JP5900114B2 - 映像処理装置及び映像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、映像信号に映像効果を施す映像処理装置及び映像処理方法に関する。
映像番組を製作する際には、映像に特殊効果を加える必要があり、そのためにデジタルビデオエフェクト装置(以下、DVE(Digital Video Effect)装置とする)といった映像効果装置が使用されている。
DVE装置は、他の周辺装置と連結されることが多く、例えば、放送局の主調整室では、キーイング処理を施すキーヤと呼ばれる装置とDVE装置とを組み合わせることで、放送する映像に速報、時刻、天気スーパー等を追加する作業が行われている。
DVE装置と他の装置・回路を組み合わせる例として、特許文献1に、両袖補完装置をDVE装置の前段に設けるよう構成されたHDTVスタジオサブシステムが開示されている。このHDTVスタジオサブシステムに、SDTV形式の信号を入力する際には、HTDV形式にアップコンバートする必要がある。しかし、アスペクト比の違いから、アップコンバートしたSDTV信号の両袖部の映像情報が不足するため、両袖補完装置がアップコンバート化SDTV信号の両袖部に映像をはめ込み合成する。
また、特許文献2に開示されている映像合成装置は、DVE装置の割付が変わる時に映像がずれることを防止するため、DVE装置の出力の代わりとしてフレームメモリから出力した1フレーム分の映像を、ミックスキーヤに入力する。
さらに、特許文献3に開示されているDVE装置と映像遅延装置を組み合わせた映像効果装置は、DVE装置のデジタル特殊効果モードをONにしてからDVE装置の出力が安定するまでの間、DVE装置の出力信号の代わりに映像遅延装置の出力信号を出力する。
特開2002−165129号公報 特開2000−209497号公報 昭62−281684号公報
特許文献1〜3に開示されている装置では、いずれも、DVE装置と他の装置・回路で処理の順序は固定となっている。
従来、DVE装置やキーヤはそれぞれが1つのモジュールであり、例えば、前述した放送局の主調整室では、ユーザが目的に従って、DVE装置のモジュールとキーヤのモジュールを順番に配置し、デジタルビデオエフェクト処理(以下、DVE処理とする)とキーイング処理の順序を設定する。
しかしながら、DVE装置のモジュールとキーヤのモジュールの配置を変えなければ、DVE処理とキーイング処理の順序を入れ替えることはできず、モジュールを組み合わせた装置が動作している間等には、処理の順序を入れ替えることは不可能であった。
本発明は、上記実情に鑑みなされたもので、キーイング処理とDVE処理が可能な映像処理装置であって、キーイング処理とDVE処理の順序を入れ替えることが可能な映像処理装置及び映像処理方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の観点に係る映像処理装置は、
n個のキーヤとm個のビデオエフェクト回路と、(n+1)個の(m+1):1切替回路と、m個の(n+2):1切替回路と、から構成され、
第iの(m+1):1切替回路は、第(i−1)のキーヤの出力信号と、m個のビデオエフェクト回路の出力信号のうち1つを第iのキーヤに供給し、iは2以上n以下の自然数であり、第1の(m+1):1切替回路は、入力映像信号とm個のビデオエフェクト回路の出力信号のうち1つを第1のキーヤに供給し、
第(n+1)の(m+1):1切替回路は、第nのキーヤの出力信号と、m個のビデオエフェクト回路の出力信号のうち1つを出力し、
第jの(n+2):1切替回路は、前記(n+1)個の(m+1):1切替回路の入力信号と第j以外のビデオエフェクト回路の出力信号のうちの1つを選択して第jのビデオエフェクト回路に供給し、jはm以下の自然数であり、
各前記キーヤは、供給された映像信号にキーイング処理を施して出力し、
各前記ビデオエフェクト回路は、供給された映像信号に、ビデオエフェクト処理を施して出力する、
ことを特徴とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第2の観点に係る映像処理方法は、
n個のキーヤとm個のビデオエフェクト回路とを論理的にシーケンシャルに配置し、
第(i−1)のキーヤの出力信号と、m個のビデオエフェクト回路の出力信号のうち1つを第iのキーヤに供給し、iは2以上n以下の自然数であり、
入力映像信号とm個のビデオエフェクト回路の出力信号のうち1つを第1のキーヤに供給し、
第nのキーヤの出力信号と、m個のビデオエフェクト回路の出力信号のうち1つを出力し、
入力映像信号とn個のキーヤの出力信号と第j以外のビデオエフェクト回路の出力信号のうちの1つを選択して第jのビデオエフェクト回路に供給し、jはm以下の自然数であり、
各キーヤは、供給された映像信号にキーイング処理を施して出力し、
各ビデオエフェクト回路は、供給された映像信号に、ビデオエフェクト処理を施して出力する、
ことを特徴とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第3の観点に係るプログラムは、
第(i−1)のキーヤの出力信号と、m個のビデオエフェクト回路の出力信号のうち1つを第iのキーヤに供給させ、iは2以上n以下の自然数であり、
入力映像信号とm個のビデオエフェクト回路の出力信号のうち1つを第1のキーヤに供給させ、
第nのキーヤの出力信号と、m個のビデオエフェクト回路の出力信号のうち1つを出力させ、
入力映像信号とn個のキーヤの出力信号と第j以外のビデオエフェクト回路の出力信号のうちの1つを選択して第jのビデオエフェクト回路に供給させるプログラムであって、jはm以下の自然数であり、
