JP5916545B2 - ロータリジョイント - Google Patents

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Description

本発明は、回転部に流体を送給するために用いられるロータリジョイントに関するものである。
工作機械の主軸など作動時に回転状態にある回転部に冷却用のクーラントなどの流体を送給する流体送給機構において、固定された流体送給配管を回転部の流路と接続する流体継手としてロータリジョイントが用いられる。ロータリジョイントは、回転部に結合されて回転する回転軸と流体送給配管に接続される固定軸とを同軸に配置して軸方向に対向させ、それぞれの対向端面に装着された回転シールのシール面を相互に密着させることにより流体の漏洩を防止する構成となっており、流体送給配管から回転状態にある回転部へ、所定圧力・所定流量の流体がロータリジョイントを介して連続的に供給される。このような構成のロータリジョイントでは、シール面を密着させるために固定軸側を軸方向に移動させる必要があることから、固定軸はケーシング部などに設けられた嵌合孔に摺動自在に嵌合しており、嵌合孔の内周と固定軸との間に介設されたOリングなどのシール部材によって、この摺動隙間からの流体の漏れが防止される。
ところでロータリジョイントによる供給対象となる流体には、工作機械に循環使用されるクーラントなど、微少な切削屑などの異物を含んだものが多く、連続して流体を供給する過程において、固定軸と嵌合孔との間の摺動隙間にこれらの異物が侵入することが避けられない。そしてこれらの異物が反復して侵入すると摺動隙間内において堆積固着し、固定軸の円滑な摺動が阻害される結果、ロータリジョイントは正常に作動せずに流体の大量の漏洩などの不具合が生じる。そこでこのような不具合を防止することを目的として、固定軸と嵌合孔との間の摺動隙間への異物侵入を防止する構造のロータリジョイントが提案されている(特許文献1、2参照)。
特許文献1に示す先行技術例では、嵌合孔の内周面に設けられた環状溝内にグリースを常時押し込む構成とすることにより摺動隙間をグリースで充填状態とし、摺動隙間への異物の侵入を防止するようにしている。また特許文献2に示す先行技術例では、固定軸の上流側の端部に屈曲自在なダイヤフラムを装着して、固定軸の流路孔以外に流体が流れないように密封し、これにより摺動隙間への異物の侵入を防止するようにしている。
特開2007−218293号公報 特開平6−241366号公報
しかしながら上述の先行技術においては、異物侵入を防止する機構の構成に起因して、以下のような難点があった。まず特許文献1に示す先行技術例では、摺動隙間を充填するグリースが流体に徐々に溶解して充填効果が低下するため、異物侵入の防止効果を安定して確保することが困難であった。また特許文献2に示す先行技術例では、固定軸の移動量が十分に確保できないので、固定軸の移動量を必要とする工作機械での適用は著しく限定されていた。
本発明はこのような課題に鑑みなされたものであり、固定軸部と嵌合孔との摺動隙間内に異物が侵入して堆積固化することに起因する不具合を簡便な構成で有効に防止することができるロータリジョイントを提供することを目的とする。
本発明のロータリジョイントは、軸方向の回転流路が設けられ回転軸に装着される回転部および軸方向の固定流路が設けられた固定部を同軸配置して成り、流体供給源から供給される流体を軸心廻りに回転する前記回転部の回転流路へ前記固定流路を介して送給するロータリジョイントであって、前記回転部に設けられ側端面に前記回転流路が開口した第1のシール面を有する回転シール部と、前記固定流路が前記軸方向に貫通して形成され保持部材に設けられた嵌合孔に所定の摺動隙間を保って前記軸方向の移動が許容された状態で嵌合する固定軸部を有し、一方側の側端面に前記固定流路が開口した第2のシール面を有する固定シール部と、前記摺動隙間に設けられこの摺動隙間を前記軸方向の移動を許容しながらシールする第1の隙間シール部と、前記保持部材に設けられ前記摺動隙間において前記第1の隙間シール部よりも上流側に開口し、ロータリジョイントの外部と連通する排出孔とを備え、前記流体供給源から前記嵌合孔内へ前記流体を供給して前記固定軸部を流体力によって下流側へ押圧することにより、前記第1のシール面と第2のシール面とを相互に密着させて面シール部を形成し、前記嵌合孔から前記摺動隙間内に進入しこの摺動隙間内を下流側へ流動する流体を、摺動隙間内の異物とともに前記排出孔に導いて外部へ排出する。
