JP5905850B2 - 空気清浄装置及びこれを用いた空気清浄監視システム - Google Patents
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Description
特許文献1は、室内の粉塵を清浄する空気清浄機からの情報を、監視センタにて監視する技術である。
特許文献2は、サーミスタによる温度検知情報からガスバーナの不完全燃焼を監視する技術である。
特許文献3は、火災情報を監視するシステムである。
特許文献4は、クリーンルームでケミカル汚染物質の除去度合を監視するシステムである。
しかしながら、室内空間環境として要請されることは、監視対象が許容範囲外に至ったか否かだけに限られない。
例えば都市ガス、プロパンガス等が室内に漏れることにより、中毒、火災、爆発等の事故が生ずる。そのため、ガス漏れ防止の対策を施すことが必要になる。一般には、台所にガス漏れ検知器を設置している場合が多い。このガス漏れ検知器は、都市ガス使用の場合には天井面付近に、プロパンガス、LPガス使用の場合には床面付近に設置される。いずれの場合にも、検知された場合にガス漏れ検知器が鳴動するものである。
この種のガス漏れを引き起こす主たる原因としては、1)ガスコンロ、湯沸かし器の立ち消え、2)器具の劣化などが挙げられる。
ここで、1)の場合には一気にガス漏れが起こり、室内ガス濃度は急激に上昇するが、2)の場合には、室内ガス濃度は徐々に上昇する傾向にある。
前述したガス漏れ検知器は、主として1)の場合を想定したものであり、室内ガス濃度の急激な上昇により初めて機能を発揮するが、2)の場合には危険な状況(許容範囲外に至る状況)になるまでは検知することはできない。
このため、例えばガス漏れについては、2)の場合のように、ガス漏れが徐々に上昇するような状況を迅速に突き止め、ガス漏れ事故等を未然に防止するための対策が強く要請されている。
つまり、近年、室内で使用されるガス・石油燃焼器具の燃焼排ガスが室内に漏気し、一酸化炭素中毒等の問題を引き起こす事例が頻繁に起きている。この種の燃焼器具は、密閉型、開放型などに大別されるが、密閉型は煙突を経由して排ガスを室外に排出するのに対し、開放型は排ガスを室内に直接排出する。前者では、煙突内の空気が室内に漏気しないことが重要であり、後者では燃焼器具の劣化や室内酸素濃度の低下、あるいは、両者の相乗作用に伴う一酸化炭素や各種VOC等の発生に留意しなければならない。いずれの場合にも、一回限りの現象が重大な事故につながることは希で、燃焼器具使用時間の増大に伴う器具劣化により、例えば中毒事故のように、重大な室内空気汚染が引き起こされる。
すなわち、不完全燃焼による事故を未然に防止するための対策も強く要請されている。
この種のシックハウス問題は、室内空間を仕切る建材類や家具類から発生するホルムアルデヒド等のVOC(Volatile Organic Compounds)のような有害なガス状化学物質が要因になっているが、居住者が気づかずに、原因がわからないまま健康被害に至るケースが多い。
そこで、このようなシックハウス問題の対策として、室内空間内にVOC等の汚染物質がどの程度存在するかを監視し、室内空間での汚染物質濃度の上昇について早期に把握したいという要請も強くなりつつある。
更にまた、室内空間にはペットが飼われたり、観賞用植物が置かれたりすることが多いが、これに伴って、室内空間に微生物粒子(ダニ、カビ、花粉、細菌、ウイルスなど)が不必要に舞い込むことも多く、これがアレルゲンや病原体となって健康被害を引き起こすケースもある。
このような状況下においても、微生物粒子による健康被害を未然に防止するという観点から、室内空間環境の状態を監視し、微生物粒子の存在状況を早期に把握したいという要請もある。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る空気清浄監視システムにおいて前記情報監視装置による監視情報に基づいて室内空間の空気清浄状態を改善することを要するか否かを判別する改善要否判別装置を備えたことを特徴とする空気清浄監視システムである。
請求項4に係る発明は、請求項3に係る空気清浄監視システムにおいて、室内空間に設けられ、前記改善要否判別装置が室内空間の空気清浄状態を改善することを要すると判別したときに室内空間の空気清浄状態を改善すべく強制的に作動させる空気清浄改善装置を備えていることを特徴とする空気清浄監視システムである。