各キーヤは、供給された映像信号にキーイング処理を施して出力し、
各ビデオエフェクト回路は、供給された映像信号に、ビデオエフェクト処理を施して出力する
本発明によれば、キーイング処理とビデオエフェクト処理が可能な映像処理装置において、キーイング処理とビデオエフェクト処理の順序を入れ替えることができる。
実施形態に係る映像処理装置の基本構成を示すブロック図である。 制御回路の構成を示すブロック図である。 実施形態に係る映像処理装置の第2動作モードの動作例を示す図である。 実施形態に係る映像処理装置の第2動作モードの位相設定を示す図である。 実施形態に係る映像処理装置が処理する映像信号の例を示す図である。 実施形態に係る映像処理装置の第2動作モードの映像効果の例を示す図である。 実施形態に係る映像処理装置の第5動作モードの動作例を示す図である。 実施形態に係る映像処理装置の第5動作モードの位相設定を示す図である。 実施形態に係る映像処理装置の第5動作モードの映像効果の例を示す図である。 実施形態に係る映像処理装置の第4動作モードの動作例を示す図である。 実施形態に係る映像処理装置の第4動作モードの位相設定を示す図である。 実施形態に係る映像処理装置の第4動作モードの映像効果の例を示す図である。 実施形態に係る映像処理装置の基本構成を示すブロック図である。
以下、この発明の実施の形態に係る映像処理装置を説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る映像処理装置1は、DVE処理とキーイング処理が可能な装置であり、それらの処理順を適宜設定変更可能な装置である。
映像処理装置1は、図1に示すように、ベースフェーダ101、キーヤ102、キーヤ103、キーヤ104、AVDL(Automatic Variable Delay Line:自動可変ディレーライン)105、切替回路201、切替回路202、切替回路203、切替回路204、切替回路205、切替回路501、DVE601、及び制御回路701から構成されている。
なお、図1に示す各回路を結ぶ実線矢印は、映像処理装置1の各回路の入力信号と出力信号を示す。破線矢印は、制御回路701から各回路への制御信号を示す。
ベース信号1000は、例えば、図示しない他の映像処理装置が出力した映像信号であり、映像処理装置1に入力され、DVE処理やキーイング処理が施される。ベース信号1000は、例えば、SDTV(Standard Definition Television)方式やHDTV(High Definition Television)方式の映像信号である。
切替回路201は、ベース信号1000とDVE601でDVE処理を施された出力信号を受け付け、制御回路701からの制御信号に従って、入力された2つの信号から1つを選択し、選択した入力信号をベースフェーダ101に出力する。
ベースフェーダ101は、ベース信号1000に含まれる輝度・色信号のレベルを調整・設定し、切替回路202に出力する。この設定をベースフェーダ設定という。
切替回路202は、ベースフェーダ101の出力信号とDVE601の出力信号とを受け付け、制御回路701からの制御に従って、入力された2つの信号から1つを選択し、選択した入力信号をキーヤ102に出力する。
キーヤ102は、スーパー信号(フィル信号)K1とキー信号K2を入力信号に合成する。スーパー信号K1は、映像信号に重畳する文字スーパーを合成するためのキーであり、外部から供給される。キー信号K2は、文字スーパーを合成する際に、元の映像の打ち抜きに使用する信号であり、キーヤ102がスーパー信号K1から生成するセルフキー信号と、外部から入力される外部キー信号から、キーヤ102が選択した信号である。キーイング処理により、入力映像に速報・時刻・天気スーパー等を重ねあわせることができる。
また、キーイング処理を施す際、キーヤ102は入力信号にスーパー信号(フィル信号)K1を載せる割合を調整し、設定する。この設定をスーパーフェーダ設定という。
切替回路203は、キーヤ102の出力信号とDVE601の出力信号とを受け付け、制御回路701からの制御に従って、入力された2つの信号から1つを選択し、選択した入力信号をキーヤ103に出力する。
キーヤ103は、スーパー信号K3とキー信号K4に基づいて、入力信号にキーイング処理を施し、切替回路204に出力する。
切替回路204は、キーヤ103の出力信号とDVE601の出力信号とを受け付け、制御回路701からの制御に従って、2つの信号から1つを選択し、選択した入力信号をキーヤ104に出力する。
キーヤ104は、スーパー信号K5とキー信号K6に基づいて、入力信号にキーイング処理を施し、切替回路205に出力する。
切替回路205は、キーヤ104の出力信号とDVE601の出力信号とを受け付け、制御回路701からの制御に従って、2つの信号から1つを選択し、選択した入力信号をAVDL105に出力する。
切替回路501は、ベース信号1000、ベースフェーダ101の出力信号、及びキーヤ102、103、104の出力信号を受け付け、制御回路701からの制御信号に従って、入力された5つの信号から1つを選択し、選択した信号をDVE601へ出力する。
DVE601は、入力映像信号に画面の合成、画面の切り替え等のDVE効果を施す装置である。
また、DVE601は、デジタルビデオエフェクト効果(以下、DVE効果とする)のパターン、例えば、入力された映像をどのくらい縮小するか、縮小した映像は、背景のどの位置に重ね合わせるか等、を設定する。この設定をパターン設定という。さらに、DVE601は、DVE効果を施すか否かのトランジション(状態遷移)を設定する。なお、合成対象の背景は、例えば、BGD信号2000により定義される。
