JP5911187B1 - 飲料供給システム - Google Patents

飲料供給システム Download PDF

Info

Publication number
JP5911187B1
JP5911187B1 JP2015545553A JP2015545553A JP5911187B1 JP 5911187 B1 JP5911187 B1 JP 5911187B1 JP 2015545553 A JP2015545553 A JP 2015545553A JP 2015545553 A JP2015545553 A JP 2015545553A JP 5911187 B1 JP5911187 B1 JP 5911187B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beverage
refrigerant
flow path
pipe
supply system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015545553A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2016051626A1 (ja
Inventor
勝健 田口
勝健 田口
義孝 冨野
義孝 冨野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Breweries Ltd
Original Assignee
Asahi Breweries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Breweries Ltd filed Critical Asahi Breweries Ltd
Application granted granted Critical
Publication of JP5911187B1 publication Critical patent/JP5911187B1/ja
Publication of JPWO2016051626A1 publication Critical patent/JPWO2016051626A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67DDISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B67D1/00Apparatus or devices for dispensing beverages on draught
    • B67D1/06Mountings or arrangements of dispensing apparatus in or on shop or bar counters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67DDISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B67D1/00Apparatus or devices for dispensing beverages on draught
    • B67D1/08Details
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D11/00Self-contained movable devices, e.g. domestic refrigerators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D19/00Arrangement or mounting of refrigeration units with respect to devices or objects to be refrigerated, e.g. infrared detectors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D7/00Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
    • F28D7/10Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being arranged one within the other, e.g. concentrically

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

【課題】客人のテーブルから飲料の供給を可能とする飲料供給システムにおいて、新規な構成を提案する。【解決手段】飲料容器(ビール樽(3))と、冷媒を循環して供給する冷媒冷却機(7)と、飲料注出コック(4)と、飲料容器(ビール樽(3))から飲料注出コック(4)へ飲料を供給する飲料供給管(20)と、冷媒冷却機(7)から吐出される冷媒を流すための冷媒流路(32)、及び、飲料供給管(20)から供給される飲料を流すための飲料流路(22)が形成される冷却多重管(10A,10B)と、を備える飲料供給システムであって、冷却多重管(10A,10B)において、冷媒と飲料の熱交換が行われる、こととする。

