JP5925340B2 - 配管連結機能を有するコンテナユニット型エンジン発電装置 - Google Patents

配管連結機能を有するコンテナユニット型エンジン発電装置 Download PDF

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Description

本発明はコンテナユニット型コジェネ利用エンジン発電装置に係り、より詳細には、エンジン及び該エンジンにより駆動される発電機を含む発電機本体側の部品が収納された長尺の発電コンテナと、前記エンジンの排熱を利用してスチーム及び給湯用の温水を生成するボイラ及び熱交換器を含む排熱利用機器が収納された短尺の排熱利用コンテナの組合わせからなる、配管連結機能を有するコンテナユニット型エンジン発電装置に関する。
従来よりエンジン及び該エンジンにより駆動される発電機を備えたエンジン発電装置は周知であり、係るエンジン発電装置は新興国における定常商用電源の不足や電力負荷の増大に対応して簡易に設置できる点、又エンジン発電装置は分散型発電のために送配電網が不要であるために新興国においてその需要は増大し、更に先進国においても災害時の緊急電力の必要性からも、個別部品を夫々発電電力を必要とする現地に搬送して現地で組み立てることが可能であり、夫々の部品を配管工事だけで完成品となる。そのため現地組立型の、特に中型の分散型電源の需要は近年国内外共に高まっている。
しかし分散型の中型エンジン発電電源の需要増に伴い、これらのエンジンや発電機等の主要部品をユニット化しても、これらを現地に搬送して現地で該ユニット化したエンジンと発電機の連結や配管の接続等は現地サイドで行わなければならず、しかも現地サイド側でも連結したユニット毎の調整を行う場合は、これら組立調整にも時間と熟練度を必要とする。
又前記のように主要部品をユニット化しても中型発電機であるので、その組立及び調整にはある程度の日数がかかり、先の原発事故の緊急に電力を必要とする場合のように、災害時の緊急な電力の需要に間に合わない。
更に主要部品をユニット化してもユニット間には配管やケーブルの接続が必要であり、このため、組立時における配管の引き回しやケーブルの引き回し等を極力少なくして、省設置スペース化を図る必要があり、しかも、組立後も現地サイドで性能調整を行う為に、主要部品をユニット化してもその完成したエンジン発電装置においては、現地の作業員の熟練度のばらつきにより性能調整も安定して行えなかった。
かかる欠点を解消する為に、海上輸送、陸上輸送、及び航空輸送に使用されるコンテナを利用し、該コンテナ内に、エンジン発電装置をそのまま搭載し、現地サイドでの組立及び性能調整を不要にした技術、即ちコンテナ内にクーリングファンを備えたエンジンを前方側に、該エンジンの後方に前記エンジンによって駆動させる発電機等を直列に配置したコンテナ荷役装置(特許文献1の前提技術)が開示されている。
しかし船舶、トラック等に搭載して搬送されるコンテナは一般的にそのサイズが、共通化されており、そのサイズは、ISO規格で定められている規格によれば、該コンテナの長さは20f(6m)と40f(12m)の2種類のみ(長さが45fのコンテナも規格化されているが日本では現在の道交法下では走れない。)であり、又コンテナ幅は8f
(2,4m)、高さは8.6f(2.6m)と統一されており、従って日本の公道での搬送可能な規格のコンテナは40f(12m)コンテナを使用した場合においても、コンテナ長手方向には長いが、幅は8f(2.4m)、高さは8.6f(2.6m)とコンテナを搭載したトラックが公道を走れるように狭小に設定されている。
このため特許文献1と同様に、エンジン、発電機、及びその他のユニット(引用文献1では風力発電ユニット)の各ユニットをコンテナ長手方向に沿って直列配置してエンジンの配設空間を出来るだけ大きくする必要があるが、前記特許文献1のように、エンジン、発電機、及びその他のユニットの順で直列配置するとエンジンの重量が他のユニットに比較して相対的に大であるため、前記の配列構成では、コンテナの重心がコンテナ前側に偏ってしまい、クレーン等でコンテナを吊り上げる際にコンテナが傾いたり、不慮の事故が起きる可能性が大きくなる。
更に一つのコンテナ内にエンジンを含む複数のユニットを収納する構成をとると、エンジンの排気ガスは外部に排出しなければならず、特許文献1に示すようにエンジン上方のコンテナ上壁にマフラを取り付ける構造となるが、このような構成をとるとコンテナ全体の高さが規格より大きくなり、該コンテナを搭載したトラックが公道上を走れなくなる。
