JP5933408B2 - 地絡検出回路 - Google Patents

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本発明は、地絡検出回路に関する。
従来、直流電圧源からの電圧供給線における地絡を検出する技術として、地絡時にだけ
流れる電流を検出する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−270999号公報
従来の地絡検出回路では、フォトカプラを用いるため、装置が大型化、高コスト化するという問題があった。また、フォトカプラを用いた地絡検出では、フォトカプラでは感度が低いために、電流を大きくする必要があり、入力電圧の正極と負極との間に直列接続された電流供給素子の電流能力を高くする(抵抗素子であれば抵抗値を低くする)必要がある。これは消費電流の増大を招いてしまうという問題がある。
本発明は、フォトカプラを用いた場合と比べて、装置の小型化、低コスト化を図ることができる、地絡検出回路を提供することにある。
本発明の地絡検出回路は、直流電圧源と負荷とを接続する正側供給線及び負側供給線における地絡を検出する地絡検出回路であって、前記正側供給線と前記負側供給線との間に直列に接続された複数の抵抗素子から構成される分圧回路と、前記正側供給線との前記負側供給線との間に前記分圧回路に直列接続されるスイッチング素子と、前記正側供給線と前記負側供給線との間の電位差を検出する制御部と、を備え、前記分圧回路の抵抗の接続点である第1のノードと異なる第2のノードが接地され、前記制御部が、定期的に前記スイッチング素子の導通または非導通を制御し、前記スイッチング素子が導通状態にある期間に、前記第1のノードの電位に応じて、地絡を検出する地絡検出回路において、前記制御部は、地絡検出以外の所定の動作を予め設定された周期で行う制御部であって、前記スイッチング素子を、前記周期のうち予め設定された第1所定期間導通状態とし、前記周期のうち前記第1所定期間を除く第2所定期間非導通状態とすることを特徴とする。
また、上記地絡検出回路において、前記制御部は、地絡検出以外の所定の動作を請求項1に記載の予め設定された周期より長い、予め設定された専用周期で行う制御部であって、前記スイッチング素子を、前記専用周期のうち予め設定された第1所定期間導通状態とし、前記専用周期のうち前記第1所定期間を除く第2所定期間非導通状態とすることを特徴とする。
また、上記地絡検出回路において、前記制御部は、起動時および停止時において、前記スイッチング素子を導通させることを特徴とする。
本発明によれば、抵抗素子により地絡検出を行うので、装置の小型化、低コスト化を図ることができる。また、分圧回路にスイッチング素子を直列に接続し、スイッチング素子のオンまたはオフを定期的に行うことにより、地絡検出における消費電流を低減することができる。
本発明の地絡検出回路10の構成を示す回路図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について説明する。
図1は、本発明の地絡検出回路10の構成を示す回路図である。なお、図1においては、地絡検出回路10と併せて、直流電圧源HV、負荷40、スイッチング素子Q1、及びCPU(Central Processing Unit)12を示している。
直流電圧源HVは、正側端子及び負側端子の間に、直流電圧、例えば50V〜500Vの間の直流電圧を発生し、正側供給線20、及び負側供給線30を介して負荷40に直流電圧を供給する直流電圧源である。負荷40は、例えばコンバータやインバータであり、直流電圧源HVから供給される直流電圧を動作電圧として所定の動作を行う負荷である。