Description

本発明は、ビール等の飲料を供給する飲料供給システムに関するものである。
従来、例えば、特許文献1に開示されるように、飲料供給装置を客人のテーブルに設置するとともに、客人が自ら冷却された飲料を確保できるようにした飲料供給装置が知られている。
この種の飲料供給装置では、厨房等のバックヤードにビール樽などの貯蔵部が配置されるとともに、貯蔵部と飲料供給装置の間が配管で接続される。飲料供給装置には、氷やドライアイス等により冷却管内の飲料を冷却する冷却部が設けられ、冷却部において飲み頃の温度に冷却される。
実開平5−697号公報
しかしながら、従来のように客人のテーブルに飲料供給装置を設置する形態では、各テーブルに飲料供給装置を設置する必要があるため、テーブル数だけ飲料供給装置が必要となって装置の購入費用が高額になるとともに、施工期間に長期間を要することや、施工費が嵩んでしまうという課題がある。
加えて、各テーブルに飲料供給装置が設置されることとなると、各テーブル周りに電源を供給する電源コードを這わせる必要がある、テーブル毎に飲料供給装置の設置スペースが必要となる、など、テーブル周りが煩雑になってしまう。同時に店舗内のスペースが複数の飲料供給装置によって奪われてしまう。
さらに、飲料供給装置の冷却ファンの駆動による廃熱、排風、ノイズにより、テーブルの客人に不快感を与えてしまうことが懸念される。また、氷やドライアイス等の冷却材の利用により電源を使用しない構成とする場合であっても、店員による冷却材の補充作業によって客人に不快感を与えてしまうことが懸念される。また、テーブル毎の飲料供給装置の冷却材の補給やメンテナンス等で店員の負担も増加する。
他方、貯蔵部と飲料供給装置は配管で接続されるが、配管内の飲料は、テーブルの飲料供給装置から供給されない限り配管内で滞留し続けることになる。
このような配管内での滞留が生じると、滞留した飲料の風味などの品質が低下し、後にテーブルにおいて供給された際に、品質が低下した飲料を客人に提供してしまうことになる。
特に飲料がビールの場合には、貯蔵部から供給された後に配管内で温度上昇し、その後に飲料供給装置で冷却されるようなことがあると、温度上昇、低下の繰り返しによって品質の低下が顕著になることが懸念される。
また、店舗のフロアスペースが広大であり、配管の長さが長い場合においては、配管内で滞留する飲料の量が多くなり、滞留時間も長くなるため、飲料の品質低下が顕著になることが懸念される。
そこで、本発明は以上の問題に鑑み、客人のテーブルから飲料の供給を可能とする飲料供給システムにおいて、新規な構成を提案するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1に記載のごとく、
飲料容器と、
冷媒を循環して供給する冷媒冷却機と、
飲料注出コックと、
前記飲料容器から前記飲料注出コックへ飲料を供給する飲料供給管と、
前記冷媒冷却機から吐出される冷媒を流すための冷媒流路、及び、飲料供給管から供給される飲料を流すための飲料流路が形成される冷却多重管と、
を備える飲料供給システムであって、
前記冷却多重管において、冷媒と飲料の熱交換が行われるものであり、
前記飲料容器及び前記冷媒冷却機は、客人が利用するテーブルの真下から離れた別の位置に設置され、
前記飲料注出コックは、客人が利用するテーブルに設置されるものであり、
前記飲料容器から離れた位置のテーブルに設置される前記飲料注出コックに飲料を供給する過程において前記冷却多重管で飲料を冷却し、前記冷却多重管にて冷却された温度にて前記飲料注出コックから飲料を抽出可能とするものであり、
少なくとも前記テーブルと、前記飲料容器及び前記冷媒冷却機が設置される位置の間の区間に、前記冷却多重管が設けられる
飲料供給システムとする。
また、請求項2に記載のごとく、冷却多重管は、内側に飲料が流れる飲料流路と、飲料流路の周囲に冷媒が流れる冷媒流路と、を有することとする。
また、請求項3に記載のごとく、前記冷却多重管は、三重管構造であって、
最も内側に飲料が流れる飲料流路と、その外側に冷媒の復流が流れる内側冷媒流路と、更にその外側に冷媒の往流が流れる外側冷媒流路と、を有する構成とする、
又は、
最も内側に飲料が流れる飲料流路と、その外側に冷媒の往流が流れる内側冷媒流路と、更にその外側に冷媒の復流が流れる外側冷媒流路と、を有する構成とする。
また、請求項4に記載のごとく、冷却多重管において、冷媒流路内で流れる冷媒の流向は、飲料流路内で飲料注出コックに向かって流れる飲料の流向と逆である、こととする。
また、請求項5に記載のごとく、
前記冷却多重管は、
床面、又は、天井面、又は、壁面の裏側に配設される、或いは、
床面、又は、天井面、又は、壁面に現れるように配設される、こととする。
また、請求項6に記載のごとく、
前記冷却多重管にヒーターが付設される、こととする。
また、請求項7に記載のごとく、
前記冷媒の温度、流量を制御する制御装置と、
前記飲料注出コックの近傍に設けた温度計と、を備え、
前記制御装置は前記温度計による測定温度と、設定温度とを比較し、
前記測定温度を前記設定温度に近づけるように前記冷媒の温度、流量を制御する、こととする。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、請求項1に記載の発明においては、客人のテーブルに飲料注出コックを設置し、客人が自ら冷却された飲料を確保するための飲料供給システムにおいて、冷却多重管を例えば床下や、テーブルの支柱に納めるようにして設置することが可能となる。また、テーブル周りに飲料供給装置を設置する必要がなく、テーブル周りが煩雑になってしまうことがなく、設置コストも低廉に抑えることが可能となる。さらに、飲料供給管や冷却多重管内において滞留するビールの品質を低下させることなく、飲料注出コックからは常に品質を維持したビールを注出させることが可能となる。
