JP5897695B2 - テーブルデータ検索装置、テーブルデータ検索方法及びテーブルデータ検索プログラム - Google Patents

テーブルデータ検索装置、テーブルデータ検索方法及びテーブルデータ検索プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5897695B2
JP5897695B2 JP2014255261A JP2014255261A JP5897695B2 JP 5897695 B2 JP5897695 B2 JP 5897695B2 JP 2014255261 A JP2014255261 A JP 2014255261A JP 2014255261 A JP2014255261 A JP 2014255261A JP 5897695 B2 JP5897695 B2 JP 5897695B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
search
screen
actual data
specified
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014255261A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015053088A5 (ja
JP2015053088A (ja
Inventor
正純 安東
正純 安東
佳久 松田
佳久 松田
田中 豪
豪 田中
健吾 新戸
健吾 新戸
山本 拓也
拓也 山本
邦明 芹澤
邦明 芹澤
Original Assignee
株式会社オービック
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社オービック filed Critical 株式会社オービック
Priority to JP2014255261A priority Critical patent/JP5897695B2/ja
Publication of JP2015053088A publication Critical patent/JP2015053088A/ja
Publication of JP2015053088A5 publication Critical patent/JP2015053088A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5897695B2 publication Critical patent/JP5897695B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

本発明は、業務アプリケーション(例えば、販売管理システム、会計業務システム、給与業務システムなど)の動作に伴って表示された画面上で指定された指定項目に関する実データをデータベース内のマスタテーブルから検索するテーブルデータ検索装置、テーブルデータ検索方法及びテーブルデータ検索プログラムに関する。
従来では、販売管理システムや会計業務システム、給与業務システム等の業務アプリケーションにおいて複数のマスタテーブルからデータを検索する場合、個々のマスタテーブルに対して検索用プログラムを開発していた。なお、特許文献1には、クライアントから指定された項目についてデータベースを検索し、検索結果をクライアント側の表示形式に基づいてクライアントに表示データを通知する検索システム等に関する技術が開示されている。
特開平10−247202号公報
しかしながら、従来では、業務アプリケーションにおける複数のマスタテーブルからのデータ検索を実現するために、検索対象の1つのマスタテーブルに対して1つの検索プログラムを開発していたので、開発コスト削減の余地が残されていた、という問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、業務アプリケーションにおける複数のマスタテーブルからのデータ検索を、開発コストを削減しつつ実現することができるテーブルデータ検索装置、テーブルデータ検索方法及びテーブルデータ検索プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるテーブルデータ検索装置は、実データを保持している複数のマスタテーブルを格納しているデータベースと通信可能に接続され、制御部と表示部とを備え、業務アプリケーションの動作に伴って表示された少なくとも1つの項目を含む画面で指定された指定項目に関する前記実データを検索するテーブルデータ検索装置であって、前記制御部は、前記業務アプリケーションの動作に伴って表示された前記画面で指定された前記指定項目に関する前記実データの検索指示を受けると、検索条件の指定および検索結果の表示を行うための検索画面を前記表示部に表示する表示実行手段と、前記検索条件が指定されると、前記指定項目に対応する前記マスタテーブルから当該検索条件に適合する前記実データを検索する検索手段と、を備え、前記表示実行手段は、前記検索手段で検索した前記実データの検索結果を前記検索画面に表示すること、または、前記業務アプリケーションの動作に伴って表示された前記画面で指定された前記指定項目に関する前記実データの検索指示であって検索条件を含むものを受けると、前記指定項目に対応する前記マスタテーブルから当該検索条件に適合する前記実データを検索する検索手段と、前記検索手段で検索した前記実データの検索結果が表示された検索画面を前記表示部に表示する表示実行手段と、を備えたこと、を特徴とする。
また、本発明にかかるテーブルデータ検索装置は、前記に記載のテーブルデータ検索装置において、前記表示実行手段は、前記検索画面全体の大きさに関する予め設定されたサイズ情報に基づいて前記検索画面全体の大きさを判断して前記検索画面を表示すること、を特徴とする。
また、本発明はテーブルデータ検索方法に関するものであり、本発明にかかるテーブルデータ検索方法は、実データを保持している複数のマスタテーブルを格納しているデータベースと通信可能に接続され制御部と表示部とを備えた情報処理装置で実行される、業務アプリケーションの動作に伴って表示された少なくとも1つの項目を含む画面で指定された指定項目に関する前記実データを検索するテーブルデータ検索方法であって、前記制御部で実行される、前記業務アプリケーションの動作に伴って表示された前記画面で指定された前記指定項目に関する前記実データの検索指示を受けると、検索条件の指定および検索結果の表示を行うための検索画面を前記表示部に表示する画面表示実行ステップと、前記検索条件が指定されると、前記指定項目に対応する前記マスタテーブルから当該検索条件に適合する前記実データを検索する検索ステップと、前記検索ステップで検索した前記実データの検索結果を前記検索画面に表示する結果表示実行ステップと、を含むこと、または、前記業務アプリケーションの動作に伴って表示された前記画面で指定された前記指定項目に関する前記実データの検索指示であって検索条件を含むものを受けると、前記指定項目に対応する前記マスタテーブルから当該検索条件に適合する前記実データを検索する検索ステップと、前記検索ステップで検索した前記実データの検索結果が表示された検索画面を前記表示部に表示する表示実行ステップと、を含むこと、を特徴とする。
