JP5918014B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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本発明は、空気入りタイヤに関し、特には乗用車用空気入りタイヤに好適に用いられるものである。
従来、空気入りタイヤとして、トレッド踏面に、排水性を確保するための周方向主溝を設け、この周方向主溝によって区画される陸部内に横溝を複数設けたものが知られている(特許文献1参照)。
このようなタイヤによれば、複数の横溝を設けることによってエッジ成分が増大するため、制動性能を確保することができる。
特開2004−66922号公報
しかし、摩耗進展後においては、上記周方向主溝の溝体積が減少してしまうため、排水性が低下し、ウェット路面での制動性能が低下してしまうという問題があった。
これに対し、摩耗進展後にも十分な溝体積が確保できるように、周方向主溝の溝幅を大きくする、あるいは、溝深さを深くするといった手法を採ることが考えられる。
しかしながら、上記の手法によると、陸部の剛性が低下してしまうため、特に新品時において、ドライ路面での制動性能が低下してしまうという問題が生じてしまう。
本発明は、このような問題を解決しようとするものであり、その目的は、新品時におけるドライ路面での制動性能と、摩耗進展時におけるウェット路面での制動性能とを両立させた空気入りタイヤを提供することにある。
本発明の要旨構成は、以下の通りである。
(1)トレッド踏面に、少なくとも1本のトレッド周方向に延びる周方向主溝を備え、
前記周方向溝及びトレッド端により、複数の陸部列が区画され、
隣接陸部内に、前記周方向主溝に連通する複数本の横溝を備え、
前記複数の陸部列のうち、全ての陸部列が前記横溝によりブロックに区画され、
適用リムに装着し、規定内圧を充填し、無負荷とした状態において、
前記周方向主溝と前記横溝との交差部のうち、全ての交差部において、かつ、該全ての交差部のみにおいて、前記周方向主溝の溝底での、前記隣接陸部との境界をなす延在ラインが、前記周方向主溝の開口部での、前記隣接陸部との境界をなす延在ラインより、前記隣接陸部の内側に位置する部分を有し、
トレッド周方向に隣接する前記横溝間のトレッド周方向の中央位置に対応する中間部のうち、全ての中間部において、前記周方向主溝の溝底での、前記隣接陸部との境界をなす延在ラインが、前記周方向主溝の開口部での、前記隣接陸部との境界をなす延在ラインとトレッド幅方向の同位置にあり、
前記周方向主溝と前記横溝との交差部のうち、全ての交差部において、少なくとも片側一方の前記隣接陸部の側壁は、前記周方向主溝の溝底側から前記周方向主溝の開口部側まで、タイヤ径方向内側から外側に向かって、陸部外側に傾斜していることを特徴とする、空気入りタイヤ。
ここで、「適用リム」とは、タイヤが生産され、使用される地域に有効な産業規格であって、日本ではJATMA(日本自動車タイヤ協会)YEAR BOOK、欧州ではETRTO(European Tyreand Rim Technical Organisation)STANDARD MANUAL、米国ではTRA(THE TIRE and RIM ASSOCIATION INC.)YEAR BOOK等に規定されたリムをいうものとする。また、「規定内圧」とは、上記のJATMA YEAR BOOK(日本自動車タイヤ協会規格)等に定められたラジアルプライタイヤのサイズに対応する適用リム及び空気圧−負荷能力対応表に基づくものである。
(2)前記周方向主溝と前記横溝との交差部のうち、全ての交差部において、前記周方向主溝の溝幅が、溝底から開口部までタイヤ径方向内側から外側に向かって漸減する部分を有する、上記(1)に記載の空気入りタイヤ。
(3)前記周方向主溝と前記横溝との交差部のうち、全ての交差部において、前記隣接陸部の側壁がタイヤ径方向に対してなす角度は5°以上45°以下である部分を有する、上記(1)又は(2)に記載の空気入りタイヤ。
(4)前記周方向主溝と前記横溝との交差部のうち、全ての交差部において、かつ、該全ての交差部のみにおいて、前記周方向主溝の溝底での、前記隣接陸部との境界をなす延在ラインが、前記周方向主溝の開口部での、前記隣接陸部との境界をなす延在ラインより、前記隣接陸部の内側に位置する部分を、前記両側の隣接陸部の各々が有する、上記(1)〜(3)のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
(5)前記横溝は、溝幅が3mm以上である、上記(1)〜(4)のいずれか1つに記載の空気入りタイヤ。
本発明によれば、新品時におけるドライ路面での制動性能と、摩耗進展時におけるウェット路面での制動性能とを両立させた空気入りタイヤを提供することができる。
