JP5902001B2 - 熱搬送システム - Google Patents

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Description

熱源と空調が必要な施設との間を長大な配管で接続して、熱源の温熱または冷熱を空調が必要な施設に搬送する熱搬送システムに係り、特に大規模ビルや地域冷暖房システムにおいて好適な熱搬送システムに関する。
従来、大規模ビルや地域冷暖房システムに用いる熱搬送システムにおいては、冷媒を介して外気と熱交換するパッケージ型空調機を用いずに、熱源と空調が必要な施設との間を配管で接続し、配管中に冷温水が流通するようにしている。冷房の場合、熱源側で発生した冷温水を空調が必要な施設にポンプ等で導き、空調が必要な施設においてファン等で室内に送風して空調するいわゆるファンコイルユニット方式が知られている。
このような大規模な熱源設備では、熱源と空調が必要な施設との間の配管距離が数百メートルから数キロメートルに及ぶこともあり、配管内を流通する冷温水を搬送する動力が熱源システムの全消費動力の10〜30%程度を占め,無視できない数値となっている。したがって、大規模熱源設備における搬送動力の省エネルギー化が重要な課題になっている。
そこで、このような搬送動力を低減する方法の一例が、特許文献1に記載されている。
この公報に記載の熱搬送システムでは、相変化蓄熱物質を用いることにより、搬送動力に対する搬送熱量の比である熱搬送効率を高め、ポンプの動力を低減している。具体的には、熱搬送物質は相変化蓄熱物質に高分子物質が添加された水性液体とし、相変化蓄熱物質は樹脂製被覆材内に収容された微小潜熱蓄熱マイクロカプセルの状態で構成し、熱供給装置側の熱供給温度と熱利用装置側の熱放出温度との温度範囲に相変化温度をもつものとしている。一方、高分子物質はポリエチレンオキサイド等の界面活性剤としても使用可能な材料を、流動抵抗を低減させるものとして用いている。
熱搬送システムの流動抵抗を低減する他の方法が、特許文献2に記載されている。この公報に記載の潜熱輸送用水和物スラリーを用いた冷暖房システムでは、潜熱を有し熱密度が水よりも大きい水和物を混濁させた水和物スラリーを冷暖房システムの熱媒体としているが、冷房と暖房では異なる水和物スラリーを使用している。具体的には、界面活性剤であるカチオン系抵抗低減剤及び同カチオン系抵抗低減剤の対イオンを添加した包接型水和物スラリーを冷房時の冷熱媒体に用い、カチオン系抵抗低減剤及び同カチオン系抵抗低減剤の対イオンを添加した無機水和物スラリーを暖房時の熱媒体に使用している。
この熱媒体は、熱供給装置側の熱供給温度と熱利用装置側の熱放出温度との温度範囲内で相変化するので、水が0℃以下で凍結する氷の潜熱を利用したものに比べ、以下の問題を解消できる。氷を製造するためには、熱輸送媒体を0℃以下の状態にすることが可能な熱源設備が必要になる。通常の冷暖房システムの熱源設備では、4〜7℃程度であるから、通常の設備に比べて大掛かりもしくは高級な設備が必要となる。また、0℃以下の温度を製造するため、熱源の性能を示すCOP(成績係数)が低下することや、0℃以下の状態による結露の発生への対策、配管中での氷の詰まり等の対策も必要となる。
さらに、液体や気体等の状態にかかわらずに、流体搬送時のエネルギー損失を低減するために、管路内を流れる流体を加圧して、加速と減速を繰り返し、流体を脈動させて移送する例が、特許文献3に記載されている。この公報に記載の流体搬送方法では、脈動が生じていなければ乱流状態にある管路内の流体を、脈動させて摩擦抵抗を軽減し、少ないエネルギーで流体を搬送可能にしている。
特開2003−262482号公報 特開2005−29591号公報 国際公開第2009/044764号
上記特許文献1に記載の従来の熱搬送システムでは、界面活性剤にも使用可能なポリエチレンオキサイド等の高分子材料を熱搬送媒体に使用しているので、空調設備における熱搬送媒体の流動抵抗を低減することが期待できる。しかしながら、界面活性剤は流体の流動抵抗を減少させるのには効果があるものの、熱交換媒体としては水や冷媒に比べてその熱交換性能が必ずしも高くない。
