JP5922547B2 - カートリッジ式の浄水器 - Google Patents

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Description

本発明は、イオン交換樹脂を内包したカートリッジの底部側から頂部側にかけてカートリッジの内部に水道水等の原水を流通させることにより、浄水を生成するカートリッジ式の浄水器に関する。
近年、カートリッジ式の浄水器は、滅菌技術の分野、家庭用水の浄化処理の分野、及ぶ工業用純水の製造の分野等、種々の分野において用いられており、一般的なカートリッジ式の浄水器の構成について簡単に説明すると、次のようになる。
一般的なカートリッジ式の浄水器は、ハウジングを具備しており、このハウジングは、ハウジング本体、及びハウジング本体に開閉可能に設けられたハウジング蓋を備えている。また、ハウジング本体には、ハウジング本体の外側から原水を供給するための原水供給ポートが設けられており、この原水供給ポートは、原水供給源に接続可能である。更に、ハウジング本体には、ハウジング本体の外側へ浄水を排出するための浄水排出ポートが設けられている。
ハウジング本体内には、ネジ等を利用してカートリッジを着脱可能に保持するカートリッジ保持部材が設けられている。ここで、カートリッジ保持部材にカートリッジを装着すると、カートリッジの底部側の導入穴が原水供給ポートに連通し、カートリッジの頂部側の導出穴が浄水排出ポート取付部材に連通するようになっている。
なお、本発明に関連する先行技術として特許文献1から特許文献3に示す物がある。
特開2005−319376号公報 特開2008−155203号公報 特開2003−339828号公報
ところで、カートリッジ式の浄水器を長期間使用すると、カートリッジに内包したイオン交換樹脂が劣化して、浄水の水質が低下するため、カートリッジを定期的に交換する必要がある。また、カートリッジを交換する際には、使用済みのカートリッジをカートリッジ保持部材から離脱させて、ハウジング本体内から取出したり、未使用のカートリッジをカートリッジ保持部材に装着して、ハウジング本体内にセットしたりする必要があり、その作業に非常に手間がかかる。そのため、カートリッジの交換に多くの時間を要し、カートリッジ式の浄水器の取扱性を十分に向上させることが困難であるという問題がある。
そこで、本発明は、前述の問題を解決することができる、新規な構成のカートリッジ式の浄水器を提供することを目的とする。
本発明の特徴は、イオン交換樹脂を内包したカートリッジの底部側から頂部側にかけてカートリッジの内部に原水を流通させることにより、浄水を生成するカートリッジ式の浄水器において、
ハウジング本体、及び前記ハウジング本体に開閉可能又は着脱可能に設けられたハウジング蓋を備え、前記ハウジング本体又は前記ハウジング蓋に原水供給源に接続可能であってかつ前記ハウジング本体の外側から原水を供給するための原水供給ポートが設けられ、前記ハウジング本体又は前記ハウジング蓋に前記ハウジング本体の外側へ浄水を排出するための浄水排出ポートが設けられたハウジングと、
前記ハウジング本体内に設けられ、カートリッジを下方向から液密的に嵌合支持可能な支持凹部が形成され、前記支持凹部の底面にカートリッジの底部側へ原水を供給するための供給穴が形成され、前記供給穴が前記原水供給ポートに連通したカートリッジ支持部材と、
前記ハウジング本体内における前記カートリッジ支持部材に上下に離隔した位置に上下方向へ移動可能に設けられ、カートリッジを上方向から液密的に押圧嵌合可能な押圧凹部が形成され、前記押圧凹部の天井面にカートリッジの頂部側から導出した浄水を排出するための排出穴が形成され、前記排出穴が前記浄水排出ポートに連通したカートリッジ押圧部材と、
前記ハウジング本体における前記カートリッジ押圧部材の下側に垂直(鉛直)な軸心周りに開閉方向へ揺動可能に設けられた揺動部材と、
前記カートリッジ押圧部材を前記揺動部材側へ付勢して前記ハウジング本体に対して固定するパチン錠と、を具備したこと要旨とする。
なお、本願の明細書及び特許請求の範囲において、「設けられ」とは、直接的に設けられたことの他に、別部材を介して間接的に設けられたことを含む意であって、「上下方向へ移動可能」とは、上下方向へ揺動可能を含む意である。