そのためマフラはコンテナから取り外し可能に構成し、現地組立時にマフラを取り付ける構成にするのが一般的であるが、このように構成すると現場サイドの組み立て工数が増加するのみならず、マフラが外界に露出及び突出することと振動及び熱的影響で環境的にも問題となりやすい。
一方エンジン発電装置は例え高効率なガスエンジンをしようするにしても天然ガスという化石燃料を使用するものであり、省エネ及び省COの観点からエンジンの排気ガスや冷却水の排熱を有効利用するコジェネタイプの発電機の設計及び開発の検討が必要で、このため従来のエンジン発電機においては、エンジンの排熱を積極的に利用し、排気ガスにおいてはボイラとの熱交換による蒸気熱、及びエンジンの冷却に使用した加温冷却水と清水とを熱交換器で熱交換して給湯用温水を得るコジェネ付きエンジン発電機も多数開発されている(特許文献2等参照)。
特開2008−247576号公報 特開2004−263589号公報
しかしコンテナ長手方向に長い長尺の40fコンテナであっても、エンジン、発電機のみならず、温水生成用の熱交換器や蒸気生成用のボイラを収納することは、その分エンジンの配置スペースを小型化せざるを得ず、結果としてコンテナスペースに比較して定格が小さくならざるを得ない。このためエンジン、発電機のみならず、ボイラや熱交換器を1つのコンテナに長手方向に多数配列することは例えこれらのユニットが配列可能であっても夫々のユニットが小型化し、要求する電源出力を得るために必要とするコンテナ数が無用に多くなってしまい、省コスト省スペースの面からも問題となる。
ここで、本発明者は、同時出願の国際特許出願(整理番号12−806PCT及び12−808PCT)においてエンジン及び該エンジンにより駆動される発電機を含むエンジン発電機として機能する本来の発電機能部分を一つの長尺コンテナ、特に40fコンテナに収納し、エンジンの定格を無用に低くすることなく、要求する出力の中型電源装置搭載した長尺コンテナを得ると共に、前記エンジンの排熱を利用するボイラと熱交換器を別な短尺の排熱利用コンテナ、好ましくは40fコンテナの半分である短尺の排熱利用コンテナに収納しコンテナの有効利用を図るとともに、該二つのコンテナを効果的に連結し、省スペースであり、しかも組立後においてもメインテナンス性もよく、連結配置したコンテナユニット型コジェネ利用エンジン発電装置を提供している。
しかしエンジン、ラジエタを収納した長尺のコンテナと、これらの熱を取得するボイラと熱交換器は短尺コンテナとを長手方向に平行に隣接配置し、長尺の発電コンテナ側の熱(排気ガス熱、加温されたエンジン冷却水)を短尺の排熱利用コンテナ側のボイラと熱交換器に供給して排熱回収側に給送する構成を採用すると、冷却水の連絡配管のみならず、エンジンの排気ガスの消音器たるマフラも短尺コンテナ側に収納する場合、両者間を接続する配管が必要であり、これらの配管同士を正確に接続する為の接続公差を確実に保持しなければならない。
また、前記長尺の発電コンテナ及び短尺の排熱利用コンテナは夫々別個の場所で組み立てられるものでそのユニット及び配管の組立位置にバラツキが生じるのみならず、両コンテナ同士の対峙面がコンテナ長手方向に延在し、しかも配管との連接位置は、コンテナ長手方向と直交する短手方向であるために、その基準位置を共通化しなければ前記配管同士の連結のみならず、前記各種ユニットも精度よく組付出来ない。
そこで本発明は、発電機能部分が収納された長尺の発電コンテナを基本コンテナ構成としながら、オプションとしてそれより長さの短い短尺の排熱利用コンテナ夫々を個別に製造した場合にも両者間の配管系が精度よく連結可能なコンテナユニット型コジェネ利用エンジン発電装置を提供することにある。
本発明は、かかる課題を解決する為に、エンジン及び発電機を含む発電コンテナと、
前記エンジンの排熱を回収して蒸気または温水が生成される排熱利用コンテナとよりなり、
前記夫々のコンテナを長手方向に平行に配列するとともに、前記両コンテナの長手壁間を対面させて、該対面位置間で前記両コンテナ同士を複数の配管で連結して構成されていることを特徴とするコンテナユニットを提案する。
係る発明によれば、発電機能部分が収納された長尺の発電コンテナを基本コンテナ構成としながら、オプションとしてそれより長さの短い短尺の排熱利用コンテナ夫々を個別に製造した場合にも両コンテナが省スペースで設置容易であるとともに、両コンテナ間に連結される配管系が精度よく連結可能である。
