JP5915999B2 - 乗り場表示装置 - Google Patents
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Description
本発明の実施形態は、乗り場表示装置に関する。
エレベータの乗り場には、乗り場表示装置が設けられている。乗り場表示装置は、三方枠の内部に配置されており、乗り場側に露出するボタンなどの操作部を有し、操作部に対する操作を電気信号に変換する基板部などを有する。基板部は、乗り場表示装置の筐体の内部に着脱自在に取り付けられている。
乗り場表示装置の修理や点検を行う場合に、作業員が筐体の内部に手を入れなければならない場合がある。例えば、基板部が故障した場合は、基板部を交換するため、筐体の内部から基板部を取り出すこととなる。ここで、乗り場表示装置は、筐体の内部で作業する際に、乗り場側から作業が可能な場合と、昇降路側から作業が可能な場合とがある。
昇降路側から作業が可能な場合は、乗りかご上の作業員が三方枠と対向するまで乗りかごを移動させ、作業員が三方枠に着脱自在に取り付けられている点検ふたを取り外し、三方枠の内部を露出させる。そして、筐体に着脱自在に取り付けられている筐体ふたを取り外し、基板部を筐体の内部から取り出し、新しい基板部を筐体の内部に取り付け、筐体ふたを取り付け、点検ふたを取り付ける。
ところで、筐体は、三方枠の内部のうち、乗り場側に固定されており、点検ふたは、三方枠の外部のうち、昇降路側に取り付けられている。従って、三方枠の奥行き、すなわち乗り場側から昇降路側までの距離が長いと、作業員の手が筐体に届きにくくなる。従って、作業員による基板部の取り外し、取り付けが困難となるという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、乗り場表示装置に対する作業を容易に行うことができる乗り場表示装置を提供することを目的とする。
実施形態の乗り場表示装置は、操作部と、基板部と、筐体と、筐体保持移動機構と、を備える。操作部は、乗り場に設けられ、かつ昇降路側に点検ふたが着脱自在に取り付けられた三方枠から、乗り場側に露出する。基板部は、操作部を有し、操作部に対する操作を電気信号に変換する。筐体は、基板部が内部に着脱自在に取り付けられ、かつ三方枠の内部に配置される。筐体保持移動機構は、操作部が三方枠から乗り場側に露出する露出位置で筐体を保持し、露出位置で保持された筐体を、三方枠の内部で、乗り場側から昇降路側に移動自在とする。筐体保持移動機構は、三方枠の内部に配置され、乗り場側から昇降路側に向かって延在するガイドレールと、筐体に取り付けられ、かつガイドレールに対して延在方向に移動可能に支持されたガイドシューと、を備える。
以下に、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の実施形態は例示であり、発明の範囲がそれらに限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
〔実施形態1〕
図1は、実施形態1に係る乗り場を示す図である。図2は、実施形態1に係る乗り場表示装置を示す側面図である。図3は、実施形態1に係る乗り場表示装置を示す平面図である。図4は、実施形態1に係る乗り場表示装置を示す正面図である。図5は、実施形態1に係る乗り場表示装置の動作説明図である。なお、図面において乗り場表示装置の幅方向はX方向、幅方向と水平面で直交する奥行き方向はY方向、幅方向および奥行き方向と直交する鉛直方向はZ方向と図示する。また、乗り場側とは奥行き方向の手前側(図2における右側)であり、昇降路側とは奥行き方向の奥側(図2における左側)である。図2は、図4のC−C断面図である。図3は、図1のA−A断面図である。図4は、図2のB−B断面図である。
図1は、実施形態1に係る乗り場を示す図である。図2は、実施形態1に係る乗り場表示装置を示す側面図である。図3は、実施形態1に係る乗り場表示装置を示す平面図である。図4は、実施形態1に係る乗り場表示装置を示す正面図である。図5は、実施形態1に係る乗り場表示装置の動作説明図である。なお、図面において乗り場表示装置の幅方向はX方向、幅方向と水平面で直交する奥行き方向はY方向、幅方向および奥行き方向と直交する鉛直方向はZ方向と図示する。また、乗り場側とは奥行き方向の手前側(図2における右側)であり、昇降路側とは奥行き方向の奥側(図2における左側)である。図2は、図4のC−C断面図である。図3は、図1のA−A断面図である。図4は、図2のB−B断面図である。
