JP5902929B2 - 毛髪洗浄料および毛髪保護料、並びに毛髪処理方法 - Google Patents

毛髪洗浄料および毛髪保護料、並びに毛髪処理方法 Download PDF

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本発明は、きめ細かで滑らかな泡と豊富な泡量で髪を傷めることなく洗うことができ、すすぎ時には十分なすべり(指通り)、柔軟性と、きしまず滑らかな感触を付与することができる毛髪洗浄料、およびこうした毛髪洗浄料と併用することによって、べたつかず適度な保湿感とすべり、十分な柔軟性を付与し、まとまりのよい扱いやすい毛髪を実現できる毛髪保護料、並びにこれらの毛髪洗浄料および毛髪保護料を用いた毛髪処理方法に関するものである。
近年、ヘアカラーやパーマネントウェーブ処理による毛髪の損傷が起こっている。そのような損傷を受けた毛髪(ダメージ毛髪)は、シャンプーで洗浄する際に、毛髪の柔軟性が乏しくなり、絡まりやごわつきが生じ操作性が悪くなるという問題がある。また、損傷を受けていなくても、毛髪の太さやくせ(癖)等、毛髪の質(髪質)によっても絡まりやごわつきが生じることがある。
シャンプー処理する際の毛髪の絡まりやごわつきを抑えるために、シャンプー中にコンディショニング成分を高配合したり、洗浄力を抑えたりすることも考えられる。しかしながら、そのような方法では、シャンプー後のヘアトリートメントの効果を損ねることがある。一方、ヘアトリートメントの効果を高めるために、シャンプー中のコンディショニング成分の配合量を抑えたり、洗浄力を高めたりすると、シャンプー処理する際に、毛髪に絡まりやごわつきが生じる。
そこで、上記の問題を解決するために、毛髪に柔軟性とすべりを与え、且つ毛髪の周囲の水分に対する抵抗力を高めることによって、毛髪に落ち着き効果を付与する毛髪の処理法が提案されている(例えば、特許文献1)。この技術では、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウムの含有量が2〜11重量%、ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナトリウムの含有量が0.1〜5重量%のシャンプーで毛髪を洗浄処理した後、塩化アルキルトリメチルアンモニウムの含有量が0.1〜5重量%、セタノールの含有量が3〜10重量%、スクワランエマルションの含有量がスクワランとして0.02〜1重量%の毛髪保護剤で処理する毛髪の処理方法が開示されている。しかしながら、この処理方法では、毛髪保護剤で処理した後の毛髪のまとまりや水分保持の点では良好ではあるが、損傷の大きい毛髪に対しては根本的な解決には至っていない。
特開2000−319136号公報
本発明はこうした状況の下でなされたものであって、その目的は、シャンプーによる操作性の欠点を解消し、毛髪洗浄料処理によりきめ細かな滑らかな泡と豊富な泡量で髪を傷めることなく洗うことができ、すすぎ時には十分なすべり(指通り)、柔軟性と、きしまず滑らかな感触を付与することのできる毛髪洗浄料を提供することにある。
本発明の他の目的は、上記のような毛髪洗浄料と併用することによって、べたつかず適度な保湿感とすべり、十分な柔軟性を付与し、まとまりのよい扱いやすい毛髪を実現できる毛髪保護料を提供することにある。本発明の更に他の目的は、上記のような毛髪洗浄料および毛髪保護料を用いて毛髪を処理する毛髪処理方法を提供することにある。
上記目的を達成することのできた本発明の毛髪洗浄料とは、(A)アルキルアミドプロピルベタイン、(B)ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリル、および(C)カチオン性ポリマーを夫々含有し、(A)アルキルアミドプロピルベタインと(B)ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリルの質量比[(A):(B)]が1:1〜6:1であることを特徴とする。
本発明の毛髪洗浄料において、毛髪洗浄料全体に占める割合で、(A)アルキルアミドプロピルベタインの含有量が10質量%以下(0質量%を含まない)、(B)ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリルの含有量が5質量%以下(0質量%を含まない)、および(C)カチオン性ポリマーの含有量が3質量%以下(0質量%を含まない)であることが好ましい。
