JP5916189B2 - 水耕栽培装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水耕栽培装置に関するものであり、特に、空間を有効利用でき、かつ自動化に好適な水耕栽培装置に関するものである。
従来、培養液を溜めた水槽に植物の根を浸して栽培する水耕栽培装置において各種の水耕栽培技術が提案されている。下記特許文献1にはフロートを用いた水耕栽培装置の一例が開示されている。この水耕栽培装置は、植物の根への酸素の供給を阻害することなく植物の生育を促進でき、かつ安価で耐久性に優れた水耕栽培用フロートを用いている。水耕栽培用フロートは、植物ポットを培養液に浮遊させた状態で保持するためのフロートであって、浮遊マットと反射板とを備えており、浮遊マット上に反射板が載置されている。
特開2000−300095号公報
前記したような従来の水耕栽培方法においては、下記のような問題点があった。
(1)大型のフロートを用いているので、種を植えた植物ポットのフロートへの移植や育成した植物の収穫等は全て人手による作業となり、手間がかかっていた。
(2)大型のフロートを使用した場合、植え替えが困難であるので、最初から育成した植物に必要な間隔を空けて種を植えた植物ポットを配置する必要があり、育苗段階では空間に無駄があった。
(3)移植した位置によって期限管理されているので、発芽しなかったポットについては収穫まで空きスペースとなり、無駄があった。
本発明の目的は、前記のような従来技術の問題点を解決し、空間を有効利用でき、かつ自動化に好適な水耕栽培装置を提供することにある。
本発明の水耕栽培装置は、水槽の上部に照明装置を配置し、培養液を溜めた前記水槽に植物の根を浸して栽培する水耕栽培装置において、パレットに種を植えて第1の前記水槽に投入する種植え装置と、前記第1の水槽からパレットを取り出して第2の前記水槽に投入する移送装置と、前記第2の水槽からパレットを取り出す収穫装置と、前記水槽から回収した前記培養液の量や水質を調整して再び前記水槽に注入する培養液調整装置と、水耕栽培装置内の各装置の監視制御を行うと共にパレット毎に現在位置を把握して期間管理を行うコントローラーとを備えたことを最も主要な特徴とする。
また、上記した水耕栽培装置において、前記水槽には前記パレットを複数の列に整列させるためのガイドが設けられており、前記第2の水槽において移動方向と直角の方向に隣接する前記パレットの間隔が前記第1の水槽よりも広くなるように、前記第2の水槽のガイドは前記第1の水槽のガイドよりも幅が広くなっている点にも特徴がある。
また、上記した水耕栽培装置において、前記移送装置は、前記第2の水槽に前記パレットと同じ外形のスペーサを投入可能に構成されている点にも特徴がある。また、上記した水耕栽培装置において、前記第1の水槽と前記第2の水槽は同じ形状であり、前記第1の水槽1個と前記第2の水槽2個が上下に重ねて配置されており、前記水槽の一端に前記種植え装置および前記収穫装置が配置され、前記一端と対向する前記水槽の他端に前記移送装置が配置されている点にも特徴がある。
また、上記した水耕栽培装置において、前記収穫装置および前記移送装置はそれぞれパレットを把持して移送するロボットアームを備えている点にも特徴がある。また、上記した水耕栽培装置において、前記移送装置は、育苗状態を検査し、育苗が不良のパレットを除去する選別機能を備えている点にも特徴がある。
また、上記した水耕栽培装置において、更に、前記第1の水槽の予め定められた中間位置において育苗状態を検査し、育苗が不良のパレットを除去する中間選別装置を備えている点にも特徴がある。また、上記した水耕栽培装置において、更に、前記収穫装置が配置された側の前記第2の水槽の端部に前記パレットの下方に伸びている根を切る根切り装置を備えている点にも特徴がある。
本発明の水耕栽培装置には以下のような効果がある。
(1)植物を1つづつパレットに搭載して育成するので、個別に育成の検査や期限管理が可能である。
(2)パレットを水槽内において徐々に移動させながら育成するので、水槽の両端にパレット移送機構を設けることにより、種植えから収穫までの自動化が達成できる。