本発明によれば、保持部材に設けられた嵌合孔に固定軸部が嵌合した摺動隙間に設けられこの摺動隙間を軸方向の移動を許容しながらシールする第1の隙間シール部と、摺動隙間において第1の隙間シール部よりも上流側に開口してロータリジョイントの外部と連通する排出孔とを備え、流体供給源から嵌合孔内へ流体を供給して固定軸部を流体力によって下流側へ押圧することにより、第1のシール面と第2のシール面とを相互に密着させて面シール部を形成し、摺動隙間内の流体を排出孔を介して外部へ排出することにより、摺動隙間内の異物を流体とともに流動させることができ、摺動隙間内に異物が侵入して堆積固化することに起因する不具合を簡便な構成で有効に防止することができる。
本発明の一実施の形態におけるロータリジョイント(第1実施例)の断面図 本発明の一実施の形態におけるロータリジョイント(第1実施例)の動作説明図 本発明の一実施の形態におけるロータリジョイント(第1実施例)の部分断面図 本発明の一実施の形態におけるロータリジョイント(第2実施例)の断面図 本発明の一実施の形態におけるロータリジョイント(第2実施例)の動作説明図 本発明の一実施の形態におけるロータリジョイント(第2実施例)に用いられる第2の隙間シール部の構成および機能説明図 本発明の一実施の形態におけるロータリジョイント(第2実施例)の部分断面図
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。まず図1を参照して、ロータリジョイント1(第1実施例)の全体構成を説明する。図1において、ロータリジョイント1は、工作機械のスピンドル軸などの回転軸へ冷却用の流体を送給する流体供給機構に用いられるものであり、軸方向の回転流路が設けられた回転部1aおよび軸方向の固定流路が設けられた固定部1bを同軸配置して構成される。
回転部1aは回転軸であるスピンドル軸2の流路孔2aに締結されており、スピンドル軸2は、スピンドルに内蔵されたモータによって回転駆動されて軸心A廻りに回転するとともに、クランプ/アンクランプシリンダによって軸方向の進退動作を行う。また固定部1bはケーシング3に流路孔3bと連通して設けられた装着孔3aに、保持部材であるハウジング部材7を介して固定装着されており、スピンドル軸2が挿通するフレーム(図示省略)にボルトなどの締結手段によってケーシング3を着脱自在に締結することにより、固定部1bは回転部1aと同軸に配置される。流路孔3bには、流体供給源(図示省略)より液体クーラントや冷却用のエアなどの流体が送給される(矢印a)。
次に各部の詳細構造を説明する。回転部1aはスピンドル軸2に装着されたロータ4を主体としており、ロータ4は回転軸部4aの一方側の端部に回転軸部4aよりも外径が大きいフランジ部4bを設け、さらに軸心部に回転流路4eを軸方向に設けた形状となっている。回転軸部4aの外面には雄ねじ部4dが設けられており、流路孔2aの内面には雌ねじ部2bが設けられている。雄ねじ部4dを雌ねじ部2bに螺合させることにより、ロータ4はスピンドル軸2にねじ締結され、Oリング6によってねじ締結部が密封される。これにより、回転流路4eはスピンドル軸2の流路孔2aと連通する。
