JP2014040052A - 射出成形機の異常検出装置 - Google Patents

射出成形機の異常検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】異常を誤検出することなく、かつ可動部に過大な力が加わる前に精度よく異常を検出できる射出成形機の異常検出装置を提供すること。
【解決手段】可動部の速度を検出し、物理量を検出し、可動部の速度に応じてフィルタの応答を調整し、検出した物理量にフィルタ処理を行い、物理量が閾値より大きいか否か判断し、大きい場合(YES)にはアラーム処理を実行し、大きくない場合(NO)には、可動部の動作完了か否か判断し、動作完了の場合(YES)には処理を終了し、動作完了ではない場合(NO)にはSA01に戻り処理を継続する。
【選択図】図2

Description

本発明は射出成形機の異常検出装置に関する。
射出成形機を用いて成形品を製造する射出成形サイクルにおける型開閉動作や成形品突き出し動作では、可動部の駆動力や可動部が受ける負荷を検出し、前記検出した力や負荷が予め設定された閾値を超えたか否かで型開閉動作や突き出し動作の異常を検出し、可動部を停止させることで、機構部や金型の破損を防止する技術が知られている。
例えば、特許文献1は、上述した破損防止のための異常検出技術であり、予め金型内への実鋳込み前に空の状態で型開動作を行って検出した電流値に所定のオフセット値を加えて基準電流値を設定し、型開閉を駆動するサーボモータの電流検出値が上記基準電流値を超えたとき前記サーボモータを停止させる技術が開示されている。
また、特許文献2では、型開閉を駆動するサーボモータの速度ループに対し外乱推定オブザーバを組み込み、該外乱推定オブザーバによって外乱トルクを推定し、該推定外乱トルクの値が設定値以上になったときに、金型内に異物が存在しているとしてアラームを出力し、上記サーボモータを停止させる技術が開示されている。
可動部の異常検出を行う技術として、上述した特許文献1〜2に開示される技術の他に、時間または可動部の位置に対応して前記可動部の負荷を基準負荷として記憶しておき、記憶された前記基準負荷と現在の負荷を時間または可動部の位置に対応させて順次比較して、その偏差が予め設定された閾値を超えたか否かで型開閉動作や突き出し動作の異常を検出する技術も知られている(特許文献3、4を参照)。
特開平1−159228号公報 特開平4−368832号公報 特開2001−30326号公報 特開2001−38775号公報
しかしながら、背景技術で説明した特許文献1、特許文献2に開示される技術では、型開閉を駆動するサーボモータの電流検出値や外乱トルクの推定値にノイズが混入した場合、ノイズによって電流検出値や外乱トルクが閾値を超えてしまい、可動部の異常を誤検出してしまうおそれがあった。例えば、サーボモータの電流検出回路の周辺に電磁波ノイズが存在し、電流検出値にノイズが混入する場合や、可動部の摺動部の摩擦抵抗が不規則に乱れる場合などがあり、可動部の異常を精度よく検出することを難しくしていた。ノイズによる誤検出を避けるためには、ノイズによる電流検出値や外乱トルクの増加分だけ閾値を大きく設定しなければならないため、可動部の異常が発生した場合に可動部に過大な力が加わる可能性があった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するために考案されたものであり、異常を誤検出することなく、かつ可動部に過大な力が加わる前に精度よく異常を検出できる射出成形機の異常検出装置を提供することを目的とする。
本願の請求項1に係る発明は、射出成形機の可動部を駆動する駆動部と、前記可動部の速度を検出する速度検出部と、前記可動部に加わる負荷、前記可動部の駆動力、前記可動部のサーボ回路の位置偏差、前記可動部のサーボ回路の速度偏差のうちいずれか一つを物理量として検出する物理量検出部と、前記検出した物理量にフィルタ処理を行うフィルタ処理部と、該フィルタ処理を行った後の物理量が所定値を超えた場合に可動部の異常を検出する異常検出部とを備えた射出成形機の異常検出装置であって、前記フィルタ処理部のフィルタ特性を前記検出した可動部の速度が速くなるにしたがってフィルタの応答が速くなるように調整するフィルタ特性調整部を設けたことを特徴とする射出成形機の異常検出装置である。
