JP5916760B2 - 構造物用の組立体 - Google Patents

構造物用の組立体 Download PDF

Info

Publication number
JP5916760B2
JP5916760B2 JP2013551291A JP2013551291A JP5916760B2 JP 5916760 B2 JP5916760 B2 JP 5916760B2 JP 2013551291 A JP2013551291 A JP 2013551291A JP 2013551291 A JP2013551291 A JP 2013551291A JP 5916760 B2 JP5916760 B2 JP 5916760B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
panel
assembly
structural adhesive
bonding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013551291A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014503725A (ja
Inventor
ドナルド カーバリー ローレンス
ドナルド カーバリー ローレンス
ダナウェイ クリフト チャールズ
ダナウェイ クリフト チャールズ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dow Silicones Corp
Original Assignee
Dow Corning Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dow Corning Corp filed Critical Dow Corning Corp
Publication of JP2014503725A publication Critical patent/JP2014503725A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5916760B2 publication Critical patent/JP5916760B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B2/00Walls, e.g. partitions, for buildings; Wall construction with regard to insulation; Connections specially adapted to walls
    • E04B2/88Curtain walls
    • E04B2/90Curtain walls comprising panels directly attached to the structure
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B3/00Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
    • E06B3/54Fixing of glass panes or like plates
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B2/00Walls, e.g. partitions, for buildings; Wall construction with regard to insulation; Connections specially adapted to walls
    • E04B2/88Curtain walls
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B3/00Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
    • E06B3/54Fixing of glass panes or like plates
    • E06B3/5427Fixing of glass panes or like plates the panes mounted flush with the surrounding frame or with the surrounding panes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

