JP5926075B2 - 転写媒体の製造方法、印刷方法及び印刷システム - Google Patents

転写媒体の製造方法、印刷方法及び印刷システム Download PDF

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Description

本発明は、転写媒体の製造方法、印刷方法及び印刷システムに関する。
印刷対象物に印刷するインク層を転写媒体上に形成し、当該転写媒体から印刷対象物にインク層を転写する転写方法を記載した文献として、特許文献1及び2がある。特許文献1には、基体フィルム上に接着層を介して画像層を形成し、当該基体フィルムから被転写物に画像層を転写する転写方法が記載されている。特許文献2には、印刷対象物上に、インク層を受容するための受容層を形成し、当該受容層上にインク層を転写する転写方法が記載されている。
特開2002−526182号公報(2002年8月20日公開) 特開2002−154724号公報(2002年5月28日公開)
インクジェット印刷装置からインクを吐出した場合、印刷媒体上においてインク滴が凸形状に着弾し、印刷面の平滑度が低下して光沢が得られないという問題がある。この問題を解消するために、特にUV硬化型インクを用いる場合には、インクの吐出後に印刷媒体上のインク表面をレベリングして平滑化してからインクを硬化させていた。しかしながら、インク表面のレベリングに時間がかかり、インクを硬化させるまでに塵埃が付着してフィッシュアイが形成されるという問題がある。
特許文献1に記載の転写方法においては、インクが乾くまでに時間を要する。また、特許文献2に記載の転写方法において硬化型インクを用いる場合、硬化型インクを印刷対象物に転写した後に硬化させるため、硬化するまでに時間を要し、その間に塵埃がインクに付着してしまう。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、硬化型インクを印刷対象物に好適に転写することが可能な転写媒体の製造方法、当該転写媒体を用いた印刷方法及び印刷システムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係る転写媒体の製造方法は、硬化型樹脂を含むインクを印刷対象物上に転写するための転写層を、転写基体上に形成する転写層形成工程を含み、上記転写層は、硬化型樹脂を含むインクを硬化させて形成したインク層、及び硬化させた当該インク層上に接着材料を塗布して形成した接着層を有しているか、又は接着材料と硬化型樹脂とを含むインクを硬化させて形成した接着インク層を有していることを特徴としている。
上記の構成によれば、まず、転写基体上に、硬化型樹脂を含むインクを塗布してインク層を形成し、インクを硬化させる。そして、硬化させたインク層上に、接着材料を塗布して接着層を形成する。なお、転写する際に印刷対象物と接することで自ずとレベリングされるため、レベリングさせるための時間をかける必要が無い。また、インク層をレベリングせずに印刷対象物に転写するため、インク層を印刷対象物に転写するまでの時間が短い。このように、インクを硬化及び転写するまでの時間が短時間であるため、インクに塵埃等が付着することがなく、インク層にフィッシュアイが形成されることもない。
また、本発明に係る転写媒体の製造方法において、上記接着材料は、硬化型樹脂を含むことが好ましい。これにより、インク層上に塗布した接着材料を硬化させるだけで、乾燥した接着層を形成することができるので、接着層の乾燥時間を短縮することができる。
さらに、本発明に係る転写媒体の製造方法において、上記転写層が、硬化型樹脂を含むインクを硬化させて形成したインク層、及び硬化させた当該インク層上に接着材料を塗布して形成した接着層を包含するとき、上記インク層と上記接着層とは、これらが形成された上記転写基体の面に沿う方向の大きさが同一であることが好ましい。
上記の構成によれば、転写媒体を用いた印刷時に、転写層の印刷対象物への転写をより好適に行うことができる。すなわち、インク層の端部から外側に接着層がはみ出すことによる、接着層に起因するべたつきの発生や、接着層の端部から外側にインク層がはみ出すことによる、転写時のインク層の分断を防ぐことができる。