請求項2に係る発明によれば、清浄部材による空気清浄性能に加えて、監視対象となる室内空間にて清浄処理対象と異なる人体に影響する因子物質を長期にわたり累積的に採取することで、採取した因子物質情報の累積的変化を正確に把握することができ、この因子物質情報を管理することで、室内空間の空気の清浄状態を監視する空気清浄監視システムを簡単に構築することができる。
請求項3に係る発明によれば、室内空間の空気清浄状態の改善の要否を迅速に判別することができる。
請求項4に係る発明によれば、室内空間の空気清浄状態を迅速に改善し、人の健康予防や有害ガスによる中毒事故などを未然に防止することができる。
図1(a)において、空気清浄監視システムは、室内空間Rに設置されて室内の空気を清浄する空気清浄装置1と、この空気清浄装置1の捕捉部材6(図1(b)(c)参照)にて捕捉した因子物質情報を管理し、管理した因子物質情報がどのような状態であるかを監視する情報監視装置10とを備えたものである。
本実施の形態において、空気清浄装置1は、図1(b)(c)に示すように、空気流通路3が形成される清浄装置本体2と、この清浄装置本体2の空気流通路3に空気Aを引き込む吸引手段4と、前記空気流通路3に引き込まれた空気Aに対して清浄処理を施す清浄部材5と、前記空気流通路3に引き込まれた空気Aのうち清浄部材5にて清浄処理される前の空気Aが通過する領域に設けられ、当該清浄処理前の空気Aに含まれて人体に影響するガス状又は浮遊粒子状の因子物質が少なくとも許容範囲外に至る前段階から監視可能に捕捉される捕捉部材6とを備える。
また、人体の健康を監視する上で有効な空気清浄装置1としては、図1(b)(c)に示すように、空気流通路3が形成される清浄装置本体2と、この清浄装置本体2の空気流通路3に空気Aを引き込む吸引手段4と、前記空気流通路3に引き込まれた空気Aに対して清浄処理を施す清浄部材5と、前記空気流通路3に引き込まれた空気Aのうち清浄部材5にて清浄処理される前の空気Aが通過する領域に設けられ、当該清浄処理前の空気Aに含まれて人体から発生するガス状又は浮遊粒子状の因子物質が監視可能に捕捉される捕捉部材6とを備えるものが挙げられる。
尚、図1(a)において、室内空間Rは例えば建材類16にて仕切られ、室内空間Rには居住者となる人Mが存在し、空気清浄装置1以外に例えば燃焼器具15、家具類17などが設置されている。また、図1(b)(c)において、符号3aは空気流通路3の入口、3bは空気流通路3の出口を示す。
また、清浄部材5としては、吸着法、触媒法、吸収法のいずれの方式を採用したものも含み、空気中に含まれる清浄すべき物質(有害化学物質、粉塵など)を除去するものを広く含む。
更に、人体に影響する因子物質としては、室内空間Rにて人体に影響するガス状又は浮遊粒子状の物質を広く含み、例えばガス漏れ因子物質、不完全燃焼因子物質、シックハウスにつながる因子物質(VOCなど)、ダニ、カビ、花粉、細菌、ウィルス等の微生物粒子がある。
一方、人体から発生するガス状因子には、呼気、体臭などの臭気がある。また、人体から発生する浮遊粒子状因子には、例えばくしゃみ、咳などに伴う微小滴に含まれるインフルエンザ等のウィルスや、花粉症などのアレルゲンがある。
更にまた、人体に影響する因子物質を捕捉する捕捉部材6として、‘因子物質が少なくとも許容範囲外に至る前段階から監視可能に捕捉される’とは、例えば許容範囲外となる有害レベルに至っているか否かを監視することは勿論であるが、有害レベルに至る前段階の状態も監視可能であることを意味するものである。このため、本態様では、因子物質が許容範囲外となる有害レベルに至る前の変化を把握でき、有害レベルに至る前に対策することが可能である。
一方、人体から発生する因子物質を捕捉する捕捉部材6としては、因子物質の種類と量およびその発生特性が重要であり、人の健康状態につながる因子物質がどのような状態であるか否かを監視できればよい。
また、情報監視装置10による監視の仕方については、予め決められた基準値を超えているか否か、因子情報の変化パターンに異常があるか否かなど適宜選定して差し支えない。
また、情報監視装置10の代表的態様としては、例えば捕捉部材6がガス状又は浮遊粒子状の因子物質を検出するセンサ6aである態様においては、捕捉部材6であるセンサ6aからの検出情報を通信可能に取り込んで管理し、管理した検出情報に基づいて因子物質を定性、定量するものが挙げられる。一方、捕捉部材6が清浄装置本体2に取り外し自在に設けられてガス状又は浮遊粒子状の因子物質を累積的に捕集する捕集部材6bである態様においては、情報監視装置10は、空気清浄装置1から捕捉部材6である捕集部材6bを取り外し、離脱した捕集部材6bに捕集されている因子物質を定性、定量するものが挙げられる。
