JP5905854B2 - タイヤ空気圧検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤの空気圧の低下を検出するタイヤ空気圧検出装置に関する。
車両に設けられるタイヤの空気圧が低下すると、燃費の低下や、タイヤの一部が偏って摩耗する偏摩耗などを招くおそれがある。このため、車両においては、タイヤの空気圧を監視している。
例えば、特許文献1では、タイヤにセンサICが埋設されている。センサICは、車両状態量センサと、車両状態量センサにより検出された車輪状態量をアンテナから送信する送信機とを有している。車両状態量センサは、例えば、タイヤの空気圧を検出する空気圧センサである。また、センサICは、車輪の周方向のある一箇所であって車輪の回転により地面からの接地力を受け得る箇所の接地状態を検出する接地状態検出部を有している。送信機は、接地状態検出部により接地検出箇所への接地力が検出されたときに車輪状態量の送信を行うが、それ以外のときは送信を行わない。
特開2005−186749号公報
ところで、特許文献1では、タイヤの空気圧を検出するために、センサICを埋設した専用のタイヤを用いる必要がある。
本発明の目的は、専用のタイヤを用いずに、タイヤの空気圧の低下を検出することができるタイヤ空気圧検出装置を提供することにある。
上記課題を解決するタイヤ空気圧検出装置は、車両のタイヤ内側に装着され、前記タイヤの空気圧の低下を検出するタイヤ空気圧検出装置であって、電源と、前記タイヤの周方向に互いに離間し、かつ絶縁された状態で前記タイヤの内周面に接合された一対の電極と、前記電源から前記一対の電極に電圧を印加したときの前記タイヤの接地面積の変化に合わせて変動する前記電極の静電容量を計測する計測回路と、前記計測回路によって計測される静電容量が閾値より大きくなったときに前記タイヤの空気圧が低下したと判断する制御部と、を備えたことを要旨とする。
これによれば、タイヤの空気圧が低下すると、タイヤの接地面積(タイヤと路面との接触面積)が大きくなる。タイヤの接地面積が大きくなると、電極間の比誘電率が大きくなるため、計測回路によって計測される静電容量が大きくなる。このため、タイヤの空気圧が低下したと判断するときの静電容量を閾値として定めておけば、静電容量と閾値を用いて、制御部はタイヤ空気圧が低下したか否かを判断できる。タイヤの内周面に接合された一対の電極を用いて静電容量を計測することでタイヤの空気圧が低下したことを検出することができるため、専用のタイヤを用いることなくタイヤの空気圧の低下を検出することができる。
上記タイヤ空気圧検出装置について、前記一対の電極は、それぞれ前記タイヤの軸方向に延びるとともに、前記タイヤの空気圧が予め定められた空気圧より低下したときに前記タイヤを挟んで接地する位置に設けられることが好ましい。
これによれば、タイヤの空気圧が予め定められた空気圧より低下したときに、一対の電極がタイヤを挟んで接地することで、電極がタイヤを挟んで接地しない場合に比べて、静電容量が大きく変化する。このため、タイヤの空気圧が予め定められた空気圧より低下したことを的確に検出することができる。
上記タイヤ空気圧検出装置について、前記一対の電極は、それぞれ前記タイヤの周方向に延びることが好ましい。
これによれば、タイヤの空気圧が低下し、タイヤの接地面積が大きくなると、これに比例してタイヤを挟んで接地する電極の面積も大きくなる。これに伴い、電極の静電容量も増加していくため、静電容量は、タイヤの接地面積に比例して大きくなる。このため、タイヤの空気圧の変化を検出しやすい。
上記タイヤ空気圧検出装置について、前記一対の電極における互いの電極に近い側の端部を一端とすると、前記電極の前記タイヤの軸方向に沿う寸法は、一端よりも他端のほうが大きいことが好ましい。