スイッチング素子Q1は、例えばPNP型バイポーラトランジスタにより構成される。スイッチング素子Q1において、エミッタ端子は正側供給線20に接続され、ベース端子はCPU12におけるドライバ回路DRに接続され、コレクタ端子は地絡検出回路10における抵抗素子R2の一端に接続される。スイッチング素子Q1は、CPU12におけるドライバ回路DRがL(ロウ)レベルの制御信号PSを出力すると導通状態となり、正側供給線20と地絡検出回路10とを電気的に接続する。また、スイッチング素子Q1は、CPU12におけるドライバ回路DRがH(ハイ)レベルの制御信号PSを出力すると非導通状態となり、正側供給線20と地絡検出回路10とを電気的に非接続とする。なお、図1において、スイッチング素子Q1は、正側供給線20と地絡検出回路10との間に設けられているが、地絡検出回路10と負側供給線30との間に設ける構成としてもよい。
CPU12は、例えば、ドライバ回路DR、およびA/Dコンバータ(Analog-to-Digital Converter;図1において不図示。以下ADCと言うことがある。)を含んで構成される。
CPU12におけるドライバ回路DRは、定期的に、Lレベルの制御信号PSをスイッチング素子Q1に出力してスイッチング素子Q1をオン(導通)させ、Hレベルの制御信号PSをスイッチング素子Q1に出力してスイッチング素子Q1をオフ(非導通)させる。このHレベルとLレベルの制御信号PSの周期は予め設定される周期である。この制御信号PSを出力する制御についての詳細は後述する。
CPU12は、分圧回路、及びADCにより、地絡検出回路10の出力信号であるアナログ出力信号Voを変換して、正側供給線と負側供給線の電位差を比較することにより、正側供給線20、または負側供給線30のいずれかが接地(以下、GNDと言うこともある)に対して流す電流値を、すなわち供給線の地絡の程度を示すデジタル出力信号を算出する。また、CPU12は、このデジタル出力信号を、図1において不図示の表示部に直接表示する、或いは、CPUとは別途設けられるPC(Personal Computer)等の信号処理装置に送信する。
これにより、ユーザは、正側供給線20、または負側供給線30のいずれかがGNDに対して流す電流値を、すなわち供給線の地絡の程度を知ることができる。もちろん、表示部、或いは信号処理装置の表示部に、地絡の程度を間接的に示す表示(いずれの供給線が地絡し始めた、或いは殆ど地絡しているといった表示)に加工して表示してもよい。ユーザは、地絡の程度を知ることにより、例えば、直流電圧源HVを地絡検出回路10から取り除き、地絡した箇所の修理等を安全に行なうことができる。
図1に示す抵抗素子Rx、抵抗素子Rx’は、地絡検出回路10の動作説明のために便宜上記載した仮想の抵抗素子である。抵抗素子Rx、抵抗素子Rx’は、定常状態(地絡が発生していない状態)では、抵抗値が∞(無限大)であり、電流を流さない抵抗素子(絶縁抵抗)である。
Lレベルの制御信号PSが入力されてスイッチング素子Q1がオンし、正側供給線20とGNDとの間で電流を流す場合、すなわち正側供給線が地絡しかかった場合、この抵抗素子Rxに地絡の程度に応じて電流(地絡電流)が流れる。地絡検出回路10は、この地絡電流を検出して、検出した地絡電流に応じたアナログ出力信号VoをCPU12に対して出力する。
また、Lレベルの制御信号PSが入力されてスイッチング素子Q1がオンし、負側供給線30とGNDとの間で電流を流す場合、すなわち負側供給線が地絡しかかった場合、この抵抗素子Rx’に地絡の程度に応じて地絡電流が流れる。地絡検出回路10は、この地絡電流を検出して、検出した地絡電流に応じたアナログ出力信号VoをCPU12に対して出力する。
地絡検出回路10は、Lレベルの制御信号PSが入力されてスイッチング素子Q1がオンしている状態で、正側供給線20または負側供給線30における地絡の程度を検出する回路である。地絡検出回路10は、分圧回路を含んで構成される。
分圧回路は、正側供給線20と負側供給線30との間に直列に接続された複数の抵抗素子、すなわち、抵抗素子R2、抵抗素子R1、抵抗素子R1’’、及び抵抗素子R2’’から構成される。
抵抗素子R2は、その一端が正側供給線20に接続され、その他端が抵抗素子R1の一端に接続される。
抵抗素子R1は、その一端が抵抗素子R2の他端に接続され、その他端が抵抗素子R1’’の一端に接続される。なお、以下、この抵抗素子R1の他端と抵抗素子R1’’の一端との共通接続点を、ノードN2とする。このノードN2は、図1に示すようにGNDに接続される。