本発明に係る印刷方法は、転写媒体に形成された転写層を、印刷対象物上に転写する転写工程を含み、上記転写層は、硬化型樹脂を含むインクを硬化させて形成したインク層、及び硬化させた当該インク層上に接着材料を塗布して形成した接着層を有しているか、又は接着材料と硬化型樹脂とを含むインクを硬化させて形成した接着インク層を有していることを特徴としている。
上記の構成によれば、転写媒体から印刷対象物に転写層を転写して、インク層を印刷対象物上に印刷することによって、インク層が印刷対象物に接することで自ずとレベリングされるため、インク層の表面が平坦化する。これにより、硬化型インクを用いたインクジェットプリントの欠点である、表面の艶が消えるマット化の問題を解決でき、高光沢のインク画像を得ることができる。すなわち、平滑で光沢のある印刷面が得られ、好適な印刷が可能である。
また、本発明に係る印刷方法において、上記転写工程は、上記転写媒体の上記接着層若しくは上記接着インク層がある面を上記印刷対象物に押しつける、又は上記転写媒体の上記接着層若しくは上記接着インク層がある面を上記印刷対象物に接触させて加熱するの少なくとも一方であることが好ましい。これにより、転写媒体から印刷対象物への転写層の転写をより好適に行うことが可能である。
さらに、本発明に係る印刷方法において、上記転写工程は、減圧雰囲気下において行われることが好ましい。これにより、転写時に印刷対象物と転写層との間に空気が入り込まず、より好適に転写を行うことができる。
本発明に係る印刷システムは、転写媒体に形成された転写層を、印刷対象物上に転写する転写手段を備え、上記転写層は、硬化型樹脂を含むインクを硬化させて形成したインク層、及び硬化させた当該インク層上に接着材料を塗布して形成した接着層を有しているか、又は接着材料と硬化型樹脂とを含むインクを硬化させて形成した接着インク層を有していることを特徴としている。これにより、本発明に係る印刷方法と同様の効果が得られる。
本発明に係る印刷方法は、紫外線を透過する転写基体上に形成された転写層を、印刷対象物上に転写する転写工程を含み、上記転写層は、紫外線硬化型樹脂を含むインクからなるインク層、及び当該インク層上に形成された、接着材料からなる接着層を有しているか、又は接着材料と紫外線硬化型樹脂とを含むインクからなる接着インク層を有しており、上記転写工程は、上記接着層又は上記接着インク層を上記印刷対象物に接触させ、上記転写基体において、上記接着層又は上記接着インク層がある面に背向する面から、上記インク層又は上記接着インク層に紫外線を照射することを特徴としている。
上記の構成によれば、インク層又は接着インク層を印刷対象物に接触させた状態で、転写媒体においてインク層又は接着インク層がある面に背向する面から紫外線を照射することによって、インク層又は接着インク層を硬化させる。すなわち、インク層又は接着インク層の硬化と、印刷対象物への転写とを同時に行うことができると共に、高光沢のインク画像を得ることができる。つまり、インク層又は接着インク層の硬化と、印刷対象物への転写とを同時に行うことができるので、転写時間を短縮することができる。また、インクの転写までの時間を短縮することができるので、転写前にインクに塵埃が付着するのを防ぐことができる。
本発明に係る転写媒体の製造方法は、硬化型樹脂を含むインクを印刷対象物上に転写するための転写層を、転写基体上に形成する転写層形成工程を含み、上記転写層は、硬化型樹脂を含むインクを硬化させて形成したインク層、及び硬化させた当該インク層上に接着材料を塗布して形成した接着層を有しているか、又は接着材料と硬化型樹脂とを含むインクを硬化させて形成した接着インク層を有しているので、インクの硬化時に塵埃の付着及びフィッシュアイの形成を防ぐことができる。
本発明の一実施形態に係る印刷方法を説明する概略図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
〔転写媒体10の製造方法〕