これによれば、タイヤの空気圧が低下していくのに合わせて、タイヤを挟んで接地する電極の面積が大きくなっていくため、タイヤの空気圧の変化を検出しやすい。更に、電極の他端の部分がタイヤを挟んで接地すると、計測回路によって計測される静電容量が大きく変化するため、タイヤの空気圧が低下したことを的確に検出することができる。
本発明によれば、専用のタイヤを用いずに、タイヤの空気圧の低下を検出することができる。
実施形態のタイヤ状態監視装置が搭載された車両を示す概略構成図。 タイヤ内の電極及びタイヤセンサユニットを示す部分破断斜視図。 タイヤセンサユニット及びタイヤ空気圧検出装置の回路構成を示す図。 タイヤセンサユニット及びタイヤ空気圧検出装置の回路構成を示す図。 (a)〜(c)は、タイヤの空気圧とタイヤの接地面積との関係を示す概略断面図。 (a)〜(c)は、別例の電極を示す概略断面図。 (a)〜(c)は、別例の電極を示す概略断面図。
以下、タイヤ空気圧検出装置を具体化した一実施形態について、図1〜図5を用いて説明する。
図1に示すように、タイヤ状態監視装置は、車両1の4つの車輪2にそれぞれ取り付けられる4つのタイヤ空気圧検出装置10と、車両1の車体に設置される受信機ユニット4とを備えている。各車輪2は、ホイール部5と、このホイール部5に装着されるタイヤ6とを含む。なお、タイヤ6の中心軸の延びる方向をタイヤ6の軸方向(幅方向)とし、車輪2の回転方向をタイヤ6の周方向とする。
図2に示すように、タイヤ6は、回転方向に延びるトレッド溝8を軸方向に複数備えるとともに、軸方向に隣り合うトレッド溝8の間に路面に接するトレッド部7を備える。各タイヤ6の内側には、タイヤ空気圧検出装置10が装着されている。各タイヤ空気圧検出装置10は、タイヤセンサユニット3及び一対の電極19を備える。一対の電極19は、同じ大きさの矩形板状であり、タイヤ6の周方向に間隔を空けて互いに絶縁された状態でタイヤ6の内周面に接合されている。一対の電極19は、タイヤ6の軸方向に延びている(長手方向がタイヤ6の軸方向と同一方向となるように接合されている)。各タイヤセンサユニット3は、タイヤ6の内部空間に配置されるように、そのタイヤ6の内周面に設置されている。各タイヤセンサユニット3は、対応するタイヤ6の空気圧が予め定められた空気圧より低下したことを検出可能である。
図3に示すように、各タイヤセンサユニット3は、センサユニットコントローラ14、送信回路16、計測回路17、及び電源18をケース3a内に備える。ケース3aは、一対の電極19に跨る状態でタイヤ6の内周面に接合されている。
タイヤセンサユニット3は、電源18からの電力供給によって動作する。センサユニットコントローラ14は、CPU及び記憶部(RAMやROM等)を含むマイクロコンピュータ等よりなり、記憶部には各タイヤセンサユニット3に固有の識別情報としてのIDコードが登録されている。このIDコードは、各タイヤセンサユニット3を受信機ユニット4において識別するために使用される情報である。
一対の電極19は、計測回路17を介して電源18と電気的に接続され、一対の電極19には電源18によって電圧が印加される。一対の電極19に電圧が印加されると、一対の電極19の間には電気力線Fが生じ、一対の電極19の間を電子が移動する。そして、一対の電極19の間には、誘電体であるタイヤ6が介在しているため、一対の電極19の間に静電容量を持たせることができる。この静電容量は、電極19間の比誘電率に依存する。タイヤ6の空気圧が高い場合には、車両1の荷重がかかっても、タイヤ6の反発力が大きく、タイヤ6が潰れにくい。
図4に示すように、タイヤ6の空気圧が低下すると、タイヤ6の反発力が低下し、タイヤ6の潰れ量が大きくなる。タイヤ6の潰れ量が大きくなると、タイヤ6と路面Rとの接触面積(接地面積)が増加する。すなわち、タイヤ6の空気圧が低下すると、タイヤ6の接地面積が増加する。このため、タイヤ6の接地面積が増加するのに合わせて、すなわち、タイヤ6の空気圧が低下するのに合わせて、電極19間の静電容量が増加していく。