又好ましくは前記両コンテナ長手方向一端側の短手壁が夫々同一直線に位置するよう配設し、該一端側の短手壁を、該基準面を基準として、前記長尺の発電コンテナと前記短尺の排熱利用コンテナを長手壁同士を対面させて該対面壁を介して前記夫々のコンテナを長手方向に平行に配列して組合わせコンテナユニットを構成したことを特徴とする。
かかる発明によれば前記夫々のコンテナ長手方向一端側の短手壁が夫々同一直線に位置することにより、さらに省スペース化が図れると共に、短手壁から配管取り出し口までの距離が一致するので、配管の位置決めが容易になる。
又本発明は、長手方向一端側の短手壁である0f面を基準面として、該基準面に例えば短尺の排熱利用コンテナである20fコンテナと長尺の発電コンテナである40fコンテナを当接させた為に、長尺の発電コンテナにおいて、エンジンより加温冷却水導出及び戻し配管の配設位置決めラジエタよりの各種配管の位置決めも、0f側の設けた前記基準面より距離が一義的に定められる、即ち配管は短手方向に直交して設ければよいために、厳しい公差で距離設定を行うことが容易になる。
同様に短尺の排熱利用コンテナにおいて、前記加温冷却水導出及び戻し配管と連結するボイラ側の加温冷却水の導入口及び戻し口の位置決めも、0f側の設けた前記基準面より距離が一義的に定められる即ち配管は短手方向に直交して設ければよいために、厳しい公差で距離設定を行うことが容易になる。
更に長尺の発電コンテナの0f短手壁及び短尺の排熱利用コンテナは長手方向長さはことなっても夫々の0f短手壁はいずれも共通する1直線状基準面となすために、発電コンテナ側のエンジンよりの加温冷却水導出口と排熱利用コンテナ側の冷却水導入口は、夫々のコンテナの戻し配管の軸線はいずれも前記基準面と平行な軸線となり、(長手方向と直交する短手方向と平行な線)両コンテナ間の配管の接続が容易になる。
即ち両コンテナ同士の配管の配設位置の前記基準面よりの距離が厳しく公差設定されるために、前記コンテナ同士の前記対面壁を跨いで両コンテナ間を、コンテナ短手方向に沿って複数の配管で連結する場合でも精度よく行うことが出来る。
また、夫々の導出口、導入口を一か所に集中配備することにより、作業性が向上する。
基準面をコンテナ壁の短手壁に設定する事はコンテナ自体がISOで定められたサイズであるためにコンテナ短手壁他端側の規格サイズ通り、形成されている。
従って基準面は0fに必ず厳しく位置決めされており、一方基準面の他端側は20f、40fと長さサイズが規定されている為に、コンテナ長手方向であれば、発電コンテナ側の40f端側、排熱利用コンテナ側の20f端側のいずれも公差精度の高い位置である。
従って前記基準面側よりラジエタ、エンジン、発電機及び発電機のコントロールパネルを、コンテナ長手方向に沿って直列に収納配置された長尺の発電コンテナと、前記基準面側よりコンテナ長手方向に沿ってボイラ、その奥側の短手方向両側に、前記排気ガスを消音するマフラ及び前記エンジンの加温された冷却水と熱交換して温水を生成する熱交換器を並設してなる短尺の排熱利用コンテナとよりなるように構成することにより、長尺の発電コンテナにおいては、0f側の基準面よりラジエタ、エンジンを組み付ければ基準面より長手方向に精度よい組み付け精度を維持でき、又基準面の反対側の40f側においても側においてもコンテナによって精度よく寸法規定されているために、発電機やコントロールパネル側も精度よく組付が可能である。
短尺の排熱利用コンテナについても同様である。
前記短尺の排熱利用コンテナは、その長手方向一端側がボイラ配設側であり、基準面に対し前記長手方向他端側に前記マフラ及び熱交換器が配設されていることにより長尺の発電コンテナ中央部の上壁に設けたエンジン側の排気ガス導出口と、短尺の排熱利用コンテナの長手方向他端側に位置するマフラの排気ガス導入口とは短手方向に短い距離で隣接させることが出来、しかも両コンテナとも共通する基準面に基づいてコンテナ内部のユニットが組み付けられている為に、前記排気ガス導出管と導入管の夫々の位置精度もよく、精度よい連絡管の組み付けが可能となる。
従って本発明によれば、前記発電コンテナは、コンテナの長手方向略中央位置に液冷式エンジンを配置し、該エンジンを挟んで、コンテナ長手方向一側の基準面側に一又は複数のラジエタを、コンテナ長手方向他側(以下40f側という)に発電機を配置するとともに、該エンジン直上のコンテナ略中央部にエンジン排ガス排出口を備え、
