JP5925033B2 - テンショナ - Google Patents
テンショナ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5925033B2 JP5925033B2 JP2012097062A JP2012097062A JP5925033B2 JP 5925033 B2 JP5925033 B2 JP 5925033B2 JP 2012097062 A JP2012097062 A JP 2012097062A JP 2012097062 A JP2012097062 A JP 2012097062A JP 5925033 B2 JP5925033 B2 JP 5925033B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressing body
- pressing
- rotating
- tensioner
- rotating mass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Description
巻掛け伝動体は、例えばチェーンであり、エンジンにおいて、カム軸などを駆動するタイミングチェーンとして使用される。
なお、機械式テンショナは、周知の油圧式テンショナとは異なり、押付体に油圧を作用させる圧油を収容する油圧室が形成されていないテンショナ、すなわち非油圧式テンショナである。
一方で、押付体の振動を抑制するために油圧室の圧油が利用される油圧式テンショナでは、テンショナ用の圧油の供給通路が必要になること、圧油の使用量が増大すること、さらに圧油供給源(例えば、オイルポンプ)の容量増加が必要になる場合もあることから、テンショナの設置に伴うコストが増加するという問題があった。
しかも、変動荷重が作用する押付体の振動が慣性抵抗により抑制される構造において、回転質量体の質量よりも大きな値とすることができる慣性モーメントを利用するので、慣性抵抗による押付体の振動抑制効果を向上させながら、テンショナを小型化することができる。
また、荷重変動による押付体の振動が圧油を利用することなく抑制されるので、テンショナ用の圧油の供給通路、圧油の使用量増大、さらに圧油供給源の容量増加が不要になるので、テンショナを設置するためのコストを削減することができる。
また、押付体の進退運動は、案内体に転がり接触する転動体を介して行われるので、案内体に対して押付体が進退運動を行うときの摩擦は転がり摩擦となるため、押付体が案内体に対して摺動する場合に比べて、案内体と押付体との間の摩擦力の減少が可能になって、押付体の進退運動の円滑性を向上させることができる。
また、運動変換機構が転動体を備える場合には、押付体の進退運動の際に押付体と可動ガイドとの間に発生する摩擦力が、押付体の回転を妨げる方向に作用するので、この摩擦力が押付体の進退運動の抵抗になって、変動荷重による押付体の進退運動が抑制されるため、変動荷重による押付体の振動抑制効果を高めることができる。
本発明のテンショナの押付体が巻掛け伝動体に押し付ける可動ガイドは、レバー、または該レバー以外の任意の形状または構造の部材(例えば、ローラ)でよく、可動ガイドの移動形態は、揺動、または揺動以外の形態(例えば、直線往復動)である。
本発明のテンショナは、タイミング用またはタイミング用以外の巻掛け伝動装置に備えられる。前記巻掛け伝動装置を備える機械は、自動車用または自動車用以外のエンジンであるか、またはエンジン以外の機械(例えば、産業機械)である。
図1〜図3は、本発明の第1実施例を説明する図である。
図1を参照すると、本発明の第1実施例において、巻掛け伝動体としてのタイミングチェーン16に張力(以下、「張力」という。)を付与するテンショナ100は、機械式テンショナであり、エンジン1に使用される巻掛け伝動装置としてのタイミングチェーン伝動装置10に備えられる。
エンジン1は、自動車に搭載される往復動式の4ストローク内燃機関である。タイミングチェーン伝動装置10は、エンジン1のクランク軸3の回転に同期して該エンジン1の吸排気弁を開閉する動弁装置が備えるカム軸4,5を回転駆動する。
前記複数のスプロケット13〜15は、本実施例では、エンジン1が備える駆動回転軸としてのクランク軸3に結合されて該クランク軸3により回転駆動される駆動回転ホイールとしての駆動スプロケット13と、エンジン1の1対の被動回転軸としての動弁用カム軸4,5にそれぞれ結合されてチェーン16により伝達される動力で回転駆動される1対の被動回転ホイールとしての被動スプロケット14,15とから構成される。
各スプロケット13〜15の回転軸線L3〜L5は、互いに平行であると共に、クランク軸3および各カム軸4,5の回転軸線にそれぞれ一致し、スプロケット13〜15同士の回転軸線間距離を規定する。
可動レバー17は、エンジンブロック2に設けられた支持部7に、移動可能に、ここでは、回転軸線L3〜L5に平行な揺動軸線L7を中心に揺動可能に支持される。
