JP5912053B2 - 締結装置、着脱装置 - Google Patents

締結装置、着脱装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5912053B2
JP5912053B2 JP2012042810A JP2012042810A JP5912053B2 JP 5912053 B2 JP5912053 B2 JP 5912053B2 JP 2012042810 A JP2012042810 A JP 2012042810A JP 2012042810 A JP2012042810 A JP 2012042810A JP 5912053 B2 JP5912053 B2 JP 5912053B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
hole
throttle
bolt
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012042810A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013177945A (ja
Inventor
悦夫 西村
悦夫 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mikuni Corp
Original Assignee
Mikuni Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mikuni Corp filed Critical Mikuni Corp
Priority to JP2012042810A priority Critical patent/JP5912053B2/ja
Publication of JP2013177945A publication Critical patent/JP2013177945A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5912053B2 publication Critical patent/JP5912053B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

本発明は、互いにシールされる二つの部材を締結する技術に関する。
例えば、吸気系モジュールにおいて、インテークマニホールド(第一部材)の開口部にスロットル装置(第二部材)を組み込んでボルトにより締結し、接合部分をシール部材により密封する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
また、ボルト等の雄螺子を被固定部材の雄螺子挿入穴に挿入した際に仮固定する技術が知られている(例えば、特許文献2)。
特開2004−232594号公報 特開2006−64046号公報
ボルトによりスロットル装置とインテークマニホールドの連結を締結した後に、メンテナンスや部品交換のために、再びスロットル装置をインテークマニホールドから外す場合、ボルトを緩めても、スロットル装置とインテークマニホールドの間がシール部材により固着されていることがある。インテークマニホールドの開口部にスロットル装置を挿入して組みつける特許文献1のような吸気モジュール構造の場合、この固着を解除するためには大きな力が必要となる。インテークマニホールドに組みつけられるスロットル装置には、スロットルシャフトの端部にスロットルバルブの開度を検知する開度センサが備えられており、開度センサには、電気信号の入出力を行うコネクタが設けられていることから、インテークマニホールドから張り出して備えられることが多い。したがって、固着を解除するには、スロットル装置の開度センサカバー部分を掴んでインテークマニホールドから引き離すことが容易な方法として考えられるが、そうとすると、開度センサカバー部分に応力がかかりセンサのセンシング機能の故障を引き起こしたり、さらに開度センサカバーが変形したり破損したりする虞がある。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、ボルトにより第一部材に締結された第二部材を、ボルトと共に第一部材から外す技術を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係る締結装置は、第一部材と第二部材とを締結する締結装置であって、前記第一部材に設けられた雌螺子部と、前記雌螺子部に螺合される雄螺子部を有し、周方向に係止溝を有する螺子部材と、前記第二部材に設けられ、前記螺子部材を通す貫通孔と、前記第二部材における前記貫通孔の壁面に設けられ、前記貫通孔に挿入される前記螺子部材の前記係止溝に臨む係止孔と、前記係止孔に挿入され、先端が前記係止溝に挿入される係止部材とを備える。
また、本発明に係る着脱装置は、雌螺子部を有する第一部材と、前記雌螺子部に螺合される雄螺子部を有し、周方向に係止溝を有する螺子部材と、前記螺子部材を通す貫通孔と、前記貫通孔の壁面に設けられ、前記貫通孔に挿入される前記螺子部材の前記係止溝に臨む係止孔とを有する第二部材と、前記係止孔に挿入され、先端が前記係止溝に挿入される係止部材とを備える。
本発明によれば、ボルトにより第一部材に締結された第二部材をボルトと共に第一部材から外すことができる。
