JP5924124B2 - 端末装置,ネットワークシステム,プログラム及び制御方法 - Google Patents

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Description

本件は、端末装置,ネットワークシステム,プログラム及び制御方法に関する。
近年、多機能携帯電話機(スマートフォン)の普及により、第3世代移動通信システム(3G;3rd Generation)の回線の使用率が増大している。このような3G回線のトラフィックを軽減するために、各社により公衆WLAN(Wireless Local Area Network:無線LAN)網が次々と設置されている。これにより、将来は、3G通信に代えてどこでもWLAN通信を利用できる環境が整備されることが期待されている。
さて、例えば、無線LANにおいて、近年、広く用いられているWPA(Wi-Fi Protected Access)通信方式においては、論理的接続を常時確保しておく必要がある。これにより、従来においては、端末装置のWLAN機能をスリープ(WLANスリープ)させないで運用することを余儀なくされており、消費電力の削減を妨げている。
例えば、端末装置を、WLANスリープさせたまま、一のアクセスポイントの通信範囲から他のアクセスポイントの通信範囲に移動すると、これらのアクセスポイントと端末装置との間では、通信範囲を越える際に鍵交換が行なわれない。
また、近年、携帯型の端末装置に対して、リモートから外部の情報処理装置(外部装置)がデータアクセスを行なったり、又、端末装置において外部装置から送信されるプッシュ型のメッセージを受信する機会が増加している。
例えば、情報端末に対して外部装置がリモートからデータアクセスを実現するためには、端末装置が、予め、IPアドレスやポート番号等の情報(端末情報)をアクセスポイントを介して管理サーバ等に送信する。管理サーバにおいては、各端末装置の端末情報や端末装置がどのアクセスポイントの管理下にあるか等の情報を管理する。そして、接続元である外部装置は、管理サーバに対して、端末装置にアクセスするために必要な各種情報を問い合わせ、その応答により取得した端末情報に基づいて、端末装置にデータアクセスを行なったり、プッシュメッセージの送信を行なう。
特開2010−136033号公報
しかしながら、このような従来のネットワークシステムにおいて、端末装置の消費電力を削減するためにWLANスリープさせると、端末装置は、管理サーバに対して端末情報を送信できない。
これにより、WLANスリープ状態の端末装置を、一のアクセスポイントの通信範囲から他のアクセスポイントの通信範囲に移動させた場合に、管理サーバは、端末装置が移動したことを検知できず、端末装置の位置を把握することができない。これにより、外部装置から端末装置にアクセスすることができないという課題がある。
ここで、端末装置を定期的に自立起動させることでWLANスリープを解除して、アクセスポイントに対して定期的に端末情報を通知することが考えられる。
しかしながら、先にWLANスリープを解除して端末情報を送信した後、所定時間が経過するまでは管理サーバが端末装置の端末情報を取得することができず利便性が低い。そこで、端末装置を自立起動する間隔を短くすることも考えられるが、これにより、端末装置を自立起動する回数が増え、消費電力が増大するという課題もある。
1つの側面では、本発明は、スリープさせた端末装置の移動を検知できるようにすることを目的とする。
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本発明の他の目的の1つとして位置付けることができる。
このため、この端末装置は、中継装置と無線通信を行なう無線通信機能を備える端末装置であって、前記無線通信機能を停止させたスリープ状態にするスリープ制御部と、前記スリープ状態において当該端末装置の移動を検知する移動検知部と、前記移動検知部が当該端末装置の移動を検知すると、当該端末装置の端末情報を出力する出力部と、加速度センサと、前記スリープ状態への移行時に前記加速度センサを有効にするセンサ制御部とをそなえ、前記移動検知部が、前記加速度センサにより検出された加速度変動に基づいて当該端末装置の移動を検知する。
また、このネットワークシステムは、中継装置と、前記中継装置と無線通信を行なう無線通信機能を備える端末装置とをそなえるネットワークシステムであって、前記無線通信機能を停止させたスリープ状態にするスリープ制御部と、前記スリープ状態において前記端末装置の移動を検知する移動検知部と、前記移動検知部が前記端末装置の移動を検知すると、前記端末装置の端末情報を出力する出力部と、加速度センサと、前記スリープ状態への移行時に前記加速度センサを有効にするセンサ制御部とをそなえ、前記移動検知部が、前記加速度センサにより検出された加速度変動に基づいて当該端末装置の移動を検知する。
一実施形態によれば、スリープさせた端末装置の移動を検知できる。
第1実施形態の一例としてのネットワークシステムの構成を示す図である。 第1実施形態の一例としてのネットワークシステムの無線端末装置の機能構成を示す図である。 第1実施形態の一例としてのネットワークシステムにおけるスリープ開始時間設定データテーブルを例示する図である。 第1実施形態の一例としてのネットワークシステムにおける加速度センサインターバル設定データテーブルを例示する図である。 第1実施形態の一例としてのネットワークシステムにおける、無線端末装置のスリープ時の処理の概要を説明する図である。 第1実施形態の一例としてのネットワークシステムにおけるWLANスリープ制御手法を説明するフローチャートである。 第1実施形態の一例としてのネットワークシステムにおける加速度センサモジュールの電源制御手法を説明するフローチャートである。 第2実施形態の一例としてのネットワークシステムの無線端末装置の機能構成を示す図である。 第2実施形態の一例としてのネットワークシステムにおけるWLAN鍵更新時間延長依頼情報を例示する図である。 第2実施形態の一例としてのネットワークシステムのアクセスポイントの機能構成を示す図である。 第2実施形態の一例としてのネットワークシステムにおけるWLAN鍵更新時間延長依頼情報バッファに記憶されたWLAN鍵更新時間延長依頼情報を例示する図である。 第2実施形態の一例としてのネットワークシステムにおけるWLANスリープ制御手法を説明するフローチャートである。 第2実施形態の一例としてのネットワークシステムのアクセスポイントにおけるWLAN鍵更新時間の延長判断処理を説明するフローチャートである。
以下、図面を参照して本端末装置,ネットワークシステム,プログラム及び制御方法に係る実施の形態を説明する。ただし、以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、実施形態で明示しない種々の変形例や技術の適用を排除する意図はない。すなわち、本実施形態を、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。又、各図は、図中に示す構成要素のみを備えるという趣旨ではなく、他の機能等を含むことができる。
(A)第1実施形態の説明
図1は第1実施形態の一例としてのネットワークシステム1の構成を示す図、図2はその無線端末装置10の機能構成を示す図である。
本ネットワークシステム1は、図1に示すように、管理サーバ2,無線端末装置10,アクセス装置4及び、複数(図1に示す例では2つ)のアクセスポイント3−1,3−2を備える。
管理サーバ2,アクセス装置4及びアクセスポイント3−1,3−2は、ネットワーク50を介して通信可能に接続されている。ネットワーク50は、LAN等の通信回線である。
アクセスポイント3−1,3−2は、無線LANのアクセスポイントであり、後述する無線端末10がこれらのアクセスポイント3−1,3−2のうちいずれかと無線通信を行なうことにより、その無線端末10がネットワーク50と通信可能に接続される。
アクセスポイント3−1,3−2は同様の構成を備える。以下、アクセスポイントを示す符号としては、複数のアクセスポイントのうち1つを特定する必要があるときには符号3−1,3−2を用いるが、任意のアクセスポイントを指すときには符号3を用いる。
アクセスポイント3は、例えば、WiFi(登録商標)等に定められた規格に従って無線通信を確立する。なお、このアクセスポイント3としての機能は既知の種々の手法を用いて実現することができ、その詳細な説明は省略する。
無線端末装置10は、アクセスポイント3から出力される電波の到達範囲(通信範囲,カバレッジ)内において、そのアクセスポイント3と通信することができる。
また、アクセスポイント3は、無線端末装置10との無線通信に用いる暗号鍵であるWLAN鍵を変更(更新)する機能を備え、このWLAN鍵を所定時間(WLAN鍵更新時間)毎に変更する。アクセスポイント3は、このWLAN鍵更新時間をメモリ等の記憶装置(WLAN鍵更新時間保存部)に記憶しており、その通信範囲内の無線端末装置10に通知する。
