JP5919050B2 - 回転伝達装置、モータ及び回転伝達装置の製造方法 - Google Patents

回転伝達装置、モータ及び回転伝達装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、駆動軸と従動軸との2軸間を駆動連結する回転伝達装置、及び回転伝達装置を備えたモータ、及び回転伝達装置の製造方法に関するものである。
車両に搭載されるパワーウインド装置に用いられるモータとして、例えば、特許文献1にて示されるようなものがある。このモータは、回転軸を回転するモータ本体と、該回転軸とクラッチを介して駆動連結されるウォーム軸及びウォームホイールからなる減速機構を収容した減速部とを一体に組み付けて構成されている。
前記クラッチは、回転軸と連結する駆動側回転体と、ウォーム軸に一体に設けられる従動側回転体とを備えており、この駆動側回転体には、筒状のセンサマグネットが装着されている。そして、このセンサマグネットはその外周面にマグネット飛散防止を行うために樹脂材からなる駆動側回転体にインサート成形されている。そして、センサマグネットの近傍位置にはホール素子(検出センサ)が配設されており、該ホール素子は、回転軸(駆動側回転体)とともに回転するセンサマグネットの磁界変化を検出して、回転軸の回転数や回転速度等の回転情報を検出するための検出信号を出力する。
特開2005−160161号公報
ところで、上記のようなモータでは、センサマグネットの外周面と、ホール素子との間に樹脂材からなる駆動側回転体が介在することで、ホール素子とセンサマグネットの距離が離れることとなるため、センシング精度の低下の虞がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、回転位置センサのセンシング精度の向上を図ることができる回転伝達装置モータ及び回転伝達装置の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、駆動軸と一体回転可能に設けられる駆動側回転体と、従動軸と一体回転可能に設けられ前記駆動側回転体と駆動連結される従動側回転体とを備え、前記駆動軸及び前記従動軸の少なくとも一方の回転状態を検出すべくその検出対象に対応した前記回転体と一体回転可能に係合される筒状のセンサマグネットを備えた回転伝達装置であって、前記センサマグネットは、検出センサと対向しており、前記センサマグネットは、該センサマグネットが備えるマグネット側係合部に検出対象に対応した前記回転体側の回転体側係合部と嵌合されて一体回転可能とされ、前記マグネット側係合部は、前記センサマグネットの外周面から径方向内側に凹状をなす第1凹部と、該第1凹部と連通するとともに前記センサマグネットの軸方向端面から軸方向に凹状をなす第2凹部とを備え、前記回転体側係合部は、前記センサマグネットの外周面に沿って軸方向に延びる部分が前記マグネット側係合部に挿通された状態で前記第1凹部内において該センサマグネットと周方向に係合するとともに、該センサマグネットの軸方向他端側において該センサマグネットの軸方向他端面に沿って延びる部分が前記第2凹部内において該センサマグネットと軸方向に係合するように構成され、前記回転体側係合部は、前記第1凹部内において前記センサマグネットの外周端面よりも径方向内側に位置するとともに、前記第2凹部内において該センサマグネットの軸方向他端側端面よりも軸方向一端側に位置することをその要旨とする。
この発明では、マグネット側係合部が第1凹部と第2凹部とを備えるため、回転体側係合部とマグネット側係合部とを嵌合させてもセンサマグネットの全てが覆われることがなくなり、一部が露出する状態となる。このため、このセンサマグネットの露出する部位に検出センサ(例えばホール素子)を対向させることで、従来のように樹脂材等が常時介在されることがないため、センシング精度を向上させることが可能となる。
