JP5911405B2 - 列車通信システムおよび列車通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、列車と地上側との間で通信を行う列車通信システムに関するものである。
従来、鉄道システムの運行管理方法として、下記特許文献1において、指令センタから路線名、上り・下りを指定して列車宛に通行情報を送信し、列車において、搭載しているGPSから得られる位置情報に基づいて現在位置を求め、通行情報内の警告メッセージ報知駅に到達後、通行情報の内容を確認すべき旨の警告メッセージを表示することで、運転士へ確実な情報伝達を行う技術が開示されている。
特開2003−137099号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、情報を配信する列車を指定する方法として、路線名、上り・下りを指定しているが、配信対象となる列車が複数になる場合の動作が明記されていない。そのため、対象となる列車に1つずつ指定して送信すると、台数が増えた場合には操作の負荷が大きくなる、という問題があった。また、車上側の情報処理装置を交換した場合には、地上で記録されているIPアドレスを変更する必要があり、車両の台数が増えた場合の管理負荷が大きくなる、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の列車を指定した通信を行う際の作業負荷を低減可能な列車通信システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、列車に搭載された車上システムおよび地上に設置された地上システムから構成される列車通信システムであって、前記車上システムが車上通信制御装置を備え、前記地上システムが通信制御サーバと列車制御端末とを備える場合に、前記車上通信制御装置は、自装置が搭載された列車を特定する列車情報、運行情報、および自装置のアドレスの情報を格納した車両情報通知を前記通信制御サーバへ送信し、前記列車制御端末は、生成した制御対象の列車の制御に必要なデータを前記地上システムから制御対象の列車の車上通信制御装置へ送信する際、制御対象の列車の列車情報を指定して前記通信制御サーバに問い合わせて得た前記運行情報を用いて、当該データを前記通信制御サーバへ送信し、前記通信制御サーバは、登録した前記車両情報通知の内容に基づいて、前記データを前記運行情報に対応する列車の車上通信制御装置のアドレス宛に送信し、前記車上通信制御装置から前記データに従って実行した車両制御アプリケーションによる処理結果を受信し、前記処理結果を前記列車制御端末へ送信する、ことを特徴とする。
この発明によれば、複数の列車を指定した通信を行う際の作業負荷を低減できる、という効果を奏する。
図1は、実施の形態1の列車通信システムの構成例を示す図である。 図2は、実施の形態1の車上通信制御装置の構成例を示す図である。 図3は、実施の形態1の通信制御サーバの構成例を示す図である。 図4は、実施の形態1における車両の型式を指定した通信を行う場合の処理を示すシーケンス図である。 図5は、サーバ登録情報保持部が保持する登録情報の構成例を示す図である。 図6は、列車制御端末が送信するデータの構成例を示す図である。 図7は、実施の形態2における車両の型式を指定した通信を行う場合の処理を示すシーケンス図である。
以下に、本発明にかかる列車通信システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態の列車通信システムの構成例を示す図である。列車通信システムは、車上システム1a,1bと地上システム5から構成され、車上システム1a,1bと地上システム5がネットワーク4を介して接続している。なお、説明の便宜上、図1では車上システムを車上システム1a,1bの2つとしているが、これに限定するものではない。地上システム5は、ネットワーク4を介して異なる列車に搭載された複数の車上システムと接続することが可能である。
車上システム1a,1bは、それぞれ別々の列車に搭載されており、編成番号、列車番号、路線名、車両の型式、車両番号およびIPアドレスの設定、また、地上システム5から受け付けた運行情報等のデータに従ってアプリケーションを実行する。地上システム5は、車上システム1a,1bから当該車上システム1a,1bが搭載された列車の編成番号、列車番号、路線名、車両の型名、車両番号およびIPアドレスの情報を取得・保持し、運行情報等のデータを車上システム1a,1bが搭載された列車と通信する際に使用する。ネットワーク4は、携帯電話や無線LAN等の無線通信技術を使用した既存の回線である。