上記のような毛髪洗浄料で毛髪を処理し、洗い流した後に毛髪を処理するための毛髪保護料としては、(D)アミノ変性シリコーン、(E)流動パラフィンおよび(F)ダイマー酸のエステルを夫々含有するものであることが好ましい。この毛髪保護料においては、毛髪保護料全体に占める割合で、(D)アミノ変性シリコーンの含有量が5質量%以下(0質量%を含まない)、(E)流動パラフィンの含有量が10質量%以下(0質量%を含まない)、および(F)ダイマー酸のエステルの含有量が5質量%以下(0質量%を含まない)であることが好ましい。
本発明に係る毛髪処理方法は、上記のような毛髪洗浄料で毛髪を処理し、洗い流した後、上記毛髪保護料を用いて毛髪を処理し、更に洗い流すことを特徴とする。
本発明では、(A)アルキルアミドプロピルベタイン、(B)ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリル、および(C)カチオン性ポリマーを夫々含有する毛髪洗浄料を用いて毛髪を処理することによって、ダメージ毛髪や様々な質の毛髪に対し、毛髪洗浄料処理により十分な柔軟性と滑らかな感触を付与することができる。また、上記のような毛髪洗浄料で処理した後、(D)アミノ変性シリコーン、(E)流動パラフィンおよび(F)ダイマー酸のエステルを夫々含有する毛髪保護料で処理することによって、更に適度な保湿感とすべりと柔軟性を付与し、扱いやすい毛髪が実現できる。
実施例での検討1〜3における曲げ特性評価結果を示す棒グラフである。
本発明者らは、上記目的に適う毛髪洗浄料や毛髪保護料を実現すべく、様々な角度から検討した。その結果、(A)アルキルアミドプロピルベタイン、(B)ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリル、および(C)カチオン性ポリマーを夫々含有し、(A)アルキルアミドプロピルベタインと(B)ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリルの質量比[(A):(B)]が1:1〜6:1である毛髪洗浄料で処理することによって、ダメージ毛髪や様々な質の毛髪に対し、毛髪に十分な柔軟性と柔らかな感触を付与することができることを見出した。またこうした毛髪洗浄料と、(D)アミノ変性シリコーン、(E)流動パラフィン、および(F)ダイマー酸のエステルを夫々含有する毛髪保護料を併用して毛髪を処理することで、適度な保湿感とすべりを付与し、十分な柔軟性を付与し、まとまりのよい扱いやすい毛髪を実現できることを見出し、本発明を完成した。
本発明の毛髪洗浄料は、上記のように(A)アルキルアミドプロピルベタイン、(B)ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリル、および(C)カチオン性ポリマーを夫々含有するものである。これらの成分のうち(A)アルキルアミドプロピルベタインは、毛髪を洗浄する際の主成分であり、(B)ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリルは、毛髪を洗浄する際の柔軟剤であり、(C)カチオン性ポリマーは、毛髪を洗浄する際の毛髪保護剤である。これらの成分が、洗浄時の毛髪の絡まりやごわつきを抑えると共に、毛髪に吸着し毛髪に適度な保湿感とすべりと柔軟性を付与する役割を果たす。
本発明の毛髪洗浄料による効果を発揮させるためには、(A)アルキルアミドプロピルベタインと(B)ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリルの質量比[(A):(B)]が1:1〜6:1であることが必要である。(A)アルキルアミドプロピルベタインの割合が少なくなって質量比[(A):(B)]が、1:1よりも小さくなると、泡立ち性が低下することになる。また(B)ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリルが少なくなって、質量比[(A):(B)]が6:1よりも大きくなると、毛髪の柔軟性が低下することになる。この質量比[(A):(B)]は、好ましくは1.2:1〜5.8:1であり、より好ましくは1.5:1〜5.5:1である。