ここで、改善要否判別装置11としては、例えば情報監視装置10による監視情報をリアルタイム又はメディアを介して受け付け、予め定めた基準レベルを超えた場合に改善を要すると判別する等適宜選定して差し支えない。この場合において、基準レベルは少なくとも1つあればよいが、改善の程度に応じて複数段階レベル設けるようにしてもよい。
更に、空気清浄監視システムの好ましい態様としては、室内空間Rに設けられ、前記改善要否判別装置11が室内空間Rの空気清浄状態を改善することを要すると判別したときに室内空間の空気清浄状態を改善すべく強制的に作動させる空気清浄改善装置12を備えている態様が挙げられる。
ここで、空気清浄改善装置12としては、例えば室内空間Rの酸素不足を改善する場合に強制的に作動させる換気装置や、室内空間Rに必要な微量物質が不足した場合に作動させる微量物質補充装置や、清掃部材5としてのフィルタが寿命である場合にフィルタを交換するために作動させる空気清浄装置1の自動フィルタ交換装置などが挙げられる。
また、このような空気清浄監視システムにおいて、室内空間Rでの因子物質発生量を簡単に把握するという観点からすれば、情報監視装置10は捕捉部材6にて捕捉した因子物質情報として因子物質濃度情報を監視し、改善要否判別装置11は情報監視装置10からの因子物質濃度情報を予め決められた演算式に算入することにより単位時間当たりの因子物質発生量の変化を算出し、この因子物質発生量の変化をもって、室内空間Rの空気清浄状態の程度を判定すると共に室内空間Rの空気清浄状態を改善するか否かを決定するようにすればよい。
ここで、室内空間Rの空気清浄状態の程度の判定基準は、因子物質発生源が何かによって夫々が決まる。つまり、室内における因子物質発生源としては、例えば室内に存在する人やペット等の生物からの発生物質、燃焼器具などの電子機械機器からの発生ガス、あるいは、建具類や家具類、日用品等のからの発生ガスなど各種あるが、対象とする因子物質発生源毎に予め決められたレベルを定めておき、そのレベルを超えるか否かで室内空間Rの空気清浄状態の程度を判定するようにすればよい。また、この種の判定情報は室内空間Rの空気清浄状態の改善の要否に利用されるが、因子物質発生源側や情報監視装置10に通知するようにしてもよい。
本態様によれば、室内空間での因子物質各種発生源(燃焼器具などの器具、人体、建物、家具、日用品など)における因子物質発生量の変化を簡単に把握でき、各種発生源の固有の因子物質発生量の変化を基に室内空間の空気清浄状態の程度を判定することができる。そのため、室内空間の空気清浄状態を迅速に改善し、人の健康予防や有害ガスによる中毒事故などを未然に防止することができる。
更に、このような空気清浄監視システムにおいて、改善対象物(例えば空気清浄装置1の清浄部材5等)をどのようにすべきかを事前に特定するという観点からすれば、改善要否判別装置11は情報監視装置10からの監視情報に基づいて室内空間Rの空気清浄状態の改善の要否に加えて、改善対象物の特性をも事前判別するようにすればよい。
図2は本発明が適用された空気清浄監視システムの実施の形態1の全体構成を示す。
同図において、空気清浄監視システムは、人Mが居住する室内空間Rに設置される空気清浄装置20と、この空気清浄装置20からのガス漏れ情報及び燃焼情報を管理する管理センタ100とを備えている。尚、符号50は室内空間R内に設置される燃焼器具である。
本実施の形態において、空気清浄装置20は、図3に示すように、空気流通路22が区画形成される清浄装置本体としてのエアダクト21を有し、このエアダクト21の入口開口23に入口ルーバ24を設けると共に、エアダクト21の出口開口25に出口ルーバ26を設け、前記空気流通路22には入口側から順に目の粗いプレフィルタ27、細かな粉塵除去用の粒子除去フィルタ28を配設し、更に、プレフィルタ27と粒子除去フィルタ28との間に空気流通路22にエアAが吸引される吸引ファン30を配設したものである。
そして、空気流通路22のうち粒子除去フィルタ28の空気流通方向上流側にはセンサ40が配設されており、このセンサ40としては、前記ガス漏れ情報(例えば都市ガスやプロパンガス)及び燃焼情報(例えば不完全燃焼に伴う一酸化炭素)を検知するためのガスセンサ41が用いられている。