図1に示すように、実施形態1に係る乗り場表示装置1Aは、操作部2と、基板部3と、筐体4と、筐体保持移動機構5とを備える。乗り場表示装置1Aは、乗り場200に設置された三方枠100の内部に配置されている。乗り場200は、昇降路300(図3参照)内の乗りかごが着床可能な階にそれぞれ設けられる。
ここで、三方枠100は、乗り場200と昇降路300とを連通する開口部Kを形成するものであり、第1縦枠体101と、第2縦枠体102と、上枠体103とを備える。縦枠体101,102は、乗り場200の床面201から鉛直方向の上側に向かって立設されている。上枠体103は、縦枠体101,102の上側端部と連結されている。三方枠100の昇降路側には、一対の乗り場側扉110,120が幅方向に開閉自在に支持されている。本実施形態における乗り場表示装置1Aは、図3に示すように、第1縦枠体101の枠体内部101aに設けられている。
第1縦枠体101(第2縦枠体102)は、乗り場側板部101bと、開口部側板部101cと、昇降路側板部101dと、点検開口部101eと、点検ふた101fとを備える。乗り場側板部101bは、図2に示すように、乗り場側に配置されるものであり、乗り場200に露出する部分に操作部用穴101g,101hが形成されている。操作部用穴101g,101hは、操作部2が奥行き方向に移動自在な径に形成されている。なお、乗り場側板部101bは、図3に示すように、幅方向の一方側端部が壁仕上げ400と連結されている。開口部側板部101cは、乗り場側板部101bと昇降路側板部101dとを連結するものであり、開口部側板部101cの奥行き方向の長さが枠体内部101aの奥行き方向の長さLに影響する。昇降路側板部101dは、図2に示すように、昇降路側に配置されるものであり、昇降路300に露出する部分に点検開口部101eが形成されている。昇降路側板部101dは、幅方向の一方側端部が図示しない構造物の壁500と連結されている。点検開口部101eは、少なくとも作業員の手が枠体内部101aに入り、基板部3および後述するブラケット55を枠体内部101aから取り出すことができる大きさに形成されている。点検開口部101eは、好ましくは、筐体4を枠体内部101aから取り出すことができる大きさに形成されている。点検ふた101fは、第1縦枠体101に着脱自在に取り付けられており、取り付け時に点検開口部101eを閉塞するものである。本実施形態における点検ふた101fは、複数の例えば4つの点検ふた用蝶ネジ104により、昇降路側板部101dに対して着脱自在に取り付けられている。
操作部2は、乗り場200のエレベータの利用者がエレベータの運転を指示するために操作するものである。操作部2は、図2に示すように、筐体4が後述する露出位置に位置した場合に、第1縦枠体101から突出して乗り場200に露出するものである。本実施形態における操作部2は、図示しないエレベータの制御装置に押下することで上呼び登録を行う上ボタン21と、押下することで下呼び登録を行う下ボタン22とを備える。上ボタン21は操作部用穴101gを介して乗り場200に露出し、下ボタン22は操作部用穴101hを介して乗り場200に露出する。なお、操作部2は、押下することで操作(呼び登録)を行う機械式ボタンとしたが、これに限定されるものではなく、利用者が接触することで操作を行うタッチ式ボタンであってもよい。
基板部3は、操作部2を有し、操作部2に対する操作を電気信号に変換するものである。基板部3は、操作部2の操作により制御装置が呼び登録を行うための電気信号を出力するものである。基板部3は、筐体4の筐体内部41aに配置されるものであり、上ボタン21を有する第1基板部31と、下ボタン22を有する第2基板部32とを備える。基板部31,32は、それぞれ制御装置と電気的に接続されている。
