JP5904567B1 - 船上からの採貝・採藻作業システム - Google Patents

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Abstract

【課題】アワビ、ウニ、サザエ、ナマコ、その他の採貝やワカメ、モズク、その他の採藻を船上から便利良く行う作業システムを提供する。【解決手段】作業者が船(B)上から海底に向かって差し込み使用する作業竿(P)と、海底に生存する貝類や海藻類を採取すべく、作業竿の先端部へ着脱自在に取り付けられる採取用具(T)と、その採取用具を視野角(θ)の範囲内に納めるべく、作業竿の途中に取り付けられる水中テレビカメラ(C)と、そのテレビカメラが撮影した映像を表示すべく、船上に設置されるモニターテレビ(M)と、テレビカメラとモニターテレビ並びに船搭載バッテリ(10)とを電気的に接続するフレキシブル配線ケーブル(11)とを備え、テレビカメラからモニターテレビまでの配線ケーブルを作業竿に沿って取り付け一体化せず、その配線ケーブルの途中を船上から張り出すケーブル係留竿(12)により、海面から浮上する宙吊り状態に保つことを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明はアワビ、ウニ、サザエ、ナマコ、その他の採貝やワカメ、モズク、その他の採藻を船上から便利良く行う作業システムに関する。
従来の沿岸(磯)漁業では、漁師(作業者)が小型ボート上へ不自然な腹這いの姿勢状態となり、足で舵を操作する一方、口に喰えた箱眼鏡で海底を覗きながら、両手に握り持った作業竿を操作して、採貝・採藻作業を行っており、その作業が長時間に及ぶ苛酷な重労働であって、危険も伴なうため、後継者の減少する原因になっている。
他方、海女が潜水して海底から採貝・採藻作業する漁法もあるが、その海女の後継者も減少しており,総じて漁業就業者の減少が社会問題になっている現状である。
その結果、例えば採取されずに増加するウニが、海藻を食べると、同じ海藻を食べるアワビやサザエが減少してしまうというような悪い自然現象を招来するのである。
この点、各種貝類・海藻類の採取や、川底の調査、川底に沈む証拠物件の探索などを、船上や陸上から安楽に行うための装置として、特許文献1〜3が提案されている。
そのうち、特に特許文献1には作業棒の先端部に採貝用の熊手や銛などを取り付けて、漁師が使うことも説明されている点で、本発明に最も近似する分野の先行技術文献であると考えられる。
特開2003−200889公報 特開2003−87609公報 実開平1−67596号公報
上記特許文献1に開示された水中TVカメラ装置の構成では、その作業棒に取り付けられたカメラ(1)と、船上で見る液晶モニターTVとを接続するケーブル(6)が、作業棒に巻き付け固定されることになっている。
この点、特許文献2に記載のテレビモニター装置でも、水中テレビカメラ(2)と液晶モニター(3)とを接続する水中ケーブル(12)が、吊り下げロッド(5)に沿って取り付け固定されている。
更に、特許文献3に記載の水中探索装置でも、水中テレビカメラ(3)とモニターテレビ(13)とを接続するケーブル(12)が、やはり捜査棒(1)に沿って取り付け固定されている。
ところが、特許文献2、3に記載されているような水底を終始見るだけの調査や探索として、その作業の最後に一回だけロッド(5)や捜査棒(1)を引き上げ操作すれば足りるのであればともかく、特許文献1に記載されているような沿岸(磯)の海底から、アワビやサザエなどの貝類を1個づつ採取する毎に、その作業棒を約5m〜約10mも船上まで引き上げる操作を繰り返さなければならない漁法では、作業棒がこれに巻き付け固定されたケーブル(6)の所謂長い紐付き状態をなすため、そのケーブル(6)が上記作業棒の引き上げ操作に過大な抵抗(重み)や制約(拘束)を与える結果となり、上記貝類の採取作業を軽労力での便利に効率良く行えないのである。
本発明はこのような課題の改良を目的としており、その目的を達成するために、請求項1では作業者が作業船上から海底に向かって差し込み使用するFRPコンポジット製品の作業竿と、