抵抗素子R1’’は、その一端がノードN2に接続され、その他端が抵抗素子R2’’の一端に接続される。なお、以下、この抵抗素子R1’’の他端と抵抗素子R2’’の一端との共通接続点を、ノードN1とする。このノードN1は、図1に示すように、抵抗素子R3の一端に接続される。また、このノードN1の電位(アナログ出力信号Voの電位)が、CPU12において地絡の検出に用いられる。
抵抗素子R2’’は、その一端がノードN1に接続され、その他端が負側供給線30に接続される。
なお、以下の説明においては、図1に示す各抵抗素子の抵抗値を、その抵抗素子を示す符号により表わすものとする。
ここで、分圧回路を構成する抵抗素子の抵抗値は、次の関係に設定される。すなわち、R1=R1’’、R2=R2’’である。
以下、上述の様に構成された本実施の形態における地絡検出回路10の動作について説明する。
[定常状態の動作]
まず、地絡が発生していないとき(定常状態)の動作について説明する。
直流電圧源HVが発生する直流電圧が負荷40に印加され、かつ、正側供給線20、及び負側供給線30のいずれにおいても地絡が発生していない場合、Lレベルの制御信号PSが入力されてスイッチング素子Q1がオンしている状態で、地絡検出回路10において、分圧回路に電流が流れる。CPU12には、負側供給線と正側供給線の電位差と分割回路10に応じた電圧信号が入力される。
なお、直流電圧源HVは、それ自体では(つまり、単体では)、電位的にノードN2が接続されるGNDと無依存(フローティング)であるので、この状態では、地絡検出回路10の分圧回路を流れる電流がノードN2を介してGNDに流れることはない。
[正側供給線20が地絡した状態]
次に、正側供給線20において地絡が発生した場合について説明する。この場合、図1に示す仮想の抵抗素子Rxに電流値i1の電流が流れるものとする。
ノードN2を接地しているので、Lレベルの制御信号PSが入力されてスイッチング素子Q1がオンしている状態で、電流値i1の電流が、ノードN2が接続されるGNDからノードN2を介して、抵抗素子R1、及び抵抗素子R1’’へそれぞれ分岐して流れる。この電流値は、それぞれi1×(1/2)である。
これにより、分圧回路における抵抗素子R2’’に流れる電流の電流値が、i1×(1/2)だけ増加し、ノードN1の電位(アナログ出力信号Voの電位)がi1×(1/2)×R2’’だけ上昇する。
CPU12に入力される電圧は、負側供給線と正側供給線との電位差の検出手段と分圧回路から算定される電圧より、マイナス側に振れたレベルであり、電流値i1が大きくなるにつれてアナログ出力信号Vo’のレベルは小さい値となる。
[負側供給線30が地絡した状態]
次に、負側供給線30において地絡が発生した場合について説明する。この場合、図1に示す仮想の抵抗素子Rx’に電流値i1の電流が流れるものとする。
ノードN2を接地しているので、Lレベルの制御信号PSが入力されてスイッチング素子Q1がオンしている状態で、電流値i1の電流が、抵抗素子R1、及び抵抗素子R1’’から合流し、ノードN2を介してノードN2が接続されるGNDへ流れる。この抵抗素子R1、及び抵抗素子R1’’に流れる電流値は、それぞれi1×(1/2)である。
これにより、第1の分圧回路における抵抗素子R2’’に流れる電流の電流値が、i1×(1/2)だけ減少し、ノードN1の電位(アナログ出力信号Voの電位)がi1×(1/2)×R2’’だけ下降する。
CPU12に入力される電圧は、負側供給線と正側供給線との電位差の検出手段と分圧回路から算定される電圧より、プラス側に振れたレベルであり、電流値i1が大きくなるにつれてアナログ出力信号Vo’のレベルは大きい値となる。
以上のように、アナログ出力信号Voの電圧レベルが、負側供給線と正側供給線との電位差の検出手段と分圧回路から算定される電圧と、地絡電流i1に応じたレベルとなる。
後段のADCにおいては、例えば、次に説明する信号処理を行う。
