JP5921356B2 - 水力発電システム - Google Patents

水力発電システム Download PDF

Info

Publication number
JP5921356B2
JP5921356B2 JP2012138854A JP2012138854A JP5921356B2 JP 5921356 B2 JP5921356 B2 JP 5921356B2 JP 2012138854 A JP2012138854 A JP 2012138854A JP 2012138854 A JP2012138854 A JP 2012138854A JP 5921356 B2 JP5921356 B2 JP 5921356B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
generator
power generation
generation system
hydroelectric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012138854A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014003848A (ja
Inventor
相森 冨男
冨男 相森
瀬崎 忠
忠 瀬崎
渡邊 美信
美信 渡邊
Original Assignee
株式会社中山鉄工所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社中山鉄工所 filed Critical 株式会社中山鉄工所
Priority to JP2012138854A priority Critical patent/JP5921356B2/ja
Publication of JP2014003848A publication Critical patent/JP2014003848A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5921356B2 publication Critical patent/JP5921356B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、電力系統から独立して発電及び給電が可能な水力発電システムに関する。
近年、環境問題や原子力発電所の安全性の問題などにより、安全性の高い分散型の発電が普及し始めている。中でも、水力発電、太陽光発電、風力発電といった自然エネルギーを利用した発電システムの研究開発が進んでおり、特に小規模な水力発電システム(マイクロ水力発電システム)の実用化の拡大が強く望まれている。
現在、実用化されているマイクロ水力発電システムのほとんどは、電力系統と連携しており、水力により発生した電力を負荷に対して給電しつつ、余剰電力を電力会社に売電するシステムとなっている。しかしながら、災害などで電力系統が使用できなくなった場合に、電力系統から独立してマイクロ水力発電システムを機能させようとすると様々な問題が生じる。
まず第1に、水力による発電は流水量、流水速度、河川の形状、落ち葉等のゴミ、季節、気温、天気等の影響をうけるため電圧や周波数が安定せず、特に始動時には突入電流などにより回路や装置の故障を招いてしまう。
次に、システムに接続している負荷が小さく余剰電力が発生するような場合に、その余剰電力を抵抗などの発熱体により熱エネルギーに変換して消費しなければ、電圧が上がりすぎて装置の故障を招いてしまう。
次に、効率よく発電するために複数の水車及び発電機を利用したり、2軸の水車を利用することが考えられるが、各水車や発電機に対応する装置や部品を複数備え付ける必要があり、システムの構成が複雑化してしまう。また、異なる条件で発生した複数の交流電力を1つのシステムで合算する場合に複雑な処理が必要となってしまう。
上記の問題に関連し、発電システムについて特許文献1、2に示す技術が開示されている。特許文献1に示す技術は、発電システムにおいて、動力源と直結して設けられる発電機と、発電機の回転数を検出するための回転数検出装置と、回転数検出装置における回転数の検出に基づき発生する信号により、出力電圧を制御され、補助電力消費装置の消費電力の大きさを制御するための補助電力制御回路と、補助電力制御回路における出力電圧の制御によって消費電力を制御され、発電システムにおいて余分となる電力を消費させるための補助電力消費装置とを設けるものである。
特許文献2に示す技術は、水車が回転することにより発電を行う発電機と、複数の端子を具備し、接続する端子に応じて抵抗値が定まる温水ヒータと、発電機と、温水ヒータの端子とを接続可能なSSRと、発電機とユーザ負荷とを接続可能なSSRと、SSRを制御するコントローラとを備え、コントローラは、SSRに対し、発電機とユーザ負荷との接続を指示した後、発電機の電圧値が下限値以上であれば、発電機を定格回転数で回転させる抵抗値を求め、SSRに対し、発電機と、前記求めた抵抗値に基づき決定した抵抗値となる温水ヒータの端子との接続を指示するものである。
また、水力発電システムに関する技術ではないが、突入電流を防止する技術として特許文献3に示す技術が開示されている。特許文献3には、電力消費機器に電力を供給する燃料電池を備える燃料電池システムにおいて、前記燃料電池の端子間に過電流が流れることを防止する突入電流防止手段を備え、突入電流防止手段は、抵抗値が異なる複数の抵抗と、前記複数の抵抗を切り替えることが可能な抵抗切替手段とを備えることが開示されている。
