JP2007325112A - 映像特殊効果装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】キーイングによって映像を合成する映像特殊効果装置において、キーイングのために用いる映像を面倒な操作を行うことなく背景映像のアスペクト比に応じて選択する。
【解決手段】各入力ライン4(1)〜4(m)について、4:3,16:9のいずれの映像が入力するラインであるか記憶する記憶手段18と、キー選択操作手段21aの各ボタンに対応して、入力ライン4(1)〜4(m)のうち4:3,16:9の背景映像用に夫々選択すべきラインを記憶する記憶手段19と、背景映像選択スイッチ9で選択された背景映像について記憶手段18を参照して4:3であるか16:9であるかのアスペクト情報を取得し、キー選択操作手段21aの操作されたボタンに対応して記憶手段19に記憶されたラインのうち、アスペクト情報が示すアスペクト比の背景映像用のラインの映像をキー映像選択スイッチ7で選択させる制御手段16とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、キーイングによって映像を合成する映像特殊効果装置及びその制御方法に関し、特に、アスペクト比4:3と16:9との2種類の背景映像が入力される映像特殊効果装置及びその制御方法に関する。
テレビジョン放送局や映像編集の現場においては、エフェクトスイッチャーと呼ばれる映像特殊効果装置を用いて、背景映像(画面を構成する主な映像素材)にキーイングによって他の前景映像を重畳することが広く行われている。
エフェクトスイッチャーの操作パネルのパネル面上には、背景映像を選択するための複数の背景ボタンと、キーイングのために用いる映像を選択するための複数のキーボタンとが配列されている。
本出願人は、既に、各キーボタンに対応させて、選択すべき映像(キーフィル信号とキーソース信号との組合せ)や、キーイングを行うための各種のパラメータ(キーイング属性)を対応させて記憶しておき、いずれかのキーボタンが操作されたことによって、そのキーボタンに対応して記憶した映像を選択する制御や、そのキーボタンに対応して記憶したパラメータでその映像を加工するようにした装置についての発明を提案済みである(特許文献1参照)。
特開2002−185851号公報(段落番号0021〜0061、図3〜11)
ところで、今日のテレビジョン放送では、SD(Standard Definition)TV放送とHD(High Definition)TV放送とが混在しており、そのためアスペクト比が4:3の映像と16:9の映像とが混在している。したがって、エフェクトスイッチャーで選択される背景映像にも、アスペクト比が4:3のものと16:9のものとが存在する。
しかし、上記特許文献1に記載の発明では、背景映像にキーイングによって重畳される前景映像は、背景映像のアスペクト比によらず同じ映像であった。そのため、背景映像のアスペクト比毎に異なる前景映像を重畳したい場合には、現在の背景映像のアスペクト比に応じた映像を手動操作によって選択する必要があった。しかし、背景映像のアスペクト比が切換わるたびにこのような手動操作を行うことは面倒であるとともに、手動操作のタイミングが遅れることによって背景映像のアスペクト比に応じた映像を直ちに選択できないこともあった。
また、上記特許文献1に記載の発明では、キーイングのために用いる映像を、背景映像のアスペクト比毎に適切なパラメータで加工したい場合には、現在の背景映像のアスペクト比に応じて手動操作によってパラメータを変更する必要があった。しかし、背景映像のアスペクト比が切換わるたびにこのような手動操作を行うことは面倒であるとともに、手動操作のタイミングが遅れることによって直ちにパラメータを変更できないこともあった。
本発明は、上述の点に鑑み、キーイングによって映像を合成する映像特殊効果装置において、キーイングのために用いる映像を、面倒な操作を行うことなく、現在の背景映像のアスペクト比に応じて迅速に選択できるようにする(あるいは、キーイングのために用いる映像を加工する際のパラメータを、面倒な操作を行うことなく、現在の背景映像のアスペクト比に応じて迅速に変更できるようにする)ことを課題とする。
この課題を解決するために、本発明に係る映像特殊効果装置は、キーイングのために用いる映像を加工するキー加工手段と、このキー加工手段によって加工された映像を用いて、キーイングによって背景映像に前景映像を重畳する映像合成手段と、複数の入力ラインの映像からこの映像合成手段に送る背景映像を選択する背景映像選択スイッチと、複数の入力ラインの映像からこのキー加工手段に送る映像を選択するキー映像選択スイッチと、この背景映像選択スイッチを制御するための複数のボタンで構成される背景選択操作手段と、このキー映像選択スイッチを制御するための複数のボタンで構成されるキー選択操作手段とを有する映像特殊効果装置において、この背景映像選択スイッチの複数の入力ラインのそれぞれについて、アスペクト比4:3の映像が入力するラインであるかアスペクト比16:9の映像が入力するラインであるかを記憶するアスペクト記憶手段と、このキー選択操作手段の各ボタンに対応して、このキー映像選択スイッチの複数の入力ラインのうち、アスペクト比4:3の背景映像用に選択すべき入力ラインと、アスペクト比16:9の背景映像用に選択すべき入力ラインとを記憶するキー選択アスペクト別記憶手段と、この背景選択操作手段の操作によってこの背景映像選択スイッチで選択された背景映像について、このアスペクト記憶手段を参照して、アスペクト比が4:3であるか16:9であるかを示すアスペクト情報を取得し、このキー選択操作手段のうちの操作されたボタンに対応してこのキー選択アスペクト別記憶手段に記憶されている入力ラインのうち、このアスペクト情報が示すアスペクト比の背景映像用に選択すべき入力ラインの映像をこのキー映像選択スイッチで選択させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る映像特殊効果装置の制御方法は、キーイングのために用いる映像を加工するキー加工手段と、このキー加工手段によって加工された映像を用いて、キーイングによって背景映像に前景映像を重畳する映像合成手段と、複数の入力ラインの映像からこの映像合成手段に送る背景映像を選択する背景映像選択スイッチと、複数の入力ラインの映像からこのキー加工手段に送る映像を選択するキー映像選択スイッチと、この背景映像選択スイッチを制御するための複数のボタンで構成される背景選択操作手段と、このキー映像選択スイッチを制御するための複数のボタンで構成されるキー選択操作手段とを有する映像特殊効果装置の制御方法において、この背景映像選択スイッチの複数の入力ラインのそれぞれについて、アスペクト比4:3の映像が入力するラインであるかアスペクト比16:9の映像が入力するラインであるかを第1の記憶手段に記憶する第1のステップと、このキー選択操作手段の各ボタンに対応して、このキー映像選択スイッチの複数の入力ラインのうち、アスペクト比4:3の背景映像用に選択すべき入力ラインと、アスペクト比16:9の背景映像用に選択すべき入力ラインとを第2の記憶手段に記憶する第2のステップと、この背景選択操作手段の操作によってこの背景映像選択スイッチで選択された背景映像について、この第1の記憶手段を参照して、アスペクト比が4:3であるか16:9であるかを示すアスペクト情報を取得し、このキー選択操作手段のうちの操作されたボタンに対応してこの第2の記憶手段に記憶されている入力ラインのうち、このアスペクト情報が示すアスペクト比の背景映像用に選択すべき入力ラインの映像をこのキー映像選択スイッチで選択させる第3のステップとを有することを特徴とする。