本発明の一実施形態にかかるタイヤのトレッド踏面を示す展開図である。 本発明の他の実施形態にかかるタイヤのトレッド展開図の一部を示す図である。 (a)(b)交差部Pにおける周方向主溝及び隣接陸部の様子をタイヤ幅方向断面で示す図である。(c)中間部Qにおける周方向主溝及び隣接陸部の様子をタイヤ幅方向断面で示す図である。 図2のトレッド踏面の摩耗進展後の様子を示す、トレッド展開図の一部を示す図である。 本発明の別の実施形態にかかるタイヤのトレッド踏面を示す展開図である。
以下、本発明の一実施形態にかかる空気入りタイヤ(以下、タイヤと称する)について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかるタイヤのトレッド踏面を示す展開図である。
図1に示すように、このタイヤは、トレッド踏面1に、少なくとも1本の(図示例では3本の)トレッド周方向に延びる周方向主溝2を有し、この周方向主溝2及びトレッド端TEにより複数の(図示例で4つの)陸部3が区画されている。
そして、図1に示すように、周方向主溝2の少なくとも片側に隣接する、隣接陸部3内に、周方向主溝2に連通する複数本の横溝4を備えている。図示例では、全ての陸部3に図示の範囲で2本の横溝を有している。すなわち、各周方向溝2のそれぞれに着目したとき、周方向溝2の両側に隣接している陸部4内に図示の範囲で2本ずつの横溝を有している。
図2は、本発明の他の実施形態にかかるタイヤのトレッド展開図の一部を示しており、1本の周方向主溝2と、この周方向主溝2の両側に隣接する2つの隣接陸部3のみを示している。
図2に示すように、周方向主溝2の両側に隣接する隣接陸部3内には、それぞれ横溝4が設けられており、図示の範囲では片側一方の陸部3に2本、片側他方の陸部3に3本の横溝4がそれぞれ設けられている。
図2に示す例では、周方向主溝を挟んで両側の隣接陸部に設けた横溝4は、片側一方の隣接陸部3に設けた横溝4と、片側他方の隣接陸部3に設けた横溝4とがトレッド周方向に位相差を有している。
ここで、図2に示す、周方向主溝2と横溝4とが交差する交差部Pと、トレッド周方向に隣接する横溝4間のトレッド周方向の中点位置に対応する中間部Qと、のそれぞれにおける周方向主溝2の形状について説明する。
図3(a)(b)は、図2に示す交差部Pにおける、周方向主溝2及び隣接陸部3の様子をタイヤ幅方向断面で示す図である。なお、図3(a)〜(c)は、適用リムに装着し、規定内圧を充填し、無負荷としたタイヤの状態を示している。
図3(a)に示すように、本実施形態のタイヤでは、トレッド踏面1における少なくとも1箇所の上記交差部Pにおいて、1本の周方向主溝2と、この周方向主溝2の隣接陸部3について、周方向主溝2の溝底2aでの、隣接陸部3との境界をなす延在ラインmが、周方向主溝2の開口部2bでの、隣接陸部3との境界をなす延在ラインnより、隣接陸部3の内側に位置している。ここで、図3(a)〜(c)に示すように、周方向主溝2から見て隣接陸部3側をその陸部の内側としている。なお、図3(a)に示す例では、片側一方のみの隣接陸部3について、上述の延在ラインmが延在ラインnより陸部内側に位置しており、片側他方の陸部については、上述の延在ラインmと延在ラインnとが幅方向同位置にあるが、図3(b)に示すように、両側の隣接陸部において、上述の延在ラインmが延在ラインnよりそれぞれの陸部内側に位置していても良い。
換言すれば、図3(a)(b)に示すように、少なくとも片側一方の隣接陸部3の側壁3aは、周方向主溝2の溝底2a側から周方向主溝2の溝開口部2b側まで、タイヤ径方向内側から外側に向かって、陸部外側に傾斜している。図3(a)(b)に示す例では、周方向主溝2の溝幅は、周方向主溝2の溝底2a側から周方向主溝2の溝開口部2b側まで、タイヤ径方向内側から外側に向かって漸減している。
ここで、図3(c)は、図2に示す中間部Qにおける、周方向主溝2及び隣接陸部3の様子をタイヤ幅方向断面で示す図である。
本実施形態のタイヤでは、図3(c)に示すように、トレッド踏面1における少なくとも1箇所の上記中間部Qにおいて、周方向主溝2の溝底2aでの、隣接陸部3との境界をなす延在ラインmが、周方向主溝2の開口部2bでの、隣接陸部3との境界をなす延在ラインnが幅方向で同一の位置にある。換言すれば、図3(c)に示すように、隣接陸部3の側壁3aは、周方向主溝2の溝底2a側から周方向主溝2の溝開口部2b側まで、タイヤ径方向に沿って延在している。
このように、本発明では、周方向主溝と横溝との交差部のうち、少なくとも1箇所の交差部において、周方向主溝の溝底での、隣接陸部との境界をなす延在ラインが、周方向主溝の開口部での、隣接陸部との境界をなす延在ラインより、隣接陸部の内側に位置する部分を有することが肝要である。
以下、本発明の作用効果について説明する。