ここで、「円弧状」は、1つの曲率半径の円弧により形成される形状、または、複数の曲率半径の円弧からなる複合円弧により形成される形状である。
テンショナ100は、押付体101により可動レバー17の当接面17cを押圧して、該可動レバー17をチェーン16に押し付けることで、チェーン16に張力を付与する。
そして、この張力の変動により、チェーン16から、可動レバー17を介してテンショナ100に作用する反力Fr(反力Frの一例が示されている図2参照)も変動し、テンショナ100の押付体101には、この変動する反力Frが作用する。
押付体101は、円柱面からなる外周面101aにおいて当接面17cに当接する。
本実施例では、押付体101は回転質量体104を兼ねており、また進退運動は直線運動である。
このため、押付体101が進退運動を行うときに、押付体101は、その回転軸線Ltと一致する各回転軸線Li,Lpを中心に回転可能であり、また各回転軸線Li,Lp,Ltは進退運動をする。
ベース102に支持されるラック112は、本実施例では、ベース102との一体成形によりベース102に固定状態で設けられるが、別の例として、ベース102とは別個の部材から構成されて、ベース102に固定手段により固定されてもよい。
回転質量体104および押付体101は、第1,第2ピニオン111a,111bおよび第1,第2ラック112a,112bの間に配置されることで、押付体101の進退運動の安定性が向上すると共に、該進退運動から回転運動への変換の確実性および安定性を向上させることができる。
ここで、特定方向A2は、可動レバー17が特定揺動角度(例えば、押付体101が移動方向A1で特定位置を占めるときの可動レバー17の揺動角度である。)にあるときに、回転軸線Lpに平行な軸線方向から見て、押付体101と当接面17cとの当接部と、回転軸線Lpとを通る直線に平行な方向であり、図2にはその一例が示されている。また、可動レバー17の揺動角度は、該可動レバー17の移動量としての揺動量である。
なお、テンショナ100の配置によっては、特定方向A2を水平方向とすることも可能である。
したがって、テンショナ100の慣性モーメントとして、予め設定された所定慣性モーメントを得るためには、回転質量体104の慣性モーメントを小さくできるので、その分だけ、回転質量体104が小型・軽量化される。
バネ103は、引張りコイルバネである第1,第2バネ103a,103bから構成される。各バネ103a,103bは、ベース102に設けられた1対の取付部102bおよび連結軸113の両端部である1対の取付部113bに取り付けられて、ベース102とピニオン111とに亘って取り付けられている。
そして、回転質量体104の回転運動は、接触部位P回りにおいて、バネ力Fsによる前進モーメントMaと、反力Frによる後退モーメントMbとに基づいて生じる。このことは、押付体101が、前進モーメントMaが後退モーメントMbよりも大きいときに前進し、後退モーメントMbが前進モーメントMaよりも大きいときに後退することでもある。
なお、進退運動での回転質量体104、ピニオン111、連結軸113の質量による慣性抵抗は、回転質量体104、ピニオン111、連結軸113の慣性モーメントよる慣性抵抗に比べて極めて小さい。
より具体的には、回転質量体104の慣性モーメントは、予め設定された設定周波数(以下、「設定周波数」という。)以上の周波数である高周波数(以下、「高周波数」という。)の変動荷重(以下、「高周波変動荷重」という。)が押付体101に作用するときに、該慣性モーメントが抵抗になって回転質量体104の回転が抑制されて、該回転質量体104が殆ど回転しないことにより、押付体101の進退運動が抑制される結果、押付体101が、進退運動を殆ど行うことなく、ほぼ停止状態にあるような値に設定される。このため、高周波変動荷重により押付体101が振動することが抑制されて、押付体101が高周波数で振動することによるテンショナ100の構成部材同士の当接、例えばピニオン111とラック112との当接に起因する騒音が低減する。
高周波数は、人間の可聴周波数の最低周波数(約20Hz)を含む周波数であり、設定周波数は、例えば10Hzに設定される。そして、設定周波数が小さくなるほど、回転質量体104により押付体101の振動抑制効果が得られる周波数範囲が広くなる。
なお、図1には、チェーン16の張力が低下したときに、前進した押付体101、ピニオン111および可動レバー17の位置が、二点鎖線で示されている。
そして、環境温度の変化よる張力の変動には、エンジン温度がエンジン1の冷機始動状態と暖機完了後の状態との間で変化することによるエンジンブロック2の熱膨張・収縮によるスプロケット13〜15間の前記回転軸線間距離の変化による変動、および、エンジン温度の変化によるチェーン16自体の伸縮による変動が含まれる。
このように、押付体101は、変動荷重に対して、該変動荷重の高周波数の高周波成分への応動が抑制された状態になって、高周波数での振動が抑制された状態になる一方、その低周波数の低周波成分に応動して進退運動を行って、チェーン16の張力を変動荷重に応じた適度な大きさに設定する。