(3)必要に応じてスペーサーを用いてパレットの間隔を調整するので、空間を有効に活用できる。
(4)中間段階で検査および移送を行うので、空間を有効に活用できる。
図1は本発明の水耕栽培装置の構成を示すブロック図である。 図2は本発明の水耕栽培装置において使用するパレットおよびスペーサの構成を示す平面図および断面図である。 図3は本発明の水耕栽培装置において使用する水槽の構成を示す平面図および断面図である。 図4は水槽におけるパレットおよびスペーサの配置例を示す平面図である。 図5は本発明の水耕栽培装置における種植え装置の構成を示す平面図および断面図である。 図6は本発明の水耕栽培装置における選別、移送装置の構成を示す平面図および断面図である。 図7は本発明の水耕栽培装置におけるパレットの移送方法を示す断面図および平面図である。 図8は本発明の水耕栽培装置における収穫装置の処理手順を示す説明図である。 図9は本発明の水耕栽培装置における中間選別装置の構成を示す正面図および側面図である。 図10は本発明の水耕栽培装置における根切り装置の構成を示す平面図および側面図である。
以下に、この発明の実施の形態を実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。
図1は本発明の水耕栽培装置の構成を示すブロック図である。本発明の水耕栽培装置は、複数の水槽21、23および各水槽21、23の上部に配置された照明装置22、培養液調整装置30、栽培室17内部の空気の温度および湿度を調整する空調装置13、種植え装置20、選別、移送装置25、収穫装置27、包装装置28、パレット洗浄装置29、コントローラー10を含んでいる。
複数の水槽21、23は例えば上部が解放された深さが20cm程度の直方体の箱であり、上下に3段積み重ねられ、例えば上段の(第1の)水槽21において種から育苗を行い、育苗が良好なものは中、下段の(第2の)水槽23に移送されて製品31として出荷できるまで育成される。なお、中、下段の水槽23においては苗が植わっているパレット14の間にスペーサ26を挿入してパレット14の間隔を広げている。
各水槽21、23の上部に配置された照明装置22は蛍光灯あるいは発光ダイオードを用いた公知の照明装置である。培養液調整装置30は、必要に応じて水32や液体肥料33を補充することによって、各水槽21、23を循環する培養液の量および肥料成分の濃度が所定の値になるように調整する。空調装置13は栽培室17内部の空気の温度および湿度を設定値に調整する。
種植え装置20は、パレット14の中央の貫通孔40にスポンジ15を挿入し、更にスポンジの切り込みに種16を挿入して水槽21に投入する。選別、移送装置25は、育苗用の水槽21の終端に配置され、3次元方向に移動可能であり、かつパレット14やスペーサ26を把持できるロボットアーム80を備えている。選別、移送装置25は育苗を終えたパレットを水槽21から1個づつ取り出し、検査位置に移送して検査を行い、苗が正常に成長しているパレット14を中段あるいは下段の育成用の水槽23に投入する。
収穫装置27は、育成用の水槽23の終端に配置され、選別、移送装置25と同様のロボットアームを備えている。収穫装置27は、育成した植物が植わっているパレット14を水槽23から1個づつ取り出し、最終検査、茎(根)の切断、根およびスポンジのパレットからの分離、パレット、スペーサの分離回収等の作業を行う。このために、収穫装置27はカメラ、茎のカッター、ベルトコンベア等を備えている。
包装装置28は、収穫装置27からベルトコンベアによって移送されてきた植物を自動的に包装する。パレット洗浄装置29は使用後のパレットおよびスペーサに付着した汚れや藻を洗浄する。なお、収穫装置27からパレット洗浄装置への移送は自動でも手動でもよい。
コントローラー10は表示装置11やキーボード12を備えた周知のプログラム式コントローラーである。コントローラー10は水耕栽培装置内の各装置の監視制御、気温、水温、水質、照明等の育成条件の管理、記録の他、パレット毎に種植えから収穫までの現在位置を把握して期間管理を行い、中間および最終検査および検査結果等の記録も行う。