特開2003−264994号公報 特開2011−130623号公報 特開2006−73501号公報
しかしながら、特許文献1に示す技術は、発電機の回転数に応じて出力を調整するような制御を行うため、構成が複雑になり処理が煩雑化してしまう。また、余分となる電力を消費させるために補助電力消費装置として抵抗器、電灯等の電気抵抗体を備えるため、システムが拡張されると共にコストが掛かってしまうという課題を有する。
特許文献2に示す技術は、発電機で発電した電力を、整流回路、コンバータ、インバータ、SSR、センサを介してユーザ負荷、及び、整流回路、SSRを介して温水ヒータに電力を供給するものであり、すなわち、ユーザ負荷で余った電力が温水ヒータに供給される構成となっている。つまり、余剰電力を発熱体により熱エネルギーに変換して消費しているため、システムの構成が複雑になり、システムが大規模化してしまうという課題を有する。また、集合型マイクロ発電システムの構成が開示されており、全体の管理は中央制御装置が一元管理する構成であるものの、各発電システムは個別の構成となっており、全体として大規模な集合型マイクロ発電システムになってしまっている。
特許文献3に示す技術は、車両、船舶、ポータブル電源、家庭用発電機などで用いられる燃料電池システムに関するものであり、マイクロ水力発電システムにおける発電機のように交流電流の突入を防止する技術にそのまま適用することは不可能である。また、車両、船舶、ポータブル電源、家庭用発電機などは、ある程度安定した管理下での動作であるのに対して、マイクロ水力発電のように自然エネルギーを利用する場合は、動作環境が刻一刻と変化するためより厳密に動作管理を行う必要がある。
本発明は、独立型の水力発電システムにおいて、発電機の発電状態に応じてシステム内の装置の始動を安全に行うと共に、余剰電力を必要最小限の構成で安全に消費することができる水力発電システムを提供する。
本発明に係る水力発電システムは、電力系統から独立して発電及び給電が可能な水力発電システムであって、水流によって回転する水車と、前記水車に連携し当該水車の回転により発電を行う発電機と、前記発電機で発生した交流電力を直流電力に変換するAC/DC変換手段を少なくとも有する電力制御装置と、前記発電機と前記電力制御装置との間に配設され、接点のON/OFF制御にしたがって前記発電機及び前記電力制御装置と電気的に接続される抵抗器と、前記水力発電システム全体を管理して制御するシステム制御装置とを備え、前記システム制御装置が、前記水車の回転に関する回転情報を受信し、当該受信した回転情報が所定の条件を満たす場合に、前記接点を投入して前記発電機及び前記電力制御装置が前記抵抗器を介して接続されるように制御し、前記回転情報が前記所定の条件を満たさない場合に、前記接点を開放して前記発電機及び前記電力制御装置が前記抵抗器を介さずに接続されるように制御するものである。
このように、本発明に係る水力発電システムは、電力系統から独立しており、始動時にシステム制御装置が、水車の回転情報を受信し、当該受信した回転情報が所定の条件を満たす場合に、発電機及び電力制御装置が抵抗器を介して接続されるように制御し、回転情報が所定の条件を満たさない場合に、発電機及び電力制御装置が抵抗器を介さずに接続されるように制御するため、電圧や周波数が安定しない発電であっても、抵抗器により突入電流をなくして機器の故障を防止することができるという効果を奏する。
本発明に係る水力発電システムは、前記抵抗器が直列に接続された複数の抵抗からなり、投入される接点に応じて前記抵抗器全体の抵抗値が可変するように前記複数の抵抗ごとに対応する複数の接点を有しており、前記システム制御装置が、前記回転情報が前記所定の条件を満たす場合に、前記回転情報に応じて前記複数の接点のうちいずれの接点を投入するかを選択し、当該選択された接点を投入するものである。
このように、本発明に係る水力発電システムは、抵抗器が直列に接続された複数の抵抗からなり、投入される接点に応じて抵抗器全体の抵抗値が可変するように複数の抵抗ごとに対応する複数の接点を有しており、水車の回転情報が所定の条件を満たす場合に、回転情報に応じて複数の接点のうちいずれの接点を投入するかを選択するため、回転情報に応じて起動する電力制御装置に適した抵抗値で起動処理を実行することができるため、電力制御装置の故障をなくして安全に管理することができるという効果を奏する。
本発明に係る水力発電システムは、前記水車、前記発電機、並びに、当該水車及び当該発電機に連携する前記電力制御装置をそれぞれ複数台備え、当該電力制御装置が、当該発電機で発生した交流電力を直流電力に変換するAC/DC変換手段を有しており、それぞれの前記発電機で発生した交流電力が、前記AC/DC変換により直流電力に変換されてから合算されるものである。
このように、本発明に係る水力発電システムは、水車、発電機、並びに、水車及び発電機に連携する電力制御装置をそれぞれ複数台備え、各発電機で発生した交流電力が直流電力に変換されてから合算されるため、発電機ごとに電圧値や周波数を細かく調整する必要がなく、複数の発電機で発生した電力を容易に合算することができるという効果を奏する。