上記発明によれば、背景選択操作手段の操作によって背景映像選択スイッチでいずれかの入力ラインの映像が背景映像として選択されると、その入力ラインが4:3,16:9のうちのいずれのアスペクト比の映像が入力するラインであるかを示すアスペクト情報が取得される。そして、キー選択操作手段のいずれかのボタンが操作されると、そのボタンに対応して記憶されている2つの入力ライン(アスペクト比4:3の背景映像用に選択すべき入力ラインと、アスペクト比16:9の背景映像用に選択すべき入力ライン)のうち、取得したアスペクト情報が示すアスペクト比の背景映像用の入力ラインの映像を選択させる制御がキー映像選択スイッチに対して行われる。
これにより、キーイングのために用いる映像を、面倒な操作を行うことなく、現在の背景映像のアスペクト比に応じて迅速に選択して背景映像に重畳することができる。
次に、本発明に係る別の映像特殊効果装置は、キーイングのために用いる映像を加工するキー加工手段と、このキー加工手段によって加工された映像を用いて、キーイングによって背景映像に前景映像を重畳する映像合成手段と、複数の入力ラインの映像からこの映像合成手段に送る背景映像を選択する背景映像選択スイッチと、複数の入力ラインの映像からこのキー加工手段に送る映像を選択するキー映像選択スイッチと、この背景映像選択スイッチを制御するための複数のボタンで構成される背景選択操作手段と、このキー映像選択スイッチを制御するための複数のボタンで構成されるキー選択操作手段とを有する映像特殊効果装置において、この背景映像選択スイッチの複数の入力ラインのそれぞれについて、アスペクト比4:3の映像が入力するラインであるかアスペクト比16:9の映像が入力するラインであるかを記憶するアスペクト記憶手段と、このキー選択操作手段の各ボタンに対応して、アスペクト比4:3の背景映像にキーイングを行うためのパラメータと、アスペクト比16:9の背景映像にキーイングを行うためのパラメータとを記憶するキー調整値アスペクト別記憶手段と、この背景選択操作手段の操作によってこの背景映像選択スイッチで選択された背景映像について、このアスペクト記憶手段を参照して、アスペクト比が4:3であるか16:9であるかを示すアスペクト情報を取得し、このキー選択操作手段のうちの操作されたボタンに対応してこのキー調整値アスペクト別記憶手段に記憶されているパラメータのうち、このアスペクト情報が示すアスペクト比の背景映像にキーイングを行うためのパラメータでこのキー加工手段に加工を行わせる制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る別の映像特殊効果装置の制御方法は、キーイングのために用いる映像を加工するキー加工手段と、このキー加工手段によって加工された映像を用いて、キーイングによって背景映像に前景映像を重畳する映像合成手段と、複数の入力ラインの映像からこの映像合成手段に送る背景映像を選択する背景映像選択スイッチと、複数の入力ラインの映像からこのキー加工手段に送る映像を選択するキー映像選択スイッチと、この背景映像選択スイッチを制御するための複数のボタンで構成される背景選択操作手段と、このキー映像選択スイッチを制御するための複数のボタンで構成されるキー選択操作手段とを有する映像特殊効果装置の制御方法において、この背景映像選択スイッチの複数の入力ラインのそれぞれについて、アスペクト比4:3の映像が入力するラインであるかアスペクト比16:9の映像が入力するラインであるかを第1の記憶手段に記憶する第1のステップと、このキー選択操作手段の各ボタンに対応して、アスペクト比4:3の背景映像にキーイングを行うためのパラメータと、アスペクト比16:9の背景映像にキーイングを行うためのパラメータとを第2の記憶手段に記憶する第2のステップと、この背景選択操作手段の操作によってこの背景映像選択スイッチで選択された背景映像について、この第1の記憶手段を参照して、アスペクト比が4:3であるか16:9であるかを示すアスペクト情報を取得し、このキー選択操作手段のうちの操作されたボタンに対応してこの第2の記憶手段に記憶されているパラメータのうち、このアスペクト情報が示すアスペクト比の背景映像にキーイングを行うためのパラメータでこのキー加工手段に加工を行わせる第3のステップとを有することを特徴とする。
上記発明によれば、背景選択操作手段の操作によって背景映像選択スイッチでいずれかの入力ラインの映像が背景映像として選択されると、その入力ラインが4:3,16:9のうちのいずれのアスペクト比の映像が入力するラインであるかを示すアスペクト情報が取得される。そして、キー選択操作手段のいずれかのボタンが操作されると、そのボタンに対応して記憶されている2通りのパラメータ(アスペクト比4:3の背景映像にキーイングを行うためのパラメータと、アスペクト比16:9の背景映像にキーイングを行うためのパラメータ)のうち、取得したアスペクト情報が示すアスペクト比の背景映像用のパラメータで加工を行わせる制御がキー加工手段に対して行われる。
これにより、キーイングのために用いる映像を加工する際のパラメータを、面倒な操作を行うことなく、現在の背景映像のアスペクト比に応じて迅速に変更することができる。
本発明によれば、キーイングによって映像を合成する映像特殊効果装置において、キーイングのために用いる映像を、面倒な操作を行うことなく、現在の背景映像のアスペクト比に応じて迅速に選択して背景映像に重畳することができるという効果が得られる。
また本発明によれば、背景映像にキーイングによって映像を重畳する映像特殊効果装置において、キーイングのために用いる映像を加工する際のパラメータを、面倒な操作を行うことなく、現在の背景映像のアスペクト比に応じて迅速に変更することができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施形態を、図面を用いて説明する。図1は、本発明を適用したエフェクトスイッチャーの全体構成例を示す図である。このエフェクトスイッチャーでは、主ユニット1と操作パネル2とが、例えばLAN(ローカルエリアネットワーク)のような通信路3で接続されている。
主ユニット1には、それぞれビデオカメラやVTR等から映像信号を入力するためのm本(mは例えば32以上の整数)の入力ライン4(1)〜4(m)と、2組のミックス/エフェクトバンク(以下単にバンクと呼ぶ)5及び6と、バンク5及び6を制御するマイクロコンピュータ16とが設けられている(マイクロコンピュータ16とバンク内の各部とを結ぶ制御信号線は、図示を省略している)。
