JP5902984B2 - 経路案内装置 - Google Patents
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A.第1実施例:
A1.経路案内装置の構成:
図1は、本発明の第1実施例としての経路案内装置10の概略構成を示す説明図である。この経路案内装置10は、車両に搭載され、電子地図を利用して、経路探索および経路案内を行うカーナビゲーション装置である。経路案内装置10は、搭載されている車両の現在地から車両の運転者等によって予め設定された目的地までの経路探索を行い、その経路探索の結果に基づいて、現在地から目的地までの経路案内を行う。そして、経路案内装置10は、目的地までの経路案内中に、車両の現在地が案内中の経路から外れた場合には、経路探索をやり直して新たな経路案内を行うこともできる。一方、目的地が設定されていない場合には、経路案内装置10は、経路案内を行うことなく、電子地図上に、車両の現在地を表示する。さらに、本実施例の経路案内装置10は、本来、利用する予定ではなかったにもかかわらず、移動経路としての利用が想定されていない道路(以下では、「臨時的な移動経路として利用される道路」とも表現する。)に車両が進入した場合には、運転者が本来通行したかったと推定される地点としての暫定的な目的地である暫定目的地を決定して、現在地から暫定目的地までの経路案内を行う機能を有している。この機能については、後から詳しく説明する。なお、臨時的な移動経路として利用される道路としては、例えば、通行可能な車両がETC車載器を搭載した車両に限定されているスマートインターチェンジに併設された誤進入車退出路、誤進入車復帰路や、ゴルフ場等の施設内に設けられた一般道路以外の私道(施設内道路)等が挙げられる。
図4は、第1実施例における経路案内処理の流れを示すフローチャートである。この処理は、経路案内装置10が電子地図上に車両の現在地を表示しているときに、CPU20が実行する処理である。
第1実施例の経路案内装置10では、臨時的な移動経路として利用される道路である誤進入車退出路に車両が進入した場合に、暫定目的地を決定して、車両の現在地から暫定目的地までの経路案内を行うものとした。これに対し、第2実施例の経路案内装置10では、臨時的な移動経路として利用される道路である施設内道路に車両が進入した場合に、転回可能地点および直近の一般道を暫定目的地として決定して、車両の現在地から暫定目的地までの経路案内を行う。
以上、本発明のいくつかの実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施の形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様での実施が可能である。例えば、以下のような変形が可能である。
上記第1実施例では、経路案内処理において、経路案内装置10がETC車載器100と連動している場合に(ステップS15:YES)、複数の暫定目的地の絞り込みを行う(ステップS16)ものとしたが、本発明は、これに限られない。経路案内処理において、ステップS14の後に、ステップS15、および、ステップS16を所略して、ステップS17を行うようにしてもよい。この場合、ステップS17において、複数の暫定目的地の絞り込みは行わない。また、経路案内装置10は、ETC連動判断部24を省略することができる。
上記実施例では、経路案内装置10は、受付部26を備えるものとしたが、本発明は、これに限られない。暫定目的地が常に1つに定まる場合をはじめ、複数の暫定目的地を表示する場合には、受付部26を省略するようにしてもよい。
上記第1実施例では、誤進入車退出路に進入した場合に、暫定目的地を決定して、車両の現在地から暫定目的地までの経路案内を行うものとしたが、本発明は、これに限られない。例えば、誤進入車復帰路に進入した場合に、暫定目的地を決定して、車両の現在地から暫定目的地までの経路案内を行うようにしてもよい。誤進入車復帰路に進入した場合、一般道に流出するために流出ランプに進入したが、ETC車載器100を搭載していなかったため、あるいは、ETC車載器100を搭載していたが、そのETC車載器100にETCカードが装着されておらず、ETCゲートを利用可能に動作していなかったために、スマートインターチェンジを利用することができず、高速道路に復帰すると推定できる。この場合、例えば、スマートインターチェンジではない次のインターチェンジを暫定目的地として決定するようにしてもよい。