(関連出願の相互参照)
本願は、そのすべての内容が本明細書に組み込まれる、2011年1月26日出願の米国仮特許出願第61/436,521号の利益を主張するものである。
(発明の分野)
本発明は、広義には、組立体において応力を生じさせる環境負荷を受ける構造物用の組立体に関し、より具体的には、支持体と、パネルと、その支持体とパネルとの間に配設される、特殊な横断面形状を有する構造用接着剤とを備える組立体に関する。
カーテンウォール(又はグレージングシステム)は、複数の組立体(又は単位体)を備える建築物の外装である。カーテンウォールの組立体の各々は、パネル又は「嵌込み材」を有し、嵌込み材は、垂直の方立、上枠、及び下枠を含めた様々な枠部材から構成された内部支持体の中及び/又は上に配設されるものである。ガラスパネルがカーテンウォールに使用される場合、光が建築物に進入し得ることが利点となる。
従来のカーテンウォールは通常、空気及び水の浸入、風及び地震力が建築物に作用することによって誘発される揺れ、並びにカーテンウォールの死荷重に耐えるように設計される。カーテンウォールは、カーテンウォールにかかる水平風荷重を、建築物の床又は柱の連結部を通じて建築物に伝達する。そのような風荷重は、建築物の設計、高さ、及び位置によっては極端に高くなり得る。
2辺式グレージングシステムは通常、ガラスパネルが慣習的に両側に張り付けられる、すなわちガスケットで機械的に保持されるが、構造用シリコーンを利用して、残りの2面(典型的には中方立)の周囲枠にガラスパネルを接合するものである機械的に保持された縁部は一般に、ガラスパネルの死荷重を支持する。ガラスパネルの活荷重は、2つの縁部で構造用シリコーンによって支えられる。死荷重は一般に、グレージングシステムの構成要素の質量に起因する荷重であると考えられており、活荷重は、建築物の利用及び占有、例えば雪及び風によって与えられる重量であると考えられている。2辺式グレージングシステムは、突き合わせのグレージングと混同されるべきではなく、突き合わせのグレージングは内部支持体に構造接着をもたらすものではない。突き合わせのグレージングは、ガラスパネルの2つの縁部にウェザーシールのみを設けるものである。
4辺式グレージングシステムは通常、構造用シリコーンを使用してすべての面の周囲枠にガラスパネルを接合するものである。したがって、構造用シリコーンは、ガラスパネルと枠部材との間の連続的な可撓性アンカーとして働く。死荷重は、グレージングシステムの設計に応じて、水平フィンによって、かつ/又は、構造用シリコーンのみによって機械的に支持される。4辺式グレージングシステムは、ガラスパネルの周囲で連続的に封止され、建築物の内部に空気及び水が進入することを阻止する。通常、いずれのグレージングシステムにおいても、構造用シリコーンは、ガラスパネルの形状及びガラスパネルの後方の枠部材の形状により、実質的に長方形の横断面を有する。
「構造的食い付き」又は「食い付き」は、ガラスパネルと支持体の両方に対する構造用シリコーンの最小幅又は接触面である。通常、建築設計上の風荷重、ガラスパネル寸法、衝撃荷重、死荷重、及び熱膨張応力が、食い付き寸法を決定する際に考慮されなければならない。構造用接着剤の長方形横断面に対する、食い付きと厚さとの典型的な比は、最小の食い付きを6mm、最小の厚さを6mmとして、1:1〜3:1である。したがって、食い付きは通常、構造用シリコーンの厚さよりも厚いものである。厚さは、ガラスパネルから枠部材までの距離、すなわち長方形横断面の最短側と見なされる。適切な厚さにより、構造用シリコーンの据付けが容易となり、また、ガラスパネルと枠部材との間で熱的移動に差があることによる付着応力が低減される。
食い付きの要件は、建築物にかかる風荷重とガラスパネルの寸法に正比例する。制御変数のうち、食い付きの要件に影響を及ぼす2つは、ガラスパネルの最大短スパン寸法と、グレージングシステムが対処するように設計されなければならない設計風荷重である。通常、風荷重がより高く、ガラスパネルの短スパン寸法がより長くなるほど、必要となる食い付きの大きさも大きくなる。
不都合にも、いくつかの建築設計において、またいくつかの建築物の立地においても、高い風荷重により、ガラスパネルと枠部材との間の接着を維持するのに必要な食い付きの大きさが原因で、構造用シリコーンを有する組立体の使用が禁止されている。この問題は、構造用シリコーンのより大きな食い付きに対処するために、より大きな枠部材が必要となることによって悪化する。食い付きの大きさを、ひいては枠部材の大きさを増すことは、カーテンウォールを通過し得る光の量を低減するだけでなく、カーテンウォールの審美的な性質を損なうことにもなる。例えば、〜1.5m(5フィート)幅のガラスパネルを用いる建築設計において、〜9.6kPa(200lb/ft)PSF(例えばフロリダで建築物に作用する風荷重)では、構造用シリコーンの長方形横断面は、少なくとも〜5cm(2インチ)の食い付きと、少なくとも〜0.5cm(1/4インチ)の厚さとを必要とする。構造用シリコーンのこの5cm(2インチ)の食い付きは、その後方に更に大きな枠部材を必要とし、これらはいずれもカーテンウォールの採光性及び審美的な性質を損なうものである。
加えて、この高い風荷重に基づけば、風がカーテンウォールに当たり、カーテンウォールからそれるときに、ガラスパネルが枠組みに対して内及び外に撓むことが原因で、構造用シリコーンは高い内部応力を有する。時間が経つにつれて、これらの内部応力は、構造用接着剤の疲労及び/又は破損を生じることがあり、このことは特に、通常はガラスパネルを保持する手段が他にない4辺式グレージングシステムにおいて問題となる。加えて、ハリケーンの間などにガラスパネルが破砕した場合、残りのガラス片が、ハリケーンの間、更に何度も、そしてより高度に内及び外に撓む。これにより、構造用シリコーンの破壊時間が大幅に短くなり、その結果、ガラス片が構造用シリコーンから離れて破砕し、場合によっては人又は資産に更なる損害を生じる。
したがって、環境負荷にさらされたときの応力低減など、改善された特性を有する組立体を提供する機会が依然として存在する。また、採光性及び審美性を改善した組立体を提供する機会が依然として存在する。
本発明は、構造用の組立体を提供するものである。構造物は、組立体において応力を生じさせる環境負荷を受け得る。組立体は、支持体とパネルとを備える。パネルは、外部表面と、その外部表面から離隔されている内部表面とを有する。周囲縁部が、外部表面と内部表面との間にある。パネルの内部表面は支持体に面し、かつ、支持体に結合されている。空洞が、パネルの内部表面と支持体との間に画定される。この組立体は更に、パネルを支持体に結合するために空洞内に配設された構造用接着剤を備える。構造用接着剤は、支持体に面する第1の結合表面を有する。構造用接着剤はまた第2の結合表面を有し、この第2の結合表面は、第1の結合表面から離隔し、パネルの内部表面に面するものである。外周表面が、構造用接着剤の結合表面の間にある。構造用接着剤の外周表面は、パネルの周囲縁部に隣接して配設されている。構造用接着剤の内周表面が、結合表面の間にある。内周表面は、パネルに沿って外周表面に対して内側に、外周表面から離隔している。結合表面及び周囲表面は、構造用接着剤の実質的に直角台形の横断面を画定する。外周表面は、パネルの内部表面から支持体に向かって延びる厚さ(T1)を有する。内周表面は、同様にパネルの内部表面から支持体に向かって延びる厚さ(T2)を有する。内周表面のT2は、外周表面のT1よりも厚い。第1の結合表面は、構造用接着剤の第2の結合表面に対して傾斜しており、それによって、構造物にかかる環境負荷を原因とする、組立体における応力が低減される。他の支持体及び組立体もまた提供される。
各組立体は、構造物が環境負荷を受けるとき、通常の組立体と比べて応力を低減する。各組立体はまた、採光性及び審美性を改善させ、構造の気密性、水密性、及び/又は熱障壁など、様々な利点をもたらす一方で、様々な立地及び建築設計で使用され得る。
添付の図面と共に検討すれば、以下の詳細な説明を参照することによって本発明が更に理解されるので、本発明は容易に評価され得る。
並列構成をなす組立体の複数の実施形態を有する構造物の斜視図であり、この並列構成は構造物のカーテンウォールを形成している。 支持体を共有する2つの組立体を有する、カーテンウォールの一部分の横断面図。 2つの組立体の別の実施形態を有する、別のカーテンウォールの一部分の横断面図であり、組立体の各々は、補助支持体に機械的に連結された支持体を有している。 図3に類似しており、組立体の別の実施形態が、補助支持体にスライド可能に連結された支持体を有している。 2つの組立体の別の実施形態を有するカーテンウォールの斜視破断図であり、組立体の各々は4辺式グレージングシステムにおいて下枠と方立とを有している。 2つの組立体の別の実施形態を有するカーテンウォールの斜視破断図であり、組立体の各々は2辺式グレージングシステムにおいて下枠と方立とを有している。 実質的に長方形の横断面を有する、パネルと支持体との間に配設された関連技術による構造用接着剤の横断面図であり、有限要素解析(FEA)に従って荷重下にある構造用接着剤の内部応力をkPa(ポンド毎平方インチ)(psi)単位で示すファントム画法で示しており、ピーク応力は約〜407kPa(59psi)。 実質的に直角台形の横断面を有する、パネルと支持体との間に配設された発明的な構造用接着剤の実施形態の横断面図であり、FEAに従って荷重下にある構造用接着剤の内部応力をpsi単位で示すファントム画法で示しており、ピーク応力は約〜269kPa(39psi)。 様々な厚さ、長さ、及び角度を備えた実質的に直角台形の横断面を有する、本発明の構造用接着剤の種々の実施形態の横断面図。 様々な厚さ、長さ、及び角度を備えた実質的に直角台形の横断面を有する、本発明の構造用接着剤の種々の実施形態の横断面図。 様々な厚さ、長さ、及び角度を備えた実質的に直角台形の横断面を有する、本発明の構造用接着剤の種々の実施形態の横断面図。 様々な厚さ、長さ、及び角度を備えた実質的に直角台形の横断面を有する、本発明の構造用接着剤の種々の実施形態の横断面図。 様々な厚さ、長さ、及び角度を備えた実質的に直角台形の横断面を有する、本発明の構造用接着剤の種々の実施形態の横断面図。 様々な厚さ、長さ、及び角度を備えた実質的に直角台形の横断面を有する、本発明の構造用接着剤の種々の実施形態の横断面図。 様々な厚さ、長さ、及び角度を備えた実質的に直角台形の横断面を有する、本発明の構造用接着剤の種々の実施形態の横断面図。 実質的に凹多角形の横断面を有する構造用接着剤を備えた組立体の別の実施形態の分解横断面図。 支持体の分解横断面図であり、パネルと構造用接着剤とがファントム画法で示されている。 支持体の別の実施形態の分解横断面図であり、パネルと構造用接着剤とがファントム画法で示されている。