本実施形態では、DVE601は、常にDVE効果を施すよう設定されている。
AVDL105は、入力信号の位相を調整し、一定の位相で信号を出力する。以下、出力信号の位相を設定することを、位相設定と呼ぶことにする。本実施形態では、位相は、信号の時間的なズレを意味する。詳しくは後述する。
また、AVDL105は、映像処理装置1の同期信号を挿げ替える。
制御回路701は、映像処理装置1内の各回路処理を制御するため制御信号を出力する。
図2に示すように、制御回路701は、制御部721とメモリ722と通信部723とユーザインタフェース724とを備える。
制御部721は、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、メモリ722に記憶されている制御プログラムに従って動作し、映像処理装置1の各部に通信部723を介して制御信号を供給する。なお、制御の具体的な内容は、後述する。
メモリ721は、制御プログラムを記憶すると共に制御部721のワークメモリとして機能する。
通信部723は、各部に制御信号を供給する。
ユーザインタフェース724は、ユーザに現在の接続状況、動作モードなどを報知すると共に、ユーザの指示を入力する。
具体的には、制御回路701は、指定した入力信号を選択するよう切替回路201〜205、501を制御する。制御のタイミングは、表示映像に影響を与えないように、ベース信号処理回路が信号のブランキング期間を処理している間である。
また、制御回路701は、ベースフェーダ101のベースフェーダ設定、キーヤ102〜104のスーパーフェーダ設定、及びDVE601のパターン設定とトランジションを制御する。
さらに、制御回路701は、ブランキング期間に各回路の位相設定を制御する。制御の対象となるのは、ベースフェーダ101、キーヤ102〜104、AVDL105、DVE601である。位相設定については後述する。
また、制御回路701は、DVE601への制御内容よりフレーム遅延の有無を検出する。DVE601への制御内容よりフレーム遅延を検出した場合、制御回路701は、DVE601の処理の後に映像信号に処理を施す回路への制御信号をフレーム遅延が無い場合に比べ所定の時間遅らせて出力する。フレーム遅延については後述する。
前述した位相設定について説明する。
ベースフェーダ101、キーヤ102〜104、AVDL105、DVE601の各回路は、入力信号に対して、引き込み範囲を持つ。引き込み範囲は、およそ所定本数の走査線を走査する時間の幅である。所定本数は、例えばSDTVの場合は1、HDTVの場合1、3、等である。引き込み範囲を持っているため、各回路は、入力信号に時間的なズレすなわち位相差がある場合でも、信号を引き込む、つまり信号を入力として受け付け、一定の位相で出力することができる。
ただし、位相差がある信号を処理するためには、次のような前提条件が必要となる。
各回路の出力信号の位相(以下、出力位相とする)は、当該回路の出力信号に処理を施す次の回路の引き込み範囲内にある必要がある。
さらに、装置のユーザは映像処理時間が短いことを好むため、各回路の出力信号の位相と当該回路の出力信号に処理を施す次の回路の出力信号の位相の差が、小さくなるように位相を調整し、設定する必要がある。
これらの条件のため、当該回路の出力信号に処理を施す次の回路が、当該回路の出力信号を引き込めるようにするため、各回路は、入力信号を引き込んだタイミングで入力信号の位相を調整し、設定する。このため、本実施形態のベースフェーダ101、キーヤ102〜104、及び、DVE601の信号の入力部には、入力信号の位相を調整するAVDLが配置されている。
一例として、ベースフェーダ101、キーヤ102、DVE601、キーヤ103、AVDL105の順で処理を施す場合の位相設定について説明する。映像処理装置1の動作例を図3に、出力信号の位相設定を図4に示す。図4に示すように、ベースフェーダ101の出力位相は、キーヤ102の引き込み範囲内にある。また、キーヤ102の出力位相は、DVE601の引き込み範囲内にある。
図4に示す遅延時間は、各回路での処理により発生する遅延である。これらの遅延により、次に処理を施す回路の引き込み範囲は、前の処理を行う回路の出力位相も含むように設定する必要がある。
また、DVE装置は、画像伝送技術のひとつであるインターレース方式での映像信号の処理単位である1フレーム分の信号をメモリに入れ、映像効果処理を施す。このため、DVE装置での処理時間は、1フレーム(例えば、NTSC圏の放送局向け機器の場合、約30ミリ秒程度)+α(数マイクロ秒)となる。つまり、DVE装置での処理によって、1フレーム+αの遅延すなわちフレーム遅延が発生することになる。
DVEの処理時間が1フレーム分遅れるが、位相特定の観点からはフレーム単位の遅延は同位相とみなすことができる。このため、図4に示すDVE601の位相の矢印は、1フレーム分戻るように表されている。
そして、制御回路701は、DVE処理による1フレーム+αの遅延を検出すると、DVE処理の後に処理を行う回路(以降、DVE後段の回路とする)に対しての制御信号を遅らせる。具体的には、制御回路701は、DVE処理の前に処理を行った回路に対する制御信号と比べ、DVE後段の回路への制御信号を相対的に1フレーム分の時間を遅らせて出力する。