また、本発明はテーブルデータ検索プログラムに関するものであり、本発明にかかるテーブルデータ検索プログラムは、実データを保持している複数のマスタテーブルを格納しているデータベースと通信可能に接続され制御部と表示部とを備えた情報処理装置に実行させるための、業務アプリケーションの動作に伴って表示された少なくとも1つの項目を含む画面で指定された指定項目に関する前記実データを検索するテーブルデータ検索プログラムであって、前記制御部に実行させるための、前記業務アプリケーションの動作に伴って表示された前記画面で指定された前記指定項目に関する前記実データの検索指示を受けると、検索条件の指定および検索結果の表示を行うための検索画面を前記表示部に表示する画面表示実行ステップと、前記検索条件が指定されると、前記指定項目に対応する前記マスタテーブルから当該検索条件に適合する前記実データを検索する検索ステップと、前記検索ステップで検索した前記実データの検索結果を前記検索画面に表示する結果表示実行ステップと、を含むこと、または、前記業務アプリケーションの動作に伴って表示された前記画面で指定された前記指定項目に関する前記実データの検索指示であって検索条件を含むものを受けると、前記指定項目に対応する前記マスタテーブルから当該検索条件に適合する前記実データを検索する検索ステップと、前記検索ステップで検索した前記実データの検索結果が表示された検索画面を前記表示部に表示する表示実行ステップと、を含むこと、を特徴とする。
本発明は、業務アプリケーション(例えば、販売管理システム、会計業務システム、給与業務システムなど)の動作に伴って表示された画面(少なくとも1つの項目を含む画面)で指定された指定項目に関する実データを、通信可能に接続されているデータベースに格納されているマスタテーブルから検索する。具体的には、本発明は、業務アプリケーションの動作に伴って表示された画面で指定された指定項目に関する実データの検索指示を受けると、検索条件の指定および検索結果の表示を行うための検索画面を表示部に表示し、検索条件が指定されると、指定項目に対応するマスタテーブルから当該検索条件に適合する実データを検索し、検索した実データの検索結果を検索画面に表示する。また、具体的には、本発明は、業務アプリケーションの動作に伴って表示された画面で指定された指定項目に関する実データの検索指示であって検索条件を含むものを受けると、指定項目に対応するマスタテーブルから当該検索条件に適合する実データを検索し、検索した実データの検索結果が表示された検索画面を表示部に表示する。これにより、業務アプリケーション(例えば、販売管理システム、会計業務システム、給与業務システムなど)における複数のマスタテーブルからのデータ検索を、開発コストを削減しつつ実現することができる、という効果を奏する。
また、本発明は、検索画面全体の大きさに関する予め設定されたサイズ情報に基づいて検索画面全体の大きさを判断して検索画面を表示する。これにより、検索画面全体のサイズを最適化して、見易い検索画面を表示することができる、という効果を奏する。
図1は、情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、検索対象マスタテーブルの一例および受注入力画面から起動された担当者マスタテーブルの検索画面の一例を示す図である。 図3は、検索抽出対象マスタテーブルの一例および受注入力画面から起動された担当者マスタテーブルの検索画面の一例を示す図である。 図4は、テーブルデータ検索処理の一例を示すフローチャートである。 図5は、受注入力画面から起動された取引区分マスタテーブルの検索画面の一例を示す図である。 図6は、売上入力画面から起動された取引区分マスタテーブルの検索画面の一例を示す図である。 図7は、受注残明細表画面から起動された取引区分マスタテーブルの検索画面の一例を示す図である。 図8は、受注入力画面から起動された得意先マスタテーブルの検索画面の一例を示す図である。 図9は、売上入力画面から起動された得意先マスタテーブルの検索画面の一例を示す図である。 図10は、受注入力画面から起動された納入先マスタテーブルの検索画面および売上入力画面から起動された仕入先マスタテーブルの検索画面の一例を示す図である。 図11は、受注入力画面から起動された倉庫マスタテーブルの検索画面および受注入力画面から起動された商品マスタテーブルの検索画面の一例を示す図である。 図12は、受注残明細表画面から起動された事業所マスタテーブルの検索画面の一例を示す図である。 図13は、受注残明細表画面から起動された部門マスタテーブルの検索画面の一例を示す図である。 図14は、受注残明細表画面から起動された担当者マスタテーブルの検索画面の一例を示す図である。
以下に、本発明のテーブルデータ検索装置、テーブルデータ検索方法及びテーブルデータ検索プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[1.構成]
本発明のテーブルデータ検索装置を含む本実施形態の情報処理装置(以下では、パーソナルコンピュータの略称であるPCと記す場合がある。)の構成について、図1、図2および図3を参照して詳細に説明する。図1は、情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、PC100は、制御部102と、通信インターフェース部104と、記憶部106と、入出力インターフェース部108と、を備えており、これら各部は任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置及び専用線等の有線又は無線の通信回線を介して、PC100をネットワーク300に通信可能に接続する。すなわち、通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。
ここで、ネットワーク300は、PC100とデータベース200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。
また、データベース200は、ネットワーク300を介してPC100と相互に通信可能に接続され、実データを保持している複数のマスタテーブルを記憶している。なお、検索させたいマスタテーブルについては、予め、ビュー(View)による定義をデータベース200上に行っておく。データベース200は、例えば、取引区分マスタテーブル(取引区分および取引区分名などを含む)や得意先マスタテーブル(得意先コード、得意先名、得意先カナ名および自社担当者コードなどを含む)、納入先マスタテーブル(納入先コード、納入先名、納入先カナ名および自社担当者コードなどを含む)、仕入先マスタテーブル(仕入先コード、仕入先名、仕入先カナ名および担当者コードなどを含む)、倉庫マスタテーブル(倉庫コード、倉庫名および事業所コードなどを含む)、商品マスタテーブル(商品コード、商品名、商品カナ名および規格などを含む)、事業所マスタテーブル(事業所コード、事業所名および事業所カナ名などを含む)、部門マスタテーブル(部門コード、部門名、部門カナ名および事業所コードなどを含む)および担当者マスタテーブル(担当者コード、担当者名、担当者カナ名および部門コードなどを含む)などを記憶している。
入出力インターフェース部108は、入力装置112や出力装置114に接続する。ここで、出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる(なお、以下では、出力装置114をモニタ114として記載する場合がある。)。入力装置112には、キーボードやマウスやマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。
記憶部106は、各種のデータベースやテーブルやファイルなどを格納する。記憶部106は、ストレージ手段であり、例えば、RAM・ROM等のメモリ装置や、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、光ディスク等を用いることができる。記憶部106は、OS(Operating System)と協働してCPUに命令を与え各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。記憶部106は、検索対象マスタテーブル106aと、検索抽出対象マスタテーブル106bと、を記憶している。
