JP5897601B2 - 速度制御式のロードリミッタ装置を備えるベルトリトラクタ - Google Patents

速度制御式のロードリミッタ装置を備えるベルトリトラクタ Download PDF

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Description

本発明は、請求項1の前提項の構成要件を有する、速度制御式のロードリミッタ装置を備えるベルトリトラクタに関する。
たとえば本件出願人により作成された特許文献1より、ベルトリトラクタのフレームに配置された振動するべき複数の質量体を有する、ベルトリトラクタのための速度制御式のロードリミッタ装置が公知である。これらの質量体はリトラクタのフレームに回転可能に支承されており、力制限式のシートベルト引出し中に2つの歯によって、ベルトシャフトと結合された噛合いリングへ交互に係合する。全体としてこのベルトリトラクタは、リトラクタフレームに配置された振動をする質量体に基づき、製造に関して高いコストがかかり高価である。さらにこのベルトリトラクタは、振動をする質量体に基づき、比較的広い設計スペースを必要とする。
同じく本件出願人により作成された特許文献2には、これと同一の物理的な原理に基づいて作動する改良されたロードリミッタ装置が記載されており、このロードリミッタ装置では、2つの噛み合う部品が力制限式に互いに動かされ、これらの部品のうち一方は波形の送り運動を行い、この送り運動の際に、噛合い部が係合と係合解消を交互に行う。波形の送り運動を行う部品によって、振動をする質量体が置き換えられており、それにより、同文献に記載されたロードリミッタ装置ははるかに少ない設計スペースしか必要とせず、大幅に簡素な構造を有している。1つの実施例では、波形の送り運動を行う部品は、ベルトシャフトと摩擦接合式に結合された歯付きディスクによって具体化される。
さらに特許文献3より、速度制御式のロードリミッタ装置を備えたベルトリトラクタが公知であり、このベルトリトラクタでは、ロードリミッタ装置は作動のために1つの部分でベルトリトラクタのフレームに固定されるとともに、別の部分ではベルトシャフトに連結されている。ロードリミッタ装置をベルトシャフトに連結可能である部分は、回転可能な歯付きリングとして構成されており、ベルトシャフトに支承されたロック爪がこれに係合するように制御される。力制限式のベルト引出し運動中に、歯付きリングから軸方向のフィンガを介して歯付き振動板へトルクが導入され、この振動板は、横方向を向く振動運動が重ね合わされた回転運動をするように駆動され、その際に、ベルトリトラクタのフレームに設けられた歯との係合と係合解除を交互に行う。このような回転運動中に、振動板は周期的に加速と減速を行い、それによって力制限の基礎となるエネルギーの消滅が引き起こされる。この実施形態の欠点は、ロック装置が作動したときに、歯付きリングが、係合するように制御されるべきロック爪に対して特定のアライメントを有していなければならないという点に見ることができ、それはロック爪が、歯付きリングの歯の先端部で、見かけ上のロックをされないようにするためである。したがってロック爪の係合制御運動は、歯付きリングのアライメントに対して同期して行われなくてはならず、このことは、歯付きリングそのものがアライメントに関してリトラクタフレームへの組み付けによって規定されるという意味で、問題となる場合がある。そのため歯付きリングのアライメントは、歯付きリング自体の製造公差およびリトラクタフレームへの取付個所の製造公差に基づき、ある程度の回避できない許容差を有しており、それがロック爪の運動の同期化を難しくする。
国際公開第2006/108451A1号パンフレット ドイツ特許出願第102008049931.5号明細書 ドイツ特許出願公開第102009010435A1号明細書
本発明の課題は、速度制御式のロードリミッタ装置を備える、従来のものに代わる低コストでコンパクトなベルトリトラクタを提供することにある。