この制御によって、DVE処理の前に処理を行うベースフェーダ101、キーヤ102〜104、DVE601等のトランジション(状態遷移)のタイミングと、DVE処理の後に処理を行うベースフェーダ101、キーヤ102〜104、DVE601等のトランジション(状態遷移)のタイミングと、を合わせることができる。制御信号を遅らせて出力することで、DVE後段の回路の出力が遅延するが、フレーム単位の遅延は位相特性の観点から同位相とみなすことができ、DVE後段の回路の位相設定には影響しない。
また、制御回路701が、制御信号を遅らせて出力するのは、DVE601での処理が1フレーム+αの遅延が出るような制御を検出した時であり、例えば、DVE効果OFFと設定される場合には、DVE601の回路内部でフレーム遅延をさせない系統も選択可能であり、そのような系統を選択した場合は制御信号の出力の遅延制御は必要ない。(なお、DVE効果ON/OFFでの遅延を一定にすることを優先して、DVE効果OFFと設定される場合でもDVE601の回路内部でフレーム遅延をさせる系統を選択することもある。)ただし、本発明に係る映像処理装置1は、DVE処理とキーイング処理の順を入れ替えることができるので、制御回路701は、処理の順が入れ替わるたび、制御信号の出力タイミングを制御する。
次に、上記構成を有する映像処理装置1の動作を説明する。
(動作モードの選択)
上述したように、映像処理装置1は、DVE処理とキーイング処理との順番を適宜設定可能であり、i)ベースフェーダ101によるベースフェーダ設定→キーヤ102〜104によるキーイング処理→DVE601によるDVE処理という処理順で処理を行う第1動作モード、ii)ベースフェーダ101によるベースフェーダ設定→キーヤ102〜103によるキーイング処理→DVE601によるDVE処理→キーヤ104によるキーイング処理という処理順で処理を行う第2動作モード、iii)ベースフェーダ101によるベースフェーダ設定→キーヤ102によるキーイング処理→DVE601によるDVE処理→キーヤ103、104によるキーイング処理という処理順で処理を行う第3動作モード、iv)ベースフェーダ101によるベースフェーダ設定→DVE601によるDVE処理→キーヤ102〜104によるキーイング処理、という処理順で処理を行う第4動作モード、v)DVE601によるDVE処理→ベースフェーダ101によるベースフェーダ設定→キーヤ102〜104によるキーイング処理という処理順で処理を行う第5動作モード、という5つの処理モードが選択可能である。
ユーザは、図示せぬ入力装置から制御回路701に指示することにより、いずれかの動作モードを指示する。
指示に応答して、制御回路701は、i)第1動作モードを選択する場合には、切替回路201にベース信号1000を選択させ、切替回路202にベースフェーダ101の出力信号を選択させ、切替回路203にキーヤ102の出力信号を選択させ、切替回路204にキーヤ103の出力信号を選択させ、切替回路205にDVE601の出力信号を選択させ、切替回路501にキーヤ104の出力信号を選択させる制御信号を出力する。
また、制御回路701は、ii)第2動作モードを選択する場合には、切替回路201にベース信号1000を選択させ、切替回路202にベースフェーダ101の出力信号を選択させ、切替回路203にキーヤ102の出力信号を選択させ、切替回路204にDVE601の出力信号を選択させ、切替回路205にキーヤ104の出力信号を選択させ、切替回路501にキーヤ103の出力信号を選択させる制御信号を出力する。
また、制御回路701は、iii)第3動作モードを選択する場合には、切替回路201にベース信号1000を選択させ、切替回路202にベースフェーダ101の出力信号を選択させ、切替回路203にDVE601の出力信号を選択させ、切替回路204にキーヤ103の出力信号を選択させ、切替回路205にキーヤ104の出力信号を選択させ、切替回路501にキーヤ102の出力信号を選択させる制御信号を出力する。
また、制御回路701は、iv)第4動作モードを選択する場合には、切替回路201にベース信号1000を選択させ、切替回路202にDVE601の出力信号を選択させ、切替回路203にキーヤ102の出力信号を選択させ、切替回路204にキーヤ103の出力信号を選択させ、切替回路205にキーヤ104の出力信号を選択させ、切替回路501にベースフェーダ101の出力信号を選択させる制御信号を出力する。
また、制御回路701は、v)第5動作モードを選択する場合には、切替回路201に、DVE601の出力信号を選択させ、切替回路202にベースフェーダ101の出力信号を選択させ、切替回路203にキーヤ102の出力信号を選択させ、切替回路204にキーヤ103の出力信号を選択させ、切替回路205にキーヤ104の出力信号を選択させ、切替回路501にベース信号1000を選択させる制御信号を出力する。
次に、各動作モードでの動作を説明する。
ここでは、第2動作モード、第5動作モード、第4動作モードを例に説明する。
第2動作モードは、キーヤ102での処理の後にDVE処理を行う動作モードであり、映像信号は、太線で示される順番で処理される。このため、前述のように、ベースフェーダ101によるベースフェーダ設定、キーヤ102によるキーイング処理の後に、DVE601による、DVE処理が行われ、その後、キーヤ103と104によるキーイング処理が行われる。
また、なお、この動作モードでの、映像処理装置1の各回路の出力信号の位相設定を図4に示す。
次に、図5と図6を参照して、この動作モードでの映像処理の具体例を説明する。
ここで、映像処理装置1の処理の対象となるベース信号1000、DVE処理で使用する背景映像であるBGD信号2000、キーヤ102で使用するスーパー信号K1/キー信号K2、キーヤ103で使用するスーパー信号K3/キー信号K4、キーヤ104で使用するスーパー信号K5/キー信号K6の例を図5(a)〜(e)に示す。
