JP5897687B1 - 表札受注システム、表札受注方法および表札受注プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】表札レイアウトに係る既存の機能を利用しつつ、商品選択に関する機能の変更を容易に行うことができる表札受注システム、表札受注方法および表札受注プログラムを提供する。【解決手段】複数種の表札類型のうちから選択される一の表札類型と文字情報とに基づいて第1制御装置11が生成する表札レイアウトに基づいて受注生産される表札の注文を受け付ける表札受注システム10は、第1制御装置11と電気通信回線を通じて通信可能な第2制御装置12を備える。第2制御装置12は、表札類型を選択させるための選択画面の情報を記憶する第2記憶部43と、電気通信回線を通じて通信可能な端末15に第2記憶部43から読み出した選択画面の情報を送信する第2通信部41を有する。第2通信部41は、選択画面を介して選択された表札類型の情報を端末15から受信するとともに、その受信した表札類型の情報を第1制御装置11に送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、表札受注システム、表札受注方法および表札受注プログラムに関する。
従来、パーソナルコンピューターなどの通信端末を用いてアクセス可能なWebサイトにおいて、表札の種類や書体などの条件を選択して名字等の文字情報を入力すると、選択した条件に基づいたオリジナルの表札レイアウトを生成することができる表札レイアウト生成システムがある(例えば、特許文献1)。
特許第5469765号
ところで、上述のようなオリジナルのレイアウトに基づいて受注生産されるオーダーメイドの表札を、例えばポストや門柱のような既製品を含む他の商品と一緒に注文することができれば、ユーザーの利便性をより高めることができる。しかし、表札レイアウトの生成に特化したWebサイトにおいて、他の商品も注文可能な機能を追加するように作り直そうとすると、システムの変更に多大な手間がかかってしまう、という課題がある。
こうした課題は、上述のような表札レイアウト生成システムに基づくオーダーメイドの表札を他の商品と一緒に注文できるようにするなど、商品選択に関する機能を新たに追加する場合を含め、商品としての表札を選択する機能の変更をする場合には、共通して発生する。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、表札レイアウトに係る既存の機能を利用しつつ、商品選択に関する機能の変更を容易に行うことができる表札受注システム、表札受注方法および表札受注プログラムを提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する表札受注システムは、文字を配置可能なレイアウト枠が異なる複数種の表札類型のうちから選択される一の表札類型と前記レイアウト枠に配置される文字情報とに基づいて第1制御装置が生成する表札レイアウトに基づいて受注生産される表札の注文を受け付ける表札受注システムであって、前記第1制御装置と電気通信回線を通じて通信可能な第2制御装置を備え、前記第2制御装置は、前記複数種の表札類型のうちから一の表札類型を選択させるための選択画面の情報を記憶する選択画面記憶部と、電気通信回線を通じて通信可能な端末に前記選択画面記憶部から読み出した前記選択画面の情報を送信する第1送信部と、前記選択画面を介して選択された前記表札類型の情報を前記端末から受信する受信部と、前記受信部が受信した前記表札類型の情報を前記第1制御装置に送信する第2送信部と、を有する。
この構成によれば、選択画面において選択された表札類型に関する情報を第2制御装置が第1制御装置に送信することで、第1制御装置は選択された表札類型に基づいて表札レイアウトを生成することができる。このように、表札レイアウトを生成するための条件のうち、特に商品となる表札の選択に係る選択画面の情報を第2制御装置が送信するようにすることにより、第1制御装置における表札レイアウトに係る既存の機能を利用しつつ、第2制御装置において商品選択に関する機能の変更を容易に行うことができる。
上記構成の表札受注システムにおいて、前記第1制御装置は、前記文字情報を入力させるための入力画面の情報を記憶する入力画面記憶部と、前記入力画面記憶部から前記入力画面の情報を読み出して前記端末に送信する入力画面送信部と、前記入力画面を介して入力された前記文字情報を前記端末から受信する文字情報受信部と、を有することが好ましい。
この構成によれば、表札レイアウトに用いる文字情報を第1制御装置が端末との通信によって取得することにより、商品選択に関連しない文字情報の送受信を、第2制御装置を介さずに行うことができる。
上記構成の表札受注システムにおいて、前記第2制御装置の前記第1送信部は、前記表札を含む複数種の商品を販売するECサイトを提供する第3制御装置に対して、前記ECサイトに表示させる前記選択画面の情報を送信可能であることが好ましい。
この構成によれば、第2制御装置の第1送信部が第3制御装置に選択画面の情報を送信することにより、表札を含む複数種の商品を販売するECサイトに選択画面を表示して、外部のECサイトを通じて表札の注文を受け付けることができる。そして、このように表札の販売を外部のECサイトを通じて行う機能を付加する際に、その付加する機能を第2制御装置が担うことにより、表札レイアウトの機能を担う第1制御装置におけるシステム変更を抑制することができる。
上記課題を解決する表札受注システムは、文字を配置可能なレイアウト枠が異なる複数種の表札類型のうちから選択される一の表札類型と前記レイアウト枠に配置される文字情報とに基づいて表札レイアウトを生成するレイアウトサイトを提供する第1制御装置と、前記第1制御装置と電気通信回線を通じて通信可能な第2制御装置と、を備えて、前記表札レイアウトに基づいて受注生産される表札の注文を前記レイアウトサイトとは別の販売サイトを通じて受け付ける表札受注システムであって、前記第1制御装置は、生成した前記表札レイアウトに識別符号を付与する符号付与部と、前記識別符号が付与された前記表札レイアウトの情報を記憶するレイアウト記憶部と、を有し、前記第2制御装置は、前記識別符号を入力させるための符号入力欄の情報を記憶する入力欄記憶部と、前記入力欄記憶部から読み出した前記符号入力欄の情報を前記販売サイトに表示させるために送信する入力欄送信部と、前記符号入力欄を介して入力された前記識別符号の情報に基づいて前記表札の注文を受け付ける注文受付部と、を有する。
この構成によれば、レイアウトサイトにおいて表札レイアウトを作成した利用者は、レイアウトサイトとは別の販売サイトに表示される符号入力欄に識別符号を入力することで、識別符号と関連づけられた表札レイアウトの表札を注文することができる。そのため、例えばレイアウトサイトにおいて表札レイアウトを複数保存しておき、その中から好みの表札を選んで注文することができるため、表札受注システムにおいて、表札レイアウトを生成する機能に、商品選択に関する機能を付加する変更をすることができる。また、こうした商品選択に関する機能を付加する際に、その付加する機能に係る符号入力欄の情報を送信したり注文を受け付けたりする役割を第2制御装置が担うことにより、表札レイアウトを生成する第1制御装置におけるシステム変更を抑制することができる。
上記課題を解決する表札受注方法は、文字を配置可能なレイアウト枠が異なる複数種の表札類型のうちから選択される一の表札類型と前記レイアウト枠に配置される文字情報とに基づいて表札レイアウトを生成する第1制御装置と、前記第1制御装置と電気通信回線を通じて通信可能な第2制御装置と、を用いて、前記表札レイアウトに基づいて受注生産される表札の注文を受け付ける表札受注方法であって、前記第2制御装置が、前記複数種の表札類型のうちから一の表札類型を選択させるための選択画面の情報を記憶部から読み出して電気通信回線を通じて通信可能な端末に送信する第1送信ステップと、前記選択画面を介して選択された前記表札類型の情報を前記第2制御装置が前記端末から受信する第1受信ステップと、前記第1受信ステップにおいて受信した前記表札類型の情報を前記第2制御装置が前記第1制御装置に送信する第2送信ステップと、前記第2送信ステップにおいて送信された前記表札類型の情報を前記第1制御装置が受信する第2受信ステップと、を含む。
この構成によれば、上記表札受注システムと同様の作用効果を得ることができる。
上記課題を解決する表札受注プログラムは、受注生産される表札の注文を受け付けるにあたって、文字を配置可能なレイアウト枠が異なる複数種の表札類型のうちから選択される一の表札類型と前記レイアウト枠に配置される文字情報とに基づいて前記表札に係る表札レイアウトを生成する第1制御装置と電気通信回線を通じて通信可能な第2制御装置に、前記複数種の表札類型のうちから一の表札類型を選択させるための選択画面の情報を記憶部から読み出して電気通信回線を通じて通信可能な端末に送信する第1送信ステップと、前記選択画面を介して選択された前記表札類型の情報を前記端末から受信する受信ステップと、前記受信ステップにおいて受信した前記表札類型の情報を前記第1制御装置に送信する第2送信ステップと、を実行させる。
この構成によれば、上記表札受注システムと同様の作用効果を得ることができる。
上記表札受注システム、表札受注方法および表札受注プログラムによれば、表札レイアウトに係る既存の機能を利用しつつ、商品選択に関する機能の変更を容易に行うことができる。
表札受注システムの一実施形態を示すシステム構成図。 第1制御装置が提供するレイアウトサイトの選択画面の画面図。 第1制御装置が提供するレイアウトサイトの入力画面の画面図。 第1制御装置が提供するレイアウトサイトの完了画面の画面図。 第2制御装置が提供する直販サイトの画面図。 第2制御装置が提供する類型選択画面の画面図。 第2制御装置が提供する条件選択画面の画面図。 第2制御装置が提供する保存用画面の画面図。 第1制御装置が提供するダウンロード画面の画面図。 第3制御装置が提供するECサイトの画面図。 第3制御装置が提供するECサイトの注文画面の画面図。 表札レイアウトを生成する際の手順を示すシーケンス図。 表札の注文を受け付ける際の手順を示すシーケンス図。
