JP5923891B2 - 生体情報計測装置、及び、生体情報計測方法 - Google Patents
生体情報計測装置、及び、生体情報計測方法 Download PDFInfo
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Description
生体の所定の部位にセンサー面を密着させることで生体情報を計測するセンサー部と、前記センサー部を保持する本体部と、前記生体の所定の部位に前記本体部を装着させる装着部と、前記本体部と前記装着部との接続部分に設けられ、前記センサー面に対して垂直な成分を含む方向に弾性変形することにより前記センサー面を前記生体側に押しつける弾性部材と、を備える生体情報計測装置。
このような生体情報計測装置によれば、生体情報を計測するセンサーユニットを有する計測装置において、該センサーユニットを適切な力で生体に密着させることができるようになり、正確な生体情報の計測を行ないやすくなる。
このような生体情報計測装置によれば、複数の弾性部材(ばね)によって生じる反発力を、接続部分を介してセンサーユニットに効率よく作用させることができる。
このような生体情報計測装置によれば、複数の弾性部材(ばね)同士が接続部(かん部材)の最も遠い位置に配置されることになるため、ばねの反発力をより効率よくセンサーユニットに作用させることができる。
このような生体情報計測装置によれば、生体に装着した際の接続部(かん部材)の移動量が当該インジケーターの表示量によって表されるため、適正な装着状態の目安について、視覚によって簡単に確認することができる。
このような生体情報計測装置によれば、弾性部材としてのコイルばねが伸縮する際に横ズレを生じたり、弾性限界を超えて塑性変形したりすることを抑制することができる。
このような生体情報計測装置によれば、手首のような動作の大きい部位に装着した場合であっても、バンドによる締め付け力を調節しつつ、適正な圧力でセンサー面を手首に押し付けることによって、正確な脈波を計測することができる。
発明を実施するための生体情報計測装置の形態として、腕時計型の脈波計測器1を例に挙げて説明する。
図1は、本実施形態おける脈波計測器の装着時の状態を表す概略図である。図2は、脈波計測器の構造を説明するために脈波計測器を裏側から斜視した状態の分解図である。
図3に、本体部10に取り付けられた状態のかん部材51について説明する図を示す。図では、かん部材51を胴11(本体部10)に取り付けた際の、胴11の案内壁付近(図2参照)のX−Z断面を表している。
脈波計測器1を用いて実際に脈波を計測する際には、図1に示されるように腕時計のように手首(生体)に装着した状態で計測を行なう。この計測時における留意点について説明する。
まず、比較例として、接続部50が可動しない場合の例について説明する。すなわち、従来型の脈波計測器のように、本体部10に対してバンド41の接続部(かん部材51)がZ軸方向にスライド可動しない脈波計測器について説明する。
上述の比較例に対して、接続部50が可動可能な本実施例の場合について説明する。
図5は、本実施例の場合の脈波計測器装着時において、生体(手首)にかかる圧力について説明する図である。図は脈波計測器を手首に装着した時のYZ平面上の一断面を表している。
本実施例の脈波計測器によると、手首に装着する際にバンドを不必要に強く締め付ける必要が無いため、脈波計測時に手首の血流が阻害されにくくなる。すなわち、バンドの締め付けを強くしなくても、弾性部材(コイルばね55)の反発力によって、本体とバンドとの接続部(かん部材51)が可動して適切な力でセンサー面を手首に密着させる。これにより正確な脈波データを取得できるようになるため、高精度な脈波計測を行うことが可能になる。
本実施形態の一例として、以下のような変形例とすることもできる。
上述の実施例では、胴11に設けられた案内壁によって、かん部材51はセンサー面と垂直な方向に移動するように配置されていた。しかし、センサー面と垂直な成分を含む方向に移動可能であれば、かん部材51の移動方向に制限はない。すなわち、かん部材51がセンサー面に対して斜め方向に移動するような構造であってもよい。
一実施形態として脈波計測器を説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
前述した実施形態では、生体情報計測装置として脈波を計測する装置について説明されていたが、計測する生体情報は脈波には限られない。例えば、血圧の計測等、センサーを計測部位に密着させることで生体情報を計測するタイプの計測装置に対して本発明を適用することができる。
前述した実施形態において説明される脈波計測器は、手首に装着して脈波を計測する腕時計型の計測器であったが、腕時計型の計測器には限られない。例えば、手首ではなく上腕部に装着するタイプの計測器や、ベルトを用いて胴に装着するタイプの計測器等、腕時計型以外の脈波計測器にも本発明を適用することができる。
10 本体部、11 胴、12 データ表示部、15 裏蓋、
30 センサー部、31 センサー面
40 装着部、41 バンド、