吸気系モジュールを示す分解斜視図である。 スロットル装置及び収容部を示す分解断面図である。 スロットル装置及び収容部を示す断面図である。 インテークマニホールドを示す正面図である。 アクチュエータケースを示す正面図である。 螺子部材とアクチュエータケースとインテークマニホールドとの位置関係を示す分解断面図である。 螺子部材と介在部と固定部とを示す分解断面図である。 螺子部材を示す右側面図である。 第一状態における螺子部材と介在部とを示す断面図である。 第二状態における螺子部材と介在部と固定部とを示す断面図である。 第三状態における螺子部材と介在部と固定部とを示す断面図である。 第四状態における螺子部材と介在部と固定部とを示す断面図である。 第五状態における螺子部材と介在部と固定部とを示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
この実施形態では、本発明の締結装置、着脱装置を内燃機関の吸気系モジュールに適用した場合について説明する。
まず、吸気系モジュールの構造について説明する。
図1は、吸気系モジュールを示す分解斜視図である。吸気系モジュールは、空気の流路を形成するインテークマニホールド1と、インテークマニホールド1の流路に開口した開口部に取り付けられて流路の一部を形成するスロットル装置2と、スロットル装置2を貫通してインテークマニホールド1に締結される螺子部材3x,3yとを有する。インテークマニホールド1は、流入する空気を、図示しない内燃機関の複数のシリンダへ分配する。スロットル装置2は、空気の流量を調節する。螺子部材3x,3yは、スロットル装置2をインテークマニホールド1へ押圧しながらインテークマニホールド1に固定される。
なお、特許請求の範囲に記載の第一部材は、例えば本実施形態のインテークマニホールド1に対応する。また、特許請求の範囲に記載の第二部材は、例えば本実施形態のスロットル装置2に対応する。
インテークマニホールド1は、上流側が図示しないエアクリーナに連通しており下流側がスロットル装置2の上流側に連通する吸気管12と、吸気管12の下流側に設けられておりスロットル装置2の一部を収容している収容部13と、収容部13の下流側に設けられており上流側がスロットル装置2の下流側に連通するサージタンク16と、サージタンク16に連通しており夫々の下流端が図示しない複数のシリンダの夫々に連通している複数の分配管17とを有する。
スロットル装置2は、上流側が吸気管12の下流側に連通し下流側がサージタンク16の上流側に連通する円筒状のスロットルボデー23(ボア)と、スロットルボデー23内でスロットルボデー23の中心軸に垂直に設けられているスロットルシャフト24と、スロットルボデー23内に位置しスロットルシャフト24に固定されている円板状のバタフライバルブであるスロットルバルブ25と、スロットルシャフト24の基端に設けられ内部にアクチュエータを有するアクチュエータケース32と、アクチュエータケース32の開口部を覆うように設けられた開度センサを有するセンサカバー33とを有する。スロットルバルブ25は、二つのスクリュ(ボルト)によりスロットルシャフト24に固定されている。
図2は、スロットルボデー23及び収容部13を示す分解断面図であり、図3は、スロットルボデー23が収容部13内へ挿入された状態におけるスロットルボデー23及び収容部13を示す断面図であり、図4は、インテークマニホールド1を示す正面図であり、図5は、アクチュエータケース32を示す正面図である。ここで、螺子部材3x,3y側から見るインテークマニホールド1及びアクチュエータケース32の面を正面とする。図2及び図3は、図1に示されたII−II線矢視断面を示す。
スロットルボデー23が収容部13内へ挿入される間、スロットルシャフト24は図1に示されたII−II線上を移動する。
図3に示されたように、スロットルボデー23が収容部13内へ挿入された状態において、スロットルボデー23の管は、吸気管12及びサージタンク16に連通する。これにより、エアクリーナから吸気系モジュールへ流入する空気は、吸気管12、スロットルボデー23、サージタンク16、複数の分配管17の夫々を通って複数のシリンダの夫々へ流出する。
次に、スロットルボデー23及び収容部13について説明する。
収容部13は、スロットルボデー23が挿入される開口である挿入口131と、内壁のうち円筒の内壁面を成しておりスロットルボデー23の円筒の外壁面を覆っている円筒内壁面132と、内壁のうちスロットルボデー23の上流端に接合する平面である接合内壁面134aと、内壁のうちスロットルボデー23の下流端に接合する平面である接合内壁面134bと、接合内壁面134a内に形成された開口でありスロットルボデー23の上流端に連通する内壁開口136aと、接合内壁面134b内に形成された開口でありスロットルボデー23の下流端に連通する内壁開口136bと、スロットルボデー23の中心軸に対して互いに反対側に設けられており螺子部材3x,3yを夫々固定する固定部19x,19yとを有する。
スロットルボデー23は、外壁のうち円筒の外壁面を成している円筒外壁面232と、外壁のうち上流端に形成された平面であり接合内壁面134aに接合する接合外壁面234aと、外壁のうち下流端に形成された平面であり接合内壁面134bに接合する接合外壁面234bと、接合外壁面234a内に形成された開口であり内壁開口136aに連通する外壁開口236aと、接合外壁面234b内に形成された開口であり内壁開口136bに連通する外壁開口236bと、接合外壁面234a内で外壁開口236aの周囲に形成された環状溝280aと、接合外壁面234b内で外壁開口236bの周囲に形成された環状溝280bと、環状溝280a内に嵌入されている環状の弾性体であるガスケット27aと、環状溝280b内に嵌入されている環状の弾性体であるガスケット27bとを有する。
