JP5909644B2 - 押付力調整装置及び動力工具 - Google Patents

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Description

本発明は、ワークを加工する先端工具が駆動可能に取り付けられる動力工具、及び動力工具に備えられるとともにワークの加工時における先端工具のワークに対する押付力を調整する押付力調整装置に関する。
動力工具の一種として、携帯用の電動式ディスクグラインダが広く知られている。ディスクグラインダは、その取付部に回転砥石(先端工具)がモータ(駆動源)によって回転駆動可能に取り付けられる。そして、回転駆動する回転砥石を使用者がワークに押し付けることで、ワークの研削加工が行われる。
こうしたディスクグラインダによる研削加工においては、通常、回転砥石をワークに押し付ける際の押付力は、使用者の力加減によって変化する。このため、使用者によっては、回転砥石をワークに対して過度に押し付けてしまうことで、ディスクグラインダに過剰な負荷がかかってしまうという問題がある。
そこで、従来は、回転砥石をワークに押し付ける際の押付力を表示する表示メータを備えたディスクグラインダが提案されている(例えば、特許文献1)。
実開昭56−2352号公報
ところで、特許文献1のディスクグラインダでは、使用者がワークを加工しながら表示メータの表示を見て回転砥石のワークに対する押付力を調整する必要がある。このため、使用者のワークに対する注意力が散漫になるので、却ってワークの加工効率が低下するおそれがあるという問題がある。
本発明は、このような課題に着目してなされたものである。その目的とするところは、ワークの加工効率を低下させることなく、先端工具のワークに対する押付力を適切に調整することが可能な押付力調整装置及び動力工具を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の押付力調整装置は、ワークを加工する先端工具が駆動可能に取り付けられる動力工具に備えられ、前記先端工具を前記ワークに押し付けて加工する際における前記先端工具の前記ワークに対する押付力を調整する押付力調整装置であって、前記押付力を検出する押付力検出部と、前記押付力を抑制する押付力抑制部と、前記押付力検出部で検出される前記押付力が予め設定した設定値以下となるように、前記押付力抑制部の動作を制御する押付力制御部と、前記押付力制御部による前記押付力抑制部の動作の制御に伴い、前記先端工具の前記ワークに対する押し付け方向において前記先端工具と相対移動することにより、前記先端工具とともに前記ワークに接触する接触部材とを備え、前記接触部材は、前記ワークに対する押付力を検出する弾性センサーを備え、前記押付力抑制部は、前記先端工具の前記ワークに対する押し付け方向において、前記先端工具を進退移動可能とする移動機構を備え、前記押付力制御部は、前記弾性センサーからの信号の有無に基づいて前記移動機構を制御して前記先端工具を進退移動させることを特徴とする。
記構成において、前記移動機構は、前記先端工具を複数の前記押し付け方向において進退移動可能とすることが好ましい。
上記構成において、前記接触部材は、前記動力工具に対して着脱可能に取り付けられることが好ましい。
上記課題を解決するために、本発明の動力工具は、前記先端工具を取り付けるための取付部と、前記取付部に取り付けられた前記先端工具を駆動する駆動源と、上記構成の押付力調整装置とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、先端工具のワークに対する押付力を適切に調整することが可能な押付力調整装置及び動力工具を提供することができる。
第1実施形態のディスクグラインダの断面模式図。 図1の要部拡大図。 第1実施形態において、ワークを切断加工する直前の状態を示す断面模式図。 第1実施形態において、ワークを切断加工しているときの状態を示す断面模式図。 第1実施形態において、切断砥石のワークに対する押付力を調整しているときの状態を示す断面模式図。 第2実施形態のディスクグラインダの断面模式図。 第2実施形態において、切断砥石のワークに対する押付力を調整しているときの状態を示す断面模式図。 第3実施形態のディスクグラインダの断面模式図。 第3実施形態において、切断砥石のワークに対する押付力を調整しているときの状態を示す断面模式図。 第4実施形態のディスクグラインダの断面模式図。 第4実施形態において、切断砥石のワークに対する押付力を調整しているときの状態を示す断面模式図。 第5実施形態のディスクグラインダの断面模式図。 第5実施形態において、切断砥石のワークに対する押付力を調整しているときの状態を示す断面模式図。 第6実施形態のディスクグラインダにおいて、接触部材を取り外したときの状態を示す断面模式図。 第6実施形態のディスクグラインダにおいて、接触部材を取り付けたときの状態を示す断面模式図。 第6実施形態において、切断砥石のワークに対する押付力を調整しているときの状態を示す断面模式図。 第7実施形態のディスクグラインダの断面模式図。 第7実施形態において、切断砥石のワークに対する押付力を調整しているときの状態を示す断面模式図。 第8実施形態のディスクグラインダの断面模式図。 第8実施形態において、切断砥石のワークに対する押付力を調整しているときの状態を示す断面模式図。 第9実施形態のディスクグラインダの断面模式図。 (a)は図21の要部拡大分解斜視図、(b)は(a)においてシャフト及び可動電極部をERゲル内に挿嵌したときの状態を示す模式図。 第9実施形態において、切断砥石のワークに対する押付力を調整しているときの状態を示す断面模式図。 第10実施形態のディスクグラインダの断面模式図。 第11実施形態のディスクグラインダの断面模式図。 第11実施形態において、切断砥石のワークに対する押付力を調整しているときの状態を示す断面模式図。 第12実施形態のディスクグラインダの断面模式図。 (a)は第13実施形態のディスクグラインダの平面模式図、(b)は(a)の要部を示す断面図、(c)は(b)の斜視図。 (a)は第13実施形態において、切断砥石のワークに対する押付力を調整しているときの状態を示す断面模式図、(b)は(a)の要部を示す断面図、(c)は(b)の斜視図。
(第1実施形態)
以下、本発明の動力工具を携帯型のディスクグラインダに具体化した第1実施形態を図1〜図5に従って説明する。
図1に示すように、動力工具の一例としてのディスクグラインダ11は、前後方向(図1では左右方向)に延びるハウジング12を備えている。ハウジング12における後端寄りの部分は、使用者がディスクグラインダ11を使用する際に把持するための把持部13とされている。ハウジング12の前端部における下面には、ハウジング12の内外を連通する開口部14が形成されている。