ロータ4の右側(固定部1bと対向する側)の側端面には、回転流路4eの開孔面を囲む配置で円形状の凹部4cが形成されており、凹部4cには第1のシールリング5が固定されている。第1のシールリング5はセラミックなどの耐摩耗性に富む硬質材料を、中央部に開口部5aを有する円環形状に成形したものであり、平滑面に仕上げられた第1のシール面5bを外面側にした状態で凹部4cに固定される。そしてこの状態では、回転流路4eは開口部5aと連通して第1のシール面5bに開口する。上記構成において、第1のシールリング5が固定されたロータ4は、回転部1aに設けられ側端面に回転流路4eが開口した第1のシール面5bを有する回転シール部となっている。
次に、ケーシング3に装着される固定部1bの構造を説明する。固定部1bは、フローティングシート8をハウジング部材7に装着した構成となっている。ケーシング3の装着面3cには流路孔3bと連通して設けられた装着孔3aが開口しており、装着孔3aには固定部1bの本体を構成する円筒形状のハウジング部材7から延出して設けられた嵌合凸部7eが嵌合する。そしてハウジング部材7は、装着面3cに設けられたねじ孔(図示省略)にボルト締結(ボルト締結線B参照)され、Oリング13によって装着孔3aへの嵌合部が密封される。
フローティングシート8は、一方側(図において回転部1aと対向する側)に円板形状のフランジ部8bが設けられ、他方側に固定流路8fが軸方向に貫通して形成された固定軸部8aを有する形状となっている。フランジ部8bの左側(回転部1aと対向する端面)に円堤状に設けられた凸部8c内には、第2のシールリング9が固定されている。第2のシールリング9は第1のシールリング5と同様の硬質材料を中央部に開口部9aを有する円環形状に成形したものであり、平滑面に仕上げられた第2のシール面9bを外面側にした状態でフランジ部8bに固定される。そしてこの状態では、固定流路8fは開口部9aと連通して第2のシール面9bに開口する。
固定軸部8aは、ハウジング部材7の中心部に軸方向に貫通して設けられた嵌合孔7aに、軸方向の移動が許容された状態で嵌合する。すなわち、嵌合孔7a、固定軸部8aの形状・寸法設定により、嵌合孔7aの内周面7bと固定軸部8aの外周面8dとの間に所定の隙間寸法の摺動隙間G(図5参照)が確保されるようになっている。ハウジング部材7の嵌合孔7aには、内周面7bから突出して廻り止めガイド用のガイドピン19が植設されており、ガイドピン19は固定軸部8aの上流部近傍の外周面に軸方向に設けられたガイド溝8eに嵌合している。
上記構成において第2のシールリング9が固定されたフローティングシート8は、固定流路8fが軸方向に形成され保持部材であるハウジング部材7に設けられた嵌合孔7aに軸方向の移動が許容された状態で嵌合する固定軸部8aを有し、側端面に固定流路8fが開口した第2のシール面9bを有する固定シール部となっている。なお本実施の形態においては、フローティングシート8を保持部材としてのハウジング部材7を介してケーシング3に装着する例を示しているが、ケーシング3にフローティングシート8を直接装着するようにしてもよい。この場合には保持部材としてのケーシング3に設けられた嵌合孔に固定軸部8aを軸方向の移動が許容された状態で嵌合させる。
嵌合孔7aの内周面7bには下流側近傍に位置してシール溝7cが形成されており、シール溝7cには円環状のシール部材であるOリング11が嵌合している。嵌合孔7aに固定軸部8aが嵌合した状態において、Oリング11が外周面8dに押し付けられることにより摺動隙間Gはシールされる。シール溝7c内に嵌合して装着されたOリング11は、摺動隙間Gを固定軸部8aの軸方向の移動を許容しながらシールする第1の隙間シール部を形成する。