このエフェクトスイッチャーに入力する映像には、アスペクト比が4:3のものと16:9のものとが存在するが、各入力ライン4(1)〜4(m)にそれぞれどちらのアスペクト比の映像を入力させるかは、予めエフェクトスイッチャーのセットアップ時に設定されている。
バンク5には、キー映像選択スイッチ7とキー加工回路8とから成る組がn組(nは2以上の整数)設けられるとともに、背景映像選択スイッチ9と、映像合成回路10とが設けられている。バンク6にも、同様にして、キー映像選択スイッチ11とキー加工回路12とから成る組がn組設けられるとともに、背景映像選択スイッチ13と、映像合成回路14とが設けられている。
バンク5とバンク6とは、バンク5の映像合成回路10の出力映像信号はバンク6に入力してキー映像選択スイッチ11及び背景映像選択スイッチ13での選択対象となるのに対し、バンク6の映像合成回路14の出力映像信号は出力ライン15から主ユニット1の外部に出力されるという点を除いては、構成や動作が共通している。そこで、以下では、代表的にバンク5について構成及び動作を説明し、バンク6についての構成及び動作の説明は省略する。
キー映像選択スイッチ7は、入力ライン4(1)〜4(m)の映像から、キーイングする映像を選択するためのスイッチであり、キーフィル信号(背景映像に前景として重ねる映像自体)を選択するスイッチ7aと、キーソース信号(キーフィル信号を重ねる領域や、背景映像を切り抜く形状や、背景映像に対するキーフィル信号の濃度を指定する信号)を選択するスイッチ7bとで構成されている。
各組のキー映像選択スイッチ7によって選択されたキーフィル信号及びキーソース信号は、同じ組のキー加工回路8に送られる。
キー加工回路8は、このキーフィル信号及びキーソース信号を、キーイングを行うための各種のパラメータであるキー調整値(例えば、背景映像に対するキーフィル信号の濃度を調整する値や、キーソース信号として判別すべき映像の信号レベルの閾値を調整する値や、キーソース信号の位置を調整する値や、キーフィル信号の縮小率を調整する値や、背景映像との境界線に関する調整値等)に基づき、キーイングに適するように調整・加工する回路である。
各組のキー加工回路8によって調整・加工されたキーフィル信号及びキーソース信号は、映像合成回路10に送られる。
背景映像選択スイッチ9は、入力ライン4(1)〜4(m)の映像から、背景映像を選択するためのスイッチである。背景映像選択スイッチ9によって選択された背景映像は、映像合成回路10に送られる。
映像合成回路10は、各組のキー加工回路8からのキーフィル信号及びキーソース信号を用いて、キーイングによって背景映像に前景映像を重畳する回路である。
操作パネル2には、オペレータが操作するためのボタン配置部21及びパラメータ入力操作部22がパネル面上に設けられるとともに、マイクロコンピュータ23が設けられている。
ボタン配置部21には、主ユニット1の各バンク5,6のキー映像選択スイッチを制御するためのキー選択操作部21aと、主ユニット1の各バンク5,6の背景映像選択スイッチを制御するための背景選択操作部21bとが配置されている。
図2は、このボタン配置部21の外観例を示す図である。バンク5のキー映像選択スイッチ7及びキー加工回路8の組の数nと、バンク6のキー映像選択スイッチ11及びキー加工回路12の組の数nとに対応して、バンク5用のn組のキー選択操作部24と、バンク5用の1組の背景選択操作部26と、バンク6用のn組のキー選択操作部28と、バンク6用の1組の背景選択操作部30とが設けられている。
各キー選択操作部24は、それぞれ、バンク5の1組のキー映像選択スイッチ7を制御して入力ライン4(1)〜4(m)のうちの1つのラインの映像を選択するためのm個の押しボタン25で構成されている。背景選択操作部26は、バンク5の背景映像選択スイッチ9を制御して入力ライン4(1)〜4(m)のうちの1つのラインの映像を選択するためのm個の押しボタン27で構成されている。
各キー選択操作部28は、それぞれ、バンク6の1組のキー映像選択スイッチ11を制御するための(m+1)個の押しボタン29((m+1)個目はバンク5の出力映像信号を選択するためのもの)で構成されている。背景選択操作部30は、バンク6の背景映像選択スイッチ13を制御するための(m+1)個の押しボタン31で構成されている。キー選択操作部24及びキー選択操作部28が図1のキー選択操作部21aに該当し、背景選択操作部26及び背景選択操作部30が図1の背景選択操作部21bに該当する。
図1に戻り、パラメータ入力操作部22は、キーイングを行うための各種のパラメータであるキー調整値を、GUI(グラフィカルユーザインタフェース)や回転ダイヤル等によって入力するための操作部である。
マイクロコンピュータ23は、ボタン配置部21やパラメータ入力操作部22の操作に応じて、ボタン配置部21やパラメータ入力操作部22の制御(例えば、操作された押しボタンに内蔵されているLEDを点灯させる制御等)を行うとともに、操作内容を示す信号を操作パネル2から通信路3を介して主ユニット1のマイクロコンピュータ16に送る。
主ユニット1のマイクロコンピュータ16は、この操作パネル2からの信号に基づいてバンク5やバンク6を制御するが、本発明の特徴として、内部のメモリ17に、アスペクト記憶部18の領域と、キー選択アスペクト別記憶部19の領域と、キー調整値アスペクト別記憶部20の領域とを設けている。
アスペクト記憶部18には、入力ライン4(1)〜4(m)のそれぞれについて、エフェクトスイッチャーのセットアップ時の設定内容に基づき、アスペクト比4:3の映像が入力するラインであるかアスペクト比16:9の映像が入力するラインであるかを示す情報が記憶されている。
図3は、このアスペクト記憶部18の記憶内容を例示する図である。入力ライン4(1)はアスペクト比4:3の映像が入力するラインであり、入力ライン4(2)はアスペクト比4:3の映像が入力するラインであり、入力ライン4(3)はアスペクト比16:9の映像が入力するラインであり、入力ライン4(4)はアスペクト比16:9の映像が入力するラインであり、入力ライン4(5)はアスペクト比4:3の映像が入力するラインであり、…入力ライン4(m)はアスペクト比16:9の映像が入力するラインであるという情報が記憶されている。
図1に戻り、キー選択アスペクト別記憶部19には、操作パネル2のボタン配置部21の各キー選択操作部24,28(図2)毎に、個々の押しボタン25,29(図2)に対応して、入力ライン4(1)〜4(m)のうち、アスペクト比4:3の背景映像用にキーフィル信号を選択すべき入力ラインと、アスペクト比4:3の背景映像用にキーソース信号を選択すべき入力ラインと、アスペクト比16:9の背景映像用にキーフィル信号を選択すべき入力ラインと、アスペクト比16:9の背景映像用にキーソース信号を選択すべき入力ラインとを示す情報が記憶されている。
図4は、或る1つのキー選択操作部についてのキー選択アスペクト別記憶部19の記憶内容の一部を例示する図である。キー選択操作部の個々の押しボタンに付与されているボタン番号1,2,3,…に対応して、入力ライン4(1)〜4(m)のうち、アスペクト比16:9の背景映像用にキーフィル信号を選択すべき入力ラインと、アスペクト比16:9の背景映像用にキーソース信号を選択すべき入力ラインと、アスペクト比4:3の背景映像用にキーフィル信号を選択すべき入力ラインと、アスペクト比4:3の背景映像用にキーソース信号を選択すべき入力ラインとがそれぞれ記憶されている。