海底に生存する貝類や海藻類を採取すべく、上記作業竿の先端部へ着脱・交換自在に取り付けられる採取用具と、
その採取用具を視野角の範囲内に納めるべく、同じく作業竿の途中に取り付けられる水中テレビカメラと、
その水中テレビカメラが撮影した映像をリアルタイムに表示すべく、作業船上に設置されるモニターテレビと、
上記水中テレビカメラとそのモニターテレビ並びに作業船の搭載バッテリとを電気的に接続するフレキシブル配線ケーブルとを備え、
上記水中テレビカメラからモニターテレビまでのフレキシブル配線ケーブルを上記作業竿に沿って取り付け一体化せず、その配線ケーブルの途中を作業船上から張り出すケーブル係留竿により、海面から浮上する宙吊り状態に保つことを特徴とする。
また、請求項2では水中テレビカメラを円筒形本体フードの長手中心線上へ水密状態に内蔵設置されたカメラレンズと、そのカメラレンズの周囲へ点在分布状態に並列設置された複数の照明用白色LEDとから形作って、
その水中テレビカメラの本体フードをクランプ金具により、作業竿の長手方向に沿って移動調整できるように取り付け固定したことを特徴とする。
請求項3ではフレキシブル配線ケーブルの宙吊り用索条をケーブル係留竿の中空内部に貫通させて、そのケーブル係留竿の先端部から導出した索条の先端部に付属する吊り環へ、上記配線ケーブルを移動自在に通し込むと共に、
同じくケーブル係留竿の基端部から導出した索条の基端部を、作業者が作業船上から引っ張り又は弛緩させることにより、上記配線ケーブルの作用長さを水深に応じて長短調整することを特徴とする。
更に、請求項4ではフレキシブル配線ケーブルの宙吊り用索条をケーブル係留竿の長手方向に沿って露出状態に延在させ、その索条の先端部に付属する吊り環へ、上記配線ケーブルを移動自在に通し込むと共に、
同じく索条の基端部を作業者が作業船上から引っ張り又は弛緩させることにより、上記配線ケーブルの作用長さを水深に応じて長短調整することを特徴とする。
請求項1の上記構成によれば、作業竿に取り付けられた水中テレビカメラと、作業船上に設置されたモニターテレビ並びに搭載バッテリとを、電気的に接続するフレキシブル配線ケーブルが、そのテレビカメラからモニターテレビまでの途中において、上記作業竿の長手方向に沿って取り付け一体化されておらず、その配線ケーブルの途中が作業船上から張り出すケーブル係留竿により、海面から浮上する宙吊り状態に保たれており、上記作業竿と分離しているため、その作業竿を上記配線ケーブルの抵抗(重み)や制約(拘束)なく、海底から作業船上まで軽快・円滑に引き上げ操作することができ、冒頭に挙げた従来技術の課題を確実に解決し得る効果がある。
また、請求項2の構成を採用するならば、作業竿の先端部に付属の採取用具を視野角の範囲に納める水中テレビカメラの本体フードがクランプ金具によって、その作業竿の長手方向に沿って移動調整できるように取り付け固定されているため、特に貝類の採取目標物を大きくズームアップしたり、その目標物の周囲を広範囲に撮影したりして、その適確な採取作業と採取効率の向上を図ることができる。
その場合、水中テレビカメラにおけるカメラレンズの周囲には複数の照明用白色LEDが点在分布状態に並列設置されているため、海底の暗い所や濁った所などでも鮮明な映像を得られる効果がある。
更に、請求項3や請求項4の構成を採用するならば、上記フレキシブル配線ケーブルが過度に弛緩して、海の潮流や風力などを受けて振れ動くおそれを、ケーブル宙吊り用索条の引っ張り操作により、作業船上から水深に応じて長く又は短かく調整して、確実に予防できる効果があり、採取作業性の向上にも役立つ。