本発明に係る転写媒体の製造方法は、硬化型樹脂を含むインクを印刷対象物上に転写するための転写層を、転写基体上に形成する転写層形成工程を含み、上記転写層は、硬化型樹脂を含むインクを硬化させて形成したインク層、及び硬化させた当該インク層上に接着材料を塗布して形成した接着層を有しているか、又は接着材料と硬化型樹脂とを含むインクを硬化させて形成した接着インク層を有している。
一実施形態において、本発明に係る転写媒体の製造方法によれば、図1に示すような転写媒体10を製造することができる。転写媒体10は、転写フィルム(転写基体)1上に転写層を形成することによって製造される。転写層は、図1に示すように、硬化型樹脂を含むインク層2及びプライマー層(接着層)3により構成されていてもよいし、接着材料と硬化型樹脂とを含むインクからなるプライマーインク層(接着インク層)により構成されていてもよい。本実施の形態においては、特に明示しない限り、インク層2及びプライマー層3からなる転写層を例として主に説明する。
インク層2を形成するインクは、硬化型樹脂を包含するものである。本明細書中において、「硬化型樹脂」は、外部からの刺激を与えることによって硬化する樹脂を意図しており、例えば、紫外線の照射により硬化する紫外線硬化型樹脂(以下、「紫外線」を「UV」ともいう。)、電子線の照射により硬化する電子線硬化型樹脂、ラテックス等のように加熱により硬化する熱硬化型樹脂、ソルベントインク等のように乾燥させることで硬化する熱乾燥型硬化樹脂等が挙げられる。ラテックスインク、ソルベントインク等を用いる場合には、加熱して乾燥等させることにより硬化させればよい。
硬化型樹脂を含むインクとしては、例えば、硬化型樹脂及び溶剤を含むインクが挙げられる。例えばUV硬化型樹脂及び溶剤を含むインクであれば、硬化工程においてインクに紫外線を照射することにより、UV硬化型樹脂が硬化するので、インクが硬化する。また、UV硬化型樹脂としては、カチオン重合型樹脂、ラジカル重合型樹脂又はこれらの混合物であってもよい。
インクに含有させる溶剤の種類としては、硬化型樹脂の種類等に応じて適宜設定すればよいが、例えば、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールメチルエーテル等のグリコールエーテル系溶剤、γ−ブチロラクトン、シクロヘキサノン等から選択した少なくとも1つが挙げられる。インクの全量に対する溶剤の含有量は、目的に応じて適宜設定すればよいが、20重量%以上95重量%以下であることが好ましい。この範囲であれば、プリント後の光沢印刷面を得るという観点からも好適である。
このような硬化型樹脂を含むインクの色は、例えばY(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)、及びK(ブラック)の通常色、これら通常色の淡色、白、メタリック、クリア等の特定色、これらの組み合わせ等、種々の色が挙げられ、特に限定されない。また、硬化型樹脂を含むインクは、弾性及び可撓性を有する転写フィルム1上に塗布されて、転写フィルム1が曲げたり伸ばしたりされても割れないインクであることが好ましい。
プライマー層3を形成する接着材料は、インク層2と印刷媒体(印刷対象物)4との両方に接着可能なものであればよく、後述するように、インクジェット印刷装置から吐出されたインクによりインク層2を形成する場合には、同一のインクジェット印刷装置から吐出することが可能なものであることがより好ましい。また、プライマー層3を印刷媒体4に接触させて、加熱及び圧縮の少なくとも一方を行うことにより、インク層2を印刷媒体4に転写する場合には、加熱及び圧縮の少なくとも一方により所望の接着が可能な接着材料を用いればよい。このような接着材料として、熱可塑性樹脂、UV硬化樹脂、熱硬化性樹脂、ホットメルト接着剤、感圧接着剤等が挙げられる。