ハウジング部材7の内周面7bにおいてシール溝7cの上流側には、内周面7bを外径方向に削り込んだ円周溝14が形成されており、円周溝14は上述の摺動隙間Gと連通している。円周溝14には、ハウジング部材7に設けられた排出孔15が開口して連通している。排出孔15はケーシング3を貫通してロータリジョイント1の外部に配設された開閉バルブ16と連通しており、開閉制御部17によって開閉バルブ16を開閉することにより、摺動隙間Gとロータリジョイント1の外部との連通を断接することができるようになっている。したがって開閉バルブ16および開閉制御部17は、排出孔15を開閉する開閉手段となっており、本実施の形態においては嵌合孔7a内の圧力が,予め設定された所定圧を超えた状態でのみ排出孔15が閉状態となるように、開閉制御部17によって開閉バルブ16を制御するようにしている。
ここで摺動隙間Gは下流側においてOリング11によってシールされていることから、流路孔3bに供給されて嵌合孔7aから摺動隙間G内に進入した流体は、Oリング11より下流側へは流動することなく、円周溝14および排出孔15を介して流動する。.このとき開閉バルブ16が開放状態であれば、摺動隙間G内の流体は排出孔15を介してロータリジョイント1の外部まで流動する。そしてこの流動とともに、固定軸部8aの側端部の隙間から摺動隙間G内に堆積した異物(図3に示す異物20参照)がロータリジョイント1の外部に排出される。すなわち、上記構成において、排出孔15は保持部材であるハウジング部材7に設けられ、摺動隙間Gにおいて前述の第1の隙間シール部よりも上流側に開口し、ロータリジョイント1の外部と連通している。
次に図2を参照して、ロータリジョイント1(第1実施例)の動作を説明する。流路孔3bを介して嵌合孔7a内に供給対象の流体が送給(矢印a)されることにより、この流体圧は固定軸部8aの他方側(第2のシールリング9の反対側)の側端面に作用する。これにより、固定軸部8aは嵌合孔7a内で回転部1a側へスライドし、第2のシールリング9は第1のシールリング5に対して、側端面の投影面積に流体圧を乗じた大きさの流体力Fで押圧される。この流体力Fは第2のシール面9bと第1のシール面5bとを相互に密着させ、これにより固定流路8fから軸廻りに回転状態の回転流路4eへ送給される流体の漏洩を防止する面シール部10が形成される。
このフローティングシート8の軸方向のスライドにおいて、ガイドピン19は固定軸部8aの外周面に軸方向に設けられたガイド溝8eに嵌合していることから、フローティングシート8の軸方向の移動がガイドされるとともに、軸廻りの廻り止めが行われる。なお、このような廻り止め機構の構成として、フランジ部8bにボルトなどを用いたガイド軸をスライド方向に設けるとともに、このガイド軸が軸方向に摺動するガイド孔を設けるようにしてもよい。
ロータリジョイント1の作動状態においては、送給される流体の圧力によるフローティングシート8の進出と、スピンドル軸2の進退動作によって、面シール部10のシール面の接離が行われる。すなわちフローティングシート8が後退して第1のシール面5bと第2のシール面9bとが相互に離隔した状態において、流体が流路孔3bに送給されることにより、嵌合孔7aにおいて流体力Fが固定軸部8aの側端面に作用して軸方向に押圧する。これにより、フローティングシート8が前進(矢印b方向)し、第1のシール面5bと第2のシール面9bとが当接して相互に密着した面シール部10が形成される。これにより、固定流路8fから回転状態の回転流路4eへの流体の送給が行われる。
そしてスピンドル軸2が固定部1bに対して相対的に前進(矢印e方向)することにより、フローティングシート8は後退(矢印c方向)し、フランジ部8bがハウジング部材7に近接した位置(図1に示す位置)に復帰する。そしてこの状態からスピンドル軸2を相対的に後退(矢印d方向)させることにより、第1のシール面5bと第2のシール面9bとが相互に離隔した状態に戻る。
次に図3を参照して、上記構成のロータリジョイント1における異物排出機能を説明する。図3は、流路孔3bを介して送給され嵌合孔7aに流入(矢印e)した流体が、固定軸部8aの固定流路8fを流下して回転部1a側へ向かって流れるときの状態を示している。このとき供給対象となる流体には、工作機械に循環使用されるクーラントなど、微少な切削屑などの異物20を含んでいる場合が多く、これらの異物20の一部は、摺動隙間G内に流れ込む流体とともに摺動隙間G内に進入する。そしてこれらの異物20の進入が反復して摺動隙間G内において堆積固着すると、固定軸部8aの円滑な摺動が阻害される結果となる。