また、請求項2に記載の発明においては、飲料流路の周囲を冷媒で取り囲むように冷却することができ、効率よく熱交換を行うことができる。この構成は、特に、冷媒として食品添加可能なプロピレングリコール(PG)が使用され、管壁が予期せぬ破損し飲料に混入したとしても、問題となる可能性が低い場合に好適に使用できる。
また、請求項3に記載の発明においては、外気温等の冷却多重管の外部からの熱の影響を外側冷媒流路により小さくすることができ、内側冷媒流路を流れる冷媒により、確実にビールを冷却することが出来る。
また、請求項4に記載の発明においては、飲料注出コックに近い側において最も温度の低い冷媒を利用した熱交換を行うことができ、飲料注出コックにおける飲料の温度を最低温度にすることが可能となる。
本発明に係る飲料供給システムの実施の概要について示す図。 本発明に係る飲料供給システムの構成例について示す図。 冷却多重管の概要について示す図。 (A)は冷却多重管の断面形状について示す図。(B)は冷却多重管を三重管で構成する例について示す図。 冷却多重管を三重管で構成する他の例について示す図。 飲料システムの実施形態の例について示す図。 制御装置に関する構成について示す図。
本発明は、図1及び図2に示すように、各テーブル2,2にそれぞれ設置される飲料注出コック4,4から飲料を提供可能とする飲料供給システムである。
本実施例では、ビールを提供する例であり、厨房等のバックヤード6には、飲料容器であるビール樽3や、炭酸ガスボンベ5、冷媒冷却機7が設置されている。
ビール樽3内のビールは、炭酸ガスボンベ5から供給される炭酸ガスによって吐出され、飲料供給管20を通じてテーブル2の飲料注出コック4へと供給される。なお、ビール樽3は、冷却装置9によって所定の温度に冷却されることとしているが、冷却装置9が設けられない構成としてもよい。
図2に示すように、飲料供給管20には、流量計26が設けられており、飲料供給管20を通過するビールの流量を計測できるようにしている。流量計26で計測される流量は、制御装置1へと出力される。
飲料供給管20には、飲料供給管20の流路の開閉を行うバルブ24が設けられており、制御装置1による指令によって、バルブ24の開閉制御が行われるようになっている。
冷媒冷却機7で冷却された冷媒は、冷媒管30へと吐出されて、冷却多重管10A,10Bにてビールを冷却した後、冷媒冷却機7へと戻される。なお、冷媒管30と冷却多重管10A,10Bにより、冷媒を循環する冷媒循環経路が構成される。
冷却多重管10A,10Bは、バックヤード6からテーブル2の飲料注出コック4に至る全経路のうち、複数個所に分けて設置することができる。本実施例では、床下に冷却多重管10Bが配設され、また、テーブル2の支柱2aに冷却多重管10Aが配設され、合計2箇所において冷却が可能な構成となっている。
このように、冷却多重管10A,10Bを複数個所に配置することで、床下等の設置箇所における取り回しが容易になり、施工性に優れた構成が実現できる。また、テーブル2の支柱2aに埋め込むといったように、所望の箇所に冷却多重管10Aを容易に設置することが可能となる。
また、冷媒は、複数ある冷却多重管10A,10Bのうち、飲料注出コック4に最も近い側に配置される冷却多重管10Aにまず供給され、その後、順次、冷却多重管10Bへと流され、冷媒冷却機7へと戻される。
このような冷媒の流し方によれば、冷媒冷却機7から吐出され、ビールと熱交換がされる前の温度の低い冷媒を直接的に飲料注出コック4に近い側に供給することができ、飲料注出コック4に近い側において飲料の温度制御を行えることになる。なお、本実施例と逆方向に冷媒を流すこととしてもよい。
また、飲料供給管20、冷媒管30、冷却多重管10Bは、例えば、店舗フロアの床下に埋設されるほか、天井裏や壁裏にこれらの配管を埋設することなども考えられる。また、埋設させるほか、床面、天井面、壁面など現れるように設置することなども考えられる。また、店舗内に限らず、駅の構内や、公共スペースなどの開放された空間での業態においても実施することが可能である。
さらに、図2に示す本実施例では、冷却多重管は床下に1本、テーブル2の立ち上がり箇所に1本の構成としたが、更に複数の構成としてもよい。例えば、床下の冷却多重管を同一の長さ、あるいは長さの異なる複数本の構成としてコネクタで繋げることなどにより、店舗内の様々なテーブルレイアウトに対応した飲料供給システムを容易に敷設することが可能となる。
また、ビールの飲料注出コック4までの冷却は、テーブル2の支柱2aの冷却多重管10Aの後にも、飲料注出コック4が設けられるタワー40(図2)内に冷媒を循環させて行ってもよい。この場合タワー40内においてもビールが冷却されるため、より温度の安定したビール供給が可能となる。
図3は冷却多重管10Bの概要について示す図である。冷却多重管10B内には、飲料流路22と冷媒流路32が形成される。なお、この冷却多重管10Bの構成は、図2に示すように、示されるテーブル2の支柱2aの冷却多重管10Aにおいても同様に適用される。
図3に示すように、冷却多重管10Bの飲料流路22には、飲料供給管20が接続され、飲料供給管20から冷却多重管10Bの飲料流路22へとビールが流入される。
冷却多重管10Bの冷媒流路32には、冷媒管30がエルボ36を介して接続され、冷媒管30から冷却多重管10Bの冷媒流路32へと冷媒が流入される。
また、冷却多重管10Bの飲料流路22と冷媒流路32は、それぞれ、飲料供給管20と冷媒管30に接続される。換言すれば、一連の飲料供給管20や、一連の冷媒管30において、それぞれ、冷却多重管10Bが介設されることとなっている。
なお、冷却多重管10Bの下方に表される冷媒管30(30F)は、図2において冷却多重管10Aと冷媒冷却機7の間を接続する冷媒管30(30F)である。この冷媒管30内を流れる冷媒は、本実施例では、冷媒冷却機7から離れる方向Fに流れる往流であり、冷却多重管10B内を流れる冷媒は、冷媒冷却機7に戻る方向Rに流れる復流である。
