JP5933350B2 - 誘導装置 - Google Patents
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Description
nc=N1vcσ´ ・・・(1)
式(1)において、N1は航法定数、vcは接近速度、σ´は目視線変化率を示す。「´」は時間に対する微分を示す。
aMX=−ncsinσ ・・・(2)
aMY=nccosσ ・・・(3)
vc=−R´TM ・・・(4)
式(2)から式(4)において、σは目視線角、R´TMは飛しょう体Pから追尾目標Qの相対距離変化率を示す。このように、目視線変化率にゲインである航法定数と接近速度を乗ずることにより指令加速度が算出される。
図2は、この発明の実施の形態1による誘導装置の構成を示すブロック図である。
誘導装置10は、信号処理部1、追尾処理部2、目視線変化率計算部(相対運動計算部)3、指令加速度計算部4、相関処理部5および航法定数計算部6を備えて構成される。
信号処理部1は、アンテナ、赤外線センサや光学カメラなどを用いて、対象となる追尾目標Qが放射または反射する信号を検出し、当該検出した信号に対して信号処理を行い、観測値として出力する。追尾処理部2は、信号処理部1または相関処理部5から入力される観測値に基づいて、追尾目標Qの運動を推測し、各回のサンプリング時刻(観測時刻)における追尾目標Qに対する予測値、予測誤差共分散行列、観測誤差共分散行列および平滑値を算出する。
図3は、この発明の実施の形態1による誘導装置の相関処理部の構成を示すブロック図である。
相関処理部5は、パラメータ設定部51、切替設定部52および残差二次形式計算部53で構成されている。
パラメータ設定部51は、切替設定部52に対してあらかじめ記憶するパラメータMを設定する。切替設定部52は、パラメータ設定部51により設定されたパラメータMを用いて、予想会合時間tgoの1/Mまでの区間ではPDA方式相当の相関処理を選択し、予想会合時間tgoの1/M以降の区間ではNN方式相当の相関処理を選択し、選択した相関処理方法を残差二次形式計算部53に設定する。
図4は、この発明の実施の形態1による誘導装置の航法定数計算部の構成を示すブロック図である。
航法定数計算部6は、標準航法定数設定部61、パラメータ設定部62、遠距離用航法定数設定部63、補償加速度計算部64および航法定数スケジュール計算部65から構成されている。
標準航法定数設定部61は、標準航法定数をあらかじめ記憶し、遠距離用航法定数設定部63に対して設定する。標準航法定数は、飛しょう体Pと追尾目標Qとの離間距離を考慮することなく、飛しょう体Pが追尾目標Qに会合するまで一定の条件で飛しょうする場合に適用する航法定数である。パラメータ設定部62は、遠距離用航法定数設定部63に対してあらかじめ記憶するパラメータNを設定する。
(1)追尾目標Qのみ観測;サンプリング時間毎の予想会合時間tgo,kの算出処理
まず、追尾処理部2が信号処理部1から入力される観測値に基づいて各回のサンプリング時刻における追尾目標Qに対する予測値、予測誤差共分散行列、観測誤差共分散行列および平滑値を算出する。
式(5)において、xk、yk、zkはサンプリング時刻tkにおける飛しょう体Pに対する追尾目標Qの相対位置、x´k、x´k、z´kはサンプリング時刻tkにおける飛しょう体Pに対する追尾目標Qの相対速度を示す。Tは転置を示す。
式(13)および式(14)において、Hはカルマンフィルタ処理器の観測行列であり、追尾処理部2より出力される。
式(17)において、xk,s、yk,s、zk,sはサンプリング時刻tkにおける飛しょう体Pの位置、x´k,s、y´k,s、z´k,sはサンプリング時刻tkにおける飛しょう体Pの速度を示す。