管理サーバ2は、サーバ機能を備えたコンピュータであり、本ネットワークシステム1における無線端末装置10を管理する。具体的には、無線端末装置10がどのアクセスポイント3の通信範囲内にいるかを把握し、又、無線端末装置10の端末情報を管理する。端末情報は、無線端末装置10に関する情報であり、外部装置(アクセス装置4)がネットワーク50を介してデータアクセスを行なうために必要な、IPアドレスやポート番号等のネットワーク情報を含む。
管理サーバ2は、アクセス装置4からの問い合わせに応じて、アクセス装置4がアクセス対象の無線端末装置10にアクセスするために用いる情報を通知する。例えば、管理サーバ2は、無線端末装置10の端末情報を、その無線端末装置10が通信範囲にいるアクセスポイントのService Set Identifier(SSID)とともにアクセス装置4に通知する。
アクセス装置4は、ネットワーク50を介して、無線端末装置10に対する遠隔処理を行なう外部装置(コンピュータ)である。アクセス装置4は、例えば、無線端末装置10に対してデータアクセスやプッシュメッセージの送信を行なう。
アクセス装置4は、管理サーバ2に、アクセス先の無線端末装置10の位置情報(端末情報)を確認(要求)し、管理サーバ2から受信した端末情報等に基づいて無線端末装置10に対してデータアクセスを行なう。
また、アクセス装置4は、無線端末装置10がスリープ状態にある場合には、データアクセスを行なう前に、スリープ状態を解除するためのコマンド(端末Wakeコマンド)を送信する。これにより、無線端末装置10のスリープ状態が解除され、アクセス装置4から遠隔処理可能な状態となる。
なお、このようなアクセス装置4による無線端末装置10への遠隔処理や、端末Wakeコマンドの送受信は、既知の種々の手法を用いて実現することができ、その詳細な説明は省略する。
無線端末装置10は、使用者が携行可能なコンピュータ(情報処理装置)であり、アクセスポイント3と無線通信を行なうことにより、ネットワーク50と通信可能に接続される。
無線端末装置10は、図1に示すように、WLANモジュール11,加速度センサ12,Central Processing Unit(CPU)15, Random Access Memory(RAM)13及びRead Only Memory(ROM)14をそなえる。
WLANモジュール11は、アクセスポイント3と無線通信を行なうための機能モジュールである。WLANモジュール11は、例えば、無線電波を受信して信号を抽出したり、又、信号を無線電波として送信する機能をそなえる。なお、このようなWLANモジュール11としの無線通信機能は既知の種々の手法により実現でき、その詳細な説明は省略する。
また、WLANモジュール11は、図2に示すように、AP接続情報取得部111,電波強度取得部112,端末情報送信部113及び電源制御部114としての機能を備える。
AP接続情報取得部111は、アクセスポイント3と無線通信を行なう際に、アクセスポイント3から、そのアクセスポイント3に関する情報を取得する。例えば、AP接続情報取得部111は、アクセスポイント3からWLAN鍵更新時間を取得する。このAP接続情報取得部111がアクセスポイント3から受信したWLAN鍵更新時間は、後述するWLANスリープ制御部16に通知される。
電波強度取得部112は、アクセスポイント3と無線通信を行なう際に、アクセスポイント3からの受信電波の強度(電波強度)を測定する。本実施形態においては、電波強度取得部112は、測定した電波強度をReceived Signal Strength Indicator(RSSI)値として出力する。なお、電波強度の測定やRSSI値の算出は既知の手法により実現でき、その詳細な説明は省略する。電波強度取得部112によって取得されたRSSI値はWLANスリープ制御部16に通知される。
端末情報送信部113は、アクセスポイント3と無線通信を行なう際に、アクセスポイント3に対して、当該無線端末装置10の端末情報を送信する。例えば、端末情報送信部113は、アクセスポイント3に対して、無線端末装置10の端末情報(IPアドレスやポート番号情報)を通知する。これらのIPアドレスやポート番号情報は、WLAN制御部16から通知される。
端末情報送信部113は、当該無線端末装置10のWLANモジュール11がアクティブ状態のまま一のアクセスポイント3の通信範囲から他のアクセスポイント3の通信範囲に移動する際に、移動先のアクセスポイント3に対して端末情報を送信する。
電源制御部114は、WLANモジュール11における電力供給を制御する。具体的には、電源制御部114は、WLANモジュール11への電力供給を遮断することによりWLANモジュール11をスリープ状態に移行させたり、又、WLANモジュール11への電力供給を行なうことによりアクティブ状態に移行させる。
WLANモジュール11がスリープ状態となると、アクセスポイント3とのWLAN通信が不可能な状態となる代わりに、消費電力が低減される。
なお、以下、WLANモジュール11がスリープ状態となることをWLANスリープという場合がある。
WLANモジュール11のスリープ状態への移行もしくはアクティブ状態への移行は、WLANスリープ制御部16から入力されるスリープ制御信号(スリープ移行指示)やアクティブ制御信号(アクティブ化指示)に基づいて行なわれる。
加速度センサモジュール12は、加速度を計測することにより無線端末装置10の移動を検知する。加速度センサモジュール12は、図2に示すように、センシング部121,加速度センサインターバル設定部122及び電源制御部123をそなえる。
加速度センサインターバル設定部122は、加速度センサ制御部17から通知される加速度センサインターバルを記憶する。加速度センサインターバルは、後述するセンシング部121がセンシングを行なう間隔(インターバル時間)である。センシング部121は、この加速度センサインターバル毎に加速度の計測を繰り返し実行する。
この加速度センサインターバル設定部122に記憶される加速度センサインターバルの値は、加速度センサ制御部17により更新される。加速度センサインターバル設定部122は、例えば、メモリ等の記憶装置によって実現される。
センシング部121は、加速度(加速度変動)を計測するセンサであり、例えば、x軸方向,y軸方向及びz軸方向の加速度変動を検知することにより、当該無線端末装置10の移動やその移動方向を検知する。以下、加速度変動を計測することを、単に加速度を計測すると表現する場合がある。
センシング部121は、計測した加速度を加速度情報として、後述する加速度センサ制御部17に通知する。センシング部121としては、既知の種々のセンサを用いることができ、例えば、機械式,光学式及び半導体式のいずれの方式ものであってもよい。
センシング部121は、加速度センサインターバル設定部122に加速度センサインターバルとして設定された時間が経過する毎に、加速度の計測を繰り返し行なう。すなわち、センシング部121は、加速度センサインターバル設定部122に記憶された加速度センサインターバル間隔で、加速度を周期的に計測する。
センシング部121は、加速度センサインターバル設定部122に設定されたインターバル毎に加速度を計測してRSSI値求め、この算出したRSSI値を加速度情報として加速度センサ制御部17に通知する。
なお、RSSI値の算出は、既知の種々の手法を用いて実現することができ、その詳細な説明は省略する。
電源制御部123は、加速度センサモジュール12の主にセンシング部121への電力供給を制御する。具体的には、センシング部121への電力供給を遮断することによりOFF状態に移行させたり、又、センシング部121への電力供給を行なうことによりON状態に移行させる。センシング部121のON/OFFは、加速度センサ制御部17から入力される制御信号(加速度センサON/OFF信号)に基づいて行なわれる。
また、以下、センシング部121の電源をONにすることを加速度センサの電源をONにすると表現する場合がある。同様に、センシング部121の電源をOFFにすることを加速度センサの電源をOFFにすると表現する場合がある。
加速度センサの電源をOFFにする、すなわち、センシング部121への電力供給を遮断することにより、加速度の検知が行なわれなくなり、その一方で消費電力が低減される。
ROM14は、CPU15が実行するOperating System(OS)やプログラム,種々のデータ等を格納する記憶装置である。
RAM13は、種々のデータやプログラムを格納する記憶領域であって、CPU15がプログラムを実行する際に、データやプログラムを格納・展開して用いる。又、このRAM13には、スリープ開始時間設定データテーブル131,加速度センサインターバル設定データテーブル132及びWLAN状態情報133が格納される。
スリープ開始時間設定データテーブル131は、受信強度とWLANモジュール11をスリープ状態に移行させるまでの時間とを対応付ける制御情報である。
図3は第1実施形態の一例としてのネットワークシステム1におけるスリープ開始時間設定データテーブル131を例示する図である。この図3に示す例においては、スリープ開始時間設定データテーブル131は、RSSI値とWLANスリープ開始時間とを対応付けて構成されている。