また、回転体側係合部は、センサマグネットの外周面に沿って軸方向に延びる部分がマグネット側係合部に挿通された状態で第1凹部内において該センサマグネットと周方向に係合するとともに、該センサマグネットの軸方向他端側において該センサマグネットの軸方向他端面に沿って延びる部分が第2凹部内において該センサマグネットと軸方向に係合するように構成される。これにより、センサマグネットの回り止めと軸方向への抜けを抑えることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の回転伝達装置において、前記マグネット側係合部は、前記センサマグネットの周方向に複数形成され、前記回転体側係合部は、前記マグネット側係合部のそれぞれ嵌合されることをその要旨とする。
この発明では、マグネット側係合部がセンサマグネットの周方向に複数形成され、これらの各マグネット側係合部にそれぞれ回転体側係合部が嵌合されることで、マグネット側係合部と回転体側係合部の嵌合固定時の固定力を高めることができる。これによって、回転体に対するセンサマグネットの位置ずれを抑えて確実に一体回転させることができる。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の回転伝達装置において、前記マグネット側係合部は、前記回転体側係合部と係合する係合面が前記センサマグネットと対向する検出センサ側に位置する対向面よりも反検出センサ側に位置し、前記回転体側係合部は、前記マグネット側係合部の係合面と係合する際に、前記対向面よりも反検出センサ側となるように形成されることをその要旨とする。
この発明では、マグネット側係合部は、回転体側係合部と係合する係合面がセンサマグネットと対向する検出センサ側に位置する対向面よりも反検出センサ側に位置するように形成される。そして回転体側係合部は、マグネット側係合部の係合面と係合する際に、対向面よりも反検出センサ側となるように形成される。このような構成とすることで、回転体側係合部がマグネット側係合部の係合面と係合しても、回転体係合部がマグネット側の対向面よりも検出センサに近接することが抑えられる。これによって、マグネット側の対向面に検出センサ(例えばホール素子)をより近接させることができるため、センシング向上に寄与することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の回転伝達装置において、前記センサマグネットは、周方向に複数形成される前記マグネット側係合部において極性が異なるように着磁されることをその要旨とする。
この発明では、センサマグネットは、周方向に複数形成されるマグネット側係合部において極性が異なるように着磁されるため、特にマグネット側係合部を切り欠きで構成した場合に、センサマグネットの磁束密度変化が図7(a)に示すような結果が得られる。ここで、例えば、マグネット係合部間の周方向中間点において極性が異なるように着磁すると、図7(b)に示すように、波形の最大出力となるべき位置において最大出力が得られず波形が乱れてしまう。一方、マグネット側係合部において極性が異なるように着磁すると、図7(a)に示すように、マグネット側係合部において波形の最大出力が得られて波形の乱れを抑えることができる。
請求項に記載の発明は、回転軸を回転駆動するモータ本体と、前記モータ本体と組み付けられ、前記回転軸と駆動連結され該回転軸の回転を減速する減速機構の一部を構成するウォーム軸を備えた減速部と、請求項1〜4のいずれか一項に記載の回転伝達装置と、を有することをその要旨とする。
この発明では、モータにおいて、上記した回転伝達装置の効果を得ることができる。
請求項6に記載の発明は、駆動軸と一体回転可能に設けられる駆動側回転体と、従動軸と一体回転可能に設けられ前記駆動側回転体と駆動連結される従動側回転体とを備え、前記駆動軸及び前記従動軸の少なくとも一方の回転状態を検出すべくその検出対象に対応した前記回転体と一体回転可能に係合される筒状のセンサマグネットを備えた回転伝達装置の製造方法であって、前記センサマグネットは、検出センサと対向しており、前記センサマグネットは、該センサマグネットが備えるマグネット側係合部に検出対象に対応した前記回転体側の回転体側係合部と嵌合されて一体回転可能とされ、前記マグネット側係合部は、前記センサマグネットの外周面から径方向内側に凹状をなす第1凹部と、該第1凹部と連通するとともに前記センサマグネットの軸方向端面から軸方向に凹状をなす第2凹部とを備え、前記回転体側係合部は、前記センサマグネットの軸方向一端側から前記マグネット側係合部に挿通して前記第1凹部内において該センサマグネットと周方向に係合するとともに、該センサマグネットの軸方向他端側で折り曲げて前記第2凹部内において該センサマグネットと軸方向に係合するように構成され、前記回転体側係合部は、前記第1凹部内において前記センサマグネットの外周端面よりも径方向内側に位置するとともに、前記第2凹部内において該センサマグネットの軸方向他端側端面よりも軸方向一端側に位置することをその要旨とする。