本発明に係る水力発電システムは、複数の前記水車、前記発電機及び前記電力制御装置ごとに共通の一の前記抵抗器を有しており、前記システム制御装置が、それぞれの前記電力制御装置ごとに、連携している前記水車及び前記発電機、並びに、必要に応じて前記抵抗器を用いて順次起動処理を行うように制御するものである。
このように、本発明に係る水力発電システムは、複数の水車、発電機及び電力制御装置ごとに共通の一の抵抗器を有しており、それぞれの電力制御装置ごとに、連携している水車及び発電機、並びに、必要に応じて抵抗器を用いて順次起動処理を行うため、抵抗器を電力制御装置ごとに設ける必要がなくシステムの構成を簡素化すると共に、コストを下げることができるという効果を奏する。
本発明に係る水力発電システムは、一の前記水車及び前記発電機で発生した電力を用いて、他の前記水車及び前記発電機に連携している前記電力制御装置を起動するものである。
このように、本発明に係る水力発電システムは、一の水車及び発電機で発生した電力を用いて、他の水車及び発電機に連携している電力制御装置を起動するため、複数ある発電機のうち1つでも動作していれば他の装置を起動することができ、システムを自動化して様々な環境に柔軟に対応することが可能になるという効果を奏する。
本発明に係る水力発電システムは、前記電力制御装置が、連携している前記発電機をモータとして運転させる発電機運転制御手段を有しており、前記システム制御装置が、それぞれの前記発電機の発電量と、前記水力発電システムに接続されている負荷で消費される電力量との比較結果に基づいて、任意の前記発電機をモータとして運転させるように連携している前記電力制御装置に指示情報を送信し、送信された指示情報に基づいて前記発電機運転制御手段が前記発電機をモータとして運転させるものである。
このように、本発明に係る水力発電システムは、電力制御装置が、連携している発電機をモータとして運転させる発電機運転制御手段を有しており、それぞれの発電機の発電量と、水力発電システムに接続されている負荷で消費される電力量との比較結果に基づいて、任意の発電機をモータとして運転させるため、負荷の消費電力に対して発電量が多い場合であっても、発熱体や抵抗体を別途備えることなく電力の消費のバランスを保って安定化することができ、装置の故障を防止することができるという効果を奏する。
本発明に係る水力発電システムは、電力系統から独立して発電及び給電が可能な水力発電システムであって、水流によって回転する複数の水車と、それぞれの前記水車に連携し、当該水車の回転により発電を行う複数の発電機と、前記各水車及び発電機に連携し、当該連携している発電機をモータとして運転させる発電機運転制御手段を備える電力制御装置と、前記水力発電システム全体を管理して制御するシステム制御装置とを備え、前記システム制御装置が、それぞれの前記発電機の発電量と、前記水力発電システムに接続されている負荷で消費される電力量との比較結果に基づいて、任意の前記発電機をモータとして運転するように連携している前記電力制御装置に指示情報を送信し、送信された指示情報に基づいて前記発電機運転制御手段が前記発電機をモータとして運転させるものである。
このように、本発明に係る水力発電システムは、電力制御装置が、発電機の発電量と水力発電システムに接続されている負荷で消費される電力量との比較結果に基づいて、任意の発電機をモータとして運転させるため、負荷の消費電力に対して発電量が多い場合であっても、発熱体や抵抗体を別途備えることなく電力の消費のバランスを保って安定化することができ、装置の故障を防止することができるという効果を奏する。
本発明に係る水力発電システムは、前記発電機運転制御手段が、前記発電機をモータとして運転させる場合に、当該モータの回転数を他の発電機の回転数に応じて調整するものである。
このように、本発明に係る水力発電システムは、発電機をモータとして運転させる場合に、当該モータの回転数を他の発電機の回転数に応じて調整するため、例えば、2軸で2つの水車を近接させて回転させるような場合に、一方の水車の回転数を調整することで、両方の回転数を合わせてバランスを取ることができる。そうすることで、必要以上に渦などを発生しなくなり、水流を安定させると共に発電を安定させることができるという効果を奏する。
第1の実施形態に係る水力発電システムの構成図である。 第1の実施形態に係る水力発電システムにおける抵抗器の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る水力発電システムにおけるシステム制御装置の機能ブロック図である。 第1の実施形態に係る水力発電システムにおける電力制御装置の機能ブロック図である。 第1の実施形態に係る水力発電システムの起動時の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る水力発電システムの第2の構成図である。 第2の実施形態に係る水力発電システムの構成図である。 第2の実施形態に係る水力発電システムにおけるシステム制御装置の機能ブロック図である。 第2の実施形態に係る水力発電システムにおける電力制御装置の機能ブロック図である。 第2の実施形態に係る水力発電システムの起動時の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を説明する。本発明は多くの異なる形態で実施可能である。また、本実施形態の全体を通して同じ要素には同じ符号を付けている。
(本発明の第1の実施形態)
