JP5914856B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、照明装置に関し、特に、制御回路とセンサユニットとの接続状態を検査する技術に関するものである。
従来から、オフィス等の天井に設置される照明装置には、明るさセンサから出力される電圧信号の振幅に応じて光源の調光率を自動的に変化させるいわゆる自動調光機能を有する制御回路を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、特許文献1に記載された照明装置は、制御回路の動作状態を外部に報知するためにLEDを用いた動作表示部を有する。この動作表示部は、自動調光機能が働いている間において、制御回路が光源の調光率を一定に維持している期間は点灯状態を維持し光源の調光率を増減させている期間中は点滅する。従って、照明装置の周囲の明るさが変化している環境下では、制御回路が明るさセンサから出力される電圧信号の振幅に応じて光源の調光率を増減させるので、動作表示部は点滅する。
特許文献1に記載された照明装置の中には、照明装置の組み立て時に制御回路と明るさセンサとを信号線で接続する種類がある。
この種の照明装置では、組み立て後の出荷前検査において、制御回路と明るさセンサとを接続する信号線の断線の有無や明るさセンサと信号線との間の接続不良の有無を検査し、市場へ流出する前に接続不良品を選別することが要請されている。
そこで、この出荷前検査では、照明装置の周囲の明るさを変化させたときに、動作表示部が点滅するか否かを目視することにより、制御回路と明るさセンサとの接続状態を検査する。ここにおいて、制御回路と明るさセンサとが正常に接続されていれば、制御回路は、明るさセンサから出力される電圧信号の振幅の変化に応じて光源の調光率を変化させるので動作表示部が点滅する。一方、制御回路と明るさセンサとの間に接続不良が生じていれば、制御回路は、明るさセンサの出力の変化とは無関係に光源の調光率を一定に維持するので動作表示部は点灯状態を維持する。このように、動作表示部が制御回路と明るさセンサとの間の接続不良の有無に応じて異なる動作をすることを利用して制御回路と明るさセンサとの接続状態を検査する。
また、この出荷前検査では、照明装置の周囲の明るさが変化している期間、即ち、制御回路が光源の調光率を増減させている期間(以下、「変化期間」と称する。)をある程度長く(例えば、10sec程度)することにより、動作表示部が点滅するか否かを正確に判断できるようにする必要がある。
特開2010−97900号公報
しかしながら、この検査方法では、まず、照明装置を外光の遮断された環境に配置してから当該環境の明るさを漸次変化させていく。このときに動作表示部が点滅するか否かを検査を行う者が目視確認する。このように、この検査方法では、照明装置が配置された環境の明るさを変化させながら動作表示部の確認を行うという比較的煩雑な作業を要する。
また、照明装置の出荷前検査を行う者が、動作表示部が点滅するか否かを正確に判断できるようにするために、上記変化期間の長さはある程度長くしておく必要がある。この変化期間の長さが、動作表示部の点滅周期よりも短いと、出荷前検査を行う者が、動作表示部の点滅を認識できない。また、動作表示部の点滅周期が短過ぎると、出荷前検査を行う者が動作表示部が点滅しているにも関わらず、「点滅」として認識できなくなる。そのため、この検査方法では、上記変化期間の長さを大幅に短縮することは難しく、検査時間全体の大幅な短縮を図りにくい。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、センサと制御部との接続状態の検査の簡易化および当該検査に要する時間の大幅な短縮を図ることができる照明装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る照明装置は、少なくとも1つの光源と、センサユニットと、センサユニットから導出された信号線を通じてセンサユニットから出力される信号を受けると、当該信号に基づいて光源を点灯制御する制御部と、センサユニットと制御部との接続状態を検査するための操作を受け付ける受付手段とを備え、センサユニットは、制御部から信号線を通じて、センサユニットに対して接続状態を問い合わせるための問合せ信号が入力されると、信号線に応答信号を出力し、制御部は、更に、受付手段が上記操作を受け付けると、信号線に上記問合せ信号を出力し、センサユニットから信号線を通じて上記応答信号が入力されるか否かに基づいてセンサユニットと制御部との間の信号線による接続状態を判定する。
本構成によれば、制御部が、センサユニットに対して問合せ信号を出力し、このときに、センサユニットから応答信号が入力されるか否かによってセンサユニットと制御部との間の接続状態を判定する。具体的には、センサユニットと制御部とが信号線を介して正常に接続されていれば、センサユニットから制御部に応答信号が入力される。一方、センサユニットと制御部との間で接続不良が生じていれば、制御部に応答信号が入力されない。
これにより、センサユニットと制御部との接続状態の検査を行う者は、センサユニットと制御部との接続状態を検査するための操作を行うだけで、センサユニットと制御部との間の接続状態を検査することができる。
従って、センサユニットと制御部との接続状態の検査を行うために、照明装置を明るさが変化する環境に置く必要がなくなり、その分、検査作業の簡易化を図ることができる。また、本構成では、センサユニットと制御部との接続状態を検査するための操作を行った後、接続状態の検査結果が判明するまでの時間は、高々センサユニットと制御部との間での信号の送受信に要する時間程度であり、センサユニットと制御部との接続状態を検査するための操作を行ってから検査結果が判明するまでの時間が短い。そのため、検査時間全体の大幅な短縮を図ることができる。