具体的には、有効半径Rpを変更することで、前進モーメントMaおよび後退モーメントMbの大きさの調整、および、進退運動による押付体101の単位移動量に対する回転質量体104の回転量(または、回転角度)の調整が可能である。このため、例えば、回転質量体104の最大半径Riに対する有効半径Rpの比を小さくすることにより、設定周波数を小さくし、押付体101の振動の抑制程度を向上させることができる。
また、例えば、傾斜角度αを大きくすることにより、可動レバー17の単位揺動角度に対する回転質量体104の回転量が大きくなるので、設定周波数を小さくし、また押付体101の振動の抑制程度を向上させることができる。
このため、例えば、当接面17cの形状を、反力Frの作用方向が、可動レバー17の揺動角度に関わらず、前進モーメントMaおよび後退モーメントMbが釣合い状態に近い状態を維持する方向となるような形状とすることで、設定周波数を小さくし、押付体101の振動の抑制程度を向上させることができる。
テンショナ100は、その押付体101が、バネ103のバネ力Fsとチェーン16からの反力Frとを含む力である荷重Fに応じて進退運動を行い、チェーン16の張力の減少時に前進して張力を付与し、張力の増大時に後退して張力を減少させることにより、チェーン16の張力を適度な大きさ設定することができる。
これにより、張力変動に起因する変動荷重が押付体101に作用する場合に、押付体101は、その進退運動が回転質量体104の回転運動に変換されるようにラック・ピニオン機構110により回転質量体104と連動連結されているので、回転質量体104の慣性モーメントが、変動荷重による回転質量体104の回転運動に対する抵抗となり、押付体101が変動荷重により進退運動を行うことが抑制される。このため、変動荷重により発生する押付体101の振動が抑制されて、該振動に起因するテンショナ100の構成部材同士の当接により発生する騒音が低減する。そして、変動荷重の変動の周波数が高くなるほど、回転質量体104による押付体101の振動抑制効果が高められるので、テンショナ100における騒音低減効果も高められる。
また、荷重変動による押付体101の振動が圧油を利用することなく抑制されるので、テンショナ用の圧油の供給通路、圧油の使用量増大、さらに圧油供給源の容量増加が不要になるので、テンショナ100を設置するためのコストを削減することができる。
これにより、回転質量体104の慣性モーメントに加えて、ピニオン111の慣性モーメントが、変動荷重に応じた押付体101の進退運動を抑制するので、ピニオン111の慣性モーメントの分、変動荷重により発生する押付体101の振動を一層抑制することができるか、または、ピニオン111の慣性モーメントの増加分を考慮して、回転質量体104の慣性モーメントを減少させることにより、回転質量体104を小型化すること、ひいてはテンショナ100を小型化することがきる。
また、押付体101の進退運動は、ラック112に転がり接触するピニオン111を介して行われるので、ラック112に対して押付体101が進退運動を行うときの摩擦は転がり摩擦となるため、押付体101がラック112に対して摺動する場合に比べて、ラック112と押付体101との間の摩擦力の減少が可能になって、押付体101の進退運動の円滑性を向上させることができる。
これにより、有効半径Rpは、押付体101の、進退運動による単位移動量当たりのピニオン111の回転量、したがって回転質量体104の回転量の大きさを規定するので、有効半径Rpを変更することで、変動荷重の変動周波数に対する回転質量体104の回転抵抗の特性、すなわち、設定周波数、および回転質量体104による押付体101の振動抑制効果を調整することができる。
そして、有効半径Rpが回転質量体104の最大半径Riよりも小さいことにより、回転質量体104の慣性モーメントを増加させた場合と同様の効果が、回転質量体104を大型化することなく得られるので、回転質量体104による押付体101の振動抑制効果を高めながら、テンショナ100を小型化することができる。
なお、第1実施例の部材等と同一の部材等または対応する部材等については、基本的に第1実施例における用語または符号と同一の用語または符号が使用されている。
回転質量体204は、1以上の回転質量体、本実施例では、複数である第1,第2回転質量体204a,204bから構成される。
第1,第2回転質量体204a,204bは、回転軸線Li,Lpに平行な軸線方向で、押付体201、第1,第2ピニオン111a,111bおよび第1,第2ラック112a,112bを挟んで配置されている。
第1,第2バネ103a,103bは、前記軸線方向で、第1ピニオン111aと第1回転質量体204aとの間、および、第2ピニオン111bと第2回転質量体204bとの間に、それぞれ配置されている。
なお、押付体201は、連結軸213の外周に、摺動可能に支持されているが、軸受を介して支持されてもよい。