以下、表札受注システム、表札受注方法及び表札受注プログラムの一実施形態を図に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態の表札受注システム10は、表札レイアウトを生成する第1制御装置11と、電気通信回線を通じて第1制御装置11と通信可能な第2制御装置12と、を備えて、表札レイアウトに基づいて受注生産される表札の注文を受け付けるものである。
第1制御装置11は、文字を配置可能なレイアウト枠が設定された表札類型と、レイアウト枠に配置される文字情報と、に基づいてオリジナルの表札レイアウトを生成する機能を有し、この機能のインターフェイスとなるレイアウトサイト21をインターネット等の電気通信回線からなるネットワーク17を通じて提供する。
第2制御装置12は、ネットワーク17を通じて、第1制御装置11が生成した表札レイアウトに基づいて受注生産される表札その他商品の注文を受け付ける直販サイト22を提供する。直販サイト22は、表札を受注生産する製造事業者Mfが運営するものであり、第1制御装置11および第2制御装置12は製造事業者Mfによって管理される。
第1制御装置11および第2制御装置12は、第3制御装置13と電気通信回線を通じて通信可能である。第3制御装置13は、表札を受注生産する製造事業者Mfとは別の第三者である小売業者等が管理するものであり、製造事業者Mfを含む複数の事業者から仕入れる表札その他の製品を販売する販売サイトとしてのECサイト(Electronic commerce Site)23を提供する。すなわち、本実施形態の表札受注システム10においては、受注生産される表札の注文を、レイアウトサイト21とは別の販売サイト22,23を通じて受け付けるようになっている。
ユーザーが使用する端末14,15,16は、ネットワーク17を介して制御装置11,12,13と通信することが可能である。端末14,15,16の入力側インターフェース(図示略)には、各種情報を手入力する場合に使用されるキーボードやマウス等からなる入力装置14k,15k,16kがそれぞれ接続される一方、端末14,15,16の出力側インターフェース(図示略)には、ディスプレイ14m,15m,16mがそれぞれ接続される。
端末14は、第1制御装置11が提供するレイアウトサイト21を利用する利用者Euが、自身の氏名等が入った表札を注文する際に、その表札のレイアウト等をシミュレーションするために操作するものとする。したがって、第1制御装置11が提供するレイアウトサイト21を表示する表示画面は、その画面の情報を第1制御装置11が端末14に送信することにより、ディスプレイ14mに表示される。
端末15は、第2制御装置12が提供する直販サイト22に予め会員Bpとして登録されたエクステリア事業者や販売代理店などの従業員が、直販サイト22を利用して表札その他の商品を注文する際に操作する業者端末であり、エクステリア事業者や販売代理店において、複数の従業員が共有して使用するものとする。したがって、第2制御装置12が提供する直販サイト22を表示する表示画面は、その画面の情報を第2制御装置12が端末15に送信することにより、ディスプレイ15mに表示される。なお、直販サイト22は、1つのウインドウ内に複数(本実施形態では3つ)に分割されたフレーム22t,22s,22mを有し、各フレーム22t,22s,22mにそれぞれ別の内容(画面)を表示させることが可能に構成されている。
端末16は、第3制御装置13が提供するECサイト23を利用する一般顧客Csが、ECサイト23で販売される表札その他の商品を注文する際に操作するものとする。したがって、第3制御装置13が提供するECサイト23を表示する表示画面は、その画面の情報を第3制御装置13が端末16に送信することにより、ディスプレイ16mに表示される。なお、ECサイト23は、1つのウインドウ内に複数(本実施形態では3つ)に分割されたフレーム23t,23s,23mを有し、各フレーム23t,23s,23mにそれぞれ別の内容(画面)を表示させることが可能に構成されている。
次に、第1制御装置11の構成について詳述する。
第1制御装置11は、電気通信回線を通じた情報の送信および受信を行う第1通信部31と、中央処理装置としての論理演算機能を有するCPUなどからなる第1制御部32と、各種の情報を記憶する第1記憶部33と、を備える。第1記憶部33は、例えば所定の情報を読み出し可能に記憶するROMや、各種の情報を書き込み及び読み出し可能に記憶するRAMなどによって構成することができる。
第1記憶部33は、レイアウトサイト21を通じて登録された利用者Euの登録情報33a、生成した表札レイアウトについてのレイアウト情報33b及びレイアウトサイト21を構成する各種画面に関する第1画面情報33cを記憶する他、各種のプログラムを記憶する。登録情報33aは、少なくとも、利用者Euを個別に識別するための登録符号(例えば、メールアドレス)と、レイアウトサイト21にログインするためのパスワードとを含めばよい。すなわち、レイアウトサイト21においては、表札を購入するための決済や商品の配送等は行わないので、利用者Euが端末14を通じて第1制御装置11と情報のやりとりができればよく、第1記憶部33は利用者Euのクレジット情報や住所等の個人情報を記憶する必要がない。
第1記憶部33は、例えば、第1通信部31が受信した情報に基づいて表札レイアウトを生成するレイアウト生成部32aとして第1制御部32を機能させるレイアウト生成プログラムを記憶する。また、第1記憶部33は、レイアウトサイト21の各種画面を生成する第1画面生成部32bとして第1制御部32を機能させる画面生成プログラムや、利用者Eu等に対するログイン処理を実行する第1認証部32cとして第1制御部32を機能させる利用者認証プログラムを記憶する。なお、画面生成プログラムにおいて、第1画面生成部32bは第1記憶部33に記憶された第1画面情報33cを読み出すことによって、レイアウトサイト21の各種画面21t,21e,21c,66(図2,図3,図4,図9参照)を生成する。また、第1記憶部33には、第1制御部32による論理演算において使用されたり書き換えられたりする各種の情報内容が適宜に記憶される。
利用者認証プログラムでは、レイアウトサイト21において、利用者Euが所定の情報(本実施形態では、メールアドレスとパスワード)を登録すると、第1記憶部33はその情報を登録情報33aとして記憶する。その後、利用者Euが端末14を通じてその登録した利用者情報を入力すると、第1認証部32cは入力された情報を登録情報33aと照会して、一致する情報がある場合には、レイアウトサイト21にログインさせる。
レイアウトサイト21にログインした場合、第1画面生成部32bは、認証した利用者Eu毎に、その過去の使用履歴等を反映した専用画面(マイページ)を生成するとともに、登録した利用者Euのみに拡張された所定の機能を提供する。例えば、レイアウトサイト21にログインしない利用者Euに対しては、生成した表札レイアウトを表示する機能のみを提供するのに対して、登録した利用者Euに対しては、その利用者Euがログインして生成した表札レイアウトの履歴を第1記憶部33が記憶しておき、同じ利用者Euが後にログインした時にその履歴を参照する機能を提供する。
第1制御装置11には、表札レイアウトの関連情報を記憶する表札データファイル24が接続されている。この表札データファイル24はハードディスクにより構成された記憶媒体であって、第1制御装置11における第1制御部32の制御処理に基づいて、各種の情報が必要に応じて読み出し及び書き込みされる。なお、表札データファイル24は、第1記憶部33が記憶するようにしてもよい。
表札データファイル24は階層構造をなす複数の記憶テーブルを有している。そして、第1記憶テーブルには、表札の材質や形状などが異なる複数種の表札の類型に関する情報が記憶され、第1記憶テーブルにおける表札の類型ごとに設けられた複数の第2記憶テーブルには、表札において名字や住所等を表記する文字を配置可能なレイアウト枠の大きさ等が異なる複数種の表札類型に関する情報が各々記憶されている。
同様に、第2記憶テーブルにおける表札類型ごとに設けられた複数の第3記憶テーブルには、その書体における標準ポイント数での文字の大きさが異なる複数種の書体に関する書体情報が各々記憶されている。さらに、第3記憶テーブルにおける書体ごとに設けられた複数の第4記憶テーブルには、表札類型ごとのレイアウト枠内に各書体の文字をレイアウトする場合に最適な文字レイアウトを形成するのに適する(例えば最適な)ポイント数として書体ごとに予め設定した適用ポイント数に関する情報が各々記憶されている。
表札データファイル24には、レイアウト枠内に表記される文字の種類が日本語(漢字、ひらがなまたはカタカナ)である場合と英数字である場合との各々に分けて、各々の文字(日本語及び英数字)ごとに複数種の書体に関する情報及び各々の書体の文字をレイアウト枠内にレイアウトする際の最適な適用ポイント数に関する情報が記憶されている。すなわち、日本語の場合には、例えば、明朝体、ゴシック体、金文体、新篆体及び隷書体等を含む10書体について、一方、英数字の場合には、例えば、タイムズニューローマン、アバンギャルドゴシック、サーペンタイン、フーツラ及びカフリッシュスクリプト等を含む10書体について、各々における適用ポイント数に関する情報が記憶されている。
端末14のディスプレイ14mに表示されるレイアウトサイト21においては、第1記憶テーブルに記憶された複数の表札類型のうちから1つを選択すると、その表札類型に設定されたレイアウト枠内に文字を入れた表札レイアウトをシミュレーションすることができる。
具体的には、端末14から表札レイアウトを開始する旨の送信情報がネットワーク17を経由して入力されると、第1画面生成部32bは、第1記憶部33に記憶された第1画面情報33cから選択画面21t(図2参照)の情報を読み出し、その情報を端末14に送信する。そして、端末14のディスプレイ14mに、その情報に基づいた選択画面21tを表示させる。