実施の形態1に係る照明装置の回路図である。 実施の形態1について、(a)は明るさセンサの回路図を示し、(b)は明るさセンサに入力される光の光束と、明るさセンサの第1信号端子と第2信号端子との間に出力される電圧信号の振幅との関係を示した図である。 実施の形態1に係る照明装置の一例を示す斜視図である。 実施の形態1に係る照明装置の一例を示す斜視図である。 実施の形態1に係るマイクロコンピュータの動作のフローチャートである。 実施の形態1に係るマイクロコンピュータおよび明るさセンサの動作を説明するためのタイムチャートである。 実施の形態2に係る明るさセンサの回路図である。 実施の形態2に係るマイクロコンピュータの動作のフローチャートである。 変形例に係る照明装置およびリモートコントローラの構成を示すブロック図である。
<実施の形態1>
<1>回路構成
本実施の形態に係る照明装置の回路図を図1に示す。
照明装置は、制御回路(制御部)106およびスイッチ(受付手段)SW1,SW2,SW3を有する点灯装置1と、第1発光部11と、第2発光部(光源)12と、センサユニット21と、受信部31と、ブザー41とを備える。点灯装置1が有する制御回路106とセンサユニット21とは、信号線Lを介して接続されている。
ここで、点灯装置1は、センサユニット21から出力される電圧信号に応じて第1発光部11の調光率を自動的に増減させる「自動調光機能」を有している。これにより、第1発光部11の調光率は、自動的に照明装置の周囲の明るさに応じた最適値に設定される。
<1−1>第1発光部
第1発光部11は、互いに直列に接続された複数のLED11aからなる。この第1発光部11は、例えば、30個のLED11aから構成される。
<1−2>第2発光部
第2発光部12は、互いに直列に接続された複数のLED12aからなる。この第2発光部12は、例えば、6個のLED12aから構成され、いわゆる常夜灯として機能する。
<1−3>受信部
受信部31は、照明装置を遠隔操作するためのリモートコントローラ(図示せず。以下、「リモコン」と称する。)から発信された指示信号を受信すると、当該指示信号を変換して点灯装置1に入力する。受信部31は、リモコンから発信される指示信号の媒体が赤外線であれば、当該赤外線を受光できる受光素子を備えた構成となる。なお、受信部31は、リモコンから送信される指示信号の媒体が、例えば、微弱無線や特定小電力無線等であれば、無線受信機から構成される。
<1−4>ブザー
ブザー41は、受信部31がリモコンから発信された指示信号を受信する毎に鳴動するように設定できるようになっている。これにより、ユーザは、リモコンによる操作が照明装置に伝達していることを認知することができる。
<1−5>センサユニット
センサユニット21は、点灯装置1の動作状態を表示する表示灯22と、センサユニット21の周囲の明るさを検知する明るさセンサ23とを備える。ここで、「動作状態」とは、点灯装置1の自動調光機能が働いている状態や、点灯装置1が自動調光機能により第1発光部11の調光率を増減している状態をいう。
表示灯22は、点灯装置1に接続されており、点灯装置1により点灯制御される。表示灯22は、LEDから構成されている。なお、表示灯22は、LEDに限定されるものではなく、例えば、EL素子や豆電球等を用いたものであってもよいが、電力消費量やコスト等を総合的に考慮するとLEDが好ましい。
明るさセンサ23は、接地端子te230と、電源端子te231と、第1信号端子te232と、第2信号端子te233とを備え、周囲の明るさに応じた電圧信号を、第1信号端子te232と第2信号端子te233との間に出力する。また、明るさセンサ23は、制御回路106から問合せ信号が入力されると、信号線Lに応答信号を出力する機能も有する。この明るさセンサ23の詳細な構成については後述する。
<1−6>点灯装置
図1に示すように、点灯装置1は、整流回路101と、PFC(Power Factor Correction)回路102と、第1降圧チョッパ回路103と、第2降圧チョッパ回路104と、レギュレータ105と、制御回路106とを備える。
<整流回路>
整流回路101は、外部電源ACから供給される交流を整流して直流に変換する。整流回路101は、例えば、ダイオードブリッジから構成されるものであってもよい。整流回路101は、例えば、外部電源ACからAC100Vの交流電圧が入力されると、100Vの直流電圧を出力する。
<PFC回路>
PFC回路102は、入力力率を改善するための回路である。PFC回路102は、例えば、周知の昇圧チョッパ回路から構成されるものであってもよい。PFC回路102が昇圧チョッパ回路から構成される場合、PFC回路は、例えば、整流回路101から入力される100Vの直流電圧を100Vよりも高い電圧に昇圧して出力する。
<第1降圧チョッパ回路>
第1降圧チョッパ回路103は、PFC回路102から出力される電圧を降圧して(例えば、100Vに降圧)第1発光部11に出力する。第1降圧チョッパ回路103は、インダクタ、スイッチング素子、ダイオードおよびスイッチング素子の駆動回路を備える。
また、第1チョッパ回路103は、PWM制御方式により出力が制御されている。具体的には、制御回路106から駆動回路にPWM信号が入力されると、駆動回路は、当該PWM信号に基づいてスイッチング素子をオンオフさせる。このとき、第1降圧チョッパ回路103は、PWM信号のオンデューティにより定まる所定の大きさの電圧を第1発光部11に出力し、第1発光部11が調光点灯する。一方、制御回路106から駆動回路に入力されるPWM信号が遮断されると、駆動回路は、スイッチング素子をオフで維持する。このとき、第1降圧チョッパ回路103が第1発光部11への電圧出力を停止し、第1発光部11が消灯する。
<第2降圧チョッパ回路>