この課題は本発明によると、請求項1の構成要件を有するベルトリトラクタによって解決される。本発明のその他の好ましい実施形態は、従属請求項、図面、およびこれに対応する説明から明らかとなる。
本発明では課題を解決するために、請求項1に記載されているように、ベルトシャフトが少なくとも第1および第2の部分を有する2部分で構成されており、シートベルトは第1の部分に巻付け可能であり、ベルトシャフトの第2の部分はロック装置が制御されたときにリトラクタフレームに対してロック可能であり、これらの互いに可動の各部分はそれぞれベルトシャフトの異なる部分に割り当てられることが提案される。このようにベルトシャフトはロードリミッタ装置とともに、低コストに組み立てることができるユニットを形成し、ベルトリトラクタのその他の構成要素は、従来のベルトリトラクタから設計上の変更を行うことなく、低コストに引き継ぐことができる。2部分からなるベルトシャフトの構成に基づき、および、ベルトシャフトの各部分に対するロードリミッタ装置の各部分の提案される割当てに基づき、ロードリミッタ装置は、ベルトシャフトがロックされたとき自動的に、シートベルトと車両固定されたリトラクタフレームとの間で力が流れる状態になっているので、事前設定されたベルト引出し力を超過するとロードリミッタ装置が自動的に作動し、それ以後、ベルト引出し運動が速度制御式のロードリミッタ装置によって制御されることになる。さらに、ロードリミッタ装置の各部分は相互に、およびロック装置を含めたベルトシャフトの各部分に対して、任意のアライメントで配置することができ、そのために、ロック爪の係合制御運動に必要な場合がある同期化の欠点が生じることがあり得ない。
次に、好ましい実施形態を用いて添付の図面を参照しながら、本発明について説明する。図面は次のものを示している:
ベルトテンショナを備えるベルトリトラクタである。 ロードリミッタ装置を備えるベルトシャフトである。 ロードリミッタ装置を備える2部分からなるベルトシャフトを示す、第1の図で示す分解図である。 ロードリミッタ装置を備える2部分からなるベルトシャフトを示す、第3の図で示す分解図である。 ロードリミッタ装置を備える2部分からなるベルトシャフトを個別部品で示す図である。 ロードリミッタ装置を備えるベルトリトラクタを第1の実施形態で示す断面図である。 別案のロードリミッタ装置を組立前の状態で示す分解図である。 リトラクタフレームおよびこれに配置された、ロードリミッタ装置を備えるベルトシャフトの部分である。 図8のリトラクタフレームを、側方で挿入されたベルトシャフトの第2の部分とともに示す図である。 ロードリミッタ装置を備えるベルトリトラクタを2通りの実施形態で示す断面図である。 軸方向の歯が刻設されたリトラクタフレームを示す第1の図である。 軸方向の歯が刻設されたリトラクタフレームを示す第2の図である。
図1には、リトラクタフレーム3と、リトラクタフレーム3の側方に配置されたベルトテンショナ102と、リトラクタフレーム3の向かい合う側に配置されたコイルスプリングカセットとを備える、本発明によるベルトリトラクタ100を見ることができる。リトラクタフレーム3は、図6にも見られるように、向かい合う2つの脚部3aおよび3bを有するU字型に構成されており、車両にベルトリトラクタ100を取り付ける役目を果たすだけでなく、本例では2部分からなるベルトシャフト1を支承する役目も果たす。
ベルトシャフト1は、第1の部分1aおよび第2の部分1bを有する2部分で構成されており、これらの部分が速度制御式のロードリミッタ装置4を介して互いに結合されている。ベルトシャフト1の第1の部分1aにはシートベルト101が巻き取られており、このシートベルトは、スプリングカセット103に配置されたコイルスプリングのばね力に抗して、矢印方向Aへ引出し可能である。ベルトシャフト1の第2の部分1bは、事前設定されたシートベルト引出し加速度または車両減速を超過したときに、ロック爪の形態のロック装置19を介して、リトラクタフレーム3に対して、およびそれに伴って車両に対してロック可能であり、それにより、シートベルト引出しはそれ以後、ロードリミッタ装置4の作動のもとでのみ可能となる。