この発明では、マグネット側係合部が第1凹部と第2凹部とを備えるため、回転体側係合部とマグネット側係合部とを嵌合させてもセンサマグネットの全てが覆われることがなくなり、一部が露出する状態となる。このため、このセンサマグネットの露出する部位に検出センサ(例えばホール素子)を対向させることで、従来のように樹脂材等が常時介在されることがないため、センシング精度を向上させることが可能となる。
また、回転体側係合部は、センサマグネットの軸方向一端側からマグネット側係合部に挿通して第1凹部内において該センサマグネットと周方向に係合するとともに、該センサマグネットの軸方向他端側で折り曲げて第2凹部内において該センサマグネットと軸方向に係合するように構成される。これにより、センサマグネットの回り止めと軸方向への抜けを抑えることができる。
従って、上記記載の発明によれば、回転位置センサのセンシング精度の向上を図ることができる回転伝達装置モータ及び回転伝達装置の製造方法を提供することができる。
実施形態におけるモータの断面図である。 (a)はジョイントをウォーム軸側から見た平面図であり、(b)はジョイントの断面図である。 モータの動作を説明するための説明図である。 (a)はブシュの平面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である。 (a)はセンサマグネットの平面図であり、(b)は(a)のB−B断面図である。 (a)はセンサマグネットとブシュとの取付状態を示す平面図であり、(b)は(a)のC−C断面図である。 (a)は実施形態のセンサマグネットを用いた場合の磁束密度分布を表す波形図であり、(b)は比較例のセンサマグネットを用いた場合の磁束密度分布を表す波形図である。 別例におけるセンサマグネットの平面図である。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示す本実施形態のモータ1は、例えば車両の搭載されたワイパ装置(図示せず)の駆動源として用いられ、モータ本体2と、モータ本体2の回転出力を減速し、高トルクにしてワイパ装置に伝達する減速部3とで構成されている。
モータ本体2のヨークハウジング4(以下、ヨーク4)は、導電性の金属材料よりなり、有底筒状に形成されている。ヨーク4の開口部4aにはフランジ4bが形成され、そのフランジ4bは、減速部3のギヤハウジング6の固定部6aとボルトBにて連結固定されている。
ヨーク4の開口部4aには、合成樹脂等の絶縁材料よりなるブラシホルダ5が同開口部4aを閉塞するように組み付けられている。ブラシホルダ5は、ヨーク4とギヤハウジング6がボルトBにて連結固定される際、ヨーク4のフランジ4bとギヤハウジング6の固定部6aとで挟持固定されるようになっている。
ヨーク4の内側面には、複数のマグネットMGが相対向するように配置固定されている。相対向するマグネットMGの内側には、アーマチャ(回転子)7が回転可能に収容されている。ヨーク4の内底部にはアーマチャ7に固着された駆動軸としての回転軸8の基端部を回転可能に支持する軸受9aが設けられている。また、ブラシホルダ5の中央位置には、ギヤハウジング6内に突出する回転軸8の先端部を回転可能に支持する軸受9bが取着されている。
ブラシホルダ5は、給電用の一対のブラシ5aを保持している。各ブラシ5aは、アーマチャ7に設けたコンミテータ7aのセグメントSGと摺接して、該セグメントSGに電流を供給するようになっている。また、ブラシホルダ5は、図示しない外部コネクタと接続可能なコネクタ部5bを有し、そのコネクタ部5bに設けられたターミナル5cを介して前記外部コネクタからの電流がブラシ5aに供給されるようになっている。