回転質量体204が、押付体201とは別個の部材であるので、回転質量体204の慣性モーメントの設定の自由度が大きくなり、テンショナ200の使用形態に応じて、回転質量体204のみの変更により対応可能となるので、テンショナ200の汎用性を向上させることができる。
渦巻きベルト機構310は、渦巻きベルトとしての渦巻きバネ312と、渦巻きバネ312と回転質量体304とを一体に回転するように連結する連結部としての回転軸311と、被案内体としての回転軸311を案内する案内体としての1対の案内部317とを備える。渦巻きバネ312は、進退運動を行う押付体301を前進させる付勢力としてのバネ力を押付体301に作用させる付勢手段を兼ねるバネである。
回転部品および転動体としての回転軸311は、回転質量体304と一体化されて設けられ、回転質量体304と一体に回転する。
各案内部317は、ベース102に、一体成形より固定されて設けられているが、別の例として、ベース102とは別個の部材から構成されて、ベース102に固定されてもよい。各案内部317は、回転軸311が、回転しつつ転動するように摺動可能に嵌合する溝部318を有すると共に、進退運動での押付体301の移動方向A1を規定する。
運動変換機構の構成部材である渦巻きバネ312が、チェーン16(図1参照)に張力を付与すべく押付体301を前進させる付勢手段を兼ねるので、部品点数の削減により、テンショナ300を小型化することができ、そのコストを削減することができる。
押付体は、ベース102に直線状の移動経路に沿って移動可能に支持されて進退運動する柱状体であり、運動変換機構であるラック・ピニオン機構は、柱状体に設けられたラックと、ベース102に回転可能に支持される一方で進退運動を行わないピニオンとを備えるものであってもよい。この場合に、回転質量体は、ピニオンと一体に回転する一方で、進退運動を行わない。
ピニオンと押付体とを連動させる連動部材が設けられることにより、ピニオンの回転軸線と押付体の回転軸線とが、進退運動による移動経路上で異なる位置を占めてもよい。
ピニオン回転用歯車は、直線状歯車であるラック112の代わりに、円弧状の歯車であってもよく、進退運動が曲線運動(例えば、円弧状の運動)であってもよい。
運動変換機構は、ラック・ピニオン機構および巻きベルト以外の機構、例えばカム機構またはリンク機構であってもよい。
第1実施例において、第2実施例における1以上の回転質量体204が、さらに設けられてもよい。
ラック・ピニオン機構110は、それぞれ1つのピニオン111およびラック112を備えるものであってもよく、さらにバネ103は1つでもよい。
第2実施例において、ラック・ピニオン機構110の代わりに第3実施例の巻きベルト機構301が備えられてもよい。
101,201,301・・・押付体
102・・・ベース
103・・・バネ
104,204,304・・・回転質量体
110・・・ラック・ピニオン機構
111・・・ピニオン
112・・・ラック
310・・・渦巻きベルト機構
311・・・回転軸
312・・・渦巻きバネ
317・・・案内部
F ・・・荷重
Fs ・・・バネ力
Fr ・・・反力
Li,Lp,Lt・・・回転軸線
Ri ・・・最大半径
Rp ・・・有効半径
Claims (7)
- 複数の回転ホイールに掛け渡されて走行している巻掛け伝動体を案内する可動ガイドを前記巻掛け伝動体に押し付ける押付体と、前進および後退する進退運動を行う前記押付体を前進させる付勢力を前記押付体に作用させる付勢手段とを備え、前記押付体が、前記可動ガイドを介して前記巻掛け伝動体に張力を付与するために前記付勢力により前進可能である一方で、前記可動ガイドを介して作用する前記巻掛け伝動体からの反力により後退可能であるテンショナにおいて、
回転質量体と、前記押付体の進退運動を前記回転質量体の回転運動に変換する運動変換機構とを備え、
前記回転質量体が、その慣性モーメントにより前記押付体の前記進退運動に対する慣性抵抗体を構成し、
前記巻掛け伝動体の張力変動により変動する変動荷重を前記押付体に作用させた状態で予め設定された設定周波数以上の周波数である高周波数を有する高周波変動荷重が前記押付体に作用すると、前記押付体が前記高周波数での振動を抑制し、
前記巻掛け伝動体の張力変動により変動する変動荷重を前記押付体に作用させた状態で前記設定周波数未満の周波数である低周波数を有する低周波変動荷重が前記押付体に作用すると、前記押付体が前記巻掛け伝動体の張力を変動荷重に応じた大きさに設定することを特徴とするテンショナ。 - 前記運動変換機構が、前記押付体の前記進退運動により回転することで前記回転質量体を回転駆動する回転部品を備えることを特徴とする請求項1に記載のテンショナ。
- 前記運動変換機構が、前記回転部品である転動体と、前記押付体の前記進退運動により前記転動体を転動させる案内体とを備え、