また、プライマー層3を形成する接着材料は、硬化型樹脂を含んでいることがより好ましい。接着材料が硬化型樹脂を主成分として含んでいることによって、インク層2上に塗布した接着材料を硬化させるだけで、乾燥したプライマー層3を形成することができる。したがって、プライマー層3の乾燥時間を短縮することができる。なお、接着材料に包含させる硬化型樹脂としては、特に限定されないが、上述したインクに含有させる硬化型樹脂と同一のものを好適に使用可能である。
プライマーインク層は、上述したインク層2を形成するインクと、プライマー層3を形成する接着材料の両方により構成される。例えば、上述したインクと接着材料とを混合した接着インク材料であって、インクジェット印刷装置から吐出することが可能なものをプライマーインク層の形成に用いることができる。
転写フィルム1としては、目的に応じて様々なものを利用できるが、印刷媒体4が平面ではなく、曲面等の場合にも容易に転写可能なように、弾性を有するものであることがより好ましい。また、印刷媒体4の印刷対象面の形状に沿って変形可能な可撓性を有するものであってもよい。転写フィルム1の材質としては、例えば、インク層2との密着性が低い低表面エネルギー物質を含んだ、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリイミド、未処理PET「ルミラー(登録商標)」、6−ナイロン、66−ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレン等が挙げられる。
転写フィルム1の硬度及び厚みは印刷媒体4の形状により適宜変更してもよい。印刷媒体4の形状が複雑であればあるほど、硬度が低く、膜厚が薄いものを採用することが好ましい。印刷媒体4が平板の場合には、転写フィルム1は薄膜でなくてもよく、板状体であってもよい。
本実施形態の転写層形成工程においては、転写媒体10の製造時に、まず、転写フィルム1上に、硬化型樹脂を含むインクを塗布してインク層2を形成し、インクを硬化させる。そして、硬化させたインク層2上に、接着材料を塗布してプライマー層3を形成する。このように、転写フィルム1上に塗布した直後にインクを硬化させるので、インクの硬化までに塵埃等が付着することがなく、インク層2にフィッシュアイが形成されることもない。
転写フィルム1上にインクを塗布する方法、及びインク層2上に接着材料を塗布する方法としては、例えば、インクジェット印刷装置により行えばよい。転写フィルム1上に塗布したインクを硬化させる方法は、インクに含有させた硬化型樹脂の種類によって適宜選択すればよいが、紫外線硬化型樹脂を包含するインクを用いた場合には、転写フィルム1上に塗布したインクに紫外線を照射して硬化させればよい。接着材料が硬化型樹脂を含む場合にも、上記と同様に接着材料を硬化させればよい。
なお、転写層が、インク層2及びプライマー層3を包含するとき、インク層2とプライマー層3とは、これらが形成された転写フィルム1の面に沿う方向の大きさが同一であればより好ましい。これにより、転写層の印刷媒体4への転写をより好適に行うことができる。すなわち、インク層2の端部から外側にプライマー層3がはみ出すことによる、プライマー層3に起因するべたつきの発生や、プライマー層3の端部から外側にインク層2がはみ出すことによる、転写時のインク層2の分断を防ぐことができる。
〔印刷方法〕
本発明に係る印刷方法は、転写基体上に形成された転写層を、印刷対象物上に転写する転写工程を含み、上記転写層は、硬化型樹脂を含むインクを硬化させて形成したインク層、及び硬化させた当該インク層上に接着材料を塗布して形成した接着層、並びに接着材料と硬化型樹脂とを含むインクを硬化させて形成した接着インク層のいずれかを包含している。
本発明に係る印刷方法の一実施形態について、図1を参照して以下に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る印刷方法を説明する概略図である。図1に示すように、本実施形態に係る印刷方法においては、上述した転写媒体の製造方法により製造した転写媒体10を用いて、当該転写媒体10上の転写層を印刷媒体4上に転写する。
