JP5903928B2 - ポンプ - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、請求項1記載において、前記流路形成部は、前記ポンプ本体の回転方向に向かって曲げられていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2記載において、前記ポンプ本体は、一対の外側プレートと、前記一対の外側プレートの間に挟持される弾性材からなる中間プレートと、を備え、複数の前記流路形成部は、前記一対の外側プレートのうちの一方の外側プレートに形成された凹部と他方の外側プレートとにより構成されており、前記逆止弁は、前記中間プレートに形成された切込み部からなり、前記切込み部は、前記他方の外側プレートに形成された凸部で押圧されて前記凹部の底面に当接されていることを要旨とする。
また、前記流路形成部に、前記流路内を流れる液体の遠心側への逆流を防止する逆止弁が設けられているので、逆止弁により流路形成部の流路内を流れる液体の遠心力による遠心側への逆流が防止される。よって、必要十分な液体の吐出量を確保することができる。
さらに、前記流路形成部に、前記流路内のエアを排出するエア抜き穴が設けられているので、エア抜き穴を介して液体中に含まれるエアが流路内から排出される。よって、液体の消泡効果が得られる。
また、前記流路形成部が、前記ポンプ本体の回転方向に向かって曲げられている場合は、流入口からの流入量を多くできるとともに、流路形成部の流路内を流れる液体の遠心力による遠心側への逆流が抑制される。よって、必要十分な液体の吐出量を確保することができる。
本実施形態1.に係るポンプは、貯留部(9)内に貯留される液体(9a)を汲み上げるポンプ(10)であって、回転可能とされ、その回転中心(C)の遠心方向に延びる流路(16)を形成する流路形成部(15)を有するポンプ本体(10a)を備え、流路形成部には、その遠心端側に流路内に液体を流入する流入口(17)が設けられ、その求心端側に流路内から液体を吐出する吐出口(18)が設けられていることを特徴とする(例えば、図3等参照)。
本実施例に係るトラクションドライブ機構1は、図1及び図2に示すように、駆動源(図示省略)により回転可能な入力側の駆動軸2と、この駆動軸2の一端側に設けられるサンローラ3と、支持ベース(図示省略)に固定される固定側のリングローラ4と、これらサンローラ3の外周面とリングローラ4の内周面との間に設けられる複数(図中5つ)のプラネタリーローラ5と、各プラネタリーローラ5の中心穴に挿入される伝達軸6aを有する出力側の駆動軸6(図中仮想線で示す。)と、を備えている。このトラクションドライブ機構1は、各ローラ3〜5を潤滑油膜を介して圧接させることで、入力側の駆動軸2の動力を減速又は加速して出力側の駆動軸6に伝達するようになっている。
本実施例に係るオイルポンプ10は、図1及び図2に示すように、上記入力側の駆動軸2に取り付けられるポンプ本体10aを備えている。このポンプ本体10aは、水平軸を回転中心Cとして所定の回転方向Dに回転可能とされている。そして、オイルポンプ10は、ポンプ本体10aの回転により、貯留部9(図7参照)に貯留されたトラクション油9a(本発明に係る「液体」として例示する。)を汲み上げるようになっている。
次に、上記構成のオイルポンプ10の作用について説明する。このオイルポンプ10は、図7に示すように、ポンプ本体10aの一部が貯留部9に貯留されるトラクション油9aに浸漬された状態で使用される。そして、入力側の駆動軸2の駆動によりポンプ本体10aを回転させると、各流路形成部15の遠心側がトラクション油9aに対して没入・脱出を繰り返す。
以上より、本実施例のオイルポンプ10によると、回転可能とされ、その回転中心Cの遠心方向に延びる流路16を形成する流路形成部15を有するポンプ本体10aを備え、流路形成部15には、その遠心端側に流路16内にトラクション油9aを流入する流入口17が設けられ、その求心端側に流路16内からトラクション油9aを吐出する吐出口18が設けられているので、ポンプ本体10aの回転により、貯留部9内に貯留されるトラクション油9aは、流路形成部15の流入口17から流路16内に流入し求心側に向かって流れて吐出口18から所定の狙い場所に吐出される。このように、ポンプ本体10aが流入口17及び吐出口18が設けられた流路形成部15を備えるので、従来のようなベーン式、トロコイド式等のポンプに比べて、構成部品を簡素化することができる。その結果、コスト及び重量を低減できるとともに小型化を図ることができる。
Claims (3)
- 貯留部内に貯留される液体を汲み上げるポンプであって、
回転可能とされ、その回転中心の遠心方向に延びる流路を形成する流路形成部を有するポンプ本体を備え、
前記流路形成部には、その遠心端側に前記流路内に液体を流入する流入口が設けられ、その求心端側に前記流路内から液体を吐出する吐出口が設けられており、
前記流路形成部には、前記流路内を流れる液体の遠心側への逆流を防止する複数の逆止弁が設けられるとともに、前記流路内のエアを排出するエア抜き穴が設けられており、
前記流路内は、複数の前記逆止弁により、前記流入口に連なる第1仕切空間と、前記流入口及び前記吐出口に連ならない第2仕切空間と、前記吐出口に連なる第3仕切空間と、に仕切られ、前記エア抜き穴は、前記第2仕切空間の求心側に連通するように配設されていることを特徴とするポンプ。 - 前記流路形成部は、前記ポンプ本体の回転方向に向かって曲げられている請求項1記載のポンプ。
- 前記ポンプ本体は、一対の外側プレートと、前記一対の外側プレートの間に挟持される弾性材からなる中間プレートと、を備え、複数の前記流路形成部は、前記一対の外側プレートのうちの一方の外側プレートに形成された凹部と他方の外側プレートとにより構成されており、
前記逆止弁は、前記中間プレートに略U字状に切り込まれて形成された切込み部により構成され、前記切込み部は、前記他方の外側プレートに形成された凸部で押圧されて前記凹部の底面に当接されている請求項1又は2に記載のポンプ。
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JP2012036343A JP5903928B2 (ja) | 2012-02-22 | 2012-02-22 | ポンプ |
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JP2012036343A JP5903928B2 (ja) | 2012-02-22 | 2012-02-22 | ポンプ |
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JP2013170541A JP2013170541A (ja) | 2013-09-02 |
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ID=49264640
Family Applications (1)
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JP2012036343A Active JP5903928B2 (ja) | 2012-02-22 | 2012-02-22 | ポンプ |
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