本発明の特徴からなる前記カートリッジ式の浄水器のカートリッジの交換は、次のように行う。
前記ハウジング蓋を開くか又は前記ハウジング本体から離脱させて、前記パチン錠による固定状態を解除する。次に、前記カートリッジ押圧部材を上方向へ移動させることにより、使用済みのカートリッジの頂部側(上部)と前記カートリッジ押圧部材の前記押圧凹部との嵌合状態を解除する。また、前記揺動部材を開方向へ揺動させて、前記使用済みのカートリッジに対して離反させる。そして、前記使用済みのカートリッジを前記カートリッジ支持部材に対して相対的に上方向へ移動させることにより、前記使用済みのカートリッジの底部側(下部)と前記カートリッジ支持部材の前記支持凹部との嵌合状態を解除する。これにより、前記使用済みのカートリッジを前記ハウジング本体内から取出すことができる。
前記使用済みのカートリッジを前記ハウジング本体内から取出した後に、未使用のカートリッジを前記カートリッジ支持部材に対して相対的に下方向へ移動させることにより、前記未使用のカートリッジの底部側を前記カートリッジ支持部材の前記支持凹部に嵌合させる。次に、前記カートリッジ押圧部材を下方向へ移動させることにより、前記カートリッジ押圧部材の前記押圧凹部を前記未使用のカートリッジの頂部側に嵌合させる。更に、前記揺動部材を閉方向へ揺動させて、前記未使用のカートリッジに対して接近させる。そして、前記パチン錠によって前記カートリッジ押圧部材を前記揺動部材側へ付勢して前記ハウジング本体に対して固定する。これにより、前記未使用のカートリッジを前記ハウジング本体内にセット(装着)することができる。なお、前記未使用のカートリッジを前記ハウジング本体内にセットした後に、前記ハウジング蓋を閉じるか又は前記ハウジング本体に装着しておく。
つまり、前記カートリッジ支持部材にカートリッジを下方向から液密的に支持嵌合可能な前記支持凹部が形成され、前記カートリッジ押圧部材にカートリッジを上方向から液密的に押圧嵌合可能な押圧凹部が形成され、前記ハウジング本体における前記カートリッジ押圧部材の下側に前記揺動部材が垂直な軸心周りに開閉方向へ揺動可能に設けられているため、前記使用済みのカートリッジを前記ハウジング本体内から取出したり、前記未使用のカートリッジを前記ハウジング本体内にセットしたりする作業を、前記パチン錠を用いて簡単に行うことができる。
本発明によれば、前記使用済みのカートリッジを前記ハウジング本体内から取出したり、前記未使用のカートリッジを前記ハウジング本体内にセットしたりする作業を、前記パチン錠を用いて簡単に行うことができるため、カートリッジの交換に要する時間を大幅に短縮して、前記カートリッジ式の浄水器の取扱性を十分に向上させることができる。
図1は、本発明の実施形態に係るカートリッジ式の浄水器の斜視図であって、カートリッジをハウジング本体から取出した状態を示している。 図2は、本発明の実施形態に係るカートリッジ式の浄水器の斜視図であって、カートリッジをハウジング本体内にセットした状態を示している。 図3は、本発明の実施形態に係るカートリッジ式の浄水器の側断面図である。 図4は、図3における矢視部IVの拡大図である。 図5は、本発明の実施形態に係るカートリッジ式の浄水器の制御ブロック図である。 図6は、本発明の実施形態に係るカートリッジ式の浄水器の斜視図であって、ハウジング蓋を閉じた状態を示している。
以下、本発明の実施形態について図1から図6を参照して説明する。
図1から図3、及び図6に示すように、本発明の実施形態に係るカートリッジ式の浄水器1は、イオン交換樹脂を内包した円柱状のカートリッジ3の底部側から頂部側にかけてカートリッジ3の内部に原水としての水道水を流通させることにより、オートクレーブ滅菌に適した浄水を生成する装置である。ここで、カートリッジ3の底部の中央には、カートリッジ3の内部に水道水を導入する導入穴5が形成されており、カートリッジ3の底部における導入穴5の周りには、下部パッキン7が着脱可能に設けられている。また、カートリッジ3の頂部の中央には、カートリッジ3の内部から浄水を導出する導出穴9が形成されており、カートリッジ3の頂部における導出穴9の周りには、上部パッキン11が着脱可能に設けられている。そして、カートリッジ式の浄水器1の具体的な構成は、以下のようになる。
カートリッジ式の浄水器1は、ハウジング13を具備しており、このハウジング13は、上下方向へ延びたハウジング本体15、及びこのハウジング本体15の正面側に開閉可能に設けられたハウジング蓋17を備えている。また、ハウジング本体15の側面の下部には、ハウジング本体15の外側から水道水を供給するための原水供給ポートとしての水道水供給ポート19が設けられており、この水道水供給ポート19は、原水供給源としての水道蛇口(図示省略)に水道水供給ホース21を介して接続可能である。そして、ハウジング本体15の側面の上部には、ハウジング本体15の外側へ浄水を排出するための浄水排出ポート23が設けられており、この浄水排出ポート23は、オートクレーブ装置のチャンバー(図示省略)に浄水供給ホース25を介して接続可能である。更に、ハウジング本体15の側面の上部には、把手27が設けられている。
なお、ハウジング蓋17がハウジング本体15に開閉可能に設けられる代わりに、ハウジング本体15に着脱可能に設けられても構わない。また、水道水供給ポート19及び浄水排出ポート23がハウジング本体15に設けられる代わりに、ハウジング蓋17に設けられるようにしても構わない。
図3及び図4に示すように、ハウジング本体15内の下部には、カートリッジ支持部材29が設けられており、このカートリッジ支持部材29は、絶縁樹脂により構成されている。また、カートリッジ支持部材29には、カートリッジ3を下方向から液密的に嵌合支持可能な円形の支持凹部31が形成されており、この支持凹部31の底面には、カートリッジ3の下部パッキン7に圧接可能な環状の下部突起(図3及び図4において図示省略)が形成されている。更に、カートリッジ支持部材29の支持凹部31の底面の中央には、カートリッジ3の導入穴5へ水道水を供給するための供給穴33が形成されており、この供給穴33は、水道水供給ポート19に下部連絡ホース35を介して連通してある。
ハウジング本体15内におけるカートリッジ支持部材29に上下に離隔した位置には、 カートリッジ押圧部材37が丁番39等を介して上下方向へ揺動可能に設けられており、このカートリッジ押圧部材37の大部分は、絶縁樹脂により構成されている。また、カートリッジ押圧部材37には、カートリッジ3を上方向から液密的に押圧嵌合可能な円形の押圧凹部41が形成されており、この押圧凹部41の天井面には、カートリッジ3の上部パッキン11に圧接可能な環状の上部突起(図3及び図4において図示省略)が形成されている。更に、カートリッジ押圧部材37の押圧凹部41の天井面には、カートリッジ3の導出穴9から導出した浄水を流通させるための流通凹部(流通室)43が形成されている。そして、カートリッジ押圧部材37の流通凹部43の天井面の中央(換言すれば、押圧凹部41の天井面の中央)には、カートリッジ3の導出穴9から導出した浄水を排出するための排出穴45が形成されており、この排出穴45は、浄水排出ポート23に上部連絡ホース47を介して連通してある。ここで、カートリッジ押圧部材37の流通凹部43の天井面は、排出穴45側に向かって縮径するようにテーパ形状を呈しており、カートリッジ押圧部材37の流通凹部43の内周面と天井面との境界は、R形状を呈してあって、換言すれば、カートリッジ押圧部材37の流通凹部43の内周面と天井面は、滑らかに繋がっている。
ハウジング本体15におけるカートリッジ押圧部材37の下側には、揺動部材49がブラケット51を介して垂直(鉛直)な軸心周りに開閉方向へ揺動可能に設けられている。また、揺動部材49の中央には、パチン錠53の一部を構成する台座55が設けられており、このパチン錠は、カートリッジ押圧部材37を揺動部材49側へ付勢してハウジング本体15に対して固定するものである。そして、パチン錠53は、台座55の他に、カートリッジ押圧部材37の正面の中央に設けられたフック57と、台座55に水平な軸心周りにロック方向(下方向)及びロック解除方向(上方向)へ揺動可能に設けられたロックレバー59と、このロックレバー59に水平な軸心周りに揺動可能に設けられかつフック57に係止可能な係止金61と、ロックレバー59と係止金61の間に設けられた一対のスプリング63とを備えている。