請求項2に係る発明は、射出成形機の可動部の駆動部と、前記可動部の速度を検出する速度検出部と、前記可動部に加わる負荷、前記可動部の駆動力、前記可動部のサーボ回路の位置偏差、前記可動部のサーボ回路の速度偏差のうちいずれか一つを物理量として検出する物理量検出部と、前記物理量を可動部の動作中の経過時間あるいは可動部の動作中の位置に対応させて基準物理量として記憶する記憶部と、該記憶された基準物理量と現在の物理量を可動部の動作中の経過時間あるいは可動部の動作中の位置に対応させて順次比較し偏差を求める物理量偏差算出部と、前記求めた物理量偏差にフィルタ処理を行うフィルタ処理部と、該フィルタ処理を行った後の物理量偏差が閾値を超えた場合に異常を検出する異常検出部とを有する射出成形機の異常検出装置であって、前記フィルタ処理部のフィルタ特性を前記検出した可動部の速度が速くなるにしたがってフィルタの応答が速くなるように調整するフィルタ特性調整部を設けたことを特徴とする射出成形機の異常検出装置である。
請求項3に係る発明は、射出成形機の可動部の駆動部と、前記可動部の速度を検出する速度検出部と、前記可動部に加わる負荷、前記可動部の駆動力、前記可動部のサーボ回路の位置偏差、前記可動部のサーボ回路の速度偏差のうちいずれか一つを物理量として検出する物理量検出部と、前記検出した物理量にフィルタ処理を行うフィルタ処理部と、該フィルタ処理を行った後の物理量を可動部の動作中の経過時間あるいは可動部の動作中の位置に対応させて基準物理量として記憶する記憶部と、該記憶された基準物理量とフィルタ処理を行った後の現在の物理量を可動部の動作中の経過時間あるいは可動部の動作中の位置に対応させて順次比較し偏差を求める物理量偏差算出部と、前記求めた物理量偏差が閾値を超えた場合に異常を検出する異常検出部とを有する射出成形機の異常検出装置であって、前記フィルタ処理部のフィルタ特性を前記検出した可動部の速度が速くなるにしたがってフィルタの応答が速くなるように調整するフィルタ特性調整部を設けたことを特徴とする射出成形機の異常検出装置である。
請求項4に係る発明は、射出成形機の可動部の駆動部と、前記可動部の速度を検出する速度検出部と、前記可動部に加わる負荷、前記可動部の駆動力、前記可動部のサーボ回路の位置偏差、前記可動部のサーボ回路の速度偏差のうちいずれか一つを物理量として検出する物理量検出部と、前記物理量を可動部の動作中の経過時間あるいは可動部の動作中の位置に対応させて基準物理量として記憶する記憶部と、前記検出した物理量と前記記憶した物理量のそれぞれにフィルタ処理を行うフィルタ処理部と、該フィルタ処理を行った後の基準物理量とフィルタ処理を行った後の現在の物理量を可動部の動作中の経過時間あるいは可動部の動作中の位置に対応させて順次比較し偏差を求める物理量偏差算出部と、前記求めた物理量偏差が閾値を超えた場合に異常を検出する異常検出部とを有する射出成形機の異常検出装置であって、前記フィルタ処理部のフィルタ特性を前記検出した可動部の速度が速くなるにしたがってフィルタの応答が速くなるように調整するフィルタ特性調整部を設けたことを特徴とする射出成形機の異常検出装置である。
本発明により、異常を誤検出することなく、かつ可動部に過大な力が加わる前に精度よく異常を検出できる射出成形機の異常検出装置を提供することができる。
射出成形機の異常検出装置の実施形態を説明する図である。 検出した物理量にフィルタ処理を行う本発明の実施形態1の処理を説明するフローチャートである。 検出した物理量の偏差に対してフィルタ処理を行う本発明の実施形態2の処理を説明するフローチャートである。 検出した物理量にフィルタ処理を行う本発明の実施形態3の処理を説明するフローチャートである。 検出した現在の物理量と基準物理量のそれぞれにフィルタ処理を行う本発明の実施形態4の処理を説明するフローチャートである。 外乱負荷オブザーバ回路を説明する図である。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