減速部3は、ギヤハウジング6と、該ギヤハウジング6内に収容された減速機構11とを有する。ギヤハウジング6において、ヨーク4と固定された前記固定部6aには、ジョイント収容部12がヨーク4側に開口するように形成されている。また、ギヤハウジング6には、ジョイント収容部12から回転軸8の軸線L方向に沿ってヨーク4と反対方向に延びるウォーム軸収容部13と、ウォーム軸収容部13の側方(図1において右側方)に形成されたウォームホイール収容部14とを有する。
ジョイント収容部12の内部には、ブラシホルダ5を貫通する回転軸8の先端部8aが入り込むとともに、その回転軸8の先端部8aとウォーム軸収容部13に収容された従動軸としてのウォーム軸15とを連結するジョイント16が収容されている。
ウォーム軸15は、回転軸8と同軸上に配置されるとともに、ジョイント16と接続された基端部(図1において上端部であり、後述する連結凸部15a)付近でギヤハウジング6に設けられた軸受17aにより軸支されている。また、ウォーム軸15の先端部は、ウォーム軸収容部13に設けられた軸受17bに軸支されており、ウォーム軸15の軸方向中間部(軸受17a,17b間の部位)には、螺子歯状のウォーム部15bが形成されている。尚、ウォーム軸収容部13の軸方向底部には、ウォーム軸15のスラスト荷重を受けるためのスラスト受けプレート17cが設けられている。
ウォーム軸収容部13の内部空間は、ウォームホイール収容部14の内部空間と繋がっている。ウォームホイール収容部14の内部には、ウォーム部15bと噛合する円板状のウォームホイール18が回転可能に収容されている。ウォームホイール18の回転軸線は、ウォーム軸15の軸直交方向(図1において紙面直交方向)と平行であり、このウォームホイール18とウォーム軸15とによって前記減速機構11が構成されている。ウォームホイール18の径方向の中央部には、ウォームホイール18の軸方向に沿って延びる出力軸19が同ウォームホイール18と一体回転可能に設けられている。出力軸19の先端部は、前記ワイパ装置と連結されるようになっている。
[ジョイントの構成]
ここで、モータ本体2の回転軸8と減速部3のウォーム軸15とを連結する前記ジョイント16について図2(a)(b)に従って説明する。図2(b)に示すように、ジョイント16は、回転軸8の先端部8aに一体回転可能に固定された駆動側回転体としての樹脂部20と、その樹脂部20に二色成形にて一体形成された第1ゴム部材21(軸方向緩衝部)及び第2ゴム部材22a,22bとを有している。
樹脂部20は、回転軸8の先端部8aに固定された略円筒状の固定部23を有している。回転軸8の先端部8aは二面幅形状をなし、固定部23の中央部に軸方向に貫通形成された圧入孔24に圧入固定されている。
固定部23における圧入孔24の周囲(径方向外側)には、周方向180°間隔に一対のゴム収容孔25が形成されており、各ゴム収容孔25内に第1ゴム部材21が形成されている。各第1ゴム部材21のウォーム軸15側の端部は、固定部23のウォーム軸側端面23aから軸方向に突出する突出部21aとなっている。尚、各第1ゴム部材21の軸方向両端部付近にはそれぞれ、ゴム収容孔25と軸方向に係合して軸方向の抜けを防止する段差部21bが形成されている。
固定部23のウォーム軸15側には、該固定部23よりも大径の略円筒状をなすウォーム軸側連結部26が一体形成されている。ウォーム軸側連結部26の軸方向端部(モータ本体2側の端部)には、フランジ部27が形成されている。
図2(a)に示すように、ウォーム軸側連結部26の中央部には連結孔28が形成されており、その連結孔28には、ウォーム軸15の基端部に形成された連結凸部15aが挿入されている。ウォーム軸15の連結凸部15aは、軸線Lに沿った互いに平行な一対の平面15x,15yからなる二面幅形状をなし、軸線Lに対して点対称となるように形成されている。一方、ウォーム軸側連結部26の連結孔28は、軸方向視で連結凸部15aの形状に対応する扁平形状をなし、軸線Lに対して点対称となるように形成されている。そして、連結孔28と連結凸部15aとの間には、連結孔28と平面15x,15yとの周方向のクリアランスC1と、連結孔28と連結凸部15aの長手方向両端部との間の径方向のクリアランスC2とが設定されている。
