JP4864587B2 - 熱媒体配管システム - Google Patents

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Description

本発明は熱媒体配管システムに関するものである。
冷温水配管における流量制御は、熱媒体である水の流通手段として固定回転数のポンプを用い、配管に組み込んであるバルブの開度、すなわち、流路抵抗を増減することにより実現している。
図4は従来の熱媒体配管システムの一例を示すものであり、冷凍機1と、冷却塔2と、熱媒体循環ポンプ3と、熱交換器4と、流量調整バルブ5,6,23と、熱媒体を冷却塔2から冷凍機1へ送給する循環用往管路7と、熱媒体を冷凍機1から冷却塔2へ送給する循環用還管路8と、熱交換器4の一次流路入口に下流端が連なる分岐用往管路9と、熱交換器4の一次流路出口に上流端が連なる分岐用還管路10と、同じ熱交換器4の二次流路出口に上流端が連なる熱回収往管路11と、熱交換器4の二次流路入口に下流端が連なる熱回収還管路12を備えている。これにより、冷凍機の冷却水を熱媒体とする冷却系統を形成する(例えば、非特許文献1参照)。
循環用往管路7には熱媒体循環ポンプ3が組み込まれ、また、循環用還管路8には流量調整バルブ5が組み込まれ、分岐用往管路9には流量調整バルブ6が組み込まれ、更に、循環用往管路7の上流端と循環用還管路8の下流端の間には、流量調整バルブ23が組み込まれている。
分岐用往管路9の上流端は、循環用還管路8の流量調整バルブ5よりも上流側の個所、すなわち、流量調整バルブ5と冷凍機1の間に接続されている。
分岐用還管路10の下流端は、循環用還管路8の流量調整バルブ5よりも下流側の個所、すなわち、流量調整バルブ5と冷却塔2の間に接続されている。
冷凍機1の二次流路出口は冷房負荷24の熱媒体入口に、往ヘッダ25及びポンプ26を介して接続され、冷凍機1の二次流体入口は同じ冷房負荷24の熱媒体出口に、ポンプ27及び還ヘッダ28を介して接続されている。
また、熱回収往管路11の下流端は暖房負荷29の熱媒体入口に、往ヘッダ30及びポンプ31を介して接続され、熱回収還管路12の上流端は同じ暖房負荷29の熱媒体出口に、ポンプ32及び還ヘッダ33を介して接続されている。ここで暖房負荷29は、例えば、事務所ビルにおいて近年のOA機器などの内部負荷増大により年中インテリア側冷房負荷が存在する場合の、中間期から冬期のペリメータ側暖房負荷に対応する予熱コイルが受け持つ負荷であったり、あるいは工場のような年中冷房負荷のある場合の、中間期から冬期の外気調和機における予熱コイルが受け持つ負荷であったりする。
この熱媒体配管システムでは、熱媒体循環ポンプ3を運転し、冷却塔2で冷やされた水を循環用往管路7から冷凍機1へ送るとともに、当該水を循環用還管路8から冷却搭2へ戻し、これと同時に冷房負荷24に係わるポンプ26,27を運転し、冷却塔2を通る水とは別の水に冷凍機1で冷熱を与え、冷凍機1と冷房負荷24の間で循環させる。つまり、圧縮式冷凍機では蒸発器で当該別の水と冷凍サイクル側冷媒との間で熱交換し、吸収式冷凍機では蒸発器で当該別の水と冷凍機内冷媒水との間で熱交換することで、当該別の水に冷熱を与えている。
冷凍機1から循環用還管路8を経て冷却塔2へ戻った水は、再び冷やされるが、水の冷え過ぎが起りそうな場合には、流量調整バルブ23を開き、水の一部を冷却塔2へ戻さずに循環させる。
暖房負荷29に対して循環用還管路8を通る水が持っている熱を与えるのに際しては、流量調整バルブ6を開き、流量調整バルブ5を閉じ勝手に絞ることで、冷凍機1から冷却塔2へ向かう水の一部を、分岐用往管路9により熱交換器4の一次流路に導き、分岐用還管路10から循環用還管路8に戻す。
更に、暖房負荷29に係わるポンプ31,32を運転すると、熱交換器4の一次流路を流れる水と二次流路を流れる水とが熱の授受を行い、暖房負荷29に送給される水の温度が高められるとともに、冷凍機1から冷却塔2へ戻る水の温度が低くなる。
上述した例とは別に、熱媒体の搬送に要する動力の削減を主たる目的として、熱媒体の温度を検出し、これを媒介変数の一つとして、熱媒体搬送用ポンプの制御を実行するものが既に提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2、及び特許文献3参照)。