図2に示すように、選択画面21tは、複数種の表札類型のうちから一の表札類型を選択させるためのものであり、複数の商品類型が選択可能に表示される類型選択欄25、パーツ等のカラーを選ぶカラー選択欄26及び文字のレイアウトパターンを選ぶレイアウト選択欄27の他、処理を次へ進めるための「次へ」ボタン28を含む。そして、選択画面21tにおいて選択欄25,26,27の選択が行われた後、「次へ」ボタン28がクリック操作されると、第1画面生成部32bは、第1記憶部33に記憶された第1画面情報33cから入力画面21e(図3参照)の情報を読み出し、第1通信部31がその情報を端末14に送信する。そして、端末14のディスプレイ14mに、その情報に基づいた入力画面21eを表示させる。よって、本実施形態において、第1記憶部33は、文字情報を入力させるための入力画面21eの情報を記憶する入力画面記憶部として機能する。また、第1記憶部33から読み出した入力画面21eを端末14に送信する第1通信部31は入力画面送信部として機能する。
図3に示すように、入力画面21eには、名字等を表記する文字の入力に使用される文字入力欄34と、その文字入力欄34で入力した文字を使った表札での文字レイアウトの内容を表示するレイアウト内容表示欄35が設けられている。文字入力欄34には、表札に表記する日本語(漢字、ひらがなまたはカタカナ)を入力する入力部34aと、その場合の書体を選択指定する書体選択部34cと、表札に表記する英数字を入力する入力部34bと、その場合の書体を選択指定する書体選択部34dと、が設けられている。なお、選択された表札類型が、日本語または英数字の何れか一方しか表記できないものである場合には、対応する入力部34a,34b及び書体選択部34c,34dは入力操作できないようになる。
併せて、文字入力欄34には、入力部34a,34bへの入力内容及び書体選択部34c,34dでの選択内容をレイアウト内容表示欄35に反映するときにクリック操作される「文字を表示する」ボタン34eが設けられている。また、文字入力欄34には、入力部34a,34bに入力した文字の文字間隔をそれぞれ調整するための文字間隔調整部34f,34g、文字配置を調整する配置調整部34hおよび文字色を選択する文字色選択部34iが設けられている。
そして、レイアウト内容表示欄35には、選択画面21tにおいて選択された表札類型ごとに定まるレイアウト枠35a,35bを有した表札が表示される。また、レイアウト枠35a,35bの枠内には、それぞれ文字の大きさを認識可能とさせる認識枠35c,35dに収まる態様で、入力部34a,34bで入力した文字が表示される。なお、レイアウト枠35a,35bの数や大きさ、形状などは、表札類型ごとに任意に変更することができる。
ここで、レイアウト枠35a,35b内に配置される文字の大きさは、第1制御装置11が次のようにして設定する。すなわち、表札用の文字に決定された文字の文字情報とその書体の書体情報とに基づき、第1制御装置11のレイアウト生成部32aは、その時点で表示されているレイアウト枠35a,35b内にレイアウトするのに最適サイズとされる文字の適用ポイント数を表札データファイル24から読み出す。
そして、レイアウト生成部32aは、その適用ポイント数による文字サイズに大きさを設定した文字情報の文字での文字表記をレイアウト枠35a,35b内に表記させる適用文字表記に設定し、その設定情報を第1記憶部33に一時記憶させる。このように、レイアウト生成部32aは、選択された表札類型の情報と入力された文字情報に基づいて、表札レイアウトを生成し、第1記憶部33に一時記憶させる。
レイアウト生成部32aが生成する表札レイアウトのオリジナルデータは、方向と距離を持つオブジェクトからなるベクタデータを含み、表札は、第1記憶部33に記憶された表札レイアウトに基づいて、製造事業者Mfにおいて受注生産される。また、レイアウト生成部32aは、表札レイアウトを所定サイズのラスタデータに変換した表示用画像61を生成する。
すなわち、レイアウト内容表示欄35においては、選択された表札類型の表札と重ねて表示されるレイアウト枠35a内に、入力部34a,34bに入力された文字が、選択した書体による最適文字サイズの適用ポイント数で最適配置した状態でレイアウトされた表示用画像61が表示される。また、レイアウトサイト21の利用者Euが、文字間隔調整部34f,34g等の操作を行うと、レイアウト生成部32aがその操作結果を反映した表札レイアウト及び表示用画像61を生成し、その表示用画像61がレイアウト内容表示欄35に表示される。これにより、レイアウトサイト21の利用者Euは、レイアウト内容表示欄35において自身の名字等が記入された表札のデザインをシミュレーションすることができる。
なお、入力画面21eの右下隅角部には、処理を次に進めるための「次へ」ボタン36がクリック操作可能に設けられている。「次へ」ボタン36は、表札レイアウトが決定した場合にクリック操作される。入力画面21eの「次へ」ボタン36がクリック操作されると、第1画面生成部32bは、第1記憶部33に記憶された第1画面情報33cから完了画面21c(図4参照)の情報を読み出し、その情報を端末14に送信する。そして、端末14のディスプレイ14mに、その情報に基づいた完了画面21cを表示させる。
図4に示すように、完了画面21cは、表札の選択情報および製品情報が一覧表示されるレイアウト情報表示部37と、生成した表札レイアウトの表示用画像61をプレ表示するプレ表示欄38と、処理を次に進めるための「次へ」ボタン39と、を含む。そして、「次へ」ボタン39がクリック操作されると、端末14から第1制御装置11に完了情報が送信される。
この完了情報を受信した第1制御装置11においては、第1画面生成部32bが、第1記憶部33に記憶された第1画面情報33cからログイン画面(図示略)の情報を読み出し、その情報を端末14に送信する。そして、端末14のディスプレイ14mに、その情報に基づいたログイン画面を表示させる。
このログイン画面において入力された登録情報33aを第1通信部31が受信すると、第1認証部32cがログイン処理を実行し、第1画面生成部32bが第1記憶部33から読み出した保存用画面(図示略)が端末14のディスプレイ14mに表示される。保存用画面には保存ボタン(図示略)が表示され、この保存ボタンがクリック操作されると、レイアウト生成部32aが生成した表札レイアウトを、第1記憶部33がレイアウト情報33bとして記憶する。一方、ログイン処理を行わないままウインドウが閉じられた場合などには、第1記憶部33に一時記憶された表札レイアウトのデータは消去される。すなわち、生成した表札レイアウトを保存する機能は、レイアウトサイト21に登録した利用者Euにのみ提供される。
レイアウト生成部32aは、保存される表札レイアウトを個別に識別するための識別符号62(図8参照)を付与する。すなわち、レイアウト生成部32aは、生成した表札レイアウトに識別符号62を付与する符号付与部として機能する。
識別符号62は、本実施形態では7桁の数字からなるレイアウトNoであるが、例えば英数字や記号を混合させた符号であってもよい。そして、レイアウト情報33bには、選択された表札類型の情報、入力された文字情報、ベクタデータからなる表札レイアウト、表示用画像61、識別符号62およびその表札レイアウトを作成した利用者Euの情報が含まれる。すなわち、第1記憶部33は、識別符号62が付与された表札レイアウトの情報を記憶するレイアウト記憶部として機能する。
なお、レイアウトサイト21において、選択画面21tを表示する前にログイン画面を表示して、ログイン処理を行うようにしてもよい。この場合には、完了画面21cで「次へ」ボタン39がクリック操作されて、端末14が送信した完了情報を第1制御装置11が受信したときに、レイアウト生成部32aが生成した表札レイアウトに識別符号62を付与し、第1記憶部33は識別符号62が付与された表札レイアウトの情報を記憶する。また、この識別符号62は、表札レイアウトを作成及び保存した利用者Euにレイアウトサイト21の画面を通じて提示される。よって、レイアウトサイト21に登録した利用者Euは、後日、この識別符号62に基づいて、過去に保存した表札レイアウトを閲覧することができる。
次に、図1に戻って、第2制御装置12の構成について詳述する。
図1に示すように、第2制御装置12は、電気通信回線を通じた情報の送信および受信を行う第2通信部41、中央処理装置としての論理演算機能を有するCPUなどからなる第2制御部42、各種の情報を記憶する第2記憶部43を備える。第2記憶部43は、例えば所定の情報を読み出し可能に記憶するROMや、各種の情報を書き込み及び読み出し可能に記憶するRAMなどによって構成することができる。
第2記憶部43は、直販サイト22を通じて登録された会員Bpの会員情報43a、表札を含む複数の自社商品についての自社商品情報43b及び直販サイト22を構成する各種画面に関する第2画面情報43c他、各種のプログラムを記憶する。会員情報43aには、例えば、エクステリア事業者や販売代理店の会社名、担当者名、メールアドレスの他、直販サイト22にログインするためのパスワードなどが含まれる。なお、直販サイト22を利用する会員Bpは、製造事業者Mfと取引のあるエクステリア事業者や販売代理店であるので、商品の決済処理は、直販サイト22を通じて行うこともできるし、別途の取引において行うこともできる。また、自社商品情報43bには、例えば、商品の区分や値段、各商品のサンプル画像の他、各商品に対する注文情報などが含まれる。
第2記憶部43は、例えば、表札その他の商品の注文を受け付ける注文受付部42aとして第2制御部42を機能させる注文受付プログラムや、直販サイト22の各種画面を生成する第2画面生成部42bとして第2制御部42を機能させる画面生成プログラムを記憶する。なお、画面生成プログラムにおいて、第2画面生成部42bは第2記憶部43に記憶された第2画面情報43cを読み出すことによって、直販サイト22の各種画面を生成する。また、第2記憶部43は、会員Bp等に対するログイン処理を実行する第2認証部42cとして第2制御部42を機能させる会員認証プログラムなどを記憶する。さらに、第2記憶部43には、第2制御部42による論理演算において使用されるとともに書き換えられる各種の情報内容が適宜に記憶される。