本発明の毛髪洗浄料で用いる(A)アルキルアミドプロピルベタインとしては、例えばヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液やパーム核油脂肪酸アミドプロピルベタイン液、ラウリン酸アミドプロピルベタイン液等が例示できる。このうち、特に毛髪に十分な柔軟性を付与するのに好ましいものは、パーム核油脂肪酸アミドプロピルベタイン液である。
(A)アルキルアミドプロピルベタインの含有量は、毛髪洗浄料全体に対する割合で10質量%以下(0質量%を含まない)であることが好ましい。(A)アルキルアミドプロピルベタインの含有量が10質量%を超えると、毛髪への吸着が多くなり、毛髪にごわつきやべたつきが生じすべりや柔軟性などが低下するおそれがあるので上記の範囲までとすることが好ましい。(A)アルキルアミドプロピルベタインの含有量は、より好ましくは8質量%以下(更に好ましくは5質量%以下)である。
(A)アルキルアミドプロピルベタインの含有量が少なくなると、泡立ちや洗浄力が低下したり、毛髪に絡まりやひっかかりが生じたり、保湿感の不足により毛髪のパサツキが生じる傾向がある。こうしたことから、(A)アルキルアミドプロピルベタインの含有量は、1質量%以上であることが好ましく、より好ましくは2質量%以上である。
(B)ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリルは、ヤシ油脂肪酸とグリセリンのモノエステルである油脂肪酸グリセリルに酸化エチレンを付加重合して得られるノニオン性界面活性剤である。付加重合される酸化エチレンの付加モル数は特に限定されないが、水への溶解性、毛髪の洗浄及び柔軟性の付与の観点から5〜80が好ましく、より好ましくは5〜20である。
(B)ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリルの含有量は、毛髪洗浄料全体に占める割合で、5質量%以下(0質量%を含まない)であることが好ましい。(B)ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリルの含有量が少なくなると、泡質が低下したり、毛髪に絡まりやひっかかりが生じたり、柔軟性がなくごわつく傾向がある。こうした観点から、(B)ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリルの含有量は、5質量%以下であることが好ましい。この含有量が5質量%を超えると、泡立ちが低下し毛髪の洗浄を妨げるおそれがある。(B)ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリルの含有量は、より好ましくは4質量%以下(更に好ましくは3.5質量%以下)である。
(B)ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリルによる効果はその含有量が増加するにつれて増大するが、上記の効果を発揮させるためには、1質量%以上であることが好ましい。より好ましくは2質量%以上である。
(C)カチオン性ポリマーは、水に溶解した際にカチオン性を有する高分子化合物である。こうした(C)カチオン性ポリマーとしては、例えばカチオン化セルロースやカチオン化グアーガム、カチオン化デンプン、カチオン化ケラチン、カチオン化コラーゲン等が挙げられる。このうち、洗浄時の毛髪の絡まりやごわつきを抑えるのに特に好ましいものは、カチオン化セルロースである。
(C)カチオン性ポリマーの含有量は、毛髪洗浄料全体に占める割合で3質量%以下(0質量%を含まない)であることが好ましい。(C)カチオン性ポリマーの含有量が3質量%を超えると、毛髪への吸着が多くなり、シャンプー後のトリートメントの効果が発揮されず、すべりや柔軟性などが低下するおそれがある。より好ましくは1質量%以下であり、更に好ましくは0.7質量%以下である。
(C)カチオン性ポリマーの含有量が増加するにつれて、その効果は増大するが、上記効果を有効に発揮させるためには、0.1質量%以上であることがより好ましく、更に好ましくは0.2質量%以上である。
本発明の毛髪洗浄料は、上記のような(A)アルキルアミドプロピルベタイン、(B)ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリル、および(C)カチオン性ポリマーを、水に適宜な溶剤を加えた液に溶解させることによって調製されるが、その際、それ以外にもそれらの効果を損なわない範囲内で他の成分を適宜添加することができる。