本発明に係る採貝・採藻作業システムの使用状態を説明するための斜面図である。 同じく海底まで作業竿を差し込んだ採取作業中の断面図である。 作業竿の分解状態を示す斜面図である。 作業竿の接手構造を示す断面図である。 図4の変形実施形態を示す断面図である。 作業竿の先端部にウニ採取用のたも網を取り付けた状態の斜面図である。 作業竿の先端部にアワビ採取用の引っ掛けフックを取り付けた状態の斜面図である。 作業竿の先端部にサザエ採取用の掴みフォークを取り付けた状態の斜面図である。 作業竿の先端部に海藻類採取用のマッカを取り付けた状態の斜面図である。 水中テレビカメラを抽出して示す断面図である。 図10の分解斜面図である。 フレキシブル配線ケーブルの接続配線を示す説明図である。 図12の13−13線に沿う拡大断面図である。 図2の変形実施形態を示す一部切り欠き断面図である。 図2から作業竿を船上まで引き上げた状態の断面図である。
以下、図面に基いて本発明の実施形態を詳述すると、その本発明に係る船上からの採貝・採藻作業システムは概して図1、2のような1人の作業者が手持ち使用する作業竿(P)と、その先端部へ着脱・交換自在に取り付けられる採取用具(T)と、海底での採貝・採藻状況を撮影する水中テレビカメラ(C)と、そのテレビカメラ(C)の撮影した映像を作業船(B)上において表示するモニターテレビ(M)と、上記水中テレビカメラ(C)とモニターテレビ(M)並びに作業船(B)の搭載バッテリ(10)とを電気的に接続するフレキシブル配線ケーブル(11)とから成り、その配線ケーブル(11)における水中テレビカメラ(C)からモニターテレビ(M)までの途中がケーブル係留竿(12)によって、海面から浮上する宙吊り状態に保持されるようになっている。
主要な上記構成部材のうち、先ず作業竿(P)について具体的に言えば、これはガラス繊維クロスや好ましくは剛性に富むカーボン繊維クロスなどのFRPクロスに、フェノール樹脂やエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂が含浸されたプリプレグを素材として、そのFRPクロスプリプレグの加熱硬化により、数プライの積層状態に製管されたFRPコンポジット品であり、その作業船(B)上から沿岸(磯)の海底まで届く一定な作用長さ(例えば約5m〜約10m)の一本物を使用してもさしつかえないが、図3のような悉く同じ太さの元竿(P1)と少なくとも1本の中継ぎ竿(P2)並びに先竿(P3)と、その先竿(P3)のABS樹脂製やナイロン製などの先端アタッチメント(P4)とから着脱自在に連結一本化することによって、その作用長さを海底までの水深やその他の諸条件に応じて長く又は短かく調整できるものを使用することが好ましい。
つまり、元竿(P1)と中継ぎ竿(P2)並びに先竿(P3)としては、その単位長さが例えば1500mm〜4000mmの範囲内で異なり、太さ(直径)が例えば25mm〜34mmの範囲内で異なる数種を各々準備しておくと共に、先端アタッチメント(P4)としてはその後述する取付ベースの断面形状が異なり、長さ(例えば450mm)がすべて同じで、太さ(直径)がすべて上記先竿(P3)と同じ数種を用意しておき、これらを取捨選択し、適当に組み合わせて連結一本化することにより、水深の変化に応じた全体長さ(先に例示した約5m〜約10m)の作業竿(P)に仕上げるのである。
この点、図4は上記元竿(P1)と中継ぎ竿(P2)、先竿(P3)並びに先端アタッチメント(P4)との合計4本から成る作業竿(P)における隣り合う竿同士の連結部分並びに先竿(P3)と先端アタッチメント(P4)との連結部分に悉く共通する接手構造を抽出して示しており、(13)はその隣り合う一方の竿の雄側となる端部に形成された細い差込み接手、(14)はその差込み接手(13)の中空内部に切り離し一端部が固着された円弧状の板バネであって、その板バネ(14)の自由な切り離し他端部からは差込み接手(13)を貫通する連結ピン(15)が、径方向への一体的に植立されている。
そして、その連結ピン(15)は板バネ(14)の背圧を受けて、常時細い差込み接手(13)の円周面から突出する状態に保たれており、そのためその弾圧力に抗して上記差込み接手(13)を、隣り合う他方の竿の雌側となる端部へ差し込み操作すれば、その一旦没入した連結ピン(15)が、その他方の竿の雌側となる端部に対応形成されているピン受け入れ孔(16)へ、自づと受け入れ係止されることとなり、ここに隣り合う竿同士や先竿(P3)と先端アタッチメント(P4)とを、その円周面が連続する面一状態に連結一本化し得るのである。