ロードリミッタ装置4は、第1の中央の開口部25と、これに対して同心的に配置された直径の大きい第2のリング状の開口部26とを備える、予備組立されたモジュールとして構成されており、第1および第2の開口部25および26はいずれも異形断面部15および18を備えており、その様子は図4に見ることができる。
ベルトシャフト1の第1の部分1aはシートベルト101を巻き取るために設けられており、同じく異形断面部31を備える、軸方向を向いた円筒状の延長部23を有している。ベルトシャフト1の第2の部分1bは、外側の異形断面部32を備える円環状の延長部17を有しており、この延長部には半径方向内側に切欠き28が設けられており、この切欠きは、ベルトシャフト1の第1の部分1bにある延長部23よりもわずかに大きい(図5参照)。異形断面部31および15および32および18は、それぞれ対をなして同一に成形されており、多重歯の異形断面部として構成されているのが好ましい。
ロードリミッタ装置4そのものは、外側縁部に軸方向を向く付加部9を備えるとともに中央の開口部25に環状のフランジ33を備える環状のディスクの第1の部分6を含んでいる。この部分6は、付加部9とフランジ33およびこれに設けられた異形断面部15をいずれも一緒に製作することができる、切削加工でない成形法で、たとえば打抜き法で製作されるのが好ましい。さらにロードリミッタ装置4は、同じく中央の開口部を備える環状のディスクとして構成され、規則的に間隔をおいて配置された複数の半径方向の延長部10を外側縁部に有する、第2の部分7を含んでいる。半径方向の延長部10は、幅と間隔に関して、部分6の軸方向を向くそれぞれの付加部9の間にちょうど嵌合するように設計されている。
さらにロードリミッタ装置4は、軸方向を向く2種類の歯11および13と、半径方向内側を向く歯34とを備える、環状ディスクの形態の部分5を含んでいる。歯11は、図6に見ることができる、部分6に設けられた向かい合う歯12と係合するように成形されている。さらに、異形断面部18を備える直径の大きい中央の開口部26を半径方向内側に形成し、外側に歯35を備える連行体8が設けられている。ロードリミッタ装置4はさらに別の部材として、波形のばねリング22と、止めリング24とを含んでいる。
ロードリミッタ装置4は予備組立ステップで、モジュールとして次のように組み立てられる。まず最初に、部分5、ばねリング22、および連行体8が、この順番で部分6に挿入され、このとき連行体8は歯35によって、部分5との回転不能な結合のために歯34に嵌め込まれる。次いで、部分7が半径方向の延長部10によって、部分6との回転不能な結合のために、それぞれの付加部9の間に差し込まれ、最終的に止めリング24によって固定され、そのために止めリングは、付加部9の半径方向内側に位置する対応する溝16に係合する。それにより、ばねリング22は一方の側で部分7に支持され、部分5を部分6に向かって押圧し、その結果、歯11および12はロードリミッタ装置4の作動前に係合する。
このように予備組立されたロードリミッタ装置4を、図3と図4に、ベルトシャフト1の第1および第2の部分1aおよび1bとともに、異なる視線方向から見ることができる。
ベルトリトラクタ100の組立時には、ロードリミッタ装置4が連行体8の開口部26によって、ベルトシャフト1の第2の部分1bの延長部17に外嵌され、それにより、異形断面部18および32が係合し、ベルトシャフト1の第2の部分1b、連行体8、および部分5の間で回転不能な結合が成立する。ロードリミッタ装置4の外嵌運動を制限するために、延長部17がストッパ30により制限され、連行体8と部分7が最終位置のときにそれぞれの端面でこのストッパに当接する。そして、ベルトシャフト1の第2の部分1bとロードリミッタ装置4とからなるユニットが、リトラクタフレーム3の脚部3aの開口部へ差し込まれ、その様子は図8に見ることができる。次いで、ベルトシャフト1の第2の部分1aが、脚部3bに設けられた第2の開口部に差し込まれ、延長部23によって部分6の開口部25に押し込まれ、それにより、互いに噛み合う異形断面部31および15が、引き続いて部分6とベルトシャフト1の部分1bとの間の回転不能な結合を形成し、引き続いてロードリミッタ装置4が、リトラクタフレーム3の脚部3aおよび3bの間に配置される。