また、飲料供給管20、及び、冷却多重管10B内を流れるビールは、方向Mに流され、冷却多重管10B内においては、ビールが流れる方向Mと、冷媒が流れる方向Rが互いに逆の関係となる。
そして、以上に述べた各配管は、筒状の断熱材50で覆われて、断熱材50に囲まれるようにして一つに束ねられる。断熱材50によって覆うことにより、各配管と外部空気の熱交換を防ぐことができる。
図4(A)は、冷却多重管10Bの断面形状について示す図である。冷却多重管10B内には、飲料流路22と冷媒流路32が形成される。図3に示されるように、飲料流路22は飲料供給管20と連通され、冷媒流路32は冷媒管30と接続される。
図4(A)に示すように、本実施例では、一本の丸管23内に飲料流路22が形成され、丸管23の周囲を丸管43で取り囲み、丸管23の外周面と丸管43の間に、冷媒流路32が形成される構成としている。ここで丸管43と丸管23の間には、冷媒流路32を確実に形成するための図示せぬ支持材が設けられる構造としている。
そして、飲料流路22を流れるビールと冷媒流路32を流れる冷媒の間において、丸管23を通じて熱交換が行われることにより、ビールが冷却される。
図4(A)の構成では、丸管23、43にて二重構造の二重管として構成される。
このような構成は、特に、冷媒として食品添加可能なプロピレングリコール(PG)が使用され、丸管23の管壁23aの予期せぬ破損によりビールに混入したとしても、問題となる可能性が低い場合に好適に使用できる。
また、冷却多重管10Bは、図4(A)に示すような二重管にて構成するほか、例えば、図4(B)に示す冷却多重管10Cのように、内側管10Ca、中間管10Cb、外側管10Ccを有する三重管にて構成し、外側管10Ccと中間管10Cbの間に形成される空間を外側冷媒流路32cとし、内側管10Caと中間管10Cbの間にされる中間の空間を内側冷媒流路32bとし、内側管10Caの内部空間の飲料流路22aを流れるビールを冷却する構成としても良い。この構成では、外気温等の冷却多重管10cの外部からの熱の影響を外側冷媒流路32cにより小さくすることができ、内側冷媒流路32bを流れる冷媒により、確実にビールを冷却することが出来る。
なお、図4(B)において、冷媒冷却機7(図2)から離れる方向に流れる冷媒の流れである往流が外側冷媒流路32cを流れる構成とし、冷媒冷却機7に戻る方向に流れる冷媒の流れである復流が内側冷媒流路32bを流れる構成とするほか、往流を内側冷媒流路32bに流し、復流を外側冷媒流路32cに流すこととしてもよい。
このように、外側冷媒流路32cと内側冷媒流路32bに対し、往流と復流のいずれを流すかについては、特に限定するものではなく、実際の運用において適宜切り替えることとしてもよい。例えば、内側管10Caを流れる飲料の凍結(冷やしすぎ)が発生しやすい状況において、内側管10Caに近い内側冷媒流路32bに対し往流と比較して温度が高い復流を流すことで、凍結が発生し難くすることや、逆に、より短時間で飲料を冷却したい状況において、復流と比較して温度がより低い往流を流すことなども考えられる。このことを考慮して、例えば、冷媒冷却機7に冷媒の循環方向を変える機能を設けることや、冷媒回路中に切替回路を設けることとしてもよい。
また三重管として構成する場合の別の実施例を図5に示す。
本実施例では、一本の丸管23d内に飲料流路22dが形成され、丸管23dの周囲を波型周面を形成する波型管33dと丸管43dとで取り囲み、丸管23dの外周面と波型管33dの間、波型管33dと丸管43dの間に、それぞれ複数の冷媒流路32m,32nが形成される構成としている。ここで波型管33dは、丸管43dの丸管23dに対する支えの役目をしている。
そして、図5に示す構成において、複数形成される冷媒流路32m,32nについて、その一部を、冷媒冷却機7(図2)から離れる方向に流れる冷媒の流れである往流を流すために用い、残りの一部を冷媒冷却機7に戻る方向に流れる冷媒の流れである複流を流すために用いることとする。例えば、冷媒流路32m,32nのうち、丸管23d側に開放されている側を冷媒流路32mとし、丸管43d側に開放されている側を冷媒流路32nとして、冷媒流路32nに往流が流れ、冷媒流路32mに復流が流れる構成とする。これとは逆に、往流を冷媒流路32mに流し、復流を冷媒流路32nに流すこととしてもよい。
これによれば、図3に示す冷却多重管10Bの部位における冷媒管30の設置を省略することができる。つまり、図3において、冷媒冷却機7から離れる方向Fに流れる冷媒(往流)を流すための冷媒管30(30F)を省略することができ、冷媒流路全体の簡略化、断熱材50のサイズダウンを図ることができる。
図6(A)(B)(C)は、飲料システムの実施形態の例について示す図である。
図6(A)は、各テーブル2の飲料注出コック4について、ビール樽3、炭酸ガスボンベ5、冷媒冷却機7が一対一で設けられる形態である。
図6(B)は、各テーブル2,2の飲料注出コック4,4について、ビール樽3、炭酸ガスボンベ5、冷媒冷却機7が共有される形態である。この場合、飲料流路や冷媒経路は適宜分岐されることになる。
図6(C)は、ビール樽3a,3bを複数設け、一方のビール樽3aの残量が少なくなったときに、経路切替え装置27にて自動的にもう一方のビール樽3bからのビールを供給するように経路の切替えを行い、ビール樽3a,3bの交換作業によるビール供給の中断を発生させない構成とするものである。
経路切替え装置27は、経路切替え装置27自身でビール樽3a,3bの残量を測定して経路の切替を自動的に行う構成や、経路切替え装置に27に光センサなどによる液切れセンサを付加して経路の切替を自動的に行う構成とするほか、制御装置1(図7)による制御によって経路の切替が行われることとしてもよい。
