JP5926618B2 - 組合せ計量装置 - Google Patents
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Description
まず、図1に、本発明の一実施形態に係る組合せ計量装置100の概略図を示す。組合せ計量装置100は、複数の計量ホッパ40にそれぞれ貯留された物品の重量を計量し、それらの計量値に基づいて組合せ演算を行う装置である。組合せ計量装置100は、組合せ演算の結果が所定の許容範囲内の値となる物品の組合せを選択し、組合せに係る計量ホッパ40から物品を排出する。
(2−1)物品供給ユニット
物品供給ユニット90は、分散ユニット10に物品を供給するユニットである。物品供給ユニット90は、図1に示すように、分散ユニット10の上方に配置されている。物品供給ユニット90は、物品供給ユニット駆動部90aによって駆動される(図3参照)。物品供給ユニット90は、後述する制御装置80から送られる制御指令に基づいて、運転/停止の状態および供給する物品の量(供給量)を変化させる。
分散ユニット10は、上述した物品供給ユニット90から供給された物品を受けて、当該物品をフィーダ20へ搬送するユニットである。具体的に、分散ユニット10は、物品供給ユニット90から供給された物品を振動により分散させて各フィーダ20a〜20nに送る。
フィーダ20は、分散ユニット10から物品を受け取り、当該物品をプールホッパ30に送る。言い換えると、フィーダ20は、分散ユニット10によって搬送された物品を受け取り、さらに下流に配置されたプールホッパ30へ物品を搬送する。
プールホッパ30は、フィーダ20から供給される物品を一時的に貯留し、その後、貯留した物品を後述する計量ホッパ40に送る。プールホッパ30は、フィーダ20の外縁側に配置される。また、プールホッパ30は、フィーダ20から落下する物品を受けるように、フィーダ20の下方に配置される。具体的に、各ヘッドHDa〜HDnに属するプールホッパ30a〜30nは、同一ヘッドHDa〜HDnに属するフィーダ20a〜20nの外縁側下方に配置される。
計量ホッパ40は、プールホッパ30によって供給される物品を計量し、その後、計量した物品を集合排出シュート110に排出する。計量ホッパ40は、プールホッパ30から落下した物品を受けるように、プールホッパ30の直下に配置される。具体的に、各ヘッドHDa〜HDnに属する計量ホッパ40a〜40nは、同一ヘッドHDa〜HDnに属するプールホッパ30a〜30nの直下に配置される。
集合排出シュート110は、計量ホッパ40から供給される物品を集合させて組合せ計量装置100の外に排出する。排出された物品は、集合排出シュート110の下方に配置される図示しない包装機等に供給される。
カメラ60は、物品搬送部の画像(搬送部画像)を連続的に撮像する。具体的に、カメラ60は、物品搬送部の載置部と、載置部上の物品とを連続的に撮像する。載置部とは、上記したように、分散ユニット10の分散テーブル11と、フィーダ20のトラフ21とを意味する。したがって、搬送部画像には、分散テーブル11およびトラフ21の他、分散テーブル11およびトラフ21の上の物品が含まれる。
タッチパネル70は、液晶ディスプレイ(LCD)である。タッチパネル70は、入力部および表示部として機能する。タッチパネル70は、組合せ計量に関する各種設定を受け付ける。また、タッチパネル70は、組合せ計量装置100の運転状況や設定情報を表示する。運転状況には、組合せ計量装置100の運転/停止の状況、物品供給ユニット90から供給されている物品の総量、各計量ホッパ40a〜40nによって計量される物品の重量値、組合せ計量結果等が含まれる。組合せ計量装置100の運転状況は、ほぼリアルタイムで変化する。また、運転状況には、搬送異常を示す警告が含まれる。警告は、後述する制御装置80によって物品搬送部における物品の搬送異常が判定された場合に、タッチパネル70に表示される。設定情報は、初期設定およびタッチパネル70で受け付けられた設定に関する情報である。