ベルトシャフト1の第2の部分1bにある切欠き28は、第1の部分1aにある延長部23よりも大きく寸法決めされているので、延長部23と切欠き28の内壁との間には間隙が存在しており、部分6のフランジ33がこの間隙に配置されている。ベルトシャフト1の第1の部分1aが押し込まれるとき、切欠き28の内壁が受け部として作用することができ、その結果、異形断面部31および15はいかなる場合でも嵌合式に係合するように押圧される。
ベルトシャフト1の第1の部分1aが押し込まれた後、第1の部分1aは部分6および7とともに、および部分1bは連行体8および部分5とともに、それぞれ回転不能な結合を形成する。したがって、ロック装置が制御されてベルトシャフト1の第2の部分1bが車両固定式にロックされた場合、連行体8と部分5は回転不能な結合に基づき、やはり車両固定式にロックされると見なすことができる。第2の部分1bがロックされたまま、ベルト引出し力が、ロードリミッタ装置4により規定される特定の閾値を超過すると、部分6が部分5に対して回転することによって、ベルトシャフト1の第1の部分1bは引出し方向へ回転することができ、このとき部分5は力を制限する波形の振動運動を行い、その間に、歯11および12および13が対をなして係合と係合解除を交互に行う。それにより、部分5および6ないし7は互いに相対運動を行い、その間に部分5,6および7は減速と加速を交互に受ける。このとき部分6および7は、回転運動に対して横方向を向く部分5の振動運動によって制御される純粋な回転運動を行う。そのために部分5は歯34により、連行体8の歯35の上でわずかに横向きに変位可能なように配置されており、その結果、横方向を向く振動運動を行うことができるようになっている。
ロードリミッタ装置4、および特に歯11および12および13および14の係合領域と部分5それ自体は、切欠き28に係合する延長部23によって形成される、両方の部分1aおよび1bの重なり合い領域に配置されており、その結果、ロードリミッタ装置4および特に部分5,6および7は、力が作用したときでも機械的に十分に支持されており、ロードリミッタ装置4の作動中にも互いの相対的な位置が維持される。互いに固定的に結合された部分6および7は、部分5が中で振動運動を行う中空スペースを形成しており、さらには、ばねリング22を支持する役目をし、歯11および12に作用する軸方向力を受け止める役目をする、固定的な結合部を形成しているので、ベルトシャフト1の部分1aおよび1bの間で作用する軸方向力が大幅に低減され、その結果、ベルトシャフト1それ自体はロードリミッタ装置4が作動しているときでも形状安定的であり、部分1aおよび1bが押し離されることがない。
ベルトシャフト1の第2の部分1bのロックは、図6の実施例では、ベルト引出し方向でリトラクタフレーム3に固定されたテンショナ駆動輪20の内歯21へのロック装置の係合によって行われる。図10には、リトラクタフレーム3の脚部3aの開口部の歯36にロック装置19が直接ロックされる、本発明の別案の実施形態を見ることができる。
ばねリング22は、ベルトリトラクタ1の回転軸からの力作用線の距離Dとの積(FF×D)に関して、最大限生じるベルト引出し力FGと、ベルトシャフト1の軸受個所との距離L1、L2との積(FG×Li)よりも大きいばね力FFを、係合している部分5および6に対して及ぼすように設計されているのが好ましい。このとき生じるベルト引出し力FGの作用線は、軸受個所のそれぞれの距離に対して中心に想定されており、その結果、LiはL2に等しくなっている。ばねリング22の提案される設計により、ベルトシャフト1の撓曲、ないしベルトシャフト1の部分1aおよび1bの相互の傾動を低減することができ、もしくは全面的に回避することができる。