式(18)および式(19)において、Φkは等速直線運動を示す推移行列、Γkは飛しょう体Pの速度ベクトル方向の機体軸とみなした場合の運動座標からNED座標への変換行列、ukは飛しょう体Pの加速度、I3x3は3行3列の単位行列、Δtは予測のサンプリング時間を示す。
式(20)において、vkは左右旋回加速度、wkは上昇下降加速度を示す。左右旋回加速度vkおよび上昇下降加速度wkで飛しょう体Pは追尾目標Qを目指すものとする。さらに、以下の式(21)および式(22)に基づいて、図6に示すように一定時間後に飛しょう体Pの機体を追尾目標Qに指向させる荷重を計算する。
式(25)において、hkはサンプリング時刻tkにおける航法定数、vc,kはサンプリング時刻tkにおける接近速度、σ´kはサンプリング時刻tkにおける目視線変化率を示す。
実施の形態2では、上述した実施の形態1の構成に加えて航法定数の異常値を判定する構成を有する誘導装置について示す。
図8は、実施の形態2による誘導装置の航法定数計算部の構成を示すブロック図である。図8に示すように、実施の形態1で示した航法定数計算部6に異常値判定パラメータ設定部66および航法定数異常値判定部67を追加して設け、航法定数計算部6´を構成している。なお、航法定数計算部6´以外の構成は実施の形態1と同様であるため、実施の形態1で使用した符号と同一の符号を付して説明を省略または簡略化する。
図9は、この発明の実施の形態1による誘導装置の構成を示すブロック図である。図9に示すように、実施の形態1で示した誘導装置10に領域内外判定部7を追加して設けている。なお、領域内外判定部7以外の構成は実施の形態1と同様であるため、実施の形態1で使用した符号と同一の符号を付して説明を省略または簡略化する。
Qk<e ・・・(26)
式(26)において、eはあらかじめ設定したパラメータである。信号処理部1から入力される複数の観測値のうち、上述した式(26)の条件を満たす観測値は設定した領域内に存在すると判定し、式(26)の条件を満たさない場合には設定した領域外に存在すると判定する。
この実施の形態4では、上述した実施の形態1の構成に加えて、飛しょう体Pが追尾目標Qに会合する直前に飛しょう体Pの機体がふらつくのを抑制する構成について説明する。実施の形態4による誘導装置は、実施の形態1の図2で示した誘導装置10、図3で示した相関処理部5、図4で示した航法定数計算部6と同一の構成を有している。そのため、以下では実施の形態1で使用した符号と同一の符号を付して説明を行う。
この実施の形態5では、上述した実施の形態1の構成に加えて、第1の航法定数と第2の航法定数とが不連続に切り替わるのを抑制する構成について説明する。実施の形態5による誘導装置は、実施の形態1の図2で示した誘導装置10、図3で示した相関処理部5、図4で示した航法定数計算部6と同一の構成を有している。そのため、以下では実施の形態1で使用した符号と同一の符号を付して説明を行う。
gk<f1+(f2−f1)eak ・・・(27)
式(27)において、f1は第1の航法定数、f2は予想会合時間tgoの1/Mにおける第2の航法定数、aはあらかじめ設定されたパラメータである。式(27)に基づいて算出した航法定数gkを用いることにより、図16(b)に示すように航法定数を連続的に切り替えることができる。
Claims (6)
- 複数存在する目標から飛しょう体が追尾すべき追尾目標を選択し、選択した追尾目標へ前記飛しょう体を誘導する誘導装置において、
前記複数存在する目標の検出信号から、前記目標の運動を示す観測値を取得する信号処理部と、
前記信号処理部が取得した観測値に対してPDA(Probabilistic Data Association)相関に基づいて、またはNN(Nearest Neighbor)相関に基づいて相関処理を行い、前記複数存在する目標から追尾目標を決定する相関処理部と、
前記相関処理部が決定した追尾目標の観測値から、当該追尾目標の運動を推測する追尾処理部と、
