JP5911776B2 - 射出成形機の異常検出装置 - Google Patents
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Description
また、特許文献2では、型開閉を駆動するサーボモータの速度ループに対し外乱推定オブザーバを組み込み、該外乱推定オブザーバによって外乱トルクを推定し、該推定外乱トルクの値が設定値以上になったときに、金型内に異物が存在しているとしてアラームを出力し、上記サーボモータを停止させる技術が開示されている。
そこで、本発明は、上記課題を解決するために考案されたものであり、異常を誤検出することなく、かつ可動部に過大な力が加わる前に精度よく異常を検出できる射出成形機の異常検出装置を提供することを目的とする。
請求項2に係る発明は、射出成形機の可動部の駆動部と、前記可動部の速度を検出する速度検出部と、前記可動部に加わる負荷、前記可動部の駆動力、前記可動部のサーボ回路の位置偏差、前記可動部のサーボ回路の速度偏差のうちいずれか一つを物理量として検出する物理量検出部と、前記物理量を可動部の動作中の経過時間あるいは可動部の動作中の位置に対応させて基準物理量として記憶する記憶部と、該記憶された基準物理量と現在の物理量を可動部の動作中の経過時間あるいは可動部の動作中の位置に対応させて順次比較し偏差を求める物理量偏差算出部と、前記求めた物理量偏差にフィルタ処理を行うフィルタ処理部と、該フィルタ処理を行った後の物理量偏差が閾値を超えた場合に異常を検出する異常検出部とを有する射出成形機の異常検出装置であって、前記フィルタ処理部のフィルタ特性を前記検出した可動部の速度が速くなるにしたがってフィルタの応答が速くなるように調整するフィルタ特性調整部を設けたことを特徴とする射出成形機の異常検出装置である。
前記可動部の速度を検出する速度検出部と、
前記可動部に加わる負荷、前記可動部の駆動力、前記可動部のサーボ回路の位置偏差、前記可動部のサーボ回路の速度偏差のうちいずれか一つを物理量として検出する物理量検出部と、
前記検出した物理量にフィルタ処理を行うフィルタ処理部と、
該フィルタ処理を行った後の物理量を可動部の動作中の経過時間あるいは可動部の動作中の位置に対応させて基準物理量として記憶する記憶部と、
該記憶された基準物理量とフィルタ処理を行った後の現在の物理量を可動部の動作中の経過時間あるいは可動部の動作中の位置に対応させて順次比較し偏差を求める物理量偏差算出部と、
前記求めた物理量偏差が閾値を超えた場合に異常を検出する異常検出部とを有する射出成形機の異常検出装置であって、
前記フィルタ処理部のフィルタ特性を前記検出した可動部の速度が速くなるにしたがってフィルタの応答が速くなるように調整するフィルタ特性調整部を設けたことを特徴とする射出成形機の異常検出装置である。
請求項4に係る発明は、
射出成形機の可動部の駆動部と、
前記可動部の速度を検出する速度検出部と、
前記可動部に加わる負荷、前記可動部の駆動力、前記可動部のサーボ回路の位置偏差、前記可動部のサーボ回路の速度偏差のうちいずれか一つを物理量として検出する物理量検出部と、
前記物理量を可動部の動作中の経過時間あるいは可動部の動作中の位置に対応させて基準物理量として記憶する記憶部と、
前記物理量検出部により検出した現在の物理量と前記記憶した基準物理量のそれぞれにフィルタ処理を行うフィルタ処理部と、
該フィルタ処理を行った後の基準物理量とフィルタ処理を行った後の現在の物理量を可動部の動作中の経過時間あるいは可動部の動作中の位置に対応させて順次比較し偏差を求める物理量偏差算出部と、
前記求めた物理量偏差が閾値を超えた場合に異常を検出する異常検出部とを有する射出成形機の異常検出装置であって、
前記フィルタ処理部のフィルタ特性を前記検出した可動部の速度が速くなるにしたがってフィルタの応答が速くなるように調整するフィルタ特性調整部を設けたことを特徴とする射出成形機の異常検出装置である。
図1は、本発明の射出成形機の異常検出装置の実施形態を説明する図である。機台15上に固定プラテン1、リアプラテン2、可動プラテン3、トグルリンク機構6などから構成される型締め部と、射出シリンダ20、射出スクリュ22、射出用サーボモータ25などから構成される射出部を備えて射出成形機の本体部が構成される。
フィルタの効果が大きくなるようにフィルタ特性を調整する。