このような場合にあっても、本実施の形態に示すロータリジョイント1(第1実施例)においては、第1の隙間シール部であるOリング11の上流側に設けられた排出孔15を介しての異物排出機能により、摺動隙間G内における異物20の堆積固着を防止することができる。すなわち第1実施例では、開閉制御部17は嵌合孔7a内の流体の圧力が予め設定された所定圧を超えた状態でのみ開閉バルブ16を閉状態とするようにしていることから、流体供給を開始する過程において嵌合孔7a内の流体の圧力が所定圧以下の状態では、開閉バルブ16は開状態にある。すなわち、摺動隙間Gは排出孔15,開閉バルブを介してロータリジョイント1の外部と連通している。
従ってこの状態で固定軸部8aの端部から摺動隙間G内へ進入(矢印f)する流体は、摺動隙間G内を下流側へ流動し(矢印g)、摺動隙間G内の異物20とともに円周溝14を介して排出孔15に導かれ(矢印h)、開状態の開閉バルブ16を通過して外部へ排出される(矢印i)。そして流体供給の開始後に嵌合孔7a内の流体の圧力が上昇して所定圧を超えることにより、開閉バルブ16が閉状態となって摺動隙間Gを介してのロータリジョイント1の外部への流体排出が停止する。
上述の第1実施例においては、排出孔15に開閉手段を設けることにより、摺動隙間Gからの流体の排出を制御する例を示したが、以下に説明する第2実施例のように、排出孔15に開閉手段を設けずに常に開放が可能なようにロータリジョイント1を構成することも可能である。この場合には図4に示すように、図1に示す第1実施例のロータリジョイント1において、円周溝14の上流側の摺動隙間Gに圧力によってシール特性の異なる隙間シール部を追加して設けることにより、摺動隙間Gからの流体の排出を制御するようにしている。すなわち、摺動隙間Gにおいて排出孔15が開口した円周溝14の上流側には、円周溝形状のシール溝7dが開口して設けられており、シール溝7d内にはリップシール12が、リップを上流側に向けた姿勢で装着されている。
嵌合孔7aの内周面7bにおいて排出孔15が連通した円周溝14の上流側にはシール溝7dが形成されており、シール溝7dにはV字断面形状を有する円環状のシール部材であるリップシール12が装着されている。ここで、リップシール12の形状およびシール特性について、図6を参照して説明する。図6(a)は、嵌合孔7aに固定軸部8aが嵌合した状態において、シール溝7dにリップシール12が装着された状態を示している。リップシール12は、シール溝7dの溝壁面に当接する連結リング部12aから内周側リップ部12b、外周側リップ部12cの2つのリップ部がV字形状に延出した断面形状を有している。
図6(a)(イ)に示すように、リップシール12がシール溝7dに装着された状態では、内周側リップ部12bと固定軸部8aの外周面8dとの間に摺接隙間Sが生じるように、固定軸部8a、シール溝7dとの関係でリップシール12の寸法設定がなされている。リップシール12のこのような形状設定により、摺動隙間G内において下流側へ流動する流体の圧力によってリップシール12のシール特性を変化させることが可能となっている。
すなわち、摺動隙間G内へ嵌合孔7aから進入した流体の圧力がリップシール12の形状によって規定される所定圧力よりも低い場合には、図6(a)(イ)に示すように、内周側リップ部12bと外周面8dとの間に摺接隙間Sが生じ、摺動隙間G内において下流側への流体の流動(矢印j)が許容される。これに対し摺動隙間G内へ嵌合孔7aから進入した流体の圧力が所定圧力よりも高い場合には、図6(a)(ロ)に示すように、摺動隙間Gを介してシール溝7dに到達した流体(矢印k)の圧力がリップ間隙間12dに作用することにより、内周側リップ部12b,外周側リップ部12cはそれぞれ外周面8dおよびシール溝7dの底面に押し付けられる方向に変形し(矢印l),これにより摺動隙間G内において下流側への流体の流動が禁止される。