ハウジング12内における前端部には、回転駆動ユニット15が前後方向に移動可能に配置されている。回転駆動ユニット15は、ケース16と、ケース16内に配置された駆動源の一例としての回転モータ17とを備えている。回転モータ17の前面からは前後方向に延びる軸線を中心に回転するモータ出力軸18が前方に向かって真っ直ぐに延びている。モータ出力軸18の先端には、第1傘歯車19が設けられている。
モータ出力軸18の中間部には、モータ出力軸18の回転に伴って回転することで回転モータ17に送風する冷却ファン20が設けられている。ケース16の前端部における下面には、ケース16の内外を連通する貫通孔21が形成されている。貫通孔21には、上下方向に延びる取付部の一例としての回転出力軸22が回転可能に挿通された状態で支持されている。
回転出力軸22の上端には、第2傘歯車23が設けられている。第2傘歯車23は、第1傘歯車19と噛合している。回転出力軸22の下端部は、ハウジング12の開口部14からハウジング12外へ突出している。そして、回転出力軸22の下端には、丸棒状のワークWを切断加工するための先端工具の一例としての円板状の切断砥石24が着脱可能に取り付けられている。
したがって、回転モータ17の駆動により、その回転力が、モータ出力軸18、第1傘歯車19、第2傘歯車23、及び回転出力軸22を介して切断砥石24に伝達される。すなわち、回転モータ17の駆動により、切断砥石24が回転駆動される。そして、切断砥石24を回転駆動させた状態で切断砥石24の周縁部における前端側をワークWに対して押し付けることで、ワークWの切断加工がなされる。
図1及び図2に示すように、ハウジング12の前端部における下面には、切断砥石24をワークWに対して押し付ける際に、切断砥石24とともにワークWに接触可能な接触部材25が設けられている。接触部材25は、ハウジング12の下面における開口部14の後側から下方に向かって延びる垂直部26と、垂直部26の下端から前方に向かって延びる下側水平部27と、垂直部26の前面から前方に向かって延びる上側水平部28とを備えている。接触部材25を構成する垂直部26、下側水平部27、及び上側水平部28は、いずれも略矩形板状をなしている。
下側水平部27と上側水平部28とは、切断砥石24の厚さよりも若干広い間隔を置くように、上下一対になっている。両水平部27,28の短手方向の長さ(幅)は、切断砥石24の直径の3分の1程度に設定されている。両水平部27,28の長手方向の長さは、切断砥石24の直径よりも若干長くなるように設定されている。両水平部27,28の前端部(先端部)は、半円形状をなすとともにハウジング12の前端よりも若干前側に突出している。
上側水平部28の中央部には、前後方向(上側水平部28の長手方向)に延びる長孔29が貫通するように形成されている。長孔29には回転出力軸22が挿通されるとともに、回転出力軸22に取り付けられた切断砥石24は下側水平部27と上側水平部28との間に位置している。したがって、切断砥石24は、回転駆動ユニット15の前後方向の移動に伴って前後方向に移動する。
図1に示すように、回転駆動ユニット15のケース16の後面中央部には、後方に向かって真っ直ぐに延びるラック30が設けられている。ケース16の後面におけるラック30と隣り合う位置には、ワークWの切断加工時に切断砥石24をワークWに対して押し付けるときの押付力F1を検出するための押付力検出部の一例としての歪みゲージ31が取着されている。
ハウジング12内におけるラック30の側方には、減速機付きの移動モータ32が固定状態で配置されている。移動モータ32からは左右方向に延びる軸線を中心に回転するモータ出力軸33がラック30側に向かって真っ直ぐに延びている。モータ出力軸33の先端には、ピニオン34が設けられている。ピニオン34は、ラック30と噛合している。したがって、移動モータ32の駆動により、その回転力がラック30に伝達されることで、ラック30とともに回転駆動ユニット15が前後方向に移動される。
すなわち、回転駆動ユニット15は、移動モータ32の駆動により、初期位置(図1に示す位置)と、使用位置(図3に示す位置)との間で移動する。そして、回転駆動ユニット15が初期位置にある場合には、回転出力軸22が上側水平部28の長孔29の後端に当接する。一方、回転駆動ユニット15が使用位置にある場合には、回転出力軸22が上側水平部28の長孔29の前端に当接する。
さらに、回転駆動ユニット15が初期位置にあるときには、切断砥石24の前端が接触部材25(両水平部27,28)の前端よりも後側に位置(退避)する。一方、回転駆動ユニット15が使用位置にあるときには、切断砥石24の前端が接触部材25(両水平部27,28)の前端よりも前側に位置(突出)する。
なお、本実施形態では、ラック30、移動モータ32、モータ出力軸33、及びピニオン34により、移動機構が構成されている。この移動機構は、ワークWの切断加工時に切断砥石24をワークWに対して押し付けるときの方向である押し付け方向において切断砥石24を進退移動する。そして、本実施形態では、この移動機構が、ワークWの切断加工時に切断砥石24をワークWに対して押し付けるときの押付力F1を抑制するための押付力抑制部を構成している。
ハウジング12の後端には、ディスクグラインダ11の電源となる充電可能な電池パック35が着脱可能に取着されている。この場合、電池パック35は、ハウジング12の後端に露出した電源端子36と電気的に接続されている。ハウジング12内における電源端子36の前側の位置には、ディスクグラインダ11を統括的に制御するメイン制御部37が配置されている。
メイン制御部37の前側の位置には、スイッチ回路38と、押付力制御部39とが上下に並ぶように配置されている。メイン制御部37は、電源端子36、スイッチ回路38、及び押付力制御部39とそれぞれ電気的に接続されている。スイッチ回路38は、回転モータ17と電気的に接続されている。さらに、スイッチ回路38には、ハウジング12の表面に露出するようにスライドスイッチ40が設けられている。
そして、使用者がスライドスイッチ40をスライド操作することで、電池パック35から回転モータ17へ電力が供給されるオン状態と、電池パック35から回転モータ17へ電力が供給されないオフ状態との間で切り換えられる。すなわち、スライドスイッチ40をオンにすることで回転モータ17が駆動される一方、スライドスイッチ40をオフにすることで回転モータ17が停止される。
押付力制御部39は、歪みゲージ31及び移動モータ32とそれぞれ電気的に接続されている。押付力制御部39は、歪みゲージ31からの検出信号を受信するとともに、移動モータ32の駆動を制御する。
また、押付力制御部39には、ワークWの切断加工時に切断砥石24をワークWに対して押し付けるときの押付力F1が大きくなりすぎないように押付力F1を抑制するための基準となる閾値Sが予め設定した設定値として記憶されている。この場合、閾値Sは、ディスクグラインダ11の耐久性を考慮して、ディスクグラインダ11が使用時(ワークWの切断加工時)に受ける負荷によって故障しにくい程度の値に設定される。