検索対象マスタテーブル106aは、検索対象テーブルと、検索画面表示の基本情報(例えば画面名称、画面サイズ、表示桁数など)と、を格納する。ここで、検索対象マスタテーブル106aの一例について図2を参照して詳細に説明する。図2は、検索対象マスタテーブルの一例を示す図である。
図2に示すように、検索対象マスタテーブル106aは、検索対象テーブルIDと検索枝番と検索画面名と条件項目表示最大行数と抽出結果表示最大行数と抽出結果表示最大幅とについての、データ型、桁数および見積用サイズを保持している。
検索対象テーブルIDは、テーブルやビューのIDである。検索枝番は、1テーブル・複数検索登録に対応するための番号である。検索画面名は、検索画面のキャプションである。条件項目表示最大行数は、検索画面に表示する条件項目の最大行数である(当該最大行数を超えた場合、条件項目はスクロール表示される)。抽出結果表示最大行数は、検索画面に表示する抽出結果(検索結果)の最大行数である(当該最大行数を超えた場合、抽出結果はスクロール表示される)。抽出結果表示最大幅は、検索画面に表示する抽出結果の最大幅である。
ここで、図2には、検索対象マスタテーブル106aと共に、検索画面の一例である検索画面MAが示されている。検索画面MAは、業務アプリケーションの一例である受注入力プログラムの動作に伴って表示された受注入力画面から起動された担当者マスタテーブルの検索画面である。検索画面MAは、主に、検索条件(条件項目、演算子および条件値を含む)を設定可能に表示するための領域MA1と、検索結果を選択可能に表示するための領域MA2と、を含んでいる。
検索画面MAの最上部に表示される検索画面の名称は、検索対象マスタテーブル106aの検索画面名で定義されている。領域MA1は、検索対象マスタテーブル106aの条件項目表示最大行数で定義されている。領域MA1に表示される条件項目の行数が条件項目表示最大行数を超えた場合には、領域MA1にスクロールバーが表示される。領域MA2は、検索対象マスタテーブル106aの抽出結果表示最大行数および抽出結果表示最大幅で定義されている。領域MA2に表示される抽出結果の行数が抽出結果表示最大行数を超えた場合には、領域MA2にスクロールバーが表示される。検索画面MAの画面全体のサイズは、指定された行数や表示される文字数から判断され、自動的に最適化される。
図1に戻り、検索抽出対象マスタテーブル106bは、検索項目、抽出結果の表示項目などの定義を格納する。例えば、ビューにて定義される項目名の指定、データ型や表示桁数、表示順などの定義を格納する。ここで、検索抽出対象マスタテーブル106bの一例について図3を参照して詳細に説明する。図3は、検索抽出対象マスタテーブルの一例を示す図である。
図3に示すように、検索抽出対象マスタテーブル106bは、検索対象テーブルIDと検索枝番と項目IDと表示項目名と桁数とデータ種別と列番号と列幅と表示順と表示位置と抽出行番号と抽出方法と戻り値フラグと検索起動テーブルIDと検索起動枝番とについての、データ型、桁数および見積用サイズを保持している。
検索対象テーブルIDは、テーブルやビューのIDである。検索枝番は、1テーブル・複数検索登録に対応するための番号である。項目IDは、データベースで定義されている項目のIDである。表示項目名は、検索画面で表示される項目の名称である。桁数は、入力制御用のバイト数である。データ種別は、「文字」を示す0、「数値」を示す1、「数量」を示す2、「単価」を示す3、「金額」を示す4、「日付」を示す5、「年月」を示す6および「伝票番号」を示す7のいずれかの値である。列番号は、抽出結果リストに表示する列順序の番号である。列幅は、抽出結果リストに表示する列幅である。表示順は、抽出結果のソート順である。表示位置は、「左」を示す0、「右」を示す1、「中」を示す2のいずれかの値である。抽出行番号は、抽出条件リストに表示する行順序の番号である。抽出方法は、「一致」を示す0、「あいまい」を示す1および「範囲指定」を示す2のいずれかの値である。戻り値フラグは、「対象外」を示す0および「戻り値」を示す1のいずれかの値である。検索起動テーブルIDは、検索画面を更に呼ぶ際の検索対象テーブルIDである。検索起動枝番は、検索画面をさらに呼ぶ際の検索枝番である。
ここで、図3には、検索抽出対象マスタテーブル106bと共に、検索画面の一例である検索画面MAが示されている。領域MA1は、検索抽出対象マスタテーブル106bの表示項目名、桁数、データ種別、抽出行番号および抽出方法で定義されている。領域MA2は、検索抽出対象マスタテーブル106bの表示項目名、桁数、データ種別、列番号、列幅、表示順および表示位置で定義されている。
なお、検索画面に検索結果(抽出結果)のみを表示したい場合は、検索条件側(抽出行番号)を無設定にすれば可能である。具体的には、検索画面に抽出条件を表示させずに検索結果のみを表示させたい場合には、抽出行番号に値を設定しなければよい(Null設定)。また、検索(抽出)のみを実行し検索画面には検索結果を表示させない場合には、表示順に値を設定しなければよい(Null設定)。また、検索条件値を固定して検索する場合は、予め検索条件(抽出条件)を定義した上で、本実施形態の検索プログラム(後述するテーブルデータ検索処理の実行プログラム)を呼ぶ親プログラム(例えば受注入力プログラムなど)側の引数に、定義した条件値をセットして、検索画面を起動すればよい。ただし、ユーザ側で検索画面上での検索条件の指定は不可となる。また、検索条件値を固定して検索する場合において、抽出条件が1つしかないときには、検索の実行結果を含む検索画面が表示される。
図1に戻り、制御部102は、PC100を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit)等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、これらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部102は、機能概念的に、表示実行部102aと、検索部102bと、を備えている。
表示実行部102aは、業務アプリケーション(例えば、販売管理システム、会計業務システム、給与業務システムなど(具体的には、上述した受注入力プログラムなどの親プログラム))の動作に伴って表示された画面(具体的には、上述した受注入力画面など)で指定された指定項目に関する実データの検索指示を当該業務アプリケーション側から受けると、検索条件の指定および検索結果の表示を行うための検索画面(具体的には、上述した検索画面MAなど)をモニタ114に表示する。表示実行部102aは、検索部102bで検索した実データの検索結果を検索画面に表示する。
検索部102bは、検索画面にて検索条件が指定されると、指定項目に対応するマスタテーブルから当該検索条件に適合する実データを検索する。検索部102bは、業務アプリケーションの動作に伴って表示された画面で指定された指定項目に関する実データの検索指示であって検索条件を含むものを受けると、指定項目に対応するマスタテーブルから当該検索条件に適合する実データを検索する。
[2.処理]
上述した構成のPC100で行うテーブルデータ検索処理について、図2、図3および図4を参照して詳細に説明する。図4は、テーブルデータ検索処理の一例を示すフローチャートである。なお、ここでは、受注入力プログラムの動作に伴って表示された受注入力画面においてユーザに指定された指定項目「担当者」に関する実データを、データベース200に格納されている担当者マスタテーブルから検索する場合を一例として説明する。