第2降圧チョッパ回路104は、PFC回路102から出力される電圧を降圧して(例えば、15Vに降圧)第2発光部12やレギュレータ105に出力する。第2降圧チョッパ回路104は、インダクタ、ダイオードおよび電源用IPD(Intelligent Power Device)を備える。電源用IPDとは、スイッチング素子とその駆動回路の機能が一体化された電源用の集積回路である。第2降圧チョッパ回路104の高電位側の出力端は、限流用の抵抗R104を介して第2発光部12の高電位側に接続されている。これにより、第2降圧チョッパ回路104は、その高電位側の出力端から抵抗R104を介して第2発光部12への電流を供給することができる。
<レギュレータ>
レギュレータ105は、例えば、バンドギャップレギュレータからなり、第2降圧チョッパ回路104の出力端間に接続されている。レギュレータ105は、第2降圧チョッパ回路104から出力される電圧よりも低い一定の電圧を出力する。例えば、第2降圧チョッパ回路104から15Vの電圧が入力されると、レギュレータ105は、5Vの一定の電圧を出力する。レギュレータ105の出力電圧は、制御回路106が正常に駆動するように設定されている。
<1−7>スイッチ
スイッチSW1,SW2,SW3は、制御回路106の動作の切替を行うためのものである。スイッチSW1,SW2,SW3は、いずれも押釦スイッチから構成され、押下されている間だけオンし、押下されていない期間はオフで維持される。
スイッチSW1は、主として、照明装置と当該照明装置を遠隔操作するリモコンとの紐付け設定、言い換えれば、制御回路106とリモコンとの紐付け設定を行うためのものである。スイッチSW1のみがオンする毎に、制御回路106は、制御回路106とリモコンとの紐付けが可能な設定モードと、制御回路106とリモコンとの紐付けが不可能な非設定モードとを繰り返す。
スイッチSW2は、主として、制御回路106について、リモコンから指示信号を受信する毎にブザー41を鳴動させる鳴動モードと、リモコンから指示信号を受信してもブザー41を鳴動させない非鳴動モードとを切り替えるためのものである。スイッチSW2のみがオンする毎に、制御回路106は、鳴動モードと非鳴動モードとを繰り返す。
スイッチSW3は、主として、第1発光部11の点灯消灯を切り替えるためのものである。スイッチSW3のみがオンする毎に、制御回路106は、第1発光部11を点灯させたり消灯させたりする。
スイッチSW1は、第2降圧チョッパ回路104の低電位側の出力端と端子te61との間に接続されている。スイッチSW1がオンすると、端子te61の電圧が「High」レベルから「Low」レベルに切り替わる。
スイッチSW2は、第2降圧チョッパ回路104の低電位側の出力端と端子te62との間に接続されている。スイッチSW2がオンすると、端子te62の電圧が「High」レベルから「Low」レベルに切り替わる。
スイッチSW3は、第2降圧チョッパ回路104の低電位側の出力端と端子te63との間に接続されている。スイッチSW3がオンすると、端子te63の電圧が「High」レベルから「Low」レベルに切り替わる。
<制御回路>
制御回路106は、マイクロコンピュータ(以下、「マイコン」と称す。)106aと、トランジスタQ106と、抵抗R1,R2,R3とを備える。
抵抗R1は、一端がレギュレータ105の出力端に接続され、他端がスイッチSW1を介して第2降圧チョッパ回路104の低電位側の出力端に接続されている。抵抗R2は、一端がレギュレータ105の出力端に接続され、他端がスイッチSW2を介して第2降圧チョッパ回路104の低電位側の出力端に接続されている。抵抗R3は、一端がレギュレータ105の出力端に接続され、他端がスイッチSW3を介して第2降圧チョッパ回路104の低電位側の出力端に接続されている。これらの抵抗R1,R2,R3はいわゆるプルアップ用抵抗として機能する。つまり、スイッチSW1,SW2,SW3がオフの場合、抵抗R1,R2,R3それぞれの他端の電圧は、レギュレータ105の出力電圧(以下、「High」レベルと称する。)に略等しくなる。一方、スイッチSW1,SW2,SW3がオンの場合、抵抗R1,R2,R3それぞれの他端の電圧は、第2降圧チョッパ回路104の低電位側の出力端の電圧(以下、「Low」レベルと称する。)に略等しくなる。
トランジスタQ106は、NPN型バイポーラトランジスタからなる。なお、トランジスタQ106は、PNP型バイポーラトランジスタからなるものであってもよいし、或いは、MOSFETからなるものであってもよい。
マイコン106aは、プロセッサ(図示せず)と、メモリ(図示せず)と、11個の端子te1,te2,te3,te4,te51,te52,te61,te62,te63,te7,te8とを備える。メモリは、不揮発性メモリからなる。
端子te0は、第2降圧チョッパ回路104の低電位側の出力端に接続されている。
端子te1は、レギュレータ105の出力端に接続されている。
端子te2は、第1降圧チョッパ回路103に接続されている。端子te2からは、PWM信号が出力され、第1降圧チョッパ回路103の一部を構成する駆動回路に入力される。
端子te3は、トランジスタQ106のベースに接続されている。端子te3からトランジスタQ106のベースに、トランジスタQ106のターンオン電圧以上の所定の電圧が入力されると、トランジスタQ106がオンする。そして、第2降圧チョッパ回路104の高電位側の出力端から、抵抗R104、第2発光部12を経由する電流が流れ、第2発光部12が点灯する。