キー選択アスペクト別記憶部19には、例えばエフェクトスイッチャーのセットアップ時に、こうした情報が設定されて記憶されている。なお、各キー選択操作部毎にこうした情報を個別に記憶する代わりに、複数のキー選択操作部についてこうした情報の内容を共通化して設定し、その共通化した情報を、それらの複数のキー選択操作部で共用する情報としてキー選択アスペクト別記憶部19に記憶するようにしてもよい。
図1に戻り、キー調整値アスペクト別記憶部20には、操作パネル2のボタン配置部21の各キー選択操作部24,28(図2)の個々の押しボタン25,29(図2)に対応して、アスペクト比4:3の背景映像にキーイングを行うためのキー調整値と、アスペクト比16:9の背景映像にキーイングを行うためのキー調整値とが記憶されている。
図5は、或る1つのキー選択操作部についてのキー調整値アスペクト別記憶部20の記憶内容の一部を例示する図である。キー選択操作部の個々の押しボタンに付与されているボタン番号1,2,3,…に対応して、アスペクト比4:3の背景映像にキーイングを行うためのキー調整値1〜キー調整値4と、アスペクト比16:9の背景映像にキーイングを行うためのキー調整値1〜キー調整値4とがそれぞれ記憶されている。
キー調整値1〜キー調整値4は、前述のように、例えば、背景映像に対するキーフィル信号の濃度を調整する値や、キーソース信号として判別すべき映像の信号レベルの閾値を調整する値や、キーソース信号の位置を調整する値や、キーフィル信号の縮小率を調整する値や、背景映像との境界線に関する調整値である。
キー調整値アスペクト別記憶部20には、例えばエフェクトスイッチャーのセットアップ時に、このキー調整値1〜キー調整値4の値が設定されて記憶されている。なお、その後の操作パネル2のパラメータ入力操作部22(図1)の操作によってキー調整値アスペクト別記憶部20の記憶内容が更新されるようにしてもよい。
次に、マイクロコンピュータ16が、これらのアスペクト記憶部18,キー選択アスペクト別記憶部19及びキー調整値アスペクト別記憶部20を参照して実行する処理について説明する。なお、以下ではバンク5に着目して説明を行うが、バンク6に関する処理も内容は同じである。
図6は、エフェクトスイッチャーの起動時や、その後の操作パネル2の背景選択操作部26(図2)の操作時に、マイクロコンピュータ16が実行する処理を示すフローチャートである。この処理では、最初に、背景選択操作部26で押された押しボタン27の番号Xを取得する(ステップS1)。
続いて、アスペクト記憶部18(図3)を参照して、その番号Xの押しボタン27で選択される入力ラインが、アスペクト比4:3の映像が入力するラインであるかアスペクト比16:9の映像が入力するラインであるかを示すアスペクト情報を取得する(ステップS2)。
続いて、n組のキー映像選択スイッチ7,キー加工回路8(図1)及びキー選択操作部24(図2)を1組ずつ指定する番号Jを1に設定する(ステップS3)。そして、J番目の組のキー選択操作部24で現在押されている押しボタン25の番号Kを取得する(ステップS4)。
続いて、ステップS2で取得したアスペクト情報が、アスペクト比4:3,16:9のいずれの映像が入力するラインであることを示しているかを判断する(ステップS5)。4:3であれば、J番目の組のキー選択操作部24についてのキー選択アスペクト別記憶部19の記憶内容(図4に例示したような記憶内容)を参照して、ボタン番号Kに対応するアスペクト比4:3の背景映像用の入力ラインの映像を、J番目の組のキー映像選択スイッチ7で選択させる(ステップS6)。
続いて、J番目の組のキー選択操作部24についてのキー調整値アスペクト別記憶部20の記憶内容(図5に例示したような記憶内容)を参照して、ボタン番号Kに対応するアスペクト比4:3の背景映像用のキー調整値1〜キー調整値4で、J番目の組のキー加工回路8にキーフィル信号及びキーソース信号の調整・加工を行わせる(ステップS7)。そしてステップS10に進む。
ステップS5で16:9であると判断した場合には、J番目の組のキー選択操作部24についてのキー選択アスペクト別記憶部19の記憶内容(図4に例示したような記憶内容)を参照して、ボタン番号Kに対応するアスペクト比16:9の背景映像用の入力ラインの映像を、J番目の組のキー映像選択スイッチ7で選択させる(ステップS8)。
続いて、J番目の組のキー選択操作部24についてのキー調整値アスペクト別記憶部20の記憶内容(図5に例示したような記憶内容)を参照して、ボタン番号Kに対応するアスペクト比16:9の背景映像用のキー調整値1〜キー調整値4で、J番目の組のキー加工回路8にキーフィル信号及びキーソース信号の調整・加工を行わせる(ステップS9)。そしてステップS10に進む。
ステップS10では、番号Jの値がnに達しているか否かを判断する。ノーであれば、番号Jの値を1だけインクリメントし(ステップS11)、ステップS4に戻ってステップS4〜S10の処理を繰り返す。ステップS10でイエスになると、処理を終了する。
図7は、操作パネル2のボタン配置部21のn組のキー選択操作部24(図2)のうちのいずれか1組のキー選択操作部24(図6の処理と同じくJ番目の組のキー選択操作部24と表現するが、ここではJは固定された値である)が操作されたときに、マイクロコンピュータ16が実行する処理を示すフローチャートである。この処理では、最初に、このJ番目の組のキー選択操作部24で押された押しボタン25の番号Kを取得する(ステップS21)。また、背景選択操作部26で現在押されている押しボタン27の番号Xを取得する(ステップS22)。
続いて、アスペクト記憶部18(図3)を参照して、その番号Xの押しボタン27で選択される入力ラインが、アスペクト比4:3の映像が入力するラインであるかアスペクト比16:9の映像が入力するラインであるかを示すアスペクト情報を取得する(ステップS23)。そして、取得したアスペクト情報が、アスペクト比4:3,16:9のいずれの映像が入力するラインであることを示しているかを判断する(ステップS24)。
4:3であれば、J番目の組のキー選択操作部24についてのキー選択アスペクト別記憶部19の記憶内容(図4に例示したような記憶内容)を参照して、ボタン番号Kに対応するアスペクト比4:3の背景映像用の入力ラインの映像を、J番目の組のキー映像選択スイッチ7で選択させる(ステップS25)。
続いて、J番目の組のキー選択操作部24についてのキー調整値アスペクト別記憶部20の記憶内容(図5に例示したような記憶内容)を参照して、ボタン番号Kに対応するアスペクト比4:3の背景映像用のキー調整値1〜キー調整値4で、J番目の組のキー加工回路8にキーフィル信号及びキーソース信号の調整・加工を行わせる(ステップS26)。そして処理を終了する。