まず、表示実行部102aは、受注入力プログラムの動作に伴って表示された受注入力画面で指定された指定項目「担当者」に関する実データの検索指示を当該受注入力プログラム側から受けると、検索条件の指定および検索結果の表示を行うための図2および図3に示す担当者マスタテーブルの検索画面MAを、モニタ114に表示する(ステップSA1)。ここで、検索画面MAは受注入力画面から担当者の検索のために起動されたものであるので、当該検索画面MAの画面名は、図2および図3に示すように「受注入力.担当者検索」と設定される。なお、ステップSA1において、指定項目「担当者」に関する実データの検索指示に固定の検索条件が含まれていた場合には、表示実行部102aは、検索画面MAを表示せずに、当該検索条件を検索部102bに渡す。
ユーザは、モニタ114に表示されている検索画面MAにおいて、領域MA1に所望の検索条件(条件項目、演算子および条件値)を設定し、検索結果の表示を指示するために機能するファンクションキーF6を押下する。なお、図2および図3に示す検索画面MAにおいては条件値の欄に何も設定されていないが、このように設定することで、担当者マスタテーブルに含まれている全件のデータ検索が可能となる。
当該押下を受けると、検索部102bは、指定項目「担当者」に対応するマスタテーブルである担当者マスタテーブルから、検索画面MAの領域MA1に設定されている検索条件に適合する実データを検索(抽出)する(ステップSA2)。なお、ステップSA1において、指定項目「担当者」に関する実データの検索指示に固定の検索条件が含まれていた場合には、検索部102bは、指定項目「担当者」に対応するマスタテーブルである担当者マスタテーブルから、表示実行部102aから渡された検索条件に適合する実データを検索(抽出)する。
表示実行部102aは、ステップSA2で検索した実データを、検索画面MAの領域MA2にリストで表示する(ステップSA3)。なお、ステップSA1において、指定項目「担当者」に関する実データの検索指示に固定の検索条件が含まれていた場合には、表示実行部102aは、ステップSA2で検索した実データを表示した検索画面MAをモニタ114に表示する。
[3.検索画面の表示パターン]
上述したテーブルデータ検索処理によって表示される検索画面の表示パターンの例について、図5から図14を参照して詳細に説明する。
まず、業務アプリケーション側から検索条件(抽出条件)が固定で渡され、当該検索条件での検索結果が検索画面表示時に表示される場合における検索画面の一例を、図5、図6および図7に示す。
図5には、受注入力プログラムの動作に伴って表示された受注入力画面から起動された取引区分マスタテーブルの検索画面MBが示されている。検索画面MBは、主に、検索条件を表示するための領域MB1(変更不可)と、検索結果を選択可能に表示するための領域MB2と、を含んでいる。検索画面MBは、取引区分マスタテーブルについての固定の検索条件(条件項目:「データ区分」、演算子:「等しい」、条件値:「20」)での検索結果を単一で受注入力プログラム側に渡す場合の表示パターンである。
図6には、売上入力プログラムの動作に伴って表示された売上入力画面から起動された取引区分マスタテーブルの検索画面MCが示されている。検索画面MCは、主に、検索条件を表示するための領域MC1(変更不可)と、検索結果を選択可能に表示するための領域MC2と、を含んでいる。検索画面MCは、取引区分マスタテーブルについての固定の検索条件(条件項目:「データ区分」、演算子:「等しい」、条件値:「40」)での検索結果を単一で売上入力プログラム側に渡す場合の表示パターンである。
図7には、受注残明細入力プログラムの動作に伴って表示された受注残明細表画面から起動された取引区分マスタテーブルの検索画面MDが示されている。検索画面MDは、主に、検索条件を表示するための領域MD1(変更不可)と、検索結果を選択可能に表示するための領域MD2と、領域MD2から選択された検索結果を選択可能に表示するための領域MD3と、を含んでいる。検索画面MDは、取引区分マスタテーブルに対する固定の検索条件(条件項目:「データ区分」、演算子:「等しい」、条件値:「20」)での検索結果のうち任意に選択された複数を受注残明細入力プログラム側に渡す場合の表示パターンである。
このように、親プログラム(受注入力、売上入力、受注残明細表など)から呼び出される検索プログラム(上述したテーブルデータ検索処理の実行プログラム)及び検索画面の表示パターンは同じであるが、当該親プログラムにおいて検索プログラム起動時の引数セットの方法(固定の条件値や、検索結果を単一の値で返すか又は任意の複数の値で返すか、など)を指定しておくことで、図5、図6および図7に示すような多様なバリエーションの検索画面を表示することができる。
つぎに、ユーザが検索画面上で検索条件を指定し、検索画面上の表示ボタン押下によって、指定された検索条件での検索結果が検索画面に表示される場合における検索画面の一例を、図8、図9、図10および図11に示す。
図8には、受注入力プログラムの動作に伴って表示された受注入力画面から起動された得意先マスタテーブルの検索画面MEが示されている。検索画面MEは、主に、検索条件を設定可能に表示するための領域ME1と、検索結果を選択可能に表示するための領域ME2と、を含んでいる。ユーザは、モニタ114に検索画面MEが表示されると、領域ME1に所望の検索条件を設定し、検索結果の表示を指示するために機能するファンクションキーF6を押下する。当該押下を受けてから得意先マスタテーブルに対する検索(上述したテーブルデータ検索処理)が実行され、この検索結果が図示の如く領域ME2に表示される。
図9には、売上入力プログラムの動作に伴って表示された売上入力画面から起動された得意先マスタテーブルの検索画面MFが示されている。検索画面MFは、主に、検索条件を設定可能に表示するための領域MF1と、検索結果を選択可能に表示するための領域MF2と、を含んでいる。ユーザは、モニタ114に検索画面MFが表示されると、領域MF1に所望の検索条件を設定し、検索結果の表示を指示するために機能するファンクションキーF6を押下する。当該押下を受けてから得意先マスタテーブルに対する検索が実行され、この検索結果が図示の如く領域MF2に表示される。
このように、複数の親プログラム(受注入力、売上入力など)で、1つの検索設定(指定項目「得意先」に関する検索条件)を共通で使用することができる。よって、起動する親プログラムが異なっても、図8および図9に示すような同様の検索画面を表示することができる。なお、図8および図9において、検索画面のタイトル部の名称が「受注入力.得意先検索」と「売上入力.得意先検索」と異なっているが、起動されている検索プログラムおよび検索条件などは同じである。
図10には、受注入力プログラムの動作に伴って表示された受注入力画面から起動された納入先マスタテーブルの検索画面MGが示されている。検索画面MGは、主に、検索条件を設定可能に表示するための領域MG1と、検索結果を選択可能に表示するための領域MG2と、を含んでいる。ユーザは、モニタ114に検索画面MGが表示されると、領域MG1に所望の検索条件を設定し、検索結果の表示を指示するために機能するファンクションキーF6を押下する。当該押下を受けてから納入先マスタテーブルに対する検索が実行され、この検索結果が図示の如く領域MG2に表示される。
また、図10には、売上入力プログラムの動作に伴って表示された売上入力画面から起動された仕入先マスタテーブルの検索画面MHが示されている。検索画面MHは、主に、検索条件を設定可能に表示するための領域MH1と、検索結果を選択可能に表示するための領域MH2と、を含んでいる。ユーザは、モニタ114に検索画面MHが表示されると、領域MH1に所望の検索条件を設定し、検索結果の表示を指示するために機能するファンクションキーF6を押下する。当該押下を受けてから仕入先マスタテーブルに対する検索が実行され、この検索結果が図示の如く領域MH2に表示される。