端子te4は、センサユニット21の表示灯22に接続されている。具体的には、表示灯22を構成するLEDのカソードに接続されている。端子te4の電圧が端子te1の電圧よりも低下すると、表示灯22を構成するLEDに電流が流れ、表示灯22が点灯する。ここで、前述の自動調光機能が働いている期間のうち第1発光部11の調光率が一定に維持されている期間中、マイコン106aは、端子te4の電圧を端子te1の電圧よりも低い状態で維持することにより表示灯22を点灯状態で維持する。一方、自動調光機能が働いている期間のうち第1発光部11の調光率が増減している期間中、マイコン106aは、端子te4の電圧と端子te1の電圧とが略同じ状態と、端子te4の電圧が端子te1の電圧よりも低い状態とを交互に繰り返すことにより、表示灯22を点滅させる。これにより、照明装置の使用者は、表示灯22を確認することにより、点灯装置1の自動調光機能が働いているか否か、および、点灯装置1が第1発光部11の調光率の増減を行っているか否かを容易に確認することができる。
端子te51は、明るさセンサ23の第1信号端子te232に接続され、端子te52は、明るさセンサ23の第2信号端子te233に接続されている。そして、マイコン106aは、端子te51に入力される電圧と端子te52に入力される電圧との差分電圧を明るさセンサ23から出力される電圧信号として取得する。
端子te61は、抵抗R1とスイッチSW1との間に接続され、抵抗R1の上記他端に生じる電圧が入力される。端子te61の電圧のみが一度「High」レベルから「Low」レベルに切り替わると、マイコン106aは、上記設定モードに切り替わる。設定モードに切り替わった後、スイッチSW1のみが再度オンし、端子te61の電圧のみが再度「High」レベルから「Low」レベルに切り替わると、マイコン106aは、上記非設定モードに切り替わる。
設定モードにおいて、受信部31が、リモコンから当該リモコンの識別情報を含む指示信号を受信すると、マイコン106aは、当該指示信号に含まれる識別情報をメモリに記憶する。そして、非設定モードに切り替わった後、マイコン106aは、リモコンから指示信号を受信した場合、当該指示信号に含まれる識別情報がメモリに記憶された識別情報と一致したときだけ、当該指示信号に含まれる指示情報に従った動作を行う。
端子te62は、抵抗R2とスイッチSW2との間に接続され、抵抗R2の上記他端に生じる電圧が入力される。端子te62の電圧のみが一度「High」レベルから「Low」レベルに切り替わると、マイコン106aは、鳴動モードに切り替わる。鳴動モードに切り替わると、マイコン106aは、受信部31がリモコンから指示信号を受信する毎に端子te8からブザー41に所定の電圧を出力するようになる。鳴動モードに切り替わった後、スイッチSW2のみが再度オンし、端子te61の電圧のみが再度「High」レベルから「Low」レベルに切り替わると、マイコン106aは、上記非鳴動モードに切り替わる。非鳴動モードに切り替わると、マイコン106aは、リモコンから指示信号を受信しても端子te8からブザー41に電圧を出力しないようになる。
端子te63は、抵抗R3とスイッチSW3との間に接続され、抵抗R3の上記他端に生じる電圧が入力される。端子te63の電圧が一度「High」レベルから「Low」レベルに切り替わると、マイコン106aは、端子te2から第1降圧チョッパ回路103にPWM信号を入力することにより第1発光部11を点灯させる。第1発光部11を点灯させた後、スイッチSW3のみが再度オンし、端子te63の電圧のみが再度「High」レベルから「Low」レベルに切り替わると、マイコン106aは、端子te2から第1降圧チョッパ回路103へのPWM信号の入力を停止することにより第1発光部11を消灯させる。
端子te61,te62,te63の電圧が同時に「High」レベルから「Low」レベルに切り替わったときのマイコン106aの動作については<3>で詳述する。
端子te7は、受信部31に接続されており、受信部31が指示信号を受信すると、当該指示信号を変換してなる信号が入力される。
端子te8は、ブザー41に接続されており、端子te8からブザー41に所定の電圧が入力される毎にブザー41が鳴動する。
なお、本実施の形態では、点灯装置1が第1降圧チョッパ回路103および第2降圧チョッパ回路104を備える例について説明したが、これらの代わりに昇降圧回路や昇圧回路を備える構成であってもよい。また、入力力率改善を考慮しないのであれば、PFC回路102がない構成であってもよい。この構成によれば、PFC回路がない分、回路の簡素化および回路規模の縮小を図ることができる。
<1−8>明るさセンサ
次に、明るさセンサ23の構成について詳述する。
明るさセンサ23の回路図を図2(a)に示し、明るさセンサ23に入力される光の光束Φと、明るさセンサ23の第1信号端子te232と第2信号端子te233との間に出力される電圧信号の振幅Vaとの関係を図2(b)に示す。
図2(a)に示すように、明るさセンサ23は、明るさ検知回路23aと、差動増幅回路23bと、抵抗R23と、トランジスタQ23と、ダイオードD23bとを備える。
明るさ検知回路23aは、フォトダイオードPDと、抵抗R23aa,23abと、コンデンサC23aとを備える。フォトダイオードPDは、カソードが抵抗R23aaを介して電源端子te231に接続され、アノードが抵抗R23abを介して接地端子te230に接続されている。そして、フォトダイオードPDに光が入射すると、電源端子te231から抵抗R23aa、フォトダイオードPDおよび抵抗R23abを経由して接地端子te230に電流が流れる。このとき、抵抗R23abの両端間には、フォトダイオードPDに流れる電流に応じた電圧が発生する。なお、フォトダイオードPDとしては、PN型、PIN型、ショットキー型、アバランシェ型のいずれを用いてもよい。また、フォトダイオードPDの代わりに光電管等の他の光電変換素子を用いてもよい。
また、抵抗R23abの両端間に生じる電圧のノイズ成分を除去するために、コンデンサC23aが、フォトダイオードPDのカソードと、抵抗R23abにおけるフォトダイオードPDに接続される一端とは反対側の他端との間に接続されている。