これらの図を参照するが、同様の参照符号は複数の図面を通じて対応する部品を示しており、組立体(又は単位体)は概して20として示されている。図1を参照すると、複数の組立体20が、構造22に結合して示されている。組立体20は、並列構成をなして配列されている。組立体20は、図示のように互いに直結されてもよく、あるいは互いに食い違っていてもよい(図示せず)。組立体20は通常、モジュール式であり、そのため、実質的に互いに全く同じものである。しかしながら、構造22は、異なる大きさ、形状、及び/又は構成をなす組立体20など、互いに異なる組立体20を有してもよい。例えば、図1に示すように、構造22の一方の側の組立体20は、構造22のもう一方の側の組立体20よりも小さいものである。
図1に示す組立体20の構成は、当該技術分野において、カーテンウォール、より具体的には4辺式カーテンウォール又は4辺式グレージングシステムと呼ばれ得る。この構成において、カーテンウォールは、実質的に平滑で連続的な、構造22の外部表面を呈している。組立体20はまた、2辺式カーテンウォールとして、又は2辺式グレージングシステムとして実現されてもよいが、2辺式グレージングシステムは通常、4辺式グレージングシステムと比べて平滑性の低い外観を有する。組立体20に好適な他の種類の用途の例には、スティック方式、ユニット方式、ウィンドウウォールの用途、及び天窓(図示せず)が挙げられる。更なる例には、ガラス、セラミック、石、複合材、又は金属のスパンドレルの用途を含めて、スパンドレルの用途、例えば半透明(non vision)の用途が挙げられる。グレージングは、ガラスに対して一般に用いられるもう1つの用語である。「2辺式」及び「4辺式」と呼ぶことは、構造22を指すものではなく、組立体20の構成を指すものである。
カーテンウォールは、商業用建築物、工業用建築物、居住用建築物など、様々な構造物22に使用され得る。これらの建築物は、低層であっても、中層であっても、高層であってもよい。カーテンウォールは、光、眺望、空気調和、雨よけ、及び審美性をもたらすことを含め、様々な利点を構造物22にもたらし得る。カーテンウォールは、通常、屋根又は床荷重を支えるものではなく、一般には構造物22の床版の支柱又は面又は上面から吊り下げられるものである。したがって、カーテンウォールは通常、当該技術分野においては、非構造的かつ/又は非耐荷重性であると見なされている。
カーテンウォールは、構造物22の外壁全体(若しくは外部の正面)を表現するものであっても、その一部分のみを表現するものであってもよい。対照的に、ウィンドウウォールは一般に、構造物22の外部ファサードもまた床版の面及び/又は支柱を有するように、構造物22に対して異なる位置に向けられる。例えば、ウィンドウウォールは通常、ある床の上面から下の床の下側まで、かつ/又は構造物22を囲む長い水平ストリップをなして延びる。したがって、ウィンドウウォールは一般に、構造物22の連続的な外壁として外に向くのではなく、構造物22の中に、例えば床同士の間に向かう。したがって、組立体20は、実際には、構造物22の1層に満たずにわたっても、1層にわたっても、1層を越えてわたってもよい。組立体20は、構造物22のカーテンウォール及びウィンドウウォールを形成するのに有用であるとして述べられているが、組立体20は、いかなる特定の用途にも限定されない。
図2〜6を参照すると、2つの組立体20が概して、一方の組立体20の右側部分ともう一方の組立体20の左側部分とで、カーテンウォールの構成をなして示されている。組立体20の左及び右側は概して、互いの鏡像であり、それについては以下でより詳細に説明する。同じことが、組立体20の上及び下側にも概ね当てはまる。しかしながら、特定の用途においては、組立体20が何を目的とするかによって、又は構造物22の中若しくは上の組立体20の位置によって、組立体20の側面のうちの1つ以上が互いに異なっていてもよい。これは一般に、2辺式のシステムに当てはまり、2辺式のシステムでは、組立体20の上側及び下側、すなわち上枠及び下枠は、組立体20の左側及び右側、すなわち左の方立及び右の方立とは異なる。2辺式グレージングシステムにおける2つの組立体20の右下隅及び左下隅の例が、図6に示されている。対照的に、4辺式のシステムにおいては、組立体20の4面すべてが概ね同じである。4辺式グレージングシステムにおける2つの組立体20の右下隅及び左下隅の例が、図5に示されている。
組立体20は支持体24を備えている。支持体24は、様々な大きさ、形状、及び構成をなし得る。図2〜6に示すように、支持体24の様々な構成が示されている。支持体24は、構造物22の既存の部分、例えば梁であってもよく、より典型的には、組立体20のうちの、構造物22の床版の上面又は面に支持体24を取り付けることなどによって構造物22に取り付けられる部分であってもよい。用途に応じて、組立体20は、4辺式グレージングシステムでは一般的であるが、生産施設で製作され、現場で建設されてもよく、かつ/又は、2辺式グレージングシステムでは一般的であるが、直接現場で製作されてもよい(ただし、2辺式グレージングシステムもまた、現場外で製作され、現場で建設されてもよい)。組立体20は、いかなる特定の種類の製造プロセスにも限定されない。
支持体24は通常、枠部材24である。したがって、支持体24はたて枠24であってもよく、このたて枠24は一般に、組立体20の鉛直枠部材24である。支持体24はまた、上枠24又は下枠24であってもよく、上枠24又は下枠24は一般に、組立体20の水平枠部材24である。そのような枠部材24はまた、当該技術分野において、方立、無目、又は桟と呼ばれることもある。組立体20の構成に応じて、支持体24はまた、例えば天窓又は屋根の用途において、構造22に対してある角度をなしてもよい。支持体24は、組立体20の周囲全体を形成する単一の枠部材24を備えてもよく、あるいは、組立体20の周囲全体又はその一部分を囲む、2つ以上の結合された枠部材24であってもよい。
組立体20は、上で示したように、様々な形状のものであってよく、典型的には四辺形の形状をなし、より典型的には長方形の形状をなしてよい。例えば、図1に示すように、組立体20の各々は、4本の支持体24(ファントム画法で示す)を有し、組立体20の一部は長方形の外形をなし、組立体20の一部は正方形の外形をなす。
一実施形態において、支持体24は、第1の支持体24a、及びその第1の支持体24aから離隔した第2の支持体24bとして定義される。支持体24は更に、第1の支持体24aと第2の支持体24bとの間に延びる第3の支持体24c、及び、第1の支持体24aと第2の支持体24bとの間に延び、第3の支持体24cから離隔した第4の支持体24dとして定義される。四辺形の外形が、第1、第2、第3、及び第4の支持体24a、24b、24c、24dによって画定される。上で示したように、支持体24は枠部材24であってもよい。例えば、第1の支持体24aは右のたて枠24aであってもよく、第2の支持体24bは左のたて枠24bであってもよく、第3の支持体24cは上枠24cであってもよく、第4の支持体24dは組立体20の下枠24dであってもよい。
支持体24は、様々な長さ(又は高さ)、幅W、及び深さDをなし得る。支持体24の幅Wを最小化して組立体20の採光性を増加させると有益である。支持体24の幅Wが増加されると、組立体20を貫く光の通路は一般に縮小する。支持体24の幅Wを最小化することはまた、審美的に心地よいこととなり得る。支持体24は通常、選択的に、約1.25cm〜約15cm(1/2インチ〜6インチ)、約2cm〜約8cm(7/8インチ〜3インチ)、又は約2.5cm〜約5cm(15/16インチ〜2インチ)の幅Wを有する。支持体24の、したがって組立体20の強度は一般に、支持体24の幅Wよりもむしろ、支持体24の深さDによって制御される。したがって、支持体24の深さDは、組立体20の用途に基づいて調整され得る。
上で示したように、支持体24は、組立体20の用途に応じて、様々な構成及び形状をなし得る。例えば、図2に示すように、支持体24は、C字形状の横断面を有し、2つの別々の組立体20を並列構成で保持する。図3に示すように、2つの支持体24が、補助支持体26に機械的に締結されて示されている。支持体24は内壁28と外壁30とを有し、外壁30は、その内壁28と外壁30との間に延びる結合縁部32によって内壁28から離隔している。結合縁部32と内壁28との間に鈍角A1が規定され、結合縁部32と外壁30との間に鋭角A2が規定される。壁28、30は、約〜0.3cm(1/8インチ)又はそれ以上など、様々な厚さをなし得る。図17は、図3の支持体24と類似した支持体24を示している。壁28、30は、支持体24が図に示すように中空とならないように、相当な厚さをなしてよい。支持体24のA1、A2は、公称の角度範囲内で実質的に不変であれば、様々な角度をなしてよく、例えば、A1は90°〜180°であり、A2は90°未満である。
図4は、図3に示すものと類似した状況を示しているが、異なる形状の支持体24と補助支持体26が用いられている。この構成において、組立体20は、補助支持体26上の定位置に滑り込まされ得る。支持体24は、また補助支持体26が存在する場合、その補助支持体26は、所望の構造物22に応じて、様々な大きさ、形状、及び構成をなしてよく、そのような構成はほぼ無限にある。
図16及び18は、別の実施形態のための、別の種類の支持体24を示している。支持体24は、図3の支持体24など、他の支持体24と類似しているが、異なる形状の結合縁部32を有している。特に、結合縁部32は、壁28と30との間に延び、第1の部分と、その第1の部分に隣接する第2の部分とを有している。第1の部分は内壁28に隣接し、第2の部分は外壁30に隣接している。第1及び第2の部分は、構造用接着剤50に対して、概ね相補的な形状をなしている(逆もまた同様である)。図示のように、結合縁部32は、形状において概ね凸状であり、つまり尖っている。別の実施形態(図示せず)において、結合縁部32は更に、第1の部分と第2の部分との間の第3の部分を有する。第3の部分は、パネル34の内部表面38に対して実質的に平行であっても、わずかに傾斜していてもよい。例えば、支持体34の結合縁部32は、第1、第2、及び第3の部分によって画定される不完全な二等辺の横断面を有し得る。第3の部分が存在する場合、その第3の部分はまた、構造用接着剤50に対して、概ね相補的な形状をなす(逆もまた同様である)。結合縁部32は、パネル34の内部表面38と支持体24との間に空洞Cが画定されるように、パネル34の周囲縁部40と隣接している。結合縁部32が本明細書で説明したような形状を画定するならば、すなわち結合縁部32が傾斜し、かつ/又は凸状であれば、支持体24の結合縁部32は、2つ以上の別個の支持体24によって画定されてもよい。構造用接着剤50については、以下で更に説明する。
