することを特徴とする。
この構成により、本発明の色変換方法は、ボロノイ図上対象色の色相をボロノイ図の特性を生かして取得することができる。すなわち、本発明の色変換方法は、色変換テーブルにおいて定義されている定義済色のうち対象の色の周囲の定義済色をボロノイ図の特性を生かして検索することができる。したがって、本発明の色変換方法は、対象の色を変換前の表色系の色から変換後の表色系の色に高速に変換することができる。
本発明の色変換装置、色変換プログラムおよび色変換方法は、対象の色を変換前の表色系の色から変換後の表色系の色に高速に変換することができる。
本発明の一実施の形態に係るMFPの構成を示すブロック図である。 図1に示す色変換テーブルにおいて定義されている色の一例をRGB表色系で示す図である。 図1に示すボロノイ図が配置される空間を示す図である。 (a)は、図1に示すボロノイ図の一例をL軸の延在方向から観察した状態を示す図である。(b)は、図4(a)に示すボロノイ図をL軸に直交する方向から観察した状態を示す図である。 ボロノイ図を作成する場合の図1に示すMFPの動作のフローチャートである。 RGB値の画像データをCMYK値の画像データに変換して画像を出力する場合の図1に示すMFPの動作のフローチャートである。 図6に示すCMYK変換処理のフローチャートである。 図7に示すボロノイ図上対象色色相取得処理のフローチャートである。 図8に示すボロノイ図上対象色色相取得処理においてボロノイ領域が検索された状態の一例を示す図である。 図8に示すボロノイ図上対象色色相取得処理においてボロノイ点が検索された状態の一例を示す図である。 図8に示すボロノイ図上対象色色相取得処理において母点が検索された状態の一例を示す図である。 図8に示すボロノイ図上対象色色相取得処理における面積補間の説明図である。 図7に示す両側グループ取得処理によって取得される両側グループの一例を示す図である。 図7に示す両側グループ取得処理のフローチャートである。 図7に示すCMYK変換処理においてピークのLab値が算出される対象色色相面の一例を示す図である。 図15に示す対象色色相面における対象色の位置の一例を示す図である。 図15に示す側色相面における対応色の位置の一例を示す図である。 図7に示すボロノイ図上対応色取得処理のフローチャートである。 図18に示すボロノイ図上対応色取得処理における面積補間の説明図である。 図7に示すCMYK変換処理において算出される対象色のCMYK値の一例を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係る色変換装置としてのMFP(Multifunction Peripheral)の構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係るMFP10の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、MFP10は、利用者による種々の操作が入力されるボタンなどの入力デバイスである操作部11と、種々の情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスである表示部12と、原稿から画像を読み取る読取デバイスであるスキャナー13と、用紙などの記録媒体に印刷を実行する印刷デバイスであるプリンター14と、図示していない外部のファクシミリ装置と公衆電話回線などの通信回線経由でファックス通信を行うファックスデバイスであるファックス通信部15と、LAN(Local Area Network)、インターネットなどのネットワーク経由で外部の装置と通信を行うネットワーク通信デバイスであるネットワーク通信部16と、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶デバイスである記憶部17と、MFP10全体を制御する制御部18とを備えている。
記憶部17は、制御部18によって実行される色変換プログラム17aを記憶している。色変換プログラム17aは、MFP10の製造段階でMFP10にインストールされていても良いし、SDカード、USB(Universal Serial Bus)メモリーなどの記憶媒体からMFP10に追加でインストールされても良いし、ネットワーク上からMFP10に追加でインストールされても良い。
また、記憶部17は、変換前の表色系としてのRGB表色系の色と、変換後の表色系としてのCMYK表色系の色との対応関係を特定の数の色に対して定義している色変換テーブル17bを記憶することが可能である。
図2は、色変換テーブル17bにおいて定義されている色(以下「定義済色」と言う。)の一例をRGB表色系で示す図である。
図2に示すように、色変換テーブル17bにおける定義済色は、RGB表色系において、赤(Red)の輝度を示すR値、緑(Green)の輝度を示すG値、青(Blue)の輝度を示すB値がそれぞれ等間隔に0から8までの9段階で配置されている。すなわち、色変換テーブル17bにおける定義済色の数は、9色×9色×9色で合計729色である。
なお、本実施の形態においては、RGB表色系において、色相角を等間隔に48個に区分することによって、全体の色相の範囲を48個の一連の色相の範囲に区分する。この48個の範囲のそれぞれには、他の色相の範囲と同一の色相番号のものが生じないように、0から47までの何れか1つの色相番号を付ける。具体的には、シアンの色相の範囲には色相番号として0を付け、シアン→青→マゼンタ→赤→イエロー→緑→シアンという方向に順に47まで色相番号を付ける。