図1に示すように、転写工程においては、まず、転写媒体10を準備し、転写媒体10においてプライマー層3がある面を印刷媒体4の印刷面に接触させる。このとき、転写層が、接着材料と硬化型樹脂とを含むインク(プライマーインク層)によって形成されている場合には、転写媒体10においてプライマーインク層がある面を印刷媒体4の印刷面に接触させる。そして、転写媒体10においてプライマー層3又はプライマーインク層がある面を、印刷媒体4に押しつける又は接触させて加熱することによって、転写層を印刷媒体4に転写する。また、転写媒体10においてプライマー層3又はプライマーインク層がある面を、印刷媒体4に押しつけながら加熱してもよい。
例えば、転写工程において、転写媒体10においてプライマー層3又はプライマーインク層がある面を、印刷媒体4に接触させ、転写媒体10においてプライマー層3又はプライマーインク層がある面に背向する面から、アイロン等を150℃で30秒以上当てて、熱と押圧力を加える。転写工程において加熱するときの温度、押圧するときの圧力、並びに加熱及び押圧時間は、転写フィルム1、インク及び印刷媒体4の種類等によって適宜選択されるものである。転写工程において、加熱のみ又は押圧のみする場合についても同様である。
そして、転写工程の後に、転写フィルム1を剥がすことによって、プライマー層3を介してインク層2が、又はプライマーインク層が、印刷媒体4上に印刷される。
また、転写工程を、減圧雰囲気下で行ってもよい。これにより、印刷媒体4と転写層との間に空気が入り込まず、より好適に転写を行うことができる。減圧雰囲気下において転写工程を行う場合、例えば、印刷媒体4を開口部を有する真空チャンバ内に入れ、転写層が真空チャンバ内に位置するように転写媒体10の向きを調整した上で、真空チャンバの開口部を転写フィルム1で覆う。これにより真空チャンバを密閉し、真空チャンバ内の空気を抜いて、真空チャンバ内を減圧する。これにより転写媒体10は、真空チャンバ内に向かって撓む。一方印刷媒体4は転写媒体10に向かって移動し、転写媒体10に密着する。これにより印刷媒体4上に転写層が転写される。また、真空チャンバの形状を調整して、真空チャンバの外側から転写媒体10に加わる圧力により、転写媒体10が自ずと印刷媒体4に密着して空気の力で押さえつけられるようにしてもよい。
このように、転写フィルム1から印刷媒体4に転写層を転写して、インク層2を印刷媒体4上に印刷することによって、インク層2が印刷媒体4に接することで自ずとレベリングされるため、インク層2の表面が平坦化する。これにより、硬化型インクを用いたインクジェットプリントの欠点である、表面の艶が消えるマット化の問題を解決でき、高光沢のインク画像を得ることができる。また、インク層2は、転写フィルム1上にインクを塗布した直後に硬化させて形成されたものであるため、インクに塵埃が付着しておらず、フィッシュアイの形成もない。
また、転写フィルム1を自由に変形させて印刷媒体4に密着させて印刷することができるので、曲面を有する立体物を含む様々な印刷対象物への印刷が可能であり、壁や柱など、容易に取り外すことができない印刷対象物にも容易に印刷することができる。さらに、予めインク層2の上にプライマー層3を形成した転写媒体10を用いて印刷するので、印刷対象物に受容層を設ける等の前処理を行う必要がなく、受容層が形成できない素材にも印刷することができる。
なお、転写媒体10から印刷媒体4に転写層を転写するとき、転写媒体10からブラケットに転写層を転写して、当該ブラケットから印刷媒体4に印刷させてもよい。すなわち、転写工程では、転写媒体10から印刷媒体4に、転写層を直接転写しても、間接的に転写してもよい。なお、「直接転写する」とは、転写媒体10を印刷媒体4に直接押しつけて密着させて転写することをいい、「間接的に転写する」とは、転写媒体10から、一旦ブラケット等の別のものに転写して、その後、当該別のものから印刷媒体4に転写することをいう。当該別のものは、目的に応じて複数であってもよいが、転写率の観点から、少ない方がより好ましい。
また、転写工程は、室温で実施してもよいが、転写条件をより安定させるために、転写を行う環境が一定温度になるように、保温、加温等して温度を人為的に調整して行ってもよい。また、転写は一色ずつ順番に行ってもよく、例えば、2色ずつ、4色ずつ、6色ずつ一斉に行ってもよい。