更に図16及び18を参照すると、結合縁部32の第1の部分と第2の部分との間に鈍角A3が規定され、結合縁部32の第1の部分と内壁28との間に別の鈍角A1が規定され、結合縁部32の第2の部分と外壁30との間に更に別の鈍角A2が規定されている。支持体24のA1、A2、A3は、公称の角度範囲内で実質的に不変であれば、様々な角度をなしてよく、例えば、A1は90°〜180°である。結合縁部32の第1及び第2の部分、並びに存在する場合の第3の長さは、同じであっても異なっていてもよい。一実施形態において、第1及び第2の部分は実質的に同じ長さを有し、そのため、A1、A2は実質的に同じとなる。
支持体24は、様々な材料から、典型的には、金属、ポリマー、又は複合材などの硬質材料から形成され得る。通常、支持体24は、アルミニウム又はスチールなど、金属又は金属合金から形成される。アルミニウムは、支持体24の設計上及び審美上の目的に必要な、ほとんどすべての形状に容易に押出しが可能であるという利点をもたらす。したがって、支持体24は、様々な大きさ及び形状をなす押出しアルミニウムの枠部材24となり得る。
所望により、支持体24は、腐食の防止及び/又は接着性の増強のための塗料組成物を下塗り又は塗布されてもよい。そのような塗料組成物の例が、様々な化学物質供給業者から商業的に入手可能なAlodine(登録商標)である。利用される場合、Alodine(登録商標)は、支持体24と構造用接着剤50との間の接着強度を増強するのに有用である。
組立体20は更にパネル34を備えており、このパネル34は、当該技術分野において、嵌込み材34又はライト(lite)34と呼ばれ得るものである。パネル34は、外部表面36と、その外部表面36から離隔した内部表面38とを有している。周囲縁部40が、表面36と38との間にある。パネル34の内部表面38は、支持体24に面し、かつ、支持体24に結合され、空洞Cがパネル34の内部表面38と支持体24との間に画定される。空洞Cは、実質的に直角台形の横断面を有する。
パネル34は通常、支持体24同士の間に、かつ支持体24に被さって延びる。4辺式グレージングシステムなど、特定の実施形態において、パネル34の外部表面36には支持体24がない。そのような実施形態が概して、図1〜5に示されている。2辺式グレージングシステムなど、他の実施形態において、パネルの外部表面36は、支持体24のうちの少なくとも1本によって、典型的には組立体20の上枠24cと下枠24dなど、支持体24のうちの2本によって保持される。そのような実施形態が概して、図6に示されている。支持体24は通常、組立体20の採光性及び審美性を向上させるためにパネル34の周囲縁部40に近接しているが、支持体24もまた、周囲縁部40から後退していてもよい。通常、支持体24の結合縁部32は、パネル34の内部表面38に対して傾斜している。パネル34の内部表面38は一般に、部屋又は階段吹抜けの中など、構造物22の内側に面している。
パネル34は、ガラス、石、金属、プラスチックなど、様々な材料から形成され得る。パネル34もまた、ルーバー、窓、通気口など、機能的要素を有してもよい。通常、図に示すように、パネル34はガラスから形成され、したがって、パネル34はガラスパネル34又はグレージング34となる。パネル34は、一重ペインであっても二重ペインであってもよい。図2〜6に示すように、パネル34は、内部ペイン42と、外部ペイン44とを有している。ペイン42、44は、シール46の両側に接合される。シール46は、様々な材料から形成され得るものであり、第1のシーラント及び第2のシーラントなど、1片又は複数片を有してよい。シール46に好適な材料には、限定するものではないが、ポリイソブチレン及びシリコーンが挙げられる。空隙48が、断熱の目的でパネル34内に画定される。
ペイン42、44は通常、パネル34の破損を防止するために強化ガラスから形成されるが、他の種類のガラスも使用され得る。パネル34はまた、内部層をペイン42と44との間に挟んだ強化ガラスのペイン42、44など、合わせガラス34又は複合材34であってもよい。内部層は、イオノプラスト(ionoplast)樹脂などの高分子材料から形成され得る。そのような複合材34はまた、当該技術分野において、安全ガラス34とも呼ばれ得る。
パネル34は、様々な大きさ及び形状をなし得る。パネル34は、典型的には形状において四辺形であり、より典型的には形状において長方形である。しかしながら、パネル34は、台形、円形、又は三角形など、他の形状をなしてもよい。パネル34は通常、選択的に、約0.25cm〜約4.75m(1フィート(ft)〜15ft)、約1m〜約3m(3ft〜10ft)、又は約1.2m〜約2m(4ft〜7ft)の幅Wを有する。パネル34は通常、選択的に、約0.25m〜約6m(1フィート(ft)〜20ft)、約1.5m〜約4.75m(5t〜15ft)、又は約1.5m〜約2m(5ft〜7ft)の高さHを有する。上述のように、組立体20は、構造物22の1層の一部分にわたっても、1層にわたっても、1層を越えてわたってもよい。
通常、パネル34は、実質的に均一な厚さTを伴って平面的である。パネル34は通常、選択的に、約0.3cm〜約20cm(1/8インチ〜8インチ)、約0.6cm〜約10cm(1/4インチ〜4インチ)、又は約1cm〜約2.5cm(3/8インチ〜1インチ)の厚さTを有する。上述のように、パネル34は、1重ペイン42又は2重ペインのガラス42、44(他にない場合)であっても、上述のような他の材料、例えば金属であってもよい。したがって、上記のTは、1重ペイン42、ペイン42、44の組み合わせ、又は断熱スパンドレルパネル34のTを指し得る。ペイン42、44の各々は、互いに同じTであっても、互いに異なっていてもよい。パネル34が、上述の3層の複合材34などの複合材34である場合、それらの層のうちの2層以上が同じTを有してもよく、あるいはそれらの層がそれぞれ、異なるTをなしてもよい。特定の実施形態において、ペイン42、44はそれぞれ、約〜0.5cm(3/16インチ)の厚さT1、T2を有し、空隙48(又は高分子材料の内層)は、約〜0.25cm(1/10インチ)の厚さT3を有する。また、T1、T2、T3はそれぞれ、より大きくても、より小さくてもよい。
組立体20は更に、上で示したように、構造用接着剤50(以下、接着剤50とする)を備える。接着剤50は、パネル34を支持体24に結合するために、空洞C内に配設される。図2に最良に示されるように、接着剤50は通常、空洞Cと相補的な形状をなす。接着剤50はまた、当該技術分野において、接着剤ビード50又は接着剤継手50とも呼ばれ得る。しかしながら、接着剤50は、パネル34を支持体24に接着しない通常のガスケット又はくさびとは異なるものである。通常、ガスケット又はくさびは、パネル34と支持体24とを単に機械的に係合させるものであるが、接着剤50は、パネル34を支持体24に接着させるものである。
接着剤50は、支持体24に面する第1の結合表面52を有する。接着剤50はまた、第2の結合表面54を有し、この第2の結合表面54は、第1の結合表面52から離隔し、パネル34の内部表面38に面するものである。外周表面56が、結合表面52と54との間にある。外周表面56は、パネル34の周囲縁部40に隣接して配設されている。内周表面58が結合表面52と54との間にあり、外周表面40に対してパネル34に沿って内側に、外周表面56から離隔している。
結合表面52、54及び周囲表面56、58は、実質的に直角台形の横断面を画定している。外周表面56は、パネル34の内部表面38から支持体24に向かって延びる厚さT1を有する。内周表面58は、同様にパネル34の内部表面38から支持体24に向かって延びる厚さT2を有する。内周表面58のT2は、外周表面56のT1よりも厚い。したがって、第1の結合表面52は、第2の結合表面54に対して傾斜している。
接着剤50の外周表面56のT1は通常、選択的に、約0.6cm〜約2.5cm(1/4インチ〜1インチ)、約0.6cm〜約2cm(1/4インチ〜3/4インチ)、又は約0.6cm〜約1.3cm(1/4インチ〜1/2インチ)である。接着剤50の内周表面58のT2は、外周表面56のT1よりも厚い。接着剤50の内周表面58のT2は通常、選択的に、約0.8cm〜約5cm(5/16インチ〜2インチ)、約1.3cm〜約2.5cm(1/2インチ〜1インチ)、又は約1.3cm〜約2cm(1/2インチ〜3/4インチ)である。
接着剤50の第2の結合表面54は、長さL2を有する。接着剤50の第1の結合表面52は、第2の結合表面54のL2よりも長い長さL1を有する。通常、接着剤50の第2の結合表面54のL2は、選択的に、約5cm以下(約2インチ以下)、約1.3cm〜約5cm(1/2インチ〜2インチ)、約2cm〜約5cm(3/4インチ〜2インチ)、又は約2.3cm〜約2.5cm(15/16インチ〜1インチ)である。接着剤50の第1の結合表面52のL1は、T1、T2とピタゴラスの定理によって決定され得る。接着剤50は、図9〜15に例示するように、接着剤50の実質的に直角台形の横断面が維持されるという条件で、様々な組み合わせのT1、T2及びL1、L2を有し得る。
接着剤50の第2の結合表面54のL2はまた、当該技術分野において、「食い付き」L2又は「構造的食い付き」L2と呼ばれることもある。これに関連して、「ガラスの食い付き」は、支持体24及び接着剤50によってガラスパネル32が遮られる程度を指すこともある。上述のように、組立体20の構造的完全性を依然として維持しながらも、食い付きが可能な限り最小化されるように、組立体20を通過できる光の量を増加させることが、多くの場合に有効である。例えば、定位置に置かれると、例えばカーテンウォールに置かれると、組立体20は、特定の環境負荷、例えば風荷重に耐えなければならず、それらの環境負荷については以下で説明する。
図に示すように表面52、54、56、58が完全には平面的とならないように、接着剤50の表面52、54、56、58のうちの1つ以上が、なんらかの不規則性を有してもよい。例えば、周囲表面56、58の一方は、接着剤50の配置及び/又は膨張若しくは収縮が原因で、わずかに凹状であっても凸状であってもよい。加えて、結合表面52、54の一方は、支持体24及び/又はパネル34の形状、通常は支持体24の形状に応じて、凹状であっても凸状であってもよい。支持体24の結合縁部32は、第1の結合表面52に対して概ね相補的である。例えば、支持体24は、実質的に平面的な、凹状の、又は凸状の結合縁部32を含むように形成されてよく、それによって空洞Cの形状が、したがって接着剤50の形状が規定される。各図に示すように、結合縁部32は通常、実質的に平面的であるが、支持体24の結合縁部32の形状の変化が生じることがあり、そのような変化はまた、以下で説明するように、接着剤50の応力を更に低減し得る。上述のように、支持体24を形成するために押出しが用いられ得る。したがって、支持体24は、結果として得られる支持体24の結合縁部32を画定する平面、凹面、及び/又は凸面の部分を有するダイを通じた押出しによって形成されてもよい。