ウォーム軸側連結部26には、一対の第2ゴム部材22a,22bが二色成形によって埋設されている。従動側回転体としての各第2ゴム部材22a,22bは、周方向緩衝部31と、径方向緩衝部32と、それらを連結する連結部33とからなり、軸線Lに対して互いに点対称となるように構成されている。
各第2ゴム部材22a,22bの周方向緩衝部31は、連結孔28の内周面に径方向外側に窪むように形成された凹部28aに設けられ、周方向緩衝部31の一部が凹部28aから周方向に突出している。この一対の第2ゴム部材22a,22bの周方向緩衝部31は、ウォーム軸15の軸線(軸線L)に対して点対称となるそれぞれ2カ所で連結凸部15aの平面15x,15yと当接している。
第2ゴム部材22a,22bの径方向緩衝部32は、連結孔28の内周面から径方向内側に突出するとともに、連結凸部15aの長手方向両端部とそれぞれ当接している。尚、径方向緩衝部32において、連結凸部15aと当接する当接面32aは、径方向内側に向かって凸となる円弧状をなしている。以上のように、ウォーム軸15の連結凸部15aは、軸直交方向において、各第2ゴム部材22a,22bの周方向緩衝部31及び径方向緩衝部32によって4方向(連結凸部15aの長手方向両側及び短手方向両側)から保持されている。
尚、各第2ゴム部材22a,22bには、ウォーム軸側連結部26と軸方向に係止されて、第2ゴム部材22a,22bが軸方向のウォーム軸15側に脱落することを防止する係止部34が形成されている。
また、固定部23の外周面23bにブシュ40を介してセンサマグネット41が取着されている。
ブシュ40は、図4(a)(b)に示すように、円筒状の本体部40aと、この本体部40aから径方向外側に延出するフランジ部40bと、このフランジ部40bの径方向端部から軸方向に沿って延出する爪部40cとを備える。爪部40cは、図4(a)に示すように、フランジ部40bの径方向端部において周方向略90度間隔で計4つ形成される。
センサマグネット41は、図5(a)(b)に示すように環状をなし、周方向90度間隔で計4つのマグネット側係合部としての切り欠き部42が形成される。切り欠き部42は、図5(a)(b)に示すように、センサマグネット41の外周面41aから径方向内側に凹状をなす第1凹部43と、この第1凹部43と連通するとともにセンサマグネット41の軸方向先端面41bから軸方向に凹状をなす第2凹部44とを備える。
第1凹部43は、センサマグネット41の外周面41aから径方向内側に延びる第1及び第2側面43a,43bと、略周方向に延びて第1及び第2側面43a,43bから連続する連続面43cとで径方向内側に凹状をなすように形成される。
第2凹部44は、センサマグネット41の軸方向先端面41bから軸方向において軸方向基端面41c側に延びる第1及び第2側面44a,44bと、略周方向に延びて第1及び第2側面44a,44bから連続する連続面44cとで軸方向に凹状をなすように形成される。
また、センサマグネット41は、図5(a)に示すように、切り欠き部42において、磁気方向(極性)が異なるような構成とされる。即ち、センサマグネット41は、切り欠き部42間の周方向略中央位置において磁束の最大出力が得られるような構成とされる。
上記のように構成された切り欠き部42は、第1及び第2凹部43,44にブシュ40の爪部40cが嵌合されるようになっている。
これに対し、前記ブラシホルダ5には、図1及び図2(b)に示すようにセンサマグネット41と軸方向において対向するホール素子Sが設けられている。ホール素子Sは、センサマグネット41の回転に伴った磁界の変化を検出し、駆動側回転体としての樹脂部20と一体回転する回転軸8の回転数を検出してワイパ装置の位置を検出するために設けられている。
次に、センサマグネット41とブシュ40の嵌合方法について詳しく説明する。