前記案内体が、前記転動体が前記押付体と共に進退運動を行うように、前記転動体を介して前記押付体を案内することを特徴とする請求項2に記載のテンショナ。 - 前記付勢手段が前記転動体を前記案内体に押し付ける運動変換用付勢手段を兼ねることを特徴とする請求項3に記載のテンショナ。
- 前記回転部品が、前記進退運動での前記押付体の移動量に対する前記回転部品の回転量を規定すると共に前記回転部品の回転軸線を中心とする有効半径を有し、
前記有効半径が前記回転質量体の最大半径よりも小さいことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1つに記載のテンショナ。 - 押付体が回転部品の回転軸線を中心に回転可能であることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1つに記載のテンショナ。
- 前記押付体が前記回転質量体を兼ねることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1つに記載のテンショナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012097062A JP5925033B2 (ja) | 2012-04-20 | 2012-04-20 | テンショナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012097062A JP5925033B2 (ja) | 2012-04-20 | 2012-04-20 | テンショナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013224697A JP2013224697A (ja) | 2013-10-31 |
JP5925033B2 true JP5925033B2 (ja) | 2016-05-25 |
Family
ID=49594886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012097062A Expired - Fee Related JP5925033B2 (ja) | 2012-04-20 | 2012-04-20 | テンショナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5925033B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108168750B (zh) * | 2017-12-28 | 2019-11-22 | 浙江大学台州研究院 | Vvt链轮总成静态摩擦力矩的自动测试设备 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1744486A (en) * | 1926-12-11 | 1930-01-21 | Kellogg M W Co | Belt tightener |
JPS47585U (ja) * | 1971-01-18 | 1972-08-03 | ||
JPS56143642U (ja) * | 1980-03-28 | 1981-10-29 | ||
JPS5725556A (en) * | 1980-07-22 | 1982-02-10 | Suzuki Motor Co Ltd | Chain adjuster |
US4413982A (en) * | 1981-09-11 | 1983-11-08 | Dayco Corporation | Belt tensioner, part therefor and methods of making the same |
JPH0623924U (ja) * | 1992-08-17 | 1994-03-29 | 株式会社原織機製作所 | 動力伝達部材の張力調整装置 |
JPH06117503A (ja) * | 1992-09-30 | 1994-04-26 | Mazda Motor Corp | エンジンのタイミングチェーン振動の解析方法 |
JP2004068983A (ja) * | 2002-08-08 | 2004-03-04 | Honda Motor Co Ltd | オートテンショナ |
JP2006039097A (ja) * | 2004-07-26 | 2006-02-09 | Nec Corp | 液晶表示装置 |
US20060052194A1 (en) * | 2004-09-03 | 2006-03-09 | Gerring Douglas G | Torsional force linear tensioner |
ATE447124T1 (de) * | 2005-07-29 | 2009-11-15 | Dayco Europe Srl | Schuhspanner für einen synchronriemenantrieb zur verwendung mit öl |