図1に示すように、記憶部17は、LCh表色系において色変換テーブル17bにおける定義済色を母点とする48個のボロノイ図30を記憶することが可能である。ボロノイ図30は、色変換テーブル17bにおける定義済色を色相番号毎に分類した48個のグループのそれぞれに対して設けられる。すなわち、ボロノイ図30は、48個の色相の範囲のそれぞれに対して設けられる。
なお、ボロノイ図とは、空間中に存在する各母点から最も近い空間を線や面などの超平面で区切った図である。つまり、ボロノイ図は、距離空間内の有限部分集合P={p1,p2,・・・,pn}に対するボロノイ領域{V(p1),V(p2),・・・,V(pn)}の集合と定義することができる。ここで、ボロノイ領域とは、距離関数dに対して次の数1で構成される領域V(pi)のことである。なお、数1に示す式において、d(p,pi)は、点pと、点piとの距離であり、d(p,pj)は、点pと、点pjとの距離である。
Figure 0005933506
図3は、ボロノイ図30が配置される空間を示す図である。
図3に示す空間には、明度(Lightness)を示すL値の軸であるL軸と、直交座標系であるLab表色系におけるa値の軸であるa軸と、Lab表色系におけるb値の軸であるb軸とが配置されている。L軸、a軸およびb軸は、互いに直交している。ボロノイ図30は、L値、a値およびb値とから構成されるLab表色系によって表されることが可能である。また、ボロノイ図30は、明度を示すL値と、L軸からの距離によって表される彩度(Chroma)を示すC値と、a軸のうち正の部分に対する角度によって表される色相(hue)を示すh値とから構成される円柱座標系であるLCh表色系によって表されることも可能である。
図4(a)は、ボロノイ図30の一例をL軸の延在方向から観察した状態を示す図である。図4(b)は、図4(a)に示すボロノイ図30をL軸に直交する方向から観察した状態を示す図である。
図4に示すように、ボロノイ図30においては、色変換テーブル17bにおける定義済色が母点31である。母点31がそれぞれ含まれるボロノイ領域32は、ボロノイ辺33によって区切られている。ボロノイ辺33同士の交点は、ボロノイ点34と呼ばれている。ボロノイ図30において、C値が最大値となる点35をピークと呼ぶ。
図1に示す制御部18は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROM(Read Only Memory)と、CPUの作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)とを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部17に記憶されているプログラムを実行するようになっている。
制御部18は、記憶部17に記憶されている色変換プログラム17aを実行することによって、色変換テーブル17bにおいて定義されている定義済色を一連の色相の範囲毎に分類した48個のグループのそれぞれに対して設けられて定義済色を母点31としたボロノイ図30において、対象の色(以下「対象色」と言う。)と明度および彩度が同一であるボロノイ図上対象色の色相(以下「ボロノイ図上対象色色相」と言う。)を取得するボロノイ図上対象色色相取得手段18aとして機能する。また、制御部18は、記憶部17に記憶されている色変換プログラム17aを実行することによって、対象色の色相、および、ボロノイ図上対象色色相取得手段18aによって取得されたボロノイ図上対象色色相に基づいて、48個のグループのうち色相に関して対象色の両側に配置されている2つのグループである両側グループを取得する両側グループ取得手段18bとして機能する。また、制御部18は、記憶部17に記憶されている色変換プログラム17aを実行することによって、両側グループ取得手段18bによって取得された両側グループの定義済色、および、対象色に基づいて、対象色を変換前の表色系の色から変換後の表色系の色に変換する色変換手段18cとして機能する。
次に、MFP10の動作について説明する。
まず、ボロノイ図30を作成する場合のMFP10の動作について説明する。
MFP10の制御部18は、例えば、初めて色変換プログラム17aが実行された場合、色変換テーブル17bが変更された場合、または、操作部11を介して特定の操作が入力された場合など、特定の場合に、色変換プログラム17aを実行して図5に示すように動作する。
図5は、ボロノイ図30を作成する場合のMFP10の動作のフローチャートである。
図5に示すように、MFP10の制御部18は、変数nを初期値である“0”にした後、S102〜S105の処理の実行と、その後の変数nへの増分値である“1”の加算とを、終値である“47”を変数nが超えるまで繰り返す(S101)。
制御部18は、変数nの値と同一の色相番号(以下「色相番号n」と言う。)の定義済色のRGB値を色変換テーブル17bから取得する(S102)。
次いで、制御部18は、S102において取得したRGB値をLCh値に計算によって変換する(S103)。具体的には、制御部18は、例えば、RGB値をXYZ値に計算によって変換した後、このXYZ値をLab値に計算によって変換し、最後に、このLab値をLCh値に計算によって変換する。
次いで、制御部18は、S103において生成したLCh値を母点31としたボロノイ図30を生成し(S104)、生成したボロノイ図30を、色相番号nのボロノイ図30(以下「ボロノイ図30n」と言う。)として記憶部17に記憶させる(S105)。