(変形例)
また、上述した転写媒体10を用いた印刷方法以外にも、紫外線を透過する転写基体上に形成された転写層を、印刷対象物上に転写する転写工程を含み、上記転写層は、紫外線硬化型樹脂を含むインクからなるインク層、及び当該インク層上に形成された、接着材料からなる接着層を有しているか、又は接着材料と紫外線硬化型樹脂とを含むインクからなる接着インク層を有しており、上記転写工程は、上記接着層又は上記接着インク層を上記印刷対象物に接触させ、上記転写基体において、上記接着層又は上記接着インク層がある面に背向する面から、上記インク層又は上記接着インク層に紫外線を照射する印刷方法も、本発明の範疇に含まれる。
このような印刷方法によれば、インク層又は接着インク層を印刷対象物に接触させた状態で、転写基体においてインク層又は接着インク層がある面に背向する面から紫外線を照射することによって、インク層又は接着インク層を硬化させる。すなわち、インク層又は接着インク層の硬化と、印刷対象物への転写とを同時に行うことができると共に、高光沢のインク画像を得ることができる。つまり、インク層又は接着インク層の硬化と、印刷対象物への転写とを同時に行うことができるので、転写時間を短縮することができる。また、インクの転写までの時間を短縮することができるので、転写前にインクに塵埃が付着するのを防ぐことができる。
なお、転写層がインク層及び接着層を有している場合、インク層と接着層との混合を避けるために、インク層を仮硬化させてから接着層を形成することが好ましい。
〔印刷システム〕
本発明に係る印刷システムは、転写媒体上に形成された、硬化型樹脂を含むインクを印刷対象物上に転写するための転写層を、印刷対象物上に転写する転写手段を備え、上記転写層は、硬化型樹脂を含むインクを硬化させて形成したインク層、及び硬化させた当該インク層上に接着材料を塗布して形成した接着層、並びに接着材料と硬化型樹脂とを含むインクを硬化させて形成した接着インク層のいずれかを包含する。
上述した本発明に係る印刷方法における転写工程を実現する一実施形態が、本発明に係る印刷システムの転写手段である。つまり、本発明に係る印刷システムの一実施形態は、上述した本発明に係る印刷方法の説明に準ずる。
<付記事項>
以上のように、本発明に係る転写媒体10の製造方法の一実施形態は、硬化型樹脂を含むインクを印刷媒体4上に転写するための転写層を、転写フィルム1上に形成する転写層形成工程を含み、上記転写層は、硬化型樹脂を含むインクを硬化させて形成したインク層2、及び硬化させた当該インク層上に接着材料を塗布して形成したプライマー層3を有しているか、又は接着材料と硬化型樹脂とを含むインクを硬化させて形成したプライマーインク層を有していることを特徴としている。
上記の構成によれば、まず、転写フィルム1上に、硬化型樹脂を含むインクを塗布してインク層2を形成し、インクを硬化させる。そして、硬化させたインク層2上に、接着材料を塗布してプライマー層3を形成する。このように、転写フィルム1上に塗布した直後にインクを硬化させるので、インクの硬化までに塵埃等が付着することがなく、インク層2にフィッシュアイが形成されることもない。また、インク層2をレベリングせずに印刷対象物に転写するため、インク層2を印刷媒体4に転写するまでの時間が短い。このように、インクを硬化及び転写するまでの時間が短時間であるため、インクに塵埃等が付着することがなく、インク層2にフィッシュアイが形成されることもない。
また、接着材料は、硬化型樹脂を含むことが好ましい。これにより、インク層2上に塗布した接着材料を硬化させるだけで、乾燥したプライマー層3を形成することができるので、プライマー層3の乾燥時間を短縮することができる。
さらに、転写層が、硬化型樹脂を含むインクを硬化させて形成したインク層2、及び硬化させたインク層2上に接着材料を塗布して形成したプライマー層3を包含するとき、インク層2とプライマー層3とは、これらが形成された転写フィルム1の面に沿う方向の大きさが同一であることが好ましい。