ADCは、基準電圧Vref×(1/2)を中心にし、入力されるアナログ出力信号Vo’の最大値と最小値との間で、nビットのデジタル出力信号(2進数で最上位側から最下位側へn個並べて「00・・00」のように表記する)を出力する。ここで、入力されるアナログ出力信号Vo’の最大値とは、負側供給線30で測定すべき地絡電流i1の最大値(設定値)に対応する値である。また、入力されるアナログ出力信号Vo’の最小値とは、正側供給線20で測定すべき地絡電流i1の最大値(設定値)に対応する値である。
ADCでは、入力信号であるアナログ出力信号Vo’の最大値と最小値との間が(2n−1+1)個の領域に分割され、アナログ出力信号Vo’が、この(2n−1+1)個の領域のいずれの領域にあるかを判定する。また、ADCは、判定結果に応じて、「000・・・00」〜「111・・・11」のうちいずれかのデジタル出力信号を生成する信号処理を行い、このデジタル出力信号を表示部等に出力する。ここで、分割された(2n−1+1)個の領域のうち、中央の領域は、基準電圧Vref×(1/2)を中心に所定の幅を持つ領域であり、アナログ出力信号Vo’が基準電圧Vref×(1/2)であるときに、ADCはデジタル出力信号として「010・・・00」(中央値)を出力する。
つまり、ADCは、上述した定常状態ではデジタル出力信号「010・・・00」を出力する。また、ADCは、正側供給線20に地絡が発生しているとき、地絡電流の大きさに対応して、2n−2個のデジタル出力信号「000・・・00」〜「001・・・11」のうち、いずれか1個のデジタル出力信号を出力する。また、ADCは、負側供給線30に地絡が発生しているとき、地絡電流の大きさに対応して、2n−2個のデジタル出力信号「010・・・01」〜「111・・・11」のうち、いずれか1個のデジタル出力信号を出力する。
このように、CPU12は、地絡検出回路10が検出した地絡電流に応じて、ユーザに対して、いずれの供給線側で地絡が発生したか、また、どの程度の電流が地絡により流れているか(地絡の程度)を表示等により了知させる。
以上説明したように、本発明の地絡検出回路10(地絡検出回路)は、直流電圧源HV(直流電圧源)と負荷40(負荷)とを接続する正側供給線20(正側供給線)及び負側供給線30(負側供給線)における地絡を検出する地絡検出回路である。地絡検出回路10は、正側供給線20と負側供給線30との間に直列に接続された複数の抵抗素子(R2、R1、R1’’、R2’’)から構成される分圧回路と、正側供給線20と負側供給線30との間の電位差を検出する手段(CPU12)と、を備える。また、この分圧回路において、分圧回路の抵抗の接続点であるノードN1(第1のノード)と異なるノードN2(第2のノード)が接地され、ノードN1の電位が地絡の検出に用いられる。
本発明によれば、抵抗素子により地絡検出を行うので、フォトカプラを用いる場合に比べ、装置の小型化、低コスト化を図ることができる。また、分圧回路にスイッチング素子Q1を直列に接続し、スイッチング素子Q1のオンまたはオフを定期的に行うことにより、地絡検出における消費電流を低減することができる。
以下、CPU12(制御部)におけるドライバ回路DRが制御信号PSをスイッチング素子Q1に出力し、スイッチング素子Q1をオンまたはオフする制御について詳述する。
スイッチング素子Q1をオンまたはオフを制御しているCPU12は、上記アナログ信号Voを処理する地絡検出以外にも、様々な箇所(例えば、負荷40で示される電子機器等)を監視しており、動作状態において、たとえば8箇所又は、16箇所の監視を行い、各部の電圧、電流、温度、オープン・ショートの異常等の監視を行っている。これらの監視周期(予め設定された周期)は、早い場合50μsecの周期、遅い場合100msec周期である。
そこで、例えばCPU12におけるドライバ回路DRは、100msec周期(予め設定された周期)のうち、1msec(第1所定期間)の間は、Lレベルの制御信号PSをスイッチング素子Q1に、残りの99msec(第2所定期間)の間、Hレベルの制御信号PSをスイッチング素子Q1に出力する。つまり、100msecのうち1msecの間スイッチング素子Q1をオンさせる。これにより、分圧回路における抵抗での電力損失が、スイッチング素子がない場合に比べて1/100となる。また、1秒以内に地絡を検出できるという製品規格が設けられている場合、この期間内に必ず検出できるとともに、CPU12に組み込む回路、及びプログラム(ソフトウエア)の負担が、他の検出信号と同じ周期となるため、特別な設計が不要となり、製造コストを低減することができる。