先ず、ブシュ40の爪部40cは、前記センサマグネット41の切り欠き部42に、軸方向一端側から挿通される。そして、爪部40cが切り欠き部42に挿通されてブシュ40のフランジ部40bがセンサマグネット41の軸方向基端面41cと当接すると、前記爪部40cがセンサマグネット41の軸方向他端側に延出する。次いで、爪部40cは、センサマグネット41の切り欠き部42における径方向外側面である連続面43cと径方向において当接した状態で、センサマグネット41の軸方向他端側に延出した部分がセンサマグネット41の軸方向先端面41bと軸方向において当接するまで径方向内側に折り曲げられて折り曲げ部40dが形成される。これにより、センサマグネット41とブシュ40とが嵌合固定される。ここで、ブシュ40の爪部40cは、図6(a)(b)に示すように、センサマグネット41に嵌合した際に第1凹部43の第1側面43a(第2側面43b)の径方向長さL1よりも爪部40cの径方向長さLy(厚み)が短く、第2凹部44の第1及び第2側面44a,44bの軸方向長さL2よりも爪部40cの軸方向長さLx(=Ly)が短くなるような構成とされる。
次に、本実施形態の作用について説明する。
上記のように構成されたモータ1は、モータ本体2の回転駆動力によって回転軸8が回転すると、回転軸8とともにジョイント16が回転する。すると、図3に示すように、ウォーム軸15の連結凸部15aの平面15xと当接する周方向緩衝部31と、連結凸部15aの平面15yと当接する周方向緩衝部31とがジョイント16(回転軸8)の回転駆動力によって周方向に圧縮変形される。そして、出力軸19側の負荷が所定値以上となったとき、連結孔28の内周面の当接部28b,28cがそれぞれ連結凸部15aの平面15x,15yと周方向に当接し、ジョイント16の回転が連結凸部15aへと伝達される。これにより、回転軸8、ジョイント16及びウォーム軸15が一体回転され、ウォーム軸15の回転がウォームホイール18に伝達される。このような回転状態において、ウォーム軸15の連結凸部15aは、各第2ゴム部材22a,22bの周方向緩衝部31及び径方向緩衝部32に当接保持されているため、軸ずれ等によるウォーム軸15の軸直交方向への暴れが抑制されるようになっている。
また、出力軸19側の負荷が前記所定値未満の場合には、連結孔28の当接部28b,28cが連結凸部15aの平面15x,15yと当接しない状態で、ジョイント16の回転がウォーム軸15の連結凸部15aに伝達される。即ち、この場合、ジョイント16の回転は、各第2ゴム部材22a,22bの周方向緩衝部31から連結凸部15aに伝達されて、回転軸8、ジョイント16及びウォーム軸15が一体回転されるようになっている。この回転状態においても、ウォーム軸15の連結凸部15aは、各第2ゴム部材22a,22bの周方向緩衝部31及び径方向緩衝部32に当接保持されているため、軸ずれ等によるウォーム軸15の軸直交方向への暴れが抑制されている。
また、上述したようにセンサマグネット41は、その切り欠き部42にジョイント16の固定部23の外周面23bに設けられるブシュ40の爪部40cと嵌合固定されている。このため、ジョイント16が回転されると、爪部40c(折り曲げ部40d)がセンサマグネット41の切り欠き部42と周方向に当接した状態でセンサマグネット41が一体回転される。そして、センサマグネット41と軸方向に対向するホール素子Sは、センサマグネット41の回転に伴った磁界の変化を検出し、駆動側回転体としての樹脂部20と一体回転する回転軸8の回転数を検出してワイパ装置の位置を検出する。
次に、本実施形態の特徴的な効果を記載する。
(1)マグネット側係合部が径方向に貫通する切り欠き部42で構成されるため、回転体側係合部してのブシュ40の爪部40cとマグネット側係合部としての切り欠き部42とを嵌合させてもセンサマグネット41の全てが覆われることがなくなり、一部が露出する状態となる。このため、このセンサマグネット41の少なくとも一部が露出する部位にホール素子Sを対向させることで、従来のように樹脂材等が常時介在されることがないため、センシング精度を向上させることが可能となる。
(2)切り欠き部42がセンサマグネット41の周方向に複数形成され、これらの各切り欠き部42にそれぞれブシュ40の爪部40cが嵌合されることで、切り欠き部42と爪部40cの嵌合固定時の固定力を高めることができる。これによって、センサマグネット41の周方向への位置ずれを抑えて確実に一体回転させることができる。