図7には、部分7が窓37を有しており、これらの窓によって部分7が部分6の付加部9に嵌め込まれる、本発明の若干改変された実施形態を見ることができる。
ここで本発明の成果のために重要なのは、部分6および7の回転運動のために、およびベルトシャフト1の第1の部分1aの回転運動のために、横方向を向く振動運動を行う部分5と、横方向運動のない回転運動を行う部分6および7とが、力制限式の運動を相互に行うべき、ベルトシャフト1の異なる部分1aおよび1bにそれぞれ割り当てられていることである。それによりロードリミッタ装置4は、ベルトシャフト1の部分1aおよび1bの間の力の流れで直接的に作用し、ベルトリトラクタ100のその他の部分は、従来式のベルトリトラクタから変更なく引き継ぐことができる。特にロック装置19は、従来式の原理に基づき、ハウジング固定された歯にロックすることができるので、ロードリミッタ装置4の提案される構造により、ロック装置19の同期化に関わる問題が発生することがない。
予備組立されたモジュールとしてのロードリミッタ装置4は、ベルトリトラクタ100の組立のときに組付け可能なので、ロードリミッタ装置をユニットとして外部の製造工場で予備組立し、モジュールとしてすでに納入しておくことができる。さらに、予備組立されたロードリミッタ装置4により、組立プロセスをそれ自体として簡素化することができる。ベルトリトラクタ100の組立プロセス中に、ロードリミッタ装置4の個別部品を取り扱わなくてよくなるからである。さらに、ロードリミッタ装置4の機能性や力制限特性をベルトリトラクタ100への組付けの前に、外部の検査装置で、少なくとも抜き取り検査として検査することができる。
さらに、脚部3aおよび3bの間へのロードリミッタ装置4の配置によって、ロードリミッタ装置4の力が脚部3aおよび3bの間で発生して作用するので、ベルトシャフト1およびこれに配置されたロードリミッタ装置4が、機械的に特別に良好に支持されるという利点が得られる。さらに、ロードリミッタ装置4の提案される配置によって、ベルトシャフト1のそれぞれの軸受個所の間の軸受間隔をできる限り広く設計することができるので、ベルトシャフト1が通常の使用時にも、ベルトリトラクタ100のコンパクトな設計形態で、非常に安定的に支承される。
さらに、ロードリミッタ装置4に中央の開口部25が構成されており、この開口部によってロードリミッタ装置がベルトシャフト1の両方の部分1aおよび1bに対して同軸に配置されることにより、ベルトリトラクタ100のコンパクトな設計形態を実現することができ、開口部25の中へ突入するベルトシャフト1の部分1aおよび1bは、それによって追加的に機械的にそれぞれの結合部で安定的に保持される。ロードリミッタ装置4がベルトシャフト1を半径方向外側で取り囲むので、従来式のベルトシャフトと比べたとき、必要に応じて直径を追加的にいっそう縮小することができる。
さらにロードリミッタ装置4は、両方の同心的な開口部25および26により、非常に簡単かつコンパクトにベルトシャフト1の両方の部分1aおよび1bに連結することができる。さらにロードリミッタ装置4は、開口部25および26と部分5,6および7の同心的な配置によって、ベルトシャフト1の回転軸に対しても、および力制限式の回転運動を行う第1の部分1aの回転軸に対しても、同心的に配置することができるので、第1の部分1aの回転運動をロードリミッタ装置4によって直接的に緩衝することができ、運動経過を伝達するその他の部品を必要とすることがない。
図11と図12には、歯14が脚部3aの一体化された構成要素である、すなわち脚部3aと一体的に構成されていると見なすことができる、本発明の別の好ましい実施例を見ることができる。このことは、たとえば脚部3aに接着またはプレスされた付属部品の形態で具体化されていてよく、それにより、この付属部品が脚部3aとともに固定的なユニットを形成することになる。