そして、押付力制御部39は、メイン制御部37の指令により、歪みゲージ31によって検出された押付力F1と閾値Sとを比較し、押付力F1が閾値Sよりも大きくなった場合に、押付力F1が閾値S以下となるように移動モータ32の駆動を制御する。
なお、本実施形態では、歪みゲージ31、押付力制御部39、及び移動機構(押付力抑制部)により、切断砥石24をワークWに押し付けて切断加工する際における切断砥石24のワークWに対する押付力F1を調整する押付力調整装置が構成されている。
次に、ディスクグラインダ11の作用について説明する。
さて、使用者がディスクグラインダ11のハウジング12の把持部13を把持した状態でスライドスイッチ40をオンにすると、図1に示すように、回転駆動ユニット15が初期位置にある状態で回転モータ17が駆動されて切断砥石24が回転駆動される。続いて、移動モータ32が駆動されると、図3に示すように、回転駆動ユニット15が初期位置から使用位置へ移動される。この状態で、切断砥石24をワークWに対して押し付けると、図4に示すように、切断砥石24によってワークWが切断され始める。
このとき、使用者が過剰な力でディスクグラインダ11をワークWに向けて押圧すると、切断砥石24のワークWに対する押付力F1が大きくなる。そして、この押付力F1が閾値Sを超えると、回転駆動ユニット15が後退(使用位置から初期位置へ向かって移動)するように、押付力制御部39が移動モータ32の駆動を制御する。すると、図5に示すように、接触部材25の両水平部27,28の先端が、切断砥石24とともにワークWに接触する。
これにより、ディスクグラインダ11からワークWに作用する力が、下側水平部27によるワークWに対する押付力F2、上側水平部28によるワークWに対する押付力F3、及び切断砥石24によるワークWに対する押付力F1の3つに分散される。このため、切断砥石24のワークWに対する押付力F1が低下する。そして、押付力F1が再び閾値S以下になると、回転駆動ユニット15が初期位置から使用位置へ向かって移動される。
このように、押付力制御部39は、切断砥石24のワークWに対する押付力F1が閾値Sを超えると、押付力F1が閾値S以下となるように移動モータ32の駆動を制御して回転駆動ユニット15を切断砥石24のワークWに対する押し付け方向において後退させる。このため、使用者がディスクグラインダ11によって過剰な力でワークWを切断加工しようとした場合に、ディスクグラインダ11にかかる負荷が低減されるので、切断砥石24や回転モータ17にかかる負荷も低減される。したがって、こうした負荷による切断砥石24の破損や回転モータ17の故障が抑制される。
一方、押付力制御部39は、切断砥石24のワークWに対する押付力F1が閾値Sを超えた状態から閾値S以下の状態になると、移動モータ32の駆動を制御して回転駆動ユニット15を切断砥石24のワークWに対する押し付け方向において前進させる。すなわち、押付力制御部39は、押付力F1が閾値S以下になると、移動モータ32の駆動を制御して回転駆動ユニット15を初期位置側から使用位置側へ向かって移動させる。
したがって、使用者が切断砥石24のワークWに対する押付力F1を気にしなくても押付力F1が適切に自動的に調整されるので、使用者によりワークWの切断加工が効率よく行われる。
以上詳述した第1実施形態によれば次のような効果が発揮される。
(1)押付力制御部39は、歪みゲージ31で検出される押付力F1が閾値Sを超えた場合に、押付力F1が閾値S以下となるように、移動モータ32の駆動を制御する。このため、使用者がディスクグラインダ11によって過剰な力でワークWを切断加工しようとした場合に、切断砥石24のワークWに対する押付力F1を適切に調整することができる。したがって、切断砥石24や回転モータ17にかかる負荷を低減することができるので、こうした負荷による切断砥石24の破損や回転モータ17の故障を抑制することができる。
(2)ディスクグラインダ11は、押付力制御部39による移動モータ32の駆動の制御に伴い、切断砥石24のワークWに対する押し付け方向において切断砥石24と相対移動することにより、切断砥石24とともにワークWに接触する接触部材25を備えている。すなわち、押付力F1が閾値Sよりも大きい場合には、回転駆動ユニット15と共に切断砥石24が後退するため、接触部材25が切断砥石24とともにワークWに接触するようになる。このため、ディスクグラインダ11からワークWに作用する力を、下側水平部27のワークWに対する押付力F2、上側水平部28のワークWに対する押付力F3、及び切断砥石24のワークWに対する押付力F1の3つに分散することができる。したがって、切断砥石24のワークWに対する押付力F1を効果的に低減することができる。
(3)押付力抑制部は、切断砥石24のワークWに対する押し付け方向において、回転駆動ユニット15を介して切断砥石24を直線的に進退移動可能とする移動機構によって構成されている。このため、切断砥石24のワークWに対する押付力F1が急激に大きくなって閾値Sを超えた場合であっても、切断砥石24を素早く移動させて、切断砥石24のワークWに対する押付力F1を速やかに閾値S以下にすることができる。
(4)歪みゲージ31は、切断砥石24と一体的に移動する回転駆動ユニット15のケース16に設けられている。このため、歪みゲージ31により、切断砥石24のワークWに対する押付力F1を精度よく検出することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図6及び図7に従って説明する。
図6に示すように、第2実施形態は、上記第1実施形態において、下側水平部27の先端に下側水平部27のワークWに対する押付力F2を検出する下側弾性センサー45を設けものである。さらに、第2実施形態は、上記第1実施形態において、上側水平部28の先端に上側水平部28のワークWに対する押付力F3を検出する上側弾性センサー46を設けたものである。このため、第1実施形態と異なる点を説明し、第1実施形態との共通部分については説明を省略又は簡略する。そして、下側弾性センサー45及び上側弾性センサー46は、それぞれ押付力制御部39(図1参照)と電気的に接続されている。
次に、第2実施形態のディスクグラインダ11の作用について説明する。
さて、使用者がディスクグラインダ11のハウジング12の把持部13を把持した状態でスライドスイッチ40をオンにすると、図6に示すように、回転駆動ユニット15が初期位置にある状態で回転モータ17が駆動されて切断砥石24が回転駆動される。