車上システム1aの構成について説明する。車上システム1aは、車上通信制御装置2aと、アプリケーション実行部3aと、を備える。車上通信制御装置2aは、装置起動時に、編成番号、列車番号、路線名、車両の型式、車両番号、IPアドレスを格納した車両情報通知を地上システム5へ送信する。アプリケーション実行部3aは、地上システム5から受信した運行情報等のデータに従ってアプリケーションを実行する。例えば、受信したデータに従って、必要に応じて列車内の空調、電力、モータ等を制御することが可能である。なお、車上システム1bは、車上通信制御装置2bと、アプリケーション実行部3bと、を備えており、各構成の機能は車上システム1aと同様である。
地上システム5の構成について説明する。地上システム5は、ルータ6と、スイッチ(SW)7と、通信制御サーバ8と、列車制御端末9と、を備える。ルータ6は、地上システム5をネットワーク4に接続する通信機器である。スイッチ7は、通信制御サーバ8と接続し、通信制御サーバ8の通信を中継する通信機器である。通信制御サーバ8は、車上システム1a,1bからそれぞれの車上システム1a,1bが搭載された列車の編成番号、列車番号、路線名、車両の型式、車両番号、IPアドレスを取得・保持し、車上システム1a,1bと列車制御端末9の間の通信を制御する。列車制御端末9は、列車の編成番号、列車番号、路線名、車両の型式、車両番号を宛先として運行情報等の列車の制御に必要なデータを生成して、通信制御サーバ8に送信する。地上システム5では、通信制御サーバ8が、列車制御端末9で生成されたデータを、編成番号、列車番号、路線名、車両の型式、車両番号に対応する列車上の車上システム1a,1bに送信することにより、列車制御端末9において、列車の空調や電力、モータ等を制御し、列車からの走行情報などを管理することができる。ここで、列車の編成番号、列車番号、路線名を列車の運行に関する運行情報とし、車両の型式、車両番号を列車固有の列車情報とする。
図2は、本実施の形態の車上通信制御装置2a(2b)の構成例を示す図である。車上通信制御装置2a(2b)は、車上登録情報処理部21と、車上登録情報保持部22と、車上制御部23と、車上通信部24と、を備える。車上登録情報処理部21は、整備員または乗務員から編成番号、列車番号、路線名、車両の型式、車両番号、IPアドレスの入力を受け付け、車上登録情報保持部22の内容を変更する。また、整備員または乗務員が確認できるように表示部を備えてもよい。車上登録情報保持部22は、自システムが搭載された列車の現在の編成番号、列車番号、路線名、車両の型式、車両番号、IPアドレスの情報を保持する記憶部である。車上制御部23は、列車の起動時に地上システム5側へ車両情報通知を送信する制御等を行う。車上通信部24は、地上システム5側へ車両情報通知を送信し、また、地上システム5からのデータを受信する処理を行う。地上システム5から受信したデータについては、車上通信部24がアプリケーション実行部3a(3b)へ転送する。
図3は、本実施の形態の通信制御サーバ8の構成例を示す図である。通信制御サーバ8は、サーバ登録情報処理部81と、サーバ登録情報保持部82と、サーバ制御部83と、サーバ通信部84と、を備える。サーバ登録情報処理部81は、各列車から通知された編成番号や列車番号、路線名、車両の型式、車両番号、IPアドレスを受信し、サーバ登録情報保持部82に登録する。また、システムの管理者等が確認できるように表示部を備えてもよい。サーバ登録情報保持部82は、自システムと接続する列車の編成番号、現在の列車番号、路線名、車両の型式、車両番号、IPアドレスの情報を保持する記憶部である。サーバ制御部83は、車上システム1a,1b側から車両情報通知を受信した場合に、サーバ登録情報処理部81を介してサーバ登録情報保持部82に登録または内容を変更する制御を行い、また、列車制御端末9から受信した運行情報等のデータを車上システム1a,1b側へ送信する制御および車上システム1a,1bから受信したデータを列車制御端末9側へ送信する制御等を行う。サーバ通信部84は、車上システム1a,1b側へ運行情報等のデータを送信し、また、車上システム1a,1bからの車両情報通知を受信する処理を行うとともに、車上システム1a,1bから受信したデータを列車制御端末9側へ送信する処理を行う。
つづいて、列車通信システムにおいて、列車通信方法として、車両の型式を指定し、2台の列車(編成番号H1,H2)と通信を行う場合の処理について説明する。図4は、本実施の形態における車両の型式を指定した通信を行う場合の処理を示すシーケンス図である。まず、列車の運行前において整備員または乗務員が、車上通信制御装置2aに編成番号、列車番号、路線名、車両の型式、車両番号、IPアドレスを設定し、車上通信制御装置2aの車上登録情報保持部22に保存し、車上通信制御装置2aを立ち上げる(ステップS1)。車上通信制御装置2aでは、車上制御部23が、車両の登録情報を格納した車両情報通知を、車上通信部24を介して通信制御サーバ8へ送信する(ステップS2)。車両情報通知には、編成番号H1、列車番号A1、車両の型式200系、車両番号200−1、路線名東海道線、IPアドレス192.168.0.1、の情報が含まれる。