筐体4は、第1縦枠体101の枠体内部101aに配置されるものである。筐体4は、直方体形状であり、筐体内部41aの乗り場側に基板部31,32がそれぞれ着脱自在に取り付けられている。ここで、筐体4に対する基板部31,32の取り付け方法は、ネジ止めなどの既存の方法でよい。筐体4は、筐体開口部41bと、筐体ふた41cとを備える。筐体開口部41bは、筐体4の昇降路側に形成されている。筐体開口部41bは、少なくとも作業員の手が筐体内部41aに入り、基板部3を筐体内部41aから取り出すことができる大きさに形成されている。筐体ふた41cは、筐体4に着脱自在に取り付けられており、取り付け時に筐体開口部41bを閉塞するものである。本実施形態における筐体ふた41cは、複数、例えば4つの筐体ふた用蝶ネジ42により、筐体4の昇降路側の面に対して着脱自在に取り付けられている。なお、筐体4は、上ボタン21が挿入される操作部用穴41dおよび下ボタン22が挿入される操作部用穴41eが形成されている。操作部用穴41d,41eは、上ボタン21、下ボタン22が奥行き方向に移動自在な径に形成されている。
筐体保持移動機構5は、操作部2が第1縦枠体101から乗り場側に露出する露出位置で筐体4を保持し、露出位置で保持された筐体4を、第1縦枠体101の枠体内部101aで、乗り場側から昇降路側に移動自在とするものである。筐体保持移動機構5は、枠体内部101aに配置されており、ガイドレール51,52と、ガイドシュー53,54と、ブラケット55と、取付フレーム56,57,58とを備える。
ガイドレール51,52は、鉛直方向において筐体4を挟んでそれぞれ配置されている。ガイドレール51,52は、レール本体部51a,52aと、レール固定部51b,52bと、ストッパー部51c,52cとを備える。レール本体部51a,52aは、図4に示すように、奥行き方向から見た場合に、筐体側に開口を有し、両端部が幅方向において近接するように互いに突出する略コ字状で、乗り場側から昇降路側に向かって延在して形成されている。ここで、レール本体部51a,52aは、図2に示すように、筐体4が露出位置の場合に、ガイドシュー53,54の後述するガイドシュー本体部53a,54aをそれぞれ支持できるように形成されている。レール固定部51b,52bは、レール本体部51a,52aを第1縦枠体101に固定するものである。本実施形態におけるレール固定部51b,52bは、奥行き方向から見た場合に、L字状に、乗り場側から昇降路側に向かって延在してそれぞれ形成されている。レール固定部51b,52bの一方の辺は、固定手段、例えばボルトとナットなどにより、筐体4との間においてレール本体部51a、52aにそれぞれ固定されている。レール固定部51b,52bの他方の辺は、固定手段、例えばボルトとナットなどにより、取付フレーム56にそれぞれ固定されている。ストッパー部51c,52cは、ガイドシュー53,54の昇降路側への移動をそれぞれ規制するものであり、ガイドレール51,52に対するガイドシュー53,54の脱落を防止するものでもある。本実施形態におけるストッパー部51c,52cは、鉛直方向から見た場合に、L字状に、それぞれ形成されている。ストッパー部51c,52cの一方の辺は、固定手段、例えばボルトとナットなどにより、取付フレーム56にそれぞれ固定されている。ストッパー部51c,52cの他方の辺は、レール固定部51b,52bの奥行き方向の奥側端部とそれぞれ対向している。
ガイドシュー53,54は、筐体4の鉛直方向の両端部にそれぞれ固定されている。ガイドシュー53,54は、固定手段、例えばボルトとナットなどにより、筐体4の鉛直方向における両端部にそれぞれ固定され、シュー本体部53a,54aを備える。シュー本体部53a,54aは、図4に示すように、奥行き方向から見た場合に、ガイドレール側にそれぞれ突出したT字状で、乗り場側から昇降路側に向かって形成されている。シュー本体部53a,54aは、幅方向の両端部がレール本体部51a,52aの内部でそれぞれ支持されることで、筐体4を枠体内部101aにおいて鉛直方向に支持し、筐体4を枠体内部101aにおいて、延在方向を含む奥行き方向に移動自在に支持する。なお、レール本体部51a,52aおよびシュー本体部53a,54aは、幅方向のガタが極小となるように設定されている。