そして、使用者が下側水平部27及び上側水平部28をワークWに押し付けると、押付力制御部39(図1参照)は、下側弾性センサー45及び上側弾性センサー46からの信号を受信する。これにより、押付力制御部39(図1参照)は、下側水平部27及び上側水平部28がワークWに押し付けられたことを認識する。
すると、押付力制御部39(図1参照)は、移動モータ32を駆動して、図7に示すように、回転駆動ユニット15を初期位置側から使用位置側へ移動させる。そして、切断砥石24がワークWに対して押し付けられると、切断砥石24によってワークWが切断され始める。
このとき、押付力制御部39(図1参照)は、切断砥石24のワークWに対する押付力F1が閾値Sを超えると、上記第1実施形態と同様に、押付力F1が閾値S以下となるように移動モータ32の駆動を制御する。これにより、回転駆動ユニット15が切断砥石24のワークWに対する押し付け方向において後退する。
すると、ディスクグラインダ11からワークWに作用する力が、下側水平部27のワークWに対する押付力F2、上側水平部28のワークWに対する押付力F3、及び切断砥石24のワークWに対する押付力F1の3つに分散される。このため、切断砥石24のワークWに対する押付力F1が低下する。
そして、押付力制御部39(図1参照)は、押付力F1が閾値S以下になると、移動モータ32の駆動を制御して回転駆動ユニット15を切断砥石24のワークWに対する押し付け方向において前進させる。このように、押付力制御部39(図1参照)は、押付力F1が閾値Sを超えた状態が続かないように移動モータ32の駆動を制御することで、回転駆動ユニット15を介して切断砥石24を進退移動させる。
また、使用者が下側水平部27及び上側水平部28をワークWから離すと、押付力制御部39(図1参照)は、下側弾性センサー45及び上側弾性センサー46からの信号が受信されなくなる。これにより、押付力制御部39(図1参照)は、下側水平部27及び上側水平部28がワークWから離されたことを認識する。すると、押付力制御部39(図1参照)は、移動モータ32を駆動して、回転駆動ユニット15を使用位置側から初期位置へ移動させる。
以上詳述した第2実施形態によれば上記(1)〜(4)の効果に加え、次のような効果が発揮される。
(5)押付力制御部39(図1参照)は、下側弾性センサー45及び上側弾性センサー46からの信号の有無によって、使用者によるワークWの切断加工作業の開始と終了のタイミングを認識することができる。このため、押付力制御部39(図1参照)が下側弾性センサー45及び上側弾性センサー46からの信号の有無に基づいて移動モータ32の駆動を制御して切断砥石24を進退移動させる。この結果、使用者によるワークWの切断加工作業を円滑に行うことができ、且つ使用者によるワークWの切断加工作業を速やかに終えることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図8及び図9に従って説明する。
図8に示すように、第3実施形態は、上記第2実施形態において、歪みゲージ31をハウジング12の上壁内面に取着したものである。このため、第2実施形態と異なる点を説明し、第2実施形態との共通部分については説明を省略又は簡略する。
そして、この第3実施形態のディスクグラインダ11の作用は、図9に示すように、第2実施形態のディスクグラインダ11の作用と同様となる。但し、この場合、下側弾性センサー45及び上側弾性センサー46を押付力検出部として機能させる。この結果、歪みゲージ31による検出値と、下側弾性センサー45及び上側弾性センサー46による検出値との差分が切断砥石24によるワークWに対する押付力F1となる。
以上詳述した第3実施形態によれば上記(1)〜(3)及び(5)の効果に加え、次のような効果が発揮される。
(6)歪みゲージ31をハウジング12に取着したので、歪みゲージ31をハウジング12の一部とすることができる。このため、ハウジング12の小型化、ひいてはディスクグラインダ11の小型化に寄与できる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について図10及び図11に従って説明する。
図10に示すように、第4実施形態は、上記第3実施形態において、ケース16を省略するとともに、移動機構によって接触部材25が切断砥石24のワークWに対する押し付け方向において進退移動されるようにしたものである。このため、第3実施形態と異なる点を説明し、第3実施形態との共通部分については説明を省略又は簡略する。
図10に示すように、接触部材25は、ハウジング12の下面に前後方向にスライド移動可能に取り付けられている。接触部材25の垂直部26の後面における下端部には、後方に向かって真っ直ぐに延びるラック30が設けられている。ハウジング12の下面におけるラック30の側方には、移動モータ32が固定されている。移動モータ32からは左右方向に延びる軸線を中心に回転するモータ出力軸33がラック30側に向かって真っ直ぐに延びている。
モータ出力軸33の先端には、ピニオン34が設けられている。ピニオン34は、ラック30と噛合している。したがって、移動モータ32の駆動により、その回転力がラック30に伝達されることで、ラック30とともに接触部材25が前後方向に移動される。なお、本実施形態においては、切断砥石24は前後方向に移動しない。
次に、第4実施形態のディスクグラインダ11の作用について説明する。
さて、使用者がディスクグラインダ11のハウジング12の把持部13を把持した状態でスライドスイッチ40をオンにすると、図10に示すように、回転モータ17が駆動されて切断砥石24が回転駆動される。そして、使用者が下側水平部27及び上側水平部28をワークWに押し付けると、押付力制御部39(図1参照)は、下側弾性センサー45及び上側弾性センサー46からの信号を受信する。これにより、押付力制御部39(図1参照)は、下側水平部27及び上側水平部28がワークWに押し付けられたことを認識する。
すると、押付力制御部39(図1参照)は、移動モータ32を駆動して、図11に示すように、接触部材25を後退させる。続いて、切断砥石24がワークWに対して押し付けられると、切断砥石24によってワークWが切断され始める。そして、押付力制御部39(図1参照)は、切断砥石24のワークWに対する押付力F1が閾値Sを超えると、押付力F1が閾値S以下となるように移動モータ32の駆動を制御して接触部材25を切断砥石24のワークWに対する押し付け方向において前進させる。
これにより、ディスクグラインダ11からワークWに作用する力が、下側水平部27によるワークWに対する押付力F2、上側水平部28によるワークWに対する押付力F3、及び切断砥石24によるワークWに対する押付力F1の3つに分散される。このため、切断砥石24のワークWに対する押付力F1が低下する。