ここで、ガスセンサ41は、ガス漏れ情報、燃焼情報の両者を検知する構成の検知器でもよいし、夫々を個別に検知する構成の検知器でもよい。また、本実施の形態では、燃焼情報として一酸化炭素のガス濃度をガスセンサ41(40)にて検知しているが、例えば一酸化炭素中毒等の重大事故が起こる以前に、VOC等のある種の有害ガスなどのガス発生が起こることがあるため、前記特定のガスを検知するための特定ガスセンサを用いることにより、一酸化炭素中毒等の重大事故を未然に防止するようにしてもよい。
より具体的には、管理装置110は、例えば図3に示すように、ガスセンサ41にて検知されたガス漏れ情報又は燃焼情報(ガス濃度)を時系列にて記録管理し、例えば許容範囲内にて2つのレベル値L1、L2(L1<L2)を予め設定しておき、ガス濃度がレベル値L1に到達した後レベル値L2に到達するまでの時間(t2−t1)が予め決められた時間よりも短い場合には、許容範囲内ではあるが、ガス漏れが生じている、あるいは、不完全燃焼が生じている可能性があると判断し得るようになっている。
そして、管理センタ100は、図2に示すように、このようなガス漏れ情報又は燃焼情報をガス会社121又は燃焼器具メーカ122に情報提供し、情報提供を受けたガス会社121又は燃焼器具メーカ122は、情報提供されたガス漏れ情報又は燃焼情報(ガス濃度)を改善判別装置130に取り込み、この改善判別装置130にて前記ガス漏れ情報又は燃焼情報に基づいて室内空間Rの空気清浄状態を改善することを要するか否かを判別し、改善を要すると判断した場合に監視対象となる室内空間Rに設置されている燃焼器具50についてメンテナンス作業を行う。
このように、管理センタ100では集約的な情報収集を行い、問題あるいは危険な情報と判断された場合には、適切な対処法や改善策をとることが可能になる。
例えば燃焼器具50が開放型である態様を室内空間Rで使用する場合、燃焼器具50の劣化及び室内酸素濃度の低下に伴い、CO(一酸化炭素)、HC(炭化水素)、ホルムアルデヒドなどのVOC(揮発性有機化合物)のガス発生量は平常時に比較して増大する。このため、室内空間Rのガス濃度が上昇する。この異常な濃度上昇により、時としてCO中毒などの重大事故が引き起こされる。
このため、このようなガス発生量に着目し、ガスセンサ41(40)からの検出信号を解析することにより監視対象である汚染物質のガス発生量を求める手法として以下の手法を見出したものである。
すなわち、図4(a)に示すように、ある限られた短時間(dt)における室内空間Rのガス濃度の上昇値(dC)により、その間のある汚染物質のガス発生量は図4(b)に示す演算式にて求められる。
このように、図4(b)に示す演算式を用いれば、ある限られた時間(dt)における微少な室内の濃度変化(dC)を測定することにより、その間の燃焼器具50等の機器からのガス発生量を高精度で求めることができる。これにより、燃焼器具50等の機器からの異常な汚染物質発生を検知することができる。
尚、図4(b)に示す演算式は、後述する実施の形態のように、人体やペットからの発生物質や建具類や家具類などからの汚染物質などの因子物質の発生量を高精度に求めることができ、これにより、異常な因子物質発生を検知することができる。
本実施の形態では、管理装置110は、空気清浄装置20に設置されているガスセンサ41(40)からの情報だけを用いてガス漏れ情報又は燃焼情報を管理しているが、これに限られるものではなく、図2に仮想線で示すように、燃焼器具50に設置されているセンサ51(例えば燃焼状態を直接監視するFID(Flame Ionization Detectorの略))からの情報を合わせて利用するようにしてもよい。
更に、本実施の形態では、ガスセンサ41(40)にてガス漏れ情報又は燃焼情報を検知する態様が採用されているが、これに限られるものではなく、例えば図5(a)に示すように、空気清浄装置20のガスセンサ41(40)の代わりに、空気流通路22を通過するガス漏れ情報又は燃焼情報となるガスが捕集される捕集部材60をエアダクト21内に着脱自在に取り付けるようにしてもよい。
そして、管理センタ100では、図2及び図5(b)に示すように、空気清浄装置20から捕集部材60を取り外し、捕集物質分析装置111にて取り外した捕集部材60に捕集された捕集物質(本例ではガス状物質)を分析するものである。