RSSI値は、アクセスポイント3から受信する電波の強度(電波強度)である。WLANスリープ開始時間は、WLANモジュール11をスリープ状態に移行させるまでの時間、すなわち、スリープ状態への移行時間である。
このスリープ開始時間設定データテーブル131においては、RSSI値が小さい程、すなわち、受信信号強度が弱い程、WLANスリープ開始時間が長く(遅く)なるように設定されている。
後述するWLANスリープ制御部16は、電波強度取得部112によって取得されたRSSI値に基づいて、このスリープ開始時間設定データテーブル131を参照し、RSSI値に対応するWLANスリープ開始時間を取得する。そして、WLANスリープ制御部16は、取得したWLANスリープ開始時間が経過すると、WLANモジュール11の電源制御部114に、WLANモジュール11に対してスリープ制御信号を送信し、WLANモジュール11をスリープ状態にする。
例えば、図3に示す例において、電波強度取得部112によって取得されたRSSI値が−40dBm以上である場合には、WLANモジュール11の電源制御部114は、WLANモジュール11を10秒後にスリープ状態に移行させる。
加速度センサインターバル設定データテーブル132は、受信強度と、加速度センサモジュール12のセンシング部121による加速度測定の実行間隔(インターバル)とを対応付ける制御情報である。
図4は第1実施形態の一例としてのネットワークシステム1における加速度センサインターバル設定データテーブル132を例示する図である。この図3に示す例においては、加速度センサインターバル設定データテーブル132は、RSSI値と加速度センサインターバルとを対応付けて構成されている。
RSSI値は電波強度である。又、加速度センサインターバル(インターバル時間)は、加速度センサモジュール12のセンシング部121による加速度測定の実行間隔である。
後述する加速度センサ制御部17は、電波強度取得部112によって取得されたRSSI値に基づいて、この加速度センサインターバル設定データテーブル132を参照し、RSSI値に対応する加速度センサインターバルを取得する。そして、加速度センサ制御部17は、取得した加速度センサインターバルを加速度センサモジュール12の加速度センサインターバル設定部122に設定する。センシング部121は、この加速度センサインターバル設定部122に設定された加速度センサインターバルが経過する毎に加速度の計測を行ない、加速度情報を加速度センサ制御部17に通知する。
例えば、図4に示す例において、電波強度取得部112によって取得されたRSSI値が−40dBm以上である場合には、センシング部121は、10秒間隔で加速度の測定を行ない、測定した加速度情報を加速度センサ制御部17に通知する。
WLAN状態情報133は、WLANモジュール11に関する情報であり、例えば、電波強度取得部112によって取得された最新のRSSI値や、WLANモジュールの電源状態(ONもしくはOFF)を示す情報である。WLANスリープ制御部16は、受信強度取得部112から通知されたRSSI値をWLAN状態情報133としてRAM13に記憶する。更に、WLANスリープ制御部16は、電源制御部114に対して出力したアクティブ制御信号もしくはスリープ制御信号に基づき、WLANモジュール11のON/OFFの状態を、WLAN状態情報133としてRAM13に記憶する。
加速度センサ制御部17は、このWLAN状態情報133を参照することができる。なお、以下、加速度センサ制御部17がWLAN状態情報133を参照することをWLAN状態を問い合わせると表現する場合がある。
CPU15は、種々の制御や演算を行なう処理装置であり、ROM14に格納されたOSやプログラムを実行することにより、種々の機能を実現する。すなわち、CPU15は、図1に示すように、WLANスリープ制御部16,加速度センサ制御部17及びスリープ開始用タイマ18として機能する。
スリープ開始用タイマ18は、計時を行なうタイマであって、WLANスリープ制御部16による制御に従って計時を行なう。スリープ開始用タイマ18は、WLANスリープ制御部16からスリープ開始時間及び計時開始指示を受けると、計時を開始し、そのスリープ開始時間が経過した時点でWLANスリープ制御部16に通知(スリープ開始通知)を行なう。
WLANスリープ制御部(スリープ制御部)16は、WLANモジュール11のスリープ制御を行なう。WLANスリープ制御部16は、WLANモジュール11の電源制御部114にスリープ制御信号を送信することにより、WLANモジュール11をその無線通信機能を停止させたスリープ状態(WLANスリープ状態)にする。又、WLANスリープ制御部16は、WLANモジュール11の電源制御部114にアクティブ制御信号を送信することにより、WLANモジュール11をその無線通信機能を機能させたアクティブ状態にする。
また、WLANスリープ制御部16は、WLANスリープ状態において、後述する加速度センサ制御部17により移動が検知されると、電源制御部114にアクティブ制御信号を送信して、WLANスリープ状態を解除する。
WLANスリープ制御部(出力部)16は、当該無線端末装置10がWLANスリープ状態において、後述する加速度センサ制御部17により移動が検知され、WLANモジュールが11のスリープ状態が解除されると、端末情報送信部113に対して、アクセスポイント3に対する端末情報の出力を指示する。
前述の如く、端末情報は、当該無線端末装置10のIPアドレスやポート番号情報であり、アクセス装置4等の外部装置が、この無線端末装置10にネットワーク50を介してリモートアクセスする際に用いられる情報である。これらの端末情報は、例えば、RAM13等に格納され、WLANスリープ制御部16は、これらの端末情報をWLANモジュール11の端末情報送信部113に通知する。
また、WLANスリープ制御部(スリープ開始時間設定部)16は、アクセスポイント3から当該無線端末装置10までの距離に応じて、スリープ状態への移行タイミングを変更する。すなわち、アクセスポイント3から当該無線端末装置10までの距離に応じて、スリープ状態への移行時間を設定する。
一般に、無線端末装置10における電波強度は、アクセスポイント3から当該無線端末装置10までの距離に応じて変化する。すなわち、電波強度を現すRSSI値は、アクセスポイント3からの距離に応じて変化する。
本ネットワークシステム1においては、前述したスリープ開始時間設定データテーブル131において、RSSI値とWLANスリープ開始時間とを対応付けることにより、アクセスポイント3から当該無線端末装置10までの距離に応じたWLANスリープ開始時間を予め用意する。
WLANスリープ制御部16は、WLANモジュール11の電波強度取得部112によって取得されたRSSI値に基づいてスリープ開始時間設定データテーブル131を参照し、RSSI値に対応するWLANスリープ開始時間を決定する。すなわち、アクセスポイント3から当該無線端末装置10までの距離に応じた、スリープ状態への移行時間(WLANスリープ開始時間)を決定する。
WLANスリープ制御部16は、スリープ開始用タイマ18に対して、決定したWLANスリープ開始時間と計時開始指示とを通知する。WLANスリープ制御部16は、スリープ開始用タイマ18において計時が行なわれ、スリープ開始通知を受信すると、WLANモジュール11の電源制御部114にスリープ制御信号を送信し、WLANモジュール11をスリープ状態にする。
このように、WLANスリープ制御部16は、アクセスポイント3から当該無線端末装置10までの距離に応じて、スリープ状態への移行時間を設定し、又、この設定した移行時間に従ってWLANモジュール11をスリープ状態にする。
前述の如く、スリープ開始時間設定データテーブル131においては、RSSI値が小さい程WLANスリープ開始時間が長くなっており、これにより、アクセスポイント3から当該無線端末装置10までの距離が遠いほど、スリープ状態への移行時間を遅くなる。
無線端末装置10がアクセスポイント3からの距離が遠い位置にいるということは、無線端末装置10がそのアクセスポイント3の通信範囲から出て、隣接する他のアクセスポイント3の通信範囲に移動する可能性が高い。すなわち、無線端末装置10の接続先のアクセスポイント3が切り替わる可能性が高い。
本ネットワークシステム1においては、このように無線端末装置10が、接続先のアクセスポイント3が切り替わる可能性が高い状態にある場合に、WLANスリープ状態への移行を抑止する。
これにより、無線端末装置10において、その接続先のアクセスポイント3が切り替わる際に、WLANモジュール11がアクティブ状態である確率を高めることができる。従って、無線端末装置10が、その接続先のアクセスポイント3が切り替わる際に、端末情報送信部113により新たなアクセスポイント3に端末情報の通知を行ない、管理サーバ2が無線端末装置10を管理することができる。
また、WLANスリープ制御部16は、加速度センサ制御部17に対して、加速度センサモジュール12の電源制御の開始依頼を行なう機能を備える。
加速度センサ制御部17は、加速度センサモジュール12のセンシング部121から加速度情報を取得し、この加速度情報に基づいて、当該無線端末装置10の移動を検知する。