制御装置80は、組合せ計量装置100を制御するための装置である。制御装置80は、物品供給ユニット駆動部90a、分散テーブル駆動電磁石12、トラフ駆動電磁石22、プールホッパ駆動モータ32、計量ホッパ駆動モータ43、ロードセル42、カメラ60、およびタッチパネル70等に接続されている。
記憶部81は、ROM80b、RAM80cおよびHDD80dによって構成されている。記憶部81は、CPUが読み出して実行するためのプログラムや、タッチパネル70で受け付けた各種設定、演算処理のために必要な各種データ、運転データ等が記憶されている。また、記憶部81には、演算処理によって得られた結果が記憶されている。記憶部81は、主として、搬送部画像データ記憶領域81aと、合成画像データ記憶領域81bと、差分データ記憶領域81cと、二値化データ記憶領域81dと、不動領域データ記憶領域81eと、駆動データ記憶領域(第1情報記憶領域)81fと、対応付けデータ記憶領域(第2情報記憶領域)81gとを有する。
搬送部画像データ記憶領域81aには、カメラ60によって撮像された物品搬送部の画像(搬送部画像)に関するデータが記憶されている。搬送部画像とは、上述したように、図5に示すような、物品搬送部を斜め上から撮った画像である。具体的には、上述したように、搬送部画像には、分散テーブル11およびトラフ21の他、分散テーブル11およびトラフ21に載置された物品が含まれる。搬送部画像データ記憶領域81aには、カメラ60によって搬送部画像が撮像される度に、当該搬送部画像と搬送部画像が撮像された時刻とが関連付けて記憶される。また、一のカメラ60によって撮像された搬送部画像は、他のカメラ60によって同じタイミングで取得された搬送部画像と関連付けて記憶される。
合成画像データ記憶領域81bには、後述する合成画像生成部82aによって生成された合成画像に関するデータが記憶される。具体的に、合成画像は、二つのカメラ60によって撮像された搬送部画像に基づいて生成された画像であって、分散テーブル11およびトラフ21を真上から見た平面視画像に相当する画像である。合成画像データは、合成画像を生成する際に用いられた二つの元画像(搬送部画像)と関連付けて記憶される。
差分データ記憶領域81cには、後述する差分データ取得部82cによって得られた差分データが記憶されている。差分データは、差分を抽出する際に用いた二つの合成画像にそれぞれ関連付けて記憶される。
二値化データ記憶領域81dには、後述する二値化データ生成部82dによって生成された二値化データが記憶される。二値化データは、二値化データを生成する際に用いられた合成画像と関連付けて記憶される。
不動領域データ記憶領域81eには、後述する不動領域特定部82eによって特定された物品搬送部における不動領域に関するデータ(不動領域データ)が記憶される。不動領域データは、物品搬送部における不動領域の有無および不動領域の発生場所を示すデータである。不動領域データは、不動領域を特定する際に用いた二値化データと関連付けて記憶される。
駆動データ記憶領域81fには、組合せ計量装置100に含まれる各構成の駆動データが記憶されている。例えば、駆動データには、物品供給ユニット90の駆動状態(物品を供給しているか否か)、プールホッパ30のゲート31および計量ホッパ40のゲート41の開閉状態(ON/OFF)等が含まれる。
対応付けデータ記憶領域81gには、合成画像のどの部分が、物品搬送部のどの部分に対応するかを示すデータが記憶されている。言い換えると、合成画像に含まれる複数の領域のうち分散ユニットおよび各フィーダ20a〜20nによって物品が搬送される領域と、分散ユニット10および各フィーダ20a〜20nとの対応付けに関するデータ(対応付けデータ)が記憶されている。