その場合、図4の接手構造では上記連結ピン(15)に板バネ(14)での背圧を付与しているが、その図4と対応する図5の変形実施形態に示す如く、上記板バネ(14)に代る圧縮コイルバネ(17)を採用して、これにより連結ピン(15)を常時突出する方向へ弾圧付勢しても良い。(18)はその圧縮コイルバネ(17)を上記差込み接手(13)の中空内部に封入するためのバネリテーナーである。
次に、上記作業竿(P)の先端部に取り付けられる採取用具(T)としては、そのウニ、アワビ、サザエ、ナマコなどの貝類やワカメ、モズクなどの海藻類における採取目標物(A)に適応した各種の形態品が、取捨選択して使用されることになる。
その場合、上記作業竿(P)における先竿(P1)の先端部へ連結使用される先端アタッチメント(P4)として、その採取用具(T)の取付ベース(19)となる先端部の断面形状が、例えば図6のような円形や図7のようなD字形、図8(a)のような三角形、図8(b)のような四角形、図9のような楕円形などに造形された異なる数種を準備しておき、これらを上記先竿(P1)の先端部へ互換的に連結一本化すると共に、その取付ベース(19)の断面形状が円形の先端アタッチメント(P4)には図6のようなウニの採取用具(T)となるたも網(掬い網)(20)を、同じく断面形状がD字形の先端アタッチメント(P4)には図7のようなアワビの採取用具となる引っ掛けフック(21)を、上記断面形状が三角形や四角形の先端アタッチメント(P4)には図8のようなサザエの採取用具となる弾力性がある掴みフォーク(22)を、同じく上記断面形状が楕円形の先端アタッチメント(P4)には図9のような海藻類の採取用具となるマッカ(23)を、各々結束線材(24)などにより安定良く締め付け固定することができるように設定して、その取り付け上の利便性と取付状態の強度アップを図ることが望ましい。
また、上記水中テレビカメラ(C)は図10、11に抽出して示す如く、ABS樹脂やその他の高強度な合成樹脂から一定な太さの円筒形に造形された本体フード(鏡胴)(25)と、その長手中心線(光軸)上に内臓設置されたカメラレンズ(26)と、そのカメラレンズ(26)の周囲へ点在分布状態に並列設置された複数の照明用白色LED(発光ダイオード)(27)と、上記本体フード(25)のポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂などから成る透明なフロントカバープレート(28)とを備えている。
(29)は上記本体フード(25)の内部に複数本のピラー(30)を介して固定支持された円形のレンズホルダーであり、その中心にカメラレンズ(26)と周辺に複数の白色LED(27)とが取り付けられている。(31)は同じくピラー(30)を介して、本体フード(25)の内部に固定支持されたプリント配線基板であり、これに撮像素子(エリヤイメージセンサー)が実装されているほか、上記白色LED(27)やフレキシブル配線ケーブル(11)の先端部なども電気的に接続されている。(32)は上記本体ケース(25)の前方から水密用の第1Oリング(33)を介して螺合締結されたヘッドカバー、(34)は同じく後方から水密用の第2Oリング(35)を介して螺合締結されたテールカバー、(36)は上記配線ケーブル(11)を受け持つゴムブッシュである。
上記テレビカメラ(C)の撮像素子としてはCMOSイメージセンサーが採用されており、その受像部に入った光を映像信号に変換して、フレキシブル配線ケーブル(11)により作業船(B)上のモニターテレビ(M)へ送信するようになっている。そのテレビカメラ(C)の周辺部には高輝度な照明用白色LED(27)の複数が点在分布しているため、海底の暗い所や濁った所などでも鮮明な映像を得られるのである。
そして、上記テレビカメラ(C)の本体フード(25)が図12、13のような言わば角張った眼鏡型のクランプ金具(37)によって、上記作業竿(P)の途中、好ましくは先端部から一定距離(例えば約1000mm〜約1200mm))(L)だけ隔てた位置に取り付け固定されている。(38)はそのクランプ金具(37)を締め付ける複数の固定ボルトを示している。