例えば、加速度センサ制御部17は、加速度情報に基づいて、いずれかの移動方向に対する所定の閾値以上の単位時間あたりの変位量(加速度変化)が、所定の閾値時間(例えば10秒)以上継続しているか否かを判断することにより、当該無線端末装置10の移動検知を行なう。
また、加速度センサ制御部17は、加速度センサモジュール12のセンシング部121の電源のON/OFFを制御する。具体的には、加速度センサ制御部17は、電源制御部123に対して電源ONもしくは電源OFFを指示する制御信号(加速度センサON信号/加速度センサOFF信号)を送信する。これにより、加速度センサ制御部17は、加速度センサモジュール12のセンシング部121の電源をONもしくはOFFにする制御を行なう。
加速度センサ制御部17は、WLANスリープ制御部16がWLANモジュール11をスリープ状態へ移行させる際に、センシング部121の電源をONにする。
そして、加速度センサ制御部17は、WLANスリープ状態において、センシング部121から加速度情報を取得して、当該無線端末装置10の移動を検知する。
なお、加速度センサ制御部17は、WLANスリープ制御部16がWLANモジュール11をアクティブ状態へ移行させる際に、センシング部121を電源OFFにすることが望ましい。これにより、加速度センサモジュール12における消費電力を低減することができる。ただし、当該無線端末装置10において、別途、センシング部121により加速度検出を行なう必要がある場合等には、この限りでなく、適宜、センシング部121を電源ONにして機能させる。
また、加速度センサ制御部17(移動検知タイミング設定部)は、アクセスポイント3から当該無線端末装置10までの距離に応じて、センシング部121による加速度の検知タイミングを設定する。
本ネットワークシステム1においては、前述した加速度センサインターバル設定データテーブル132において、RSSI値と加速度センサインターバルとを対応付けることにより、アクセスポイント3から当該無線端末装置10までの距離に応じた加速度センサインターバルを用意する。
加速度センサ制御部17は、WLANモジュール11の電波強度取得部112によって取得されたRSSI値に基づいて加速度センサインターバル設定データテーブル132を参照し、RSSI値に対応する加速度センサインターバルを決定する。すなわち、アクセスポイント3から当該無線端末装置10までの距離に応じた、加速度センサモジュール12のセンシング部121による検知間隔(インターバル時間)を決定する。
加速度センサ制御部17は、加速度センサモジュール12の加速度センサインターバル設定部122に対して、決定した加速度センサインターバルを通知する。加速度センサインターバル設定部122は、通知された加速度センサインターバルを記憶し、センシング部121は、この加速度センサインターバル毎に、加速度の計測及び加速度センサ制御部17に対する加速度情報の通知を行なう。
すなわち、センシング部121は、加速度センサインターバル設定部122に設定された検知タイミングに従って当該無線端末装置10の移動検知を行なう
このように、加速度センサ制御部17は、アクセスポイント3から当該無線端末装置10までの距離に応じて、センシング部121による当該無線端末装置10の移動の検知タイミングを変更する。
前述の如く、加速度センサインターバル設定データテーブル132においては、RSSI値が小さい程加速度センサインターバルが短くなっており、これにより、アクセスポイント3から当該無線端末装置10までの距離が遠いほど、センシング部121による当該無線端末装置10の移動の検知間隔が短くなる。すなわち、当該無線端末装置10の移動検知を頻繁に行なう。
本ネットワークシステム1においては、無線端末装置10が、接続先のアクセスポイント3が切り替わる可能性が高い状態にある場合に、センシング部121による当該無線端末装置10の移動の検知間隔を短くし、当該無線端末装置10の移動検知を頻繁に行なう。
これにより、無線端末装置10において、その接続先のアクセスポイント3が切り替わる際に、当該無線端末装置10の移動を検知する確率を高めることができる。従って、無線端末装置10が、その接続先のアクセスポイント3が切り替わった際に、端末情報送信部113により新たなアクセスポイント3に端末情報の通知が行なわれ、管理サーバ2が無線端末装置10を管理することができる。
上述の如く構成された、第1実施形態の一例としてのネットワークシステム1における、無線端末装置10のスリープ時の処理の概要を図5に従って説明する。
この図5に示す例においては、アクセスポイント3−1の通信範囲内にある無線端末装置10がWLANスリープ状態に移行し、このWLANスリープ状態のままアクセスポイント3−2の通信範囲内に移動する例を示す。
アクセスポイント3−1の通信範囲内にある無線端末装置10がWLANスリープ状態に移行する際に、無線端末装置10はアクセスポイント3−1を介して管理サーバ2に対してスリープ状態に移行する旨の通知(スリープ通知)を行なう(符号S1参照)。この際、端末情報送信部113が、アクセスポイント3を介して管理サーバ2に対して端末情報を送信する。
管理サーバ2においては、無線端末装置10から受信した端末情報を、例えば、Media Access Control(MAC)アドレスのような、その無線端末装置10を識別する情報に関連付けて記憶する(符号S2参照)。
無線端末装置10においては、WLANスリープ制御部16が電源制御部114にスリープ制御信号を送信することにより、WLANモジュール11をスリープ状態に移行させる(符号S3参照)。これに合わせて、加速度センサ制御部17が、電源制御部123に対して加速度センサON信号を送信して、加速度センサモジュール12を有効にする(符号S4参照)。ただし、加速度センサモジュール12が既に有効になっている場合には、電源制御部123に対する加速度センサON信号の送信を省略してもよい。
ここで、WLANモジュール11がスリープ状態のまま、ユーザが無線端末装置10を携行して、アクセスポイント3ー2の通信範囲内に移動する(符号S5参照)。無線端末装置10においては、センシング部121が加速度情報を加速度センサ制御部17に送信し、加速度センサ制御部17は、受信した加速度情報に基づいて、当該無線端末装置10の移動を検知する。加速度センサ制御部17は、WLANスリープ制御部16に対してWLANモジュール11の電源投入依頼を通知し、WLANスリープ制御部16は、電源制御部114に対してアクティブ制御信号を送信する。これにより、WLANモジュール11が有効になり、アクセスポイント3−2との間でWLAN通信が可能となる(符号S6参照)。
端末情報送信部113は、その通信範囲のアクセスポイント3−2を介して管理サーバ2に対して端末情報を通知する(符号S7参照)。これにより、管理サーバ2は、アクセスポイント3−2の通信範囲に位置する無線端末装置10から通知された端末情報を記憶する(符号S8参照)。
アクセス装置4が無線端末装置10に対してプッシュ通知やデータアクセスを行なう場合には、アクセス端末4は、管理サーバ2に対して、アクセス対象の無線端末装置10の端末情報を要求する(符号S9参照)。
管理サーバ2においては、アクセスポイント3−2へ移動後の無線端末装置10の端末情報を記憶(管理)しているので、アクセス端末4に対して、移動後の無線端末装置10の端末情報やその接続先のアクセスポイント3−2のSSID等を通知することができる。
アクセス端末4は、管理サーバ2から通知された情報に基づいて、無線端末装置10に端末Wakeコマンドを発行する(符号S10参照)。これにより、WLANスリープ状態の無線端末装置10がWakeされて、WLANスリープ状態が解除される。すなわち、アクセス端末4から無線端末装置10にアクセス可能な状態となる。
その後、アクセス端末5は、無線端末装置10に対して、例えば、プッシュメッセージの送信やデータアクセスを行なう(符号S11参照)。無線端末装置10においては、プッシュメッセージの受信等を行なうことができる。
次に、第1実施形態の一例としてのネットワークシステム1におけるWLANスリープ制御手法を、図6に示すフローチャート(ステップA10〜A130)に従って説明する。
WLANスリープ制御部16は、WLANモジュール11のAP接続情報取得部111を介してアクセスポイント3から鍵更新時間を取得する。又、WLANスリープ制御部16は、電波強度取得部112を介して、受信電波の電波強度を示すRSSI値を取得する(ステップA10)。
WLANスリープ制御部16は、当該無線端末装置10のシステム時計(図示省略)を参照して、鍵更新時間の直前になると(ステップA20)、WLANスリープ制御部16は電波強度取得部112を介して、再度、RSSI情報を取得する(ステップA30)。なお、鍵更新時間の直前とは、例えば、WLAN鍵更新時間までに、WLANスリープ制御部16が電波強度取得部112を介してRSSI値の取得を完了できる程度の時間的余裕を有するタイミングを示す。