一方前記排熱利用コンテナは、前記基準面がボイラ配設側であり、基準面に対し遠い前記長手方向他端側に、前記コンテナ高さ方向に直立配置させたマフラと、前記エンジンによって加温された冷却水と熱交換して温水を生成する熱交換器が配設され、
前記発電コンテナ中央部の上壁に設けたエンジン側の排気ガス導出口と、排熱利用コンテナの長手方向他端側の上面に設けたマフラの排気ガス導入口とを有するように構成されるのがよい。尚、前記液冷式エンジンは例えば水冷式エンジンや油冷式エンジンが挙げられる。
特に本発明は該基準面と反対側の短手壁に開閉扉を設けることを特徴とするにより、一層円滑な組付とメインテナンスを行うことが出来る。例えばコントロールパネル側の開閉扉を開けることにより発電機の制御を簡単に行うことが出来る。
又本発明は、前記ラジエタは前記対面壁の反対側の長手壁(以下反対壁という)に隣接して、該反対壁に沿って前記ラジエタを延在配置したことを特徴とする。
本発明によればラジエタをコンテナ対面壁の反対側に配置すると、ラジエタと対面壁間に冷却ファンを配置することにより、効果的にラジエタの冷却を行うことが出来ると共に、短尺の排熱利用コンテナ側に導く加温された冷却水の配管空間に余裕が出来、効率的な配管レイアウトが可能である。
エンジン、ラジエタを収納したモノジェネコンテナと、これらの熱を取得するボイラと熱交換器はコジェネコンテナとを長手方向に平行に隣接配置し省スペース化を図るとともに、モノジェネコンテナ側の熱(排気ガス熱、加温されたエンジン冷却水)をコジェネコンテナ側の熱受け部(ボイラと熱交換器)側に給送するための配管を精度よく連結しなければならず、エンジンの排気ガスの消音器たるマフラもコジェネ機能を有する排熱利用コンテナ側に収納されている為に両者間を接続する連絡管が必要であり、これらの配管同士を正確に接続する為の接続公差を確実に保持しなければならない。
しかし前記モノジェネ機能を有する長尺の発電コンテナ及びコジェネ機能を有する排熱利用コンテナは夫々別個の場所で組み立てられるものでそのユニット及び配管の組立位置にバラツキが生じるのみならず、両コンテナ同士の対峙面がコンテナ長手方向に延在し、しかも配管との連接位置は、コンテナ長手方向と直交する短手方向であるために、その基準位置を共通化しなければ前記配管同士の連結のみならず、前記各種ユニットも精度よく組付出来ない。
そこで本発明は、発電機能部分が収納された長尺の発電コンテナを基本コンテナ構成としながら、オプションとしてそれより長さの短い短尺の排熱利用コンテナ夫々を個別に製造した場合にも両者間の配管系が精度よく連結可能なコンテナユニット型コジェネ利用エンジン発電装置を提供出来る。
図1は本発明の実施例に用いる排熱利用機器が収納された短尺の排熱利用コンテナの6面図の1で、(A)は内部構成を示す平面図、(B)は正面斜め右方から見た斜視図である。 図2は前記排熱利用コンテナの6面図の2で、(A)は正面図(B)は背面図(C)は左側面図(D)は右側面図である 図3は、エンジン、ラジエタ及び発電機を含む発電機能部分が収納された本発明の実施例に用いる長尺の発電コンテナの内部構成を示す平面図である。 図4は、図3の長尺コンテナを正面側から見た斜視図である。 図5は、図3の長尺の発電コンテナの内部構成を示す正面側である。 図6は前記短尺の排熱利用コンテナと長尺の発電コンテナとを、好ましい配列で連結した本発明の実施例に係るコンテナユニット型コジェネ利用エンジン発電装置を示し、具体的には内部構成を示すコンテナユニット平面図である。 図7は図6のコンテナユニットを示す斜視図である。 図8は本発明の前記短尺の排熱利用コンテナと長尺の発電コンテナとを、好ましい配列で連結した本発明の実施例に係るコンテナユニット型コジェネ利用エンジン発電装置を示し、具体的には内部構成を示すコンテナユニット平面図である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品の寸法、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
先ず図1及び図2を参照して本発明の実施例に用いるコジェネコンテナとして機能する短尺の排熱利用コンテナについて説明する。
短尺の排熱利用コンテナ1は長方形状をなし、そのサイズは、ISO規格によれば、コンテナ長さは20f(6m)、コンテナ幅は8f(2.4m)、高さは8.6f(2.6m)と規格化されている。