制御部82は、主として、CPU80aから構成されている。CPU80aは、RAM80cと協働しつつ、ROM80bおよびHDD80dに記憶されている制御プログラムを読み出して実行することにより、組合せ計量装置100の動作を制御する。制御部82は、合成画像生成部82aと、データ受付部82bと、差分データ取得部82cと、二値化データ生成部82dと、不動領域特定部82eと、判定部82fと、制御指令生成部82gとして機能する。
合成画像生成部82aは、搬送部画像データ記憶領域81aに記憶されている搬送部画像データ(図5参照)に基づき、合成画像を生成する。具体的に、合成画像生成部82aは、二つのカメラ60によって同じタイミングで撮像された画像(二つの搬送部画像)を合成することにより合成画像を生成する。このとき、合成画像生成部82aは、各カメラ60に対して設定された撮像基準に基づいて搬送部画像の合成画像を生成する。これにより、合成画像生成部82aは、分散ユニット10およびフィーダ20を真上から見た平面視画像に相当する画像(平面視画像)を生成する。平面視画像を生成する具体的な方法は、例えば、特開2003−256874号公報に記載されるような方法であってもよい。また、他の方法が採用されてもよい。合成画像生成部82aによって生成された合成画像に関するデータは、合成画像データ記憶領域81bに記憶される。
データ受付部82bは、ユーザがタッチパネル70に入力した各種設定を受け付け、上記記憶部に記憶する。データ受付部82bが受け付ける各種設定には、タッチパネル70に表示された設定用画像でユーザによって指定された搬送領域や、搬送領域に対応付けられた分散ユニット10およびフィーダ20a〜20nに関する情報等が含まれる。
差分データ取得部82cは、複数の合成画像に基づいて、物品搬送部において物品が動いていない領域を特定するためのデータを取得する。より具体的に、差分データ取得部82cは、合成画像データ記憶領域81bに記憶された複数の合成画像のうち連続する(異なる)時刻に撮像された二つの合成画像の差分を抽出して、差分データを取得する。差分データにより、二つの合成画像のうち違いがある部分と、違いがない部分とが判定可能になる。言い換えると、差分データにより、分散テーブル11およびトラフ21上で動きに変化のある部分と変化のない部分とを判定可能となる。ここで、変化がある部分が、物品搬送部において物品が動いている領域(動領域)である。一方、変化がない部分が、物品搬送部において物品が動いていない領域(不動領域)である。図11は、差分データに基づいて生成される画像(抽出画像)の例を示す。差分データ取得部82cによって得られた差分データは、差分データ記憶領域81cに記憶される。
二値化データ生成部82dは、差分データ記憶領域81cに記憶された差分データの二値化処理を行う。差分データ(抽出画像)に対して二値化処理を行うことにより、二値化データが得られる。二値化データによって、図12に示すような二値化画像が得られる。
不動領域特定部82eは、物品搬送部における物品の不動領域の有無および不動領域の生じている場所を判定する。
判定部82fは、不動領域データ記憶領域81eに記憶されている不動領域データと、駆動データ記憶領域81fに記憶されているデータとに基づいて、物品搬送部における物品の搬送異常を判定する。ここで、搬送異常とは、物品搬送部に生じた物品の滞留領域によって搬送に不具合の生じる可能性がある状態をいう。また、滞留領域とは、物品搬送部が動作しているにもかかわらず物品に動きがない領域である。具体的に、判定部82fは、第1判定処理、第2判定処理、および第3判定処理を実行することにより、物品搬送部における物品の搬送異常を判定する。
制御指令生成部82gは、制御装置80に接続された各部を制御するための制御指令を生成する。制御指令は、図示しない通信部を介して各部に送られて実行される。
次に、図9を参照して、組合せ計量装置100において搬送異常に対する処理の流れを説明する。なお、本実施形態に係る組合せ計量装置100では、1回の組合せ計量で複数回搬送異常を判定するものとする。
(4−1)