制御部18は、S101における繰り返しの処理が終了すると、図5に示す動作を終了する。
次に、RGB値の画像データをCMYK値の画像データに変換して画像を出力する場合のMFP10の動作について説明する。
MFP10の制御部18は、RGB値の画像データに基づいた画像の出力が指示されると、色変換プログラム17aを実行して図6に示すように動作する。なお、RGB値の画像データは、例えば、スキャナー13によって原稿から画像が読み取られることによって入力されたり、ファックス通信部15によって画像がFAX受信されることによって入力されたり、ネットワーク通信部16によって印刷データが受信されることによって入力されることができる。
図6は、RGB値の画像データをCMYK値の画像データに変換して画像を出力する場合のMFP10の動作のフローチャートである。
図6に示すように、制御部18の色変換手段18cは、変数mを初期値である“1”にした後、S132およびS133の処理の実行と、その後の変数mへの増分値である“1”の加算とを、終値である“画像データのピクセル数”を変数mが超えるまで繰り返す(S131)。
色変換手段18cは、入力された画像データから未だ対象にしていないピクセルを1個対象にした後(S132)、このピクセルの色をRGB値からCMYK値に変換する図7に示すCMYK変換処理を実行する(S133)。
図7は、図6に示すCMYK変換処理のフローチャートである。
図7に示すように、色変換手段18cは、S132において対象にしたピクセルの色、すなわち対象色のRGB値をLCh値に計算によって変換する(S161)。具体的には、色変換手段18cは、例えば、RGB値をXYZ値に計算によって変換した後、このXYZ値をLab値に計算によって変換し、最後に、このLab値をLCh値に計算によって変換する。
制御部18のボロノイ図上対象色色相取得手段18aは、S161の処理が終了すると、変数nを初期値である“0”にした後、S163の処理の実行と、その後の変数nへの増分値である“1”の加算とを、終値である“47”を変数nが超えるまで繰り返す(S162)。
ボロノイ図上対象色色相取得手段18aは、ボロノイ図30nにおいて対象色にL値およびC値が一致する色であるボロノイ図上対象色の色相、すなわち、ボロノイ図上対象色色相を取得する図8に示すボロノイ図上対象色色相取得処理を実行する(S163)。
図8は、図7に示すボロノイ図上対象色色相取得処理のフローチャートである。
図8に示すように、ボロノイ図上対象色色相取得手段18aは、ボロノイ図30nにおいて、対象色に対してS161において生成されたLCh値のうちL値およびC値と同一であるL値およびC値の色、すなわち、ボロノイ図上対象色が含まれるボロノイ領域32を検索する(S201)。
図9は、図8に示すボロノイ図上対象色色相取得処理においてボロノイ領域32が検索された状態の一例を示す図である。図9は、ボロノイ図30nをL軸に直交する方向から観察した状態を示す図である。
図9において、星印で示す点Q'は、ボロノイ図30nにおけるボロノイ図上対象色を示す点である。また、ハッチングで示すボロノイ領域32aは、S201において検索されたボロノイ領域32である。
図8に示すように、ボロノイ図上対象色色相取得手段18aは、S201の処理が終了すると、S201において検索したボロノイ領域32においてボロノイ図上対象色に最も近いボロノイ点34を検索する(S202)。
図10は、図8に示すボロノイ図上対象色色相取得処理においてボロノイ点34が検索された状態の一例を示す図である。図10は、ボロノイ図30nの一部をL軸に直交する方向から観察した状態を示す図である。
図10において、星印で示す点Q'は、ボロノイ図30nにおけるボロノイ図上対象色を示す点である。また、ハッチングで示すボロノイ領域32aは、S201において検索されたボロノイ領域32である。また、四角形で示すボロノイ点34aは、S202において検索されたボロノイ点34である。
図8に示すように、ボロノイ図上対象色色相取得手段18aは、S202の処理が終了すると、S202において検索したボロノイ点34を中心とした空円を通る母点31を検索する(S203)。なお、空円とは、内側に母点31を含まない円である。ここで、ボロノイ図の性質には、互いに近接する複数の母点から等距離の位置にボロノイ点が存在するという性質がある。したがって、ボロノイ点を中心として複数の母点を通る空円が存在する。
図11は、図8に示すボロノイ図上対象色色相取得処理において母点31が検索された状態の一例を示す図である。図11は、ボロノイ図30nの一部をL軸に直交する方向から観察した状態を示す図である。
図11において、星印で示す点Q'は、ボロノイ図30nにおけるボロノイ図上対象色を示す点である。また、四角形で示すボロノイ点34aは、S202において検索されたボロノイ点34である。また、空円37は、ボロノイ点34aを中心として母点31を通る空円である。また、母点P0、P1、P2は、S203において検索された母点31である。
図8に示すように、ボロノイ図上対象色色相取得手段18aは、S203の処理が終了すると、S203において検索した3つの母点31に基づいて、ボロノイ図30nにおけるボロノイ図上対象色のLab値を、次の数2で表される面積補間によって算出する(S204)。
Figure 0005933506
図12は、図8に示すボロノイ図上対象色色相取得処理における面積補間の説明図である。図12は、L軸に直交する方向から観察した状態を示す図である。