図5に示すように、直販サイト22のウインドウのフレーム22t,22s,22mのうち、上部フレーム22tには、第2画面生成部42bが生成する直販サイト22のタイトルなどを含む画面が表示される。また、サイドフレーム22sには、同サイトにログインするために所定の情報(例えば、会員情報43aとして登録されたIDとパスワード)を入力する会員情報入力部44や、複数の商品の中から目的の商品を探すための「商品を探す」ボタン45などを含む画面が表示される。
会員情報入力部44に所定の情報が入力されると、第2制御装置12の第2認証部42cは、入力された情報を第2記憶部43に記憶した会員情報43aと照会して、一致する情報がある場合には、直販サイト22にログインさせる。直販サイト22にログインした場合、第2画面生成部42bは、認証した会員Bp毎に、その過去の使用履歴を反映した会員用画面を生成するとともに、会員Bpのみに拡張された所定の機能を提供する。例えば、会員Bpが過去に参照した商品の履歴を第2記憶部43が記憶しておき、その履歴を参照する機能を提供する。
端末15においてサイドフレーム22sに表示される「商品を探す」ボタン45がクリック操作されると、第2画面生成部42bが生成した商品選択のための商品選択部46がメインフレーム22mに表示される。そして、商品選択部46に表示される複数の商品区分の中から「表札(サイン)」が選択されると、メインフレーム22mには、選択画面の一例である類型選択画面48(図6参照)が表示される。類型選択画面48は複数種の表札類型のうちから一の表札類型を選択させるために、第2画面生成部42bが第2記憶部43に記憶された第2画面情報43cを読み出すことによって生成するものである。
図6に示すように、類型選択画面48には、文字のレイアウトパターンやデザインが異なる複数種の表札類型が選択可能に表示される。そして、類型選択画面48に表示される表札類型の中から一の類型が選択されると、メインフレーム22mには、選択画面の一例である条件選択画面49(図7参照)が表示される。なお、選択画面48,49に表示される表札の画像は、予め所定の文字が表記されたサンプル画像49sであり、第2画面情報43cとして第2記憶部43に記憶されている。
図7に示すように、条件選択画面49は、類型選択画面48で選択された表札のサンプル画像49sを表示するサンプル表示欄49d、文字のレイアウトパターンを選ぶレイアウト選択欄49p、パーツ等の色を選ぶカラー選択欄49c、その表札の商品情報を表示する商品情報表示欄49g及びレイアウトサイト21へのリンクボタン49bを含む。なお、サンプル表示欄49dにおいては、カラー選択欄49cにおけるカラーの選択結果に応じて、パーツ等のカラーを選択色に変更したサンプル画像を表示するようにしてもよい。
第2制御装置12は、第1制御装置11と連携して動作することにより、直販サイト22を利用する会員Bpに対して、第1制御装置11の表札レイアウトの機能を提供する。具体的には、条件選択画面49において選択欄49p,49cの選択をした後、リンクボタン49bがクリック操作されると、第2制御装置12の第2通信部41は選択画面48,49において選択された選択情報を第1制御装置11に送信する。
ここで、第2制御装置12の第2通信部41は、第1制御装置11に選択情報を送信する際に、ログイン情報として会員情報43aのうちの一部の情報(本実施形態では、IDとパスワード)を併せて送信する。そして、第1制御装置11において第2通信部41が送信するログイン情報を第1通信部31が受信すると、第1認証部32cは、その会員情報43aを登録情報33aとして記憶して、あるいはすでに記憶した登録情報33aと照会して認証を行い、レイアウトサイト21にログインさせる。なお、第2制御装置12が第1制御装置11に送るログイン情報は、メールアドレスとパスワードでもよいが、会員Bpとなっている販売代理店等において、複数の従業者が1つのメールアドレスを共有している場合があるので、マイページを作成する個人を特定できるIDをログイン情報に含むことが好ましい。
第1制御装置11が第2制御装置12から送信された選択情報を受信すると、第1制御装置11においては、第1画面生成部32bが受信した選択情報を反映した入力画面21eを生成するとともに、第1通信部31がその入力画面21eの情報を、第2制御装置12を介すことなく、端末15に直接送信する。すると、端末15のディスプレイ15mに、図3に示すようなレイアウトサイト21の入力画面21eが別ウインドウで表示される。すなわち、直販サイト22においてリンクボタン49bをクリック操作した会員Bpは、改めてレイアウトサイト21を開くことなく、入力画面21eを閲覧することができる。
本実施形態において、選択画面48,49において取得される選択情報は、レイアウトサイト21の選択画面21tにおいて取得される選択情報と同様である。すなわち、直販サイト22においては、選択画面48,49が表示されるのはウインドウ全体のうちの一部であるメインフレーム22mであり、ウインドウ全体に選択画面21tを表示するレイアウトサイト21よりも画面を表示できる範囲が狭い。そこで、直販サイト22においては、選択画面を2つに分けて、選択画面21tと同様の情報を取得するようにしている。
一方、入力画面21eは、直販サイト22を表示していた元のウインドウとは別に開かれた別ウインドウに表示され、その大きさやデザインを直販サイト22に合わせる必要がないので、レイアウトサイト21で使用していたものをそのまま使用しても差し支えない。
また、レイアウトサイト21へのログイン後においては、レイアウトサイト21で使用している入力画面21e等を介して、表札レイアウトに係る入力情報等のやりとりを端末15と第1制御装置11とが直接行うことにより、情報の送受信がスムーズに行われる。
そして、端末15を使用する会員Bpがその入力画面21eを介して上述した文字情報等の入力操作を行うことにより、レイアウト内容表示欄35において表札レイアウトをシミュレーションすることができる。また、入力画面21eに設けられた「次へ」ボタン36がクリック操作されると、端末15のディスプレイ15mには、生成した表札レイアウトの表示用画像61を表示する完了画面21c(図4参照)が表示される。
直販サイト22から連動して開かれたレイアウトサイト21の完了画面21cにおいて「次へ」ボタン39がクリック操作されると、端末15から第1制御装置11に完了情報が送信される。そして、その完了情報を第1制御装置11が受信すると、レイアウト生成部32aが生成した表札レイアウトに識別符号62を付与し、第1記憶部33は識別符号62が付与された表札レイアウトの情報を記憶する。すなわち、第2制御装置12は、第1制御装置11に選択情報を送信する際に会員Bpのログイン情報を合わせて送信し、自動で会員Bpのログイン処理が行われるため、会員Bpが表札レイアウトを保存するために改めてレイアウトサイト21へのログイン作業を行う必要がない。
また、レイアウトサイト21の完了画面21cにおいて「次へ」ボタン39がクリック操作されると、第1制御装置11は、生成した表札レイアウトのレイアウト情報33bのうち、選択された表札類型の情報、表示用画像61および識別符号62の情報(以下、これを「結果情報」という)を第2制御装置12に送信する。これにより、第1制御装置11においては、レイアウト生成部32aが表札レイアウトの生成処理を終了し、第1認証部32cがログインしていた会員Bpのログオフ処理を行う。
第1制御装置11が送信した結果情報を第2制御装置12が受信すると、第2画面生成部42bがその結果情報を反映した保存用画面63(図8参照)を生成して端末15に送信する。すると、端末15のディスプレイ15mにおいて、直販サイト22を表示する元のウインドウ内に保存用画面63が表示される。
図8に示すように、保存用画面63の上部には、レイアウト生成部32aが生成した表札レイアウトの表示用画像61および識別符号62が表示される。すなわち、第2制御装置12は、第1制御装置11が送信した表示用画像61を受信することにより、予め第2記憶部43に記憶されていたサンプル画像ではなく、第1制御装置11が生成した表札レイアウトの表示用画像61を表示させることができる。
保存用画面63の下部には、ダウンロードボタン64と注文ボタン(本実施形態では「カートに入れる」ボタン)65が表示される。注文ボタン65がクリック操作されると、生成した表札レイアウトの内容で表札を注文するための注文画面(図示略)が表示される。注文画面においては、表札を他の商品と同時に注文することもできる。
直販サイト22の保存用画面63において注文ボタン65がクリック操作されると、その注文情報が端末15から第2制御装置12に送信され、注文情報を受信した注文受付部42aがその注文情報に含まれる商品を自社商品情報43bから検索する。そして、該当する商品に対して、注文があった旨を第2記憶部43が記憶するとともに、表札の注文情報を第1制御装置11に送信する。
なお、保存用画面63の注文ボタン65がクリック操作されたときに、注文しようとする商品が一覧となって表示される注文用画面を表示して、その注文用画面において注文を確定させた場合に、注文情報が端末15から第2制御装置12に送信されるようにしてもよい。
表札の注文情報を受信した第1制御装置11の第1制御部32は、注文された表札をレイアウト情報33bから検索する。そして、第1記憶部33は、検索条件に該当する表札レイアウトのレイアウト情報33bに注文情報を追加する。表札を受注生産する製造事業者Mfは、第1制御装置11の第1記憶部33から注文情報が追加されたレイアウト情報33bを検索することにより、注文のあった表札レイアウトを効率よく選び出して、製造段階に進めることが可能になる。
一方、直販サイト22の保存用画面63においてダウンロードボタン64がクリック操作されると、端末15から第2制御装置12にダウンロード情報が送信され、さらにそのダウンロード情報を第2制御装置12が第1制御装置11に送信する。すると、第1制御装置11の第1画面生成部32bが表示用画像61を印刷または電子データとして保存するためのダウンロード画面66(図9参照)を生成して、そのダウンロード画面66の情報を端末15に送信する。すると、端末15のディスプレイ15mにおいて、ダウンロード画面66が別ウインドウで表示される。
なお、第1制御装置11が送信するダウンロード画面66の情報は、第2制御装置12を介して端末15に送信してもよいが、ダウンロード画面66を別ウインドウで開けば画面サイズの調整等を要さないため、第1制御装置11が端末15に直接送信してもよい。