本実施形態に係る組合せ計量装置100は、カメラ60によって分散ユニット10およびフィーダ20の画像(搬送部画像)を撮像する。また、撮像時刻の異なる二つの搬送部画像について差分データを取得することにより、物品搬送部における物品の滞留領域を判定する。
上記実施形態に係る組合せ計量装置100は、撮像時刻の異なる二つの搬送部画像の差分を用いて、物品搬送部における不動領域を特定し、不動領域に基づいて滞留領域を判定する。すなわち、二つの搬送部画像を比較して変化のない部分(不動領域)を特定することができるため、物品搬送部における物品の滞留領域を具体的に特定することができる。
上記実施形態に係る組合せ計量装置100は、物品搬送部の駆動信号に関するデータを記憶する駆動データ記憶領域81fを備える。組合せ計量装置100は、滞留領域の判定時に、不動領域と共に、駆動データ記憶領域81fに記憶されているデータを参照する。これにより、物品搬送部が動作状態であるにもかかわらず、物品搬送部に不動領域が発生しているのか、物品搬送部が停止状態であることに起因して不動領域が発生しているのか、を区別することができる。
また、上記実施形態に係る組合せ計量装置100は、搬送部画像における物品搬送部の搬送領域に関するデータと、物品搬送部の駆動信号の種類とに基づいて、搬送部画像から、動作状態にある物品搬送部の搬送領域を判定し、さらに、不動領域と、動作状態にある物品搬送部の搬送領域とが一致する場合に、物品の不動領域を、物品の滞留領域であると判定する。これにより、物品搬送部が動作状態にあるにもかかわらず不動領域が発生した場合に、早期に滞留領域の解消のための対応を取ることができる。
さらに、上記実施形態に係る組合せ計量装置100は、物品搬送部において物品の滞留領域が判定された場合であって、所定の条件に一致する場合に、物品の搬送異常が発生しているものと判定する。具体的に、分散テーブル11において滞留領域が発生している場合であって、分散テーブル11の全面積に占める物品の滞留領域の面積の割合が、所定の閾値を上回る場合に、搬送異常であるものと判定される。また、各トラフ21において滞留領域が発生している場合であって、各トラフ21の全面積に占める、物品の滞留領域の面積の割合が、所定の閾値を上回る場合に、搬送異常であるものと判定される。これにより、重要度が高い滞留(搬送異常)についてのみ対応することができる。その結果、組合せ計量装置100の制御の変更を最低限に抑えることができる。
上記実施形態に係る組合せ計量装置100は、搬送異常が判定されると表示部に警告が表示される。これにより、ユーザに対して早期に注意喚起を行うことができる。
上記実施形態に係る組合せ計量装置100は、搬送異常が判定されると、分散ユニット、フィーダ、および供給ユニットの駆動内容を変更するための制御指令が生成される。すなわち、搬送異常を解消するための制御が自動的に行われる。これにより、搬送異常を早期に解決することができる。
上記実施形態に係る組合せ計量装置100では、タッチパネル70に表示された設定用画像(設定用の合成画像)を用いて、物品搬送部の搬送領域に関する情報を指定し、物品搬送部との対応付けを設定することができる。これにより、ユーザが利用する組合せ計量装置に応じた設定をユーザの好みに応じて設定することができる。
上記実施形態に係る組合せ計量装置100では、二台のカメラ60を用いて搬送部画像を生成する。二台のカメラ60によって同じタイミングで撮像された搬送部画像が合成されることにより、物品搬送部の平面視画像に相当する画像に基づき、物品の滞留領域および搬送異常を判定することができる。その結果、より精確な判定結果を得ることができる。
(5−1)変形例A
上記実施形態に係る組合せ計量装置100では、二台のカメラ60を用いて、分散テーブル11およびトラフ21と、これらにより搬送される物品とを撮像したが、カメラ60の数はこれに限られるものではない。例えば、一台のカメラ60によって撮像された搬送部画像に基づいて物品の搬送異常が判定されてもよい。また、三台以上のカメラ60が用いられ、三台以上のカメラ60によって撮像された搬送部画像を合成して、合成画像に基づいて物品の搬送異常が判定されてもよい。