かかるサイズの排熱利用コンテナ1において、4辺の各壁を図1(A)に基づいて規定化するに、図上下側に位置する長手壁を正面長手壁1a、該正面長手壁1aと対向するその反対側の長手壁を背面長手壁1b、前記正面長手壁1aの左側のコンテナ長手方向1側に位置する短手壁を20f側短手壁1c、該20f側短手壁と対向する短手壁を0f側短手壁1d、及び上壁を1eと夫々称する。
そして前記夫々の短手壁1c,1dには中央位置より観音開きされる観音扉10a/10b、10c/10dが設けられ、内部に収納した各ユニットが取り出し及び再取り付け可能に構成されている。又前記観音扉は正面長手壁10a、10c(1a)側が90°開き、又背面長手壁10b、10c(1b)側は180°開くように構成するとともに、背面側長手壁1b中央部に片側開閉扉10eを設け、両短手壁1c,1dに設けた観音扉10a/10b、10c/10dの開放によりメインテナンス出来ない部分、例えばボイラ4の長手面や熱交換器に接続する加温された冷却水や給温水管の供給管のメインテナンスも容易である。
尚、前記正面長手壁1a側の前記観音扉10a、10cを90°開きに設定したのは該正面長手壁1aに長尺の発電コンテナ20が隣接する為である。
又前記20fコンテナの短手壁側の正面長手壁1aと背面長手壁1bに囲まれる20f側コンテナ空間には、正面長手壁1a側に隣接して、エンジン21の排ガスを取り込んで排気騒音の消音を行うマフラ2を直立配置し、該マフラ2の排気ガス導入口2aをコンテナ上壁に連結する。又エンジン21で加温された冷却水との熱交換により温水を生成する熱交換器3は、前記コンテナの短手幅方向の背面長手壁1b側に、前記マフラ2と短手壁に沿って並設されている。
一方前記マフラ2の消音された排気ガスを取り込んで、蒸気を生成するボイラ4を正面長手壁1aに沿って延在配置されている。そしてボイラ4で熱交換後の排気ガスは0f短手壁に沿って直立させた排気ガス導出口に導かれ該導出口をコンテナ上壁に連結させている。これにより、マフラ2で消音された排気ガスをボイラ4でさらに消音することができる。したがって、本発明に係るコンテナが屋外に設置された場合であっても、周囲への騒音を最低限に抑えることが可能となる。
そして前記マフラ2とボイラ4間は排気ガスをボイラ4に送り込む連結管6が連結されており、そして該連結管6にはダンパ6aが介在されており、該ダンパ6aで振り分けられた排気ガスをボイラ4上壁に沿って迂回するバイパス管6bを設け、該バイパス管6bを排気ガス導出口4aに連結する。
尚、9はボイラ4内蒸気圧及び温度信号を長尺の発電コンテナ側に検知口9aを介して前記ダンパ開度制御用の信号を送る信号検知管とである。
一方、前記背面長手壁1bにはした熱交換器3の、エンジン21で加温された冷却水を導く導入管7の導入口7aと、該加温冷却水と熱交換後の冷却水をエンジン21側に戻す戻し管の戻し口7bを20f短手壁1c側に、近接配置して設ける。
又前記熱交換器3には、該熱交換器3に清水を導入する導入管71と、熱交換器3により生成した温水を負荷側に供給する供給管72は、マフラ2とボイラ4間の空間の連結管6の下側を通って正面側長手壁1aまで導き、該長手壁1aに温水供給口8aと清水導入口8bを設けている。
次に図3乃至図5に開示の本発明の実施例に使用する、モノジェネコンテナとして機能する長尺の発電コンテナについて説明する。
前記発電コンテナ20は長方形状をなし、そのサイズは、ISO規格によれば、コンテナ長さは40f(12m)、コンテナ幅は8f(2.4m)、高さは8.6f(2.6m)
と規格化されている。
かかるサイズの発電コンテナ20において、4辺の各壁を図3に基づいて規定化するに、図上右側に位置する長手壁を正面長手壁20、該正面長手壁と対向するその図上左側(反対)側の長手壁を背面長手壁20b、前記正面長手壁20aの下側のコンテナ長手方向1側に位置する短手壁短手壁を40f側短手壁20c、該40f側短手壁と対向する短手壁を0f側短手壁20d、及び上壁を20eと夫々称する。
そして夫々の短手壁20c,20dには中央位置より観音開きされる観音扉28a/28b、28c/28dが設けられ、内部に収納した各ユニット(エンジン22、発電機22、ラジエタ、コントローラ等)が取り出し及び再取り付け可能に構成されている。又前記観音扉28a/28b、28c/28dは正面長手壁側と背面長手壁20b側のいずれの扉も180°開くように構成する。