本実施形態に係る水力発電システムについて、図1ないし図6を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る水力発電システムの構成図、図2は、本実施形態に係る水力発電システムにおける抵抗器の一例を示す図、図3は、本実施形態に係る水力発電システムにおけるシステム制御装置の機能ブロック図、図4は、本実施形態に係る水力発電システムにおける電力制御装置の機能ブロック図、図5は、本実施形態に係る水力発電システムの起動時の動作を示すフローチャート、図6は、本実施形態に係る水力発電システムの第2の構成図である。
図1の水力発電システム1は電力系統から独立しており、相互に逆方向に回転する2つの(2軸の)水車2a,2bと、この各水車2a,2bに連動して水車の回転エネルギーを電力に変換する発電機3a,3bと、発電機3a,3bで発電した交流電力を直流電力に変換するAC/DC変換手段を有する電力制御装置4a,4bと、各電力制御装置4a,4bから出力される直流電力を負荷15に供給可能な態様の交流電力に変換するインバータ14と、水力発電システム1を構成する装置やスイッチの動作を通信により制御するシステム制御装置5と、このシステム制御装置5を操作するための操作パネル6と、システム制御装置5を起動するための電源となる蓄電池であるバッテリ7と、各電力制御装置4a,4bから出力される直流電力をバッテリ7に充電可能に変換するDC/DCコンバータ8と、余剰電力が発生した場合にそれを消費するための制動抵抗器9と、当該制動抵抗器9の動作を制御する制動ユニット10と、水力発電システム1の起動時に水車2a,2bの回転数を下げるための抵抗器11とを備える。
なお、水力発電システム1は、図1に示すように常時電力系統から独立して運用されてもよいし、通常時は電力系統と連携して余剰電力を売電し、災害時などに電力系統が使えなくなった場合にのみ電力系統から独立して運用されるようにしてもよい。
水力発電システム1は、まずDC12Vの蓄電池2個からなるDC24Vのバッテリ7を電源としてシステム制御装置5が起動される。システム制御装置5は、水車2a,2bから取得した回転数に応じてスイッチ16a,16b,17a,17bを制御することで、電力制御装置4a,4bの始動時における安全性を確保して電力を供給する。具体的には、回転数が所定の閾値以上である場合には、抵抗器11を介して電力制御装置4a,4bに電力が供給されるようにスイッチ16a,16b,17a,17bが制御される。水力発電システム1が運用状態になると、負荷15に対して発電機3a,3bで発生した電力が供給されると共に、負荷15の消費電力量に対して発電量が多くて余剰電力が発生する場合には、その余剰電力が制動抵抗器9で消費される。また、水力発電システム1の運用時にはバッテリ7への充電も行われる。
電力制御装置4a,4bは、始動する際に適切な電力の範囲が決まっており、その範囲外の電力が供給された場合は電力が小さすぎて起動できないか又は突入電流などにより故障してしまう。そこで、上述したように、突入電流による装置の故障を防止するために抵抗器11を利用する。すなわち、水車2a,2bの回転数が高く、始動時に電力制御装置4a,4bの故障が発生してしまうと判断される場合には、スイッチ16a,16b,17a,17bを制御することで抵抗器11により電力を下げた状態にして電力制御装置4a,4bを始動する。
水車2a,2bの回転数は環境により大きく変化しており、抵抗器11の抵抗値は水車2a,2bの回転数に応じて可変できるものであるのが望ましい。そこで、本実施形態においては、図2に示すように抵抗器11の抵抗値を可変にできる構成とする。図2は、抵抗器11の構成の一例であり、ここでは抵抗21が直列に連続して3段配設されている。抵抗21は、各段ごとにそれぞれスイッチに接続されておりいずれのスイッチを投入するかにより、接続される抵抗21の数が可変し抵抗値を変えることができる。図2の場合、(接点24に接続するスイッチを投入した場合)>(接点22に接続するスイッチを投入した場合)>(接点23に接続するスイッチを投入した場合)の順で抵抗値が小さくなる。
ここで、各装置の構成について説明する。図3は、システム制御装置5の機能ブロック図である。システム制御装置5は、水車やスイッチと通信するための通信I/F(例えば、PLC等)31と、水車のセンサから送信された回転数情報を受信する回転数受信部32と、受信した回転数が、電力制御装置4a,4bが始動する際の規定の電力量に応じて予め決まっている閾値を越えているかどうかを判定する回転数判定部33と、各電力制御装置4a,4bごとに始動の際の規定値等の情報が記憶されている装置情報記憶部37と受信した回転数とから、起動に適した抵抗値を算出する適正抵抗値算出部34と、抵抗値とスイッチとの関係が記憶されたスイッチ情報記憶部38を読み込んで、算出された適正な抵抗値に合うスイッチを選択するスイッチ選択部35と、選択されたスイッチを投入するように制御信号を発信するスイッチ投入部36とを備える。
図4は、電力制御装置4a,4bの機能ブロック図である。電力制御装置4a,4bは、発電機3a,3bで発生した交流電力を入力し、インバータ14に直流電力を出力する入出力部41と、入力された交流電力を直流電力に変換するAC/DC変換部42とを備える。始動時には、水車2a,2bの回転数が大きすぎると、過大な交流電圧が印加されてAC/DC変換部42の故障を誘発してしまう可能性があるため、上述したように、スイッチ16a,16b,17a,17bを制御して装置の安全性を確保する。