ここで、捕集部材60としては、捕集すべきガスが除去可能なガス除去フィルタ61(図5(a)参照)や、図5(b)に示す捕集管62が用いられる。そして、ガス除去フィルタ61は取り外され、また、捕集管62にて捕集されたガスはサンプラ63にてサンプリング回収され、管理センタ100に持ち込まれる。
そして、管理センタ100の捕集物質分析装置111としては、ガスクロマトグラフ、ガスクロマトグラフ質量分析器、高速液クロマトグラフ、イオンクロマトグラフなどが採用され、捕集部材60(ガス除去フィルタ61又は捕集管62)にて捕集されたガスが分析される。
更に、本実施の形態では、ガス会社121又は燃焼器具メーカ122が改善判別装置130にて改善の要否を判別しているが、これに限られるものではなく、管理センタ100側で改善判別装置130による判別処理をも実施し、この判別結果をガス会社121又は燃焼器具メーカ122に伝達し、管理センタ100からの提供情報に基づいてメンテナンス作業を行うようにしてもよい。尚、このことは以下の各実施の形態においても同様である。
図6は本発明が適用された空気清浄監視システムの実施の形態2の全体構成を示す説明図である。
同図において、空気清浄監視システムは、人Mが居住する室内空間Rに設置される空気清浄装置20と、この空気清浄装置20からのシックハウス情報及び微生物粒子情報を管理する管理センタ100とを備えている。尚、符号52は室内空間Rを仕切る建材類、53は室内空間R内に設置される家具類である。
本実施の形態において、空気清浄装置20は、図6及び図7(a)に示すように、実施の形態1と略同様の構成要素を有するが、実施の形態1と異なり、空気流通路22のうち粒子除去フィルタ28の空気流通方向上流側にはシックハウスの要因となる因子物質(建材類52や家具類53から発生する揮発性有機化合物(VOC:Volatile Organic Compounds))を検知するためのセンサ40としての有害センサ42及び粒子除去フィルタ28の一部には微生物粒子を捕集するための微生物粒子フィルタ64を着脱自在に設けたものである。
ここで、VOCとしては、HCHO(ホルムアルデヒド)を始め、トルエン、キシレンなどのものが挙げられる。また、微生物粒子としては例えばダニ、カビ、花粉などが挙げられる。
尚、実施の形態1と同様な構成要素については実施の形態1と同様な符号を付してここではその詳細な説明を省略する。
一方、微生物粒子フィルタ64は、図6及び図7(a)のYに示すように、空気清浄装置20から取り外され、管理センタ100に持ち込まれて捕集物質分析装置111にて分析される。
尚、微生物粒子などについての捕集物質分析装置111としては顕微鏡などによる分析も含まれる。
そして、管理センタ100は、管理装置110で管理したシックハウス情報が予め決められた許容範囲内の上限に近いレベルにあると判断したときには、前記シックハウス情報を例えば住環境アドバイザ123に情報提供し、情報提供を受けた住環境アドバイザ123は、情報提供された前記シックハウス情報を改善判別装置130に取り込み、この改善判別装置130にて前記シックハウス情報に基づいて室内空間Rの空気清浄状態を改善することを要するか否かを判別し、改善を要すると判断した場合に監視対象となる室内空間Rの建材類52や家具類53についてVOCの発生を抑制する処理(例えばVOC抑制処理剤による噴霧処理)を施す。
更に、管理センタ100は、捕集物質分析装置111で分析した微生物粒子情報が予め決められた許容範囲内の上限に近いレベルにあると判断したときには、前記微生物粒子情報を例えば住環境アドバイザ123に情報提供し、情報提供を受けた住環境アドバイザ123は、情報提供された前記微生物粒子情報を改善判別装置130に取り込み、この改善判別装置130にて前記微生物粒子情報に基づいて室内空間Rの空気清浄状態を改善することを要するか否かを判別し、改善を要すると判断した場合に微生物粒子の種類や量、温湿度情報を基に、室内空間R内における適切な環境条件の構築を図ったり、微生物粒子の発生源について除去処理を施す。
このようにして、住宅改善、住まい方の改善、環境条件の制御などが行われる。
本実施の形態では、有害センサ42にてシックハウスの要因となる因子物質を検知する態様が採用されているが、これに限られるものではなく、例えば図7(b)に示すように、空気清浄装置20の有害センサ42の代わりに、空気流通路22を通過するVOCが捕集される捕集部材60をエアダクト21内に着脱自在に取り付け、この捕集部材60にて捕集したVOCを捕集物質分析装置111にて分析するようにしてもよい。