WLANスリープ制御部16は、電源制御部114に対してスリープ制御信号を送信してWLANスリープへの移行を開始する(ステップA40)。又、WLANスリープ制御部16は、電波強度取得部112によって取得したRSSI値や、WLANモジュール11の電源状態を表す情報(WLAN状態情報)をRAM13(WLAN状態情報保存部)に記憶する(ステップA50)。
WLANスリープ制御部16は、加速度センサ制御部17に対して加速度センサモジュール12の電源制御の開始依頼を行ない、加速度センサ制御部17は、この依頼に従って、加速度センサモジュール12の電源制御を開始する(ステップA60)。これにより、加速度センサモジュール12において、センシング部121による加速度変動の検知及び加速度情報の加速度センサ制御部17への通知が行なわれる。すなわち、加速度センサモジュール12による当該無線端末装置10の移動検知が開始される。センシング部121は、加速度センサインターバル設定部122に設定された加速度センサインターバル毎に加速度検知を行なう。
WLANスリープ制御部16は、当該無線端末装置10のシステム時計を参照して、WLAN鍵更新時間の直前であるかを確認する(ステップA70)。例えば、WLANスリープ制御部16は、WLAN鍵更新時間までの残り時間が所定値に到達したかを判断する。所定値としては、例えば、WLANスリープを解除してアクセスポイント3との通信を開始するまでに要する時間を予め設定しておくことが望ましい。
WLAN鍵更新時間の直前である場合には(ステップA70のYESルート参照)、WLANスリープ制御部16は、電源制御部114に対してアクティブ制御信号を送信することによりWLANスリープを解除する(ステップA90)。これにより、アクセスポイント3との間でWLAN通信が再開される。
また、WLAN鍵更新時間の直前でない場合には(ステップA70のNOルート参照)、加速度センサ制御部17が、センシング部121からの加速度情報に基づいて、一定時間継続する加速度変化が検知されたかを判断する(ステップA80)。すなわち、当該無線端末装置10の移動が検知されたかを判断する。一定時間継続する加速度変化が検知されていない場合には(ステップA80のNOルート)、ステップA70に戻る。又、一定時間継続する加速度変化が検知された場合には(ステップA80のYESルート参照)、ステップA90に移行する。
その後、WLANスリープ制御部16は、端末情報送信部113により、端末情報(IPアドレス,ポート番号)をアクセスポイント3を介して管理サーバ2に送信させる(ステップA100)。
WLANスリープ制御部16は、WLANモジュール11のAP接続情報取得部111を介してアクセスポイント3からWLAN鍵更新時間を取得する。又、WLANスリープ制御部16は、電波強度取得部112から受信電波の電波強度を示すRSSI値を取得する(ステップA110)。
WLANスリープ制御部16は、電波強度取得部112から取得したRSSI値や、WLANモジュール11の電源状態を表す情報(WLAN状態情報)をRAM13(WLAN状態情報保存部)に記憶する(ステップA120)。
そして、WLANスリープ制御部16が、電波強度取得部112から取得したRSSI値に基づいてスリープ開示時間設定データテーブル131を参照して、そのRSSI値に対応するWLANスリープ開始時間を決定する。WLANスリープ制御部16は、スリープ開始用タイマ18にスリープ開示時間を設定し、計時を開始させる(ステップA130)。これにより、WLANスリープ制御を終了する。
次に、第1実施形態の一例としてのネットワークシステム1における加速度センサモジュール12の電源制御手法を、図7に示すフローチャート(ステップB10〜B40)に従って説明する。
加速度センサ制御部17はRAM13(WLAN状態保存部)に記憶されたWLAN状態情報133を参照して、RSSI値を読み出す。加速度センサ制御部17は、このRSSI値に基づいて、加速度センサインターバル設定データテーブル132を参照して、読み出したRSSI値に応じた加速度センサインターバルを読み出す。加速度センサ制御部17は、読み出した加速度センサインターバルを加速度センサモジュール12の加速度センサインターバル設定部122に設定する(ステップB10)。
加速度センサ制御部17は、加速度センサモジュール12の電源制御部123に対して加速度センサON信号を送信することにより、センシング部121を電源ONにして、加速度の周期的な測定を開始する(ステップB20)。
すなわち、センシング部121は、加速度センサインターバル設定部122に記憶された加速度センサインターバルが経過する毎に、加速度の計測を行なう。
その後、WLANスリープ制御部16が、WLAN状態情報133を参照して、WLANスリープ中であるか否かを判断する(ステップB30)。WLANスリープ中である場合には(ステップB30のYESルート参照)、再度、ステップB30において、WLANスリープ中であるか否かを判断する。
また、WLANスリープ状態でない場合には(ステップB30のNOルート参照)、加速度センサ制御部17が電源制御部123に加速度センサOFF信号を送信して、センシング部121の電源をOFFにし(ステップB40)、処理を終了する。
このように、第1実施形態の一例としてのネットワークシステム1によれば、WLANスリープ制御部16が、電波強度取得部112によって測定されたRSSI値に応じて、WLANモジュール11のWLANスリープ開始時間を設定する。そして、WLANスリープ制御部16は、WLANスリープ開始時間が経過した時点でWLANモジュール11をスリープ状態に移行させる。
無線端末装置10においては、WLANモジュール11をスリープ状態にすることにより、消費電力を低減し、稼動時間を延長することができる。
また、特に、無線端末装置10がアクセスポイント3からの距離が遠い程、WLANスリープ開始時間を長くする。すなわち、無線端末装置10がアクセスポイント3からの距離が遠く、接続中のアクセスポイント3の通信範囲から出て、隣接する他のアクセスポイント3の通信範囲に移動する可能性が高い状態において、WLANスリープ状態への移行を抑止する。
これにより、無線端末装置10において、その接続先のアクセスポイント3が切り替わる際に、WLANモジュール11がアクティブ状態である確率を高くすることができる。従って、無線端末装置10が、その接続先のアクセスポイント3が切り替わる際に、端末情報送信部113が新たなアクセスポイント3に端末情報の通知を行なう。これにより、管理サーバ2が無線端末装置10を管理することができ、アクセス装置4が、無線端末装置10にアクセスすることが可能となる。
さらに、加速度センサ制御部17が、電波強度取得部112によって測定されたRSSI値に応じて、加速度センサインターバルを設定する。そして、加速度センサモジュール12のセンシング部121が、この加速度センサインターバル毎に加速度の計測を繰り返し行なう。
特に、無線端末装置10がアクセスポイント3からの距離が遠い程、加速度センサインターバルを短くする。すなわち、現在接続中のアクセスポイント3の通信範囲から出て、隣接する他のアクセスポイント3の通信範囲に移動する可能性が高い状態において、センシング部121による当該無線端末装置10の移動検知を頻繁に行なう。
これにより、無線端末装置10において、その接続先のアクセスポイント3の切り替わりを迅速に検知することができる。
従って、無線端末装置10が、その接続先のアクセスポイント3が切り替わった際に、端末情報送信部113により新たなアクセスポイント3に端末情報の通知が行なわれ、管理サーバ2が無線端末装置10を管理することができる。
すなわち、アクセス装置4が、スリープ中の無線端末装置10を遠隔地からWakeさせてアクセスすることが可能となる。これにより、例えば、無線端末装置10が、通信手法としてLANしかサポートされていない場合においても、データアクセスやプッシュメッセージの送信を迅速に行なうことが可能となる。
(B)第2実施形態の説明
図8は第2実施形態の一例としてのネットワークシステム1の無線端末装置10の機能構成を示す図である。
本第2実施形態の一例としてのネットワークシステム1において、無線端末装置10は、図8に示すように、加速度変動チェックカウンタ134及びWLAN鍵更新時間延長依頼情報送信部115を備え、その他の部分は第1実施形態と同様に構成されている。なお、図中、既述の符号と同一の符号は同様の部分を示しているので、その詳細な説明は省略する。
本第2実施形態の一例としてのネットワークシステム1は、所定条件下においてWLAN鍵更新時間を延長することにより、スリープ状態にある無線端末装置10の自立Wake回数を低減し、更なる消費電力量の削減を実現する。
具体的には、アクセスポイント3の通信範囲内に位置する全ての無線端末装置10が、各スリープ中において加速度変動が無い場合、すなわち各無線端末装置10がスリープ状態で移動していない場合に、WLAN鍵更新時間を延長する。
加速度変動チェックカウンタ134は、センシング部121により検出された加速度変動の回数を記憶するカウンタである。例えば、RAM13の所定の記憶領域が、この加速度変動チェックカウンタ134として機能する。