JP2008039097A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Honda Motor Co Ltd | チェーンテンショナ装置 |
JP2009257455A (ja) * | 2008-04-16 | 2009-11-05 | Tsubakimoto Chain Co | エンジン用タイミングチェーンの張力付与機構 |
DE102010020758A1 (de) * | 2010-05-17 | 2011-11-17 | Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg | Spannvorrichtung zum Spannen eines Zugmittels |
-
2012
- 2012-04-20 JP JP2012097062A patent/JP5925033B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013224697A (ja) | 2013-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5484055B2 (ja) | 振動減少のための補償装置を備えたトラクション駆動装置 | |
JP5133265B2 (ja) | 力制限テンショニングアーム | |
KR102137279B1 (ko) | 벨트 전동 시스템 | |
JPWO2015177997A6 (ja) | ベルト伝動システム | |
JP2011140972A (ja) | 巻き掛け伝動装置における巻き掛け伝動部材の張力調整装置 | |
JP5925033B2 (ja) | テンショナ | |
US10006535B2 (en) | Driving force transmission system for engine | |
EP2076692A1 (en) | Pivot arm tensioner with sliding ratchet mechanism | |
JP5901406B2 (ja) | テンショナ | |
JP4702082B2 (ja) | 内燃機関の可変圧縮比機構 | |
JP5434883B2 (ja) | 可変バルブタイミング装置 | |
JP6600105B2 (ja) | テンショナ | |
JP4484484B2 (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
JP4996708B2 (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
JP5180931B2 (ja) | ベルト式無段変速機 | |
JP4931763B2 (ja) | 回転速度変動発生装置 | |
JP4219782B2 (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
JP5189126B2 (ja) | 内燃機関 | |
JP2008223766A (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
JP4572629B2 (ja) | V型内燃機関の伝達体振動抑制装置 | |
JP4847979B2 (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
JP4847981B2 (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
JP2010275990A (ja) | バルブタイミング可変機構付エンジン | |
JP5489816B2 (ja) | 内燃機関のベルト式動力伝達装置 | |
WO2008063879A1 (en) | Pivoting arm tensioner with rotating ratchet mechanism |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150928 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151020 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151208 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160112 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160419 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160419 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5925033 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |