JP3158564U - 電解水を生成するポット型浄水器 - Google Patents
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Abstract
【課題】水道水を電解してアルカリ性水を生成し、水質を浄化する電解水を生成するポット型浄水器を提供する。【解決手段】電解水を生成するポット型浄水器の給水ケース3は、ポット1の中に配置され、給水ケース3の底側に設けられた排水孔の底部には、電解ユニット4が取り付けられている。電解ユニット4の底部には、フィルタ芯5が取り付けられている。ポット1には、電子制御ユニット7と接続された蓄電装置6が配置されている。電子制御ユニット7は、電解ユニット4と接続されている。【選択図】図1
Description
本考案は、電解水を生成するポット型浄水器に関し、特に、水道水を電解してアルカリ性水を生成し、水質を浄化する電解水を生成するポット型浄水器に関する。
アルカリ性の電解水は、体内の酸性毒を中和し、人体内のラジカルを有効に除去すると、電解された水の中にあるカルシウム、カリウム、マグネシウム、ナトリウムなどのプラスイオンがカソード電極により吸着され、水酸化イオンが増えてアルカリ性となる。そのため、電解水を飲んだ後、人体により吸収され、人体中のラジカルが減ると、酸性体質を改善し、重い病気にかかることを防ぐことができる。
そのため、何時でも何処でも手軽に飲用することができる電解水を生成するポット型浄水器が求められていた。
本考案の目的は、水道水を電解してアルカリ性水を生成し、水質を浄化する電解水を生成するポット型浄水器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の第1の形態によれば、給水ケースは、ポットの中に配置され、前記給水ケースの底側に設けられた排水孔の底部には、電解ユニットが取り付けられ、前記電解ユニットの底部には、フィルタ芯が取り付けられ、前記ポットには、電子制御ユニットと接続された蓄電装置が配置され、前記電子制御ユニットは、前記電解ユニットと接続されていることを特徴とする電解水を生成するポット型浄水器が提供される。
また、前記電解ユニットには、電解槽が設けられ、前記電解槽の中には、2つの電極リングが取り付けられ、前記電解槽には、酸性水の排水管及びアルカリ性水の排水管がそれぞれ設けられていることが好ましい。
本考案の第2の形態によれば、給水ケースは、ポットの中に配置され、前記給水ケースの底側に設けられた排水孔の底部には、フィルタ芯が取り付けられ、前記フィルタ芯の底部には、電解ユニットが取り付けられ、前記ポットには、電子制御ユニットと接続された蓄電装置が配置され、前記電子制御ユニットは、前記電解ユニットと接続されていることを特徴とする電解水を生成するポット型浄水器が提供される。
本考案の電解水を生成するポット型浄水器は、水道水を電解してアルカリ性水を生成し、水質を浄化することができる。
まず、図1及び図2を参照する。図1及び図2に示すように、本考案の一実施形態による電解水を生成するポット型浄水器は、ポット1、カバー2、給水ケース3、電解ユニット4、フィルタ芯5、蓄電装置6及び電子制御ユニット7を含む。
ポット1は、ハンドル11及び注ぎ口12を有し、側部に取り外し可能な酸性水の受けカップ13が設けられている。
カバー2は、ポット1を覆うように配置されている。
給水ケース3は、水道水エリア及び浄水エリアに分けられたポット1の中に配置され、上から下方向にかけて小さくなるように形成された給水緩衝領域31の底部には、不純物を取り除くために用いるフィルタが設けられた排水孔32が形成されている。
電解ユニット4は、排水孔32の底部に取り付けられ、電解槽41を有する。電解槽41の中には、パラジウム金属が蒸着されたチタン管からなる内側及び外側にそれぞれ設けられた電極リング42が配置されている。電極リング42は、0.5mmの間隔で内側及び外側に配置されている。この電解槽41は、酸性水の受けカップ13に連通した酸性水の排出管43と、フィルタ芯5と連通したアルカリ性水の排水管44とがそれぞれ設けられている。
フィルタ芯5は、電解ユニット4の底部に取り付けられ、上から下方向にかけて金属製フィルタ、顆粒活性炭51、金属製フィルタ及び臭素含有殺菌カートリッジ52(又は中空糸膜)が順次配置されている。
蓄電装置6は、ポットに取り付けられ、電気的に接続された蓄電電極、蓄電回路及び蓄電池を含む。蓄電回路は、電子制御ユニットの制御回路と電気的に接続されている。
電子制御ユニット7は、ポット1上に取り付けられ、清水及びアルカリ性水のスイッチに接続された制御回路を含む。制御回路は、電解ユニット4の内側及び外側の2つの電極リング42と電気的に接続されている。
図2及び図3を参照する。図2及び図3に示すように、実際に使用する際、電子制御ユニット7のアルカリ性水のスイッチを押圧すると、電解ユニット4の内側及び外側の2つの電極リング42により正電気及び負電気が生成される。この際、電子制御ユニット7により、電解ユニット4の2つの電極リング42が出力する電圧出力(約3〜12V)を制御し、2つの電極リング42により水中の電気伝導率(EC:Electrical Conductivity)を測定してから、電圧出力の大きさを決定する。ここで、必要な出力電圧は、水道水の電気伝導率が高いほど低い。
続いて、カバー2を開いて、給水ケース3の中へ入れた清水は、給水緩衝領域31の底部に設けた排水孔32から、下方に設けたフィルタにゆっくりと流入し、水中の不純物の初期濾過を行う。
続いて、フィルタを通ることにより、大きな粒子が濾過された水道水は、下方に配置された電解ユニット4の箇所に導流し、正電気及び負電気の内側及び外側の2つの電極リング42は、以下のように水道水を電解する。
2H2O→4H++O2+4e-(アノード電極/酸性水)
2H2O+2e-→2OH-+H2(カソード電極/アルカリ性水)
2H2O+2e-→2OH-+H2(カソード電極/アルカリ性水)