ステップS24で16:9であると判断した場合には、J番目の組のキー選択操作部24についてのキー選択アスペクト別記憶部19の記憶内容(図4に例示したような記憶内容)を参照して、ボタン番号Kに対応するアスペクト比16:9の背景映像用の入力ラインの映像を、J番目の組のキー映像選択スイッチ7で選択させる(ステップS27)。
続いて、J番目の組のキー選択操作部24についてのキー調整値アスペクト別記憶部20の記憶内容(図5に例示したような記憶内容)を参照して、ボタン番号Kに対応するアスペクト比16:9の背景映像用のキー調整値1〜キー調整値4で、J番目の組のキー加工回路8にキーフィル信号及びキーソース信号の調整・加工を行わせる(ステップS28)。そして処理を終了する。
次に、このエフェクトスイッチャーにおいて、アスペクト比4:3の背景映像とアスペクト比16:9の背景映像とに異なる前景映像を重畳する様子について説明する。図8(a),(e)は、内容は共通しているがアスペクトは16:9と4:3というように異なっている背景映像の例である。なお、このエフェクトスイッチャーでは、アスペクト16:9の映像はそのままの画面比率で出力し、アスペクト4:3の映像は、画面の左右に余白映像を付加することにより画面比率を16:9に置き換えて出力するものとする。
この図8(a),(e)の背景映像に、それぞれ「5/5月曜日」という同じ内容の文字の前景映像を重ねた合成映像を得たいとする。その場合、画面の構成に応じてそれぞれ見栄えの良い合成映像を得るためには、図8(d),(h)のように、アスペクト16:9の背景映像とアスペクト4:3の背景映像とで「5/5月曜日」という文字の幅や位置を異ならせることが望ましい。
そのためには、図8(a)の背景映像には、図8(b)のようなキーソース信号1と図8(c)のようなキーフィル信号1とを用い、他方、図8(e)の背景映像には、図8(f)のようなキーソース信号2と図8(g)のようなキーフィル信号2とを用いる、というように、アスペクト16:9の背景映像用とアスペクト4:3の背景映像用とに互いに異なるキーフィル信号及びキーソース信号を用いることが必要である。
そこで、キー選択アスペクト別記憶部19に、同じキー選択操作部(図2)の同じ押しボタンに対応して、アスペクト比4:3の背景映像用に図8(g)のキーフィル信号2を選択すべき入力ラインと、アスペクト比4:3の背景映像用に図8(f)のキーソース信号2を選択すべき入力ラインと、アスペクト比16:9の背景映像用に図8(c)のキーフィル信号1を選択すべき入力ラインと、アスペクト比16:9の背景映像用に図8(b)のキーソース信号1を選択すべき入力ラインとを示す情報を記憶すれば、図8(a),(e)の背景映像から、それぞれ図8(d),(h)のように見栄え良く「5/5月曜日」という文字を重畳した合成映像を得ることができる。
図9(d),(h)は、図8(a),(e)に示したアスペクト比16:9,4:3の背景映像に、それぞれ画面の構成に応じて見栄え良く枠の前景映像を重畳した合成映像を示す。こうした合成映像を得るための一つの方法としては、図8(b),(c),(e),(f)に示したのと全く同様に、図8(a)の背景映像と図8(e)の背景映像とに互いに異なるキーフィル信号及びキーソース信号を用いるという方法がある(図9には、図8(a),図8(e)の背景映像用のキーフィル信号のみをそれぞれ図9(c),(g)にキーフィル信号3,4として示しているが、図8(a),図8(e)の背景映像用のキーソース信号としても、それぞれこのキーフィル信号3,4と同様の(枠のある部分のみの)信号を用いればよい)。
しかし、例えば、図9(c)のようなキーフィル信号3(及びそれと同様のキーソース信号)はこのエフェクトスイッチャーに入力するが、図9(g)のようなキーフィル信号4(及びそれと同様のキーソース信号)はこのエフェクトスイッチャーに入力しないような場合もあり得る。その場合には、主ユニット1のキー加工回路(バンク5ではキー加工回路8、バンク6ではキー加工回路12)(図1)で、図9(c)のキーフィル信号3(及びそれと同様のキーソース信号)をデジタル処理によって横縦比が4:3になるように水平方向に縮小すれば、図9(g)のキーフィル信号4(及びそれと同様のキーソース信号)を得ることができる(映像を水平方向に縮小する技術については、広く知られているので説明を省略する。)
そこで、キー調整値の一つとして、キーフィル信号及びキーソース信号の水平方向の縮小率を調整する値を含めるとともに、キー調整値アスペクト別記憶部20に、同じキー選択操作部(図2)の同じ押しボタンに対応して、アスペクト比4:3の背景映像の場合にはキーフィル信号及びキーソース信号を横縦比が4:3になるように水平方向に縮小させ、アスペクト比16:9の背景映像の場合にはキーフィル信号及びキーソース信号を水平方向に縮小させないキー調整値を記憶すれば、図9(c)のようなキーフィル信号3(及びそれと同様のキーソース信号)のみを用いて、それぞれ図9(d),(h)のように見栄え良く枠を重畳した合成映像を得ることができる。
以上に説明したように、このエフェクトスイッチャーによれば、背景選択操作部(バンク5では背景選択操作部26、バンク6では背景選択操作部30)の操作によって背景映像選択スイッチ(バンク5では背景映像選択スイッチ9、バンク6では背景映像選択スイッチ13)で入力ライン4(1)〜4(m)のうちのいずれかのラインの映像が背景映像として選択されると、その入力ラインが4:3,16:9のうちのいずれのアスペクト比の映像が入力するラインであるかを示すアスペクト情報がアスペクト記憶部18から取得される。そして、キー選択操作部(バンク5ではキー選択操作部24、バンク6ではキー選択操作部28)のいずれかのボタンが操作されると、そのボタンに対応してキー選択アスペクト別記憶部19に記憶されている2つの入力ライン(アスペクト比4:3の背景映像用に選択すべき入力ラインと、アスペクト比16:9の背景映像用に選択すべき入力ライン)のうち、取得したアスペクト情報が示すアスペクト比の背景映像用の入力ラインの映像を選択させる制御がキー映像選択スイッチ(バンク5ではキー映像選択スイッチ7、バンク6ではキー映像選択スイッチ11)に対して行われる。
これにより、キーイングのために用いる映像を、面倒な操作を行うことなく、現在の背景映像のアスペクト比に応じて迅速に選択して背景映像に重畳することができる。
また、このエフェクトスイッチャーによれば、キー選択操作部(バンク5ではキー選択操作部24、バンク6ではキー選択操作部28)のいずれかのボタンが操作されると、そのボタンに対応してキー調整値アスペクト別記憶部20に記憶されている2通りのキー調整値(アスペクト比4:3の背景映像にキーイングを行うためのキー調整値と、アスペクト比16:9の背景映像にキーイングを行うためのキー調整値)のうち、取得したアスペクト情報が示すアスペクト比の背景映像用のパラメータで加工を行わせる制御がキー加工回路(バンク5ではキー加工回路8、バンク6ではキー加工回路12)に対して行われる。