図2〜4及び図9〜15に最良に示されるように、接着剤50の第1の結合表面52と外周表面56とは、実質的に直角台形の横断面の鈍角A1を規定している。接着剤50の第2の結合表面54と外周表面56とは、実質的に直角台形の横断面の直角A2を規定している。接着剤50の第1の結合表面52と内周表面58とは、実質的に直角台形の横断面の鋭角A3を規定している。接着剤50の第2の結合表面54と内周表面58とは、実質的に直角台形の横断面の別の直角A4を規定している。
直角台形は、2つの直角を有する台形である。A1、A2、A3、A4は、公称の角度範囲内で実質的に不変であれば、異なる角度をなしてもよく、例えば、A1は90°〜180°であり、A3は90°未満である。A2、A4は厳密でなくてもよい。換言すれば、A2、A4は90°よりわずかに大きくても小さくてもよく、例えば90±5°以下であってもよい。
図16及び18は、接着剤50の別の実施形態を示している。接着剤50は、他の図の構造用接着剤と類似しているが、異なる横断面を有している。図16に最良に示されるように、第1の結合表面52は支持体24に面し、第1の部分と、その第1の部分に隣接する第2の部分とを有している。第1の部分と第2の部分との間に鈍角A5が定義される。外周表面58が、パネル34の周囲縁部40及び第1の結合表面52の第2の部分に隣接して配設されている。内周表面56は、外周表面58に対して、また第1の結合表面52の第1の部分に隣接して、パネル34に沿って内側に、外周表面58から離隔している。結合表面52、54及び外周表面56、58は、実質的に凹多角形の横断面を画定している。その横断面はまた、半蝶ネクタイの横断面とも呼ばれ得る。接着剤50は、第1の結合表面52の第1の部分と第2の部分との間に、パネル34の内部表面38から支持体24に向かって延びる厚さT1を有している。T1は、A5に隣接している。内周表面56は、同様にパネル34の内部表面38から支持体24に向かって延びる厚さT2を有する。外周表面58は、更に同様にパネル24の内部表面38から支持体24に向かって延びる厚さT3を有する。接着剤50のT1は、第1の結合表面52が第2の結合表面54に対して凹状であるように、周囲表面56、58のT2、T3のいずれよりも薄い。
図16に最良に示されるように、接着剤50の第1の結合表面52の第1の部分と内周表面56とは、実質的に凹多角形の断面の鋭角A1を規定している。接着剤50の第1の結合表面52の第2の部分と外周表面58とは、実質的に凹多角形の横断面の別の鋭角A2を規定している。接着剤50の第2の結合表面54と内周表面56とは、実質的に凹多角形の横断面の直角A3を規定している。接着剤50の第2の結合表面54と外周表面58とは、実質的に凹多角形の横断面の別の直角A4を規定している。
図16を更に参照すると、内周表面56のT2と外周表面58のT3とは実質的に等しい。他の実施形態において、T2、T3は、T3がT2より薄いかあるいはその逆など、異なっていてもよい。同様に図16に示すように、第2の結合表面54は、各々がそれぞれ長さL2a、L2bを有する第1の部分と第2の部分とを有している。L2a、L2bは同じであっても、互いに異なっていてもよい。第1の結合表面52はまた長さL1を有し、第1の部分が長さL1aを有し、第2の部分が長さL2bを有している。L1a、L1bは同じであっても、互いに異なっていてもよい。図示のように、第1の結合表面52は、形状において概ね凹状である。別の実施形態(図示せず)において、第1の結合表面52は更に、第1の部分と第2の部分との間の第3の部分を有する。その第3の部分は、第2の結合表面54に対して実質的に平行であっても、わずかに傾斜していてもよい。例えば、接着剤50の第1の結合表面52は、第1、第2、及び第3の部分によって画定される不完全な二等辺の横断面を有し得る。第3の部分が存在する場合、その第3の部分はまた、支持体24に対して概ね相補的な形状をなす(逆もまた同様である)。接着剤50のA1、A2、A3、A4、A5は、公称の角度範囲内で実質的に不変であれば、異なる角度をなしてもよく、例えば、A5は90°〜180°である。一実施形態において、第1及び第2の部分は実質的に同じL1a、L2bを有し、そのため、A1、A2は実質的に同じとなる。
図2〜4に最良に示されるように、構造物24は通常、接着剤50の第1の結合表面52の少なくとも大部分に沿って当接する。パネル34の内部表面38は通常、接着剤50の第2の結合表面54の少なくとも大部分に沿って当接する。支持体24の結合縁部32は通常、接着剤50の第1の結合表面52と当接する。接着剤50と、パネル34と、支持体24との間の接触性を高めると、一般に、支持体24と組立体20のパネル34との間の接着強度が高められる。
接着剤50は、様々な接着剤を含み得る。通常、接着剤50は、一液又は二液系から形成され得るシリコーンを含む。したがって、接着剤50はまた、当該技術分野において、構造用シリコーンとも呼ばれ得る。Dow Corning(登録商標)983(シリコーングレージング及びカーテンウォール接着剤/シーラント)又はシリコーン構造用シーラント(Silicone Structural Sealant)など、好適な接着剤系がミシガン州ミッドランド(Midland)のダウコーニング社(Dow Corning Corporation)から商業的に入手可能である。更なる例には、Dow Corning(登録商標)995(シリコーン構造用シーラント(Silicone Structural Sealant))、Dow Corning(登録商標)993(構造用シーラント(Structural Sealant))、及びDow Corning(登録商標)895(構造用グレージングシーラント(Structural Glazing Sealant))が挙げられる。そのような接着剤は通常、組立体20の間又はその中でウェザーストリップ60として使用され得る他の接着剤又はシーラントとは異なる。Dow Corning(登録商標)795(シリコーン建築用シーラント(Silicone Building Sealant))及び/又はDow Corning(登録商標)791(耐候性シーラント(Weatherproofing Sealant))など、そのようなシーラント系がまた、ダウコーニング社(Dow Corning Corp.)から商業的に入手可能である。
必ずしも図示されていないが、組立体20は付加的な構成要素を有し得る。例えば、組立体20は更に、ウェザーストリップ60と、ガスケット62と、バッキングテープと、セッティングブロックと、バッキングロッド64と、スペーサとを有してもよい。バッキングテープ又はガスケット62は多くの場合、接着剤50を塗布する間に空洞Cを支えるために使用される。接着剤50は、通常の填隙技術によって空洞Cの中に塗布され得る。バッキングロッド64は多くの場合、ウェザーストリップ60を張り付けるときに間隙を支えるために使用される。ガスケット62が図5及び6に示されているが、これらのガスケットのうちの1つ以上が存在しなくても、バッキングテープで置き換えられてもよい。加えて、概して図には示されていないが、バッキングテープ又は類似の構成要素は、接着剤50の周囲表面56、58の一方又は両方で空洞Cに配設され得る。
ここで図7を参照すると、実質的に長方形の横断面を有する通常の構造用シリコーンが示されている。そのような構造用シリコーンは多くの場合、支持体及びパネルに関して多数の直角をしばしば有する通常の組立体の構成により、そのような組立体に存在する。例えば、多数の支持体は、長方形の空洞が組立体のパネルと支持体との間に画定されるように、パネルに対して平行である。いくつかの建築設計において、更にはいくつかの建築物の立地において、ガラスパネルと支持体との間の接着性を維持するのに必要な食い付きの大きさが原因で、環境負荷により、この種の構造用シリコーン又は他の構造用シリコーンを有するそのような組立体の使用が禁止される。この問題は、構造用シリコーンのより大きな食い付きに対処するために、より大きな支持体が必要となることによって悪化する。食い付きの大きさを、ひいては支持体の大きさを増すことは、組立体を通過し得る光の量を低減するだけでなく、組立体の審美的な性質を損なうことにもなる。例えば、〜1.5m(5フィート)幅のガラスパネルを用いる建築設計において、例えばフロリダでは〜9.6kPa(200PSF)の風荷重が建造物に作用するが、構造用シリコーンの長方形横断面は、少なくとも〜5cm(2インチ)の食い付きと、少なくとも〜0.6cm(1/4インチ)の厚さとを必要とする。構造用シリコーンのこの5cm(2インチ)の食い付きは、その後方に更に大きな支持体を必要とし、これらはいずれも、通常の組立体を含めて、カーテンウォールの採光及び審美的な性質を損なうものである。
加えて、この高い風荷重に基づけば、風がガラスパネルに当たり、ガラスパネルからそれるときに、ガラスパネルが支持体に対して内及び外に撓むことが原因で、長方形の横断面を有する構造用シリコーンは高い内部応力を有する。これらの応力は、図7に示す様々なクロスハッチで示されており、約〜407kPa(59psi)のピーク応力を伴う。構造用シリコーンを超弾性材料としてモデル化するために、これらの応力はANSYSを用いたFEAに従って決定される。パネルは、〜1.5m×2.2m(5フィート×7 1/4フィート)である。構造用シリコーンは、〜5cm(2インチ)の食い付きと〜138kPa(20psi)の設計とを有する。138kPa(20psi)の設計は一般に、許容可能な設計応力値又は業界基準と考えられている。
〜9.6kPa(200PSF)の風荷重を受けて、パネルは支持体に対して内向き又は外向きに回転する(又は撓む)。構造用シリコーンは、構造用シリコーンがパネルと支持体との間で挟まれ、引き延ばされるように、旋回点として働く。風荷重を受けてパネルの周囲にかかる応力は、等分布荷重を受ける板の挙動の理論に従って、台形の形式で挙動する。長方形の横断面を有する構造用シリコーンの他の大きさがまた算出され、〜3.4cm(1.33インチ)の食い付きでは約〜324kPa(47psi)のピーク応力を有し(〜207kPa/(30psi)の設計)、〜1cm(15/16インチ)の食い付きでは約〜345kPa(50psi)のピーク応力を有する(〜303kPa/(44psi)の設計)。
時間が経つにつれて、これらの内部応力は、構造用シリコーンの疲労及び/又は破壊、例えば凝集破壊及び/又は接着破壊を生じ得る。図7から分かるように、応力は、構造用シリコーンの横断面全体にわたって、均等ではないが散在的である。ハリケーンなどの間にガラスパネルが破砕した場合、残りのガラス片が、ハリケーンの間、更に何度も、そしてより大きく内及び外に撓む。これにより、構造用シリコーンの破壊時間が大幅に短くなり、その結果、ガラス片が構造用シリコーンから離れて破砕し、場合によっては人又は資産に更なる損害を生じる。