アクチュエータケース32は、固定部19x,19yに夫々重なる介在部29x,29yと、スロットルシャフト24を回転可能に支持する軸支部53を有する。介在部29xは、螺子部材3xと固定部19xに挟まれて固定され、介在部29yは、螺子部材3yと固定部19yに挟まれて固定される。また、アクチュエータケース32内には図示しないアクチュエータ及び歯車機構が設けられている。このアクチュエータは、スロットルシャフト24の基端に接続されており、図示しないECU(Engine Control Unit)からの指示に従ってスロットルシャフト24を回転させ、スロットルバルブ25の開度を変化させることにより、スロットルボデー23内の空気の流量を調節する。センサカバー33内には図示しないセンサが設けられている。このセンサは、アクチュエータの制御のためにスロットルバルブ25の開度を検出してECUへ送る。
ここで、スロットルシャフト24を通りスロットルボデー23の中心軸に垂直な平面を基準面とする。全閉状態のスロットルバルブ25は、基準面内に若しくは基準面から一定角度内に位置する。また、接合内壁面134a及び内壁開口136aの形状と、接合内壁面134b及び内壁開口136bの形状とは、基準面について面対称である。同様に、接合外壁面234a、外壁開口236a、環状溝280a、及びガスケット27aの形状と、接合外壁面234b、外壁開口236b、環状溝280b、及びガスケット27bの形状とは、基準面について面対称である。
接合内壁面134aと接合内壁面134bの夫々は、基準面と所定の角度を成す。接合内壁面134a上の点は、挿入口131から収容部13内部への挿入方向へ向かって、基準面からの距離が徐々に小さくなる。同様に、接合内壁面134b上の点は、挿入方向へ向かって、基準面からの距離が徐々に小さくなる。従って、スロットルボデー23の中心軸方向(空気の流方向)における収容部13内の空間の長さは、挿入方向へ向かって徐々に短くなっている。この収容部13内の空間に合わせて、スロットルボデー23の中心軸方向の長さは、スロットルシャフト24の基端から先端への挿入方向へ向かって徐々に短くなっている。これにより、円筒状のスロットルボデー23を接合外壁面234a,234bの平面で夫々切断した断面である外壁開口236a,236bの形状は多少楕円になる。内壁開口136a,136bの形状は、夫々連通する外壁開口236a,236bと同一である。
なお、特許請求の範囲に記載の締結装置は、例えば本実施形態の螺子部材3xと介在部29xと固定部19xとに対応する。
次に、インテークマニホールド1に対してスロットル装置2を着脱する機構について説明する。
図6は、螺子部材3x,3yとアクチュエータケース32とインテークマニホールド1との位置関係を示す分解断面図である。以下、図6と図7と図9〜図13とは、図1と図4と図5とに示されたVI−VI線矢視断面を示す。このVI−VI線矢視断面は、螺子部材3x,3yの中心軸とスロットルシャフト24の中心軸とを通る。
図7は、螺子部材3xと介在部29xと固定部19xとを示す分解断面図である。この図7には、アクチュエータケース32のうち介在部29xのみが示されており、収容部13のうち固定部19xのみが示されている。螺子部材3yと介在部29yと固定部19yとについても、夫々螺子部材3xと介在部29xと固定部19xと同様の構造を有する。
固定部19xは、収容部13から突出している突出部41と、突出部41内に固定され、介在部29x側に開口を有するインサートナット42を有する。インサートナット42は、螺子部材3xに螺合される雌螺子が形成された雌螺子部43を有する。
介在部29xは、アクチュエータケース32から突出している突出部51と、突出部51へ取り付けられるピン52とを有する。突出部51は、螺子部材3x側から固定部19x側へ貫通し螺子部材3xを導く貫通孔81と、外周壁から貫通孔81の内壁へ貫通しピン52を導く係止孔82とを有する。ピン52の長さは、係止孔82の長さより長い。
螺子部材3xは、ボルト37と、円筒状に形成されておりボルト37を通してボルト37に固定されるリング36とを有する。ボルト37は、固定部19xの雌螺子部43に螺合される雄螺子が形成された軸である雄螺子部71と、工具に係合する頭部72とを有する。リング36は、ボルト37の雄螺子部71に螺合される雌螺子が形成された雌螺子部61と、リング36の外周壁に周方向へ形成された溝である係止溝62とを有する。雄螺子部71の軸方向の長さは、リング36の軸方向の長さより長い。
以後、ボルト37の先端方向を螺子部材3xの挿入方向と呼び、ボルト37の基端方向を螺子部材3xの抜去方向と呼ぶ。
アクチュエータケース32及びセンサカバー33の材料は、樹脂である。ボルト37及びリング36の材料は、炭素鋼等である。アクチュエータケース32の材料は、PPS−GF(ガラス繊維強化ポリフェニレンサルファイド樹脂)等である。インテークマニホールド1の材料は、PA6−GF(ガラス繊維強化ポリアミド)等である。インサートナット42の材料は、真鍮等である。なお、アクチュエータケース32のうち貫通孔81の材料が金属であっても良い。また、アクチュエータケース32のうち係止孔82の材料が金属であっても良い。