加速度センサ制御部17は、センシング部121により加速度変動が検知されると、加速度変動チェックカウンタ134をインクリメントする。又、加速度センサ制御部17は、加速度変動チェックカウンタ134の初期化(リセット)も行なう。
WLAN鍵更新時間延長依頼情報送信部115は、WLANスリープ制御部16からの指示に従い、アクセスポイント3に対してWLAN鍵更新時間延長依頼情報を送信する。WLANモジュール11が、このWLAN鍵更新時間延長依頼情報送信部115としての機能をそなえる。
図9は第2実施形態の一例としてのネットワークシステム1におけるWLAN鍵更新時間延長依頼情報を例示する図である。
WLAN鍵更新時間延長依頼情報は、図9に示すように、端末MACアドレスと延長依頼とを対応付けて構成されている。端末MACアドレスは、そのWLAN鍵更新時間延長依頼情報を送信する無線端末装置10のMACアドレスである。MACアドレスは、WLANモジュール11に割り当てられる物理アドレスであり、本ネットワークシステム1上で、無線端末装置10に一意に割り当てられる。すなわち、このMACアドレスにより無線端末装置10を特定することができる。
延長依頼は、無線端末装置10からアクセスポイント3に対してWLAN鍵更新時間の延長を依頼する旨を示す情報である。この延長依頼としては、例えば、WLAN鍵更新時間の延長を依頼する場合に“YES”が、又、WLAN鍵更新時間の延長を依頼しない場合には“NO”が設定される。
WLANスリープ制御部16は、WLANスリープの解除時に、加速度変動チェックカウンタ134を参照する。そして、WLANスリープ制御部16は、当該無線端末装置10のスリープ状態中に加速度変動が一度も検出されなかった場合に、WLAN鍵更新時間延長依頼情報送信部115に、アクセスポイント3に対してWLAN鍵更新時間延長依頼を送信させる。
図10は第2実施形態の一例としてのネットワークシステム1のアクセスポイント3の機能構成を示す図である。
本第2実施形態のアクセスポイント3は、第1実施形態のアクセスポイント3としての各機能に加えて、更に、図10に示すように、WLAN鍵更新時間延長依頼情報受信部31及びWLAN鍵更新時間延長判断部32としての機能を備える。なお、図10中においては、第1実施形態において図示を省略した、WLAN鍵更新時間保存部33及びWLAN鍵更新時間情報送信部34も図示している。これらのWLAN鍵更新時間保存部33及びWLAN鍵更新時間情報送信部34としての機能は、第1実施形態のアクセスポイント3も有する。
WLAN鍵更新時間保存部33は、WLAN鍵更新時間を記憶する。WLAN鍵更新時間は、WLAN鍵更新時間延長判断部32によって書き込み及び読み出しが行なわれる。このWLAN鍵更新時間保存部33は、例えば、RAM等の記憶装置(図示省略)によって実現される。
WLAN鍵更新時間情報送信部34は、WLAN鍵更新時間保存部33に記憶されているWLAN鍵更新時間を、無線端末装置10に対して送信する。
WLAN鍵更新時間延長依頼情報受信部31は、無線端末装置10から送信されるWLAN鍵更新時間延長依頼情報を受信する。WLAN鍵更新時間延長依頼情報受信部31は、受信したWLAN鍵更新時間延長依頼情報をWLAN鍵更新時間延長判断部32に受け渡す。
これらのWLAN鍵更新時間情報送信部34及びWLAN鍵更新時間延長依頼情報受信部31としての機能は、例えば、図示しないWLANモジュールにより実現される。
WLAN鍵更新時間延長判断部32は、無線端末装置10から受信したWLAN鍵更新時間延長依頼情報に基づき、WLAN鍵更新時間を延長するか否かを判断する。
WLAN鍵更新時間延長判断部32は、WLAN鍵更新時間延長依頼情報バッファ321をそなえ、当該アクセスポイント3の通信範囲内に位置する1以上の無線端末装置10からそれぞれ受信したWLAN鍵更新時間延長依頼情報を、このWLAN鍵更新時間延長依頼情報バッファ321に記憶する。
図11は第2実施形態の一例としてのネットワークシステム1におけるWLAN鍵更新時間延長依頼情報バッファ321に記憶されたWLAN鍵更新時間延長依頼情報を例示する図である。この図11においては、当該アクセスポイント3の通信範囲内に3つの無線端末装置10が存在する例を示す。
この図11に示すように、WLAN鍵更新時間延長判断部32は、WLAN鍵更新時間延長依頼情報バッファ321に、例えば、その通信範囲内の全ての無線端末装置10から受信したそれぞれWLAN鍵更新時間情報を一覧として記憶する。
これにより、WLAN鍵更新時間延長依頼情報バッファ321に記憶されたWLAN鍵更新時間延長依頼情報を参照することにより、当該アクセスポイント3の通信範囲内の全ての無線端末装置10の延長依頼を容易に確認することができる。
WLAN鍵更新時間延長判断部32は、このWLAN鍵更新時間延長依頼情報バッファ321に記憶されたWLAN鍵更新時間延長依頼情報を参照して、当該アクセスポイント3の通信範囲内の全ての無線端末装置10の延長依頼がYESである場合に、WLAN鍵更新時間を延長すると判断する。
すなわち、WLAN鍵更新時間延長判断部32は、当該アクセスポイント3の通信範囲内の全ての無線端末装置10において、各スリープ中の全無線端末装置10に加速度変動が無いと判断した場合に、WLAN鍵更新時間を延長する。
WLAN鍵更新時間延長判断部32は、WLAN鍵更新時間を延長すると判断した場合に、WLAN鍵更新時間(t)を所定時間(T)だけ延長した新たなWLAN鍵更新時間(t=t+T)を決定し、WLAN鍵更新時間保存部33に記憶する。すなわち、先にWLAN鍵更新時間保存部33に記憶されているWLAN鍵更新時間を、新たなWLAN鍵更新時間で更新する。
すなわち、WLAN鍵更新時間延長判断部32は、当該アクセスポイント3が管理する全ての無線端末装置10からWLAN鍵更新時間延長依頼情報を受信した場合に、WLAN鍵の更新を抑止する鍵更新抑止部として機能する。
また、WLAN鍵更新時間延長判断部32は、WLAN鍵更新時間保存部33に記憶されたWLAN鍵更新時間を読み出して、WLAN鍵更新時間情報送信部34に受け渡し、無線端末装置10に対して送信させる。
上述の如く構成された、第2実施形態の一例としてのネットワークシステム1におけるWLANスリープ制御手法を、図12に示すフローチャート(ステップA10〜A90,A91,A92,A100〜A130)に従って説明する。
なお、以下、図中、記述の符号と同じ符号のステップは同様の処理を示しているので、その詳細な説明は省略する。
さて、WLANスリープ制御部16が、電源制御部114に対してアクティブ制御信号を送信することによりWLANスリープを解除し(ステップA90)、アクセスポイント3との間でWLAN通信が再開される。
その後、加速度センサ制御部17は、加速度変動チェックカウンタ134のカウンタ値を参照して、カウンタ値(n)が0であるか(n=0?)、すなわち、WLANスリープ中にセンシング部121により加速度変化が検出されていないかを確認する(ステップA91)。
WLANスリープ中に加速度変化が検出されていない場合には(ステップA91のNOルート参照)、ステップA100に移行する。
一方、WLANスリープ中に加速度変化が検出された場合には(ステップA91のYESルート参照)、WLANスリープ制御部16は、WLAN鍵更新時間延長依頼情報送信部115により、アクセスポイント3に対してWLAN鍵更新時間延長依頼情報を送信する。これにより、アクセスポイント3に対してWLAN鍵更新時間の延長を依頼する(ステップA92)。その後、ステップA100に移行する。
次に、第2実施形態の一例としてのネットワークシステム1のアクセスポイント3におけるWLAN鍵更新時間の延長判断処理を、図13に示すフローチャート(ステップC10〜C30)に従って説明する。
WLAN鍵更新時間延長判断部32は、WLAN鍵更新時間延長依頼情報バッファ321に記憶されたWLAN鍵更新時間延長依頼情報を参照して、当該アクセスポイント3の通信範囲内の全ての無線端末装置10から延長依頼があるかを確認する(ステップC10)。すなわち、WLAN鍵更新時間延長判断部32は、当該アクセスポイント3の通信範囲内の全ての無線端末装置10の延長依頼がYESであるか否かを確認する。
当該アクセスポイント3の通信範囲内の全ての無線端末装置10から延長依頼がある場合には(ステップC10のYESルート参照)、WLAN鍵更新時間延長判断部32は、WLAN鍵更新時間を延長する(ステップC20)。具体的には、 WLAN鍵更新時間延長判断部32は、WLAN鍵更新時間(t)を所定時間(T)だけ延長し(t=t+T)、この新たに算出したWLAN鍵更新時間をWLAN鍵更新時間保存部33に記憶して、処理を終了する。
一方、 当該アクセスポイント3の通信範囲内の全ての無線端末装置10から延長依頼がない場合(ステップC10のYESルート参照)、すなわち、少なくとも1つの無線端末装置10から延長依頼が届いていない場合には、WLAN鍵更新時間を初期値(t0)でリセットして(t=t0;ステップC30)、処理を終了する。
このように、第2実施形態の一例としてのネットワークシステム1によれば、第1実施形態と同様の作用効果を得られる。