前記短尺の排熱利用コンテナ1と異なり、いずれの観音扉28a/28b、28c/28dも180°開くように構成したのは、隣接するコンテナ(短尺の排熱利用コンテナ1)が開放時に障害とならないためである。又エンジン21が収納されている長手壁中央部の両長手壁に夫々片側開閉扉28e,28fを設け、エンジン21のメインテナンスの容易化を図っている。
前記コンテナ上壁のエンジン21と対面する中央付近、好ましくは20f位置より0f側に偏らせてエンジン21の排気ガス排出口21aを設けた。尚101は、L字管を介してコンテナ上壁20eに設けたサイレンサで短尺の排熱利用コンテナを用いずにモノジェネ構成とする場合に取り付けられる。
そして、前記長尺の発電コンテナ20内の内部空間の長手方向略中央位置、好ましくは40fの中央位置である20f位置の長手方向両側の20f±10fの範囲にエンジン21重心を位置させて配置する。このように重量負担の大きいエンジン21を長尺の発電コンテナ20長手方向中央位置に配置し、該エンジン21を挟んで0f側の収納空間複数列のラジエタ23を、正面長手壁20a側に近接してエンジン21に対し直列に配置する。
又前記複数列のラジエタ23と背面側長手壁間の収納空間には二つの冷却ファン24,24を配列し、ラジエタ23へ冷却風が誘引されて導風されるように構成されている。
又ラジエタ23と対面する側の背面長手壁20b面には、エンジン21の加温された冷却水を熱交換器3に導く吐出口26aとその冷却水戻し口26bを設けるとともに、該冷却水配管26をラジエタ23及びエンジン21間を連絡させている。
特に閉鎖されたコンテナ内では高い冷却性が必要となることから、ラジエタ23を正面長手壁20a側に近接して沿って配置するとともに、吐出口26aとその加温冷却水戻し口26bを背面長手壁20bに集中して配置することで、ラジエタを大きく配置することが可能となり、高い冷却性を確保することができる。
又前記長手方向両端側の短手壁20c,20dには観音扉28a/28b、28c/28dにより該短手壁が全面開放可能に構成するとともに、該エンジン21及び発電機22が取り出し可能に構成するとともに、発電機22側(40f側)の観音扉28a/28bの奥側にはコントロールパネル25を配置している
即ち前記エンジン21の長手方向他側(40f側)に発電機22を隣接配置し、両者を軸連結させてエンジン21の駆動力を発電機22に伝達可能に構成する。
更に前記発電機22と40f短手壁間の空間に、観音扉28a/28bと対面させてコントロールパネル25及びその側部に潤滑油タンク26を配設している。
次にかかる長尺の発電コンテナ20と短尺の排熱利用コンテナ1を効果的に組合わせてコジェネコンテナユニット構成する本発明の好ましいレイアウト構成を図6及び図7に基づいて説明する。
本実施例によれば、前記発電機能用長尺の発電コンテナ20と排熱利用短尺の排熱利用コンテナ1は長手壁同士を対面させて長手方向に平行に配列して組合わせユニットを構成するとともに、前記短尺の排熱利用コンテナ1と対面させた背面側長手壁の反対側の正面側長手壁に隣接して、該正面側長手壁に沿って前記ラジエタ23を延在配置した為に、図6及び図7に示すように、コンテナ設置空間が、長手方向は長尺コンテナと同長の40f(12m)であり、短手方向は8f×2(16f(4.8m)となり、その矩形占有スペースである敷設空間40は相対的に小さくなる。
又本実施例は、前記エンジン21より排出された加温された冷却水との熱交換により給湯用温水を生成する熱交換器3を前記マフラ2と並設させて若しくはマフラ2とボイラ4間の空間に配置すると共に、前記長尺の発電コンテナ20と短尺の排熱利用コンテナ1とが対面する夫々の対面壁20b/1bに夫々、加温されたエンジン21冷却水を前記熱交換器3に導く導水口26a/7aと前記熱交換器3で奪熱された冷却水の戻し口26b/7bが設けられている為に、(長尺の発電コンテナ20側の冷却水導出口26aと短尺の排熱利用コンテナ側の冷却水導入口7a)とを連接管を介して連接し、又冷却水戻し口(短尺の排熱利用コンテナ1側の冷却水戻し口7bと発電コンテナ20側の冷却水戻り口26b)同士が対面するために、配管が外部に引き回される恐れがない。しかも前記連接管32,32はクイックカップリングで構成してもよい