その場合、作業竿(P)の先端部に取り付け使用される上記採取用具(T)は、テレビカメラ(C)における一定な視野角(画角)(θ)の範囲内に納まり、その採取用具(T)による貝類や海藻類の採取状況をテレビカメラ(C)によって撮影することができるようになっている。また、そのテレビカメラ(C)を作業竿(P)の長手方向に沿って前後に移動調整し、その取付位置を変えることによって、先に一言した採取目標物(A)だけを大きくズームアップしたり、その目標物(A)の周囲まで広範囲に撮影したりすることも可能である。
先に一言したモニターテレビ(M)は映像表示画面(好ましくは高輝度なTFT液晶画面)(39)を有し、図12のような適当な長さ(例えば約15m〜約20m)のフレキシブル配線ケーブル(11)を介して、上記水中テレビカメラ(C)並びに作業船(B)の搭載バッテリ(DC12V)(10)と電気的に接続されることにより、水中テレビカメラ(C)の撮影した映像を作業者が作業船(B)上でのリアルタイムに観察できるように、その液晶画面(39)に表示する。
その場合、モニターテレビ(M)にモード切替えスイッチ(40)を設けておき、これを作業者が1回押す毎に又は90度づつ廻す毎に、その液晶画面(39)に表示される映像が作業竿(P)の先端部を中心として、90度づつ(上下左右へ)方向変換するように構成することが好ましい。そうすれば、採取目標物(A)が探索上見やすくなり、作業竿(P)とその採取用具(T)をすばやく適確に動かして、採取効率を向上させることができる。(SW)はモニターテレビ(M)の電源オン・オフスイッチである。
上記モニターテレビ(M)は作業者にとって便利な作業船(B)上の適当箇所へ、望ましくは作業者と約60cm〜約80cmの間隔距離を保つ直前位置へ設置すれば良いが、図1、2ではモニターテレビ(M)の支柱(41)をそのモニターテレビ(M)における筐体(図示省略)の背後へ水平な枢支ボルト(42)によって、傾斜角度の調整自在に取り付ける一方、作業船(B)の周縁部(コベリ)から固定スタンド(43)を一体的に据え立てて、その固定スタンド(43)へ上方から上記モニターテレビ(M)の支柱(41)を、昇降と首振り方角との調整自在に差し込み嵌合させている。(44)はその昇降と首振り方角との調整状態を一挙に位置決め固定するセットボルトである。
何れにしても、上記フレキシブル配線ケーブル(11)における映像端子接続コネクター(45)と第1、2電源端子接続コネクター(46)(47)は、その何れも作業船(B)上において着脱操作できるようになっている。
更に、上記ケーブル係留竿(12)は作業竿(P)と同様な一本物のFRPコンポジット製品であり、図1、2から明白なように、その基端部の支柱(48)が作業船(B)の周縁部(コベリ)に据え立て固定された竿受けスタンド(49)へ、上方から昇降と首振り方角との調整自在に差し込み嵌合されている。(50)はその昇降と首振り方角との調整状態を一挙に位置決め固定するセットボルトである。
そして、上記作業船(B)から海上へ一定長さだけ張り出すケーブル係留竿(12)の先端部によって、上記フレキシブル配線ケーブル(11)における水中テレビカメラ(C)からモニターテレビ(M)までの途中を、海面から適当な高さだけ浮上する宙吊り状態に保持するようになっている。その配線ケーブル(11)の途中が上記作業竿(P)の長手方向に沿って取り付け一体化されておらず、その作業竿(P)との分離状態に保たれているのである。
(51)はそのケーブル係留竿(12)の先端部から垂下する強靱な紐やワイヤーなどの宙吊り用索条であり、その下端部に付属する吊り環(52)に対して、上記フレキシブル配線ケーブル(11)が移動(進退)自在に通し込まれている。そのため、その配線ケーブル(11)を作業船(B)上から引っ張り又は緩めることができ、そうすれば配線ケーブル(11)の作用長さ(先に例示した約15m〜約20m)が水深に応じて長く又は短かく調整される結果となる。