別案として歯14は、図示した実施例で該当するように、脚部3aにロール加工された、または型押しによって刻設された刻印によって、すなわち規則的かつ等間隔に配置された凹部によって、形成されていてもよい。
さらに、歯14は押抜きされていてもよく、すなわち打抜きのときに一緒に製作することができる、規則的かつ等間隔に配置された切欠きによって具体化されていてもよい。
提案されるこの実施形態の利点は、部品数が少なくなるので、製造費用を全体として抑えることができるという点に見ることができる。さらにこの実施形態は、歯14を備える脚部3aのいっそう背の低い設計形態を可能にし、それによってベルトリトラクタの剛性が向上するとともに、脚部3aの壁厚をいっそう小さく設計することができる。それにより、全体としてベルトリトラクタがいっそう簡素で低コストになる。

Claims (15)

  1. シートベルト(101)の荷重制限された引出しを可能にするための速度制御式のロードリミッタ装置(4)を備えるベルトリトラクタ(100)であって、
    リトラクタフレーム(3)に回転可能に支承されたベルトシャフト(1)と、
    シートベルト引出し加速度および/または車両減速の所定の値を超過したときに前記ベルトシャフト(1)をベルト引出し方向において前記リトラクタフレーム(3)に対してロックするためのロック装置(19)と、
    前記ロードリミッタ装置(4)が作動したときに相対的に可動の第1の部材(5)及び第2の部材(6,7)とを有し
    前記第1の部材(5)は前記ベルトシャフトの軸方向の振動運動を行い、前記第2の部材(6,7)は前記ベルトシャフトを軸とした回転運動を行う構造であり、
    前記リトラクタフレーム(3)は互いに向かい合う2つの脚部(3a,3b)を有するU字型に構成されており、前記ロードリミッタ装置(4)は前記2つの脚部(3a,3b)の間に配置され、
    前記第1の部材(5)及び前記第2の部材(6,7)の少なくとも一部には歯(11,12,13,14)が設けられこれらの歯(11,12,13,14)によって前記第1及び第2の部材(5,6,7)は相対運動中に係合と係合解除を交互に行い得るように構成されたベルトリトラクタにおいて、
    前記ベルトシャフト(1)は、第1および第2の部分(1a,1b)を有し、これら第1及び第2の部分(1a,1b)が前記ロードリミッタ装置(4)を介して互いに結合されており
    前記シートベルト(101)は、前記ベルトシャフト(1)の前記第1の部分(1a)に巻取り可能であり、前記ベルトシャフト(1)の前記第2の部分(1b)は前記ロック装置(19)作動したときに前記リトラクタフレーム(3)に対してロック可能であり、
    前記第1の部材(5)と前記第2の部材)は、前記ベルトシャフト(1)のそれぞれ異なる前記部分(1a,1b)に配置されていることを特徴とするベルトリトラクタ。
  2. 少なくとも1つの前記歯(14)は、前記第2の部材(7)に代えて前記脚部(3a,3b)の一方(3a)に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載のベルトリトラクタ(100)。
  3. 前記歯(14)は、前記脚部(3a)に押し込まれた、もしくは接着された、または付属部品として焼結されて前記脚部(3a)に嵌合式に接着された、付属部品に配置されていることを特徴とする、請求項2に記載のベルトリトラクタ(100)。
  4. 前記歯(14)は型押しによって前記脚部(3a)に形成されていることを特徴とする、請求項2に記載のベルトリトラクタ(100)。
  5. 前記歯(14)は等間隔に配置された切欠きによって構成されていることを特徴とする、請求項2に記載のベルトリトラクタ(100)。
  6. 前記ロードリミッタ装置(4)は中央の開口部(25)を有する環状に構成されており、前記ベルトシャフト(1)の前記両方の部分(1a,1b)と同軸に配置されていることを特徴とする、請求項1乃至5の何れか一項に記載のベルトリトラクタ(100)。