映像処理装置1に、図5(a)に示すベース信号1000が入力される。
切替回路201は、制御回路701の制御により、ベース信号1000を選択し、受け付けた信号をベースフェーダ101に出力する。
ベースフェーダ101は、切替回路201の出力信号を入力とし、入力信号の位相を調整し、入力信号の輝度・色信号のレベルを調整し、調整した信号を切替回路202及び切替回路501に出力する。
切替回路202は、制御回路701の制御により、ベースフェーダ101の出力信号を選択し、受け付けた信号をキーヤ102に出力する。
キーヤ102は、切替回路202の出力信号を入力とし、入力信号の位相を調整し、入力信号に対してスーパー信号K1とキー信号K2を使用してキーイング処理を施し、図6(a)に示すような両信号が重畳した映像信号を生成し、切替回路203と切替回路501とに出力する。
切替回路501は、制御回路701の制御により、キーヤ102の出力信号を選択し、受け付けた信号をDVE601に出力する。
DVE601は、切替回路501の出力信号を入力とし、入力信号の位相を調整し、入力の映像を縮小し、BGD信号2000の映像を背景として、両映像信号を合成する。これにより、図6(b)に示す映像が得られる。DVE601は、切替回路203に、DVE出力4000を出力する。また、DVE601は、例えば、映像処理装置に接続されるモニタに、DVE効果が施された信号であるDVE出力4000を出力してもよい。
切替回路203は、制御回路701の制御により、DVE601の出力信号を選択し、受け付けた信号をキーヤ103に出力する。
キーヤ103は、切替回路203の出力信号を入力とし、入力信号の位相を調整し、入力信号に対してスーパー信号K3とキー信号K4を使用してキーイング処理を施し、図6(c)に示すような両信号が重畳した映像信号を生成し、切替回路204と切替回路501とに出力する。
切替回路204は、制御回路701の制御により、キーヤ103の出力信号を選択し、受け付けた信号をキーヤ104に出力する。
キーヤ104は、切替回路204の出力信号を入力とし、入力信号の位相を調整し、図6(c)に示す映像の入力信号に対してスーパー信号K5とキー信号K6を使用してキーイング処理を施し、図6(d)に示すような両信号が重畳した映像信号を生成し、切替回路205と切替回路501とに出力する。
切替回路205は、制御回路701の制御により、キーヤ104の出力信号を選択し、受け付けた信号をAVDL105に出力する。
AVDL105は、切替回路205の出力信号を入力とし、入力信号の位相を調整し、位相調整した信号を、映像処理装置1の装置出力3000として、例えば、映像処理装置1に接続されるモニタに出力する。
こうして、装置出力3000として、図6(e)に示される映像の映像信号が出力される。
次に、動作モード5での動作を説明する。
動作モード5では、図7に示すように、映像処理装置1は、ベースフェーダ設定の前にDVE処理を行う。
この場合の、映像処理装置1の各回路の出力信号の位相は、図8に示すように、DVE601の出力位相が、ベースフェーダ101の引き込み範囲内にあり、ベースフェーダ101の出力位相がキーヤ102の引き込み範囲内にあり、キーヤ102の出力位相がキーヤ103の引き込み範囲内にあり、キーヤ103の出力位相がキーヤ104の引き込み範囲内にあり、キーヤ104の出力位相がAVDL105の引き込み範囲内となるように調整される。
ここで、動作モード1の説明と同様に、図5(a)〜(e)に示す信号が供給されたと仮定する。また、DVE601の処理は、入力映像を縮小して背景映像の上に合成する処理であるとする。
この場合、DVE601は、図5(a)に示すベース信号1000の映像を縮小する処理を施し、さらに、BGD信号2000の映像を背景として、両映像信号を合成する。これにより、例えば、図9(a)に映像の映像信号が得られる。
ここで、ベースフェーダ101は、ベース信号1000にベースフェーダ設定を行う。続いて、キーヤ102は、図9(a)に示す映像の入力信号に、図5(c)に示す映像のスーパー信号K1/キー信号K2を合成し、図9(b)に示す映像の映像信号を得る。
続いて、キーヤ103は、図9(b)に示す映像の入力信号に、図5(d)に示す映像のスーパー信号K3/キー信号K4を合成し、図9(c)に示す映像の映像信号を得る。
続いて、キーヤ104は、図9(c)に示す映像B4の入力信号に、図5(e)に示す映像のスーパー信号K5/キー信号K6を合成し、図9(d)に示す映像の映像信号を得る。
次に、動作モード4での動作を説明する。
図10に示すように、映像処理装置1の動作例3では、AVDL105の処理の前にDVE処理を行う。太線は、映像処理装置1内で映像信号が処理される順序を示す。図10に示すようにキーヤ104の出力信号がDVE601の入力となり、DVE601の出力信号がAVDL105の入力となる。
次に、動作モード4での動作を説明する。
動作モード4では、図10に示すように、映像処理装置1は、キーヤ102〜104によるキーイング処理の後にDVE処理を行う。
この場合の、映像処理装置1の各回路の出力信号の位相は、図11に示すように、ベースフェーダ101の出力位相がキーヤ102の引き込み範囲内にあり、キーヤ102の出力位相がキーヤ103の引き込み範囲内にあり、キーヤ103の出力位相がキーヤ104の引き込み範囲内にあり、キーヤ104の出力位相がDVE601の引き込み範囲内にあり、DVE601の出力位相が、AVDL105の引き込み範囲内にある、となるように調整される。
ここで、動作モード1の説明と同様に、図5(a)〜(e)に示す信号が供給されたと仮定する。また、DVE601の処理は、入力映像を縮小して背景映像の上に合成する処理であるとする。