そのような添加成分としては、例えばアルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、N−アシルグルタミン酸塩等のアニオン性界面活性剤、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム等のカチオン性界面活性剤、イミダゾリニウムベタイン等の両性界面活性剤、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等のノニオン性界面活性剤、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、ソルビトール等の多価アルコール、ヒアルロン酸ナトリウム、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸ナトリウム等の湿潤剤、キサンタンガム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等の増粘剤、ザクロ花エキス、セイヨウナシ枝エキス、バラエキス等の植物エキス、防腐剤、pH調整剤、キレート剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、油性成分、色素、香料、等が挙げられる。
また、本発明の毛髪洗浄料は、そのpHを4〜7、特に5〜6.5に調整することが好ましい。毛髪洗浄料のpHが4より低くなると、毛髪に絡まりやごわつきが生じたり、柔軟性の不足により毛髪が扱いにくくなる傾向があり、pHが7よりも高くなると、洗浄力が高くなりすぎて、すべりや柔軟性などが低下するおそれがある。
上記のような毛髪洗浄料を用いて毛髪を処理した後に用いる毛髪保護料としては、(D)アミノ変性シリコーン、(E)流動パラフィン、および(F)ダイマー酸のエステルを夫々含有するものが最適なものとして挙げられる。毛髪洗浄料に含まれる成分と、毛髪保護料に含まれる(D)アミノ変性シリコーンや(E)流動パラフィン等の成分との相乗的作用により、より一層毛髪へ適度な保湿感とすべりと柔軟性を付与する役割を果たすものとなる。
毛髪保護料に含まれる(D)アミノ変性シリコーンと(E)流動パラフィンは、毛髪に吸着し、毛髪洗浄料に含有される(A)アルキルアミドプロピルベタイン、(B)ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリル、および(C)カチオン性ポリマーとの相乗的作用によって、毛髪はべたつかず適度な保湿感とすべりと柔軟性を付与する役割を果たすものと考えられる。また、(F)ダイマー酸のエステルは毛髪に適度な保湿感を付与する役割を果たすものと考えられる。
本発明の毛髪保護料で用いる(D)アミノ変性シリコーンは、アモジメチコン(アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体)、(アミノエチルアミノプロピルメチコン/ジメチコン)コポリマー(アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体)、アミノプロピルジメチコン(高重合ジメチルシロキサン・メチル(アミノプロピル)シロキサン共重合体)等が挙げられる。(D)アミノ変性シリコーンは、具体的には、例えば東レ・ダウコーニング社製(以下、商品名):「SM8904 COSMETIC EMULSION」、「BY22−079」、「FZ−4671」、「FZ−4672」、「SS−3551」などが挙げられる。
(D)アミノ変性シリコーンの含有量は、毛髪保護料全体に占める割合で、5質量%以下(0質量%を含まない)であることが好ましい。(D)アミノ変性シリコーンの含有量が5質量%を超えると、毛髪への吸着が多くなり過ぎ、すすぎの際に、毛髪がきしむおそれがある。この含有量は、より好ましくは3質量%以下であり、更に好ましくは2質量%以下である。
(D)アミノ変性シリコーンの含有量が少なくなると、毛髪への吸着が少なくなり、良好な櫛通り、柔軟性を付与できない傾向があるので、0.5質量%以上含有させることが好ましく、より好ましくは1質量%以上である。
(E)流動パラフィンの含有量は、毛髪保護料全体に占める割合で10質量%以下(0質量%を含まない)であることが好ましい。(E)流動パラフィンの含有量が10質量%を超えると、毛髪への吸着が多くなり、べたつきが生じるおそれがある。この含有量は、より好ましくは5質量%以下であり、更に好ましくは4質量%以下である。