ブラケット55は、筐体4を露出位置から昇降路側に移動させる場合に、作業員が把持するものである。ブラケット55は、筐体4が露出位置で、昇降路側に、例えば、点検開口部101eの近傍まで延在して形成されている。ブラケット55は、延在方向において点検ふた101fと対向して形成されている。つまり、ブラケット55は、奥行き方向から見た場合に、点検開口部101e内に形成されている。本実施形態におけるブラケット55は、奥行き方向の手前側端部が筐体4の筐体ふた41cに、固定手段、例えばボルトとナットで固定、または溶接などで固定されている。本実施形態におけるブラケット55は、第1縦枠体101に着脱自在に固定されている。ブラケット55は、ブラケット用蝶ネジ59により、固定フレーム55aに着脱自在に取り付けられている。ここで、固定フレーム55aは、奥行き方向から見た場合に、L字状に、それぞれ形成されている。固定フレーム55aの一方の辺は、固定手段、例えばボルトとナットなどにより、取付フレーム56に固定されている。固定フレーム55aの他方の辺は、ブラケット55の奥行き方向の奥側端部と対向している。
取付フレーム56,57,58は、少なくともガイドレール51,52を第1縦枠体101に固定するものである。取付フレーム56は、開口部側板部101cと対向する平板であり、4辺のうち、昇降路側の辺を除き、他の辺が幅方向に折り返され、折り返し部が形成されている。乗り場側の折り返し部56aは、露出位置の筐体4が対向し、かつ接触するものである。なお、折り返し部56aは、上ボタン21が挿入される図示しない操作部用穴および下ボタン22が挿入される図示しない操作部用穴が形成されている。折り返し部56aの操作部用穴は、上ボタン21、下ボタン22が奥行き方向に移動自在な径に形成されている。取付フレーム57,58は、取付フレーム56を第1縦枠体101に固定するものである。本実施形態における取付フレーム57,58は、奥行き方向から見た場合に、L字状に、乗り場側から昇降路側に向かって延在してそれぞれ形成されている。取付フレーム57,58の一方の辺は、固定手段、例えばボルトとナットなどにより、取付フレーム56の鉛直方向の辺の折り返し部とそれぞれ固定されている。取付フレーム57,58の他方の辺は、固定手段、例えばボルトとナットなどにより、開口部側板部101cにそれぞれ固定されている。取付フレーム57,58の他方の辺には、固定手段が挿入される長穴が形成されている。長穴は、奥行き方向に延在している。従って、長穴に対する固定手段の固定位置に応じて、ガイドレール51,52の奥行き方向における取付位置を変更することができる。
次に、実施形態1に係る乗り場表示装置1Aの作業員による点検・修理作業について説明する。特に、操作部2を有する基板部3の交換作業について説明する。まず、図示しない乗りかごの上に作業員が乗り、乗りかごの上に配置された乗りかご操作装置を操作することで、基板部3の交換対象である乗り場表示装置1Aが内部に配置された三方枠100と作業員が対向するまで乗りかごを移動させる。
次に、作業員は、図2に示す点検ふた用蝶ネジ104を取り外し、点検ふた101fを取り外す。点検ふた101fを取り外すと、点検開口部101eが露出し、点検開口部101eの近傍に、ブラケット用蝶ネジ59およびブラケット55が視認できる。次に、作業員は、ブラケット用蝶ねじ59を取り外し、ブラケット55を固定フレーム55aから取り外す。次に、作業員は、ブラケット55の奥行き方向の奥側端部を把持し、ブラケット55を引っ張ってブラケット55を昇降路側に移動させる(同図矢印P1)。このとき、ブラケット55に固定されている筐体ふた41cを介して筐体4には、作業員がブラケット55に作用させた奥行き方向の奥側の引張力が作用する。ここで、筐体4は、ガイドシュー53,54を介して、ガイドレール51,52に対して鉛直方向にそれぞれ支持されている。従って、筐体4に引張力が作用すると、シュー本体部53a,54aがレール本体部51a,52aに対して、昇降路側にそれぞれ相対移動する。これにより、筐体4は、露出位置から昇降路側に移動する。