ここで、ベースフェーダ101は、ベース信号1000にベースフェーダ設定を行う。続いて、キーヤ102は、図5(a)に示す映像の入力信号に、図5(c)に示す映像のスーパー信号K1/キー信号K2を合成し、図12(a)に示す映像の映像信号を得る。
続いて、キーヤ103は、図12(a)に示す映像の入力映像信号に、図5(d)に示す映像のスーパー信号K3/キー信号K4を合成し、図12(b)に示す映像の映像信号を得る。
続いて、キーヤ104は、図12(b)に示す映像C2の入力信号に、図5(e)に示す映像のスーパー信号K5/キー信号K6を合成し、図12(c)に示す映像の映像信号を得る。
DVE601は、キーヤ104の出力する図12(c)に示す映像を縮小する処理を施し、さらに、BGD信号2000の映像を背景として、両映像信号を合成する。これにより、例えば、図11(d)に示す映像の映像信号が得られる。
AVDL105は、切替回路205の出力信号を引き込み、引き込んだ信号の位相を調整し、位相調整した信号を、映像処理装置1の装置出力3000として、例えば、映像処理装置1に接続されるモニタに出力する。
こうして、装置出力3000として、図11(e)に示される映像の映像信号が出力される。
図6(e)、図9(e)、図11(e)に示すように、同一の信号を処理しているが、処理の順番を制御することにより、異なった効果を入力画像に与えることができる。
以上説明したように本実施形態の映像処理装置1によれば、ユーザが指定する順序で、映像信号にキーイング処理とDVE処理を施すことができる。そして、同じ映像信号、キー信号等を使用して、映像処理を行った場合でも、キーイング処理とDVE処理の順序を入れ替えることで、異なる映像効果を生み出すことができる。
制御回路701は、ブランキング期間内に、切替回路201〜205の入力信号選択の制御や、各回路の位相設定を制御する。ブランキング期間内に制御を行う利点としては、映像処理装置1が動作中であっても、出力信号の有効映像領域へ傷等の影響を与えることなく、キーイング処理とDVE処理の順序を入れ替えることができる。あるいは、スイッチングポイントに制御してもよい。スイッチングポイントとは、ブランキング期間内の映像信号の切り替えが行われるタイミングのことである。
最後に、本実施形態では、装置出力3000を出力する直前に、AVDL105が位相を調整するが、その利点について説明する。キーイング処理とDVE処理の順序を入れ替えるため、切替回路201〜205、501が入力を切り替えるが、この切り替えにより、信号が不連続になり、位相が変わり、ノイズや信号断が発生する。AVDL105は、入力信号の位相を調整して、映像処理装置1の同期信号を挿げ替える。その結果、映像処理装置1全体の出力信号は連続したものとなる。
映像処理装置1の動作中にキーイング処理とDVE処理の順序を入れ替えない場合には、AVDL105がなくても問題ない。ただし、映像処理装置1がAVDLを有していない場合、映像処理装置1の動作中にキーイング処理とDVE処理の順序を入れ替えると、上述したように最終的な出力にノイズや信号断が発生する。
本実施形態では、キーヤを3個有する映像処理装置の例を説明したが、キーヤの個数を変更してもよい。ただし、本発明は、キーイング処理ができる映像処理装置を対象としているためキーヤは1個以上とする。
キーヤがn個である場合、2:1切替回路の個数を、2(ベースフェーダ101とAVDL105の入力信号を切り替えるため)+n個に変更し、切替回路501を、(n+2)の信号から1つを選択する切替回路である(n+2):1切替回路に変更する。
そして、制御回路701は、ユーザの操作指示など従って、各切替回路の入力選択を制御する。
また、本実施形態では、DVEを1個有する映像処理装置の例を説明したが、DVEの個数も変更してもよい。ただし、DVEは1個以上とする。
例えば、キーヤがn個で、DVEがm個を有しする映像処理装置の場合(ここでは、ベースフェーダとその前段の切替回路は無視する)、本実施形態の2:1切替回路を(m+1):1切替回路に変更し、5:1切替回路を(n+2):1切替回路に変更し、(n+2):1切替回路の個数をm個とする。
ここで、第iの(m+1):1切替回路は、第(i−1)のキーヤの出力と、m個のDVEの出力信号のうち1つを第iのキーヤに供給し、iは2以上n以下の自然数であり、第1の(m+1):1切替回路は、入力映像信号とm個のDVEの出力信号のうち1つを第1のキーヤに供給し、
第(n+1)の(m+1):1切替回路は、第nのキーヤの出力と、m個のDVEの出力信号のうち1つを出力し、
第jの(n+2):1切替回路は、前記(n+1)個の(m+1):1切替回路の入力信号と第j以外のDVEの出力信号のうちの1つを選択して第jのDVEに供給する。なお、jはm以下の自然数である。
そして、制御回路701は、ユーザの操作指示など従って、各切替回路の入力選択を制御する。
例えば、キーヤが2個で、DVEが2個で、ベースフェーダと及びAVDLを削除した回路の例を図13に示す。
ここでは、3(n+1)個の3(m+1):1切替回路202a、203a、204aを配置し、2(=m)個の4(=n+2):1切替回路501a、501bを配置する。
そして、制御回路701は、ユーザの操作指示など従って、各切替回路の入力選択を制御する。
なお、上記の実施形態では、複数の切替回路を配置したが、n個のキーヤとm個のDVEとを相互に接続し、入力映像信号を第1段に供給し、第i段の出力を第(i+1)に供給し、第(n+m)段の処理結果を出力信号とし、その接続の順番を適宜変更できるならば、どのような構成の接続回路を採用してもよい。