上記実施例では、暫定目的地決定部25は、暫定目的地特定情報に基づいて、暫定目的地を決定するものとしたが、本発明は、これに限られない。暫定目的地決定部25は、例えば、道路ネットワークデータを参照し、車両の現在地から直近の主要道路・主要施設を検索して、暫定目的地を決定するようにしてもよい。また、暫定目的地決定部25が暫定目的地を決定するアルゴリズムは、適宜、変更可能である。
上記第1実施例では、経路案内処理において、車両が誤進入車退出路に進入したときに、車両の現在地から暫定目的地までの経路案内を行い、また、上記第2実施例では、経路案内処理において、車両が施設内道路に進入したときに、車両の現在地から暫定目的地までの経路案内を行うものとしたが、双方を組み合わせるようにしてもよい。つまり、例えば、図4に示した第1実施例の経路案内処理におけるステップS14において、道路特定部22によって特定された道路が誤進入車退出路でない場合に(ステップS14:NO)、図6に示した第2実施例の経路案内処理におけるステップS30以降の処理を行うようにしてもよい。
上記実施例では、経路案内装置10によって、経路案内処理のすべての処理を行うものとしたが、本発明は、これに限られない。経路案内装置10と道路ネットワークデータを保持するサーバとを無線通信によって接続し、経路案内処理のうちの一部の処理を、サーバで行うようにしてもよい。
上記実施例の経路案内装置10において、ソフトウェアによって実現した機能の一部を、ハードウェアによって実現するようにしてもよい。また、上記実施例の経路案内装置10において、ハードウェアによって実現した機能の一部を、ソフトウェアによって実現するようにしてもよい。
第1実施例の誤進入車退出路テーブルTB1(図3(b))における目的地リストのリンク列(リンク特定情報)の代わりに、暫定目的地の位置を表す位置情報(緯度、経度)を記録するようにしてもよい。
誤進入車退出路テーブルに記録されている暫定目的地情報は、音声による案内情報であってもよいし、事前に用意しておいた案内図などの画像であってもよい。
20…CPU
21…現在位置情報取得部
22…道路特定部
23…判定部
24…ETC連動判断部
25…暫定目的地決定部
26…受付部
27…経路案内部
28…経路探索部
30…記憶装置
32…道路形状データ
34…道路ネットワークデータ
40…現在地検出部
50…表示パネル
60…音声出力部
70…コマンド入力部
100…ETC車載器
TB1,TB2…誤進入車退出路テーブル
TB3…施設内道路テーブル
Claims (2)
- 車両に搭載される経路案内装置であって、
前記車両の現在地の位置を表す現在位置情報を取得する現在位置情報取得部と、
道路を表すリンクデータが含まれる道路ネットワークデータであって、前記リンクデータに対応する道路が移動経路としての利用が想定されていない道路である場合に該リンクデータに対して前記道路が移動経路としての利用が想定されていない道路であることを示す利用想定外情報が付与されている道路ネットワークデータを記憶した道路ネットワークデータ記憶部と、
前記現在位置情報及び前記道路ネットワークデータに基づいて、現在通行中の通行道路を特定する道路特定部と、
前記通行道路に対応する前記リンクデータに前記利用想定外情報が付与されているか否かを判定する判定部と、
前記通行道路に対応するリンクデータに前記利用想定外情報が付与されていると判定された場合に、暫定的な目的地である暫定目的地を決定する暫定目的地決定部と、
前記現在地から前記暫定目的地までの経路案内を行う経路案内部と
を備え、
前記利用想定外情報が付与されている前記リンクデータには、前記暫定目的地を特定する暫定目的地特定情報が対応付けて記録されており、
前記暫定目的地決定部は、前記暫定目的地特定情報に基づいて前記暫定目的地を決定する経路案内装置。 - 請求項1記載の経路案内装置であって、
さらに、前記車両の状態を表す車両状態情報を取得する車両状態取得部を備え、
前記車両状態取得部が取得する前記車両状態情報は、前記車両に搭載されているETC車載器との連動状態に関する情報である経路案内装置。
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