上記特許文献2に記載の潜熱輸送用水和物スラリーを用いた冷暖房システムにおいても、水和物スラリーの流動抵抗を減少させるために界面活性剤を用いているので、流動抵抗は減少するが、冷暖房システムの熱交換部においては、熱交換性能が低下する恐れがある。
上記特許文献3に記載の流体移送装置では、輸送する流体に脈動を加えることにより流体の移送状態を層流方向に向かうようにして、乱流輸送時よりも抵抗の少ない輸送を可能としている。しかしながら、この流体移送装置では、輸送する流体の流動抵抗にのみ着目しているので、空調設備のような熱媒体を輸送するものに採用して熱交換効率の向上との両立を図ることについては十分には考慮されていない。空調設備では、流体の輸送における流動抵抗と熱交換部における熱交換効率の双方が向上することが望まれている。
本発明は上記従来技術の不具合に鑑みなされたものであり、その目的は、地域冷暖房システム等の大型の熱源設備において、熱媒体の輸送における流動抵抗を減少させることと、熱交換部における熱交換効率を向上させることを両立させることにある。また、この流動抵抗の減少と熱交換効率の向上とを両立させながら、結露や配管詰まり等を生じない、安価なシステムにすることを他の目的とする。
上記目的を達成する本発明の特徴は、チラーまたは冷凍機の利用側熱交換器で熱交換して温度低下した熱媒体を、需要元の熱交換器に送液する熱搬送システムにおいて、前記熱媒体は、前記利用側熱交換器における温度範囲では潜熱を有し、かつ水よりも熱容量の大きい蓄冷材を含んでおり、前記利用側熱交換器と需要元の前記熱交換器とを結ぶ熱媒体のライン中に周期的な流速変動を付与可能な回転数可変ポンプを含む配管抵抗低減手段を複数配置し、これら複数配置された配管抵抗低減手段の流速変動周期を同期させる制御装置を設けたことにある。
そしてこの特徴において、前記流速変動の周期を10秒以上とするのがよく、前記蓄冷材としてパラフィンワックスなどの有機物や無機物であってもよい。有機物については水との分離性や、熱交換器内での付着性が懸念されるので、マイクロカプセルの状態で構成するのが好ましい。
さらにまた、前記蓄冷材は水にパラフィンワックスなどの有機物を10〜40%程度混合した液が好ましく、さらにこの蓄冷材をマイクロカプセルの状態で構成してもよい。
本発明によれば、空調温度帯で潜熱を有する蓄熱材を熱輸送媒体として用い、この熱輸送媒体を、空調負荷に応じて配管内の脈動流として安定して維持するようにしたので、流動抵抗の減少と熱交換部における熱交換効率の向上が両立できる。また、空調温度帯で潜熱を有するので、結露や配管詰まりを生ずることなく、流動抵抗の減少と熱交換部における熱交換効率の向上を両立させることができる。
本発明に係る地域冷暖房システムの配置模式図である。 図1に示した地域冷暖房システムの配管系統図である。 図1に示した地域冷暖房システムが備える熱搬送システムの一実施例の配管系統図である。 流速変動を説明する図である。 熱搬送システムの他の実施例の配管系統図である。
以下、本発明に係る熱搬送システムの一実施例を、図面を用いて説明する。図1は、熱搬送システムを有する地域冷暖房システムが適用される地域冷暖房地区10の模式図である。図2は、図1に示した地域冷暖房地区10に適用した地域冷暖房システム80の配管系統図である。
地域冷暖房システム80が適用される地域冷暖房地区10は、鉄道路14や多数の道路12が網の目に走る領域で、例えば図1に示した例では、左右に2ブロック、奥往き方向に2ブロックの領域をカバーしている。この例では、複数の建物16a〜16jに配管設備30を介して温水や冷水、蒸気等の空調や給湯に用いる流体が供給される。ちなみに建物16a、16b、16jは高層のオフィスビルであり、建物16c、16hはコンベンションホールである。建物16d、16gは一般ホテルであり、建物16e、16fは低層の一般ホテルである。
これらの複数の建物16a〜16jに冷水や温水、蒸気等を供給する配管30は、大きな地域冷暖房地区10では、直径が500〜1000mm、総延長が8kmにも及んでいる。冷水や温水、蒸気等を供給するために、地域冷暖房地区の一角には、詳細を後述する機械棟21及び熱交換棟23が設けられている。