その場合、海底までの水深は変化するため、その予じめ深い条件に応じた長い目の作業竿(P)とフレキシブル配線ケーブル(11)が使用されることになる実際であり、そうするとその配線ケーブル(11)が過度に弛緩し、潮流や風力などを受けて振れ動き、採貝・採藻作業し難くなる。
そこで、図1、2に示す如く、上記フレキシブル配線ケーブル(11)の宙吊り用索条(51)をケーブル係留竿(12)の中空内部に貫通させて、その索条(51)がケーブル係留竿(12)の基端部から作業船(B)内へ導出した基端部を、その作業船(B)上から引っ張り又は弛緩させることにより、上記配線ケーブル(11)の作用長さを水深の変化に応じて、長く又は短かく調整し得るように定めることが望ましい。
そうすれば、作業竿(P)を作業船(B)上から比較的軽快・円滑に動かすことができ、その採取用具(T)による海底での採貝・採藻作業と、その採取後の引き上げ操作による作業船(B)内への取り込み作業を、短時間での効率良く行えるのである。
但し、図1、2ではフレキシブル配線ケーブル(11)の宙吊り用索条(51)をなるべく振れ動かぬように、ケーブル係留竿(12)の中空内部に貫通させているが、図2と対応する図14の変形実施形態から明白なように、上記宙吊り用索条(51)をケーブル係留竿(12)の長手方向に沿って露出状態に延在させ、その基端部を同じく作業船(B)上から引っ張り又は弛緩させるように構成してもさしつかえない。(53)はそのケーブル係留竿(12)の長手方向に沿って点在分布状態に付属設置された複数の索条挿通ガイドである。
尚、本発明の上記実施形態では図2と図12から明白なように、フレキシブル配線ケーブル(11)を水中テレビカメラ(C)から宙吊り用索条(51)の吊り環(52)を通じて、作業船(B)上のモニターテレビ(M)へ言わばストレートに接続配線しているが、その配線ケーブル(11)を図2の鎖線で示す如く、水中テレビカメラ(C)から作業竿(P)における上記クランプ金具(37)と近い位置での1個所(中継点)(Z)へ、一旦結束状態に安定良く取り付けた上、引き続き上記宙吊り用索条(51)の吊り環(52)を通じて、モニターテレビ(M)へ接続配線しても良い。
このような構成でも、フレキシブル配線ケーブル(11)は作業竿(P)の長手方向に沿って取り付け固定しておらず、その作業竿(P)の引き上げ操作時に作業竿(P)から分離されることとなり、過大な抵抗(重み)や制約(拘束)を与えるおそれがないからである。
本発明に係る採貝・採藻作業システムは上記の構成を備えており、その使用に当っては船外機(図示省略)付きの小型ボート(例えば長さが約8m〜約10m、幅が約2m〜約2.5m)を作業船(B)として、その作業船(B)の周縁部(コベリ)やその他の作業者が採取作業中に見やすい適当な場所へ、図1、2のようにモニターテレビ(M)を据え付ける一方、例えば約8mの作業竿(P)に取り付け固定した水中テレビカメラ(C)と、その船上のモニターテレビ(M)並びに搭載バッテリ(10)とを、例えば約13mのフレキシブル配線ケーブル(11)により電気的に接続すると共に、上記作業竿(P)の先端部へ採取目標物(A)にふさわしい採取用具(T)を取り付け固定する。
その採取用具(T)を今図6に例示したウニのたも網(掬い網)(20)として、そのウニの採取作業について説明すると、漁師やその他の作業者が図1のような作業船(B)上の作業しやすい適当な場所へ、好ましくは所謂腰掛ける姿勢状態に乗り、上記モニターテレビ(M)の電源オン・オフスイッチ(SW)をオン操作するほか、作業者が両手で把持した作業竿(P)を船上から海底に向かって差し込み、その先端部の上記たも網(20)を動かして、海底に生息しているウニを採取するのであるが、その過程では水中テレビカメラ(C)の撮影しているライブ映像が上記モニターテレビ(M)の液晶画面(39)に表示されるため、これを作業者が観察しながら、ウニを次々と適確に探し出し、作業竿(P)とその先端部のたも網(20)を手技での巧みに動かして、洩れなく掬い入れれば良い。その際、作業竿(P)は耐久強度と軽量さを兼ね備えたFRPコンポジット製品であるため、その巧みな手技操作に役立つ。