(E)流動パラフィンの含有量が少なくなると、毛髪への吸着が少なくなり、柔軟性を付与できないおそれがあるので、2質量%以上含有させることが好ましく、より好ましくは3質量%以上である。
本発明で用いる(E)流動パラフィンは、平均分子量が300〜500のものが好ましいものとして挙げられる。平均分子量が300未満であれば髪に柔軟性を与えることができず、平均分子量が500を超えると毛髪にべたつきを与える可能性がある。
本発明で用いる(F)ダイマー酸のエステルは、2分子の不飽和脂肪酸の重合によって得られるダイマー酸のエステルであり、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル、ダイマージリノール酸ジリノレイル(ベヘニル/イソステアリル/フィトステリル)、ジイソステアリン酸ダイマージリノレイル等が挙げられる。これらの中でも、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)等が挙げられる。ダイマー酸部分としては、炭素数16〜44のダイマー酸が好ましく、エステル部分としては炭素数8〜48のものが好ましい。
(F)ダイマー酸のエステルの含有量は、毛髪保護料全体に占める割合で5質量%以下(0質量%を含まない)であることが好ましい。(F)ダイマー酸のエステルの含有量が5質量%よりも過剰になると、毛髪への吸着が多くなりべたつきが生じるおそれがある。この含有量は、より好ましくは2質量%以下であり、更に好ましくは1質量%以下である。
(F)ダイマー酸のエステルの含有量が少ない場合は、毛髪への吸着が少なくなり保湿感が不足する傾向があるので、0.1質量%以上であることが好ましく、より好ましくは0.2質量%以上である。
本発明の毛髪保護料は、上記のような(D)アミノ変性シリコーン、(E)流動パラフィン、および(F)ダイマー酸のエステルを、水に適宜な溶剤を加えた液に溶解・乳化させることによって調製されるが、その際、それ以外にもそれらの効果を損なわない範囲内で他の成分を適宜添加することができる。
そのような添加成分としては、例えばミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコール等の高級アルコール、ワセリン、スクワラン等の炭化水素系油剤、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸デシル等のエステル油、ツバキ油、ホホバ油、オリーブ油等の植物油、牛脂、馬油等の動物油、ミツロウ、キャンデリラロウ等のロウ類、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等のシリコーン油、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸等の高級脂肪酸、ザクロ花エキス、セイヨウナシ枝エキス、バラエキス等の植物エキス、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、ソルビトール等の多価アルコール、ヒアルロン酸、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸ナトリウム等の保湿剤、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、N−アシルグルタミン酸塩等のアニオン性界面活性剤、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム等のカチオン性界面活性剤、アルキルベタイン、イミダゾリニウムベタイン等の両性界面活性剤、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等のノニオン性界面活性剤、コラーゲン、ケラチン、大豆等のタンパク加水分解物、グリシン、プロリン、セリン等のアミノ酸、キサンタンガム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等の増粘剤、防腐剤、pH調整剤、金属封鎖剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、色素、香料等が挙げられる。