以上のように、飲料システムの実施形態としては、多くの形態が考えられる。フロア面積や、テーブル数などは店舗によってさまざまであり、各店舗の状況に応じて適宜選択することができる。
図7は、飲料供給システムの制御に関するシステム構成図である。
図2及び図7に示すように、制御装置1には、飲料供給管20内の温度を測定する温度計25が接続されている。温度計25は飲料供給管20や、飲料注出コック4などに設けることができ、各測定箇所においてビールの温度が測定されるようになっている。
制御装置1には、飲料供給管20内を流れたビールの流量を測定する流量計26が接続されている。流量計26は飲料供給管20や、飲料注出コック4などに設けることができ、各測定箇所においてビールの流量が測定されるようになっている。
制御装置1には、飲料供給管20の流路の開閉を行うバルブ24が接続されている。バルブ24は飲料供給管20や、飲料注出コック4などに設けることができ、制御装置1による指令によって各設置箇所における流路の開閉が行えるようになっている。バルブは例えば制御装置1の電気信号により開閉が可能な電動バルブが使用できる。バルブの形状は既存のものより適宜選択できるが、飲料供給管20をスポンジ通しにより洗浄することを考慮した場合、ボールバルブやピンチバルブが好ましい。
制御装置1には、飲料注出コック4のレバー動作を検出する注出操作検出センサ4aが接続されている。この注出操作検出センサ4aにより、制御装置1において、飲料注出コック4の操作による注出開始/停止を認識できるようになっている。
制御装置1には、冷媒を冷却し、循環させる冷媒冷却機7が接続されている。制御装置1による指令によって、冷媒冷却機7から吐出する冷媒の温度、流量制御や、循環の開始/停止が行えるようになっている。
制御装置1には、テーブル2などに設置される情報表示器60が接続されている。情報表示器60は、会計カウンター8、バックヤードなどにも設けることができ、飲料注出コック4から注出されるビールの温度や、注出されたビールの量や、注出量に基づく会計情報などが、制御装置1から送られる情報などに基づいて表示できるようになっている。テーブル2で客側に表示される表示内容と、会計カウンター8などの管理者側表示される表示内容は、同一又は違うものとすることができる。
なお、情報表示器60については、制御装置1から受信する情報を表示させる機能のみでなく、操作ボタンやタッチパネルを設けることとして、制御装置1に対し、メニューオーダーなど各種情報を発信できる機能を備える構成としてもよい。
以上の制御装置1は、会計カウンターや、バックヤードなどに設置することができ、店員や外部サービス業者などの管理者により、各種設定を行えるようになっている。この制御装置1は、専用の端末によって構成する他、パーソナルコンピュータにソフトウェアとしてインストールされるものであってもよい。さらには、通信により外部に設置され、遠隔監視や遠隔制御ができる構成であってもよい。また、制御装置1は、テーブル毎のビールの温度、注出量などのデータを外部サーバーに送信する構成であっても良い。
そして、制御装置1により以下のような制御が実施可能である。
以下の説明中の符号は、適宜図面を参照するものとする。
<制御例1:注出される飲料の温度制御>
管理者によって設定されたビールの設定温度と、飲料注出コック4の近傍に設けた温度計25による測定温度を比較し、測定温度が高い場合には、冷媒冷却機7から吐出する冷媒の温度を低くする、或いは、冷媒の循環量を多くしてより冷却能力を高め、測定温度を設定温度に近づける。逆に、測定温度が低い場合には、冷媒冷却機7から吐出する冷媒の温度を高くする、或いは、冷媒の循環量を少なくしてより冷却能力を低下させ、測定温度を設定温度に近づける。
これにより、飲料注出コック4において注出されるビールの温度を、管理者によって設定された設定温度に維持することができ、常に飲み頃の温度のビールを客に提供することが可能となる。
<制御例2:流量に基づく飲料の温度制御>
管理者によって設定されたビールの単位時間当たりの流量(例えば、ml/分)と、流量計26にて測定された流量に基づく単位時間当たりの流量とを比較し、後者が多い場合には、冷媒冷却機7から吐出する冷媒の温度を低くする、或いは、冷媒の循環量を多くしてより冷却能力を高め、より短時間で冷却ができるように制御をするものである。
これにより、例えば、複数の客が来店し、来店直後に多量のビールを注出するような状況が発生した場合に、冷却が間に合わなくなる不具合を回避することができる。
<制御例3:外気温を考慮した飲料の温度制御>
管理者によって設定されたビールの目的温度と、温度計25にて測定された温度、外気温、断熱材50の断熱係数に基づいて、冷媒冷却機7から吐出する冷媒の温度、循環量を調整するように制御をするものである。
これにより、外気温の影響を考慮したビールの温度管理が可能となり、常に飲み頃の温度のビールを客に提供することが可能となる。
<制御例4:滞留する飲料の温度制御>
例えば、営業中にテーブル2に一定時間客がいない場合や、閉店時間などにおいて、ビールの注出が行われない状況が生じたとする。このような場合、管理者によって設定されたビールの適正温度と、温度計25による測定温度を比較し、測定温度が高い場合には、冷媒冷却機7から吐出する冷媒の温度を低くする、或いは、冷媒の循環量を多くしてより冷却能力を高め、測定温度を適正温度に近づける。逆に、測定温度が低い場合には、冷媒冷却機7から吐出する冷媒の温度を高くする、或いは、冷媒の循環量を少なくしてより冷却能力を低下させ、測定温度を適正温度に近づける。ここで、適正温度は、飲料供給管20や冷却多重管10A,10Bにおいてビールを凍結させずに冷却をさせる温度であって、例えば、アルコール度数5%前後のビールの場合、5℃〜−3℃の範囲とすることが考えられる。