水道水を電解した後、電極リング42の表面をそれぞれ流れる酸性水及び酸素と、電極リング42の表面を流れるアルカリ性水及び水素とが生成され、酸とアルカリとが分離された酸性水は、電解槽41と連通した酸性水の排出管43により、酸性水の受けカップ13の中に流入する。アルカリ性水は、アルカリ性水の排水管44によりフィルタ芯5に流入する。酸性水とアルカリ性水との排出量は、本実施形態では1:5又は1:7に調整されている。
続いて、アルカリ性水は、フィルタ芯5の中に設けた金属製フィルタ、顆粒活性炭51及び臭素含有殺菌カートリッジ52(又は中空糸膜)により、アルカリ性水の中にある不純物、塩素、重金属、有機汚染物、異味、細菌などを濾過して浄化した後、ポット1の中に流入する。
その後、図4及び図5に示すように、濾過されたアルカリ性水を利用する際は、ポット1が有するハンドル11を握持して傾け、ポット1の中にあるアルカリ性水を注ぎ口12から注ぎ出し、直接飲用したり、沸騰して利用したりすることができる。また、酸性水の受けカップ13に排出された酸性水は、清掃、洗浄、殺菌に用いたり、希釈して美容用ローションとして用いたりしてもよい。
蓄電装置6の蓄電池は、電源を使い終わって充電する場合、電源トランスと蓄電電極とを接続し、商用電源を電源トランスに通して交流電気を直流電気に変換し、蓄電池を充電することができる。そのため、外出の際に携帯し、自宅以外の場所でもアルカリ性のきれいな水を飲用することができる。
図6を参照する。図6に示すように、本考案の他の実施形態による電解水を生成するポット型浄水器は、電解ユニット4とフィルタ芯5との位置を交換して取り付け、給水ケース3の排水孔32の底側へ、電解ユニット4を底部に有するフィルタ芯5を取り付ける。水道水は、このフィルタ芯5により、不純物、塩素、重金属、有機汚染物、異味、細菌などを濾過してから電解を行う。これにより、電極リング42が汚れることを防ぐことができる上、電極リング42が汚れた場合でも、クエン酸水溶液で拭いてきれいにすることができる。これにより、電極リング42の使用寿命を延ばすことができる。
また、他の実施形態では、酸性水の受けカップ13をポット1の底部に取り付けてもよい。
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の実用新案登録請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
1 ポット
2 カバー
3 給水ケース
4 電解ユニット
5 フィルタ芯
6 蓄電装置
7 電子制御ユニット
11 ハンドル
12 注ぎ口
13 酸性水の受けカップ
31 給水緩衝領域
32 排水孔
41 電解槽
42 電極リング
43 酸性水の排出管
44 アルカリ性水の排水管
51 活性炭
52 殺菌カートリッジ
2 カバー
3 給水ケース
4 電解ユニット
5 フィルタ芯
6 蓄電装置
7 電子制御ユニット
11 ハンドル
12 注ぎ口
13 酸性水の受けカップ
31 給水緩衝領域
32 排水孔
41 電解槽
42 電極リング
43 酸性水の排出管
44 アルカリ性水の排水管
51 活性炭
52 殺菌カートリッジ
Claims (3)
- 給水ケースは、ポットの中に配置され、
前記給水ケースの底側に設けられた排水孔の底部には、電解ユニットが取り付けられ、
前記電解ユニットの底部には、フィルタ芯が取り付けられ、
前記ポットには、電子制御ユニットと接続された蓄電装置が配置され、
前記電子制御ユニットは、前記電解ユニットと接続されていることを特徴とする電解水を生成するポット型浄水器。 - 前記電解ユニットには、電解槽が設けられ、
前記電解槽の中には、2つの電極リングが取り付けられ、
前記電解槽には、酸性水の排水管及びアルカリ性水の排水管がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電解水を生成するポット型浄水器。 - 給水ケースは、ポットの中に配置され、
前記給水ケースの底側に設けられた排水孔の底部には、フィルタ芯が取り付けられ、
前記フィルタ芯の底部には、電解ユニットが取り付けられ、
前記ポットには、電子制御ユニットと接続された蓄電装置が配置され、
前記電子制御ユニットは、前記電解ユニットと接続されていることを特徴とする電解水を生成するポット型浄水器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010000382U JP3158564U (ja) | 2010-01-25 | 2010-01-25 | 電解水を生成するポット型浄水器 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010000382U JP3158564U (ja) | 2010-01-25 | 2010-01-25 | 電解水を生成するポット型浄水器 |
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JP3158564U true JP3158564U (ja) | 2010-04-08 |
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JP2010000382U Expired - Fee Related JP3158564U (ja) | 2010-01-25 | 2010-01-25 | 電解水を生成するポット型浄水器 |
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JP (1) | JP3158564U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114835200A (zh) * | 2022-03-17 | 2022-08-02 | 广东卡沃罗氢科技有限公司 | 一种便携式富氢水饮水壶 |
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2010
- 2010-01-25 JP JP2010000382U patent/JP3158564U/ja not_active Expired - Fee Related
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