この配管30の詳細を、図2を用いて説明する。機械棟21には、地域冷暖房地区10に冷水や温水、給湯、蒸気を供給するための熱源機が設置されている。熱源機としては、ヒートポンプ式チラー110およびターボ冷凍機120、蒸気焚き二重効用吸収式冷温水機140が設けられており、この吸収式冷凍機140の熱源としてボイラ150が設置されている。
ヒートポンプ式チラー110は、ガスエンジンまたは電動機115bで駆動される圧縮機115と、この圧縮機115に四方弁114を介して接続され、冷房時には凝縮器として作用する熱源側熱交換器111と、冷房時には蒸発器として作用する利用側熱交換器112と、膨張弁等の減圧手段113とを主要構成部品としている。ターボ冷凍機120は、電動機125bで駆動されるターボ冷凍機本体125と、凝縮器121と、膨張弁等の減圧手段123と、蒸発器122とを備える。
二重効用吸収式冷温水機140は、ボイラ150で発生した蒸気を加熱源とする高温再生器141と、高温再生器141で濃縮した臭化リチウム水溶液等の吸収液をさらに濃縮する低温再生器142と、低温再生器142で発生した蒸気を凝縮する凝縮器143と、凝縮器143で発生した水を蒸発させる蒸発器145と、蒸発器145で発生した蒸気を吸収する吸収器144とを備える。
一方、熱交換棟23には、上記ヒートポンプ式チラー110やターボ冷凍機120及び吸収式冷温水機140等が外気と熱交換するための冷却塔が配置されている。具体的には、ヒートポンプ式チラー110では、熱源側熱交換器111内を流通する冷媒と熱交換する冷却水を冷却するための冷却塔117が熱交換棟23に配置されている。ターボ冷凍機でも、凝縮器121内を流通する冷媒と熱交換する冷却水を冷却するための冷却塔127が熱交換棟23に配置されている。さらに吸収式冷温水機140では、吸収器144及び凝縮器143内を通過した冷却水が外気と熱交換するための冷却塔132が配置されている。また、ボイラ150で発生した蒸気の一部を温水に変換するための蒸気/温水熱交換器151も熱交換棟23に配置されている。
このように構成した地域冷暖房システム100では、ヒートポンプ式チラー110を冷房運転すると、圧縮機115で圧縮された冷媒は、四方弁114、熱源側熱交換器111、減圧手段113、利用側熱交換器112、四方弁114の順で冷媒ライン212を循環する。その際、熱源側熱交換器111では冷却水ライン211内を流通する冷却水と熱交換し、利用側熱交換器では冷温水ライン213、214内を流通する冷水と熱交換する。ここで冷温水ライン213はそれぞれ切換えバルブ116a、116bを有する2つのライン261、262に分岐しており、冷房運転時には切換えバルブ116aが開、切換えバルブ116bが閉に切換えられている。同様に、冷温水ライン214もそれぞれ切換えバルブ116c、116dを有する2つのライン263、264に分岐しており、冷房運転時には切換えバルブ116dが開、切換えバルブ116cが閉に切換えられている。暖房運転時には、切換えバルブ116a〜116dの開閉は、逆に切換えられる。
ターボ冷凍機120では、冷媒ライン222中に設けた凝縮器121で冷却水ライン221を流通する冷却水が熱交換し、さらに冷却塔127で外気と熱交換する。また、蒸発器122内を流通する冷媒と冷水ライン223、224内を流通する冷水とが熱交換する。蒸発器内で発生した冷水は、需要元である各建物16a〜16jに供給される。
吸収冷温水機140で発生した冷温水は、冷温水ライン233、234から分岐し切換えバルブ131a〜131dを有する冷水ライン241、243及び温水ライン242、244に導かれる。冷房運転時には、切換えバルブ131a、131cが開に切換えられ、切換えバルブ131b、131dが閉に切換えられる。暖房運転時には、切換えバルブ131a〜131dの開閉は逆になる。
ボイラ150で発生した蒸気は蒸気ライン251から吸収式冷温水機140に導かれ、蒸気ライン252でボイラに戻される。この蒸気ライン251、252から分岐して蒸気/温水熱交換器151に導く蒸気ライン155、156が設けられている。一方、蒸気/温水熱交換器151で発生した温水は、開閉バルブ152、153を介在させた温水ライン157、158により、温水ライン261、263に導かれる。ボイラ150にはガスライン253から燃料ガスが供給される。また、各建物16a〜16jへ蒸気も供給可能なように、蒸気ライン255、256も設けられている。