さらに、アクセスポイント3において、その通信範囲内に位置する全ての無線端末装置10からWLAN鍵更新時間延長を送信した場合に、WLAN鍵更新時間延長判断部32が、WLAN鍵更新時間を延長する。
すなわち、当該アクセスポイント3の通信範囲内の全ての無線端末装置10が、各スリープ中において加速度変動が無い場合、すなわち各無線端末装置10がスリープ状態で移動していない場合に、WLAN鍵更新時間を延長する。
アクセスポイント3の通信範囲内の全ての無線端末装置10がスリープ状態で移動していない場合には、WLAN鍵更新を行なう必要がない。WLAN鍵更新時間を延長することにより、スリープ状態の無線端末装置10が鍵交換を行なうために自立Wakeする回数を低減することができ、消費電力を更に低減することができる。
(C)その他
上述した各実施形態において、無線端末装置10のCPU15が、プログラムを実行することにより、上述したWLANスリープ制御部16,加速度センサ制御部17及びスリープ開始用タイマ18として機能する。
なお、これらのWLANスリープ制御部16,加速度センサ制御部17及びスリープ開始用タイマ18としての機能を実現するためのプログラムは、例えばフレキシブルディスク,CD(CD−ROM,CD−R,CD−RW等),DVD(DVD−ROM,DVD−RAM,DVD−R,DVD+R,DVD−RW,DVD+RW,HD DVD等),ブルーレイディスク,磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。そして、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送し格納して用いる。又、そのプログラムを、例えば磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に記録しておき、その記憶装置から通信経路を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
WLANスリープ制御部16,加速度センサ制御部17及びスリープ開始用タイマ18としての機能を実現する際には、内部記憶装置(本実施形態ではRAM13やROM14)に格納されたプログラムがコンピュータのマイクロプロセッサ(本実施形態ではCPU15)によって実行される。このとき、記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータが読み取って実行するようにしてもよい。
また、アクセスポイント3の図示しないCPUが、プログラムを実行することにより、上述したWLAN鍵更新時間延長判断部32として機能する。
なお、このWLAN鍵更新時間延長判断部32としての機能を実現するためのプログラムも、例えばフレキシブルディスク,CD(CD−ROM,CD−R,CD−RW等),DVD(DVD−ROM,DVD−RAM,DVD−R,DVD+R,DVD−RW,DVD+RW,HD DVD等),ブルーレイディスク,磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。そして、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送し格納して用いる。又、そのプログラムを、例えば磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に記録しておき、その記憶装置から通信経路を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
WLAN鍵更新時間延長判断部32としての機能を実現する際には、内部記憶装置(本実施形態では図示しないRAMやROM)に格納されたプログラムがコンピュータのマイクロプロセッサ(本実施形態では図示しないCPU)によって実行される。このとき、記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータが読み取って実行するようにしてもよい。
なお、本実施形態において、コンピュータとは、ハードウェアとオペレーティングシステムとを含む概念であり、オペレーティングシステムの制御の下で動作するハードウェアを意味している。又、オペレーティングシステムが不要でアプリケーションプログラム単独でハードウェアを動作させるような場合には、そのハードウェア自体がコンピュータに相当する。ハードウェアは、少なくとも、CPU等のマイクロプロセッサと、記録媒体に記録されたコンピュータプログラムを読み取るための手段とをそなえており、本実施形態においては、無線端末装置10やアクセスポイント3がそれぞれコンピュータとしての機能を有しているのである。
そして、開示の技術は上述した実施形態に限定されるものではなく、本実施形態の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。本実施形態の各構成及び各処理は、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせてもよい。
例えば、上述した各実施形態においては、電波強度をRSSI値を用いて表しているが、これに限定されるものではなく、電波強度をRSSI値以外の値を用いて表してもよく、種々変形して実施することができる。
また、上述した各実施形態においては、受信強度とWLANモジュール11をスリープ状態に移行させるまでの時間とを対応付ける制御情報としてスリープ開始時間設定データテーブル131を用いているが、これに限定されるものではない。又、上述した各実施形態においては、受信強度と、加速度センサモジュール12のセンシング部121による加速度測定の実行間隔(インターバル)とを対応付ける制御情報として加速度センサインターバル設定データテーブル132を用いているが、これに限定されるものではない。すなわち、これらの制御情報は必ずしもテーブルである必要はなく、種々変形して実施することができる。
さらに、上述した各実施形態においては、アクセスポイント3と無線端末装置10とがWiFiの規格に沿った通信を行なう例を示しているが、これに限定されるものではなく、他の無線通信規格に沿った通信を行なってもよい。
また、上述した各実施形態においては、CPU15がスリープ開始用タイマ18としての機能をそなえているが、これに限定されるものではない。例えば、スリープ開始用タイマ18としての機能を、別途備えたタイマ回路によって実現してもよく、種々変形して実施することができる。
上述した開示により本実施形態を当業者によって実施・製造することが可能である。
(D)付記
(付記1)
中継装置と無線通信を行なう無線通信機能を備える端末装置であって、
前記無線通信機能を停止させたスリープ状態にするスリープ制御部と、
前記スリープ状態において当該端末装置の移動を検知する移動検知部と、
前記移動検知部が当該端末装置の移動を検知すると、当該端末装置の端末情報を出力する出力部とをそなえる
ことを特徴とする、端末装置。
(付記2)
加速度センサをそなえ、
前記移動検知部が、前記加速度センサにより検出された加速度変動に基づいて当該端末装置の移動を検知することを特徴とする、付記1記載の端末装置。
(付記3)
前記スリープ状態への移行時に前記加速度センサを有効にするセンサ制御部をそなえることを特徴とする、付記2記載の端末装置。
(付記4)
前記スリープ制御部が、前記移動検知部が当該端末装置の移動を検知すると、前記スリープ状態を解除することを特徴とする、付記1〜3のいずれか1項に記載の端末装置。
(付記5)
前記中継装置からの距離に応じて、前記スリープ状態への移行時間を設定するスリープ開始時間設定部をそなえ、
前記スリープ制御部が、前記スリープ開始時間設定部により設定された前記移行時間に従って前記スリープ状態にすることを特徴とする、付記1〜4のいずれか1項に記載の端末装置。
(付記6)
前記スリープ開始時間設定部が、前記中継装置から遠いほど前記スリープ状態への移行時間を遅くすることを特徴とする、付記5記載の端末装置。
(付記7)
前記中継装置からの距離に応じて、前記移動検知部による当該端末装置の移動の検知タイミングを設定する移動検知タイミング設定部をそなえ、
前記移動検知部が、前記移動検知タイミング設定部により設定された前記検知タイミングに従って当該端末装置の移動の検知を行なうことを特徴とする、付記1〜6のいずれか1項に記載の端末装置。
(付記8)
前記移動検知タイミング設定部が、前記中継装置から遠いほど前記移動検知部による当該端末装置の移動の検知間隔を短くすることを特徴とする、付記7記載の端末装置。
(付記9)
前記移動検知部が前記スリープ状態において当該端末装置の移動を検知しなかった場合に、前記中継装置に対して、無線通信鍵の更新時間の延長を依頼する依頼情報を送信する延長依頼情報送信部をそなえることを特徴とする、付記1〜8のいずれか1項に記載の端末装置。
(付記10)
中継装置と、
前記中継装置と無線通信を行なう無線通信機能を備える端末装置とをそなえるネットワークシステムであって、
前記無線通信機能を停止させたスリープ状態にするスリープ制御部と、
前記スリープ状態において前記端末装置の移動を検知する移動検知部と、