すなわちリップシール12は、摺動隙間Gにおいて排出孔15が開口した円周溝14よりも上流側に設けられ、この摺動隙間Gを軸方向の移動を許容しながら嵌合孔7a内の圧力が所定圧を超えた状態でのみシールする第2の隙間シール部となっている。そしてこの第2の隙間シール部は、摺動隙間Gに開口した円周溝形状のシール溝7d内にリップを上流側に向けて装着され、嵌合孔7a内の圧力が所定圧を超えた状態でのみリップが変形して摺動隙間Gをシールする構成となっている。
なお第2の隙間シール部の形態として、ここでは摺動隙間Gに開口したシール溝7d内にリップを上流側に向けて装着されたリップシール12を用いる例を示したが、第2の隙間シール部として使用可能なシール形態はリップシール12には限定されず、図6(b)、(c)に示す例など、摺動隙間G内の圧力が所定圧を超えた状態でのみシールする特性を有するものであれば、各種のシールを採用することができる。
例えば図6(b)では、下流側ほど溝深さが浅いテーパ状の底面を有するシール溝7d*内に、Oリング部材121をスプリングなどの付勢部材122によって上流側に付勢して構成された第2の隙間シール部の例を示している。この場合において、摺動隙間Gにおいて上流側から作用する流体の圧力が所定圧よりも低い場合には、付勢部材122の付勢力によってOリング部材121はシール溝7d*内において溝深さが深い上流側寄りに位置し、シール溝7d*および摺動隙間Gを完全に閉塞するには至らず、摺動隙間G内において下流側への流体の流動(矢印n)が許容される。
これに対し摺動隙間G内へ嵌合孔7aから進入した流体の圧力が所定圧力よりも高い場合には、摺動隙間Gにおいて上流側から作用する流体の圧力が付勢部材122の付勢力を上回り、Oリング部材121はシール溝7d*内において溝深さが浅い下流側寄りに移動する。これにより、シール溝7d*および摺動隙間GはOリング部材121によって完全に閉塞され、摺動隙間G内において下流側への流体の流動が禁止される。
また図6(c)では、シール溝7d内に複数枚の屈曲シール123を積層して装着した例を示している。屈曲シール123がシール溝7dに装着された状態では、屈曲シール123の外周側とシール溝7dの底面との間には装着隙間が生じるように、固定軸部8a、シール溝7dとの関係で屈曲シール123の寸法設定がなされている。屈曲シール123のこのような形状設定により、摺動隙間G内において下流側へ流動する流体の圧力によってリップシール12のシール特性を変化させることが可能となっている。
すなわち、摺動隙間Gにおいて上流側から作用する流体の圧力が所定圧よりも低い場合には、摺動隙間G内における下流側方向への流体(矢印o)は、屈曲シール123の外周側とシール溝7dの底面との間の装着隙間を介して流動し(矢印p)、下流側への流体の流動(矢印q)が許容される。これに対し摺動隙間G内へ嵌合孔7aから進入した流体の圧力が所定圧力よりも高い場合には、屈曲シール123の内周側,外周側のシール面はそれぞれ外周面8dおよびシール溝7dの底面に押し付けられる方向に変形し、これにより摺動隙間G内において下流側への流体の流動が禁止される。
次に図5を参照して、ロータリジョイント1(第2実施例)の動作を説明する。流路孔3bを介して嵌合孔7a内に供給対象の流体が送給(矢印a)されることにより、この流体圧は固定軸部8aの他方側(第2のシールリング9の反対側)の側端面に作用する。これにより、固定軸部8aは嵌合孔7a内で回転部1a側へスライドし、第2のシールリング9は第1のシールリング5に対して、側端面の投影面積に流体圧を乗じた大きさの流体力Fで押圧される。この流体力Fは第2のシール面9bと第1のシール面5bとを相互に密着させ、これにより固定流路8fから軸廻りに回転状態の回転流路4eへ送給される流体の漏洩を防止する面シール部10が形成される。このフローティングシート8の軸方向のスライドにおいて、ガイドピン19は固定軸部8aの外周面に軸方向に設けられたガイド溝8eに嵌合していることから、フローティングシート8の軸方向の移動がガイドされるとともに、軸廻りの廻り止めが行われる。