図2は本発明の水耕栽培装置において使用するパレットおよびスペーサの構成を示す平面図および断面図である。図2(a)に示すパレット14は、概ね直方体の形状であり、中央に断面が正方形の貫通孔40が設けられている。貫通孔40は、垂直断面が逆台形状であり、下方ほど狭くすぼんでいる。パレット14は上部から見ると一辺が10cm程度の角が丸い正方形であり、上段43の正方形に対して下段42は水平断面が少し小さくなっており、段がついている。パレット14は中空(あるいはむく)の遮光性のプラスティック製であり、水に浮く程度の重さである。
図2(b)に示すスポンジ15は貫通孔40よりもわずかに大きい直方体であり、遮光性の材質の方が好ましい。スポンジ15には種を保持し、根が伸びるために中央に水平断面がH字状の切り込み44が設けられている。スポンジ15はパレット14の貫通孔40に押し込んで使用する。図2(c)は、パレットにスポンジ15を装着した状態を示す断面図である。種は切り込み44の上部の位置45に挿入される。
図2(d)に示すスペーサ26は外形、材質はパレット14と同一であるが、パレットにある貫通孔はない。図2(e)に示すスペーサ26bは(d)のスペーサの下面に、隣接するパレットから延びた根同士が絡まるのを防止するための水平断面が十字状の板46を設けたものである。板46の幅はスペーサ26bの下段(42)と同じ幅であるが、スペーサ26bの上段(43)と同じ幅まで広げてもよい。但し、この場合には、スペーサ26bの水槽への投入、取り出し時に板47がパレットのガイドに掛らないように、ガイドに切り欠きを設けておく必要がある。板46の長さはスペーサ26bの下面と水槽の底面の距離よりもわずかに短くする。
図3は本発明の水耕栽培装置において使用する水槽の構成を示す平面図および断面図である。複数の水槽21、23は例えば上部が解放され、深さが20cm、幅数m、長さ10〜20m程度のステンレス等の金属製の直方体の箱である。水槽21、23は例えば上下に3段積み重ねられ、例えば上段の水槽21において種から育苗を行い、育苗が良好なものは中、下段の水槽23に移送されて製品31として出荷できるまで育成される。
水槽21には培養液の注入口50、排水口51が設けられており、一定の水深の培養液が培養液調整装置30を介して循環している。ガイド52はパレット14あるいはスペーサ26を1列に整列させて水槽21内を移動させるためのものであり、ステンレス等の金属製の板により製造され、水槽21の底面に固着される。
ガイド52は断面が「干」字状であり、垂直板、上水平板(52)および下水平板53によってパレット14あるいはスペーサ26の上段43の部分を囲んでガイドする。図3中段の水槽は育苗用水槽21あるいは育成用水槽23として使用するものあり、隙間なくパレットを配置可能である。図3下段の水槽は育成用水槽23として使用するものであり、ガイド55は移動方向と直角の方向に隣接するパレットの間隔が第1の水槽21よりも広くなるように、第1の水槽21のガイド52よりも幅が広く、例えばパレット1個分の幅がある。
図4は水槽におけるパレットおよびスペーサの配置例を示す平面図である。育苗用の第1の水槽21としては図3中段の水槽が使用され、種植えしたパレットを隙間なく配置するが、育成用の第2の水槽23には植物を十分育成させるために隙間を開けてパレットを配置する必要がある。従って、中、下段の水槽23においては苗が植わっているパレット14の間にスペーサ26を挿入してパレット14の間隔を広げる。
図4(a)は、図3中段の水槽を使用してパレット14を前後左右とも1個おきに配置した例である。この場合にはパレット1個につき斜線を付したスペーサ3個が必要となる。なお、パレット14が存在しない列も、照明による藻の繁殖を防ぐためにスペーサ26で埋める必要がある。図4(b)は、図3下段のパレット1個分の広いガイドを備えた水槽を使用してパレット14を前後に1個おきに配置した例であり、図4(a)と同じ間隔となる。この場合にはパレット1個につきスペーサ1個で済む。