前記移動検知部が前記端末装置の移動を検知すると、前記端末装置の端末情報を出力する出力部とをそなえる
ことを特徴とする、ネットワークシステム。
(付記11)
前記端末装置が加速度センサをそなえ、
前記移動検知部が、前記加速度センサにより検出された加速度変動に基づいて前記端末装置の移動を検知することを特徴とする、付記10記載のネットワークシステム。
(付記12)
前記スリープ状態への移行時に前記加速度センサを有効にするセンサ制御部をそなえることを特徴とする、付記11記載のネットワークシステム。
(付記13)
前記スリープ制御部が、前記移動検知部が前記端末装置の移動を検知すると、前記スリープ状態を解除することを特徴とする、付記10〜12のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
(付記14)
前記中継装置からの距離に応じて、前記スリープ状態への移行時間を設定するスリープ開始時間設定部をそなえ、
前記スリープ制御部が、前記スリープ開始時間設定部により設定された前記移行時間に従って前記スリープ状態にすることを特徴とする、付記10〜13のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
(付記15)
前記スリープ開始時間設定部が、前記中継装置から遠いほど前記スリープ状態への移行時間を遅くすることを特徴とする、付記14記載のネットワークシステム。
(付記16)
前記中継装置からの距離に応じて、前記移動検知部による前記端末装置の移動の検知タイミングを設定する移動検知タイミング設定部をそなえ、
前記移動検知部が、前記移動検知タイミング設定部により設定された前記検知タイミングに従って前記端末装置の移動の検知を行なうことを特徴とする、付記10〜15のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
(付記17)
前記移動検知タイミング設定部が、前記中継装置から遠いほど前記移動検知部による前記端末装置の移動の検知間隔を短くすることを特徴とする、付記16記載のネットワークシステム。
(付記18)
前記端末装置が、
前記移動検知部が前記スリープ状態中において前記端末装置の移動を検知しなかった場合に、前記中継装置に対して、無線通信鍵の更新時間の延長を依頼する依頼情報を送信する延長依頼情報送信部をそなえ、
前記中継装置が、
当該中継装置が管理する全ての端末装置から前記依頼情報を受信した場合に、前記無線通信にかかる暗号鍵情報の更新を抑止する鍵更新抑止部をそなえることを特徴とする、付記10〜17のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
(付記19)
中継装置と無線通信を行なう無線通信機能を備えるコンピュータのプログラムであって、
前記無線通信機能を停止させたスリープ状態にし、
前記スリープ状態において当該端末装置の移動を検知し、
当該端末装置の移動を検知すると、当該端末装置の端末情報を出力する
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする、プログラム。
(付記20)
中継装置と無線通信を行なう無線通信機能を備える端末装置の制御方法であって、
前記無線通信機能を停止させたスリープ状態にするステップと、
前記スリープ状態において当該端末装置の移動を検知するステップと、
当該端末装置の移動を検知すると、当該端末装置の端末情報を出力するステップとをそなえることを特徴とする、制御方法。
1 ネットワークシステム
2 管理サーバ
3,3−1,3−2 アクセスポイント(中継装置)
4 ワイドレンズ
5 アクセス装置
10 無線端末装置(端末装置)
11 WLANモジュール
12 加速度センサモジュール(加速度センサ)
13 RAM
14 ROM
15 CPU
16 WLANスリープ制御部(スリープ制御部,出力部,スリープ開始時間設定部)
17 加速度センサ制御部(センサ制御部,移動検知部,移動検知タイミング設定部)
18 スリープ開始用タイマ
31 WLAN鍵更新時間延長依頼情報受信部
32 WLAN鍵更新時間延長判断部
33 WLAN鍵更新時間保存部
34 WLAN鍵更新時間情報送信部
50 ネットワーク
111 AP接続情報取得部
112 電波強度取得部
113 端末情報送信部
114,123 電源制御部
115 WLAN鍵更新時間延長依頼情報送信部
121 センシング部
122 加速度センサインターバル設定部
131 スリープ開示時間設定データテーブル
132 加速度センサインターバル設定データテーブル
133 WLAN状態情報
134 加速度変動チェックカウンタ
321 WLAN鍵更新時間延長依頼情報バッファ

Claims (10)

  1. 中継装置と無線通信を行なう無線通信機能を備える端末装置であって、
    前記無線通信機能を停止させたスリープ状態にするスリープ制御部と、
    前記スリープ状態において当該端末装置の移動を検知する移動検知部と、
    前記移動検知部が当該端末装置の移動を検知すると、当該端末装置の端末情報を出力する出力部と
    加速度センサと、
    前記スリープ状態への移行時に前記加速度センサを有効にするセンサ制御部とをそなえ
    前記移動検知部が、前記加速度センサにより検出された加速度変動に基づいて当該端末装置の移動を検知す
    ことを特徴とする、端末装置
  2. 前記スリープ制御部が、前記移動検知部が当該端末装置の移動を検知すると、前記スリープ状態を解除することを特徴とする、請求項1記載の端末装置。
  3. 前記中継装置からの距離に応じて、前記スリープ状態への移行時間を設定するスリープ開始時間設定部をそなえ、
    前記スリープ制御部が、前記スリープ開始時間設定部により設定された前記移行時間に従って前記スリープ状態にすることを特徴とする、請求項1または2記載の端末装置。
  4. 前記スリープ開始時間設定部が、前記中継装置から遠いほど前記スリープ状態への移行時間を遅くすることを特徴とする、請求項記載の端末装置。
  5. 前記中継装置からの距離に応じて、前記移動検知部による当該端末装置の移動の検知タイミングを設定する移動検知タイミング設定部をそなえ、
    前記移動検知部が、前記移動検知タイミング設定部により設定された前記検知タイミングに従って当該端末装置の移動の検知を行なうことを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載の端末装置。
  6. 前記移動検知タイミング設定部が、前記中継装置から遠いほど前記移動検知部による当該端末装置の移動の検知間隔を短くすることを特徴とする、請求項記載の端末装置。
  7. 前記移動検知部が前記スリープ状態において当該端末装置の移動を検知しなかった場合に、前記中継装置に対して、無線通信鍵の更新時間の延長を依頼する依頼情報を送信する延長依頼情報送信部をそなえることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載の端末装置。
  8. 中継装置と、
    前記中継装置と無線通信を行なう無線通信機能を備える端末装置とをそなえるネットワークシステムであって、
    前記無線通信機能を停止させたスリープ状態にするスリープ制御部と、
    前記スリープ状態において前記端末装置の移動を検知する移動検知部と、
    前記移動検知部が前記端末装置の移動を検知すると、前記端末装置の端末情報を出力する出力部と
    加速度センサと、
    前記スリープ状態への移行時に前記加速度センサを有効にするセンサ制御部とをそなえ
    前記移動検知部が、前記加速度センサにより検出された加速度変動に基づいて当該端末装置の移動を検知す
    ことを特徴とする、ネットワークシステム。
  9. 中継装置と無線通信を行なう無線通信機能と、加速度センサとを備えるコンピュータのプログラムであって、
    前記無線通信機能を停止させたスリープ状態にし、
    前記スリープ状態への移行時に前記加速度センサを有効にし、
    前記スリープ状態において、前記加速度センサにより検出された加速度変動に基づいて当該端末装置の移動を検知し、
    当該端末装置の移動を検知すると、当該端末装置の端末情報を出力する
    処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする、プログラム。
  10. 中継装置と無線通信を行なう無線通信機能と、加速度センサとを備える端末装置の制御方法であって、
    前記無線通信機能を停止させたスリープ状態にするステップと、
    前記スリープ状態への移行時に前記加速度センサを有効にするステップと、
    前記スリープ状態において、前記加速度センサにより検出された加速度変動に基づいて当該端末装置の移動を検知するステップと、
    当該端末装置の移動を検知すると、当該端末装置の端末情報を出力するステップとをそなえることを特徴とする、制御方法。
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