上記の実施携帯では、ビデオエフェクト処理を施す例としてDVEを配置したが、ビデオエフェクト処理を施す回路はアナログでもよい。
また、上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
n個のキーヤとm個のビデオエフェクト回路と、(n+1)個の(m+1):1切替回路と、m個の(n+2):1切替回路と、から構成され、
第iの(m+1):1切替回路は、第(i−1)のキーヤの出力信号と、m個のビデオエフェクト回路の出力信号のうち1つを第iのキーヤに供給し、iは2以上n以下の自然数であり、第1の(m+1):1切替回路は、入力映像信号とm個のビデオエフェクト回路の出力信号のうち1つを第1のキーヤに供給し、
第(n+1)の(m+1):1切替回路は、第nのキーヤの出力信号と、m個のビデオエフェクト回路の出力信号のうち1つを出力し、
第jの(n+2):1切替回路は、前記(n+1)個の(m+1):1切替回路の入力信号と第j以外のビデオエフェクト回路の出力信号のうちの1つを選択して第jのビデオエフェクト回路に供給し、jはm以下の自然数であり、
各前記キーヤは、供給された映像信号にキーイング処理を施して出力し、
各前記ビデオエフェクト回路は、供給された映像信号に、ビデオエフェクト処理を施して出力する、
ことを特徴とする映像処理装置。
(付記2)
さらに、ベースフェーダ設定を行うベースフェーダと、ベースフェーダの前段に配置された第0の(m+1):1切替回路とを備え、
前記第0の(m+1):1切替回路は、入力映像信号と前記m個のビデオエフェクト回路の出力信号とのうちの1つを前記ベースフェーダに供給し、
前記ベースフェーダは、供給された映像信号に、ベースフェーダ処理を施して第1の(m+1):1切替回路に出力し、
前記第jの(n+2):1切替回路は、(n+3):1切替回路とされ、第0〜第(n+1)の(m+1):1切替回路の入力信号と第j以外のビデオエフェクト回路の出力信号とのうちの1つを選択して第jのビデオエフェクト回路に供給する、
ことを特徴とする付記1に記載の映像処理装置。
(付記3)
さらに、前記第(n+1)の(m+1):1切替回路の出力信号に位相調整を施して出力するAVDL(Automatic Variable Delay Line:自動可変ディレーライン)を備える、
ことを特徴とする付記1又は2に記載の映像処理装置。
(付記4)
前記第0〜第(n+1)の(m+1):1切替回路と、前記m個の(n+2):1切替回路の選択する信号を制御する制御信号を供給する制御回路を備える、
ことを特徴とする付記1乃至3のいずれか1つに記載の映像処理装置。
(付記5)
前記キーヤと前記ビデオエフェクト回路は、それぞれ、供給された映像信号の位相を調整し、
前記制御回路は、前記キーヤと前記ビデオエフェクト回路との位相調整量を制御する、
ことを特徴とする付記4に記載の映像処理装置。
(付記6)
前記制御回路は、前記ビデオエフェクト回路への制御内容よりフレーム遅延有無を検出し、前記ビデオエフェクト回路の後の回路に、制御信号をフレーム遅延が無い場合に比べ所定の時間だけ遅らせて送信する、
ことを特徴とする付記4または5に記載の映像処理装置。
(付記7)
前記制御回路は、前記映像処理装置の動作中、前記映像処理装置のユーザからの指示に従って、前記キーイング処理と前記ビデオエフェクト処理との順序を入れ替える、
ことを特徴とする付記4乃至6のいずれか1つに記載の映像処理装置。
(付記8)
前記制御回路は、映像信号のブランキング期間に、前記第0〜第(n+1)の(m+1):1切替回路と、前記m個の(n+2):1切替回路と、に入力選択の切り替えを実行させるように制御する、
ことを特徴とする付記7に記載の映像処理装置。
(付記9)
n個のキーヤとm個のビデオエフェクト回路とを論理的にシーケンシャルに(n+m)段に配置し、
入力映像信号を第1段に供給し、第i段の出力を第(i+1)に供給し、
第(n+m)段の処理結果を出力信号とし、
前記n個のキーヤとm個のビデオエフェクト回路との論理的順番を変更する、
ことを特徴とする映像処理方法。
(付記10)
n個のキーヤとm個のビデオエフェクト回路との間を相互に接続する接続回路を制御するコンピュータに、
入力映像信号を第1段に供給し、第i段の出力を第(i+1)に供給するように、前記接続回路を制御し、
第(n+m)段の処理結果を出力信号とするように、前記接続回路を制御する、
ことを実行させるためのプログラム。
1 映像処理装置
101 ベースフェーダ
102、103、104 キーヤ
105 AVDL
201、202、203、204、205 切替回路
501 切替回路
601 DVE
701 制御回路
1000 ベース信号
2000 BGD信号
3000 装置出力
4000 DVE出力
K1、K3、K5 スーパー信号
K2、K4、K6 キー信号
1a 映像効果装置
102a、103a、 キーヤ
202a、203a、204a 切替回路
501a、502a 切替回路
601a、602a DVE
701a 制御回路
1000a ベース信号
2000a、2001a BGD信号
3000a 装置出力
4000a DVE出力
K1a、K3a、K5a スーパー信号
K2a、K4a、K6a キー信号

Claims (10)

  1. n個のキーヤとm個のビデオエフェクト回路と、(n+1)個の(m+1):1切替回路と、m個の(n+2):1切替回路と、から構成され、