図1は、本発明の射出成形機の異常検出装置の実施形態を説明する図である。機台15上に固定プラテン1、リアプラテン2、可動プラテン3、トグルリンク機構6などから構成される型締め部と、射出シリンダ20、射出スクリュ22、射出用サーボモータ25などから構成される射出部を備えて射出成形機の本体部が構成される。
まず、型締め部について説明する。固定プラテン1とリアプラテン2は複数のタイバー4によって連結されている。固定プラテン1とリアプラテン2の間には可動プラテン3がタイバー4に沿って移動自在に配設されている。また、金型5の固定側金型5aが固定プラテン1に取り付けられ、可動側金型5bが可動プラテン3に取り付けられている。
リアプラテン2と可動プラテン3間にはトグルリンク機構6が配設され、トグルリンク機構6のクロスヘッド6aに設けられたナットが、リアプラテン2に回動自在で軸方向移動不能に取り付けられたボールネジ7と螺合している。ボールネジ7に設けられたプーリ10と型締用サーボモータ8の出力軸に設けられたプーリ11間にはベルト(タイミングベルト)9がかけられている。
型締用サーボモータ8の駆動により、プーリ11、ベルト9、プーリ10からなる動力伝達部を介してボールネジ7を駆動し、トグルリンク機構6のクロスヘッド6aを前進,後進(図1において右方向,左方向)させてトグルリンク機構6を駆動し、可動プラテン3を固定プラテン1方向に前進、後退させて金型5a,5bの型閉じ・型締、型開きを行う。
型締用サーボモータ8には型締用サーボモータ8の回転位置・速度を検出するパルスコーダなどの位置・速度検出器12が取り付けられている。この位置・速度検出器12からの位置フィードバック信号により、クロスヘッド6aの位置、可動プラテン3(可動側金型5b)の位置を検出するように構成されている。
符号13はエジェクタ装置であり、エジェクタ装置13は可動プラテン3に設けられた金型(可動側金型5b)内から成形品を突き出すための装置である。エジェクタ装置13は、エジェクタ用サーボモータ13aの回転力をプーリ、ベルト(タイミングベルト)からなる動力伝達部13c、ボールネジ/ナット機構13dを介して、図示しないエジェクトピンに伝達し、該エジェクトピンを金型(可動側金型5b)内に突出させて成形品を金型(可動側金型5b)から突き出すものである。なお、符号13bはエジェクタ用サーボモータ13aに取り付けられた位置・速度検出器であり、このエジェクタ用サーボモータ13aの回転位置・速度を検出することによって、エジェクトピンの位置、速度を検出するものである。
符号14は、リアプラテン2に設けられた型締力調整機構であり、型締力調整用モータ14aを駆動し、伝動機構を介してタイバー4に設けられたネジに螺合する図示しないナットを回転させ、タイバー4に対するリアプラテン2の位置を変える(つまり機台15上での固定プラテン1に対する位置を変える)ことによって型締力の調整を行うものである。上述した、型締装置、エジェクタ機構などは従来から射出成形機に備えられた公知のものである。
次に、射出部について説明する。射出シリンダ20内に樹脂材料を供給するために、ホッパ27が射出シリンダ20の上部に設けられている。射出シリンダ20の先端にはノズル部21が取り付けられ、射出シリンダ20内には射出スクリュ22が挿通されている。射出部には、射出シリンダ20内の溶融樹脂の圧力を検出するロードセル等の図示しない圧力センサが設けられている。
射出スクリュ22は、スクリュ回転用サーボモータ23により、プーリ、タイミングベルト等で構成される動力伝達部24を介して正,逆回転させられる。また、射出スクリュ22は、射出用サーボモータ25によって、プーリ、ベルト、ボールねじ/ナット機構などの回転運動を直線運動に変換する機構を含む動力伝達部26を介して駆動され,射出シリンダ20内を射出シリンダ20の軸方向に移動する。スクリュ回転用サーボモータ23には図示を省略したパルスコーダが取り付けられており、射出スクリュ22の回転位置や回転速度を検出する。また、射出用サーボモータ25には図示を省略したパルスコーダが取り付けられており、射出スクリュ22の軸方向の位置や速度を検出する。