計測回路17は、一対の電極19に電気的に接続され、計測回路17は、一対の電極19間の持つ静電容量を電圧として検出するようになっている。計測回路17は、センサユニットコントローラ14に信号接続され、計測回路17の計測した電圧信号はセンサユニットコントローラ14に出力されるようになっている。
センサユニットコントローラ14の記憶部には、タイヤセンサユニット3の動作を統括的に制御する統括プログラムが記憶されている。また、センサユニットコントローラ14の記憶部には、計測回路17の計測した電圧(静電容量)と比較するための閾値が予め記憶されている。静電容量の閾値は、最低限確保したいタイヤ6の空気圧よりも若干高い空気圧のときに検出される静電容量に設定されている。具体的にいえば、タイヤ6の空気圧が、予め定められた適正空気圧より低下し、一対の電極19が路面Rに最も近くなったときに検出される静電容量に設定されている。より具体的にいえば、タイヤ6の空気圧が適正空気圧のときの接地面積の大きさを予め求めておき、タイヤ6の空気圧が適正空気圧より低下したときに一対の電極19の両方がタイヤ6を挟んで接地するように電極の19離間距離を予め設定しておく。そして、電極19がタイヤ6を挟んで接地したときに検出される静電容量を求め、この値を静電容量の閾値としている。なお、一対の電極19が最も路面Rに近くなったときとは、一対の電極19が最も鉛直方向下方に位置するときである。
制御部としてのセンサユニットコントローラ14は、計測回路17によって検出された静電容量(電圧)が閾値より大きくなった場合には、タイヤ6の空気圧が低下したと判断して、警報信号を生成し、送信回路16から送信させる。送信部としての送信回路16は、送信アンテナ21から警報信号を送信する。一方、センサユニットコントローラ14は、計測回路17によって検出された静電容量(電圧)が閾値より小さい場合には、警報信号を生成しない。したがって、センサユニットコントローラ14が、タイヤ6の空気圧が低下したと判断するときの空気圧と、電極19がタイヤ6を挟んで接地するときの空気圧(予め定められた空気圧)は、同一である。
図1に示すように、受信機ユニット4は、受信機ユニットコントローラ33を備えるとともに、受信部としてのRF受信回路35を備えている。RF受信回路35は、受信アンテナ34を介して送信信号を受信する。受信機ユニットコントローラ33には、表示器38が接続されている。受信機ユニットコントローラ33はCPU及び記憶部(ROMやRAM等)を含むマイクロコンピュータ等よりなり、記憶部には受信機ユニット4の動作を統括的に制御するプログラムが記憶されている。
受信機ユニットコントローラ33は、タイヤセンサユニット3からの警報信号を受信した場合には、タイヤ6の空気圧に関する警報を表示器38に表示させる。表示器38は、車室内等、車両1の搭乗者の視認範囲に配置され、受信機ユニットコントローラ33により表示器38にはタイヤ6の空気圧の低下が表示(報知)される。
次に、本実施形態のタイヤ空気圧検出装置10の作用について図5に従って説明する。なお、図5(a)〜(c)では、一対の電極19が路面Rに最も近くなったとき(タイヤ6における一対の電極19の間の部分が接地したとき)の接地面を二重斜線によって示している。また、図5(a)は、タイヤ6の空気圧が適正空気圧よりも高いときの接地面を示しており、図5(b)は、タイヤ6の空気圧が適正空気圧のときの接地面を示しており、図5(c)は、タイヤ6の空気圧が適正空気圧よりも低い場合の接地面を示している。なお、説明の便宜上、タイヤセンサユニット3の図示を省略している。
センサユニットコントローラ14は、タイヤ6が一回転する間(一定期間の間)に、複数回に亘って一対の電極19に電圧を印加させ、印加の度に、一対の電極19間の持つ静電容量を計測回路17に計測させる。