これにより、飲料供給管20や冷却多重管10A,10B内において滞留するビールの品質を低下させることなく、飲料注出コック4からは常に品質を維持したビールを注出させることが可能となる。
<制御例5:冷やしすぎによる凍結回避の温度制御>
管理者によって設定されたビールの凍結開始温度と、温度計25による測定温度を比較し、測定温度が低い場合には、飲料供給管20や冷却多重管10A,10Bにおけるビールの凍結を避けるために、冷媒冷却機7から吐出する冷媒の温度を高める、或いは、冷媒の循環量を少なくして冷却能力を低下させ、測定温度を凍結開始温度よりも高くする。
これにより、飲料供給管20や冷却多重管10A,10B内において滞留するビールを凍結させることなく、飲料注出コック4からビールが注出できなくなる不具合を防止できる。なお、冷却多重管10A,10Bに電熱線などからなるヒーターを付設し、このヒーターを制御装置1にて制御することで凍結を回避することなども考えられる。
<制御例6:料金計算>
管理者によって設定されたビールの流量単価(例えば、円/ml)と、流量計26にて測定された積算流量に基づいて料金計算を行う。計算結果や消費量は、テーブル2や、会計カウンター8に設置される情報表示器60にリアルタイムに表示させることができる。
これにより、客は適宜料金や飲用量を把握することができ、追加の注出、或いは、終了のタイミングを検討することが可能となる。また、会計カウンター8においては、該当テーブル2におけるビールの飲用量を把握することができ、飲用量に対応した食事の提供などが可能となる。また、料金が積算されるため、客側、店舗側の双方において、料金計算の手間を省くことができる。
<制御例7:定量注出制御>
例えば、500ml(グラス一杯分)など、管理者によって所定の注出量が設定され、流量計26にて測定された流量が所定の注出量と一致した場合に、飲料注出コック4に設置されたバルブ24を閉じることとする。
これにより、客による注出が行われる場合において、所定の注出量だけ注出させることができるようになる。
<制御例8:残量監視制御>
管理者によって設定された飲料容器交換注出量と、流量計26にて測定された積算流量を比較し、積算流量が容器交換注出量を超えた場合には、ビール樽3の残量が少なくなったとして、バックヤードなどに設置される情報表示器60に警告を表示させる。
これにより、警告表示に基づいてバックヤードではビール樽3の交換作業を行うことができる。また、図6(C)に示されるような経路切替え装置27が備えられる場合において、制御装置1による経路切替え装置27の制御により、ビール樽3の切替(経路の切替)が行われる構成とすることもできる。
以上のように本発明を実施することができる。
即ち、図1、図2及び図4(A)に示すように、
飲料容器(ビール樽3)と、
冷媒を循環して供給する冷媒冷却機7と、
飲料注出コック4と、
飲料容器(ビール樽3)から飲料注出コック4へ飲料を供給する飲料供給管20と、
冷媒冷却機7から吐出される冷媒を流すための冷媒流路32及び、飲料供給管20から供給される飲料を流すための飲料流路22が形成される冷却多重管10A,10Bと、を備える飲料供給システムであって、
冷却多重管10A,10Bにおいて、冷媒と飲料の熱交換が行われる、こととするものである。
これにより、客人のテーブルに飲料注出コック4を設置し、客人が自ら冷却された飲料を確保するための飲料供給システムにおいて、冷却多重管10A,10Bを例えば床下や、テーブルの支柱2aに冷却多重管に納めるようにして設置することが可能となる。また、テーブル周りに飲料供給装置を設置する必要がなく、テーブル周りが煩雑になってしまうことがなく、設置コストも低廉に抑えることが可能となる。さらに、飲料供給管20や冷却多重管10A,10B内において滞留するビールの品質を低下させることなく、飲料注出コック4からは常に品質を維持したビールを注出させることが可能となる。
また、図4(A)に示すように、冷却多重管10Bは、内側に飲料が流れる飲料流路22と、飲料流路22の周囲に冷媒が流れる冷媒流路32と、を有する構成とするものである。
これにより、飲料流路22の周囲を冷媒で取り囲むように冷却することができ、効率よく熱交換を行うことができる。この構成は、特に、冷媒として食品添加可能なプロピレングリコール(PG)が使用され、管壁23aが予期せぬ破損し飲料に混入したとしても、問題となる可能性が低い場合に好適に使用できる。
また、図4(B)に示すように、冷却多重管10Cは、三重管構造であって、
最も内側に飲料が流れる飲料流路22aと、飲料流路22aの外側に冷媒の復流が流れる内側冷媒流路32bと、更に内側冷媒流路32bの外側に冷媒の往流が流れる外側冷媒流路32cと、を有する構成とする、
又は、
最も内側に飲料が流れる飲料流路22aと、飲料流路22aの外側に冷媒の往流が流れる内側冷媒流路32bと、更に内側冷媒流路32bの外側に冷媒の復流が流れる外側冷媒流路32cと、を有する構成とする、
ものである。
これにより、外気温等の冷却多重管10cの外部からの熱の影響を外側冷媒流路32cにより小さくすることができ、内側冷媒流路32bを流れる冷媒により、確実にビールを冷却することが出来る。
また、図3に示すように、冷却多重管10Bにおいて、冷媒流路32内で流れる冷媒の流向(方向R)は、飲料流路22内で飲料注出コック4に向かって流れる飲料の流向(方向M)と逆である、こととするものである。
これにより、飲料注出コック4に近い側において最も温度の低い冷媒を利用した熱交換を行うことができ、飲料注出コック4における飲料の温度を最低温度にすることが可能となる。
1 制御装置
2 テーブル
2a 支柱
3 ビール樽
4 飲料注出コック
5 炭酸ガスボンベ
6 バックヤード
7 冷媒冷却機
8 会計カウンター
9 冷却装置
10A 冷却多重管
10B 冷却多重管
20 飲料供給管
22 飲料流路
24 バルブ
25 温度計
26 流量計
30 冷媒管
60 情報表示器