    第iの(m+1):1切替回路は、第(i−1)のキーヤの出力信号と、m個のビデオエフェクト回路の出力信号のうち1つを第iのキーヤに供給し、iは2以上n以下の自然数であり、第1の(m+1):1切替回路は、入力映像信号とm個のビデオエフェクト回路の出力信号のうち1つを第1のキーヤに供給し、
    第(n+1)の(m+1):1切替回路は、第nのキーヤの出力信号と、m個のビデオエフェクト回路の出力信号のうち1つを出力し、
    第jの(n+2):1切替回路は、前記(n+1)個の(m+1):1切替回路の入力信号と第j以外のビデオエフェクト回路の出力信号のうちの1つを選択して第jのビデオエフェクト回路に供給し、jはm以下の自然数であり、
    各前記キーヤは、供給された映像信号にキーイング処理を施して出力し、
    各前記ビデオエフェクト回路は、供給された映像信号に、ビデオエフェクト処理を施して出力する、
    ことを特徴とする映像処理装置。
  2. さらに、ベースフェーダ設定を行うベースフェーダと、ベースフェーダの前段に配置された第0の(m+1):1切替回路とを備え、
    前記第0の(m+1):1切替回路は、入力映像信号と前記m個のビデオエフェクト回路の出力信号とのうちの1つを前記ベースフェーダに供給し、
    前記ベースフェーダは、供給された映像信号に、ベースフェーダ処理を施して第1の(m+1):1切替回路に出力し、
    前記第jの(n+2):1切替回路は、(n+3):1切替回路とされ、第0〜第(n+1)の(m+1):1切替回路の入力信号と第j以外のビデオエフェクト回路の出力信号とのうちの1つを選択して第jのビデオエフェクト回路に供給する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。
  3. さらに、前記第(n+1)の(m+1):1切替回路の出力信号に位相調整を施して出力するAVDL(Automatic Variable Delay Line:自動可変ディレーライン)を備える、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の映像処理装置。
  4. 記(m+1):1切替回路と、記(n+2):1切替回路の選択する信号を制御する制御信号を供給する制御回路を備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の映像処理装置。
  5. 前記キーヤと前記ビデオエフェクト回路は、それぞれ、供給された映像信号の位相を調整し、
    前記制御回路は、前記キーヤと前記ビデオエフェクト回路との位相調整量を制御する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の映像処理装置。
  6. 前記制御回路は、前記ビデオエフェクト回路への制御内容よりフレーム遅延有無を検出し、前記ビデオエフェクト回路の後の回路に、制御信号をフレーム遅延が無い場合に比べ所定の時間だけ遅らせて送信する、
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の映像処理装置。
  7. 前記制御回路は、前記映像処理装置の動作中、前記映像処理装置のユーザからの指示に従って、前記キーイング処理と前記ビデオエフェクト処理との順序を入れ替える、
    ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の映像処理装置。
  8. 前記制御回路は、映像信号のブランキング期間に、記(m+1):1切替回路と、記(n+2):1切替回路と、に入力選択の切り替えを実行させるように制御する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の映像処理装置。
  9. n個のキーヤとm個のビデオエフェクト回路とを論理的にシーケンシャルに配置し、
    第(i−1)のキーヤの出力信号と、m個のビデオエフェクト回路の出力信号のうち1つを第iのキーヤに供給し、iは2以上n以下の自然数であり、
    入力映像信号とm個のビデオエフェクト回路の出力信号のうち1つを第1のキーヤに供給し、
    第nのキーヤの出力信号と、m個のビデオエフェクト回路の出力信号のうち1つを出力し、
    入力映像信号とn個のキーヤの出力信号と第j以外のビデオエフェクト回路の出力信号のうちの1つを選択して第jのビデオエフェクト回路に供給し、jはm以下の自然数であり、
    各キーヤは、供給された映像信号にキーイング処理を施して出力し、
    各ビデオエフェクト回路は、供給された映像信号に、ビデオエフェクト処理を施して出力する、
    ことを特徴とする映像処理方法。
  10. n個のキーヤとm個のビデオエフェクト回路との間を相互に接続する接続回路を制御するコンピュータに、
    第(i−1)のキーヤの出力信号と、m個のビデオエフェクト回路の出力信号のうち1つを第iのキーヤに供給させ、iは2以上n以下の自然数であり、
    入力映像信号とm個のビデオエフェクト回路の出力信号のうち1つを第1のキーヤに供給させ、
    第nのキーヤの出力信号と、m個のビデオエフェクト回路の出力信号のうち1つを出力させ、
    入力映像信号とn個のキーヤの出力信号と第j以外のビデオエフェクト回路の出力信号のうちの1つを選択して第jのビデオエフェクト回路に供給させるプログラムであって、jはm以下の自然数であり、
    各キーヤは、供給された映像信号にキーイング処理を施して出力し、
    各ビデオエフェクト回路は、供給された映像信号に、ビデオエフェクト処理を施して出力する、
    ログラム。
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