差動増幅回路23bは、明るさ検知回路23aの抵抗R23abの両端間に生じる電圧を増幅して第1信号端子te232と第2信号端子te233との間に出力する。この差動増幅回路23bは、オペアンプOPと、抵抗R23ba,R23bb,R23bc,R23bdとから構成される。このように、差動増幅回路23bを採用しているのは、明るさセンサ23からの出力に重畳されるノイズの低減を図るためである。
図2(b)に示すように、フォトダイオードPDに入力される光の光束Φの増加に伴って、差動増幅回路23bから出力される電圧信号の振幅も上昇する。このメカニズムは以下の通りである。
フォトダイオードPDに入力される光の光束Φが増加すると、フォトダイオードPD内をカソードからアノードに向かって流れる電流(以下、「発電電流」と称する。)が増加し、それに伴い、抵抗R23abの両端間に生じる電圧が上昇する。そして、抵抗R23abの両端間に生じる電圧の上昇に比例して差動増幅回路23bから出力される電圧信号の振幅も上昇する。
また、図2(a)に示すように、トランジスタQ23は、Pチャネル型MOSFETからなり、ドレインが電源端子te231に接続され、ソースが抵抗R23を介してフォトダイオードPDと抵抗R23abとの間に接続されている。また、トランジスタQ23のゲートは、第1信号端子te232に接続されている。ここにおいて、第1信号端子te232の電位がトランジスタQ23のソース電位よりもトランジスタQ23のターンオン電圧分だけ低くなったときに、トランジスタQ23がオンする。
トランジスタQ23がオンすると、フォトダイオードPDの発電電流とともに、電源端子te231からトランジスタQ23および抵抗R23を経由して流れる電流が、抵抗R23abに流れ込む。一方、トランジスタQ23がオフすると、フォトダイオードPDの発電電流のみが抵抗R23abに流れ込む。つまり、トランジスタQ23がオンしている場合に抵抗R23abに流れ込む電流は、トランジスタQ23がオフしている場合に抵抗R23abに流れ込む電流よりも大きくなる。従って、トランジスタQ23がオンしている場合に抵抗R23abの両端間に生じる電圧は、トランジスタQ23がオフしている場合に抵抗R23abの両端間に生じる電圧よりも高くなる。
ダイオードD23bは、アノードが第1信号端子te232に接続され、カソードが接地端子te230に接続されている。これにより、第1信号端子te232の電圧が、接地端子te230の電圧に比べて低下した場合、第1信号端子te232から接地端子te230に向かって流れる電流を遮断することができる。
<2>外観構成
本実施の形態に係る照明装置の一例の斜視図を図3および図4に示す。
図3および図4に示す照明装置は、いわゆる住宅用シーリングタイプの照明装置である。
照明装置は、装置本体201と、装置本体201の一部を覆う第1カバー204および第2カバー205とを備える。
装置本体201は、有底円筒状部201aと、有底円筒状部201aの開口端全周に亘って筒軸方向から離れる方向に延出した外鍔部201bとを備える。
有底円筒状部201aの底壁201cの略中央部には、平面視円形の貫通孔201aaが形成されている。この貫通孔201aaには、装置本体201を天井等に取り付けるためのアダプタ(図示せず)が嵌合固定される。
有底円筒状部201aの底壁201cの内面側には、円環状の形状を有する第1発光部11が貫通孔201aaを囲繞するように配置されている。
有底円筒状部201aの底壁201cの外面側には、点灯装置1が取り付けられている。そして、第1カバー204は、底壁201cにおける点灯装置1が取り付けられた部分を覆っている。
有底円筒状部201aの底壁201cの貫通孔201aaの外周部には、受信ユニット202と釦ユニット203とが配置されている。
受信ユニット202は、6個のLED12aからなる第2発光部12と、第2発光部12に隣接して配置された受信部31と、第2発光部12および受信部31を覆うように配置されたドーム状のレンズカバー202aとを備える。
釦ユニット203には、3つの押釦スイッチからなるスイッチSW1,SW2,SW3それぞれの釦203a,203b,203cが突出している。
外鍔部201bにおける有底円筒状部201aの開口部側とは反対側の一部には、窪部201baが形成されている。また、窪部201baの底部には、2つの貫通孔201bb,201bcが形成されている。そして、この窪部201ba内には、各貫通孔201bb,201bcから明るさセンサ23の受光部と表示灯22とが露出した状態でセンサユニット21が配置されている。そして、点灯装置1から導出した信号線Lが、センサユニット21に接続されている。
第2カバー205は、信号線Lの一部と窪部201baの開口部分を覆っている。
<3>動作
次に、本実施の形態に係るマイコン106aの動作について説明する。
マイコン106aの動作のフローチャートを図5に示す。
まず、マイコン106aは、端子te61,te62,te63の電圧が同時に「High」レベルから「Low」レベルに切り替わったか否かを判定する(ステップS1)。ここにおいて、釦ユニット203の釦203a,203b,203cが一度同時に押下されると、スイッチSW1,SW2,SW3が同時にオンし、端子te61,te62,te63の電圧が同時に「High」レベルから「Low」レベルに切り替わる。
マイコン106aは、端子te61,te62,te63の電圧が同時に「High」レベルから「Low」レベルに切り替わらない限り、ステップS1の処理を繰り返す。
ステップS1において、端子te61,te62,te63が同時に「High」レベルから「Low」レベルに切り替わったと判定されると(ステップS1:Yes)、マイコン106aは、端子te51からパルス電圧からなる問合せ信号を出力する(ステップS2)。同時に、マイコン106aは、端子te52に入力される電圧信号を時系列で取得しメモリに記憶する。そして、問合せ信号の出力が完了すると、メモリには端子te52に入力される応答信号の時系列データが生成される。