Claims (7)

  1. 飲料容器と、
    冷媒を循環して供給する冷媒冷却機と、
    飲料注出コックと、
    前記飲料容器から前記飲料注出コックへ飲料を供給する飲料供給管と、
    前記冷媒冷却機から吐出される冷媒を流すための冷媒流路、及び、飲料供給管から供給される飲料を流すための飲料流路が形成される冷却多重管と、
    を備える飲料供給システムであって、
    前記冷却多重管において、冷媒と飲料の熱交換が行われるものであり、
    前記飲料容器及び前記冷媒冷却機は、客人が利用するテーブルの真下から離れた別の位置に設置され、
    前記飲料注出コックは、客人が利用するテーブルに設置されるものであり、
    前記飲料容器から離れた位置のテーブルに設置される前記飲料注出コックに飲料を供給する過程において前記冷却多重管で飲料を冷却し、前記冷却多重管にて冷却された温度にて前記飲料注出コックから飲料を抽出可能とするものであり、
    少なくとも前記テーブルと、前記飲料容器及び前記冷媒冷却機が設置される位置の間の区間に、前記冷却多重管が設けられる、
    飲料供給システム。
  2. 前記冷却多重管は、内側に飲料が流れる飲料流路と、飲料流路の周囲に冷媒が流れる冷媒流路と、を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の飲料供給システム。
  3. 前記冷却多重管は、三重管構造であって、
    最も内側に飲料が流れる飲料流路と、その外側に冷媒の復流が流れる内側冷媒流路と、更にその外側に冷媒の往流が流れる外側冷媒流路と、を有する構成とする、
    又は、
    最も内側に飲料が流れる飲料流路と、その外側に冷媒の往流が流れる内側冷媒流路と、更にその外側に冷媒の復流が流れる外側冷媒流路と、を有する構成とする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の飲料供給システム。
  4. 前記冷却多重管において、
    前記冷媒流路内で流れる冷媒の流向は、
    前記飲料流路内で飲料注出コックに向かって流れる飲料の流向と逆である、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の飲料供給システム。
  5. 前記冷却多重管は、
    床面、又は、天井面、又は、壁面の裏側に配設される、或いは、
    床面、又は、天井面、又は、壁面に現れるように配設される、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の飲料供給システム。
  6. 前記冷却多重管にヒーターが付設される、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の飲料供給システム。
  7. 前記冷媒の温度、流量を制御する制御装置と、
    前記飲料注出コックの近傍に設けた温度計と、を備え、
    前記制御装置は前記温度計による測定温度と、設定温度とを比較し、
    前記測定温度を前記設定温度に近づけるように前記冷媒の温度、流量を制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の飲料供給システム。
JP2015545553A 2014-10-01 2015-06-29 飲料供給システム Active JP5911187B1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014203332 2014-10-01
JP2014203332 2014-10-01
PCT/JP2015/003244 WO2016051626A1 (ja) 2014-10-01 2015-06-29 飲料供給システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5911187B1 true JP5911187B1 (ja) 2016-04-27
JPWO2016051626A1 JPWO2016051626A1 (ja) 2017-04-27