上記実施形態に係る組合せ計量装置100では、図6に示すように、タッチパネル70に表示される設定用画像で各点を指定することにより、点によって囲まれる領域を、分散テーブル11および各トラフ21a〜21nのいずれかによって物品が搬送される領域(搬送領域)として設定した。ここで、設定用画像で各点を指定する代わりに、図16に示すように、設定用画像中の分散テーブルまたは各トラフに対応する線または領域を選択することにより、搬送領域を設定できるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、分散テーブル11および各トラフ21a〜21nのそれぞれについて、設定用画像をもちいて、搬送領域を指定することにより、物品搬送部と、各物品搬送部による搬送領域との対応付けを行った。ここで、図17に示すようなテンプレートを用いて、搬送領域と物品搬送部との対応付けを行ってもよい。テンプレートを用いた場合、設定用画像において分散テーブル11および各トラフ21a〜21nを個別に指定することなく、搬送領域と物品搬送部との対応付けを行うことができる。
上記実施形態に係る組合せ計量装置100では、第3判定処理を行う際、判定部82fが、物品搬送部の所定領域の面積と、物品搬送部の所定領域における物品の滞留領域の面積とを比較し、物品搬送部の所定領域の面積に占める物品の滞留領域の面積の割合が所定の閾値を上回る場合に、搬送異常を判定した。また、所定領域として、分散テーブル11の全領域または各トラフ21a〜21nの全領域を対象とした。
(5―5)変形例E
本実施形態に係る組合せ計量装置は、フィーダ20は、分散ユニットの回りを囲むように配置され、計量ホッパ40はフィーダ20の下方にそれぞれ配置されていた(図1および図2参照)。ここで、上記実施形態に係る搬送異常の判定は、他の構成を有する組合せ計量装置にも適用できる。例えば、計量ホッパが直線状に配置されるような組合せ計量装置に適用してもよい。
11 分散テーブル(載置部)
20(20a〜20n) フィーダ(物品搬送部)
21(21a〜21n) トラフ(載置部)
30(30a〜30n) プールホッパ
31 ゲート
32 プールホッパ駆動モータ
40(40a〜40n) 計量ホッパ
41 ゲート
42 ロードセル
43 計量ホッパ駆動モータ
60 カメラ
70 タッチパネル(表示部)
80 制御装置
81 記憶部
81a 搬送部画像データ記憶領域
81b 合成画像データ記憶領域
81c 差分データ記憶領域
81d 二値化データ記憶領域
81e 不動領域データ記憶領域
81f 駆動データ記憶領域
81g 対応付けデータ記憶領域(搬送領域データ記憶領域)
82 制御部
82a 合成画像生成部
82b データ受付部(受付部)
82c 差分データ取得部
82d 二値化データ生成部
82e 不動領域特定部
82f 判定部
82g 制御指令生成部
90 物品供給ユニット(供給ユニット)
100 組合せ計量装置
Claims (8)
- 多数の物品を載せる載置部から計量ホッパに前記多数の物品を搬送する物品搬送部と、
前記多数の物品を搬送する前記物品搬送部の画像である搬送部画像を撮像するカメラと、
撮像時刻の異なる二つの前記搬送部画像の差分を取得し、前記差分に基づいて前記物品搬送部における前記多数の物品の滞留領域を判定する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記搬送部画像の差分に基づき、前記物品搬送部の領域のうち前記多数の物品が動いていない不動領域を検出し、
前記物品搬送部が動作状態である場合、前記検出した不動領域を滞留領域と判定する、
組合せ計量装置。 - 多数の物品を載せる載置部を有し、前記載置部を振動させて計量ホッパに前記多数の物品を搬送する物品搬送部と、
前記多数の物品を搬送する前記物品搬送部の画像である搬送部画像を撮像するカメラと、