実施の形態1に係るマイクロコンピュータおよび明るさセンサの動作を説明するためのタイムチャートを図6に示す。図6では、端子te52の電圧V(te52)と、明るさ検知回路23aの抵抗R23abの両端間に生じる電圧V(R23ab)と、端子te51に入力される電圧V(te51)との関係を示している。ここで、端子te51,te52の電圧とは、端子te51,te52と端子te0との間の電圧に相当する。
図6(a)に示すように、端子te52から出力される問合せ信号は、電圧0Vと電圧−V1との間で変化する矩形波状の電圧波形を有する。
このパルス電圧が、センサユニット23のトランジスタQ23のゲートに入力されると、抵抗R23abの両端間には図6(b)に示すような電圧波形が生じる。図6(b)において、トランジスタQ23がオンしている期間は、抵抗R23abの両端間に生じる電圧V(R23ab)は、電圧V2で略一定に維持される。この電圧V2は、電源端子te231の電圧よりも抵抗R23の電圧降下分だけ低い電圧に相当する。
一方、トランジスタQ23がオフしている期間は、抵抗R23abの両端間に生じる電圧V(R23ab)は、フォトダイオードPDの発電電流の大きさに応じた電圧が発生する。そして、図6(c)に示すように、差動増幅回路23bからは、抵抗R23abを増幅して得られる電圧V(te51)が出力される。
続いて、図5に示すように、マイコン106aは、メモリから端子te52への応答信号の時系列データを取得し(ステップS3)、取得した時系列データから端子te52の電圧が閾値Vth以上で維持される期間T1の長さと、当該期間T1の出現回数を算出する(ステップS4)。図6(c)に示す例では、期間T1の出現回数は、「3」となる。
その後、図5に示すように、マイコン106aは、期間T0の出現回数と期間T1の出現回数とが一致しているか否かを判定する(ステップS5)。
ステップS5において、期間T0の出現回数と期間T1の出現回数とが一致しないと判定されると(ステップS5:No)、マイコン106aは、そのまま検査処理を終了する。
一方、ステップS5において、期間T0の出現回数と期間T1の出現回数とが一致していると判定されると(ステップS5:Yes)、マイコン106aは、期間T1(i)(i=0,1,2)それぞれの長さが、期間T1の長さに等しいか否かを判定する(ステップS6)。
ステップS6において、期間T1(i)(i=0,1,2)のうち少なくとも1つの長さが期間T0の長さと異なる場合(ステップS6:No)、マイコン106aは、そのまま検査処理を終了する。
一方、ステップS6において、期間T1(i)(i=0,1,2)の長さそれぞれが期間T0の長さに等しい場合(ステップS6:Yes)、マイコン106aは、第2発光部12を点灯させる(ステップS7)。具体的には、マイコン106aは、端子te3の電圧を「High」レベルに上昇させることにより、トランジスタQ106をオンさせる。
以上により、点灯装置1とセンサユニット21とが正常に接続されていれば、第2発光部12が点灯し、点灯装置1とセンサユニット21とが接続不良の状態にあれば、第2発光部12が点灯しない。
従って、照明装置の出荷前検査時に、スイッチSW1,SW2,SW3を同時にオンさせるだけで、点灯装置1とセンサユニット21とが正常に接続されているか否かを判定することができるので、検査作業の簡易化を図ることができる。
また、マイコン106aは、期間T0の出現回数と期間T1の出現回数とが一致しないと判定された時点で期間T1(i)それぞれの長さが期間T0の長さに一致するか否かを判定する処理を行わずに検査処理を終了する。これにより、検査処理の時間短縮が図られている。
<4>まとめ
結局、本実施の形態に係る照明装置では、釦ユニット(受付手段)203の釦203a,203b,203cが同時に押下(センサユニット21と制御回路106との接続状態を検査するための操作)されると、スイッチSW1,SW2,SW3が同時にオンする。そして、制御回路(制御部)106が、センサユニット21に問合せ信号を出力し、このときに、センサユニット21から所定の波形を有する電圧(応答信号)が入力されるか否かによってセンサユニット21と制御回路106との間の接続状態を判定する。具体的には、センサユニット21と制御回路106とが信号線Lを介して正常に接続されていれば、センサユニット21から制御回路106に所定の波形を有する電圧が入力される。一方、センサユニット21と制御回路106との間で接続不良が生じていれば、制御回路106に所定の波形を有する電圧が入力されない。
これにより、センサユニット21と制御回路106との接続状態の検査を行う者は、釦ユニット203の釦203a,203b,203cを同時に押下するだけで、センサユニット21と制御回路106との間の接続状態を検査することができる。また、接続状態の検査のための操作と工場出荷時の初期化操作(点灯状態やリモコンとの紐付け設定などを所定の設定に戻すための操作)を兼用し、一度に処理することでより時間短縮となる。初期化操作における点灯状態と接続状態の検査時の点灯状態を合わせておけばよい。
従って、センサユニット21と制御回路106との接続状態の検査を行うために、照明装置を明るさが変化する環境に置く必要がなくなり、その分、検査作業の簡易化を図ることができる。また、本実施の形態に係る照明装置では、釦ユニット203の釦203a,203b,203cを同時に押下した後、接続状態の検査結果が判明するまでの時間は、高々センサユニット21と制御回路106との間で電圧信号の送受信に要する時間程度であり、釦ユニット203の釦203a,203b,203cを同時に押下してから検査結果が判明するまでの時間が短い。そのため、検査時間全体の大幅な短縮を図ることができる。
<実施の形態2>