その場合、作業竿(P)として上記したような単位長さが各々異なる数種の元竿(P1)と中継ぎ竿(P2)並びに先竿(P3)とから着脱自在に連結一本化する構成を採用するならば、その船上から海底への差し込み操作時に、万一水深と対応せず使い難いことが起っても、すぐに手元側から継ぎ足して長くしたり、引き抜いて短かくしたりする調整を行えるため、著しく便利である。
そして、上記たも網(20)の内部に一定量(例えば約20個〜約30個)のウニが入ったことを、やはりモニターテレビ(M)の表示画面(39)から目視確認できた時には、上記作業竿(P)を海底から船上まで引き上げ操作して、その先端部のたも網(20)から作業船(B)内へウニを取り込み、適当な容器(図示省略)へ収納するのであるが、その引き上げ過程では図15のように作業竿(P)の根元部付近を作業船(B)の周縁部(コベリ)へ接当させながら、その接当部を言わば回動支点として、上記作業竿(P)を矢印(R1)(R2)のように廻し上げると同時に、矢印(F1)(F2)のように滑らせる如く作業船(B)へ引き寄せるか、又はその廻し上げて一旦横倒し姿勢となった後に、作業船(B)の周縁部(コベリ)に載せたまま滑らせる如く引き寄せて、その作業竿(P)のたも網(20)を作業船(B)の内部に臨ませれば良く、そうすれば一連の引き上げ操作を安楽にすばやく行うことができる。作業竿(P)が浮力を受けることも、その引き上げ操作の容易・円滑化に寄与する。
また、上記作業竿(P)に取り付けられている水中テレビカメラ(C)から船上のモニターテレビ(M)に至るフレキシブル配線ケーブル(11)の途中は、図2や図15から明白なように、作業船(B)から一体的に海上へ張り出すケーブル係留竿(12)によって、海面から適当な高さだけ浮上する宙吊り状態に保持されており、上記作業竿(P)と分離した状態(作業竿(P)の長手方向に沿って取り付け固定されていないフリー状態)にあるため、その配線ケーブル(11)による抵抗(重さ)や制約(拘束)を受けることなく、軽快・円滑に作業竿(P)の上記引き上げ操作を行えるのである。
その場合にも作業竿(P)として、上記単位長さが各々異なる数種の元竿(P1)と中継ぎ竿(P2)並びに先竿(P3)とから着脱自在に連結一本化する構成を採用するならば、その引き上げ操作時に手元側から引き抜き短かくして、風力の抵抗を受けずに引き上げ易くすることも可能となる。
上記ウニの採取作業としては、その約20個〜約30個を言わば単位量として、上記作業竿(P)における海底への差し込み(下降)操作と逆な引き上げ(上昇)操作とを繰り返すことにより、その多量の目標物(A)を船上での安楽な作業姿勢のもとに効率良く採取し得るのであり、漁師(作業者)にとっても冒頭に述べた従来漁法の苛酷な重労働から解放される。
また、上記採取用具(T)を図8(a)(b)に例示したサザエの掴みフォーク(22)や図7に例示したアワビの引っ掛けフック(21)として、そのサザエやアワビの採取作業について説明すると、これらの作業中でも作業者はやはり船上でのモニターテレビ(M)に表示された水中テレビカメラ(C)の映像を観察しながら、海底に生息しているサザエやアワビを次々と探し出し、作業竿(P)とその先端部の掴みフォーク(22)や引っ掛けフック(21)を巧みに手技操作して、これらを採取することができる。
但し、サザエやアワビの採取作業は上記ウニのそれと異なり、その1個づつを採取するたび毎に作業竿(P)を海底から引き上げ操作して、作業船(B)内へ取り込まなければならないが、その場合にも上記ウニ採取時における作業竿(P)の引き上げ操作と同じく、その作業竿(P)をフレキシブル配線ケーブル(11)による抵抗(重さ)や制約(拘束)のおそれなく、軽快・円滑に引き上げ操作することができる。
何れにしても、水中テレビカメラ(C)は作業竿(P)の途中に取り付け一体化されており、その船上のモニターテレビ(M)における映像表示画面(39)の中央部に、作業竿(P)の先端部(採取用具)が位置決め固定された状態として、図12のように表示され、その言わば背景となる映像だけが、作業竿(P)並びにテレビカメラ(C)の動きによって変化するため、採取目標物(A)を次々と探し出しやすく、その目標物(A)の1個づつに採取用具(T)を命中させる如く、確実に採取できる効果がある。