図4(c)は、図3中段の水槽を使用してパレット14を前後に1個おきに配置し、かつ隣接する列でパレットの隣(真横)にスペーサがくるように交互に配置した例である。この場合には図4(a)よりも間隔は短くなるが、パレット1個につきスペーサ1個で済む。なお、(a)、(b)の配置においても、隣接するパレットを含む列でパレットの隣にスペーサがくるように交互に配置してもよく、この方が間隔がより広くなる。また、更に間隔を空けたい場合にはパレット14の間にスペーサを2個以上入れてもよい。
図5は本発明の水耕栽培装置における種植え装置の構成を示す平面図(b)および断面図(c,d,e)である。種植え装置20は、パレット供給装置60、61、ベルトコンベア62、71、スポンジ搭載ロボット63、スポンジ供給テーブル64、スポンジ押し込み装置66、種埋め込み装置67、スペーサ供給装置69、70、パレット押し出し装置68、パレット行押し出し装置73、74、スロープ板72からなる。
パレット供給装置60は洗浄済みのパレット14を収納している容器61からパレットを1個づつベルトコンベア62上に押し出す。スポンジ搭載ロボット63はスポンジ15を上から掴むハンドを備え、スポンジ供給テーブル64上に搭載されているスポンジ15を1個摘み上げてコンベア上のパレットの貫通孔40の中に半分程度押し込む。
スポンジ押し込み装置66は上下する棒によってスポンジ15を貫通孔40の中に所定の位置まで押し込む。種埋め込み装置67は、植物の種16を1粒づつスポンジ15の切り込みの中に挿入すると共にスポンジ15に水を供給してスポンジ15を濡らす。
スペーサ供給装置69は洗浄済みのスペーサ26を収納している容器70からスペーサを1個づつベルトコンベア62上に押し出す。なお、スペーサ供給装置69は必須の装置ではなく、無くてもよいが、あればスペーサを挿入することにより育苗期間や育苗パレット数を調節することができる。
パレット押し出し装置68は種植えが完了したパレット14またはスペーサ26を1個づつスロープ板72の方向に押し出す。スロープ板72は水槽21の短辺の上部に配置された水平部分と、水平部分と連続した傾斜部分からなり、傾斜部分の端部は水槽内まで延びている。水平部分にはパレット行押し出し装置73と連結して水平方向に移動可能なガイド板74および垂直方向に移動可能なガイド板75が備えられており、通常は図5(c)に示すように、パレット押し出し装置68によって押し出されたパレット14はこの2個のガイド板の間に1列に溜められる。
スロープ板72上に水槽1行分のパレット14が溜まると、図5(b、d、e)に示すように、ガイド板75を上方に移動し、パレット行押し出し装置73によってガイド板74を介してパレット14を水槽21の方向に押し出す。パレット14は水槽内の各ガイド52と係合して移動する。
図6は本発明の水耕栽培装置における選別、移送装置の構成を示す平面図および断面図である。また、図7は本発明の水耕栽培装置におけるパレットの移送方法を示す断面図および平面図である。選別、移送装置25は、育苗用の水槽21の終端に配置され、ロボットアーム80、81、検査用カメラ83、垂直に固定された棒85、スポンジ受け板86、スポンジ回収箱87、パレット回収箱88、スペーサ供給装置89を備えている。
ロボットアーム80は、3次元方向に移動可能であり、かつパレット14やスペーサ26を把持し回転できるロボットハンド92を備えている。検査用カメラ83は、コントローラー10からの指示に基づいて葉および根の静止画像を撮影し、コントローラー10に送信する。
垂直に固定された棒85は、パレット14の貫通孔40よりも細く、検査領域84の上部に配置されている。ロボットアーム80が未発芽あるいは育苗不良と判定されたパレット14を把持したまま、上方に移動することによって、スポンジ15を棒85によってパレット14から押し出して分離する。スポンジ15はスポンジ受け板86上を滑り、スポンジ回収箱87の内部に落下する。
スポンジを分離したパレット14はロボットアーム80によってパレット回収箱88の上部まで移動され、ロボットアーム80のロボットハンド92を開くことによってパレット回収箱88の内部に落下する。スペーサ供給装置89は、ロボットアーム80がスペーサ26を把持できるように、所定の位置に洗浄済みのスペーサ26を1個づつ供給する。