通信制御サーバ8では、サーバ通信部84で車両情報通知を受信し、サーバ制御部83が、サーバ登録情報処理部81を介してサーバ登録情報保持部82の登録情報の内容を登録する(ステップS3)。
同様に、列車の運行前において整備員または乗務員が、車上通信制御装置2bに編成番号、列車番号、路線名、車両の型式、車両番号、IPアドレスを設定し、車上通信制御装置2bの車上登録情報保持部22に保存し、車上通信制御装置2bを立ち上げる(ステップS4)。車上通信制御装置2bでは、車上制御部23が、車両の登録情報を格納した車両情報通知を、車上通信部24を介して通信制御サーバ8へ送信する(ステップS5)。車両情報通知には、編成番号H2、列車番号A2、車両の型式200系、車両番号200−2、路線名東海道線、IPアドレス192.168.0.2、の情報が含まれる。
通信制御サーバ8では、サーバ通信部84で車両情報通知を受信し、サーバ制御部83が、サーバ登録情報処理部81を介してサーバ登録情報保持部82の登録情報の内容を登録する(ステップS6)。
図5は、サーバ登録情報保持部82が保持する登録情報の構成例を示す図である。登録情報は、登録番号(No.)と、編成番号と、列車番号と、車両の型式と、車両番号と、路線名と、IPアドレスと、から構成される。図5に示すように、車上通信制御装置2aから通知された車両情報通知を元にNo.1として編成番号H1、列車番号A1、車両の型式200系、車両番号200−1、路線名東海道線、IPアドレス192.168.0.1としてサーバ登録情報保持部82に登録される。また、車上通信制御装置2bから通知された車両情報通知を元にNo.2として編成番号H2、列車番号A2、車両の型式200系、車両番号200−2、路線名東海道線、IPアドレス192.168.0.2としてサーバ登録情報保持部82に登録される。なお、図5では、No.3として編成番号H3の登録内容の例を示しており、図の例のように、車両の型式、路線名等が異なる複数の列車について登録情報を保持することが可能である。
つぎに、列車制御端末9において、車両の型式200系の車両に対して、列車の状態を制御する必要が発生した場合には、制御対象の車両の型式200系に対応する編成番号の一覧を取得するため、車両型式解決要求を通信制御サーバ8へ送信する(ステップS7)。
通信制御サーバ8では、サーバ通信部84で制御データを受信すると、サーバ制御部83が、サーバ登録情報処理部81を介してサーバ登録情報保持部82の内容を確認し、車両の型式200系に対する編成番号H1,H2を取得する(ステップS8)。そして、通信制御サーバ8では、サーバ制御部83が、列車制御端末9に対して、サーバ通信部84を介して車両型式解決応答として通知する(ステップS9)。
列車制御端末9は、車両型式解決応答を受信後、車両の型式200系に対応する編成番号H1に対して制御データを送信する(ステップS10)。図6は、列車制御端末9が送信するデータの構成例を示す図である。データには、通信先アドレス61(通信制御サーバ)、制御対象62(編成番号H1)、制御データ63の領域がある。通信ヘッダ64に、通信先アドレス61(通信制御サーバ)および制御対象62(編成番号H1)が設定され、通信データ65に、制御データ63が格納される。
通信制御サーバ8では、サーバ通信部84で制御データを受信すると、サーバ制御部83が、サーバ登録情報処理部81を介してサーバ登録情報保持部82の内容を確認し、編成番号H1に対するIPアドレス192.168.0.1を取得する(ステップS11)。そして、通信制御サーバ8では、サーバ制御部83が、取得したIPアドレスを通信ヘッダ64の通信先アドレス61に設定し、編成番号H1の車上通信制御装置2aに対して制御データを送信する(ステップS12)。
編成番号H1である列車の車上通信制御装置2aでは、車上通信部24が、受信した制御データをアプリケーション実行部3aへ転送する。そして、車上通信部24は、アプリケーション実行部3aから制御を実行した処理結果を受け取り、この処理結果を列車制御端末宛データとして通信制御サーバ8へ送信する(ステップS13)。そして、通信制御サーバ8が、受信した列車制御端末宛データを列車制御端末9へ送信する(ステップS14)。
同様に、列車制御端末9は、車両型式解決応答を受信後、車両の型式200系に対応する編成番号H2に対して制御データを送信する(ステップS15)。