次に、射出成形機の制御装置について説明する。符号30は射出成形機を制御する制御装置である。制御装置30は、プロセッサ(CPU)35,RAM34a,ROM34b等からなるメモリ34、バス33、表示装置インタフェース36を備え、バス33でこれらの要素が接続されている。ROM34bには、可動プラテン3の動作を制御するソフトウェアやエジェクタ装置13を制御するための突き出し制御用のソフトウェアなど、射出成形機を全体として制御するソフトウェアが格納されている。また、本発明の実施形態では、メモリ34のROM34bには、本発明に係る射出成形機の可動部の異常状態を判別するための各種ソフトウェアが格納されている。
表示装置インタフェース36には、LCD(液晶表示装置)37が接続されている。また、サーボインタフェース32には、射出成形機の各可動部を駆動しサーボモータの位置、速度を制御するサーボアンプ31が接続されている。そして、各可動部を駆動するサーボモータに取り付けられた位置・速度検出器がサーボアンプ31に接続されている。なお、表示装置インタフェース36には図示を省略した手動入力による入力部が接続されている。
射出成形機には複数の可動部を駆動するために複数のサーボモータが用いられているが、図1では、型締用サーボモータ8用とエジェクタ用サーボモータ13a用のサーボアンプ31のみを示している。そして、サーボアンプ31はそれぞれのサーボモータ8、13aの位置・速度検出器12,13bと接続され、位置・速度検出信号がそれぞれのサーボアンプ31にフィードバックされる。なお、スクリュ回転用サーボモータ23及び射出用サーボモータ25のサーボアンプ、並びに、それぞれのサーボモータ23,25に取り付けられている位置・速度検出器は図示を省略している。
プロセッサ(CPU)35は、予めメモリ34のROM34bに格納されているプログラムを成形条件などに基づいて実行し、射出成形機の各可動部への移動指令を、サーボインタフェース32を介してサーボアンプ31に出力する。各サーボアンプ31は、この移動指令、それぞれの位置・速度検出器(12,13b)からの位置、速度フィードバック信号に基づいて位置、速度のフィードバック制御、さらには、図示しない電流検出器からの電流フィードバック信号に基づいて電流フィードバック制御を行い、各サーボモータ(8、13a)を駆動制御する。なお、各サーボアンプ31は、従来技術と同様に、プロセッサとメモリ等で構成されており、この位置、速度のフィードバック制御等の処理をソフトウェアの処理によって実行するものである。なお、PMCはプログラマブル・マシン・コントローラであり、シーケンス制御により射出成形機本体を制御するための装置である。
上記の制御装置30によって制御される射出成形機は、図2(第1の実施形態),図3(第2の実施形態),図4(第3の実施形態),図5(第4の実施形態)に示す本発明に係るアルゴリズムを示すフローチャートの処理を実行し、可動部の異常検出を実現するため、以下に説明する構成を備える。
本発明に係る射出成形機の異常検出装置は、可動部に加わる負荷を検出する負荷検出部と、前記検出した負荷の検出値に混入するノイズを除去するフィルタ処理部と、可動部の速度に基いて前記フィルタ処理部のフィルタ特性を調整するフィルタ特性調整部とを有し、前記フィルタ処理部で処理した負荷が所定値を超えた場合に可動部の異常を検出する。
前記フィルタ特性調整部は、可動部の速度が速い場合はフィルタの応答が速くなるようにフィルタ特性を調整し、この場合はフィルタのノイズ除去効果は小さくなる。また、可動部の速度が遅い場合はフィルタの応答が遅くなるようにフィルタ特性を調整し、この場案はフィルタのノイズ除去効果は大きくなる。
フィルタの効果が大きくなるようにフィルタ特性を調整する。