特公平8−6996号公報 特開昭59−21933号公報 特開平5−180489号公報 山下彰夫,「建築設備施工者の取組み(その2)流量制御はブレーキ制御からアクセル制御へ」,空気調和衛生工学、平成18年2月、第80巻、第2号、p.152,図−2
図4に示す熱媒体配管システムにおいて、熱回収をせずに冷凍機1だけを使う場合は、熱交換器4側の流量調整バルブ6を閉じて、冷凍機1と冷却塔2の間の流量調整バルブ5の開度を調整し、水の流量を制御する。
流量調整バルブ5の開度を狭めると、冷凍機1、循環用還管路8、冷却塔2、及び循環用往管路7からなる冷却系統の流路抵抗が増えるが、流量調整バルブ5を全開状態としておいても、バルブそのものが流路抵抗となるため、熱媒体循環ポンプ3の能力を大きく見込んでおく必要があり、消費電力も多くなる。
熱回収を並行して行うときには、流量調整バルブ6を開くが、分岐用往管路9、熱交換器4、及び分岐用還管路10からなる熱回収系統の流路抵抗の増加と、流量調整バルブ5の弁の絞り込みによる残り一部の循環水の流路抵抗がバランスすることで、前記冷却系統の流路抵抗をも増加させることになり、熱媒体循環ポンプ3の流量が抑えられてしまう。更に、状況に応じて流量調整バルブ6の開度を絞る必要があるとなおさらである。
また、特許文献1、特許文献2、特許文献3に開示されている先行例では、熱媒体循環ポンプの消費電力を節約するために、熱媒体系統の流路抵抗を積極的に減少させるという工夫は講じていない。
本発明は上述した実情に鑑みてなしたもので、流路抵抗が小さく且つ冷却系統と熱回収系統の相互の独立性を確保できる熱媒体配管システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明は
冷凍機と、冷却塔と、熱媒体循環ポンプと、熱媒体を冷却塔から冷凍機へ送給する循環用往管路と、熱媒体を冷凍機から冷却塔へ送給する循環用還管路と、
熱交換器と、インバータモータ駆動である熱媒体分流ポンプと、熱交換器の一次流路入口に下流端が連なる分岐用往管路と、熱交換器の一次流路出口に上流端が連なる分岐用還管路とを備え、
循環用往管路には熱媒体循環ポンプが組み込まれ、分岐用往管路には熱媒体分流ポンプが組み込まれており、
分岐用往管路の上流端と前記分岐用還管路の下流端を、これらが近接して並ぶように循環用還管路に接続し、且つ、前記分岐用往管路の上流端と前記分岐用還管路の下流端との間の循環用還管路にはバルブである流体機器を組み込まないものである。
より具体的には、熱媒体循環ポンプをインバータモータ駆動としたものである。
すなわち、熱回収系統をなす分岐用往管路の上流端と分岐用還管路の下流端を、これらが近接して並ぶように冷却系統をなす循環用往管路に接続することで、熱回収系統の入口と出口の圧力差を小さくし、熱媒体循環ポンプの回転数制御によって冷却系統の熱媒体の流量制御を行い、熱媒体分流ポンプの回転数制御によって熱回収系統の熱媒体の流量制御を行う。
更に、分岐用往管路に組み込んだ入口側温度計と、分岐用還管路に組み込んだ出口側温度計と、これら温度計により得られた熱媒体の温度、及びインバータモータ駆動である熱媒体分流ポンプの駆動周波数に基づき、熱交換器の回収熱量を算出する演算器とを備えた。
本発明の熱媒体配管システムによれば、下記のような優れた効果を奏し得る。
(1)冷却系統から熱回収をせずに熱媒体循環させて冷凍機を運転する場合は、熱媒体循環ポンプのモータ回転数に比例した量の熱媒体が、熱回収系統である熱媒体分流往管路へ入らずに冷却系統である循環用還管路を流れ、しかもバルブなどの流路抵抗となるものが循環用還管路に組み込まれていないので、その分だけ熱媒体循環ポンプの消費電力を節約できる。
(2)熱回収を並行して行うときには、熱媒体分流ポンプのモータ回転数に比例した熱媒体が熱回収系統である分岐用往管路へ入り、また、状況に応じて熱媒体分流ポンプのモータ回転数を下げたとしても、熱回収系統と冷却系統の接続点間の圧力変化が微小であり、冷却系統に影響を与えないため、熱媒体循環ポンプの流量が抑えられることはなく、また、冷却系統の熱媒体循環ポンプの流量が変化しても、熱回収系統の流量に影響を与えることはない。