本発明によれば、新品時においては、周方向主溝の溝幅を狭くしつつも周方向主溝の溝深さにより溝体積を確保することができるため、新品時の接地面積を確保しつつ、排水性も確保して、ドライ路面での制動性能とウェット路面での制動性能とを確保することができる。
その一方で、摩耗進展時においては、上記少なくとも1箇所の交差部において、周方向主溝が上記の形状をしていることによって、図4に、図2のトレッド踏面の摩耗進展時の様子を示すように(図2での状態を点線で示している)、少なくとも1箇所の交差部(図示例では全ての交差部)において、摩耗により新たなにトレッド表面に露出した開口部の溝幅が増大するため、溝面積が増大する。そして、周方向主溝と横溝との交差部において、上記した周方向主溝の形状としていることから、図4に示すように、横溝と周方向主溝とが連通する部分の溝面積が増大するため、効果的に横溝と主溝との通水性を高めることができ、排水性を確保してウェット性能を確保することができる。
ここで、本発明においては、図2や図5に示すように、周方向主溝2を挟んで両側の隣接陸部3に設けた横溝4は、一方の隣接陸部3に設けた横溝4と、他方の隣接陸部3に設けた横溝4とがトレッド周方向に位相差を有していることが好ましい。
これにより、陸部の剛性の低下を抑制して、ドライ路面での制動性能(特に新品時)をより一層確保することができるからである。
また、図2、図3(c)、図4に示すように、トレッド踏面1における少なくとも1箇所の上記中間部Qにおいて、周方向主溝2の溝底2aでの、隣接陸部3との境界をなす延在ラインmが、周方向主溝2の開口部2bでの、隣接陸部3との境界をなす延在ラインnが幅方向で同一の位置にある部分を有することが好ましい。この部分では摩耗時に溝幅が増大しないようにして、摩耗進展後においてもドライ路面での制動性能を確保することができるからである。
また、本発明にあっては、図3(a)に示すように、少なくとも1箇所の交差部において、周方向主溝の溝幅が、溝底から開口部までタイヤ径方向内側から外側に向かって漸減する部分を有することが好ましい。
隣接陸部の側壁の形状をなめらかな形状にすることにより、陸部の剛性を確保してドライ路面での制動性能を確保することができるからである。
さらに、本発明にあっては、図3(a)に示すように、少なくとも1箇所の交差部において、隣接陸部の側壁がタイヤ径方向に対してなす角度θが、5°以上45°以下である部分を有することが好ましい。
上記傾斜角度を5°以上とすることにより、摩耗が進むにつれ溝面積を増大させる効果を高めることができ、一方で、上記傾斜角度を45°以下とすることにより、当該隣接陸部の剛性をより一層確保することができるからである。
ここで、本発明では、図2、図4に示すように、周方向主溝の両側の隣接陸部のそれぞれにおいて、周方向主溝と横溝との交差部のうち、少なくとも1箇所の交差部において、周方向主溝の溝底での、隣接陸部との境界をなす延在ラインが、周方向主溝の開口部での、隣接陸部との境界をなす延在ラインより、隣接陸部の内側に位置する部分を有することが好ましい。両側の隣接陸部に設けることにより、片側のみに設ける場合よりも、新品時のドライ路面での制動性能を確保しつつも、摩耗進展後のウェット路面での制動性能を確保する効果を高めることができるからである。
また、本発明では、新品時において、横溝は、特には限定しないが、例えば、開口部での溝幅を3mm以上15mm以下とすることが好ましい。横溝の溝幅を3mm以上とすることにより、より一層ウェット路面での制動性能を確保することができ、一方で、15mm以下、特に12mm以下とすることにより、陸部の剛性の低下を抑制して、より一層ドライ路面での制動性能を確保することができるからである。
また、新品時において、横溝の溝深さは、特には限定しないが、例えば、5mm以上10mm以下とすることが好ましい。横溝の溝深さを5mm以上、特に7mm以上とすることにより、新品時の排水性を確保してウェット路面での制動性能を確保することができ、一方で、10mm以下、特に8mm以下とすることにより、陸部の剛性の低下を抑制して、ドライ路面での制動性能を確保することができるからである。
また、本発明では、新品時において、周方向主溝は、特には限定しないが、例えば、開口部での溝幅を10mm以上30mm以下とすることが好ましい。横溝の溝幅を10mm以上、特に15mm以上とすることにより、より一層ウェット路面での制動性能を確保することができ、一方で、30mm以下、特に25mm以下とすることにより、陸部の剛性の低下を抑制して、より一層ドライ路面での制動性能を確保することができるからである。
また、新品時において、周方向主溝の溝深さは、特には限定しないが、例えば、5mm以上10mm以下とすることが好ましい。周方向主溝の溝深さを5mm以上、特に7mm以上とすることにより、新品時の排水性を確保してウェット路面での制動性能を確保することができ、一方で、10mm以下、特に8mm以下とすることにより、陸部の剛性の低下を抑制して、ドライ路面での制動性能を確保することができるからである。