また、保存用画面63において、ダウンロードボタン64に代えて、あるいはダウンロードボタン64に加えて注文書作成ボタンを配置して、この注文書作成ボタンがクリック操作されると、表札を注文するための注文書の画面が表示されるようにしてもよい。この場合には、注文書を印刷することにより、インターネット等の電気通信回線を介さず、FAX等によって表札を注文することができる。
図9に示すように、ダウンロード画面66には、表示用画像61および識別符号62の他、選択した表札の表札類型や選択した条件等が記載された条件記載欄67が表示される。直販サイト22の会員Bpは、このダウンロード画面66を印刷等することにより、最終消費者となる顧客に表札レイアウトの提案を行うことができる。また、最終消費者がレイアウトサイト21で表札レイアウトのシミューションをして保存した後、その表札レイアウトの識別符号62を会員Bpであるエクステリア事業者等に伝えて、表札の注文を代行してもらうこともできる。
ここで、表札は、住宅の顔として機能するため、デザイン性の高い物が好まれ、最終消費者が自らシミュレーションを行うことにより、より満足度の高いオーダーメイド商品となる。しかし、こうした表札は住宅等に対する取付工事を要するため、最終消費者が表札を販売する企業から直接購入する機会は少なく、エクステリア事業者や販売代理店などがその表札を購入し、最終消費者は工事代金に含む形でその表札の代金を支払うことが一般的である。
その点、最終消費者がレイアウトサイト21で生成した表札レイアウトを保存した後、その表札レイアウトの識別符号62をエクステリア事業者等に伝えれば、表札の直接の購入者となる会員Bpと最終消費者とが異なっても、最終消費者が保存した表札レイアウトに基づいて作成されるオーダーメイドの表札を注文することが可能になる。
なお、レイアウトサイト21の利用者Euや直販サイト22の会員Bpは、表札レイアウトを保存したとしても、その表札を注文しない場合がある。そうすると、第1制御装置11の第1記憶部33には、注文に至らないレイアウト情報33bが多量に蓄積されていくことになるので、一定期間(例えば、3ヶ月)注文情報が追加されなかった表札レイアウトのデータは削除するようにしてもよい。この場合には、ダウンロード画面66に作成した表札レイアウトの有効期限を表記するなどして、利用者に提示することが好ましい。
また、図5に示すように、直販サイト22に識別符号62を入力させるための符号入力欄68を設けておき、符号入力欄68に識別符号62を入力することにより、過去に保存した表札レイアウトのデータを読み出せるようにしてもよい。この場合、第2制御装置12において、識別符号62を入力させるための符号入力欄68の情報を第2画面情報43cとして記憶する第2記憶部43が入力欄記憶部として機能する。また、入力欄記憶部から読み出した符号入力欄68の情報を直販サイト22に表示させるために送信する第2通信部41は、入力欄送信部として機能する。
直販サイト22の符号入力欄68に入力された識別符号62の情報を第2制御装置12が受信すると、第2通信部41は、その識別符号62に対応する表示用画像61等を読み出して生成した保存用画面63(図8参照)の情報を端末15に送信する。すると、端末15のディスプレイ15mにおいて、元の直販サイト22を表示するウインドウのメインフレーム22mに保存用画面63が表示される。これにより、端末15を使用する会員Bpは、過去に保存した表札レイアウトの表札を注文することができる。このとき、第2制御装置12の注文受付部42aは、符号入力欄68を介して入力された識別符号62の情報に基づいて利用者端末15からの表札の注文を受け付けることになる。
なお、第2制御装置12が符号入力欄68に入力された識別符号62を受信したときに、その情報を第2制御装置12がログイン情報とともに第1制御装置11に送信し、その識別符号62に対応する表札レイアウトを表示した入力画面21eの情報を第1制御装置11から端末15に送信するようにしてもよい。この場合には、端末15を使用する会員Bpは、読み出した過去の選択条件に基づく表札レイアウトの修正をした後、その表札の注文を行うことができる。
次に、図1に戻って、第3制御装置13の構成について詳述する。
図1に示すように、第3制御装置13は、電気通信回線を通じた情報の送信および受信を行う第3通信部51、中央処理装置としての論理演算機能を有するCPUなどからなる第3制御部52、各種の情報を記憶する第3記憶部53を備える。第3記憶部53は、例えば所定の情報を読み出し可能に記憶するROMや、各種の情報を書き込み及び読み出し可能に記憶するRAMなどによって構成することができる。
第3記憶部53は、ECサイト23を通じて登録された一般顧客Csの顧客情報53a、各社商品情報53b及びECサイト23を構成する各種画面に関する第3画面情報53cを記憶する他、各種のプログラムを記憶する。なお、顧客情報53aには、例えば、一般顧客Csが端末16を介して入力した氏名、住所、メールアドレス、クレジット情報などの個人情報の他、ECサイト23にログインするためのパスワードなどが含まれる。また、各社商品情報53bには、例えば、商品の区分や値段、各商品のサンプル画像の他、各商品に対する注文情報などが含まれる。
第3記憶部53は、例えば、ECサイト23で一般顧客Csが注文した商品の決済を行う決済処理部52aとして第3制御部52を機能させる決済処理プログラムや、ECサイト23の各種画面を生成する第3画面生成部52bとして第3制御部52を機能させる画面生成プログラムを記憶する。なお、画面生成プログラムにおいて、第3画面生成部52bは第3記憶部53に記憶された第3画面情報53cを読み出すことによって、ECサイト23の各種画面を生成する。また、第3記憶部53は、一般顧客Csに対するログイン処理を実行する第3認証部52cとして第3制御部52を機能させる顧客認証プログラムを記憶する。さらに、第3記憶部53には、第3制御部52による論理演算において使用されたり書き換えられたりする各種の情報内容が適宜に記憶される。
図10に示すように、端末16のディスプレイ16mに表示されるECサイト23のウインドウのフレーム23t,23s,23mのうち、上部フレーム23tには、同サイトのタイトル等を含む画面が表示され、サイドフレーム23sには、複数の商品分類の中から所定の商品群を選択可能な選択メニュー54を含む画面が表示される。なお、メインフレーム23mには、識別符号62を入力するための符号入力欄68を設けておき、符号入力欄68に識別符号62を入力することにより、過去に保存した表札レイアウトのデータを読み出して注文できるようにしてもよい。
サイドフレーム23sに表示される選択メニュー54等の操作により、製造事業者Mfが提供する表札が選択されると、メインフレーム23mには類型選択画面48が表示される。また、類型選択画面48に表示される表札類型の中から一の類型が選択されると、メインフレーム22mには、選択画面の一例である条件選択画面49(図7参照)が表示される。すなわち、第2制御装置12の第2通信部41は、表札を含む複数種の商品を販売するECサイト23を提供する第3制御装置13に対して、ECサイト23に表示させる選択画面48,49の情報を送信可能である。なお、ECサイト23に表示される選択画面48,49は、選択画面21tで取得すべき情報と同等の情報が取得できればよく、そのデザインや構成、画面数などが直販サイト22に表示されるものと異なっていてもよい。
また、条件選択画面49に表示されるレイアウトサイト21へのリンクボタン49bのクリック操作により、ECサイト23において、第1制御装置11の表札レイアウトの機能が提供される。すなわち、ECサイト23内において、第2制御装置12の第2画面生成部42bが生成する条件選択画面49のリンクボタン49bがクリック操作されると、第2制御装置12の第2通信部41は選択画面48,49において選択された選択情報を第1制御装置11に送信する。
ここで、第2制御装置12の第2通信部41は、第1制御装置11に選択情報を送信する際に、ログイン情報としてECサイト23からの通信である旨の情報(以下、これを「特定情報」という)を併せて送信する。そして、第1制御装置11において、第2通信部41が送信した特定情報を第1通信部31が受信すると、第1認証部32cが、予め第2制御装置12に関連付けて登録情報33aに登録された情報(例えば、仮のメールアドレスとパスワード)に基づいて認証を行い、レイアウトサイト21にログインさせる。すなわち、ECサイト23経由で第1制御装置11の表札レイアウトの機能を利用させる場合、第1認証部32cは、ECサイト23を利用する一般顧客Csの情報を得ることなく、第2制御装置12に関連付けられた登録情報33aによってログイン処理を行う。
第1制御装置11が第2制御装置12から送信された選択情報を受信すると、第1制御装置11においては、第1画面生成部32bが受信した選択情報を反映した入力画面21eを生成するとともに、第1通信部31がその入力画面21eの情報を、制御装置12,13を介すことなく、端末16に直接送信する。すると、端末16のディスプレイ16mに入力画面21e(図3)が別ウインドウで表示される。すなわち、ECサイト23においてリンクボタン49bをクリック操作した一般顧客Csは、改めてレイアウトサイト21を開くことなく、入力画面21eを閲覧することができる。
そして、端末16を使用する一般顧客Csによって入力画面21eを介した入力操作が行われた後に「次へ」ボタン36がクリック操作されると、端末16のディスプレイ16mに、生成した表札レイアウトの表示用画像61を表示する完了画面21c(図4)が表示される。
そして、ECサイト23から連動して開かれた完了画面21cにおいて「次へ」ボタン39がクリック操作されると、端末16から第1制御装置11に完了情報が送信される。そして、その完了情報を第1制御装置11が受信すると、レイアウト生成部32aが生成した表札レイアウトに識別符号62を付与し、第1記憶部33は識別符号62が付与された表札レイアウトの情報を記憶する。すなわち、第2制御装置12は、第1制御装置11に選択情報を送信する際に特定情報を合わせて送信してレイアウトサイト21にログインしているため、一般顧客Csが表札レイアウトを保存するために改めてレイアウトサイト21へのログイン作業を行う必要がない。