上記の構成によれば、転写媒体10を用いた印刷時に、転写層の印刷媒体4への転写をより好適に行うことができる。すなわち、インク層2の端部から外側にプライマー層3がはみ出すことによる、プライマー層3に起因するべたつきの発生や、プライマー層3の端部から外側にインク層2がはみ出すことによる、転写時のインク層2の分断を防ぐことができる。
本発明に係る印刷方法の一実施形態は、転写媒体10に形成された転写層を、印刷媒体4上に転写する転写工程を含み、上記転写層は、硬化型樹脂を含むインクを硬化させて形成したインク層2、及び硬化させたインク層2上に接着材料を塗布して形成したプライマー層3を有しているか、又は接着材料と硬化型樹脂とを含むインクを硬化させて形成したプライマーインク層を有していることを特徴としている。
上記の構成によれば、転写媒体10から印刷媒体4に転写層を転写して、インク層2を印刷媒体4上に印刷することによって、インク層2が印刷媒体4に接することで自ずとレベリングされるため、インク層2の表面が平坦化する。これにより、硬化型インクを用いたインクジェットプリントの欠点である、表面の艶が消えるマット化の問題を解決でき、高光沢のインク画像を得ることができる。すなわち、平滑で光沢のある印刷面が得られ、好適な印刷が可能である。
また、転写工程は、転写媒体10においてプライマー層3若しくはプライマーインク層がある面を印刷媒体4に押しつける、又は転写媒体10においてプライマー層3若しくはプライマーインク層がある面を印刷媒体4に接触させて加熱するの少なくとも一方であることが好ましい。これにより、転写媒体10から印刷媒体4への転写層の転写をより好適に行うことが可能である。
さらに、転写工程は、減圧雰囲気下において行われることが好ましい。これにより、転写時に印刷媒体4と転写層との間に空気が入り込まず、より好適に転写を行うことができる。
本発明に係る印刷システムの一実施形態は、転写媒体10に形成された転写層を、印刷媒体4上に転写する転写手段を備え、転写層は、硬化型樹脂を含むインクを硬化させて形成したインク層2、及び硬化させたインク層2上に接着材料を塗布して形成したプライマー層3を有しているか、又は接着材料と硬化型樹脂とを含むインクを硬化させて形成したプライマーインク層を有していることを特徴としている。これにより、本発明に係る印刷方法と同様の効果が得られる。
本発明に係る印刷方法の一実施形態は、紫外線を透過する転写基体上に形成された転写層を、印刷媒体上に転写する転写工程を含み、上記転写層は、紫外線硬化型樹脂を含むインクからなるインク層、及びインク層上に形成された、接着材料からなる接着層を有しているか、又は接着材料と紫外線硬化型樹脂とを含むインクからなる接着インク層を有しており、上記転写工程は、接着層又は接着インク層を上記印刷対象物に接触させ、上記転写基体において、接着層又は接着インク層がある面に背向する面から、インク層又は接着インク層に紫外線を照射することを特徴としている。
上記の構成によれば、インク層又は接着インク層を印刷対象物に接触させた状態で、転写基体においてインク層又は接着インク層がある面に背向する面から紫外線を照射することによって、インク層又は接着インク層を硬化させる。すなわち、インク層又は接着インク層の硬化と、印刷対象物への転写とを同時に行うことができると共に、高光沢のインク画像を得ることができる。つまり、インク層又は接着インク層の硬化と、印刷対象物への転写とを同時に行うことができるので、転写時間を短縮することができる。また、インクの転写までの時間を短縮することができるので、転写前にインクに塵埃が付着するのを防ぐことができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、実施形態に開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、各種印刷分野に利用することができる。
1 転写フィルム(転写基体)
2 インク層
3 プライマー層(接着層)
4 印刷媒体
10 転写媒体

Claims (8)