本実施の形態に係る照明装置は、センサユニット2021がデジタル信号を出力する構成である点が実施の形態1に係るセンサユニット21とは相違する。
センサユニット2021は、照度値を示すデジタル信号を制御回路106に対して同期式で送信する。具体的には、明るさセンサ2023は、第1信号端子te232からクロック信号を送信し、第2信号端子te233から照度値を示すデジタル信号を送信する。
本実施の形態に係る明るさセンサ2023の回路図を図7に示す。なお、実施の形態1と同様の構成については同一の符号を付して適宜説明を省略する。
センサユニット2021は、明るさ検知回路23aと、差動増幅回路23bと、センサユニット用のマイクロコンピュータ(以下、「センサ用マイコン」と称する)2123と、メモリ2223とを備える。
メモリ2223は、センサ用マイコン2123が照度値を算出する際に必要な係数値を記憶している。また、メモリ2223は、制御回路106から入力される問合せ信号のビットパターンと、センサ用マイコン2123が出力する応答信号のビットパターンとを記憶している。
センサ用マイコン2123は、差動増幅回路23bからのアナログ出力をデジタル信号に変換して第1信号端子te232に出力する。このセンサ用マイコン2123は、A/D変換部2123aと、照度算出部2123bと、通信部2123cとを有する。
A/D変換部2123aは、差動増幅回路23bから入力される電圧に対してA/D変換を行い、8ビットの電圧値を示す数値データを生成し、生成した数値データを照度算出部2123bに入力する。
照度算出部2023bは、A/D変換部2123aから入力される電圧値を示す数値データと、予めメモリ2123に記憶されている係数値を示す数値データとから電圧値に係数値を乗算して得られる照度値を示す数値データを算出する。そして、照度算出部2023bは、算出した照度値を示す数値データを通信部2123cに入力する。
通信部2123cは、照度値を示す数値データをデジタル信号に変換して第2信号端子te233から送信するとともに、第1信号端子te232からクロック信号を送信する。
また、通信部2123cは、制御回路106から信号入力があると、通信部2123cが入力された信号のビットパターンと、メモリ2223に予め記憶されている問合せ信号のビットパターンとを比較する。そして、センサ用マイコン2123は、入力された信号のビットパターンが問合せ信号のビットパターンと一致していると判定した場合、メモリ2223から応答信号のビットパターンを取得し、第2信号端子te233から応答信号を出力する。
次に、本実施の形態に係るマイコン106aの動作について説明する。
マイコン106aの動作のフローチャートを図8に示す。なお、図8において、ステップS21の処理は、実施の形態1のステップS1の処理と同様なので詳細な説明は省略する。
ステップS1において、端子te61,te62,te63が同時に「High」レベルから「Low」レベルに切り替わったと判定されると(ステップS21:Yes)、マイコン106aは、端子te51から問合せ信号を出力する(ステップS22)。
このとき、センサユニット2021は、制御回路106から信号線Lを介して問合せ信号が入力されると、信号線Lを介して応答信号を出力する。ここで、点灯装置1から導出した信号線Lとセンサユニット2021との接続不良が生じていると、センサユニット2021に問合せ信号が入力されない。また、マイコン106aは、メモリに応答信号を受信したか否かを判定するための応答信号受信フラグを保持している。この応答信号受信フラグは、応答信号を受信しない状態では「0」に設定されている。そして、マイコン106aは、問合せ信号を出力した後、所定の確認時間(例えば、0.5sec)内にセンサユニット2021から応答信号が入力されると、メモリに記憶されている応答信号受信フラグを「1」に設定する。
続いて、マイコン106aは、上記確認時間内にセンサユニット2021から応答信号を受信したか否かを判定する(ステップS23)。具体的には、マイコン106aが、応答信号受信フラグの内容が「1」に設定されているか否かを判定する。
ステップS3において、センサユニット2021から応答信号を受信していないと判定した場合(ステップS23:No)、マイコン106aは、そのまま検査処理を終了する。
一方、ステップS23において、センサユニット2021から応答信号を受信したと判定した場合(ステップS23:Yes)、マイコン106aは、メモリの応答信号受信フラグを「0」に設定してから、第2発光部12を点灯させる(ステップS24)。具体的には、マイコン106aが、端子te3の電圧を「High」レベルに上昇させることにより、トランジスタQ106をオンさせる。
以上により、制御回路106とセンサユニット2021とが正常に接続されていれば、第2発光部12が点灯し、制御回路106とセンサユニット2021とが接続不良の状態にあれば、第2発光部12が点灯しない。
<変形例>
(1)実施の形態1および2では、マイコン106aが、釦203a,203b,203cが同時に押下されたことに起因して問合せ信号を出力する例について説明したが、例えば、釦203a,203b,203cを所定の順序で押下したことに起因するものであってもよい。
(2)実施の形態1および2では、マイコン106aが、釦ユニット230の釦203a,203b,203cが押下されたことに起因して、センサユニット21に問合せ信号を送信する例について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、リモコンにおいて所定の操作を行うと、マイコン106aからセンサユニット21に問合せ信号を入力するものであってもよい
本変形例に係る照明装置およびリモコンの構成を示すブロック図を図9に示す。
照明装置10は、送信部51を備える点が実施の形態1に係る照明装置と相違する。なお、実施の形態1と同様の構成については同一の符号を付して適宜説明を省略する。