ロータリジョイント1の作動状態においては、送給される流体の圧力によるフローティングシート8の進出と、スピンドル軸2の進退動作によって、面シール部10のシール面の接離が行われる。すなわちフローティングシート8が後退して第1のシール面5bと第2のシール面9bとが相互に離隔した状態において、流体が流路孔3bに送給されることにより、嵌合孔7aにおいて流体力Fが固定軸部8aの側端面に作用して軸方向に押圧する。これにより、フローティングシート8が前進(矢印b方向)し、第1のシール面5bと第2のシール面9bとが当接して相互に密着した面シール部10が形成される。これにより、固定流路8fから回転状態の回転流路4eへの流体の送給が行われる。
そしてスピンドル軸2が固定部1bに対して相対的に前進(矢印e方向)することにより、フローティングシート8は後退(矢印c方向)し、フランジ部8bがハウジング部材7に近接した位置(図1に示す位置)に復帰する。そしてこの状態からスピンドル軸2を相対的に後退(矢印d方向)させることにより、第1のシール面5bと第2のシール面9bとが相互に離隔した状態に戻る。
次に図7を参照して、上記構成のロータリジョイント1における異物排出機能を説明する。図7(a)(b)は、流路孔3bを介して送給され嵌合孔7aに流入(矢印r)した流体が、固定軸部8aの固定流路8fを流下して回転部1a側へ向かって流れるときの状態を示している。ここで図7(a)(b)は、嵌合孔7aに流入する流体の圧力が予め設定された所定圧よりも低い場合、所定圧を超えた場合をそれぞれ示している。
このとき供給対象となる流体には、工作機械に循環使用されるクーラントなど、微少な切削屑などの異物20を含んでいる場合が多く、これらの異物20の一部は、摺動隙間G内に流れ込む流体とともに摺動隙間G内に進入する。そしてこれらの異物20の進入が反復して摺動隙間G内において堆積固着すると、固定軸部8aの円滑な摺動が阻害される結果となる。
このような場合にあっても、本実施の形態に示すロータリジョイント1(第2実施例)においては、第1の隙間シール部であるOリング11の上流側に設けられた排出孔15を介しての異物排出機能により、摺動隙間G内における異物20の堆積固着を防止することができる。すなわち第2実施例では、摺動隙間GにおいてOリング11よりも上流側に開口し、ロータリジョイントの外部と連通する排出孔15をハウジング部材7に設け、摺動隙間G内の流体を異物20とともに排出孔15を介して外部へ排出する。
すなわち、図7(a)に示すように、供給対象の流体は流路孔3bを介して送給され嵌合孔7aに流入する(矢印r)。そして状態で固定軸部8aの端部から摺動隙間G内へ進入(矢印s)した流体は、摺動隙間G内を下流側へ流動する(矢印t)。ことのき流体の圧力は予め設定される所定の圧力よりも低い状態にあることから、リップシール12はこの流体の流動を許容する。これにより、リップシール12を通過して流動した流体は摺動隙間G内の異物20とともに円周溝14を介して排出孔15に導かれ(矢印u)、異物20とともに外部へ排出される(矢印v)。
そして流体供給の開始後に嵌合孔7a内の流体の圧力が上昇して所定圧を超えることにより、図7(b)に示すように、固定軸部8aの端部から摺動隙間G内へ進入(矢印w)した流体は、リップシール12によってシールされて下流側への流動が禁止され、ロータリジョイント1の外部への流体排出が停止する。