前記飛しょう体の運動と、前記追尾処理部が推測した前記追尾目標の運動とから、前記飛しょう体と前記追尾目標との相対運動を算出する相対運動計算部と、
前記追尾処理部が推測した前記追尾目標の運動と、前記相対運動計算部が算出した前記飛しょう体と前記追尾目標との相対運動とに基づいて、前記飛しょう体が前記追尾目標に会合するための飛しょう経路および加速度を算出し、算出した飛しょう経路および加速度から前記飛しょう体の航法計画を示す航法定数を算出する航法定数計算部と、
前記航法定数計算部が算出した航法計画に基づいて、前記飛しょう体の加速度ベクトルを算出する指令加速度計算部とを備え、
前記相関処理部は、前記飛しょう体が前記追尾目標に会合すると推測される時間である予想会合時間に応じて、前記追尾目標の観測値に対してPDA相関に基づく相関処理を実行するか、またはNN相関による相関処理を実行するかを決定し、
前記航法定数計算部は、前記相関処理部においてPDA相関による相関処理を実行すると決定された区間において発生する飛しょう遅れを、前記NN相関による相関処理を実行すると決定された区間において補償する加速度を算出し、前記飛しょう体の航法計画を決定することを特徴とする誘導装置。 - 前記航法定数計算部は、
前記飛しょう体の航法定数の標準値である標準航法定数をあらかじめ保有する標準航法定数設定部と、
前記予想会合時間の閾値未満の区間である前記PDA相関による相関処理を実行すると決定された区間において、前記標準航法定数より小さい値の第1の航法定数を設定する航法定数設定部と、
前記予想会合時間と、前記航法定数設定部が設定した第1の航法定数と、前記追尾処理部が算出した前記追尾目標の運動推定結果と、前記相対運動計算部が算出する前記飛しょう体と前記追尾目標との相対運動結果とに基づいて、前記予想会合時間に前記飛しょう体が前記追尾目標に会合する飛しょう経路を算出し、算出した飛しょう経路に基づいて予想会合時間の閾値以上の区間である前記NN相関による相関処理を実行すると決定された区間における前記飛しょう体の加速度を算出する補償加速度計算部と、
前記補償加速度計算部が算出した予想会合時間の閾値以上の区間における前記飛しょう体の加速度から前記飛しょう体の第2の航法定数を算出し、前記第1の航法定数と、算出した前記第2の航法定数とを航法定数スケジュールとして出力する航法定数スケジュール計算部とを備えたことを特徴とする請求項1記載の誘導装置。 - 前記航法定数計算部は、前記航法定数スケジュール計算部が算出した前記第1の航法定数および前記第2の航法定数があらかじめ設定した異常値判定の閾値より大きいか否か判定を行い、前記異常値判定の閾値より大きいと判定された第1の航法定数あるいは第2の航法定数を前記異常値判定の閾値以下の値に設定する航法定数異常値判定部を備えたことを特徴とする請求項2記載の誘導装置。
- 前記信号処理部が取得した観測値、および前記追尾処理部が推測した前記追尾目標の運動に基づいて、前記追尾目標が存在すると予測される領域を設定し、設定した領域内に前記目標の観測値が存在するか否か判定を行う領域内外判定部を備え、
前記相関処理部は、前記領域内外判定部において、前記設定した領域内に存在すると判定された観測値を有する目標に対して前記PDA相関または前記NN相関による相関処理を実行することを特徴とする請求項1記載の誘導装置。 - 前記相関処理部は、前記予想会合時間から所定値後の区間において、PDA相関に基づく相関処理を実行し、
前記航法定数設定部は、前記予想会合時間から所定値後の区間において、前記標準航法定数より小さい値の第3の航法定数を設定することを特徴とする請求項2記載の誘導装置。 - 前記航法定数計算部は、前記航法定数の切り替え区間において、前記航法定数を連続的に切り替えることを特徴とする請求項2または請求項5記載の誘導装置。
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