次に、作業員により、昇降路側にブラケット55を引っ張り続けると、シュー本体部53a,54aがストッパー部51c,52cにそれぞれ接触することで、図5に示すように、筐体4の昇降路側の移動が規制される。次に、作業員は、移動が規制された筐体4から筐体ふた用蝶ネジ42を取り外し、筐体ふた41cを筐体4から取り外して、筐体開口部41bを露出する。次に、作業員は、筐体内部41aから基板部3を取り外し、取り外した基板部3を昇降路300まで取り出す。
次に、作業員は、新しい基板部3を筐体内部41aに取り付ける。次に、作業員は、筐体ふた41cを介して、筐体ふた用蝶ネジ42を取り付け、筐体ふた41cにより筐体開口部41bを閉塞する。次に、作業員は、ブラケット55の奥行き方向の奥側端部を再び把持し、ブラケット55を押し込んでブラケット55を乗り場側に移動させる。次に、作業員により、乗り場側にブラケット55を押し込み続けると、筐体4の乗り場側端部が折り返し部56aに接触することで、筐体4の乗り場側の移動が規制され、筐体4が露出位置に位置する。次に、作業員は、ブラケット55を介して、ブラケット用蝶ネジ59を取り付け、筐体4を露出位置で保持する。次に、作業員は、点検ふた101fを介して、点検ふた用蝶ネジ104を取り付け、点検ふた101fにより点検開口部101eを閉塞する。
以上のように、本実施形態に係る乗り場表示装置1Aは、乗り場側に保持されている筐体4を筐体保持移動機構5により、昇降路側、すなわち点検開口部101eの近傍まで移動させることができる。従って、三方枠100の奥行き、すなわち第1縦枠体101の奥行き方向の長さが長くても、作業員が点検開口部101eから手を乗り場側に向かって深く入れることを抑制することができる。これにより、作業員の手が筐体4に容易に届き、乗り場表示装置1Aに対する作業を容易に行うことができる。
また、筐体保持移動機構5は、筐体4を鉛直方向にそれぞれ支持した状態で、シュー本体部53a,54aを第1縦枠体101に固定されたレール本体部51a,52aに対してそれぞれ奥行き方向の奥側に相対移動させることで、露出位置の筐体4を昇降路側に移動させる。従って、露出位置の筐体4を奥行き方向に、引っかかりを抑制して移動させることができる。これにより、筐体4を容易に奥行き方向に移動させることができる。
また、ブラケット55を介して、筐体4を露出位置から昇降路側に移動させるので、作業員が筐体4を把持し、筐体4を露出位置から昇降路側に移動させる場合と比較して、作業員の把持位置を昇降路側、すなわち点検開口部101eの近傍とすることができる。従って、作業員が点検開口部101eから手を乗り場側まで深く入れることを抑制することができる。これにより、作業員による筐体4の露出位置から昇降路側への移動、および露出位置への移動を容易に行うことができるので、作業員の作業性を向上することができる。また、ブラケット55を第1縦枠体101に固定することで、筐体4を露出位置に保持することができる。従って、乗り場200の利用者が操作部2を押下しても、筐体4が昇降路側に移動することを抑制することができる。
〔実施形態2〕
次に、実施形態2に係る乗り場表示装置について説明する。図6は、実施形態2に係る乗り場表示装置を示す側面図である。図7は、実施形態2に係る乗り場表示装置を示す平面である。図8は、実施形態2に係る乗り場表示装置を示す正面図である。図9は、実施形態2に係る乗り場表示装置の動作説明図である。図10は、実施形態2に係る乗り場表示装置の動作説明図である。図6は、図8のF−F断面図である。図7は、図8のG−G断面図である。図8は、図6のD−D断面図である。
次に、実施形態2に係る乗り場表示装置について説明する。図6は、実施形態2に係る乗り場表示装置を示す側面図である。図7は、実施形態2に係る乗り場表示装置を示す平面である。図8は、実施形態2に係る乗り場表示装置を示す正面図である。図9は、実施形態2に係る乗り場表示装置の動作説明図である。図10は、実施形態2に係る乗り場表示装置の動作説明図である。図6は、図8のF−F断面図である。図7は、図8のG−G断面図である。図8は、図6のD−D断面図である。