数2において、LabQ'(n)は、ボロノイ図30nにおけるボロノイ図上対象色のLab値である。LabP0(n)、LabP1(n)、LabP2(n)は、それぞれ、S203において検索された母点P0、P1、P2のLab値である。S△Q'P1P2(n)は、図12に示すように、点Q'、母点P1および母点P2で構成される三角形の面積である。S△Q'P0P2(n)は、点Q'、母点P0および母点P2で構成される三角形の面積である。S△Q'P0P1(n)は、点Q'、母点P0および母点P1で構成される三角形の面積である。
S△Q'P1P2(n)、S△Q'P0P2(n)およびS△Q'P0P1(n)は、ベクトルの外積を用いて算出することができる。例えば、S△Q'P1P2(n)は、点Q'を始点とし母点P1を終点とするベクトルと、点Q'を始点とし母点P2を終点とするベクトルとの外積の絶対値の1/2である。なお、数2においてLabQ'(n)を得るためには、S△Q'P1P2(n)、S△Q'P0P2(n)およびS△Q'P0P1(n)は、それぞれの正確な値ではなく、互いの比率が明確になるだけで良い。S△Q'P1P2(n)、S△Q'P0P2(n)およびS△Q'P0P1(n)の互いの比率は、点Q'のL値およびC値、すなわち、S161において生成したLCh値のうちL値およびC値と、S203において検索した母点P0、P1、P2のそれぞれのL値およびC値とに基づいたベクトルの外積を用いて算出することができる。したがって、ボロノイ図上対象色色相取得手段18aは、S203において検索された母点P0、P1、P2のLab値、L値およびC値と、S161において生成されたLCh値のうちL値およびC値とに基づいて、ボロノイ図30nにおけるボロノイ図上対象色のLab値をS204において算出することができる。
図8に示すように、ボロノイ図上対象色色相取得手段18aは、S204の処理が終了すると、S204において算出したLab値のうちa値およびb値に基づいて、ボロノイ図30nにおけるボロノイ図上対象色のh値、すなわちボロノイ図上対象色色相を、次の数3で表される式によって算出する(S205)。
Figure 0005933506
数3において、LChQ'(n,h)は、ボロノイ図30nにおけるボロノイ図上対象色のh値を示す。LabQ'(n,a)は、LabQ'(n)のうちa値を示す。LabQ'(n,b)は、LabQ'(n)のうちb値を示す。
ボロノイ図上対象色色相取得手段18aは、S205の処理が終了すると、図8に示すボロノイ図上対象色色相取得処理を終了する。
図7に示すように、制御部18の両側グループ取得手段18bは、S162における繰り返しの処理が終了すると、図13に示す48個のグループのうち色相に関して対象色の両側に配置されている2つのグループである両側グループを取得する図14に示す両側グループ取得処理を実行する(S164)。
図13は、図7に示す両側グループ取得処理によって取得される両側グループの一例を示す図である。図13は、L軸の延在方向から観察した状態を示す図である。
図13において、点Qは、対象色を示す点である。48個のグループのそれぞれのボロノイ図30上に配置されている点Q'は、各色相番号のボロノイ図30におけるボロノイ図上対象色を示す点である。
図14は、図7に示す両側グループ取得処理のフローチャートである。
図14に示すように、両側グループ取得手段18bは、変数nを初期値である“0”にする(S231)。
次いで、両側グループ取得手段18bは、色相番号nのボロノイ図上対象色色相が対象色の色相よりも大きいか否か、すなわち、次の数4で表される条件が成り立つか否かを判断する(S232)。
Figure 0005933506
数4において、LChQ'(n,h)は、色相番号nに対してS163において取得したボロノイ図上対象色色相を示す。LChQ(h)は、対象色の色相、すなわち、対象色に対してS161において生成したLCh値のうちのh値を示す。
両側グループ取得手段18bは、LChQ'(n,h)がLChQ(h)以下であるとS232において判断すると、変数nの値に1を加算して(S233)、S232の処理を実行する。
両側グループ取得手段18bは、LChQ'(n,h)がLChQ(h)より大きいとS232において判断すると、色相番号nのグループと、このグループよりボロノイ図上対象色色相が小さく最も近接したグループとを、両側グループとして取得して(S234)、図14に示す両側グループ取得処理を終了する。
なお、以下においては、S234において取得した両側グループのうちボロノイ図上対象色色相が小さい方のグループの色相番号をn1とし、ボロノイ図上対象色色相が大きい方のグループの色相番号をn2とする。ここで、n2は、n1が“47”ではない場合にn1より“1”大きく、n1が“47”である場合に“0”である。
図7に示すように、色変換手段18cは、S164の処理が終了すると、両側グループのボロノイ図上対象色色相の等色相面(以下「側色相面」と言う。)51、52(図15参照。)のピークのLab値に基づいて、対象色を含む等色相面(以下「対象色色相面」と言う。)40(図15参照。)のピークのLab値を算出する(S165)。ここで、ピークとは、C値が最大となる点である。
図15は、図7に示すCMYK変換処理においてピークのLab値が算出される対象色色相面40の一例を示す図である。図15は、L軸の延在方向から観察した状態を示す図である。