機械棟21及び熱交換棟23で発生した冷温水は、冷温水の主配管である温水ライン261及び冷水ライン262から各建物16a〜16jに送られ、温水ライン263及び冷水ライン264を経て機械棟21及び熱交換棟23へ戻される。ここで冷温水ライン261〜264には、送液用のポンプ161〜164が設けられている。また、冷水戻りライン164の途中には、蓄冷槽170が設けられており、冷水ライン(往き)262は、この蓄冷槽170を経由する。さらに、冷温水の送液ライン261、262には、ブースタ用のポンプ165、167が設けられており、それぞれインバータ166、168で駆動される。
冷温水の主配管である温水ライン261、263と冷水ライン262、264から、各建物16a〜16jの近傍で個別の温水ライン331,333;…;391、393及び冷水ライン332、334;…;392、394が分岐している。この分岐ラインのいくつかにもブースタ用のポンプ181a〜181d及びインバータ182a〜182dが設けられている。
このように地域冷暖房システム100では、多数の配管が敷設されており、その配管系の配管抵抗を減少させることが省エネルギーに結び付く。そこで、本発明では、配管系内の冷水及び温水の流動の制御と循環液の種類の変更により、流動抵抗を低減し、搬送動力に対する搬送熱量の比である熱搬送効率を向上すると共に、熱源効率の成績係数COPの低下を抑制している。この配管系の流動抵抗の低下と熱源COPの低下を抑制した熱搬送システムについて、図3から図5を用いて説明する。
図3は、上記地域冷暖房システム100中の一部の系統の配管を抜き出した熱搬送システムの配管系統の一実施例を示す図であり、熱源機であるチラー110または冷凍機120、140の利用側熱交換器400以降の系統を示している。利用側熱交換器(蒸発器)400の冷媒配管400c、400d内を、圧縮機等で圧縮され、凝縮器で凝縮したのち膨張手段で減圧し温度降下した冷媒が流通している。この低温の冷媒と熱交換する循環水が循環する冷水ライン400a、400b及びこの冷水ラインから分岐した冷水ライン420c、420d;430c、430dが利用側熱交換器(蒸発器)に接続されている。
ここで、冷水ライン400a、400b内を流れる液(熱媒体)は、この利用側熱交換器400に流入する冷媒の温度範囲(4〜12℃)では、潜熱変化を生じる液である。具体的には、水にパラフィンワックスなどの有機物を10〜40%程度混合した液、ないし無機物を10〜40%程度混合した液である。有機物については水との分離性や、熱交換器内での付着性が懸念されるので,マイクロカプセルの状態で構成するのが好ましい。
熱媒体は、冷水戻りライン400b、420d、430dから例えば12℃で戻って液体状で利用側熱交換器400に流入し、冷媒と熱交換して例えば7℃程度まで温度低下し、固・液混合の状態に性状が変化して冷水(往き)ライン400a、420c、430cへ導かれ、ポンプ402により需要元(各建物16a〜16j)の熱交換器410、420、430に送られる。
本発明の特徴として、ポンプ402から送液される流れは、周期的な速度変動を有することにより配管抵抗を低下させるようになっている。そのため、ポンプ402はインバータ駆動モータ404で駆動され、回転数が可変になっている。ポンプ402の近傍、本実施例では上流側に冷水往きライン400a内の熱媒体の流速変動を検出可能なセンサ406が取り付けられている。これらは、配管抵抗低減手段を構成している。
需要元の熱交換器410、420、430では、さらに各空調室に導かれる冷水ライン410a、410b;420a、420b;430a、430b内を流通する循環水と熱交換する。なお、需要元の熱交換器410、420、430がファンコイル等であれば、冷水ライン410a、410b;420a,420b;430a、430bの代わりに送風ファンが配置される。
各冷水往きライン400a、420c、430cには、間隔をおいてブースタポンプ414、424、434が配置されている。各ブースタポンプ414、424、434は、インバータ駆動モータ416、426、436で回転数可変に駆動されている。各ブースタポンプの上流側には、ブースタポンプ414、424、434に流入する熱媒体の流速変動を検出可能なセンサ412、422、432が取り付けられている。