  7. 前記ベルトシャフト(1)の前記両方の部分(1a,1b)は前記ベルトシャフト(1)の回転軸の方向で区域的に重なり合っており、前記ロードリミッタ装置(4)は前記両方の部分(1a,1b)の重なり合いによって定義される区域に配置されていることを特徴とする、請求項1乃至6の何れか一項に記載のベルトリトラクタ(100)。
  8. 前記ベルトシャフト(1)の前記両方の部分(1a,1b)は前記ベルトシャフト(1)の回転軸方向で区域的に重なり合っており、前記ロードリミッタ装置(4)の1つの部分(6)は1つの区域で、前記部分(1a,1b)の重なり合うそれぞれの区域の間に創出される自由空間へ突入するとともに、前記重なり合いの領域で前記ベルトシャフト(1)の前記部分(1a,1b)のうちの一方に前記シートベルト(101)の引張方向で回転不能に配置されていることを特徴とする、請求項1乃至7の何れか一項に記載のベルトリトラクタ(100)。
  9. 互いに可動の前記部分(5,6,7)の間にはばね(22)が設けられており、該ばねは、前記ベルトシャフト(1)の回転軸までの距離(D)との積に関して、前記ベルトシャフト(1)の支承部までの距離(L1,L2)との積で生じる前記シートベルト(101)を介して及ぼされる引張力(FG)よりも大きいトルクを及ぼすばね力(FF)によって、前記部分(5,6,7)が前記ばね(22)により係合領域で初期応力をかけられるように設計されていることを特徴とする、請求項1乃至8の何れか一項に記載のベルトリトラクタ(100)。
  10. 前記ロードリミッタ装置(4)は予備組立されたモジュールとして前記ベルトリトラクタ(100)に取付可能であることを特徴とする、請求項1乃至9の何れか一項に記載のベルトリトラクタ(100)。
  11. 前記ロードリミッタ装置(4)は第1および第2の開口部(25,26)を有しており、該開口部によって前記ロードリミッタ装置(4)は前記ベルトシャフト(1)のそれぞれ1つの前記部分(1a,1b)で回転不能に固定可能であることを特徴とする、請求項1乃至10の何れか一項に記載のベルトリトラクタ(100)。
  12. 前記開口部(25,26)は円形に構成されており、互いに同心的に配置されていることを特徴とする、請求項12に記載のベルトリトラクタ(100)。
  13. 前記ロードリミッタ装置(4)の互いに可動の前記部分(5,6,7)は、固定的なユニットを形成し、中空スペース(27)を互いの間で取り囲む2つのディスクと、前記中空スペース(27)に配置された、前記2つのディスクに対して可動の第3のディスクとによって構成されていることを特徴とする、請求項1乃至12の何れか一項に記載のベルトリトラクタ(100)。
  14. 前記中空スペース(27)は、前記第1のディスクがその外側縁部に軸方向を向く1つまたは複数の付加部(9)を備えるとともに、前記第2のディスクが1つまたは複数の半径方向の延長部(10)を備えており、該延長部によって前記第2のディスクが前記第1のディスクに対して平行に間隔をおいた配置で軸方向を向く前記付加部(9)に回転不能に固定されることによって形成されていることを特徴とする、請求項13に記載のベルトリトラクタ(100)。
  15. 前記ベルトシャフト(1)の一方の前記部分(1a)は延長部(23)によって前記ベルトシャフト(1)の他方の前記部分(1b)の切欠き(28)に係合し、前記延長部(23)は前記切欠き(28)よりも小さく寸法決めされており、それにより、前記ベルトシャフト(1)のそれぞれの前記部分(1a,1b)の間には間隙が形成されており、前記延長部(23)に回転不能に固定されている前記ロードリミッタ装置(4)の前記部分(6,7)が該間隙に突入することを特徴とする、請求項1乃至14の何れか一項に記載のベルトリトラクタ(100)。
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