図15において、点Dは、対象色色相面40のピークである。点D1は、色相番号n1のグループの側色相面51のピークであって、ボロノイ図30nのピークにL値およびC値が一致する点である。点D2は、色相番号n2のグループの側色相面52のピークであって、ボロノイ図30nのピークにL値およびC値が一致する点である。点Oは、L値およびC値が“0”の点である。点E1、E2は、それぞれ、点D1、D2から対象色色相面40への垂線の足である。角度θ1は、対象色色相面40と、側色相面51とのなす角度である。角度θ2は、対象色色相面40と、側色相面52とのなす角度である。
点Dは、線分D1D2を内分する点である。したがって、点DのLab値であるLabDは、次の数5で表される。
Figure 0005933506
数5において、LabD1、LabD2は、それぞれ、点D1、D2のLab値である。また、DD1、DD2は、それぞれ、線分DD1、DD2の長さである。
ここで、△DD1E1および△DD2E2は相似である。すなわち、D1E1、D2E2を、それぞれ、線分D1E1、D2E2の長さとすると、DD1:DD2=D1E1:D2E2という関係が成り立つ。したがって、数5で表される式は、次の数6で表される式に変換することが可能である。
Figure 0005933506
数6において、OD1、OD2は、それぞれ、線分OD1、OD2の長さである。
ここで、OD1、OD2、θ1、θ2は、それぞれ、次の数7に示す式で表される。したがって、数6は、次の数8に示す式で表される。
Figure 0005933506
Figure 0005933506
数7、数8において、LChD1(C)、LChD2(C)は、それぞれ、点D1、D2のLCh値のうちのC値である。
したがって、色変換手段18cは、S165において、点D1のLab値およびC値と、点D2のLab値およびC値と、色相番号n1に対してS163において取得されたボロノイ図上対象色色相を示すLChQ'(n1,h)と、色相番号n2に対してS163において取得されたボロノイ図上対象色色相を示すLChQ'(n2,h)とに基づいて、数8に示す相似補間によってLabDを算出することができる。
図7に示すように、色変換手段18cは、S165の処理が終了すると、対象色色相面40における対象色の位置を算出する(S166)。
図16は、図15に示す対象色色相面40における対象色の位置の一例を示す図である。図16は、L軸に直交する方向から観察した状態を示す図である。
図16に示すように、対象色を示す点Qの位置は、対象色色相面40において、次の数9に示す式に示すように、係数α,βを使用して表される。
Figure 0005933506
数9において、vec(Black,Q)は、黒を始点とし点Qを終点とするLC平面上のベクトルを示している。vec(Black,White)は、黒を始点とし白を終点とするLC平面上のベクトルを示している。vec(Q,D)は、点Qを始点としピークを示す点Dを終点とするLC平面上のベクトルを示している。
図7に示すように、色変換手段18cは、S166の処理が終了すると、側色相面において対象色色相面40における対象色と同一の位置関係にある色(以下「対応色」と言う。)のL値およびC値を算出する(S167)。すなわち、色変換手段18cは、側色相面51における対応色を示す点Q1のL値およびC値と、側色相面52における対応色を示す点Q2のL値およびC値とを算出する。
図17は、図15に示す側色相面51における対応色の位置の一例を示す図である。図17は、L軸に直交する方向から観察した状態を示す図である。
図17に示すように、点Q1の位置は、側色相面51において、次の数10に示す式に示すように、S166で算出した係数α,βを使用して表される。
Figure 0005933506
数10において、vec(Black,Q1)は、黒を始点とし点Q1を終点とするLC平面上のベクトルを示している。vec(Q1,D1)は、点Q1を始点としピークを示す点D1を終点とするLC平面上のベクトルを示している。
ここで、vec(Q1,D1)は、vec(Black,Q1)と、黒を始点とし点D1を終点とするLC平面上のベクトルを示すvec(Black,D1)とによって次の数11に示すように表される。数10に示す式は、数11に示す関係に基づいて、次の数12に示す式に変換することができる。
Figure 0005933506
Figure 0005933506
したがって、色変換手段18cは、S167において、数12によって点Q1のL値およびC値を算出することができる。
以上においては、側色相面51における対応色を示す点Q1の算出について説明したが、側色相面52における対応色を示す点Q2の算出についても同様である。
図7に示すように、色変換手段18cは、S167の処理が終了すると、両側グループのボロノイ図30において対応色にL値およびC値が一致する色(以下「ボロノイ図上対応色」と言う。)を取得する図18に示すボロノイ図上対応色取得処理を実行する(S168)。
図18は、図7に示すボロノイ図上対応色取得処理のフローチャートである。
図18に示すように、色変換手段18cは、S201の処理と同様に、ボロノイ図30nにおいて、側色相面51における対応色に対してS167において生成したL値およびC値と同一であるL値およびC値の色、すなわち、ボロノイ図上対応色が含まれるボロノイ領域32を検索する(S261)。
次いで、色変換手段18cは、S202の処理と同様に、S261において検索したボロノイ領域32においてボロノイ図上対応色に最も近いボロノイ点34を検索する(S262)。