図8に、接着剤50の一実施形態が示されている。接着剤50は、〜1cm(15/16インチ)の食い付きL2と、〜0.6cm(1/4インチ)の厚さT1と、〜1.3cm(1/2インチ)の厚さT2とを有している。接着剤50は、図7の構造用シリコーンに関して説明したものと同じ方式で算出された。驚くべきことに、図7に示す構造用シリコーンが約406.7kPa(59psi)のピーク応力を有するのに対し、接着剤50のピーク応力は約〜269kPa(39psi)であり、これは〜33%の低下である。0.93cm(15/16インチ)の等価な食い付きを有するが、約344.7kPa(50psi)(又は〜28%高い)のピーク応力を有するものを含めて、接着剤50のピーク応力はまた、長方形の横断面を有する他の算出済みのサンプルよりも十分に低いものである。
いかなる特定の理論によっても限定されるものではないが、接着剤50の実質的に直角台形の横断面は、長方形の横断面の構造用シリコーンを有する通常の組立体に対して、組立体20における応力を低減すると考えられる。加えて、接着剤50の実質的に直角台形の横断面の向きは、通常の組立体に対して、組立体20における応力を低減するとも考えられる。例えば、接着剤50のT1がT2よりも薄いことにより、T2がT1よりも薄くなる逆の状況に対して、応力が低減すると考えられる。パネル34が風荷重を受けるとき、接着剤50は、パネル34と支持体24との間のヒンジとして働き得ると考えられるため、この向き及び特殊な横断面は重要であると考えられる。
接着剤50の他の実施形態の実質的に凹多角形の横断面もまた、実質的に直角台形の横断面の実施形態と類似した利点を有すると考えられる。例えば、パネル34が風荷重を受けるとき、接着剤50は、パネル34と支持体24との間の二重ヒンジとして働き得ると考えられるため、この向き及び特殊な横断面は重要であると考えられる。
これらの発見及び更なる仮説に基づけば、接着剤50はしたがって、構造物22にかかる環境負荷を原因とする、組立体20の応力を低減する。通常、最も懸念される構造物22への環境負荷は、日常的には、上述のような風荷重である。例えば、組立体20は、パネル34を構造物22から引き出そうとする約〜9.6kPa(200PSF)の最大の負の風荷重と、パネル34を構造物22に押し付けようとする約〜6.2kPa(130PSF)の正の風荷重とを受け得る。しかしながら、地震荷重、雪荷重、熱負荷、及び/又は爆風荷重など、他の環境負荷もまた関与し得る。また、これらの他の種類の環境負荷を受けるとき、組立体20は応力も低減させると考えられる。環境負荷は死荷重と同等ではなく、死荷重は一般に、組立体20の構成要素によって付与される荷重である。
組立体20は一般に、建築基準に合格するように構成されている。通常、組立体20は、下記の2つの建築基準、つまり、1)プロトコルTAS−201、TAS−202、及びTAS−203に従うフロリダ州建築基準、又は2)プロトコルPA−201、PA−202、及びPA−203に従うマイアミ・デイド郡建築基準の要件のうち少なくとも1つに合格する。マイアミ・デイド群建築基準は一般に、フロリダ州建築基準よりも厳格であると考えられている。組立体20は、フロリダ州ブロワード郡(Broward County)で要求されるものなど、他の立地における他の建築基準にも同様に合格するように構成され得る。
構造物22の特定の立地には、厳格な建築基準の要件がある。例えば、フロリダなどの立地は、ハリケーンを伴う傾向があり、ハリケーンは、高速度の風を、したがって構造物22に影響を及ぼす高い風荷重を含む。そのような強い風と共に、茶色の岩屑(又は投射物)が構造物22に衝突する機会が生じる。したがって、TAS−201は、衝撃試験を実施するための手順に関するものとなっている。TAS−202は、均等静圧試験を実施するための手順に関するものである。TAS−203は、周期的風圧荷重試験を実施するための手順に関するものである。
PA−201、202、及び203は、フロリダ州のTASプロトコルに類似しているが、フロリダ州マイアミ・デイド郡に対するものである。マイアミ・デイド郡の建築基準は一般に、住居用であっても商用であってもすべての外部の開口部が、ハリケーンで生じる風送の岩屑に対する保護を設けることを要求している。そのような保護には、耐衝撃製品が含まれる。大型飛来物の耐性と小型飛来物の耐性との2種類の耐衝撃製品がある。大型飛来物に対して試験するために、製品、例えば組立体20が、約4.08kg(9ポンド)の重量があり、〜5cm×10cm×2.7m(2インチ×4インチ×9フィート)の大きさがあり、〜55km/時(50フィート/秒)の速度で移動する一片の用材を用いて、様々な衝撃にさらされる。次に、製品は、正と負の9,000の風サイクル(又は±4,500サイクル)のハリケーン荷重にさらされる。小型飛来物の耐性を試験するために、製品は、〜88km/時(80フィート/秒)の速度で移動する10個のボールベアリングを用いて、様々な衝撃に暴露されてきた。製品は次いで、9,000サイクルにわたって風荷重を受ける。通常、組立体20は、少なくとも大型飛来物に準拠しており、これは一般に、小型飛来物の準拠よりも厳格な規格である。
本発明の組立体を示す以下の実施例は、本発明を説明するものであり、本発明を限定するものではない。
様々な物理特性を試験するために、第1及び第2の発明的な組立体が作製される。組立体の各々は、支持体に、特に陽極処理アルミニウム枠に構造的に嵌められたパネルを有し、4辺式グレージングシステムとして構成される。構造用接着剤はシリコーンを含み、〜0.8cm(15/16インチ)の食い付きを有し、より具体的には、図8の説明で上に説明したものと同じ寸法及び向きを有する。
構造用接着剤は、ダウコーニング社(Dow Corning)から商業的に入手可能であり、ETAG 002−「構造用シーラントグレージングシステム(SSGS)に対する欧州技術認証のための指針(Guideline for European Technical Approval for Structural Sealant Glazing Systems)」及びASTM C1184−「構造用シリコーンシーラントの標準規格(Standard Specification for Structural Silicone Sealants)」の最低必要条件を上回っている。構造用接着剤は、ASTM C1135−「構造用シーラントの引張り接着特性を測定するための標準試験法(Standard Test Method for Determining Tensile Adhesion Properties of Structural Sealants)」に従って測定される特性を有する。これらの特性は、3つ組で測定され、以下の表Iに列挙される。
Figure 0005916760
パネルの各々は、明澄な強化ガラスの内部及び外部ペインを有している。パネルの各々は、〜152.4cm×〜190.5cm(60インチ×75インチ)であり、〜0.48cm(3/16インチ)の平均厚さを有している。中間層が、ペインの間に挟まれる。中間層は、約〜0.23cm(0.090インチ)の平均厚さを有する。第1の組立体において、中間層はポリビニルブチラール(PVB)を含む。第2の組立体において、中間層は、デュポン(Dupont)(商標)セントリグラス(SentryGlas)(登録商標)プラス(Plus)(SGP)を含む。
各組立体は、ASTM E330−「一様な静圧の差による外部の窓、ドア、天窓、及びカーテンウォールの構造性能に関する標準試験法(Standard Test Method for Structural Performance of Exterior Windows, Doors, Skylights and Curtain Walls by Uniform Static Air Pressure Difference)」、及びASTM E331−「一様な静圧の差による外部の窓、ドア、天窓、及びカーテンウォールの水の浸入に関する標準試験法(Standard Test Method for Water Penetration of Exterior Windows, Skylights, Doors, and Curtain Walls by Uniform Static Air Pressure Difference)」というASTM規格に従って、空気の浸入、水の浸入、及び構造性能について試験される。
各組立体に対する空気の浸入が、〜75Paと〜300Pa(1.57PSFと6.24PSF)の両方で測定される。測定可能な空気の浸入は、いずれの組立体にも検出されない。各組立体に対する水の浸入が、〜300Pa(6.24PSF)で15分間にわたって試験される。はっきりとした水の浸入は検出されない。各組立体に対する構造性能が、〜7.2kPa、〜9.6kPa、及び〜14.4kPa(±150PSF、±200PSF、及び±300PSF)で試験される。パネル、構造用接着剤、又は支持体の破損は、いずれの組立体にも検出されない。各組立体は、空気の浸入、水の浸入、及び構造的完全性に関する性能の業界基準に合格する。
第3の発明的組立体が作製され、この第3の組立体は、第2の組立体と同じである、明澄な熱強化ガラスのペインを有するものである。ペインの各々は、〜0.635cm(1/4インチ)の平均厚さを有している。この組立体は、上述のようにASTM E330及びASTM E331に従って試験される。この組立体はまた、ASTM E1886−「飛来物による衝撃を受け、周期的な差圧にさらされる外窓、カーテンウォール、ドア、及び衝撃保護システムの性能に関する標準試験法(Standard Test Method for Performance of Exterior Windows, Curtain Walls, Doors, and Impact Protective Systems Impacted by Missile(s)and Exposed to Cyclic Pressure Differentials)」に従って試験される。パネル、構造用接着剤、又は支持体の破損は、組立体に検出されない。組立体は、空気の浸入、水の浸入、構造的完全性、及び衝撃性能に関する性能の業界基準に合格する。図8は、上述した構造用接着剤の特性を示している。
分散が依然として本開示の範囲内にある限り、上述の値のうちの1つ以上が、±5%、±10%、±15%、±20%、±25%などだけ変動してもよい。他のすべての部材とは無関係に、マーカッシュ群の各部材から、予期しない結果が得られることがある。各部材は、個別にかつ/又は組み合わせで依存してもよく、添付の「特許請求の範囲」に含まれる特定の実施形態を十分に支援する。独立請求項と、単一及び多重に従属する従属請求項とのすべての組み合わせの主題が、本明細書で明確に企図される。本開示は、説明の文言を含めて、限定よりもむしろ説明のためのものである。上記の教示を鑑みれば、本開示の多数の修正及び変形が可能となり、本開示は、本明細書で具体的に説明した以外の形でも実施され得る。