ここで、捕集部材60としては、例えば図8(a)に示すように、VOCのうちHCHOを捕集するHCHO捕集管65や、これ以外のVOCを捕集する捕集管66が用いられる。本例では、HCHO捕集管65としては、DNPH(2,4−ジニトロフェニルヒドラジン)を捕集剤としたものが用いられ、また、他の捕集管66としては炭素系捕集剤やTenax TAが用いられる。
また、捕集物質分析装置111は、前記捕集管65,66にて捕集されたVOCを、ポンプ71,72を介してフローメータ73,74及びガスメータ75,76に送り、定性、定量分析するものである。尚、捕集物質分析装置111としては公知の他の態様のものを適宜使用できることは勿論である。
尚、捕集部材60の別の態様としては、例えば図8(b)に示すように、例えばインピンジャーからなる捕集管67を利用し、ポンプ77を介してガスメータ78に送り、定性分析するようにしてもよい。
図9は本発明が適用された空気清浄監視システムの実施の形態3の全体構成を示す説明図である。
同図において、空気清浄監視システムは、実施の形態1と同様に、人Mが居住する室内空間Rに設置される空気清浄装置20と、この空気清浄装置20からのガス漏れ情報及び燃焼情報を管理する管理センタ100とを備えている。尚、実施の形態1と同様な構成要素については実施の形態1と同様な符号を付してここではその詳細な説明を省略する。
特に、本実施の形態では、室内空間Rには換気装置80が設けられており、管理センタ100は、管理するガス漏れ情報又は燃焼情報をガス会社121又は燃焼器具メーカ122に情報提供し、情報提供を受けたガス会社121又は燃焼器具メーカ122は、情報提供されたガス漏れ情報又は燃焼情報(ガス濃度)を改善判別装置130に取り込み、この改善判別装置130にて前記ガス漏れ情報又は燃焼情報に基づいて室内空間Rの空気清浄状態を改善することを要するか否かを判別し、改善を要すると判断した場合に前記換気装置80を強制的に作動させることにより強制換気処理を実施するようになっている。
このように、室内空間Rである物質、例えば酸素成分が不足すると、人Mの健康に悪い影響が及ぼされる。例えば室内空間Rの酸素濃度は通常20.9%であるが、ガスセンサ41(40)が酸素濃度の低下を検出したと仮定すると、改善判別装置130が室内空間Rの空気清浄状態を改善することを要すると判別し、この判別結果に基づいて換気装置80を作動させるように連動させれば、消費された分の酸素分子を補給することが可能である。これにより、燃焼器具50の使用により生ずる室内空間Rの酸素濃度の低下現象が有効に防止される。
図10は本発明が適用された空気清浄監視システムの実施の形態4の全体構成を示す説明図である。
同図において、空気清浄監視システムは、実施の形態2と略同様に、人Mが居住する室内空間Rに設置される空気清浄装置20と、この空気清浄装置20からのシックハウス情報及び微生物粒子情報を管理する管理センタ100とを備えている。尚、実施の形態2と同様な構成要素については実施の形態2と同様な符号を付してここではその詳細な説明を省略する。
一般に、人体にとって有害なシックハウス成分や微生物粒子に対してはこれを抑制する上で有効な微量物質が室内空間Rに適量存在することが好ましい。特に、シックハウス成分や微生物粒子に対してアレルギー体質の人Mにとっては生活空間として快適な環境を確保することが極めて重要である。
このような要請下において、空気清浄監視システムとしては、室内空間Rに微量物質拡散装置90を配設しておき、管理センタ100からのシックハウス情報又は微生物粒子情報を例えば住環境アドバイザ123に情報提供し、情報提供を受けた住環境アドバイザ123は、提供情報を改善判別装置130に取り込み、この改善判別装置130にて前記シックハウス情報又は微生物粒子情報に基づいて室内空間Rの空気清浄状態を改善することを要するか否かを判別し、改善を要すると判断した場合に前記微量物質拡散装置90を強制的に作動させ、例えば室内空間Rの微量物質濃度が一定になるように濃度制御することにより、拡散した微量物質にてシックハウス成分や微生物粒子による悪い影響を抑えるようにすればよい。
図11は本発明が適用された空気清浄監視システムの実施の形態5の全体構成を示す説明図である。
同図において、空気清浄監視システムは、実施の形態2と略同様に、人Mが居住する室内空間Rに設置される空気清浄装置20と、この空気清浄装置20からのシックハウス情報及び微生物粒子情報を管理する管理センタ100とを備えている。尚、実施の形態2と同様な構成要素については実施の形態2と同様な符号を付してここではその詳細な説明を省略する。