次いで、色変換手段18cは、S203の処理と同様に、S262において検索したボロノイ点34を中心とした空円を通る母点31を検索する(S263)。
次いで、色変換手段18cは、S204の処理と同様に、S263において検索した3つの母点31に基づいて、ボロノイ図30nにおけるボロノイ図上対応色のLab値を、次の数13で表される面積補間によって算出する(S264)。
Figure 0005933506
図19は、図18に示すボロノイ図上対応色取得処理における面積補間の説明図である。図19は、L軸に直交する方向から観察した状態を示す図である。
数13において、LabQ1'は、ボロノイ図30nにおけるボロノイ図上対応色を示す点Q1'のLab値である。LabP0'、LabP1'、LabP2'は、それぞれ、S263において検索された母点P0'、P1'、P2'のLab値である。S△Q1'P1'P2'は、点Q1'、母点P1'および母点P2'で構成される三角形の面積である。S△Q1'P0'P2'は、点Q1'、母点P0'および母点P2'で構成される三角形の面積である。S△Q1'P0'P1'は、点Q1'、母点P0'および母点P1'で構成される三角形の面積である。
S△Q1'P1'P2'、S△Q1'P0'P2'およびS△Q1'P0'P1'は、ベクトルの外積を用いて算出することができる。例えば、S△Q1'P1'P2'は、点Q1'を始点とし母点P1'を終点とするベクトルと、点Q1'を始点とし母点P2'を終点とするベクトルとの外積の絶対値の1/2である。なお、数13においてLabQ1'を得るためには、S△Q1'P1'P2'、S△Q1'P0'P2'およびS△Q1'P0'P1'は、それぞれの正確な値ではなく、互いの比率が明確になるだけで良い。S△Q1'P1'P2'、S△Q1'P0'P2'およびS△Q1'P0'P1'の互いの比率は、点Q1'のL値およびC値、すなわち、側色相面51における対応色に対してS167において生成したL値およびC値と、S263において検索した母点P0'、P1'、P2'のそれぞれのL値およびC値とに基づいたベクトルの外積を用いて算出することができる。したがって、色変換手段18cは、S263において検索された母点P0'、P1'、P2'のLab値、L値およびC値と、側色相面51における対応色に対してS167において生成したL値およびC値とに基づいて、ボロノイ図30nにおけるボロノイ図上対応色のLab値をS264において算出することができる。
色変換手段18cは、S264の処理が終了すると、S264において算出したLab値のうちa値およびb値に基づいて、ボロノイ図30nにおけるボロノイ図上対応色のh値を、次の数14で表される式によって算出する(S265)。
Figure 0005933506
数14において、LChQ1'(h)は、ボロノイ図30nにおけるボロノイ図上対応色を示す点Q1'のLCh値のうちh値を示す。LabQ1'(a)、LabQ1'(b)は、それぞれ、LabQ1'のうちのa値、b値を示す。
色変換手段18cは、S265の処理が終了すると、S264の処理と同様に、S263において検索した3つの母点31に基づいて、ボロノイ図30nにおけるボロノイ図上対応色のCMYK値を、次の数15で表される面積補間によって算出する(S266)。
Figure 0005933506
数15において、CMYKQ1'は、ボロノイ図30nにおけるボロノイ図上対応色を示す点Q1'のCMYK値である。CMYKP0'、CMYKP1'、CMYKP2'は、それぞれ、S263において検索された母点P0'、P1'、P2'のCMYK値であって、S103においてLCh値に変換された母点P0'、P1'、P2'のRGB値に対して色変換テーブル17bにおいて定義されている。
色変換手段18cは、S263において検索された母点P0'、P1'、P2'のCMYK値、L値およびC値と、側色相面51における対応色に対してS167において生成したL値およびC値とに基づいて、ボロノイ図30nにおけるボロノイ図上対応色のCMYK値をS266において算出することができる。
以上においては、ボロノイ図30nにおけるボロノイ図上対応色のh値であるLChQ1'(h)の算出と、ボロノイ図30nにおけるボロノイ図上対応色のCMYK値であるCMYKQ1'の算出とについて説明したが、ボロノイ図30nにおけるボロノイ図上対応色のh値であるLChQ2'(h)の算出と、ボロノイ図30nにおけるボロノイ図上対応色のCMYK値であるCMYKQ2'の算出とについても同様である。
色変換手段18cは、S266の処理が終了すると、図18に示すボロノイ図上対応色取得処理を終了する。
図7に示すように、色変換手段18cは、S168の処理が終了すると、対象色のCMYK値を算出する(S169)。
図20は、図7に示すCMYK変換処理において算出される対象色のCMYK値の一例を示す図である。図20は、L軸の延在方向から観察した状態を示す図である。
図20において、点Tは、対象色のCMYK値を示す点であって、線分Q1'Q2'と、対象色色相面40との交点である。角度θ1'は、対象色色相面40と、点Q1'を含む等色相面とのなす角度である。角度θ2'は、対象色色相面40と、点Q2'を含む等色相面とのなす角度である。
点Tは、線分Q1'Q2'を内分する点である。したがって、点TのCMYK値であるCMYKTは、数8と同様に、次の数16に示す相似補間によって算出されることができる。
Figure 0005933506