Family

ID=55629706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015545553A Active JP5911187B1 (ja) 2014-10-01 2015-06-29 飲料供給システム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5911187B1 (ja)
WO (1) WO2016051626A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11034569B2 (en) 2018-02-14 2021-06-15 Taphandles Llc Cooled beverage dispensing systems and associated devices

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2584319B (en) * 2019-05-30 2023-05-03 Douwe Egberts Bv Apparatus and method for preparing an iced tea or coffee beverage

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2362104A (en) * 1942-05-13 1944-11-07 Leonard C Smith Beverage dispensing apparatus
JPS585998U (ja) * 1982-06-18 1983-01-14 サッポロビール株式会社 ビ−ルサ−バ−
JPH04115199U (ja) * 1991-03-27 1992-10-12 株式会社ニツトク ビール注出装置
US5192003A (en) * 1992-01-13 1993-03-09 Billings Chris L Beverage bar structure and system
JPH0740595U (ja) * 1993-12-28 1995-07-18 株式会社ニューマシン 飲料用配管装置
JP2003535000A (ja) * 2000-05-31 2003-11-25 ハイネケン・テクニカル・サービシーズ ベー・フェー 取り外し可能なハンドル部を備えたドリンク分配装置
JP2011079559A (ja) * 2009-10-08 2011-04-21 Nittoku:Kk ビール注出装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2362104A (en) * 1942-05-13 1944-11-07 Leonard C Smith Beverage dispensing apparatus
JPS585998U (ja) * 1982-06-18 1983-01-14 サッポロビール株式会社 ビ−ルサ−バ−
JPH04115199U (ja) * 1991-03-27 1992-10-12 株式会社ニツトク ビール注出装置
US5192003A (en) * 1992-01-13 1993-03-09 Billings Chris L Beverage bar structure and system
JPH0740595U (ja) * 1993-12-28 1995-07-18 株式会社ニューマシン 飲料用配管装置
JP2003535000A (ja) * 2000-05-31 2003-11-25 ハイネケン・テクニカル・サービシーズ ベー・フェー 取り外し可能なハンドル部を備えたドリンク分配装置
JP2011079559A (ja) * 2009-10-08 2011-04-21 Nittoku:Kk ビール注出装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11034569B2 (en) 2018-02-14 2021-06-15 Taphandles Llc Cooled beverage dispensing systems and associated devices
US11981556B2 (en) 2018-02-14 2024-05-14 Taphandles Llc Cooled beverage dispensing systems and associated devices

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2016051626A1 (ja) 2017-04-27
WO2016051626A1 (ja) 2016-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7373784B2 (en) Methods and apparatus for beer dispensing systems
RU2497056C2 (ru) Устройство для выпуска жидкости, охлаждающее устройство с двумя теплообменниками и способ формирования устройства для выпуска жидкости или охлаждающего устройства
JP2011509887A (ja) 飲料ディスペンサのための品質制御システム
US10101082B2 (en) Cooling system for beverage dispensing systems
US20100192598A1 (en) Dispensing line cooling
US11225406B2 (en) Beverage dispense systems and beverage coolers
US7516623B2 (en) Chilled beverage delivery system
US20100269707A1 (en) Post-mix beverage dispenser with cooler
US20190166887A1 (en) Beverage cooling and cleaning systems
US8011190B2 (en) Product cooling
JP5911187B1 (ja) 飲料供給システム
CN100560474C (zh) 用于含酒精的饮料分配设备的冷却系统
EP3309115B1 (en) A double cooled draft beer machine
GB2440329A (en) Beverage dispense
JP5704971B2 (ja) 飲料冷却装置
US20060086137A1 (en) Method and apparatus for operating a water cooler
EA011741B1 (ru) Устройство для выдачи напитков
CA2489487A1 (en) Portable apparatus for chilling draught beverages
JP2006521529A (ja) 低温陳列ならびに提供アセンブリ
CN208883472U (zh) 桌上型啤酒机
US2721061A (en) Heat exchanger for cooling liquids
CN207132630U (zh) 一种桶装啤酒冷藏箱
US2313226A (en) Dispenser for carbonated beverages
US20140131382A1 (en) Household appliance with beverage dispensing system, method and filter cartridge
CN104350333A (zh) 水加热系统

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160324

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160328

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5911187

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250