(3)よって、冷凍機、循環用還管路、冷却塔、及び循環用往管路からなる冷却系統と、分岐用往管路、熱交換器、及び分岐用還管路からなる熱回収系統の相互の独立性を確保できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明の熱媒体配管システムの一例を示すものであり、冷凍機1と、冷却塔2と、熱媒体循環ポンプ13と、熱交換器4と、熱媒体分流ポンプ14と、熱媒体を冷却塔2から冷凍機1へ送給する循環用往管路7と、熱媒体を冷凍機1から冷却塔2へ送給する循環用還管路8と、熱交換器4の一次流路入口に下流端が連なる分岐用往管路9と、熱交換器4の一次流路出口に上流端が連なる分岐用還管路10と、同じ熱交換器4の二次流路出口に上流端が連なる熱回収往管路11と、熱交換器4の二次流路入口に下流端が連なる熱回収還管路12と、入口側温度計15と、出口側温度計16と、演算器17と、出口側温度計18と、温度調節器19と、流量調整弁23を備えている。
循環用往管路7には熱媒体循環ポンプ13が組み込まれ、分岐用往管路9には熱媒体分流ポンプ14が組み込まれ、更に、循環用往管路7の上流端と循環用還管路8の下流端の間には、流量調整バルブ23が組み込まれている。
熱媒体循環ポンプ13及び熱媒体分流ポンプ14は、何れもポンプ回転数の変化により吐出流量を変えられるようにインバータモータ駆動としてある。
分岐用往管路9の上流端は循環用還管路8に接続され、分岐用還管路10の下流端は、分岐用往管路9の上流端に近接して並ぶように循環用還管路8に接続されており、循環用還管路8には、バルブなどに類する流体機器は何一つとして直列に組み込んでいない。
この部位の一例としては、図2に示すように、循環用還管路8と分岐用往管路9の接続個所にT管継手20を用い、同様に循環用還管路8と分岐用還管路10の接続個所に別のT管継手21を用い、これらT管継手20,21をニップル22でつなぎ、循環用還管路8の一部とする。
このように、熱媒体循環ポンプ13が発生する圧送水が、配管抵抗や機器圧損で圧を減じながら循環用還管路8にも圧をかけるが、分岐用往管路9の接続個所と分岐用還管路10の接続個所が、T管継手20,21の間隔を短くしてあり、その間の循環用還管路8側の配管抵抗がごくわずかなので、分岐用往管路9、熱交換器4、及び分岐用還管路10からなる熱回収系統の入口と出口の圧力差が小さい。
分岐用往管路9の熱交換器4に近い個所には入口側温度計15が組み込まれ、分岐用還管路10の熱交換器4に近い個所には出口側温度計16が組み込まれている。
演算器17は、入口側温度計15により得た熱媒体温度T2、出口側温度計16により得た熱媒体温度T1、及び熱媒体分流ポンプ14の駆動周波数fを媒介変数として、下記の式に基づき熱量を算出する。
熱量=流量×(T2−T1)×密度×比熱
流量=k×f
k=定数
定数kは、予め着脱可能な流量計(図示せず)を用いて、少なくとも1点の周波数と流量から算定する。
図3に示すように、熱媒体分流ポンプ14の吐出流量の実測値はモータ回転数に比例し、モータ回転数は駆動周波数fで定まるので(例えば、空気調和・衛生工学便覧、第13版、汎用機器・空調機器篇、p14参照)、流量計を別途に設けなくても、熱媒体分流ポンプ14の吐出流量を検知することができる。
熱回収往管路11の熱交換器4に近い個所には出口側温度計18が組み込まれている。
温度調節器19は、出口側温度計18により得た熱媒体実温度と、予め設定されている熱媒体目標温度とを対比し、偏差が発現しないようにPID制御によって熱媒体分流ポンプ14のモータ回転数を制御する機能を具備している。
冷凍機1の二次流路出口は冷房負荷24の熱媒体入口に、往ヘッダ25及びポンプ26を介して接続され、冷凍機1の二次流体入口は同じ冷房負荷24の熱媒体出口に、ポンプ27及び還ヘッダ28を介して接続されている。、
また、熱回収往管路11の下流端は暖房負荷29の熱媒体入口に、往ヘッダ30及びポンプ31を介して接続され、熱回収還管路12の上流端は同じ暖房負荷29の熱媒体出口に、ポンプ32及び還ヘッダ33を介して接続されている。ここで暖房負荷29は、例えば、事務所ビルにおいて近年のOA機器などの内部負荷増大により年中インテリア側冷房負荷が存在する場合の、中間期から冬期のペリメータ側暖房負荷に対応する予熱コイルが受け持つ負荷であったり、あるいは工場のような年中冷房負荷のある場合の、中間期から冬期の外気調和機における予熱コイルが受け持つ負荷であったりする。