そして、押付力制御部39(図1参照)は、押付力F1が閾値S以下になると、移動モータ32の駆動を制御して接触部材25を切断砥石24のワークWに対する押し付け方向において後退させる。このように、押付力制御部39(図1参照)は、押付力F1が閾値Sを超えた状態が続かないように移動モータ32の駆動を制御することで、接触部材25を進退移動させる。
以上詳述した第4実施形態によれば上記(1)〜(3)、(5)及び(6)の効果に加え、次のような効果が発揮される。
(7)切断砥石24によるワークWに対する押付力F1を抑制するために、回転モータ17や切断砥石24を移動させることなく、接触部材25を移動させている。このため、ハウジング12を小型化することができ、ひいてはディスクグラインダ11を小型化することができる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について図12及び図13に従って説明する。
図12に示すように、第5実施形態は、上記第3実施形態において、移動機構がハウジング12に備えられたままで、回転駆動ユニット15がハウジング12外に配置されるようにしたものである。このため、第3実施形態と異なる点を説明し、第3実施形態との共通部分については説明を省略又は簡略する。
そして、この第5実施形態のディスクグラインダ11の作用は、図13に示すように、第3実施形態のディスクグラインダ11の作用と同様となる。
以上詳述した第5実施形態によれば上記(1)〜(3)、(5)及び(6)の効果に加え、次のような効果が発揮される。
(8)ワークWの切断加工時に切断砥石24をワークWに対して押し付けるときの押付力F1を抑制するための押付力抑制部を構成する移動機構(ラック30、移動モータ32、モータ出力軸33、及びピニオン34)がハウジング12に備えられている。このため、移動機構をハウジング12の一部とすることができるので、ディスクグラインダ11の小型化に寄与できる。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態について図14〜図16に従って説明する。
図14に示すように、第6実施形態は、上記第1実施形態において、移動機構によって接触部材25が進退移動されるとともに、接触部材25と移動機構とを一体化した状態でハウジング12に対して着脱可能としたものである。このため、第1実施形態と異なる点を説明し、第1実施形態との共通部分については説明を省略又は簡略する。
図14に示すように、接触部材25の垂直部26の後面における下端部には、後方に向かって真っ直ぐに延びるラック30が設けられている。ラック30は、フレーム47によって前後方向に移動可能に支持されている。フレーム47におけるラック30の側方位置には、移動モータ32が固定されている。移動モータ32からは左右方向に延びる軸線を中心に回転するモータ出力軸33がラック30側に向かって真っ直ぐに延びている。
モータ出力軸33の先端には、ピニオン34が設けられている。ピニオン34は、ラック30と噛合している。したがって、接触部材25、ラック30、及び移動モータ32は、フレーム47によって一体化されている。また、フレーム47における後端上部には、ハウジング12の下面に設けられたフック部48に着脱自在に取り付けられる取着部49が設けられている。
ハウジング12の下面における開口部14とフック部48との間には、フレーム47の取着部49をフック部48に取り付けた際に移動モータ32と電気的に接続される接続端子50が設けられている。接続端子50は、押付力制御部39(図1参照)と電気的に接続されている。
したがって、図15に示すように、フレーム47の取着部49をフック部48に取り付けた状態で移動モータ32を駆動すると、その回転力がラック30に伝達されて、ラック30とともに接触部材25が前後方向に移動される。なお、本実施形態においては、切断砥石24は前後方向に移動しない。
そして、この第6実施形態のディスクグラインダ11の作用は、図16に示すように、第4実施形態のディスクグラインダ11の作用と同様となる。
以上詳述した第6実施形態によれば上記(1)〜(4)及び(7)の効果に加え、次のような効果が発揮される。
(9)接触部材25がハウジング12に対して着脱可能であるため、使用者の切断砥石24のワークWに対する押付力F1の調整能力やワークW周辺の状況に応じて、使用者自身が接触部材25を使用するか否かを選択することができる。
(第7実施形態)
次に、本発明の第7実施形態について図17及び図18に従って説明する。
図17に示すように、第7実施形態は、上記第1実施形態において、スライドスイッチ40をオンにする前から切断砥石24の前端部が接触部材25よりも前端側へ突出するようにしたものである。このため、第1実施形態と異なる点を説明し、第1実施形態との共通部分については説明を省略又は簡略する。
そして、この第7実施形態のディスクグラインダ11の作用は、図18に示すように、
スライドスイッチ40をオンにする前から切断砥石24の前端部が接触部材25よりも前端側へ突出していること以外、第1実施形態の作用と同様となる。
以上詳述した第7実施形態によれば上記(1)〜(4)の効果に加え、次のような効果が発揮される。
(10)はじめから切断砥石24の前端部が接触部材25よりも前端側へ突出しているため、使用者がスライドスイッチ40をオンにした後、速やかにワークWの切断加工を行うことができる。
(第8実施形態)
次に、本発明の第8実施形態について図19及び図20に従って説明する。
図19に示すように、第8実施形態は、上記第1実施形態において、移動機構(押付力抑制部)を空気圧によって回転駆動ユニット15を前後方向に移動可能な空気圧アクチュエータ55に変更したものである。このため、第1実施形態と異なる点を説明し、第1実施形態との共通部分については説明を省略又は簡略する。
図19に示すように、空気圧アクチュエータ55は、ハウジング12内に固定状態で配置されている。空気圧アクチュエータ55は、空気圧によって伸縮するロッド56を備えている。ロッド56の先端は、回転駆動ユニット15のケース16の後面中央部に接続されている。したがって、回転駆動ユニット15は、空気圧アクチュエータ55の駆動に伴うロッド56の伸縮運動により、初期位置と使用位置との間で直線的に移動する。
空気圧アクチュエータ55は、押付力制御部39(図1参照)と電気的に接続されている。空気圧アクチュエータ55は、押付力制御部39(図1参照)によって駆動が制御される。
そして、この第8実施形態のディスクグラインダ11の作用は、図20に示すように、空気圧アクチュエータ55の駆動によって回転駆動ユニット15を介して切断砥石24を直線的に進退移動させること以外、第1実施形態の作用と同様となる。
以上詳述した第8実施形態によれば上記(1)〜(4)の効果に加え、次のような効果が発揮される。