本実施形態に係る乗り場表示装置1Bが実施形態1に係る乗り場表示装置1Aと異なる点は、機構の異なる筐体保持移動機構6を用いている点である。なお、本実施形態に係る乗り場表示装置1Bにおいて、実施形態1に係る乗り場表示装置1Aと同一符号のものは、同一構成要素であるのでその説明を省略、あるいは簡略化する。
筐体4は、鉛直方向の両端部に取付フレーム41f,41gが形成されている。本実施形態における取付フレーム41f,41gは、幅方向から見た場合に、L字状に、それぞれ形成されている。取付フレーム41f,41gの一方の辺は、固定手段、例えば溶接などにより、筐体4の鉛直方向の両端部にそれぞれ固定されている。取付フレーム41f,41gの他方の辺は、固定手段、例えば図示しないボルトとナットなどにより、係止部61,62にそれぞれ固定されている。また、筐体4は、筐体4が露出位置で後述する位置決め突起73,74がそれぞれ挿入する突起用穴41h,41iが形成されている。筐体4は、取っ手部43が筐体ふた41cの昇降路側に奥行き方向の奥側に突出して設けられている。取っ手部43は、筐体ふた41cとの間で空間部が形成されており、この空間部に作業員が指を入れ、筐体4を把持する。
筐体保持移動機構6は、操作部2が第1縦枠体101から乗り場側に露出する露出位置で筐体4を保持し、露出位置で保持された筐体4を、第1縦枠体101の枠体内部101aで、乗り場側から昇降路側に移動自在とするものである。筐体保持移動機構6は、枠体内部101aに配置されており、係止部61,62と、係止受け部63,64とを備える。
係止部61,62は、係止受け部63,64にそれぞれ対応して設けられるものであり、取付フレーム41f,41gに、固定手段、例えば図示しないボルトとナットなどにより固定されることで、筐体4にそれぞれ固定されている。係止部61,62は、昇降路側から乗り場側に向かって押圧を繰り返すことで、係止受け部63,64に対する係止状態と、解放状態とが交互に切り替わるものである。係止部61,62は、図10に示すように、挿入ピン61a,62aと、スプリング61b,62bと、係止側部材61c,62cと、取付フレーム41f,41gにそれぞれ固定されている支持側部材61d,62dと、を備える。挿入ピン61a,62aは、奥行き方向において係止受け部63,64にそれぞれ形成された図示しないピン用穴および後述するピン用穴71a,71bとそれぞれ対向しており、筐体4が露出位置で、係止受け部63,64のピン用穴およびピン用穴71a,71bに挿入される。挿入ピン61a,62aは、奥行き方向の奥側端部が係止側部材61c,62cにそれぞれ固定されている。スプリング61b,62bは、係止部61,62が昇降路側から乗り場側に向かって押圧された後、係止側部材61c,62cを支持側部材61d,62dに対してそれぞれ基準位置まで復帰させるものである。スプリング61b,62bは、係止側部材61c,62cと支持側部材61d,62dとの間に配置され、係止側部材61c,62cおよび支持側部材61d,62dに奥行き方向の両端部が支持されている。スプリング61b,62bは、支持側部材61d,62dに対して係止側部材61c,62cが基準位置にある状態で、圧縮されている。係止側部材61c,62cは、支持側部材61d,62dに対して奥行き方向に所定範囲で相対移動自在である。ここで、基準位置は支持側部材61d,62dに対して係止側部材61c,62cが最も伸びた位置をいい、切替位置は支持側部材61d,62dに対して係止側部材61c,62cが最も縮んだ位置をいう。係止受け部63c,64cは、図示しない内部に搭載された切替機構により、基準位置から切替位置へと移動するごとに、図示しない係止爪を係止受け部63,64に対してそれぞれ突出・収容する。
係止受け部63,64は、図6に示すように、取付部71,72にそれぞれ固定されていることで、第1縦枠体101の枠体内部101aのうち、乗り場側においてそれぞれ固定されている。係止受け部63,64は、係止部61,62と対向する側、すなわち奥行き方向の奥側に、係止状態で突出する係止爪が奥行き方向に移動することを規制する図示しない爪受け部がそれぞれ形成されている。従って、挿入ピン61a,62aが係止受け部63,64のピン用穴およびピン用穴71a,71bに挿入された状態で、奥行き方向における係止爪の爪受け部に対する移動が規制されることで、挿入ピン61a,62aが係止受け部63,64のピン用穴およびピン用穴71a,71bから抜けることが防止される。従って、係止部61,62が係止状態であると、筐体4を露出位置で保持することができる。