50 接続部、51 かん部材、52 ばね棒、55 コイルばね、
56 度当たり部材
Claims (15)
- 生体の所定の部位にセンサー面を接触させることで生体情報を計測するセンサー部と、
前記センサー部を保持する本体部と、
前記生体の所定の部位に前記本体部を装着させる装着部と、
前記本体部と前記装着部との接続部分に設けられ、前記センサー面に対して垂直な成分を含む方向に弾性変形する弾性部材と、
を備え、
前記接続部分には、前記センサー面に対して平行な方向に複数の前記弾性部材が設けられ、
複数の前記弾性部材は、前記接続部分に配置される、ことを特徴とする生体情報計測装置。 - 請求項1に記載の生体情報計測装置であって、
前記接続部分の前記センサー面に対して平行な方向の両端部には、前記センサー面に対して平行な方向に延伸する鍔部が設けられ、
両端部に設けられた前記鍔部に、前記弾性部材が配置されることを特徴とする生体情報計測装置。 - 請求項1または2に記載の生体情報計測装置であって、
前記接続部分には、前記弾性部材の変形量を示すインジケーターを備えることを特徴とする生体情報計測装置。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の生体情報計測装置であって、
前記弾性部材は前記センサー面に対して垂直な成分を含む方向に伸縮するコイルばねであることを特徴とする生体情報計測装置。 - 請求項4に記載の生体情報計測装置であって、
前記コイルばねの内側に度当たり部材が収納されることを特徴とする生体情報計測装置。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の生体情報計測装置であって、
前記生体情報は手首の脈波であり、
前記手首の脈波を計測することを特徴とする生体情報計測装置。 - 生体の所定の部位にセンサー面を接触させると、生体情報を計測するセンサー部を保持する本体部を、装着部によって生体の所定の部位に装着し、
前記本体部と前記装着部との接続部分には、前記センサー面に対して平行な方向に複数の弾性部材が設けられており、複数の前記弾性部材が前記センサー部のセンサー面に対して垂直な成分を含む方向に弾性変形することにより、前記センサー面を前記生体側に固定すること、
を特徴とする生体情報計測方法。 - 生体の所定の部位にセンサー面を接触させることで生体情報を計測するセンサー部と、
前記センサー部を保持する本体部と、
前記生体の所定の部位に前記本体部を装着させる装着部と、
前記本体部と前記装着部との接続部分に設けられ、前記センサー面に対して垂直な成分を含む方向に弾性変形する弾性部材と、
を備え、
前記接続部分は、前記本体部に設けられた案内壁によって所定の方向に移動を制限されており、
前記装着部が、前記生体の所定の部位に対して垂直な方向を含む方向に引っ張られるのに応じて、前記接続部分を介して前記センサー面が、前記生体の所定の部位に対して垂直な方向にスライド移動可能である、ことを特徴とする生体情報計測装置。 - 請求項8に記載の生体情報計測装置であって、
前記接続部分には、前記センサー面に対して平行な方向に複数の前記弾性部材が設けられ、
複数の前記弾性部材は、前記接続部分に配置されることを特徴とする生体情報計測装置。 - 請求項9に記載の生体情報計測装置であって、
前記接続部分の前記センサー面に対して平行な方向の両端部には、前記センサー面に対して平行な方向に延伸する鍔部が設けられ、
両端部に設けられた前記鍔部に、前記弾性部材が配置されることを特徴とする生体情報計測装置。 - 請求項8〜10のいずれかに記載の生体情報計測装置であって、
前記接続部分には、前記弾性部材の変形量を示すインジケーターを備えることを特徴とする生体情報計測装置。 - 請求項8〜11のいずれかに記載の生体情報計測装置であって、
前記弾性部材は前記センサー面に対して垂直な成分を含む方向に伸縮するコイルばねであることを特徴とする生体情報計測装置。 - 請求項12に記載の生体情報計測装置であって、
前記コイルばねの内側に度当たり部材が収納されることを特徴とする生体情報計測装置。 - 請求項8〜12のいずれかに記載の生体情報計測装置であって、
前記生体情報は手首の脈波であり、
前記手首の脈波を計測することを特徴とする生体情報計測装置。 - 生体の所定の部位にセンサー面を接触させると、生体情報を計測するセンサー部を保持する本体部を、装着部によって生体の所定の部位に装着し、
前記本体部と前記装着部との接続部分は、前記本体部に設けられた案内壁によって所定の方向に移動を制限されており、前記装着部が、前記生体の所定の部位に対して垂直な方向を含む方向に引っ張られるのに応じて、前記接続部分を介して前記センサー面を、前記生体の所定の部位に対して垂直な方向にスライド移動させることと、
前記接続部分に設けられた弾性部材が、前記センサー部のセンサー面に対して垂直な成分を含む方向に弾性変形することにより、前記センサー面を前記生体側に固定することと、
を特徴とする生体情報計測方法。
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