一般に可動部に加わる負荷の検出値に対してフィルタ処理を行うと、ノイズを除去できる一方で信号変化に対する遅れが生じるという問題がある。信号変化に遅れが生じると、可動部に異常が発生した際に異常を検出するタイミングが遅くなるおそれがあった。可動部の速度が速い場合は、フィルタの遅れ時間中に移動する可動部の移動距離が大きくなることから、本発明ではノイズ除去効果より遅れ時間を小さくすることを優先し、フィルタの応答が速くなるように負荷のフィルタ処理部のフィルタ特性をフィルタ特性調整部により調整する。また、可動部の速度が遅い場合は、フィルタの遅れ時間中に移動する可動部の移動距離が小さくなることから、遅れ時間よりノイズ除去効果を高めることを優先し、フィルタの応答が遅くなるように負荷のフィルタ処理部のフィルタ特性をフィルタ特性調整部により調整する。
<フィルタ処理部とフィルタ特性調整部について>
フィルタ特性調整部は、可動部の速度が速くなるにしたがってフィルタの応答が速くなるようにフィルタ特性を調整する。具体的には、フィルタ処理部は周知のローパスフィルタを構成するようにし、フィルタ特性調整部は、可動部の速度が速くなるにしたがってローパスフィルタのカットオフ周波数を高周波数側に調整してもよい。また、フィルタ処理部は周知の帯域除去フィルタを構成するようにし、フィルタ特性調整部は可動部の速度が速くなるにしたがって帯域除去フィルタの除去帯域を狭めたり、帯域除去フィルタの除去帯域を高周波数側に調整してもよい。
また、フィルタ処理部は周知の移動平均フィルタを構成するようにし、フィルタ特性調整部は可動部の速度が速くなるにしたがって移動平均フィルタの次数が小さくなるように調整してもよい。また、フィルタ処理部は外乱負荷オブザーバの回路(図6参照)に組み込まれているフィルタ処理部であり、フィルタ特性調整部は可動部の速度が速くなるにしたがって外乱負荷オブザーバの応答が速くなるように調整してもよい。なお、図6は外乱負荷オブザーバの回路の一例であるが、周知であるので説明は省略する。また、フィルタ処理部はフィルタ処理の有効/無効の切り替え機能を備え、フィルタ特性調整部は、可動部の速度が所定の速度より速い場合はフィルタ処理を無効としてもよい。
<可動部の異常を検出する異常検出部>
可動部の異常を検出する異常検出部として、上述した特許文献1〜2に開示される技術の他に、上述した特許文献3や特許文献4に開示されるように、時間または可動部の位置に対応して前記可動部の負荷を基準負荷として記憶しておき、記憶された前記基準負荷と現在の負荷を時間または可動部の位置に対応させて順次比較して、その偏差が予め設定された閾値を超えたか否かで型開閉動作や突き出し動作の異常を検出する技術も知られている。
このように基準負荷と現在の負荷との偏差に基づいて異常検出を行う場合には、負荷の偏差に対してフィルタ処理を行うようにフィルタ処理部を構成し(図3のステップSB09を参照)、フィルタ特性調整部は可動部の速度が速くなるにしたがってフィルタの応答が速くなるようにフィルタ特性を調整する(図3のステップSB08を参照)。または、可動部の負荷に対してフィルタ処理を行うようにフィルタ処理部を構成し(図4のステップSC06を参照)、フィルタ特性調整部は可動部の速度が速くなるにしたがってフィルタの応答が速くなるようにフィルタ特性を調整するようにし(図4のステップSC05を参照)、フィルタ処理を行った後の負荷を基準負荷として時間または可動部の位置に対応して記憶しておく。そして可動部の動作中に現在の負荷を逐次検出し、検出した現在の負荷にフィルタ処理を行い、記憶された基準負荷とフィルタ処理を行った後の現在の負荷を時間または可動部の位置に対応させて順次比較して、その偏差が予め設定された閾値を超えたか否かで型開閉動作や突き出し動作の異常を検出するようにしてもよい。または、時間または可動部の位置に対応して前記可動部の負荷を基準負荷として記憶し、記憶した基準負荷と現在の負荷に対してフィルタ処理を行うようにフィルタ処理部を構成し(図5のステップSD08を参照)、フィルタ特性調整部は可動部の速度が速くなるにしたがってフィルタの応答が速くなるようにフィルタ特性を調整するようにしておく(図5のステップSD07を参照)。そして可動部の動作中に、基準負荷と現在の負荷に対してそれぞれフィルタ処理を行い、フィルタ処理を行った後の基準負荷とフィルタ処理を行った後の現在の負荷を時間または可動部の位置に対応させて順次比較して、その偏差が予め設定された閾値を超えたか否かで型開閉動作や突き出し動作の異常を検出するようにしてもよい。