図1及び図3に示すように、カートリッジ押圧部材37には、一対(図3において1つのみ図示)の電極65が絶縁して設けられおり、各電極65の先端部は、カートリッジ押圧部材37の流通凹部43内に位置している。また、ハウジング本体15には、制御ボックス67が着脱可能に設けられており、制御ボックス67の表面には、リセット信号を出力するための操作ボタン69が設けられている。更に、制御ボックス67の表面における操作ボタン69に隣側には、カートリッジ3の交換が必要になったことを点滅によって報知する報知部としての報知ランプ71が設けられており、換言すれば、ハウジング13には、報知ランプ71が制御ボックス67を介して設けられている。
図3及び図5に示すように、制御ボックス67内には、コントローラ73が設けられており、このコントローラ73は、制御プログラム等を記憶するメモリと、制御プログラムの処理を実行するCPUとを備えてあって、コントローラ73には、一対の電極65、操作ボタン69、及び報知ランプ71が電気的に接続されている。そして、コントローラ73のCPUは、電流検出部75としての機能、電気抵抗演算部77としての機能、第1判定部79としての機能、計時部81としての機能、第2判定部83としての機能、及び報知制御部85としての機能を有しており、電流検出部75等の具体的な内容は、次のようになる。
電流検出部75は、一対の電極65間に流れる電流を検出するものであって、電気抵抗演算部77は、前記電流(電流検出部75によって検出された電流)に基づいて一対の電極65間における浄水の電気抵抗を演算するものであって、第1判定部79は、前記電気抵抗(電気抵抗演算部77によって演算された電気抵抗)がカートリッジ3を交換するための基準の電気抵抗以下であるか否かを判定するものである。また、計時部81は、カートリッジ3をハウジング13内にセットした後の経過時間、具体的には、操作ボタン69からリセット信号が入力された後の経過時間を計時するものであって、第2判定部83は、前記経過時間(計時部81によって計時された経過時間)がカートリッジ3を交換するための基準の交換時間を超えたか否かを判定するものである。そして、報知制御部85は、第1判定部79によって前記電気抵抗が基準の電気抵抗以下であると判定された場合、又は第2判定部83によって前記経過時間が基準の交換時間を超えたと判定された場合に、報知ランプ71による報知処理を実行するものである。
制御ボックス67の表面には、室内光等の外光によって発電するソーラーパネル87が設けられており、換言すれば、ハウジング13の表面には、ソーラーパネル87が制御ボックス67を介して設けられている。また、制御ボックス67の底側には、コントローラ73及び報知ランプ71等に電力を供給するバッテリー89が着脱可能に設けれており、このバッテリー89は、ソーラーパネル87によって発電された電力を蓄電するようになっている。
続いて、本発明の実施形態の作用及び効果について説明する。
水道水供給ポート19を水道蛇口に接続しかつ浄水排出ポート23をオートクレーブ装置のチャンバーに接続した状態で、水道蛇口を開いて、水道水供給ホース21、水道水供給ポート19、及び上部連絡ホース47を経由してカートリッジ支持部材29の供給穴33からカートリッジ3の導入穴5へ水道水を供給することにより、カートリッジ3の底部側から頂部側にかけてカートリッジ3の内部に水道水を流通させる。これにより、オートクレーブ滅菌に適した浄水を生成することができると共に、カートリッジ押圧部材37の流通凹部43、カートリッジ押圧部材37の排出穴45、上部連絡ホース47、浄水排出ポート23、及び浄水供給ホース25を経由して浄水をオートクレーブ装置のチャンバーへ供給することができる(カートリッジ式の浄水器1の浄水生成に関する作用)。
カートリッジ式の浄水器1による浄水生成中、電流検出部75によって前記電流(一対の電極65間に流れる電流)を検出し、電気抵抗演算部77によって前記電流に基づいて前記電気抵抗(一対の電極65間における浄水の電気抵抗)を演算し、第1判定部79によって前記電気抵抗が前記基準の電気抵抗以下であるか否かを判定する。これにより、生成される浄水の水質、換言すれば、カートリッジ3の劣化度合いを監視することができる。ここで、カートリッジ押圧部材37の流通凹部43の天井面が排出穴45側に向かって縮径するようにテーパ形状を呈してあって、カートリッジ押圧部材37の流通凹部43の内周面と天井面が滑らかに繋がっているため、カートリッジ押圧部材37の流通凹部43内の浄水中に気泡が発生することがを抑えることができ、電流検出部75による検出精度を十分に確保することができる。