センサ406、412、422、432が検出した冷水往きライン400a、420c、430c内の熱媒体の流速変動は、制御装置440へ信号線406a、412a、422a、432aを介して入力される。また、ポンプ402、ブースタポンプ414、424、434を駆動するインバータ駆動モータ404、416、426、436へは、制御装置440から信号線404b、416b、426b、436bを介して指令信号が出力される。
制御装置440は、冷水ライン400a内を流れる熱媒体の流速が周期的に変動するよう、インバータ駆動モータ404に指令する。その際、流速の平均値が需要元からの要求冷却熱量を満足するように流量を設定する。
制御装置は、ポンプ402から数10m以上離れた場所に位置するブースタポンプ414、424、434に、ポンプ402で発生した周期的な脈動に同期する駆動信号を与える。すなわち、冷水ライン400aの下流側では、分岐ライン420c、420d;430c、430dに対し、流動抵抗に応じた流量が流れている可能性があり、必ずしもポンプ402の脈動流が保持されていないおそれがある。そこで、ブースタポンプ414、424、434にポンプ402と同期した脈動流を発生させるために、センサ412、422、432が検出した熱媒体の流速の変動に応じた脈動を発生させる。
この際、ブースターポンプ414、424、434は図示した位置に配置されることにこだわらない。需要元の熱交換器410、420、430によって、管内の流れが乱された後の冷水戻りライン400b、420d、430dに設置してもよい。
図4に、流速変動を与える周期の一例を示す。横軸に平均流速を、縦軸に周期を示す。配管径によって好適な周期があり、地域冷暖房システムなどでは通常流速2〜4m/sが採用され、変動周期は10秒以上が好ましい。また、配管径によって周期が変わるため、前述した図2のポンプ161〜167に連動しながら、配管径が異なる可能性のある分岐ラインのブースタ用のポンプ181a〜181dでは分岐ラインの配管径に好適な周期で流速の変動に応じた脈動を発生させてもよい。この分岐ラインについては、空調が必要な施設である建物16a〜16c、16j内にある熱交換器で熱媒体と熱交換することになり、熱交換器での熱交換性能を満足するように流速を変動させてもよい。すなわち、分岐ラインでは配管の抵抗低減と熱交換性能の両方を勘案して、好適な条件で運転するのがよい。
これにより、熱媒体の流動抵抗を低減でき、図3に示すポンプ402、414、424、434の駆動動力を低減できる。また、熱媒体が利用側熱交換器400の冷房温度運転状態では潜熱により状態変化するので、水を使用した場合に比べて冷房に使用できる熱容量が増大し、熱搬送効率が向上できる。しかも、冷媒の温度範囲が4〜7℃にできることから、熱源のCOPの低下も抑制できる。
図5に、本発明に係る熱搬送システムの他の実施例を示す。この実施例が図3の実施例と異なるのは、蓄冷槽550を設けた点にある。その他は、図3の熱搬送システムと同様である。チラーまたは冷凍機の利用側熱交換器500には、冷媒ライン500c、500d及び冷水ライン550a、550bが接続されている。冷水ライン550a、550bの途中には、蓄冷槽550が配置されている。冷水ライン550a、550b内の熱媒体は、ポンプ552により利用側熱交換器500と蓄冷槽550間を循環される。
需要元側の熱交換器510、520、530と蓄冷槽550間には、熱媒体が循環する冷水ライン500a、500b;520c、520d;530c、530dが形成されている。そして冷水往きライン500a、520c、530cにはポンプ514、524、534とこのポンプ514、524、534を駆動するインバータ駆動モータ516、526、536が設けられており、ポンプ514、524、534の近傍であって上流側には冷水往きライン500a、520c、530c内の熱媒体の流速変動を検出可能なセンサ512、522、532が配置されている。さらに、蓄冷槽550近くであって冷水ライン520c、530cが分岐する点よりも上流側の冷水往きライン500aには、ポンプ502とこのポンプ502を駆動するインバータ駆動モータ504が配置されており、その上流側には冷水ライン500a内を流れる熱媒体の速度変動を検出可能なセンサ506が設けられている。