撮像時刻の異なる二つの前記搬送部画像の差分を取得し、前記差分に基づいて前記物品搬送部における前記多数の物品の滞留領域を判定する制御部と、
前記カメラによって撮像された複数の前記搬送部画像に関するデータを記憶する搬送部画像データ記憶領域と、
前記物品搬送部の駆動信号であって、動作状態を示す第1信号と停止状態を示す第2信号とを含む前記駆動信号に関するデータを記憶する駆動データ記憶領域と、
前記搬送部画像における前記物品搬送部の搬送領域に関するデータを記憶する搬送領域データ記憶領域と、
を備え、
前記制御部は、
前記搬送部画像データ記憶領域に記憶された前記搬送部画像のうち、撮像時刻の異なる二つの前記搬送部画像の差分に基づき、前記物品搬送部において前記多数の物品が動いていない不動領域を特定させる不動領域特定部と、
前記不動領域に基づいて前記多数の物品の前記滞留領域を判定する判定部と、
を有し、
前記判定部は、
前記駆動データ記憶領域に記憶された前記駆動信号の種類と、前記不動領域特定部によって特定された前記不動領域とに基づいて、前記物品搬送部における前記物品の滞留領域を判定し、
前記物品搬送部の前記駆動信号の種類と、前記搬送領域に関するデータとに基づいて、動作状態にある前記物品搬送部の前記搬送領域を判定する第1判定処理と、前記物品の不動領域が、前記第1判定処理によって判定した動作状態にある前記物品搬送部の前記搬送領域と一致する場合に、前記物品の不動領域を前記物品の滞留領域であると判定する第2判定処理と、を実行する、
組合せ計量装置。 - 前記判定部は、前記載置部の所定領域の面積と、前記載置部の所定領域における前記物品の滞留領域の面積とを比較し、前記載置部の所定領域の面積に占める前記物品の滞留領域の面積の割合が所定の閾値を上回る場合に、搬送異常を判定する第3判定処理をさらに実行する、
請求項2に記載の組合せ計量装置。 - 前記判定部による判定結果を表示する表示部をさらに備え、
前記表示部は、前記判定部によって前記搬送異常が判定されると、前記搬送異常を示す警告をさらに表示する、
請求項3に記載の組合せ計量装置。 - 前記物品搬送部は、
前記多数の物品を載せる前記載置部としてのテーブルであって、前記テーブルを振動させて前記多数の物品を前記テーブルの外縁方向に分散させる分散ユニットと、
前記分散ユニットの外縁側に配置され、前記分散ユニットから落下した前記多数の物品を受ける前記載置部としてのトラフを有し、前記トラフを振動させて前記物品を前記分散ユニットから遠ざかる方向に搬送する、複数のフィーダと、
を含む、
請求項3又は4に記載の組合せ計量装置。 - 前記分散ユニットに対して前記物品を供給する供給ユニットをさらに備え、
前記制御部は、前記判定部によって前記搬送異常が判定されると、前記搬送異常を解消するために、前記分散ユニット、前記フィーダ、および前記供給ユニットのうち、少なくともいずれか一つの駆動内容を変更するための制御指令を生成する制御指令生成部をさらに有する、
請求項5に記載の組合せ計量装置。 - 前記搬送部画像における前記物品搬送部の搬送領域の設定の入力を受け付ける受付部をさらに備え、
前記表示部は、前記搬送部画像をさらに表示し、
前記受付部は、前記表示部に表示された前記搬送部画像上で指定された、前記物品搬送部の搬送領域に関する情報を受け付け、
前記搬送領域データ記憶領域は、前記受付部によって受け付けられた前記物品搬送部の搬送領域に関するデータを記憶する、
請求項4に記載の組合せ計量装置。 - 前記分散ユニットの斜め上方には、複数の前記カメラが配置され、
前記複数のカメラは、同じタイミングで前記物品の前記搬送部画像を撮像し、
前記複数のカメラで同じタイミングで撮像された複数の前記搬送部画像を合成して前記物品搬送部の平面視画像を生成する合成画像生成部をさらに備える、
請求項5又は6に記載の組合せ計量装置。
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