冷却系統から熱回収をせずに熱媒体循環させて冷凍機1だけを使う場合は、熱媒体分流ポンプ14を停止させておき、熱媒体循環ポンプ13を運転する。
前述したように熱回収系統の入口と出口の循環用還管路8上の圧力差が小さく、且つ熱回収系統の分岐用往管路9から分岐用還管路10までの分岐側管路抵抗が大きいため、熱媒体である水は循環用還管路8から分岐用往管路9へ流れ込むことはない。
よって、熱媒体循環ポンプ13のモータ回転数に比例した量の水が、冷凍機1、循環用還管路8、冷却塔2、及び循環用往管路7からなる冷却系統に流れることになる。
しかも、循環用還管路8にバルブなどの流路抵抗となるものが組み込まれていないので、その分だけ熱媒体循環ポンプ13の消費電力を節約できる。例えば、循環用往管路7の冷凍機1の入口水温を計測して設定値以下の水温になったら、熱媒体循環ポンプ13を回転数制御することで、更に消費電力を節約できる。
熱回収を並行して行うときには、熱媒体循環ポンプ13とともに熱媒体分流ポンプ14を運転すると、分岐用往管路9、熱交換器4、及び分岐用還管路10からなる熱回収系統に、熱媒体分流ポンプ14のモータ回転数に比例した量の水が流れることになる。
ここで状況に応じて、つまり出口側温度計の16の計測値が熱媒体目標温度に近付いて、熱媒体分流ポンプ14のモータ回転数を下げ、熱回収系統を流れる水の量を減らしたとしても、熱回収系統と冷却系統の接続点間の循環用還り管路8上の圧力変化が微小であり、前記冷却系統に影響を与えないため、熱媒体循環ポンプ13の流量が抑えられることはない。
よって、冷凍機1、循環用還管路8、冷却塔2、及び循環用往管路7からなる冷却系統と、分岐用往管路9、熱交換器4、及び分岐用還管路10からなる熱回収系統の相互の独立性を確保できる。
なお、本発明の熱媒体配管システムは、上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変更を加え得ることは勿論である。
本発明の熱媒体配管システムの一例を示す概念図である。 循環用還管路に対する分岐用往管路及び分岐用還管路の接続個所の部分図である。 熱媒体分流ポンプの吐出流量と駆動周波数の関係を示す線図である。 従来の熱媒体配管システムの一例を示す概念図である。
符号の説明
1 冷凍機
2 冷却塔
熱交換器
7 循環用往管路
8 循環用還管路
9 分岐用往管路
10 分岐用還管路
13 熱媒体循環ポンプ
14 熱媒体分流ポンプ
15 入口側温度計
16 出口側温度計
17 演算器
23 流量調整バルブ
24 冷房負荷
25 往ヘッダ
26 ポンプ
27 ポンプ
28 還ヘッダ
29 暖房負荷
30 往ヘッダ
31 ポンプ
32 ポンプ
33 還ヘッダ

Claims (3)

  1. 冷凍機と、冷却塔と、熱媒体循環ポンプと、熱媒体を冷却塔から冷凍機へ送給する循環用往管路と、熱媒体を冷凍機から冷却塔へ送給する循環用還管路と、
    熱交換器と、インバータモータ駆動である熱媒体分流ポンプと、熱交換器の一次流路入口に下流端が連なる分岐用往管路と、熱交換器の一次流路出口に上流端が連なる分岐用還管路とを備え、
    循環用往管路には熱媒体循環ポンプが組み込まれ、分岐用往管路には熱媒体分流ポンプが組み込まれており、
    分岐用往管路の上流端と前記分岐用還管路の下流端を、これらが近接して並ぶように循環用還管路に接続し、且つ、前記分岐用往管路の上流端と前記分岐用還管路の下流端との間の循環用還管路にはバルブである流体機器を組み込まない
    ことを特徴とする熱媒体配管システム。
  2. 熱媒体循環ポンプをインバータモータ駆動とした請求項1記載の熱媒体配管システム。
  3. 分岐用往管路に組み込んだ入口側温度計と、分岐用還管路に組み込んだ出口側温度計と、これら温度計により得られた熱媒体の温度、及びインバータモータ駆動である熱媒体分流ポンプの駆動周波数に基づき、熱交換器の回収熱量を算出する演算器とを備えた
    請求項記載の熱媒体配管システム。
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