(11)空気圧アクチュエータ55の駆動によって回転駆動ユニット15を介して切断砥石24を直線的に進退移動させている。このため、使用者が切断砥石24のワークWに対する押付力F1を急激に大きくした場合でも、切断砥石24や回転モータ17にかかる負荷を柔軟に緩和することができる。
(第9実施形態)
次に、本発明の第9実施形態について図21〜図23に従って説明する。
図21に示すように、第9実施形態は、上記第8実施形態において、空気圧アクチュエータ55の代わりに、押付力抑制部としてERゲル(Electro Rheological Gel)を利用した構成に変更し、且つ接触部材25を省略したものである。このため、第8実施形態と異なる点を説明し、第8実施形態との共通部分については説明を省略又は簡略する。なお、ERゲルは、印加する電圧によって粘着性が変化する物質である。
図21及び図22(a)、(b)に示すように、ハウジング12内における回転駆動ユニット15のケース16の後面と対向する位置には、円筒状の支持部材51が前後方向に開口するように固定状態で配置されている。支持部材51の内周面には、円筒状の固定電極部52が層をなすように設けられている。固定電極部52の内周面には、円筒状のERゲル53が層をなすように設けられている。
回転駆動ユニット15のケース16の後面中央部には、丸棒状のシャフト54の前端が固着されている。一方、シャフト54の後端部には、円筒状の可動電極部57が固着されている。すなわち、可動電極部57は、シャフト54の後端部が挿嵌された状態でシャフト54に固定されている。
図22(b)に示すように、シャフト54の後端部は、ERゲル53の内側に挿通されている。この場合、可動電極部57の外周面は、ERゲル53の内周面に摺接している。固定電極部52及び可動電極部57は、それぞれ押付力制御部39(図1参照)と電気的に接続されている。
そして、押付力制御部39(図1参照)は、固定電極部52と可動電極部57との間に電圧を印加する。すなわち、押付力制御部39(図1参照)は、固定電極部52と可動電極部57との間に印加する電圧を制御することで、ERゲル53の粘着性を調整する。
なお、本実施形態では、固定電極部52、可動電極部57、及びERゲル53によって押付力抑制部が構成されている。
次に、第9実施形態のディスクグラインダ11の作用について説明する。
さて、使用者がディスクグラインダ11のハウジング12の把持部13を把持した状態でスライドスイッチ40をオンにすると、図21に示すように、回転モータ17が駆動されて切断砥石24が回転駆動される。このとき、ERゲル53は、電圧が印加されて粘着性が高まっているので、ERゲル53と可動電極部57との摩擦力は大きくなっている。
続いて、図21に示すように、切断砥石24がワークWに対して押し付けられると、切断砥石24によってワークWが切断され始める。このとき、ERゲル53と可動電極部57との摩擦力は大きいため、可動電極部57はERゲル53上を摺動しない。すなわち、シャフト54は、押付力F1の反力によって後退しない。
そして、図23に示すように、押付力制御部39(図1参照)は、切断砥石24のワークWに対する押付力F1が閾値Sを超えると、押付力F1が閾値S以下となるようにERゲル53に印加する電圧を低下させる。
すると、ERゲル53の粘着性が低下するため、ERゲル53と可動電極部57との摩擦力が小さくなる。このため、シャフト54は、押付力F1の反力によって可動電極部57を介してERゲル53上を摺動するようになる。すなわち、シャフト54は、押付力F1の反力によって後退するので、回転駆動ユニット15が後退する。これにより、切断砥石24のワークWに対する押付力F1が抑制される。
以上詳述した第9実施形態によれば上記(1)〜(4)の効果に加え、次のような効果が発揮される。
(12)押付力F1が閾値S以下となるようにERゲル53に印加する電圧を制御してシャフト54(回転駆動ユニット15)の後退を許容している。このため、使用者が切断砥石24のワークWに対する押付力F1を急激に大きくした場合でも、切断砥石24や回転モータ17にかかる負荷を柔軟に緩和することができる。
(第10実施形態)
次に、本発明の第10実施形態について図24に従って説明する。
図24に示すように、第10実施形態は、上記第1実施形態において、歪みゲージ31をモータ出力軸18に円筒状のベアリング59を介して取着したものである。このため、第1実施形態と異なる点を説明し、第1実施形態との共通部分については説明を省略又は簡略する。
そして、この第10実施形態のディスクグラインダ11の作用は、第1実施形態のディスクグラインダ11の作用と同様となる。
以上詳述した第10実施形態によれば上記(1)〜(3)の効果に加え、次のような効果が発揮される。
(13)モータ出力軸18に円筒状のベアリング59を介して歪みゲージ31が取着されている。このため、切断砥石24から歪みゲージ31までの力の伝達距離が短くなるとともに、切断砥石24のワークWに対する押し付け方向と同一方向の力を検出することができる。したがって、切断砥石24のワークWに対する押付力F1を精度よく検出することができる。
(第11実施形態)
次に、本発明の第11実施形態について図25及び図26に従って説明する。
図25に示すように、第11実施形態は、上記第1実施形態において、回転モータ17、モータ出力軸18、及び冷却ファン20がケース16に覆われることなく、第1傘歯車19及び第2傘歯車23がケース16で覆われるように構成したものである。このため、第1実施形態と異なる点を説明し、第1実施形態との共通部分については説明を省略又は簡略する。
図25に示すように、第1傘歯車19には、前後方向に延びる円筒状の連結軸60が設けられている。連結軸60は、ケース16の後壁に形成された貫通孔61に挿嵌されている。連結軸60内には、回転モータ17の前面から延びるモータ出力軸18が軸方向(前後方向)に摺動可能に挿入されている。
この場合、モータ出力軸18の外周面にはオス型のスプラインが形成される一方、連結軸60の内周面にはメス型のスプラインが形成されている。すなわち、モータ出力軸18と連結軸60とは、いわゆるスプライン結合の構成とされている。したがって、回転モータ17の回転力はモータ出力軸18を介して連結軸60に伝達される。
ケース16の後面中央部よりもやや下側寄りの位置には、後方に向かって真っ直ぐに延びるラック30が設けられている。ケース16の後面におけるラック30と隣り合う位置には、歪みゲージ31が取着されている。ハウジング12の下壁内面におけるラック30の側方位置には、移動モータ32が固定状態で配置されている。移動モータ32からは左右方向に延びる軸線を中心に回転するモータ出力軸33がラック30側に向かって真っ直ぐに延びている。
モータ出力軸33の先端には、ピニオン34が設けられている。ピニオン34は、ラック30と噛合している。したがって、移動モータ32の駆動により、その回転力がラック30に伝達されることで、ラック30とともにケース16が前後方向に移動される。すなわち、移動モータ32の駆動に伴うケース16の前後方向の移動により、回転出力軸22を介して切断砥石24が前後方向に移動する。