本実施の形態においては、空気清浄装置20は、図12に示すように、実施の形態2と異なり、清浄装置本体としてのエアダクト(図示せず)に対し清浄フィルタ150として粒子除去フィルタ151及びガス除去フィルタ152を着脱自在とし、汚れた清浄フィルタ150(粒子除去フィルタ151,ガス除去フィルタ152)を洗浄により再利用するものである。尚、センサ40としての有害センサ42は例えば各種シックハウス成分及び微生物粒子を検出可能としたものである。
本例では、空気清浄監視システムとしては、管理センタ100からのシックハウス情報又は微生物粒子情報を例えば住環境アドバイザ123に情報提供し、情報提供を受けた住環境アドバイザ123は、提供情報を改善判別装置130に取り込み、この改善判別装置130にて前記シックハウス情報又は微生物粒子情報に基づいて室内空間Rの空気清浄状態を改善することを要するか否かを判別し、フィルタ回収者140に情報提供する。
このフィルタ回収者140は、住環境アドバイザ123からの情報提供により、洗浄すべき清浄フィルタ150がどのような物質(シックハウス成分や微生物粒子)を捕獲しているかを把握し、フィルタ洗浄装置141による清浄フィルタ150の再生法を事前に判別することができる。
例えば図12に示すように、物質A,B,Cのいずれかによって好ましい洗浄剤α〜γを選択し、物質D〜Iによって好ましい清掃法(加熱脱離法の温度条件、化学吸着剤の種類I,II、添加量)を選択することが可能である。
このため、フィルタ回収者140は監視対象である空気清浄装置20の清浄フィルタ150を回収した後に、直ちに清浄フィルタ150を所望の再生法にて洗浄することが可能である。
尚、本実施の形態では、フィルタ回収者140は住環境アドバイザ123から情報提供を受けているが、管理センタ100から直接情報提供を受けてもよいし、管理センタ100がフィルタ回収者140を兼任するようにしてもよいことは勿論である。
また、本実施の形態では、センサ40としての有害センサ42からの検出情報に基づいてシックハウス成分、微生物粒子を特定するようにしているが、これに限られるものではなく、実施の形態2のように、シックハウス成分については有害センサ42を用い、微生物粒子については実施の形態2と同様な微生物粒子フィルタ64を用いて特定するようにしてもよい。
図13は本発明が適用された空気清浄監視システムの実施の形態6の全体構成を示す説明図である。
同図において、空気清浄監視システムは、人Mが居住する室内空間Rに設置される空気清浄装置20と、この空気清浄装置20からの健康情報を管理する管理センタ100とを備えている。
本実施の形態において、空気清浄装置20は、実施の形態1,2と略同様な構成を有しているが、実施の形態1,2と異なり、空気流通路22のうち粒子除去フィルタ28の空気流通方向上流側には、エアAに含まれる人Mの呼気や体臭等の臭気ガスが検知されるセンサ40としての臭気センサ43を有している。尚、実施の形態1,2と同様な構成要素については実施の形態1,2と同様な符号を付してここではその詳細な説明を省略する。
また、管理センタ100は臭気センサ43からの情報が取り込まれる管理装置110を有し、この管理装置110は臭気センサ43からの検知情報を時系列にて記録管理し、予め決められた健康データと対比しながら、その人Mの健康状態を監視するものである。
そして、管理センタ100は健康情報を例えば健康アドバイザ124に情報提供し、情報提供を受けた健康アドバイザ124は、情報提供された健康情報を改善判別装置130に取り込み、この改善判別装置130にて前記健康情報に基づいて室内空間Rの空気清浄状態を改善することを要するか否かを判別し、監視対象となる室内空間Rに居住する人Mに対して健康状態が不良であると判断するのであればその改善策をアドバイスする。
また、本実施の形態では、臭気センサ43を用いた態様が示されているが、これに限られるものではなく、例えば図13に示すように、活性炭やTenax TA等で構成される捕集管や、捕集機能を兼備したガス除去フィルタなどの捕集部材60を利用し、人体から発生する臭気ガスを捕集し、管理センタ100の捕集物質分析装置111にて捕集ガスを分析するようにしてもよい。
図14は本発明が適用された空気清浄監視システムの実施の形態7の全体構成を示す説明図である。