センサ506、512、522、532が検出した熱媒体の速度変動データは、信号線506a、512a、522a、532aを介して制御装置540へ入力される。一方、制御装置540からは、各インバータ駆動モータ504、516、526、536へ信号線504b、516b、526b、536bを介して指令信号が出力される。
蓄冷槽540から需要元の各熱交換器510、520、530までの距離が長いと、冷水往きライン500a、520c、530cにブースタポンプ514、524、534を設置することが考えられ、ブースタポンプ514、524、534にはポンプ502の速度変動に同期した速度変動を与える。そのため、制御装置540が、センサ512、522、532の検出データに基づいて、インバータ駆動モータ516、526、536に、変動速度指令を与える。
なお、蓄冷槽550の利用方法としては、夜間の冷房負荷の少ないときに蓄冷槽550内の熱媒体に蓄冷する。需要元側の冷水ライン500a、500b;520c、520d;530c、530dの熱媒体の容量が蓄冷槽540の容量に比して大きい場合には、たとえ冷房負荷が小さくとも、ポンプ502、514、524、534を運転して、冷水ライン500a、500b;520c、520d;530c、530dにも蓄冷させる。この時、制御装置540は、熱媒体が冷水ライン500a、500b;520c、520d;530c、530dを循環する動力、熱媒体が冷水ライン550a、550bを循環する動力、その時のポンプ552、502、514、524、534の熱負荷(入熱ロス)等を算出して、これらが最小になるように制御する。冷水ライン500a、500b;520c、520d;530c、530dへの蓄冷では、すべてのラインに蓄冷する必要はなく、冷房負荷の予測に基づいて必要最小限に留める方が、省エネルギーの観点から望ましい。
昼間における冷房運転時には、需要側の熱交換器510、520、530の熱負荷量に応じてポンプ552、502、514、524、534の運転を制御装置540が制御する。図4の実施例では、利用側熱交換器500へ熱媒体を送液するポンプ552を一定速ポンプとしているが、このポンプ552もインバータ駆動モータで駆動する可変速ポンプとすれば、より適切な熱媒体の循環量に制御でき、省エネルギーとなる。
なお、図4に示した実施例においても、需要元の熱交換器510、520、530がファンコイル等の大気と熱交換する熱交換器であれば、冷水ライン510a、510b;520a、520b;530a、530bの代わりに送風ファンを設ければよい。また、ブースタポンプは各ラインに1個に限るものではなく、配管長が長い場合や配管径が大きい場合、ベンド部が多数ある場合等には、複数設ける方が熱媒体に周期的な変動をより正確に与えることが可能になる。すなわち、流れが乱流になりやすい場合には、周期変動を与えることが可能なブースタポンプを設けることが好ましい。
10…地域冷暖房地区、12…道路、14…鉄道路、16a〜16j…(地域冷暖房利用)建物、21…機械棟、23…熱交換棟、30…配管設備、80…地域冷暖房システム、100…熱搬送システム、110…ヒートポンプ式チラー、111…熱源側熱交換器、112…利用側熱交換器、113…減圧手段(膨張弁)、114…四方弁、115…圧縮機、115b…駆動モータ、116a〜116d…切換えバルブ、117…冷却塔、120…ターボ冷凍機、121…凝縮器、122…蒸発器、123…減圧手段(膨張弁)、125…ターボ冷凍機本体、125b…駆動モータ、127…冷却塔、131a〜131d…切換えバルブ、132…冷却塔、140…(二重効用)吸収式冷温水機、141…高温再生器、142…低温再生器、143…凝縮器、144…吸収器、145…蒸発器、150…ボイラ、151…蒸気/温水熱交換器、152、153…バルブ、155…蒸気ライン(往き)、156…蒸気ライン(戻り)、157…温水ライン(往き)、158…温水ライン(戻り)、161〜164…ポンプ、165