また、本発明の毛髪保護料は、そのpHを2〜6、特に4〜6に調整することが好ましい。毛髪保護料のpHが2より低い場合は、毛髪の柔軟性が低下するおそれがあり、pHが6より高い場合は、すべりや柔軟性などが低下するおそれがある。
本発明において、上記毛髪洗浄料と毛髪保護料を用いて毛髪を処理する際の操作は、常法に従えば良い。例えば毛髪洗浄料で毛髪を洗浄するときは、毛髪をお湯で十分に予洗した後、毛髪洗浄料を適宜手のひらにとり毛髪に塗布し、毛髪全体にゆきわたらせ、指腹で軽くマッサージするように洗い、お湯で十分に洗い流すことが好ましい。また、毛髪保護料で処理する際には、毛髪洗浄料による洗浄後、十分に水気を取り除き、毛髪保護料を毛髪に塗布し、掌で全体になじませ、その後、毛先を揉みこみ、その後お湯ですすぎ流すことが好ましい。その際の毛髪洗浄料と毛髪保護料の使用量としては、従来のシャンプーやヘアトリートメントの場合と同様に3〜30g程度が適している。
次に、実施例によって本発明の作用・効果を具体的に示すが、下記実施例は本発明を限定する性質のものではなく、前・後記の趣旨に徴して設計変更することは、いずれも本発明の技術的範囲に含まれるものである。
[実施例1]
(ブリーチ処理)
化学的処理(例えば、パーマ処理、ヘアカラー処理、ブリーチ処理など)を全く受けていない毛髪を用いて、トーナーブリーチパウダーEX(粉末ブリーチ剤:中野製薬株式会社製)とキャラデコオキサイドEX06(過酸化水素系酸化剤:中野製薬株式会社製)を1:3(質量比)となるように混合したブリーチ剤を、毛髪に質量比1:1の割合で塗布し、30℃、30分間の条件で処理した後、45質量%のラウリル硫酸トリエタノールアミン溶液によって洗浄し、その後、乾燥した。この工程を3回実施し、長さ20cm、重さ15gの毛束を、以下の評価に用いた。
(毛髪洗浄料処理時の泡立ちの評価方法)
十分にお湯で予洗した毛束を毛髪洗浄料で洗浄する際の「泡立ち」について、専門パネラー10名により以下の評価基準で官能評価し、評価点の合計値を求め、以下の基準で判定した。
3点:泡立ちが良い
2点:泡立ちがやや良い
1点:泡立ちが悪い
[泡立ちの評価基準]
◎:25点以上
○:20点以上、25点未満
△:15点以上、20点未満
×:10点以上、15点未満
(毛髪洗浄料処理時の毛髪の絡まり難さの評価方法)
十分にお湯で予洗した毛束を毛髪洗浄料で洗浄し、すすぎ終わるまでの処理を行なう際の「毛髪の絡まり難さ」について、専門パネラー10名により以下の基準で判定した。
3点:毛髪が絡まない
2点:毛髪があまり絡まない
1点:毛髪が絡まる
[毛髪の絡まり難さの評価基準]
◎:25点以上
○:20点以上、25点未満
△:15点以上、20点未満
×:10点以上、15点未満
(毛髪洗浄料処理時の毛髪のすべり(指通り)の評価方法)
十分にお湯で予洗した毛束を毛髪洗浄料で洗浄し、すすぎ終わるまでの「毛髪のすべり(指通り)」について、専門パネラー10名により以下の基準で判定した。
3点:毛髪のすべり(指通り)が良い
2点:毛髪のすべり(指通り)がやや良い
1点:毛髪のすべり(指通り)が悪い
[毛髪のすべり(指通り)の評価基準]
◎:25点以上
○:20点以上、25点未満
△:15点以上、20点未満
×:10点以上、15点未満
(毛髪洗浄料処理時の毛髪の柔軟性の評価方法)
十分にお湯で予洗した毛束を毛髪洗浄料で洗浄し、すすぎ終わるまでの「毛髪の柔軟性」について、専門パネラー10名により以下の基準で判定した。
3点:毛髪の柔軟性がある
2点:毛髪の柔軟性が少しある
1点:毛髪の柔軟性がない
[毛髪の柔軟性の評価基準]
◎:25点以上
○:20点以上、25点未満
△:15点以上、20点未満
×:10点以上、15点未満
これらの結果を、毛髪洗浄料の処方例(処方例1〜22)と共に、下記表1〜3に示す。
表1の結果から次のように考察できる。(A)アルキルアミドプロピルベタインを含有しない場合(処方例7、8)には、泡立ちが悪く、毛髪は絡まりやすく、すべりが悪くなり、柔軟性がなくなることが分かる。(A)アルキルアミドプロピルベタインを3質量%含有し、且つ(A)アルキルアミドプロピルベタインと(B)ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリルの質量比[(A):(B)]が3:1では(処方例3)、泡立ちが良好であり、毛髪は絡まらないためすべり、柔軟性に優れることが分かる。