(3)ブシュ40の爪部40cは、センサマグネットの軸方向一方側から切り欠き形状とされる切り欠き部42に挿通して周方向においてセンサマグネット41と係合し、センサマグネット41の軸方向他端側で折り曲げてセンサマグネット41と軸方向に係合するように構成される。これにより、センサマグネット41の回り止めと軸方向への抜けを抑えることができる。
(4)切り欠き部42は、爪部40c(折り曲げ部40d)と係合する係合面としての連続面43c,44cがセンサマグネット41と対向するホール素子S側に位置する対向面としての軸方向先端面41bよりも反ホール素子S側に位置するように形成される。そして爪部40cは、切り欠き部42の係合面としての連続面44cと係合する際に、軸方向先端面41bよりも反ホール素子S側となるように形成される。このような構成とすることで、爪部40cが切り欠き部42の連続面44cと係合しても、爪部40cがセンサマグネット41側の軸方向先端面41bよりもホール素子S側に近接することが抑えられる。これによって、マグネット41側の対向面としての軸方向先端面41bにホール素子Sをより近接させることができるため、センシング向上に寄与することができる。
(5)センサマグネット41は、周方向に複数形成される切り欠き部42において極性が異なるように着磁されるため、特に切り欠き部42を切り欠き形状とした場合に、センサマグネット41の磁束密度変化が図7(a)に示すような結果が得られる。ここで、例えば、切り欠き部42間の周方向中間点において極性が異なるように着磁すると、図7(b)に示すように、波形の最大出力となるべき位置において最大出力が得られず波形が乱れてしまう。一方、切り欠き部42において極性が異なるように着磁すると、図7(a)に示すように、切り欠き部42において波形の最大出力が得られて波形の乱れを抑えることができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、センサマグネット41の外周面41aに切り欠き部42を形成したが、これに限らない。例えば、図8に示すようにセンサマグネット41の径方向と直交する方向(軸方向)に貫通する貫通孔45を設ける構成を採用してもよい。この場合、貫通孔45に爪部40cを挿通して、爪部40cによってセンサマグネット41を固定する。
・上記実施形態では、センサマグネット41をブシュ40の爪部40cによって固定する構成としたが、例えばブシュ40の爪部40cをスナップフィット構造のスナップフィット部とし、スナップフィット部がマグネット側係合部にスナップフィットによって嵌合固定する構成としてもよい。この場合、マグネット側係合部として前記貫通孔45や径方向に凹状をなす凹み部(径方向凹部)を採用してもよい。このような構成とすることで、接着剤等を用いることなくセンサマグネット41をジョイント16側に固定することができる。更に、実施形態の爪部40cを折り曲げる工程を省略することができる。
・上記実施形態では、ブシュ40を真鍮にて構成したが、これに限らず、例えば非磁性部材であればよい。
・上記実施形態では、回転伝達装置としてジョイント16を採用したが、駆動軸からの回転駆動力を従動軸に伝達する構成であれば特にその構成は問わない。
・上記実施形態では、センサマグネット41とホール素子Sとが回転軸8の軸方向において対向する構成としたが、径方向に対向する構成を採用してもよい。
1…モータ、2…モータ本体、3…減速部、8…回転軸、11…減速機構、15…ウォーム軸、16…回転伝達装置としてのジョイント、20…駆動側回転体としての樹脂部、22a,22b…従動側回転体としての各第2ゴム部材、40c…回転体側係合部を構成する爪部、41…センサマグネット、42…マグネット側係合部としての切り欠き部、45…マグネット側係合部としての貫通孔。

Claims (6)

  1. 駆動軸と一体回転可能に設けられる駆動側回転体と、従動軸と一体回転可能に設けられ前記駆動側回転体と駆動連結される従動側回転体とを備え、
    前記駆動軸及び前記従動軸の少なくとも一方の回転状態を検出すべくその検出対象に対応した前記回転体と一体回転可能に係合される筒状のセンサマグネットを備えた回転伝達装置であって、