ここで、図10に示す検索画面MGおよび検索画面MHは、検索結果の表示行数の設定が異なっているため、そのサイズも異なっている。
図11には、受注入力プログラムの動作に伴って表示された受注入力画面から起動された倉庫マスタテーブルの検索画面MIが示されている。検索画面MIは、主に、検索条件を設定可能に表示するための領域MI1と、検索結果を選択可能に表示するための領域MI2と、を含んでいる。ユーザは、モニタ114に検索画面MIが表示されると、領域MI1に所望の検索条件を設定し、検索結果の表示を指示するために機能するファンクションキーF6を押下する。当該押下を受けてから倉庫マスタテーブルに対する検索が実行され、この検索結果が図示の如く領域MI2に表示される。
また、図11には、受注入力プログラムの動作に伴って表示された受注入力画面から起動された商品マスタテーブルの検索画面MJが示されている。検索画面MJは、主に、検索条件を設定可能に表示するための領域MJ1と、検索結果を選択可能に表示するための領域MJ2と、を含んでいる。ユーザは、検索画面MJが表示されると、領域MJ1に所望の検索条件を設定し、検索結果の表示を指示するために機能するファンクションキーF6を押下する。当該押下を受けてから商品マスタテーブルに対する検索が実行され、この検索結果が図示の如く領域MJ2に表示される。
ここで、図11に示す検索画面MJは、検索画面MIに比べて検索結果の表示項目が多いため、検索画面MIと検索画面MJは図示の如く左右の画面サイズが異なっている。
このように、検索結果の表示行数は、個別の検索設定で指定することが可能であるので、検索結果が多いと想定されるような検索パターンでは、表示行数を予め増やして設定しておけば、上下の画面サイズ(画面長)は当該設定に合わせて自動的に変動される。また、表示項目数および表示幅も、個別の検索設定で指定することが可能であるので、表示項目数や表示幅も予め変更して設定しておけば、左右の画面サイズ(画面幅)も当該設定に合わせて自動的に変動される。
つぎに、検索条件が同じで検索結果の選択方法(単一で返すか、複数(アトランダム)で返すか)が異なる場合における検索画面の一例を、図12、図13および図14に示す。
図12には、受注残明細入力プログラムの動作に伴って表示された受注残明細表画面MKから起動された事業所マスタテーブルの検索画面MLが示されている。検索画面Mは、主に、検索結果を選択可能に表示するための領域M1(変更不可)を含んでいる。検索画面Mは、事業所マスタテーブルについての検索条件の指定無しで検索された全件の検索結果を単一で受注残明細入力プログラム側に返す場合の表示パターンである。
また、図12には、受注残明細表画面MKから起動された事業所マスタテーブルの検索画面MMが示されている。検索画面MMは、主に、検索結果を選択可能に表示するための領域MM1(変更不可)と、領域MM1で選択された検索結果を選択可能に表示するための領域MM2と、を含んでいる。検索画面MMは、事業所マスタテーブルについての検索条件の指定無しで検索された全件の検索結果を複数で受注残明細入力プログラム側に返す場合の表示パターンである。ユーザは、領域MM1に表示された検索結果のうち、親プログラムに返す所望のデータを領域MM2へ移動させる。
図13には、受注残明細表画面MKから起動された部門マスタテーブルの検索画面MNが示されている。検索画面MNは、主に、検索条件を設定可能に表示するための領域MN1と、検索結果を選択可能に表示するための領域MN2と、を含んでいる。検索画面MNは、部門マスタテーブルについての検索条件の指定無しで検索された全件の検索結果を単一で受注残明細入力プログラム側に返す場合の表示パターンである。ユーザは、モニタ114に検索画面MNが表示されると、領域MN1に検索条件を設定せずに、検索結果の表示を指示するために機能するファンクションキーF6を押下する。当該押下を受けてから部門マスタテーブルに対する検索が実行され、この検索結果(全件の検索結果)が図示の如く領域MM2に表示される。
また、図13には、受注残明細表画面MKから起動された部門マスタテーブルの検索画面MOが示されている。検索画面MOは、主に、検索条件を設定可能に表示するための領域MO1と、検索結果を選択可能に表示するための領域MO2と、領域MO2で選択された検索結果を選択可能に表示するための領域MO3と、を含んでいる。検索画面MOは、部門マスタテーブルについての検索条件の指定無しで検索された全件の検索結果を複数で受注残明細入力プログラム側に返す場合の表示パターンである。ユーザは、モニタ114に検索画面MOが表示されると、領域MO1に検索条件を設定せずに、検索結果の表示を指示するために機能するファンクションキーF6を押下する。当該押下を受けてから部門マスタテーブルに対する検索が実行され、この検索結果(全件の検索結果)が図示の如く領域MO2に表示される。ユーザは、領域MO2に表示された検索結果のうち、親プログラムに返す所望のデータを領域MO3へ移動させる。
図14には、受注残明細表画面MKから起動された担当者マスタテーブルの検索画面MPが示されている。検索画面MPは、主に、検索条件を設定可能に表示するための領域MP1と、検索結果を選択可能に表示するための領域MP2と、を含んでいる。検索画面MPは、担当者マスタテーブルについての検索条件の指定無しで検索された全件の検索結果を単一で受注残明細入力プログラム側に返す場合の表示パターンである。ユーザは、モニタ114に検索画面MPが表示されると、領域MP1に検索条件を設定せずに、検索結果の表示を指示するために機能するファンクションキーF6を押下する。当該押下を受けてから担当者マスタテーブルに対する検索が実行され、この検索結果(全件の検索結果)が図示の如く領域MP2に表示される。
また、図14には、受注残明細表画面MKから起動された担当者マスタテーブルの検索画面MQが示されている。検索画面MQは、主に、検索条件を設定可能に表示するための領域MQ1と、検索結果を選択可能に表示するための領域MQ2と、領域MQ2で選択された検索結果を選択可能に表示するための領域MQ3と、を含んでいる。検索画面MQは、担当者マスタテーブルについての検索条件の指定無しで検索された全件の検索結果を複数で受注残明細入力プログラム側に返す場合の表示パターンである。ユーザは、検索画面MQが表示されると、領域MQ1に検索条件を設定せずに、検索結果の表示を指示するために機能するファンクションキーF6を押下する。当該押下を受けてから担当者マスタテーブルに対する検索が実行され、この検索結果(全件の検索結果)が図示の如く領域MQ2に表示される。ユーザは、領域MQ2に表示された検索結果のうち、親プログラムに返す所望のデータを領域MQ3へ移動させる。
このように、検索画面を起動する親プログラム側で、単一または複数のどちらで検索結果を返して欲しいのかを指定しておくことで、図12から図14に示したように表示パターンの切り分けが可能である。また、親プログラム側の検索画面起動時のモードによって、親プログラム側への検索結果の返し方(単一で返すか、複数で返すか)も異なる。また、検索条件を指定しなければ、検索対象マスタテーブルからの全件検索が可能である。また、検索画面を起動する親プログラム側の引数設定にて同じ検索条件設定であっても、単一の値を返すパターンと任意の複数の値を返すパターンが選択可能である。
[4.本実施形態のまとめ、及び他の実施形態]