取付フレーム7は、乗り場側板部101bと対向する平板であり、固定手段、例えばボルトとナットなどにより乗り場側板部101bに固定されている。取付フレーム7は、4辺のうち、幅方向の2辺が奥行き方向の奥側に折り返され、折り返し部が形成されている。一対の折り返し部の幅方向の長さは、図7に示すように、筐体4が取付フレーム7の内部に挿入可能に設定されている。取付フレーム7は、筐体4が露出位置で、取付フレーム41f,41gと奥行き方向においてそれぞれ対向する取付部71,72が形成されている。取付部71,72は、一対の折り返し部の奥行き方向の奥側の端部にそれぞれ連結されている。つまり、取付部71,72との間に形成された取付フレーム7の内部に筐体4が挿入される。取付部71,72は、係止部61,62の挿入ピン61a,62aが挿入されるピン用穴71a,71bがそれぞれ形成されている。取付フレーム7は、乗り場側板部101bと対向する部分から、昇降路側に突出する位置決め突起73,74が形成されている。つまり、位置決め突起73,74は、第1縦枠体101に固定されており、枠体内部101aから昇降路側に突出する。位置決め突起73,74は、複数、例えば2つであり、先端部が先細りのテーパー形状に形成されている。位置決め突起73,74は、挿入ピン61a,62aがピン用穴71a,71bにそれぞれ挿入される前に、突起用穴41h,41iに挿入されるように、その奥行き方向の長さが設定されている。位置決め突起73,74は、操作部2よりも筐体4の鉛直方向の両端部側に形成されており、かつ幅方向において異なる位置に形成されている。従って、位置決め突起が1つの場合と比較して、複数形成されていることで、位置決め突起73,74に突起用穴41h,41iが挿入された筐体4の奥行き方向と異なる方向における移動を規制することができる。
次に、実施形態2に係る乗り場表示装置1Bの作業員による点検・修理作業について説明する。特に、操作部2を有する基板部3の交換作業について説明する。なお、本実施形態に係る乗り場表示装置1Bの交換作業において、実施形態1に係る乗り場表示装置1Aの交換作業と同一部分は、その説明を省略、あるいは簡略化する。なお、筐体4が露出位置で保持されている状態では、挿入ピン61a,62aが係止受け部63,64のピン用穴およびピン用穴71a,71bに挿入され、係止部61,62が係止状態であり、支持側部材61d,62dに対して係止側部材61c,62cが基準位置である。
次に、作業員は、点検ふた101fを取り外すと、図6に示すように、筐体4を昇降路側から奥行き方向の手前側に向けて押し、筐体4を乗り場側に移動させる(同図矢印P2)。このとき、係止側部材61c,62cが係止受け部63,64と接触するので、係止側部材61c,62cの奥行き方向の手前側の移動が規制される。従って、支持側部材61d,62dと係止側部材61c,62cとの間が縮み、スプリング61b,62bを圧縮しながら、係止側部材61c,62cが支持側部材61d,62dに対して基準位置から切替位置に向かって移動する。
次に、作業員により、筐体4を乗り場側に移動させると、図9に示すように、係止側部材61c,62cが支持側部材61d,62dに対して切替位置まで移動し、係止爪が収容され、爪受け部による係止爪の移動の規制が解除され、係止部61,62が係止状態から解放状態に切り替わる。このとき、筐体4は、奥行き方向において取付フレーム7と接触しない。次に、作業員は、取っ手部43を手で把持し、取っ手部43を引っ張って筐体4を昇降路側に移動させる(同図矢印P3)。このとき、係止部61,62が解放状態であるので、挿入ピン61a,62aを係止受け部63,64のピン用穴およびピン用穴71a,71bから抜くことができる。