一般に可動部に加わる負荷の検出値に対してフィルタ処理を行うと、ノイズを除去できる一方で信号変化に対する遅れが生じるという問題がある。信号変化に遅れが生じると、可動部に異常が発生した際に異常を検出するタイミングが遅くなるおそれがあった。可動部の速度が速い場合は、フィルタの遅れ時間中に移動する可動部の移動距離が大きくなることから、本発明ではノイズ除去効果より遅れ時間を小さくすることを優先し、フィルタの応答が速くなるように負荷のフィルタ処理部のフィルタ特性をフィルタ特性調整部により調整する。また、可動部の速度が遅い場合は、フィルタの遅れ時間中に移動する可動部の移動距離が小さくなることから、遅れ時間よりノイズ除去効果を高めることを優先し、フィルタの応答が遅くなるように負荷のフィルタ処理部のフィルタ特性をフィルタ特性調整部により調整する。
フィルタ特性調整部は、可動部の速度が速くなるにしたがってフィルタの応答が速くなるようにフィルタ特性を調整する。具体的には、フィルタ処理部は周知のローパスフィルタを構成するようにし、フィルタ特性調整部は、可動部の速度が速くなるにしたがってローパスフィルタのカットオフ周波数を高周波数側に調整してもよい。また、フィルタ処理部は周知の帯域除去フィルタを構成するようにし、フィルタ特性調整部は可動部の速度が速くなるにしたがって帯域除去フィルタの除去帯域を狭めたり、帯域除去フィルタの除去帯域を高周波数側に調整してもよい。
可動部の異常を検出する異常検出部として、上述した特許文献1〜2に開示される技術の他に、上述した特許文献3や特許文献4に開示されるように、時間または可動部の位置に対応して前記可動部の負荷を基準負荷として記憶しておき、記憶された前記基準負荷と現在の負荷を時間または可動部の位置に対応させて順次比較して、その偏差が予め設定された閾値を超えたか否かで型開閉動作や突き出し動作の異常を検出する技術も知られている。
物理量の1つである可動部の負荷を検出する検出部は、サーボ回路の中に周知の外乱負荷オブザーバを構成して負荷を検出するようにしてもよいし、または可動部に歪みゲージやロードセルなどの検出器を用意して検出するようにしてもよい。または、可動部をサーボモータで駆動する場合は、サーボモータの駆動電流に基づいて負荷を検出するようにしてもよい。または、可動部を油圧で駆動する場合は、油圧の圧力値に基いて負荷を検出するようにしてもよい。または、可動部の進行方向と逆方向に負荷が加わった場合はサーボ回路の位置偏差および速度偏差が増大し、可動部の進行方向と同じ方向に負荷が加わった場合はサーボ回路の位置偏差および速度偏差が減少することに基づいて、負荷を検出するようにしてもよい。
可動部の種類について説明する。可動部は型開閉部とし、型開閉動作の異常を検出するようにしてもよい。または可動部はエジェクタ部とし、エジェクタ動作の異常を検出するようにしてもよい。または可動部はスクリュとし、スクリュ前後進動作または回転動作の異常を検出するようにしてもよい。または可動部は金型入れ子とし、金型入れ子の動作の異常を検出するようにしてもよい。
●[ステップSA01]可動部の速度を検出する。
●[ステップSA02]物理量を検出する。
●[ステップSA03]可動部の速度に応じてフィルタの応答を調整する。
●[ステップSA04]検出した物理量にフィルタ処理を行う。
●[ステップSA05]物理量が閾値より大きいか否か判断し、大きい場合(YES)にはステップSA06へ移行し、大きくない場合(NO)にはステップSA07へ移行する。
●[ステップSA06]アラーム処理を実行する。
●[ステップSA07]可動部の動作完了か否か判断し、動作完了の場合(YES)には処理を終了し、動作完了ではない場合(NO)にはステップSA01に戻り、処理を継続する。
●[ステップSB01]可動部の動作を開始する。
●[ステップSB02]現在の時間または可動部の位置を検出する。
●[ステップSB03]可動部の速度を検出する。
●[ステップSB04]物理量を検出する。
●[ステップSB05]基準物理量が記憶済みか否か判断し、記憶済みの場合(YES)にはステップSB07へ移行し、記憶済みではない場合(NO)にはステップSB06へ移行する。
●[ステップSB06]時間または可動部の位置に対応させて基準物理量を記憶し、ステップSB12へ移行する。
●[ステップSB07]現在の物理量と基準物理量の偏差を算出する。