選別、移送装置25のボットアーム80は育苗を終えたパレット14を水槽21から1個づつ取り出し、検査位置84に移送してカメラ83を使用して検査を行い、苗の葉や根が正常に成長しているか否か、即ち葉の大きさ、茎や根の長さがそれぞれ所定値以上であるか否かを判定する。そして、正常に成長しているパレット14を中段あるいは下段の育成用の水槽23に投入する。ロボットアーム80は投入したパレット14をロボットハンド92の先端でパレット1個分だけ押し出す。また、必要に応じてスペーサ供給装置89からスペーサ26を取得し、育成用の水槽23に投入して押し出す。
図7に示すように、水槽21、23の端部においてはガイド52が上部に傾斜しており、ガイド中を移動してきたパレット14は端部に達するとストッパ54に当たって止まる。端部においては、上水平板52は切除されており、下水平板53は水平に配置されているが、ロボットハンド92がパレット14の下段42を把持して上方に移動できるように、列の両側の下水平板53間の間隔が広くなっている。
なお、水槽21、23の端部(短辺)にロボットハンド92がおさまるパレット1個分程度の空間を空けておけば、ガイド52、53を上部に傾斜させなくても水槽内においてロボットハンド92がパレット14を把持することができる。
図8は本発明の水耕栽培装置における収穫装置の処理手順を示す説明図である。収穫装置27においては、図6、7に示したボットアーム80と同一のロボットアームを使用して収穫作業を実行する。ロボットアームは水槽の終端(短辺)に配置され、更に最終検査位置、茎切断位置、パレット回収位置まで移動可能に構成する。
収穫装置27は、ロボットアームの他、最終検査用カメラ100、回転刃102を備えたカッター101、製品108の移送用ベルトコンベア105、不良品排除用の回転板103、不良品回収箱107、スポンジ分離用の棒110、スポンジ回収箱111、パレット回収箱112、スペーサ回収箱113を備える。
最終検査用カメラ100は、コントローラー10からの指示に基づいて葉の静止画像を撮影し、コントローラー10に送信する。コントローラー10は葉の大きさや色が所定の条件を満足しているか否かによって良品か不良品かを判定する。判定済みのパレット14は例えば135度回転され、カッター101の回転刃102に茎を当てることによって茎を切断する。パレットを回転させるのは、切断時に葉を切らないようにするためと共に、根およびスポンジが落下しないようにするためである。
茎から切断された植物である製品108は移送用ベルトコンベア105の上に落下し、包装装置28へ移送される。なお、不良品と判定された場合には、茎の切断時に不良品排除用の回転板103を点線の位置まで回転させて、切り落とした不良品を不良品回収箱107に収納する。
切断後のパレット14はパレットの貫通孔40よりも細いスポンジ分離用の棒110の下部まで移動してから元の方向に逆回転し、パレット14を上方に移動することによって、スポンジ15および根を棒110によってパレット14から押し出して分離する。スポンジ15および根はスポンジ回収箱111の内部に落下する。
スポンジを分離したパレット14はパレット回収箱112の上部まで移動され、ロボットアームのロボットハンドを開くことによってパレット回収箱112の内部に落下する。スペーサ26の場合には、スペーサ回収箱113の上部まで移動され、ロボットアームのロボットハンドを開くことによってスペーサ回収箱113の内部に落下する。
図9は本発明の水耕栽培装置の実施例2における中間選別装置の構成を示す正面図および側面図である。図9(a)は、本発明の水耕栽培装置における中間選別装置の構成を示す側面図、(b)は正面図である。実施例1においては水槽の他端の折り返し位置において、選別、移送装置によって育苗不良のパレット14を判定し、除外する例を開示したが、実施例2は、これに加えて、あるいはこれに代えて水槽の任意の中間位置において育苗不良のパレットを判定し、除外する中間選別装置を備えたものである。