一方、操作ボタン69からリセット信号が入力された後、計時部81によって前記経過時間(操作ボタン69からリセット信号が入力された後の経過時間)を計時し、第2判定部83によって前記経過時間が前記基準の交換時間を超えたか否かを判定する。
そして、第1判定部79によって前記電気抵抗が基準の電気抵抗以下であると判定された場合、又は第2判定部83によって前記経過時間が基準の交換時間を超えたと判定された場合に、報知制御部85によって報知ランプ71による報知処理を実行する。これにより、使用者はカートリッジ3の交換が必要になったことを知ることができる(カートリッジ式の浄水器1のカートリッジ3の交換判定に関する作用)。
カートリッジ式の浄水器1のカートリッジ3の交換は、次のように行う。
水道蛇口を閉じた状態で、ハウジング蓋17を開いて、パチン錠53による固定状態を解除する。次に、カートリッジ押圧部材37を上方向へ揺動させることにより、使用済みのカートリッジ3の頂部側(上部)とカートリッジ押圧部材37の押圧凹部41との嵌合状態を解除する。また、揺動部材49を開方向へ揺動させて、使用済みのカートリッジ3に対して離反させる。そして、使用済みのカートリッジ3をカートリッジ支持部材29に対して相対的に上方向へ移動させることにより、使用済みのカートリッジ3の底部側(下部)とカートリッジ支持部材29の支持凹部31との嵌合状態を解除する。これにより、使用済みのカートリッジ3をハウジング本体15内から取出すことができる。
使用済みのカートリッジ3をハウジング本体15内から取出した後に、未使用のカートリッジ3をカートリッジ支持部材29に対して相対的に下方向へ移動させることにより、未使用のカートリッジ3の底部側をカートリッジ支持部材29の支持凹部31に嵌合させる。次に、カートリッジ押圧部材37を下方向へ揺動させることにより、カートリッジ押圧部材37の押圧凹部41を未使用のカートリッジ3の頂部側に嵌合させる。更に、揺動部材49を閉方向へ揺動させて、未使用のカートリッジ3に対して接近させる。そして、パチン錠53によってカートリッジ押圧部材37を揺動部材49側へ付勢してハウジング本体15に対して固定する。これにより、未使用のカートリッジ3をハウジング本体15内にセット(装着)することができる。なお、未使用のカートリッジ3をハウジング本体15内にセットした後に、ハウジング蓋17を閉じておく。
つまり、カートリッジ支持部材29にカートリッジ3を下方向から液密的に嵌合支持可能な支持凹部31が形成され、カートリッジ押圧部材37にカートリッジ3を上方向から液密的に押圧嵌合可能な押圧凹部41が形成され、ハウジング本体15におけるカートリッジ押圧部材37の下側に揺動部材49が垂直な軸心周りに開閉方向へ揺動可能に設けられているため、使用済みのカートリッジ3をハウジング本体15内から取出したり、未使用のカートリッジ3をハウジング本体15内にセットしたりする作業を、パチン錠53を用いて簡単に行うことができる(カートリッジ式の浄水器1のカートリッジ3の交換に関する作用)。
従って、本発明の実施形態によれば、前記使用済みのカートリッジ3をハウジング本体15内から取出したり、未使用のカートリッジ3をハウジング本体15内にセットしたりする作業を、パチン錠53を用いて簡単に行うことができるため、カートリッジ3の交換に要する時間を大幅に短縮して、カートリッジ式の浄水器1の取扱性を十分に向上させることができる。
また、第2判定部83によって前記経過時間が基準の交換時間を超えたと判定された場合の他に、第1判定部79によって前記電気抵抗が基準の電気抵抗以下であると判定された場合に、報知制御部85によって報知ランプ71による報知処理を実行するため、報知ランプ71の報知に基づいてカートリッジ3の交換を適切に行うことによって浄水の水質を高品質に保つことができる。
1 カートリッジ式の浄水器
3 カートリッジ
5 導入穴
9 導出穴
13 ハウジング
15 ハウジング本体
17 ハウジング蓋
19 水道水供給ポート
23 浄水排出ポート
29 カートリッジ支持部材
31 支持凹部
33 供給穴
37 カートリッジ押圧部材
41 押圧凹部
43 流通凹部
45 排出穴
