JP5926138B2 - 燃料電池システム - Google Patents
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Description
記第1熱交換器から排出された排ガスと前記貯湯タンクの湯水とを熱交換するための第2熱交換器と、前記酸素含有ガスを、前記第1熱交換器を介さずに前記ハウジング内の前記
燃料電池に供給する酸素含有ガスバイパス装置と、前記貯湯量センサで求められた前記貯湯タンク内の貯湯量が所定値以下に低下した場合に、前記第1熱交換器を通過していた前
記酸素含有ガス量の一部または全部を、前記酸素含有ガスバイパス装置を介して前記燃料電池に供給するように前記酸素含有ガスバイパス装置を制御する制御装置とを具備しており、前記制御装置は、前記第1熱交換器を通過していた前記酸素含有ガス量の一部または
全部を、前記酸素含有ガスバイパス装置を介して前記燃料電池に供給するように前記酸素含有ガスバイパス装置を制御している最中に、前記第2熱交換器に導入される排ガスの温度が所定温度以上になった場合には、前記制御装置は、前記酸素含有ガスバイパス装置を介して前記燃料電池に供給する酸素含有ガス量を減少させるように前記酸素含有ガスバイパス装置を制御することを特徴とする。
バイパス装置を介して燃料電池に供給するため、第2熱交換器には温度が高い排ガスが導入され、貯湯タンク内の湯水と熱交換するため、貯湯タンク内の湯水温度を上昇させ、貯湯量を増加でき、貯湯タンク内の湯水減少に対応して、貯湯タンク内の貯湯量を迅速に増加できる。
、凝縮水タンクに貯水された水(凝縮水)が、水ポンプにより改質器4(気化部)に供給されるように構成されている。
熱交換していた酸素含有ガスの一部または全部を、第1熱交換器9を通過することなく迂
回させ、酸素含有ガスバイパス装置25を介して燃料電池セル1に供給するように、分流器22を制御する。
ガスを加熱していた場合には間に合わない場合)をいう。例えば、70℃以上の湯水が100リットル以下となった場合をいう。
置25を介して燃料電池セル1に供給する場合、酸素含有ガスバイパス装置25を介して燃料電池セル1に供給する酸素含有ガスの割合は、貯湯量の低下状態で変更することができる。例えば、所定量から少し低下した場合には全体の50%、かなり低下した場合には、全量、酸素含有ガスバイパス装置25を介して燃料電池セル1に供給することができる。
素含有ガスバイパス装置25を介して燃料電池セル1に供給するように酸素含有ガスバイパス装置25の分流器22を制御する際に、燃料電池セル1に供給する燃料ガスを増加するように燃料ガス導入装置2を制御することが望ましい。
低温となり、ハウジング10内が低温となりやすいが、燃料電池セル1に供給する燃料ガスを増加し、燃焼ガスからなる排ガス量が増加することで、ハウジング10内を高温に維持でき、燃料電池セル1の発電温度を維持できるとともに、排ガスがさらに高温となるため、酸素含有ガス、湯水との熱交換効率をさらに向上できる。
加熱された熱量に相当する燃焼熱量を生成する増加量またはそれ以上の増加量となるように、燃料ガス供給装置2のポンプ5を制御することが望ましい。これにより、酸素含有ガスが第1熱交換器9で加熱される分だけ燃料ガスが増加され、燃焼されるため、本来燃料
電池セル1が加熱される予定であった温度に、燃料ガス増量で対応することができ、ハウジング10内の温度を安定に保つことができる。
含有ガス量を用いて算出することができる。なお、この際、第1熱交換器9で加熱する前
の酸素含有ガスの温度は、温度計23で測定された温度を用いることなく、例えば、酸素含有ガスのブロア7吸込み部の周辺の空気温度を計測しても良いし、固定した基準温度を用いても良く、カレンダー・時計より推測した推定値でも良い。
を、酸素含有ガスバイパス装置25を介して燃料電池セル1に供給するように酸素含有ガスバイパス装置25の分流器22を制御する際に、燃料電池セル1に供給する燃料ガスを段階的に増加もしくは漸次増加するように燃料ガス導入装置2のポンプ5を制御することが望ましい。これにより、燃料電池セル1の温度が急激に低下することを抑制でき、燃料電池セル1の劣化を抑制できる。また、第2熱交換器13に流入する排ガス温度が一挙に高くなることを防止し、第2熱交換器13を流れる湯水の沸騰を防止できる。
部を、酸素含有ガスバイパス装置25を介して燃料電池セル1に供給するように酸素含有ガスバイパス装置25の分流器22を制御している最中に、第2熱交換器13に流入する排ガスの温度(温度計26の温度)が所定温度以上になった場合には、制御装置14は、燃料電池セル1に供給していた酸素含有ガス量のうち、酸素含有ガスバイパス装置25を介して燃料電池セル1に供給する酸素含有ガス量を減少させるように酸素含有ガスバイパス装置25を制御することが望ましい。
を、酸素含有ガスバイパス装置25を介して燃料電池セル1に供給するように酸素含有ガスバイパス装置25の分流器22を制御している最中に、ハウジング10内の温度が所定
温度以上になった場合には、制御装置14は、燃料電池セル1に供給している酸素含有ガス量のうち、酸素含有ガスバイパス装置25を介して燃料電池セル1に供給する酸素含有ガス量を増加させるように酸素含有ガスバイパス装置25を制御することができる。この場合には、ハウジング10内の温度を最適温度に制御できる。
過し、排ガスと熱交換し、加熱されてハウジング10内に供給されている。
合わない場合)、制御装置14は、排ガスと第1熱交換器9で熱交換していた酸素含有ガ