これにより、キーイングのために用いる映像を加工する際のキー調整値(パラメータ)を、面倒な操作を行うことなく、現在の背景映像のアスペクト比に応じて迅速に変更することができる。このほか、背景映像のアスペクト比に応じて変更するキー調整値としては、もちろん全てのキー調整値が対象となるが、例えば、背景映像のアスペクト比に応じてキーの濃度を変えることにより、画面の四隅に入るロゴ・模様等を、アスペクト比4:3の場合は画面の四隅を避けて(アスペクト比4:3のSDフォーマットの規格制定当時には映像表示手段として一般にCRTが使用されていたが、CRTには画面の隅に映像を表示しきれないという特性がある)明瞭に表示することができる。あるいは、キー映像の中で、もともと濃度が薄い部分を、背景映像のアスペクト比に応じて、表示しないように調整することもできる。
次に、以上に説明したエフェクトスイッチャーの構成の変更例について説明する。最初に、映像合成回路に複数系統の背景映像を送る場合の変更例について説明する。図10は、図1のバンク5を例にとって、2系統の背景映像選択スイッチ51A及び51Bを設け、これらの背景映像選択スイッチ51A及び51Bで選択した2系統の背景映像を映像合成回路52に送るようにした例を示す(バンク5以外の部分は図示を省略するとともに、図1と共通する部分には同一符号を付している)。映像合成回路52は、図1の映像合成回路10と同じくキーイングを行うことに加えて、背景映像選択スイッチ51A及び51Bからの2系統の背景映像に対して、例えばワイプのような切り換え・合成処理を施す。
図11は、図10のようにバンク5に2系統の背景映像選択スイッチ51A及び51Bを設けた場合の、ボタン配置部21の外観例を示す図である(バンク5用の操作部のみを示すとともに、図2と共通する部分には同一符号を付している)。バンク5用のn組のキー選択操作部24と、バンク5用の2組の背景選択操作部53A及び53Bとが設けられている。背景選択操作部53Aは、背景映像選択スイッチ51Aを制御するためのm個の押しボタン54で構成され、背景選択操作部53Bは、背景映像選択スイッチ51Bを制御するためのm個の押しボタン55で構成されている。
このように1つのバンクについて背景映像選択スイッチ,背景選択操作部がそれぞれA,Bの2系統設けられている場合(3系統以上設けられている場合も同じである)、図6に示した処理のステップS2や図7に示した処理のステップS23では、どの系統の背景映像選択スイッチで選択された入力ラインについてのアスペクト情報を取得するかが問題となる。
そこで、こうした場合には、次の(1)〜(3)のうちのいずれかの方法を用いるようにすればよい。
(1)図6のステップS1や図7のステップS22で、常に或る固定した1系統の背景選択操作部の押しボタンの番号Xを取得することにより、その系統の背景映像選択スイッチで選択された入力ラインについてのアスペクト情報を図6のステップS2や図7のステップS23で取得する。
(2)図6のステップS1や図7のステップS22で、映像合成回路の状態によって決まる1系統の背景選択操作部の押しボタンの番号Xを取得することにより、その系統の背景映像選択スイッチで選択された入力ラインについてのアスペクト情報を図6のステップS2や図7のステップS23で取得する。
この(2)の方法は、さらに次の(2−1),(2−2)の2つの方法に分けることができる。
(2−1)映像合成回路から出力される映像に1系統の背景映像のみが含まれている場合には、その系統の背景選択操作部の押しボタンの番号Xを図6のステップS1や図7のステップS22で取得する。例えば、図10及び図11の例において、映像合成回路10の出力映像に、背景映像選択スイッチ51Aで選択された背景映像は含まれているが背景映像選択スイッチ51Bで選択された背景映像は含まれていない場合には、背景選択操作部53Aの押しボタン54の番号Xを取得し、逆に、その出力映像に背景映像選択スイッチ51Bで選択された背景映像は含まれているが背景映像選択スイッチ51Aで選択された背景映像は含まれていない場合には、背景選択操作部53Bの押しボタン55の番号Xを取得する。
(2−2)映像合成回路の出力映像に2系統以上の背景映像が含まれている場合には、その直前に単独で含まれていた背景映像の系統の背景選択操作部の押しボタンの番号Xを図6のステップS1や図7のステップS22で取得する。例えば、図10及び図11の例において、映像合成回路10の出力映像に、背景映像選択スイッチ51Aで選択された背景映像と背景映像選択スイッチ51Bで選択された背景映像との両方が含まれているが、その直前にはその出力映像に背景映像選択スイッチ51Aで選択された背景映像のみが含まれていた場合には、背景選択操作部53Aの押しボタン54の番号Xを取得する。
(3)図6のステップS1や図7のステップS22で、全ての系統の背景選択操作部の押しボタンの番号Xを取得する。図6のステップS2や図7のステップS23では、この取得結果に基づき、まず、全ての系統の背景映像選択スイッチで選択された入力ラインについてのアスペクト情報を取得する。そして、少なくとも1つの入力ラインについてのアスペクト情報が、アスペクト比16:9の映像が入力するラインであることを示すものであれば、アスペクト比16:9の映像が入力するラインであることを示すアスペクト情報を取得したものとして扱う。他方、全ての入力ラインについてのアスペクト情報が、アスペクト比4:3の映像が入力するラインであるかことを示すものであれば、アスペクト比4:3の映像が入力するラインであることを示すアスペクト情報を取得したものとして扱う。
次に、標準解像度の映像信号(以下SD映像と呼ぶ)を、高品位解像度の映像信号(以下HD映像と呼ぶ)にフォーマット変換して背景映像選択スイッチに入力させる場合の変更例について説明する。図12は、図1のエフェクトスイッチャーの入力ライン4(1)〜4(m)の途中にフォーマットコンバータ61を設けた例を示す(図1と共通する部分には同一符号を付している)。
フォーマットコンバータ61は、入力ライン4(1)〜4(m)のうち、ビデオカメラやVTR等からSD映像が送られる入力ラインについては、そのSD映像をアスペクト比は4:3のままのHD映像にフォーマット変換し、他方、ビデオカメラやVTR等からHD映像が送られる入力ラインについては、フォーマット変換を行うことなくそのHD映像をそのまま出力する。これにより、フォーマットコンバータ61の後段の回路では、映像信号に対する処理を全て共通したサンプリング周波数(HD映像のサンプリング周波数)で行うことができる。
この場合、マイクロコンピュータ16がフォーマットコンバータ61を制御するためには、入力ライン4(1)〜4(m)のそれぞれについて、SD映像が入力するライン(フォーマット変換が必要なライン)であるかHD映像が入力するライン(フォーマット変換が不要なライン)であるかを示す情報が必要である。
ところで、SD映像,HD映像はそれぞれアスペクト比が4:3,16:9なので、このフォーマットコンバータ61を制御するための情報は、図1のアスペクト記憶部18に記憶させる情報(入力ライン4(1)〜4(m)のそれぞれについて、アスペクト比4:3の映像が入力するラインであるかアスペクト比16:9の映像が入力するラインであるかを示す情報)と内容は共通している。