●[ステップSB08]可動部の速度に応じてフィルタの応答を調整する。
●[ステップSB09]物理量の偏差にフィルタ処理を行う。
●[ステップSB10]物理量の偏差が閾値より大きいか否か判断し、大きい場合(YES)にはステップSB11へ移行し、大きくない場合(NO)にはステップSB12へ移行する。
●[ステップSB11]アラーム処理を実行し、処理を終了する。
●[ステップSB12]可動部の動作が完了したか否か判断し、動作が完了した場合(YES)にはステップSB13へ移行し、完了していない場合(NO)にはステップSB02へ戻り処理を継続する。
●[ステップSB13]サイクル終了か否か判断し、サイクルが終了の場合(YES)には処理を終了し、終了していない場合(NO)にはステップSB01へ戻り処理を継続する。
●[ステップSC01]可動部の動作を開始する。
●[ステップSC02]現在の時間または可動部の位置を検出する。
●[ステップSC03]可動部の速度を検出する。
●[ステップSC04]物理量を検出する。
●[ステップSC05]可動部の速度に応じてフィルタの応答を調整する。
●[ステップSC06]検出した物理量にフィルタ処理を行う。
●[ステップSC07]基準物理量が記憶済みか否か判断し、記憶済みの場合(YES)にはステップSC09へ移行し、記憶済みではない場合(NO)にはステップSC08へ移行する。
●[ステップSC08]時間または可動部の位置に対応させて基準物理量を記憶し、ステップSC12へ移行する。
●[ステップSC09]現在の物理量と基準物理量の偏差を算出する。
●[ステップSC10]物理量の偏差が閾値より大きいか否か判断し、大きい場合(YES)にはステップSC11へ移行し、大きくない場合(NO)にはステップSC12へ移行する。
●[ステップSC11]アラーム処理を実行し、処理を終了する。
●[ステップSC12]可動部の動作が完了したか否か判断し、動作が完了した場合(YES)にはステップSC13へ移行し、完了していない場合(NO)にはステップSC02へ戻り処理を継続する。
●[ステップSC13]サイクル終了か否か判断し、サイクルが終了の場合(YES)には処理を終了し、終了していない場合(NO)にはステップSC01へ戻り処理を継続する。
●[ステップSD01]可動部の動作を開始する。
●[ステップSD02]現在の時間または可動部の位置を検出する。
●[ステップSD03]可動部の速度を検出する。
●[ステップSD04]物理量を検出する。
●[ステップSD05]基準物理量が記憶済みか否か判断し、記憶済みの場合(YES)にはステップSD07へ移行し、記憶済みではない場合(NO)にはステップSD06へ移行する。
●[ステップSD06]時間または可動部の位置に対応させて基準物理量を記憶し、ステップSD12へ移行する。
●[ステップSD07]可動部の速度に応じてフィルタの応答を調整する。
●[ステップSD08]現在の物理量と基準物理量にフィルタ処理を行う。
●[ステップSD09]現在の物理量と基準物理量の偏差を算出する。
●[ステップSD10]物理量の偏差が閾値より大きいか否か判断し、大きい場合(YES)にはステップSD11へ移行し、大きくない場合(NO)にはステップSD12へ移行する。
●[ステップSD11]アラーム処理を実行し、処理を終了する。
●[ステップSD12]可動部の動作が完了したか否か判断し、動作が完了した場合(YES)にはステップSD13へ移行し、完了していない場合(NO)にはステップSD02へ戻り処理を継続する。
●[ステップSD13]サイクル終了か否か判断し、サイクルが終了の場合(YES)には処理を終了し、終了していない場合(NO)にはステップSD01へ戻り処理を継続する。
2 リアプラテン
3 可動プラテン
4 タイバー
5 金型
5a 固定側金型
5b 可動側金型
6 トグルリンク機構
6a クロスヘッド
7 ボールネジ
8 型締用サーボモータ
9 ベルト
10 プーリ
11 プーリ
12 位置・速度検出器
13 エジェクタ装置
13a エジェクタ用サーボモータ
13b 位置・速度検出器
13c 動力伝達部
13d ボールネジ/ナット機構
14 型締力調整機構
14a 型締力調整用モータ
15 機台
20 射出シリンダ
21 ノズル部
22 射出スクリュ
23 スクリュ回転用サーボモータ
24 動力伝達部