そして、この第11実施形態のディスクグラインダ11の作用は、図26に示すように、ケース16の前後方向の移動に伴って回転モータ17、モータ出力軸18、及び冷却ファン20が前後方向に移動しないこと以外、第1実施形態の作用と同様となる。
以上詳述した第11実施形態によれば上記(1)〜(4)の効果に加え、次のような効果が発揮される。
(14)切断砥石24と一体で移動するケース16内に回転モータ17、モータ出力軸18、及び冷却ファン20が収容されないので、ケース16を小さくすることができる。したがって、ハウジング12内におけるケース16の移動スペースも低減できるので、ハウジング12を小さくすることができ、ひいてはディスクグラインダ11を小さくすることができる。
(15)移動モータ32がハウジング12の内面に固定されているので、移動モータ32の配線が屈曲して断線するなどの故障の発生を抑制できる。
(第12実施形態)
次に、本発明の第12実施形態について図27に従って説明する。
図27に示すように、第12実施形態は、上記第1実施形態において、歪みゲージ31を回転出力軸22に円筒状のベアリング62を介して取着したものである。このため、第1実施形態と異なる点を説明し、第1実施形態との共通部分については説明を省略又は簡略する。
そして、この第12実施形態のディスクグラインダ11の作用は、第1実施形態のディスクグラインダ11の作用と同様となる。
以上詳述した第12実施形態によれば上記(1)〜(3)の効果に加え、次のような効果が発揮される。
(16)回転出力軸22に円筒状のベアリング62を介して歪みゲージ31が取着されている。このため、切断砥石24から歪みゲージ31までの力の伝達距離が短くなるとともに、切断砥石24のワークWに対する押し付け方向と同一方向の力を検出することができる。したがって、切断砥石24のワークWに対する押付力F1を精度よく検出することができる。
(第13実施形態)
次に、本発明の第13実施形態について図28及び図29に従って説明する。
図28(a)〜(c)に示すように、第13実施形態は、上記第1実施形態において、押付力F1を低減するべく、切断砥石24を前後方向だけでなく左右方向にも移動可能としたものである。このため、第1実施形態と異なる点を説明し、第1実施形態との共通部分については説明を省略又は簡略する。
図28(a)に示すように、モータ出力軸18の中央部には、等速ジョイント70が設けられている。第1傘歯車19には、前後方向に延びる円筒状の連結軸71が設けられている。連結軸71における中央部よりもやや前寄りの位置には、等速ジョイント72が設けられている。連結軸71内には、後側からモータ出力軸18の先端部が軸方向(前後方向)に摺動可能に挿入されている。
この場合、モータ出力軸18の外周面にはオス型のスプラインが形成される一方、連結軸71の内周面にはメス型のスプラインが形成されている。すなわち、モータ出力軸18と連結軸71とは、いわゆるスプライン結合の構成とされている。したがって、回転モータ17の回転力はモータ出力軸18を介して連結軸71に伝達される。
図28(b)及び図28(c)に示すように、回転出力軸22の中央部には、回転出力軸22とともに切断砥石24を水平方向における複数の方向に進退移動可能な移動機構(押付力抑制部)の一例としての移動ユニット73が設けられている。移動ユニット73は、水平に配置された矩形板状のベース部材74を備えている。ベース部材74の後端縁における左側半分には、左右方向に延びる第1ラック75が設けられている。
第1ラック75には、ハウジング12に固定された第1モータ76から延びる出力軸77の先端に設けられたピニオン78が噛合している。したがって、第1モータ76の駆動により、ベース部材74が左右方向に移動する。ベース部材74の右端部には、前後方向に延びる長孔であるガイド孔79が貫通するように形成されている。ガイド孔79には、回転出力軸22が摺動可能に挿通されている。
この場合、ガイド孔79は、回転出力軸22の前後方向への移動(摺動)を許容する一方、回転出力軸22の左右方向への移動を規制する。ベース部材74上におけるガイド孔79と対応する位置には、ガイド孔79よりも若干幅広の矩形板状をなすスライド部材80が配置されている。スライド部材80は、回転出力軸22に貫かれた状態で回転出力軸22に固定されている。
スライド部材80の左端縁には、前後方向に延びる第2ラック81が設けられている。第2ラック81には、ベース部材74上に固定された第2モータ82から延びる出力軸83の先端に設けられたウォーム84が噛合している。したがって、第2モータ82の駆動により、スライド部材80が前後方向に移動する。
図28(c)に示すように、この第13実施形態では、ハウジング12に固定された接触部材25の下側水平部27及び上側水平部28が円環板状をなしている。この場合、下側水平部27及び上側水平部28の外径は、切断砥石24の外径よりも若干大きくなるように設定されている。下側水平部27及び上側水平部28の周面全体には、ワークWとの接触位置を検出可能な弾性センサー(図示略)が設けられている。この弾性センサー(図示略)は、押付力制御部39(図1参照)と電気的に接続されている。
回転出力軸22におけるベース部材74と切断砥石24との間の位置には、円筒状のベアリング85が設けられている。ベアリング85の前面及び右面には、それぞれ歪みゲージ31が取着されている。各歪みゲージ31は、押付力制御部39(図1参照)とそれぞれ電気的に接続されている。
なお、押付力制御部39(図1参照)は、第1モータ76及び第2モータ82とそれぞれ電気的に接続されている。そして、押付力制御部39(図1参照)は、第1モータ76及び第2モータ82の駆動をそれぞれ制御する。
次に、第13実施形態のディスクグラインダ11の作用について説明する。
まず、使用者は、ディスクグラインダ11のハウジング12の把持部13を把持した状態でスライドスイッチ40をオンにする。すると、図28(c)に示すように、回転モータ17が駆動されて切断砥石24が下側水平部27と上側水平部28との間に収まった状態で回転駆動される。そして、使用者が下側水平部27及び上側水平部28をワークWに押し付けると、押付力制御部39(図1参照)は、弾性センサー(図示略)からの信号を受信する。これにより、押付力制御部39(図1参照)は、下側水平部27及び上側水平部28におけるワークWとの接触位置(本実施形態では右前部)を認識する。
すると、押付力制御部39(図1参照)は、第1モータ76及び第2モータ82を駆動して、図29(a)〜(c)に示すように、ベース部材74を右へ移動させるとともにスライド部材80を前へ移動させる。これにより、回転出力軸22が下側水平部27及び上側水平部28におけるワークWとの接触位置(本実施形態では右前部)側へ向かって移動される。