以上、本実施形態によれば、各種の親プログラム(例えば、受注入力、売上入力、受注残明細入力など)の動作に伴って表示された各種の画面(例えば受注入力画面、売上入力画面、受注残明細表画面など)で指定された指定項目に関する実データを、データベース200に格納されているマスタテーブルから検索する。具体的には、指定項目に関する実データの検索指示を親プログラムから受けると検索画面をモニタ114に表示し、ユーザによって検索条件が指定されると、指定項目に対応するマスタテーブルから当該検索条件に適合する実データを検索し、検索した実データの検索結果を検索画面に表示する。また、具体的には、指定項目に関する実データの検索指示であって検索条件を含むものを受けると、指定項目に対応するマスタテーブルから当該検索条件に適合する実データを検索し、検索した実データの検索結果が表示された検索画面をモニタ114に表示する。
このように、本実施形態では、業務アプリケーション(例えば、販売管理システム、会計業務システム、給与業務システムなど)における検索プログラムにおいて、1つの検索プログラムで定義を設定するだけで、図5から図14を参照して説明したように、任意のテーブルデータの検索が可能になる。つまり、汎用性のある1つの検索プログラムで、複数のテーブルに対するデータ検索が可能になる。よって、業務アプリケーションにおける複数のマスタテーブルからのデータ検索を、開発コストを削減しつつ実現することができる。
また、本実施形態によれば、図10や図11を参照して説明したように、予め検索対象マスタ106aに設定された、検索画面の大きさに関するサイズ情報(具体的には条件項目表示最大行数、抽出結果表示最大行数、抽出結果表示最大幅など)に基づいて、検索画面全体の大きさを判断して、検索画面を表示する。これにより、検索画面全体のサイズを最適化して、検索結果などが見易い検索画面を表示することができる。
さらに、本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて実施されてよいものである。例えば、本実施形態ではPC100がスタンドアローンの形態で処理を行う場合を一例に説明したが、PC100とは別筐体で構成されるクライアント端末からの要求に応じて処理を行い、その処理結果を当該クライアント端末に返却するように構成してもよい。また、本実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。また、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じて又は機能負荷に応じて任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して、構成することができる。また、本明細書や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、画面例などについては、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、PC100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。例えば、PC100の各装置が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよい。尚、プログラムは、後述する記録媒体に記録されており、必要に応じてPC100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDなどの記憶部106には、OSとして協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。また、このコンピュータプログラムは、PC100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。また、記憶部106に格納される各種のデータベース等(検索対象マスタテーブル106a〜検索抽出対象マスタテーブル106b)は、RAM・ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラムやテーブルやデータベースやウェブページ用ファイル等を格納する。
また、PC100は、当該PCに本発明に係るテーブルデータ検索方法を実現させるソフトウェア(プログラム、データ等を含む)を実装することにより実現してもよい。また、本発明に係るテーブルデータ検索プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することができる。ここで、「記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM、EEPROM、CD−ROM、MO、DVD等の任意の「可搬用の物理媒体」、あるいは、LAN、WAN、インターネットに代表されるネットワークを介してプログラムを送信する場合の通信回線や搬送波のように、短期にプログラムを保持する「通信媒体」を含むものとする。また、「プログラム」とは、任意の言語や記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードやバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施の形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成、読み取り手順、あるいは、読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
以上のように、本発明にかかるテーブルデータ検索装置、テーブルデータ検索方法及びテーブルデータ検索プログラムは、特に、業務アプリケーションの動作に伴って表示された各種画面上で指定された指定項目に関する実データの検索に適している。
100 情報処理装置
102 制御部
102a 表示実行部
102b 検索部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 検索対象マスタテーブル
106b 検索抽出対象マスタテーブル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 データベース
300 ネットワーク

Claims (6)

  1. 実データを保持している複数のテーブルを格納しているデータベースと通信可能に接続され、制御部と表示部と記憶部とを備え、業務アプリケーションの動作に伴って表示された少なくとも1つの項目を含む画面で指定された指定項目に関する前記実データを検索するテーブルデータ検索装置であって、
    前記記憶部は、検索条件及び/又は検索結果の表示の在り方及び/又は検索条件の指定の在り方に関する設定データが格納されている検索抽出対象マスタテーブルを記憶し、
    前記制御部は、
    前記業務アプリケーションの動作に伴って表示された前記画面で指定された前記指定項目に関する前記実データの検索指示を受けると、検索条件の指定および検索結果の表示を行うための検索画面を前記表示部に表示する表示実行手段と、前記検索条件が指定されると、前記指定項目に対応する前記テーブルから当該検索条件に適合する前記実データを検索する検索手段と、を備え、前記表示実行手段は、前記検索手段で検索した前記実データの検索結果を前記検索画面に表示すること、
    または、
    前記業務アプリケーションの動作に伴って表示された前記画面で指定された前記指定項目に関する前記実データの検索指示であって検索条件を含むものを受けると、前記指定項目に対応する前記テーブルから当該検索条件に適合する前記実データを検索する検索手段と、前記検索手段で検索した前記実データの検索結果が表示された検索画面を前記表示部に表示する表示実行手段と、を備えたこと、