また、レイアウトサイト21の完了画面21cにおいて「次へ」ボタン39がクリック操作されると、第1制御装置11は結果情報を第2制御装置12に送信し、第1認証部32cがログインしていた第2制御装置12のログオフ処理を行う。
第1制御装置11が送信した結果情報を第2制御装置12が受信すると、第2画面生成部42bがその結果情報を反映した保存用画面63(図8参照)を生成して第3制御装置13を介して端末16に送信する。すると、端末16のディスプレイ16mにおいて、ECサイト23を表示する元のウインドウ内に保存用画面63が表示される。また、ECサイト23に表示される保存用画面63において注文ボタン65がクリック操作されると、生成した表札レイアウトの内容で表札を注文するための注文画面69(図11参照)が表示される。
図11に示すように、注文画面69には、一般顧客Csが注文しようとする製造事業者Mfの表札を含む商品が一覧となって表示される注文商品表示欄69aが含まれる他、支払い方法を選択する画面に移行するための移行ボタン69bが含まれる。そして、移行ボタン69bがクリック操作されると、注文画面69に表示された商品の購入(決済)を行うための決済画面(図示略)が表示される。なお、注文商品表示欄69aには、製造事業者Mfが提供する表札の他、他事業者が提供する別種の商品もまとめて表示される。
そして、一般顧客Csが決済画面を介して決済を行うと、第3制御装置13においては、決済処理部52aが決済を行うとともに、製造事業者Mfが提供する表札を含む商品の注文情報を第3通信部51が第2制御装置12に送信する。この注文情報を受信した第2制御装置12においては、注文受付部42aがその注文情報に含まれる商品を自社商品情報43bから検索する。そして、該当する商品に対して注文があった旨を第2記憶部43が記憶するとともに、表札の注文情報を第1制御装置11に送信する。
表札の注文情報を受信した第1制御装置11の第1制御部32は、注文された表札をレイアウト情報33bから検索し、第1記憶部33が検索条件に該当する表札レイアウトのレイアウト情報33bに注文情報を追加する。
次に、図12を参照しながら、選択画面48を介して第2制御装置12が取得する表札類型の情報と入力画面21eを介して第1制御装置11が取得する文字情報とに基づいて表札レイアウトを生成する際の手順について説明する。なお、以下の手順において「ステップS」で示されるものは、制御装置11,12,13において、それぞれ記憶部33,43,53に記憶されたプログラムを制御部32,42,52が実行することにより行われる処理である。
まず、端末15,16から表札レイアウトを開始する旨の送信情報がネットワーク17を経由して入力されると、第2制御装置12の第2画面生成部42bが類型選択画面48の情報を第2記憶部43から読み出して類型選択画面48を生成する(選択画面生成ステップS11)。続いて、第2通信部41がその類型選択画面48の情報を端末15,16に送信する(第1送信ステップS12)。すなわち、第2制御装置12の第2通信部41は第1送信部として機能する。なお、類型選択画面48がECサイト23に表示される場合には、図12に二点鎖線で示すように、第2制御装置12が類型選択画面48の情報を第3制御装置13に送信し、第3制御装置13がその情報を受信した後に端末16に送信することで、情報の伝達を仲介する(ステップS31)。
端末15,16は、類型選択画面48の情報を受信すると、その類型選択画面48をディスプレイ15m,16mに表示する(選択画面表示ステップ13)。そして、選択画面49において各種の選択が行われた後にリンクボタン49bがクリック操作されると、端末15,16は類型選択画面48を介して入力された選択情報を第2制御装置12に送信する(選択情報送信ステップS14)。なお、類型選択画面48がECサイト23に表示される場合には、端末16が選択情報を第3制御装置13に送信し、第3制御装置13がその情報を受信した後に第2制御装置12に送信することで、情報の伝達を仲介する(ステップS32)。
続いて、第2制御装置12の第2通信部41は、選択画面48,49を介して選択された表札類型を含む選択情報を端末15,16から受信する(第1受信ステップS15)。すなわち、第2制御装置12の第2通信部41は受信部として機能する。この後、本実施形態においては、条件選択画面49についてもステップS11〜S15と同様の処理が行われる。
第2制御装置12の第2通信部41は、第1受信ステップS15において受信した表札類型を含む選択情報を第1制御装置11に送信する(第2送信ステップS16)。すなわち、第2制御装置12の第2通信部41は第2送信部として機能する。なお、第2送信ステップS16において、第2通信部41は表札類型を含む選択情報とともにログイン情報も併せて第1制御装置11に送信する。ログイン情報は、選択画面48,49が表示されたのが直販サイト22であった場合には、直販サイト22にログインした会員情報43aであり、選択画面48,49が表示されたのがECサイト23であった場合には、第2制御装置12に関連付けられた登録情報33aとなる。
本実施形態における選択情報とは、選択画面48,49において選択された表札類型、カラーおよびレイアウトパターンについての情報である。すなわち、直販サイト22と連動して表札レイアウトのシミュレーションが実行される場合には、特に商品選択に関連する表札類型等に係るシミュレーション条件は、第2制御装置12によって取得され、第1制御装置11に送信される。
また、ECサイト23と連動して表札レイアウトのシミュレーションが実行される場合においても、特に商品選択に関連する表札類型等に係るシミュレーション条件は、第3制御装置13が提供するECサイト23内において第2制御装置12によって取得され、第1制御装置11に送信される。
これに対して、第1制御装置11が提供するレイアウトサイト21に利用者Euが直接ログインして表札レイアウトの機能を利用する場合には、第1画面生成部32bが生成する選択画面21tの選択欄25,26,27を介して、同様の選択情報が取得される。
第2送信ステップS16において第2制御装置12が送信した選択情報及びログイン情報を第1制御装置11の第1通信部31が受信すると(第2受信ステップS17)、第1認証部32cがログイン処理を行う。ここで、ログイン情報が会員情報43aであった場合、第1画面生成部32bがその会員毎の専用画面(マイページ)である入力画面21eを生成する(入力画面生成ステップS18)。
一方、ログイン情報が特定情報であった場合、第1画面生成部32bは専用画面(マイページ)を生成せず、ログイン毎に新規の入力画面21eを生成する(入力画面生成ステップS18)。すなわち、レイアウトサイト21へのログインがECサイト23を経由したものである場合、商品の購入を行う一般顧客Csの個人情報や利用履歴などを第1記憶部33が記憶することなく、その一般顧客Csに対してレイアウト生成部32aによる表札レイアウトの機能の利用をさせる。
続いて、第1制御装置11の第1通信部31が入力画面21eの情報を端末15,16に送信する(入力画面送信ステップS19)。入力画面21eの情報を受信した端末15,16は、ディスプレイ15m,16mにおいて直販サイト22またはECサイト23とは別に新たにウインドウを開いて、その別のウインドウに入力画面21eを表示する(入力画面表示ステップS20)。
すなわち、会員Bpが直販サイト22のメインフレーム22mに表示された条件選択画面49において商品類型等を選択してリンクボタン49bをクリック操作すると、別ウインドウが開いて、その別ウインドウに第1制御装置11が提供するレイアウトサイト21の入力画面21eが表示される。また、一般顧客Csが、ECサイト23のメインフレーム23mに表示された条件選択画面49において商品類型等を選択してリンクボタン49bをクリック操作した場合にも、別ウインドウが開いて、その別ウインドウに第1制御装置11が提供するレイアウトサイト21の入力画面21eが表示される。
入力画面21eを介して文字情報等が入力されると、端末15,16がその入力情報を第1制御装置11に送信する(入力情報送信ステップS21)。また、第1制御装置11の第1通信部31がその入力情報を受信する(入力情報受信ステップS22)。すなわち、第1制御装置11の第1通信部31は、入力画面21eを介して入力された文字情報を端末15,16から受信する文字情報受信部として機能する。
その後、第1制御装置11において、表札類型を含む選択情報と文字情報を含む入力情報とに基づいて、レイアウト生成部32aが表札レイアウトを生成する(表札レイアウト生成ステップS23)。
次に、図13を参照しながら、第1制御装置11が生成した表札レイアウトに基づいて受注生産される表札の注文を受け付ける際の手順について説明する。なお、以下の手順において「ステップS」で示されるものは、制御装置11,12,13において、それぞれ記憶部33,43,53に記憶されたプログラムを制御部32,42,52が実行することにより行われる処理である。
直販サイト22またはECサイト23に表示される完了画面21cにおいて「次へ」ボタン39がクリック操作されると、端末15,16から第1制御装置11に完了情報が送信される(完了情報送信ステップS41)。また、その完了情報を第1制御装置11が受信すると、レイアウト生成部32aが生成した表札レイアウトに識別符号62を付与し(符号付与ステップS42)、第1記憶部33が表札レイアウトの情報を識別符号62と関連づけて記憶する(レイアウト情報記憶ステップS43)。
続いて、第1制御装置11の第1通信部31は、結果情報を第2制御装置12に送信する(結果情報送信ステップS44)。また、第1制御装置11の第1認証部32cが会員Bpまたは第2制御装置12のログオフ処理を行う(ログオフ処理ステップS45)。