次に、ボルト37にリング36を取り付ける方法について説明する。
図8は、螺子部材3xを示す右側面図である。ボルト37の先端をリング36へ挿入し、工具を用いて締める方向へボルト37の頭部72を回転させることにより、ボルト37の雄螺子部71は、リング36の雌螺子部61に締結される。なお、ボルト37とリング36は一体として形成されていても良い。
次に、スロットル装置2をインテークマニホールド1へ取り付けるために、螺子部材3xと介在部29xを固定部19xへ取り付ける方法について説明する。
図9は、第一状態における螺子部材3xと介在部29xとを示す断面図である。まず、螺子部材3xのリング36を、突出部51の貫通孔81内へ挿入する。貫通孔81内のリング36は、自由に回転することができる。リング36が貫通孔81内に挿入されると、貫通孔81の内壁上の係止孔82は、リング36の係止溝62上に位置し、係止溝62に臨む。その後、ピン52を突出部51の外から係止孔82内へ圧入する。ピン52が係止孔82内へ圧入されると、ピン52の先端は、係止孔82から突出し、リング36の係止溝62内へ挿入される。このとき、ピン52と係止孔82の間の摩擦力により、ピン52は係止孔82に固定される。この状態を第一状態とする。
図10は、第二状態における螺子部材3xと介在部29xと固定部19xとを示す断面図である。第一状態の後、スロットル装置2のスロットルボデー23がインテークマニホールド1の収容部13内へ挿入されると共に、螺子部材3xのボルト37の先端部が固定部19xのインサートナット42内へ挿入される。この状態を第二状態とする。
図11は、第三状態における螺子部材3xと介在部29xと固定部19xとを示す断面図である。第二状態の後、工具を用いて締める方向へボルト37の頭部72を回転させることにより、ボルト37の雄螺子部71は、インサートナット42の雌螺子部43から挿入方向の推力を受ける。ボルト37の雄螺子部71がインサートナット42の雌螺子部43へ締結され、介在部29xがボルト37の頭部72と固定部19xとの間に挟持されることにより、スロットル装置2がインテークマニホールド1へ固定される。この状態を第三状態とする。
このとき、吸気管12とスロットルボデー23は連通してガスケット27aにより密封され、スロットルボデー23とサージタンク16は連通してガスケット27bにより密封される。
次に、スロットル装置2をインテークマニホールド1から取り外すために、螺子部材3xと介在部29xを固定部19xから取り外す方法について説明する。例えば、メンテナンス、部品交換を目的として、スロットル装置2をインテークマニホールド1から取り外す場合がある。
図12は、第四状態における螺子部材3xと介在部29xと固定部19xとを示す断面図である。第三状態の後にスロットル装置2をインテークマニホールド1から取り外す場合、工具を用いて緩める方向へボルト37の頭部72を回転させることにより、インサートナット42からボルト37を緩める。この回転により、ボルト37の雄螺子部71は、インサートナット42の雌螺子部43から抜去方向の推力を受ける。この推力により、螺子部材3xは、介在部29xと固定部19xに対して抜去方向へ移動し、係止溝62内に挿入されたピン52は、係止溝62の挿入方向側の側壁面に当接する。この状態を第四状態とする。
図13は、第五状態における螺子部材3xと介在部29xと固定部19xとを示す断面図である。第四状態の後、更にボルト37を緩めると、螺子部材3xは固定部19xから抜去方向の推力を受け、固定部19xに対して抜去方向へ移動する。このとき、ピン52が係止溝62から抜去方向の力を受け、係止孔82がピン52から抜去方向の力を受けることにより、介在部29xは螺子部材3xと共に抜去方向へ移動する。ここで、係止溝62は、リング36の周方向に形成されているため、螺子部材3xは、ピン52に対して自由に回転することができる。これにより、リング36は、ボルト37と共に回転し、ボルト37に締結された状態を保つ。更にボルト37を緩めると、螺子部材3x及び介在部29xは、固定部19xから外れる。この状態を第五状態とする。
この実施形態によれば、螺子部材3x,3yを緩めることにより、螺子部材3xと共にスロットル装置2をインテークマニホールド1から取り外すことができる。また、ガスケット27a,27bがインテークマニホールド1及びスロットル装置2に固着している場合であっても、金属部分に比べて強度の低い樹脂部分であるセンサカバー33などに負荷を与えることなく、スロットル装置2をインテークマニホールド1から取り外すことができる。これにより、スロットル装置2の樹脂部分の変形や破損を防ぐことができる。
なお、特許請求の範囲に記載の係止部材は、例えばピン52に対応する。なお、係止部材は、柱状の部材であっても良いし、板状の部材であっても良い。また、第二部材に複数の係止孔82が設けられ、夫々に係止部材が挿入されても良い。
1 インテークマニホールド、2 スロットル装置、3x,3y 螺子部材、19x,19y 固定部、23 スロットルボデー、27a,27b ガスケット、29x,29y 介在部、32 アクチュエータケース、33 センサカバー、36 リング、37 ボルト、41 突出部、42 インサートナット、43 雌螺子部、51 突出部、52 ピン、53 軸支部、61 雌螺子部、62 係止溝、71 雄螺子部、72 頭部、81 貫通孔、82 係止孔。