スの一部または全部を、酸素含有ガスバイパス装置25を介して燃料電池セル1に供給するように制御する。
器9での排ガスによる加熱)でハウジング10内を高温状態に安定に保持でき、発電性能を向上できる。
熱交換していた酸素含有ガスの一部または全部を、第1熱交換器9を通過することなく迂
回して、酸素含有ガスバイパス装置25を介して燃料電池セル1に供給するため、より高温の排ガスが第2熱交換器13に導入され、貯湯タンク18内の湯水と熱交換するため、貯湯タンク18内の湯水温度を上昇させ、お湯生成量を増加でき、貯湯タンク18内の湯水減少に対応して、貯湯タンク18内の貯湯量を迅速に増加できる。
明したが、図4に示すように、燃料電池組立体のハウジング内に第1熱交換器を有する場
合であっても良い。
4の各々は実質上鉛直に延在する中空平板形態のケース66から構成されている。
88は、加熱ガス供給手段を構成している。熱交換器64の各々の後方には上下方向に細長く延びる二重筒体90(図4にその上端部のみを図示している)が配設されており、かかる二重筒体90は外側筒部材92と内側筒部材94とから構成されている。排出路70の下端部は外側筒部材92と内側筒部材94との間に規定されている排出路の下端部に接続されており、流入路72の下端部は内側筒部材94内に規定されている流入路に接続されている。
後断熱壁51、または、下断熱壁46を通してハウジング10外に延在せしめられている。所望ならば、セルスタック100a、100b、100c及び100dの各々に電力取出手段を配設することに代えて、適宜の接続手段によってセルスタック100a、100b、100c及び100dを相互に直列接続し、4個のセルスタック100a、100b、100c及び100dに関して共通の電力取出手段を配設することもできる。
に改質するための適宜の改質触媒が収容されている。
1/2O2+2e−→O2−(固体電解質)
の電極反応が生成され、燃料極において、
O2−(固体電解質)+H2→H2O+2e−
の電極反応が生成されて発電される。
ら排出路70に流入し、ジグザグ状に延在する排出路70を流動した後に二重筒体90の外側筒部材92と内側筒部材94との間に規定されている排出路を通して排出される。燃焼ガスが二重筒体90における排出路を流動する際には、二重筒体90における流入路を空気が流動し、燃焼ガスと空気との間で熱交換が行われる。
る際には、空気が第1熱交換器64の流入路72をジグザグ状に流動せしめられる。かく
して燃焼ガスと空気との間で効果的に熱交換されて空気が予熱される。
、本実施形態の燃料電池システムに適用できる。
2:燃料ガス導入装置
3:酸素含有ガス導入装置
9、64:第1熱交換器
10:ハウジング
13:第2熱交換器
14:制御装置
18:貯湯タンク
20:貯湯量センサ
25:酸素含有ガスバイパス装置
27:排ガス導出装置
Claims (4)
- ハウジングと、該ハウジング内に収納された燃料電池と、該燃料電池に前記ハウジング外から酸素含有ガスを導入するための酸素含有ガス導入装置と、前記燃料電池に前記ハウジング外から燃料ガスを導入するための燃料ガス導入装置と、前記ハウジング内の排ガスを排出するための排ガス導出装置と、前記酸素含有ガス導入装置を流れる酸素含有ガスと前記排ガス導出装置を流れる排ガスとを熱交換するための第1熱交換器と、貯湯タンクと
、該貯湯タンク内の貯湯量を測定する貯湯量センサと、前記第1熱交換器から排出された排ガスと前記貯湯タンクの湯水とを熱交換するための第2熱交換器と、前記酸素含有ガスを、前記第1熱交換器を介さずに前記ハウジング内の前記燃料電池に供給する酸素含有ガ
スバイパス装置と、前記貯湯量センサで求められた前記貯湯タンク内の貯湯量が所定値以下に低下した場合に、前記第1熱交換器を通過していた前記酸素含有ガス量の一部または
全部を、前記酸素含有ガスバイパス装置を介して前記燃料電池に供給するように前記酸素含有ガスバイパス装置を制御する制御装置とを具備しており、
前記制御装置は、前記第1熱交換器を通過していた前記酸素含有ガス量の一部または全
部を、前記酸素含有ガスバイパス装置を介して前記燃料電池に供給するように前記酸素含有ガスバイパス装置を制御している最中に、前記第2熱交換器に導入される排ガスの温度が所定温度以上になった場合には、前記制御装置は、前記酸素含有ガスバイパス装置を介して前記燃料電池に供給する酸素含有ガス量を減少させるように前記酸素含有ガスバイパス装置を制御することを特徴とする燃料電池システム。 - 前記燃料電池に供給され、発電に用いられなかった前記燃料ガスが燃焼することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
- 前記制御装置は、前記第1熱交換器を通過していた前記酸素含有ガス量の一部または全
部を、前記酸素含有ガスバイパス装置を介して前記燃料電池に供給するように前記酸素含有ガスバイパス装置を制御する際に、前記燃料電池に供給する燃料ガスを増加するように前記燃料ガス導入装置を制御することを特徴とする請求項2に記載の燃料電池システム。 - 前記制御装置は、前記第1熱交換器を通過していた前記酸素含有ガス量の一部または全
部を、前記酸素含有ガスバイパス装置を介して前記燃料電池に供給するように前記酸素含有ガスバイパス装置を制御する際に、前記燃料電池に供給する燃料ガスを段階的に増加もしくは漸次増加するように前記燃料ガス導入装置を制御することを特徴とする請求項3に記載の燃料電池システム。
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