通信制御サーバ8では、サーバ通信部84で制御データを受信すると、サーバ制御部83が、サーバ登録情報処理部81を介してサーバ登録情報保持部82の内容を確認し、編成番号H2に対するIPアドレス192.168.0.2を取得する(ステップS16)。そして、通信制御サーバ8では、サーバ制御部83が、取得したIPアドレスを通信ヘッダ64の通信先アドレス61に設定し、編成番号H2の車上通信制御装置2bに対して制御データを送信する(ステップS17)。
編成番号H2である列車の車上通信制御装置2bでは、車上通信部24が、受信した制御データをアプリケーション実行部3bへ転送する。そして、車上通信部24は、アプリケーション実行部3bから制御を実行した処理結果を受け取り、この処理結果を列車制御端末宛データとして通信制御サーバ8へ送信する(ステップS18)。そして、通信制御サーバ8が、受信した列車制御端末宛データを列車制御端末9へ送信する(ステップS19)。これにより、列車制御端末9では、車両の型式200系の車両に対する編成番号を指定した制御データを通信制御サーバ8へ送信し、通信制御サーバ8が制御対象の列車の車上通信制御装置2a,2bへ制御に必要なデータを送信することにより、対象の列車の制御を行うことができる。
以上説明したように、本実施の形態では、車上通信制御装置2a,2bが、列車の編成番号、列車番号、車両の型式、車両番号、路線名、IPアドレスが格納された車両情報通知を通信制御サーバ8へ送信し、通信制御サーバ8は、受信した車両情報通知に基づいて車両の情報を登録することとした。これにより、列車制御端末9では、制御対象の車両の型式に対する編成番号の一覧を通信制御サーバ8から取得し、制御対象の列車の編成番号を指定した制御データを通信制御サーバ8に送信することにより、車両の型式(例えば、200系)を指定して制御対象の列車が複数ある場合においても、作業負荷を抑えて、制御対象の列車と通信を行うことができる。
なお、本実施の形態では、制御対象として列車の型式を指定したが、これに限定するものではなく、列車番号、路線名、車両番号に対応する編成番号を取得することにより、路線名や車両番号の列車を制御対象とすることも可能である。
実施の形態2.
実施の形態1では、列車制御端末9が、通信制御サーバ8から制御対象の車両の型式に対する編成番号の一覧を取得して制御データを送信する場合の動作を説明した。本実施の形態では、列車制御端末9は、車両の型式に対する編成番号を取得せず、車両の型式を制御対象に設定して通信を行う。実施の形態1と異なる部分について説明する。
図7は、本実施の形態における車両の型式を指定した通信を行う場合の処理を示すシーケンス図である。本実施の形態における列車通信システム、車上通信制御装置2a,2b、および通信制御サーバ8の構成は、実施の形態1(図1〜3参照)と同様である。なお、車上通信制御装置2a,2bから車両情報通知を送信して通信制御サーバ8のサーバ登録情報を変更するまでの動作は実施の形態1と同様である(ステップS1〜S6)。
つぎに、列車制御端末9において、車両の型式200系の車両に対して、列車の状態を制御する必要が発生した場合には、通信ヘッダの制御対象に車両の型式200系を設定した制御データを通信制御サーバ8へ送信する(ステップS21)。
通信制御サーバ8では、サーバ通信部84で制御データを受信すると、サーバ制御部83が、サーバ登録情報処理部81を介してサーバ登録情報保持部82の内容を確認し、車両の型式200系に対応する編成番号とIPアドレスを取得する(ステップS22)。図5の例では、該当する列車として、編成番号H1、IPアドレス192.168.0.1を持つ列車、および、編成番号H2、IPアドレス192.168.0.2を持つ列車の情報を取得する。そして、通信制御サーバ8では、サーバ制御部83が、取得したIPアドレスを通信ヘッダ64の通信先アドレス61に設定し、編成番号H1の車上通信制御装置2aに対して制御データを送信する(ステップS12)。
編成番号H1である列車の車上通信制御装置2aでは、車上通信部24が、受信した制御データをアプリケーション実行部3aへ転送する。そして、車上通信部24は、アプリケーション実行部3aから制御を実行した処理結果を受け取り、この処理結果を列車制御端末宛データとして通信制御サーバ8へ送信する(ステップS13)。
同様に、通信制御サーバ8では、サーバ制御部83が、取得したIPアドレスを通信ヘッダ64の通信先アドレス61に設定し、編成番号H2の車上通信制御装置2bに対して制御データを送信する(ステップS17)。
編成番号H2である列車の車上通信制御装置2bでは、車上通信部24が、受信した制御データをアプリケーション実行部3bへ転送する。そして、車上通信部24は、アプリケーション実行部3bから制御を実行した処理結果を受け取り、この処理結果を列車制御端末宛データとして通信制御サーバ8へ送信する(ステップS18)。