次に、水力発電システムの始動時の動作について説明する。図5は、水力発電システムの始動時の動作を示すフローチャートである。まず、バッテリ7を電源にしてシステム制御装置5の操作電源がONになり(S51)、続けてタッチパネル6がONとなり(S52)、タッチパネルを入力デバイスとする人手による操作が可能な状態となる。システム制御装置5の回転数受信部32は、水車2a,2bに取り付けられたセンサにより計測された回転数情報を受信し(S53)、回転数判定部33が回転数が予め設定されている閾値以上であるか否かを判定する(S54)。この閾値は、電力制御装置4a,4bや発電機3a,3bの仕様に応じて予め設定される値であり、電力制御装置4a,4bが故障しない範囲の上限値が設定される。
回転数が閾値以上である場合は、適正抵抗値算出部34が、装置情報記憶部37に記憶されている始動の際の規定値等の情報を読み出し、この規定値と回転数受信部32が受信した回転数との関係から適正な抵抗値を算出する(S55)。スイッチ選択部35は、スイッチ情報記憶部38に記憶されているスイッチと抵抗値との関係から、適正抵抗値算出部34で算出された抵抗値に合うスイッチ(図2の接点22,23,24に接続するスイッチのいずれか)を選択し(S56)、スイッチ投入部36が、選択されたスイッチを投入する(S57)。また、S54で回転数が閾値以上でない場合は、スイッチ選択部35が、抵抗器11に接続しないスイッチ(図1のスイッチ16a,16b)を選択し、スイッチ投入部36により選択されたスイッチが投入される。
スイッチが投入されると、電力制御装置4a,4bが始動して発電が開始される(S58)。システム制御装置5は、未始動の電力制御装置があるかどうかを判定し(S59)、未始動の電力制御装置がある場合は、S53に戻って始動動作を繰り返す。未始動の電力制御装置がない場合は、始動動作を終了する。
以上のような始動動作を行うことで、電力制御装置4a,4bが突入電流などの影響で故障してしまうことを防止して安全に水力発電システム1を始動することができる。
なお、図1に示した水力発電システム1は、2つの水車2a,2bが相互に逆方向に回転する2軸の水力発電システムを示したが、図6のように、2軸の発電機が複数配設されて形成される構成であってもよい。図6は、2軸の発電機が5機配設されており、それぞれの発電機には対応する電力制御装置が設置され、システム全体がシステム制御装置で管理されている。この場合、少なくとも何れか1機の発電機が発電していれば、その発電により他の電力制御装置を始動させることが可能となり、水力発電システムの自動運転化が可能となる。すなわち、図5のフローチャートにおいて、S51のバッテリにより起動処理を省略することが可能となる。また、各発電機の性能は統一されてもよいし、異なる性能であってもよく、負荷の消費電力に応じて運用する発電機が選択されるようにしてもよい。さらに、2軸の発電機が複数配設されるのではなく、1軸の発電機が複数配設されて形成される構成であってもよい。
(本発明の第2の実施形態)
本実施形態に係る水力発電システムについて、図7ないし図10を用いて説明する。図7は、本実施形態に係る水力発電システムの構成図、図8は、本実施形態に係る水力発電システムにおけるシステム制御装置の機能ブロック図、図9は、本実施形態に係る水力発電システムにおける電力制御装置の機能ブロック図、図10は、本実施形態に係る水力発電システムの起動時の動作を示すフローチャートである。
なお、本実施形態において前記第1の実施形態と重複する説明は省略する。
図7の水力発電システム1において、図1の場合と異なるのは制動ユニット10及び制動抵抗器9を有しておらず、電力制御装置4a,4bに、発電機3a,3bをモータとして運転させるための発電機運転制御部70a,70bを備えていることである。前記第1の実施形態では、発電機3a,3bで発電した電力が負荷15で消費しきれない場合に、余剰電力を制動抵抗器9により熱エネルギーに変換することで消費しているが、本実施形態においては、制動抵抗器9ではなく発電機3a,3bをモータとして回転させるためのエネルギーに変換して消費する。
図8は、システム制御装置の構成を示す。システム制御装置5は、水車2a,2bや電力制御装置4a,4bと通信するための通信I/F(例えば、PLC等)31と、発電機3a,3bのそれぞれの発電量を取得する発電量取得部81と、負荷が消費している消費電力量を取得する消費電力量取得部82と、発電量と消費電力量を比較して電力の供給量と消費量とが適正であるかどうかを判定する適正電力判定部83と、電力の供給量と消費量とが適正でない場合に、発電機3a,3bの発電量やモータとして起動した場合の消費電力に関する情報が記憶された発電機情報記憶部87を参照し、発電機3a,3bのいずれを停止させてモータとして起動したほうがよいかを計算して選択するモータ選択部84と、モータとして回転させる際の回転数を適正に調整する回転数調整部85と、調整された回転数に応じてモータとしての発電機3a、3bの運転の指示情報を電力制御装置4a,4bに送信する運転指示部86とを備える。