<物理量検出部について>
物理量の1つである可動部の負荷を検出する検出部は、サーボ回路の中に周知の外乱負荷オブザーバを構成して負荷を検出するようにしてもよいし、または可動部に歪みゲージやロードセルなどの検出器を用意して検出するようにしてもよい。または、可動部をサーボモータで駆動する場合は、サーボモータの駆動電流に基づいて負荷を検出するようにしてもよい。または、可動部を油圧で駆動する場合は、油圧の圧力値に基いて負荷を検出するようにしてもよい。または、可動部の進行方向と逆方向に負荷が加わった場合はサーボ回路の位置偏差および速度偏差が増大し、可動部の進行方向と同じ方向に負荷が加わった場合はサーボ回路の位置偏差および速度偏差が減少することに基づいて、負荷を検出するようにしてもよい。
<可動部の種類>
可動部の種類について説明する。可動部は型開閉部とし、型開閉動作の異常を検出するようにしてもよい。または可動部はエジェクタ部とし、エジェクタ動作の異常を検出するようにしてもよい。または可動部はスクリュとし、スクリュ前後進動作または回転動作の異常を検出するようにしてもよい。または可動部は金型入れ子とし、金型入れ子の動作の異常を検出するようにしてもよい。
図1において、型開閉部は、可動プラテン3を固定プラテン1方向に前進、後退させて金型5a,5bの型閉じ・型締、型開きを行う構成部分である。また、エジェクタ部は、可動プラテン3に設けられた金型(可動側金型5b)内から成形品を突き出すエジェクタ装置13である。また、スクリュは、射出スクリュ22である。
図2は検出した物理量にフィルタ処理を行う本発明の実施形態1の処理を説明するフローチャートである。以下、各ステップに従って説明する。
●[ステップSA01]可動部の速度を検出する。
●[ステップSA02]物理量を検出する。
●[ステップSA03]可動部の速度に応じてフィルタの応答を調整する。
●[ステップSA04]検出した物理量にフィルタ処理を行う。
●[ステップSA05]物理量が閾値より大きいか否か判断し、大きい場合(YES)にはステップSA06へ移行し、大きくない場合(NO)にはステップSA07へ移行する。
●[ステップSA06]アラーム処理を実行する。
●[ステップSA07]可動部の動作完了か否か判断し、動作完了の場合(YES)には処理を終了し、動作完了ではない場合(NO)にはステップSA01に戻り、処理を継続する。
図3は検出した物理量の偏差に対してフィルタ処理を行う本発明の実施形態2の処理を説明するフローチャートである。以下、各ステップに従って説明する。
●[ステップSB01]可動部の動作を開始する。
●[ステップSB02]現在の時間または可動部の位置を検出する。
●[ステップSB03]可動部の速度を検出する。
●[ステップSB04]物理量を検出する。
●[ステップSB05]基準物理量が記憶済みか否か判断し、記憶済みの場合(YES)にはステップSB07へ移行し、記憶済みではない場合(NO)にはステップSB06へ移行する。
●[ステップSB06]時間または可動部の位置に対応させて基準物理量を記憶し、ステップSB12へ移行する。
●[ステップSB07]現在の物理量と基準物理量の偏差を算出する。
●[ステップSB08]可動部の速度に応じてフィルタの応答を調整する。
●[ステップSB09]物理量の偏差にフィルタ処理を行う。
●[ステップSB10]物理量の偏差が閾値より大きいか否か判断し、大きい場合(YES)にはステップSB11へ移行し、大きくない場合(NO)にはステップSB12へ移行する。
●[ステップSB11]アラーム処理を実行し、処理を終了する。
●[ステップSB12]可動部の動作が完了したか否か判断し、動作が完了した場合(YES)にはステップSB13へ移行し、完了していない場合(NO)にはステップSB02へ戻り処理を継続する。
●[ステップSB13]サイクル終了か否か判断し、サイクルが終了の場合(YES)には処理を終了し、終了していない場合(NO)にはステップSB01へ戻り処理を継続する。
図4は検出した物理量にフィルタ処理を行う本発明の実施形態3の処理を説明するフローチャートである。