また、例えばCPU12におけるドライバ回路DRは、1秒以内の専用周期(前記周期より長く、予め設定された専用周期)のうち、1msec(第1所定期間)の間は、Lレベルの制御信号PSをスイッチング素子Q1に、残りの(専用周期−1mec;第2所定期間)の間、Hレベルの制御信号PSをスイッチング素子Q1に出力する。つまり、専用周期(例えば最大1秒)のうち1msecの間スイッチング素子Q1をオンさせる。これにより、1秒以内に地絡を検出できるという製品規格が設けられている場合、この期間内に必ず検出できるとともに、分圧回路における抵抗での電力損失が、スイッチング素子がない場合に比べて1/1000となる。
また、CPU12の起動時、停止時のみ、ドライバ回路DRが、Lレベルの制御信号PSをスイッチング素子Q1に対して出力し、スイッチング素子Q1をオン状態とする構成としてもよい。この場合、分圧回路における抵抗での電力損失をほぼゼロにすることができる。ただし、この場合は、1秒以内に地絡を検出できるという製品規格が設けられていない場合、すなわち地絡検出周期に1秒などの制約が無い場合である、つまり、地絡検出回路がCPUにより起動される初期期間と、制御が停止される終期期間との間の期間においては、地絡検出回路が作動しないことが前提となる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の変更等も含まれる。
例えば、分圧回路において、抵抗素子R2と抵抗素子R1とを1つの抵抗素子(抵抗値はR2+R1の抵抗素子)としてもよい。
10…地絡検出回路、11…基準電圧源、12…CPU、20…正側供給線、30…負側供給線、HV…直流電圧源、40…負荷、Q1…スイッチング素子、R1,R1’’,R2,R2’’,Rx,RX’…抵抗素子、DR…ドライバ回路、Vo,Vo’…アナログ出力信号、N1,N2…ノード

Claims (3)

  1. 直流電圧源と負荷とを接続する正側供給線及び負側供給線における地絡を検出する地絡検出回路であって、
    前記正側供給線と前記負側供給線との間に直列に接続された複数の抵抗素子から構成される分圧回路と、
    前記正側供給線との前記負側供給線との間に前記分圧回路に直列接続されるスイッチング素子と、
    前記正側供給線と前記負側供給線との間の電位差を検出する制御部と、
    を備え、
    前記分圧回路の抵抗の接続点である第1のノードと異なる第2のノードが接地され、
    前記制御部が、定期的に前記スイッチング素子の導通または非導通を制御し、前記スイッチング素子が導通状態にある期間に、前記第1のノードの電位に応じて、地絡を検出する地絡検出回路において、
    前記制御部は、地絡検出以外の所定の動作を予め設定された周期で行う制御部であって、
    前記スイッチング素子を、前記周期のうち予め設定された第1所定期間導通状態とし、前記周期のうち前記第1所定期間を除く第2所定期間非導通状態とすることを特徴とする地絡検出回路。
  2. 前記制御部は、地絡検出以外の所定の動作を請求項1に記載の予め設定された周期より長い、予め設定された専用周期で行う制御部であって、
    前記スイッチング素子を、前記専用周期のうち予め設定された第1所定期間導通状態とし、前記専用周期のうち前記第1所定期間を除く第2所定期間非導通状態とすることを特徴とする請求項に記載の地絡検出回路。
  3. 前記制御部は、起動時および停止時において、前記スイッチング素子を導通させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の地絡検出回路。
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