    前記センサマグネットは、検出センサと対向しており、
    前記センサマグネットは、該センサマグネットが備えるマグネット側係合部に検出対象に対応した前記回転体側の回転体側係合部と嵌合されて一体回転可能とされ、
    前記マグネット側係合部は、前記センサマグネットの外周面から径方向内側に凹状をなす第1凹部と、該第1凹部と連通するとともに前記センサマグネットの軸方向端面から軸方向に凹状をなす第2凹部とを備え、
    前記回転体側係合部は、前記センサマグネットの外周面に沿って軸方向に延びる部分が前記マグネット側係合部に挿通された状態で前記第1凹部内において該センサマグネットと周方向に係合するとともに、該センサマグネットの軸方向他端側において該センサマグネットの軸方向他端面に沿って延びる部分が前記第2凹部内において該センサマグネットと軸方向に係合するように構成され、
    前記回転体側係合部は、前記第1凹部内において前記センサマグネットの外周端面よりも径方向内側に位置するとともに、前記第2凹部内において該センサマグネットの軸方向他端側端面よりも軸方向一端側に位置することを特徴とする回転伝達装置。
  2. 請求項1に記載の回転伝達装置において、
    前記マグネット側係合部は、前記センサマグネットの周方向に複数形成され、
    前記回転体側係合部は、前記マグネット側係合部のそれぞれ嵌合されることを特徴とする回転伝達装置。
  3. 請求項1又は2に記載の回転伝達装置において、
    前記マグネット側係合部は、前記回転体側係合部と係合する係合面が前記センサマグネットと対向する検出センサ側に位置する対向面よりも反検出センサ側に位置し、
    前記回転体側係合部は、前記マグネット側係合部の係合面と係合する際に、前記対向面よりも反検出センサ側となるように形成されることを特徴とする回転伝達装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転伝達装置において、
    前記センサマグネットは、周方向に複数形成される前記マグネット側係合部において極性が異なるように着磁されることを特徴とする回転伝達装置。
  5. 回転軸を回転駆動するモータ本体と、
    前記モータ本体と組み付けられ、前記回転軸と駆動連結され該回転軸の回転を減速する減速機構の一部を構成するウォーム軸を備えた減速部と、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の回転伝達装置と、
    を有することを特徴とするモータ。
  6. 駆動軸と一体回転可能に設けられる駆動側回転体と、従動軸と一体回転可能に設けられ前記駆動側回転体と駆動連結される従動側回転体とを備え、
    前記駆動軸及び前記従動軸の少なくとも一方の回転状態を検出すべくその検出対象に対応した前記回転体と一体回転可能に係合される筒状のセンサマグネットを備えた回転伝達装置の製造方法であって、
    前記センサマグネットは、検出センサと対向しており、
    前記センサマグネットは、該センサマグネットが備えるマグネット側係合部に検出対象に対応した前記回転体側の回転体側係合部と嵌合されて一体回転可能とされ、
    前記マグネット側係合部は、前記センサマグネットの外周面から径方向内側に凹状をなす第1凹部と、該第1凹部と連通するとともに前記センサマグネットの軸方向端面から軸方向に凹状をなす第2凹部とを備え、
    前記回転体側係合部は、前記センサマグネットの軸方向一端側から前記マグネット側係合部に挿通して前記第1凹部内において該センサマグネットと周方向に係合するとともに、該センサマグネットの軸方向他端側で折り曲げて前記第2凹部内において該センサマグネットと軸方向に係合するように構成され、
    前記回転体側係合部は、前記第1凹部内において前記センサマグネットの外周端面よりも径方向内側に位置するとともに、前記第2凹部内において該センサマグネットの軸方向他端側端面よりも軸方向一端側に位置することを特徴とする回転伝達装置の製造方法
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