●[ステップSC01]可動部の動作を開始する。
●[ステップSC02]現在の時間または可動部の位置を検出する。
●[ステップSC03]可動部の速度を検出する。
●[ステップSC04]物理量を検出する。
●[ステップSC05]可動部の速度に応じてフィルタの応答を調整する。
●[ステップSC06]検出した物理量にフィルタ処理を行う。
●[ステップSC07]基準物理量が記憶済みか否か判断し、記憶済みの場合(YES)にはステップSC09へ移行し、記憶済みではない場合(NO)にはステップSC08へ移行する。
●[ステップSC08]時間または可動部の位置に対応させて基準物理量を記憶し、ステップSC12へ移行する。
●[ステップSC09]現在の物理量と基準物理量の偏差を算出する。
●[ステップSC10]物理量の偏差が閾値より大きいか否か判断し、大きい場合(YES)にはステップSC11へ移行し、大きくない場合(NO)にはステップSC12へ移行する。
●[ステップSC11]アラーム処理を実行し、処理を終了する。
●[ステップSC12]可動部の動作が完了したか否か判断し、動作が完了した場合(YES)にはステップSC13へ移行し、完了していない場合(NO)にはステップSC02へ戻り処理を継続する。
●[ステップSC13]サイクル終了か否か判断し、サイクルが終了の場合(YES)には処理を終了し、終了していない場合(NO)にはステップSC01へ戻り処理を継続する。
図5は検出した現在の物理量と基準物理量のそれぞれにフィルタ処理を行う本発明の実施形態4の処理を説明するフローチャートである。
●[ステップSD01]可動部の動作を開始する。
●[ステップSD02]現在の時間または可動部の位置を検出する。
●[ステップSD03]可動部の速度を検出する。
●[ステップSD04]物理量を検出する。
●[ステップSD05]基準物理量が記憶済みか否か判断し、記憶済みの場合(YES)にはステップSD07へ移行し、記憶済みではない場合(NO)にはステップSD06へ移行する。
●[ステップSD06]時間または可動部の位置に対応させて基準物理量を記憶し、ステップSD12へ移行する。
●[ステップSD07]可動部の速度に応じてフィルタの応答を調整する。
●[ステップSD08]現在の物理量と基準物理量にフィルタ処理を行う。
●[ステップSD09]現在の物理量と基準物理量の偏差を算出する。
●[ステップSD10]物理量の偏差が閾値より大きいか否か判断し、大きい場合(YES)にはステップSD11へ移行し、大きくない場合(NO)にはステップSD12へ移行する。
●[ステップSD11]アラーム処理を実行し、処理を終了する。
●[ステップSD12]可動部の動作が完了したか否か判断し、動作が完了した場合(YES)にはステップSD13へ移行し、完了していない場合(NO)にはステップSD02へ戻り処理を継続する。
●[ステップSD13]サイクル終了か否か判断し、サイクルが終了の場合(YES)には処理を終了し、終了していない場合(NO)にはステップSD01へ戻り処理を継続する。
1 固定プラテン
2 リアプラテン
3 可動プラテン
4 タイバー
5 金型
5a 固定側金型
5b 可動側金型
6 トグルリンク機構
6a クロスヘッド
7 ボールネジ
8 型締用サーボモータ
9 ベルト
10 プーリ
11 プーリ
12 位置・速度検出器
13 エジェクタ装置
13a エジェクタ用サーボモータ
13b 位置・速度検出器
13c 動力伝達部
13d ボールネジ/ナット機構
14 型締力調整機構
14a 型締力調整用モータ
15 機台

20 射出シリンダ
21 ノズル部
22 射出スクリュ
23 スクリュ回転用サーボモータ
24 動力伝達部
25 射出用サーボモータ
26 動力伝達部
27 ホッパ

30 制御装置
31 サーボアンプ
32 サーボインタフェース
33 バス
34 メモリ
34a RAM
34b ROM
35 プロセッサ(CPU)
36 表示装置インタフェース
37 LCD(液晶表示装置)
38 PMC(プログラマブル・マシン・コントローラ)

Claims (4)

  1. 射出成形機の可動部を駆動する駆動部と、