第1制御装置11が送信した結果情報を第2制御装置12の第2通信部41が受信すると、第2画面生成部42bがその結果情報を反映した保存用画面63を生成し(保存用画面生成ステップS46)、第2通信部41が保存用画面63の情報を端末15,16に送信する(保存用画面送信ステップS47)。なお、ECサイト23と連動して表札レイアウトの生成が実行された場合には、図13に二点鎖線で示すように、第2制御装置12が保存用画面63の情報を第3制御装置13に送信し、第3制御装置13がその情報を受信した後に端末16に送信することで、情報の伝達を仲介する(ステップS33)。
保存用画面63の情報を受信した端末15,16は、ディスプレイ15m,16mにおいて直販サイト22またはECサイト23を表示する元のウインドウ内に保存用画面63を表示する(保存用画面表示ステップS48)。そして、端末15,16において保存用画面63に設けられた注文ボタン65がクリック操作されると、端末15,16が第2制御装置12に注文情報を送信する(注文情報送信ステップS49)。なお、保存用画面63がECサイト23に表示される場合には、端末16が注文情報を第3制御装置13に送信し、第3制御装置13がその情報を受信した後に第2制御装置12に送信することで、情報の伝達を仲介する(ステップS34)。
端末15,16が送信した注文情報を第2制御装置12が受信すると、その注文を第2記憶部43が記憶することにより、表札を含む商品の注文を受け付ける(注文受付ステップS50)。また、第2制御装置12の第2通信部41は、注文情報のうち、受注生産される表札についての注文情報を第1制御装置11に送信する(表札注文情報送信ステップS51)。
この表札の注文情報を第1制御装置11の第1通信部31が受信すると、第1記憶部33が該当する表札レイアウトのレイアウト情報33bに注文情報を追加する(注文情報追加ステップS52)。これにより、表札の受注処理が完了する。
次に、本実施形態における表札受注システム10、表札受注方法及び表札受注プログラムの作用について説明する。
受注生産される表札の注文を受け付けるにあたって、第1制御装置11は、文字を配置可能なレイアウト枠が異なる複数種の表札類型のうちから選択される一の表札類型と、レイアウト枠に配置される文字情報とに基づいて、表札に係るオリジナル表札レイアウトを生成するレイアウトサイト21を提供する。このレイアウトサイト21においては、クレジット情報や住所等の個人情報を含まない登録情報33aを登録するのみで、利用者Euは自由に表札レイアウトのシミュレーションを行うことができる。
ただし、本実施形態において、レイアウトサイト21の機能は、表札レイアウトのシミュレーションに特化しており、生成した表札レイアウトの表札の注文は受け付けない。なお、レイアウトサイト21において生成した表札レイアウトの表札をそのまま受注できるようにしたとしても、表札は住宅等に対する取付工事を要するため、購入に際して適切に取り付けできるかどうかを最終消費者である一般ユーザーが判断するのは難しい場合がある。
その点、直販サイト22は、取付工事を担当するエクステリア事業者や専門知識を備える販売代理店などが会員Bpとなるため、取り付け可能かどうか適切に判断した上で、受注生産される表札の注文を行うことができる。また、直販サイト22においては、表札とともに取り付けられることの多い他の商品も併せて購入することができるので、デザインを統一するなど、専門家である会員Bpが全体のコーディネイトを行いつつ、各商品の選択を行うことができる。
ここで、直販サイト22においては、随時入れ替えを伴う多種の商品を取り扱うため、その販売に適した構成やデザインにすることが望ましい。しかし、表札レイアウトの生成に特化したレイアウトサイト21において、他の商品も注文可能な機能を追加するように作り直そうとすると、システムや画面デザインの変更に多大な手間がかかってしまう。
その点、本実施形態では、レイアウトサイト21を提供する第1制御装置11とは別の第2制御装置12が直販サイト22を提供するので、商品を選択させるための機能や商品を受注するための機能の追加や変更を行うにあたって、第1制御装置11における変更を抑制することができる。すなわち、選択画面48,49に表示されるのは、予め第2画面情報43cとして第2記憶部43が記憶したサンプル画像であるので、画面デザインの変更をする場合にも、それほど手間がかからない。
なお、レイアウトサイト21には、表札類型を選択する選択画面21tがあるため、直販サイト22やECサイト23で商品として表札が選択された段階で、レイアウトサイト21の選択画面21tにリンクさせることもできる。しかし、表札類型の選択は、デザイン等を見てどの商品にするかを検討する商品選択に係るものであるため、他の商品と同列に比較検討できるように表示されることが好ましい。
その点、本実施形態においては、表札の類型選択画面48を直販サイト22用に別途設けているので、他の商品と並ぶ商品選択として表札類型の選択を行うことができる。そして、直販サイト22において商品の入れ替えや価格の変更等に伴って選択画面48,48を変更する場合にも、レイアウトサイト21における画面の変更を伴わないため、変更にかかる手間を少なくすることができる。
同様に、外部のECサイト23において表札の注文を受け付ける場合にも、ECサイト23に併せてデザイン変更等を行うのは選択画面48,49だけでよく、レイアウトサイト21の表札レイアウトの機能の中心的部分である入力画面21eについては、変更する必要がない。そして、販売サイトである直販サイト22やECサイト23から連動して開く入力画面21eや完了画面21cは別ウインドウに表示されるので、直販サイト22やECサイト23の分割されたフレーム22m,23mに表示される場合のように、他サイト22,23との連携にあたって画面サイズ等を調整する必要がない。
また、直販サイト22とレイアウトサイト21を連携させる場合には、第2制御装置12が直販サイト22にログインした会員Bpのログイン情報を選択情報とともに第1制御装置11に送信してログイン処理をすることにより、会員Bpがレイアウトサイト21に改めてログイン処理する必要がない。また、ECサイト23をレイアウトサイト21と連携させる場合には、第3制御装置13と第1制御装置11を仲介する第2制御装置12の登録情報33aでレイアウトサイト21にログインする。そのため、外部サイトであるECサイト23の一般顧客Csの個人情報を第1制御装置11に送信することなく表札の受注を行うことができるので、第1制御装置11において個人情報を保持するためのセキュリティ対策を行ったり、第3制御装置13と情報の整合を図ったりする必要がない。
なお、表札レイアウトの情報を第1記憶部33が記憶する場合には、第1制御装置11のサーバー資源を使うことになるので、氏名、住所及びクレジット情報などの個人情報までは要さないまでも、例えばメールアドレスなど、所定の情報を登録した利用者Euにのみその機能を利用させることが好ましい。そして、そのように登録情報33aを第1記憶部33が記憶した利用者Euに対しては、再度のログインを要することなく、符号入力欄68を介して入力された識別符号62に基づいて、第1記憶部33が記憶したレイアウト情報33bを表示しても、第1制御装置11のサーバー資源にそれほど負荷をかけることはない。
一方、表札の最終消費者となり得る利用者Euや一般顧客Csにとっては、販売サイトによって表札の販売価格が異なる場合などに、識別符号62を用いれば、オーダーメイドの表札を購入する販売サイトを任意に選択することが可能になる。すなわち、第1制御装置11の表札レイアウト機能を利用することができるECサイト23が複数ある場合には、いずれかのECサイト23またはレイアウトサイト21で識別符号62を取得し、その識別符号62に基づいて、別のECサイト23で表札を注文することが可能になる。したがって、第1制御装置11が識別符号62を発行して、その識別符号62を入力するための符号入力欄68を第2制御装置12が複数の複数のECサイト23に表示させることにより、価格によって販売サイトを比較検討した上でオーダーメイド品の発注ができるようになるので、ユーザーの利便性を向上させることができる。
以上詳述した実施形態によれば、次のような効果が発揮される。
(1)選択画面48において選択された表札類型に関する情報を第2制御装置12が第1制御装置11に送信することで、第1制御装置11は選択された表札類型に基づいて表札レイアウトを生成することができる。このように、表札レイアウトを生成するための条件のうち、特に商品となる表札の選択に係る選択画面48の情報を第2制御装置12が送信するようにすることにより、第1制御装置11における表札レイアウトに係る既存の機能を利用しつつ、第2制御装置12において商品選択に関する機能の変更を容易に行うことができる。
(2)表札レイアウトに用いる文字情報を第1制御装置11が端末15との通信によって取得することにより、商品選択に関連しない文字情報の送受信を、第2制御装置12を介さずに行うことができる。
(3)第2制御装置12の第2通信部41が第3制御装置13に選択画面48,49の情報を送信することにより、表札を含む複数種の商品を販売するECサイト23に選択画面48,49を表示して、外部のECサイト23を通じて表札の注文を受け付けることができる。そして、このように表札の販売を外部のECサイト23を通じて行う機能を付加する際に、その付加する機能を第2制御装置12が担うことにより、表札レイアウトの機能を担う第1制御装置11におけるシステム変更を抑制することができる。
(4)レイアウトサイト21において表札レイアウトを作成した利用者Euは、レイアウトサイト21とは別の販売サイト22,23に表示される符号入力欄68に識別符号62を入力することで、識別符号62と関連づけられた表札レイアウトの表札を注文することができる。そのため、例えばレイアウトサイト21において表札レイアウトを複数保存しておき、その中から好みの表札を選んで注文することができるため、表札受注システム10において、表札レイアウトを生成する機能に、商品選択に関する機能を付加する変更をすることができる。また、こうした商品選択に関する機能を付加する際に、その付加する機能に係る符号入力欄68の情報を送信したり注文を受け付けたりする役割を第2制御装置12が担うことにより、表札レイアウトを生成する第1制御装置11におけるシステム変更を抑制することができる。
(変更例)