中間選別装置121は水槽の上部に固定されたレール120と勘合して水槽内のパレット移動方向と直角に直線的に移動可能に構成されている。駆動モーター122はコントローラー10の制御に基づき、ワイヤーおよびプーリーを介して中間選別装置121を所望の位置に移動させる。中間選別装置本体121はパレット上部の静止画像を撮影するカメラ123およびパレット14を把持し、移動させることが可能な伸縮するアーム124を備えており、アーム124の先端にはパレットを把持するためのハンド125が装着されている。中間選別装置の下部においては、アーム124によってパレットを把持するため、上水平板52は切除されており、下水平板53のみが配置されている。
コントローラー10は所定の周期で中間選別装置121を全ての列のパレット14の上部に順に移動させ、カメラ123によって静止画像を取り込み、画像処理によって育苗が不良か否かを判定する。そして育苗不良と判定した場合には、アーム124を伸ばしてハンド125によってパレット14を把持し、アームを縮めると共に中間選別装置121をパレット回収箱126の上部まで移動させ、ハンド125を開いてパレットをパレット回収箱126に落下させる。なお、パレットを除外した列については種植え装置20によって追加のパレットを投入し、隙間を埋める。
実施例2においては、水槽の任意の中間位置において育苗不良のパレットを判定し、除外するので、最適な中間位置で選別、除外が可能であると共に除外した分のパレットを新たに投入することができ、生産効率が向上する。なお、選別は中間選別装置121および最終の収穫装置のみで行い、選別、移送装置25の機能を移送のみに限定してもよい。また、中間選別装置121に、パレットとスポンジを分離する選別、移送装置25の機能と同様の機能を追加してもよい。
図10は本発明の水耕栽培装置における実施例2の根切り装置の構成を示す平面図および側面図である。実施例1の図7、8に示したパレットの移送方法および収穫装置においては、根が付いたまま、パレット14を水槽21から収穫装置27に移送する例を開示したが、野菜の種類によっては隣接する野菜の根が絡み合い、水槽から取り出すことが困難になる場合がある。
実施例2の根切り装置130は水槽の端部内側あるいは水槽の端部外側の近傍において根を切る装置である。根切り装置130は上部に水平に回転する2つの丸い切り刃132を備えており、水槽21の端部側面に設置されたレール131に沿って、水槽端部と平行に移動可能に構成されている。切り刃の垂直方向の位置は水槽端部まで来たパレット14の下端よりも僅かに下方に配置されている。
根切り装置130は切り刃132を回転させながら、レール131の一端から他端まで移動することによって、水槽端部まで来たパレット14の根137を切断する。切断された根は水槽端部内側に配置されたカゴ135内に収納される。なお、水槽21の端部近傍には水槽内の水位より僅かに高い仕切り板136が設けられており、仕切り板136と水槽端部側面との間には培養液は入らないようになっている。
但し、仕切り板を無くし、根切り装置130を防水構造として水中で根を切るか、あるいは根切り装置130が培養液に浸からないように、水槽端部のパレット14の位置をより高くしてもよい。この場合にはカゴ135は水槽中に沈めておく。更に、水槽端部の位置を仕切り版136の位置にして水槽21の端部外側近傍において根を切るようにしてもよい。この場合には根は水槽の外側に落下するので下方にカゴ135を置いておけばよい。
なお、隣接する野菜の根が絡み合っている場合には切断した根が落下せず、パレット14や根切り装置130の移動が妨げられる恐れがある。そこで切断した根を確実に分離するために、根切り装置130に、更に列方向に隣接する(後続する)パレットとの間の根を切断するための回転する第2の切り刃を設けてもよい。第2の切り刃は例えば切り刃132の内側(水槽端部と反対側)に切り刃132と直角に、かつ水槽端部側面と平行に配置する。
以上、実施例について説明したが、本発明には以下のような変形例も考えられる。移動したパレットが逆方向に戻らないように、パレット投入位置の近傍のガイド52の側面に一方向のみ機能するストッパーあるいは摩擦によって移動を抑制する制動板を設けてもよい。
実施例においては最初の水槽21への投入はパレット行押し出し装置73によって行う例を開示したが、水槽を上下に重ねて配置する場合には収穫装置のロボットアーム80をパレット行押し出し装置73の下方に配置する必要がある。そこで、最初の水槽21への投入も、収穫装置のロボットアーム80によって行うようにしてもよい。更に、種植え装置20のスポンジの挿入、種の植え付けもロボットアームによってパレットを把持した状態で行うことも可能である。