上記説明したように、本実施の形態に示すロータリジョイント1では、保持部材であるハウジング部材7に設けられた嵌合孔7aに固定軸部8aが嵌合する摺動隙間Gにおいて、下流側に設けられこの摺動隙間Gを軸方向の移動を許容しながらシールする第1の隙間シール部としてのOリング11と、摺動隙間Gにおいて第1の隙間シール部よりも上流側に開口し、ロータリジョイント1の外部と連通する排出孔15とを備え、摺動隙間G内の流体を排出孔15を介して外部へ排出するようにしたものである。これにより、摺動隙間G内に付着堆積した「20」を排出孔15から排出される流体とともに除去することができ、摺動隙間G内に異物20が侵入して堆積固化することに起因する不具合を簡便な構成で有効に防止することができる。
本発明のロータリジョイントは、固定軸部と嵌合孔との摺動隙間内に異物が侵入して堆積固化することに起因する不具合を簡便な構成で有効に防止することができるという特徴を有し、工作機械の主軸などの回転部に液体クーラントやエアなどの流体を送給する用途に有用である。
1 ロータリジョイント
1a 回転部
1b 固定部
2 スピンドル軸
3 ケーシング
4 ロータ
4e 回転流路
5 第1のシールリング
5b 第1のシール面
7 ハウジング部材
7a 嵌合孔
7f 円周溝
8 フローティングシート
8a 固定軸部
8f 固定流路
8g 円周溝
9 第2のシールリング
9b 第2のシール面
10 面シール部
11 0リング(第1の隙間シール部)
12 リップシール(第2の隙間シール部)
15 排出孔
16 開閉バルブ
20 異物
G 摺動隙間

Claims (5)

  1. 軸方向の回転流路が設けられ回転軸に装着される回転部および軸方向の固定流路が設けられた固定部を同軸配置して成り、流体供給源から供給される流体を軸心廻りに回転する前記回転部の回転流路へ前記固定流路を介して送給するロータリジョイントであって、
    前記回転部に設けられ側端面に前記回転流路が開口した第1のシール面を有する回転シール部と、
    前記固定流路が前記軸方向に貫通して形成され保持部材に設けられた嵌合孔に所定の摺動隙間を保って前記軸方向の移動が許容された状態で嵌合する固定軸部を有し、一方側の側端面に前記固定流路が開口した第2のシール面を有する固定シール部と、
    前記摺動隙間に設けられこの摺動隙間を前記軸方向の移動を許容しながらシールする第1の隙間シール部と、
    前記保持部材に設けられ前記摺動隙間において前記第1の隙間シール部よりも上流側に開口し、ロータリジョイントの外部と連通する排出孔とを備え、
    前記流体供給源から前記嵌合孔内へ前記流体を供給して前記固定軸部を流体力によって下流側へ押圧することにより、前記第1のシール面と第2のシール面とを相互に密着させて面シール部を形成し、
    前記嵌合孔から前記摺動隙間内に進入しこの摺動隙間内を下流側へ流動する流体を、摺動隙間内の異物とともに前記排出孔に導いて外部へ排出することを特徴とするロータリジョイント。
  2. 前記排出孔を開閉する開閉手段を備え、前記嵌合孔内の圧力が所定圧を超えた状態でのみ前記排出孔が閉状態となることを特徴とする請求項1記載のロータリジョイント。
  3. 前記摺動隙間において前記排出孔よりも上流側に設けられこの摺動隙間を前記軸方向の移動を許容しながら前記嵌合孔内の圧力が所定圧を超えた状態でのみシールする第2の隙間シール部を備えたことを特徴とする請求項1記載のロータリジョイント。
  4. 前記第2の隙間シール部は、前記摺動隙間に開口した円周溝内にリップを上流側に向けて装着され、前記固定流路内の圧力が所定圧を超えた状態でのみリップが変形して摺動隙間をシールするリップシールであることを特徴とする請求項3記載のロータリジョイント。
  5. 前記第2の隙間シール部は、前記摺動隙間に開口し溝深さが下流側に向かって減少するテーパ状の溝底面を有する円周溝内において、Oリング部材を付勢部材によって上流側に付勢して構成されることを特徴とする請求項3記載のロータリジョイント。
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