リモコン(リモートコントローラ)3000は、リモコン制御部3001と、リモコン送信部3003と、リモコン受信部3005と、操作釦3007と、表示部3009とを備える。ここで、リモコン制御部3001は、操作釦3007に対して行われる操作内容に基づいてリモコン送信部3003から指示信号を送信する。また、リモコン制御部3001は、リモコン受信部3005で照明装置10の送信部51から発信された信号をリモコン受信部3005で受信し、受信した信号の内容に基づいて表示部3009に所定の表示を行うことができる。
リモコン3000では、操作釦3007に対してセンサユニット21と制御回路106との間の接続状態を検査するための所定の操作が行われると、リモコン制御部3001がリモコン送信部3003から検査指示信号を送信する(図9の破線矢印A1参照)。
一方、照明装置10では、点灯装置1が、受信部31が検査指示信号を受信すると、センサユニット21に対して問合せ信号を入力することによりセンサユニット21と制御回路106との間の接続状態を検査する(図9の破線矢印A2参照)。そして、点灯装置1は、センサユニット21と制御回路106との接続状態を示す検査結果信号を送信部51からリモコン3000のリモコン受信部3005に対して送信する(図9の破線矢印A3参照)。
すると、リモコン3000では、リモコン受信部3005が検査結果信号を受信すると、制御部3001が検査結果信号の内容に基づいて接続不良の有無を示す情報を表示部3009に表示する。
なお、本変形例では、照明装置10が実施の形態1に係るセンサユニット21を備える例について説明したが、実施の形態2に係るセンサユニット2021を備える構成であってもよい。
本変形例に係る照明装置10では、検査を行う者が照明装置10から離れた位置に居てもセンサユニット21と制御回路106との接続状態を検査することができるので、検査効率が向上するという利点がある。
なお、1台のリモコン3000から複数台の照明装置10に対して検査指示信号を送信し、当該複数台の照明装置10から検査結果信号を受信する構成としてもよい。この構成によれば、1台のリモコン3000で複数台の照明装置10についてセンサユニット21と制御回路106との接続状態を検査することができるので、更なる検査作業の効率向上を図ることができる。
(3)実施の形態1および2では、センサユニット21と制御回路106との間の接続状態を第2発光部12を点灯消灯させることにより報知する例について説明したが、センサユニット21と制御回路106との間の接続状態を報知する手段はこれに限定されるものではない。例えば、センサユニット21と制御回路106との間に接続不良が生じている場合、マイコン106aが、ブザー41を鳴動させたり或いは表示灯22を点滅させるようにしてもよい。
(4)なお、接続状態の検査以外の用途として、センサユニット21自体の不良や故障を確認することにも利用できる。例えば自動調光が正常に動作していない場合(周囲の明るさに応じ調光率が変化しないなど)に、前述の操作を行うことで異常があれば同様に報知すればよい。
具体的には、センサユニット21から入力される電圧値や数値データが正常な場合の所定の範囲を外れている場合は、センサユニット21に何らかの異常(センサユニット21の故障、センサユニット21の検知部表面の汚れや異物の付着、その他センサユニット21を構成する回路部品の故障など)が生じていると見なして、第2発光部12を点灯しないようにしてもよい。
1 点灯装置
10 照明装置
11 第1発光部
12 第2発光部
11a,12a LED
21,2021 センサユニット
22 表示灯
23,2023 明るさセンサ
23a 明るさ検知回路
23b 差動増幅回路
31 受信部
41 ブザー
51 送信部
106 制御回路(制御部)
106a マイコン
202 受信ユニット
203 釦ユニット
203a,203b,203c 釦(受付手段)
2123 センサ用マイコン
3000 リモコン
Q23,Q106 トランジスタ
R1,R2,R3 抵抗
SW1,SW2,SW3 スイッチ(受付手段)

Claims (4)

  1. 少なくとも1つの光源と、
    センサユニットと、
    前記センサユニットから導出された信号線を通じて前記センサユニットから出力される信号を受けると、当該信号に基づいて前記光源を点灯制御する制御部と、
    前記センサユニットと前記制御部との接続状態を検査するための操作を受け付ける受付手段とを備え、
    前記センサユニットは、前記制御部から前記信号線を通じて、前記センサユニットに対して接続状態を問い合わせるための問合せ信号が入力されると、前記信号線に応答信号を出力し、
    前記制御部は、更に、
    前記受付手段が前記操作を受け付けると、前記信号線に前記問合せ信号を出力し、前記センサユニットから前記信号線を通じて前記応答信号が入力されるか否かに基づいて前記センサユニットと前記制御部との間の前記信号線による接続状態を判定する
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記制御部は、前記センサユニットと前記制御部との間が前記信号線で接続されているか否かの判定結果を報知する
    ことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 前記制御部は、更に、前記判定結果に基づいて、前記光源を点灯している状態と、前記光源が消灯している状態とを切り替えることにより報知する
    ことを特徴とする請求項2記載の照明装置。
  4. 更に、前記光源とは別に、前記判定結果を報知する報知手段を備える
    ことを特徴とする請求項2記載の照明装置。
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