    を特徴とし、
    前記検索手段は、前記検索抽出対象マスタテーブルに格納されている前記設定データを参照して、前記実データの検索を実行し、
    前記表示実行手段は、前記検索抽出対象マスタテーブルに格納されている前記設定データを参照して、前記検索画面の表示を実行すること、
    を特徴とするテーブルデータ検索装置。
  2. 実データを保持している複数のテーブルを格納しているデータベースと通信可能に接続され、制御部と表示部と記憶部とを備え、業務アプリケーションの動作に伴って表示された少なくとも1つの項目を含む画面で指定された指定項目に関する前記実データを検索するテーブルデータ検索装置であって、
    前記記憶部は、検索条件及び/又は検索結果の表示の在り方及び/又は検索条件の指定の在り方に関する設定データが格納されている検索抽出対象マスタテーブルを記憶し、
    前記制御部は、
    前記業務アプリケーションへ返す前記実データの個数が1つであることを意味する単一指定データ及び前記業務アプリケーションへ返す前記実データの個数が2つ以上であることを意味する複数指定データのうちのいずれかを保持している変数及び前記設定データを参照して、前記指定項目に対応する前記テーブルから検索された検索条件に適合する前記実データの検索結果を表示するための検索画面であってユーザに当該変数で特定される個数の前記実データを選択させることが可能なものを前記表示部に表示する表示実行手段
    を備えたこと
    を特徴とするテーブルデータ検索装置。
  3. 実データを保持している複数のテーブルを格納しているデータベースと通信可能に接続され制御部と表示部と記憶部とを備えた情報処理装置で実行される、業務アプリケーションの動作に伴って表示された少なくとも1つの項目を含む画面で指定された指定項目に関する前記実データを検索するテーブルデータ検索方法であって、
    前記記憶部は、検索条件及び/又は検索結果の表示の在り方及び/又は検索条件の指定の在り方に関する設定データが格納されている検索抽出対象マスタテーブルを記憶し、
    前記制御部で実行される、
    前記業務アプリケーションの動作に伴って表示された前記画面で指定された前記指定項目に関する前記実データの検索指示を受けると、検索条件の指定および検索結果の表示を行うための検索画面を前記表示部に表示する画面表示実行ステップと、前記検索条件が指定されると、前記指定項目に対応する前記テーブルから当該検索条件に適合する前記実データを検索する検索ステップと、前記検索ステップで検索した前記実データの検索結果を前記検索画面に表示する結果表示実行ステップと、を含むこと、
    または、
    前記業務アプリケーションの動作に伴って表示された前記画面で指定された前記指定項目に関する前記実データの検索指示であって検索条件を含むものを受けると、前記指定項目に対応する前記テーブルから当該検索条件に適合する前記実データを検索する検索ステップと、前記検索ステップで検索した前記実データの検索結果が表示された検索画面を前記表示部に表示する表示実行ステップと、を含むこと、
    を特徴とし、
    前記検索ステップは、前記検索抽出対象マスタテーブルに格納されている前記設定データを参照して、前記実データの検索を実行し、
    前記画面表示実行ステップ又は前記表示実行ステップは、前記検索抽出対象マスタテーブルに格納されている前記設定データを参照して、前記検索画面の表示を実行すること、
    を特徴とするテーブルデータ検索方法。
  4. 実データを保持している複数のテーブルを格納しているデータベースと通信可能に接続され制御部と表示部と記憶部とを備えた情報処理装置で実行される、業務アプリケーションの動作に伴って表示された少なくとも1つの項目を含む画面で指定された指定項目に関する前記実データを検索するテーブルデータ検索方法であって、
    前記記憶部は、検索条件及び/又は検索結果の表示の在り方及び/又は検索条件の指定の在り方に関する設定データが格納されている検索抽出対象マスタテーブルを記憶し、
    前記制御部で実行される、
    前記業務アプリケーションへ返す前記実データの個数が1つであることを意味する単一指定データ及び前記業務アプリケーションへ返す前記実データの個数が2つ以上であることを意味する複数指定データのうちのいずれかを保持している変数及び前記設定データを参照して、前記指定項目に対応する前記テーブルから検索された検索条件に適合する前記実データの検索結果を表示するための検索画面であってユーザに当該変数で特定される個数の前記実データを選択させることが可能なものを前記表示部に表示する表示実行ステップ
    を含むこと
    を特徴とするテーブルデータ検索方法。
  5. 実データを保持している複数のテーブルを格納しているデータベースと通信可能に接続され制御部と表示部と記憶部とを備えた情報処理装置に実行させるための、業務アプリケーションの動作に伴って表示された少なくとも1つの項目を含む画面で指定された指定項目に関する前記実データを検索するテーブルデータ検索プログラムであって、
    前記記憶部は、検索条件及び/又は検索結果の表示の在り方及び/又は検索条件の指定の在り方に関する設定データが格納されている検索抽出対象マスタテーブルを記憶し、
    前記制御部に実行させるための、
    前記業務アプリケーションの動作に伴って表示された前記画面で指定された前記指定項目に関する前記実データの検索指示を受けると、検索条件の指定および検索結果の表示を行うための検索画面を前記表示部に表示する画面表示実行ステップと、前記検索条件が指定されると、前記指定項目に対応する前記テーブルから当該検索条件に適合する前記実データを検索する検索ステップと、前記検索ステップで検索した前記実データの検索結果を前記検索画面に表示する結果表示実行ステップと、を含むこと、
    または、
    前記業務アプリケーションの動作に伴って表示された前記画面で指定された前記指定項目に関する前記実データの検索指示であって検索条件を含むものを受けると、前記指定項目に対応する前記テーブルから当該検索条件に適合する前記実データを検索する検索ステップと、前記検索ステップで検索した前記実データの検索結果が表示された検索画面を前記表示部に表示する表示実行ステップと、を含むこと、
    を特徴とし、
    前記検索ステップは、前記検索抽出対象マスタテーブルに格納されている前記設定データを参照して、前記実データの検索を実行し、
    前記画面表示実行ステップ又は前記表示実行ステップは、前記検索抽出対象マスタテーブルに格納されている前記設定データを参照して、前記検索画面の表示を実行すること、
    を特徴とするテーブルデータ検索プログラム。
  6. 実データを保持している複数のテーブルを格納しているデータベースと通信可能に接続され制御部と表示部と記憶部とを備えた情報処理装置に実行させるための、業務アプリケーションの動作に伴って表示された少なくとも1つの項目を含む画面で指定された指定項目に関する前記実データを検索するテーブルデータ検索プログラムであって、
    前記記憶部は、検索条件及び/又は検索結果の表示の在り方及び/又は検索条件の指定の在り方に関する設定データが格納されている検索抽出対象マスタテーブルを記憶し、
    前記制御部に実行させるための、
    前記業務アプリケーションへ返す前記実データの個数が1つであることを意味する単一指定データ及び前記業務アプリケーションへ返す前記実データの個数が2つ以上であることを意味する複数指定データのうちのいずれかを保持している変数及び前記設定データを参照して、前記指定項目に対応する前記テーブルから検索された検索条件に適合する前記実データの検索結果を表示するための検索画面であってユーザに当該変数で特定される個数の前記実データを選択させることが可能なものを前記表示部に表示する表示実行ステップ