更に本実施例によれば、前記発電コンテナ20と排熱利用コンテナの長手方向両端側に位置するコンテナ短手壁を夫々、開放される開閉扉10a〜10dで形成し、且つ前記両コンテナ1,20の長手壁同士が対面している為に、夫々のコンテナ1,20の長手方向両側に位置する短手壁はいずれも開放されていることになる。従ってその部分に開放される開閉扉10a〜10dを設ければ、夫々のコンテナ内部に長手方向に沿って収納され各ユニットの組み込み及び取り出し、及び取り出し後のメインテナンスが容易となる。
特に短尺の排熱利用コンテナ1については熱交換器3とマフラ2が短手幅方向に並設されるために、該排熱利用コンテナは長手方向に直列配置されているのはボイラ4とマフラ2のみであるために、コンテナが長尺化することがない。
次に本発明の概要を図8に基づいて説明する。
本発明は、ラジエタ23、エンジン21及び発電機22を含む発電機能部品をコンテナ長手方向に沿って直列に収納配置された長尺の発電コンテナ20と、
コンテナ長手方向に沿ってボイラ4、その奥側の短手方向両側に、前記排気ガスを消音するマフラ2及び前記エンジンの加温された冷却水と熱交換して温水を生成する熱交換器3を並設してなる短尺の排熱利用コンテナ1とよりなる。
前記両コンテナ1,20は、長手方向一端側の短手壁20d、1dが夫々同一直線に位置するよう基準面Aと設定し、該基準面Aを基準として、前記長尺コンテナ20と前記短尺の排熱利用コンテナ1を長手壁同士を対面させて該対面壁1b/20bを介して前記夫々のコンテナを長手方向に平行に配列して組合わせて、コンテナユニットを構成するとともに、前記コンテナ同士を配列した前記対面壁1b/20bを跨いで両コンテナ1.20間を、コンテナ短手方向に沿って複数の配管7a/26a、7b/26bで連結して構成されると共に、ことを特徴とする。
上記発明によれば長手方向一端側の短手壁である0f面を基準面Aとして、該基準面に短尺の排熱利用コンテナと長尺の発電コンテナを当接させた為に、長尺の発電コンテナにおいて、エンジンより加温冷却水導出及び戻し配管の配設位置決め7b/26bもラジエタよりの各種配管の位置決めも、0f側の設けた前記基準面より距離が一義的に定められる、即ち配管は短手方向に直交して設ければよいために、厳しい公差で距離設定を行うことが容易になる。
同様に短尺の排熱利用コンテナ1において、前記加温冷却水導出及び戻し配管と連結するボイラ側の加温冷却水の導入口及び戻し口の位置決めも、0f側の設けた前記基準面より距離が一義的に定められる即ち配管は短手方向に直交して設ければよいために、厳しい公差で距離設定を行うことが容易になる。
更に長尺の発電コンテナの0f短手壁及び短尺の排熱利用コンテナの0f短手壁はいずれも共通する1直線状基準面Aとなすために、40f側のエンジンより加温冷却水導出口26aと20f側の冷却水導入口7a、夫々のコンテナの戻し配管7b/26bの軸線はいずれも前記基準面と平行な軸線となり、(長手方向と直交する短手方向と平行な線)両コンテナ間の配管の接続が容易になる。
また、夫々の導出口、導入口を一か所に集中配備することにより、作業性が向上する。
即ち両コンテナ同士の配管の配設位置の前記基準面Aからの距離A1,A2A3を、長尺の発電コンテナ及び短尺の排熱利用コンテナで一致させることができ、厳しく公差設定されるために、前記コンテナ同士の前記対面壁を跨いで両コンテナ間を、コンテナ短手方向に沿って複数の配管で連結する場合でも精度よく行うことが出来る。
基準面Aをコンテナ壁の短手壁に設定することは、コンテナ自体がISOで定められたサイズであるためにコンテナ短手壁他端側の規格サイズ通り、形成されているためである。
従って基準面は0fに必ず厳しく位置決めされており、一方基準面の他端側は20f、40fと長さサイズが規定されている為に、コンテナ長手方向であれば、40f端側、20f端側のいずれも公差精度の高い位置である。
従って前記基準面A側よりラジエタ23、エンジン21、発電機22及び発電機のコントロールパネル25を、コンテナ長手方向に沿って直列に収納配置された長尺の発電コンテナと、前記基準面A側よりコンテナ長手方向に沿ってボイラ4、その奥側の短手方向両側に、マフラ2及び熱交換器3を並設してなる短尺の排熱利用コンテナとよりなるように構成することにより、長尺の発電コンテナ20においては、0f側の基準面Aよりラジエタ、エンジンを組み付ければ基準面より長手方向に精度よい組み付け精度を維持でき、又基準面Aの反対側の40f側においても側においてもコンテナによって精度よく寸法規定されているために、発電機22やコントロール25側も精度よく組付が可能である。