表2の結果から次のように考察できる。(B)ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリルを含有しない場合(処方例15)には、泡立ちが悪く、毛髪は絡まりやすく、すべりが悪くなり、柔軟性がなくなることが分かる。また、(B)ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリルを含有せずにポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含有すると(処方例16)、泡立ちはやや良いが毛髪のすべりが悪くなり、柔軟性がなくなることが分かる。(B)ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリルを2質量%含有し、且つ(A)アルキルアミドプロピルベタインと(B)ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリルの質量比[(A):(B)]が1.5:1では(処方例12)、特に毛髪の柔軟性に優れることが分かる。
一方、(A)アルキルアミドプロピルベタインと(B)ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリルの質量比[(A):(B)]が1:1〜6:1の範囲を外れる場合(処方例9、10)には、毛髪のすべり、柔軟性は良いが泡立ちが悪くなることが分かる。
表3の結果から次のように考察できる。(C)カチオン化セルロースを含有しない場合(処方例21、22)には、泡立ちは良好であるが、毛髪は絡まりやすく、すべり、柔軟性が悪くなることが分かる。(C)カチオン化セルロースを含有すると(処方例17〜20)、毛髪のすべりと柔軟性に特に優れることが分かる。
[実施例2]
(毛髪保護料処理時の毛髪のすべり(指通り)の評価方法)
前記表1に示した処方例3の毛髪洗浄料で洗浄した毛束に、毛髪保護料を塗布し、すすぎ時(湿潤時)、仕上がり時(乾燥時)それぞれの「毛髪のすべり(指通り)」について、専門パネラー10名により以下の基準で判定した。
3点:毛髪のすべり(指通り)が良い
2点:毛髪のすべり(指通り)がやや良い
1点:毛髪のすべり(指通り)が悪い
[毛髪のすべり(指通り)」の評価基準]
◎:25点以上
○:20点以上、25点未満
△:15点以上、20点未満
×:10点以上、15点未満
(毛髪保護料処理時の毛髪の保湿感の評価方法)
処方例3の毛髪洗浄料で洗浄した毛束に毛髪保護料を処理し、乾燥させた際の「毛髪の保湿感」について、専門パネラー10名により以下の基準で判定した。
3点:毛髪の保湿感がある
2点:毛髪の保湿感が少しある
1点:毛髪の保湿感がない
[毛髪の保湿感の評価基準]
◎:25点以上
○:20点以上、25点未満
△:15点以上、20点未満
×:10点以上、15点未満
(毛髪保護料処理時の毛髪の柔軟性の評価方法)
処方例3の毛髪洗浄料で洗浄した毛束に毛髪保護料を塗布し、すすぎ時(湿潤時)、仕上がり時(乾燥時)、夫々の「毛髪の柔軟性」について、専門パネラー10名により以下の基準で判定した。
3点:毛髪の柔軟性がある(非常にしなやか)
2点:毛髪の柔軟性がややある(しなやか)
1点:毛髪の柔軟性がない(しなやかでない)
[毛髪の柔軟性の評価基準]
◎:25点以上
○:20点以上、25点未満
△:15点以上、20点未満
×:10点以上、15点未満
これらの結果を、毛髪保護料の処方例(処方例23〜48)と共に、下記表4〜6に示す。尚、表4〜6に示す毛髪保護料についてはホモミキサーにて乳化し調製した。
表4の結果から次のように考察できる。(D)アミノ変性シリコーンを含有しない場合(処方例30、31)には、湿潤時と乾燥時の毛髪のすべりが悪く、柔軟性がなく、毛髪の保湿感が不足することが分かる。(D)アミノ変性シリコーンを1〜2質量%の範囲で含有すると(処方例25、26)、特に乾燥時の毛髪のすべり、柔軟性に優れることが分かる。
表5の結果から次のように考察できる。(E)流動パラフィンを含有しない場合(処方例38、39)には、湿潤時と乾燥時の毛髪のすべりが悪く、湿潤時と乾燥時の毛髪の柔軟性がないことが分かる。(E)流動パラフィンを3〜4質量%の範囲で含有すると(処方例34)、特に湿潤時と乾燥時の毛髪のすべり、柔軟性、保湿感に優れることが分かる。