図5(a)及び(b)に示すように、タイヤ6の空気圧が適正空気圧よりも高いときには、タイヤ6の空気圧が適正空気圧のときに比べて接地面積が小さい。タイヤ6の空気圧が、適正空気圧よりも高い空気圧から、適正空気圧になると、タイヤ6の接地面積が増加する。これに伴い、計測回路17によって計測される電極19の静電容量が大きくなる。
図5(c)に示すように、タイヤ6の空気圧が適正空気圧よりも低下し、一対の電極19がタイヤ6を挟んで接地すると、計測回路17によって検出される静電容量は、タイヤ6の空気圧が適正空気圧の場合に比べて大きくなる。また、電極19が、タイヤ6を挟んで接地することで、計測回路17によって計測される静電容量は、タイヤ6の空気圧が適正空気圧よりも高い空気圧から適正空気圧になるときに比べて、大きく変化する(静電容量の増加量が多い)。
したがって、上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)タイヤ6の内周面に接合された電極19の静電容量を検出することで、タイヤ6の空気圧が適正空気圧より低下したことを検出することができる。このため、タイヤ6の空気圧を計測する装置をタイヤ6に埋設する必要がなく、専用のタイヤを用いることなくタイヤ6の空気圧の低下を検出することができる。
(2)また、タイヤ6の空気圧を検出するために、タイヤ6の内部に圧力センサを設けることも考えられる。しかしながら、圧力センサは、電極19(金属板や、金属膜)に比べて高価であり、圧力センサを用いると、タイヤ空気圧検出装置の製造コストが高くなる。電極19を用いて、タイヤ6の空気圧が適正空気圧より低下したことを検出することで、タイヤ空気圧検出装置10の製造コストが低減される。
(3)電極19は、タイヤ6の空気圧が予め定められた適正空気圧より低下したときに、タイヤ6を挟んで接地する位置に設けられている。このため、タイヤ6の空気圧が適正空気圧より低下すると、電極19の静電容量が大きく変化する。このため、タイヤ6の空気圧が適正空気圧より低下したことを的確に検出することができる。
(4)ところで、圧力センサを用いずにタイヤ6の空気圧が低下したことを検出する装置として、タイヤ6の回転数の相対関係からタイヤ6の空気圧の低下を検出する装置が知られている。タイヤ6の空気圧が低下すると、タイヤ6の直径が小さくなり、タイヤ6の回転数が増加する。このため、各車輪2に設けられたABS(アンチロックブレーキシステム)などを利用して各車輪2の回転数(回転速度)を検出して、特定のタイヤ6の回転数が他のタイヤ6の回転数に比べて相対的に低い場合には、そのタイヤ6の空気圧が低下していると検出することができる。しかしながら、この場合には、各タイヤ6の回転数の相対関係から特定のタイヤ6の空気圧の低下を検出するため、各タイヤ6の回転数の差が少ない場合、すなわち、各タイヤ6の空気圧の差が少ない場合には、タイヤ6の空気圧が低下したことを検出できない。これに対し、本実施形態のタイヤ空気圧検出装置10は、タイヤ6の相対関係に関わらずタイヤ6の空気圧が低下したことを検出することができる。
なお、実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 図6(a)〜(c)に示すように、一対の電極19は、それぞれタイヤ6の周方向に延びていてもよい。この場合、タイヤ6の空気圧が低下し、タイヤ6の接地面積が大きくなると、タイヤ6を挟んで接地する電極19の面積も比例して大きくなる。これに伴い、電極19の静電容量も増加していくため、静電容量は、タイヤ6の接地面積に比例して大きくなる。このため、タイヤ6の空気圧の変化を検出しやすい。