そこで、図12に示すように、マイクロコンピュータ16内のメモリに、アスペクト記憶部18の領域を設ける代わりに、フォーマット変換制御記憶部62の領域を設け、このフォーマット変換制御記憶部62に、入力ライン4(1)〜4(m)のそれぞれについて、SD映像が入力するラインであるかHD映像が入力するラインであるかを示す情報を記憶する。そして、このフォーマット変換制御記憶部62の記憶情報を用いてフォーマットコンバータ61を制御するとともに、このフォーマット変換制御記憶部62を図6の処理のステップS2や図7の処理のステップS23でアスペクト記憶部18として参照する。
これにより、メモリの使用領域を節約することができるとともに、共通した内容の設定を重複して行う手間を省略することができる。
なお、図12に示した変更例に対するさらに別の変更例として、マイクロコンピュータ16内のメモリにアスペクト記憶部18,フォーマット変換制御記憶部62のいずれの領域も設けず、フォーマットコンバータ61の前段に各入力ライン4(1)〜4(m)への入力映像信号のフォーマット(SD映像であるかHD映像であるか)を判定するフォーマット判定回路を設け、そのフォーマット判定回路の判定結果に従ってフォーマットコンバータ61を制御するとともに、その判定結果に基づいて図6の処理のステップS2や図7の処理のステップS23でアスペクト情報を取得するようにしてもよい。
本発明を適用したエフェクトスイッチャーの全体構成例を示す図である。 図1のボタン配置部の外観例を示す図である。 図1のアスペクト記憶部の記憶内容の一部を例示する図である。 図1のキー選択アスペクト別記憶部の記憶内容の一部を例示する図である。 図1のキー調整値アスペクト別記憶部の記憶内容の一部を例示する図である。 背景選択操作部の操作時等に図1のマイクロコンピュータが実行する処理を示すフローチャートである。 キー選択操作部の操作時に図1のマイクロコンピュータが実行する処理を示すフローチャートである。 アスペクト比4:3の背景映像とアスペクト比16:9の背景映像とに異なる前景映像を重畳する様子を例示する図である。 アスペクト比4:3の背景映像とアスペクト比16:9の背景映像とに異なる前景映像を重畳する様子を例示する図である。 本発明を適用したエフェクトスイッチャーの構成の変更例を示す図である。 図10の変更例におけるボタン配置部の外観例を示す図である。 本発明を適用したエフェクトスイッチャーの構成の変更例を示す図である。
符号の説明
1 主ユニット、 2 操作パネル、 3 通信路、 4(1)〜4(m) 入力ライン、 5,6 バンク、 7 キー映像選択スイッチ、 8 キー加工回路、 9 背景映像選択スイッチ、 10 映像合成回路、 16 マイクロコンピュータ、 18 アスペクト記憶部、 19 キー選択アスペクト別記憶部、 20 キー調整値アスペクト別記憶部、 21 ボタン配置部、 22 パラメータ入力操作部、 23 マイクロコンピュータ、 24 キー選択操作部、 25 押しボタン、 26 背景選択操作部、 27 押しボタン

Claims (9)

  1. キーイングのために用いる映像を加工するキー加工手段と、
    前記キー加工手段によって加工された映像を用いて、キーイングによって背景映像に前景映像を重畳する映像合成手段と、
    複数の入力ラインの映像から前記映像合成手段に送る背景映像を選択する背景映像選択スイッチと、
    複数の入力ラインの映像から前記キー加工手段に送る映像を選択するキー映像選択スイッチと、
    前記背景映像選択スイッチを制御するための複数のボタンで構成される背景選択操作手段と、
    前記キー映像選択スイッチを制御するための複数のボタンで構成されるキー選択操作手段と
    を有する映像特殊効果装置において、
    前記背景映像選択スイッチの複数の入力ラインのそれぞれについて、アスペクト比4:3の映像が入力するラインであるかアスペクト比16:9の映像が入力するラインであるかを記憶するアスペクト記憶手段と、
    前記キー選択操作手段の各ボタンに対応して、前記キー映像選択スイッチの複数の入力ラインのうち、アスペクト比4:3の背景映像用に選択すべき入力ラインと、アスペクト比16:9の背景映像用に選択すべき入力ラインとを記憶するキー選択アスペクト別記憶手段と、
    前記背景選択操作手段の操作によって前記背景映像選択スイッチで選択された背景映像について、前記アスペクト記憶手段を参照して、アスペクト比が4:3であるか16:9であるかを示すアスペクト情報を取得し、前記キー選択操作手段のうちの操作されたボタンに対応して前記キー選択アスペクト別記憶手段に記憶されている入力ラインのうち、前記アスペクト情報が示すアスペクト比の背景映像用に選択すべき入力ラインの映像を前記キー映像選択スイッチで選択させる制御手段と
    を備えたことを特徴とする映像特殊効果装置。
  2. 請求項1に記載の映像特殊効果装置において、
    前記キー映像選択スイッチは、前記複数の入力ラインの映像から前記キー加工手段に送るキーフィル信号を選択するスイッチと、前記複数の入力ラインの映像から前記キー加工手段に送るキーソース信号を選択するスイッチとの二系統のスイッチから成っており、
    前記キー選択アスペクト別記憶手段は、前記キー選択操作手段の各ボタンに対応して、前記キー映像選択スイッチの複数の入力ラインのうち、アスペクト比4:3の背景映像用のキーフィル信号の入力ライン及びキーソース信号の入力ラインと、アスペクト比16:9の背景映像用のキーフィル信号の入力ライン及びキーソース信号の入力ラインとを記憶し、
    前記制御手段は、前記背景選択操作手段の操作によって前記背景映像選択スイッチで選択された背景映像について、前記アスペクト記憶手段を参照して、アスペクト比が4:3であるか16:9であるかを示すアスペクト情報を取得し、前記キー選択操作手段のうちの操作されたボタンに対応して前記キー選択アスペクト別記憶手段に記憶されている入力ラインのうち、前記アスペクト情報が示すアスペクト比の背景映像のキーフィル信号の入力ライン及びキーソース信号の入力ラインの映像を、前記キー映像選択スイッチの前記二系統のスイッチで選択させる
    ことを特徴とする映像特殊効果装置。
  3. 請求項1に記載の映像特殊効果装置において、
    前記映像合成手段に複数系統の背景映像を送るために、前記背景映像選択スイッチ,前記背景選択操作手段がそれぞれ複数系統設けられており、
    前記制御手段は、前記複数系統の背景映像選択スイッチのうちの1系統の背景映像選択スイッチで選択された背景映像について、前記アスペクト記憶手段を参照して、アスペクト比が4:3であるか16:9であるかを示すアスペクト情報を取得し、前記キー選択操作手段のうちの操作されたボタンに対応して前記キー選択アスペクト別記憶手段に記憶されている入力ラインのうち、前記アスペクト情報が示すアスペクト比の背景映像用に選択すべき入力ラインの映像を前記キー映像選択スイッチで選択させる
    ことを特徴とする映像特殊効果装置。
  4. 請求項3に記載の映像特殊効果装置において、