同図において、空気清浄監視システムは、人Mが居住する室内空間Rに設置される空気清浄装置20と、この空気清浄装置20からの健康情報を管理する管理センタ100とを備えている。
本実施の形態において、空気清浄装置20は、実施の形態1〜3の基本的要素を有するもので、センサ40又は捕集部材60として、ガス漏れ情報、燃焼情報、シックハウス情報、微生物粒子情報、健康情報を検知又は捕集することが可能になっている。
また、管理センタ100は、管理装置110又は捕集物質分析装置111を有し、各種の情報を記録管理するか、又は分析することにより、各種情報を監視するようになっている。
そして、管理センタ100は、各種情報についてガス会社121、燃焼器具メーカ122、住環境アドバイザ123、健康アドバイザ124に情報提供するものである。
尚、実施の形態1〜6と同様な構成要素については実施の形態1〜6と同様な符号を付してここではその詳細な説明を省略する。
更に、本実施の形態では、例えば室内空間Rに防犯カメラ54や火災報知器55を設け、これらの情報についても例えば通信にて管理センタ100の管理装置110に取り込み、防犯情報、火災情報についても併せて監視し、これらの防犯情報、火災情報を警備会社・消防署125に情報提供するようにしてもよい。
図15(a)(b)は実施の形態8で用いられる空気清浄装置の基本的構成を示す。
同図において、空気清浄装置20は、実施の形態1〜7と略同様に構成されているが、実施の形態1〜7と異なり、清浄装置本体としてのエアダクト21内に吸引ファン30を有しておらず、エアダクト21の出口側に別体の換気ユニット31を配設し、この換気ユニット31にてエアダクト21の空気流通路22内に空気Aを引き込むようにしたものである。
尚、実施の形態1〜7と同様な構成要素については実施の形態1〜7と同様な符号を付してここではその詳細な説明を省略する。
本実施の形態においても、空気流通路22内に設置されたセンサ40(図15(a)参照)又は捕集部材60(図15(b)参照)にて人体に影響するガス状又は浮遊粒子状の因子物質、あるいは、人体から発生するガス状又は浮遊粒子状の因子物質を捕捉することができ、実施の形態1〜7と同様に、図示外の管理センタにて前記因子物質について監視することが可能である。
Claims (4)
- 室内空間に設置されて室内の空気を清浄する空気清浄装置であって、
空気流通路が形成される清浄装置本体と、
この清浄装置本体の空気流通路に空気を引き込む吸引手段と、
この吸引手段によって前記空気流通路に引き込まれた空気に対して予め決められた清浄処理を施す清浄部材と、
前記吸引手段によって前記空気流通路に引き込まれた空気のうち前記清浄部材にて清浄処理される前の空気が通過する前記空気流通路の一部の領域に面した途中に設けられ、前記清浄部材による清浄処理対象とは異なる捕捉対象として当該清浄処理前の空気に含まれて人体に影響するガス状又は浮遊粒子状の因子物質が許容範囲外に至る前段階から監視可能に捕捉される捕捉部材と、を備え、
前記捕捉部材は、前記清浄装置本体に取り外し自在に設けられ、前記清浄部材とは別に配置されてガス状又は浮遊粒子状の因子物質を累積的に捕集する捕集部材であり、前記清浄部材による清浄処理を施すことが可能な状態で、当該捕集部材に捕集されている因子物質を定性、定量するときに清浄装置本体から一時的に取り外されるものであることを特徴とする空気清浄装置。 - 請求項1記載の空気清浄装置と、
この空気清浄装置の捕捉部材にて捕捉した因子物質情報を管理し、管理した因子物質情報がどのような状態であるかを監視する情報監視装置と、を備え、
前記情報監視装置は、前記空気清浄装置から捕捉部材である捕集部材を取り外し、離脱した捕集部材に捕集されている因子物質を定性、定量するものであることを特徴とする空気清浄監視システム。 - 請求項2記載の空気清浄監視システムにおいて、
前記情報監視装置による監視情報に基づいて室内空間の空気清浄状態を改善することを要するか否かを判別する改善要否判別装置を備えたことを特徴とする空気清浄監視システム。 - 請求項3記載の空気清浄監視システムにおいて、
室内空間に設けられ、前記改善要否判別装置が室内空間の空気清浄状態を改善することを要すると判別したときに室内空間の空気清浄状態を改善すべく強制的に作動させる空気清浄改善装置を備えていることを特徴とする空気清浄監視システム。
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