…ポンプ、166…インバータ、167…ポンプ、168…インバータ、170…蓄冷槽、172…冷水送液ライン、174…冷水戻りライン、181a〜181d…ポンプ、182a〜182d…インバータ、211…冷却水ライン、212…冷媒ライン、213…冷温水ライン(往き)、214…冷温水ライン(戻り)、221…冷却水ライン、222…冷媒ライン、223…冷水ライン(往き)、224…冷水ライン(戻り)、231…冷却水ライン(往き)、232…冷却水ライン(戻り)、233…冷温水ライン(往き)、234…冷温水ライン(戻り)、241…冷水ライン(往き)、242…温水ライン(往き)、243…冷水ライン(戻り)、244…温水ライン(戻り)、251…蒸気ライン(往き)、252…蒸気ライン(戻り)、253…ガスライン、255…蒸気ライン(戻り)、256…蒸気ライン(往き)、261…温水ライン(往き)、262…冷水ライン(往き)、263…温水ライン(戻り)、264…冷水ライン(戻り)、331…温水分岐ライン(往き)、332…冷水分岐ライン(往き)、333…温水分岐ライン(戻り)、334…冷水分岐ライン(戻り)、391…温水分岐ライン(往き)、392…冷水分岐ライン(往き)、393…温水分岐ライン(戻り)、394…冷水分岐ライン(戻り)、400…利用側熱交換器、400a、400bd…冷水ライン、400c、400d…冷媒ライン、402…ポンプ、404…インバータ駆動モータ、404b…信号線、406…センサ、406a…信号線、410…熱交換器、410a、410b…冷水ライン、412…センサ、412a…信号線、414…ポンプ、416…インバータ駆動モータ、416b…信号線、420…熱交換器、420a〜420d…冷水ライン、422…センサ、422a…信号線、424…ポンプ、426…インバータ駆動モータ、426b…信号線、430…熱交換器、430a〜430d…冷水ライン、432…センサ、432a…信号線、434…ポンプ、436…インバータ駆動モータ、436b…信号線、440…制御装置、500…利用側熱交換器、500a、400b…冷水ライン、500c、500d…冷媒ライン、502…ポンプ、504…インバータ駆動モータ、504b…信号線、506…センサ、506a…信号線、510…熱交換器、510a〜510d…冷水ライン、512…センサ、512a…信号線、514…ポンプ、516…インバータ駆動モータ、516b…信号線、520…熱交換器、520a〜520d…冷水ライン、522…センサ、522a…信号線、524…ポンプ、526…インバータ駆動モータ、526b…信号線、530…熱交換器、530a〜530d…冷水ライン、532…センサ、532a…信号線、534…ポンプ、536…インバータ駆動モータ、536b…信号線、540…制御装置、550…蓄冷槽、550a、550b…冷水ライン、552…ポンプ。

Claims (5)

  1. チラーまたは冷凍機の利用側熱交換器で熱交換して温度低下した熱媒体を、需要元の熱交換器に送液する熱搬送システムにおいて、
    前記熱媒体は、前記利用側熱交換器における温度範囲では潜熱を有し、かつ水よりも熱容量の大きい蓄冷材を含んでおり、前記利用側熱交換器と需要元の前記熱交換器とを結ぶ熱媒体のライン中に周期的な流速変動を付与可能な回転数可変ポンプを含む配管抵抗低減手段を複数配置し、これら複数配置された配管抵抗低減手段の流速変動周期を同期させる制御装置を設けたことを特徴とする熱搬送システム。
  2. 前記制御装置は複数配置された前記配管抵抗低減手段の流速変動周期を配管径によって変動させることを特徴とする請求項1に記載の熱搬送システム。
  3. 前記流速変動の周期を10秒以上としたことを特徴とする請求項1または2に記載の熱搬送システム。
  4. 前記蓄冷材は水にパラフィンワックスなどの有機物を10〜40%程度混合した液であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の熱搬送システム。
  5. 前記蓄冷材はマイクロカプセルの状態で構成することを特徴とする請求項4に記載の熱搬送システム。
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