本発明の効果を確かめるため、発明例1〜4にかかるタイヤを試作し、従来例にかかるタイヤを用意した。
ここで発明例1〜4については、全ての交差部Pにおいて、周方向主溝が図3(b)に示す形状をなしており、一方で全ての中間部Qにおいて、周方向主溝が図3(c)に示す形状をなしている。従来例については、全ての交差部Pおよび中間部Qにおいて、周方向主溝が図3(c)に示す形状をなしている。
各タイヤの諸元は、表1に示している。
タイヤサイズ195/65R15の上記各タイヤをリムサイズ15×6Jの適用リムに装着し、内圧230kPaを充填して、車両に装着し、新品時及び50%摩耗時(周方向主溝の溝深さが50%となった時点)のそれぞれの時点において、タイヤの性能を評価する以下の試験を行った。
<ドライ制動性能試験>
ドライ路面を100km/hからフル制動したときの制動距離を測定した。
実車荷重は、2名乗車相当の荷重とした。
評価は、従来例の制動距離の逆数を100としたときの指数で表し、指数の数値が大きい方がドライ制動性能に優れていることを示す。
<ウェット制動性能試験>
ウェット路面(水深2mm)のコース上において、テストドライバーが車両を100km/hからフル制動させた。そして車両が静止状態となるまでの制動距離を測定した。
評価は、従来例の制動距離の逆数を100としたときに指数で表し、指数の数値が大きい方がウェット制動性能に優れていることを示す。
評価結果を、以下の表1に示す。
Figure 0005918014
表1に示すように、発明例1〜4にかかるタイヤは、いずれも従来例にかかるタイヤより新品時および50%摩耗時のいずれの時点においても、ドライ制動性能及びウェット制動性能に優れていることがわかる。
1 トレッド踏面
2 周方向主溝
2a 溝底
2b 開口部
3 隣接陸部
4 横溝
P 交差部
Q 中間部
TE トレッド端

Claims (5)

  1. トレッド踏面に、少なくとも1本のトレッド周方向に延びる周方向主溝を備え、
    前記周方向溝及びトレッド端により、複数の陸部列が区画され、
    隣接陸部内に、前記周方向主溝に連通する複数本の横溝を備え、
    前記複数の陸部列のうち、全ての陸部列が前記横溝によりブロックに区画され、
    適用リムに装着し、規定内圧を充填し、無負荷とした状態において、
    前記周方向主溝と前記横溝との交差部のうち、全ての交差部において、かつ、該全ての交差部のみにおいて、前記周方向主溝の溝底での、前記隣接陸部との境界をなす延在ラインが、前記周方向主溝の開口部での、前記隣接陸部との境界をなす延在ラインより、前記隣接陸部の内側に位置する部分を有し、
    トレッド周方向に隣接する前記横溝間のトレッド周方向の中央位置に対応する中間部のうち、全ての中間部において、前記周方向主溝の溝底での、前記隣接陸部との境界をなす延在ラインが、前記周方向主溝の開口部での、前記隣接陸部との境界をなす延在ラインとトレッド幅方向の同位置にあり、
    前記周方向主溝と前記横溝との交差部のうち、全ての交差部において、少なくとも片側一方の前記隣接陸部の側壁は、前記周方向主溝の溝底側から前記周方向主溝の開口部側まで、タイヤ径方向内側から外側に向かって、陸部外側に傾斜していることを特徴とする、空気入りタイヤ。
  2. 前記周方向主溝と前記横溝との交差部のうち、全ての交差部において、前記周方向主溝の溝幅が、溝底から開口部までタイヤ径方向内側から外側に向かって漸減する部分を有する、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記周方向主溝と前記横溝との交差部のうち、全ての交差部において、前記隣接陸部の側壁がタイヤ径方向に対してなす角度は5°以上45°以下である部分を有する、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記周方向主溝と前記横溝との交差部のうち、全ての交差部において、かつ、該全ての交差部のみにおいて、前記周方向主溝の溝底での、前記隣接陸部との境界をなす延在ラインが、前記周方向主溝の開口部での、前記隣接陸部との境界をなす延在ラインより、前記隣接陸部の内側に位置する部分を、前記両側の隣接陸部の各々が有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記横溝は、溝幅が3mm以上である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の空気入りタイヤ。
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