Claims (17)

  1. 組立体において応力を生じる環境負荷を受ける構造物用の組立体であって、
    i)支持体と、
    ii)外部表面と内部表面とを有し、該内部表面が、前記外部表面と内部表面との間の周囲縁部によって前記外部表面から離隔されているパネルであって、前記パネルの前記内部表面が、前記パネルの前記内部表面と前記支持体との間に空洞が画定された状態で、前記支持体に面し、かつ、前記支持体に結合されている、パネルと、
    iii)前記パネルを前記支持体に結合するために前記空洞内に配設された構造用接着剤と、を備え、
    前記構造用接着剤が、
    前記支持体に面する第1の結合表面と、
    前記第1の結合表面から離隔し、前記パネルの前記内部表面に面する第2の結合表面と、
    前記第1の結合表面と第2の結合表面との間にあり、前記パネルの前記周囲縁部に隣接して配設されている外周表面と、
    前記第1の結合表面と第2の結合表面との間にあり、前記パネルに沿って前記外周表面に対して内側に、前記外周表面から離隔している内周表面と、を有し、
    前記第1及び第2の結合表面と、前記外周及び内周表面とが、実質的に直角台形の横断面を画定し、
    前記外周表面は、前記パネルの前記内部表面から前記支持体に向かって延びる厚さ(T1)を有し、
    前記内周表面は、同様に前記パネルの前記内部表面から前記支持体に向かって延びる厚さ(T2)を有し、
    前記第1の結合表面が前記第2の結合表面に対して傾斜するように、前記内周表面のT2が前記外周表面のT1よりも厚いことによって、前記構造物にかかる環境負荷を原因とする、前記組立体における応力が低減される、組立体。
  2. 前記支持体が、前記構造用接着剤の前記第1の結合表面の少なくとも大部分に沿って当接し、
    前記パネルの前記内部表面が、前記構造用接着剤の前記第2の結合表面の少なくとも大部分に沿って当接する、請求項1に記載の組立体。
  3. 前記パネルの前記外部表面には前記支持体がない、請求項1に記載の組立体。
  4. 前記支持体が、内壁と外壁とを有し、
    該外壁が、前記内壁と外壁との間に延びる結合縁部によって前記内壁から離隔しており、そのため、前記結合縁部と前記内壁との間に鈍角が定義され、前記結合縁部と前記外壁との間に鋭角が定義され、前記結合縁部が、前記構造用接着剤の前記第1の結合表面と当接する、請求項1に記載の組立体。
  5. 前記支持体が、たて枠、上枠、下枠、又はそれらの組合わせからなる群から選択される押出枠部材である、請求項1又は4に記載の組立体。
  6. 前記支持体が、第1の支持体及び第2の支持体として更に定義され、
    該第2の支持体が、前記第1及び第2の支持体の各々の間に、かつ、それらに被さって延びる前記パネルによって前記第1の支持体から離隔している、請求項1に記載の組立体であって
    i)第1の支持体及び前記第1の支持体から離隔した第2の支持体と、
    ii)外部表面と内部表面とを有し、前記内部表面が、前記外部表面と内部表面との間の周囲縁部によって前記外部表面から離隔されているパネルであって、前記パネルが、前記第1及び第2の支持体の間に、かつ、それら各々に被さって延び、前記パネルの前記内部表面が、空洞が前記パネルの前記内部表面と前記第1の支持体との間及び前記パネルの前記内部表面と前記第2の支持体との間に画定された状態で、前記第1及び第2の支持体の各々に面し、かつ、それら各々に結合されている、パネルと、
    iii)前記パネルを前記第1及び第2の支持体に結合するために前記空洞の各々に配設された構造用接着剤と、を備え、
    前記構造用接着剤が、
    前記第1及び第2の支持体の各々に面する第1の結合表面と、
    前記第1の結合表面から離隔し、前記パネルの前記内部表面に面する第2の結合表面と、
    前記第1の結合表面と第2の結合表面との間にあり、前記パネルの前記周囲縁部に隣接して配設されている外周表面と、
    前記第1の結合表面と第2の結合表面との間にあり、前記パネルに沿って前記外周表面に対して内側に、前記外周表面から離隔している内周表面と、を有し、
    前記第1及び第2の結合表面と、前記外周及び内周表面とは、実質的に直角台形の横断面を画定し、
    前記外周表面は、前記パネルの前記内部表面から前記第1及び第2の支持体の各々に向かって延びる厚さ(T1)を有し、
    前記内周表面は、同様に前記パネルの前記内部表面から前記第1及び第2の支持体の各々に向かって延びる厚さ(T2)を有し、
    前記第1の結合表面が前記第2の結合表面に対して傾斜するように、前記内周表面のT2が前記外周表面のT1よりも厚いことによって、前記構造物にかかる環境負荷を原因とする、前記組立体における応力が低減される、組立体。
  7. 前記第1の支持体と第2の支持体との間に延びる第3の支持体と、前記第1の支持体と第2の支持体との間に延び、前記第3の支持体から離隔した第4の支持体とを更に備え、 前記第1、第2、第3、及び第4の支持体によって四辺形の外形が画定される、請求項6に記載の組立体。
  8. 前記パネルもまた、前記第3の支持体と第4の支持体との間に、かつ、それら各々に被さって延び、
    前記パネルの前記内部表面が、空洞が前記パネルの前記内部表面と前記第3の支持体との間及び前記パネルの前記内部表面と前記第4の支持体との間に画定された状態で、前記第3及び第4の支持体の各々に面し、かつ、それら各々に結合されている、請求項7に記載の組立体。
  9. 前記構造用接着剤もまた、更に前記パネルを前記第3及び第4の支持体に結合するために前記空洞の各々に配設される、請求項8に記載の組立体。
  10. 前記第1、第2、第3、及び第4の支持体の各々が、前記構造用接着剤の前記第1の結合表面の少なくとも大部分に沿って当接し、
    前記パネルの前記内部表面が、前記構造用接着剤の前記第2の結合表面の少なくとも大部分に沿って当接する、請求項7、8又は9に記載の組立体。
  11. 前記第1及び第2の支持体の各々が、前記構造用接着剤の前記第1の結合表面の少なくとも大部分に沿って当接し、
    前記パネルの前記内部表面が、前記構造用接着剤の前記第2の結合表面の少なくとも大部分に沿って当接する、請求項7又は8に記載の組立体。
  12. 前記構造用接着剤の前記第1の結合表面と前記外周表面とが、前記実質的に直角台形の横断面の鈍角を規定し、
    前記構造用接着剤の前記第2の結合表面と前記外周表面とが、前記実質的に直角台形の横断面の直角を規定し、
    前記構造用接着剤の前記第1の結合表面と前記内周表面とが、前記実質的に直角台形の横断面の鋭角を規定し、
    前記構造用接着剤の前記第2の結合表面と前記内周表面とが、前記実質的に直角台形の横断面のもう1つの直角を規定する、請求項1又は6に記載の組立体。
  13. 前記構造用接着剤の前記外周表面のT1が、少なくとも約0.6センチメートルであり、
    前記構造用接着剤の前記内周表面のT2が、前記外周表面のT1よりも厚い、請求項1、6又は12に記載の組立体。
  14. 前記第1及び第2の支持体が、第1及び第2のたて枠として、又は、上枠及び下枠として更に定義される、請求項6又は11に記載の組立体。
  15. 前記第1の支持体が、第1のたて枠であり、
    前記第2の支持体が、第2のたて枠であり、
    前記第3の支持体が、上枠であり、
    前記第4の支持体が、下枠である、請求項7、8又は9に記載の組立体。
  16. 組立体において応力を生じる環境負荷を受ける構造物用の組立体であって、
    i)支持体と、
    ii)外部表面と内部表面とを有し、該内部表面が、前記外部表面と内部表面との間の周囲縁部によって前記外部表面から離隔されているパネルであって、前記パネルの前記内部表面が、前記パネルの前記内部表面と前記支持体との間に空洞が画定された状態で、前記支持体に面しており、かつ、前記支持体に結合されている、パネルと、
    iii)前記パネルを前記支持体に結合するために前記空洞内に配設された構造用接着剤と、を備え、
    前記構造用接着剤が、
    前記支持体に面し、第1の部分と、前記第1の部分に隣接する第2の部分とを有する第1の結合表面であって、前記第1の部分と第2の部分との間に鈍角が規定される、第1の結合表面と、
    前記第1の結合表面から離隔し、前記パネルの前記内部表面に面する第2の結合表面と、
    前記第1の結合表面と第2の結合表面との間にあり、前記パネルの前記周囲縁部及び前記第1の結合表面の前記第2の部分に隣接して配設されている外周表面と、
    前記第1の結合表面と第2の結合表面との間にあり、前記パネルに沿って前記外周表面に対して内側に、前記外周表面から離隔し、前記第1の結合表面の前記第1の部分に隣接している内周表面と、を有し、
    前記第1及び第2の結合表面と、前記外周及び内周表面とが、実質的に凹多角形の横断面を画定し、
    前記構造用接着剤が、前記第1の結合表面の前記第1の部分と第2の部分との間で、前記パネルの前記内部表面から前記支持体に向かって延びる厚さ(T1)を有し、
    前記内周表面が、同様に前記パネルの前記内部表面から前記支持体に向かって延びる厚さ(T2)を有し、
    前記外周表面が、更に同様に前記パネルの前記内部表面から前記支持体に向かって延びる厚さ(T3)を有し、
    前記第1の結合表面は、前記第2の結合表面に対して凹状であるように、前記構造用接着剤のT1が、前記内周及び外周表面のT2、T3のいずれよりも薄いことによって、前記構造物にかかる環境負荷を原因とする、前記組立体における応力が低減される、組立体。
  17. 前記構造用接着剤の前記第1の結合表面の前記第1の部分と前記内周表面とが、前記実質的に凹多角形の横断面の鋭角を規定し、
    前記構造用接着剤の前記第1の結合表面の前記第2の部分と前記外周表面とが、前記実質的に凹多角形の横断面のもう1つの鋭角を規定し、
    前記構造用接着剤の前記第2の結合表面と前記内周表面とが、前記実質的に凹多角形の横断面の直角を規定し、
    前記構造用接着剤の前記第2の結合表面と前記外周表面とが、前記実質的に凹多角形の横断面のもう1つの直角を規定する、請求項16に記載の組立体。
JP2013551291A 2011-01-26 2012-01-24 構造物用の組立体 Active JP5916760B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201161436521P 2011-01-26 2011-01-26
US61/436,521 2011-01-26
PCT/US2012/022381 WO2012103102A1 (en) 2011-01-26 2012-01-24 Assemblies for a structure