通信制御サーバ8では、車両の型式200系に対応するすべての編成番号の列車から処理結果である列車制御端末宛データを受信後、列車制御端末宛データの内容を含む制御データ送信応答を列車制御端末9へ送信する(ステップS23)。
以上説明したように、本実施の形態では、列車制御端末9が、制御対象の車両の型式を指定した制御データを通信制御サーバ8へ送信し、通信制御サーバ8が、指定された車両の型名に対応する編成番号、IPアドレスを取得し、対応する車両へ制御データを送信することとした。これにより、実施の形態1の効果に加えて、車両型式解決要求および車両型式解決応答を送受信しない分、列車制御端末9と通信制御サーバ8との間の通信を減らすことができる。
なお、本実施の形態では、制御対象として列車の型式を指定したが、これに限定するものではなく、路線名、車両番号の列車を制御対象とすることも可能である。
なお、実施の形態1,2では、列車側と地上と通信を行う場合について説明したが、移動する対象は列車に限定するものではなく、例えば、航空機、船舶、バス等との通信システムにも適用可能である。
以上のように、本発明にかかる列車通信システムは、通信を行う一方が移動する通信システムに有用であり、特に、列車と通信を行う場合に適している。
1a,1b 車上システム、2a,2b 車上通信制御装置、3a,3b アプリケーション実行部、4 ネットワーク、5 地上システム、6 ルータ、7 スイッチ(SW)、8 通信制御サーバ、9 列車制御端末、21 車上登録情報処理部、22 車上登録情報保持部、23 車上制御部、24 車上通信部、81 サーバ登録情報処理部、82 サーバ登録情報保持部、83 サーバ制御部、84 サーバ通信部。

Claims (2)

  1. 列車に搭載された車上システムおよび地上に設置された地上システムから構成される列車通信システムであって、前記車上システムが車上通信制御装置を備え、前記地上システムが通信制御サーバと列車制御端末とを備える場合に、
    前記車上通信制御装置は、
    自装置が搭載された列車を特定する列車情報、運行情報、および自装置のアドレスの情報を格納した車両情報通知を前記通信制御サーバへ送信し、
    前記列車制御端末は、
    生成した制御対象の列車の制御に必要なデータを前記地上システムから制御対象の列車の車上通信制御装置へ送信する際、制御対象の列車の列車情報を指定して前記通信制御サーバに問い合わせて得た前記運行情報を用いて、当該データを前記通信制御サーバへ送信し、
    前記通信制御サーバは、
    登録した前記車両情報通知の内容に基づいて、前記データを前記運行情報に対応する列車の車上通信制御装置のアドレス宛に送信し、前記車上通信制御装置から前記データに従って実行した車両制御アプリケーションによる処理結果を受信し、前記処理結果を前記列車制御端末へ送信する、
    ことを特徴とする列車通信システム。
  2. 列車に搭載された車上システムおよび地上に設置された地上システムから構成される列車通信システムにおける列車通信方法であって、前記車上システムが車上通信制御装置を備え、前記地上システムが通信制御サーバと列車制御端末とを備える場合に、
    前記車上通信制御装置が、自装置が搭載された列車を特定する列車情報、運行情報、および自装置のアドレスの情報を格納した車両情報通知を前記通信制御サーバへ送信する車両情報通知ステップと、
    前記列車制御端末が、生成した制御対象の列車の制御に必要なデータを前記地上システムから制御対象の列車の車上通信制御装置へ送信する際、制御対象の列車の列車情報を指定して対応する運行情報を前記通信制御サーバに問い合わせる問い合わせステップと、
    前記通信制御サーバが、登録した前記車両情報通知の内容に基づいて、問い合わせに対応する前記運行情報を前記列車制御端末へ送信する応答ステップと、
    前記列車制御端末が、前記通信制御サーバから得た前記運行情報を用いて、前記データを前記通信制御サーバへ送信するデータ送信ステップと、
    前記通信制御サーバが、登録した前記車両情報通知の内容に基づいて、前記データを前記運行情報に対応する列車の車上通信制御装置のアドレス宛に送信するデータ転送ステップと、
    前記通信制御サーバが、前記車上通信制御装置から前記データに従って実行した車両制御アプリケーションによる処理結果を受信し、前記処理結果を前記列車制御端末へ送信する処理結果転送ステップと、
    を含むことを特徴とする列車通信方法。
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