    前記可動部の速度を検出する速度検出部と、
    前記可動部に加わる負荷、前記可動部の駆動力、前記可動部のサーボ回路の位置偏差、前記可動部のサーボ回路の速度偏差のうちいずれか一つを物理量として検出する物理量検出部と、
    前記検出した物理量にフィルタ処理を行うフィルタ処理部と、
    該フィルタ処理を行った後の物理量が所定値を超えた場合に可動部の異常を検出する異常検出部とを備えた射出成形機の異常検出装置であって、
    前記フィルタ処理部のフィルタ特性を前記検出した可動部の速度が速くなるにしたがってフィルタの応答が速くなるように調整するフィルタ特性調整部を設けたことを特徴とする射出成形機の異常検出装置。
  2. 射出成形機の可動部の駆動部と、
    前記可動部の速度を検出する速度検出部と、
    前記可動部に加わる負荷、前記可動部の駆動力、前記可動部のサーボ回路の位置偏差、前記可動部のサーボ回路の速度偏差のうちいずれか一つを物理量として検出する物理量検出部と、
    前記物理量を可動部の動作中の経過時間あるいは可動部の動作中の位置に対応させて基準物理量として記憶する記憶部と、
    該記憶された基準物理量と現在の物理量を可動部の動作中の経過時間あるいは可動部の動作中の位置に対応させて順次比較し偏差を求める物理量偏差算出部と、
    前記求めた物理量偏差にフィルタ処理を行うフィルタ処理部と、
    該フィルタ処理を行った後の物理量偏差が閾値を超えた場合に異常を検出する異常検出部とを有する射出成形機の異常検出装置であって、
    前記フィルタ処理部のフィルタ特性を前記検出した可動部の速度が速くなるにしたがってフィルタの応答が速くなるように調整するフィルタ特性調整部を設けたことを特徴とする射出成形機の異常検出装置。
  3. 射出成形機の可動部の駆動部と、
    前記可動部の速度を検出する速度検出部と、
    前記可動部に加わる負荷、前記可動部の駆動力、前記可動部のサーボ回路の位置偏差、前記可動部のサーボ回路の速度偏差のうちいずれか一つを物理量として検出する物理量検出部と、
    前記検出した物理量にフィルタ処理を行うフィルタ処理部と、
    該フィルタ処理を行った後の物理量を可動部の動作中の経過時間あるいは可動部の動作中の位置に対応させて基準物理量として記憶する記憶部と、
    該記憶された基準物理量とフィルタ処理を行った後の現在の物理量を可動部の動作中の経過時間あるいは可動部の動作中の位置に対応させて順次比較し偏差を求める物理量偏差算出部と、
    前記求めた物理量偏差が閾値を超えた場合に異常を検出する異常検出部とを有する射出成形機の異常検出装置であって、
    前記フィルタ処理部のフィルタ特性を前記検出した可動部の速度が速くなるにしたがってフィルタの応答が速くなるように調整するフィルタ特性調整部を設けたことを特徴とする射出成形機の異常検出装置。
  4. 射出成形機の可動部の駆動部と、
    前記可動部の速度を検出する速度検出部と、
    前記可動部に加わる負荷、前記可動部の駆動力、前記可動部のサーボ回路の位置偏差、前記可動部のサーボ回路の速度偏差のうちいずれか一つを物理量として検出する物理量検出部と、
    前記物理量を可動部の動作中の経過時間あるいは可動部の動作中の位置に対応させて基準物理量として記憶する記憶部と、
    前記検出した物理量と前記記憶した物理量のそれぞれにフィルタ処理を行うフィルタ処理部と、
    該フィルタ処理を行った後の基準物理量とフィルタ処理を行った後の現在の物理量を可動部の動作中の経過時間あるいは可動部の動作中の位置に対応させて順次比較し偏差を求める物理量偏差算出部と、
    前記求めた物理量偏差が閾値を超えた場合に異常を検出する異常検出部とを有する射出成形機の異常検出装置であって、
    前記フィルタ処理部のフィルタ特性を前記検出した可動部の速度が速くなるにしたがってフィルタの応答が速くなるように調整するフィルタ特性調整部を設けたことを特徴とする射出成形機の異常検出装置。
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