    前記制御手段は、前記複数系統の背景映像選択スイッチのうち、前記映像合成手段の状態によって決まる1系統の背景映像選択スイッチで選択された背景映像について、前記アスペクト記憶手段を参照して、アスペクト比が4:3であるか16:9であるかを示すアスペクト情報を取得し、前記キー選択操作手段のうちの操作されたボタンに対応して前記キー選択アスペクト別記憶手段に記憶されている入力ラインのうち、前記アスペクト情報が示すアスペクト比の背景映像用に選択すべき入力ラインの映像を前記キー映像選択スイッチで選択させる
    ことを特徴とする映像特殊効果装置。
  5. 請求項1に記載の映像特殊効果装置において、
    前記キー加工手段と前記キー映像選択スイッチと前記キー選択操作手段との組を複数備えており、
    前記制御手段は、前記背景選択操作手段の操作によって前記背景映像選択スイッチで選択された背景映像について、前記アスペクト記憶手段を参照して、アスペクト比が4:3であるか16:9であるかを示すアスペクト情報を取得し、各々の前記組について、前記キー選択操作手段のうちの操作されたボタンに対応して前記キー選択アスペクト別記憶手段に記憶されている入力ラインのうち、前記アスペクト情報が示すアスペクト比の背景映像用に選択すべき入力ラインの映像を前記キー映像選択スイッチで選択させる
    ことを特徴とする映像特殊効果装置。
  6. 請求項1に記載の映像特殊効果装置において、
    標準解像度の映像を、高品位解像度の映像にフォーマット変換して前記背景映像選択スイッチに入力させるためのフォーマット変換手段
    を備えており、
    前記背景映像選択スイッチの複数の入力ラインのそれぞれについて、前記フォーマット変換手段でフォーマット変換した映像を供給する必要があるか否かの情報を記憶した記憶手段を、前記アスペクト記憶手段として共用する
    ことを特徴とする映像特殊効果装置。
  7. キーイングのために用いる映像を加工するキー加工手段と、
    前記キー加工手段によって加工された映像を用いて、キーイングによって背景映像に前景映像を重畳する映像合成手段と、
    複数の入力ラインの映像から前記映像合成手段に送る背景映像を選択する背景映像選択スイッチと、
    複数の入力ラインの映像から前記キー加工手段に送る映像を選択するキー映像選択スイッチと、
    前記背景映像選択スイッチを制御するための複数のボタンで構成される背景選択操作手段と、
    前記キー映像選択スイッチを制御するための複数のボタンで構成されるキー選択操作手段と
    を有する映像特殊効果装置の制御方法において、
    前記背景映像選択スイッチの複数の入力ラインのそれぞれについて、アスペクト比4:3の映像が入力するラインであるかアスペクト比16:9の映像が入力するラインであるかを第1の記憶手段に記憶する第1のステップと、
    前記キー選択操作手段の各ボタンに対応して、前記キー映像選択スイッチの複数の入力ラインのうち、アスペクト比4:3の背景映像用に選択すべき入力ラインと、アスペクト比16:9の背景映像用に選択すべき入力ラインとを第2の記憶手段に記憶する第2のステップと、
    前記背景選択操作手段の操作によって前記背景映像選択スイッチで選択された背景映像について、前記第1の記憶手段を参照して、アスペクト比が4:3であるか16:9であるかを示すアスペクト情報を取得し、前記キー選択操作手段のうちの操作されたボタンに対応して前記第2の記憶手段に記憶されている入力ラインのうち、前記アスペクト情報が示すアスペクト比の背景映像用に選択すべき入力ラインの映像を前記キー映像選択スイッチで選択させる第3のステップと
    を有することを特徴とする映像特殊効果装置の制御方法。
  8. キーイングのために用いる映像を加工するキー加工手段と、
    前記キー加工手段によって加工された映像を用いて、キーイングによって背景映像に前景映像を重畳する映像合成手段と、
    複数の入力ラインの映像から前記映像合成手段に送る背景映像を選択する背景映像選択スイッチと、
    複数の入力ラインの映像から前記キー加工手段に送る映像を選択するキー映像選択スイッチと、
    前記背景映像選択スイッチを制御するための複数のボタンで構成される背景選択操作手段と、
    前記キー映像選択スイッチを制御するための複数のボタンで構成されるキー選択操作手段と
    を有する映像特殊効果装置において、
    前記背景映像選択スイッチの複数の入力ラインのそれぞれについて、アスペクト比4:3の映像が入力するラインであるかアスペクト比16:9の映像が入力するラインであるかを記憶するアスペクト記憶手段と、
    前記キー選択操作手段の各ボタンに対応して、アスペクト比4:3の背景映像にキーイングを行うためのパラメータと、アスペクト比16:9の背景映像にキーイングを行うためのパラメータとを記憶するキー調整値アスペクト別記憶手段と、
    前記背景選択操作手段の操作によって前記背景映像選択スイッチで選択された背景映像について、前記アスペクト記憶手段を参照して、アスペクト比が4:3であるか16:9であるかを示すアスペクト情報を取得し、前記キー選択操作手段のうちの操作されたボタンに対応して前記キー調整値アスペクト別記憶手段に記憶されているパラメータのうち、前記アスペクト情報が示すアスペクト比の背景映像にキーイングを行うためのパラメータで前記キー加工手段に加工を行わせる制御手段と
    を備えたことを特徴とする映像特殊効果装置。
  9. キーイングのために用いる映像を加工するキー加工手段と、
    前記キー加工手段によって加工された映像を用いて、キーイングによって背景映像に前景映像を重畳する映像合成手段と、
    複数の入力ラインの映像から前記映像合成手段に送る背景映像を選択する背景映像選択スイッチと、
    複数の入力ラインの映像から前記キー加工手段に送る映像を選択するキー映像選択スイッチと、
    前記背景映像選択スイッチを制御するための複数のボタンで構成される背景選択操作手段と、
    前記キー映像選択スイッチを制御するための複数のボタンで構成されるキー選択操作手段と
    を有する映像特殊効果装置の制御方法において、
    前記背景映像選択スイッチの複数の入力ラインのそれぞれについて、アスペクト比4:3の映像が入力するラインであるかアスペクト比16:9の映像が入力するラインであるかを第1の記憶手段に記憶する第1のステップと、
    前記キー選択操作手段の各ボタンに対応して、アスペクト比4:3の背景映像にキーイングを行うためのパラメータと、アスペクト比16:9の背景映像にキーイングを行うためのパラメータとを第2の記憶手段に記憶する第2のステップと、
    前記背景選択操作手段の操作によって前記背景映像選択スイッチで選択された背景映像について、前記第1の記憶手段を参照して、アスペクト比が4:3であるか16:9であるかを示すアスペクト情報を取得し、前記キー選択操作手段のうちの操作されたボタンに対応して前記第2の記憶手段に記憶されているパラメータのうち、前記アスペクト情報が示すアスペクト比の背景映像にキーイングを行うためのパラメータで前記キー加工手段に加工を行わせる第3のステップと
    を有することを特徴とする映像特殊効果装置の制御方法。
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