Claims (2)

  1. 第一部材と第二部材とを締結する締結装置であって、
    前記第一部材に設けられた雌螺子部と、
    前記雌螺子部に螺合される雄螺子部を有し、周方向に係止溝を有する螺子部材と、
    前記第二部材に設けられ、前記螺子部材を通す貫通孔と、
    前記第二部材における前記貫通孔の壁面に設けられ、前記貫通孔に挿入される前記螺子部材の前記係止溝に臨む係止孔と、
    前記係止孔に挿入され、先端が前記係止溝に挿入される係止部材と
    を備え
    前記螺子部材は、前記雄螺子部を有するボルトと、外周壁に前記係止溝が形成され、内周壁に前記雄螺子部に螺合される雌螺子が形成されたリングとを有する締結装置。
  2. 雌螺子部を有する第一部材と、
    前記雌螺子部に螺合される雄螺子部を有し、周方向に係止溝を有する螺子部材と、
    前記螺子部材を通す貫通孔と、前記貫通孔の壁面に設けられ、前記貫通孔に挿入される前記螺子部材の前記係止溝に臨む係止孔とを有する第二部材と、
    前記係止孔に挿入され、先端が前記係止溝に挿入される係止部材と
    を備え
    前記螺子部材は、前記雄螺子部を有するボルトと、外周壁に前記係止溝が形成され、内周壁に前記雄螺子部に螺合される雌螺子が形成されたリングとを有する着脱装置。
JP2012042810A 2012-02-29 2012-02-29 締結装置、着脱装置 Active JP5912053B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012042810A JP5912053B2 (ja) 2012-02-29 2012-02-29 締結装置、着脱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012042810A JP5912053B2 (ja) 2012-02-29 2012-02-29 締結装置、着脱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013177945A JP2013177945A (ja) 2013-09-09
JP5912053B2 true JP5912053B2 (ja) 2016-04-27