そして、切断砥石24がワークWに対して押し付けられると、切断砥石24によってワークWが切断され始める。このとき、押付力制御部39(図1参照)は、切断砥石24のワークWに対する押付力F1が閾値Sを超えると、上記第1実施形態と同様に、押付力F1が閾値S以下となるように第1モータ76及び第2モータ82の駆動を制御する。これにより、回転出力軸22は、切断砥石24のワークWに対する押し付け方向において後退する。
すると、ディスクグラインダ11からワークWに作用する力が、下側水平部27によるワークWに対する押付力F2、上側水平部28によるワークWに対する押付力F3、及び切断砥石24によるワークWに対する押付力F1の3つに分散される。このため、切断砥石24のワークWに対する押付力F1が低下する。
そして、押付力制御部39(図1参照)は、押付力F1が閾値S以下になると、第1モータ76及び第2モータ82の駆動を制御して回転出力軸22を切断砥石24のワークWに対する押し付け方向において前進させる。このように、押付力制御部39(図1参照)は、押付力F1が閾値Sを超えた状態が続かないように第1モータ76及び第2モータ82の駆動を制御することで、回転出力軸22を介して切断砥石24を進退移動させる。
また、使用者が下側水平部27及び上側水平部28をワークWから離すと、押付力制御部39(図1参照)は、弾性センサー(図示略)からの信号が受信されなくなることで、下側水平部27及び上側水平部28がワークWから離されたことを認識する。すると、押付力制御部39(図1参照)は、第1モータ76及び第2モータ82を駆動して、切断砥石24が下側水平部27と上側水平部28との間に収まった状態となる最初の位置へ戻るように、回転出力軸22を移動させる。
以上詳述した第13実施形態によれば上記(1)〜(3)の効果に加え、次のような効果が発揮される。
(17)切断砥石24をワークWに押し付ける場合の複数の押し付け方向に対して切断砥石24を進退移動させて押付力F1を抑制できるので、ワークWの切断加工作業を効率よく行うことができる。
(18)下側水平部27及び上側水平部28におけるワークWとの接触位置側へ向かって切断砥石24が自動的に移動されるので、ワークWの切断加工作業を円滑に行うことができる。
(変更例)
なお、上記各実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・上記各実施形態(第9実施形態を除く)において、接触部材25における下側水平部27及び上側水平部28のうちいずれか一方を省略してもよい。
・上記各実施形態において、切断砥石24の代わりに先端工具として、研削ディスクや研磨ディスクを用いてもよい。
・上記各実施形態において、回転モータ17の代わりに駆動源としてエアコンプレッサを用いてもよい。
・上記各実施形態において、モータ出力軸18や回転出力軸22で回転モータ17のトルクを検出する。そして、この検出したトルクがワークWの切断加工中に急激に大きくなった場合(例えば、予め設定した基準値を超えた場合)に切断砥石24のワークWに対する押付力F1を調整して回転モータ17のトルクを抑制するようにしてもよい。このようにすれば、回転モータ17の過負荷によるディスクグラインダ11の故障を抑制できる。
・上記各実施形態において、回転モータ17のモータ負荷を検出する。そして、この検出したモータ負荷がワークWの切断加工中に急激に大きくなった場合(例えば、予め設定した基準値を超えた場合)に切断砥石24のワークWに対する押付力F1を調整して回転モータ17のモータ負荷を抑制するようにしてもよい。この場合、モータ負荷は、モータ電流、モータ電圧、モータ回転数、モータ温度などに基づいて検出される。
・動力工具は、ディスクグラインダ11以外の電動工具(充電式または有線式)や空圧工具であってもよい。具体的には、ドリルドライバ、パワーカッタ、ジグソーなどが挙げられる。この場合、先端工具としては、動力工具に合わせて、ドリルビットやディスクソーなどが用いられる。
・動力工具は、電動式に限らず、例えば、ハンドドリルなどの手動式の工具であってもよい。
11…動力工具としてのディスクグラインダ、17…駆動源としての回転モータ、22…取付部としての回転出力軸、24…先端工具としての切断砥石、25…接触部材、30…移動機構(押付力抑制部)を構成するラック、31…押付力検出部としての歪みゲージ、32…移動機構(押付力抑制部)を構成する移動モータ、33…移動機構(押付力抑制部)を構成するモータ出力軸、34…移動機構(押付力抑制部)を構成するピニオン、39…押付力制御部、52…押付力抑制部を構成する固定電極部、53…押付力抑制部を構成するERゲル、55…移動機構(押付力抑制部)としての空気圧アクチュエータ、57…押付力抑制部を構成する可動電極部、F1…押付力、W…ワーク。

Claims (4)

  1. ワークを加工する先端工具が駆動可能に取り付けられる動力工具に備えられ、前記先端工具を前記ワークに押し付けて加工する際における前記先端工具の前記ワークに対する押付力を調整する押付力調整装置であって、
    前記押付力を検出する押付力検出部と、
    前記押付力を抑制する押付力抑制部と、
    前記押付力検出部で検出される前記押付力が予め設定した設定値以下となるように、前記押付力抑制部の動作を制御する押付力制御部と
    前記押付力制御部による前記押付力抑制部の動作の制御に伴い、前記先端工具の前記ワークに対する押し付け方向において前記先端工具と相対移動することにより、前記先端工具とともに前記ワークに接触する接触部材とを備え、
    前記接触部材は、前記ワークに対する押付力を検出する弾性センサーを備え、
    前記押付力抑制部は、前記先端工具の前記ワークに対する押し付け方向において、前記先端工具を進退移動可能とする移動機構を備え、
    前記押付力制御部は、前記弾性センサーからの信号の有無に基づいて前記移動機構を制御して前記先端工具を進退移動させることを特徴とする押付力調整装置。
  2. 前記移動機構は、前記先端工具を複数の前記押し付け方向において進退移動可能とすることを特徴とする請求項に記載の押付力調整装置。
  3. 前記接触部材は、前記動力工具に対して着脱可能に取り付けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の押付力調整装置。
  4. 前記先端工具を取り付けるための取付部と、
    前記取付部に取り付けられた前記先端工具を駆動する駆動源と、
    請求項1〜請求項のうちいずれか一項に記載の押付力調整装置と
    を備えたことを特徴とする動力工具。
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