表6の結果から次のように考察できる。(F)ダイマー酸のエステルを含有しない場合(処方例47、48)には、湿潤時と乾燥時の毛髪のすべりが悪く、柔軟性がなく、特に保湿感が不足することが分かる。(F)ダイマー酸のエステルを0.2〜1質量%の範囲で含有すると(処方例42、43)、特に湿潤時と乾燥時の毛髪のすべり、柔軟性、保湿性に優れることが分かる。
[実施例3]
(毛髪の曲げ特性測定)
毛髪洗浄料で洗浄した毛束に毛髪保護料を塗布し馴染ませた後(下記検討1〜3の組み合わせ)、十分にすすいだ状態で曲げ特性を測定した(湿潤時)。また、測定後の毛束を乾燥させ20℃、湿度60%で24時間調湿し、曲げ特性を測定した(乾燥時)。尚、毛髪洗浄料で洗浄し毛髪保護料で処理した後、乾燥させるまでの工程を処理1回とし、処理1回、および処理3回で測定を行なった。曲げ特性は、カトーテック株式会社製のKES−FB2−SHを用いて毛髪1本当たりの曲げ硬さ(N・m2/本)を測定した。この曲げ硬さが大きいほど毛髪が硬く、小さいほど柔軟であることを示す。
1.検討1:毛髪洗浄料(処方例12)と毛髪保護料(処方例34)
2.検討2:毛髪洗浄料(処方例12)と毛髪保護料(処方例48)
3.検討3:毛髪洗浄料(処方例16)と毛髪保護料(処方例48)
これらの結果について、下記表7に測定値、図1に表7をグラフ化して示す。
表7および図1の結果から明らかなように、毛髪洗浄料(処方例12)と毛髪保護料(処方例34)で処理する(検討1)と、毛髪洗浄料(処方例12)と毛髪保護料(処方例48)で処理するとき(検討2)や、毛髪洗浄料(処方例16)と毛髪保護料(処方例48)で処理するとき(検討3)よりも、処理回数が1回の時点から湿潤時、乾燥時共に数値が小さく毛髪が柔軟になっていることが分かる。また検討1について、処理回数を3回に増やすと1回よりも数値が小さくなり、継続使用するとより毛髪が柔軟になることが分かる。それに対して、検討2、3では処理回数を増やしても数値の減少は見られず、検討1よりも数値が高いことから柔軟効果に劣ることが分かる。

Claims (4)

  1. (A)アルキルアミドプロピルベタイン、(B)ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリル、および(C)カチオン性ポリマーを夫々含有し、
    (A)アルキルアミドプロピルベタインと(B)ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリルの質量比[(A):(B)]が1:1〜6:1であると共に、
    毛髪洗浄料全体に占める割合で、(C)カチオン性ポリマーの含有量が0.4〜0.7質量%、(A)アルキルアミドプロピルベタインの含有量が10質量%以下(0質量%を含まない)、および(B)ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリルの含有量が5質量%以下(0質量%を含まない)であることを特徴とする毛髪洗浄料(但し、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン:5.0質量%、ポリオキシエチレン(7)ヤシ油脂肪酸グリセリン:3.0質量%およびカチオン化セルロース(カチナールHC−200、東邦化学):0.5質量%を夫々含有するシャンプー、並びにラウリン酸アミドプロピルベタイン:4.5質量%、ポリオキシエチレンモノヤシ油脂肪酸グリセリル:2質量%、カチオン化セルロース:1質量%およびカチオン化ポリマー:2質量%を夫々含有する洗浄液を除く)。
  2. 請求項1記載の毛髪洗浄料で毛髪を処理し、洗い流した後に毛髪を処理するための毛髪保護料であって、(D)アミノ変性シリコーン、(E)流動パラフィンおよび(F)ダイマー酸のエステルを夫々含有するものであることを特徴とする毛髪保護料。
  3. 毛髪保護料全体に占める割合で、(D)アミノ変性シリコーンの含有量が5質量%以下(0質量%を含まない)、(E)流動パラフィンの含有量が10質量%以下(0質量%を含まない)、および(F)ダイマー酸のエステルの含有量が5質量%以下(0質量%を含まない)である請求項に記載の毛髪保護料。
  4. 請求項1記載の毛髪洗浄料で毛髪を処理し、洗い流した後、請求項またはに記載の毛髪保護料を用いて毛髪を処理し、更に洗い流すことを特徴とする毛髪処理方法。
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