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014503725A JP2014503725A (ja) 2014-02-13
JP5916760B2 true JP5916760B2 (ja) 2016-05-11

Family

ID=45563590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013551291A Active JP5916760B2 (ja) 2011-01-26 2012-01-24 構造物用の組立体

Country Status (11)

Country Link
US (1) US9340973B2 (ja)
EP (1) EP2668360B1 (ja)
JP (1) JP5916760B2 (ja)
KR (1) KR20140004729A (ja)
CN (1) CN103339337B (ja)
AU (1) AU2012209269B2 (ja)
BR (1) BR112013018900A2 (ja)
CA (1) CA2824354C (ja)
MX (1) MX340004B (ja)
RU (1) RU2586826C2 (ja)
WO (1) WO2012103102A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019188497A1 (ja) * 2018-03-30 2019-10-03 株式会社Lixil ガラスパネル支持構造

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BR112014031896A2 (pt) * 2012-06-20 2017-06-27 Univ Vanderbilt composto, composição farmacêutica, e, método para o tratamento de um distúrbio
US11371245B2 (en) 2013-10-25 2022-06-28 Mbrico, Llc Tile and support structure
US10041254B2 (en) * 2013-10-25 2018-08-07 Mbrico, Llc Tile and support structure
US11199007B2 (en) 2013-10-25 2021-12-14 Mbrico, Llc Tile and support structure
US10988931B1 (en) 2013-10-25 2021-04-27 Mbrico, Llc Tile and support structure
CN103912086B (zh) * 2014-04-10 2015-12-02 中机中联工程有限公司 凹凸玻璃幕墙结构及其施工方法
WO2016018219A1 (en) * 2014-07-28 2016-02-04 Hok Product Design Llc Panelized shadow box
DE102014015788B4 (de) * 2014-10-24 2017-12-07 Michatek, K.S. Vakuumschublade zum Vakuumieren von Lebensmitteln mit betätigbarem Deckel
EP3230547B1 (fr) * 2014-12-12 2019-06-19 AGC Glass Europe Baie vitrée isolante
GB201505605D0 (en) * 2015-03-31 2015-05-13 Univ Sheffield Method for producing otic progenitors
US20170020287A1 (en) * 2015-04-24 2017-01-26 Qtran, Inc. Support bracket system
CA2951367C (en) * 2015-11-24 2019-12-31 Weiping Yu Structure for blocking heat transfer through thermal bridge of curtain wall building
US10562274B1 (en) 2016-02-22 2020-02-18 Apple Inc. Glass fastening and sealing systems
EP3279404B1 (de) * 2016-08-04 2019-06-12 Knapp GmbH Vorrichtung zum befestigen einer glasscheibe
EP3309341A1 (en) * 2016-10-11 2018-04-18 AGC Glass Europe Glazed element with improved tightness
EP3526511B1 (en) * 2016-10-12 2024-06-12 Tigercat Industries Inc. Multi-layer protective window system for non-military heavy equipment and method for fabricating same
BE1024682B1 (nl) * 2016-10-21 2018-05-22 Claeys Stephanie Catharina R. Afdichting voor een gevelelement van een gordijngevel en gevelelement en gordijngevel voorzien van zulke afdichting.
JP6960237B2 (ja) * 2017-03-31 2021-11-05 株式会社Lixil カーテンウォールユニット
US11795687B2 (en) * 2018-10-04 2023-10-24 Goldbrecht Llc Minimal mullion faÇade assembly
RU202526U1 (ru) * 2020-10-21 2021-02-20 Общество с ограниченной ответственностью «Промпрогресс» Профиль для фасадных и оконных конструкций
US11933098B1 (en) 2023-03-20 2024-03-19 Pella Corporation Fenestration unit with interior installation features and associated systems and methods

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3321880A (en) * 1964-09-14 1967-05-30 Robertson Co H H Curtain wall construction
DE2058113A1 (de) * 1970-11-26 1972-05-31 Koch Guenter Dipl Ing Bautafel und Verbindung derselben mit einer anderen Bautafel bzw. mit einer festen Wand
US3785104A (en) * 1971-11-15 1974-01-15 Standard Products Co Panel sealing system for internal glazing
US4418506A (en) * 1980-09-02 1983-12-06 Wausau Metals Corporation Glazed wall construction system
JPH0247124Y2 (ja) * 1985-08-31 1990-12-12
US4650702A (en) 1985-10-15 1987-03-17 Kawneer Company, Inc. Structural interface and weatherseal for structurally bonded glazing
US4691489A (en) * 1986-02-11 1987-09-08 Shea Jr John R Joint seal assembly
DE3624491C3 (de) * 1986-07-19 1997-04-24 Hueck Eduard Gmbh Co Kg Scheibenhalterung zum Aufhängen von Scheibenfeldern an einer Trägerkonstruktion bei Ganzglas-Fassaden
US4756132A (en) 1987-04-16 1988-07-12 Systems Q/C, Inc. External veneer cap for an existing wall framing system and method of installation
US5076034A (en) * 1988-11-15 1991-12-31 Kawneer Company, Inc. Vertical exterior weather seal
US5245808A (en) * 1989-12-01 1993-09-21 Kawneer Company, Inc. Retainer and weatherseal for structurally bonded glazing
CA2041364C (en) * 1991-04-26 1993-09-21 Glenn Robert Allen Insulated glass/flush outer surface arrangement
WO1993021400A1 (en) * 1992-04-16 1993-10-28 Farag F Aziz A stopless butt-joint curtainwall system
CA2128369A1 (en) * 1993-12-29 1995-06-30 David M. Rinehart Co-extruded polymer pressure plate
EP1356172B1 (de) * 2001-01-19 2009-12-02 RIBIC, Walter Bauelementsystem für vorgehängte fassaden, fassadenverkleidungen, wintergärten, schallschutzwände, messebauten, carports und dergleichen
GB2373002B (en) * 2001-03-09 2004-04-07 Levolux At Ltd Apparatus for and a method of attaching items to curtain walling
US7832160B2 (en) 2001-03-22 2010-11-16 Media Curtainwall Corp. Seismic safe and fire resistant rated edge attached stopless glazing
US20040221526A1 (en) * 2003-04-03 2004-11-11 Rinehart David M. Glass laminates having improved structural integrity against severe stresses for use in stopless glazing applications
US7779584B2 (en) * 2005-03-08 2010-08-24 Muridal Inc. Curtain wall system
JP4904469B2 (ja) * 2005-12-27 2012-03-28 Agc硝子建材エンジニアリング株式会社 ガラススクリーン構造
CN201627288U (zh) * 2009-12-29 2010-11-10 广州江河幕墙系统工程有限公司 隐框玻璃幕墙设备
CN201627888U (zh) 2010-02-05 2010-11-10 协鸿工业股份有限公司 滚珠螺杆的导正支撑装置
US8220211B2 (en) * 2010-06-04 2012-07-17 Alcoa Inc. Toggle assembly for retaining a panel member
CN101949189A (zh) 2010-08-23 2011-01-19 无锡恒发幕墙工程有限公司 一种连接幕墙铝合金横梁与立柱的装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019188497A1 (ja) * 2018-03-30 2019-10-03 株式会社Lixil ガラスパネル支持構造
US11834894B2 (en) 2018-03-30 2023-12-05 Lixil Corporation Glass panel support structure

Also Published As

Publication number Publication date
RU2586826C2 (ru) 2016-06-10
MX340004B (es) 2016-06-22
CA2824354C (en) 2018-10-16
RU2013132211A (ru) 2015-03-10
AU2012209269B2 (en) 2016-11-24
AU2012209269A1 (en) 2013-08-01
MX2013008305A (es) 2013-12-12
BR112013018900A2 (pt) 2017-03-21
EP2668360B1 (en) 2016-10-19
US20140026502A1 (en) 2014-01-30
WO2012103102A1 (en) 2012-08-02
EP2668360A1 (en) 2013-12-04
CN103339337A (zh) 2013-10-02
CA2824354A1 (en) 2012-08-02
US9340973B2 (en) 2016-05-17
JP2014503725A (ja) 2014-02-13
CN103339337B (zh) 2016-04-20
KR20140004729A (ko) 2014-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5916760B2 (ja) 構造物用の組立体
US5853828A (en) Safety glass structure resistant to extreme wind and impact
US7827746B2 (en) Hybrid window wall/curtain wall system and method of installation
US9453362B2 (en) Shelter curtain wall system
WO1998028515A9 (en) Safety glass structure resistant to extreme wind and impact
US8220211B2 (en) Toggle assembly for retaining a panel member
EP2017399A1 (en) A facing arrangement for a balcony and a method for accomplishing such an arrangement
US7827734B2 (en) Window assembly with sash frame interlocking system to resist wind load and impact
JP7373628B2 (ja) ガラスパネル支持構造
CA2741229C (en) Sealant joint backer support
Hilliard et al. Structural sealant glazing
US9045900B2 (en) Barrier to heat transparent wall system
JP4039945B2 (ja) 建築用パネルおよび建物の断熱構造
Morris Definition and types of curtain walls
CN112160682A (zh) 一种洞口半隐框窗扇安装结构
CA2510989C (en) Hybrid window wall/curtain wall system and method of installation
CN214035284U (zh) 一种洞口半隐框窗扇安装结构
US7685773B2 (en) Sliding window assembly with windload and impact resistance
CN211370034U (zh) 一种铝合金门窗
AU2022203318A1 (en) A louvre window and method of installation in a curtain wall
GB2528634A (en) Glazing systems
GB2596528A (en) A gasket for a window assembly and an assembly including same
CZ20275U1 (cs) Okenní křídlo

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130911

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140819

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150707

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160405

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5916760

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250