  1. 紫外線の照射により硬化する紫外線硬化型樹脂を含むインクを印刷対象物上に転写するための転写層を、転写基体上に形成する転写層形成工程を含み、
    上記転写層は、
    インクジェット印刷装置から吐出された紫外線硬化型樹脂を含むインクを硬化させて形成したインク層(ただし、半硬化状態のものを除く)、及び硬化させた当該インク層上に接着材料を塗布して形成した接着層を有しているか、又は
    インクジェット印刷装置から吐出された、接着材料と紫外線硬化型樹脂とを含むインクを硬化させて形成した接着インク層(ただし、半硬化状態のものを除く)を有しており、
    上記インク層又は上記接着インク層が、上記転写基体上に直接形成されていることを特徴とする転写媒体の製造方法。
  2. 上記接着材料は、硬化型樹脂を含むことを特徴とする請求項1に記載の転写媒体の製造方法。
  3. 上記転写層が、紫外線硬化型樹脂を含むインクを硬化させて形成したインク層(ただし、半硬化状態のものを除く)、及び硬化させた当該インク層上に接着材料を塗布して形成した接着層を包含するとき、
    上記インク層と上記接着層とは、これらが形成された上記転写基体の面に沿う方向の大きさが同一であることを特徴とする請求項1又は2に記載の転写媒体の製造方法。
  4. 転写体に形成された転写層を、印刷対象物上に転写する転写工程を含み、
    上記転写層は、
    インクジェット印刷装置から吐出された紫外線硬化型樹脂を含むインクを硬化させて形成したインク層(ただし、半硬化状態のものを除く)、及び硬化させた当該インク層上に接着材料を塗布して形成した接着層を有しているか、又は
    インクジェット印刷装置から吐出された、接着材料と紫外線硬化型樹脂とを含むインクを硬化させて形成した接着インク層(ただし、半硬化状態のものを除く)を有しており、
    上記インク層又は上記接着インク層が、上記転写基体上に直接形成されていることを特徴とする印刷方法。
  5. 上記転写工程は、
    上記転写の上記接着層若しくは上記接着インク層がある面を上記印刷対象物に押しつける、又は
    上記転写の上記接着層若しくは上記接着インク層がある面を上記印刷対象物に接触させて加熱する
    の少なくとも一方であることを特徴とする請求項4に記載の印刷方法。
  6. 上記転写工程は、減圧雰囲気下において行われることを特徴とする請求項4又は5に記載の印刷方法。
  7. 転写体に形成された転写層を、印刷対象物上に転写する転写手段を備え、
    上記転写層は、
    インクジェット印刷装置から吐出された塗布した紫外線硬化型樹脂を含むインクを硬化させて形成したインク層(ただし、半硬化状態のものを除く)、及び硬化させた当該インク層上に接着材料を塗布して形成した接着層を有しているか、又は
    インクジェット印刷装置から吐出された、接着材料と紫外線硬化型樹脂とを含むインクを硬化させて形成した接着インク層(ただし、半硬化状態のものを除く)を有しており、
    上記インク層又は上記接着インク層が、上記転写基体上に直接形成されていることを特徴とする印刷システム。
  8. 紫外線を透過する転写基体上に形成された転写層を、印刷対象物上に転写する転写工程を含み、
    上記転写層は、
    インクジェット印刷装置から吐出された紫外線硬化型樹脂を含むインクからなるインク層(ただし、半硬化状態のものを除く)、及び当該インク層上に形成された、接着材料からなる接着層を有しているか、又は
    インクジェット印刷装置から吐出された、接着材料と紫外線硬化型樹脂とを含むインクからなる接着インク層(ただし、半硬化状態のものを除く)を有しており、
    上記インク層又は上記接着インク層が、上記転写基体上に直接形成されており、
    上記転写工程は、上記接着層又は上記接着インク層を上記印刷対象物に接触させ、上記転写基体において、上記接着層又は上記接着インク層がある面に背向する面から、上記インク層又は上記接着インク層に紫外線を照射することを特徴とする印刷方法。
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