Family

ID=49269766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012042810A Active JP5912053B2 (ja) 2012-02-29 2012-02-29 締結装置、着脱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5912053B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105201997A (zh) * 2015-11-06 2015-12-30 国网山东平度市供电公司 防盗螺栓
JP2018105459A (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 株式会社Lixil ねじ部材の取付構造

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5628354Y2 (ja) * 1976-11-27 1981-07-06
JPS5947117U (ja) * 1982-09-22 1984-03-29 トヨタ自動車株式会社 物体の締付構造
JPH048566Y2 (ja) * 1988-07-15 1992-03-04
JPH02121614U (ja) * 1989-03-15 1990-10-03
JP2007255451A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Kyocera Corp インサートナットおよびこれを用いた接合構造ならびにセラミック構造体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013177945A (ja) 2013-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100754501B1 (ko) 탈·부착이 용이한 배관의 이음구
ES2405824T3 (es) Método de fabricación de uniones de tuberías listas para su instalación
JP6142427B2 (ja) フランジ接合部補強治具
JP6601928B2 (ja) タブ付きリテーナおよび観察開口を有するフィッティング
JP5912053B2 (ja) 締結装置、着脱装置
JP5915918B2 (ja) 高圧パイプ用継手および継手構造
JP5449250B2 (ja) 精密な圧力および流量調節が可能なコーンバルブ
JPWO2013005722A1 (ja) ガスケット、スロットルボデー
JP2010261359A (ja) 可変吸気装置
JP4846616B2 (ja) クランプ付ホースアッセンブリおよびバンドホルダ
JP5191948B2 (ja) インテークマニホールド
WO2014009949A1 (en) Adjustable pipe connector
JP5669633B2 (ja) センサ取付構造
JP2013096426A (ja) 締結装置、着脱装置
CN102797883A (zh) 阀以及预紧阀弹簧的方法
EP2832984A1 (en) Flange connection
JP4571696B2 (ja) フランジ構造及び管継手
JP6978993B2 (ja) フランジ継手の締結方法
CN221525609U (zh) 一种节流接头
JP2005307994A (ja) 流体制御弁取付構造
JP5823791B2 (ja) スロットルバルブ
CN221034472U (zh) 管路连接组件及热管理系统
JP6173094B2 (ja) 内燃機関用吸気マニホールド
CN208871189U (zh) 一种带支架的管路接头
TWI817467B (zh) 機械出口

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150223

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160331

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5912053

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250