ロボットアーム80は直交する3軸にそって直線移動するユニットを組み合わせた構成のものを使用する例を開示したが、更に、ロボットアーム80を垂直軸を中心として回転可能に構成してもよい。このようにすれば、ロボットアームの水槽と反対側に各装置あるいは次段の水槽を配置可能となり、選別、移送装置や収穫装置における各装置の配置の自由度が高くなると共に、水槽の短辺の幅内に全ての装置を配置することも可能となる。
実施例においては水槽の両端にロボットアームを配置する例を開示したが、水槽の一端にパレットを復路の列へ折り返す移送機構を設け、パレットが水槽内を往復するようにすることにより、水槽の他端のみにロボットアームを設けて、種植え装置の一部、選別、移送装置、収穫装置を全て集約した栽培装置を構成してもよい。この場合にはロボットアームが1台で済み、かつ検査用カメラ(83、100)、スポンジ分離用の棒(85、110)、スポンジ回収箱(87、107)、パレット回収箱(88、112)等を共用できる。
本発明は、任意の場所における野菜や観賞用植物等の任意の植物の水耕栽培に適用可能である。
10…コントローラー
11…表示装置
12…キーボード
13…空調装置
14…パレット
15…スポンジ
16…種
17…栽培室
20…種植え装置
21、23…水槽
22…照明装置
25…選別、移送装置
26…スペーサ
27…収穫装置
28…包装装置
29…パレット洗浄装置
30…培養液調整装置
31…製品

Claims (8)

  1. 水槽の上部に照明装置を配置し、培養液を溜めた前記水槽に植物の根を浸して栽培する水耕栽培装置において、
    パレットに種を植えて第1の前記水槽に投入する種植え装置と、
    前記第1の水槽からパレットを取り出して第2の前記水槽に投入する移送装置と、
    前記第2の水槽からパレットを取り出す収穫装置と、
    前記水槽から回収した前記培養液の量や水質を調整して再び前記水槽に注入する培養液調整装置と、
    水耕栽培装置内の各装置の監視制御を行うと共にパレット毎に現在位置を把握して期間管理を行うコントローラーと
    を備えたことを特徴とする水耕栽培装置。
  2. 前記水槽には前記パレットを複数の列に整列させるためのガイドが設けられており、前記第2の水槽において移動方向と直角の方向に隣接する前記パレットの間隔が前記第1の水槽よりも広くなるように、前記第2の水槽のガイドは前記第1の水槽のガイドよりも幅が広くなっていることを特徴とする請求項1に記載の水耕栽培装置。
  3. 前記移送装置は、前記第2の水槽に前記パレットと同じ外形のスペーサを投入可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の水耕栽培装置。
  4. 前記第1の水槽と前記第2の水槽は同じ形状であり、前記第1の水槽1個と前記第2の水槽2個が上下に重ねて配置されており、前記水槽の一端に前記種植え装置および前記収穫装置が配置され、前記一端と対向する前記水槽の他端に前記移送装置が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の水耕栽培装置。
  5. 前記収穫装置および前記移送装置はそれぞれパレットを把持して移送するロボットアームを備えていることを特徴とする請求項1に記載の水耕栽培装置。
  6. 前記移送装置は、育苗状態を検査し、育苗が不良のパレットを除去する選別機能を備えていることを特徴とする請求項1に記載の水耕栽培装置。
  7. 更に、前記第1の水槽の予め定められた中間位置において育苗状態を検査し、育苗が不良のパレットを除去する中間選別装置を備えていることを特徴とする請求項1に記載の水耕栽培装置。
  8. 更に、前記収穫装置が配置された側の前記第2の水槽の端部に前記パレットの下方に伸びている根を切る根切り装置を備えていることを特徴とする請求項1に記載の水耕栽培装置。
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