25 射出用サーボモータ
26 動力伝達部
27 ホッパ
30 制御装置
31 サーボアンプ
32 サーボインタフェース
33 バス
34 メモリ
34a RAM
34b ROM
35 プロセッサ(CPU)
36 表示装置インタフェース
37 LCD(液晶表示装置)
38 PMC(プログラマブル・マシン・コントローラ)
Claims (4)
- 射出成形機の可動部を駆動する駆動部と、
前記可動部の速度を検出する速度検出部と、
前記可動部に加わる負荷、前記可動部の駆動力、前記可動部のサーボ回路の位置偏差、前記可動部のサーボ回路の速度偏差のうちいずれか一つを物理量として検出する物理量検出部と、
前記検出した物理量にフィルタ処理を行うフィルタ処理部と、
該フィルタ処理を行った後の物理量が所定値を超えた場合に可動部の異常を検出する異常検出部とを備えた射出成形機の異常検出装置であって、
前記フィルタ処理部のフィルタ特性を前記検出した可動部の速度が速くなるにしたがってフィルタの応答が速くなるように調整するフィルタ特性調整部を設けたことを特徴とする射出成形機の異常検出装置。 - 射出成形機の可動部の駆動部と、
前記可動部の速度を検出する速度検出部と、
前記可動部に加わる負荷、前記可動部の駆動力、前記可動部のサーボ回路の位置偏差、前記可動部のサーボ回路の速度偏差のうちいずれか一つを物理量として検出する物理量検出部と、
前記物理量を可動部の動作中の経過時間あるいは可動部の動作中の位置に対応させて基準物理量として記憶する記憶部と、
該記憶された基準物理量と現在の物理量を可動部の動作中の経過時間あるいは可動部の動作中の位置に対応させて順次比較し偏差を求める物理量偏差算出部と、
前記求めた物理量偏差にフィルタ処理を行うフィルタ処理部と、
該フィルタ処理を行った後の物理量偏差が閾値を超えた場合に異常を検出する異常検出部とを有する射出成形機の異常検出装置であって、
前記フィルタ処理部のフィルタ特性を前記検出した可動部の速度が速くなるにしたがってフィルタの応答が速くなるように調整するフィルタ特性調整部を設けたことを特徴とする射出成形機の異常検出装置。 - 射出成形機の可動部の駆動部と、
前記可動部の速度を検出する速度検出部と、
前記可動部に加わる負荷、前記可動部の駆動力、前記可動部のサーボ回路の位置偏差、前記可動部のサーボ回路の速度偏差のうちいずれか一つを物理量として検出する物理量検出部と、
前記検出した物理量にフィルタ処理を行うフィルタ処理部と、
該フィルタ処理を行った後の物理量を可動部の動作中の経過時間あるいは可動部の動作中の位置に対応させて基準物理量として記憶する記憶部と、
該記憶された基準物理量とフィルタ処理を行った後の現在の物理量を可動部の動作中の経過時間あるいは可動部の動作中の位置に対応させて順次比較し偏差を求める物理量偏差算出部と、
前記求めた物理量偏差が閾値を超えた場合に異常を検出する異常検出部とを有する射出成形機の異常検出装置であって、
前記フィルタ処理部のフィルタ特性を前記検出した可動部の速度が速くなるにしたがってフィルタの応答が速くなるように調整するフィルタ特性調整部を設けたことを特徴とする射出成形機の異常検出装置。 - 射出成形機の可動部の駆動部と、
前記可動部の速度を検出する速度検出部と、
前記可動部に加わる負荷、前記可動部の駆動力、前記可動部のサーボ回路の位置偏差、前記可動部のサーボ回路の速度偏差のうちいずれか一つを物理量として検出する物理量検出部と、
前記物理量を可動部の動作中の経過時間あるいは可動部の動作中の位置に対応させて基準物理量として記憶する記憶部と、
前記物理量検出部により検出した現在の物理量と前記記憶した基準物理量のそれぞれにフィルタ処理を行うフィルタ処理部と、
該フィルタ処理を行った後の基準物理量とフィルタ処理を行った後の現在の物理量を可動部の動作中の経過時間あるいは可動部の動作中の位置に対応させて順次比較し偏差を求める物理量偏差算出部と、
前記求めた物理量偏差が閾値を超えた場合に異常を検出する異常検出部とを有する射出成形機の異常検出装置であって、
前記フィルタ処理部のフィルタ特性を前記検出した可動部の速度が速くなるにしたがってフィルタの応答が速くなるように調整するフィルタ特性調整部を設けたことを特徴とする射出成形機の異常検出装置。
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