数16において、CMYKQ1'、CMYKQ2'、LChQ1'(h)、LChQ2'(h)は、S168の処理において算出されたものが使用される。また、LChQ1'(C)は、ボロノイ図30nにおけるボロノイ図上対応色のC値であって、点Q1のC値と同一であるので、S167において算出された点Q1のC値が使用される。同様に、LChQ2'(C)は、ボロノイ図30nにおけるボロノイ図上対応色のC値であって、点Q2のC値と同一であるので、S167において算出された点Q2のC値が使用される。
色変換手段18cは、S169の処理が終了すると、図7に示すCMYK変換処理を終了する。
図6に示すように、制御部18は、S131における繰り返しの処理が終了すると、S133におけるCMYK変換処理によって全てのピクセルの色がRGB値からCMYK値に変換された画像データに基づいて画像を出力して(S134)、図6に示す動作を終了する。
なお、画像の出力方法は、例えば、プリンター14による印刷である。
以上に説明したように、MFP10は、変換前の表色系であるRGB表色系の色と、変換後の表色系であるCMYK表色系の色との対応関係を特定の数の色に対して定義している色変換テーブル17bを利用して対象色をRGB表色系の色からCMYK表色系の色に変換する。具体的には、MFP10は、色変換テーブル17bにおいて定義されている定義済色を一連の色相の範囲毎に分類した48個のグループのそれぞれに対して設けられて定義済色を母点31としたボロノイ図30において、対象色と明度および彩度が同一であるボロノイ図上対象色の色相、すなわち、ボロノイ図上対象色色相を取得する(S162およびS163)。また、MFP10は、48個のグループのうち色相に関して対象色の両側に配置されている2つのグループである両側グループを、対象色の色相、および、ボロノイ図上対象色色相に基づいて、取得する(S164)。そして、MFP10は、両側グループの定義済色、および、対象色に基づいて、対象色をRGB表色系の色からCMYK表色系の色に変換する(S161およびS165〜S169)。
なお、MFP10は、本実施の形態において、定義済色がRGB表色系において等間隔に配置されている色変換テーブル17bを使用しているが、定義済色がRGB表色系において不等間隔に配置されている色変換テーブル17bを使用しても良い。MFP10は、定義済色がRGB表色系において不等間隔に配置されている色変換テーブル17bを使用する場合、色変換テーブル17bのうち定義済色がRGB表色系において狭い間隔で配置されている範囲によって、その範囲内の対象色をRGB表色系の色からCMYK表色系の色に高精度に変換することができるとともに、色変換テーブル17bのうち定義済色がRGB表色系において広い間隔で配置されている範囲によって、色変換テーブル17bにおけるその範囲のデータ量を少なくして例えば記憶部17の記憶容量を低減することができる。
MFP10は、ボロノイ図30において対象色と明度および彩度が最も近いボロノイ点34(S201およびS202)に最も近い複数の母点31(S203)と、対象色とに基づいてボロノイ図上対象色の色相を取得する(S204およびS205)。この構成により、MFP10は、ボロノイ図上対象色の色相をボロノイ図30の特性を生かして取得することができる。すなわち、MFP10は、色変換テーブルにおいて定義されている定義済色のうち対象色の周囲の定義済色をボロノイ図30の特性を生かして取得することができる。したがって、MFP10は、対象色をRGB表色系の色からCMYK表色系の色に高速に変換することができる。
また、MFP10は、S164において取得された両側グループのそれぞれのボロノイ図30において、対象色に対応するボロノイ図上対応色を定義済色に基づいてCMYK表色系の色で取得し(S168)、両側グループのそれぞれに対してCMYK表色系の色で取得したボロノイ図上対応色に基づいて対象色をCMYK表色系の色で取得する(S169)。そして、MFP10は、CMYK表色系の色でボロノイ図上対応色を取得する場合に、両側グループのボロノイ図上対象色の色相の等色相面、すなわち、側色相面51、52において対象色の色相の等色相面、すなわち、対象色色相面40における対象色と同一の位置関係にある対応色と、両側グループのボロノイ図30において対応色に明度および彩度が最も近いボロノイ点34(S261およびS262)に最も近い複数の母点31(S263)とに基づいて取得する(S266)。この構成により、MFP10は、両側グループのそれぞれのボロノイ図上対応色をボロノイ図30の特性を生かしてCMYK表色系の色で取得することができる。すなわち、MFP10は、色変換テーブルにおいて定義されている定義済色のうち対象色の周囲の定義済色をボロノイ図30の特性を生かして取得することができる。したがって、MFP10は、対象色をRGB表色系の色からCMYK表色系の色に高速に変換することができる。
なお、本実施の形態においては、MFP10に入力される画像の色の表色系がRGB表色系であり、MFP10によって変換されて出力される画像の色の表色系がCMYK表色系であるが、MFP10に入力される画像の色の表色系や、MFP10によって変換されて出力される画像の色の表色系は、これらに限られるものではない。
また、本発明の色変換装置は、本実施の形態においてMFPであるが、コピー機、プリンターなど、MFP以外の画像形成装置であっても良いし、汎用のパーソナルコンピューターなど、画像形成装置以外のコンピューターであっても良い。
10 MFP(色変換装置)