・ 図7(a)〜(c)に示すように、一対の電極30における互いの電極30に近い側の端部を一端とすると、電極30のタイヤ6の軸方向に沿う寸法は、一端に比べて他端のほうが大きくなっていてもよい。例えば、図7(a)に示すように、電極30は、T字状をなしていてもよい。電極30は、タイヤの周方向に延びる矩形状の第1電極部31と、タイヤ6の軸方向に延びる第2電極部32とを有している。一対の電極30は、一端がタイヤ6の周方向に向かい合うように並んで設けられている。第2電極部32は、電極30の他端に設けられている。電極30は、タイヤ6の空気圧が適正空気圧より低下したときに第2電極部32の両方がタイヤ6を挟んで接地する位置に設けられている。この場合、タイヤ6の空気圧が適正空気圧より低下するまでのタイヤ6の空気圧の変化を検出しやすく、タイヤ6の空気圧が適正空気圧より低下したときには、検出される静電容量が大きく変化するため、タイヤ6の空気圧が適正空気圧より低下したことを的確に検出することができる。また、図7(b),(c)に示すように、電極30は、三角形状や、台形状をなしていてもよい。
・ 電極19の静電容量から、タイヤ6の空気圧に加えてタイヤ6の摩耗を検出できるようにしてもよい。電極19の静電容量は、タイヤ6を通過する電気力線Fの量に依存し、タイヤ6のトレッド部7の摩耗が進行していない程タイヤ6から漏れる電気力線Fの量が少なく、タイヤ6の比誘電率が大きくなるため、一対の電極19間の静電容量は大きくなる。一方、トレッド部7の摩耗が進行する程タイヤ6から漏れる電気力線Fの量は多くなり、タイヤ6の比誘電率が小さくなるため、一対の電極19間の静電容量は小さくなる。このため、静電容量を検出することで、タイヤ6の摩耗を検出することができる。
・ 一対の電極19は、同じ大きさ、同じ形状でなくてもよい。
・ タイヤ空気圧検出装置10は、4輪の車両1におけるタイヤ6への適用に限定されるものではなく、2輪や3輪など4輪以外の車両におけるタイヤに適用してもよい。
・ 受信機ユニット4の受信回路は、RF受信回路35ではなく低周波の受信回路であってもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握することのできる技術的思想について以下に追記する。
(イ)車両に設けられた受信部に警報信号を送信する送信部を備え、前記制御部は、前記計測回路によって計測される静電容量が閾値より大きくなったときに前記警報信号を送信させることを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載のタイヤ空気圧検出装置。
1…車両、6…タイヤ、10…タイヤ空気圧検出装置、14…センサユニットコントローラ、16…送信回路、17…計測回路、18…電源、19,30…電極、35…RF受信回路。

Claims (4)

  1. 車両のタイヤ内側に装着され、前記タイヤの空気圧の低下を検出するタイヤ空気圧検出装置であって、
    電源と、
    前記タイヤの周方向に互いに離間し、かつ絶縁された状態で前記タイヤの内周面に接合された一対の電極と、
    前記電源から前記一対の電極に電圧を印加したときの前記タイヤの接地面積の変化に合わせて変動する前記電極の静電容量を計測する計測回路と、
    前記計測回路によって計測される静電容量が閾値より大きくなったときに前記タイヤの空気圧が低下したと判断する制御部と、を備えたことを特徴とするタイヤ空気圧検出装置。
  2. 前記一対の電極は、それぞれ前記タイヤの軸方向に延びるとともに、前記タイヤの空気圧が予め定められた空気圧より低下したときに前記タイヤを挟んで接地する位置に設けられることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ空気圧検出装置。
  3. 前記一対の電極は、それぞれ前記タイヤの周方向に延びることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ空気圧検出装置。
  4. 前記一対の電極における互いの電極に近い側の端部を一端とすると、前記電極の前記タイヤの軸方向に沿う寸法は、一端よりも他端のほうが大きいことを特徴とする請求項3に記載のタイヤ空気圧検出装置。
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