殊更、上記採取用具(T)を採取目標物(A)に応じて交換する場合に、モニターテレビ(M)のモード切替えスイッチ(40)を操作して、その映像表示画面(39)に表示される映像を、作業竿(P)における先端部(採取用具)の中心廻りに90度づつ方向変換させ、その採取用具(T)の上側、下側、左側又は右側へ位置することとなるようにセットするならば、上記採取目標物(A)の探索とその採取上の命中率をますます向上させることができ、著しく有益となる。
(10)・バッテリ
(11)・フレキシブル配線ケーブル
(12)・ケーブル係留竿
(13)・差込み接手
(19)・取付ベース
(20)・たも網
(21)・引っ掛けフック
(22)・掴みフォーク
(23)・マッカ
(25)・本体フード
(26)・カメラレンズ
(27)・白色LED
(28)・フロントカバープレート
(29)・レンズホルダー
(30)・ピラー
(31)・プリント配線基板
(32)・ヘッドカバー
(34)・テールカバー
(36)・ゴムブッシュ
(37)・クランプ金具
(39)・表示画面
(40)・モード切替えスイッチ
(41)・支柱
(43)・固定スタンド
(48)・支柱
(49)・竿受けスタンド
(51)・ケーブル宙吊り用索条
(52)・吊り環
(53)・索条挿通ガイド
(A)・採取目標物
(B)・作業船
(C)・水中テレビカメラ
(M)・モニターテレビ
(T)・採取用具
(P)・作業竿
(P1)・元竿
(P2)・中継ぎ竿
(P3)・先竿
(P4)・先端アタッチメント
(θ)・視野角

Claims (4)

  1. 作業者が作業船上から海底に向かって差し込み使用するFRPコンポジット製品の作業竿と、
    海底に生存する貝類や海藻類を採取すべく、上記作業竿の先端部へ着脱・交換自在に取り付けられる採取用具と、
    その採取用具を視野角の範囲内に納めるべく、同じく作業竿の途中に取り付けられる水中テレビカメラと、
    その水中テレビカメラが撮影した映像をリアルタイムに表示すべく、作業船上に設置されるモニターテレビと、
    上記水中テレビカメラとそのモニターテレビ並びに作業船の搭載バッテリとを電気的に接続するフレキシブル配線ケーブルとを備え、
    上記水中テレビカメラからモニターテレビまでのフレキシブル配線ケーブルを上記作業竿に沿って取り付け一体化せず、その配線ケーブルの途中を作業船上から張り出すケーブル係留竿により、海面から浮上する宙吊り状態に保つことを特徴とする船上からの採貝・採藻作業システム。
  2. 水中テレビカメラを円筒形本体フードの長手中心線上へ水密状態に内蔵設置されたカメラレンズと、そのカメラレンズの周囲へ点在分布状態に並列設置された複数の照明用白色LEDとから形作って、
    その水中テレビカメラの本体フードをクランプ金具により、作業竿の長手方向に沿って移動調整できるように取り付け固定したことを特徴とする請求項1記載の船上からの採貝・採藻作業システム。
  3. フレキシブル配線ケーブルの宙吊り用索条をケーブル係留竿の中空内部に貫通させて、そのケーブル係留竿の先端部から導出した索条の先端部に付属する吊り環へ、上記配線ケーブルを移動自在に通し込むと共に、
    同じくケーブル係留竿の基端部から導出した索条の基端部を、作業者が作業船上から引っ張り又は弛緩させることにより、上記配線ケーブルの作用長さを水深に応じて長短調整することを特徴とする請求項1記載の船上からの採貝・採藻作業システム。
  4. フレキシブル配線ケーブルの宙吊り用索条をケーブル係留竿の長手方向に沿って露出状態に延在させ、その索条の先端部に付属する吊り環へ、上記配線ケーブルを移動自在に通し込むと共に、
    同じく索条の基端部を作業者が作業船上から引っ張り又は弛緩させることにより、上記配線ケーブルの作用長さを水深に応じて長短調整することを特徴とする請求項1記載の船上からの採貝・採藻作業システム。
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