上記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・第1制御装置11と第2制御装置12を提供する主体が異なっていてもよい。このような場合を含め、第2制御装置12が表札の注文を受け付ける機能を備える場合には、表札受注システム10の構成要素として第1制御装置11を含めなくてもよい。
・第2制御装置12が直販サイト22を提供せず、一または複数のECサイト23に対して選択画面48,49を表示して第1制御装置11との連携を仲介することに特化してもよい。この場合には、第2制御装置12が注文受付部42aや自社商品情報43bを備えなくてもよい。
・端末15,16と第1制御装置11との間で送受信される入力画面21eの情報、入力情報及び完了情報は、制御装置12,13を介して伝達されるようにしてもよい。
・選択画面48,49を表示するECサイト23が複数ある場合には、各ECサイト23に合わせて第2制御装置12が異なる選択画面48,49を表示するようにしてもよい。すなわち、第2制御装置12の第2記憶部43が第2画面情報43cとして、ECサイト23毎に異なる画面の情報を記憶してもよい。
・例えば、ECサイト23に提供する製造事業者Mfの商品が表札のみである場合には、表札の注文を第1制御装置11が受け付けるようにしてもよい。この場合には、第2制御装置12が注文受付部42aを備えなくてもよい。
・第3制御装置13から送信される注文情報を制御装置11,12とは別の制御装置が受信して、その注文情報を保持するようにしてもよい。例えば、製造事業者Mfが制御装置11,12とは別に商品の決済や在庫管理などする販売用の制御装置(サーバー)を所有する場合には、その販売用の制御装置が注文情報を保持するようにすることができる。
・直販サイト22またはECサイト23から連動して開く入力画面21e及び完了画面21cは、必ずしも別ウインドウを開いて表示しなくてもよく、直販サイト22またはECサイト23のフレーム内に表示するようにしてもよい。
・第1制御装置11においてレイアウト生成部32aが識別符号62を発行する際に、セキュリティを高めるための符号(例えば、4桁以上の英数字からなる符号であり、図5,10にはその符号の入力欄に「種別」として示している)を併せて発行するようにしてもよい。すなわち、表札レイアウトを識別するための識別符号62として必要な符号の桁数(文字数)が少ない場合には、英数字をランダムに組み合わせていくことで、その符号が第三者によって再現されるおそれがある。そのため、第三者による再現を予防するために、識別符号62に追加の符号を付与することが好ましい。
・制御装置11,12はいわゆるサーバーとして機能するものであるが、これらは物理的に別個の筐体を備えるものに限らず、それぞれが個別にサーバー機能を発揮することができればよい。
・表札に表示されるのは名字や氏名に限らず、住所、部屋番号、番地、店名、メッセージなど、任意の文字を表示することができる。また、こうした文字を入れるのは、単体で使用される表札に限らず、例えば門柱、ポスト、電灯のカバー、舗装用ブロックまたはドアなどと一体化された表札であってもよい。
さらに、上記実施形態及び各変形例から把握される技術的思想を以下に記載する。
(イ)前記第2制御装置は、前記端末が送信した表札の注文情報を受信した場合に、その注文情報に基づいて注文を受け付ける注文受付部を有し、
前記第2制御装置においては、前記端末が送信した表札の注文情報を前記注文受付部が受け付けた場合に、前記第2送信部が前記注文情報を前記第1制御装置に送信し、
前記第1制御装置は、前記表札レイアウトの情報を記憶するレイアウト記憶部を有し、
前記第1制御装置においては、前記第2送信部が送信した前記注文情報を受信した場合に、前記レイアウト記憶部が前記注文情報を対応する前記表札レイアウトと関連づけて記憶する
請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の表札受注システム。
この構成によれば、前記第2制御装置が注文受付部を有することにより、表札レイアウトを生成する第1制御装置において、表札の注文を受け付ける機能を付加するためのシステム変更を抑制することができる。また、第1制御装置のレイアウト記憶部が、表札の注文情報を対応する表札レイアウトと関連づけて記憶することにより、レイアウト記憶部が記憶した表札レイアウトのうち、注文が確定したものと、注文が確定していないものとを区別することができる。
10…表札受注システム、11…第1制御装置、12…第2制御装置、13…第3制御装置、15,16…利用者端末としての端末、21…レイアウトサイト、21e…入力画面、22…販売サイトとしての直販サイト、23…販売サイトとしてのECサイト、31…入力画面送信部及び文字情報受信部として機能する第1通信部、32a…符号付与部として機能するレイアウト生成部、33…入力画面記憶部及びレイアウト記憶部として機能する第1記憶部、35a,35b…レイアウト枠、41…第1送信部及び入力欄送信部として機能する第2通信部、43…選択画面記憶部及び入力欄記憶部として機能する第2記憶部、42a…注文受付部、48…選択画面、62…識別符号。

Claims (5)

  1. 文字を配置可能なレイアウト枠が異なる複数種の表札類型のうちから選択される一の表札類型と前記レイアウト枠に配置される文字情報とに基づいて第1制御装置が生成する表札レイアウトに基づいて受注生産される表札の注文を受け付ける表札受注システムであって、
    前記第1制御装置と電気通信回線を通じて通信可能な第2制御装置を備え、
    前記第2制御装置は、前記複数種の表札類型のうちから一の表札類型を選択させるための選択画面の情報を記憶する選択画面記憶部と、電気通信回線を通じて通信可能な端末に前記選択画面記憶部から読み出した前記選択画面の情報を送信する第1送信部と、前記選択画面を介して選択された前記表札類型の情報を前記端末から受信する受信部と、前記受信部が受信した前記表札類型の情報を前記第1制御装置に送信する第2送信部と、を有し、
    前記第1制御装置は、前記文字情報を入力させるための入力画面の情報を記憶する入力画面記憶部と、前記入力画面記憶部から前記入力画面の情報を読み出して前記端末に送信する入力画面送信部と、前記入力画面を介して入力された前記文字情報を前記端末から受信する文字情報受信部と、を有する
    表札受注システム。
  2. 前記第2制御装置の前記第1送信部は、前記表札を含む複数種の商品を販売するECサイトを提供する第3制御装置に対して、前記ECサイトに表示させる前記選択画面の情報を送信可能である
    請求項に記載の表札受注システム。
  3. 文字を配置可能なレイアウト枠が異なる複数種の表札類型のうちから選択される一の表札類型と前記レイアウト枠に配置される文字情報とに基づいて表札レイアウトを生成するレイアウトサイトを提供する第1制御装置と、
    前記第1制御装置と電気通信回線を通じて通信可能な第2制御装置と、を備えて、前記表札レイアウトに基づいて受注生産される表札の注文を前記レイアウトサイトとは別の販売サイトを通じて受け付ける表札受注システムであって、
    前記第1制御装置は、生成した前記表札レイアウトに識別符号を付与する符号付与部と、前記識別符号が付与された前記表札レイアウトの情報を記憶するレイアウト記憶部と、を有し、
    前記第2制御装置は、前記識別符号を入力させるための符号入力欄の情報を記憶する入力欄記憶部と、前記入力欄記憶部から読み出した前記符号入力欄の情報を前記販売サイトに表示させるために送信する入力欄送信部と、前記符号入力欄を介して入力された前記識別符号の情報に基づいて前記表札の注文を受け付ける注文受付部と、を有する
    表札受注システム。
  4. 文字を配置可能なレイアウト枠が異なる複数種の表札類型のうちから選択される一の表札類型と前記レイアウト枠に配置される文字情報とに基づいて表札レイアウトを生成する第1制御装置と、前記第1制御装置と電気通信回線を通じて通信可能な第2制御装置と、を用いて、前記表札レイアウトに基づいて受注生産される表札の注文を受け付ける表札受注方法であって、
    前記第2制御装置が、前記複数種の表札類型のうちから一の表札類型を選択させるための選択画面の情報を記憶部から読み出して電気通信回線を通じて通信可能な端末に送信する第1送信ステップと、
    前記選択画面を介して選択された前記表札類型の情報を前記第2制御装置が前記端末から受信する第1受信ステップと、
    前記第1受信ステップにおいて受信した前記表札類型の情報を前記第2制御装置が前記第1制御装置に送信する第2送信ステップと、
    前記第2送信ステップにおいて送信された前記表札類型の情報を前記第1制御装置が受信する第2受信ステップと、
    前記第1制御装置が、前記文字情報を入力させるための入力画面の情報を入力画面記憶部から読み出して前記端末に送信する入力画面送信ステップと、
    前記入力画面を介して入力された文字情報を前記第1制御装置が前記端末から受信する入力情報受信ステップと、
    を含む表札受注方法。
  5. 受注生産される表札の注文を受け付けるにあたって、文字を配置可能なレイアウト枠が異なる複数種の表札類型のうちから選択される一の表札類型と前記レイアウト枠に配置される文字情報とに基づいて前記表札に係る表札レイアウトを生成する第1制御装置と電気通信回線を通じて通信可能な第2制御装置に、
    前記複数種の表札類型のうちから一の表札類型を選択させるための選択画面の情報を記憶部から読み出して電気通信回線を通じて通信可能な端末に送信する第1送信ステップと、
    前記選択画面を介して選択された前記表札類型の情報を前記端末から受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにおいて受信した前記表札類型の情報を前記第1制御装置に送信する第2送信ステップと、
    を実行させ、
    前記第1制御装置に、
    前記文字情報を入力させるための入力画面の情報を入力画面記憶部から読み出して前記端末に送信する入力画面送信ステップと、
    前記入力画面を介して入力された文字情報を前記端末から受信する入力情報受信ステップと、
    を実行させるプログラム。
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