図9は、電力制御装置4a,4bの構成を示す。図4の場合と異なり、システム制御装置5と通信するための通信I/F(例えば、PLC等)と、システム制御装置5からの指示情報にしたがって発電機3a,3bをモータとして駆動する発電機運転制御部70a,70bとを備える。すなわち、発電機運転制御部70a,70bは、発電機3a,3bをモータとして駆動するドライバとして機能する。
次に、水力発電システムの余剰電力発生時の動作について説明する。まず、システム制御装置5が発電機3a,3bのそれぞれの発電量と負荷15の消費電力量を取得する(S11、S12)。適正電力判定部83が、発電量と消費電力量とのバランスが取れているかどうかを判定し(S13)、バランスが取れている場合は発電状態を継続する(S18)。発電量と消費電力量とのバランスの判定は、例えば余剰電力が所定の閾値を超えているかどうかで判定することができる。
発電量と消費電力量とのバランスが取れていない場合、すなわち余剰電力が多く発生している場合は、発電機3a,3bのいずれかの発電機を停止する(S14)。このとき、それぞれの発電機3a,3bの発電量と負荷の消費電力量との関係から、適切な発電機3a,3bが選択される。例えば、発電機3aの発電量が1kW、発電機3bの発電量が1.8kW、負荷の消費電力量が1.1kWのような場合は、発電量2.8kW(1kW+1.8kW)に対して消費電力量1.1kWと非常に多くの余剰電力が発生しているため、発電機3a,3bのいずれかをモータとして駆動する。このとき、発電機3bを停止させてしまうと発電量が1kWに対して消費電力量が1.1kWとなり負荷に十分な電力を供給できなくなってしまう。そこで、停止する発電機として発電機3aがモータ選択部84により選択される。運転指示部86は、選択された発電機3aに対応付けられている電力制御装置4aに対して発電機3aを停止する旨の信号を送信し、電力制御装置4aの発電機運転制御部70aが発電機3aの運転を停止する。
発電機3a,3bのいずれかを停止した状態で、適正電力判定部83が再び発電量と消費電力量とのバランスが取れているかどうかを判定し(S15)、バランスが取れている場合は発電状態を継続する(S18)。発電量と消費電力量とのバランスが取れていない場合は、停止された発電機3a,3bをモータとして駆動する際の適正な回転方向及び/又は回転数を回転数調整部85が演算する(S16)。
ここで、回転数の調整について説明する。回転数の調整は余剰電力量と発電機の駆動電力との関係に応じて適正に演算されてもよいし、停止していない方の発電機の回転数との関係で適正に演算されてもよい。すなわち、余剰電力量が非常に多い場合は、負荷が大きくなるように発電と逆方向の回転をさせることで消費電力量を多くし、さらに回転数を調整することで消費電力量を微調整することができる。逆に、余剰電力量が非常に小さい場合は、負荷がそれほど大きくならないように発電と同方向の回転をさせることで電力を消費し、回転数により微調整を行うことができる。
また、停止していない方の発電機の回転数になるべく近づくように調整されてもよい。例えば、L字型に曲がったような水流箇所においては、それぞれの発電機3a,3bの回転数に大きな差が生じ、不要な渦などが発生したり機器の寿命に差が出てしまう。すなわち、モータとして駆動する際の回転数を停止していない方の発電機の回転数になるべく近づくように調整することで、発電機3a,3b間の回転数の差が小さくなり、不要な渦の発生や危機の寿命の差を防止することが可能となる。
適正な回転数が得られると運転指示部86が、その回転数で発電機3a,3bをモータとして駆動させるように発電機3a,3bのそれぞれに対応する電力制御装置4a,4bに指示情報を送信し、指示情報を受信した電力制御装置4a,4bの発電機運転制御部70a,70bが発電機3a,3bをモータとして駆動する(S17)。その状態で発電状態が継続して(S18)、水力発電システムの余剰電力発生時の動作が終了する。
このような動作を行うことで、負荷の消費電力に対して発電量が多い場合であっても、発熱体や抵抗体を別途備えることなく電力の消費のバランスを保って安定化することができ、装置の故障を防止することができる。また、複数の水車を近接させて回転させるような場合に、一方の水車の回転数を調整することで、両方の回転数を合わせてバランスを取ることができ、必要以上に渦などを発生しなくなり、水流を安定させると共に発電を安定させることができる。なお、本実施形態に係る水力発電システムは、2軸の発電機が単体で構成されてた場合であっても、2軸の発電機が複数で構成された場合であっても適用可能である。
1 水力発電システム
2a,2b 水車
3a,3b 発電機
4a,4b 電力制御装置
5 システム制御装置
6 タッチパネル
7 バッテリ
8 DC/DCコンバータ
9 制動抵抗器
10 制動ユニット
11 抵抗器
14 インバータ
15 負荷
16a,16b,17a,17b スイッチ
21 抵抗
22〜24 接点
31 通信I/F
32 回転数受信部
33 回転数判定部
34 適正抵抗値算出部
35 スイッチ選択部
36 スイッチ投入部
37 装置情報記憶部
38 スイッチ情報記憶部
41 入出力部
42 AC/DC変換部
70a,70b 発電機運転制御部
81 発電量取得部
82 消費電力量取得部
83 適正電力判定部
84 モータ選択部
85 回転数調整部
86 運転指示部
87 発電機情報記憶部

Claims (7)

  1. 電力系統から独立して発電及び給電が可能な水力発電システムであって、
    水流によって回転する複数の水車と、