前記短尺の排熱利用コンテナは、その基準面A側がボイラ配設側であり、基準面Aに対し前記反対壁側に前記マフラ及び熱交換器が配設されていることにより長尺の発電コンテナ中央部の上壁に設けたエンジン側の排気ガス導出口と、短尺の排熱利用コンテナの長手方向他端側に位置するマフラの排気ガス導入口とは短手方向に短い距離で隣接させることが出来、しかも両コンテナとも共通する基準面に基づいてコンテナ内部のユニットが組み付けられている為に、前記排気ガス導出管と導入管の夫々の位置精度もよく。精度よい連絡管の組み付けが可能となる。
特に本発明は該基準面Aと反対側の短手壁に開閉扉10a,10b,20a,20bを設けることにより、一層円滑な組付とメインテナンスを行うことが出来る。例えばコントロールパネル25側の開閉扉を開けることにより発電機の制御を簡単に行うことが出来る。
又本発明は、前記ラジエタ23は前記対面壁20bの反対側の反対壁に隣接して、該反対壁20aに沿って前記ラジエタ23を延在配置したことラジエタをコンテナ対面壁の反対側に配置すると、ラジエタと対面壁間に冷却ファンを配置することにより短尺の排熱利用コンテナからの熱がラジエタ側に伝わることなく、効果的にラジエタ23の冷却を行うことが出来ると共に、短尺の排熱利用コンテナ側に導く冷却水の配管空間に余裕が出来、効率的な配管レイアウトが可能である。
そこで本発明は、発電機能部分が収納された長尺の発電コンテナをモノジェネコンテナとしながら、オプションとしてそれより短尺の排熱利用コンテナをコジェネコンテナとして夫々を個別に製造した場合にも両者間の配管系が精度よく連結可能なコンテナユニット型コジェネ利用エンジン発電装置を提供することが出来る。
1 20fコンテナ
2 マフラ
2a マフラの排気ガス導入口
3 熱交換器
4 ボイラ
7a,7b 熱交換器に導入される清水導入口及び熱交換後の温水取り出し口
8a,8b エンジンより熱交換器に導入する加温された冷却水の導入管と戻り管
20 40fコンテナ
21 エンジン
21a エンジンの排気ガス排出具
22 発電機
23 ラジエタ
A 基準面

Claims (5)

  1. エンジン及び発電機を含む発電コンテナと、
    前記エンジンの排熱を回収して蒸気または温水が生成される排熱利用コンテナとよりなり、
    前記夫々のコンテナを長手方向に平行に配列するとともに、前記両コンテナの長手壁間を対面させて、該対面位置間で前記両コンテナ同士を複数の配管で連結して構成されていることを特徴とするコンテナユニット型エンジン発電装置。
  2. 前記両コンテナ長手方向一端側の短手壁が夫々同一直線に位置するよう配設し、該一端側の短手壁を、該基準面を基準として、前記長尺の発電コンテナと前記短尺の排熱利用コンテナを長手壁同士を対面させて該対面壁を介して前記夫々のコンテナを長手方向に平行に配列して組合わせコンテナユニットを構成したことを特徴とする請求項1記載のコンテナユニット型エンジン発電装置。
  3. 長尺の発電コンテナを40fコンテナ、短尺の排熱利用コンテナを20fコンテナで構成すると共に、該コンテナの0f短手壁はいずれも共通する1直線状基準面となすとともに、40f側のエンジンより加温冷却水導出口と20f側の冷却水導入口、夫々のコンテナの戻し配管の軸線はいずれも前記基準面と平行な軸線となることを特徴とする請求項1記載のコンテナユニット型エンジン発電装置。
  4. 前記発電コンテナは、コンテナの長手方向略中央位置に液冷式エンジンを配置し、該エンジンを挟んで、コンテナ長手方向一側の基準面側に一又は複数のラジエタを、コンテナ長手方向他側(以下40f側という)に発電機を配置するとともに、該エンジン直上のコンテナ略中央部にエンジン排ガス排出口を備え、
    一方前記排熱利用コンテナは、前記基準面がボイラ配設側であり、基準面に対し遠い前記長手方向他端側に、前記コンテナ高さ方向に直立配置させたマフラと、エンジンによって加温された冷却水と熱交換して温水を生成する熱交換器が配設され、
    前記発電コンテナ中央部の上壁に設けたエンジン側の排気ガス導出口と、排熱利用コンテナの長手方向他端側の上面に設けたマフラの排気ガス導入口とを有することを特徴とする請求項1乃至3いずれか1記載のコンテナユニット型エンジン発電装置。
  5. 前記基準面と反対側の短手壁に開閉扉を設けることを特徴とする請求項1若しくは2記載のコンテナユニット型エンジン発電装置。
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