    を含むこと
    を特徴とするテーブルデータ検索プログラム。
JP2014255261A 2014-12-17 2014-12-17 テーブルデータ検索装置、テーブルデータ検索方法及びテーブルデータ検索プログラム Active JP5897695B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014255261A JP5897695B2 (ja) 2014-12-17 2014-12-17 テーブルデータ検索装置、テーブルデータ検索方法及びテーブルデータ検索プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014255261A JP5897695B2 (ja) 2014-12-17 2014-12-17 テーブルデータ検索装置、テーブルデータ検索方法及びテーブルデータ検索プログラム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010087946A Division JP5670087B2 (ja) 2010-04-06 2010-04-06 テーブルデータ検索装置、テーブルデータ検索方法及びテーブルデータ検索プログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2015053088A JP2015053088A (ja) 2015-03-19
JP2015053088A5 JP2015053088A5 (ja) 2015-04-30
JP5897695B2 true JP5897695B2 (ja) 2016-03-30

Family

ID=52702003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014255261A Active JP5897695B2 (ja) 2014-12-17 2014-12-17 テーブルデータ検索装置、テーブルデータ検索方法及びテーブルデータ検索プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5897695B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6240117B2 (ja) * 2015-04-03 2017-11-29 ファナック株式会社 文字の表示幅の自動変更機能を有する数値制御装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000123017A (ja) * 1998-10-20 2000-04-28 Hitachi Ltd データ出力方法および装置並びにそのプログラムを格納した記憶媒体
JP2001265805A (ja) * 2000-03-22 2001-09-28 D4S Inc プラットフォームサービスシステム
JP2003036294A (ja) * 2001-07-23 2003-02-07 Toppan Printing Co Ltd 生産台帳サーバ、方法、プログラム、記録媒体
JP5033322B2 (ja) * 2005-11-10 2012-09-26 株式会社日立製作所 連結関係情報を用いた情報管理方法及び装置
JP2007188442A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Showa Shell Sekiyu Kk 販売管理装置、方法及びコンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015053088A (ja) 2015-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9052978B2 (en) Applying hot fixes for metadata customizing user interactions based on a software program deployed in multiple versions
JP5897695B2 (ja) テーブルデータ検索装置、テーブルデータ検索方法及びテーブルデータ検索プログラム
JP2019016242A (ja) 振替装置、振替方法、および、振替プログラム
JP5670087B2 (ja) テーブルデータ検索装置、テーブルデータ検索方法及びテーブルデータ検索プログラム
JP2017107298A (ja) マルチテナントシステム、サービス提供サーバ、サービス提供方法、及びサービス提供プログラム
US10162877B1 (en) Automated compilation of content
JP6357514B2 (ja) 商品情報管理装置、商品情報管理方法および商品情報管理プログラム
JP7136269B2 (ja) 情報処理装置、分析方法及びプログラム
US20190163810A1 (en) Search User Interface
JP6600525B2 (ja) 仕訳入力補助装置、仕訳入力補助方法および仕訳入力補助プログラム
JP5585695B2 (ja) 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム、並びに情報処理システム、その制御方法、及びプログラム
JP6032947B2 (ja) 明細入力補助装置、明細入力補助方法および明細入力補助プログラム
JP2018116658A (ja) ファイル管理装置、ファイル管理方法、および、ファイル管理プログラム
JP7065710B2 (ja) 商品情報管理装置、商品情報管理方法及び商品情報管理プログラム
JP6785639B2 (ja) 受注作成装置、受注作成方法、および、受注作成プログラム
JP6367770B2 (ja) 情報処理装置および情報処理プログラム
JP6918665B2 (ja) 伝票処理装置、伝票処理方法、及び伝票処理プログラム
JPH11328202A (ja) 図書管理システム及び図書管理方法並びに図書管理プログラムを記録した記録媒体
JP2019204281A (ja) 分析業務支援装置、分析業務支援方法および分析業務支援プログラム
JP7104817B2 (ja) 伝票登録制御装置、伝票登録制御方法、および、伝票登録制御プログラム
JP7300039B2 (ja) データ抽出装置、データ抽出方法及びデータ抽出プログラム
JP6742089B2 (ja) 画面表示制御装置、画面表示制御方法、及び画面表示制御プログラム
JP6947596B2 (ja) 入金処理装置、入金処理方法、及び入金処理プログラム
JP2021189760A (ja) 受注入力業務支援装置、受注入力業務支援方法および受注入力業務支援プログラム
JP6275099B2 (ja) 表示装置、表示方法、及び表示プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151008

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160216

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160302

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5897695

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250