次に、作業員により、昇降路側に取っ手部43を引っ張り、筐体4を例えば、図10に示すように、枠体内部101aの点検開口部101eの近傍や、枠体内部101aから取り出し、乗りかご上に載置するなど、所望の位置に位置づける。このとき、係止側部材61c,62cには、外力が作用していないので、スプリング61b,62bの付勢力により、係止部61,62が解放状態を維持したまま、基準位置まで移動する。次に、作業員は、筐体ふた41cを筐体4から取り外し、基板部3を取り外し、新しい基板部3を筐体内部41aに取り付け、筐体ふた41cにより筐体開口部41bを閉塞する。
次に、作業員は、取っ手部43を再び把持し、取っ手部43を押し、筐体4を乗り場側に移動させる。次に、作業員は、取っ手部43をさらに押し、位置決め突起73,74を突起用穴41h,41iに挿入する。これにより、第1縦枠体101に対する筐体4の鉛直方向および幅方向の位置決めが行われる。位置決め突起73,74が突起用穴41h,41iに挿入された状態では、挿入ピン61a,62aが奥行き方向において係止受け部63,64のピン用穴およびピン用穴71a,71bに対向する。次に、作業員は、取っ手部43をさらに押し、挿入ピン61a,62aを係止受け部63,64のピン用穴およびピン用穴71a,71bに挿入する。次に、作業員は、係止側部材61c,62cが係止受け部63,64と接触した状態で、取っ手部43をさらに押し、係止側部材61c,62cが支持側部材61d,62dに対して切替位置まで移動し、係止爪が突出し、爪受け部により係止爪の移動が規制され、係止部61,62が解放状態から係止状態に切り替わる。これにより、筐体4が露出位置で再び保持される。次に、作業員は、点検ふた101fにより点検開口部101eを閉塞する。
以上のように、本実施形態に係る乗り場表示装置1Bは、作業員が筐体4を昇降路側から乗り場側に向かって押圧を繰り返すことで、係止部61,62の係止受け部63,64に対する係止状態と、解放状態とを交互に切り替えることができるので、筐体4を簡単に保持状態から解放することができる。従って、乗り場側に保持されている筐体4を筐体保持移動機構6により、昇降路側、すなわち点検開口部101eの近傍まで移動させた後、筐体4の筐体内部41aに対する作業を行うことができるので、三方枠100の奥行き、すなわち第1縦枠体101の奥行き方向の長さが長くても、作業員が点検開口部101eから手を乗り場側に向かって深く入れて、保持状態の筐体4の筐体内部41aに対する作業を行うことを抑制することができる。これにより、乗りかご上にいる作業員の近くにおいて、手が筐体4に容易に届き、乗り場表示装置に対する作業を容易に行うことができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1A,1B 乗り場表示装置、2 操作部、21 上ボタン、22 下ボタン、3 基板部、31 第1基板部、32 第2基板部、4 筐体、5 筐体保持移動機構、51,52 ガイドレール、53,54 ガイドシュー、55 ブラケット、6 筐体保持移動機構、61,62 係止部、63,64 係止受け部、7 取付フレーム、73,74 位置決め突起、 100 三方枠、101 第1縦枠体、101a 枠体内部、101f 点検ふた、200 乗り場、300 昇降路
Claims (2)
- 乗り場に設けられ、かつ昇降路側に点検ふたが着脱自在に取り付けられた三方枠から、前記乗り場に露出する操作部と、前記操作部を有し、前記操作部に対する操作を電気信号に変換する基板部と、前記基板部が内部に着脱自在に取り付けられ、かつ前記三方枠の内部に配置される筐体と、前記操作部が前記三方枠から前記乗り場に露出する露出位置で前記筐体を保持し、前記露出位置で保持された前記筐体を、前記三方枠の内部で、前記乗り場側から前記昇降路側に移動自在とする筐体保持移動機構と、を備え、前記筐体保持移動機構は、前記三方枠の内部に配置され、前記乗り場側から前記昇降路側に向かって延在するガイドレールと、前記筐体に取り付けられ、かつ前記ガイドレールに対して延在方向に移動可能に支持されたガイドシューと、を備える乗り場表示装置。
- 前記筐体に取り付けられ、前記筐体が前記露出位置で、前記昇降路側に延在し、かつ前記延在方向において前記点検ふたと対向するブラケット、を備える請求項1に記載の乗り場表示装置。
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