    それぞれの前記水車に連携し当該水車の回転により発電を行う複数の発電機と、
    前記各水車及び発電機に連携し、当該連携している発電機をモータとして運転させる発電機運転制御手段を備える電力制御装置と
    記水力発電システム全体を管理して制御するシステム制御装置とを備え、
    前記システム制御装置が、
    それぞれの前記発電機の発電量と、前記水力発電システムに接続されている負荷で消費される電力量との比較結果に基づいて、前記発電量に余剰が発生している場合に任意の前記発電機をモータとして運転するように連携している前記電力制御装置に指示情報を送信し、送信された指示情報に基づいて前記発電機運転制御手段が前記発電機をモータとして運転させて発生している余剰電力を消費することを特徴とする水力発電システム。
  2. 請求項1に記載の水力発電システムにおいて、
    前記発電機運転制御手段が、前記発電機をモータとして運転させる場合に、当該モータの回転数を他の発電機の回転数に応じて前記余剰電力が所定の閾値以下となるように調整することを特徴とする水力発電システム。
  3. 請求項1又は2に記載の水力発電システムにおいて、
    前記発電機と前記電力制御装置との間に配設され、接点のON/OFF制御にしたがって前記発電機及び前記電力制御装置と電気的に接続される抵抗器を備え、
    前記システム制御装置が、
    前記水車の回転に関する回転情報を受信し、当該受信した回転情報が所定の条件を満たす場合に、前記接点を投入して前記発電機及び前記電力制御装置が前記抵抗器を介して接続されるように制御し、前記回転情報が前記所定の条件を満たさない場合に、前記接点を開放して前記発電機及び前記電力制御装置が前記抵抗器を介さずに接続されるように制御することを特徴とする水力発電システム。
  4. 請求項3に記載の水力発電システムにおいて、
    前記抵抗器が直列に接続された複数の抵抗からなり、投入される接点に応じて前記抵抗器全体の抵抗値が可変するように前記複数の抵抗ごとに対応する複数の接点を有しており、
    前記システム制御装置が、
    前記回転情報が前記所定の条件を満たす場合に、前記回転情報に応じて前記複数の接点のうちいずれの接点を投入するかを選択し、当該選択された接点を投入することを特徴とする水力発電システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の水力発電システムにおいて、
    前記電力制御装置が、前記発電機で発生した交流電力を直流電力に変換するAC/DC変換手段を少なくとも有しており、それぞれの前記発電機で発生した交流電力が、前記AC/DC変換手段により直流電力に変換されてから合算されることを特徴とする水力発電システム。
  6. 請求項ないし5のいずれかに記載の水力発電システムにおいて、
    前記発電機と前記電力制御装置との間に配設され、接点のON/OFF制御にしたがって前記発電機及び前記電力制御装置と電気的に接続される抵抗器を備え、
    当該抵抗器が複数の前記水車、前記発電機及び前記電力制御装置に対して共通の一の抵抗器であり、
    前記システム制御装置が、それぞれの前記電力制御装置ごとに、連携している前記水車及び前記発電機、並びに、前記水車の回転情報が所定の条件を満たす場合には前記抵抗器を用いて順次起動処理を行うように制御することを特徴とする水力発電システム。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の水力発電システムにおいて、
    一の前記水車及び前記発電機で発生した電力を用いて、他の前記水車及び前記発電機に連携している前記電力制御装置を起動することを特徴とする水力発電システム。
JP2012138854A 2012-06-20 2012-06-20 水力発電システム Active JP5921356B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012138854A JP5921356B2 (ja) 2012-06-20 2012-06-20 水力発電システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012138854A JP5921356B2 (ja) 2012-06-20 2012-06-20 水力発電システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014003848A JP2014003848A (ja) 2014-01-09
JP5921356B2 true JP5921356B2 (ja) 2016-05-24

Family

ID=50036469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012138854A Active JP5921356B2 (ja) 2012-06-20 2012-06-20 水力発電システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5921356B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6578746B2 (ja) * 2015-06-01 2019-09-25 株式会社明電舎 水力発電システム