49 揺動部材
53 パチン錠
65 電極
67 制御ボックス
69 操作ボタン
71 報知ランプ
73 コントローラ
75 電流検出部
77 電気抵抗演算部
79 第1判定部
81 計時部
83 第2判定部
85 報知制御部
87 ソーラーパネル
89 バッテリー

Claims (5)

  1. イオン交換樹脂を内包したカートリッジの底部側から頂部側にかけてカートリッジの内部に原水を流通させることにより、浄水を生成するカートリッジ式の浄水器において、
    ハウジング本体、及び前記ハウジング本体に開閉可能又は着脱可能に設けられたハウジング蓋を備え、前記ハウジング本体又は前記ハウジング蓋に原水供給源に接続可能であってかつ前記ハウジング本体の外側から原水を供給するための原水供給ポートが設けられ、前記ハウジング本体又は前記ハウジング蓋に前記ハウジング本体の外側へ浄水を排出するための浄水排出ポートが設けられたハウジングと、
    前記ハウジング本体内に設けられ、カートリッジを下方向から液密的に嵌合支持可能な支持凹部が形成され、前記支持凹部の底面にカートリッジの底部側へ原水を供給するための供給穴が形成され、前記供給穴が前記原水供給ポートに連通したカートリッジ支持部材と、
    前記ハウジング本体内における前記カートリッジ支持部材に上下に離隔した位置に上下方向へ移動可能に設けられ、カートリッジを上方向から液密的に押圧嵌合可能な押圧凹部が形成され、前記押圧凹部の天井面にカートリッジの頂部側から導出した浄水を排出するための排出穴が形成され、前記排出穴が前記浄水排出ポートに連通したカートリッジ押圧部材と、
    前記ハウジング本体における前記カートリッジ押圧部材の下側に垂直な軸心周りに開閉方向へ揺動可能に設けられた揺動部材と、
    前記カートリッジ押圧部材を前記揺動部材側へ付勢して前記ハウジング本体に対して固定するパチン錠と、を具備したことを特徴とするカートリッジ式の浄水器。
  2. 前記カートリッジ押圧部材の前記押圧凹部の天井面にカートリッジの頂部側から導出した浄水を流通させるための流通凹部が形成され、前記排出穴が前記流通凹部の天井面に形成されてあって、
    前記カートリッジ押圧部材に絶縁して設けられ、先端部が前記カートリッジ押圧部材の前記流通凹部内に位置する一対の電極と、
    カートリッジの交換が必要になったことを報知する報知部と、
    一対の電極間に流れる電流を検出する電流検出部と、
    前記電流に基づいて一対の前記電極間における浄水の電気抵抗を演算する電気抵抗演算部と、
    前記電気抵抗がカートリッジを交換するための基準の電気抵抗以下であるか否かを判定する第1判定部と、
    カートリッジを前記ハウジング本体内にセットした後の経過時間を計時する計時部と、
    前記経過時間がカートリッジを交換するための基準の交換時間を超えたか否かを判定する第2判定部と、
    前記第1判定部によって前記電気抵抗が前記基準の電気抵抗以下であると判定された場合、又は前記第2判定部によって前記経過時間が前記基準の交換時間を超えたと判定された場合に、前記報知部による報知処理を実行する報知制御部と、を具備したことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ式の浄水器。
  3. 前記排出穴が前記流通凹部の天井面の中央に形成され、前記カートリッジ押圧部材の前記流通凹部の天井面が前記排出穴側に向かって縮径するようにテーパ形状を呈してあって、前記カートリッジ押圧部材の前記流通凹部の内周面が天井面に滑らかに繋がっていることを特徴とする請求項2に記載のカートリッジ式の浄水器。
  4. 前記ハウジングの表面に設けられ、外光によって発電するソーラーパネルと、
    前記ソーラーパネルによって発電された電力を蓄電するバッテリーと、を具備したことを特徴とする請求項2に記載のカートリッジ式の浄水器。
  5. 前記浄水排出ポートは、オートクレーブ装置のチャンバーに接続可能になっていることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれかの請求項に記載のカートリッジ式の浄水器。
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