17a 色変換プログラム
17b 色変換テーブル
18a ボロノイ図上対象色色相取得手段
18b 両側グループ取得手段
18c 色変換手段
30、30n、30n、30n ボロノイ図
31、P0、P1、P2、P0'、P1'、P2' 母点
32、32a ボロノイ領域
34、34a ボロノイ点

Claims (4)

  1. 変換前の表色系の色と、変換後の表色系の色との対応関係を特定の数の色に対して定義している色変換テーブルを利用して対象の色を前記変換前の表色系の色から前記変換後の表色系の色に変換する色変換装置であって、
    前記色変換テーブルにおいて定義されている定義済色を一連の色相の範囲毎に分類した複数のグループのそれぞれに対して設けられて前記定義済色を母点としたボロノイ図において、前記対象の色と明度および彩度が同一であるボロノイ図上対象色の色相を取得するボロノイ図上対象色色相取得手段と、
    前記複数のグループのうち色相に関して前記対象の色の両側に配置されている2つのグループである両側グループを、前記対象の色の色相、および、前記ボロノイ図上対象色色相取得手段によって取得された色相に基づいて、取得する両側グループ取得手段と、
    前記両側グループ取得手段によって取得された前記両側グループの前記定義済色、および、前記対象の色に基づいて、前記対象の色を前記変換前の表色系の色から前記変換後の表色系の色に変換する色変換手段とを備え、
    前記ボロノイ図上対象色色相取得手段は、前記ボロノイ図において前記対象の色と明度および彩度が最も近いボロノイ点に最も近い複数の前記母点と、前記対象の色の明度および彩度とに基づいて前記ボロノイ図上対象色の色相を取得することを特徴とする色変換装置。
  2. 前記色変換手段は、前記両側グループ取得手段によって取得された前記両側グループのそれぞれの前記ボロノイ図において、前記対象の色に対応するボロノイ図上対応色を前記定義済色に基づいて前記変換後の表色系の色で取得し、前記両側グループのそれぞれに対して前記変換後の表色系の色で取得した前記ボロノイ図上対応色に基づいて前記対象の色を前記変換後の表色系の色で取得し、
    前記色変換手段は、前記変換後の表色系の色で前記ボロノイ図上対応色を取得する場合に、前記両側グループの前記ボロノイ図上対象色の色相の等色相面において前記対象の色の色相の等色相面における前記対象の色と同一の位置関係にある対応色と、前記両側グループの前記ボロノイ図において前記対応色に明度および彩度が最も近いボロノイ点に最も近い複数の前記母点とに基づいて取得することを特徴とする請求項1に記載の色変換装置。
  3. 変換前の表色系の色と、変換後の表色系の色との対応関係を特定の数の色に対して定義している色変換テーブルを利用して対象の色を前記変換前の表色系の色から前記変換後の表色系の色に変換する色変換プログラムであって、
    前記色変換テーブルにおいて定義されている定義済色を一連の色相の範囲毎に分類した複数のグループのそれぞれに対して設けられて前記定義済色を母点としたボロノイ図において、前記対象の色と明度および彩度が同一であるボロノイ図上対象色の色相を取得するボロノイ図上対象色色相取得手段、
    前記複数のグループのうち色相に関して前記対象の色の両側に配置されている2つのグループである両側グループを、前記対象の色の色相、および、前記ボロノイ図上対象色色相取得手段によって取得された色相に基づいて、取得する両側グループ取得手段、および、
    前記両側グループ取得手段によって取得された前記両側グループの前記定義済色、および、前記対象の色に基づいて、前記対象の色を前記変換前の表色系の色から前記変換後の表色系の色に変換する色変換手段としてコンピューターを機能させ、
    前記ボロノイ図上対象色色相取得手段は、前記ボロノイ図において前記対象の色と明度および彩度が最も近いボロノイ点に最も近い複数の前記母点と、前記対象の色の明度および彩度とに基づいて前記ボロノイ図上対象色の色相を取得することを特徴とする色変換プログラム。
  4. 変換前の表色系の色と、変換後の表色系の色との対応関係を特定の数の色に対して定義している色変換テーブルを利用して対象の色を前記変換前の表色系の色から前記変換後の表色系の色に変換する色変換方法であって、
    前記色変換テーブルにおいて定義されている定義済色を一連の色相の範囲毎に分類した複数のグループのそれぞれに対して設けられて前記定義済色を母点としたボロノイ図において、前記対象の色と明度および彩度が同一であるボロノイ図上対象色の色相を取得するボロノイ図上対象色色相取得ステップと、
    前記複数のグループのうち色相に関して前記対象の色の両側に配置されている2つのグループである両側グループを、前記対象の色の色相、および、前記ボロノイ図上対象色色相取得ステップによって取得された色相に基づいて、取得する両側グループ取得ステップと、
    前記両側グループ取得ステップによって取得された前記両側グループの前記定義済色、および、前記対象の色に基づいて、前記対象の色を前記変換前の表色系の色から前記変換後の表色系の色に変換する色変換ステップとを備え、
    前記ボロノイ図上対象色色相取得ステップは、前記ボロノイ図において前記対象の色と明度および彩度が最も近いボロノイ点に最も近い複数の前記母点と、前記対象の色の明度および彩度とに基づいて前記ボロノイ図上対象色の色相を取得することを特徴とする色変換方法。
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