KR102180348B1 (ko) * 2018-12-21 2020-11-27 주식회사 스페이스디 이동형 수력 발전시스템 및 이것의 제어방법
JP7356880B2 (ja) 2019-11-25 2023-10-05 東洋電機製造株式会社 発電システム
JP7083564B1 (ja) * 2020-12-25 2022-06-13 三菱電機エンジニアリング株式会社 水力発電装置および水力発電システム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56129769A (en) * 1980-03-17 1981-10-12 Hitachi Ltd Speed governor of water wheel
JPH02164230A (ja) * 1988-12-16 1990-06-25 Tokyo Electric Power Co Inc:The 直流送電システム
JP3774838B2 (ja) * 1999-08-11 2006-05-17 株式会社日立製作所 同期発電電動機の電動機モード始動時の事故検出及び保護方法、及び同期発電電動装置
JP2003264994A (ja) * 2002-03-11 2003-09-19 Tamagawa Seiki Co Ltd 発電システム
JP5504408B2 (ja) * 2009-12-21 2014-05-28 地方独立行政法人鳥取県産業技術センター マイクロ水力発電システム、及びその制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014003848A (ja) 2014-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110998089B (zh) 在电网失电期间使用电力存储单元的风力涡轮机的操作
US6838781B2 (en) Control system for a cogeneration unit
US9172249B2 (en) Intelligent microgrid controller
EP2715904B1 (en) System and method for integrating and managing demand/response between alternative energy sources, grid power, and loads
US7394166B2 (en) Method, apparatus and computer program product for wind turbine start-up and operation without grid power
JP5198791B2 (ja) 風力発電システム及びその制御方法及びこれを用いた風力発電所
US20190203693A1 (en) Extended Reactive Power for Wind Farms
EP2479884B1 (en) Wind power generation device
JP5921356B2 (ja) 水力発電システム
JP2012112385A (ja) 風力タービンの電気装置を制御する方法およびシステム
JP4406866B2 (ja) 水素製造設備
KR101701293B1 (ko) 풍력발전기 및 풍력발전기의 lvrt 제어 방법
JP2000305633A (ja) 複数のインバータを有する電源システムの運転方法
WO2013121442A2 (en) A method and system for controlling a motor / multi-motor system
JP2007294443A (ja) 固体酸化物型燃料電池システム
JP6216066B2 (ja) 電力制御システムの制御方法、電力制御システム、及び電力制御装置
JP2016092850A (ja) 電力供給システムの制御方法、電力供給機器及び電力供給システム
JP6475945B2 (ja) 電力供給機器、電力供給方法、及び電力供給システム
JPWO2019058764A1 (ja) 水力発電系統連系システム
EP3410556B1 (en) Control method for protecting generators
JP6914789B2 (ja) 系統連系システム、それに用いる発電コントローラ、及びその運転方法
KR20100011594A (ko) 풍력 발전 시스템 및 풍력 발전 시스템의 제어를 위한 전원공급 방법
JP4629562B2 (ja) 発電装置
JP6208613B2 (ja) 発電システム
JP5927247B2 (ja) 水力発電システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140905

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150901

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151030

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5921356

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350